JP2004525557A - 同軸ケーブルによるCableRANネットワーキング - Google Patents
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Abstract
遠隔地から加入者の建物に隣接する地点まで延長され、分離周波数帯域によって分離された個々の周波数スペクトルに沿って反対方向にトラフィックを搬送する少なくとも1本の双方向同軸ケーブルと、加入者の建物に隣接する地点から加入者の建物の少なくとも1つのコンセントまで延長され、分離周波数帯域に沿ってトラフィックを搬送する少なくとも1本の双方向同軸ケーブルと、を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
【選択図】図1A
【選択図】図1A
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、同軸ケーブル通信に関し、更に詳しくは、同軸ケーブル通信ネットワークおよび壁面コンセントに関するものである。
【0002】
(同時継続出願に対する参照)
本出願人は、ここに、「CableRAN」という名称の2001年2月13日出願の米国仮特許出願第60/268,610号、「同軸ケーブルによるCableRANネットワーキング(CableRAN Networking Over Coaxial Cables)」という名称の2001年5月18日出願の米国特許出願第09/860,238号、および「同軸ケーブルによるCableRANホームネットワーキング(CableRAN Home Networking Over Coaxial Cables)」という名称の2001年5月18日出願の米国特許出願第09/860,239号の優先権を主張する。
【背景技術】
【0003】
以下の米国特許は、当技術分野の現状を表していると考えられる。
3,836,888;4,413,229;5,343,240;5,440,335;5,796,739;5,805,806;5,822,677;5,822,678;5,845,190;5,896,556;5,917,624;5,963,844;6,081,519
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、改善された双方向同軸ケーブル通信ネットワークおよびそのコンポーネントを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
従って、本発明の好適な実施例に従い、遠隔地から加入者の建物に隣接する地点まで延長され、分離周波数帯域によって分離された個々の周波数スペクトルに沿って反対方向にトラフィックを搬送する少なくとも1本の双方向同軸ケーブルと、加入者の建物に隣接する地点から加入者の建物の少なくとも1つのコンセントまで延長され、分離周波数帯域に沿ってトラフィックを搬送する少なくとも1本の双方向同軸ケーブルと、を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワークが提供される。
【0006】
また、本発明の好適な実施例に従い、遠隔地から加入者の建物に隣接する地点に延長し、反対方向にトラフィックを搬送する少なくとも1つの通信リンクと、加入者の建物に隣接する地点から加入者の建物の少なくとも1つのコンセントまで延長され、第1周波数帯域に沿ってDBSテレビトラフィックを搬送すると共に、第1周波数帯域外の第2周波数帯域に沿ってその他のトラフィックを搬送する少なくとも1本の双方向同軸ケーブルと、を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワークが提供される。
【0007】
更に、本発明の好適な実施例に従い、このコンセントは、少なくとも1本の同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットを含んでいる。
【0008】
加えて、もしくは、この代わりに、このコンセントは、同軸ケーブルにUSB(Universal Serial Bus)アダプタ回路を介して接続された無電源のUSBコンセントを含んでいる。
【0009】
その上に、本発明の好適な実施例に従い、このコンセントは、同軸ケーブルにIEEE1394ファイヤワイヤアダプタ回路を介して接続された無電源のIEEE1394ファイヤワイヤコンセントを含んでいる。
【0010】
加えて、本発明の好適な実施例に従い、この同軸ケーブルはRF信号を搬送する。
【0011】
更にまた、本発明の好適な実施例に従い、このコンセントは、壁面コンセントを含んでいる。
【0012】
更に、本発明の好適な実施例に従い、このネットワークは、同軸ケーブルに接続された赤外線トランシーバをも含んでいる。
【0013】
その上に、本発明の好適な実施例に従い、このネットワークは、同軸ケーブルに接続されたブルートゥーストランシーバをも含んでいる。
【0014】
加えて、本発明の好適な実施例に従い、このネットワークは、同軸ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバをも含んでいる。
【0015】
更にまた、本発明の好適な実施例に従い、分離周波数帯域に沿って搬送されるトラフィックは、VSATトラフィックを含んでいる。
【0016】
更に、本発明の好適な実施例に従い、その他のトラフィックは、広帯域データトラフィックを含んでいる。
【0017】
本発明の更に別の好適な実施例に従い、同軸ケーブルと、この同軸ケーブルに接続された赤外線トランシーバと、を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワークが提供される。
【0018】
更に、本発明の好適な実施例に従い、この同軸ケーブルはRF信号を搬送する。
【0019】
更にまた、本発明の好適な実施例に従い、このネットワークは、同軸ケーブルに接続されたブルートゥーストランシーバをも含んでいる。
【0020】
加えて、本発明の好適な実施例に従い、このネットワークは、同軸ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバをも含んでいる。
【0021】
また、本発明の更なる好適な実施例に従い、同軸ケーブルと、この同軸ケーブルに接続されたブルートゥーストランシーバと、を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワークも提供される。
【0022】
更に、本発明の好適な実施例に従い、この同軸ケーブルはRF信号を搬送する。
【0023】
更に、本発明の好適な実施例に従い、このネットワークは、同軸ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバをも含んでいる。
【0024】
また、本発明の更に別の好適な実施例に従い、同軸ケーブルと、この同軸ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバと、を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワークも提供される。
【0025】
更に、本発明の好適な実施例に従い、この同軸ケーブルはRF信号を搬送する。
【0026】
更に、本発明の好適な実施例に従い、ケーブルと、このケーブルにUSBアダプタ回路を介して接続された無電源のUSBコンセントと、を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワークが提供される。
【0027】
また、本発明の好適な実施例に従い、ケーブルと、この同軸ケーブルにIEEE1394ファイヤワイヤアダプタ回路を介して接続された無電源のIEEE1394ファイヤワイヤコンセントと、を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワークも提供される。
【0028】
更に、本発明の好適な実施例に従い、このケーブルはRF信号を搬送する。
【0029】
更にまた、本発明の好適な実施例に従い、このネットワークは、ケーブルに接続された赤外線トランシーバをも含んでいる。
【0030】
更に、本発明の好適な実施例に従い、このネットワークは、ケーブルに接続されたブルートゥーストランシーバをも含んでいる。
【0031】
その上に、本発明の好適な実施例に従い、このネットワークは、ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバをも含んでいる。
【0032】
本発明のまた更なる好適な実施例に従い、同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットと、同軸ケーブルにUSBアダプタ回路を介して接続された無電源のUSBコンセントと、を含む多機能コンセントが提供される。
【0033】
本発明のまた更なる別の好適な実施例に従い、同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットと、同軸ケーブルにIEEE1394ファイヤワイヤアダプタ回路を介して接続された無電源のIEEE1394ファイヤワイヤコンセントと、を含む多機能コンセントが提供される。
【0034】
本発明のまた更なる別の好適な実施例に従い、少なくとも1本の同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットと、同軸ケーブルにUSBアダプタ回路を介して接続された無電源のUSBコンセントと、を含むコンセントが提供される。
【0035】
本発明のまた更なる別の好適な実施例に従い、少なくとも1本の同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットと、同軸ケーブルにIEEE1394ファイヤワイヤアダプタ回路を介して接続された無電源のIEEE1394ファイヤワイヤコンセントと、を含むコンセントが提供される。
【0036】
本発明の別の好適な実施例に従い、同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットと、同軸ケーブルに接続された赤外線トランシーバと、を含むコンセントが提供される。
【0037】
また、本発明の好適な実施例に従い、同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットと、同軸ケーブルに接続されたブルートゥーストランシーバと、を含むコンセントも提供される。
【0038】
また、本発明の更に別の好適な実施例に従い、同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットと、同軸ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバと、を含むコンセントも提供される。
【0039】
更に、本発明の好適な実施例に従い、この同軸ケーブルはRF信号を搬送する。
【0040】
本発明の好適な実施例に従い、RFトラフィックを搬送する同軸ケーブル配線と、この同軸ケーブル配線に接続された複数のコンセントを含むホームネットワーキングシステムが提供される。
【0041】
更にまた、本発明の好適な実施例に従い、これらのコンセントの中の少なくとも1つは、少なくとも1本の同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットを含んでいる。
【0042】
この代わりに、これらのコンセントの中の少なくとも1つは、同軸ケーブル配線にUSBアダプタ回路を介して接続された無電源のUSBコンセントを含んでいる。
【0043】
更にまた、本発明の好適な実施例に従い、これらのコンセントの中の少なくとも1つは壁面コンセントを含んでいる。
【0044】
加えて、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、同軸ケーブル配線に接続された赤外線トランシーバをも含んでいる。
【0045】
更にまた、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、同軸ケーブル配線に接続された無電源のIEEE1394をも含んでいる。
【0046】
更に、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、同軸ケーブル配線に接続されたブルートゥーストランシーバをも含んでいる。
【0047】
その上に、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、同軸ケーブル配線に接続されたワイヤレスRFトランシーバをも含んでいる。
【0048】
更に、本発明の別の好適な実施例に従い、同軸ケーブルと接続するための少なくとも1つの同軸ケーブルソケットと、同軸ケーブルに接続された少なくとも1つのブルートゥーストランシーバと、を含むホームネットワーキングシステムが提供される。
【0049】
また、本発明の更に別の好適な実施例に従い、同軸ケーブルと接続するための少なくとも1つの同軸ケーブルソケットと、同軸ケーブルに接続された少なくとも1つのワイヤレスRFトランシーバと、を含むホームネットワーキングシステムも提供される。
【0050】
また、本発明の別の好適な実施例に従い、同軸ケーブルと接続するための少なくとも1つの同軸ケーブルソケットと、同軸ケーブルと接続された少なくとも1つの赤外線トランシーバと、を含むホームネットワーキングシステムも提供される。
【0051】
更に、本発明の好適な実施例に従い、この同軸ケーブルはRF信号を搬送する。
【0052】
更に、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、同軸ケーブルに接続された赤外線トランシーバをも含んでいる。
【0053】
更にまた、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、同軸ケーブルに接続されたブルートゥーストランシーバをも含んでいる。
【0054】
加えて、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、同軸ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバをも含んでいる。
【0055】
その上に、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、同軸ケーブルに接続されたIEEE1394トランシーバをも含んでいる。
【0056】
更に、本発明の更に別の好適な実施例に従い、ケーブルと接続するための少なくとも1つのケーブルコネクタと、このケーブルコネクタにUSBアダプタ回路を介して接続された少なくとも1つの無電源のUSBコンセントと、を含むホームネットワーキングシステムが提供される。
【0057】
更に、本発明の別の好適な実施例に従い、ケーブルと接続するための少なくとも1つのケーブルコネクタと、このケーブルコネクタに接続された少なくとも1つの赤外線トランシーバと、を含むホームネットワーキングシステムが提供される。
【0058】
本発明のまた更なる実施例に従い、ケーブルと接続するための少なくとも1つのケーブルコネクタと、このケーブルコネクタに接続された少なくとも1つのブルートゥーストランシーバと、を含むホームネットワーキングシステムが提供される。
【0059】
更に、本発明の更に別の好適な実施例に従い、ケーブルと接続するための少なくとも1つのケーブルコネクタと、このケーブルコネクタに接続された少なくとも1つのIEEE1394トランシーバと、を含むホームネットワーキングシステムが提供される。
【0060】
更に、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムケーブルコネクタはRF信号を搬送する。
【0061】
更にまた、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、ケーブルコネクタに接続された赤外線トランシーバをも含んでいる。
【0062】
加えて、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、ケーブルコネクタに接続されたブルートゥーストランシーバをも含んでいる。
【0063】
その上に、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、ケーブルコネクタに接続されたワイヤレスRFトランシーバをも含んでいる。
【0064】
更に、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、ケーブルコネクタに接続されたIEEE1394トランシーバをも含んでいる。
【0065】
尚、本出願において使用する「ワイヤレスRF」という用語は、IEEE802.11規格を指し、通常、IEEE802.11A及びIEEE802.11B規格を含んでいることが好ましい。
本発明は、以下の添付の図面との関連で本明細書の詳細な説明を参照することによって明らかとなり、十分に理解されよう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0066】
まず、図1Aを参照すれば、本発明の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な双方向同軸ケーブル通信ネットワークおよびコンポーネントが示されている。図1Aに示されているように、ヘッドエンド(図示せず)などの遠隔地から加入者の建物に隣接する地点(参照符号12によって示されているもの)まで延長され、分離周波数帯域によって分離された個々の周波数スペクトルに沿って反対方向にトラフィックを搬送する少なくとも1本の双方向同軸ケーブル10を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワークが提供されている。
【0067】
同軸ケーブル10は、メディアアクセススイッチ(MAS)16から入力を受信する地点12に位置する方向性カプラ14内で終端していることが好ましく、このメディアアクセススイッチの好適な実施例については、図2を参照して後述する。メディアアクセススイッチ16は、方向性カプラ内の適切なタップに接続された同軸双方向リンク18を介して方向性カプラ14に接続され、適切な双方向データリンク20によってデータの供給元および/または供給先に接続されていることが好ましい。
【0068】
好適な方向性カプラ14は、米国のブロンダー・タング社(Blonder−Tongue of the U.S.A.)から市販されているZCWまたはZDC型の方向性カプラである。
【0069】
本発明の好適な実施例に従い、少なくとも1本の双方向同軸ケーブル22が、地点12の方向性カプラ14から加入者の建物の少なくとも1つのコンセント24まで延長され、分離周波数帯域に沿ってトラフィックを搬送する。好適なコンセント24は多機能コンセントであり、この好適な実施例については、図5および6を参照して後述する。
【0070】
図7は、代表的な双方向同軸ケーブル通信の周波数スペクトルを示している。通常、5〜42MHzおよび55〜860MHzの帯域が個々のアップストリームおよびダウンストリーム方向の従来の同軸ケーブル通信に利用されていることがわかる。本発明の好適な実施例に従い、変調器206および増幅器210(図2)から、ならびに増幅器212および復調器208(図2)に対して、それぞれ情報を搬送するべく、追加のアップストリーム帯域26および追加のダウンストリーム帯域28を設けている。加えて、もしくは、この代わりに、0〜5MHzおよび860MHzを上回る領域に、更なるアップストリームおよびダウンストリーム帯域を設けることも可能である。なお、このネットワークシステムは、従来から使用されている5〜150MHzの周波数においても動作することを理解されたい。
【0071】
本発明の好適な実施例に従い、加入者の建物の内部において、このネットワークにより、ホームネットワーキングシステムが提供され、少なくとも1本の同軸ケーブル22がコンセント24などの同軸ケーブル22に接続された複数のコンセントにRFトラフィックを搬送する。
【0072】
次に図1Bを参照すれば、本発明の別の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な双方向同軸ケーブル通信ネットワークおよびコンポーネントが示されている。図1Bに示されているように、衛星放送受信ディッシュ31(DBS衛星放送システムの一部を形成していることが好ましい)から加入者の建物に隣接する地点(参照符号32によって示されているもの)まで延長される少なくとも1本の同軸ケーブル30を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワークが提供されている。
【0073】
ケーブル30は、メディアアクセススイッチ(MAS)36から入力を受信する地点32に位置する方向性カプラ34内で終端していることが好ましく、このメディアアクセススイッチの好適な実施例については、図2を参照して後述する。メディアアクセススイッチ36は、方向性カプラ内の適切なタップに接続された同軸双方向リンク38を介して方向性カプラに接続され、適切な双方向データリンク40によってデータの供給元および/または供給先に接続されていることが好ましい。
【0074】
好適なデータカプラ34は、米国のブロンダー・タング社(Blonder−Tongue of the U.S.A.)から市販されているZCWまたはZDC型の方向性カプラである。
【0075】
本発明の好適な実施例に従い、少なくとも1本の双方向同軸ケーブル42が、地点32の方向性カプラ34から加入者の建物の少なくとも1つのコンセント44まで延長され、分離周波数帯域に沿ってトラフィックを搬送する。好適なコンセント44は多機能コンセントであり、この好適な実施例については、図5および6を参照して後述する。
【0076】
本発明の好適な実施例に従い、加入者の建物の内部において、このネットワークにより、ホームネットワーキングシステムが提供され、少なくとも1本の同軸ケーブル42が、コンセント44などの同軸ケーブル42に接続されている複数のコンセントにRFトラフィックを搬送する。
【0077】
次に図1Cを参照すれば、本発明の更に別の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な双方向同軸ケーブル通信ネットワークおよびコンポーネントが示されている。図1Cに示されているように、VSATディッシュ、LMDS CPE、またはその他の適切な端末などの無線データリンク端末51から加入者の建物に隣接する地点(参照符号52によって示されているもの)まで延長される少なくとも1本の同軸ケーブル50を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワークが提供されている。
【0078】
ケーブル50は、地点52に位置するメディアアクセススイッチ(MAS)56内で終端していることが好ましく、このメディアアクセススイッチの好適な実施例については、図2を参照して後述する。メディアアクセススイッチ56は、加入者の建物の少なくとも1つのコンセント64まで延長される少なくとも1本の双方向同軸ケーブル62に接続されていることが好ましい。好適なコンセント64は多機能コンセントであり、この好適な実施例については、図5および6を参照して後述する。
【0079】
本発明の好適な実施例に従い、加入者の建物の内部において、このネットワークにより、ホームネットワーキングシステムが提供され、少なくとも1本の同軸ケーブル62が、コンセント64などの同軸ケーブル62に接続された複数のコンセントにRFトラフィックを搬送する。
【0080】
次に図1Dを参照すれば、本発明の更に別の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な双方向同軸ケーブル通信ネットワークおよびコンポーネントが示されている。図1Dに示されているように、FTTC(Fiber To The Curb)端末、DSL(Digital Subscriber Loop) CPE、E1/T1モデム、またはケーブルモデルなどのデータリンク端末71から加入者の建物に隣接する地点(参照符号72によって示されているもの)まで延長される少なくとも1本の双方向データケーブル70を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワークが提供されている。
【0081】
ケーブル70は、地点72に位置するメディアアクセススイッチ(MAS)76内で終端していることが好ましく、このメディアアクセススイッチの好適な実施例については、図2を参照して後述する。メディアアクセススイッチ76は、加入者の建物の少なくとも1つのコンセント84まで延長される少なくとも1本の双方向同軸ケーブル82に接続されていることが好ましい。好適なコンセント84は多機能コンセントであり、この好適な実施例については、図5および6を参照して後述する。
【0082】
本発明の好適な実施例に従い、加入者の建物の内部において、このネットワークにより、ホームネットワーキングシステムが提供され、少なくとも1本の同軸ケーブル82が、コンセント84などの同軸ケーブル82に接続された複数のコンセントにRFトラフィックを搬送する。
【0083】
次に図2を参照すれば、本発明の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な、図1A、1B、1Cおよび1Dのネットワークにおいて有用なメディアアクセススイッチの概略的な機能ブロック図が示されている。図2に示されているように、イーサネット(登録商標)やATMデータリンクなどのデータリンク200が、ヘッドエンドやISPスイッチなどの遠隔地から、米国カリフォルニア州サンタクララに所在するスリーコム社(3COM Corporation of Santa Clara, California, U.S.A.)が市販するSUPERSTACK 3 Rハブもしくはスイッチなどのスイッチもしくはハブもしくはルーター202まで延長されている。このデータリンクを介して受信したデータは、スイッチもしくはハブもしくはルーター202を介してMASロジック204に供給され、到来データフローからデータが抽出される。MASロジック204の好適な実施例については、図3を参照して後述する。
【0084】
MASロジック204は、変調器206および復調器208とインターフェイスしており、これらのそれぞれは、適切な増幅器(それぞれ参照符号210および212によって示されているもの)を介して、図1Aおよび1Bの実施例における方向性カプラ14または34などの方向性カプラのタップポートに接続されるか、あるいは、図1Cおよび1Dの実施例におけるケーブル62または82などの同軸ケーブルに直接接続されている。
【0085】
次に図3を参照すれば、MASロジック204の概略的な機能ブロック図が示されている。図3に示されているように、MASロジック204は、ブリッジロジック回路300を有しており、このブリッジロジック回路は、ネットワーク管理ロジック回路302およびRF管理ロジック回路304に接続されている。スイッチ202(図2)から受信したデータは、通常、ブリッジロジック300によって分析される。そして、データのネットワーク管理に関係する部分がネットワーク管理ロジック回路302に提供され、データのRF管理に関係する部分がRF管理ロジック回路304に供給される。そして、データは、ブリッジロジック300からRFドライバ306を介して変調器206(図2)に出力される。
【0086】
同様に、復調器208(図2)から受信したデータは、通常、ブリッジロジック回路300によって分析される。そして、データのネットワーク管理に関係する部分がネットワーク管理ロジック回路302に提供され、データのRF管理に関係する部分がRF管理ロジック回路304に提供される。そして、データは、ブリッジロジック300からスイッチ202(図2)に出力される。
【0087】
ネットワーク管理ロジック回路302は、このシステム内の制御および状況報告を処理しており、通常、標準的なSNMPプロトコルによって動作することが好ましい。この回路302は、前述のようにスイッチ202から受信したものなどのパケットをデコードし、それらに格納されている情報に基づいて処理を実行するべく動作する。また、ネットワーク管理ロジック回路302は、情報を収集し様々なコンセントを構築するべく動作する。
【0088】
次に、MASロジック回路204の動作の詳細について、図4A〜4Dに示されているフローチャートを参照して説明する。図4Aに示されているように、ブリッジロジック回路300は、スイッチ202(図2)からパケットを受信すると、パケットの宛先アドレス(DA)を分析する。そして、宛先アドレスがブロードキャストアドレスの場合には、そのパケットは、ネットワーク管理ロジック302(図3)およびRFドライバ306(図3)に供給される。
【0089】
宛先アドレスがブリッジアドレスの場合には、そのパケットは、ネットワーク管理ロジック回路302(図3)にのみ供給される。
【0090】
宛先アドレスが、ブリッジアドレスおよびブロードキャストアドレス以外の場合には、そのパケットは、RFドライバ306にのみ供給される。
【0091】
図4Bに示されているように、ブリッジロジック回路300は、ネットワーク管理ロジック302(図3)からパケットを受信すると、パケットの宛先アドレス(DA)を分析する。そして、宛先アドレスがブロードキャストアドレスの場合には、そのパケットは、スイッチ202(図2)およびRFドライバ306に供給される。
【0092】
宛先アドレスがコンセントアドレスの場合には、そのパケットは、RFドライバ306にのみ供給される。
【0093】
宛先アドレスが、ブロードキャストアドレスでもなく、コンセントアドレスでもない場合には、そのパケットは、スイッチ202にのみ供給される。
【0094】
図4Cに示されているように、ブリッジロジック回路300がRF管理ロジック304(図3)からパケットを受信した場合には、そのパケットは、RFドライバ306にのみ供給される。
【0095】
図4Dに示されているように、ブリッジロジック300がRFドライバ306からデータを受信し、そのデータがRF制御ヘッダを有している場合には、そのデータは、RF管理ロジック304(図3)に転送される。RF制御ヘッダを有していない場合には、その受信データからパケットが抽出され、パケットの宛先アドレス(DA)が分析される。そして、宛先アドレスがブロードキャストアドレスの場合には、そのパケットは、ネットワーク管理ロジック302(図3)、スイッチ202(図2)、およびRFドライバ306に供給される。
【0096】
宛先アドレスがブリッジアドレスの場合には、そのパケットは、ネットワーク管理ロジック回路302にのみ供給される。
【0097】
宛先アドレスがコンセントアドレスの場合には、そのパケットは、RFドライバ306にのみ供給される。
【0098】
宛先アドレスが、ブロードキャストアドレスでもなく、コンセントアドレスでもない場合には、そのパケットは、スイッチ202にのみ供給される。
【0099】
次に、図5を参照すれば、本発明の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な、図1A〜1Dのネットワークにおいて有用な多機能コンセント520が示されている。コンセント520は、壁の内部に封入されたり、あるいは、そのベースボードに沿って延長される同軸ケーブル522に接続されていることが好ましい。このコンセント内の回路523(この好適な実施例は図6に示されている)により、同軸ケーブル522が1つもしくは複数のコネクタもしくはインターフェイスに接続されており、これらのコネクタやインターフェイスには、通常、テレビの同軸ケーブルソケット524、ブルートゥースインターフェイス525、ワイヤレスRFインターフェイス526、USB(Universal Serial Bus)もしくはUSB/2コネクタ527、IEEE1394ファイヤワイヤ529、および拡散IRインターフェイスなどのIRインターフェイス528、が含まれる。
【0100】
次に図6を参照すれば、コンセント回路(図5)の好適な実施例の概略図が示されている。方向性カプラ600は、そのOUTポートが同軸ケーブル522(図5)に接続され、そのINポートがテレビ同軸ケーブルソケット524に接続されていることが好ましい。好適な方向性カプラ600は、米国のブロンダー・タング社(Blonder−Tongue of the U.S.A.)から市販されているZCWまたはZDC型の方向性カプラである。
【0101】
方向性カプラ600のTAPポートは、二股に分岐しており、一対の帯域通過フィルタ602および604に並列に接続されている。これらのフィルタ602および604の通過帯域は、通常、両方向に5〜150MHzである。フィルタ602の出力は、自動利得制御(AGC)回路606およびA/Dコンバータ608を介して復調器610に供給され、その後、データ変換器612に供給されるが、このデータ変換機は、USB、IR、ブルートゥース、IEEE1394ファイヤワイヤ、およびワイヤレスRFに適したそれぞれ適切なフォーマットのパケットに出力をカプセル化するべく動作する。次いで、これら適切なパケットは、ブルートゥースインターフェイス525、ワイヤレスRFインターフェイス526、USBもしくはUSB/2コネクタ527、IEEE1394ファイヤワイヤ529、およびIRインターフェイス528を介して送信される。
【0102】
ブルートゥースインターフェイス525、ワイヤレスRFインターフェイス526、USBもしくはUSB/2コネクタ527、IEEE1394ファイヤワイヤ529、およびIRインターフェイス528を介してデータ変換器612が受信した入力は、データ変換器において、カプセル状態が解除され、変調器614に供給された後に、D/Aコンバータ616、増幅器618、および帯域通過フィルタ604を介して方向性カプラ600のTAPポートに供給される。
【0103】
当業者であれば、本発明が、本明細書で具体的に示し説明した内容によっては限定されないことを理解するであろう。即ち、前述の様々な特徴のコンビネーションおよびサブコンビネーションの両方、ならびに本明細書を参照することによって当業者が想起する従来技術には存在しない変形および変更も、本発明の範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0104】
【図1A】本発明の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な双方向同軸ケーブル通信ネットワークおよびコンポーネントの様々な実施例を示す図である。
【図1B】本発明の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な双方向同軸ケーブル通信ネットワークおよびコンポーネントの様々な実施例を示す図である。
【図1C】本発明の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な双方向同軸ケーブル通信ネットワークおよびコンポーネントの様々な実施例を示す図である。
【図1D】本発明の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な双方向同軸ケーブル通信ネットワークおよびコンポーネントの様々な実施例を示す図である。
【図2】本発明の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な、図1のネットワークにおいて有用なメディアアクセススイッチの概略的な機能ブロック図である。
【図3】図2のメディアアクセススイッチの一部の概略的な機能ブロック図である。
【図4A】図3の回路の動作を示す概略フローチャートである。
【図4B】図3の回路の動作を示す概略フローチャートである。
【図4C】図3の回路の動作を示す概略フローチャートである。
【図4D】図3の回路の動作を示す概略フローチャートである。
【図5】本発明の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な多機能コンセントを示す図である。
【図6】図2の多機能コンセントの好適な実施例の一部を形成する回路の概略的な機能ブロック図である。
【図7】代表的な従来の双方向同軸通信帯域と、本発明の好適な実施例に従って利用される代表的な追加帯域と、を含む代表的な周波数スペクトルを示す概略図である。
【0001】
本発明は、同軸ケーブル通信に関し、更に詳しくは、同軸ケーブル通信ネットワークおよび壁面コンセントに関するものである。
【0002】
(同時継続出願に対する参照)
本出願人は、ここに、「CableRAN」という名称の2001年2月13日出願の米国仮特許出願第60/268,610号、「同軸ケーブルによるCableRANネットワーキング(CableRAN Networking Over Coaxial Cables)」という名称の2001年5月18日出願の米国特許出願第09/860,238号、および「同軸ケーブルによるCableRANホームネットワーキング(CableRAN Home Networking Over Coaxial Cables)」という名称の2001年5月18日出願の米国特許出願第09/860,239号の優先権を主張する。
【背景技術】
【0003】
以下の米国特許は、当技術分野の現状を表していると考えられる。
3,836,888;4,413,229;5,343,240;5,440,335;5,796,739;5,805,806;5,822,677;5,822,678;5,845,190;5,896,556;5,917,624;5,963,844;6,081,519
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、改善された双方向同軸ケーブル通信ネットワークおよびそのコンポーネントを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
従って、本発明の好適な実施例に従い、遠隔地から加入者の建物に隣接する地点まで延長され、分離周波数帯域によって分離された個々の周波数スペクトルに沿って反対方向にトラフィックを搬送する少なくとも1本の双方向同軸ケーブルと、加入者の建物に隣接する地点から加入者の建物の少なくとも1つのコンセントまで延長され、分離周波数帯域に沿ってトラフィックを搬送する少なくとも1本の双方向同軸ケーブルと、を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワークが提供される。
【0006】
また、本発明の好適な実施例に従い、遠隔地から加入者の建物に隣接する地点に延長し、反対方向にトラフィックを搬送する少なくとも1つの通信リンクと、加入者の建物に隣接する地点から加入者の建物の少なくとも1つのコンセントまで延長され、第1周波数帯域に沿ってDBSテレビトラフィックを搬送すると共に、第1周波数帯域外の第2周波数帯域に沿ってその他のトラフィックを搬送する少なくとも1本の双方向同軸ケーブルと、を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワークが提供される。
【0007】
更に、本発明の好適な実施例に従い、このコンセントは、少なくとも1本の同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットを含んでいる。
【0008】
加えて、もしくは、この代わりに、このコンセントは、同軸ケーブルにUSB(Universal Serial Bus)アダプタ回路を介して接続された無電源のUSBコンセントを含んでいる。
【0009】
その上に、本発明の好適な実施例に従い、このコンセントは、同軸ケーブルにIEEE1394ファイヤワイヤアダプタ回路を介して接続された無電源のIEEE1394ファイヤワイヤコンセントを含んでいる。
【0010】
加えて、本発明の好適な実施例に従い、この同軸ケーブルはRF信号を搬送する。
【0011】
更にまた、本発明の好適な実施例に従い、このコンセントは、壁面コンセントを含んでいる。
【0012】
更に、本発明の好適な実施例に従い、このネットワークは、同軸ケーブルに接続された赤外線トランシーバをも含んでいる。
【0013】
その上に、本発明の好適な実施例に従い、このネットワークは、同軸ケーブルに接続されたブルートゥーストランシーバをも含んでいる。
【0014】
加えて、本発明の好適な実施例に従い、このネットワークは、同軸ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバをも含んでいる。
【0015】
更にまた、本発明の好適な実施例に従い、分離周波数帯域に沿って搬送されるトラフィックは、VSATトラフィックを含んでいる。
【0016】
更に、本発明の好適な実施例に従い、その他のトラフィックは、広帯域データトラフィックを含んでいる。
【0017】
本発明の更に別の好適な実施例に従い、同軸ケーブルと、この同軸ケーブルに接続された赤外線トランシーバと、を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワークが提供される。
【0018】
更に、本発明の好適な実施例に従い、この同軸ケーブルはRF信号を搬送する。
【0019】
更にまた、本発明の好適な実施例に従い、このネットワークは、同軸ケーブルに接続されたブルートゥーストランシーバをも含んでいる。
【0020】
加えて、本発明の好適な実施例に従い、このネットワークは、同軸ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバをも含んでいる。
【0021】
また、本発明の更なる好適な実施例に従い、同軸ケーブルと、この同軸ケーブルに接続されたブルートゥーストランシーバと、を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワークも提供される。
【0022】
更に、本発明の好適な実施例に従い、この同軸ケーブルはRF信号を搬送する。
【0023】
更に、本発明の好適な実施例に従い、このネットワークは、同軸ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバをも含んでいる。
【0024】
また、本発明の更に別の好適な実施例に従い、同軸ケーブルと、この同軸ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバと、を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワークも提供される。
【0025】
更に、本発明の好適な実施例に従い、この同軸ケーブルはRF信号を搬送する。
【0026】
更に、本発明の好適な実施例に従い、ケーブルと、このケーブルにUSBアダプタ回路を介して接続された無電源のUSBコンセントと、を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワークが提供される。
【0027】
また、本発明の好適な実施例に従い、ケーブルと、この同軸ケーブルにIEEE1394ファイヤワイヤアダプタ回路を介して接続された無電源のIEEE1394ファイヤワイヤコンセントと、を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワークも提供される。
【0028】
更に、本発明の好適な実施例に従い、このケーブルはRF信号を搬送する。
【0029】
更にまた、本発明の好適な実施例に従い、このネットワークは、ケーブルに接続された赤外線トランシーバをも含んでいる。
【0030】
更に、本発明の好適な実施例に従い、このネットワークは、ケーブルに接続されたブルートゥーストランシーバをも含んでいる。
【0031】
その上に、本発明の好適な実施例に従い、このネットワークは、ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバをも含んでいる。
【0032】
本発明のまた更なる好適な実施例に従い、同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットと、同軸ケーブルにUSBアダプタ回路を介して接続された無電源のUSBコンセントと、を含む多機能コンセントが提供される。
【0033】
本発明のまた更なる別の好適な実施例に従い、同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットと、同軸ケーブルにIEEE1394ファイヤワイヤアダプタ回路を介して接続された無電源のIEEE1394ファイヤワイヤコンセントと、を含む多機能コンセントが提供される。
【0034】
本発明のまた更なる別の好適な実施例に従い、少なくとも1本の同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットと、同軸ケーブルにUSBアダプタ回路を介して接続された無電源のUSBコンセントと、を含むコンセントが提供される。
【0035】
本発明のまた更なる別の好適な実施例に従い、少なくとも1本の同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットと、同軸ケーブルにIEEE1394ファイヤワイヤアダプタ回路を介して接続された無電源のIEEE1394ファイヤワイヤコンセントと、を含むコンセントが提供される。
【0036】
本発明の別の好適な実施例に従い、同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットと、同軸ケーブルに接続された赤外線トランシーバと、を含むコンセントが提供される。
【0037】
また、本発明の好適な実施例に従い、同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットと、同軸ケーブルに接続されたブルートゥーストランシーバと、を含むコンセントも提供される。
【0038】
また、本発明の更に別の好適な実施例に従い、同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットと、同軸ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバと、を含むコンセントも提供される。
【0039】
更に、本発明の好適な実施例に従い、この同軸ケーブルはRF信号を搬送する。
【0040】
本発明の好適な実施例に従い、RFトラフィックを搬送する同軸ケーブル配線と、この同軸ケーブル配線に接続された複数のコンセントを含むホームネットワーキングシステムが提供される。
【0041】
更にまた、本発明の好適な実施例に従い、これらのコンセントの中の少なくとも1つは、少なくとも1本の同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットを含んでいる。
【0042】
この代わりに、これらのコンセントの中の少なくとも1つは、同軸ケーブル配線にUSBアダプタ回路を介して接続された無電源のUSBコンセントを含んでいる。
【0043】
更にまた、本発明の好適な実施例に従い、これらのコンセントの中の少なくとも1つは壁面コンセントを含んでいる。
【0044】
加えて、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、同軸ケーブル配線に接続された赤外線トランシーバをも含んでいる。
【0045】
更にまた、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、同軸ケーブル配線に接続された無電源のIEEE1394をも含んでいる。
【0046】
更に、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、同軸ケーブル配線に接続されたブルートゥーストランシーバをも含んでいる。
【0047】
その上に、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、同軸ケーブル配線に接続されたワイヤレスRFトランシーバをも含んでいる。
【0048】
更に、本発明の別の好適な実施例に従い、同軸ケーブルと接続するための少なくとも1つの同軸ケーブルソケットと、同軸ケーブルに接続された少なくとも1つのブルートゥーストランシーバと、を含むホームネットワーキングシステムが提供される。
【0049】
また、本発明の更に別の好適な実施例に従い、同軸ケーブルと接続するための少なくとも1つの同軸ケーブルソケットと、同軸ケーブルに接続された少なくとも1つのワイヤレスRFトランシーバと、を含むホームネットワーキングシステムも提供される。
【0050】
また、本発明の別の好適な実施例に従い、同軸ケーブルと接続するための少なくとも1つの同軸ケーブルソケットと、同軸ケーブルと接続された少なくとも1つの赤外線トランシーバと、を含むホームネットワーキングシステムも提供される。
【0051】
更に、本発明の好適な実施例に従い、この同軸ケーブルはRF信号を搬送する。
【0052】
更に、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、同軸ケーブルに接続された赤外線トランシーバをも含んでいる。
【0053】
更にまた、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、同軸ケーブルに接続されたブルートゥーストランシーバをも含んでいる。
【0054】
加えて、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、同軸ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバをも含んでいる。
【0055】
その上に、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、同軸ケーブルに接続されたIEEE1394トランシーバをも含んでいる。
【0056】
更に、本発明の更に別の好適な実施例に従い、ケーブルと接続するための少なくとも1つのケーブルコネクタと、このケーブルコネクタにUSBアダプタ回路を介して接続された少なくとも1つの無電源のUSBコンセントと、を含むホームネットワーキングシステムが提供される。
【0057】
更に、本発明の別の好適な実施例に従い、ケーブルと接続するための少なくとも1つのケーブルコネクタと、このケーブルコネクタに接続された少なくとも1つの赤外線トランシーバと、を含むホームネットワーキングシステムが提供される。
【0058】
本発明のまた更なる実施例に従い、ケーブルと接続するための少なくとも1つのケーブルコネクタと、このケーブルコネクタに接続された少なくとも1つのブルートゥーストランシーバと、を含むホームネットワーキングシステムが提供される。
【0059】
更に、本発明の更に別の好適な実施例に従い、ケーブルと接続するための少なくとも1つのケーブルコネクタと、このケーブルコネクタに接続された少なくとも1つのIEEE1394トランシーバと、を含むホームネットワーキングシステムが提供される。
【0060】
更に、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムケーブルコネクタはRF信号を搬送する。
【0061】
更にまた、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、ケーブルコネクタに接続された赤外線トランシーバをも含んでいる。
【0062】
加えて、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、ケーブルコネクタに接続されたブルートゥーストランシーバをも含んでいる。
【0063】
その上に、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、ケーブルコネクタに接続されたワイヤレスRFトランシーバをも含んでいる。
【0064】
更に、本発明の好適な実施例に従い、このホームネットワーキングシステムは、ケーブルコネクタに接続されたIEEE1394トランシーバをも含んでいる。
【0065】
尚、本出願において使用する「ワイヤレスRF」という用語は、IEEE802.11規格を指し、通常、IEEE802.11A及びIEEE802.11B規格を含んでいることが好ましい。
本発明は、以下の添付の図面との関連で本明細書の詳細な説明を参照することによって明らかとなり、十分に理解されよう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0066】
まず、図1Aを参照すれば、本発明の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な双方向同軸ケーブル通信ネットワークおよびコンポーネントが示されている。図1Aに示されているように、ヘッドエンド(図示せず)などの遠隔地から加入者の建物に隣接する地点(参照符号12によって示されているもの)まで延長され、分離周波数帯域によって分離された個々の周波数スペクトルに沿って反対方向にトラフィックを搬送する少なくとも1本の双方向同軸ケーブル10を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワークが提供されている。
【0067】
同軸ケーブル10は、メディアアクセススイッチ(MAS)16から入力を受信する地点12に位置する方向性カプラ14内で終端していることが好ましく、このメディアアクセススイッチの好適な実施例については、図2を参照して後述する。メディアアクセススイッチ16は、方向性カプラ内の適切なタップに接続された同軸双方向リンク18を介して方向性カプラ14に接続され、適切な双方向データリンク20によってデータの供給元および/または供給先に接続されていることが好ましい。
【0068】
好適な方向性カプラ14は、米国のブロンダー・タング社(Blonder−Tongue of the U.S.A.)から市販されているZCWまたはZDC型の方向性カプラである。
【0069】
本発明の好適な実施例に従い、少なくとも1本の双方向同軸ケーブル22が、地点12の方向性カプラ14から加入者の建物の少なくとも1つのコンセント24まで延長され、分離周波数帯域に沿ってトラフィックを搬送する。好適なコンセント24は多機能コンセントであり、この好適な実施例については、図5および6を参照して後述する。
【0070】
図7は、代表的な双方向同軸ケーブル通信の周波数スペクトルを示している。通常、5〜42MHzおよび55〜860MHzの帯域が個々のアップストリームおよびダウンストリーム方向の従来の同軸ケーブル通信に利用されていることがわかる。本発明の好適な実施例に従い、変調器206および増幅器210(図2)から、ならびに増幅器212および復調器208(図2)に対して、それぞれ情報を搬送するべく、追加のアップストリーム帯域26および追加のダウンストリーム帯域28を設けている。加えて、もしくは、この代わりに、0〜5MHzおよび860MHzを上回る領域に、更なるアップストリームおよびダウンストリーム帯域を設けることも可能である。なお、このネットワークシステムは、従来から使用されている5〜150MHzの周波数においても動作することを理解されたい。
【0071】
本発明の好適な実施例に従い、加入者の建物の内部において、このネットワークにより、ホームネットワーキングシステムが提供され、少なくとも1本の同軸ケーブル22がコンセント24などの同軸ケーブル22に接続された複数のコンセントにRFトラフィックを搬送する。
【0072】
次に図1Bを参照すれば、本発明の別の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な双方向同軸ケーブル通信ネットワークおよびコンポーネントが示されている。図1Bに示されているように、衛星放送受信ディッシュ31(DBS衛星放送システムの一部を形成していることが好ましい)から加入者の建物に隣接する地点(参照符号32によって示されているもの)まで延長される少なくとも1本の同軸ケーブル30を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワークが提供されている。
【0073】
ケーブル30は、メディアアクセススイッチ(MAS)36から入力を受信する地点32に位置する方向性カプラ34内で終端していることが好ましく、このメディアアクセススイッチの好適な実施例については、図2を参照して後述する。メディアアクセススイッチ36は、方向性カプラ内の適切なタップに接続された同軸双方向リンク38を介して方向性カプラに接続され、適切な双方向データリンク40によってデータの供給元および/または供給先に接続されていることが好ましい。
【0074】
好適なデータカプラ34は、米国のブロンダー・タング社(Blonder−Tongue of the U.S.A.)から市販されているZCWまたはZDC型の方向性カプラである。
【0075】
本発明の好適な実施例に従い、少なくとも1本の双方向同軸ケーブル42が、地点32の方向性カプラ34から加入者の建物の少なくとも1つのコンセント44まで延長され、分離周波数帯域に沿ってトラフィックを搬送する。好適なコンセント44は多機能コンセントであり、この好適な実施例については、図5および6を参照して後述する。
【0076】
本発明の好適な実施例に従い、加入者の建物の内部において、このネットワークにより、ホームネットワーキングシステムが提供され、少なくとも1本の同軸ケーブル42が、コンセント44などの同軸ケーブル42に接続されている複数のコンセントにRFトラフィックを搬送する。
【0077】
次に図1Cを参照すれば、本発明の更に別の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な双方向同軸ケーブル通信ネットワークおよびコンポーネントが示されている。図1Cに示されているように、VSATディッシュ、LMDS CPE、またはその他の適切な端末などの無線データリンク端末51から加入者の建物に隣接する地点(参照符号52によって示されているもの)まで延長される少なくとも1本の同軸ケーブル50を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワークが提供されている。
【0078】
ケーブル50は、地点52に位置するメディアアクセススイッチ(MAS)56内で終端していることが好ましく、このメディアアクセススイッチの好適な実施例については、図2を参照して後述する。メディアアクセススイッチ56は、加入者の建物の少なくとも1つのコンセント64まで延長される少なくとも1本の双方向同軸ケーブル62に接続されていることが好ましい。好適なコンセント64は多機能コンセントであり、この好適な実施例については、図5および6を参照して後述する。
【0079】
本発明の好適な実施例に従い、加入者の建物の内部において、このネットワークにより、ホームネットワーキングシステムが提供され、少なくとも1本の同軸ケーブル62が、コンセント64などの同軸ケーブル62に接続された複数のコンセントにRFトラフィックを搬送する。
【0080】
次に図1Dを参照すれば、本発明の更に別の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な双方向同軸ケーブル通信ネットワークおよびコンポーネントが示されている。図1Dに示されているように、FTTC(Fiber To The Curb)端末、DSL(Digital Subscriber Loop) CPE、E1/T1モデム、またはケーブルモデルなどのデータリンク端末71から加入者の建物に隣接する地点(参照符号72によって示されているもの)まで延長される少なくとも1本の双方向データケーブル70を含む双方向同軸ケーブル通信ネットワークが提供されている。
【0081】
ケーブル70は、地点72に位置するメディアアクセススイッチ(MAS)76内で終端していることが好ましく、このメディアアクセススイッチの好適な実施例については、図2を参照して後述する。メディアアクセススイッチ76は、加入者の建物の少なくとも1つのコンセント84まで延長される少なくとも1本の双方向同軸ケーブル82に接続されていることが好ましい。好適なコンセント84は多機能コンセントであり、この好適な実施例については、図5および6を参照して後述する。
【0082】
本発明の好適な実施例に従い、加入者の建物の内部において、このネットワークにより、ホームネットワーキングシステムが提供され、少なくとも1本の同軸ケーブル82が、コンセント84などの同軸ケーブル82に接続された複数のコンセントにRFトラフィックを搬送する。
【0083】
次に図2を参照すれば、本発明の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な、図1A、1B、1Cおよび1Dのネットワークにおいて有用なメディアアクセススイッチの概略的な機能ブロック図が示されている。図2に示されているように、イーサネット(登録商標)やATMデータリンクなどのデータリンク200が、ヘッドエンドやISPスイッチなどの遠隔地から、米国カリフォルニア州サンタクララに所在するスリーコム社(3COM Corporation of Santa Clara, California, U.S.A.)が市販するSUPERSTACK 3 Rハブもしくはスイッチなどのスイッチもしくはハブもしくはルーター202まで延長されている。このデータリンクを介して受信したデータは、スイッチもしくはハブもしくはルーター202を介してMASロジック204に供給され、到来データフローからデータが抽出される。MASロジック204の好適な実施例については、図3を参照して後述する。
【0084】
MASロジック204は、変調器206および復調器208とインターフェイスしており、これらのそれぞれは、適切な増幅器(それぞれ参照符号210および212によって示されているもの)を介して、図1Aおよび1Bの実施例における方向性カプラ14または34などの方向性カプラのタップポートに接続されるか、あるいは、図1Cおよび1Dの実施例におけるケーブル62または82などの同軸ケーブルに直接接続されている。
【0085】
次に図3を参照すれば、MASロジック204の概略的な機能ブロック図が示されている。図3に示されているように、MASロジック204は、ブリッジロジック回路300を有しており、このブリッジロジック回路は、ネットワーク管理ロジック回路302およびRF管理ロジック回路304に接続されている。スイッチ202(図2)から受信したデータは、通常、ブリッジロジック300によって分析される。そして、データのネットワーク管理に関係する部分がネットワーク管理ロジック回路302に提供され、データのRF管理に関係する部分がRF管理ロジック回路304に供給される。そして、データは、ブリッジロジック300からRFドライバ306を介して変調器206(図2)に出力される。
【0086】
同様に、復調器208(図2)から受信したデータは、通常、ブリッジロジック回路300によって分析される。そして、データのネットワーク管理に関係する部分がネットワーク管理ロジック回路302に提供され、データのRF管理に関係する部分がRF管理ロジック回路304に提供される。そして、データは、ブリッジロジック300からスイッチ202(図2)に出力される。
【0087】
ネットワーク管理ロジック回路302は、このシステム内の制御および状況報告を処理しており、通常、標準的なSNMPプロトコルによって動作することが好ましい。この回路302は、前述のようにスイッチ202から受信したものなどのパケットをデコードし、それらに格納されている情報に基づいて処理を実行するべく動作する。また、ネットワーク管理ロジック回路302は、情報を収集し様々なコンセントを構築するべく動作する。
【0088】
次に、MASロジック回路204の動作の詳細について、図4A〜4Dに示されているフローチャートを参照して説明する。図4Aに示されているように、ブリッジロジック回路300は、スイッチ202(図2)からパケットを受信すると、パケットの宛先アドレス(DA)を分析する。そして、宛先アドレスがブロードキャストアドレスの場合には、そのパケットは、ネットワーク管理ロジック302(図3)およびRFドライバ306(図3)に供給される。
【0089】
宛先アドレスがブリッジアドレスの場合には、そのパケットは、ネットワーク管理ロジック回路302(図3)にのみ供給される。
【0090】
宛先アドレスが、ブリッジアドレスおよびブロードキャストアドレス以外の場合には、そのパケットは、RFドライバ306にのみ供給される。
【0091】
図4Bに示されているように、ブリッジロジック回路300は、ネットワーク管理ロジック302(図3)からパケットを受信すると、パケットの宛先アドレス(DA)を分析する。そして、宛先アドレスがブロードキャストアドレスの場合には、そのパケットは、スイッチ202(図2)およびRFドライバ306に供給される。
【0092】
宛先アドレスがコンセントアドレスの場合には、そのパケットは、RFドライバ306にのみ供給される。
【0093】
宛先アドレスが、ブロードキャストアドレスでもなく、コンセントアドレスでもない場合には、そのパケットは、スイッチ202にのみ供給される。
【0094】
図4Cに示されているように、ブリッジロジック回路300がRF管理ロジック304(図3)からパケットを受信した場合には、そのパケットは、RFドライバ306にのみ供給される。
【0095】
図4Dに示されているように、ブリッジロジック300がRFドライバ306からデータを受信し、そのデータがRF制御ヘッダを有している場合には、そのデータは、RF管理ロジック304(図3)に転送される。RF制御ヘッダを有していない場合には、その受信データからパケットが抽出され、パケットの宛先アドレス(DA)が分析される。そして、宛先アドレスがブロードキャストアドレスの場合には、そのパケットは、ネットワーク管理ロジック302(図3)、スイッチ202(図2)、およびRFドライバ306に供給される。
【0096】
宛先アドレスがブリッジアドレスの場合には、そのパケットは、ネットワーク管理ロジック回路302にのみ供給される。
【0097】
宛先アドレスがコンセントアドレスの場合には、そのパケットは、RFドライバ306にのみ供給される。
【0098】
宛先アドレスが、ブロードキャストアドレスでもなく、コンセントアドレスでもない場合には、そのパケットは、スイッチ202にのみ供給される。
【0099】
次に、図5を参照すれば、本発明の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な、図1A〜1Dのネットワークにおいて有用な多機能コンセント520が示されている。コンセント520は、壁の内部に封入されたり、あるいは、そのベースボードに沿って延長される同軸ケーブル522に接続されていることが好ましい。このコンセント内の回路523(この好適な実施例は図6に示されている)により、同軸ケーブル522が1つもしくは複数のコネクタもしくはインターフェイスに接続されており、これらのコネクタやインターフェイスには、通常、テレビの同軸ケーブルソケット524、ブルートゥースインターフェイス525、ワイヤレスRFインターフェイス526、USB(Universal Serial Bus)もしくはUSB/2コネクタ527、IEEE1394ファイヤワイヤ529、および拡散IRインターフェイスなどのIRインターフェイス528、が含まれる。
【0100】
次に図6を参照すれば、コンセント回路(図5)の好適な実施例の概略図が示されている。方向性カプラ600は、そのOUTポートが同軸ケーブル522(図5)に接続され、そのINポートがテレビ同軸ケーブルソケット524に接続されていることが好ましい。好適な方向性カプラ600は、米国のブロンダー・タング社(Blonder−Tongue of the U.S.A.)から市販されているZCWまたはZDC型の方向性カプラである。
【0101】
方向性カプラ600のTAPポートは、二股に分岐しており、一対の帯域通過フィルタ602および604に並列に接続されている。これらのフィルタ602および604の通過帯域は、通常、両方向に5〜150MHzである。フィルタ602の出力は、自動利得制御(AGC)回路606およびA/Dコンバータ608を介して復調器610に供給され、その後、データ変換器612に供給されるが、このデータ変換機は、USB、IR、ブルートゥース、IEEE1394ファイヤワイヤ、およびワイヤレスRFに適したそれぞれ適切なフォーマットのパケットに出力をカプセル化するべく動作する。次いで、これら適切なパケットは、ブルートゥースインターフェイス525、ワイヤレスRFインターフェイス526、USBもしくはUSB/2コネクタ527、IEEE1394ファイヤワイヤ529、およびIRインターフェイス528を介して送信される。
【0102】
ブルートゥースインターフェイス525、ワイヤレスRFインターフェイス526、USBもしくはUSB/2コネクタ527、IEEE1394ファイヤワイヤ529、およびIRインターフェイス528を介してデータ変換器612が受信した入力は、データ変換器において、カプセル状態が解除され、変調器614に供給された後に、D/Aコンバータ616、増幅器618、および帯域通過フィルタ604を介して方向性カプラ600のTAPポートに供給される。
【0103】
当業者であれば、本発明が、本明細書で具体的に示し説明した内容によっては限定されないことを理解するであろう。即ち、前述の様々な特徴のコンビネーションおよびサブコンビネーションの両方、ならびに本明細書を参照することによって当業者が想起する従来技術には存在しない変形および変更も、本発明の範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0104】
【図1A】本発明の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な双方向同軸ケーブル通信ネットワークおよびコンポーネントの様々な実施例を示す図である。
【図1B】本発明の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な双方向同軸ケーブル通信ネットワークおよびコンポーネントの様々な実施例を示す図である。
【図1C】本発明の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な双方向同軸ケーブル通信ネットワークおよびコンポーネントの様々な実施例を示す図である。
【図1D】本発明の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な双方向同軸ケーブル通信ネットワークおよびコンポーネントの様々な実施例を示す図である。
【図2】本発明の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な、図1のネットワークにおいて有用なメディアアクセススイッチの概略的な機能ブロック図である。
【図3】図2のメディアアクセススイッチの一部の概略的な機能ブロック図である。
【図4A】図3の回路の動作を示す概略フローチャートである。
【図4B】図3の回路の動作を示す概略フローチャートである。
【図4C】図3の回路の動作を示す概略フローチャートである。
【図4D】図3の回路の動作を示す概略フローチャートである。
【図5】本発明の好適な実施例に従って構築されかつ動作可能な多機能コンセントを示す図である。
【図6】図2の多機能コンセントの好適な実施例の一部を形成する回路の概略的な機能ブロック図である。
【図7】代表的な従来の双方向同軸通信帯域と、本発明の好適な実施例に従って利用される代表的な追加帯域と、を含む代表的な周波数スペクトルを示す概略図である。
Claims (94)
- 双方向同軸ケーブル通信ネットワークであって、
遠隔地から加入者の建物に隣接する地点まで延長され、分離周波数帯域によって分離された個々の周波数スペクトルに沿って反対方向にトラフィックを搬送する少なくとも1本の双方向同軸ケーブルと、
前記加入者の建物に隣接する地点から前記加入者の建物の少なくとも1つのコンセントまで延長され、前記分離周波数帯域に沿ってトラフィックを搬送する少なくとも1本の双方向同軸ケーブルと、を備える双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。 - 前記コンセントは、少なくとも1本の同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットを備える請求項1に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記コンセントは、前記同軸ケーブルにUSBアダプタ回路を介して接続された無電源のUSBコンセントを備える請求項1または2に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記コンセントは、前記同軸ケーブルにIEEE1394アダプタ回路を介して接続された無電源のIEEE1394コンセントを備える請求項1〜3のいずれか一項に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記同軸ケーブルはRF信号を搬送する請求項1〜4のいずれか一項に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記コンセントは壁面コンセントを備える請求項1〜5のいずれか一項に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記同軸ケーブルに接続された赤外線トランシーバを更に備える請求項1〜6のいずれか一項に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記同軸ケーブルに接続されたブルートゥーストランシーバを更に備える請求項1〜7のいずれか一項に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記同軸ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバを更に備える請求項1〜8のいずれか一項に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記分離周波数帯域に沿って搬送される前記トラフィックは、VSATトラフィックを含む請求項1〜9のいずれか一項に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 双方向同軸ケーブル通信ネットワークであって、
遠隔地から加入者の建物に隣接する地点まで延長され、反対方向にトラフィックを搬送する少なくとも1つの通信リンクと、
前記加入者の建物に隣接する地点から前記加入者の建物の少なくとも1つのコンセントまで延長され、第1周波数帯域に沿ってDBSテレビトラフィックを搬送し、前記第1周波数帯域外の第2周波数帯域に沿ってその他のトラフィックを搬送する少なくとも1本の双方向同軸ケーブルと、を備える双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。 - 前記その他のトラフィックは、広帯域データトラフィックを備える請求項11に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記コンセントは、少なくとも1本の同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットを有する請求項11または12に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記コンセントは、前記同軸ケーブルにUSBアダプタ回路を介して接続された無電源のUSBコンセントを備える請求項11〜13のいずれか一項に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記コンセントは、前記同軸ケーブルにIEEE1394アダプタ回路を介して接続された無電源のIEEE1394コンセントを備える請求項11〜14のいずれか一項に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記同軸ケーブルはRF信号を搬送する請求項11〜15のいずれか一項に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記コンセントは壁面コンセントを備える請求項11〜16のいずれか一項に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記同軸ケーブルに接続された赤外線トランシーバを更に備える請求項11〜17のいずれか一項に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記同軸ケーブルに接続されたブルートゥーストランシーバを更に備える請求項11〜18のいずれか一項に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記同軸ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバを更に備える請求項11〜19のいずれか一項に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 双方向同軸ケーブル通信ネットワークであって、
同軸ケーブルと、
前記同軸ケーブルに接続された赤外線トランシーバと、を備える双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。 - 前記同軸ケーブルはRF信号を搬送する請求項21に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記同軸ケーブルに接続されたブルートゥーストランシーバを更に備える請求項21または22に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記同軸ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバを更に備える請求項21〜23のいずれか一項に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 双方向同軸ケーブル通信ネットワークであって、
同軸ケーブルと、
前記同軸ケーブルに接続されたブルートゥーストランシーバと、を備える双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。 - 前記同軸ケーブルはRF信号を搬送する請求項25に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記同軸ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバを更に備える請求項25又は請求項26に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 双方向同軸ケーブル通信ネットワークであって、
同軸ケーブルと、
前記同軸ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバと、を備える双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。 - 前記同軸ケーブルはRF信号を搬送する請求項28に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 双方向同軸ケーブル通信ネットワークであって、
ケーブルと、
前記ケーブルにUSBアダプタ回路を介して接続された無電源のUSBコンセントと、を備える双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。 - 前記ケーブルはRF信号を搬送する請求項30に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記ケーブルに接続された赤外線トランシーバを更に備える請求項30または31に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記同軸ケーブルにIEEE1394アダプタ回路を介して接続された無電源のIEEE1394コンセントを更に備える請求項30〜32のいずれか一項に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記ケーブルに接続されたブルートゥーストランシーバを更に備える請求項30〜33のいずれか一項に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 前記ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバを更に備える請求項30〜34のいずれか一項に記載の双方向同軸ケーブル通信ネットワーク。
- 多機能コンセントであって、
同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットと、
前記同軸ケーブルにUSBアダプタ回路を介して接続された無電源のUSBコンセントと、を備える多機能コンセント。 - 前記同軸ケーブルはRF信号を搬送する請求項36に記載の多機能コンセント。
- コンセントであって、
少なくとも1本の同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットと、
前記同軸ケーブルにUSBアダプタ回路を介して接続された無電源のUSBコンセントと、を備えるコンセント。 - 前記同軸ケーブルはRF信号を搬送する請求項38に記載のコンセント。
- コンセントであって、
少なくとも1本の同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットと、
前記同軸ケーブルにIEEE1394アダプタ回路を介して接続された無電源のIEEE1394コンセントと、を備えるコンタクト。 - 前記同軸ケーブルはRF信号を搬送する請求項38に記載のコンセント。
- コンセントであって、
同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットと、
前記同軸ケーブルに接続された赤外線トランシーバと、を備えるコンセント。 - 前記同軸ケーブルはRF信号を搬送する請求項42に記載のコンセント。
- コンセントであって、
同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットと、
前記同軸ケーブルに接続されたブルートゥーストランシーバと、を備えるコンセント。 - 前記同軸ケーブルはRF信号を搬送する請求項44に記載のコンセント。
- コンセントであって、
同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットと、
前記同軸ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバと、を備えるコンセント。 - 前記同軸ケーブルはRF信号を搬送する請求項46に記載のコンセント。
- ホームネットワーキングシステムであって、
RFトラフィックを搬送する同軸ケーブル配線と、
前記同軸ケーブル配線に接続された複数のコンセントと、を備えるホームネットワーキングシステム。 - 前記コンセントの中の少なくとも1つは、少なくとも1本の同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブルソケットを備える請求項48に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記コンセントの中の少なくとも1つは、前記同軸ケーブル配線にUSBアダプタ回路を介して接続された無電源のUSBコンセントを備える請求項48に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記コンセントの中の少なくとも1つは、前記同軸ケーブルにUSBアダプタ回路を介して接続された無電源のUSBコンセントを備える請求項49に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記コンセントの中の少なくとも1つは、壁面コンセントを備える請求項48〜51のいずれか一項に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記同軸ケーブル配線に接続された赤外線トランシーバを更に備える請求項48〜52のいずれか一項に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記同軸ケーブルに接続された赤外線トランシーバを更に備える請求項48〜52のいずれか一項に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記同軸ケーブル配線に接続された無電源のIEEE1394を更に備える請求項48〜54のいずれか一項に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記同軸ケーブル配線に接続されたブルートゥーストランシーバを更に備える請求項48〜55のいずれか一項に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記同軸ケーブルに接続されたブルートゥーストランシーバを更に備える請求項48〜55のいずれか一項に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記同軸ケーブル配線に接続されたワイヤレスRFトランシーバを更に備える請求項48〜57のいずれか一項に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記同軸ケーブルに接続されたRFトランシーバを更に備える請求項48〜57のいずれか一項に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記同軸ケーブルに接続されたIEEE1394トランシーバを更に備える請求項48〜59のいずれか一項に記載のホームネットワーキングシステム。
- ホームネットワーキングシステムであって、
同軸ケーブルと接続するための少なくとも1つの同軸ケーブルソケットと、
前記同軸ケーブルに接続された少なくとも1つの赤外線トランシーバと、を備えるホームネットワーキングシステム。 - 前記同軸ケーブルはRF信号を搬送する請求項61に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記同軸ケーブルに接続されたブルートゥーストランシーバを更に備える請求項61または62に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記同軸ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバを更に備える請求項61〜63のいずれか一項に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記同軸ケーブルに接続されたIEEE1394トランシーバを更に備える請求項61〜64のいずれか一項に記載のホームネットワーキングシステム。
- ホームネットワーキングシステムであって、
同軸ケーブルと接続するための少なくとも1つの同軸ケーブルソケットと、
前記同軸ケーブルに接続された少なくとも1つのブルートゥーストランシーバと、を備えるホームネットワーキングシステム。 - 前記同軸ケーブルはRF信号を搬送する請求項66に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記同軸ケーブルに接続された赤外線トランシーバを更に備える請求項66または67に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記同軸ケーブルに接続されたワイヤレスRFトランシーバを更に備える請求項66〜68のいずれか一項に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記同軸ケーブルに接続されたIEEE1394トランシーバを更に備える請求項66〜69のいずれか一項に記載のホームネットワーキングシステム。
- ホームネットワーキングシステムであって、
同軸ケーブルと接続するための少なくとも1つの同軸ケーブルソケットと、
前記同軸ケーブルに接続された少なくとも1つのワイヤレスRFトランシーバと、を備えるホームネットワーキングシステム。 - 前記同軸ケーブルはRF信号を搬送する請求項71に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記同軸ケーブルに接続された赤外線トランシーバを更に備える請求項71または72に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記同軸ケーブルに接続されたブルートゥーストランシーバを更に備える請求項71〜73のいずれか一項に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記同軸ケーブルに接続されたIEEE1394トランシーバを更に備える請求項71〜74のいずれか一項に記載のホームネットワーキングシステム。
- ホームネットワーキングシステムであって、
ケーブルと接続するための少なくとも1つのケーブルコネクタと、
前記ケーブルコネクタにUSBアダプタ回路を介して接続された少なくとも1つの無電源のUSBコンセントと、を備えるホームネットワーキングシステム。 - 前記ケーブルコネクタはRF信号を搬送する請求項76に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記ケーブルコネクタに接続された赤外線トランシーバを更に備える請求項76または77に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記ケーブルコネクタに接続されたブルートゥーストランシーバを更に備える請求項76〜78のいずれか一項に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記ケーブルコネクタに接続されたワイヤレスRFトランシーバを更に備える請求項76〜79のいずれか一項に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記ケーブルコネクタに接続されたIEEE1394トランシーバを更に備える請求項76〜80のいずれか一項に記載のホームネットワーキングシステム。
- ホームネットワーキングシステムであって、
ケーブルと接続するための少なくとも1つのケーブルコネクタと、
前記ケーブルコネクタに接続された少なくとも1つの赤外線トランシーバと、を備えるホームネットワーキングシステム。 - 前記ケーブルコネクタはRF信号を搬送する請求項82に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記ケーブルコネクタに接続されたブルートゥーストランシーバを更に備える請求項82または83に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記ケーブルコネクタに接続されたワイヤレスRFトランシーバを更に備える請求項82〜84のいずれか一項に記載のホームネットワーキングシステム。
- ホームネットワーキングシステムであって、
ケーブルと接続するための少なくとも1つのケーブルコネクタと、
前記ケーブルコネクタに接続された少なくとも1つのブルートゥーストランシーバと、を有するホームネットワーキングシステム。 - 前記ケーブルコネクタはRF信号を搬送する請求項86に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記ケーブルコネクタに接続された赤外線トランシーバを更に備える請求項86または87に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記ケーブルコネクタに接続されたワイヤレスRFトランシーバを更に備える請求項86〜88のいずれか一項に記載のホームネットワーキングシステム。
- ホームネットワーキングシステムであって、
ケーブルと接続するための少なくとも1つのケーブルコネクタと、
前記ケーブルコネクタに接続された少なくとも1つのIEEE1394トランシーバと、を備えるホームネットワーキングシステム。 - 前記ケーブルコネクタはRF信号を搬送する請求項90に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記ケーブルコネクタに接続された赤外線トランシーバを更に備える請求項90または91に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記ケーブルコネクタに接続されたワイヤレスRFトランシーバを更に備える請求項90〜92のいずれか一項に記載のホームネットワーキングシステム。
- 前記ケーブルコネクタに接続されたブルートゥーストランシーバを更に備える請求項90〜93のいずれか一項に記載のホームネットワーキングシステム。
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