JP2004518189A - ネットワーク上の所定の位置にエンドユーザを接続する方法及びシステム - Google Patents
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Abstract
1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを含むネットワークに複数のエンドユーザが遠隔地からアクセスしている。エンドユーザに関連する情報が非外部識別シンボルに関連付けられている。パブリックエンドユーザ情報は、エンドユーザの許可を得ることなくプロバイダと共有される。プライベートエンドユーザ情報は、エンドユーザからの許可を受信した場合にのみプロバイダと共有される。ハブサイトは、エンドユーザからコードを受信し、それらのコードに基づいてエンドユーザをネットワーク上の所定の位置に方向付けする。エンドユーザが方向付けされる位置は、サービスプロバイダが指定した基準、エンドユーザが表明した目的、又はネットワークにおけるエンドユーザのセッションのプロパティ情報に基づいて決定される。
Description
【0001】
(発明の分野)
本発明は、エンドユーザから提供されたコード情報に基づいてプロバイダのネットワークにおける位置を識別することに関する。
【0002】
(発明の背景)
バーコード読み取り技術が使用されるようになってから、既にかなりの時間が経過している。いまやバーコードは、食料品から運転免許証に至るまで、消費者が日々目にする大部分の物品に付加されている。その他のタイプのコード(プライベートコードなど)やそれらのコードを取得する方法も継続的に開発されている。バーコードやその他のコードを使用すれば、物品を高速且つ容易に識別し、追跡し、在庫すると共に、それら物品に関連するデータを保存することができる。一方、バーコードが消費者の生活にとって一般的で馴染み深い存在になったのと同様に、ウェブのサービス及びアプリケーションの利用も消費生活において一般的且つ馴染み深い存在になっている。様々なタイプのウェブサービス及びアプリケーションが、その数と人気の両面において成長し続けているのである。
【0003】
これら2つの明白に異なる技術を統合し、ウェブアプリケーション及びサービスに対して移動性、簡潔性、正確性、利便性、及び効率を提供する製品を生み出す方法を見出せば、企業は、(これまで手作業で行っていた仕事をバーコード化技術によって置き換えることにより)費用を削減し、(顧客が製品、価格、店舗の場所について学習可能なバーコードを利用した代替広告を提供することによって)収益を拡大し、(製品発注などの販売員の仕事を自動化することによって)生産性を向上させると共に、(バーコードに関連する付加価値サービスを顧客に提供することによって)顧客の忠誠心を向上させることができる。
【0004】
(発明の要約)
本発明は、バーコードやその他のコード化技術とウェブベースのアプリケーション及びサービスの統合に関し、これによって、従来技術に存在していたニーズを満たすものである。
【0005】
特に、本発明は、エンドユーザ情報を保存し選択的に共有するシステム及び方法に関する。複数のエンドユーザが少なくとも1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを有するネットワークに遠隔地からアクセスしている。ハブサイトに関連付けられたプロファイルデータベースには、それぞれのエンドユーザに対応するユーザレコードを保存している。それぞれのユーザレコードには、エンドユーザがハブサイトに提出したものであって且つエンドユーザの許可を得ることなく1つ又は複数のプロバイダと共有されるとエンドユーザが予想しているパブリック情報;エンドユーザがハブサイトに提出したものであって且つエンドユーザの許可を得ることなしにはいずれのプロバイダとも共有されないとエンドユーザが予想しているプライベート情報;及びネットワークにおいてエンドユーザを識別するユーザレコードに関連付けられた非外部識別シンボル(non−externally identifying symbol)が含まれている。非外部識別シンボルを格納する第1要求信号に応答し、エンドユーザの許可を得ることなく、エンドユーザに関連付けれたパブリック情報をハブサイトからプロバイダに送信する。非外部識別シンボルを格納する第2要求信号に応答し、許可要求をハブサイトからエンドユーザに送信する。そして、この許可要求に応答してエンドユーザの許可を受信した場合にのみ、エンドユーザに関連付けられたプライベート情報をハブサイトからプロバイダに送信する。
【0006】
更に、本発明は、少なくとも1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを有しエンドユーザが遠隔地からアクセスするネットワークにおけるプロバイダの位置をエンドユーザのために識別するシステム及び方法に関するものである。エンドユーザから提供される1つ又は複数のコードに対応するコード情報をハブサイトにおいて受信する。このコード情報に応答し、ネットワークにおけるプロバイダの位置に対応すると共に、受信したコード情報に関連付けられたネットワークアドレス情報をハブサイトに関連付けられたプロファイルデータベースから取得する。このネットワークアドレス情報を使用し、関連付けられたプロバイダのネットワークにおける位置にエンドユーザを方向付けする。プロファイルデータベースは、それぞれのエンドユーザに対応するユーザレコードを含んでいる。それぞれのユーザレコードには、エンドユーザがハブサイトに提出したものであって且つエンドユーザの許可を得ることなく1つ又は複数のプロバイダと共有されるとエンドユーザが予想しているパブリック情報;エンドユーザがハブサイトに提出したものであって且つエンドユーザの許可を得ることなしにはいずれのプロバイダとも共有されないとエンドユーザが予想しているプライベート情報;及びネットワークにおいてエンドユーザを識別するユーザレコードに関連付けられた非外部識別シンボルが含まれている。
【0007】
更に、本発明は、スキャンされた機械読取可能コードを表す情報をネットワークサイト間で送信する方法及びシステムに関する。エンドユーザが実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連する情報を第1サイトにおいて受信する。第1サイトに関連付けられたデータベース内のユニークな英数字識別子を有するデータレコードに、この機械読取可能コードのスキャンに関連する情報を保存する。そして、ネットワークにおける第2サイトのアドレスを識別するシンボルと第1サイトに保存された情報に関連付けられたユニークな英数字識別子の両方を含むURLによって、第1サイトから第2サイトにエンドユーザを方向付けする。第1サイトの保存情報に対する第2サイトからの要求信号を第1サイトにおいて受信する。この要求信号にはユニークな英数字識別子の表現が含まれている。この要求信号に応答し、第1サイトから第2サイトに保存情報を送信する。
【0008】
更に、本発明は、エンドユーザのためにネットワークにおけるプロバイダの位置を識別すると共に、ユーザ注釈付きコード情報を保存するシステム及び方法に関するものである。1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを有するネットワークに複数のエンドユーザが遠隔地からアクセスしている。エンドユーザから提供された1つ又は複数のコードに対応するコード情報をハブサイトにおいて受信する。このコード情報に応答し、受信したコード情報に関連付けられたプロバイダのネットワークにおける位置に対応するネットワークアドレス情報をハブサイトに関連付けられたプロファイルデータベースから取得する。このネットワークアドレス情報は、関連付けられたプロバイダのネットワークにおける位置にエンドユーザを方向付けするために使用される。そして、エンドユーザからユーザ注釈付きコード情報をハブサイトにおいて受信し、このユーザ注釈付きコード情報をハブサイトにおいて保存する。
【0009】
最後に、本発明は、エンドユーザに関連付けられたプロバイダに対応する情報を使用し、エンドユーザをネットワーク上の所定の位置に方向付けする方法及びシステムにも関する。それぞれが異なる機械読取可能コードに関連付けられた複数のレコードを有するデータベースを提供する。1つ又は複数のレコードは、関連付けられた複数の異なるネットワークアドレスを有しており、それらの異なるネットワークアドレスは異なるプロバイダに関連付けられている。異なるプロバイダの中の1つに関連付けられているエンドユーザがリモートスキャン装置によって実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連するスキャン情報をネットワークサイトにおいて受信する。このスキャン情報に応答し、エンドユーザによってスキャンされた機械読取可能コードに関連付けられたレコードをデータベースから取得する。そして、取得したそれぞれのレコードごとに、少なくとも1つのネットワークアドレスを選択する。この選択は、エンドユーザに関連付けられたプロバイダが指定した基準、エンドユーザが表明した目的、又はネットワークにおけるエンドユーザセッションのプロパティ情報に基づいて実行可能である。そして、選択されたネットワークアドレスのネットワークサイトからエンドユーザへの送信を開始する。
【0010】
上述の全般的な説明と以下の詳細な説明は、いずれも模範的なものであり且つ説明を目的としており、請求項において請求されている本発明を詳細に説明することを意図したものであることを理解されたい。
【0011】
(好ましい実施例の詳細な説明)
本発明の理解を促進するべく含まれ、本明細書に包含されてその一部を構成している添付の図面は、本発明の実施例を例示するものであって、説明と共に本発明の原理を解説するものである。
以下、本発明の好ましい実施例を詳細に参照するが、それらの例は添付の図面に示されており、それらの添付図面においては、可能な場合には常に、同一の参照符号を使用して同一或いは類似の要素を示している。
【0012】
図1Aは、本発明の方法を実行するシステム1000の好ましい実施例を示している。このシステム1000には複数のエンドユーザ500が含まれており、それぞれのエンドユーザは、エンドユーザ500が表明した目的に関連付けられたコード(即ち、番号)をエンドユーザ500が読み取ったり、或いは入力することができる装置を有している。システム1000はまた、プラットフォーム100と複数のプロバイダ600を含む。プラットフォーム100は、エンドユーザ500(及び彼らの関連装置)とプロバイダ600が提供するサービス間における相互運用性を向上させる複数のコンポーネント(図2Aを参照して詳述する)を有している。このプラットフォーム100は、後程詳述するように広範な機能を有しているが、一義的にはスイッチとして機能し、エンドユーザが表明した目的の達成においてエンドユーザ500を支援するサービスの起動に必要なコード情報、ユーザコンテキスト、及びアプリケーション情報を識別する。プラットフォーム100には、インターネット50を介してアクセス可能なハブサイト101が含まれており、このハブサイトによってエンドユーザ500及びプロバイダ600はプラットフォーム100とやり取りすることができる。
【0013】
エンドユーザ500は、様々なタイプの装置や取得技術を使用してコードを入手し、このコードをプラットフォーム100又はプロバイダ600に伝達することができる。例えば、エンドユーザ500は、電話機5によってプラットフォーム100にコンタクトし、ダイヤルするか、或いはコードを受話器に音声で伝達することによって入力することができる。この入力データは、音声ゲートウェイ2005によってインターネット50を経由しプラットフォーム100又はプロバイダ600の音声応答ユニットに送信される。更に、エンドユーザ500は、携帯情報端末10を使用し、コードを無線アプリケーションプロトコルゲートウェイ2010を介してインターネット50経由でプラットフォーム100又はプロバイダ600に送信することも可能である。或いはこの代わりに、エンドユーザ500は、ポータブル無線スキャナ(即ち、エンドユーザクライアント15に接続されたスキャナ)を使用してバーコード(例:EAN、UPC、及びJANを含むパブリックコード)やプライベートコードを読み取ることもできる。エンドユーザ500は、エンドユーザクライアント15によってこれらのコードをインターネット50を介して送信しプラットフォーム100にアップロードすることができる。コード情報を取得しプラットフォーム100又はプロバイダ600に送信するその他の手段については、当技術分野において周知であり、本発明の範囲に属するものである。システム1000上で有効になる機能は、エンドユーザ500が使用する装置によって決定される。後程詳述するように、システム1000におけるアクセス権限と利用可能な機能は、装置とその識別子によって左右されることになる。
【0014】
エンドユーザ500、プラットフォーム100、及びプロバイダ600は、様々なタイプのリンクによって相互接続しネットワーク2000を形成することができる。例えば、エンドユーザ500は、インターネット50経由でリンク51及びリンク52を介して直接プラットフォーム100と接続するか、或いはプロバイダ600を経由しリンク51、リンク53、及びリンク54を介してプラットフォーム100と接続可能である。その他の実施例においては、エンドユーザ500、プラットフォーム100及びプロバイダ600間における別の接続構成も可能であり、それらは当業者には周知であって、本発明の範囲に属するものである。これらの様々なエンティティ間における1つ又は複数のリンクが無線からなる実施例も存在する。
【0015】
サービスプロバイダ及びアクセスプロバイダを含むプロバイダ600のそれぞれは、インターネット50を介してアクセス可能なプロバイダサイト601をホスティングしている。プロバイダ600は、自らが価値を有すると見なす物品、素材、アプリケーションを販売又は提供することによって収入を得ようとする組織である。プロバイダ600は、コードを入力として受け付けるアプリケーション/サービスを提供し、彼らのアプリケーション/サービスと協働するコードを識別する責任を負っている。プロバイダ600は、彼らのコミュニティ/アプリケーション/サービスへの登録及び認証に対しても責任を負っている。
【0016】
アクセスプロバイダとサービスプロバイダ間における管理面での関係は、図1Bを参照して説明することができる。アクセスプロバイダは、プラットフォーム100内に運用アカウント1195を(図2Aに示され、この図を参照して後述するコードカタログコンポーネント109を使用して)設定することができる。同様に、サービスプロバイダもプラットフォーム100内に運用アカウント1196を設定することができる。システム1000内のネットワーク2000上に存在するそれぞれのエンドユーザ500は、少なくとも1つのアクセスプロバイダによって援助されている。それぞれのアクセスプロバイダは、援助しているそれぞれのエンドユーザ500を「所有」しており、アクセスプロバイダは、自らが援助しているエンドユーザ500のネットワーク2000に対するアクセスを永久に停止する独占的な権限を有している。同様に、アクセスプロバイダは、エンドユーザ500に対して特定の装置20を供給、そしてこの結果、所有することもできる。一方、サービスプロバイダは、自らのサービス1097が機能できる特定タイプのプライベートコード1098を所有することができる。サービスプロバイダのサービス1097は、パブリックコードによって機能することも可能である。サービスプロバイダのサービス1097は、図2Aを参照して後程詳述するように、特定タイプのコンテキスト1180において有効にしたり、或いはこれらのコンテキスト1180において制限することが可能である。好ましい実施形態においては、1つの組織がサービスプロバイダ及びアクセスプロバイダの両方として機能することができる。
【0017】
プラットフォーム100と、システム1000の残りの部分の間には少なくとも1つのインターフェイス400が配設されている。インターフェイス400によってプラットフォーム100に対するアクセスが制御される。特に、例えば、インターフェイス400は、プラットフォーム100とシステム1000の残りの部分間における通信を監視しセキュリティを提供すると共に、プラットフォーム100との間で送受信されるデータの変換を行う。従って、インターフェイス400は、プラットフォーム100の外部との境界を構成する。
【0018】
図2Aは、図1Aに示すシステム1000の更なる好ましい実施形態を示しており、その詳細が含まれている。図1Aとこの図2Aの両方を参照すれば、サービス/アプリケーション650は、システム1000においてプロバイダ600が提供するサービス及びアプリケーションを表しており、これらはエンドユーザ500に価値を提供するものである。図2Aに示す模範的なサービス/アプリケーション650には、食料品のショッピングサービスを含むショッピングサービス、並びに出版及びコンテンツ管理サービスが含まれている。しかしながら、本発明の範囲に属するシステム1000によれば、あらゆるタイプのウェブサービス/アプリケーション650を提供することが可能である。図1Aを参照して前述したように、エンドユーザ500は、様々な装置550を使用して情報をシステム1000との間で送受信することができる。
【0019】
この好ましい実施形態の場合、プロバイダ600及びエンドユーザ500がプラットフォーム100の情報及び機能にアクセスするための手段を提供する1つ又は複数のインターフェイス400は、TCP/IPのHTTPトランスポートを使用するXMLペイロードを有するSOAPに似たエンベロープとして表現されている。この好ましい実施形態においては、プラットフォーム100に対するすべてのインターフェイスコールには、保証書と認証が必要である。プライバシーが問題となるケースでは、暗号化を使用することも可能である。
【0020】
プラットフォーム100は、いずれのコンポーネントによっても識別されないいくつかのサービスを実行する。例えば、プラットフォーム100は、エンドユーザ500が使用している装置クラスに関係なくエンドユーザ500へのデータの出力を可能にするレンダリングサービス120を実行する。これは、レンダリングインターフェイス410により、装置の物理的なディスプレイ形状と入力メカニズムを調整すると共に、特定のプロトコルをサポートするべく調節することによって実現される。従って、例えば、エンドユーザ500は、自らが使用している装置(即ち、PC(大型装置)、ウェブを使用可能な電話機(小型装置)、又はPDA(中型装置))に適した出力をシステム1000から受信することができる。この好ましい実施形態においては、サービスプロバイダは、このプラットフォーム100のレンダリングサービス120を利用するために、それぞれの装置クラスに適した出力を提供する責任を負っている。
【0021】
プラットフォーム100のセッションサービス130により、単一アプリケーションのサインオンにおける継続的なユーザの接続と認証が保証される。システム1000を使用するエンドユーザ500は、様々な組織が所有し運用する異なるシステムを横断してナビゲートするので、エンドユーザ500の運用に連続性を確保するべく、セッションサービス130が提供されている。セッションサービス130は、エンドユーザ500があるものから他へ渡す際に、外部装置とプラットフォーム100間で渡されるパラメータを定義している。これらのパラメータは、サービス識別子、エンドユーザ識別子(例:後程詳述するGUID)、セッションエコーデータ(即ち、ユーザがプラットフォーム100に戻った際に、外部サービス650からの取得を希望することをプラットフォーム100が指示した情報)、外部エコーデータ(即ち、エンドユーザが外部サービス650に戻った際に、プラットフォーム100からの取得を希望することを外部サービス650が指示した情報)、コードリストに関連付けられたチケット、タイムスタンプ、及び前述のパラメータの値に基づいて算出されたダイジェストを含むことができる。
【0022】
好ましい実施形態においては、プラットフォーム100には、暗号解読サービス140も含まれている。この暗号解読サービス140により、必要に応じて、コード及びその他のアプリケーションデータの装置固有の暗号解読が可能となる。本発明のその他の実施形態においては、これらのセッション、レンダリング、及び暗号解読機能を、プラットフォーム100ではなく、1つ又は複数のプロバイダ600が実行することができる。
【0023】
これらのプラットフォーム100が実行するセッション、レンダリング、及び暗号解読サービス以外に、この好ましい実施形態の場合には、プラットフォーム100はいくつかの異なるコンポーネントから構成されている。それぞれのコンポーネントは、特定の情報を保存すると共に特定の機能を有している。プラットフォーム100のコンポーネントがサポートしているそれらの機能は、この好ましい実施形態では、(1)コード、装置、及びユーザの認証を含む読み取り又はその他のコード入力の処理;コードのアップロード、取得、暗号化/暗号解読;及びサービス/アプリケーションへのコードのマッピング、(2)コードの追加、削除、及び編集を含むコードリストの維持管理;及びコードリストの複写、カット、ペースト、及びクリア、(3)コードの購入と破棄を含むコード及び関連サービス/アプリケーションの管理;及びコードに対するアクセスの制限/獲得、及び(4)それぞれのユーザ及びそれぞれの装置ごとのイベントメカニズムの監視と読み取り/コード入力履歴へのアクセスを含むイベント及び使用状況の監視、からなる4つの主要グループに分類することができる。
【0024】
プロバイダ600及びエンドユーザ500は、グラフィカルユーザインターフェイス(「GUI」)200により、プラットフォーム100がインターネット上で維持管理しているハブサイト101を介してプラットフォーム100のコンポーネントにアクセスし、それらを使用することができる。例えば、エンドユーザGUI210は、エンドユーザ500に対してプラットフォーム100の情報及び機能へのアクセスを提供する一般的なインターフェイスである。このエンドユーザGUI210を特定のプロバイダ600用にカスタマイズすることができる実施形態も存在する。好ましい実施形態においては、エンドユーザGUI210を介して、エンドユーザコンテキストコンポーネント104、コードプロファイルコンポーネント108、イベント/警報コンポーネント103、使用状況コンポーネント106、読み取りキャッシュコンポーネント107、及びディレクトリコンポーネント105にアクセスすることができる。
【0025】
プロバイダ600は、コードマネージャGUI220を使用し、サービス/アプリケーション650のセットアップ及び編集、プライベートコードの登録と発行、コードリスト(例:コードをサービス/アプリケーション650の特定のURLにリンクするのに使用する説明などのコード及びその関連データのリスト)の作成と編集、及びロケール固有(locale−specific)の表示、表示言語、出力装置チャネルなどのサービスへのコンテキストの割り当て(例:携帯電話のブラウザ用には小さく、PDAブラウザには中程度、そしてPCブラウザ用には大きく割り当てる)を実行することができる。この好ましい実施形態においては、コードマネージャGUI220により、コードカタログコンポーネント109、ディレクトリコンポーネント105、及び請求コンポーネント102にアクセスすることができる。
【0026】
アカウントマネージャGUI230により、プロバイダ600との様々なビジネス関係のセットアップが可能になる。好ましい実施形態においては、アカウントマネージャGUI230を介して請求コンポーネント102にアクセスすることができる。
【0027】
以下では、本発明の好ましい実施形態におけるプラットフォーム100のそれぞれのコンポーネントの内容と機能について説明する。本発明の範囲に属するその他の実施形態においては、各コンポーネントに、後述するものを上回る又はそれらを下回る情報及び/又は機能を含むことができる。
【0028】
プラットフォーム100の請求コンポーネント102は、請求及び支払処理を円滑に実行するものである。イベント/警報コンポーネント103は、データストアとビジネスフローの整合性を保証するべく、積極的に管理するべきアプリケーション及びビジネスイベントの保存を可能にするものである。具体的には、このコンポーネントは、エンドユーザ500の動きを追跡し、エンドユーザ500のプロファイルに基づいて予防的なアクションを開始するメカニズムを提供する。例えば、イベント/警報コンポーネント103は、システム1000において、エンドユーザ500の代わりに、潜在的に不正な動きを識別し、予防するべく介入することができる。使用状況コンポーネント106は、エンドユーザ500によるシステム100の使用状況を追跡するのに使用される。
【0029】
エンドユーザコンテキストコンポーネント104は、プラットフォーム100とエンドユーザ500の間、並びにプラットフォーム100とプロバイダ600間における通信を管理するものである。このエンドユーザコンテキストコンポーネント104は、これらのエンティティ間における対話を表す現在のアクティビティ及び関連する履歴のコンテナとして機能する。エンドユーザコンテキストコンポーネント104に格納される情報には、マーケティング情報、懸案の問題(例:電子メールフォローアップ項目)、アクション項目(例:未払金、証明書の失効)、アクティビティログ(履行アクションが完了した旨のエンドユーザ500に対するフィードバックとエンドユーザとの関連でほかの人間によって開始されたアクションを含む)、及びエンドユーザ500が開始したアクティビティ等の全般的な情報カテゴリが含まれる。
【0030】
ディレクトリコンポーネント105は、エンドユーザ500のプロファイル情報と装置情報を格納している。装置情報には、装置の連番識別子、装置タイプ、装置の状態(動作中又は非動作中)、及び装置に関連付けられたアクセスプロバイダ(即ち、所有者)の識別子が含まれる。図3を参照すれば、ディレクトリコンポーネント105に含まれるプロファイル情報には、エンドユーザ500の非外部識別シンボル(本明細書においては、「GUID(Global Universally Unique Identifier)」とも呼ばれる)に関連付けられている様々なタイプのエンドユーザ500の情報が含まれている。それぞれのエンドユーザ500は、彼又は彼女に関連付けられた少なくとも1つのGUID1055を有している。実施形態によっては、複数のGUIDを有するエンドユーザも存在する。この好ましい実施形態では、GUID1055に関連付けられたエンドユーザ500の4つの全般的情報カテゴリが存在している。この情報カテゴリの1つには、エンドユーザ500がハブサイト101に提出したものであって、エンドユーザ500の許可を得ることなく1つ又は複数のプロバイダと共有されるとエンドユーザ500が予想しているパブリック情報1051が含まれている。このパブリック情報1051には、例えば、エンドユーザ500の一般名、並びに彼らが好む言語、ロケール(locale)、及び好むコンタクト経路を含むことができる。パブリック情報1051はまた、情報自体の機密項目を明らかにすることなく、機密情報項目への参照を提供する機密ダイジェクト情報を含むこともできる。
【0031】
GUID1055に関連付けられディレクトリコンポーネント105において維持管理される情報の更なるカテゴリは、エンドユーザ500がハブサイト101に提出したものであって、エンドユーザの許可を得ることなしにはいずれのプロバイダ600とも共有されないとエンドユーザ500が予想しているプライベート情報1052である。このプライベート情報1052は、例えば、エンドユーザ500の姓名、住所、電話番号、結婚の状態などを含むことができる。更に別の情報カテゴリはプロバイダ選好情報1053である。好ましい実施形態においては、この情報は、プライベート情報1052と同様に、エンドユーザ500の許可を得ることなしにはいずれのプロバイダ600にも提供されない。プロバイダ選好情報1053には、プロバイダ600から提供されるそれぞれのサービス650ごとのエンドユーザ500の好みが含まれている。例えば、エンドユーザ500は、食料品のショッピングサービスとの関連における彼の好みとして、特定タイプの食品に対してアレルギーがあること、或いは特定タイプの食品を好むことを示すことができる。別の例においては、エンドユーザ500は、彼が特定領域に興味を持っていることをプロバイダに対して示すことができる(例:料理、スポーツ、フィットネスなど)。この好ましい実施形態においては、1つのプロバイダのプロバイダ選好情報1053はその他のプロバイダと共有されない。
【0032】
プロバイダ600は、(先程詳述したようにコードマネージャ220を使用して)ディレクトリコンポーネント105にアクセスし、装置及びエンドユーザ500に関連する様々な機能を実行することができる。特に、プロバイダ600は、エンドユーザ情報や装置情報の更新、追加、又は削除を実行可能である。
【0033】
再度図2Aを参照すれば、プラットフォーム100には、財布コンポーネント110も含まれている。この財布コンポーネント110は、エンドユーザ500の財務的なプロファイル情報を保存しており、購買機会を円滑なものにするものである。財布コンポーネント110は、エンドユーザ500の支払手段を表す特殊なプロファイル属性、並びにそれらに関連する認可保証書を有している。図3を参照すれば、財布コンポーネント110は、それぞれのエンドユーザ500ごとにGUID1055に関連付けられた財務情報1101を格納している。この財務情報1101には、クレジットカード番号、支払手段、及び請求及び送付先住所が含まれる。財務情報1101には、エンドユーザ500のGUID1055に関連付けられているアクセスプロバイダの識別子を含むこともできる。好ましい実施形態においては、この財務情報1101は、プロバイダから認証情報を受信すると共に、エンドユーザ500からこの情報の共有に対する許可を取得した場合にのみ、プロバイダ600と共有される。
【0034】
再度図2Aを参照すれば、プラットフォーム100には、読み取りキャッシュコンポーネント107が含まれている。読み取りキャッシュコンポーネント107は、読み取り及びエンドユーザ500から入力されたその他のコードのリストを保存するのに使用される。特に、このコンポーネントは、エンドユーザ500の読み取り/コード入力アクティビティに関するリストベースの履歴である。読み取りキャッシュコンポーネント107は、エンドユーザGUI210を介してエンドユーザ500に提供される機能をサポートしている。例えば、エンドユーザGUI210を使用するエンドユーザ500は、読み取りキャッシュコンポーネント107の機能にアクセスして読み取りリストを操作することができる。そして、エンドユーザ500は、読み取りリストを読み取りキャッシュコンポーネント107にアップロードし保存することができる。このコンポーネントを使用して読み取りリストを削除することも可能である。
【0035】
図4A〜図4Cは、本発明の好ましい実施形態に従い、エンドユーザGUI210を使用して読み取りキャッシュコンポーネント107にアクセスするエンドユーザ500の一態様例を示している。ユーザ500は、自らのウェブブラウザを使用してハブサイト101にナビゲートすることが可能であり、彼に対しては、エンドユーザGUI210が提示される。図4Aを参照すれば、ユーザは、アップロードするコード及びコードリスト用のフォルダを設定することができる。フォルダ名が名前領域212に示されており、それぞれの読み取りエントリがコード説明領域214に一覧表示されている。そして、そのコードを読み取った、或いは入力した日付と時刻が日付/時刻領域216に示されている。サービス領域218を使用すれば、ユーザは、コード説明領域214に一覧表示された項目に関連付けられたアプリケーションを選択して起動することができる。
【0036】
図4Bを参照すれば、エンドユーザ500は、図4Aの画面211のコード説明領域214をクリックすることにより、この画面213にナビゲートすることができる。ここで、ユーザは、それぞれの読み取り及び特定フォルダの説明を入力することができる。エンドユーザ500によって設定されたそれぞれのフォルダは、そのエンドユーザのGUID1055に関連付けられている。前述のように、それぞれのフォルダにはコードのグループが含まれている。更に、エンドユーザ500は、注釈領域2130内に図4Bの画面213を使用してフォルダに対する注釈を付加することができる。この注釈は、例えば、エンドユーザが読み取った食料品リストの特定食品項目の数量であってよい。注釈の別の例としては、エンドユーザが自らの誕生日のために所望する項目のリストなどがある。
【0037】
エンドユーザ500は、単なるリストを有用な構造に変換するサービス/アプリケーションを使用することも可能である。例えば、ユーザは、彼が読み取った項目リストを彼が希望する食料品販売店と共に取得し、彼のリストのそれぞれの項目が所在する場所を通路別にユーザに対して示す食料品購入サービスを使用することができる。
【0038】
好ましい実施形態におけるコードグループには、エンドユーザ500が使用するサービス/アプリケーション650用のBLOB(Binary Large Object)も関連付けられている。BLOBには、エンドユーザ500ではなく、サービスプロバイダが、コードグループと共に保存する必要があると指示した情報(例:所望項目の数量、ユーザが利用した販売促進)が含まれている。表示されプロバイダ間で共有される注釈情報とは異なり、好ましい実施形態においては、BLOBはプロバイダ間で共有されず、BLOBにアクセスできるのは、そのBLOBを設定したプロバイダのみである。
【0039】
図4Cは、GUID1055に関連付けられたフォルダが、BLOB2181と注釈2182の両方を備えたコードグループ218を有している様子を示している。この情報(即ち、それぞれのGUIDと関連付けられたコードグループ、並びにその関連するBLOB2181及び注釈2182)は、読み取りキャッシュコンポーネント107に保存される。従って、リストへの注釈の付加(例:食料品リストを取得し、それぞれの食料品項目に関連する数量を追加することによってレシピを作成すること)やサービス650のリストへの適用によってユーザが付加した価値は、そのサービスプロバイダごとにそのエンドユーザ500のすべてのやり取りにおいてBlOBと共に保存されることになる。この価値は、例えば、レシピを別のユーザに電子メールで送付することにより、エンドユーザ500からその他の人間に伝達することができる。そして、ネットワーク2000においてそれまで援助されていないユーザも、このレシピを受信することによって援助されるようになる。従って、更なる商業的な利点を得ることができる。
【0040】
図2A及びプラットフォーム100のコンポーネントの説明に再び戻れば、コードプロファイルコンポーネント108は、コード及びコードに関連付けられたサービスに関する情報を保存している。一般的に、プラットフォーム100のフィルタ機能は、コードプロファイルコンポーネント108によって(読み取り又はその他の入力技術を通じてエンドユーザ500が入力した)一連のコードを取得し、それらのコードをアクションに転換する。特に、コードプロファイルコンポーネント108は、エンドユーザ500が入力したコードからのアクティブな運用マッピング、ディレクトリコンポーネント105からの(好みとエンドユーザ500が申し込んだサービスを含む)エンドユーザ500のプロファイル情報、ディレクトリコンポーネント105からの(所有権情報と使用上の制約を含む)コード入力に使用された装置の装置プロファイル情報、及び特定のサービス/アプリケーション650にエンドユーザ500のポインタを戻すためのコンテキスト情報(即ち、ネットワーク2000におけるエンドユーザ500のセッションのプロパティ情報)を使用する。
【0041】
従って、読み取り/コード入力のリストをアップロードする際に、コードプロファイルコンポーネント108は、そのリストに関連付けられたユニークな英数字識別子(本明細書においては、「チケット」とも呼ぶ)と、そのサービスを入手するためにチケットを送信するべきサービスのURLを返す。更に、エンドユーザ500から供給されたチケットに応答し、コードプロファイルコンポーネント108は、チケットに関連付けられた提供可能なサービスとそれぞれのコード用のマッピングを返す。
【0042】
コードカタログコンポーネント109は、コード、サービス、及びそれらそれぞれのマッピング情報、ライフサイクル、所有権プロパティを処理する。特に、このコードカタログコンポーネント109により、コードをサービス/アプリケーション650にリンクすることができる。コードカタログコンポーネント109により、URL、タイトル、説明などのパラメータを提供することによって新しいサービスを作成することができる。プロバイダ600は、サービスコンテキストを指定すると共にコードに基づいてユーザに表示する項目の指定と絞り込みを行い、返すコンテンツのサイズを変更すると共に/又はユーザに返す項目リストの開始点を変更することができる。例えば、特定のサービスを使用できるのは特定のコンテキストを有するエンドユーザ500のみである旨を指定することができる(例:携帯電話によってコードを入力するユーザに対しては、グラフィックを含む情報やサービスへのアクセスを許可しない)。コードカタログコンポーネント109により、図1Bを参照して詳述したように、サービス、リスト、コンテキスト、及びプライベートコードの所有権を指定する運用アカウントを作成することができる。プロバイダ600は、このコンポーネントを使用してプライベートコードを指定することもできる。
【0043】
競争者が提供するサービスに関連するものについては、アクセスプロバイダは、コードカタログコンポーネント109を使用してネガティブオプションを表現することができる。図2Bは、好ましい実施形態のコードカタログコンポーネント109に含むことができるデータベースの一部を示している。アクセスプロバイダアカウントテーブル1091によってアクセスプロバイダを識別することができる。エンドユーザテーブル1092は、テーブル1091で識別されたアクセスプロバイダが所有するエンドユーザ500を識別するものである。サービス遮断テーブル1093を使用すれば、テーブル1091で識別されたアクセスプロバイダは、テーブル1092で識別されるユーザに対してテーブル1093で識別されるサービスが提示されることを遮断又は防止することができる。同様に、プロバイダサービス遮断テーブル1094を使用すれば、テーブル1091で識別されるアクセスプロバイダは、テーブル1092で識別されるユーザに対してテーブル1094で識別されるサービスプロバイダが提供するサービスが提示されることを遮断又は防止することができる。これらの遮断を実行するアクセスプロバイダの能力は、図1Bにも示されている。
【0044】
コンテンツカタログコンポーネント111は、製品情報用のリポジトリ(repository)及びロードメカニズムとして機能する。例えば、コンテンツカタログコンポーネント111には、(1)プラットフォーム100が使用可能な一般的な製品タイトル、説明及びカテゴリ、(2)価格、プロプライエタリな説明及びURLなどのベンダ固有の製品データ、という製品データの2つの別個の組を含むことができる。コンテンツカタログコンポーネント111は、コードカタログコンポーネント109に保存するには変化が激し過ぎるか、或いは大き過ぎる製品情報をコードカタログコンポーネント109に供給するために使用される。コンテンツカタログコンポーネント111において検索を実行し、例えば、特定のコード又はキーワードに関連付けられた製品の製造者に関連する情報を入手することも可能である。このコンポーネントは、特定のコード又はキーワードの入力を受け付け、そのコード又はキーワードに関連付けられた情報のリストをも返す。この検索の実行がアクセスプロバイダの従業員にのみ制限されている実施例も存在するが、その他の実施例においては、エンドユーザ500に対してもこの検索能力へのアクセスが許されている。
【0045】
図5A及び図5Bは、図2Aのエンドユーザ500、プラットフォーム100、及びプロバイダ600間において情報を伝達する方法の2つの例を示している。図5Aを参照すれば、段階1において、エンドユーザ500は単一の読み取り結果をプラットフォーム100にアップロードする。段階2において、プラットフォーム100は、その読み取りに関連付けられたコードをルックアップし、段階3において、エンドユーザ300に対し、読み取りデータと共にプロバイダ600へのリダイレクト応答を送信する。段階4において、エンドユーザ500は、プロバイダ600へのリダイレクトを実行する。段階5において、プロバイダ600は、読み取りデータに基づいてコンテンツを作成し、そのコンテンツを段階6においてエンドユーザ500に返す。次に図5Bを参照すれば、エンドユーザ500は、段階1において読み取り結果をプロバイダ600にアップロードする。段階2において、プロバイダ600は、プラットフォーム100に対して読み取りデータを要求し、段階3において、読み取りデータをルックアップする。段階4において、プラットフォーム100は、読み取りデータによってプロバイダ600に応答する。段階6において、プロバイダ600は、コンテンツをエンドユーザ500に返す。その他の情報フローは、当業者には周知であり、本発明の範囲に属するものである。
【0046】
図6A〜図6Rを参照すれば、更に具体的な例が示されている。まず、図6Aを参照すれば、エンドユーザ500は、アクセスプロバイダ600から装置を購入している。従って、アクセスプロバイダ600に帰属するものとして装置及びその関連識別番号がプラットフォーム100に登録されており、この装置によってアップロードするすべての読み取りには、アクセスプロバイダの規則が適用されることになる(例:アクセスプロバイダは、アクセスプロバイダの競争者が提供するサービスにエンドユーザ500がアクセスすることを防止することができる)。この例では、アクセスプロバイダ600はサービスプロバイダとしても機能している。アクセスプロバイダ600がそのコミュニティにおける登録と認証に責任を負っている場合には、エンドユーザ500は、アクセスプロバイダ600に登録する。エンドユーザ500には、アクセスプロバイダ600によってユーザ識別番号が割り当てられる。これで、エンドユーザ500は、アクセスプロバイダ600のサービスを使用するためにアクセスプロバイダ600によって「所有」されることになる。好ましい実施形態においては、ユーザ500は、プラットフォーム100とのやり取りにおいてエンドユーザを支援するソフトウェアをダウンロードしインストールすることができる。このソフトウェアは、アクセスプロバイダ600に登録されたアプリケーション識別番号を有している。アクセスプロバイダ600は、プラットフォーム100内に規則を記述することにより、エンドユーザ500の行動を制御することができる。
【0047】
この装置を利用すれば、エンドユーザ500は、10アイテムの読み取りを行った後に、それらの読み取りに関連するコードを自分のパーソナルコンピュータを使用してプラットフォームにアップロードすることができる。一実施例においては、それらのコードを暗号化しており、従って、プラットフォーム100において、この暗号化されたコードを解読しなければならない。暗号の解読に際しては、図6Bに示すように、読み取りに関連するコードと共に、装置識別番号(装置からのもの)とアプリケーション識別番号(ソフトウェアからのもの)5000を識別する。この結果、プラットフォーム100は、それらのコードがアクセスプロバイダ600(この場合には、XYZ会社)に帰属するものであることを識別することができる。
【0048】
図6Cを参照すれば、コードの暗号解読が完了すると、プラットフォーム100は、領域5001に示されているように、(図2Aのコードカタログコンポーネント109において)それぞれのコードが表しているものをルックアップすることができる。更に、それぞれのコードは、関連付けられた1つ又は複数のサービス及び対応するサービス固有情報(例:コードに関連付けられたサービスを起動すると共にサービスプロバイダのデータベース内でこれを識別するのに必要なURL)を有している。この例では、UPCコードの1つがペーパークリップの箱に検出されている。プラットフォーム100は、そのペーパークリップに関連付けられたサービスを提供するいくつかのサービスプロバイダを識別することができる。
【0049】
しかしながら、図6Dに示されているように、装置識別番号及びアプリケーション識別番号5002がコードと共にアップロードされている。これにより、プラットフォーム100は、自分が従うべきアクセスプロバイダの規則を(コードプロファイルコンポーネント108内のコンテキスト情報をチェックすることによって)判定することができる。この例では、プロバイダ600の規則によれば、エンドユーザ500には当該プロバイダのサービスのみを提示すると規定されており、ペーパークリックに関連するサービスの提供を意図するその他のサービスが排除されている。特定の例においては、プロバイダ600の規則によって、プロバイダ600の競争者が提供するサービスをエンドユーザ500に提示してはならないと規定することができる。
【0050】
図6Eを参照すれば、プラットフォーム100は、プロバイダ600が提供するサービスに適用されるコードを選択し、当該プロバイダのサービス固有情報を取得する。この例においては、10件の中の3つのコードが当該プロバイダに適用可能である。図6Fを参照すれば、コード領域5001に示されているように、プロバイダ600用のコードとサービス情報のリストがプラットフォーム100内の一時的な場所に保存される。この場所には、ユニークな英数字識別子、即ち、チケット番号が割り当てられる。この例では、チケット番号は12345である。
【0051】
図6Gを参照すれば、プラットフォーム100は、エンドユーザ500に信号を送信し、プロバイダ600の位置を示すURLによってブラウザウィンドウを開くようにユーザのパーソナルコンピュータに案内すると共にチケット情報を提供している。図6Hを参照すれば、エンドユーザ500のパーソナルコンピュータは、プロバイダ600の指定URLによってブラウザを開いている。このURLにはチケット番号情報が含まれている。図6Iを参照すれば、プロバイダ600は、認証の責任を負っているため、エンドユーザ500に対してユーザ名とパスワードを入力するように要求している。ログインに成功した場合には、プロバイダ600は、図6Jに示されているように、エンドユーザ500をチケット番号と関連付けることになる。
【0052】
図6Kを参照すれば、プロバイダ600は、このチケットを使用し、ユーザ500が以前アップロードしこのチケットに関連付けられているコードのリストをプラットフォーム100に対して要求する。この時点で、プラットフォーム100は、エンドユーザ500のスキャン履歴を作成するべく、プロバイダ600からの当該ユーザ名の提供を必要としている。図6Lを参照すれば、チケット番号が表しているコードリストの複写がプラットフォーム100からプロバイダ600に送信されている。このコードリストに含まれているのは、プロバイダ600が使用可能な3つのコードのプロバイダ固有サービス情報である。図6Mを参照すれば、プロバイダ600は、このコードリストをユーザインターフェイスに変換し、模範的なインターフェイス5006に示されているように、ユーザ500のウェブブラウザによってユーザに表示している。このインターフェイス5006は、領域5003に、プロバイダ600から入手可能な3つの項目を示すと共に、領域5004には、ユーザが利用可能な追加の項目が存在していることを示している。図6Nを参照すれば、プラットフォーム100は、10件のアップロードされたコードのすべてをスキャンキャッシュコンポーネント107に保存している。このスキャン履歴プロファイルは、プロバイダ600によってユニークに識別される。
【0053】
図6Oを参照すれば、エンドユーザ500が7件のその他の利用可能なスキャンのレビューを所望する場合には、彼は、領域5004をクリックする。図6Pを参照すれば、エンドユーザ500のブラウザは、アクセスプロバイダ600の情報とエンドユーザ500の情報を識別する情報と共に、プラットフォーム100のエンドユーザGUI210に再方向付けされている。図6Qを参照すれば、URLを介して供給されたアクセスプロバイダ600の情報とエンドユーザ500の情報を使用し、プラットフォーム100は、識別したアクセスプロバイダに応じてブランドが付加されたエンドユーザGUI210をユーザ500に提示するのに使用するスキャン履歴プロファイルをスキャンキャッシュコンポーネント107から取得することができる。図6Rを参照すれば、プラットフォーム100は、プロバイダのブランドが付加されたエンドユーザGUI210を使用し、ハブサイト101を介して利用可能なすべてのサービスをエンドユーザ500に提示する。このケースでは、アクセスプロバイダの規則がそのまま適用され、プロバイダ600の競争者が提供するサービスをユーザ500が参照することは妨げられることになる。ユーザは、提示されたすべてのサービスを起動することができる。
【0054】
図6A〜図6Rに示されているエンドユーザ500の手順においては、エンドユーザ500は、図6Mに示されているように、購買するという彼の希望を示すことによって自分の目的を明示している。エンドユーザ500は、例えば、購入、販売、調査、添付、転送などの様々な異なる目的を表明することができる。例えば、図6Sは、携帯電話6001における模範的なユーザインターフェイス6002を示している。これらのインターフェイス6002に示されているのは、ユーザが選択可能なサービスを識別するブックマークである。エンドユーザ500は、特定のブックマークを選択することによって彼のニーズを表明するのである。
【0055】
図7は、本発明に係る方法を実装するのに使用可能なシステム7000の好ましい実施形態を示している。エンドユーザGUI210を介してエンドユーザが実行したコール(例えば、図2Aを参照して説明したもの)は、それぞれがウェブサーバー711とアプリケーションサーバー712を含む消費者ゾーン710によって満足させることができる。それぞれの消費者ゾーン710には、ファイアウォール713も含まれている。この模範的な実施形態には、3つの消費者ゾーン710が描かれているが、本発明によれば、必要に応じていくつの消費者ゾーンでも使用することができる。即ち、システム700は拡大縮小可能である。管理セグメント720は、図2Aを参照して説明したように、アカウントマネージャ230及びコードマネージャ220によって実行されたコールを満足させる。エンドユーザの認証も管理セグメント720の認証サービス721によって実行することができる。記録領域730のデータによってプラットフォーム100が維持管理するすべての情報のバックアップが提供されており(図2Aを参照して説明したもの)、このため、非常に安全である。システム7000へのインターネットアクセスは、インターネット接続セグメント740によって実現することができる。
【0056】
図8を参照すれば、少なくとも1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを備えるネットワークに遠隔地からアクセスする複数のエンドユーザを有するシステムにおいて、エンドユーザ情報を保存し選択的に共有する方法が示されている。段階801において、それぞれのエンドユーザに対応するユーザレコードをハブサイトに関連付けられたプロファイルデータベースに保存する。それぞれのユーザレコードは、エンドユーザがハブサイトに提出したものであって、エンドユーザの許可を得ることなく1つ又は複数のプロバイダと共有されるとエンドユーザが予想しているパブリック情報、エンドユーザがハブサイトに提出したものであって、エンドユーザの許可を得ることなしにはいずれのプロバイダとも共有されないとエンドユーザが予想しているプライベート情報、及びネットワーク上のエンドユーザを識別するユーザレコードに関連付けられた非外部識別シンボルを有している。段階802において、エンドユーザに対応する非外部識別シンボルを格納する第1要求信号を受信する。段階803において、この第1要求信号に応答し、エンドユーザの許可を得ることなく、エンドユーザに関連付けられたパブリック情報をハブサイトからプロバイダに送信する。段階804において、エンドユーザに対応する非外部識別シンボルを格納する第2要求信号を受信する。段階805において、許可要求をハブサイトからエンドユーザに送信する。段階806において、この許可要求に応答し、エンドユーザの許可が受信されたかどうかを判定する。そして、受信された場合には、段階807において、エンドユーザに関連付けられたプライベート情報をハブサイトからプロバイダに送信する。一方、受信されなかった場合には、段階808において、プライベート情報は送信されない。
【0057】
それぞれのユーザレコードにエンドユーザに関連付けられた財務情報が更に含まれている実施形態も存在する。この実施形態の場合には、段階809において、エンドユーザに対応する非外部識別シンボルを格納する第3要求信号を受信する。段階810において、この第3要求信号に応答し、第2許可要求をハブサイトからエンドユーザに送信する。段階811において、この第2許可要求に応答してエンドユーザの許可が受信されたかどうかを決定する。受信されない場合には、段階812において、財務情報は送信されない。受信された場合には、段階813において、認証情報がプロバイダから受信されたかどうかを決定する。受信された場合には、段階814において、エンドユーザに関連付けられた財務情報をハブサイトからプロバイダに送信する。受信されない場合には、段階820において、財務情報は送信されない。
【0058】
その他の実施形態においては、それぞれのユーザレコードにエンドユーザに関連付けられたプロバイダ選好情報が更に含まれている。これらの実施形態においては、段階815では、エンドユーザに対応する非外部識別シンボルを格納する第4要求信号を受信する。段階816において、この第4要求信号に応答して第3許可要求をハブサイトからエンドユーザに送信する。段階817において、この第3許可要求に応答してエンドユーザの許可が受信されたかどうかを決定する。受信されない場合には、段階818において、プロバイダ選好情報は送信されない。一方、受信された場合には、段階819において、エンドユーザに関連付けられたプロバイダ選好情報をハブサイトからプロバイダに送信する。
【0059】
図9を参照すれば、少なくとも1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを備えるネットワークに遠隔地からアクセスする複数のエンドユーザを有するシステムにおいて、少なくとも1人のエンドユーザのために、少なくとも1つのプロバイダのネットワークにおける位置を識別する方法が示されている。段階901において、エンドユーザから(例:スキャンによって)提供された1つ又は複数のコード(例:機械読取可能コード)に対応するコード情報をハブサイトにおいて受信する。段階902において、このコード情報に応答し、受信したコード情報に関連付けられているプロバイダのネットワークにおける位置に対応するネットワークアドレス情報を、ハブサイトに関連付けられたプロファイルデータベースから取得する。段階903において、このネットワークアドレス情報を使用し、関連付けられたプロバイダのネットワークにおける位置にエンドユーザを方向付けする。プロファイルデータベースは、それぞれのエンドユーザに対応するユーザレコードを含んでいる。このユーザレコードには、エンドユーザがハブサイトに提出したものであって、エンドユーザの許可を得ることなく1つ又は複数のプロバイダと共有されるとエンドユーザが予想しているパブリック情報、エンドユーザがハブサイトに提出したものであって、エンドユーザの許可を得ることなしにはいずれのプロバイダとも共有されないとエンドユーザが予想しているプライベート情報、及びネットワークにおいてエンドユーザを識別するユーザレコードに関連付けられた非外部識別シンボルが含まれている。
【0060】
図10を参照すれば、少なくとも1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを備えるネットワークに遠隔地からアクセスする複数のエンドユーザを有するシステムにおいて、少なくとも1人のエンドユーザのために、少なくとも1つのプロバイダのネットワークにおける位置を識別すると共に、ユーザ注釈付きコード情報を保存する方法が示されている。段階1001において、エンドユーザから提供された1つ又は複数のコードに対応するコード情報をハブサイトにおいて受信する。段階1002において、このコード情報に応答し、受信したコード情報に関連付けられているプロバイダのネットワークにおける位置に対応するネットワークアドレス情報をハブサイトに関連付けられたプロファイルデータベースから取得する。段階1003において、このネットワークアドレス情報を使用し、関連付けられたプロバイダのネットワークにおける位置にエンドユーザを方向付けする。段階1004において、ユーザ注釈付きコード情報をハブサイトにおいてエンドユーザから受信する。段階1005において、このユーザ注釈付きコード情報をハブサイトにおいて保存する。
【0061】
図11を参照すれば、スキャンしたが機械読取可能コードを表す情報をネットワークサイト間で送信する方法が示されている。段階1101において、エンドユーザが実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連する情報を第1サイトにおいて受信する。段階1102において、このスキャンに関連する情報を第1サイトに関連付けられたデータベース内のユニークな英数字識別子を有するデータレコードに保存する。段階1103において、ネットワークにおける第2サイトのアドレスを識別するシンボルと第1サイトに保存された情報に関連付けられているユニークな英数字識別子の両方を含むURLによって、エンドユーザを第1サイトから第2サイトへ方向付けする。段階1104において、第1サイトに保存された情報に対する第2サイトからの要求信号を第1サイトにおいて受信する。この要求信号には、ユニークな英数字識別子の一表現が含まれている。段階1105において、この要求信号に応答し、保存されている情報を第1サイトから第2サイトに送信する。
【0062】
図12を参照すれば、エンドユーザに関連付けられたプロバイダに対応する情報を使用し、エンドユーザをネットワーク上の所定の位置に方向付けする方法が示されている。段階1201においてデータベースを提供する。このデータベースには、それぞれが異なる機械読取可能コードと関連付けられた複数のレコードが含まれており、1つ又は複数のレコードは、関連付けれれた複数の異なるネットワークアドレスを有し、それらの異なるネットワークアドレスは異なるプロバイダに関連付けられている。段階1202において、スキャン情報をネットワークサイトにおいて受信する。このスキャン情報は、リモートスキャン装置によってエンドユーザが実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連付けられており、エンドユーザは異なるプロバイダの中の1つと関連付けられている。段階1203において、このスキャン情報に応答し、エンドユーザによってスキャンされた機械読取可能コードに関連付けられたレコードをデータベースから取得する。段階1204において、エンドユーザに関連付けられたプロバイダが指定した基準に基づいて、取得したそれぞれのレコードごとに少なくとも1つのネットワークアドレスを選択する。その他の実施形態においては、ネットワークアドレスはエンドユーザが表明した目的に基づいて選択される。更にその他の実施形態においては、ネットワークアドレスは、ネットワークにおけるエンドユーザのセッションのプロパティ情報に基づいて選択される。そして、段階1205において、この少なくとも1つの選択されたネットワークアドレスのネットワークサイトからエンドユーザへの送信を開始する。
【図面の簡単な説明】
【図1A】
本発明に係る方法を実行するシステムの好ましい実施形態を示す図である。
【図1B】
本発明に係る管理アーキテクチャの一部分の好ましい実施形態を示す図である。
【図2A】
本発明に係る方法を実行するシステムの好ましい実施形態を示す図である。
【図2B】
本発明に係る好ましい実施形態に従って使用可能なコードカタログデータベースの一部分を示す図である。
【図3】
本発明に係る好ましい実施形態に関連して使用可能なエンドユーザ識別子に関連付けられたエンドユーザプロファイル情報の構造を示す図である。
【図4A】
本発明に係る好ましい実施形態に従ってエンドユーザが使用可能な模範的なユーザインターフェイスを示す図である。
【図4B】
本発明に係る好ましい実施形態に従ってエンドユーザが使用可能な模範的なユーザインターフェイスを示す図である。
【図4C】
本発明に係る好ましい実施形態に従ってエンドユーザコードリストフォルダ及び関連情報を維持管理する構造を示す図である。
【図5A】
本発明に係るシステムの好ましい実施形態におけるコンポーネント間で情報を伝達する方式例を示す図である。
【図5B】
本発明に係るシステムの好ましい実施形態におけるコンポーネント間で情報を伝達する方式例を示す図である。
【図6A】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6B】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6C】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6D】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6E】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6F】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6G】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6H】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6I】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6J】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6K】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6L】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6M】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6N】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6O】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6P】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6Q】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6R】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6S】
本発明に係る好ましい実施形態によるサービスへのアクセスに関連して使用可能な携帯電話のユーザインターフェイス例を示す図である。
【図7】
本発明に係る方法を実行するのに使用可能なシステムの好ましい実施形態を示す図である。
【図8A】
本発明に係る好ましい実施形態に従ってエンドユーザ情報を保存し選択的に共有する方法を示すフローチャートである。
【図8B】
本発明に係る好ましい実施形態に従ってエンドユーザ情報を保存し選択的に共有する方法を示すフローチャートである。
【図9】
本発明に係る好ましい実施形態に従ってプロバイダのネットワークにおける位置をエンドユーザのために識別する方法を示すフローチャートである。
【図10】
本発明に係る好ましい実施形態に従ってプロバイダのネットワークにおける位置をエンドユーザのために識別すると共に、ユーザ注釈付きコード情報を保存する方法を示すフローチャートである。
【図11】
本発明に係る好ましい実施形態に従って読み取った機械読取可能コードを表す情報をサイト間で送信する方法を示すフローチャートである。
【図12】
本発明に係る好ましい実施形態に従ってエンドユーザに関連付けられたプロバイダに対応する情報を使用し、エンドユーザをネットワーク上の所定の位置に案内する方法を示すフローチャートである。
(発明の分野)
本発明は、エンドユーザから提供されたコード情報に基づいてプロバイダのネットワークにおける位置を識別することに関する。
【0002】
(発明の背景)
バーコード読み取り技術が使用されるようになってから、既にかなりの時間が経過している。いまやバーコードは、食料品から運転免許証に至るまで、消費者が日々目にする大部分の物品に付加されている。その他のタイプのコード(プライベートコードなど)やそれらのコードを取得する方法も継続的に開発されている。バーコードやその他のコードを使用すれば、物品を高速且つ容易に識別し、追跡し、在庫すると共に、それら物品に関連するデータを保存することができる。一方、バーコードが消費者の生活にとって一般的で馴染み深い存在になったのと同様に、ウェブのサービス及びアプリケーションの利用も消費生活において一般的且つ馴染み深い存在になっている。様々なタイプのウェブサービス及びアプリケーションが、その数と人気の両面において成長し続けているのである。
【0003】
これら2つの明白に異なる技術を統合し、ウェブアプリケーション及びサービスに対して移動性、簡潔性、正確性、利便性、及び効率を提供する製品を生み出す方法を見出せば、企業は、(これまで手作業で行っていた仕事をバーコード化技術によって置き換えることにより)費用を削減し、(顧客が製品、価格、店舗の場所について学習可能なバーコードを利用した代替広告を提供することによって)収益を拡大し、(製品発注などの販売員の仕事を自動化することによって)生産性を向上させると共に、(バーコードに関連する付加価値サービスを顧客に提供することによって)顧客の忠誠心を向上させることができる。
【0004】
(発明の要約)
本発明は、バーコードやその他のコード化技術とウェブベースのアプリケーション及びサービスの統合に関し、これによって、従来技術に存在していたニーズを満たすものである。
【0005】
特に、本発明は、エンドユーザ情報を保存し選択的に共有するシステム及び方法に関する。複数のエンドユーザが少なくとも1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを有するネットワークに遠隔地からアクセスしている。ハブサイトに関連付けられたプロファイルデータベースには、それぞれのエンドユーザに対応するユーザレコードを保存している。それぞれのユーザレコードには、エンドユーザがハブサイトに提出したものであって且つエンドユーザの許可を得ることなく1つ又は複数のプロバイダと共有されるとエンドユーザが予想しているパブリック情報;エンドユーザがハブサイトに提出したものであって且つエンドユーザの許可を得ることなしにはいずれのプロバイダとも共有されないとエンドユーザが予想しているプライベート情報;及びネットワークにおいてエンドユーザを識別するユーザレコードに関連付けられた非外部識別シンボル(non−externally identifying symbol)が含まれている。非外部識別シンボルを格納する第1要求信号に応答し、エンドユーザの許可を得ることなく、エンドユーザに関連付けれたパブリック情報をハブサイトからプロバイダに送信する。非外部識別シンボルを格納する第2要求信号に応答し、許可要求をハブサイトからエンドユーザに送信する。そして、この許可要求に応答してエンドユーザの許可を受信した場合にのみ、エンドユーザに関連付けられたプライベート情報をハブサイトからプロバイダに送信する。
【0006】
更に、本発明は、少なくとも1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを有しエンドユーザが遠隔地からアクセスするネットワークにおけるプロバイダの位置をエンドユーザのために識別するシステム及び方法に関するものである。エンドユーザから提供される1つ又は複数のコードに対応するコード情報をハブサイトにおいて受信する。このコード情報に応答し、ネットワークにおけるプロバイダの位置に対応すると共に、受信したコード情報に関連付けられたネットワークアドレス情報をハブサイトに関連付けられたプロファイルデータベースから取得する。このネットワークアドレス情報を使用し、関連付けられたプロバイダのネットワークにおける位置にエンドユーザを方向付けする。プロファイルデータベースは、それぞれのエンドユーザに対応するユーザレコードを含んでいる。それぞれのユーザレコードには、エンドユーザがハブサイトに提出したものであって且つエンドユーザの許可を得ることなく1つ又は複数のプロバイダと共有されるとエンドユーザが予想しているパブリック情報;エンドユーザがハブサイトに提出したものであって且つエンドユーザの許可を得ることなしにはいずれのプロバイダとも共有されないとエンドユーザが予想しているプライベート情報;及びネットワークにおいてエンドユーザを識別するユーザレコードに関連付けられた非外部識別シンボルが含まれている。
【0007】
更に、本発明は、スキャンされた機械読取可能コードを表す情報をネットワークサイト間で送信する方法及びシステムに関する。エンドユーザが実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連する情報を第1サイトにおいて受信する。第1サイトに関連付けられたデータベース内のユニークな英数字識別子を有するデータレコードに、この機械読取可能コードのスキャンに関連する情報を保存する。そして、ネットワークにおける第2サイトのアドレスを識別するシンボルと第1サイトに保存された情報に関連付けられたユニークな英数字識別子の両方を含むURLによって、第1サイトから第2サイトにエンドユーザを方向付けする。第1サイトの保存情報に対する第2サイトからの要求信号を第1サイトにおいて受信する。この要求信号にはユニークな英数字識別子の表現が含まれている。この要求信号に応答し、第1サイトから第2サイトに保存情報を送信する。
【0008】
更に、本発明は、エンドユーザのためにネットワークにおけるプロバイダの位置を識別すると共に、ユーザ注釈付きコード情報を保存するシステム及び方法に関するものである。1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを有するネットワークに複数のエンドユーザが遠隔地からアクセスしている。エンドユーザから提供された1つ又は複数のコードに対応するコード情報をハブサイトにおいて受信する。このコード情報に応答し、受信したコード情報に関連付けられたプロバイダのネットワークにおける位置に対応するネットワークアドレス情報をハブサイトに関連付けられたプロファイルデータベースから取得する。このネットワークアドレス情報は、関連付けられたプロバイダのネットワークにおける位置にエンドユーザを方向付けするために使用される。そして、エンドユーザからユーザ注釈付きコード情報をハブサイトにおいて受信し、このユーザ注釈付きコード情報をハブサイトにおいて保存する。
【0009】
最後に、本発明は、エンドユーザに関連付けられたプロバイダに対応する情報を使用し、エンドユーザをネットワーク上の所定の位置に方向付けする方法及びシステムにも関する。それぞれが異なる機械読取可能コードに関連付けられた複数のレコードを有するデータベースを提供する。1つ又は複数のレコードは、関連付けられた複数の異なるネットワークアドレスを有しており、それらの異なるネットワークアドレスは異なるプロバイダに関連付けられている。異なるプロバイダの中の1つに関連付けられているエンドユーザがリモートスキャン装置によって実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連するスキャン情報をネットワークサイトにおいて受信する。このスキャン情報に応答し、エンドユーザによってスキャンされた機械読取可能コードに関連付けられたレコードをデータベースから取得する。そして、取得したそれぞれのレコードごとに、少なくとも1つのネットワークアドレスを選択する。この選択は、エンドユーザに関連付けられたプロバイダが指定した基準、エンドユーザが表明した目的、又はネットワークにおけるエンドユーザセッションのプロパティ情報に基づいて実行可能である。そして、選択されたネットワークアドレスのネットワークサイトからエンドユーザへの送信を開始する。
【0010】
上述の全般的な説明と以下の詳細な説明は、いずれも模範的なものであり且つ説明を目的としており、請求項において請求されている本発明を詳細に説明することを意図したものであることを理解されたい。
【0011】
(好ましい実施例の詳細な説明)
本発明の理解を促進するべく含まれ、本明細書に包含されてその一部を構成している添付の図面は、本発明の実施例を例示するものであって、説明と共に本発明の原理を解説するものである。
以下、本発明の好ましい実施例を詳細に参照するが、それらの例は添付の図面に示されており、それらの添付図面においては、可能な場合には常に、同一の参照符号を使用して同一或いは類似の要素を示している。
【0012】
図1Aは、本発明の方法を実行するシステム1000の好ましい実施例を示している。このシステム1000には複数のエンドユーザ500が含まれており、それぞれのエンドユーザは、エンドユーザ500が表明した目的に関連付けられたコード(即ち、番号)をエンドユーザ500が読み取ったり、或いは入力することができる装置を有している。システム1000はまた、プラットフォーム100と複数のプロバイダ600を含む。プラットフォーム100は、エンドユーザ500(及び彼らの関連装置)とプロバイダ600が提供するサービス間における相互運用性を向上させる複数のコンポーネント(図2Aを参照して詳述する)を有している。このプラットフォーム100は、後程詳述するように広範な機能を有しているが、一義的にはスイッチとして機能し、エンドユーザが表明した目的の達成においてエンドユーザ500を支援するサービスの起動に必要なコード情報、ユーザコンテキスト、及びアプリケーション情報を識別する。プラットフォーム100には、インターネット50を介してアクセス可能なハブサイト101が含まれており、このハブサイトによってエンドユーザ500及びプロバイダ600はプラットフォーム100とやり取りすることができる。
【0013】
エンドユーザ500は、様々なタイプの装置や取得技術を使用してコードを入手し、このコードをプラットフォーム100又はプロバイダ600に伝達することができる。例えば、エンドユーザ500は、電話機5によってプラットフォーム100にコンタクトし、ダイヤルするか、或いはコードを受話器に音声で伝達することによって入力することができる。この入力データは、音声ゲートウェイ2005によってインターネット50を経由しプラットフォーム100又はプロバイダ600の音声応答ユニットに送信される。更に、エンドユーザ500は、携帯情報端末10を使用し、コードを無線アプリケーションプロトコルゲートウェイ2010を介してインターネット50経由でプラットフォーム100又はプロバイダ600に送信することも可能である。或いはこの代わりに、エンドユーザ500は、ポータブル無線スキャナ(即ち、エンドユーザクライアント15に接続されたスキャナ)を使用してバーコード(例:EAN、UPC、及びJANを含むパブリックコード)やプライベートコードを読み取ることもできる。エンドユーザ500は、エンドユーザクライアント15によってこれらのコードをインターネット50を介して送信しプラットフォーム100にアップロードすることができる。コード情報を取得しプラットフォーム100又はプロバイダ600に送信するその他の手段については、当技術分野において周知であり、本発明の範囲に属するものである。システム1000上で有効になる機能は、エンドユーザ500が使用する装置によって決定される。後程詳述するように、システム1000におけるアクセス権限と利用可能な機能は、装置とその識別子によって左右されることになる。
【0014】
エンドユーザ500、プラットフォーム100、及びプロバイダ600は、様々なタイプのリンクによって相互接続しネットワーク2000を形成することができる。例えば、エンドユーザ500は、インターネット50経由でリンク51及びリンク52を介して直接プラットフォーム100と接続するか、或いはプロバイダ600を経由しリンク51、リンク53、及びリンク54を介してプラットフォーム100と接続可能である。その他の実施例においては、エンドユーザ500、プラットフォーム100及びプロバイダ600間における別の接続構成も可能であり、それらは当業者には周知であって、本発明の範囲に属するものである。これらの様々なエンティティ間における1つ又は複数のリンクが無線からなる実施例も存在する。
【0015】
サービスプロバイダ及びアクセスプロバイダを含むプロバイダ600のそれぞれは、インターネット50を介してアクセス可能なプロバイダサイト601をホスティングしている。プロバイダ600は、自らが価値を有すると見なす物品、素材、アプリケーションを販売又は提供することによって収入を得ようとする組織である。プロバイダ600は、コードを入力として受け付けるアプリケーション/サービスを提供し、彼らのアプリケーション/サービスと協働するコードを識別する責任を負っている。プロバイダ600は、彼らのコミュニティ/アプリケーション/サービスへの登録及び認証に対しても責任を負っている。
【0016】
アクセスプロバイダとサービスプロバイダ間における管理面での関係は、図1Bを参照して説明することができる。アクセスプロバイダは、プラットフォーム100内に運用アカウント1195を(図2Aに示され、この図を参照して後述するコードカタログコンポーネント109を使用して)設定することができる。同様に、サービスプロバイダもプラットフォーム100内に運用アカウント1196を設定することができる。システム1000内のネットワーク2000上に存在するそれぞれのエンドユーザ500は、少なくとも1つのアクセスプロバイダによって援助されている。それぞれのアクセスプロバイダは、援助しているそれぞれのエンドユーザ500を「所有」しており、アクセスプロバイダは、自らが援助しているエンドユーザ500のネットワーク2000に対するアクセスを永久に停止する独占的な権限を有している。同様に、アクセスプロバイダは、エンドユーザ500に対して特定の装置20を供給、そしてこの結果、所有することもできる。一方、サービスプロバイダは、自らのサービス1097が機能できる特定タイプのプライベートコード1098を所有することができる。サービスプロバイダのサービス1097は、パブリックコードによって機能することも可能である。サービスプロバイダのサービス1097は、図2Aを参照して後程詳述するように、特定タイプのコンテキスト1180において有効にしたり、或いはこれらのコンテキスト1180において制限することが可能である。好ましい実施形態においては、1つの組織がサービスプロバイダ及びアクセスプロバイダの両方として機能することができる。
【0017】
プラットフォーム100と、システム1000の残りの部分の間には少なくとも1つのインターフェイス400が配設されている。インターフェイス400によってプラットフォーム100に対するアクセスが制御される。特に、例えば、インターフェイス400は、プラットフォーム100とシステム1000の残りの部分間における通信を監視しセキュリティを提供すると共に、プラットフォーム100との間で送受信されるデータの変換を行う。従って、インターフェイス400は、プラットフォーム100の外部との境界を構成する。
【0018】
図2Aは、図1Aに示すシステム1000の更なる好ましい実施形態を示しており、その詳細が含まれている。図1Aとこの図2Aの両方を参照すれば、サービス/アプリケーション650は、システム1000においてプロバイダ600が提供するサービス及びアプリケーションを表しており、これらはエンドユーザ500に価値を提供するものである。図2Aに示す模範的なサービス/アプリケーション650には、食料品のショッピングサービスを含むショッピングサービス、並びに出版及びコンテンツ管理サービスが含まれている。しかしながら、本発明の範囲に属するシステム1000によれば、あらゆるタイプのウェブサービス/アプリケーション650を提供することが可能である。図1Aを参照して前述したように、エンドユーザ500は、様々な装置550を使用して情報をシステム1000との間で送受信することができる。
【0019】
この好ましい実施形態の場合、プロバイダ600及びエンドユーザ500がプラットフォーム100の情報及び機能にアクセスするための手段を提供する1つ又は複数のインターフェイス400は、TCP/IPのHTTPトランスポートを使用するXMLペイロードを有するSOAPに似たエンベロープとして表現されている。この好ましい実施形態においては、プラットフォーム100に対するすべてのインターフェイスコールには、保証書と認証が必要である。プライバシーが問題となるケースでは、暗号化を使用することも可能である。
【0020】
プラットフォーム100は、いずれのコンポーネントによっても識別されないいくつかのサービスを実行する。例えば、プラットフォーム100は、エンドユーザ500が使用している装置クラスに関係なくエンドユーザ500へのデータの出力を可能にするレンダリングサービス120を実行する。これは、レンダリングインターフェイス410により、装置の物理的なディスプレイ形状と入力メカニズムを調整すると共に、特定のプロトコルをサポートするべく調節することによって実現される。従って、例えば、エンドユーザ500は、自らが使用している装置(即ち、PC(大型装置)、ウェブを使用可能な電話機(小型装置)、又はPDA(中型装置))に適した出力をシステム1000から受信することができる。この好ましい実施形態においては、サービスプロバイダは、このプラットフォーム100のレンダリングサービス120を利用するために、それぞれの装置クラスに適した出力を提供する責任を負っている。
【0021】
プラットフォーム100のセッションサービス130により、単一アプリケーションのサインオンにおける継続的なユーザの接続と認証が保証される。システム1000を使用するエンドユーザ500は、様々な組織が所有し運用する異なるシステムを横断してナビゲートするので、エンドユーザ500の運用に連続性を確保するべく、セッションサービス130が提供されている。セッションサービス130は、エンドユーザ500があるものから他へ渡す際に、外部装置とプラットフォーム100間で渡されるパラメータを定義している。これらのパラメータは、サービス識別子、エンドユーザ識別子(例:後程詳述するGUID)、セッションエコーデータ(即ち、ユーザがプラットフォーム100に戻った際に、外部サービス650からの取得を希望することをプラットフォーム100が指示した情報)、外部エコーデータ(即ち、エンドユーザが外部サービス650に戻った際に、プラットフォーム100からの取得を希望することを外部サービス650が指示した情報)、コードリストに関連付けられたチケット、タイムスタンプ、及び前述のパラメータの値に基づいて算出されたダイジェストを含むことができる。
【0022】
好ましい実施形態においては、プラットフォーム100には、暗号解読サービス140も含まれている。この暗号解読サービス140により、必要に応じて、コード及びその他のアプリケーションデータの装置固有の暗号解読が可能となる。本発明のその他の実施形態においては、これらのセッション、レンダリング、及び暗号解読機能を、プラットフォーム100ではなく、1つ又は複数のプロバイダ600が実行することができる。
【0023】
これらのプラットフォーム100が実行するセッション、レンダリング、及び暗号解読サービス以外に、この好ましい実施形態の場合には、プラットフォーム100はいくつかの異なるコンポーネントから構成されている。それぞれのコンポーネントは、特定の情報を保存すると共に特定の機能を有している。プラットフォーム100のコンポーネントがサポートしているそれらの機能は、この好ましい実施形態では、(1)コード、装置、及びユーザの認証を含む読み取り又はその他のコード入力の処理;コードのアップロード、取得、暗号化/暗号解読;及びサービス/アプリケーションへのコードのマッピング、(2)コードの追加、削除、及び編集を含むコードリストの維持管理;及びコードリストの複写、カット、ペースト、及びクリア、(3)コードの購入と破棄を含むコード及び関連サービス/アプリケーションの管理;及びコードに対するアクセスの制限/獲得、及び(4)それぞれのユーザ及びそれぞれの装置ごとのイベントメカニズムの監視と読み取り/コード入力履歴へのアクセスを含むイベント及び使用状況の監視、からなる4つの主要グループに分類することができる。
【0024】
プロバイダ600及びエンドユーザ500は、グラフィカルユーザインターフェイス(「GUI」)200により、プラットフォーム100がインターネット上で維持管理しているハブサイト101を介してプラットフォーム100のコンポーネントにアクセスし、それらを使用することができる。例えば、エンドユーザGUI210は、エンドユーザ500に対してプラットフォーム100の情報及び機能へのアクセスを提供する一般的なインターフェイスである。このエンドユーザGUI210を特定のプロバイダ600用にカスタマイズすることができる実施形態も存在する。好ましい実施形態においては、エンドユーザGUI210を介して、エンドユーザコンテキストコンポーネント104、コードプロファイルコンポーネント108、イベント/警報コンポーネント103、使用状況コンポーネント106、読み取りキャッシュコンポーネント107、及びディレクトリコンポーネント105にアクセスすることができる。
【0025】
プロバイダ600は、コードマネージャGUI220を使用し、サービス/アプリケーション650のセットアップ及び編集、プライベートコードの登録と発行、コードリスト(例:コードをサービス/アプリケーション650の特定のURLにリンクするのに使用する説明などのコード及びその関連データのリスト)の作成と編集、及びロケール固有(locale−specific)の表示、表示言語、出力装置チャネルなどのサービスへのコンテキストの割り当て(例:携帯電話のブラウザ用には小さく、PDAブラウザには中程度、そしてPCブラウザ用には大きく割り当てる)を実行することができる。この好ましい実施形態においては、コードマネージャGUI220により、コードカタログコンポーネント109、ディレクトリコンポーネント105、及び請求コンポーネント102にアクセスすることができる。
【0026】
アカウントマネージャGUI230により、プロバイダ600との様々なビジネス関係のセットアップが可能になる。好ましい実施形態においては、アカウントマネージャGUI230を介して請求コンポーネント102にアクセスすることができる。
【0027】
以下では、本発明の好ましい実施形態におけるプラットフォーム100のそれぞれのコンポーネントの内容と機能について説明する。本発明の範囲に属するその他の実施形態においては、各コンポーネントに、後述するものを上回る又はそれらを下回る情報及び/又は機能を含むことができる。
【0028】
プラットフォーム100の請求コンポーネント102は、請求及び支払処理を円滑に実行するものである。イベント/警報コンポーネント103は、データストアとビジネスフローの整合性を保証するべく、積極的に管理するべきアプリケーション及びビジネスイベントの保存を可能にするものである。具体的には、このコンポーネントは、エンドユーザ500の動きを追跡し、エンドユーザ500のプロファイルに基づいて予防的なアクションを開始するメカニズムを提供する。例えば、イベント/警報コンポーネント103は、システム1000において、エンドユーザ500の代わりに、潜在的に不正な動きを識別し、予防するべく介入することができる。使用状況コンポーネント106は、エンドユーザ500によるシステム100の使用状況を追跡するのに使用される。
【0029】
エンドユーザコンテキストコンポーネント104は、プラットフォーム100とエンドユーザ500の間、並びにプラットフォーム100とプロバイダ600間における通信を管理するものである。このエンドユーザコンテキストコンポーネント104は、これらのエンティティ間における対話を表す現在のアクティビティ及び関連する履歴のコンテナとして機能する。エンドユーザコンテキストコンポーネント104に格納される情報には、マーケティング情報、懸案の問題(例:電子メールフォローアップ項目)、アクション項目(例:未払金、証明書の失効)、アクティビティログ(履行アクションが完了した旨のエンドユーザ500に対するフィードバックとエンドユーザとの関連でほかの人間によって開始されたアクションを含む)、及びエンドユーザ500が開始したアクティビティ等の全般的な情報カテゴリが含まれる。
【0030】
ディレクトリコンポーネント105は、エンドユーザ500のプロファイル情報と装置情報を格納している。装置情報には、装置の連番識別子、装置タイプ、装置の状態(動作中又は非動作中)、及び装置に関連付けられたアクセスプロバイダ(即ち、所有者)の識別子が含まれる。図3を参照すれば、ディレクトリコンポーネント105に含まれるプロファイル情報には、エンドユーザ500の非外部識別シンボル(本明細書においては、「GUID(Global Universally Unique Identifier)」とも呼ばれる)に関連付けられている様々なタイプのエンドユーザ500の情報が含まれている。それぞれのエンドユーザ500は、彼又は彼女に関連付けられた少なくとも1つのGUID1055を有している。実施形態によっては、複数のGUIDを有するエンドユーザも存在する。この好ましい実施形態では、GUID1055に関連付けられたエンドユーザ500の4つの全般的情報カテゴリが存在している。この情報カテゴリの1つには、エンドユーザ500がハブサイト101に提出したものであって、エンドユーザ500の許可を得ることなく1つ又は複数のプロバイダと共有されるとエンドユーザ500が予想しているパブリック情報1051が含まれている。このパブリック情報1051には、例えば、エンドユーザ500の一般名、並びに彼らが好む言語、ロケール(locale)、及び好むコンタクト経路を含むことができる。パブリック情報1051はまた、情報自体の機密項目を明らかにすることなく、機密情報項目への参照を提供する機密ダイジェクト情報を含むこともできる。
【0031】
GUID1055に関連付けられディレクトリコンポーネント105において維持管理される情報の更なるカテゴリは、エンドユーザ500がハブサイト101に提出したものであって、エンドユーザの許可を得ることなしにはいずれのプロバイダ600とも共有されないとエンドユーザ500が予想しているプライベート情報1052である。このプライベート情報1052は、例えば、エンドユーザ500の姓名、住所、電話番号、結婚の状態などを含むことができる。更に別の情報カテゴリはプロバイダ選好情報1053である。好ましい実施形態においては、この情報は、プライベート情報1052と同様に、エンドユーザ500の許可を得ることなしにはいずれのプロバイダ600にも提供されない。プロバイダ選好情報1053には、プロバイダ600から提供されるそれぞれのサービス650ごとのエンドユーザ500の好みが含まれている。例えば、エンドユーザ500は、食料品のショッピングサービスとの関連における彼の好みとして、特定タイプの食品に対してアレルギーがあること、或いは特定タイプの食品を好むことを示すことができる。別の例においては、エンドユーザ500は、彼が特定領域に興味を持っていることをプロバイダに対して示すことができる(例:料理、スポーツ、フィットネスなど)。この好ましい実施形態においては、1つのプロバイダのプロバイダ選好情報1053はその他のプロバイダと共有されない。
【0032】
プロバイダ600は、(先程詳述したようにコードマネージャ220を使用して)ディレクトリコンポーネント105にアクセスし、装置及びエンドユーザ500に関連する様々な機能を実行することができる。特に、プロバイダ600は、エンドユーザ情報や装置情報の更新、追加、又は削除を実行可能である。
【0033】
再度図2Aを参照すれば、プラットフォーム100には、財布コンポーネント110も含まれている。この財布コンポーネント110は、エンドユーザ500の財務的なプロファイル情報を保存しており、購買機会を円滑なものにするものである。財布コンポーネント110は、エンドユーザ500の支払手段を表す特殊なプロファイル属性、並びにそれらに関連する認可保証書を有している。図3を参照すれば、財布コンポーネント110は、それぞれのエンドユーザ500ごとにGUID1055に関連付けられた財務情報1101を格納している。この財務情報1101には、クレジットカード番号、支払手段、及び請求及び送付先住所が含まれる。財務情報1101には、エンドユーザ500のGUID1055に関連付けられているアクセスプロバイダの識別子を含むこともできる。好ましい実施形態においては、この財務情報1101は、プロバイダから認証情報を受信すると共に、エンドユーザ500からこの情報の共有に対する許可を取得した場合にのみ、プロバイダ600と共有される。
【0034】
再度図2Aを参照すれば、プラットフォーム100には、読み取りキャッシュコンポーネント107が含まれている。読み取りキャッシュコンポーネント107は、読み取り及びエンドユーザ500から入力されたその他のコードのリストを保存するのに使用される。特に、このコンポーネントは、エンドユーザ500の読み取り/コード入力アクティビティに関するリストベースの履歴である。読み取りキャッシュコンポーネント107は、エンドユーザGUI210を介してエンドユーザ500に提供される機能をサポートしている。例えば、エンドユーザGUI210を使用するエンドユーザ500は、読み取りキャッシュコンポーネント107の機能にアクセスして読み取りリストを操作することができる。そして、エンドユーザ500は、読み取りリストを読み取りキャッシュコンポーネント107にアップロードし保存することができる。このコンポーネントを使用して読み取りリストを削除することも可能である。
【0035】
図4A〜図4Cは、本発明の好ましい実施形態に従い、エンドユーザGUI210を使用して読み取りキャッシュコンポーネント107にアクセスするエンドユーザ500の一態様例を示している。ユーザ500は、自らのウェブブラウザを使用してハブサイト101にナビゲートすることが可能であり、彼に対しては、エンドユーザGUI210が提示される。図4Aを参照すれば、ユーザは、アップロードするコード及びコードリスト用のフォルダを設定することができる。フォルダ名が名前領域212に示されており、それぞれの読み取りエントリがコード説明領域214に一覧表示されている。そして、そのコードを読み取った、或いは入力した日付と時刻が日付/時刻領域216に示されている。サービス領域218を使用すれば、ユーザは、コード説明領域214に一覧表示された項目に関連付けられたアプリケーションを選択して起動することができる。
【0036】
図4Bを参照すれば、エンドユーザ500は、図4Aの画面211のコード説明領域214をクリックすることにより、この画面213にナビゲートすることができる。ここで、ユーザは、それぞれの読み取り及び特定フォルダの説明を入力することができる。エンドユーザ500によって設定されたそれぞれのフォルダは、そのエンドユーザのGUID1055に関連付けられている。前述のように、それぞれのフォルダにはコードのグループが含まれている。更に、エンドユーザ500は、注釈領域2130内に図4Bの画面213を使用してフォルダに対する注釈を付加することができる。この注釈は、例えば、エンドユーザが読み取った食料品リストの特定食品項目の数量であってよい。注釈の別の例としては、エンドユーザが自らの誕生日のために所望する項目のリストなどがある。
【0037】
エンドユーザ500は、単なるリストを有用な構造に変換するサービス/アプリケーションを使用することも可能である。例えば、ユーザは、彼が読み取った項目リストを彼が希望する食料品販売店と共に取得し、彼のリストのそれぞれの項目が所在する場所を通路別にユーザに対して示す食料品購入サービスを使用することができる。
【0038】
好ましい実施形態におけるコードグループには、エンドユーザ500が使用するサービス/アプリケーション650用のBLOB(Binary Large Object)も関連付けられている。BLOBには、エンドユーザ500ではなく、サービスプロバイダが、コードグループと共に保存する必要があると指示した情報(例:所望項目の数量、ユーザが利用した販売促進)が含まれている。表示されプロバイダ間で共有される注釈情報とは異なり、好ましい実施形態においては、BLOBはプロバイダ間で共有されず、BLOBにアクセスできるのは、そのBLOBを設定したプロバイダのみである。
【0039】
図4Cは、GUID1055に関連付けられたフォルダが、BLOB2181と注釈2182の両方を備えたコードグループ218を有している様子を示している。この情報(即ち、それぞれのGUIDと関連付けられたコードグループ、並びにその関連するBLOB2181及び注釈2182)は、読み取りキャッシュコンポーネント107に保存される。従って、リストへの注釈の付加(例:食料品リストを取得し、それぞれの食料品項目に関連する数量を追加することによってレシピを作成すること)やサービス650のリストへの適用によってユーザが付加した価値は、そのサービスプロバイダごとにそのエンドユーザ500のすべてのやり取りにおいてBlOBと共に保存されることになる。この価値は、例えば、レシピを別のユーザに電子メールで送付することにより、エンドユーザ500からその他の人間に伝達することができる。そして、ネットワーク2000においてそれまで援助されていないユーザも、このレシピを受信することによって援助されるようになる。従って、更なる商業的な利点を得ることができる。
【0040】
図2A及びプラットフォーム100のコンポーネントの説明に再び戻れば、コードプロファイルコンポーネント108は、コード及びコードに関連付けられたサービスに関する情報を保存している。一般的に、プラットフォーム100のフィルタ機能は、コードプロファイルコンポーネント108によって(読み取り又はその他の入力技術を通じてエンドユーザ500が入力した)一連のコードを取得し、それらのコードをアクションに転換する。特に、コードプロファイルコンポーネント108は、エンドユーザ500が入力したコードからのアクティブな運用マッピング、ディレクトリコンポーネント105からの(好みとエンドユーザ500が申し込んだサービスを含む)エンドユーザ500のプロファイル情報、ディレクトリコンポーネント105からの(所有権情報と使用上の制約を含む)コード入力に使用された装置の装置プロファイル情報、及び特定のサービス/アプリケーション650にエンドユーザ500のポインタを戻すためのコンテキスト情報(即ち、ネットワーク2000におけるエンドユーザ500のセッションのプロパティ情報)を使用する。
【0041】
従って、読み取り/コード入力のリストをアップロードする際に、コードプロファイルコンポーネント108は、そのリストに関連付けられたユニークな英数字識別子(本明細書においては、「チケット」とも呼ぶ)と、そのサービスを入手するためにチケットを送信するべきサービスのURLを返す。更に、エンドユーザ500から供給されたチケットに応答し、コードプロファイルコンポーネント108は、チケットに関連付けられた提供可能なサービスとそれぞれのコード用のマッピングを返す。
【0042】
コードカタログコンポーネント109は、コード、サービス、及びそれらそれぞれのマッピング情報、ライフサイクル、所有権プロパティを処理する。特に、このコードカタログコンポーネント109により、コードをサービス/アプリケーション650にリンクすることができる。コードカタログコンポーネント109により、URL、タイトル、説明などのパラメータを提供することによって新しいサービスを作成することができる。プロバイダ600は、サービスコンテキストを指定すると共にコードに基づいてユーザに表示する項目の指定と絞り込みを行い、返すコンテンツのサイズを変更すると共に/又はユーザに返す項目リストの開始点を変更することができる。例えば、特定のサービスを使用できるのは特定のコンテキストを有するエンドユーザ500のみである旨を指定することができる(例:携帯電話によってコードを入力するユーザに対しては、グラフィックを含む情報やサービスへのアクセスを許可しない)。コードカタログコンポーネント109により、図1Bを参照して詳述したように、サービス、リスト、コンテキスト、及びプライベートコードの所有権を指定する運用アカウントを作成することができる。プロバイダ600は、このコンポーネントを使用してプライベートコードを指定することもできる。
【0043】
競争者が提供するサービスに関連するものについては、アクセスプロバイダは、コードカタログコンポーネント109を使用してネガティブオプションを表現することができる。図2Bは、好ましい実施形態のコードカタログコンポーネント109に含むことができるデータベースの一部を示している。アクセスプロバイダアカウントテーブル1091によってアクセスプロバイダを識別することができる。エンドユーザテーブル1092は、テーブル1091で識別されたアクセスプロバイダが所有するエンドユーザ500を識別するものである。サービス遮断テーブル1093を使用すれば、テーブル1091で識別されたアクセスプロバイダは、テーブル1092で識別されるユーザに対してテーブル1093で識別されるサービスが提示されることを遮断又は防止することができる。同様に、プロバイダサービス遮断テーブル1094を使用すれば、テーブル1091で識別されるアクセスプロバイダは、テーブル1092で識別されるユーザに対してテーブル1094で識別されるサービスプロバイダが提供するサービスが提示されることを遮断又は防止することができる。これらの遮断を実行するアクセスプロバイダの能力は、図1Bにも示されている。
【0044】
コンテンツカタログコンポーネント111は、製品情報用のリポジトリ(repository)及びロードメカニズムとして機能する。例えば、コンテンツカタログコンポーネント111には、(1)プラットフォーム100が使用可能な一般的な製品タイトル、説明及びカテゴリ、(2)価格、プロプライエタリな説明及びURLなどのベンダ固有の製品データ、という製品データの2つの別個の組を含むことができる。コンテンツカタログコンポーネント111は、コードカタログコンポーネント109に保存するには変化が激し過ぎるか、或いは大き過ぎる製品情報をコードカタログコンポーネント109に供給するために使用される。コンテンツカタログコンポーネント111において検索を実行し、例えば、特定のコード又はキーワードに関連付けられた製品の製造者に関連する情報を入手することも可能である。このコンポーネントは、特定のコード又はキーワードの入力を受け付け、そのコード又はキーワードに関連付けられた情報のリストをも返す。この検索の実行がアクセスプロバイダの従業員にのみ制限されている実施例も存在するが、その他の実施例においては、エンドユーザ500に対してもこの検索能力へのアクセスが許されている。
【0045】
図5A及び図5Bは、図2Aのエンドユーザ500、プラットフォーム100、及びプロバイダ600間において情報を伝達する方法の2つの例を示している。図5Aを参照すれば、段階1において、エンドユーザ500は単一の読み取り結果をプラットフォーム100にアップロードする。段階2において、プラットフォーム100は、その読み取りに関連付けられたコードをルックアップし、段階3において、エンドユーザ300に対し、読み取りデータと共にプロバイダ600へのリダイレクト応答を送信する。段階4において、エンドユーザ500は、プロバイダ600へのリダイレクトを実行する。段階5において、プロバイダ600は、読み取りデータに基づいてコンテンツを作成し、そのコンテンツを段階6においてエンドユーザ500に返す。次に図5Bを参照すれば、エンドユーザ500は、段階1において読み取り結果をプロバイダ600にアップロードする。段階2において、プロバイダ600は、プラットフォーム100に対して読み取りデータを要求し、段階3において、読み取りデータをルックアップする。段階4において、プラットフォーム100は、読み取りデータによってプロバイダ600に応答する。段階6において、プロバイダ600は、コンテンツをエンドユーザ500に返す。その他の情報フローは、当業者には周知であり、本発明の範囲に属するものである。
【0046】
図6A〜図6Rを参照すれば、更に具体的な例が示されている。まず、図6Aを参照すれば、エンドユーザ500は、アクセスプロバイダ600から装置を購入している。従って、アクセスプロバイダ600に帰属するものとして装置及びその関連識別番号がプラットフォーム100に登録されており、この装置によってアップロードするすべての読み取りには、アクセスプロバイダの規則が適用されることになる(例:アクセスプロバイダは、アクセスプロバイダの競争者が提供するサービスにエンドユーザ500がアクセスすることを防止することができる)。この例では、アクセスプロバイダ600はサービスプロバイダとしても機能している。アクセスプロバイダ600がそのコミュニティにおける登録と認証に責任を負っている場合には、エンドユーザ500は、アクセスプロバイダ600に登録する。エンドユーザ500には、アクセスプロバイダ600によってユーザ識別番号が割り当てられる。これで、エンドユーザ500は、アクセスプロバイダ600のサービスを使用するためにアクセスプロバイダ600によって「所有」されることになる。好ましい実施形態においては、ユーザ500は、プラットフォーム100とのやり取りにおいてエンドユーザを支援するソフトウェアをダウンロードしインストールすることができる。このソフトウェアは、アクセスプロバイダ600に登録されたアプリケーション識別番号を有している。アクセスプロバイダ600は、プラットフォーム100内に規則を記述することにより、エンドユーザ500の行動を制御することができる。
【0047】
この装置を利用すれば、エンドユーザ500は、10アイテムの読み取りを行った後に、それらの読み取りに関連するコードを自分のパーソナルコンピュータを使用してプラットフォームにアップロードすることができる。一実施例においては、それらのコードを暗号化しており、従って、プラットフォーム100において、この暗号化されたコードを解読しなければならない。暗号の解読に際しては、図6Bに示すように、読み取りに関連するコードと共に、装置識別番号(装置からのもの)とアプリケーション識別番号(ソフトウェアからのもの)5000を識別する。この結果、プラットフォーム100は、それらのコードがアクセスプロバイダ600(この場合には、XYZ会社)に帰属するものであることを識別することができる。
【0048】
図6Cを参照すれば、コードの暗号解読が完了すると、プラットフォーム100は、領域5001に示されているように、(図2Aのコードカタログコンポーネント109において)それぞれのコードが表しているものをルックアップすることができる。更に、それぞれのコードは、関連付けられた1つ又は複数のサービス及び対応するサービス固有情報(例:コードに関連付けられたサービスを起動すると共にサービスプロバイダのデータベース内でこれを識別するのに必要なURL)を有している。この例では、UPCコードの1つがペーパークリップの箱に検出されている。プラットフォーム100は、そのペーパークリップに関連付けられたサービスを提供するいくつかのサービスプロバイダを識別することができる。
【0049】
しかしながら、図6Dに示されているように、装置識別番号及びアプリケーション識別番号5002がコードと共にアップロードされている。これにより、プラットフォーム100は、自分が従うべきアクセスプロバイダの規則を(コードプロファイルコンポーネント108内のコンテキスト情報をチェックすることによって)判定することができる。この例では、プロバイダ600の規則によれば、エンドユーザ500には当該プロバイダのサービスのみを提示すると規定されており、ペーパークリックに関連するサービスの提供を意図するその他のサービスが排除されている。特定の例においては、プロバイダ600の規則によって、プロバイダ600の競争者が提供するサービスをエンドユーザ500に提示してはならないと規定することができる。
【0050】
図6Eを参照すれば、プラットフォーム100は、プロバイダ600が提供するサービスに適用されるコードを選択し、当該プロバイダのサービス固有情報を取得する。この例においては、10件の中の3つのコードが当該プロバイダに適用可能である。図6Fを参照すれば、コード領域5001に示されているように、プロバイダ600用のコードとサービス情報のリストがプラットフォーム100内の一時的な場所に保存される。この場所には、ユニークな英数字識別子、即ち、チケット番号が割り当てられる。この例では、チケット番号は12345である。
【0051】
図6Gを参照すれば、プラットフォーム100は、エンドユーザ500に信号を送信し、プロバイダ600の位置を示すURLによってブラウザウィンドウを開くようにユーザのパーソナルコンピュータに案内すると共にチケット情報を提供している。図6Hを参照すれば、エンドユーザ500のパーソナルコンピュータは、プロバイダ600の指定URLによってブラウザを開いている。このURLにはチケット番号情報が含まれている。図6Iを参照すれば、プロバイダ600は、認証の責任を負っているため、エンドユーザ500に対してユーザ名とパスワードを入力するように要求している。ログインに成功した場合には、プロバイダ600は、図6Jに示されているように、エンドユーザ500をチケット番号と関連付けることになる。
【0052】
図6Kを参照すれば、プロバイダ600は、このチケットを使用し、ユーザ500が以前アップロードしこのチケットに関連付けられているコードのリストをプラットフォーム100に対して要求する。この時点で、プラットフォーム100は、エンドユーザ500のスキャン履歴を作成するべく、プロバイダ600からの当該ユーザ名の提供を必要としている。図6Lを参照すれば、チケット番号が表しているコードリストの複写がプラットフォーム100からプロバイダ600に送信されている。このコードリストに含まれているのは、プロバイダ600が使用可能な3つのコードのプロバイダ固有サービス情報である。図6Mを参照すれば、プロバイダ600は、このコードリストをユーザインターフェイスに変換し、模範的なインターフェイス5006に示されているように、ユーザ500のウェブブラウザによってユーザに表示している。このインターフェイス5006は、領域5003に、プロバイダ600から入手可能な3つの項目を示すと共に、領域5004には、ユーザが利用可能な追加の項目が存在していることを示している。図6Nを参照すれば、プラットフォーム100は、10件のアップロードされたコードのすべてをスキャンキャッシュコンポーネント107に保存している。このスキャン履歴プロファイルは、プロバイダ600によってユニークに識別される。
【0053】
図6Oを参照すれば、エンドユーザ500が7件のその他の利用可能なスキャンのレビューを所望する場合には、彼は、領域5004をクリックする。図6Pを参照すれば、エンドユーザ500のブラウザは、アクセスプロバイダ600の情報とエンドユーザ500の情報を識別する情報と共に、プラットフォーム100のエンドユーザGUI210に再方向付けされている。図6Qを参照すれば、URLを介して供給されたアクセスプロバイダ600の情報とエンドユーザ500の情報を使用し、プラットフォーム100は、識別したアクセスプロバイダに応じてブランドが付加されたエンドユーザGUI210をユーザ500に提示するのに使用するスキャン履歴プロファイルをスキャンキャッシュコンポーネント107から取得することができる。図6Rを参照すれば、プラットフォーム100は、プロバイダのブランドが付加されたエンドユーザGUI210を使用し、ハブサイト101を介して利用可能なすべてのサービスをエンドユーザ500に提示する。このケースでは、アクセスプロバイダの規則がそのまま適用され、プロバイダ600の競争者が提供するサービスをユーザ500が参照することは妨げられることになる。ユーザは、提示されたすべてのサービスを起動することができる。
【0054】
図6A〜図6Rに示されているエンドユーザ500の手順においては、エンドユーザ500は、図6Mに示されているように、購買するという彼の希望を示すことによって自分の目的を明示している。エンドユーザ500は、例えば、購入、販売、調査、添付、転送などの様々な異なる目的を表明することができる。例えば、図6Sは、携帯電話6001における模範的なユーザインターフェイス6002を示している。これらのインターフェイス6002に示されているのは、ユーザが選択可能なサービスを識別するブックマークである。エンドユーザ500は、特定のブックマークを選択することによって彼のニーズを表明するのである。
【0055】
図7は、本発明に係る方法を実装するのに使用可能なシステム7000の好ましい実施形態を示している。エンドユーザGUI210を介してエンドユーザが実行したコール(例えば、図2Aを参照して説明したもの)は、それぞれがウェブサーバー711とアプリケーションサーバー712を含む消費者ゾーン710によって満足させることができる。それぞれの消費者ゾーン710には、ファイアウォール713も含まれている。この模範的な実施形態には、3つの消費者ゾーン710が描かれているが、本発明によれば、必要に応じていくつの消費者ゾーンでも使用することができる。即ち、システム700は拡大縮小可能である。管理セグメント720は、図2Aを参照して説明したように、アカウントマネージャ230及びコードマネージャ220によって実行されたコールを満足させる。エンドユーザの認証も管理セグメント720の認証サービス721によって実行することができる。記録領域730のデータによってプラットフォーム100が維持管理するすべての情報のバックアップが提供されており(図2Aを参照して説明したもの)、このため、非常に安全である。システム7000へのインターネットアクセスは、インターネット接続セグメント740によって実現することができる。
【0056】
図8を参照すれば、少なくとも1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを備えるネットワークに遠隔地からアクセスする複数のエンドユーザを有するシステムにおいて、エンドユーザ情報を保存し選択的に共有する方法が示されている。段階801において、それぞれのエンドユーザに対応するユーザレコードをハブサイトに関連付けられたプロファイルデータベースに保存する。それぞれのユーザレコードは、エンドユーザがハブサイトに提出したものであって、エンドユーザの許可を得ることなく1つ又は複数のプロバイダと共有されるとエンドユーザが予想しているパブリック情報、エンドユーザがハブサイトに提出したものであって、エンドユーザの許可を得ることなしにはいずれのプロバイダとも共有されないとエンドユーザが予想しているプライベート情報、及びネットワーク上のエンドユーザを識別するユーザレコードに関連付けられた非外部識別シンボルを有している。段階802において、エンドユーザに対応する非外部識別シンボルを格納する第1要求信号を受信する。段階803において、この第1要求信号に応答し、エンドユーザの許可を得ることなく、エンドユーザに関連付けられたパブリック情報をハブサイトからプロバイダに送信する。段階804において、エンドユーザに対応する非外部識別シンボルを格納する第2要求信号を受信する。段階805において、許可要求をハブサイトからエンドユーザに送信する。段階806において、この許可要求に応答し、エンドユーザの許可が受信されたかどうかを判定する。そして、受信された場合には、段階807において、エンドユーザに関連付けられたプライベート情報をハブサイトからプロバイダに送信する。一方、受信されなかった場合には、段階808において、プライベート情報は送信されない。
【0057】
それぞれのユーザレコードにエンドユーザに関連付けられた財務情報が更に含まれている実施形態も存在する。この実施形態の場合には、段階809において、エンドユーザに対応する非外部識別シンボルを格納する第3要求信号を受信する。段階810において、この第3要求信号に応答し、第2許可要求をハブサイトからエンドユーザに送信する。段階811において、この第2許可要求に応答してエンドユーザの許可が受信されたかどうかを決定する。受信されない場合には、段階812において、財務情報は送信されない。受信された場合には、段階813において、認証情報がプロバイダから受信されたかどうかを決定する。受信された場合には、段階814において、エンドユーザに関連付けられた財務情報をハブサイトからプロバイダに送信する。受信されない場合には、段階820において、財務情報は送信されない。
【0058】
その他の実施形態においては、それぞれのユーザレコードにエンドユーザに関連付けられたプロバイダ選好情報が更に含まれている。これらの実施形態においては、段階815では、エンドユーザに対応する非外部識別シンボルを格納する第4要求信号を受信する。段階816において、この第4要求信号に応答して第3許可要求をハブサイトからエンドユーザに送信する。段階817において、この第3許可要求に応答してエンドユーザの許可が受信されたかどうかを決定する。受信されない場合には、段階818において、プロバイダ選好情報は送信されない。一方、受信された場合には、段階819において、エンドユーザに関連付けられたプロバイダ選好情報をハブサイトからプロバイダに送信する。
【0059】
図9を参照すれば、少なくとも1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを備えるネットワークに遠隔地からアクセスする複数のエンドユーザを有するシステムにおいて、少なくとも1人のエンドユーザのために、少なくとも1つのプロバイダのネットワークにおける位置を識別する方法が示されている。段階901において、エンドユーザから(例:スキャンによって)提供された1つ又は複数のコード(例:機械読取可能コード)に対応するコード情報をハブサイトにおいて受信する。段階902において、このコード情報に応答し、受信したコード情報に関連付けられているプロバイダのネットワークにおける位置に対応するネットワークアドレス情報を、ハブサイトに関連付けられたプロファイルデータベースから取得する。段階903において、このネットワークアドレス情報を使用し、関連付けられたプロバイダのネットワークにおける位置にエンドユーザを方向付けする。プロファイルデータベースは、それぞれのエンドユーザに対応するユーザレコードを含んでいる。このユーザレコードには、エンドユーザがハブサイトに提出したものであって、エンドユーザの許可を得ることなく1つ又は複数のプロバイダと共有されるとエンドユーザが予想しているパブリック情報、エンドユーザがハブサイトに提出したものであって、エンドユーザの許可を得ることなしにはいずれのプロバイダとも共有されないとエンドユーザが予想しているプライベート情報、及びネットワークにおいてエンドユーザを識別するユーザレコードに関連付けられた非外部識別シンボルが含まれている。
【0060】
図10を参照すれば、少なくとも1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを備えるネットワークに遠隔地からアクセスする複数のエンドユーザを有するシステムにおいて、少なくとも1人のエンドユーザのために、少なくとも1つのプロバイダのネットワークにおける位置を識別すると共に、ユーザ注釈付きコード情報を保存する方法が示されている。段階1001において、エンドユーザから提供された1つ又は複数のコードに対応するコード情報をハブサイトにおいて受信する。段階1002において、このコード情報に応答し、受信したコード情報に関連付けられているプロバイダのネットワークにおける位置に対応するネットワークアドレス情報をハブサイトに関連付けられたプロファイルデータベースから取得する。段階1003において、このネットワークアドレス情報を使用し、関連付けられたプロバイダのネットワークにおける位置にエンドユーザを方向付けする。段階1004において、ユーザ注釈付きコード情報をハブサイトにおいてエンドユーザから受信する。段階1005において、このユーザ注釈付きコード情報をハブサイトにおいて保存する。
【0061】
図11を参照すれば、スキャンしたが機械読取可能コードを表す情報をネットワークサイト間で送信する方法が示されている。段階1101において、エンドユーザが実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連する情報を第1サイトにおいて受信する。段階1102において、このスキャンに関連する情報を第1サイトに関連付けられたデータベース内のユニークな英数字識別子を有するデータレコードに保存する。段階1103において、ネットワークにおける第2サイトのアドレスを識別するシンボルと第1サイトに保存された情報に関連付けられているユニークな英数字識別子の両方を含むURLによって、エンドユーザを第1サイトから第2サイトへ方向付けする。段階1104において、第1サイトに保存された情報に対する第2サイトからの要求信号を第1サイトにおいて受信する。この要求信号には、ユニークな英数字識別子の一表現が含まれている。段階1105において、この要求信号に応答し、保存されている情報を第1サイトから第2サイトに送信する。
【0062】
図12を参照すれば、エンドユーザに関連付けられたプロバイダに対応する情報を使用し、エンドユーザをネットワーク上の所定の位置に方向付けする方法が示されている。段階1201においてデータベースを提供する。このデータベースには、それぞれが異なる機械読取可能コードと関連付けられた複数のレコードが含まれており、1つ又は複数のレコードは、関連付けれれた複数の異なるネットワークアドレスを有し、それらの異なるネットワークアドレスは異なるプロバイダに関連付けられている。段階1202において、スキャン情報をネットワークサイトにおいて受信する。このスキャン情報は、リモートスキャン装置によってエンドユーザが実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連付けられており、エンドユーザは異なるプロバイダの中の1つと関連付けられている。段階1203において、このスキャン情報に応答し、エンドユーザによってスキャンされた機械読取可能コードに関連付けられたレコードをデータベースから取得する。段階1204において、エンドユーザに関連付けられたプロバイダが指定した基準に基づいて、取得したそれぞれのレコードごとに少なくとも1つのネットワークアドレスを選択する。その他の実施形態においては、ネットワークアドレスはエンドユーザが表明した目的に基づいて選択される。更にその他の実施形態においては、ネットワークアドレスは、ネットワークにおけるエンドユーザのセッションのプロパティ情報に基づいて選択される。そして、段階1205において、この少なくとも1つの選択されたネットワークアドレスのネットワークサイトからエンドユーザへの送信を開始する。
【図面の簡単な説明】
【図1A】
本発明に係る方法を実行するシステムの好ましい実施形態を示す図である。
【図1B】
本発明に係る管理アーキテクチャの一部分の好ましい実施形態を示す図である。
【図2A】
本発明に係る方法を実行するシステムの好ましい実施形態を示す図である。
【図2B】
本発明に係る好ましい実施形態に従って使用可能なコードカタログデータベースの一部分を示す図である。
【図3】
本発明に係る好ましい実施形態に関連して使用可能なエンドユーザ識別子に関連付けられたエンドユーザプロファイル情報の構造を示す図である。
【図4A】
本発明に係る好ましい実施形態に従ってエンドユーザが使用可能な模範的なユーザインターフェイスを示す図である。
【図4B】
本発明に係る好ましい実施形態に従ってエンドユーザが使用可能な模範的なユーザインターフェイスを示す図である。
【図4C】
本発明に係る好ましい実施形態に従ってエンドユーザコードリストフォルダ及び関連情報を維持管理する構造を示す図である。
【図5A】
本発明に係るシステムの好ましい実施形態におけるコンポーネント間で情報を伝達する方式例を示す図である。
【図5B】
本発明に係るシステムの好ましい実施形態におけるコンポーネント間で情報を伝達する方式例を示す図である。
【図6A】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6B】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6C】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6D】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6E】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6F】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6G】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6H】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6I】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6J】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6K】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6L】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6M】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6N】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6O】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6P】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6Q】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6R】
本発明に係る好ましい実施形態に従って本発明に係る方法を実行可能な方式例を示す図である。
【図6S】
本発明に係る好ましい実施形態によるサービスへのアクセスに関連して使用可能な携帯電話のユーザインターフェイス例を示す図である。
【図7】
本発明に係る方法を実行するのに使用可能なシステムの好ましい実施形態を示す図である。
【図8A】
本発明に係る好ましい実施形態に従ってエンドユーザ情報を保存し選択的に共有する方法を示すフローチャートである。
【図8B】
本発明に係る好ましい実施形態に従ってエンドユーザ情報を保存し選択的に共有する方法を示すフローチャートである。
【図9】
本発明に係る好ましい実施形態に従ってプロバイダのネットワークにおける位置をエンドユーザのために識別する方法を示すフローチャートである。
【図10】
本発明に係る好ましい実施形態に従ってプロバイダのネットワークにおける位置をエンドユーザのために識別すると共に、ユーザ注釈付きコード情報を保存する方法を示すフローチャートである。
【図11】
本発明に係る好ましい実施形態に従って読み取った機械読取可能コードを表す情報をサイト間で送信する方法を示すフローチャートである。
【図12】
本発明に係る好ましい実施形態に従ってエンドユーザに関連付けられたプロバイダに対応する情報を使用し、エンドユーザをネットワーク上の所定の位置に案内する方法を示すフローチャートである。
Claims (33)
- 少なくとも1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを有するネットワークに遠隔地からアクセスする複数のエンドユーザを有するシステムにおいて、エンドユーザ情報を保存し選択的に共有する方法であって、
(a)前記ハブサイトに関連付けられたプロファイルデータベースにそれぞれのエンドユーザに対応するユーザレコードを保存し、それぞれのユーザレコードは、前記エンドユーザが前記ハブサイトに提出したものであり且つ前記エンドユーザの許可を得ることなく1つ又は複数のプロバイダと共有されると前記エンドユーザが予想しているパブリック情報と、前記エンドユーザが前記ハブサイトに提出したものであり且つ前記エンドユーザの許可を得ることなしにはいずれのプロバイダとも共有されないと前記エンドユーザが予想しているプライベート情報と、及び前記ネットワークにおいて前記エンドユーザを識別するユーザレコードに関連付けられた非外部識別シンボルとを有し、
(b)前記エンドユーザに対応する非外部識別シンボルを格納する第1要求信号に応答して、前記エンドユーザの許可を得ることなく前記エンドユーザに関連付けられたパブリック情報を前記ハブサイトからプロバイダに送信し、及び
(c)前記エンドユーザに対応する非外部識別シンボルを格納する第2要求信号に応答して、許可要求を前記ハブサイトから前記エンドユーザに送信し、及び前記許可要求に応答して前記エンドユーザの許可が受信された場合にのみ、前記エンドユーザに関連付けられたプライベート情報を前記ハブサイトから前記プロバイダに送信する方法。 - 少なくとも1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを有するネットワークに遠隔地からアクセスする複数のエンドユーザを有するシステムにおいて、少なくとも1人のエンドユーザのために、前記少なくとも1つのプロバイダのネットワークにおける位置を識別する方法であって、
エンドユーザから提供された1つ又は複数のコードに対応するコード情報を前記ハブサイトにおいて受信し、
前記コード情報に応答して、前記受信したコード情報に関連付けられているプロバイダのネットワークにおける位置に対応するネットワークアドレス情報を前記ハブサイトに関連付けられたプロファイルデータベースから取得し、及び
前記ネットワークアドレス情報を使用し、前記関連付けられたプロバイダのネットワークにおける位置に前記エンドユーザを方向付けし、
前記プロファイルデータベースは、それぞれのエンドユーザに対応するユーザレコードを有しており、それぞれのユーザレコードは、前記エンドユーザが前記ハブサイトに提出したものであり且つ前記エンドユーザの許可を得ることなく1つ又は複数のプロバイダと共有されると前記エンドユーザが予想しているパブリック情報と、前記エンドユーザが前記ハブサイトに提出したものであり且つ前記エンドユーザの許可を得ることなしにはいずれのプロバイダとも共有されないと前記エンドユーザが予想しているプライベート情報と、及び前記ネットワークにおいて前記エンドユーザを識別するユーザレコードに関連付けられた非外部識別シンボルとを有する方法。 - 読み取った機械読取可能コードを表す情報をネットワークサイト間で送信する方法であって、
(a)第1サイトにおいて、エンドユーザが実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連付けられた情報を受信し、
(b)前記第1サイトに関連付けられたデータベースにおいて、前記機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連付けられた情報を、それとともに関連付けられたユニークな英数字識別子を有するデータレコードに保存し、
(c)前記ネットワークにおける第2サイトのアドレスを識別するシンボルと前記第1サイトに保存されている情報に関連付けられたユニークな英数字識別子の両方を含むURLを有する第2サイトに、前記第1サイトから前記エンドユーザを方向付けし、
(d)前記第1サイトにおいて、前記第1サイトに保存されている情報に対する前記第2サイトからの前記ユニークな英数字識別子の表現を含む要求信号を受信し、及び
(e)前記要求信号に応答し、前記保存されている情報を前記第1サイトから前記第2サイトに送信する方法。 - エンドユーザに関連付けられたプロバイダに対応する情報を使用し、前記エンドユーザをネットワーク上の所定の位置に方向付けする方法であって、
(a)それぞれが異なる機械読取可能コードに関連付けられている複数のレコードを有するデータベースを提供し、1つ又は複数のレコードはそれとともに関連付けられた複数の異なるネットワークアドレスを有しており、前記異なるネットワークアドレスは異なるプロバイダと関連付けられており、
(b)ネットワークサイトにおいて、前記異なるプロバイダの中の1つと関連付けられた前記エンドユーザがリモート読取装置によって実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連するスキャン情報を受信し、
(c)前記スキャン情報に応答し、前記エンドユーザによってスキャンされた機械読取可能コードに関連するレコードを前記データベースから取得し、
(d)前記エンドユーザに関連付けられたプロバイダが指定した基準に基づいて、前記取得したそれぞれのレコードごとに少なくとも1つのネットワークアドレスを選択し、
(e)前記少なくとも1つの選択したネットワークアドレスの前記ネットワークサイトから前記エンドユーザへの送信を開始する方法。 - 前記それぞれのユーザレコードは前記エンドユーザに関連付けられた財務情報を更に有しており、
(d)さらに、前記エンドユーザに対応する非外部識別シンボルを格納する第3要求信号に応答して、第2許可要求を前記ハブサイトから前記エンドユーザに送信し、前記プロバイダから認証情報を受信すると共に前記第2許可要求に応答して前記エンドユーザの許可を受信した場合にのみ、前記エンドユーザに関連付けられた財務情報を前記ハブサイトから前記プロバイダに送信する請求項1に記載の方法。 - 前記1つ又は複数のコードは1つ又は複数の機械読取可能コードを有する請求項1に記載の方法。
- スキャンされた機械読取可能コードを表す情報をネットワークサイト間で送信するシステムであって、
エンドユーザが実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連する情報を受信する第1サイトと、
関連付けられたユニークな英数字識別子を有するデータレコードに前記機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連する情報を保存する前記第1サイトに関連付けられたデータベースと、
前記エンドユーザが、前記ネットワークにおける前記第2サイトのアドレスを識別するシンボルと前記第1サイトに保存されている情報に関連付けられたユニークな英数字識別子の両方を含むURLによって、前記第1サイトから方向付けされる第2サイトと、を有し、
前記第1サイトに保存されている情報に対する前記第2サイトからの前記ユニークな英数字識別子の表現を含む要求信号を前記第1サイトにおいて受信し、及び
前記要求信号に応答して、前記保存されている情報を前記第1サイトから前記第2サイトに送信するシステム。 - エンドユーザに関連付けられたプロバイダに対応する情報を使用して、ネットワーク上の所定の位置に前記エンドユーザを方向付けする方法であって、
(a)それぞれが異なる機械読取可能コードに関連付けられている複数のレコードを有するデータベースを提供し、1つ又は複数のレコードはそれとともに関連付けられた複数の異なるネットワークアドレスを有し、前記異なるネットワークアドレスは異なるプロバイダに関連付けられており、
(b)前記異なるプロバイダの中の1つと関連付けられているエンドユーザがリモート読取装置によって実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連するスキャン情報をネットワークサイトにおいて受信し、
(c)前記スキャン情報に応答して、前記エンドユーザによってスキャンされた機械読取可能コードに関連するレコードを前記データベースから取得し、
(d)前記エンドユーザが表明した目的に基づいて、前記取得したそれぞれのレコードごとに少なくとも1つのネットワークアドレスを選択し、
(e)前記少なくとも1つの選択されたネットワークアドレスの前記ネットワークサイトから前記エンドユーザへの送信を開始する方法。 - 前記それぞれのユーザレコードは前記エンドユーザに関連付けられたプロバイダ選好情報を更に有しており、
(d)さらに、前記エンドユーザに対応する非外部識別シンボルを格納する第4要求信号に応答して、第3許可要求を前記ハブサイトから前記エンドユーザに送信し、前記第3許可要求に応答して前記エンドユーザの許可を受信した場合にのみ、前記エンドユーザに関連付けられたプロバイダ選好情報を前記ハブサイトから前記プロバイダに送信する請求項1に記載の方法。 - 前記機械読取可能コードは前記エンドユーザによってスキャンされる請求項2に記載の方法。
- 前記ネットワークにおいて前記エンドユーザを援助する援助プロバイダのみが前記ネットワークへの前記エンドユーザのアクセスを永久に停止する権限を有している請求項1に記載の方法。
- エンドユーザに関連付けられているプロバイダに対応する情報を使用して、前記エンドユーザをネットワーク上の所定の位置に方向付けする方法であって、
(a)それぞれが異なる機械読取可能コードに関連付けられている複数のレコードを有するデータベースを提供し、1つ又は複数のレコードはそれとともに関連付けられた複数の異なるネットワークアドレスを有しており、前記異なるネットワークアドレスは異なるプロバイダに関連付けられており、
(b)前記異なるプロバイダの中の1つと関連付けられたエンドユーザがリモートスキャン装置によって実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連するスキャン情報をネットワークサイトにおいて受信し、
(c)前記スキャン情報に応答して、前記エンドユーザによってスキャンされた機械読取可能コードに関連するレコードを前記データベースから取得し、
(d)前記ネットワークにおけるエンドユーザのセッションのプロパティ情報に基づいて、前記取得したそれぞれのレコードごとに少なくとも1つのネットワークアドレスを選択し、
(e)前記少なくとも1つの選択されたネットワークアドレスの前記ネットワークサイトから前記エンドユーザへの送信を開始する方法。 - 少なくとも1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを有するネットワークに遠隔地からアクセスする複数のエンドユーザを有するシステムにおいて、少なくとも1人のエンドユーザのために、前記少なくとも1つのプロバイダのネットワークにおける位置を識別すると共にユーザ注釈付きコード情報を保存する方法であって、
前記ハブサイトにおいて、前記エンドユーザから提供された1つ又は複数のコードに対応するコード情報を受信し、
前記コード情報に応答して、前記受信したコード情報に関連付けられているプロバイダのネットワークにおける位置に対応するネットワークアドレス情報を、前記ハブサイトに関連付けられたプロファイルデータベースから取得し、
前記エンドユーザを前記関連付けられたプロバイダのネットワークにおける位置に方向付けするために、前記ネットワークアドレス情報を使用し、
前記エンドユーザからのユーザ注釈付きコード情報を前記ハブサイトにおいて受信し、
前記ユーザ注釈付きコード情報を前記ハブサイトにおいて保存する方法。 - エンドユーザ情報を保存し選択的に共有するシステムであって、
少なくとも1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを有し、複数のエンドユーザが遠隔地からアクセスするネットワークと、
それぞれのエンドユーザに対応するユーザレコードを保存し、前記ハブサイトに関連付けられたプロファイルデータベースと、それぞれのユーザレコードは、前記エンドユーザが前記ハブサイトに提出したものであり且つ前記エンドユーザの許可を得ることなく1つ又は複数のプロバイダと共有されると前記エンドユーザが予想しているパブリック情報と、前記エンドユーザが前記ハブサイトに提出したものであり且つ前記エンドユーザの許可を得ることなしにはいずれのプロバイダとも共有されないと前記エンドユーザが予想しているプライベート情報と、及び前記ネットワークにおいて前記エンドユーザを識別するユーザレコードに関連付けられた非外観的識別シンボルと、を有しているプロファイルデータベースと、を有し、
前記エンドユーザに対応する非外部識別シンボルを格納する第1要求信号に応答して、前記エンドユーザの許可を得ることなく前記エンドユーザに関連付けられたパブリック情報を前記ハブサイトからプロバイダに送信し、
前記エンドユーザに対応する非外部識別シンボルを格納する第2要求信号に応答して、許可要求を前記ハブサイトから前記エンドユーザに送信し、前記許可要求に応答して前記エンドユーザの許可を受信した場合にのみ、前記エンドユーザに関連付けられたプライベート情報を前記ハブサイトから前記プロバイダに送信するシステム。 - 少なくとも1人のエンドユーザのために、少なくとも1つのプロバイダの位置を識別するシステムであって、
少なくとも1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを有し、複数のエンドユーザが遠隔地からアクセスするネットワークと、
前記エンドユーザから提供された1つ又は複数のコードに対応するコード情報が前記ハブサイトにおいて受信され、及び
前記コード情報に応答して、前記受信したコード情報に関連付けられているプロバイダのネットワークにおける位置に対応するネットワークアドレス情報を取得する前記ハブサイトに関連付けられているプロファイルデータベースと、を有し、
前記プロファイルデータベースは、それぞれのエンドユーザに対応するユーザレコードを有しており、それぞれのユーザレコードは、前記エンドユーザが前記ハブサイトに提出したものであり且つ前記エンドユーザの許可を得ることなく1つ又は複数のプロバイダと共有されると前記エンドユーザが予想しているパブリック情報と、前記エンドユーザが前記ハブサイトに提出したものであり且つ前記エンドユーザの許可を得ることなしにはいずれのプロバイダとも共有されないと前記エンドユーザが予想しているプライベート情報と、及び前記ネットワークにおいて前記エンドユーザを識別するユーザレコードに関連付けられた非外部識別シンボルと、を有しており、及び
前記ネットワークアドレス情報を使用して前記関連付けられたプロバイダのネットワークにおける位置に前記エンドユーザを方向付けするシステム。 - エンドユーザに関連付けられたプロバイダに対応する情報を使用して、前記エンドユーザをネットワーク上の所定の位置に方向付けするシステムであって、
それぞれが異なる機械読取可能コードに関連付けられている複数のレコードを有するデータベースと、そこで1つ又は複数のレコードはそれとともに関連付けられた複数の異なるネットワークアドレスを有しており、前記異なるネットワークアドレスは異なるプロバイダと関連付けられており、
前記異なるプロバイダの中の1つに関連付けられたエンドユーザがリモート読取装置によって実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連するスキャン情報を受信するネットワークサイトと、を有し、
前記スキャン情報に応答して、前記エンドユーザによってスキャンされた機械読取可能コードに関連するレコードを前記データベースから取得し、及び前記エンドユーザに関連付けられたプロバイダが指定した基準に基づいて、前記取得したそれぞれのレコードごとに少なくとも1つのネットワークアドレスを選択し、前記少なくとも1つの選択されたネットワークアドレスの前記ネットワークサイトから前記エンドユーザへの送信を開始するシステム。 - 少なくとも1人のエンドユーザのために、少なくとも1つのプロバイダの位置を識別すると共に、ユーザ注釈付きコード情報を保存するシステムであって、
少なくとも1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを有し、複数のエンドユーザが遠隔地からアクセスするネットワークと、
前記エンドユザーから提供された1つ又は複数のコードに対応するコード情報が前記ハブサイトにおいて受信され、
前記コード情報に応答して、前記受信したコード情報に関連付けられているプロバイダのネットワークにおける位置に対応するネットワークアドレス情報を取得する前記ハブサイトと関連付けられているプロファイルデータベースと、を有し、
前記ネットワークアドレス情報が前記関連付けられたプロバイダのネットワークにおける位置に前記エンドユーザを方向付けするために使用され、
ユーザ注釈付きコード情報が前記ハブサイトにおいて前記エンドユーザから受信され、
前記ユーザ注釈付きコード情報が前記ハブサイトにおいて保存されるシステム。 - エンドユーザに関連付けられたプロバイダに対応する情報を使用して、前記エンドユーザをネットワーク上の所定の位置に方向付けするシステムであって、
それぞれが異なる機械読取可能コードに関連付けられている複数のレコードを有するデータベースと、そこで1つ又は複数のレコードは関連付けられた複数の異なるネットワークアドレスを有しており、前記異なるネットワークアドレスは異なるプロバイダと関連付けられており、
前記異なるプロバイダの中の1つに関連付けられたエンドユーザがリモートスキャン装置によって実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連するスキャン情報を受信するネットワークサイトと、を有し、
前記スキャン情報に応答して、前記エンドユーザによってスキャンされた機械読取可能コードに関連付けられたレコードを前記データベースから取得し、前記エンドユーザが表明した目的に基づいて、前記取得したそれぞれのレコードごとに少なくとも1つのネットワークアドレスを選択し、及び前記少なくとも1つの選択されたネットワークアドレスの前記ネットワークサイトから前記エンドユーザへの送信を開始するシステム。 - エンドユーザに関連付けられたプロバイダに対応する情報を使用して、前記エンドユーザをネットワーク上の所定の位置に方向付けるシステムであって、
それぞれが異なる機械読取可能コードに関連付けられている複数のレコードを有するデータベースと、そこで1つ又は複数のレコードは関連付けられた複数の異なるネットワークアドレスを有しており、前記異なるネットワークアドレスは異なるプロバイダに関連付けられており、
前記異なるプロバイダの中の1つに関連付けられたエンドユーザがリモートスキャン装置によって実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連するスキャン情報を受信するネットワークサイトと、を有し、
前記スキャン情報に応答して、前記エンドユーザによってスキャンされた機械読取可能コードに関連付けられたレコードを前記データベースから取得し、前記ネットワークにおけるエンドユーザのセッションのプロパティ情報に基づいて、前記取得したそれぞれのレコードごとに少なくとも1つのネットワークアドレスを選択し、及び前記少なくとも1つの選択されたネットワークアドレスの前記ネットワークサイトから前記エンドユーザへの送信を開始するシステム。 - 少なくとも1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを備えるネットワークに遠隔地からアクセスする複数のエンドユーザを有するシステムにおいて、少なくとも1人のエンドユーザのために、少なくとも1つのプロバイダのネットワークにおける位置を識別する方法であって、
前記ハブサイトにおいて、前記エンドユーザから提供された1つ又は複数のコードに対応するコード情報を受信し、
前記コード情報に応答して、前記受信したコード情報に関連付けられているプロバイダのネットワークにおける位置に対応するネットワークアドレス情報を、前記ハブサイトに関連付けられたプロファイルデータベースから取得し、及び
前記関連付けられたプロバイダのネットワークにおける位置に前記エンドユーザを方向付けするために、前記ネットワークアドレス情報を使用し、
前記プロファイルデータベースは、それぞれのエンドユーザに対応するユーザレコードを有しており、それぞれのユーザレコードは、前記エンドユーザが前記ハブサイトに提出したものであり且つ前記エンドユーザの許可を得ることなく1つ又は複数のプロバイダと共有されると前記エンドユーザが予想しているパブリック情報と、前記エンドユーザが前記ハブサイトに提出したものであり且つ前記エンドユーザの許可を得ることなしにはいずれのプロバイダとも共有されないと前記エンドユーザが予想しているプライベート情報と、及び前記ネットワークにおいてエンドユーザを識別するユーザレコードに関連付けられた非外部識別シンボルとを有している方法。 - 前記1つ又は複数のコードは1つ又は複数の機械読取可能コードを有している請求項20に記載の方法。
- 前記機械読取可能コードは前記エンドユーザによってスキャンされる請求項21に記載の方法。
- 少なくとも1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを備えるネットワークに遠隔地からアクセスする複数のエンドユーザを有するシステムにおいて、少なくとも1人のエンドユーザのために、少なくとも1つのプロバイダのネットワークにおける位置を識別すると共に、ユーザ注釈付きコード情報を保存する方法であって、
前記ハブサイトにおいて、前記エンドユーザから提供された1つ又は複数のコードに対応するコード情報を受信し、
前記コード情報に応答して、前記受信したコード情報に関連付けられているプロバイダのネットワークにおける位置に対応するネットワークアドレス情報を前記ハブサイトに関連付けられたプロファイルデータベースから取得し、
前記関連付けられたプロバイダのネットワークにおける位置に前記エンドユーザを方向付けするために前記ネットワークアドレス情報を使用し、
前記エンドユーザからのユーザ注釈付きコード情報を前記ハブサイトにおいて受信し、
前記ユーザ注釈付きコード情報を前記ハブサイトにおいて保存する方法。 - 少なくとも1人のエンドユーザのために、少なくとも1つのプロバイダの位置を識別するシステムであって、
少なくとも1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを有しており、複数のエンドユーザが遠隔地からアクセスするネットワークと、
前記エンドユーザから提供された1つ又は複数のコードに対応するコード情報が前記ハブサイトにおいて受信され、
前記コード情報に応答して、前記受信したコード情報に関連付けられているプロバイダのネットワークにおける位置に対応するネットワークアドレス情報を取得する前記ハブサイトに関連付けられている、プロファイルデータベースと、を有し、
前記プロファイルデータベースは、それぞれのエンドユーザに対応するユーザレコードを有しており、それぞれのユーザレコードは、前記エンドユーザが前記ハブサイトに提出したものであり且つ前記エンドユーザの許可を得ることなく1つ又は複数のプロバイダと共有されると前記エンドユーザが予想しているパブリック情報と、前記エンドユーザが前記ハブサイトに提出したものであり且つ前記エンドユーザの許可を得ることなしにはいずれのプロバイダとも共有されないと前記エンドユーザが予想しているプライベート情報と、及び前記ネットワークにおいて前記エンドユーザを識別するユーザレコードに関連付けられた非外部識別シンボルと、を有しており、
前記ネットワークアドレス情報が前記関連付けられたプロバイダのネットワークにおける位置に前記エンドユーザを方向付けするために使用されるシステム。 - 少なくとも1人のエンドユーザのために、少なくとも1つのプロバイダの位置を識別すると共に、ユーザ注釈付きコード情報を保存するシステムであって、
少なくとも1つのハブサイトと複数のプロバイダサイトを有しており、複数のエンドユーザが遠隔地からアクセスするネットワークと、
前記エンドユーザから提供された1つ又は複数のコードに対応するコード情報が前記ハブサイトにおいて受信され、
前記コード情報に応答して、前記受信したコード情報に関連付けられているプロバイダのネットワークにおける位置に対応するネットワークアドレス情報を取得する前記ハブサイトに関連付けられたプロファイルデータベースと、を有し、
前記エンドユーザを前記関連付けられたプロバイダのネットワークにおける位置に方向付けするために前記ネットワークアドレス情報が使用され、
前記エンドユーザからのユーザ注釈付きコード情報が前記ハブサイトにおいて受信され、
前記ユーザ注釈付きコード情報が前記ハブサイトにおいて保存されるシステム。 - スキャンされた機械読取可能コードを表す情報をネットワークサイト間で送信する方法であって、
(a)第1サイトにおいて、エンドユーザが実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連する情報を受信し、
(b)前記第1サイトに関連付けられたデータベースにおいて、前記機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連する情報をユニークな英数字識別子を有するデータレコードに保存し、
(c)前記エンドユーザを第1サイトから第2サイトへ、前記ネットワークにおける第2サイトのアドレスを識別するシンボルと前記第1サイトに保存されている情報に関連付けられたユニークな英数字識別子の両方を含むURLによって方向付けし、
(d)前記第1サイトにおいて、前記第1サイトに保存されている情報に対する前記第2サイトからの前記ユニークな英数字識別子の表現を含む要求信号を受信し、及び
(e)前記要求信号に応答して、前記第1サイトから前記第2サイトに前記保存されている情報を送信する方法。 - スキャンされた機械読取可能コードを表す情報をネットワークサイト間で送信するシステムであって、
エンドユーザが実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連する情報を受信する第1サイトと、
前記第1サイトに関連付けられており、関連付けられたユニークな英数字識別子を有するデータレコードに前記機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャン関連する情報を保存するデータベースと、
前記エンドユーザが前記第1サイトから第2サイトへ、前記ネットワークにおける前記第2サイトのアドレスを識別するシンボルと前記第1サイトにおいて保存されている情報に関連付けられたユニークな英数字識別子の両方を含むURLによって方向付けされる第2サイトと、を有し、
前記第1サイトに保存されている情報に対する前記第2サイトからの前記ユニークな英数字識別子の表現を含む要求信号が前記第1サイトにおいて受信され、
前記要求信号に応答して、前記第1サイトから前記第2サイトに前記保存されている情報が送信されるシステム。 - エンドユーザに関連付けられたプロバイダに対応する情報を使用して、前記エンドユーザをネットワーク上の所定の位置に方向付けする方法であって、
(a)それぞれが異なる機械読取可能コードに関連付けられている複数のレコードを有するデータベースを提供し、そこで1つ又は複数のレコードは関連付けられた複数の異なるネットワークアドレスを有しており、前記異なるネットワークアドレスは異なるプロバイダと関連付けられており、
(b)ネットワークサイトにおいて、前記異なるプロバイダの中の1つに関連付けられたエンドユーザがリモートスキャン装置によって実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連するスキャン情報を受信し、
(c)前記スキャン情報に応答して、前記エンドユーザによってスキャンされた機械読取可能コードに関連するレコードを前記データベースから取得し、
(d)前記エンドユーザに関連付けられたプロバイダが指定した基準に基づいて、前記取得したそれぞれのレコードごとに少なくとも1つのネットワークアドレスを選択し、及び
(e)前記少なくとも1つの選択されたネットワークアドレスの前記ネットワークサイトから前記エンドユーザへの送信を開始する方法。 - エンドユーザに関連付けられたプロバイダに対応する情報を使用して、前記エンドユーザをネットワーク上の所定の位置に方向付けする方法であって、
(a)それぞれが異なる機械読取可能コードに関連付けられている複数のレコードを有するデータベースを提供し、そこで1つ又は複数のレコードは関連付けられた複数の異なるネットワークアドレスを有しており、前記異なるネットワークアドレスは異なるプロバイダと関連付けられており、
(b)前記異なるプロバイダの中の1つと関連付けられたエンドユーザがリモートスキャン装置によって実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連するスキャン情報をネットワークサイトにおいて受信し、
(c)前記スキャン情報に応答して、前記エンドユーザによってスキャンされた機械読取可能コードに関連付けられたレコードを前記データベースから取得し、
(d)前記エンドユーザが表明した目的に基づいて、前記取得したそれぞれのレコードごとに少なくとも1つのネットワークアドレスを選択し、及び
(e)前記少なくとも1つの選択されたネットワークアドレスの前記ネットワークサイトから前記エンドユーザへの送信を開始する方法。 - エンドユーザに関連付けられたプロバイダに対応する情報を使用して、前記エンドユーザをネットワーク上の所定の位置に方向付けする方法であって、
(a)それぞれが異なる機械読取可能コードに関連付けられている複数のレコードを有するデータベースを提供し、そこで1つ又は複数のレコードは関連付けられた複数の異なるネットワークアドレスを有しており、前記異なるネットワークアドレスは異なるプロバイダに関連付けられており、
(b)前記異なるプロバイダの中の1つに関連付けられたエンドユーザがリモートスキャン装置によって実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連するスキャン情報をネットワークサイトにおいて受信し、
(c)前記スキャン情報に応答し、前記エンドユーザによってスキャンされた機械読取可能コードに関連付けられたレコードを前記データベースから取得し、
(d)前記ネットワークにおけるエンドユーザのセッションのプロパティ情報に基づいて、前記取得したそれぞれのレコードごとに少なくとも1つのネットワークアドレスを選択し、及び
(e)前記少なくとも1つの選択されたネットワークアドレスの前記ネットワークサイトから前記エンドユーザへの送信を開始する方法。 - エンドユーザに関連付けられたプロバイダに対応する情報を使用して、前記エンドユーザをネットワーク上の所定の位置に方向付けするシステムであって、
それぞれが異なる機械読取可能コードに関連付けられている複数のレコードを有するデータベースと、そこで1つ又は複数のレコードは関連付けられた複数の異なるネットワークアドレスを有しており、前記異なるネットワークアドレスは異なるプロバイダに関連付けられており、
前記異なるプロバイダの中の1つに関連付けられたエンドユーザがリモートスキャン装置によって実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連するスキャン情報を受信するネットワークサイトと、を有し、
前記スキャン情報に応答して、前記エンドユーザによってスキャンされた機械読取可能コードに関連付けられたレコードを前記データベースから取得し、前記エンドユーザに関連付けられたプロバイダが指定した基準に基づいて、前記取得したそれぞれのレコードごとに少なくとも1つのネットワークアドレスを選択し、及び前記少なくとも1つの選択されたネットワークアドレスの前記ネットワークサイトから前記エンドユーザへの送信を開始するシステム。 - エンドユーザに関連付けられたプロバイダに対応する情報を使用して、前記エンドユーザをネットワーク上の所定の位置に方向付けするシステムであって、
それぞれが異なる機械読取可能コードに関連付けられている複数のレコードを有するデータベースと、そこで1つ又は複数のレコードは関連付けられた複数の異なるネットワークアドレスを有しており、前記異なるネットワークアドレスは異なるプロバイダに関連付けられており、
前記異なるプロバイダの中の1つに関連付けられたエンドユーザがリモートスキャン装置によって実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連するスキャン情報を受信するネットワークサイトと、を有し、
前記スキャン情報に応答し、前記エンドユーザによってスキャンされた機械読取可能コードに関連付けられたレコードを前記データベースから取得し、前記エンドユーザが表明した目的に基づいて、前記取得したそれぞれのレコードごとに少なくとも1つのネットワークアドレスを選択し、及び前記少なくとも1つの選択されたネットワークアドレスの前記ネットワークサイトから前記エンドユーザへの送信を開始するシステム。 - エンドユーザに関連付けられたプロバイダに対応する情報を使用して、前記エンドユーザをネットワーク上の所定の位置に方向付けするシステムであって、
それぞれが異なる機械読取可能コードに関連付けられている複数のレコードを有するデータベースと、そこで1つ又は複数のレコードは関連付けられた複数の異なるネットワークアドレスを有しており、前記異なるネットワークアドレスは異なるプロバイダに関連付けられてあり、
前記異なるプロバイダの中の1つに関連付けられたエンドユーザがリモートスキャン装置によって実行した機械読取可能コードの1回又は複数回のスキャンに関連するスキャン情報を受信するネットワークサイトと、を有し、
前記スキャン情報に応答して、前記エンドユーザが読み取った機械読取可能コードに関連付けられたレコードを前記データベースから取得し、前記ネットワークにおけるエンドユーザのセッションのプロパティ情報に基づいて、前記取得したそれぞれのレコードごとに少なくとも1つのネットワークアドレスを選択し、及び前記少なくとも1つの選択されたネットワークアドレスの前記ネットワークサイトから前記エンドユーザへの送信を開始するシステム。
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