JP2004519886A - 並列復号器を有するターボ復号器システム - Google Patents
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Abstract
ターボ符号化されたビットを復号化するためのターボ復号器システム(1)は、システム入力部(2)と、各々がターボ復号器入力部(4;4−1,...4−n)を有する複数のターボ復号器(3;3−1,...3−n)とを備える。前記複数のターボ復号器(3;3−1,...3−n)が並列に構成され、前記システム(1)は更に、ターボ符号化されたビットをターボ復号器(3;3−1,...3−n)の1つに動的に割り当てるために、システム入力部(2)とターボ復号器入力部(4;4−1,...4−n)との間に結合される割り当て装置(6)を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ターボ符号化されたビットストリームを復号化する復号器システムであって、システム入力部と、各々がターボ復号器入力部を有する複数のターボ復号器とを備える復号器システムに関する。
【0002】
本発明は、このようなターボ復号器システムに応用するためのターボ復号器、及び前記ターボ復号器システムを備える通信装置にも関する。
【0003】
【従来の技術】
このような復号器システムは、カリフォルニア州サンディエゴで1995年11月5〜8日に開催されたMILCOM’95会議においてD. Divsalar及びF. Pollaraにより発表された「多重ターボ符号(Multiple Turbo Code)」というタイトルの論文から知られている。この既知の復号器システムは多重ターボ復号器構造を有している。この多重ターボ復号器構造は、図5に示されるように幾つかのブロック復号器によって設けられ得る。MAP又はSOVAと示されるこれらのブロック復号器は、パイプライン又はフィードバックとして実現され得る。ブロック復号器の出力は、伝送チャネルフィルタから受信される元の信号変数と共に加算装置に加えられ、その後ハードリミッタがターボ復号器の復号化された出力ビットを供給する。この多重ターボ復号器構造は、伝送チャネルフィルタからの信号変数のストリームを記憶するために拡張入力メモリを利用することが必要であるとともに、各々のブロック復号器からの別個の出力変数をシーケンシャルに記憶することが必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特に、これらの変数は、全ての変数が別個のブロック復号器によって処理されるまで、ある特定の処理期間中に一時入力メモリ内に記憶されなければならない。これらの変数が加算装置によって使われ得る。その後上記メモリは信号変数の新たなストリームを処理するためにフリーとなる。このことは費用がかかるだけでなく時間が効率的に使われていない必要となる膨大かつ柔軟性のないメモリ及びメモリコントローラをもたらす。入力ストリームメモリは比較的高価であることが他の欠点である。その他に、入力メモリは、顕著なチップ面積のコストを生じさせるとともに、迅速なコントローラを必要とする。
【0005】
したがって、本発明の目的は、より費用効果に優れる柔軟なターボ復号器システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的について、本発明によるターボ復号器システムは、複数のターボ復号器が並列に構成されるとともに、当該ターボ復号器システムが更に、ターボ符号化されたビットをターボ復号器の1つに動的に割り当てるために、システム入力部とターボ復号器入力部との間に結合される割り当て装置を備えることを特徴とする。
【0007】
各々のターボ復号器が並列復号化のために別個のセットの入力変数を受け取り、それにより非常に時間効率的な復号化処理をもたらすことは本発明によるターボ復号器システムの利点である。ターボ符号化されたビットはターボ復号器に動的に割り当てられ、それゆえに処理負荷がターボ復号器全体に分散されるので、実際には割り当て装置による割り当て及び入力ビットのストリームの復号化に対してフリーとなるターボ復号器が常に存在するだろう。また、入力メモリに関して長い待ち時間が生じることはなく、それに加えて入力メモリがより小さくなること、すなわちチップ面積を低減することが可能であり、それゆえにより安価になる。その他に、並列復号化処理のために、データターボ復号化速度及び性能が向上し、深宇宙の受信器(deep space receiver)、ハードディスク、ローカルエリアネットワーク等のディジタルネットワークのような通信装置に新たな用途の可能性を開くだろう。
【0008】
本発明によるターボ復号化装置の実施例は、ターボ復号器システムが、ターボ復号器の少なくとも1つに結合される1つ又は1つより多い停止ユニットを備えることを特徴とする。
【0009】
有利なことに、このようなターボ復号器に結合される停止ユニットは、ターボ復号器の出力信号が十分に正確である早い段階に関連する、ターボ復号器における繰り返し(iteration)処理を停止させることが可能である。ターボ復号器はその後、復号化用に連続したビットストリームを受け取るために割り当て装置による割り当てに対してフリーとなる。このことにより、種々のターボ復号器の各々において、異なるにもかかわらず、時間効率的な復号化期間が可能にされる。
【0010】
本発明によるターボ復号器システムの他の実施例は、並列ターボ復号器の少なくとも1つが、フィードバック構成において2つのブロック復号器を有することを特徴とする。
【0011】
有利なことに、上記フィードバックは、第1のブロック復号器における第1のブロック復号化処理の結果が第2のブロック復号器用の入力として使用され、その結果、再び第1の復号器にフィードバックされる等のループバック繰り返し処理をもたらす。停止ユニットによって定められた固定された回数又は好ましくは可変回数の繰り返しの後に、出力信号の要求精度、及び特にビット誤り率(BER)要求仕様が満たされ、ブロック復号化処理が可能な限り迅速に終わることができる。
【0012】
本発明によるターボ復号器システムの更なる他の実施例は、一般に2つのブロック復号器のフィードバック構成において分散されるインターリーバ及びデインターリーバがそれぞれのアドレッシングユニットを有することを特徴とする。
【0013】
各々のアドレッシングユニットが、実際には、通常単一のソフトウェア関連の(組み合わされた)インプリメンテーションにおいて実現されることが可能であり、追加のハードウェア及び必要な電力を節約することは、それぞれのアドレッシングユニットの利点である。
【0014】
本発明によるターボ復号器システムの別の実施例は、割り当て装置、停止ユニット及び/又はアドレッシングユニットそれぞれがソフトウェアによって実現されることを特徴とする。
【0015】
本発明によるターボ復号器システムのこの実施例は、プログラム可能であり、それゆえに可能なターボ符号の種々の条件及びタイプに対して柔軟であるだけでなく高速適応可能である。
【0016】
以下に本発明により提供されるターボ復号器システム及び通信装置が、類似の構成要素が同じ参照符号によって示される添付図面を参照させて、更に追加の利点を伴って明らかにされるだろう。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、通常、チャネルフィルタを介して、空気、自由空間又はグラスファイバーケーブル、同軸(ネットワーク)ケーブル等であってもよい伝送チャネル(図示略)の一方の終端に結合されるシステム入力部2を有するターボ復号器システム1を示している。このシステム入力部2は、伝送チャネルの他方の終端に接続される受信器のターボ符号器によって符号化されるビットのストリームを受信する。以下に説明されるであろう上記ターボ符号器TEは、図2に示されるように具現化されてもよい。
【0018】
ターボ符号は、1993年5月に開催されたICC’93 のIEEE議事録1064〜1070ページにおいて、C. Berrou、A. Glavieux及びP. Thitimajshimaにより発表された “Near Shannon Limit Error−Correcting Coding and Decoding; Turbo Codes”というタイトルの最初の論文以来、チャネル符号化理論の当業者にとって既知である。ターボ符号化は、その優れたビット誤り率(BER)で知られるチャネル符号化の一形態である。ターボ符号化は、例えば、深宇宙の受信器、ハードディスク、ローカルエリアネットワーク等のディジタルネットワークのような、信頼性の高い通信が極めて重要である各種の通信装置に適用されることが可能である。反復的な復号化を特徴とするターボ復号化は、本記載の残りの部分に更に記述されるだろう。
【0019】
ターボ復号器システム1は、並列構成で接続される複数のターボ復号器3−1,3−2,...3−nを備えている。大参照符号(general reference numeral)3を伴うターボ復号器TDの各々が、それぞれのターボ復号器入力部4−1,4−2,...4−nと、ターボ復号器出力部5−1,5−2,...5−nとを有している。このシステム1は更に、システム入力部2とそれぞれの復号器入力部4の各々との間で結合される割り当て装置(allocating device)6を備えている。一時ビットストリームメモリMを有する割り当て装置6は、システム入力部2におけるターボ符号化されたビットストリームを、一般的には2つ又はそれより多くのターボ復号器3の1つに動的(ダイナミック)に割り当てることが可能であり、この構造は本記載に後ほど説明されるだろう。ターボ符号化されたビットストリームを受信するための割り当て装置6によって動的に指定される1つのターボ復号器3は、伝送チャネルのビットストリームに加えられるノイズによって通常は影響を及ぼされるとともに、自身の復号器出力部が十分に正確かつビットエラーフリーであるという、符号器入力ストリームの評価をもたらすまで、ビットストリームのビットブロックを繰り返し復号化することによって符号化されたビットストリームに対して動作を開始する。システム1は、1つ又は望ましくは1つより多くの分散される停止ユニット7、一般には各ターボ復号器TDにつき1つの停止(stop)ユニット7を備えており、該ユニット7はそれぞれのターボ復号器3に結合されている。復号化された出力信号における所望の精度が達せられる場合、それぞれのターボ復号器の動作は、該復号器に接続されている停止ユニット7の制御の下で停止されるだろう。その後に復号化された出力ブロックは、ターボ復号器3の復号器出力部5の各々に結合されるオーガナイザ(organiser)8の標準的に入手可能かつ安価なメモリに記憶される。入力ビットストリームの処理期間は、あるターボ復号器から別のターボ復号器の間で変化してもよく、一般的には入力ビットストリームブロックのS/N比に依存するだろう。当該S/N比は、伝送チャネルを介する信号が妨げられるノイズ特性に依存する。ターボ復号器3は互いに独立して動作するので、あるターボ復号器がビジーであるならば、割り当て装置6はそのことを知らされ、次のターボ復号化ジョブを行う別のターボ復号器3を指定するだろう。ターボ復号器3の種々の処理期間は変化してもよいので、オーガナイザ8に対するそれぞれの出力ビットストリームのオーダーは、入力ビットストリームのオーダーに対して変化されやすくてもよい。入力オーダーが妨げられる場合、オーガナイザ8はオーガナイザ8の出力部9において復号化されたビットブロックの適正なオーダーを回復するだろう。
【0020】
単に例として、図2はその機能が以下に要約されるであろうターボチャネル符号器TEを示している。上記符号器TEは、着信メッセージ又はワードdをコードワードsにマッピングし、このコードワードが伝送チャネルを介して送信されることになる。この場合、各々の入力ビットについて3つの出力ビットが生成され、レート1/3のコードがもたらされる。誤ったコードワードがターボ復号器TDの終端で受信される確率を最小限にするために、全ての可能なメッセージの中でもとりわけ最大の相互のユークリッド距離を有するフラクションが専ら符号化のために使用される。図示される符号器TEは、各々が遅延ラインDと、図2に示されるように結合されるモジュロ2の加算器(丸で囲まれた加算部分)とを具備する2つの再帰的かつ系統的な符号器(Recursive Systematic Coder)、すなわちRSC1及びRSC2を有している。入力ビットストリームを長さNを持つブロックに分割するとともにこれらのブロックをシャッフルするために、上記2つのRSCはインターリーバΠによって分離される。各々の入力ビットに対して、3つの出力ビットs1、s2及びs3、すなわち、系統的なビットs1と、RSC1のパリティビットs2と、RSC2のパリティビットs3とが、適切なマッパーMP1、MP2、及びMP3におけるマッピングの後、生成される。N個の入力ビットを処理した後、上記RSCは、時間の関数として知られる状態図である、いわゆるトレリスを各自終了させる。このことにより、各々のトレリスに関して3つの系統的なビット及び3つのパリティビットである6つの追加のビットをもたらす。この符号化された出力ビットs1、s2及びs3は、伝送チャネルを介して図1のターボ復号器システム1のシステム入力部2に送信される。
【0021】
3−1,...3−nのような各々のターボ復号器TDは、例えば図3で概説されるように具現化されてもよい。上記復号器TDは、フィードバック構成で相互に結合される第1の軟入力/軟出力(SISO)ブロック復号器10−1と、第2のブロック復号器SISO10−2とを具備する、並列連接畳込み符号器(Parallel Concatenated Convolution Coder:PCCC)のターボ復号器の構造を有している。SISO10−1は、RSC1の出力信号s1及びs2(図2参照)それぞれを表している受信入力r1及びr2を復号化するために実行され、SISO10−2は、RSC2の出力信号s3を表している受信入力r3を復号化する。SISO1の出力はインターリーバΠにおいて処理され、その後RSC2を復号化するためにSISO2において事前情報(a−priori information)として用いられる。次の繰り返しにおいて、SISO2の出力がデインターリーバΠ−1においてデインタリーブされ、その出力がSISO1においてRSC1を更に復号化するためのフィードバック事前情報として用いられる。このスケジュールは、停止ユニット7で実現された何らかの停止基準が満たされるまで続行されることが可能であり、その後更なる出力信号ΛがSISO2の出力部11に供給され、それからΠ−1においてデインタリーブされるとともにデマッパー12においてデマッピングされて、オーガナイザ8により更に取り扱われることに関するターボ復号器TDの出力部5に復号化された出力信号を供給する。
【0022】
インターリーバΠ及びデインターリーバΠ−1は、ビットブロックをアドレッシングするとともに、これらのビットブロックをシャッフルするために、一般に知られるメモリ及びアドレッシングユニットAを有している。ビットブロック及び必要なハードウェアの取り扱いは、その取り扱いの実行に関して制御及びハードウェアを組み合わせることによって簡略化され得る。割り当て装置6、停止ユニット7及び/又は上述されたアドレッシングユニットAがソフトウェアによって実現されることが柔軟性の理由から好ましい。
【0023】
上記記載は本質的に好適な実施例及び可能なベストモードに関して記述されてきたけれども、従属請求項の範囲内に入る種々の変形例、特徴及び各特徴の組み合わせがこの場合に当業者の手の届く範囲であることから、これらの実施例が決して当該ターボ復号化システムの限定する例として解釈されるべきではないことが理解されるだろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるターボ復号器システムの基本的な実施例の概要を示す。
【図2】図1によるターボ復号器システムにおけるターボ符号化及びターボ復号化を説明するターボ符号器の一例を示す。
【図3】図1によるターボ復号器システムに応用するためのターボ復号器の可能な実施例を示す。
【発明の属する技術分野】
本発明は、ターボ符号化されたビットストリームを復号化する復号器システムであって、システム入力部と、各々がターボ復号器入力部を有する複数のターボ復号器とを備える復号器システムに関する。
【0002】
本発明は、このようなターボ復号器システムに応用するためのターボ復号器、及び前記ターボ復号器システムを備える通信装置にも関する。
【0003】
【従来の技術】
このような復号器システムは、カリフォルニア州サンディエゴで1995年11月5〜8日に開催されたMILCOM’95会議においてD. Divsalar及びF. Pollaraにより発表された「多重ターボ符号(Multiple Turbo Code)」というタイトルの論文から知られている。この既知の復号器システムは多重ターボ復号器構造を有している。この多重ターボ復号器構造は、図5に示されるように幾つかのブロック復号器によって設けられ得る。MAP又はSOVAと示されるこれらのブロック復号器は、パイプライン又はフィードバックとして実現され得る。ブロック復号器の出力は、伝送チャネルフィルタから受信される元の信号変数と共に加算装置に加えられ、その後ハードリミッタがターボ復号器の復号化された出力ビットを供給する。この多重ターボ復号器構造は、伝送チャネルフィルタからの信号変数のストリームを記憶するために拡張入力メモリを利用することが必要であるとともに、各々のブロック復号器からの別個の出力変数をシーケンシャルに記憶することが必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特に、これらの変数は、全ての変数が別個のブロック復号器によって処理されるまで、ある特定の処理期間中に一時入力メモリ内に記憶されなければならない。これらの変数が加算装置によって使われ得る。その後上記メモリは信号変数の新たなストリームを処理するためにフリーとなる。このことは費用がかかるだけでなく時間が効率的に使われていない必要となる膨大かつ柔軟性のないメモリ及びメモリコントローラをもたらす。入力ストリームメモリは比較的高価であることが他の欠点である。その他に、入力メモリは、顕著なチップ面積のコストを生じさせるとともに、迅速なコントローラを必要とする。
【0005】
したがって、本発明の目的は、より費用効果に優れる柔軟なターボ復号器システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的について、本発明によるターボ復号器システムは、複数のターボ復号器が並列に構成されるとともに、当該ターボ復号器システムが更に、ターボ符号化されたビットをターボ復号器の1つに動的に割り当てるために、システム入力部とターボ復号器入力部との間に結合される割り当て装置を備えることを特徴とする。
【0007】
各々のターボ復号器が並列復号化のために別個のセットの入力変数を受け取り、それにより非常に時間効率的な復号化処理をもたらすことは本発明によるターボ復号器システムの利点である。ターボ符号化されたビットはターボ復号器に動的に割り当てられ、それゆえに処理負荷がターボ復号器全体に分散されるので、実際には割り当て装置による割り当て及び入力ビットのストリームの復号化に対してフリーとなるターボ復号器が常に存在するだろう。また、入力メモリに関して長い待ち時間が生じることはなく、それに加えて入力メモリがより小さくなること、すなわちチップ面積を低減することが可能であり、それゆえにより安価になる。その他に、並列復号化処理のために、データターボ復号化速度及び性能が向上し、深宇宙の受信器(deep space receiver)、ハードディスク、ローカルエリアネットワーク等のディジタルネットワークのような通信装置に新たな用途の可能性を開くだろう。
【0008】
本発明によるターボ復号化装置の実施例は、ターボ復号器システムが、ターボ復号器の少なくとも1つに結合される1つ又は1つより多い停止ユニットを備えることを特徴とする。
【0009】
有利なことに、このようなターボ復号器に結合される停止ユニットは、ターボ復号器の出力信号が十分に正確である早い段階に関連する、ターボ復号器における繰り返し(iteration)処理を停止させることが可能である。ターボ復号器はその後、復号化用に連続したビットストリームを受け取るために割り当て装置による割り当てに対してフリーとなる。このことにより、種々のターボ復号器の各々において、異なるにもかかわらず、時間効率的な復号化期間が可能にされる。
【0010】
本発明によるターボ復号器システムの他の実施例は、並列ターボ復号器の少なくとも1つが、フィードバック構成において2つのブロック復号器を有することを特徴とする。
【0011】
有利なことに、上記フィードバックは、第1のブロック復号器における第1のブロック復号化処理の結果が第2のブロック復号器用の入力として使用され、その結果、再び第1の復号器にフィードバックされる等のループバック繰り返し処理をもたらす。停止ユニットによって定められた固定された回数又は好ましくは可変回数の繰り返しの後に、出力信号の要求精度、及び特にビット誤り率(BER)要求仕様が満たされ、ブロック復号化処理が可能な限り迅速に終わることができる。
【0012】
本発明によるターボ復号器システムの更なる他の実施例は、一般に2つのブロック復号器のフィードバック構成において分散されるインターリーバ及びデインターリーバがそれぞれのアドレッシングユニットを有することを特徴とする。
【0013】
各々のアドレッシングユニットが、実際には、通常単一のソフトウェア関連の(組み合わされた)インプリメンテーションにおいて実現されることが可能であり、追加のハードウェア及び必要な電力を節約することは、それぞれのアドレッシングユニットの利点である。
【0014】
本発明によるターボ復号器システムの別の実施例は、割り当て装置、停止ユニット及び/又はアドレッシングユニットそれぞれがソフトウェアによって実現されることを特徴とする。
【0015】
本発明によるターボ復号器システムのこの実施例は、プログラム可能であり、それゆえに可能なターボ符号の種々の条件及びタイプに対して柔軟であるだけでなく高速適応可能である。
【0016】
以下に本発明により提供されるターボ復号器システム及び通信装置が、類似の構成要素が同じ参照符号によって示される添付図面を参照させて、更に追加の利点を伴って明らかにされるだろう。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、通常、チャネルフィルタを介して、空気、自由空間又はグラスファイバーケーブル、同軸(ネットワーク)ケーブル等であってもよい伝送チャネル(図示略)の一方の終端に結合されるシステム入力部2を有するターボ復号器システム1を示している。このシステム入力部2は、伝送チャネルの他方の終端に接続される受信器のターボ符号器によって符号化されるビットのストリームを受信する。以下に説明されるであろう上記ターボ符号器TEは、図2に示されるように具現化されてもよい。
【0018】
ターボ符号は、1993年5月に開催されたICC’93 のIEEE議事録1064〜1070ページにおいて、C. Berrou、A. Glavieux及びP. Thitimajshimaにより発表された “Near Shannon Limit Error−Correcting Coding and Decoding; Turbo Codes”というタイトルの最初の論文以来、チャネル符号化理論の当業者にとって既知である。ターボ符号化は、その優れたビット誤り率(BER)で知られるチャネル符号化の一形態である。ターボ符号化は、例えば、深宇宙の受信器、ハードディスク、ローカルエリアネットワーク等のディジタルネットワークのような、信頼性の高い通信が極めて重要である各種の通信装置に適用されることが可能である。反復的な復号化を特徴とするターボ復号化は、本記載の残りの部分に更に記述されるだろう。
【0019】
ターボ復号器システム1は、並列構成で接続される複数のターボ復号器3−1,3−2,...3−nを備えている。大参照符号(general reference numeral)3を伴うターボ復号器TDの各々が、それぞれのターボ復号器入力部4−1,4−2,...4−nと、ターボ復号器出力部5−1,5−2,...5−nとを有している。このシステム1は更に、システム入力部2とそれぞれの復号器入力部4の各々との間で結合される割り当て装置(allocating device)6を備えている。一時ビットストリームメモリMを有する割り当て装置6は、システム入力部2におけるターボ符号化されたビットストリームを、一般的には2つ又はそれより多くのターボ復号器3の1つに動的(ダイナミック)に割り当てることが可能であり、この構造は本記載に後ほど説明されるだろう。ターボ符号化されたビットストリームを受信するための割り当て装置6によって動的に指定される1つのターボ復号器3は、伝送チャネルのビットストリームに加えられるノイズによって通常は影響を及ぼされるとともに、自身の復号器出力部が十分に正確かつビットエラーフリーであるという、符号器入力ストリームの評価をもたらすまで、ビットストリームのビットブロックを繰り返し復号化することによって符号化されたビットストリームに対して動作を開始する。システム1は、1つ又は望ましくは1つより多くの分散される停止ユニット7、一般には各ターボ復号器TDにつき1つの停止(stop)ユニット7を備えており、該ユニット7はそれぞれのターボ復号器3に結合されている。復号化された出力信号における所望の精度が達せられる場合、それぞれのターボ復号器の動作は、該復号器に接続されている停止ユニット7の制御の下で停止されるだろう。その後に復号化された出力ブロックは、ターボ復号器3の復号器出力部5の各々に結合されるオーガナイザ(organiser)8の標準的に入手可能かつ安価なメモリに記憶される。入力ビットストリームの処理期間は、あるターボ復号器から別のターボ復号器の間で変化してもよく、一般的には入力ビットストリームブロックのS/N比に依存するだろう。当該S/N比は、伝送チャネルを介する信号が妨げられるノイズ特性に依存する。ターボ復号器3は互いに独立して動作するので、あるターボ復号器がビジーであるならば、割り当て装置6はそのことを知らされ、次のターボ復号化ジョブを行う別のターボ復号器3を指定するだろう。ターボ復号器3の種々の処理期間は変化してもよいので、オーガナイザ8に対するそれぞれの出力ビットストリームのオーダーは、入力ビットストリームのオーダーに対して変化されやすくてもよい。入力オーダーが妨げられる場合、オーガナイザ8はオーガナイザ8の出力部9において復号化されたビットブロックの適正なオーダーを回復するだろう。
【0020】
単に例として、図2はその機能が以下に要約されるであろうターボチャネル符号器TEを示している。上記符号器TEは、着信メッセージ又はワードdをコードワードsにマッピングし、このコードワードが伝送チャネルを介して送信されることになる。この場合、各々の入力ビットについて3つの出力ビットが生成され、レート1/3のコードがもたらされる。誤ったコードワードがターボ復号器TDの終端で受信される確率を最小限にするために、全ての可能なメッセージの中でもとりわけ最大の相互のユークリッド距離を有するフラクションが専ら符号化のために使用される。図示される符号器TEは、各々が遅延ラインDと、図2に示されるように結合されるモジュロ2の加算器(丸で囲まれた加算部分)とを具備する2つの再帰的かつ系統的な符号器(Recursive Systematic Coder)、すなわちRSC1及びRSC2を有している。入力ビットストリームを長さNを持つブロックに分割するとともにこれらのブロックをシャッフルするために、上記2つのRSCはインターリーバΠによって分離される。各々の入力ビットに対して、3つの出力ビットs1、s2及びs3、すなわち、系統的なビットs1と、RSC1のパリティビットs2と、RSC2のパリティビットs3とが、適切なマッパーMP1、MP2、及びMP3におけるマッピングの後、生成される。N個の入力ビットを処理した後、上記RSCは、時間の関数として知られる状態図である、いわゆるトレリスを各自終了させる。このことにより、各々のトレリスに関して3つの系統的なビット及び3つのパリティビットである6つの追加のビットをもたらす。この符号化された出力ビットs1、s2及びs3は、伝送チャネルを介して図1のターボ復号器システム1のシステム入力部2に送信される。
【0021】
3−1,...3−nのような各々のターボ復号器TDは、例えば図3で概説されるように具現化されてもよい。上記復号器TDは、フィードバック構成で相互に結合される第1の軟入力/軟出力(SISO)ブロック復号器10−1と、第2のブロック復号器SISO10−2とを具備する、並列連接畳込み符号器(Parallel Concatenated Convolution Coder:PCCC)のターボ復号器の構造を有している。SISO10−1は、RSC1の出力信号s1及びs2(図2参照)それぞれを表している受信入力r1及びr2を復号化するために実行され、SISO10−2は、RSC2の出力信号s3を表している受信入力r3を復号化する。SISO1の出力はインターリーバΠにおいて処理され、その後RSC2を復号化するためにSISO2において事前情報(a−priori information)として用いられる。次の繰り返しにおいて、SISO2の出力がデインターリーバΠ−1においてデインタリーブされ、その出力がSISO1においてRSC1を更に復号化するためのフィードバック事前情報として用いられる。このスケジュールは、停止ユニット7で実現された何らかの停止基準が満たされるまで続行されることが可能であり、その後更なる出力信号ΛがSISO2の出力部11に供給され、それからΠ−1においてデインタリーブされるとともにデマッパー12においてデマッピングされて、オーガナイザ8により更に取り扱われることに関するターボ復号器TDの出力部5に復号化された出力信号を供給する。
【0022】
インターリーバΠ及びデインターリーバΠ−1は、ビットブロックをアドレッシングするとともに、これらのビットブロックをシャッフルするために、一般に知られるメモリ及びアドレッシングユニットAを有している。ビットブロック及び必要なハードウェアの取り扱いは、その取り扱いの実行に関して制御及びハードウェアを組み合わせることによって簡略化され得る。割り当て装置6、停止ユニット7及び/又は上述されたアドレッシングユニットAがソフトウェアによって実現されることが柔軟性の理由から好ましい。
【0023】
上記記載は本質的に好適な実施例及び可能なベストモードに関して記述されてきたけれども、従属請求項の範囲内に入る種々の変形例、特徴及び各特徴の組み合わせがこの場合に当業者の手の届く範囲であることから、これらの実施例が決して当該ターボ復号化システムの限定する例として解釈されるべきではないことが理解されるだろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるターボ復号器システムの基本的な実施例の概要を示す。
【図2】図1によるターボ復号器システムにおけるターボ符号化及びターボ復号化を説明するターボ符号器の一例を示す。
【図3】図1によるターボ復号器システムに応用するためのターボ復号器の可能な実施例を示す。
Claims (8)
- ターボ符号化されたビットを復号化するターボ復号器システムであって、システム入力部と、各々がターボ復号器入力部を有する複数のターボ復号器とを備えるターボ復号器システムにおいて、前記複数のターボ復号器が並列に構成されるとともに、当該ターボ復号器システムが更に、前記ターボ符号化されたビットを前記ターボ復号器の1つに動的に割り当てるために、前記システム入力部と前記ターボ復号器入力部との間に結合される割り当て装置を備えることを特徴とするターボ復号器システム。
- 前記ターボ復号器システムが、前記ターボ復号器の少なくとも1つに結合される1つ又は1つより多い停止ユニットを備えることを特徴とする、請求項1に記載のターボ復号器システム。
- 前記並列ターボ復号器の少なくとも1つが、フィードバック構成において2つのブロック復号器を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載のターボ復号器システム。
- インターリーバ及びデインターリーバは、前記2つのブロック復号器のフィードバック構成において分散されることを特徴とする、請求項3に記載のターボ復号器システム。
- 前記インターリーバ及び前記デインターリーバが、各々のアドレッシングユニットを有することを特徴とする、請求項4に記載のターボ復号器システム。
- 前記割り当て装置、前記停止ユニット及び/又は前記アドレッシングユニット各々がソフトウェアによって実現されることを特徴とする、請求項1乃至5の何れか1項に記載のターボ復号器システム。
- 請求項1乃至6の何れか1項に記載のターボ復号器システムの用途に適したターボ復号器であって、前記ターボ復号器システムが、システム入力部と、各々がターボ復号器入力部を有する複数のターボ復号器とを備えるターボ復号器において、当該複数のターボ復号器が並列に構成されるとともに、前記ターボ復号器システムが更に、前記ターボ符号化されたビットを当該ターボ復号器の1つに割り当てるために、前記システム入力部と前記ターボ復号器入力部との間に結合される割り当て装置を備えることを特徴とするターボ復号器。
- 請求項1乃至7の何れか1項に記載のターボ復号器システムを有する、ハードディスクドライブ、受信器、又はネットワーク装置等の通信装置。
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