JP2004522480A - 自己誘導型挿管装置 - Google Patents
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Abstract
【選択図】図1A
Description
【0001】
本発明は、体内生体内の生活有機体(living organism)内へ要素を自動挿入する方法及びシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
(同時継続出願に関する記載)
出願人は、"Apparatus For Self-Guided Intubation"の名称で、2000年12月6日に出願されたイスラエル特許出願第140136号の優先権を主張する。
(発明の背景)
以下の特許、6,248,112; 6,236,875; 6,235,038 ; 6,226,548; 6,211,904; 6,203,497; 6,202,646; 6,196,225; 6,190, 395; 6,190,382; 6,189,533; 6,174,281; 6,173,199; 6,167,145; 6,164,277; 6,161,537; 6,152,909; 6,146,402; 6,142,144; 6,135,948; 6,132,372; 6,129,683; 6,096,050; 6,096,050; 6,090,040; 6,083,213; 6,079,731 ; 6,079,409; 6,053,166; 5,993,424; 5,976,072; 5,971,997; 5,957,844; 5,951,571; 5,951,461; 5,885,248; 5,720,275; 5,704,987; 5,592,939; 5,584,795; 5,506,912; 5,445,161; 5,400,771; 5,347,987; 5,331,967; 5,307,804; 5,257,636; 5,235,970; 5,203,320; 5,188,111; 5,184,603; 5,172,225; 5,109,830; 5,018,509; 4,910,590; 4,672,960; 4,651,746は、当該分野の現状を表していると思われる。
またhttp://www.airwaycam.com/system.htmlも参照することとする。
【発明の開示】
【0003】
本発明は、体内生体内の生活有機体へ要素を自動挿入する改良されたシステム及び方法を提供しようとするものである。
【0004】
本発明の好適な一態様によれば、体内生体内の生活有機体内体内へ挿入されるよう構成された挿入可能な要素と、前記挿入可能な要素と物理的に係合し、前記体内生体内の生活有機体内体内部の物理的表面に追従するよう構成されてなる表面追従要素と、前記挿入可能な要素を前記物理的表面に沿って少なくとも部分的に自動的に誘導する機能を有する駆動サブシステムと、当該誘導サブシステム内に保存された参照経路沿いの前記表面追従要素の検知位置に少なくとも部分的に基づいて前記駆動サブシステムを制御する機能を有する誘導サブシステムと、を備えた自動操作型医療挿入装置が提供される。
【0005】
また本発明の好適な一態様によれば、体内生体内の生活有機体内体内へ挿入可能な要素を挿入し、表面追従要素を前記挿入可能な要素に物理的に係合させ、且つ、前記表面追従要素を前記体内生体内の生活有機体内体内部の物理的表面に追従させ、前記物理的表面に沿って前記挿入可能な要素を自動的及び選択的に誘導し、前記誘導サブシステム内に保存された参照経路に沿って、前記表面追従要素の知覚位置に少なくとも部分的に基づいて、前記挿入可能な要素の方向を制御する自動操作型医療挿入方法が提供される。
【0006】
更に本発明の好適な一態様によれば、前記駆動サブシステムは、前記物理的表面に沿って前記挿入可能な要素を完全に自動的に誘導するよう機能する。
【0007】
更にまた本発明の好適な一態様によれば、前記駆動サブシステムは、前記物理的表面に沿って前記挿入可能な要素を自動的及び選択的に誘導するよう機能する。
【0008】
加えて、本発明の好適な一態様によれば、前記誘導サブシステムが、前記物理的表面に関する表面特性情報を前記表面追従要素から受け取り、且つ、前記表面特性情報を利用して前記参照経路沿いの前記表面追従要素の位置を知覚する。
【0009】
好ましくは、前記表面特性情報は表面輪郭情報からなる。
【0010】
加えて、本発明の好適な一態様によれば、前記表面特性情報は、表面硬度情報からなる。
【0011】
好ましくは、前記表面輪郭情報は、三次元である。
【0012】
好ましくは、前記表面輪郭情報は、二次元である。
【0013】
更に本発明の好適な一態様によれば、前記挿入可能な要素は気管内チューブであり、前記物理的表面が喉頭及び気管の表面からなる。
【0014】
更にまた本発明の好適な一態様によれば、前記挿入可能な要素は胃鏡であり、前記物理的表面は腸の表面からなる。
【0015】
加えて本発明の好適な一態様によれば、前記挿入可能な要素がカテーテルであり、前記物理的表面が循環系の内部表面からなる。
【0016】
更に本発明の好適な一態様によれば、当該挿入装置は、前記生活有機体の少なくとも一部を画像化し、その画像に少なくとも部分的に基づいて前記参照経路を作成する機能を有する参照経路作成装置を更に備えてなる。
【0017】
好ましくは、前記参照経路は、人体の一部の標準輪郭マップからなる。
【0018】
更に本発明の好適な一態様によれば、前記標準輪郭マップは特定患者に正確に適合してなる。
【0019】
更にまた本発明の好適な一態様によれば、前記標準輪郭マップは特定患者に自動的に正確に適合してなる。
【0020】
更に本発明の好適な一態様によれば、前記参照経路は、少なくとも一の障害を指定するようオペレーターにより変更可能である。
【0021】
加えて本発明の好適な一態様によれば、前記挿入可能な要素は、前記駆動サブシステムを内設してなるハウジングと、マウスピースと、該マウスピース内に挿入されたチューブと、該チューブ内に挿入されたフレキシブルガイドとを備えてなり、前記表面追従要素が前記ガイドの先端に取り付けられてなる。
【0022】
好ましくは、前記マウスピースは、その中に前記チューブが挿入された湾曲管を備えてなり、前記駆動サブシステムは、前記湾曲管及び前記チューブ内を通して、前記ハウジングに対し前記ガイドを出し入れするよう機能する。
【0023】
好ましくは、前記駆動サブシステムは、前記ガイドの先端を選択的に曲げ、且つ、前記生活有機体に対し前記挿入可能な要素を出し入れするよう機能する。
【0024】
加えて、前記駆動サブシステムは、前記挿入可能な要素の先端を選択的に曲げるよう更に機能する。
【0025】
更に本発明の好適な一態様によれば、前記表面追従要素は触覚検知要素を含む。
【0026】
好ましくは、前記表面追従要素は、一端にマグネットを有するショートロッドの他端に一体に形成された先端部を含む先端センサからなり、前記ロッドがスプリングディスクの中心を通って延び、且つ、該スプリングディスクに堅固に結合されてなり、前記スプリングディスクはシリンダの一端に取り付けられてなり、該シリンダの他端は前記挿入可能な要素の先端に取り付けられてなる。
【0027】
更に本発明の好適な一態様によれば、前記先端センサは、前記シリンダ内部において前記マグネットに近接して支持体上に取り付けられた二つのホール効果センサを更に備えてなり、前記ホール効果センサは湾曲管の湾曲面において離間してなる。各ホール効果センサは、ホール効果センサからのマグネットの距離に相当する電流を供給しうる電極を有してなる。前記先端センサは、前記シリンダの対称軸に沿って該先端部に力が付与されたとき、前記先端部が前記スプリングディスクに対して押し付けられ、前記マグネットが前記ホール効果センサに接近し、また前記ホール効果センサの平面において横方向に前記先端部に力が付与されたとき、前記ロッドが前記スプリングディスクと係合する位置の周囲を前記先端部が回転し、前記マグネットが前記ホール効果センサの一方から遠ざかり他方に近づくよう回転するよう、機能する。
【0028】
更にまた本発明の好適な一態様によれば、口腔内への前記挿入可能な要素の部分的挿入に続いて、前記表面追従要素が舌の表面と係合し、そのことによりこの係合が前記表面追従要素へ力を付与するまで、前記駆動サブシステムは、ガイドを気管の方向に前進させ、且つ、ガイドを時計方向に曲げるよう機能する。
【0029】
加えて本発明の好適な一態様によれば、前記誘導サブシステムは、先端部が曲げられる方向を示すホール効果センサが出力する電気的出力における変化を測定する機能を有する。
【0030】
更に本発明の好適な一態様によれば、前記誘導サブシステムは、前記先端部の位置及び先端部位置の過去の履歴を検知し、前記参照経路に対し前記生活有機体における前記先端部の位置を決定するよう機能する。
【0031】
好ましくは、前記誘導サブシステムは、前記参照経路に従って前記先端部を誘導するよう機能し、且つ、前記先端部が喉頭蓋下のくぼみの端と接触したことを検知する機能を有する。
【0032】
更に本発明の好適な一態様によれば、前記誘導サブシステムは、前記先端部が喉頭蓋の先端部に到達したことを検知する機能を有する。
【0033】
更にまた本発明の好適な一態様によれば、前記誘導サブシステムは、前記先端部が気管の第一軟骨に到達したことを検知するよう機能する。
【0034】
加えて本発明の好適な一態様によれば、前記誘導サブシステムは、前記先端部が気管の第二軟骨に到達したことを検知するよう機能する。
【0035】
更に本発明の好適な一態様によれば、前記誘導サブシステムは、前記先端部が気管の第三軟骨に到達したことを検知するよう機能する。
【0036】
好ましくは、前記誘導サブシステムは、前記参照経路をメモリからロードするよう機能する。
【0037】
更に本発明の好適な一態様によれば、前記駆動サブシステムは、前記チューブを前方へ押し出す機能を有する。
【0038】
更にまた本発明の好適な一態様によれば、前記駆動サブシステムは、前記挿入可能な要素を前方又は後方へ選択的に移動させる機能を有する第一モータと、前記挿入可能な要素を選択的に曲げる機能を有する第二モータと、前記第一モータ、前記第二モータ及び前記表面追従要素を制御する機能を有する電子回路とを備えてなる。
【0039】
好ましくは、前記電子回路は、プログラムを実行する機能を有するマイクロコントローラからなり、前記プログラムは、前記第一モータ、前記第二モータ及び前記表面追従要素を制御し、且つ、前記参照経路に沿って前記生活有機体内体内に前記挿入可能な要素を挿入し、曲げる機能を有する。
【0040】
更に本発明の好適な一態様によれば、前記駆動サブシステムは、前記表面追従要素の位置を評価するため、前記第一及び第二モータの少なくとも一方によって消費される電流を測定する機能を有する。
【0041】
更にまた本発明の好適な一態様によれば、前記参照経路は、挿入プロセスが開始される前に、少なくとも部分的に準備されるものである。
【0042】
好ましくは、前記医療挿入装置は、医療画像化システムを備えてなり、前記医療画像化システムは、前記参照経路を少なくとも部分的に準備する機能を有する。
【0043】
好ましくは、前記医療画像化システムは、超音波スキャナ、X線撮影装置、CATスキャンシステム及びMRIシステムの少なくとも一を備えてなる。
【0044】
更に本発明の好適な一態様によれば、前記医療画像化システムは、前記生活有機体の少なくとも一の器官の少なくとも一の輪郭をマーキングすることにより前記参照経路を準備する機能を有する。
【0045】
加えて本発明の好適な一態様によれば、前記医療画像化システムは、少なくとも一の挿入指示を含む挿入指示表を作成することにより前記参照経路を準備する機能を有する。
【0046】
好ましくは、前記挿入指示は、前記挿入可能な要素の前進、後退及び屈曲の少なくとも一を行う指示を含む。
【0047】
更に本発明の好適な一態様によれば、前記誘導サブシステムは、前記誘導サブシステムに保存された前記挿入指示表に従って前記表面追従要素の知覚位置に少なくとも部分的に基づいて前記駆動サブシステムを制御する機能を有する。
【0048】
加えて本発明の好適な一態様によれば、前記操作型医療挿入装置は、前記挿入可能な要素の挿入プロセスのログを少なくとも部分的に保存し、前記挿入可能な要素の挿入プロセスの前記ログを送信するよう機能する。
【0049】
更に本発明の好適な一態様によれば、前記コンピュータは、前記挿入可能な要素の挿入プロセスの前記ログを収集する機能を有し、且つ、前記収集に少なくとも部分的に基づいて前記参照経路を準備する機能を有する。
【0050】
更にまた本発明の好適な一態様によれば、前記コンピュータは、前記医療挿入装置へ前記参照経路を送信する。
【0051】
更に本発明の好適な一態様によれば、前記挿入可能な要素は、ガイドする要素とガイドされる要素とを備えてなる。
【0052】
加えて本発明の好適な一態様によれば、前記駆動サブシステムは、前記ガイドする要素と前記ガイドされる要素とを少なくとも部分的に一緒に誘導する機能を有する。
【0053】
更に本発明の好適な一態様によれば、前記駆動サブシステムは、前記ガイドする要素と前記ガイドされる要素とを少なくとも部分的に一緒に誘導する機能を有する。
【0054】
更にまた本発明の好適な一態様によれば、前記誘導は、軸方向の動きと横方向の動きとからなる組み合わされた動きにおいて前記挿入可能な要素を自動的且つ選択的に誘導することを含む。
【0055】
本発明の好適な一態様によれば、体内生体内の生活有機体内体内に挿入されるよう構成された挿入可能な要素と、前記挿入可能な要素と物理的に係合し、前記体内生体内の生活有機体内体内部の物理的表面に追従するよう構成された表面追従要素と、前記挿入可能な要素を前記物理的表面に沿って少なくとも部分的に誘導する機能を有する駆動サブシステムと、当該誘導サブシステムに保存された参照経路沿いの前記表面追従要素の知覚位置に少なくとも部分的に基づいて前記駆動サブシステムを制御する機能を有する誘導サブシステムとを備えてなる自動操作型医療挿入装置が更に提供される。前記挿入可能な要素は、使い捨て型マウスピースを備えてなることが好ましい。
【0056】
本発明の好適な他の一態様によれば、自動操作型医療挿入方法が更に提供される。該方法は、体内生体内の生活有機体内体内へ挿入可能な要素を挿入し、表面追従要素を前記挿入可能な要素に物理的に係合させ、且つ、前記表面追従要素を前記体内生体内の生活有機体内体内部の物理的表面に追従させ、前記物理的表面に沿って前記挿入可能な要素を自動的及び選択的に誘導し、前記誘導サブシステム内に保存された参照経路に沿って、前記表面追従要素の知覚位置に少なくとも部分的に基づいて、前記挿入可能な要素の方向を制御することを含む。前記挿入可能な要素は、使い捨て型マウスピースを含むことが好ましい。
【0057】
明細書及び請求の範囲に記載された距離及び角度は典型的な値であり、いかなる意味においても限定的な値として解釈されるべきものではない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0058】
本発明は、図面及び付録に関して記載する以下の詳細な説明から、更に明瞭に理解及び認識されよう。
【0059】
ここで図1A乃至1Lを参照する。図1A乃至1Lは、本発明の好適な一態様に従う人体挿管方法及びシステムを簡略化して図解的に示す一連の図である。
【0060】
口及び気管の全体形状は、例えば幼児、小児及び成人間で大きさの違いはあれど、全人類において概ね同一である。本発明の好適な一態様においては、人間の口及び気管の標準輪郭マップ10が採用される。このマップ10の大きさは、特定の患者に対し、好ましくは自動的に、より正確に適合させてもよい。代替的に、このマップ10の大きさは、特定の患者に対し半自動的に適合される。この代替法においては、例えば小児か成人かを選択することにより、オペレーターはこのマップ10の大きさを選択することができる。その後、このマップ10の大きさは、挿管法の一部として特定の患者のサイズに自動的に適合される。更なる代替方法又は付加的方法として、オペレーターは、腫瘍、腫脹、感染及び損傷などの一又は複数の典型的な障害を指定することができる。一の障害を選択することにより、一般的なマップ10を個別化したものを作成することが好ましい。
【0061】
図1Aは、マップ10並びに、挿管装置(intubator)の先端センサ11が患者の口及び気管と係合するマップ内の位置を示している。先端センサ11の進行をモニタし、それに従って挿管装置を誘導するために、輪郭マップ10を使用することにより少なくとも部分的に挿管を自動的に実行することは、本発明固有の特徴である。
【0062】
図1Aから分かるように、人体挿管に好適な挿管アセンブリ12は、一の患者の口腔内に部分的に挿入される。挿管アセンブリ12は、好ましくは、ガイドドライバ15を内部に設けたハウジング14と、マウスピース16と、マウスピース16内に挿入されたチューブ18と、チューブ18内に挿入されたフレキシブルガイド20と、フレキシブルガイド20の遠位端に取り付けられた先端センサ11とを備えてなる。マウスピース16は、好ましくは、その中にチューブ18が挿入される硬質な湾曲管24を備えてなる。好ましくは、湾曲管24は、両側にスリット49を備えてなる。代替的に、湾曲管24は除去される。
【0063】
例えばチューブ18やマウスピース16など、挿管アセンブリ12を構成する部品の幾つかは、使い捨てにしてもよい。
【0064】
ガイドドライバ15は、湾曲管24を介し、チューブ18を介して、ハウジング14に対しフレキシブルガイド20を出し入れするためのものである。ガイドドライバ15は、図1Aにおいて湾曲管24の湾曲面に対し時計方向及び反時計方向にフレキシブルガイド20の遠位端を選択的に曲げるためのものでもある。
【0065】
ここで先端センサ11の拡大図を参照すると、先端センサ11は好ましくは先端部28を含んでなり、該先端部28は好ましくはショートロッド30の一端に一体に形成されてなり、該ショートロッド30はその他端にマグネット32を有してなることが分かる。ショートロッド30は、好ましくは、スプリングディスク34の中心を通って延びてなり、該スプリングディスクと堅固に結合している。スプリングディスク34は、好ましくは、シリンダ36の一端に取り付けられており、該シリンダの他端は、フレキシブルガイド20の遠位端に取り付けられている。好ましくは、先端センサ11は、2つのホール効果(Hall effect)センサ38及び40も含んでなり、それらセンサはシリンダ36内側の支持体41上に、マグネット32と近接して取り付けられている。ホール効果センサ38及び40は、好ましくは、湾曲管24の湾曲面において離間している。典型的に、各ホール効果センサは、マグネット32のセンサからの距離に相当する電流を供給する電極を有してなる。
【0066】
シリンダ36の対称軸42に沿って、先端部28に力が加えられると、該先端部28は、スプリングディスク34に対して押し付けられて、その結果、マグネット32がホール効果センサ38及び40に接近する。マグネット32と各ホール効果センサ38及び40との距離が減少するので、2つのホール効果センサ38及び40は、それらの出力電流を増加させる。ホール効果センサ38及び40の平面において横方向に先端部28に力が加えられると、図1Aに示すように、先端部28は、ショートロッド30がスプリングディスク34と係合する位置を中心として回動する。これにより、マグネット32が、ホール効果センサ40から遠ざかり、且つ、ホール効果センサ38に近づくように、回動する。ホール効果センサ40の出力電流は典型的に減少し、ホール効果センサ38の出力電流は典型的に増大する。このように、先端センサ11は、先端部28に加えられた力の方向及び大きさを、ホール効果センサ38及び40の平面において、電子回路(非図示)によって測定することを可能にするものであり、センサ先端部28が押し付けられる組織の表面の、対称軸42に対する向きを、電子回路(非図示)によって計算することを可能にするものである。
【0067】
ホール効果センサ以外のセンサを使用して先端部28に加えられる力の大きさ及び方向を測定することも可能であり、あるいは、隣接表面の向き及び近接度を測定することも可能である。
【0068】
当該システムの自動運転中、図1Aに示すように、口腔内への挿管アセンブリ12の部分挿入に続いて、典型的にガイドドライバ15はフレキシブルガイド20を気管44の方向に進ませ、先端部28が舌46の表面と係合するまで、該フレキシブルガイド20を時計方向に曲げる。この係合により、先端部28に力が加えられ、そのことにより、先端部28が反時計方向に回動し、マグネット32がホール効果センサ38に接近する。ホール効果センサ38及び40によって生じた電気的出力における変化を測定するハウジング14内の電子回路(非図示)は、先端部28が時計方向に曲げられたことを示す。
【0069】
チップの位置を検知し、チップ位置の履歴を採用することにより、本発明のシステムは、先端センサ11の位置を口腔内においてマップ10に照らして測定する。この位置は、以下に述べるように、挿管装置を正確に誘導するために採用される。
【0070】
ここで図1Bを参照する。図1Bは、本発明による挿管法における次のステップを示している。図1Bには、更に前進して患者の喉頭蓋48と舌46の基底部との間の領域に到達しているフレキシブルガイド20が図示されている。
【0071】
図1Cから分かるように、フレキシブルガイド20は、先端部28が喉頭蓋48下のくぼみの端に接触するまで更に前方へ進む。
【0072】
図1Dから分かるように、フレキシブルガイド20は、反時計方向に曲がり、喉頭蓋48の底面に接触する。その後、フレキシブルガイド20は先端部28と喉頭蓋48の底面との連続的触覚接触を維持しつつ僅かに後退する。
【0073】
図1Eから分かるように、フレキシブルガイド20は、先端センサ11の先端部28が喉頭蓋48の先端部165に到達し、その後先端部28が喉頭蓋48の先端部165の表面との触覚接触を失うまで、更に後退する。
【0074】
図1Fから分かるように、フレキシブルガイド20は更に反時計方向に曲がった後、前進し、その後、先端部28が喉頭蓋48の上部表面と接触するまで、時計方向に曲がる。
【0075】
図1Gから分かるように、先端部28が気管44の第一のくぼみを検知するまで、喉頭蓋48との連続的触覚接触を維持しながら、フレキシブルガイド20は前進する。
【0076】
図1H及び1Iから分かるように、フレキシブルガイド20は、先端部28が気管44の第二のくぼみを検知するまで、更に前進する。
【0077】
図1J及び1Kから分かるように、フレキシブルガイド20は、先端部28が気管44の第三のくぼみを検知するまで、更に前進する。その後、フレキシブルガイド20は、成人の場合典型的には5cm更に前進し、チューブ16が第三軟骨に到達することが確実になる。
【0078】
図1Lから分かるように、ガイドドライバ15は、マウスピース16とチューブ18とを患者の口及び気管44内に残したまま、フレキシブルガイド20と共に引き出される。
【0079】
ここで図2A乃至2Fを参照する。これらは、全体で、図1A乃至1Kに示す人体挿管プロセスを示す一のフローチャートである。
【0080】
図2A及び2Bは、全体で、図1Aに示す挿管プロセスのステップに対応する。
【0081】
図2Aのステップ100において、挿管アセンブリ12は挿管を行うよう準備される。
【0082】
ステップ102において、挿管装置は、挿管パターンマップ10をそのメモリからロードする。
【0083】
ステップ104、106及び108において、挿管装置は、挿管パターンマップの縮尺(scale)を幼児、小児及び成人間で選択することにより対応する患者サイズに調節することをオペレーターに可能にする。
【0084】
ステップ110、112及び114において、挿管装置は、好ましくはメニュから選択することにより挿管パターンマップ10を挿管障害の種類に適合させることをオペレーターに可能にする。図2Aから分かるように、メニュは、典型的に、障害に関する4つの選択肢、即ち、感染、腫脹、腫瘍及び損傷と、いずれの障害も選択しない5番目の選択肢とをオペレーターに提供する。各種の障害を、特定器官についての典型的なものとして定義することができる。
【0085】
図2Bから分かるように、ステップ120、122、124、126、128及び130は、先端センサが舌の表面に対して押し当てられるまで、あるいは、前進及び屈曲が限界に到達するまで、フレキシブルガイド20を、咽喉の方向に前進させ、同時に時計方向に曲げるものである。ステップ128から分かるように、屈曲の限界は好ましくは50度であり、前進の限界は好ましくは2cmである。先端センサが押し込まれると、挿管パターンマップ10の縮尺は、好ましくは、挿管を受ける患者の大きさ又は特定縮尺に適合するよう更新される(ステップ132)。前進及び屈曲の少なくとも一が限界に到達すると、エラーメッセージが表示され(ステップ134)、挿管プロセスが停止される。
【0086】
ここで図1B及び1Cに対応する図2Cを参照する。図2Cに示すように、ガイドドライバ15は、一連のステップ140、142、144及び146をループ式に実行し、フレキシブルガイド20を患者の咽頭の表面に沿わせながら該咽頭内に更に進ませ(ステップ140)、挿管パターンマップ10に従い、該先端部と該表面との接触を維持させる(ステップ144、146)。両方のホール効果センサ38及び40からの出力電流が増加すると、挿管装置は、先端部28が喉頭蓋48下のくぼみの端に到達したとみなす(ステップ142)。先端部28と体との係合点は図1Cにおいて参照番号147で示される。次いで、好ましくは挿管パターンマップ10の縮尺が、患者の器官構造に適合するように更新される(ステップ148)。
【0087】
ここで図1D及び1Eに対応する図2Dを参照する。図2Dから分かるように、ガイドドライバ15はステップ150、152及び154をループ式に実行し、フレキシブルガイド20の遠位端を、先端部28が喉頭蓋48に接触するまで、あるいは好ましくは45度の屈曲限界に至り(ステップ154)、挿管が停止する(ステップ156)まで、反時計方向に曲げる。先端部28と喉頭蓋48の表面との好ましい係合点は、図1Dにおいて参照番号155で示される。先端部28と喉頭蓋の表面との係合が検知されると、ガイドドライバ15は、ステップ158、160、162及び164をループ式で実行し、フレキシブルガイド20を更に後退させ(ステップ158)、フレキシブルガイドの先端部が図1Eにおいて参照番号165で示される喉頭蓋48の先端部に到達するまでフレキシブルガイド20の屈曲を増加させる(ステップ164)。先端部28が喉頭蓋48の先端部に到達すると、先端部28は開放され、両方のホール効果センサからの出力電流は最小値まで減少する。好ましくは挿管パターンマップ10は、患者の器官構造に適合するよう更新される(ステップ166)。
【0088】
ここで図1E及び1Fに対応する図2Eを参照する。図2Eから分かるように、ガイドドライバ15は、フレキシブルガイド20を反時計方向に好ましくは45度曲げることにより該フレキシブルガイド20を喉頭蓋48の先端部付近で該先端部の上側に移動させ、次いで咽頭下5mmに前進下降させ、次いで時計方向に好ましくは10度曲げる(ステップ170)。その後、ガイドドライバ15は、ステップ172、174及び176をループ式に実行し、フレキシブルガイドの先端部28が喉頭蓋48の上部表面に接触するまで、あるいは好ましくは1cmの前進限界若しくは好ましくは50度の屈曲限界に至り、挿管が停止する(ステップ178)まで屈曲及び前進を行う(ステップ174)。先端部28と喉頭蓋との好ましい係合点は、図1Fにおいて参照番号177で示されている。
【0089】
ここで図1G乃至1Kに対応する図2Fを参照する。図2Fから分かるように、「軟骨稜カウンタN」は、当初はゼロである(ステップ180)。その後、ループ式にステップ182乃至198を実行しているガイドドライバ15によって、フレキシブルガイド20がその先端センサ11を、必要に応じて屈曲を増大させて(ステップ188)先端部28と気管の表面との接触を維持しながら(ステップ186及び188)、気管44の表面に沿って前進させる(ステップ182)。気管44の軟骨の稜(図1H、1I、1Jの189)が見つかる度に、「軟骨稜カウンタ」が増分し(ステップ190)、先端部28が稜の周囲を移動し(ステップ192、194、196及び198)、ループプロセスは、第三軟骨が見つかるまで繰り返す。その後、フレキシブルガイド20は、チューブ16が第三軟骨に確実に到達するよう成人の場合典型的には5cm更に進む。その後、ガイドドライバ15は、挿入が無事に完了したことをオペレーターに知らせる(ステップ200)。
【0090】
ここで図3を参照する。同図は、人体挿管に有用な本発明の好適な一態様の内部構造を簡略化して示した図である。挿管アセンブリ12は、好ましくはハウジング14と、ガイドドライバ15と、マウスピース16と、チューブ18と、該チューブ18内に挿入されたフレキシブルガイド20と、該フレキシブルガイド20の遠位端に取り付けられた先端センサ11とを備えてなる。好ましくは、マウスピースは湾曲管24を備えてなる。
【0091】
好ましくは、ガイドドライバ15は、螺子付きロッド214を回転させるギアボックス212を駆動する第一モータ210を含んでなる。螺子付きロッド214には浮きナット216が取り付けられている。第一モータ210が螺子付きロッド214を回転させると、その回転方向に従って浮きナット216が前後に移動する。浮きナット216は、キャリッジ218をバー220に沿って移動させ、そのことによりフレキシブルガイド20を押したり引いたりするものである。キャリッジ218がストッパ222に接触すると、該ストッパ222はバー220に沿ってキャリッジ218と共に移動し、チューブ18を前方へ押し出す。
【0092】
第二モータ224は、ディスク226に接続され、該ディスク226には二つのガイド角形成ワイヤ228がそれらの第一末端で取り付けられている。ガイド角形成ワイヤ228は、フレキシブルガイド20の内側に螺設されており、それらの他端は、先端センサ11の少し手前でフレキシブルガイドの遠位端に結合されている。第二モータ224がディスクを時計方向に回転させると、ガイド角形成ワイヤ228の一方は引っ張られ、他方のワイヤは緩められる。引っ張られた方のワイヤは、フレキシブルガイド20の遠位端を図3において反時計方向に引き曲げる。したがって、第二モータ224が反時計方向に回転すると、二つのワイヤ228のうち第二ワイヤが引っ張られ、第一ワイヤが緩められる。引っ張られた方のワイヤはフレキシブルガイド20の遠位端を、図3において時計方向に引き曲げる。
【0093】
電子回路229は、ハウジング14内に設けられ、好ましくは操作スイッチ230、ディスプレイ232、モータ210及び224、並びに先端センサ11内のホール効果センサ38及び40(図1A)と電気的に接続されている。好ましくは、電子回路229は、プログラムを実行するマイクロプロセッサも備えてなる。プログラムは、スイッチ230、ディスプレイ232、モータ210及び224、並びにホール効果センサ38及び40を制御し、フレキシブルガイドの先端部が生活有機体内体内部の目的地点に到達するまで、予め規定されたマップに従って生活有機体内体内にフレキシブルガイドを挿入し曲げるよう構成されていることが好ましい。好ましくはプログラムは、フレキシブルガイド20の先端部28を、生活有機体の一の器官の予め規定された内部輪郭に追従させるものである。好ましくはプログラムは、フレキシブルガイドの先端部の位置を生活有機体の表面器官に対して測定するために触覚検知を採用するものである。
【0094】
「マイクロプロセッサ」という用語は、とりわけ「マイクロコントローラ」も含むものである。
【0095】
電子回路、先端センサ11、モータ210及び224、ディスプレイ232並びに本発明において電気を消費する他のあらゆる要素に電力を供給するため、電池(非図示)が、好ましくはハウジング14内に設けられる。挿管アセンブリ12に電力を供給するには、外部電源を使用することも可能である。
【0096】
外部データ処理装置との通信を可能にするため、好ましくは赤外通信技術を採用する通信インタフェース(非図示)が設けられる。
【0097】
好ましくは、バルーン234がチューブ18の遠位端に設けられ、細管(非図示)がパイプ18内に挿入され、パイプの脇を介してバルーンに接続される。細管は、パイプ18の遠位端が気管内の適位に到達したとき、オペレーターがバルーンを膨張させることを可能にするものであり、そのことにより気管に対しパイプの遠位端を固定することができる。
【0098】
ここで図4を参照する。同図は、上記ガイドドライバ15の好適な一態様を簡略化して示す機能ブロック図である。図4において、フレキシブルガイド20は、二つのドライバによって駆動される。軸方向ドライバ240は、好ましくは、図3に示すモータ210、ギア212、螺子付きロッド214、浮きナット146及びキャリッジ218を備えている。屈曲ガイドドライバ242は、好ましくは、モータ224、ディスク226及びワイヤ228を備えている(図3)。軸方向ガイドドライバ240及び屈曲ガイドドライバ242は二つのソフトウェア・ドライバ・モジュールによって制御される。軸方向ソフトウェア・ドライバ・モジュール244は、軸方向ドライバ240を制御するものであり、二つの機能、即ち、前進機能246及び後退機能248を備えている。屈曲ソフトウェアドライバ250は、屈曲ガイドドライバ242を制御するものであり、二つの機能、即ち、反時計方向屈曲機能252及び時計方向屈曲機能254を備えている。機能246、248、252及び254は、伝播制御ソフトウェアモジュール256によって操作される。
【0099】
フレキシブルガイド20の他端では、先端センサ11が隣接表面の近接度及び向きを測定する。本発明の好適な一態様において、先端センサ11は、隣接組織の表面が触覚先端に加えた力を測定することによって、近接度及び向きの測定を実行する。先端センサ11からの入力信号を受け取るための先端センサ・ソフトウェア・ドライバ・モジュール260は、二つの入力機能、即ち、反時計方向先端部回転機能262及び時計方向先端部回転機能264を備えている。先端センサ・ソフトウェア・ドライバ・モジュール260によって為される先端位置測定は、センサ・ログ・モジュール266によって集められ保存される。
【0100】
マップ10はメモリ内にロードされ、更新可能なマップ268として機能する。コンパレータ270は、先端センサ11からの蓄積測定結果と、更新された参照マップ268とを比較する。比較結果は、更新縮尺モジュール272によって計算され、更新されたマップ268を更新するのに適した倍率が得られる。結果として、ナビゲーションモジュール274は、更新されたマップ情報を採用して、挿入プログラムの次のステップを実行するため伝播制御256を支持する。
【0101】
軸方向ガイドドライブ及び屈曲ガイドドライブの少なくとも一方により消費される電流の測定は、先端センサの位置を評価するためのコンパレータ270への入力としても機能する。
【0102】
ここで図5A乃至5Hを参照するが、これらは全体で、人体挿管に有用な本発明の好適な一態様における一の電気回路図となっている。特にマイクロプロセッサ278に注目すると、該プロセッサは、挿管アセンブリ12の各要素、例えば操作スイッチ類230、ディスプレイ232、モータ210及び224(図3)並びに先端センサ11内のホール効果センサ38及び40(図1A)を制御するプログラムを演算し、図2A乃至2Fに示して既に説明したような挿管プロセスを実行することが好ましい。
【0103】
ここで図6A乃至6Kを参照する。これらは、人間の腸に要素を挿入する際に有用な本発明の好適な一態様を採用するプロセスにおける典型的な10ステップを簡略化して図解的に示した一連の図である。
例えば口や気管系など、生活有機体の幾つかの器官系は、ある倍率までは概ね似通っている。例えば腸系など他の器官は、人間個体間で概ね異なっている。したがって、医療器具を挿入する本発明又は一般的に多様な器官内の特定位置に医薬を投与する本発明を採用するには、挿入プロセスを開始する前に、少なくとも挿入点から目的位置までの器官のマップを準備する。必要とされるマップは、例えば超音波スキャナ、X線撮影装置、CATスキャンシステム又はMRIシステムなどの適当な医療画像化システムを採用することによって準備することが好ましい。マップは、特定器官に合わせて適宜、二次元マップ又は三次元マップとすることができる。腸系の場合典型的に、三次元マップが必要とされる。
【0104】
三次元で変化する器官において使用される本発明の好適な一態様に従う挿入装置は、挿管アセンブリ12に類似しているが、以下の変更を伴うことが好ましい。
(1)チューブ18は異なる挿入可能な装置で置き換えられてもよい。
(2)モータ222、ディスク224及びワイヤ226に類似する要素を採用する付加的ガイド屈曲システムを追加し、モータ222、ディスク224及びワイヤ226からなる第一システムに垂直に取り付け、ガイド末端を三次元的に屈曲可能にする。三次元操作は三つ以上のモータを採用することによっても可能である。
(3)先端センサ11は、好ましくは、先端部28の動きを三次元的に検知するため4つのホール効果センサを備えてなる。3つのホール効果センサを採用することによっても三次元空間において先端センサを操作することが可能である。他の種類のセンサを使用して三次元における隣接表面の近接度及び向きを測定することも可能である。
【0105】
本発明の好適な一態様において、フレキシブルガイド20は、挿入又は後退などの、軸方向の動きを実行し、またフレキシブルガイド20は、微小で比較的迅速な横方向の動きも実行する。組み合わされた軸方向及び横方向の動きは、マップ10に対する器官内の先端センサ11の位置をより良好に決定するよう三次元で器官の表面を検知するのに有用である。
【0106】
図示上の制約から、図6A乃至6Kにおいては、二次元画像及びマップが示されている。
【0107】
図6Aから分かるように、人体器官、この例では腸が、典型的にはCATスキャンシステム280により、画像化され、器官の内部構造の画像282が作成される。
【0108】
図6Bにおいて、器官の画像282は、挿入マップ284を作成するために使用される。典型的に、画像282は、コンピュータ画面(非図示)に表示され、フレキシブルガイドの先端部が追従すべき好ましい経路286を描くためにコンピュータマウスやライトペンのようなポインティングデバイスが使用される。経路は典型的に、器官の輪郭をマーキングすることにより描かれ、場合により、図1A乃至1Kに図示して説明したフレキシブルガイドの屈曲点をマーキングすることにより描かれる。代替的に、好ましい経路は、器官の輪郭に必ずしも絶えず追従する必要のない経路286のように作成される。他の代替態様として、マップ10又は経路286は、図7に示し以下で説明される一連の挿入ステップに変換される。
【0109】
ここで図7を図8及び図6C乃至6Kと共に参照する。図7から分かるように、表290は、コンピュータメモリへの保存用、及び、コンピュータプロセッサによる処理用に提供される。表290は、複数の行292を含み、各行292は、図6C乃至6Kに図示し説明されるような生活有機体への医療挿入装置の挿入プロセスにおける一のステップを実行するための指示からなることが好ましい。好ましくは、各行292は、フレキシブルガイド20のような挿入ガイドの前進、挿入ガイドの屈曲、並びにホール効果センサ28及び40(図1A)からの電気的出力に関する予想値又は最大値を含む。本発明の好適な一態様において、行292は5組の値を含む。
(a)初期屈曲294は、一のストレートポジションからガイドを屈曲する際の二つの垂直面における二つの値を含む。
(b)初期挿入295は、ガイドを前進又は後退させる際の軸方向のセンチメータ単位の値を含む。
(c)初期センサ測定296は、4つのホール効果センサのような4つのセンサ、例えば図1Aのホール効果センサ38及び40の予想出力値を含む。初期センサ測定296は、ガイドが初期挿入295の値に達するときまでに測定されるものとする。
(d)挿入距離297は、ガイドを更にセンチメータ単位で前進又は後退させる際の軸方向の値を含む。典型的に、ガイドの屈曲を調整することにより、ガイドが前進又は後退する間、初期センサ測定296は維持されるものとする。
(e)最終センサ測定298は、ステップ(c)における4つのセンサの予想出力値を含む。初期センサ測定298は、ガイドが挿入距離297の値に達するときまでに測定されるものとする。
【0110】
図6Bに描かれた経路を使用して、図7の表290のような、指示表を作成することができる。
【0111】
図8を参照すると、同図は、図6A乃至6Kに示す人間の腸への要素挿入プロセスにおいて機能する本発明の好適な一実装を示すフローチャートである。図8のフローチャートは、図7に図示し説明した表290を好ましくは採用することにより、生活有機体内体内へ要素を挿入するための、本発明の好適な一態様に含まれる、例えば図5Aのマイクロプロセッサ278のようなプロセッサによって実行することのできるプログラムの好適な一態様である。
【0112】
図8に示した好適なフローチャートは、図7に示したマップのような表をロードすることにより(ステップ300)開始する。その後、プログラムは、マップから第一行292を読み取り、初期屈曲値294に従ってフレキシブルガイド20の遠位端を屈曲させる。その後、プログラムは、マップ内の第一行における初期挿入距離295に従ってフレキシブルガイド20を前進又は後退させる。センサの出力値が、その行の予想初期センサ測定296と一致する(ステップ304、306及び308)まで、又は、限界を超えて、エラーメッセージが表示されプログラムが停止する(ステップ310)まで、プログラムは、フレキシブルガイド20の挿入及び屈曲を継続する。
【0113】
好ましくは、センサの初期値が測定され、その後、表面との接触を維持しながら(ステップ316及び318)、センサが最終センサ測定298値を提示する(ステップ314)まで、あるいは、少なくとも一の予め規定された限界を超え(ステップ320)、プログラムが停止する(ステップ310)まで、プログラムはガイド20の前進又は後退を継続する。最終センサ測定298値が測定されると、プログラムはステップ320に進み、表における全ての行292が処理されるまで、ステップ302から320にかけてループ処理を行う。その後、プログラムは挿入成功メッセージをディスプレイ232に表示し、停止する(ステップ322)。
【0114】
図7及び図6Cの第一行に示されるように、フレキシブルガイドは図6Cの平面において左に好ましくは最大45度まで曲げられ、腸の左側との接触を維持しながら、最大5cm、あるいは参照番号330で示されるマップ284内の一点でセンサ先端が腸の内部表面と正面から係合するまで前進する。
【0115】
図7における第二行及び図6Dに示されるように、フレキシブルガイドは、図6Dの平面において右に最大45度まで曲げられ、腸の左側との接触を維持しながら、最大2.5cm、あるいは参照番号332で示されるマップ284内の一点においてセンサ先端が腸の内部表面を検知しなくなるまで前進する。
【0116】
図7における第三行及び図6Eに示されるように、フレキシブルガイドは、図6Eの平面において左に最大110度まで曲げられ、腸の左側との接触を維持しながら、参照番号334で示されるマップ284内の一点まで1cm前進する。
【0117】
図7における第四行及び図6Fに示されるように、フレキシブルガイドは、図6Fの平面において右に最大45度まで曲げられ、参照番号336で示されるマップ284内の一点まで6cm前進する。
【0118】
図7における第五行及び図6Gに示されるように、フレキシブルガイドは、図5Gの平面において右に最大20度まで曲げられ、腸の右側との接触を維持しながら、参照番号338で示されるマップ284内の一点まで4cm前進する。
【0119】
図7における第六行及び図6Hに示されるように、フレキシブルガイドは、図6Hの平面において左に最大−60度まで曲げられ、最大3cm、あるいは参照番号340で示されるマップ284内の一点でセンサ先端が腸の内部表面と正面から係合するまで前進する。
【0120】
図7における第七行及び図6Iに示されるように、フレキシブルガイドは、図6Iの平面において右に最大45度まで曲げられ、最大1cm、あるいは参照番号342で示されるマップ284内の一点で、センサ先端が腸の内部表面とその右側で係合するまで前進する。
【0121】
図7における第八行及び図6Jに示されるように、フレキシブルガイドは、最大1cm、あるいは参照番号344で示されるマップ284内の一点でセンサ先端が腸の内部表面とその左側で係合するまで前進する。
【0122】
図7における第九行及び図6Kに示されるように、フレキシブルガイドは、図6Kの平面において右に最大45度まで曲げられ、最大1cm、あるいは参照番号346で示されるマップ284内の一点でセンサ先端が腸の内部表面と正面から係合するまで前進する。
【0123】
本発明の好適な一態様において、当該システム及び方法は、自動操作用のものである。代替的に、本発明は、先端センサ11からセンサログ266によって集められた情報をオペレーターに提供し、オペレーターがフレキシブルガイド20を手動制御しうるようにすることによって、手動操作可能となる。他の代替態様において、当該術法の一部分は自動的に実行され、他の部分は手動で実行される。例えば、フレキシブルガイド20は自動的に挿入され、チューブ18などの医療器具は手動で挿入される。
【0124】
人体などの生活有機体内体内へ挿入可能な要素を挿入するプロセスのログは、本発明の内部メモリ内に保存することが好ましく、このログはホストコンピュータに送信可能である。ホストコンピュータは、挿入プロセスログを収集することができ、これにより、標準輪郭マップ10などの関連挿入パターンマップを絶えず改善することができる。その後、時々、あるいは挿入プロセス開始前に、本発明は、標準輪郭マップ10など更新されたマップをロードすることができる。
【0125】
蓄積された挿入プロセスログを使用して、図2A乃至2F及び図8に示し説明したアルゴリズムなど、マップを処理するアルゴリズムを改善することができる。改善されたアルゴリズムは必要に応じて本発明に送信することができる。
【0126】
付録1乃至3は以下のコンピュータファイルのソフトウェアリスティングである。
付録1はファイル「intumed.asm」を含んでいる。
付録2はファイル「c8cdr.inc」を含んでいる。
付録3はファイル「ram.inc」を含んでいる。
【0127】
本発明の好適な一態様に従い、マイクロプロセッサ278のソフトウェア機能を提供する方法は、以下のステップを含んでいる。
1. Intel互換型コンピュータに、Pentium(登録商標) II CPU以上のCPU、128メガバイトのRAM、Super VGAモニタ及び利用可能なシリアルポートを備える。
2. Microsoft Windows(登録商標) 95又はMicrosoft Windows(登録商標) 98オペレーティングシステムをインストールする。
3. Capital Equipment Corporation(900 Middlesex Turnpike, Building2, Billereca, MA 0821, USA)から入手可能なTestpoint Development kit version 40をインストールする。
4. フラッシュプロセッサローディングデバイスCOP8EM Flash(Flash Based Families用COP8インサーキットエミュレータ)を、Intel互換型コンピュータのシリアルポートに接続する。COP8EMフラッシュプロセッサローディングデバイスは、National Semiconductors Corp.(2900 Semiconductor Dr., P.O.Box 58090, Santa Clara, CA 95052-8090, USA)から入手可能である。
5. National Semiconductors Corp. (2900 Semiconductor Dr., P.O.Box 58090, Santa Clara, CA 95052-8090, USA)から入手可能なCOP8CDR9HVA8マイクロコントローラをCOP8EM Flash内に設置する。
6. それぞれ付録1、付録2及び付録3とされたファイル「intumed.asm」、「c8cdr.inc」及び「ram.inc」を一時ディレクトリにコピーする。
7. National SemiconductorsからCOP8EM Flashと共に入手可能なオペレーティングソフトウェアを使用してファイル「intumed.asm」をロードする。
8. ファイル「intumed.asm」を実行するために、COP8CDR9HVA8マイクロコントローラを、詳細な電子回路図が図5A乃至5Hに提示される電子回路のそのソケット内にインストールする。尚、図中、マイクロコントローラは参照番号278で示されている。
本発明のソフトウェアコンポーネントは、適宜、ROM(Read Only Memory)形式で実装してもよい。ソフトウェアコンポーネントは、適宜従来技術を使用して、一般的にはハードウェア内に実装される。
【0128】
付録により実装される特定態様は、本発明の極度に詳細な開示を提供するためだけのものであり、限定的性質のものではない。
【0129】
分かりやすいように別々の態様において説明した本発明の各種特徴は、一つの態様において組み合わせて提供されてもよい。逆に、簡略のため、一つの態様において説明した本発明の各種特徴は、別々に提供されてもよく、あるいは任意の好適なサブコンビネーションにおいて提供されてもよい。
【0130】
本発明は具体的に図示及び上記されたものに限定されないことは当業者には理解されよう。むしろ本発明の範囲は、上記各種特徴の組み合わせとサブコンビネーションとの両方を含み、また明細書を読むことによって当業者が想到しうる従来技術にない修正及び変更も含む。
【0131】
付録1乃至3は以下の通りである。
付録1
付録2
付録3
【図面の簡単な説明】
【0132】
【図1A】人体挿管用途における本発明の好適な一態様を採用する一方法を簡略化して図解的に示した一連の図。
【図1B】人体挿管用途における本発明の好適な一態様を採用する一方法を簡略化して図解的に示した一連の図。
【図1C】人体挿管用途における本発明の好適な一態様を採用する一方法を簡略化して図解的に示した一連の図。
【図1D】人体挿管用途における本発明の好適な一態様を採用する一方法を簡略化して図解的に示した一連の図。
【図1E】人体挿管用途における本発明の好適な一態様を採用する一方法を簡略化して図解的に示した一連の図。
【図1F】人体挿管用途における本発明の好適な一態様を採用する一方法を簡略化して図解的に示した一連の図。
【図1G】人体挿管用途における本発明の好適な一態様を採用する一方法を簡略化して図解的に示した一連の図。
【図1H】人体挿管用途における本発明の好適な一態様を採用する一方法を簡略化して図解的に示した一連の図。
【図1I】人体挿管用途における本発明の好適な一態様を採用する一方法を簡略化して図解的に示した一連の図。
【図1J】人体挿管用途における本発明の好適な一態様を採用する一方法を簡略化して図解的に示した一連の図。
【図1K】人体挿管用途における本発明の好適な一態様を採用する一方法を簡略化して図解的に示した一連の図。
【図1L】人体挿管用途における本発明の好適な一態様を採用する一方法を簡略化して図解的に示した一連の図。
【図2A】図1A乃至1Lに示した挿管方法として機能する本発明の好適な一実装を示す全体で1つのフローチャート。
【図2B】図1A乃至1Lに示した挿管方法として機能する本発明の好適な一実装を示す全体で1つのフローチャート。
【図2C】図1A乃至1Lに示した挿管方法として機能する本発明の好適な一実装を示す全体で1つのフローチャート。
【図2D】図1A乃至1Lに示した挿管方法として機能する本発明の好適な一実装を示す全体で1つのフローチャート。
【図2E】図1A乃至1Lに示した挿管方法として機能する本発明の好適な一実装を示す全体で1つのフローチャート。
【図2F】図1A乃至1Lに示した挿管方法として機能する本発明の好適な一実装を示す全体で1つのフローチャート。
【図3】人体挿管用途における本発明の好適な一態様の内部構造を簡略化して示す図。
【図4】本発明の好適な一態様を簡略化して示すブロック図。
【図5A】人体挿管用途における本発明の好適な一態様の電気回路図。
【図5B】人体挿管用途における本発明の好適な一態様の電気回路図。
【図5C】人体挿管用途における本発明の好適な一態様の電気回路図。
【図5D】人体挿管用途における本発明の好適な一態様の電気回路図。
【図5E】人体挿管用途における本発明の好適な一態様の電気回路図。
【図5F】人体挿管用途における本発明の好適な一態様の電気回路図。
【図5G】人体挿管用途における本発明の好適な一態様の電気回路図。
【図5H】人体挿管用途における本発明の好適な一態様の電気回路図。
【図6A】人間の腸への要素挿入用途における本発明の好適な一態様を採用するプロセスを簡略化して図解的に示す一連の図。
【図6B】人間の腸への要素挿入用途における本発明の好適な一態様を採用するプロセスを簡略化して図解的に示す一連の図。
【図6C】人間の腸への要素挿入用途における本発明の好適な一態様を採用するプロセスを簡略化して図解的に示す一連の図。
【図6D】人間の腸への要素挿入用途における本発明の好適な一態様を採用するプロセスを簡略化して図解的に示す一連の図。
【図6E】人間の腸への要素挿入用途における本発明の好適な一態様を採用するプロセスを簡略化して図解的に示す一連の図。
【図6F】人間の腸への要素挿入用途における本発明の好適な一態様を採用するプロセスを簡略化して図解的に示す一連の図。
【図6G】人間の腸への要素挿入用途における本発明の好適な一態様を採用するプロセスを簡略化して図解的に示す一連の図。
【図6H】人間の腸への要素挿入用途における本発明の好適な一態様を採用するプロセスを簡略化して図解的に示す一連の図。
【図6I】人間の腸への要素挿入用途における本発明の好適な一態様を採用するプロセスを簡略化して図解的に示す一連の図。
【図6J】人間の腸への要素挿入用途における本発明の好適な一態様を採用するプロセスを簡略化して図解的に示す一連の図。
【図6K】人間の腸への要素挿入用途における本発明の好適な一態様を採用するプロセスを簡略化して図解的に示す一連の図。
【図7】図5A乃至5Kに示した人間の腸への要素挿入用途における本発明の好適な一態様において機能する指示を含む表の好適な一態様を示す図。
【図8】図6A乃至6Kに示した人間の腸への要素挿入プロセスに関し機能する、本発明の好適な一実装を示す用途フローチャート。(付録の一覧) 付録1乃至3は、全体で本発明の一の好適なソフトウェア態様を形成するコンピュータリスト(computer listing)である。
Claims (107)
- 体内生体内の生活有機体内体内に挿入されるよう構成された挿入可能な要素と、
前記挿入可能な要素と物理的に係合し、前記体内生体内の生活有機体内体内部の物理的表面に追従するよう構成されてなる表面追従要素と、
前記挿入可能な要素を前記物理的表面に沿って少なくとも部分的に自動的に誘導する機能を有する駆動サブシステムと、
当該誘導サブシステム内に保存記憶された参照経路沿いの前記表面追従要素の検知位置に少なくとも部分的に基づいて前記駆動サブシステムを制御する機能を有する誘導サブシステムと、
を備えた自動操作型医療挿入装置。 - 前記駆動サブシステムが、前記物理的表面に沿って前記挿入可能な要素を完全に自動的に誘導するよう機能する請求項1記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記駆動サブシステムが、前記物理的表面に沿って前記挿入可能な要素を自動的及び選択的に誘導するよう機能する請求項1記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記誘導サブシステムが、前記物理的表面に関する表面特性情報を前記表面追従要素から受け取り、且つ、前記表面特性情報を利用して前記参照経路沿いの前記表面追従要素の位置を知覚する前出請求項1乃至3いずれかのいずれかに記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記表面特性情報が表面輪郭情報からなる請求項4記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記表面特性情報が表面硬度情報からなる請求項4記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記表面輪郭情報が三次元である請求項4記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記表面輪郭情報が二次元である請求項4記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記挿入可能な要素が気管内チューブであり、前記物理的表面が喉頭及び気管の表面からなる前出請求項1乃至8のいずれかに記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記挿入可能な要素が胃鏡であり、前記物理的表面が腸の表面からなる請求項1乃至8いずれかに記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記挿入可能な要素がカテーテルであり、前記物理的表面が循環系の内部表面からなる請求項1乃至8いずれかに記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記生活有機体の少なくとも一部を画像化し、その画像に少なくとも部分的に基づいて前記参照経路を作成する機能を有する参照経路作成装置を更に備えてなる前出請求項1乃至11いずれかに記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記参照経路が、人体の一部の標準輪郭マップからなる請求項12記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記標準輪郭マップが特定患者に正確に適合してなる請求項13記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記標準輪郭マップが特定患者に自動的に正確に適合してなる請求項13又は14記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記参照経路が、少なくとも一の障害を指定するようオペレーターにより変更可能である請求項12乃至15いずれかに記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記挿入可能な要素が、前記駆動サブシステムを内設してなるハウジングと、マウスピースと、該マウスピース内に挿入されたチューブと、該チューブ内に挿入されたフレキシブルガイドとを備えてなり、前記表面追従要素が前記ガイドの先端に取り付けられてなる前出請求項1乃至16いずれかに記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記マウスピースが、その中に前記チューブが挿入されたる湾曲管を備えてなる請求項17記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記駆動サブシステムが、前記湾曲管及び前記チューブ内を通して、前記ハウジングに対し前記ガイドを出し入れするよう機能する請求項18記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記駆動サブシステムが、更に前記ガイドの先端を選択的に曲げるよう更に機能する請求項19記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記駆動サブシステムが、前記生活有機体に対し前記挿入可能な要素を出し入れするよう機能する前出請求項いずれかに記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記駆動サブシステムが、更に前記挿入可能な要素の先端を選択的に曲げるよう更に機能する前出請求項1乃至21いずれかに記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記表面追従要素が触覚検知要素からなる前出請求項1乃至22いずれかに記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記表面追従要素が、一端にマグネットを有するショートロッドの他端に一体に形成された先端部を含む先端センサからなり、前記ロッドがスプリングディスクの中心を通って延び、且つ、該スプリングディスクに堅固に結合されてなり、前記スプリングディスクはシリンダの一端に取り付けられてなり、該シリンダの他端は前記挿入可能な要素の先端に取り付けられてなる前出請求項1〜23いずれかに記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記先端センサが、前記シリンダ内部において前記マグネットに近接して支持体上に取り付けられた二つのホール効果センサを更に備えてなり、前記ホール効果センサが湾曲管の湾曲面において離間して配置してありなり、各ホール効果センサは、ホール効果センサからのマグネットの距離に相当する電流を供給しうる電極を有してなり、前記シリンダの対称軸に沿って該先端部に力が付与されたとき、前記先端部が前記スプリングディスクに対して押し付けられ、前記マグネットが前記ホール効果センサに接近し、前記ホール効果センサの平面において横方向に前記先端部に力が付与されたとき、前記ロッドが前記スプリングディスクと係合する位置の周囲を前記先端部が回転し、前記マグネットが前記ホール効果センサの一方から遠ざかり他方に近づくよう回転するよう前記先端センサが機能する請求項24記載の自動操作型医療挿入装置。
- 口腔内への前記挿入可能な要素の部分的挿入に続いて、前記表面追従要素が舌の表面と係合し、そのことによりこの係合が前記表面追従要素へ力を付与するまで、前記駆動サブシステムが、ガイドを気管の方向に前進させ、且つ、ガイドを時計方向に曲げるよう機能する請求項17記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記誘導サブシステムが、前記ホール効果センサからの先端部のが曲げられがる方向を示すホール効果センサが出力する電気的出力のにおける変化を測定する機能を有する請求項25記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記誘導サブシステムが、前記先端部の位置及び先端部位置の過去の履歴を検知し、前記参照経路に対し前記生活有機体における前記先端部の位置を決定するよう機能する請求項27記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記誘導サブシステムが、前記参照経路に従って前記先端部を誘導するよう機能する請求項27記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記誘導サブシステムが、前記先端部が喉頭蓋下のくぼみの端と接触したことを検知する機能を有する請求項29記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記誘導サブシステムが、前記先端部が喉頭蓋の先端部に到達したことを検知する機能を有する請求項27記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記誘導サブシステムが、前記先端部が気管の第一軟骨に到達したことを検知する機能を有する請求項27記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記誘導サブシステムが、前記先端部が気管の第二軟骨に到達したことを検知する機能を有する請求項32記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記誘導サブシステムが、前記先端部が気管の第三軟骨に到達したことを検知する機能を有する請求項33記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記誘導サブシステムが、前記参照経路をメモリからロードするよう機能する前出請求項1乃至24いずれかに記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記駆動サブシステムが、前記チューブを前方へ押し出すよう機能する請求項17記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記駆動サブシステムが、
前記挿入可能な要素を前方又は後方へ選択的に移動させる機能を有する第一モータと、
前記挿入可能な要素を選択的に曲げる機能を有する第二モータと、
前記第一モータ、前記第二モータ及び前記表面追従要素を制御する機能を有する電子回路と
を備えてなる前出請求項1乃至36のいずれかに記載の自動操作型医療挿入装置。 - 前記電子回路が、プログラムを実行する機能を有するマイクロコントローラからなり、前記プログラムが、前記第一モータ、前記第二モータ及び前記表面追従要素を制御し、且つ、前記参照経路に沿って前記生活有機体内体内に前記挿入可能な要素を挿入し、曲げる機能を有する請求項37記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記駆動サブシステムが、前記表面追従要素の位置を評価するため、前記第一及び第二モータの少なくとも一方によって消費される電流を測定する機能を有する請求項37又は38記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記参照経路は、挿入プロセスが開始される前に、少なくとも部分的に準備されるものである前出請求項1乃至39のいずれかに記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記医療挿入装置が、医療画像化システムを備えてなり、前記医療画像化システムが、前記参照経路を少なくとも部分的に準備するよう機能する請求項40記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記医療画像化システムが、超音波スキャナ、X線撮影装置、CATスキャンシステム及びMRIシステムの少なくとも一を備えてなる請求項41記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記医療画像化システムが、前記生活有機体の少なくとも一の器官の少なくとも一の輪郭をマーキングすることにより前記参照経路を準備する機能を有する請求項40記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記医療画像化システムが、少なくとも一の挿入指示を含む挿入指示表を作成することにより前記参照経路を準備する機能を有する請求項41記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記挿入指示が、前記挿入可能な要素の前進、後退及び屈曲の少なくとも一を行う指示を含む請求項44記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記誘導サブシステムが、前記誘導サブシステムに保存された前記挿入指示表に従って前記表面追従要素の知覚位置に少なくとも部分的に基づいて前記駆動サブシステムを制御する機能を有する請求項44記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記操作型医療挿入装置が、前記挿入可能な要素の挿入プロセスのログを少なくとも部分的に保存する機能を有する前出請求項1乃至46いずれかに記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記医療挿入装置が、コンピュータを備えてなり、前記医療挿入装置が、前記挿入可能な要素の挿入プロセスの前記ログを送信する機能を有する請求項46記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記コンピュータが、前記挿入可能な要素の挿入プロセスの前記ログを収集する機能を有する請求項48記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記コンピュータが、前記収集に少なくとも部分的に基づいて、前記参照経路を準備する機能を有する請求項49記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記コンピュータが、前記医療挿入装置に前記参照経路を送信する請求項50記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記挿入可能な要素が、ガイドする要素とガイドされる要素とを備えてなる請求項1記載の自動操作型医療挿入装置。
- 前記駆動サブシステムが、前記ガイドする要素と前記ガイドされる要素とを少なくとも部分的に一緒に誘導する機能を有する請求項52記載の自動操作型医療挿入装置。
- 体内生体内の生活有機体内体内に挿入されるよう構成された挿入可能な要素と、
前記挿入可能な要素と物理的に係合し、前記体内生体内の生活有機体内体内部の物理的表面に追従するよう構成された表面追従要素と、
前記挿入可能な要素を前記物理的表面に沿って少なくとも部分的に誘導する機能を有する駆動サブシステムと、
当該誘導サブシステムに保存された参照経路沿いの前記表面追従要素の知覚位置に少なくとも部分的に基づいて前記駆動サブシステムを制御する機能を有する誘導サブシステムとを備え、
前記挿入可能な要素が使い捨て型マウスピースを備えてなる自動操作型医療挿入装置。 - 前記駆動サブシステムが、軸方向の動きと横方向の動きとからなる組み合わされた動きにおいて前記ガイドを少なくとも部分的に自動的に誘導する機能を有する請求項7記載の自動操作型医療挿入装置。
- 体内生体内の生活有機体内体内へ挿入可能な要素を挿入し、
表面追従要素を前記挿入可能な要素に物理的に係合させ、且つ、前記表面追従要素を前記体内生体内の生活有機体内体内部の物理的表面に追従させ、
前記物理的表面に沿って前記挿入可能な要素を自動的及び選択的に誘導し、
前記誘導サブシステム内に保存された参照経路に沿って、前記表面追従要素の知覚位置に少なくとも部分的に基づいて、前記挿入可能な要素の方向を制御する
自動操作型医療挿入方法。 - 前記制御が、前記物理的表面に関する表面特性情報を前記表面追従要素から受け取り、前記表面特性情報を使用して前記参照経路に沿って前記表面追従要素の位置を知覚することを含む請求項56記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記表面特性情報が表面輪郭情報からなる請求項57記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記表面特性情報が表面硬度情報からなる請求項57記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記表面輪郭情報が三次元である請求項58記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記表面輪郭情報が二次元である請求項58記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記挿入可能な要素が気管内チューブであり、前記物理的表面が喉頭及び気管の表面からなる請求項56乃至61のいずれかに記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記挿入可能な要素が胃鏡であり、前記物理的表面が腸の表面からなる請求項56乃至61のいずれかに記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記挿入可能な要素がカテーテルであり、前記物理的表面が循環系の内部表面からなる請求項56乃至61のいずれかに記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記生活有機体の少なくとも一部を画像化し、前記画像化により作成した画像に少なくとも部分的に基づいて参照経路を作成する、参照経路作成工程を更に含む請求項56乃至64のいずれかに記載の自動操作型医療挿入方法。
- 人体の一部の標準輪郭マップからなる前記参照経路を作成することを更に含む請求項56乃至65のいずれかに記載の自動操作型医療挿入方法。
- 特定患者に対し前記標準輪郭マップを正確に適合させることを更に含む請求項66記載の自動操作型医療挿入方法。
- 特定患者に対し前記標準輪郭マップを自動的に正確に適合させることを更に含む請求項67記載の自動操作型医療挿入方法。
- オペレーターによって少なくとも一の障害を指定するよう前記参照経路を適合させることを更に含む請求項56乃至68のいずれかに記載の自動操作型医療挿入方法。
- その先端に前記表面追従要素が取り付けられたフレキシブルガイドと、
前記駆動サブシステムを内部に配してなるハウジングと、
マウスピース及びチューブとを備え、
前記チューブ内に前記フレキシブルガイドを挿入し、
前記マウスピース内に前記チューブを挿入し、
前記駆動サブシステムを使用して前記フレキシブルガイドを駆動することを更に含む請求項56乃至69のいずれかに記載の自動操作型医療挿入方法。 - 前記マウスピースが、前記チューブが内部に挿入された湾曲管を備えてなる請求項70記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記駆動サブシステムを使用して前記湾曲管及び前記チューブ内を通して、前記ハウジングに対して前記ガイドを出し入れすることを更に含む請求項71記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記駆動サブシステムを使用して前記ガイドの先端を選択的に曲げることを更に含む請求項72記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記駆動サブシステムを使用して、前記生活有機体に対し前記挿入可能な要素を出し入れすることを更に含む請求項56乃至73のいずれかに記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記挿入可能な要素の先端を選択的に曲げることを更に含む請求項56乃至74のいずれかに記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記表面追従要素が触覚検知要素からなる請求項56乃至75のいずれかに記載の自動操作型医療挿入方法。
- 表面追従要素と前記挿入可能な要素との前記物理的係合工程が、
一端にマグネットを有してなるショートロッドのもう一方の端に先端部を一体に形成し、
前記ロッドをスプリングディスクの中心を通して延ばし、
前記スプリングディスクを前記ロッドに堅固に結合させ、
前記スプリングディスクをシリンダの一端に取り付け、
前記シリンダのもう一方の端を前記挿入可能な要素の先端に取り付けることを含む請求項56乃至77のいずれかに記載の自動操作型医療挿入方法。 - 前記表面追従要素が、二つのホール効果センサを更に備え、各ホール効果センサが、該センサからのマグネットの距離に相当する電流を供給するための電極を有しており、更に
前記シリンダ内において前記マグネットに近接して支持体上に前記ホール効果センサを取り付け、
湾曲管の湾曲面において前記ホール効果センサを離間させることを含み、
前記シリンダの対称軸に沿って該先端部に力が付与されたとき、前記先端部が前記スプリングディスクに対して押し付けられ、前記マグネットが前記ホール効果センサに接近するよう、また前記ホール効果センサの平面において横方向に前記先端部に力が付与されたとき、前記ロッドが前記スプリングディスクと係合する位置の周囲を前記先端部が回転し、前記マグネットが前記ホール効果センサの一方から遠ざかり他方に近づくよう回転するよう前記先端センサが機能する請求項78記載の自動操作型医療挿入方法。 - 口腔内へ前記挿入可能な要素を部分的に挿入し、
該挿入可能な要素を気管の方向に前進させ、
前記表面追従要素が舌の表面と係合し、この係合により前記表面追従要素に力が加えられるまで、ガイドを時計方向に曲げることを更に含む請求項70記載の自動操作型医療挿入方法。 - 前記誘導サブシステムを使用して先端部が曲げられる方向を示すホール効果センサ
からの電気的出力における変化を測定することを更に含む請求項77記載の自動操作型医療挿入方法。 - 前記先端部の位置を検知し、先端部位値の過去の履歴に基づいて前記参照経路に対する前記生活有機体における前記先端部の位置を決定することを更に含む請求項80記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記誘導サブシステムを使用して前記参照経路に従って前記先端部を誘導することを更に含む請求項80記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記先端部が喉頭蓋下のくぼみの端に接触していることも検知する請求項82記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記先端部が喉頭蓋の先端部に到達したことを検知することを更に含む請求項80記載の自動操作型医療挿入方法。
- 先端部が気管の第一軟骨に到達したことを検知することを更に含む請求項80記載の自動操作型医療挿入方法。
- 先端部が気管の第二軟骨に到達したことも検知する請求項85記載の自動操作型医療挿入方法。
- 先端部が気管の第三軟骨に到達したことも検知する請求項86記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記参照経路をメモリから前記誘導サブシステムにロードすることも含む請求項56乃至87のいずれかに記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記駆動サブシステムを使用して前記チューブを前方へ押し出すことも含む請求項70記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記駆動サブシステムが、前記挿入可能な要素を前後に選択的に移動させるよう機能する第一モータと、前記挿入可能な要素を選択的に曲げるよう機能する第二モータとを備えてなり、
前記電子回路を使用して前記第一モータ、前記第二モータ及び前記表面追従要素を制御する請求項56乃至89のいずれかに記載の自動操作型医療挿入方法。 - 前記電子回路が、マイクロプロセッサを備えてなり、プログラムを実行することも含み、前記プログラムの実行が
前記第一及び第二モータ並びに前記表面追従要素を制御し、
前記参照経路に沿って前記生活有機体内体内に前記挿入可能な要素を挿入し、曲げることを含む請求項90記載の自動操作型医療挿入方法。 - 前記駆動サブシステムを使用して、
前記第一及び第二モータの少なくとも一方が消費する電流を測定し、
前記表面追従要素の位置を評価することを更に含む請求項90又は91記載の自動操作型医療挿入方法。 - 挿入プロセスを開始するより前に、前記参照経路を少なくとも部分的に準備することを更に含む請求項56乃至92いずれか記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記医療挿入方法が、医療画像化システムを提供することを含み、前記医療画像化システムを使用して前記参照経路を少なくとも部分的に準備することを更に含む請求項93記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記医療画像化サブシステムが、超音波スキャナ、X線撮影装置、CATスキャンシステム及びMRIシステムの少なくとも一を備えてなる請求項94記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記生活有機体の少なくとも一の器官の少なくとも一の輪郭をマーキングすることにより前記参照経路を準備することを更に含む請求項93記載の自動操作型医療挿入方法。
- 少なくとも一の挿入指示を含む挿入指示表を作成することにより前記参照経路を準備することを更に含む請求項56乃至96記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記挿入指示が、前記挿入可能な要素の前進、後退及び屈曲の少なくとも一を行う指示を含む請求項97記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記誘導サブシステム内に保存された前記挿入指示表に従って、前記表面追従要素の知覚位置に少なくとも部分的に基づいて、前記駆動サブシステムを制御することを更に含む請求項97記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記挿入可能な要素の挿入プロセスのログを少なくとも部分的に保存することを更に含む請求項56乃至99いずれか記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記医療挿入方法が、コンピュータを提供することを含み、前記挿入可能な要素の挿入プロセスの前記ログを前記コンピュータに送信することを更に含む請求項100記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記コンピュータを使用することにより前記挿入可能な要素の挿入プロセスの前記ログを収集する請求項101記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記収集に少なくとも部分的に基づいて前記参照経路を準備することを更に含む請求項102記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記参照経路を、前記コンピュータから前記医療挿入装置へ送信することを更に含む請求項103記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記挿入可能な要素が、ガイドする要素とガイドされる要素とを備えてなる請求項56乃至104のいずれかに記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記駆動サブシステムが、前記ガイドする要素と前記ガイドされる要素とを、少なくとも部分的に一緒に誘導する機能を有する請求項105記載の自動操作型医療挿入方法。
- 前記誘導が、軸方向の動きと横方向の動きとの組み合わされた動きにおいて前記挿入可能な要素を自動的且つ選択的に誘導することを含む請求項60記載の自動操作型医療挿入方法。
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