JP2004514570A - 手持ち工作機械 - Google Patents
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Abstract
本発明は、手持ち工作機械であって、互いに直接隣接して逆方向に回転する2つの分離ディスク(11,12)と、ハウジング(102)と、互いに逆方向に駆動可能な、ハウジング(102)を越えて端部側で張り出した互いに同心的に回転支承された2つの駆動スピンドル(15,16)とが設けられており、両駆動スピンドル(15,16)の張出し端部(151,161)が、それぞれ1つの分離ディスク(11,12)を回動不能に取り付けるために形成されている形式のものに関する。内側の駆動スピンドル(16)の十分に大きな直径を達成するためには、内側の駆動スピンドル(16)が、一方の分離ディスク(12)の、信頼のおけるかつ確実な取付けのために適しており、内側の駆動スピンドル(16)が、外側の駆動スピンドル(15)の張出し端部(151)から外側の駆動スピンドル(15)内に押込み可能であり、かつ外側の駆動スピンドル(15)に対して相対的に軸方向で移動不能に位置決め可能であるように形成されている。
Description
【0001】
背景技術
本発明は、請求項1の上位概念部に規定した形式の、互いに直接隣接した状態で回転する、逆方向に回転する2つの分離ディスク、特に丸鋸刃を備えた手持ち工作機械から出発する。
【0002】
この形式の手持ち鋸盤として構成された手持ち工作機械(アメリカ合衆国特許第963520号明細書または国際公開第89/12522号パンフレット参照)は次のように構成されている。すなわち、内側の駆動スピンドルが、駆動スピンドルの、丸鋸刃を所持している張出し端部の方向で伝動装置内部から中空の外側の駆動軸内に押し込まれている。この結果、内側の駆動スピンドルを比較的に細く構成しなくてはならず、ひいいては内側の駆動スピンドルの、ハウジングから突出している張出し端部は大抵は、緊定すべき鋸刃のためのフランジおよび他の緊定手段を確実にかつ保持可能に固定するために、充分な直径を有していない。
【0003】
発明の利点
本発明による手持ち工作機械は、内側の駆動スピンドルを、伝動装置ハウジングの外部から外側の駆動スピンドル内に押込み可能であるように形成することによって、内側の駆動スピンドルの、分離ディスクを取り付ける張出し端部もほぼ任意の形状でかつ任意の直径を備えて形成することができるという利点を有している。なぜならば、内側の駆動スピンドルの張出し端部が組付け時にどこも通過される必要がないからである。この場合、外側の駆動スピンドルに対する内側の駆動スピンドルの軸方向の位置決めは、分離ディスク間隔を規定する、構成部材における公差を極めて小さく保つことができるという利点を有している。
【0004】
従属請求項に記載した手段によって、請求項1に記載した手持ち工作機械の有利な構成および改良が可能となる。
【0005】
本発明の代替的な実施形によれば、この場合、内側の駆動スピンドルの軸方向の固定は直接に外側の駆動スピンドルにおいて、有利には内側の駆動スピンドルのための、両駆動スピンドルに軸方向で支えられているラジアル軸受けによって、またはハウジングにおいて、有利には内側の駆動スピンドルのための、ハウジング内で軸方向に移動不能に収容されているラジアル軸受けの両側において、行われる。両場合に、ハウジング内で回転可能に支承されている駆動スピンドルはハウジング内で軸方向の移動を防止されている。
【0006】
本発明の有利な1実施形によれば、内側および外側の駆動スピンドルのそれぞれに、1つの、リングギヤを所持する入力車が座着しており、これらの入力車のリングギヤは、電動モータの出力軸により駆動され、入力車の同軸的な軸線に対して直角に整向された軸線を備えた出力車の歯と噛み合っている。直交伝動装置範囲内の機械の極めて扁平な構造形式を達成するために、入力車は皿状車として、かつ、出力車は皿状車の間に突入するピニオンとして、構成されている。
【0007】
本発明に有利な1実施形によれば、ハウジング内での外側の駆動スピンドルの回転支承と、外側の駆動スピンドル内での内側の駆動スピンドルの回転支承とが、それぞれ2つの軸方向で間隔をおいたラジアル軸受けによって行われ、この場合本発明の第1の実施代替形においては、外側の駆動スピンドルのラジアル軸受けは、それぞれ1つの、ハウジングに固定可能な、ハウジング開口を覆う軸受けカバー内に収容されている。有利には軸受けカバー内のラジアル軸受けは玉軸受けとして、かつ内側および外側の駆動スピンドルの間のラジアル軸受けはころ軸受けとして構成されている。
【0008】
本発明の好ましい1実施形によれば、入力車と出力車との間の歯遊びを調整するための手段が設けられており、この手段は、前述の第1の実施代替形においては、環状座金を有しており、これらの環状座金は、一面ではハウジングと他面では両軸受けカバーとの間に配置されており、かつその軸方向のリング厚さは所望の歯遊びに相応して選ばれている。
【0009】
本発明の好ましい第2の実施代替形によれば、外側の駆動スピンドルの両ラジアル軸受けの一方は、ハウジングに固定された軸受けカバーに収容されており、他方のラジアル軸受けは、スピンドル軸線に対して直角に延びるハウジングウェブ内に収容されており、このハウジングウェブはハウジング壁からハウジング内部内に延びている。内側および外側の駆動スピンドルの間に配置されている一方のラジアル軸受けは張出し端部の間に配置されており、かつ有利には玉軸受けとして構成されており、かつ他方のラジアル軸受けは外側の駆動スピンドルの張出し端部とは逆の端部に配置されており、かつ有利にはころ軸受けとして構成されている。歯遊びを調整する手段はやはり環状座金を有しており、しかしながらこれらの環状座金のうち少なくとも1つの環状座金は、ハウジングと軸受けカバーとの間に、かつ少なくとも1つの環状座金は、内側の駆動スピンドル上に構成されている環状肩部と内側の駆動スピンドル上に座着している入力車との間に、配置されており、この場合やはり環状座金の軸方向のリング厚さは所望の歯遊びに相応して選ばれている。
【0010】
これらの実施代替形は次のような利点を有している。すなわち、分離ディスクの軸方向の間隔に影響を及ぼす単に小さな公差連鎖が存在しており(大体において単に、駆動スピンドルの間に支えられているラジアル軸受けによって決定される)、したがって駆動スピンドルの張出し端部において構成されている分離ディスク取付け部の間の0.1〜0.2mmの公差を補償するために、付加的な手段は必要でないことである。更に、両、互いに逆向きに回転する分離ディスクの軸方向の間隔は皿状車伝動装置内の歯遊びの調整によって、影響されることはない。外側の駆動スピンドルと回転不能に結合されている入力車の歯遊びは組付けの際に、この入力車を所持している中空の外側の駆動軸がすでに2つの軸受けにより固定されていて、歯遊びの誤測定をもたらす外側の駆動軸の傾動が確実に阻止されている時点において、調整することができる。
【0011】
実施例の説明
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0012】
図1に縦断面図で部分的に示した、互いに隣接した状態での回転を可能にする軸方向の僅かなギャップ間隔を置いて配置された、有利には丸鋸刃として形成された互いに逆方向に回転する2つの分離ディスク11,12を備えた手持ち工作機械は機械ハウジング10を有している。この機械ハウジング10は、モータハウジング101と、このモータハウジング101にフランジ結合された伝動装置ハウジング102とに分割されている。モータハウジング101内には、分離ディスク11,12を駆動する電動モータが収容されている。図1には、この電動モータの出力軸13しか見ることができない。伝動装置ハウジング102内には直交伝動装置14が配置されている。この直交伝動装置14は、両分離ディスク11,12が互いに逆方向に回転するように出力軸13の回転運動を分離ディスク11,12に伝達する。この分離ディスク11,12のディスク軸線は出力軸13の軸線に対して直角に方向付けられている。
【0013】
各分離ディスク11,12は駆動スピンドル15,16に緊定されている。この場合、両駆動スピンドル15,16の、伝動装置ハウジング102を越えて突出した張出し端部151,161には分離ディスク取付け部17,18が形成されている。この場合、互いに平行に方向付けられた同軸的な分離ディスク11,12は、極めてほんの僅かな軸方向の間隔を互いに有している。緊定手段は、ここでは、駆動スピンドル16の張出し端部161に螺合されたナットによってシンボリックに示してある。この場合、分離ディスク取付け部17,18から分離ディスク11,12へのトルク伝達は形状接続(Formschluss)によって行われる。駆動スピンドル15,16は互いに同心的に配置されている。この場合、中空軸として形成された外側の駆動スピンドル15は内側の駆動スピンドル16を、この駆動スピンドル16の比較的大きな長さにわたって取り囲んでいる。外側の駆動スピンドル15は、互いに軸方向で間隔を置いて配置された、ここでは玉軸受けとして形成された2つのラジアル軸受け20,21によって伝動装置ハウジング102内に回転可能に支承されている。内側の駆動スピンドル16は、軸方向で間隔を置いて配置された、ここではころ軸受けとして形成された2つのラジアル軸受け22,23を介して外側の駆動スピンドル15に支持されている。外側の駆動スピンドル15のためのラジアル軸受け20,21は、それぞれ軸受けカバー24,25内に収容されている。この軸受けカバー24,25は伝動装置ハウジング102にねじによって固定されていて、この場合、互いに反対の側に位置する、伝動装置ハウジング102内の組付け開口26,27を閉鎖している。
【0014】
1つの出力車と、この出力車に噛み合う2つの入力車とを有する直交伝動装置14は、入力車として2つの皿状車28,29を有している。両皿状車28,29のうち、図1で見て上側の皿状車29は内側の駆動スピンドル16に回動不能に嵌められており、図1で見て下側の皿状車28は外側の駆動スピンドル15に回動不能に嵌められている。回転不能な結合は摩擦接続または形状接続、たとえば駆動スピンドル15,16への皿状車28,29のプレス嵌めまたは皿状車28と駆動スピンドル15との間のもしくは皿状車29と駆動スピンドル16との間の異形成形歯列もしくはスプラインによって形成することができる。皿状車28,29の両リングギヤ281,291の間には、電動モータの出力軸13に回動不能に結合された、直交伝動装置14の出力車を形成しているピニオン30が位置している。このピニオンの歯301は皿状車28,29のリングギヤ281,291に噛み合っている。ピニオン30と両皿状車28,29との間の歯遊びもしくはバックラッシを調整するためには、伝動装置ハウジング102と軸受けカバー24との間に環状座金31が配置されており、伝動装置ハウジング102と軸受けカバー25との間に環状座金32が配置されている。両環状座金31,32の軸方向のリング厚さは、ピニオン30と両皿状車28,29との間の所望の歯遊びに相応して選択される。しかし、構造に応じて、すでに環状座金31,32なしにまたは複数の環状座金31,32によって初めて、適切な歯遊びを達成することができる。
【0015】
両駆動スピンドル15,16は下側の軸受けカバー24を越えて張り出していて、駆動スピンドル15,16の張出し端部151,161にそれぞれ分離ディスク取付け部17;18を有している。内側の駆動スピンドル16は、外側の駆動スピンドル15の張出し端部151から外側の駆動スピンドル15内に押込み可能であるように形成されている。これによって、外側の駆動スピンドル15の張出し端部151だけでなく、内側の駆動スピンドル16の張出し端部161も、分離ディスク取付け部18を張出し端部161に確実にかつ保持可能に固定するためにまたは張出し端部161と一体の分離ディスク取付け部18を充分に大きな面で形成するために十分に大きな直径が存在するように寸法設定することができる。内側の駆動スピンドル16がラジアル軸受け21によって軸受けカバー25にかつ外側の駆動スピンドル15がラジアル軸受け20によって軸受けカバー24にそれぞれ軸方向で移動不能に位置固定されていることによって、内側の駆動スピンドル16は外側の駆動スピンドル15に対して相対的に軸方向で移動不能に位置固定されているので、分離ディスク取付け部17,18によって取り付けられた分離ディスク11,12は一定の間隔を互いに有している。この間隔の公差は、両ラジアル軸受け21,20の軸方向の公差によってしか規定されていない。
【0016】
直交伝動装置14と駆動スピンドル15、16との組付けは、以下のように実施される。
【0017】
ラジアル軸受け20,21は軸受けカバー24,25内に固く結合され、たとえば圧入されるかまたはプラスチックの射出成形によってこのプラスチックで取り囲まれるかまたは押し込まれ、図1に示したように、位置固定リング33,34によって保持される。ラジアル軸受け20内には外側の駆動スピンドル15が押し込まれ、軸方向で位置固定される。この位置固定は、外側の駆動スピンドル15に被せ嵌められる皿状車28のプレス嵌めによって行われるかまたは位置固定リング33によって行われる。前組付けされた外側の駆動スピンドル15は軸受けカバー24によって伝動装置ハウジング102に組み付けられ、ねじによって位置固定される。必要な場合には、1つまたはそれ以上の環状座金31を敷設することによって、下側の皿状車28とピニオン30との間の歯遊びが調整される。外側の駆動スピンドル15をラジアル軸受け20内に押し込む前になお、ころ軸受けとして形成された両ラジアル軸受け22,23がプレス嵌めによって外側の駆動スピンドル15内に組み付けられる。
【0018】
いま、すでに組み付けられた軸受けカバー側から、すなわち、外側の駆動スピンドル15の張出し端部151から内側の駆動スピンドル16が、外側の駆動スピンドル15の内部に配置されたラジアル軸受け22,23を通して押し込まれる。上方から皿状車29が内側の駆動スピンドル16に被せ嵌められ、この内側の駆動スピンドル16に、たとえば異形成形歯列によって回動不能に結合される。その後、組付けられたラジアル軸受け21を備えた上側の軸受けカバー25が内側の駆動スピンドル16に被せられる。このステップでは、上側の皿状車29とピニオン30との間の歯遊び適合のために、1つまたはそれ以上の環状座金32が伝動装置ハウジング102と上側の軸受けカバー25との間に装填されてよい。次いで、軸受けカバー25が伝動装置ハウジング102にねじによって固く螺合され、内側の駆動スピンドル16の軸方向の位置固定が、ラジアル軸受け21に対して支持されたナット35によって行われる。
【0019】
図2に同じく縦断面図で部分的に示した、互いに逆方向に回転する2つの分離ディスク11,12を備えた手持ち工作機械に対する変更された実施例は、機械ハウジング10と、伝動装置ハウジング102内に配置された直交伝動装置14と、同心的な両駆動スピンドル15,16とに関して合致している。両駆動スピンドル15,16の張出し端部151,161は、分離ディスク11,12のためのそれぞれ1つの分離ディスク取付け部17;18を有している。図1に示した実施例とは異なり、ここでは、分離ディスク11のための取付け部17が外側の駆動スピンドル15と一体に形成されておらず、別個の部材として張出し端部151に被せ嵌められている。内側の駆動スピンドル16はやはり、図2で見て下方から、すなわち、外側の駆動スピンドル15の張出し端部151から中空の駆動スピンドル15内に押し込むことができるように形成されている。
【0020】
外側の駆動スピンドル15はやはり、軸方向で間隔を置いて配置された2つのラジアル軸受け36,37を介して伝動装置ハウジング102内に回転可能に位置決めされている。この場合、一方のラジアル軸受け36は、図1に示した実施例のように軸受けカバー38内に収容されている。この軸受けカバー38は、伝動装置ハウジング102に設けられた下側の組付け開口26を閉鎖している。軸受けカバー38は同様にねじ(図示せず)によって伝動装置ハウジング102に固定されている。他方のラジアル軸受け37は、有利にはプレス嵌めによってハウジングウェブ29内に収容されている。このハウジングウェブ39は駆動スピンドル15,16の軸線に対して直角にハウジング壁102aからハウジング内部に延びている。ハウジングウェブ39は、伝動装置ハウジング102に設けられた両組付け開口26,27の間のほぼ中間に位置している。ハウジングウェブ39には貫通孔40が設けられている。この貫通孔40によって、伝動装置ハウジング102に設けられた、ハウジングウェブ39によって形成された両ハウジング室の間の伝動装置グリースの流れが可能となる。ピニオン30と、図2で見て下側の皿状車28との間の歯遊びを調整するためには、やはり軸受けカバー38と伝動装置ハウジング102との間に環状座金31が配置されている。この環状座金31の軸方向のリング厚さは所望の歯遊びに基づき寸法設定されている。ピニオン30と、図2で見て上側の皿状車29との間の歯遊びに対する調整可能性を獲得するためには、内側の駆動スピンドル16に、上側の皿状車29を軸方向で当て付けるための環状肩部162が形成されている。この環状肩部162と皿状車29との間には環状座金32が配置されている。この環状座金32の軸方向のリング厚さは、やはり上側の皿状車29とピニオン30との間の歯遊びを寸法設定している。図1に対してすでに記載したように、適切な歯遊びは、ここでもすでに環状座金31,32なしにまたは複数の環状座金31,32によって初めて達成することができる。
【0021】
図1と同様に内側の駆動スピンドル16は、軸方向で互いに間隔を置いて配置されたラジアル軸受け41,42によって外側の駆動スピンドル15内に支持されている。この場合、図2で見て下側のラジアル軸受け41は玉軸受けとして形成されていて、駆動スピンドル15,16の張出し端部151,161の領域に配置されている。図2の実施例では、ラジアル軸受け41が両分離ディスク取付け部17,18の間に配置されていて、内側の駆動スピンドル16の張出し端部161に形成された、ラジアル軸受け41のための環状の当付け肩部163によって、両駆動スピンドル15,16を互いに軸方向で直接位置決めしている。これによって、両分離ディスク11,12の軸方向の間隔が規定されている。この間隔の公差はラジアル軸受け41の軸方向の公差によってしか規定されていない。やはりころ軸受けとして形成されている他方のラジアル軸受け42は、駆動スピンドル15の張出し端部151とは反対の側の端部152に配置されていて、たとえば圧入によって摩擦接続的に位置固定されている。
【0022】
図2に示した、駆動スピンドル15,16を備えた直交伝動装置14の組付けは、以下のように実施される。
【0023】
ラジアル軸受け36は、たとえば位置固定リング33によって軸受けカバー38に結合される。しかし、プラスチック軸受けカバーの場合には、ラジアル軸受け36がプラスチックの射出成形によってこのプラスチックで取り囲まれてもよく、または軸受けカバー38がアルミニウムから形成されている場合には、ラジアル軸受け36を圧入することができる。中空の外側の駆動スピンドル15の端部152には、ころ軸受けとして形成されたラジアル軸受け42が設けられる。このラジアル軸受け42は、たとえば圧入される。この場合、このラジアル軸受け42は、外側の駆動スピンドル15の内部に加工成形された環状肩部に軸方向で支持されている。下方から外側の駆動スピンドル15には、下側の皿状車28と、軸受けカバー38と共に前組付けされたラジアル軸受け36と、分離ディスク取付け部17とが被せ嵌められる。内側の駆動スピンドル16には、玉軸受けとして形成されたラジアル軸受け41が結合され、外側の駆動スピンドル15内への内側の駆動スピンドル16の導入によって、ラジアル軸受け41が、外側の駆動スピンドル15の張出し端部151に設けられた分離ディスク取付け部17内に圧入され、位置固定リング43によって保持される。これにより、前組み付けされた構成ユニットが形成される。いま、この構成ユニットは伝動装置ハウジング102内に挿入される。この伝動装置ハウジング102に設けられたハウジングウェブ39にはまず、たとえば圧入によって、ころ軸受けとして形成されたラジアル軸受け37が設けられる。前組み付けされた構成ユニットは、中空の外側の駆動スピンドル15でハウジングウェブ39内のラジアル軸受け37によって案内され、軸受けカバー38でねじ(図示せず)によって伝動装置ハウジング102に固定され、これによって、下側の組付け開口26が閉鎖される。いま、下側の皿状車28の歯遊びが測定され、適宜なリング厚さを備えた環状座金31を軸受けカバー38と伝動装置ハウジング102との間に装填することによって調整される。歯遊びの測定および調整時には、外側の駆動スピンドル15が傾倒に対して安全に両ラジアル軸受け36,37に支承されている。歯遊びの調整は分離ディスク取付け部17、18の軸方向の間隔に影響を与えない。次いで、上側の皿状車29が内側の駆動スピンドル16に差し被せられ、ナット35によって位置固定される。内側の駆動スピンドル16と上側の皿状車29との間のトルク伝達は異形成形歯列(図示せず)によって確保される。いま、上側の皿状車29の歯遊びが測定される。この歯遊びの修正は、ナット35の解除と、内側の駆動スピンドル16に設けられた環状肩部162と上側の皿状車29との間への、適宜なリング厚さを備えた環状座金32の装填とによって行われる。この歯遊び調整も分離ディスク11,12のための分離ディスク取付け部17,18の軸方向の間隔に影響を与えない。運転中に一緒に回転するナット35をカバーするためには、上側の組付け開口27を覆うカバー44が設けられている。
【0024】
本発明は、説明した実施例に限定されていない。したがって、手持ち工作機械を分離グラインダとして使用するために、ここでは鋸刃として形成された分離ディスクが研削ディスクとして形成されてもよい。
【0025】
伝動装置ハウジング102の特に平らな構造が排除されると、両皿状車28,29および両皿状車28,29に係合したピニオン30の代わりに、全部で3つの伝動装置車を円錐車に置き換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
互いに逆方向に回転する2つの分離ディスクを備えた手持ち工作機械の部分的な縦断面図である。
【図2】
図1と同じ図で別の実施例を示す図である。
【符号の説明】
10 機械ハウジング、 11 分離ディスク、 12 分離ディスク、 13 出力軸、 14 直交伝動装置、 15 駆動スピンドル、 16 駆動スピンドル、 17 分離ディスク取付け部、 18 分離ディスク取付け部、 20 ラジアル軸受け、 21 ラジアル軸受け、 22 ラジアル軸受け、 23 ラジアル軸受け、 24 軸受けカバー、 25 軸受けカバー、 26 組付け開口、 27 組付け開口、 28 皿状車、 29 皿状車、 30 ピニオン、 31 環状座金、 32 環状座金、 33 位置固定リング、 34 位置固定リング、 35 ナット、 36 ラジアル軸受け、 37 ラジアル軸受け、 38 軸受けカバー、 39 ハウジングウェブ、 40 貫通孔、 41 ラジアル軸受け、 42 ラジアル軸受け、 43 位置固定リング、 44 カバー、 101 モータハウジング、 102 伝動装置ハウジング、 102a ハウジング壁、 151 張出し端部、 152 端部、 161 張出し端部、 162 環状肩部、 163 当付け肩部、 281 リングギヤ、 291 リングギヤ、 301 歯
背景技術
本発明は、請求項1の上位概念部に規定した形式の、互いに直接隣接した状態で回転する、逆方向に回転する2つの分離ディスク、特に丸鋸刃を備えた手持ち工作機械から出発する。
【0002】
この形式の手持ち鋸盤として構成された手持ち工作機械(アメリカ合衆国特許第963520号明細書または国際公開第89/12522号パンフレット参照)は次のように構成されている。すなわち、内側の駆動スピンドルが、駆動スピンドルの、丸鋸刃を所持している張出し端部の方向で伝動装置内部から中空の外側の駆動軸内に押し込まれている。この結果、内側の駆動スピンドルを比較的に細く構成しなくてはならず、ひいいては内側の駆動スピンドルの、ハウジングから突出している張出し端部は大抵は、緊定すべき鋸刃のためのフランジおよび他の緊定手段を確実にかつ保持可能に固定するために、充分な直径を有していない。
【0003】
発明の利点
本発明による手持ち工作機械は、内側の駆動スピンドルを、伝動装置ハウジングの外部から外側の駆動スピンドル内に押込み可能であるように形成することによって、内側の駆動スピンドルの、分離ディスクを取り付ける張出し端部もほぼ任意の形状でかつ任意の直径を備えて形成することができるという利点を有している。なぜならば、内側の駆動スピンドルの張出し端部が組付け時にどこも通過される必要がないからである。この場合、外側の駆動スピンドルに対する内側の駆動スピンドルの軸方向の位置決めは、分離ディスク間隔を規定する、構成部材における公差を極めて小さく保つことができるという利点を有している。
【0004】
従属請求項に記載した手段によって、請求項1に記載した手持ち工作機械の有利な構成および改良が可能となる。
【0005】
本発明の代替的な実施形によれば、この場合、内側の駆動スピンドルの軸方向の固定は直接に外側の駆動スピンドルにおいて、有利には内側の駆動スピンドルのための、両駆動スピンドルに軸方向で支えられているラジアル軸受けによって、またはハウジングにおいて、有利には内側の駆動スピンドルのための、ハウジング内で軸方向に移動不能に収容されているラジアル軸受けの両側において、行われる。両場合に、ハウジング内で回転可能に支承されている駆動スピンドルはハウジング内で軸方向の移動を防止されている。
【0006】
本発明の有利な1実施形によれば、内側および外側の駆動スピンドルのそれぞれに、1つの、リングギヤを所持する入力車が座着しており、これらの入力車のリングギヤは、電動モータの出力軸により駆動され、入力車の同軸的な軸線に対して直角に整向された軸線を備えた出力車の歯と噛み合っている。直交伝動装置範囲内の機械の極めて扁平な構造形式を達成するために、入力車は皿状車として、かつ、出力車は皿状車の間に突入するピニオンとして、構成されている。
【0007】
本発明に有利な1実施形によれば、ハウジング内での外側の駆動スピンドルの回転支承と、外側の駆動スピンドル内での内側の駆動スピンドルの回転支承とが、それぞれ2つの軸方向で間隔をおいたラジアル軸受けによって行われ、この場合本発明の第1の実施代替形においては、外側の駆動スピンドルのラジアル軸受けは、それぞれ1つの、ハウジングに固定可能な、ハウジング開口を覆う軸受けカバー内に収容されている。有利には軸受けカバー内のラジアル軸受けは玉軸受けとして、かつ内側および外側の駆動スピンドルの間のラジアル軸受けはころ軸受けとして構成されている。
【0008】
本発明の好ましい1実施形によれば、入力車と出力車との間の歯遊びを調整するための手段が設けられており、この手段は、前述の第1の実施代替形においては、環状座金を有しており、これらの環状座金は、一面ではハウジングと他面では両軸受けカバーとの間に配置されており、かつその軸方向のリング厚さは所望の歯遊びに相応して選ばれている。
【0009】
本発明の好ましい第2の実施代替形によれば、外側の駆動スピンドルの両ラジアル軸受けの一方は、ハウジングに固定された軸受けカバーに収容されており、他方のラジアル軸受けは、スピンドル軸線に対して直角に延びるハウジングウェブ内に収容されており、このハウジングウェブはハウジング壁からハウジング内部内に延びている。内側および外側の駆動スピンドルの間に配置されている一方のラジアル軸受けは張出し端部の間に配置されており、かつ有利には玉軸受けとして構成されており、かつ他方のラジアル軸受けは外側の駆動スピンドルの張出し端部とは逆の端部に配置されており、かつ有利にはころ軸受けとして構成されている。歯遊びを調整する手段はやはり環状座金を有しており、しかしながらこれらの環状座金のうち少なくとも1つの環状座金は、ハウジングと軸受けカバーとの間に、かつ少なくとも1つの環状座金は、内側の駆動スピンドル上に構成されている環状肩部と内側の駆動スピンドル上に座着している入力車との間に、配置されており、この場合やはり環状座金の軸方向のリング厚さは所望の歯遊びに相応して選ばれている。
【0010】
これらの実施代替形は次のような利点を有している。すなわち、分離ディスクの軸方向の間隔に影響を及ぼす単に小さな公差連鎖が存在しており(大体において単に、駆動スピンドルの間に支えられているラジアル軸受けによって決定される)、したがって駆動スピンドルの張出し端部において構成されている分離ディスク取付け部の間の0.1〜0.2mmの公差を補償するために、付加的な手段は必要でないことである。更に、両、互いに逆向きに回転する分離ディスクの軸方向の間隔は皿状車伝動装置内の歯遊びの調整によって、影響されることはない。外側の駆動スピンドルと回転不能に結合されている入力車の歯遊びは組付けの際に、この入力車を所持している中空の外側の駆動軸がすでに2つの軸受けにより固定されていて、歯遊びの誤測定をもたらす外側の駆動軸の傾動が確実に阻止されている時点において、調整することができる。
【0011】
実施例の説明
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0012】
図1に縦断面図で部分的に示した、互いに隣接した状態での回転を可能にする軸方向の僅かなギャップ間隔を置いて配置された、有利には丸鋸刃として形成された互いに逆方向に回転する2つの分離ディスク11,12を備えた手持ち工作機械は機械ハウジング10を有している。この機械ハウジング10は、モータハウジング101と、このモータハウジング101にフランジ結合された伝動装置ハウジング102とに分割されている。モータハウジング101内には、分離ディスク11,12を駆動する電動モータが収容されている。図1には、この電動モータの出力軸13しか見ることができない。伝動装置ハウジング102内には直交伝動装置14が配置されている。この直交伝動装置14は、両分離ディスク11,12が互いに逆方向に回転するように出力軸13の回転運動を分離ディスク11,12に伝達する。この分離ディスク11,12のディスク軸線は出力軸13の軸線に対して直角に方向付けられている。
【0013】
各分離ディスク11,12は駆動スピンドル15,16に緊定されている。この場合、両駆動スピンドル15,16の、伝動装置ハウジング102を越えて突出した張出し端部151,161には分離ディスク取付け部17,18が形成されている。この場合、互いに平行に方向付けられた同軸的な分離ディスク11,12は、極めてほんの僅かな軸方向の間隔を互いに有している。緊定手段は、ここでは、駆動スピンドル16の張出し端部161に螺合されたナットによってシンボリックに示してある。この場合、分離ディスク取付け部17,18から分離ディスク11,12へのトルク伝達は形状接続(Formschluss)によって行われる。駆動スピンドル15,16は互いに同心的に配置されている。この場合、中空軸として形成された外側の駆動スピンドル15は内側の駆動スピンドル16を、この駆動スピンドル16の比較的大きな長さにわたって取り囲んでいる。外側の駆動スピンドル15は、互いに軸方向で間隔を置いて配置された、ここでは玉軸受けとして形成された2つのラジアル軸受け20,21によって伝動装置ハウジング102内に回転可能に支承されている。内側の駆動スピンドル16は、軸方向で間隔を置いて配置された、ここではころ軸受けとして形成された2つのラジアル軸受け22,23を介して外側の駆動スピンドル15に支持されている。外側の駆動スピンドル15のためのラジアル軸受け20,21は、それぞれ軸受けカバー24,25内に収容されている。この軸受けカバー24,25は伝動装置ハウジング102にねじによって固定されていて、この場合、互いに反対の側に位置する、伝動装置ハウジング102内の組付け開口26,27を閉鎖している。
【0014】
1つの出力車と、この出力車に噛み合う2つの入力車とを有する直交伝動装置14は、入力車として2つの皿状車28,29を有している。両皿状車28,29のうち、図1で見て上側の皿状車29は内側の駆動スピンドル16に回動不能に嵌められており、図1で見て下側の皿状車28は外側の駆動スピンドル15に回動不能に嵌められている。回転不能な結合は摩擦接続または形状接続、たとえば駆動スピンドル15,16への皿状車28,29のプレス嵌めまたは皿状車28と駆動スピンドル15との間のもしくは皿状車29と駆動スピンドル16との間の異形成形歯列もしくはスプラインによって形成することができる。皿状車28,29の両リングギヤ281,291の間には、電動モータの出力軸13に回動不能に結合された、直交伝動装置14の出力車を形成しているピニオン30が位置している。このピニオンの歯301は皿状車28,29のリングギヤ281,291に噛み合っている。ピニオン30と両皿状車28,29との間の歯遊びもしくはバックラッシを調整するためには、伝動装置ハウジング102と軸受けカバー24との間に環状座金31が配置されており、伝動装置ハウジング102と軸受けカバー25との間に環状座金32が配置されている。両環状座金31,32の軸方向のリング厚さは、ピニオン30と両皿状車28,29との間の所望の歯遊びに相応して選択される。しかし、構造に応じて、すでに環状座金31,32なしにまたは複数の環状座金31,32によって初めて、適切な歯遊びを達成することができる。
【0015】
両駆動スピンドル15,16は下側の軸受けカバー24を越えて張り出していて、駆動スピンドル15,16の張出し端部151,161にそれぞれ分離ディスク取付け部17;18を有している。内側の駆動スピンドル16は、外側の駆動スピンドル15の張出し端部151から外側の駆動スピンドル15内に押込み可能であるように形成されている。これによって、外側の駆動スピンドル15の張出し端部151だけでなく、内側の駆動スピンドル16の張出し端部161も、分離ディスク取付け部18を張出し端部161に確実にかつ保持可能に固定するためにまたは張出し端部161と一体の分離ディスク取付け部18を充分に大きな面で形成するために十分に大きな直径が存在するように寸法設定することができる。内側の駆動スピンドル16がラジアル軸受け21によって軸受けカバー25にかつ外側の駆動スピンドル15がラジアル軸受け20によって軸受けカバー24にそれぞれ軸方向で移動不能に位置固定されていることによって、内側の駆動スピンドル16は外側の駆動スピンドル15に対して相対的に軸方向で移動不能に位置固定されているので、分離ディスク取付け部17,18によって取り付けられた分離ディスク11,12は一定の間隔を互いに有している。この間隔の公差は、両ラジアル軸受け21,20の軸方向の公差によってしか規定されていない。
【0016】
直交伝動装置14と駆動スピンドル15、16との組付けは、以下のように実施される。
【0017】
ラジアル軸受け20,21は軸受けカバー24,25内に固く結合され、たとえば圧入されるかまたはプラスチックの射出成形によってこのプラスチックで取り囲まれるかまたは押し込まれ、図1に示したように、位置固定リング33,34によって保持される。ラジアル軸受け20内には外側の駆動スピンドル15が押し込まれ、軸方向で位置固定される。この位置固定は、外側の駆動スピンドル15に被せ嵌められる皿状車28のプレス嵌めによって行われるかまたは位置固定リング33によって行われる。前組付けされた外側の駆動スピンドル15は軸受けカバー24によって伝動装置ハウジング102に組み付けられ、ねじによって位置固定される。必要な場合には、1つまたはそれ以上の環状座金31を敷設することによって、下側の皿状車28とピニオン30との間の歯遊びが調整される。外側の駆動スピンドル15をラジアル軸受け20内に押し込む前になお、ころ軸受けとして形成された両ラジアル軸受け22,23がプレス嵌めによって外側の駆動スピンドル15内に組み付けられる。
【0018】
いま、すでに組み付けられた軸受けカバー側から、すなわち、外側の駆動スピンドル15の張出し端部151から内側の駆動スピンドル16が、外側の駆動スピンドル15の内部に配置されたラジアル軸受け22,23を通して押し込まれる。上方から皿状車29が内側の駆動スピンドル16に被せ嵌められ、この内側の駆動スピンドル16に、たとえば異形成形歯列によって回動不能に結合される。その後、組付けられたラジアル軸受け21を備えた上側の軸受けカバー25が内側の駆動スピンドル16に被せられる。このステップでは、上側の皿状車29とピニオン30との間の歯遊び適合のために、1つまたはそれ以上の環状座金32が伝動装置ハウジング102と上側の軸受けカバー25との間に装填されてよい。次いで、軸受けカバー25が伝動装置ハウジング102にねじによって固く螺合され、内側の駆動スピンドル16の軸方向の位置固定が、ラジアル軸受け21に対して支持されたナット35によって行われる。
【0019】
図2に同じく縦断面図で部分的に示した、互いに逆方向に回転する2つの分離ディスク11,12を備えた手持ち工作機械に対する変更された実施例は、機械ハウジング10と、伝動装置ハウジング102内に配置された直交伝動装置14と、同心的な両駆動スピンドル15,16とに関して合致している。両駆動スピンドル15,16の張出し端部151,161は、分離ディスク11,12のためのそれぞれ1つの分離ディスク取付け部17;18を有している。図1に示した実施例とは異なり、ここでは、分離ディスク11のための取付け部17が外側の駆動スピンドル15と一体に形成されておらず、別個の部材として張出し端部151に被せ嵌められている。内側の駆動スピンドル16はやはり、図2で見て下方から、すなわち、外側の駆動スピンドル15の張出し端部151から中空の駆動スピンドル15内に押し込むことができるように形成されている。
【0020】
外側の駆動スピンドル15はやはり、軸方向で間隔を置いて配置された2つのラジアル軸受け36,37を介して伝動装置ハウジング102内に回転可能に位置決めされている。この場合、一方のラジアル軸受け36は、図1に示した実施例のように軸受けカバー38内に収容されている。この軸受けカバー38は、伝動装置ハウジング102に設けられた下側の組付け開口26を閉鎖している。軸受けカバー38は同様にねじ(図示せず)によって伝動装置ハウジング102に固定されている。他方のラジアル軸受け37は、有利にはプレス嵌めによってハウジングウェブ29内に収容されている。このハウジングウェブ39は駆動スピンドル15,16の軸線に対して直角にハウジング壁102aからハウジング内部に延びている。ハウジングウェブ39は、伝動装置ハウジング102に設けられた両組付け開口26,27の間のほぼ中間に位置している。ハウジングウェブ39には貫通孔40が設けられている。この貫通孔40によって、伝動装置ハウジング102に設けられた、ハウジングウェブ39によって形成された両ハウジング室の間の伝動装置グリースの流れが可能となる。ピニオン30と、図2で見て下側の皿状車28との間の歯遊びを調整するためには、やはり軸受けカバー38と伝動装置ハウジング102との間に環状座金31が配置されている。この環状座金31の軸方向のリング厚さは所望の歯遊びに基づき寸法設定されている。ピニオン30と、図2で見て上側の皿状車29との間の歯遊びに対する調整可能性を獲得するためには、内側の駆動スピンドル16に、上側の皿状車29を軸方向で当て付けるための環状肩部162が形成されている。この環状肩部162と皿状車29との間には環状座金32が配置されている。この環状座金32の軸方向のリング厚さは、やはり上側の皿状車29とピニオン30との間の歯遊びを寸法設定している。図1に対してすでに記載したように、適切な歯遊びは、ここでもすでに環状座金31,32なしにまたは複数の環状座金31,32によって初めて達成することができる。
【0021】
図1と同様に内側の駆動スピンドル16は、軸方向で互いに間隔を置いて配置されたラジアル軸受け41,42によって外側の駆動スピンドル15内に支持されている。この場合、図2で見て下側のラジアル軸受け41は玉軸受けとして形成されていて、駆動スピンドル15,16の張出し端部151,161の領域に配置されている。図2の実施例では、ラジアル軸受け41が両分離ディスク取付け部17,18の間に配置されていて、内側の駆動スピンドル16の張出し端部161に形成された、ラジアル軸受け41のための環状の当付け肩部163によって、両駆動スピンドル15,16を互いに軸方向で直接位置決めしている。これによって、両分離ディスク11,12の軸方向の間隔が規定されている。この間隔の公差はラジアル軸受け41の軸方向の公差によってしか規定されていない。やはりころ軸受けとして形成されている他方のラジアル軸受け42は、駆動スピンドル15の張出し端部151とは反対の側の端部152に配置されていて、たとえば圧入によって摩擦接続的に位置固定されている。
【0022】
図2に示した、駆動スピンドル15,16を備えた直交伝動装置14の組付けは、以下のように実施される。
【0023】
ラジアル軸受け36は、たとえば位置固定リング33によって軸受けカバー38に結合される。しかし、プラスチック軸受けカバーの場合には、ラジアル軸受け36がプラスチックの射出成形によってこのプラスチックで取り囲まれてもよく、または軸受けカバー38がアルミニウムから形成されている場合には、ラジアル軸受け36を圧入することができる。中空の外側の駆動スピンドル15の端部152には、ころ軸受けとして形成されたラジアル軸受け42が設けられる。このラジアル軸受け42は、たとえば圧入される。この場合、このラジアル軸受け42は、外側の駆動スピンドル15の内部に加工成形された環状肩部に軸方向で支持されている。下方から外側の駆動スピンドル15には、下側の皿状車28と、軸受けカバー38と共に前組付けされたラジアル軸受け36と、分離ディスク取付け部17とが被せ嵌められる。内側の駆動スピンドル16には、玉軸受けとして形成されたラジアル軸受け41が結合され、外側の駆動スピンドル15内への内側の駆動スピンドル16の導入によって、ラジアル軸受け41が、外側の駆動スピンドル15の張出し端部151に設けられた分離ディスク取付け部17内に圧入され、位置固定リング43によって保持される。これにより、前組み付けされた構成ユニットが形成される。いま、この構成ユニットは伝動装置ハウジング102内に挿入される。この伝動装置ハウジング102に設けられたハウジングウェブ39にはまず、たとえば圧入によって、ころ軸受けとして形成されたラジアル軸受け37が設けられる。前組み付けされた構成ユニットは、中空の外側の駆動スピンドル15でハウジングウェブ39内のラジアル軸受け37によって案内され、軸受けカバー38でねじ(図示せず)によって伝動装置ハウジング102に固定され、これによって、下側の組付け開口26が閉鎖される。いま、下側の皿状車28の歯遊びが測定され、適宜なリング厚さを備えた環状座金31を軸受けカバー38と伝動装置ハウジング102との間に装填することによって調整される。歯遊びの測定および調整時には、外側の駆動スピンドル15が傾倒に対して安全に両ラジアル軸受け36,37に支承されている。歯遊びの調整は分離ディスク取付け部17、18の軸方向の間隔に影響を与えない。次いで、上側の皿状車29が内側の駆動スピンドル16に差し被せられ、ナット35によって位置固定される。内側の駆動スピンドル16と上側の皿状車29との間のトルク伝達は異形成形歯列(図示せず)によって確保される。いま、上側の皿状車29の歯遊びが測定される。この歯遊びの修正は、ナット35の解除と、内側の駆動スピンドル16に設けられた環状肩部162と上側の皿状車29との間への、適宜なリング厚さを備えた環状座金32の装填とによって行われる。この歯遊び調整も分離ディスク11,12のための分離ディスク取付け部17,18の軸方向の間隔に影響を与えない。運転中に一緒に回転するナット35をカバーするためには、上側の組付け開口27を覆うカバー44が設けられている。
【0024】
本発明は、説明した実施例に限定されていない。したがって、手持ち工作機械を分離グラインダとして使用するために、ここでは鋸刃として形成された分離ディスクが研削ディスクとして形成されてもよい。
【0025】
伝動装置ハウジング102の特に平らな構造が排除されると、両皿状車28,29および両皿状車28,29に係合したピニオン30の代わりに、全部で3つの伝動装置車を円錐車に置き換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
互いに逆方向に回転する2つの分離ディスクを備えた手持ち工作機械の部分的な縦断面図である。
【図2】
図1と同じ図で別の実施例を示す図である。
【符号の説明】
10 機械ハウジング、 11 分離ディスク、 12 分離ディスク、 13 出力軸、 14 直交伝動装置、 15 駆動スピンドル、 16 駆動スピンドル、 17 分離ディスク取付け部、 18 分離ディスク取付け部、 20 ラジアル軸受け、 21 ラジアル軸受け、 22 ラジアル軸受け、 23 ラジアル軸受け、 24 軸受けカバー、 25 軸受けカバー、 26 組付け開口、 27 組付け開口、 28 皿状車、 29 皿状車、 30 ピニオン、 31 環状座金、 32 環状座金、 33 位置固定リング、 34 位置固定リング、 35 ナット、 36 ラジアル軸受け、 37 ラジアル軸受け、 38 軸受けカバー、 39 ハウジングウェブ、 40 貫通孔、 41 ラジアル軸受け、 42 ラジアル軸受け、 43 位置固定リング、 44 カバー、 101 モータハウジング、 102 伝動装置ハウジング、 102a ハウジング壁、 151 張出し端部、 152 端部、 161 張出し端部、 162 環状肩部、 163 当付け肩部、 281 リングギヤ、 291 リングギヤ、 301 歯
Claims (10)
- 手持ち工作機械であって、軸方向で直接隣接して配置された互いに逆方向に回転する2つの分離ディスク(11,12)、特に丸鋸刃と、ハウジング(102)と、互いに逆方向に駆動可能な、ハウジング(102)を越えて端部側で張り出した互いに同心的に回転支承された2つの駆動スピンドル(15,16)とが設けられており、両駆動スピンドル(15,16)の張出し端部(151,161)が、それぞれ1つの分離ディスク(11,12)を回動不能に取り付けるために形成されている形式のものにおいて、内側の駆動スピンドル(16)が、外側の駆動スピンドル(15)の張出し端部(151)から外側の駆動スピンドル(15)内に押込み可能に形成されていて、外側の駆動スピンドル(15)に対して相対的に軸方向で移動不能に位置決めされていることを特徴とする、手持ち工作機械。
- 内側の駆動スピンドル(16)と外側の駆動スピンドル(15)とに、リングギヤ(281;291)を支持するそれぞれ1つの入力車(28;29)が回動不能に嵌められており、該入力車(28;29)のリングギヤ(281;291)が、入力車(28,29)の同軸的な軸線に対して直角に方向付けられた車軸線を備えた、駆動モータ、有利には電動モータの出力軸(13)によって駆動可能な出力車(30)の歯(301)に噛み合っており、有利には、入力車(28,29)が、皿状車(28,29)として形成されており、出力車(30)が、ピニオン(30)として形成されている、請求項1記載の手持ち工作機械。
- 入力車(28,29)と出力車(30)との間の歯遊びを調整するための手段が設けられている、請求項2記載の手持ち工作機械。
- ハウジング(102)内での外側の駆動スピンドル(15)の回転支承と、外側の駆動スピンドル(15)内での内側の駆動スピンドル(16)の回転支承とが、それぞれ軸方向で互いに間隔を置いて配置された2つのラジアル軸受け(20,21;22,23;36,37;41,42)によって行われている、請求項2または3記載の手持ち工作機械。
- 外側の駆動スピンドル(15)のラジアル軸受け(20,21)が、ハウジング開口(26,27)を閉鎖する、ハウジング(102)に固定可能なそれぞれ1つの軸受けカバー(24,25)内に収容されている、請求項4記載の手持ち工作機械。
- 歯遊び調整のための手段が、一方でハウジング(102)と他方で両軸受けカバー(24,25)との間に配置された環状座金(31,32)を有しており、該環状座金(31,32)の軸方向のリング厚さが、所望の歯遊びに相応して選択されている、請求項5記載の手持ち工作機械。
- 外側の駆動スピンドル(15)の一方のラジアル軸受け(36)が、ハウジング(102)に固定可能な軸受けカバー(38)内に収容されており、該軸受けカバー(38)が、駆動スピンドル(15,16)の張出し端部(151,161)に面した側のハウジング開口(26)を閉鎖しており、他方のラジアル軸受け(37)が、スピンドル軸線に対して直角に延びるハウジングウェブ(39)内に収容されており、該ハウジングウェブ(39)が、ハウジング壁(102a)からハウジング内部に延びていて、有利には貫通孔(40)を備えている、請求項4記載の手持ち工作機械。
- 歯遊びを調整するための手段が、環状座金(31,32)を有しており、該環状座金(31,32)のうち、少なくとも1つの環状座金(31)が、ハウジング(102)と軸受けカバー(38)との間に配置されており、少なくとも1つの環状座金(32)が、内側の駆動スピンドル(16)に形成された環状肩部(162)と、内側の駆動スピンドル16(16)に嵌められた入力車(29)との間に配置されており、環状座金(31,32)の軸方向のリング厚さが、所望の歯遊びに相応して選択されている、請求項7記載の手持ち工作機械。
- 外側の駆動スピンドル(15)に対する内側の駆動スピンドル(16)の軸方向の位置決めが、ただ1つの構成部材、有利には、駆動スピンドル(15,16)の張出し端部(151,161)の間にまたは分離ディスク(11,12)のための、張出し端部(151,161)に形成された取付け部(17,18)の間に軸方向で支持されたラジアル軸受け(41)によって行われている、請求項7または8記載の手持ち工作機械。
- 軸受けカバー(38)によって閉鎖されたハウジング開口(26)とは反対の側に位置する第2のハウジング開口(27)が、ハウジング(102)に解離可能に固定されたカバー(44)によって閉鎖されている、請求項7から9までのいずれか1項記載の手持ち工作機械。
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