JP2004523322A - ゴルフ練習補助器具 - Google Patents
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Abstract
本発明は、ゴルファーが装着する眼鏡を備えた形態のゴルフ練習補助器具(10)に関する。眼鏡は、光がゴルファーの眼まで透過できる眼鏡レンズ(12)と、眼鏡に支持され、ゴルファーの眼の少なくとも片方に、ゴルファーが見えるであろう画像を、眼鏡レンズを通して見えるゴルファーの通常の視野に重ねて投射する画像生成投射手段(28)(30)とを備えてなる。画像は、一連の線(50)(52)(53)を有しており、そのうち少なくとも第1の線(50.1)(50.2)は、ゴルファーの視野の横方向に延び、そのうち少なくとも第2の線(52)は、ゴルファーから見て、第1の線を横切る方向に延びている。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴルフ練習補助器具に関する。
【背景技術】
【0002】
本発明は、ゴルファーがアドレス時に、適切な位置合わせを行いうるように補助するようにしたゴルフ練習補助器具に関する。
【0003】
アドレス時の良好な位置合わせが、よいストロークのための必須用件の一つであることは、熟練したゴルファーにとって周知である。良好な位置合わせは、一般的に、ゴルファーの両足が、目標に向く第1の想像線上に位置決めされ、ボールが、第1の想像線と平行な第2の想像線上に置かれ、ゴルフクラブの面が、第2の想像線に対して直角になったときに達成される。
【0004】
スウィングの際に、クラブの面がアドレス位置に戻り、打球ゾーンでのスウィングが目標に向かう線に沿っていれば、ほとんどの場合、ボールは、スライスやフックにつながるサイドスピンを起こすことなく目標に向かって進む。
【0005】
位置合わせの悪さを改善するために、地面に種々の平行線およびイラストが描かれたマットを、地上に置くことが、一般的に行われてきた。通常、平行線は、目標を狙うためのものであり、イラストは、ゴルファーがどこに足を置くべきか、またボールをどこに置くべきかなどを示すためのものである。
【0006】
この種のゴルフ練習マットは、プレイヤー自身が適切にアドレスできるようにするための練習に役立つことは確かであるが、かさばって不便であるという傾向がある。また、プレイヤーは、ペグがあろうとなかろうと、マットから離れてプレイしなければならず、一般的に、天然芝からボールを打つ際の現実を真に表わすものではない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、上記のような従来の訓練または練習マットにおける欠点をなくしたゴルフ練習補助器具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、ゴルファーが装着する眼鏡と、ゴルファーの眼まで光を通すことのできる1枚以上の眼鏡レンズと、眼鏡に支持され、ゴルファーの眼の少なくとも片方に、ゴルファーが見えるであろう画像を、眼鏡レンズを通して見えるゴルファーの通常の視野に重ねて投射する画像生成投射手段とを備え、画像は、一連の線を有しており、そのうち少なくとも第1の線は、ゴルファーの視野の横方向に延び、そのうち少なくとも第2の線は、ゴルファーから見て、第1の線を横切る方向に延びている、ゴルフ練習補助器具を提供するものである。
【0009】
画像は、複数の第1の線、および長さの異なる単数もしくは複数の第2の線を備えていてもよい。それらの線は、一部もしくは全体において、連続的な線でも、断続的な線でもよい。後者の場合は、例えば、点線などでもよい。
【0010】
好ましい実施形態においては、画像生成投射手段は、周辺光を集める集光手段と、集光手段から光を受け取り、画像を通過させるようになっているレチクルと、レチクルを通過した画像を装着者の眼に向ける光学レンズ手段とを備えている。
【0011】
本発明のその他の特徴については、従属請求項に記載してある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
単なる例として示した添付の図面に基づいて、本発明をさらに詳しく説明する。
【0013】
図1から図6に示す本発明のゴルフ練習補助器具10は、眼鏡の形態であり、この場合、ゴルファーが練習時に装着しうる色メガネとしてある。従来の色メガネと同様に、補助器具10は、着色した、すなわち、一定の光の波長を除去するためにフレーム14に装着された、フィルタを有する眼鏡レンズ12を備えている。
【0014】
アーム16が、フレーム14から後方に延び、使用中、装着者の耳の後方に位置するその先端部18は内向きに曲がっている。
【0015】
フレーム14は、従来の色メガネより若干大きく、装着者の顔から前方に向かって突出している。これは、下記の光学部品を設けるための空間を得るためである。フレーム14は、光が、上方から装着者の眼に直接入るのを防ぐための不透明な上壁20を備えている。
【0016】
従来の色メガネと同様に装着すると、光が、通常の視野から、レンズ12を通して装着者の両眼に伝達される。
【0017】
レンズ12と装着者の眼との間の空間22内には、片側のみを24で示す光学系が設けられている。
【0018】
図9および図10は、利用可能な他の光学系の概略図である。まず、図9を参照して説明する。
【0019】
26は、使用者の片眼のみに投射される画像を生成するために使用されるレチクルを示す。図11は、使用できる典型的なレチクルを示している。
【0020】
レチクル26は、可視光に対しては不透明であり、1対の細くて、まっすぐで平行な孔28と、孔28を横切る1本の湾曲した孔30が形成されたディスク27を備えている。孔30の縁部に位置しているのは、おおむね長方形の集光部材31である。集光部材31は、蛍光染料を含む重合体材料からなっている。集光部材31に適した材料としては、バイエル・アー・ゲー(BayerAG)社のプラスチック材料LISA(登録商標)が挙げられる。
【0021】
使用時には、周辺光が、フレーム12に装着したサイドレンズ32を通って空間22に入る。光は、集光部材31に照射する。集光部材31の中の染料から出るかなりの量の蛍光は、内部で全反射し、その縁部からのみ漏れる。従って、集光部材31によって集められた光のかなりの部分は、孔30に送られて、レチクルを透過する。
【0022】
図11には示していないが、集光部材31に類似した集光部材を孔28にも設け、光のかなりの量が、レクチル26のすべての孔28、30を確実に通るようにすることもある。
【0023】
レチクル26を透過する光、すなわち、孔28,30に対応する画像は、湾曲したリフレクタ34で反射し、焦点面36に位置する装着者の眼に向かう。リフレクタ34は、レチクルからの光を眼に向けて反射することができると同時に、図9に示すように、右から左の方向へ光を進ませるビームスプリッタとしての機能をも有する。
【0024】
従って、装着者は、片眼のみで、孔28,30に対応する画像を受け取る。同時に、装着者の両眼は、通常の視野から光を受け取る。片方の眼の場合には、レンズ12を通して直接、また、他方の眼の場合には、リフレクタ34を通して直接受け取る。
【0025】
従って、レチクル26とリフレクタ34は、画像生成投射手段として機能して、画像を装着者の片眼に投射し、両眼は、一般の視野からの光を同時に受け取ることが理解できると思う。さらに、投射した画像は、装着者の一般的な視野の上に、可視的に重ねられる。
【0026】
当業者であれば、湾曲したビームスプリッタを使用した際の球面収差の影響を考慮して、孔30をわずかに湾曲させてあることは理解できると思う。
【0027】
図10は、球面収差の影響を軽減した別の光学系を示す。この場合、レチクル26により、平面鏡38が反射した光は、レンズ系40を通り、平面リフレクタまたはビームスプリッタ42へ投射され、そこで入射光は平行に反射され、平行光線は、面44で装着者の眼に反射する。レンズ系40は、例えば、フレネルレンズを備えていてもよい。このような型式とすると、非点収差と球面収差は、軽減されるか、もしくは除去される。
【0028】
図6は、図9に示すようなレンズ系を有する練習補助器具10を、装着者の眼球38の高さで切った水平方向の断面図である。図に示すように、フレーム14は、通常、使用中には装着者の鼻48の上に位置するノーズピース45を支持している。ノーズピースから延びているのは、空間22を互いに左右に分割するディバイダ49である。
【0029】
これは必ずしも必要なわけではなく、空間22は、一体型のバイザーの形状で、2個のレンズ12の代わりに、1個のレンズと連続的になっていてもよい。
【0030】
ゴルフの練習のために、この補助器具10を使用する要領について、図7(a),図7(b),図8(a),図8(b)を参照しながら説明する。
【0031】
まず、図7(a)および図7(b)を参照する。線50および52は、装着者55の眼に投射された画像の中の想像線であり、装着者に見えるものである。平行線50は、レチクル26の孔28によって生成されており、装着者にとっては、彼の通常の視野の一部を横切る横方向を向く直線として見える。線52は、レチクル26内の孔30によって生成され、装着者によっては、通常の視野の一部を横切る線50と直交する直線として見える。
【0032】
第1のステップとして、装着者は、これから打とうとするボール60の後に立って、そのボールを、打ったときに狙いたい前方の目標62と一直線上に並べる。これは、線52を目標とボールを通るように合わせることによって行う。ついで、地面上にマーカー54を、ボールと目標を通る同じ線上の、ボールより少し前に置く。
【0033】
ついで装着者は、図7(a)に示すように、目標を側方に見てスタンスを取り、ボールを見下ろす。彼は、2本の線50のうち、50.1で示す彼から見て遠い方の線が、マーカー54とボールの両方を通って、目標と一直線上に並ぶようにスタンスを調整する。そして、彼のかかとを、2本の線50のうち、50.2で示す近いほうの線上に合わせる。
【0034】
装着者の身長や彼のゴルフクラブの長さにより、彼は、頭を上下に平面上を動かして、必要な調整ができるまで、線50.1と50.2とを適した位置まで移動させる。
【0035】
これらのステップを行ったら、装着者は、彼の足が目標と正確に並んでおり、ゴルフクラブの面を、ボール、マーカー、および目標を通る線に沿って、クラブの面を、その目標線と直角に保った状態で移動させてボールに接触させれば、ボールは、目標の途中のマーカー上の真上を通って飛ぶ。
【0036】
ゴルフのルールによれば、上に説明した本発明のゴルフ練習補助器具を、実際のプレイ中に使用することはできないので、これは、練習時のみに使用されるものであることは言うまでもない。
【0037】
しかし、ゴルファーが練習用ティーの上で上記のセットアップ作業を繰り返し練習すれば、それを筋肉が記憶し、また、ゴルフコースで実際にプレイするときにも、セットアップで正しい位置合わせを行うことができるようになると思われる。
【0038】
図8(a)および図8(b)は、パッティングのストローク中に、本発明の練習補助器具を使用している様子を示す。上記と同様の手順を行って、アドレス時に正確に位置合わせをする。しかし、この場合、クラブの面は、パター以外のクラブでフルストロークを行う場合に比べて、動きがかなりゆっくりとなるので、遠い方の線50.1も、練習補助器具の装着者がパターの面を正しい目標線に沿って、ボールに向かって移動させるための視覚的補助となり、インパクトの際に、パターの面をその線に対して確実に直角とすることができる。
【0039】
図7(a)と図7(b)および図8(a)および図8(b)は、投射した画像の中で装着者の眼に映る、互いに間隔を空けて位置するとともに、線50.1と50.2に直角に延在する多数の短い線53も示している。
【0040】
いずれの場合にも、練習補助器具の装着者は、これらの線を使って、彼の足がアドレス時に正しい間隔だけ離れているかどうかを確認したり、また、ボールが彼の足に対して正しい位置にあるかどうかを確認したりすることができる。
【0041】
従って、例えば、ウッドやロングアイアンのように長いクラブを使用する場合、ショートアイアンを使う場合と比べて、ボールは通常その姿勢からかなり前方に位置することになり、パターでは、ボールは通常、その姿勢で足の間の中間位置をとる。
【0042】
図8(a)および図8(b)に示すパッティングストロークの場合には、さらに便利であり、装着者は、線53を使って、異なる長さのパッティングに対して、そのバックスイングとフォロースルーの長さを測って腕を磨くことができる。
【0043】
レチクル26に適当な変更を加えることにより、特に、これらの線に対応してさらにスリット状の孔を設けることによって、ゴルファーの眼が受け取る画像に、短い線53を生成させることができることは明らかである。
【0044】
ゴルファーがこの練習補助器具を使って同じスタンスと位置を取り、ボールをそのショットに合わせて一定の位置に位置決めできるようにするため、ボールに、投射された画像に短い線53に付随する目印を設けてもよい。線の横に見えるように、例えば、個々の、認識可能なシンボルや英数字を設けてもよい。このような目印をつけることにより、使用者が、パティングの練習をするときに、バックスイングやフォロースルーの長さを、一定の値に安定させることができる。
【0045】
以上、周辺光をレチクルを通る通路に集光し、集中させるための、均一な割合の一つ以上の集光器を有する光源を使用した場合について説明してきたが、本発明の別の実施形態として、集光器を、一つ以上の長さの多視性繊維、すなわちその長さに沿って光を収集し、収集した光を内部反射によってその端部まで搬送することができる繊維によって構成することもできる。この場合、繊維の端部はレチクルの孔に隣接して位置させる。
【0046】
また、複数の繊維の端部を眼に投射させる画像を形成するように配置することもできる。さらに、別の形態として、他のタイプの光源を使ってもよい。光源は、例えば、LEDや、電池などの適当な電源によって電力を供給される形式の他の光源でもよい。気体のトリチウム光源なども本発明の範囲に含まれる。
【0047】
さらに、本発明では、投射画像をLCD(液晶画面)とすることも考慮している。
【0048】
上記の例では、画像全体が片眼のみに投射されているが、画像の一部が片方の眼に投射され、画像の別の部分が他方の眼に投射されることも、本発明の範囲に含まれる。従って、例えば、水平の線を片眼に投射し、垂直線を他方の眼に投射することも可能である。このような構成の場合、一般的に、両眼に対し、別々の画像生成投射手段を必要とする。
【0049】
本発明のもう一つの変形例では、光生成投射手段、例えば、上記の例では、光源および光学系を、眼の側方ではなく、上方に位置させてもよい。練習補助器具の使用者が前方に突出するつばを有する鍔付き帽、キャップ、または日よけを装着している場合には、光を側方から集光する先に説明した構成に比較すると好ましくない。なぜなら、つばは、集光器に届く直射日光の量を減らしてしまう場合があるからである。
【0050】
上記の説明から、投射した画像が、ゴルフのストローク中を通して見えることは理解できると思う。ゴルファーがストロークを行っているときに画像が見えると気が散ると思われる場合には、ストロークを行う時になると画像が消えるような手段を設けることも可能である。
【0051】
光源が、上記のように、例えばLEDである場合、練習補助器具には電源を切るためのオン・オフスイッチを設けてもよい。正しいスタンスとグリップが完了した使用者がスイッチを手動で操作するのは好ましくないため、スイッチを口で操作するようにしてもよい。例えば、電源から小型スイッチまで延びるコードを設け、小型スイッチを、口の中の、上下の歯列の間に挿入して、歯を食いしばることによって操作してもよい。
【0052】
画像生成投射手段が、図示のごとく、集光器および光学系を備えている実施形態では、画像は、ストロークを行うときに画像を遮断する位置まで、シャッターを動かすことによって除去することもできる。画像を遮断する位置までシャッターを移動させる動作は、口で再開させることができる。
【0053】
本発明のさらに進んだ形態では、画像生成投射手段を調整して、使用者が自分が好む位置に線が見えるように位置決めすることができるように構成することもできる。この場合、光学系の屈折または反射部品を選択した位置まで移動して再び位置決めできるように構成された装置を設ける。
【0054】
レンズ12が着色されており、ゴルフ練習補助器具が色メガネとしても機能するように構成した場合には、レンズに組み込まれるフィルタも、投射される画像の色に関連して選択でき、画像と通常の視野との間のコントラストを高め、画像の可視性を高めることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】本発明によるゴルフ練習補助器具の平面図である。
【図2】ゴルフ練習補助器具の側面図である。
【図3】ゴルフ練習補助器具の正面図である。
【図4】ゴルファーが装着したゴルフ練習補助器具の側面図である。
【図5】ゴルファーが装着したゴルフ練習補助器具の正面図である。
【図6】ゴルファーが装着したゴルフ練習補助器具を水平に切った断面図である。
【図7】フルストロークの練習時のゴルフ練習補助器具を示す側面図である。
【図8】パッティングストローク時に使用しているゴルフ練習補助器具を示す正面図である。
【図9】本発明のゴルフ練習補助器具に使用することができるレンズ系の別の実施形態を示す略図である。
【図10】本発明のゴルフ練習補助器具に使用することができるレンズ系のさらに別の実施形態を示す略図である。
【図11】本発明のゴルフ練習補助器具で使用されるレチクルを示す略図である。
【符号の説明】
【0056】
10 練習補助器具
12 眼鏡レンズ
14 フレーム
16 アーム
18 先端部
20 上壁
22 空間
24 光学系
26 レチクル
28、30、 孔
31 集光部材
32 サイドレンズ
34 リフレクタ
36 焦点面
40 レンズ系
42 ビームスプリッタ
44 面
45 ノーズピース
48 鼻
49 ディバイダ
50、52、53、 線
54 マーカー
55 装着者
60 ボール
62 目標
【0001】
本発明は、ゴルフ練習補助器具に関する。
【背景技術】
【0002】
本発明は、ゴルファーがアドレス時に、適切な位置合わせを行いうるように補助するようにしたゴルフ練習補助器具に関する。
【0003】
アドレス時の良好な位置合わせが、よいストロークのための必須用件の一つであることは、熟練したゴルファーにとって周知である。良好な位置合わせは、一般的に、ゴルファーの両足が、目標に向く第1の想像線上に位置決めされ、ボールが、第1の想像線と平行な第2の想像線上に置かれ、ゴルフクラブの面が、第2の想像線に対して直角になったときに達成される。
【0004】
スウィングの際に、クラブの面がアドレス位置に戻り、打球ゾーンでのスウィングが目標に向かう線に沿っていれば、ほとんどの場合、ボールは、スライスやフックにつながるサイドスピンを起こすことなく目標に向かって進む。
【0005】
位置合わせの悪さを改善するために、地面に種々の平行線およびイラストが描かれたマットを、地上に置くことが、一般的に行われてきた。通常、平行線は、目標を狙うためのものであり、イラストは、ゴルファーがどこに足を置くべきか、またボールをどこに置くべきかなどを示すためのものである。
【0006】
この種のゴルフ練習マットは、プレイヤー自身が適切にアドレスできるようにするための練習に役立つことは確かであるが、かさばって不便であるという傾向がある。また、プレイヤーは、ペグがあろうとなかろうと、マットから離れてプレイしなければならず、一般的に、天然芝からボールを打つ際の現実を真に表わすものではない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、上記のような従来の訓練または練習マットにおける欠点をなくしたゴルフ練習補助器具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、ゴルファーが装着する眼鏡と、ゴルファーの眼まで光を通すことのできる1枚以上の眼鏡レンズと、眼鏡に支持され、ゴルファーの眼の少なくとも片方に、ゴルファーが見えるであろう画像を、眼鏡レンズを通して見えるゴルファーの通常の視野に重ねて投射する画像生成投射手段とを備え、画像は、一連の線を有しており、そのうち少なくとも第1の線は、ゴルファーの視野の横方向に延び、そのうち少なくとも第2の線は、ゴルファーから見て、第1の線を横切る方向に延びている、ゴルフ練習補助器具を提供するものである。
【0009】
画像は、複数の第1の線、および長さの異なる単数もしくは複数の第2の線を備えていてもよい。それらの線は、一部もしくは全体において、連続的な線でも、断続的な線でもよい。後者の場合は、例えば、点線などでもよい。
【0010】
好ましい実施形態においては、画像生成投射手段は、周辺光を集める集光手段と、集光手段から光を受け取り、画像を通過させるようになっているレチクルと、レチクルを通過した画像を装着者の眼に向ける光学レンズ手段とを備えている。
【0011】
本発明のその他の特徴については、従属請求項に記載してある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
単なる例として示した添付の図面に基づいて、本発明をさらに詳しく説明する。
【0013】
図1から図6に示す本発明のゴルフ練習補助器具10は、眼鏡の形態であり、この場合、ゴルファーが練習時に装着しうる色メガネとしてある。従来の色メガネと同様に、補助器具10は、着色した、すなわち、一定の光の波長を除去するためにフレーム14に装着された、フィルタを有する眼鏡レンズ12を備えている。
【0014】
アーム16が、フレーム14から後方に延び、使用中、装着者の耳の後方に位置するその先端部18は内向きに曲がっている。
【0015】
フレーム14は、従来の色メガネより若干大きく、装着者の顔から前方に向かって突出している。これは、下記の光学部品を設けるための空間を得るためである。フレーム14は、光が、上方から装着者の眼に直接入るのを防ぐための不透明な上壁20を備えている。
【0016】
従来の色メガネと同様に装着すると、光が、通常の視野から、レンズ12を通して装着者の両眼に伝達される。
【0017】
レンズ12と装着者の眼との間の空間22内には、片側のみを24で示す光学系が設けられている。
【0018】
図9および図10は、利用可能な他の光学系の概略図である。まず、図9を参照して説明する。
【0019】
26は、使用者の片眼のみに投射される画像を生成するために使用されるレチクルを示す。図11は、使用できる典型的なレチクルを示している。
【0020】
レチクル26は、可視光に対しては不透明であり、1対の細くて、まっすぐで平行な孔28と、孔28を横切る1本の湾曲した孔30が形成されたディスク27を備えている。孔30の縁部に位置しているのは、おおむね長方形の集光部材31である。集光部材31は、蛍光染料を含む重合体材料からなっている。集光部材31に適した材料としては、バイエル・アー・ゲー(BayerAG)社のプラスチック材料LISA(登録商標)が挙げられる。
【0021】
使用時には、周辺光が、フレーム12に装着したサイドレンズ32を通って空間22に入る。光は、集光部材31に照射する。集光部材31の中の染料から出るかなりの量の蛍光は、内部で全反射し、その縁部からのみ漏れる。従って、集光部材31によって集められた光のかなりの部分は、孔30に送られて、レチクルを透過する。
【0022】
図11には示していないが、集光部材31に類似した集光部材を孔28にも設け、光のかなりの量が、レクチル26のすべての孔28、30を確実に通るようにすることもある。
【0023】
レチクル26を透過する光、すなわち、孔28,30に対応する画像は、湾曲したリフレクタ34で反射し、焦点面36に位置する装着者の眼に向かう。リフレクタ34は、レチクルからの光を眼に向けて反射することができると同時に、図9に示すように、右から左の方向へ光を進ませるビームスプリッタとしての機能をも有する。
【0024】
従って、装着者は、片眼のみで、孔28,30に対応する画像を受け取る。同時に、装着者の両眼は、通常の視野から光を受け取る。片方の眼の場合には、レンズ12を通して直接、また、他方の眼の場合には、リフレクタ34を通して直接受け取る。
【0025】
従って、レチクル26とリフレクタ34は、画像生成投射手段として機能して、画像を装着者の片眼に投射し、両眼は、一般の視野からの光を同時に受け取ることが理解できると思う。さらに、投射した画像は、装着者の一般的な視野の上に、可視的に重ねられる。
【0026】
当業者であれば、湾曲したビームスプリッタを使用した際の球面収差の影響を考慮して、孔30をわずかに湾曲させてあることは理解できると思う。
【0027】
図10は、球面収差の影響を軽減した別の光学系を示す。この場合、レチクル26により、平面鏡38が反射した光は、レンズ系40を通り、平面リフレクタまたはビームスプリッタ42へ投射され、そこで入射光は平行に反射され、平行光線は、面44で装着者の眼に反射する。レンズ系40は、例えば、フレネルレンズを備えていてもよい。このような型式とすると、非点収差と球面収差は、軽減されるか、もしくは除去される。
【0028】
図6は、図9に示すようなレンズ系を有する練習補助器具10を、装着者の眼球38の高さで切った水平方向の断面図である。図に示すように、フレーム14は、通常、使用中には装着者の鼻48の上に位置するノーズピース45を支持している。ノーズピースから延びているのは、空間22を互いに左右に分割するディバイダ49である。
【0029】
これは必ずしも必要なわけではなく、空間22は、一体型のバイザーの形状で、2個のレンズ12の代わりに、1個のレンズと連続的になっていてもよい。
【0030】
ゴルフの練習のために、この補助器具10を使用する要領について、図7(a),図7(b),図8(a),図8(b)を参照しながら説明する。
【0031】
まず、図7(a)および図7(b)を参照する。線50および52は、装着者55の眼に投射された画像の中の想像線であり、装着者に見えるものである。平行線50は、レチクル26の孔28によって生成されており、装着者にとっては、彼の通常の視野の一部を横切る横方向を向く直線として見える。線52は、レチクル26内の孔30によって生成され、装着者によっては、通常の視野の一部を横切る線50と直交する直線として見える。
【0032】
第1のステップとして、装着者は、これから打とうとするボール60の後に立って、そのボールを、打ったときに狙いたい前方の目標62と一直線上に並べる。これは、線52を目標とボールを通るように合わせることによって行う。ついで、地面上にマーカー54を、ボールと目標を通る同じ線上の、ボールより少し前に置く。
【0033】
ついで装着者は、図7(a)に示すように、目標を側方に見てスタンスを取り、ボールを見下ろす。彼は、2本の線50のうち、50.1で示す彼から見て遠い方の線が、マーカー54とボールの両方を通って、目標と一直線上に並ぶようにスタンスを調整する。そして、彼のかかとを、2本の線50のうち、50.2で示す近いほうの線上に合わせる。
【0034】
装着者の身長や彼のゴルフクラブの長さにより、彼は、頭を上下に平面上を動かして、必要な調整ができるまで、線50.1と50.2とを適した位置まで移動させる。
【0035】
これらのステップを行ったら、装着者は、彼の足が目標と正確に並んでおり、ゴルフクラブの面を、ボール、マーカー、および目標を通る線に沿って、クラブの面を、その目標線と直角に保った状態で移動させてボールに接触させれば、ボールは、目標の途中のマーカー上の真上を通って飛ぶ。
【0036】
ゴルフのルールによれば、上に説明した本発明のゴルフ練習補助器具を、実際のプレイ中に使用することはできないので、これは、練習時のみに使用されるものであることは言うまでもない。
【0037】
しかし、ゴルファーが練習用ティーの上で上記のセットアップ作業を繰り返し練習すれば、それを筋肉が記憶し、また、ゴルフコースで実際にプレイするときにも、セットアップで正しい位置合わせを行うことができるようになると思われる。
【0038】
図8(a)および図8(b)は、パッティングのストローク中に、本発明の練習補助器具を使用している様子を示す。上記と同様の手順を行って、アドレス時に正確に位置合わせをする。しかし、この場合、クラブの面は、パター以外のクラブでフルストロークを行う場合に比べて、動きがかなりゆっくりとなるので、遠い方の線50.1も、練習補助器具の装着者がパターの面を正しい目標線に沿って、ボールに向かって移動させるための視覚的補助となり、インパクトの際に、パターの面をその線に対して確実に直角とすることができる。
【0039】
図7(a)と図7(b)および図8(a)および図8(b)は、投射した画像の中で装着者の眼に映る、互いに間隔を空けて位置するとともに、線50.1と50.2に直角に延在する多数の短い線53も示している。
【0040】
いずれの場合にも、練習補助器具の装着者は、これらの線を使って、彼の足がアドレス時に正しい間隔だけ離れているかどうかを確認したり、また、ボールが彼の足に対して正しい位置にあるかどうかを確認したりすることができる。
【0041】
従って、例えば、ウッドやロングアイアンのように長いクラブを使用する場合、ショートアイアンを使う場合と比べて、ボールは通常その姿勢からかなり前方に位置することになり、パターでは、ボールは通常、その姿勢で足の間の中間位置をとる。
【0042】
図8(a)および図8(b)に示すパッティングストロークの場合には、さらに便利であり、装着者は、線53を使って、異なる長さのパッティングに対して、そのバックスイングとフォロースルーの長さを測って腕を磨くことができる。
【0043】
レチクル26に適当な変更を加えることにより、特に、これらの線に対応してさらにスリット状の孔を設けることによって、ゴルファーの眼が受け取る画像に、短い線53を生成させることができることは明らかである。
【0044】
ゴルファーがこの練習補助器具を使って同じスタンスと位置を取り、ボールをそのショットに合わせて一定の位置に位置決めできるようにするため、ボールに、投射された画像に短い線53に付随する目印を設けてもよい。線の横に見えるように、例えば、個々の、認識可能なシンボルや英数字を設けてもよい。このような目印をつけることにより、使用者が、パティングの練習をするときに、バックスイングやフォロースルーの長さを、一定の値に安定させることができる。
【0045】
以上、周辺光をレチクルを通る通路に集光し、集中させるための、均一な割合の一つ以上の集光器を有する光源を使用した場合について説明してきたが、本発明の別の実施形態として、集光器を、一つ以上の長さの多視性繊維、すなわちその長さに沿って光を収集し、収集した光を内部反射によってその端部まで搬送することができる繊維によって構成することもできる。この場合、繊維の端部はレチクルの孔に隣接して位置させる。
【0046】
また、複数の繊維の端部を眼に投射させる画像を形成するように配置することもできる。さらに、別の形態として、他のタイプの光源を使ってもよい。光源は、例えば、LEDや、電池などの適当な電源によって電力を供給される形式の他の光源でもよい。気体のトリチウム光源なども本発明の範囲に含まれる。
【0047】
さらに、本発明では、投射画像をLCD(液晶画面)とすることも考慮している。
【0048】
上記の例では、画像全体が片眼のみに投射されているが、画像の一部が片方の眼に投射され、画像の別の部分が他方の眼に投射されることも、本発明の範囲に含まれる。従って、例えば、水平の線を片眼に投射し、垂直線を他方の眼に投射することも可能である。このような構成の場合、一般的に、両眼に対し、別々の画像生成投射手段を必要とする。
【0049】
本発明のもう一つの変形例では、光生成投射手段、例えば、上記の例では、光源および光学系を、眼の側方ではなく、上方に位置させてもよい。練習補助器具の使用者が前方に突出するつばを有する鍔付き帽、キャップ、または日よけを装着している場合には、光を側方から集光する先に説明した構成に比較すると好ましくない。なぜなら、つばは、集光器に届く直射日光の量を減らしてしまう場合があるからである。
【0050】
上記の説明から、投射した画像が、ゴルフのストローク中を通して見えることは理解できると思う。ゴルファーがストロークを行っているときに画像が見えると気が散ると思われる場合には、ストロークを行う時になると画像が消えるような手段を設けることも可能である。
【0051】
光源が、上記のように、例えばLEDである場合、練習補助器具には電源を切るためのオン・オフスイッチを設けてもよい。正しいスタンスとグリップが完了した使用者がスイッチを手動で操作するのは好ましくないため、スイッチを口で操作するようにしてもよい。例えば、電源から小型スイッチまで延びるコードを設け、小型スイッチを、口の中の、上下の歯列の間に挿入して、歯を食いしばることによって操作してもよい。
【0052】
画像生成投射手段が、図示のごとく、集光器および光学系を備えている実施形態では、画像は、ストロークを行うときに画像を遮断する位置まで、シャッターを動かすことによって除去することもできる。画像を遮断する位置までシャッターを移動させる動作は、口で再開させることができる。
【0053】
本発明のさらに進んだ形態では、画像生成投射手段を調整して、使用者が自分が好む位置に線が見えるように位置決めすることができるように構成することもできる。この場合、光学系の屈折または反射部品を選択した位置まで移動して再び位置決めできるように構成された装置を設ける。
【0054】
レンズ12が着色されており、ゴルフ練習補助器具が色メガネとしても機能するように構成した場合には、レンズに組み込まれるフィルタも、投射される画像の色に関連して選択でき、画像と通常の視野との間のコントラストを高め、画像の可視性を高めることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】本発明によるゴルフ練習補助器具の平面図である。
【図2】ゴルフ練習補助器具の側面図である。
【図3】ゴルフ練習補助器具の正面図である。
【図4】ゴルファーが装着したゴルフ練習補助器具の側面図である。
【図5】ゴルファーが装着したゴルフ練習補助器具の正面図である。
【図6】ゴルファーが装着したゴルフ練習補助器具を水平に切った断面図である。
【図7】フルストロークの練習時のゴルフ練習補助器具を示す側面図である。
【図8】パッティングストローク時に使用しているゴルフ練習補助器具を示す正面図である。
【図9】本発明のゴルフ練習補助器具に使用することができるレンズ系の別の実施形態を示す略図である。
【図10】本発明のゴルフ練習補助器具に使用することができるレンズ系のさらに別の実施形態を示す略図である。
【図11】本発明のゴルフ練習補助器具で使用されるレチクルを示す略図である。
【符号の説明】
【0056】
10 練習補助器具
12 眼鏡レンズ
14 フレーム
16 アーム
18 先端部
20 上壁
22 空間
24 光学系
26 レチクル
28、30、 孔
31 集光部材
32 サイドレンズ
34 リフレクタ
36 焦点面
40 レンズ系
42 ビームスプリッタ
44 面
45 ノーズピース
48 鼻
49 ディバイダ
50、52、53、 線
54 マーカー
55 装着者
60 ボール
62 目標
Claims (18)
- ゴルファーが装着する眼鏡と、
ゴルファーの眼まで光を通すことのできる1枚以上の眼鏡レンズと、
眼鏡に支持され、ゴルファーの眼の少なくとも片方に、ゴルファーが見えると予測される画像を、眼鏡レンズを通して見えるゴルファーの通常の視野に重ねて投射する画像生成投射手段とを備え、
画像は、一連の線を有しており、そのうち少なくとも第1の線は、ゴルファーの視野の横方向に延び、そのうち少なくとも第2の線は、ゴルファーから見て、第1の線を横切る方向に延びていることを特徴とするゴルフ練習補助器具。 - 画像が、複数の第1の線を含むことを特徴とする、請求項1に記載のゴルフ練習補助器具。
- 画像が、1本の第2の線を含むことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のゴルフ練習補助器具。
- 画像が、比較的長い第2の線と、互いに間隔を空けて位置する比較的短い複数の第2の線を含むことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のゴルフ練習補助器具。
- 画像が、短い第2の線に対する目印を含むことを特徴とする、請求項4に記載のゴルフ練習補助器具。
- 画像が、1本以上の断続的な線を含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のゴルフ練習補助器具。
- 画像が、点線で形成された1本以上の線を含むことを特徴とする、請求項6に記載のゴルフ練習補助器具。
- 画像生成投射手段が配置され、ゴルファーの片眼のみに画像を投射するようにしたことを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載のゴルフ練習補助器具。
- 画像生成投射手段が、画像の一部をゴルファーの片眼に投射し、画像の他の部分をゴルファーのもう一方の眼に投射するように構成された請求項1〜7のいずれかに記載のゴルフ練習補助器具。
- 画像生成投射手段が、周辺光を集めるための集光手段と、集光手段からの光を受け、画像を送るように構成されたレチクルと、レチクルを通った画像をゴルファーの眼に導く光学レンズ手段とを備えてなることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載のゴルフ練習補助器具。
- レチクル手段が、集光しうる不透明な材料からなり、送られる画像の形状に対応した1つ以上の孔を有し、集光手段は、周辺光を集め、レチクルの孔へ導くようになっていることを特徴とする、請求項11に記載のゴルフ練習補助器具。
- 集光手段が、周辺光を受け取るように構成され、このような光を受け取ると、蛍光を発する蛍光染料を含有する重合体材料からなる1つ以上の部材を備え、重合体材料の屈折率とその形状は、少なくとも、染料の蛍光によって生成された実質的な光量が、すべて内部でレチクルの孔の位置もしくはその近傍に位置するその縁部まで反射するようになっていることを特徴とする、請求項11に記載のゴルフ練習補助器具。
- 光学レンズ系が、ゴルファーの視野からの光をゴルファーの眼まで透過させるとともに、画像をゴルファーの眼まで反射させるリフレクタを含むことを特徴とする、請求項10〜12のいずれかに記載のゴルフ練習補助器具。
- リフレクタが、湾曲していることを特徴とする、請求項13に記載のゴルフ練習補助器具。
- ビームスプリッタが、平坦であることを特徴とする、請求項13に記載のゴルフ練習補助器具。
- 画像生成投射手段が、光を生成する光源と光源に電力を供給するための手段を備えてなることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載のゴルフ練習補助器具。
- 光源が、LED光源であることを特徴とする、請求項14に記載のゴルフ練習補助器具。
- 眼鏡レンズに着色してあり、ゴルファーにとって、色メガネとして機能しうるようになっていることを特徴とする、請求項1〜17のいずれかに記載のゴルフ練習補助器具。
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