JP2004516116A - バルブ組み立て体 - Google Patents

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ルッソ,ロナルド,ディー.
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ウイルソンークック メディカル インク.
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Abstract

【課題】カテーテルの閉鎖システムアダプターを提供する。
【解決手段】本発明のアダプターの剛性外側ハウジング12は、内部キャビティを具備する入り口端25と、中央通路を具備する出口端とを有し、出口端23は徐々に直径が大きくなる階段状25に形成され、様々なサイズのカテーテルに適合できる。入り口端の内部キャビティ内には弾力性のあるバルブ部材14が配置され、通常シール状態になっている。バルブ部材14は予めスリット30が入れられたダイアフラム29を具備した円筒状の壁を含む。この円筒状の壁の寸法は、凹部領域35,36を除いたハウジング12の入り口端キャビティよりも直径が若干大きい。その凹部領域35,36の近傍にダイアフラム29が配置される。凹部領域35,36を除いて圧縮力を提供するシリンダー状の壁によりダイアフラムは、過剰な圧縮力なく安定した閉鎖状態に維持される。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療装置に関し、特に、様々な種類の長期に渡る栄養供給用あるいは医薬供給用のカテーテル(例、胃壁穿通用チューブ/空穿用チューブ/空腸用チューブ/経鼻胃チューブ/胃用チューブ)に直接接続されるアダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】
これらの種類のカテーテルあるいは栄養供給用のチューブは、患者へ長期に渡り腸内栄養を与えるのに必要なものである。通常患者に対しては、3種類の腸内栄養供給方法(巨丸による供給/ポンプによる供給/重力による供給)のうちの1つを選択することにより、栄養又は医薬が与えられる。供給用チューブにはプラグキャップあるいはフリップキャップを具備したコネクターが接続され、患者に栄養又は医薬を供給しない間はカテーテルをシールしている。
【0003】
フリップキャップを用いると、胃内の内容物がチューブからリークしてしまうことがある。更に又ポンプ及び重力による方法は、患者が睡眠中に連続的に腸内栄養物を与えるために、長時間にも渡ってチューブに接続される分配セットを用いている。この分配セットを切り離すことは一般的に問題であり、またフリップキャップは時々脱落するために、それを防止するために、大型の挟止クランプが用いられる。
【0004】
供給用チューブは、患者の身体から約6インチ(15cm)ないし10インチ(25cm)突出し、この供給用チューブは不活性で生物適応性のあるシリコン又はポリウレタンから製造されているために、一年以上に渡ってその場所に配置されることがある。栄養又は薬品の供給は一日に3回ないし6回行われる。
【0005】
多くの腸内分配セットは剛性のプラスチック製コネクターを有し、このコネクターは把持用カギあるいは段部を具備しており、これらが供給用チューブで使用されるチェックバルブを様々な形で破損することがある。特許文献1はこのような医療機器を開示しているが、Sandoz Nutrition Corp から市販されている小型の Gastro−Port に限定されている。近年 Wilson−Cook Medical,Inc は、PASSPORTと称する小型胃壁穿通用装置を市場に投入し、これは Gastro−Port と類似の機能を有するが環状のバルブを有する。
【0006】
【特許文献1】
米国特許第4,944,732号明細書
【特許文献2】
米国特許第5,718,691号明細書
【特許文献3】
米国特許第5,726,347号明細書
【特許文献4】
米国特許第4,351,328号明細書
【特許文献5】
米国特許第5,000,745号明細書
【特許文献6】
米国特許第4,673,393号明細書
【特許文献7】
米国特許第3,853,127号明細書
【特許文献8】
米国特許第4,430,081号明細書
【特許文献9】
米国特許第5,114,408号明細書
【特許文献10】
米国特許第5,125,903号明細書
【特許文献11】
米国特許第5,261,885号明細書
【特許文献12】
米国特許第5,279,571号明細書
【特許文献13】
米国特許第5,167,637号明細書
【特許文献14】
米国特許第5,226,203号明細書
【0007】
Wilson−Cook社のPassport の環状バルブ構造は、関連する従来技術である特許文献2,3に詳細に開示されている。特許文献3は特許文献2の環状バルブ構造を用いている。この環状バルブ構造は、本発明と類似の構造を用いている。しかしこの環状バルブ構造は、剛性の高い外側壁部分を有し、この構成により内側スリットを具備した隔壁に内側向きの圧縮力が直接加わる。この環状バルブは、優れた診療用装置であることが分かるが、直接的な圧縮力はバルブスリット開口と整合せず、カギのついたコネクターが何度も使用される場合には、特にバルブからの若干の逆流が認められる。
【0008】
更に環状バルブは別個の保持キャップを必要とし、このキャップを用いると、キャップと環状バルブとの間に、内部間隙/接合部あるいは継ぎ目が残り、指示通りに洗浄されない場合には、バルブへの入口を完全に閉じることができず、腸内組成物が蓄積してしまう。本発明は、特許文献2に開示された環状バルブの改良であり、本発明のバルブは、逆流を防ぎ、細かいフラッシング及び適切な取り扱いの必要性を緩和し、医療装置の寿命を延ばす利点がある。
【0009】
カテーテルポート用の他のバルブ構造は、特許文献4、5の止血バルブと特許文献6のバルブの従来技術に示されている。これらの装置は短期間の使用に対しては十分耐えられるが、長期に渡る使用あるいは繰り返して接続したり切り離したりして使用することに対しては信頼性が無いことが分かっている。
【0010】
他の一般的な医療装置用のバルブは、特許文献7,8,9,10,11に開示されている。
【0011】
特許文献12は剛性のあるハウジング内に互いに干渉しない自己封止型バルブを開示しているが、これは本発明とは全く異なるものである。特許文献13は短期用の止血バルブであり、特許文献14はその構造の一部として含むバルブを具備した小型の胃壁穿通用ポートを開示している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来装置のいずれもが汎用のものではなくまた、1つのサイズが様々な種類のカテーテルに直接接続することのできるあらゆる種類のカテーテルアダプタに適合せず、かつ大型で60cc注射器に直接接続できるか、あるいはポンプあるいは重力を利用した全ての分配セットを受け入れることができるものではない。
【0013】
本発明はカテーテルと共に長期に渡り使用される低コストの閉鎖システム系のアダプタであり、これは従来の装置に対する利点である。
【0014】
本発明の目的は、様々な種類のカテーテルに直接接続することのできる閉鎖系の腸内供給用アダプタを提供することである。
【0015】
本発明の更に他の目的は、入口シールを介して逆流を阻止する一方向性の入口シールを具備した腸内アダプタを提供することである。
【0016】
本発明の更に目的は、様々種類のカテーテルにおける新たなアダプタでもって容易に置換することのできる閉鎖システムの腸内アダプタを提供することである。
【0017】
本発明の更に別の目的は、安価に製造し組み立てることのできる閉鎖システムの腸内アダプタを提供することである。
【0018】
本発明の更に別の目的は、オープンカテーテルを閉鎖システムデバイスに容易に変換することのできるデバイスを提供することである。
【0019】
本発明の他の目的は、入口シールを改善し、逆流を防ぐバルブを具備した小型の胃壁穿通用供給デバイスを提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
前記課題は請求項1に記載したバルブ組立体により達成できる。即ち本発明のバルブ組立体は、内部に通路18が形成され、内側壁19,20を有するハウジング12と、前記通路18内に挿入された時に前記通路内でシールを形成するよう圧縮され、前記内側壁より大きな外側壁31,32,33,34を有するバルブ部材14とを有し、前記バルブ部材14の内側は、スリット30を有するダイアフラム29を有し前記通路18に対しシールを提供し、前記ダイアフラム29の周辺領域において、前記外側壁31,32、33,34と前記内側壁(19,20との間に、ダイアフラムの平衡を維持する凹部35,36が存在することを特徴とする。
【0021】
本発明のアダプタにより改良型の一方向入口バルブを具備した長期間に渡り挿入されたままのカテーテルを使用する際に用いられるアダプタのプラグが提供でき、それにより繰り返しの使用及び広範囲の使用の後でもシールを閉じたままに維持できる。分配用の装置の先端を繰り返し挿入した後、バルブを通した逆流の漏れを阻止できる。このことは患者が腸内栄養を必要とする患者の長期に渡るケアの間に必要なことである。
【0022】
本発明は、入口端と出口端と中央通路を具備した剛性の高い外側ハウジングを具備する。平行状態にある内側側壁を具備するキャビティ(窪み/凹部)がハウジングの入口端に配置される。柔軟性のある自己封止型バルブ部材が、このキャビティ内に配置される。バルブ部材はダイアフラム部分を有し、このダイアフラム部分はその中に貫通スリットが形成され、外側側壁を有し、これによりキャビティにあった形状を形成する。ダイアフラムの外側周辺領域を除いて圧縮されていない時にはキャビティよりもその直径が大きい。
【0023】
バルブ部材は、圧縮されてキャビティ内に適合し、その結果内側側壁がバルブ部材のダイアフラムの上側と下側の外側側壁に向かって内側から圧縮するが、ダイアフラムの外側周辺エッジは圧縮しない。ダイアフラムの上側と下側の両方のコアの圧縮力によりダイアフラムは平衡した安定状態にあるが、この安定状態はスリットの開口が不整合を許しながらスリットを曲げたりねじったりするような過剰な内側の力をなくす。その結果バルブを通した逆流の漏れがない。ダイアフラムは分配セットあるいは注射器の先端を挿入している間若干外側と内側に曲がる。
【0024】
先端を取り除いた後ダイアフラムは自動的に元の状態に戻り、そしてスリットは元の状態に完全に整合する。柔軟性のあるバルブ部材は、ダイアフラムの上に配置されたモールドされたオーリング(Oリング)を有し、これが分配セットの先端チップの入口シールとして機能する。オーリングはキャビティの内側側壁内に圧縮された状態で適合して、オーリングが分配装置の先端部を繰り返し挿入する間も伸びたり変形したりするのを阻止する。
【0025】
本発明の一実施例においては、ハウジングとバルブ部材の断面は環状である。ハウジングの出口端部は階段状の外側コネクター部分を有し、これによりアダプタを16frから30frの大きさの様々な種類の長期挿入型カテーテルへの適合が可能となる。コネクター部分は出口端部の開口部に存在するテーパ状の内側ボア(即ち、内側通路)を有する。
【0026】
中央部の開口具備する閉鎖用キャップが、ハウジング上の入口の上部に配置され、キャビティ内に配置されたバルブ部材をロックする。キャップは入口内に固定される。
【0027】
本発明のバルブは、小型の胃壁穿通用装置内に組み込まれ、個々の閉鎖キャップを取り除き、内部閉鎖あるいは腸内組成物の形成を減らすようにバルブの継ぎ目のない内部構造を提供できる。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1には閉鎖システムアダプタ10の一実施例を示す。この閉鎖システムアダプタ10は、注入モールドで形成した剛性ハウジング12と、柔軟性のバルブ部材14と、注入モールドで形成した剛性シールキャップ16とを有する。ハウジング12は、ポリカーボネートのプラスチック材料からなり、一体でモールドされるが、他の熱可塑性材料からモールドして形成することも可能である。ハウジング12は、内径が0.5インチ(1.25cm)のキャビティ18と平行状態にある内側側壁19,20とを有する。キャビティ18の中央部に内部通路21が接続され、この内部通路21は出口端23を有するテーパ状ボア22を有する。テーパ状ボア22の外側は、出口端23から徐々に大きくなる一連の段部24があり、この段部24が、階段状接続部分25を形成する。これらの段部は、16frないし20frの様々な太さのカテーテルへプラグが接続できるよう機能する。
【0029】
バルブ部材14は、医療用のシリコン製で、その硬度は、ショア硬度50で通常モールドで形成される一体物である。バルブ部材14は、上部入口開口27と下部出口開口28とを有する。両方の開口27,28の間にダイアフラム29が配置される。このダイアフラム29は、壁圧が0.05インチ(0.125mm)であり、中央に裂けた形状をしているスリット20を有する。バルブ部材14は、ダイアフラム29の上に配置された円筒状の上部外側壁31,32とダイアフラム29の下に配置された円筒状の下部外側壁33,34を有する。
【0030】
バルブ部材14上の全ての外側壁は、キャビティ18内の内側側壁19,20よりも直径が0.015インチ(0.27mm)ないし0.025インチ(0.6mm)を大きい外径を有し、その結果バルブ部材14がキャビティ18内に押し込められたときには、ハウジング12の内側側壁19,20がダイアフラム29の上下にあるバルブ部材14の上部外側壁31,32,下部外側壁33,34に対し内側に向いた圧縮力を加える。
【0031】
上部外側壁31,32と下部外側壁33,34の間で、ダイアフラム29の外側周辺エッジの外側に円筒状の凹部35,36が形成されている。かくして内側へ向けた圧縮力は、ダイアフラム29の上下の外側壁31,32,33,34部分にのみかかり、ダイアフラム29は弾力性のある平衡した安定状態にとどまる。かくして上部入口開口27,下部出口開口28は、スリット30が開いた状態あるいは閉じた状態のいずれかに依存して、それぞれ外側と内側に曲がることができる。ダイアフラムが平衡状態であるこの安定状態あることにより、スリット30は自動的に再調整して配置され、下部出口開口28をシールするために再整合を提供し、上部入口開口27内に薬剤/栄養分が逆流するのを阻止し、。それ故にダイアフラム29は数百回以上繰り返して開閉できる。そしてダイアフラム29がいったん閉じると、スリット30は、直角方向からバイアスされ、シールされ、閉鎖した状態に戻る。
【0032】
バルブ部材14に上部入口開口27が一体にモールド(形成)される。この上部入口開口27は、モールドされたオーリング39を有し、このオーリング39が分配用セットチップのシーリング(封止)表面として機能する。図1に示すように、内側側壁19,20は、オーリング39に内側に向けた圧縮力を与えて、オーリング39が外側方向に伸びるのを阻止し、リークを防止する。
【0033】
シールキャップ16は、内側開口40を有し、この内側開口40は、内側に向けた圧縮力を与えて、開口部分即ちオーリング39部分においてオーリング39が伸びるのを阻止する。シールキャップ16とハウジング12との間には継ぎ目が有り、ポリカーボネイトをモールドして形成したシールキャップ16はハウジング12に超音波接合される。その結果、バルブ部材14内のシールを完成する。かくして、この組立体全体は、3つの構成部品、即ちハウジング12,バルブ部材14,シールキャップ16からのみ構成される
【0034】
図2はサイドポート47を有する他の実施例を示す。主開口48を介して連続的な薬剤の供給/分配が行われている間、クラッシュしたり分解した薬剤がカテーテル内に入るのを管理/制御する。胃腸用の薬剤又は栄養剤を連続的に分配する必要性は、薬剤又は栄養剤のゆっくりとした連続的な点滴が通常6時間ないし10時間の長期に渡って患者の体内に入れる場合である。その間凝血を阻止することあるいは投薬を管理するためにカテーテルを洗浄するのが望ましい。サイドポート47の利用により分配セットを切り離すことなく管内の洗浄(水で勢いよく洗うこと flushing)が可能となる。かくして図2はモールドされたサイドステム49を具備したモールドされた剛性ハウジング42を具備したサイドポート47を有する。ハウジング42は、主外側ハウジング50とサイドステム外側ハウジング51とを有する。両方のハウジング50,51に圧縮して適合するのは上記したバルブ部材14である。シールキャップ16は、図に示すよう両方のハウジング内のバルブ部材14を係止する。
【0035】
ハウジング42は、テーパ状ボア45になる流通路43と、この流通路43と導通状態にある出口46と側面枝通路44とを有する。ハウジング42のの階段状部分52がカテーテルに接続されると、図2の実施例では主開口48と側面開口53を介して2つの閉鎖システム開口を提供する。2つの開口はバルブ部材14によりシールされ封止されるが、この両方の開口は、必要により同時にあるいは別個に用いることができる。それ故にチューブ状のクランプは必要ではなく、切り離したり繋ぐためのキャップは必要ではない。主開口48と側面開口53の両方とも長寿命が期待され、いずれのポートもポンプ、重力、巨丸あるいは洗浄注射を受け入れることができる、その理由は両方のバルブ部材14は、直角方向からバイアスがかけられシールされ閉鎖されているからである。
【0036】
図3は分配装置先端部54が手動で挿入され、バルブ部材14に係合した状態の実施例を示す。分配装置先端部54はチューブ55に取り付けられ、このチューブ55が流体の腸溶性薬剤(enteral formula)を管理する。分配装置先端部54は、テーパ状後方端部56とかえし部分57とを有し、このかえし部分57は、出口開口58内にまで届く。分配装置先端部54をバルブ部材14内に手動で挿入した後、テーパ状後方端部56はオーリング39に圧縮された状態で係合しシールする。このオーリング39が、内側側壁19,20から及びシールキャップ16上の内側開口40からテーパ状後方端部56に対し内側に向けた圧縮力を与える。かえし部分57は、ダイアフラム29に形成されたスリット30を拡張し、ダイアフラム29上にリーフ59と60を形成する。かえし部分57が分配装置先端部54を除去した後収納されると、凹部37,38はバルブ部材14が完全な再整合になるように急反発(snap back)する。かくしてリークあるいは逆流を防止するために、スリット30の不整合なしに閉じ再配置される。
【0037】
バルブ部材14は、アダプタからの胃液の逆流なしに数百回に渡り繰り返し使用することができるが、その理由はバルブ部材14は開閉の両方を自動的に行うからである。ヘルスケアーの専門職員は、健康に悪影響のある漏れた体液との接触から保護される(接触しないですむ)。同時にまた外部汚染はカテーテルを挿入する際に阻止され、これはまた外部汚染から患者も保護することになる。本発明のアダプタが常時挿入用カテーテルにつながれると、オープン状態のカテーテルを閉鎖システムカテーテルに変換する。アダプタはカテーテルの寿命が尽きるまでカテーテルと共に保持され、カテーテルから周期的に取り除かれそして必要によっては新たなもので置換される。
【0038】
本発明と比較するために、図4,5に従来のダイアフラム型のバルブを示す。図4は、特許文献12に開示された止血用バルブを示し、これはハウジング60内に配置されたリーフ59を有する。この種のバルブは短期間のみ機能すればよく、通常数時間あるいは数日間に渡って筋肉内注射による流体の分配用のアクセス用として用いられる。このバルブはキャップ61により下方向の圧縮力が加えられる。このバルブには半径方向即ち内側に向いた圧縮力はかからず、若干のギャップ62が残る。前掲の特許文献12においては、この種のバルブは、挿入された器具がバルブ内に戻るのを阻止する機能はあるが、機器を繰り返し挿入した後はスリット開口63は開いた状態になり、10回以上の挿入後には漏れが発生することがある。図5は流体の逆流を防ぐために Wilson−Cook Passport の小型胃壁穿通用チューブで用いられる環状バルブを示す。これは特許文献2に開示された環状バルブであり、環状バルブが適正に機能するためには、内側ダイアフラムバルブのリーフに直接内側方向の圧縮力がかかることが必要である。
【0039】
この種のバルブは長期に渡り逆流を防ぐ点において利点はあるが、ダイアフラムバルブ65のリーフ66,67は、かえし部分を具備したコネクタがバルブから取り除かれた時には若干の不整合を示す傾向がある。ダイアフラムバルブ65は、圧縮カラー64に圧縮して適合し、その結果内側壁68,69は、ダイアフラムバルブ65に対し直接内側からの圧縮力をかける。リーフ66,67に対するこの内側からの圧縮力は、バックリング及びスリット開口70の不整合となることがある。かくしてスリット開口70は元の場所に戻らず、バルブを介して若干の逆流が起こるが、特にバルブを介してかえし部分を具備したコネクタを繰り返し挿入した後は著しい。時にリーフ66,67は、綿棒を挿入して手動で再度正しい位置に調整する必要がある。この種のバルブはスリット開口70における引きずり傷を減らす為にシリコングリースでもって予め処理する必要がある。これらの2つの比較例の説明は、本発明のバルブ部材14の利点を説明していることになる。
【0040】
図6は図1に示したバルブ部材14の他の実施例を示す。バルブ71は外側壁72,73とダイアフラム74とスリット75を有し、前述したバルブ部材14に非常に類似するが、バルブ71の外側壁72,73は、外側ハウジング78の内側壁76,77には接触していない(その代わりダイアフラム74の上方に環状リング79が内側壁76,77に接触している)。外側壁72,73にはダイアフラム74が一体形成されている。ダイアフラム74は、図1に示した実施例と同様な動作でもって内側と外側に曲がる。第2の環状リングを必要によってはダイアフラム74の下方に配置することもできる。かくしてダイアフラムの上あるいは下のいずれかに内側からの圧縮力を有するようにバルブを設計することができる、あるいは図1の実施例で説明したように、ダイアフラムの上と下の両方に圧縮力を有するようにすることもできる。しかし最も重要な点は、ダイヤフラムラムの外側周辺エッジの領域に内側に圧縮力がかかってはならないことであり、これは特許文献2の環状バルブと同様である。
【0041】
更に又弾力性のあるバルブ部材14の独自のバルブ構造をキャビティ18内のハウジング12の一部として配置することができ、これは階段状接続部分25を有さずにキャビティ18内のハウジング12内に配置することができ、これによりカテーテル用のいかなる種類のアクセスポート(単一のポートあるいはサイドポートの実施例のいずれでもよい)内に配置することのできるバルブモジュールの基礎を提供できる。
【0042】
図7は図1のバルブ部材14の他の実施例を示す。バルブ79は、同一のダイアフラムスリットバルブを有する。しかしこれはシームレス(継ぎ目のない)内部構造を示し、同構造においてはキャップ80は、一体でモールドされバルブ79の一部である。キャップ80は、側部部分82,83上の入口81から外側に伸び、内側接合表面85を有する下方フランジ84で終わる。
【0043】
同図から分かるように、内側表面86と入口バルブ室87は一つの平滑な継ぎ目のない内部表面を提供し、キャップの接合点で汚染物を集めることはない。
【0044】
ダイアフラム90の外側の凹部88,89は、図1の凹部37,38と同様に機能する。バルブ79は、ショアAで硬度50を有するシリコンの一体物でモールドされる。
【0045】
図8はデバイス91内に組み込まれるバルブ79を示す。シームレスのバルブ79は、まず最初にプラスチックでモールドされた剛性のハウジング92内に圧縮されて適合され、ハウジング92はバルブ79に対し、の図1のバルブ部材14に対するハウジング12と同一の方法で機能する。ダイアフラム90の凹部88,89は、図1の凹部37,38と同様に外側と内側に曲がる。
【0046】
ハウジング92内に押し込められるバルブ79は部分組立体93を構成し、この部分組立体93は、接合部95でモールドされたシリコン製の外部カップリング94に結合される。接合部95は重ね合わせの接合部であり、シリコン製の接着剤がキャップ80の下方フランジ84を外部カップリング94の接合部96にシールする。
【0047】
外部カップリング94は、外側フランジ97,98を有し皮膚表面にあたる。外側フランジ97,98は、わずか三つの部品即ちバルブ79,ハウジング92,接合部95で接合される外部カップリング94からなる。
【0048】
チューブ99は腹部を介して体内の内側に適合し、内部流通路100は端部101につながり終わる。これは胃内に先端部を保持するいかなる数の先端部でもよい。
【0049】
デバイス91は、いかなる種類の先端部にも適合可能で融通がきく。例えば膨張バルーン、ペザー(pezzer)スタイルの先端部、クロスバータイプの先端部、あるいは他の所望の先端部にも適合性がある。
【0050】
図9は図6,7と類似の構造を示すが、内部流通路100はより厚い上部壁102と共にモールドされ、この上部壁102が剛性のあるハウジングの部分のキャップ104に接触し、ダイアフラム壁106に圧縮力を提供し、これによりハウジングにバルブ部材を接続させる。他の実施例におけるダイアフラムは平行な上部表面108と下部表面110とを有し、これらは共通して組立体全体に伸びる点線により示されたゾーン112を規定する平行面を規定する。このようなゾーンあるいはこのような少なくとも一部にある圧縮開放凹部114は、その中に配置される、即ち圧縮開放凹部114は、ダイアフラムの外側周辺領域の根元部になければならず、それ故にバルブ部材外側壁とハウジングの入口端部キャビティリーフの間でオーバーサイズとなった寸法関係により形成される圧縮力を阻止する。
【0051】
言い換えると、圧縮開放凹部114と他の圧縮開放凹部は、ダイアフラム壁の周辺領域が移動する領域を提供するが、これは外側の力がそれにかかり分配装置先端部54がダイアフラム壁106内に形成されたスリット開口116を介して力が加えられた時に当てはまる。シールキャップ16に類似したキャップ118を図1に示すが下側に伸ばすことにより組み立てを完了する。
【0052】
図10においても同様に、圧縮開放凹部120は、キャップ122とハウジング124の両方の一部として形成された外側に伸びた凹部により形成される。そしてこれはモールドするには実用的ではないが、このような凹部はハウジングの入口端部キャビティの内側壁内に形成することもできる。いずれの場合にも、圧縮開放はダイアフラムの外側周辺領域の近傍に開放凹部を配置することにより達成できる。上記の例においては凹部は、多くの実施例においてはこのようなゾーンの上あるいは下のいずれかに伸びる。
【0053】
本発明のバルブを長期挿入用カテーテルで使用する例を用いて説明したが、その様々な他のアプリケーションにも本発明のバルブあるいはその変形例を用いることができる。様々な変形例は本発明の精神と範囲を離れずに実行することができる。
【0054】
図10はハウジングの内側表面にのみ前記凹部が形成されたように示しているが、隣接する凹部はハウジングの内側表面とバルブ部材の外側表面の両方に同時に存在するようにしてもよい。
【0055】
以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。尚、特許請求の範囲に記載した参照番号がある場合は、発明の容易な理解のためで、その技術的範囲を制限するよう解釈されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】
組み立てられた閉鎖システムアダプタの断面図。
【図2】
閉鎖システムのサイドポートを有する閉鎖システムアダプタの他の実施例の断面図。
【図3】
図1のアダプタに分配チップが挿入された状態を示す図。
【図4】
従来技術にかかるダイアフラム型のバルブの部分断面図。
【図5】
他の従来技術にかかるダイアフラム型のバルブの部分断面図。
【図6】
本発明のバルブの他の実施例の部分断面図。
【図7】
柔軟なバルブ部材の他の実施例の断面図。
【図8】
図7のバルブ部材を用いた小型の胃壁穿通用装置の部分断面図。
【図9】
他の実施例の部分断面図。
【図10】
図9に類似する更に別の実施例の部分断面図。
【符号の説明】
10 閉鎖システムアダプタ
12 ハウジング
14 バルブ部材
16 シールキャップ
19,20 内側側壁
18 キャビティ
21 内部通路
22 テーパ状ボア
23 出口端
24 ステップ
25 階段状接続部分
27 上部入口開口
28 下部出口開口
29 ダイアフラム
31,32 上部外側壁
33,34 下部外側壁
39 オーリング
40 内側開口
47 サイドポート
48 主開口
49 サイドステム
42 ハウジング
50 主外側ハウジング
51 サイドステム外側ハウジング
43 流通路
45 テーパ状ボア
46 出口
44 側面枝通路
52 階段状部分
53 側面開口
54 分配装置先端部
55 チューブ
56 テーパ状後方端部
58 出口開口
57 かえし部分
59、60 リーフ
37,38 凹部
66,67 リーフ
65 ダイアフラムバルブ
61、62 ギャップ
63 スリット、開口
64 圧縮カラー
68,69 内側壁
70 スリット開口
71 バルブ
72,73 外側壁
74 ダイアフラム
75 スリット
76,77 内側壁
78 外側ハウジング
79 バルブ
80 キャップ
81 入口
82,83 側部部分
84 下方フランジ
85 内側接合表面
86 内側表面
87 入口バルブ室
88,89 凹部
90 ダイアフラム
92 ハウジング
93 部分組立体
94 外部カップリング
95,96 接合部
97,98 外側フランジ
100 内部流通路
101 端部
102 上部壁
104 キャップ
106 ダイアフラム壁
108 上部表面
110 下部表面
112 ゾーン
114 圧縮開放凹部
116 スリット開口
118 キャップ
120 圧縮開放凹部
122 キャップ
124 ハウジング
91 デバイス
99 チューブ
30 スリット

Claims (8)

  1. 内部に通路(18)が形成され、内側壁(19,20)を有するハウジング(12)と、
    前記通路(18)内に挿入された時に前記通路内でシールを形成するよう圧縮され、前記内側壁より大きな外側壁(31,32,33,34)を有するバルブ部材(14)と
    を有し
    前記バルブ部材(14)の内側は、スリット(30)を有するダイアフラム(29)を有し前記通路(18)に対しシールを提供し、
    前記ダイアフラム(29)の周辺領域において、前記外側壁(31,32、33,34)と前記内側壁(19,20)との間に、凹部(35,36)が存在する
    ことを特徴とするバルブ組立体。
  2. 前記凹部(35,36)は、ダイアフラムに隣接するバルブ部材の外側壁(31,32、33,34)の一部に形成された溝である
    ことを特徴とする請求項1記載のバルブ組立体。
  3. 前記凹部(35,36)は、ダイアフラムに隣接するハウジングの内側壁(19,20)の一部に形成された溝である
    ことを特徴とする請求項1記載のバルブ組立体。
  4. 前記凹部(35,36)は、
    ダイアフラムに隣接するバルブ部材の外側壁(31,32、33,34)の一部に形成された溝と、
    ダイアフラムに隣接するハウジングの内側壁(19,20)の一部に形成された溝である
    ことを特徴とする請求項1記載のバルブ組立体。
  5. 前記バルブ部材(14)は、一体で構成された弾力性のあるエラスマー材料製である。
    ことを特徴とする請求項1記載ないし4のいずれかに記載のバルブ組立体。
  6. 前記ダイアフラム(29)の周辺領域は、ダイアフラムの外側周辺領域の上側と下側の両方に伸びる
    ことを特徴とする請求項1記載ないし5のいずれかに記載のバルブ組立体。
  7. 前記バルブ部材(14)は、前記ダイアフラムの上方ではモールドされたオーリング表面を具備し、前記入口シールに対し分配セットチップを提供し、この分配セットチップは、ダイアフラムのスリットと係合する階段状部分を有する
    ことを特徴とする請求項1記載ないし7のいずれかに記載のバルブ組立体。
  8. 前記バルブ部材(14)は、挿入用カテーテルの一部、薬剤/栄養供給用チューブの一部、胃壁併設用供給チューブの一部のいずれかとして用いられる
    ことを特徴とする前記請求項1ないし7に記載のバルブ組立体を含む医療用装置。
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