JP2004513422A - Network-based payment service between users - Google Patents
Network-based payment service between users Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004513422A JP2004513422A JP2002539921A JP2002539921A JP2004513422A JP 2004513422 A JP2004513422 A JP 2004513422A JP 2002539921 A JP2002539921 A JP 2002539921A JP 2002539921 A JP2002539921 A JP 2002539921A JP 2004513422 A JP2004513422 A JP 2004513422A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- page
- pay
- payment
- visitor
- user
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000002747 voluntary effect Effects 0.000 claims abstract description 21
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 104
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 32
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 16
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 11
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 6
- 230000000977 initiatory effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000007115 recruitment Effects 0.000 claims description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 2
- 238000010348 incorporation Methods 0.000 claims 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims 1
- 230000006870 function Effects 0.000 abstract description 32
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 23
- 235000014510 cooky Nutrition 0.000 description 11
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 9
- 230000009471 action Effects 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 2
- 230000008570 general process Effects 0.000 description 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 238000012552 review Methods 0.000 description 1
- 238000010200 validation analysis Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q20/00—Payment architectures, schemes or protocols
- G06Q20/08—Payment architectures
- G06Q20/12—Payment architectures specially adapted for electronic shopping systems
- G06Q20/123—Shopping for digital content
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q20/00—Payment architectures, schemes or protocols
- G06Q20/02—Payment architectures, schemes or protocols involving a neutral party, e.g. certification authority, notary or trusted third party [TTP]
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q20/00—Payment architectures, schemes or protocols
- G06Q20/08—Payment architectures
- G06Q20/12—Payment architectures specially adapted for electronic shopping systems
Landscapes
- Business, Economics & Management (AREA)
- Accounting & Taxation (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Strategic Management (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Business, Economics & Management (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Finance (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
ネットワークベースの決済サービスは、コンピュータネットワーク上でオンラインユーザ間決済を円滑にする各種機能を備える。このサービスは、ペイページアプリケーション(76)を実行するサービスプロバイダWebサイト(66)によって提供され、ユーザはこれを利用して、他のユーザから決済を受け取るためのカスタマイズされたペイページをリモートで定義する。ペイページアプリケーション(76)はさらに、サービスのユーザのアカウント間(72)の送金も処理する。一実施の形態では、ペイページアプリケーション(76)は1つ以上の「ペイボックス」を定義するペイページ所有者向けの機能を備え、その結果生じる決済の手数料を受け取るアソシエートのWebサイトを含む、他のWebサイト(120)から決済を開始することができる。他の機能として、ユーザがサービスプロバイダサイト(66)の外部にあるWebサイト(120)から1回操作決済を実行する機能を備える。さらに、ビジターが自発的または必須の決済を行ったかどうか、またはその程度に基づいてコンテンツおよびサービスへのアクセスを制御する各種機能についても開示している。The network-based payment service has various functions for facilitating online user payment on a computer network. This service is provided by a service provider website (66) running a pay page application (76), which allows the user to remotely define a customized pay page for receiving payments from other users. I do. The paypage application (76) also handles remittances between accounts (72) of service users. In one embodiment, the paypage application (76) includes a feature for paypage owners that defines one or more "payboxes", including an associate web site that receives a commission for the resulting payment. Payment can be started from the Web site (120). As another function, a function is provided for a user to execute one-time operation settlement from a Web site (120) outside the service provider site (66). It also discloses various features that control access to content and services based on whether or not the visitor has made a voluntary or mandatory payment, or to what extent.
Description
【0001】
(発明の分野)
本発明は、ユーザが他のユーザに支払をするために使用できるコンピュータによって実装されたサービスおよびユーザインターフェイスに関するものである。本発明はさらに、ユーザ間決済サービスを、コンテンツまたはサービスプロバイダのWebサイトを含む(但し、これらに限定はされない)外部のWebサイトに組み込む方法にも関係する。
【0002】
(発明の背景)
ユーザが他のユーザから集金できるようにするさまざまなWebベースのサービスが開発されている。このようなサービスの例として、QpassとBillPointがある。一般的に、これらのサービスにいろいろな欠陥がある。
【0003】
このような欠陥の1つとして、通常かなりの回数のセットアップステップを支払人が実行してからでないと新規受取人に支払できないという欠点がある。そのため、既存のサービスは受取人が多数のユーザから少額または一回限りの支払を集金するのにはあまり適していない。例えば、このような支払を集金する必要があるのは、著者、音楽家、またはその他のコンテンツ作成者がダウンロード可能コンテンツの消費者に献金を求めたいときや、慈善団体がオンライン寄付を一般大衆に求めたいときである。
【0004】
また、多くの既存の決済サービスは、Webサイト運営者が集金プロセスを自分のWebサイトに組み込むための簡単なメカニズムを備えていないという欠点もある。そのため、従来技術の決済サービスは小規模なWebサイト運営者が支払を請求し、自社Webサイトで集金するのには適していない。例えば、このようなことが必要になるのは、Webサイトの運営者がそのサイトがホストとなっているコンテンツの支払を消費者から受けたいときである。またさらに、既存の決済サービスは、受取人が他のWebサイト運営者に集金プロセスの協力を求める適切なメカニズムを備えていないという欠点もある。
【0005】
従来技術の決済サービスはさらに通常、カスタマイズされた、または個人化された支払要求を受取人に効率よく送る機能を欠いている。このような要求を出す必要があるのは、例えば、売り手が個人化されたインボイスを買い手に送信したいときや、個人が小規模な友人グループにイベント関連の献金を要請したい場合である。
【0006】
また多くの決済サービスには、このようなユーザが自発的に、または要求されて支払を行ったかどうかに応じて、またはその程度に応じて、外部Webサイトがコンテンツをユーザに提供するためのメカニズムが欠如している。さらに、従来の決済システムは通常、戻り顧客を認識することができない。
【0007】
(発明の特徴の概要)
本発明では、ユーザ間決済に関連するさまざまな創意に富んだ機能を提示することにより、上記の問題やその他の問題を解消する。これらの機能は、所定の決済サービスに、個別に実装することも、または適切な組合せにより実装することもできる。この決済サービスは、決済サービスプロバイダのWebサイトを通じて実装することができる。(本明細書で使用しているように、「Web」という用語は、ユーザがハイパーリンクを使用するページまたはドキュメント間を移動するためのナビゲーションインターフェイスを一般に意味し、「Webサイト」はこのようなナビゲーションインターフェイスをサポートするネットワークで接続されたサーバシステムを一般に意味する。)
【0008】
本発明の一つの特徴に、支払を受け取るためのカスタマイズ可能な受取人固有のペイページの使用がある。一実施の形態では、サービスの各ユーザは、サービスプロバイダサイトの1組のペイページ構成ページを通じて、他のユーザから支払を受け取るための1つまたは複数のペイページを設定することができる。ペイページは、受取人が、受取人および/またはペイページの目的を記述したテキストコンテンツおよびグラフィックコンテンツを使ってカスタマイズすることができる。例えば、コンテンツ作成者は、作品をダウンロードするユーザから自己申告システム決済を集金するためのペイページを作成し、そのペイページにコンテンツ作成者および/または作品を説明することができる。受取人はさらに、最小支払金額および提案支払金額などの、ペイページのいくつかのパラメータまたは動作を指定することもできる。他のユーザは、そのペイページを訪れて、クレジットカードによる決済またはその他の決済を受取人に対して行うことができる。一実施の形態では、ユーザ(支払人)は、1−Click(商標)オプションを設定し、それを有効にした後には、マウスをクリックするなどの1回の操作で他のユーザに対するペイページの支払を行うことができる。
【0009】
本発明の他の特徴として、ユーザが様々な決済シナリオについてカスタマイズされたペイページを設定することができるペイページテンプレートを使用することがあげられる。それぞれのテンプレートで、ペイページの表示要素及び動作を指定するのが好ましい。一般的な決済、自己申告システム決済、ティップ支払(tipping)、必要な支払、チャリティー、オークション、インボイス作成、およびイベントなどを含むが、これに限られないさまざまな決済シナリオに対するテンプレートを、サービスプロバイダ側で提供することができる。
【0010】
他の特徴として、受取人および/または第三者のWebサイトから支払人がペイページ決済を開始することができるペイボックスの使用があげられる。各ペイボックスは、対応するペイページへのリンクとして使用され、ホストページ内のバナー型グラフィック画像(または他の種類の表示オブジェクト)として表示することができる。ペイボックスの各インスタンスで、提案決済額、ペイページ色、またはテキスト記述などの、URL(Uniform Resource Locator)によりプリセットまたは渡すことができる1つまたは複数のペイページパラメータを指定することができる。
【0011】
好ましい一実施の形態では、このペイボックス画像は、サービスプロバイダサイト側で提供され、(例えば、ユーザの名前を表示することにより)サービスの承認されたユーザ用にカスタマイズされる。ペイボックスを選択することで、ユーザのブラウザにより対応する(渡されたパラメータに応じてカスタマイズされた)ペイページを参照するか、またはいくつかの実施の形態では、決済を1回の操作による取引として実行する。この機能を使用することにより、Webサイト運営者は、サービスプロバイダを利用して、決済に対する集金を行いながら自らのWebサイト上で決済を求めることができる。さらに、Webサイト運営者は、決済プロセス実行時およびそれ以降に支払人に対し表示するメッセージ機能をカスタマイズすることができる。
【0012】
他の機能として、外部Webサイト(サービスプロバイダサイトから切り離され、異なるWebサイト)のページ内で個人化されたペイボックス画像などの個別表示オブジェクトを提供する機能がある。一実施の形態では、表示オブジェクトへの参照を外部Webページのコーディングに取り込み、ビジターのブラウザで表示オブジェクトをサービスプロバイダサイトに要求するようにする。承認されているユーザ/ブラウザからこのような要求を受け取った後、サービスプロバイダサイトでは特定のユーザに合わせて表示オブジェクトのコンテンツを個人化し、表示用の個人化されたオブジェクトをWebページ内に戻す。例えば、表示オブジェクトは、(a)ユーザの名前、(b)ユーザのクレジットカード番号の一部、(c)オブジェクトの選択により特定の受取人が特定の金額の支払を受けるという通知、(d)製品および/またはサービスの個人推奨事項、(e)関連コンテンツへのリンク、(f)決済確認メッセージなどの情報のうち1つ以上を表示することにより、個人化することができる。この特徴の重要な態様として、個人化されたコンテンツを外部Webページ内に表示する際に、外部のWebサイトまたはその運営者に対し、そのようなコンテンツ、またはユーザのその他の個人情報を公開しないということがある。
【0013】
本発明の他の特徴として、サービスのユーザが、好ましくは結果の付託に対する手数料、報奨金支払、またはその他の補償金と引き換えに、他のユーザのペイボックスまたはその他の決済リンクのホストとなることができるアソシエートプログラムがある。一実施の形態では、受取人(ペイページ所有者)は、ペイページをアソシエート有効化し、他のユーザがホストになれるように1つ以上の対応するペイボックスをセットアップすることができる。それ以降、他のユーザは、自分のWebサイト上にそれらのペイボックスをインストールし、決済を生じる付託に対する手数料を稼ぐことができる。例えば、この機能を使用することで、ユーザはお好みの慈善事業(のペイボックスのホストになることにより)の資金を調達することができる。さらに、著者、音楽家、またはその他のコンテンツ作成者は、他のユーザによるダウンロード可能な作品の再版を、その作品とともにコンテンツ作成者のペイボックスを表示するという条件のもとで許可することができる。
【0014】
他の特徴として、自発的決済履歴(例えば、オプションが表示されたときに自発的決済を行う頻度)に基づいて個々のユーザを格付けするという機能がある。これらの支払人格付けを利用して、コンテンツプロバイダ(通常、ペイページ所有者)がボーナスコンテンツへのアクセスなどの特別待遇を、まじめな支払人に対して提供するようにできる。一実施の形態では、コンテンツプロバイダは、ビジターの決済履歴に応じてビジターのブラウザを複数のリダイレクト先URLのうちの1つにリダイレクトするように、決済サービスを設計することができる。例えば、決済格付けが悪いユーザは、標準バージョンのオーディオ作品にリダイレクトされ、良い格付けのユーザは、専用バージョンの作品にリダイレクトされる。この方法を用いることにより、格付けベースのコンテンツをユーザに提供する際に、ユーザの素性または決済格付けをコンテンツプロバイダに公表しなくて済む。他の特徴として、ただし決済履歴以外の何らかのユーザ属性に基づき、上記のようにビジターのブラウザをリダイレクトする機能がある。例えば、サービスプロバイダサイトで、ユーザが特定の購入を行ったかどうかに基づきリダイレクト先URLを選択することも可能である(例えば、特定のCDを購入したユーザはそのCDに関連するボーナストラックにアクセスできるが、それ以外のユーザはそのようなボーナストラックのサンプルにしかアクセスできない)。
【0015】
他の特徴として、ペイページ所有者によって指定されたリダイレクト先URLにあるコンテンツに、決済ベースでアクセスできるようにすることがあげられる。一実施の形態では、ビジターが決済プロセスを完了すると、サービスプロバイダサイトでは特定の規約に応じて取引データ列をフォーマットし、暗号化する。例えば、取引データには、支払金額、日付、時刻、ユーザの電子メールアドレス、および要求を行うコンピュータのIPアドレスの中の1つ以上が含まれる。サービスプロバイダサイトでは、暗号化された文字列を、好ましくはリダイレクトメッセージを介してリダイレクト先URLと共に、送信先サイトに渡す。リダイレクト先サイトでは、文字列を復号化して妥当性の確認を行い、取引データが有効か否かに応じて、関連するコンテンツへのアクセスを許可または禁止する。他の実施の形態では、支払人に対して、後続する決済でURLを平文で与える。
【0016】
他の特徴として、ユーザがカスタマイズされた決済要求を他のユーザに送信するサービスがある。決済要求を送信するには、受取人が既存のペイページを作成または選択してから、そのページを支払人に表示する仕方を指定するのが好ましい。例えば、オークションの売り手はペイページ内に表示する品目名、落札価格、税金、および発送料を指定することができる。次に、このサービスは、ペイページへのリンクを含む電子メールを決済要求受信者に送信する。このリンクのURL部分は、そのページの表示の仕方を指定するパラメータを含んでいるのが好ましい。例えば、この機能を使用して、カスタムインボイスを購入者に送信し、小規模なユーザグループから会費およびイベント関連の寄付金を集金することができる。
【0017】
他のサービスの機能では、受取人は自分のペイページにリアルタイム決済カウンタを表示することができる。例えば、このカウンタを、受取人指定の目標とともに、開始してから受け取った支払の回数または金額を示す目標チャートとして表示するようにできる。この機能は、チャリティーのペイページで使用でき、例えば、寄付金集めイベントのときに受け取った金額の合計をリアルタイムで表示することができる。さらに、ダウンロード可能な作品の作成者は、この機能を使用して、特定の作品について自己申告システム決済を行ったビジターの数を示すことができる。
【0018】
他の特徴として、外部Webページ内に1回の操作で行える決済リンクを用意し、ユーザがコンテンツの項目にアクセスしてその決済を行えるようにする機能がある。例えば、コンテンツプロバイダサイトに、ユーザが特定の項目にアクセスしてその対価を支払うための決済リンクを挿入することができる。認知された1−Clickユーザがこのリンクを選択すると、SPサイトでは、ビジターのアカウントに対して課金し(通常は、5セントから50セントまでの範囲の少額決済)、ビジターのブラウザをそのコンテンツが含まれるコンテンツプロバイダのページにリダイレクトする。このコンテンツページには、決済確認メッセージを表示するバーなど、サービスプロバイダサイト側で用意する1つまたは複数の表示オブジェクトを挿入することができる。同一ユーザが複数回決済を行う場合、ユーザのクレジットカードでの支払のために、これらの決済は総計される。コンテンツページはさらに、「決済取消」ボタンやコンテンツ項目を個人のライブラリに追加するためのボタンなどの、サービスプロバイダサイトによって提供される他のサービスへのリンクを含むこともできる。
【0019】
本発明のさまざまな機能は、HTML(ハイパテキストマークアップ言語)に基づく従来のWebサイト内に実装することができ、さらにHDML(携帯デバイスマークアップ言語)、XML(拡張マークアップ言語)、およびその他のコーディング規約を使用するWebサイト内に実装することもできる。
【0020】
(好ましい実施の形態の詳細な説明)
さまざまな本発明の機能を実現するコンピュータ実装決済サービスについて、図面を参照して説明する。サービスのホストとなるのはサービスプロバイダサイト(一般に「システム」とも呼ぶ)であり、図に示されている実施の形態では、HTMLベースのワールドワイドウェブ(World Wide Web)サイトである。図からわかるように、サービスおよびそのさまざまな機能は、ワイヤレスブラウズ機能を備えるシステムなどの他の種類のWebサイトおよびサーバシステム内に実装することもできる。本明細書において説明しているさまざまなサービス機能は、1つまたは複数の汎用コンピュータにより実行されるソフトウェアで実装するのが好ましいが、他の種類のコンピューティングデバイスを使用して実装することも可能である。
【0021】
明らかなように、本発明のサービスのさまざまな機能は、本明細書の記載と違った形で実装することができる。さらに、実装するサービスは、開示されている機能のサブセットのみを備えることも、かつ/または開示されていない追加の機能を備えることもできる。以下の記載は、本発明を説明するためのものであり、制限するものではない。本発明の範囲は、付属する請求項で定義される。
【0022】
決済サービスの説明は、以下のセクション及びサブセクションに分けて行う。
I.用語
II.概要
A.一般的プロセスフロー
B.システムコンポーネント
C.ペイページ取引処理
III.ページおよびページフローの例
A.ペイページおよびペイボックスの管理
B.ペイボックスのアソシエートホスティング
C.決済要求の送信
IV.ペイページテンプレートおよびパラメータ
V.ペイボックスおよびSP生成表示オブジェクト
VI.ペイボックスの追跡およびフィードバックレポート
VII.決済履歴またはその他のユーザ属性に基づくコンテンツへのアクセス制御
VIII.決済ベースのコンテンツアクセス
IX.ペイページ内の決済カウンタデータの表示
X.外部サイトからの1−Click決済
XI.コンテンツ配布モデル
XII.外部コンテンツプロバイダサイトへの決済サービスの組み込み
XIII.外部サイトでの処理に関する支払人の選択
【0023】
I.用語
全体を通して以下の用語を決済サービスの説明に使用する。
【0024】
ペイページ − 関連するユーザ(「受取人」またはペイページ「所有者」)が他のユーザから支払を受け取るためのカスタムページまたは画面。通常、ペイページには所有者に関する情報が含まれる。ペイページは永続的である、即ち、長期にわたって所定のペイページを使用して多数の異なる決済を(同じまたは異なるユーザから)受け取ることができる。一実施の形態では、受取人は汎用決済、自己申告システム決済、慈善のための寄付、およびインボイス決済などのさまざまな種類の決済シナリオに対して、(対応するペイページテンプレートを使用して)ペイページを作成することができる。
【0025】
サービスプロバイダまたは「SP」 − 一般に、決済サービスを運営する企業実体(または関連する実体の組合せ)。
【0026】
サービスプロバイダサイト(またはSPサイト) − 決済サービスを実装するWebベースのサーバシステムなどのネットワーク化されたコンピュータシステム。このシステムには、単一または複数のインターネットドメイン名を通じてアクセスすることが可能であり、互いに地理的に離れたところにあるコンピュータを含めることができる。画面表示例では、SPサイトにamazon.com Webサイトが含まれている。一実施の形態では、SPサイトはさらに、ホストになるか、または、小売、楽曲ダウンロード、およびオンラインオークションサービスなどの他の種類の電子商取引サービスにリンクされる。SPサイトとは別の異なるサイトまたはページを「外部」と称する。説明されている実施の形態では、すべての外部サイトのホストになっているのは、SPの管轄外のコンピュータであり、このようなサイトはSP以外の企業実体により管理されていると仮定する。
【0027】
ペイボックス − そのページの視聴者が事前に指定されている受取人に対する決済を開始するための機能を備える、ページに組み込むことができる表示オブジェクト。好ましい実施の形態では、各ペイボックスは、SPサイトによって提供されるグラフィック画像を含み、対応するペイページへのリンクを提供する。一実施態様では、特定のペイページを指しているペイボックスを、ペイページ所有者のWebサイト(「第二者サイト」)および/または第三者のWebサイト(「第三者サイト」または「アソシエートサイト」)内にインストールすることができる。ペイボックスでは、オプションとして、提案決済額などのペイページパラメータを指定することができる。
【0028】
ペイボックスグラフィック(または「ペイボックス画像」) − ペイボックスのグラフィック画像部分(例えば、GIFまたはJPEGファイル)。ペイボックスがインストールされているページをユーザが表示すると、ユーザのブラウザから、サービスプロバイダ(SP)サイトに対してペイページグラフィックの要求が出される。一実施の形態では、SPサイトによりユーザが認識されると、このグラフィックは、(例えば、ユーザの名前をグラフィックに組み込むことにより)特定のユーザ用にカスタマイズされる。このグラフィックは、サイズおよび外観が従来のバナー広告グラフィックに似ていても構わないが、そうでなくてもよい。それとは別に、テキストリンク、ボタン、または他の種類のコンテンツ(Flash、Shockwaveなど)を使用することもできる。
【0029】
アソシエート − おそらくは付託の手数料またはその他の補償額と引き換えに、他のユーザのペイページへのペイボックスまたはその他のリンクのホストとなっている(表示を行っている)Webサイト所有者または運営者。例えば、楽曲ダウンロードサイトは、関連するアーティストのペイボックスのホストとなりユーザはそれらのアーティストに対する自発的または必須決済を行うことができ、楽曲ダウンロードサイト(アソシエート)の運営者は、そのような決済の手数料を受け取ることができる。第三者がWebサイトを使用してペイボックスを表示することはさらに「ペイボックスシンジケーション(syndication)」とも呼ばれる。
【0030】
自己申告システム決済 − ビジターが、コンテンツへのアクセスと引き換えに特定の金額を支払うよう求められる決済。例えば、ユーザは、楽曲ダウンロードサイト上に提供されているペイボックスを介して、ダウンロードした各MP3ファイルについて1ドルを支払うよう要求される。コンテンツは、コンピュータにより実装されたサービスの形態(例えば、品目に対し最適な価格を見つけること)とすることもできる。コンテンツにアクセスするための自発的決済は、一般に、「ティップ(tips)」とも呼ばれる。
【0031】
1−Click − 事前に指定された情報を使用し、顧客が、マウスを1回クリックするなどの1回の操作で取引を完了できるサービス。このようなサービスの一実施態様は、米国特許第5960411号で説明されている。
【0032】
I.概要
決済サービスは、ユーザが受取人によりカスタマイズされたペイページを介して他のユーザから支払を受け取る機能を備えていることが好ましい。一実施の形態では、ユーザがSPにアカウントを開設した後、そのユーザ用にデフォルトのペイページが自動的に作成される。他の実施の形態では、積極的にペイページを作成したユーザに対してのみペイページが存在する。いずれの場合も、それぞれのユーザに対して複数のペイページが用意されることが好ましい。例えば、音楽グループでは、デジタル形式でポストした作品ごとに別々のペイページを作成し(図7を参照)、それらのペイページを使用してそのような作品をダウンロードしたユーザから自発的支払(ティップまたは自己申告システム決済)を集金することができる。さらに、個人が個人用途に1つ、ビジネス用途にもう1つとペイページを作成することができる。
【0033】
好ましい実施の形態では、各ペイページは、そのペイページのレイアウトおよび動作を指定するテンプレートに基づく。各テンプレートには、ペイページ設定プロセスでペイページ所有者が上書きすることができるデフォルト値が記述されている。各ペイページには、(1)タイトル、(2)ペイページ「所有者」または「受取人」の識別子、(3)説明、および(4)金額などの「必須」情報フィールドを用意し、通常、支払人側で修正できるようになっているのが好ましい。追加フィールドおよびオプションは、特定のテンプレートにより定義することができる。慈善団体、著者、音楽家、その他のコンテンツプロバイダ、および個人など、異なる種類の組織に対して異なるテンプレートを用意することができる。さらに、ティップ支払、自己申告システム決済、インボイス作成、オークション、会費、リベート要求、およびコンテンツアクセスに必要な決済など、特定の種類のペイページ用途に対しテンプレートを用意することができる。一実施の形態におけるテンプレートに記述することができる要素の種類について以下のセクションIV(「ペイページテンプレートおよびパラメータ」)で説明する。
【0034】
各ペイページには、一意的なURL(Uniform Resource Locator)を設定するのが好ましい。デフォルトページ(使用する場合)のURLは、ユーザの電子メールアドレスが唯一の変数である命名規則に基づくのが好ましい(例えば、www.paypages.com/<電子メールアドレス>.htm)。これにより、ユーザは他のユーザのデフォルトペイページを簡単に見つけられる。SPが割り当てた、またはユーザが選択したニックネームを、電子メールアドレスの代わりに使用することもできる。他の種類のペイページに対して、試行錯誤では比較的識別が困難なエンコードされたURLを割り当てることもできる。後述するように、このサービスは、ペイボックスおよび検索エンジンなど、ペイページを見つけてアクセスするためのさまざまな方法をサポートすることができる。
【0035】
受取人指定のペイページに加えて、このサービスは、支払人指定の受取人に送金するための一般的な「送金」ページを備えることができる。
【0036】
説明されている実施の形態のWebサイトおよびページではHTML(ハイパーテキストマークアップ言語)コーディングを使用しているが、当業者であれば、他のマークアップ言語を使用可能であることも理解できるであろう。例えば、本発明の機能は、HDML(携帯デバイスマークアップ言語)、XML(拡張マークアップ言語)、または他の適切なマークアップ言語を使用するWebサイトおよびWebページを使用して実装することができる。さらに、個人ペイページを使用すると大きなメリットが得られるが、受取人がペイページを持つことなく本発明の機能の多くを実装できることは理解されるであろう。
【0037】
A.一般的プロセスフロー(図1)
図1は、ユーザをサービスに登録し、ペイページを管理し、各種関連操作を実行する基本的なプロセスの流れを示す図である。図1内の各状態は一般的に、SP Webサイトの1つまたは複数のページに対応している。図1に示されている図番からわかるように、これらのWebページのうちいくつかの例が後の図面に含まれている。ユーザがペイページを介して決済を行うプロセスは別の図面に示されている(図3)。
【0038】
「ログイン」状態30によって示されているように、ユーザは最初に、事前選択のユーザ名およびパスワード(またはその他の認証情報)を使用してログインすることにより決済サービスに入る。新規ユーザはまず、サービスに登録してから(状態32)、ペイページを介して決済を行うかまたは受け取ることができる。登録プロセスでは、ユーザは名前、クレジットカード番号、パスワード、および電子メールアドレスなどのさまざまなアカウント情報を入力する。登録プロセス中またはその後に、ユーザはさらに、システムの1−Click(商標)サービスの設定に入り、有効にする作業を行えることが好ましい。後述するように、1−Clickサービスが有効になると、ユーザは、マウスを1回クリックするだけで、あるいは他の選択操作を1回行うだけでペイページ決済を行うことができる。一実施の形態では、ユーザはさらに、外部Webサイト上で提供されるペイボックスから直接に1−Click決済を実行することもできる。登録プロセス中またはその後に、SPサイトではクッキー(cookie)をユーザのコンピュータに格納し、ユーザのそれ以降の識別を行えるようにする。
【0039】
状態34に示されているように、ユーザはさらにオプションで、SPでのアカウントを既存の当座預金口座にリンクすることもできる。当座預金口座に関連する銀行ルート番号は、2000年3月2日に出願された米国特許出願番号09/517563に説明されているプロセスを使用して、小切手の額面からユーザが入力した情報に基づいて自動的に決定することができる。ペイページアカウントが当座預金口座にリンクされると、ユーザはこの2つのアカウント(口座)の間で送金を開始することができる(状態60)。
【0040】
状態36に示されているように、このサービスは、メインページ(図5を参照)またはユーザがさまざまな操作を開始することができる他の領域を含むことができる。このメインページには、(もしあれば)ユーザのペイページのリストを表示し、ユーザが操作を実行する特定のペイページを選択できるようにするのが好ましい。状態40に示されているように、ユーザは、新規ペイページを作成し、既存のペイページの編集、表示、または削除を実行することができる(以下のセクションIII−Aで説明している、図5〜7に示されているページフローの例を参照)。
【0041】
状態42に示されているように、ユーザはさらに、特定のペイページのペイボックスの作成、編集、または削除を実行することができる(以下のセクションIII−Aで説明している、図8〜11に示されているページフローの例を参照)。ペイボックスが作成された後、ペイページ所有者(およびいくつかの実施の形態では、他のユーザ)は、そのペイボックスを1つまたは複数の外部Webページ内に「インストールし」、対応するペイページへのリンクを設定することができる。このプロセスを容易にするために、サービスは自動的に、ホストWebページに追加するHTML(ハイパーテキストマークアップ言語)コーディングを生成する(後述の図10および16を参照)。このHTMLコーディングには、(SPサイトで提供する)ペイボックス画像への参照が含まれ、ブラウザによってページが表示されると自動的にSPサイトに画像の要求が出される。これとは別に、他のマークアップ言語またはリンクコーディング規則に応じてこのコーディングを生成することもできる。例えば、ワイヤレス環境では、適切なHDML(携帯デバイスマークアップ言語)コーディングを生成することができる。さらに、決済サービスでは、他の種類のリンク(例えば、テキストのリンク)をペイページに設定するコーディングを生成することもできる。
【0042】
ペイボックス機能の特定の一応用例では、デジタルコンテンツの作成者を補償するメカニズムを提供する。例えば、音楽グループ、著者、またはWebサイト運営者などのコンテンツ作成者は、ペイボックスを自分の(第二の)Webサイトにインストールして、自発的支払または必須支払をユーザに求めるようにすることもできる。コンテンツにアクセスするユーザは、ペイボックスを通じてクリックし、コンテンツ作成者に対し自発的または必須決済を行うことができる。この決済の金額(例えば、ダウンロード1回につき1ドル)がペイボックスによって提案され、この場合、(後述するように)ユーザがクリックして行ったときにこの金額がペイページ内に表示されるのが好ましい。決済が「必須」の場合、適切なメカニズムを使用して、ユーザが対価を支払うまでコンテンツへのアクセスを禁止するようにできる(例えば、「決済ベースのコンテンツアクセス」という表題のセクションVIIIを参照)。
【0043】
このモデルの一変種として、SP自体が、コンテンツ作成者が作品をダウンロード可能形式でポストするためのフォーラムを提供するという方法がある。こうすると、ポストされた作品は(例えば、製品詳細ページに)ペイボックスとともに表示され、自発的(または必須)決済を求めることができる。このモデルを使用すると、ユーザは(Webサイトを運用しているか否かにかかわらず)SPサイトに作品をポストし、決済サービスを使用してユーザから集金することができる。例えば、比較的名の知られていない音楽グループでも歌やアルバムをMP3形式でペイボックスとともにポストし、ダウンロード1回につき1ドルの自発的決済を要求することができる。
【0044】
決済サービスの一実施の形態では、ペイページ作成または編集プロセスのときに(状態40)、ユーザは特定のペイページを「アソシエート有効化」することができる。ペイページがアソシエート有効化されると、他のユーザが、そのペイページの1つまたは複数のペイボックスを、オプションによっては、その結果生じる付託の手数料の引き換え又はその他の代償として、自分のWebページ内にインストールすることができる。例えば、赤十字などの慈善団体は、ペイページをアソシエート有効化し、そのページに対して1つまたは複数のペイボックスを作成することができる。その後、他のユーザ(アソシエート)は、これらのペイボックスを自分のWebサイトにインストールし、他のユーザが赤十字ペイページを見つけるためのメカニズムを用意することができる。ユーザが(a)このようなペイボックスに従い(クリックして行き)、対応するペイページ上で決済を行うと、または(b)適用可能な場合に、ペイボックスで1−Click決済を行うと、その付託を生成したアソシエートは、その決済の一部を与えられる。
【0045】
ペイページアソシエートになるには、ユーザは最初に、目的のアソシエート有効化されたペイページを検索するか、または他の何らかの手段でそこへナビゲートする(状態46)。検索エンジンをこの目的のために用意することができる。次に、ユーザは対応するペイボックス(またはオプションにより、ペイページへの他の種類のリンク)を選択し、ペイボックスを1つまたは複数の第三者サイトにインストールする(状態48)。このプロセスは、以下のセクションIII−Bで説明している図13〜16のページフロー例によって示される。
【0046】
アソシエート機能の特定の一応用例では、デジタルコンテンツの配布者を補償するメカニズムを提供する。デジタルコンテンツの第三者(アソシエート)配布者(例えば、楽曲または電子ブックダウンロードサイト)は、アーティスト、著者、またはその他のコンテンツ作成者のペイボックスを関連付けられているコンテンツとともに表示することができる。ユーザがこのようなボックスをクリックしてゆき、コンテンツ作成者に対する自発的決済を行う場合、第三者アソシエートにコンテンツを配布する代償として決済毎にその一部を与えることができる。他の特定の応用例では、Webサイト運営者が手数料を受け取りながら、お気に入りの慈善に対する資金を工面することができる。
【0047】
状態52に示されているように、このシステムではさらに、ユーザが他のユーザに対する決済要求を生成して送信することができる。決済要求を開始するには、受取人であるユーザは、1つまたは複数の受信者の電子メールアドレスを指定し、このような受信者に対して受取人のペイページを表示する仕方を指定するペイページカスタマイズデータを入力する。このカスタマイズデータには、例えば要求された決済金額および関連するテキスト記述を含めることができる。このシステムは、ペイページへのURLエンコードされたリンクとともに電子メールを各受信者に送信することにより決済要求を開始することに応答する。このリンクのURL部分には、ページを表示する方法を決定するSP Webサイトによって使用されるパラメータが含まれる。システムのこの機能は、例えば、カスタマイズされたインボイスを他のユーザに送信する場合に使用することができる。この機能に対する他の応用例については、セクションIII−C(「決済要求の送信」)で説明する。
【0048】
状態54で示されているように、サービスはさらに、自動化された決済要求または定期循環決済要求を設定するオプションを提供することができる。例えば、自動的決済要求は、落札者にインボイス(カスタマイズしたペイページへのリンク)を自動的に送信するためにオンラインオークションの売り手が使用することができる。このようなペイページに対し、(対応するオークションページ内で表示される)オークション品目の画像および説明と落札金額を自動的に初期値として入力することができる。定期循環決済(recurring payment)要求は、購読料やグループ会費などの任意の種類の定期循環決済の集金を行う場合に使用できる。
【0049】
最後に、一般的に状態56〜60で示されているように、サービスはさまざまなアカウント管理ページを備えることができる。これらのページから、ユーザはペイページ取引の表示(受取人と支払人の両方)、口座間の送金、およびユーザプロファイルの更新などの操作を実行することができる。このサービスではさらに、取引レシートの生成、送信、および保持も行うことができ、課税目的の報告書作成(例えば、慈善団体への支払)を行うこともできる。
【0050】
B.システムコンポーネント(図2)
図2は、SPサイト66で決済サービスを実装するために使用できる1組のコンポーネントを示している。このシステムは、コンテンツデータベース70およびユーザアカウントデータベース72にアクセスするWebサーバ68を備える。このシステムはさらに、製品データベースおよびオークションデータベース(図には示されていない)などの他の種類の情報を格納するデータベースも備えることができる。
【0051】
Webサーバ68は、本明細書で説明している各種のペイページ関連機能を実現するペイページアプリケーション76を備える。ペイページアプリケーションは、(a)クッキーを使用したSPサイトへの戻りビジターの識別、(b)受取人により指定された設定に応じたペイページおよびペイボックスのカスタマイズ、(C)ページ要求とともに渡されるパラメータに応じてカスタマイズされ、ビジター名/1−Click設定でカスタマイズされたペイページのビジターへの表示、(d)付託に対するアソシエートの追跡および信用、支払人への「ありがとうございます」電子メールの送信などの決済取引の処理、(e)ペイボックス、またはペイページへのその他のリンクを外部ページ内にインストールするためのHTMLまたはその他のコーディングの生成、(f)アソシエート有効化ペイページおよびその関連するペイボックスのユーザ参照、(g)決済要求の生成、および(h)ペイページアカウント情報のユーザ表示および更新といったタスクまたはサービスの一部または全部を実行するモジュールを備えるか、または使用する。各モジュールは、実行可能コードを含むのが好ましく、可能であれば、ユーザと対話するためのWebページを備える。ペイページアプリケーションによって実装できるその他の機能およびサービスについて以下の段落で説明する。
【0052】
図示されているように、Webサーバ68は、外部Webページ内に表示するためのペイボックスグラフィックス(および場合によってはその他の種類の画像)を動的に生成、提供する画像サーバ77と通信する。それとは別に、アニメーションのオブジェクトまたはその他の実行可能な表示オブジェクトのサーバなどの他の種類のオブジェクトサーバを使用することもできる。一実施の形態では、ペイページアプリケーション76および画像サーバ77は、異なるブラウザ機能(HDML、ワイヤレス、WAPなど)およびデバイスタイプを認識し、それに応じて表示するペイページおよびペイボックスを選択する。
【0053】
Webサーバはさらに、小売りサービスおよび1つ以上の個人対個人の販売サービスなどの他の種類のサービスを実装するアプリケーション78を備えることもできる。さまざまなアプリケーション76、78は、登録、ユーザ認証、およびクレジットカード処理などの共通タスクを実装するコードモジュールを共有することができる。
【0054】
Webサーバはさらに、サイトのさまざまな領域を検索する検索エンジン80と通信するのが好ましい。この検索エンジンを使用することで、ユーザはユーザ名およびその他の基準に基づき他のユーザのペイページを検索することができる。上記され、図12に示されているように、ユーザは特にアソシエート有効化されたペイページの検索を実行することができる。
【0055】
図2に示されているように、コンテンツデータベース70はユーザによって作成されたペイページを含み、さらにペイページを生成するために使用できるペイページテンプレートを含む。上述したように、異なる決済関連のシナリオに対して異なるテンプレートを用意することができる。テンプレートはサービスプロバイダ側で作成するのが好ましいが、サービスは、受取人が自分のテンプレートを作成するための機能を提供することができる。コンテンツデータベースはさらに、サイトのさまざまな他の領域用のWebページおよびテンプレートを含む。
【0056】
コンテンツデータベース70はさらに、SPによって用意されたペイボックススタイルの説明、およびペイページ所有者によって定義されているペイボックスの指定を格納することもできる。ペイボックスの指定は、例えば、ペイボックススタイル、色、提案決済金額、テキストメッセージ、およびあいさつ形式を規定することができる(図8および9を参照)。それとは別に、これらのペイボックスパラメータの一部または全部をURLによって渡されるペイボックス識別子内にエンコードすることができる。後述するように、画像サーバ77はこのペイボックスの指定を使用して、ペイボックスグラフィックス(例えば、GIF画像)を動的に生成してユーザコンピュータ84に提供する。またペイボックスグラフィックスは、名前およびビジターに関する情報が判明していればその情報を含むようにカスタマイズされる。
【0057】
SPサイトが、ユーザがデジタル作品の自発的決済をポストし、受信することを許可にする実施の形態では(上述したように)、コンテンツデータベースはさらにそのような作品のコピーを含むことができる(図示されていない)。サイトの検索エンジンまたはその他の適当なナビゲーションインターフェイスを使用して、これらの作品を見つけることができる。
【0058】
図2にさらに示されているように、ユーザアカウントデータベース72に、サイトのユーザに関するアカウント固有情報を格納する。それぞれのユーザについて、この情報には、ユーザプロファイル(名前、クレジットカード番号、1−Click設定など)、勘定残高、取引履歴(入って来るペイページ決済と出て行くペイページ決済を含む)、およびユーザが作成したペイページアソシエート関係に関する情報を含めるのが好ましい。
【0059】
C.ペイページ取引処理(図3および4)
図3は、SP Webサイト66側でペイページを表示し、ペイページアプリケーション76を介してペイページ取引を処理するために使用する基本プロセスを示す図である。ブロック90で示されているように、Webサイトでは最初に、特定のペイページに関してURL要求をユーザ/コンピュータ84から受け取る。ペイボックスをユーザが選択したことでURL要求が発生した場合に、そのURLに、ペイページのデフォルト値を書き換える1つまたは複数のパラメータを含めることができる。例えば、ペイボックスで提案決済金額を指定した場合、この金額はURLを介して渡され、ペイページ内に表示されているデフォルト金額を書き換える。パラメータの使用方法の詳細については以下のセクションIV(「ペイページテンプレートおよびパラメータ」)で説明する。アソシエートがホストとなっているペイボックスを選択することでURL要求が生じた場合、URLにはさらに、アソシエートの一意的な識別子を含めるのが好ましい。
【0060】
URL要求がサービスの既存ユーザからのものである場合、その要求は通常、システムがユーザを識別するために使用するクッキーを含む。この目的のためにクッキーを使用することは、当技術分野ではよく知られている。
【0061】
図3のブロック92で示されているように、Webサイトは、ペイページを生成して返信する(表示する)ことによりURL要求に応答する。ユーザに対して表示されるペイページ例が図4に示されている。図示されているように、ペイページはデフォルトまたは所有者が割り当てたタイトル92A、ペイページ所有者によってアップロードされたグラフィック画像(ロゴまたは写真)92B、およびペイページ所有者によって入力されたメモまたは説明92Cを含むのが好ましい。さらに、ペイページは、(分かっている場合)ビジターを名前で識別するあいさつメッセージ92Dを含む。ビジターの素性が判明していない場合、「サインインしてください」などのデフォルトメッセージを使用できる。
【0062】
さらに図4に示されているように、ペイページは、ビジターが決済金額を入力できる「金額」フィールド92Eと、ビジターが決済プロセスを開始するための決済ボタン92Fまたは他のリンクをも備える。図示されている例では、提案決済金額として2ドルが金額フィールド92Eに表示されている。ビジターが判明しており、1−Clickサービスが有効になっている場合(図4の例のように)、決済ボタン92Fを、決済取引を遂行するために選択できる1−Clickボタンとして設定し、ラベルを付けることが好ましい。その一方で、ビジターが(a)判明していないか、または(b)判明していても、1−Clickサービスが有効になっていない場合、決済ボタン92Fは、「今すぐ決済!(クレジットカードを選択してください)」などのメッセージを含んでいる。
【0063】
図3の「1−Click」パスに示されているように、ビジターが決済リンク92Cの1−Clickバージョンを選択した場合、システム66はユーザに対してさらに操作を要求することなく(好ましくはあらかじめ定められた期間内に)取引を遂行する。さらに、システムは、「ありがとうございました」ページ(ブロック98)を表示するか、またはユーザを所有者が指定したページ(通常は、所有者の外部Webサイトの「ありがとうございました」ページ)へリダイレクトする。この時点では、決済取引を完了するためにユーザが他に操作を実行する必要はない。他方で、ビジターが非1−Clickリンクを介して決済を開始した場合、ビジターはログインするか登録して、クレジットカードを選択してから、取引を実行する必要がある(ブロック94および96)。
【0064】
図示されている実施の形態ではクレジットカードが使用されているが、ユーザ間で送金するための適切な方法があればその方法が使用できる。さらに、本明細書で説明しているさまざまな実施の形態全体を通して、支払人のクレジットカードに対して、取引の時点で実際に課金される必要がないことが理解されるであろう。例えば、ユーザが通常、記事またはその他のコンテンツにアクセスするために少額決済(1ドル未満)を頻繁に行う実施の形態では、SPサイトはユーザのクレジットカードに課金するために複数の決済を集計することができる。
【0065】
ブロック100に示されているように、ビジターがアソシエートWebサイト内に表示されているペイボックスからペイページに回された場合、システムはアソシエートユーザのアカウントの貸し方に委託手数料を記入する。システムはそれに加えて、またはそれとは別に、アソシエートのアカウントの貸し方に報奨金決済を記入するように設定することもできる(例えば、SPにアカウントを設定している参照されたユーザ毎に)。アソシエートWebサイトからの付託を追跡し、アソシエート手数料を決定するために使用できる方法の例は、米国特許第6029141号で説明されている。ブロック102で示されているように、SPは、取引手数料を差し引いてから、決済金額の残りを受取人のアカウントの貸し方に記入することができる。
【0066】
以下のセクションX(「外部サイトからの1−Click決済」)で説明しているように、上記のプロセスを変更して、1−Clickビジターが、ペイボックスをクリックするだけの操作で、外部ホストのペイボックスから直接取引を遂行するようにできる。その瞬間、SPサイトは、ビジターのブラウザを直ちにペイページ所有者(またはいくつかの実施の形態では、アソシエート)があらかじめ指定している外部URLへリダイレクトすることにより、ペイボックスの選択に応答する。したがって、ビジターがペイページの表示を要求することなく取引が完了する。
【0067】
図3に示されているプロセスはさらに、無効なペイページパラメータ、無効なペイページエントリ(例えば、最小決済金額未満の決済金額)、およびその他のエラー状態を処理するための適切なエラー処理タスク(図に示されていない)を含むこともできる。
【0068】
III.ページおよびページフローの例
図5は、決済サービスの「メインページ」の例を示している。このページには、ユーザのペイページのアカウント残高が表示され、さらにそのアカウント内で現在アクティブになっているペイページの一覧が表示される。このページはさらに、ページの編集、ページの削除、ページの表示、ページのペイボックスの管理、および決済要求の送信といった、選択されたペイページに関する操作をユーザが実行するためのリンクを提供する。決済要求を送信するオプションは省略することができるが、またある種のペイページに対してのみ使用するようにもできる(例えば、ユーザのデフォルトペイページ)。メインページはさらに、ユーザが新規ペイページを作成するリンク、ペイページアソシエートになるリンク、サイトの他の領域にアクセスするリンクも提供する。
【0069】
A.ペイページおよびペイボックスの管理(図6〜12)
ペイページおよび関連するペイボックスの作成および管理を行う基本プロセスについて、図6〜11を参照して説明する。このフロー例では、同じテンプレートを使用してすべてのペイページを作成すると仮定する。異なる種類のペイページについて異なるテンプレートが存在する場合、新規ペイページを作成しようとするユーザに対して、最初にペイページの種類を選択することを要求することができる。
【0070】
図6は、ペイページ管理プロセスの「ステップ1」ページを示している。このページには、メインページ(図5)の「新規ペイページの作成」ボタンまたは「編集」ボタンの1つを選択することによりアクセスすることができる。この「ステップ1」ページには、カスタマイズできるペイページ設定の6つのカテゴリのまとまりが表示され、ユーザがデフォルト設定を変更できる各「編集」ボタンが用意されている。
【0071】
最初の設定カテゴリは、ペイページに関連するメッセージ送信である。メッセージ送信には、ペイページに表示するペイページ説明、決済後支払人に表示される「ありがとうございました」メッセージ、および電子メールで支払人に送信される「ありがとうございました」メッセージが含まれる。また、ペイページ所有者は、ペイページ内で再生できるオーディオまたはビデオクリップをアップロードするオプションを提供され得る。
【0072】
第2のカテゴリは、ペイページのタイトルおよび配色である。例えば、配色は、所有者の参照先サイトと似た配色に選択することができる。
【0073】
第3のカテゴリは、ペイページ内に表示するオプションの画像である。これは、例えばペイページ所有者の写真を表示したり、ペイページが対応するダウンロード可能なコンテンツと関連する画像を表示するのに使用できる。
【0074】
第4のカテゴリは、ペイページの決済設定である。この設定には、デフォルト決済金額(支払人が金額フィールドを修正しない場合に送金される金額)および最小決済金額が含まれる。
【0075】
第5のカテゴリは、ペイページの詳細設定である。詳細設定を編集することにより、ユーザは、そのページをアソシエート有効化する否か、またアソシエート有効化する場合、付託に支払う手数料率を指定することができる。さらに、ユーザはペイページ内に表示する場所と電子メールアドレスを指定し、決済プロセスの完了後表示する「ありがとうございました」ページのURLを指定することができる。
【0076】
第6のカテゴリでは、オプションの決済カウンタを使用する。この機能は、ペイページにオプションのチャートを表示する場合に使用する。この機能を有効にすると、ペイページに、ペイページまたは所有者が指定した共同所有ペイページの集合を介して、受け取る金額および/または受け取った決済の数をリアルタイムで示すカウンタが設定される。このカウンタは、オプションで、所有者指定目標に関する決済合計額を示す目標チャートとして表示することができる。例えば、この決済カウンタ機能は、慈善事業でリアルタイムの寄付金集めデータを表示する場合に使用できる。この機能の実装例は、「ペイページ内の決済カウンタデータの表示」という表題の以下のセクションIXで説明する。
【0077】
ユーザは、ペイページ設定のカスタマイズを終了した後、「ステップ2」ページにアクセスするため「続行」ボタンを選択できる(図7)。ステップ2で、ユーザはペイページをプレビューし、戻ってさらに変更するか、ステップ3に進むかを選択することができる。
【0078】
ステップ3(図8)で、ユーザはペイページで使用するペイボックスのスタイルを選択することができる。ユーザはそれとは別に、「ペイページの管理」リンクを選択してメインページ(図5)にへ戻ることができる。図の例では、それぞれのスタイルは特定のペイボックスのサイズに対応している。この例で長方形のペイボックスが使用されているが、別の形状のペイボックスを使用することもできる。
【0079】
ステップ4(図9)で、ユーザは、スタイルがすでに選択されているペイボックスを作成することができる。特に、ユーザは、ペイボックスに表示するあいさつおよびメッセージを指定し、ペイボックスの枠色を選択することができる。さらに、ユーザはペイボックスで使用する提案決済金額(例えば、1ドル)を指定することができる。
【0080】
提案金額を指定した場合、この金額をパラメータとしてURLによって渡し、ユーザがこのペイボックスを通じてペイページにアクセスしたときにペイページに表示するのが好ましい。同じペイページでもペイボックスが異なれば、提案決済金額(またはその他のペイページパラメータ)が違っていてもかまわない。図9にはペイページパラメータ(決済金額)が1種類しか示されていないが、ペイボックス作成者に対し、ペイページの表示色、その他のテキストフィールドなどの他の種類のパラメータを指定するよう求めることもできる。このようにして、ペイページは、異なるペイボックスに対しては異なるようにカスタマイズ(表示)され得る。ペイページの表示属性を指定するパラメータの使用についてはセクションIV(「ペイページテンプレートおよびパラメータ」)で説明する。ユーザが「続行」ボタンを選択してステップ5に進む場合、後から使用できるように、ペイボックス設定がコンテンツデータベース70に格納される。
【0081】
ステップ5(図10)では、ペイボックスがユーザに表示される際に、それとともに、ペイボックスをWebサイトにインストールするためのHTMLコードも表示される。ペイページ所有者は、HTMLコードのブロックをそのようなWebページのHTMLコーディングにコピーすることにより、任意の数のWebページ内にペイボックスをインストールすることができる。上級ユーザであればさらに、手動で、追加パラメータをペイページのURLに付加して、ペイページの他の表示属性を制御することができる。
【0082】
図10に示されているように、HTMLコードは、SPサイトによって提供されるペイボックスグラフィックへの参照を含む。したがって、ユーザ/ブラウザがペイボックスのインストールされているHTML文書を検索するときに、ブラウザが自動的にSPサイトにペイボックスグラフィックを要求する。その要求に、SPサイトがユーザを識別するためのクッキーが含まれる場合、SPサイト側で、図示されているように、識別されたユーザの名前をペイボックスグラフィックに取り込むのが好ましい。「ステップ5」ページの「続行」ボタンを選択すると、ユーザはメインページに戻る(図5)。
【0083】
図5に示されているように、ユーザは、「このペイページのペイボックスを管理する」というタイトルが付いている対応するリンクを選択することにより、特定のペイページと関連するペイボックスを表示し、管理することもできる。図11は、このリンクが選択されたときに表示される「ペイボックスを管理する」ページの例を示している。
【0084】
図8〜11に示されているペイボックスは、サイズが異なり、テキストコンテンツも含まれるが、それとは別にテキストコンテンツを含まない「標準」ペイボックスを使用することもできる。例えば、後述するように、決済金額が特定の色で表される標準ボタンまたはアイコンを使用することができる(例えば、それぞれ、5セント、10セント、および25セントの決済を表す、緑色、青色、および赤色の決済ボタン)。これは、例えば、ペイボックスを使用して外部コンテンツプロバイダサイトから少額の、頻繁な、1−Clickの、またはその他の決済を行う場合に役立つ(セクションX「外部サイトからの1−Click決済」を参照)。
【0085】
図12は、ペイページを作成するために使用できる簡略化したWebフォームを示している。この例では、ペイページ作成者が、支払アソシエートに対して委託手数料(割合)を指定することができる。
【0086】
B.ペイボックスのアソシエートホスティング(図13〜16)
ペイページアソシエートとして登録するプロセスでは、アソシエート有効化されたペイページを見つけ、そのペイページと関連するペイボックスを選択し、そのペイボックスを1つまたは複数のWebページ内にインストールする。その後、このようなWebページへのビジターがペイボックスをクリックし、決済を行うと、通常、アソシエートが手数料を受け取る。所定のペイページに対し、設定できるアソシエートの数に制限はない。さらに、所定のユーザは異なる複数のペイページおよびペイページ所有者のアソシエートになることができる。
【0087】
図13は、アソシエート有効化されたペイページを検索するために使用できるページを示している。図示されているように、ユーザは、名前/説明、市、および州の中の1つまたは複数に基づいて、ペイページを検索することができる。ペイページがカテゴリ別に配列されている参照ツリーなど、アソシエート有効化されたペイページを見つけるための他のさまざまなナビゲーションツールが提供され得る。
【0088】
図14は、検索「名前または説明=動物学会(Animal Society)」に対する検索結果のページの例を示している。このページには、一致するペイページの一覧が表示され、ペイページおよびその関連するペイボックスを表示するリンクが表示される。複数の手数料率がサポートされている場合、このページで、所有者が提示する手数料率を示すことができる。
【0089】
図15は、「ワシントン州シアトルの動物学会(The Animal Society in Seattle WA)」というタイトルのペイページに対して定義されているペイボックスの一覧が表示されているページの例である。このページから、ユーザは提供されるペイボックスのスタイルを選択することができる。「続行」ボタンを選択すると、SPサイトは、選択されたペイボックスのスタイルが設定されているページとペイボックスをインストールするためのHTMLのシーケンスとを返信する(図16)。このHTMLシーケンスは、形式が図10のシーケンスと似ているが、ペイボックスグラフィックのURL内の、(ペイページアプリケーション76によって割り当てられ、アカウントデータベース72に格納されている)アソシエートの一意の識別子を含む。図3を参照して上記で説明したように、ペイページアプリケーションは、この識別子を使用して、参照アソシエートの素性を調べ、付託イベントを追跡する。
【0090】
いくつかの実施の形態では、アソシエートには、ペイボックスのアソシエートホストインスタンスとともに使用するペイページパラメータを定義するオプション(図示せず)が提供される。例えば、アソシエートは、提案決済金額、ペイページを提携するアソシエート名またはロゴ、および/または決済後リダイレクト先URLを入力することが許される。これらのパラメータの一部または全部により、ペイボックスと関連する所有者指定パラメータが自動的に書き換えられる。
【0091】
C.決済要求の送信(図17〜19)
上記したように、決済サービスは、カスタマイズされたペイページを介してユーザが決済要求を他のユーザに送信するサービスを提供することもできる。ユーザ側では、その要求に使用するペイページを選択することにより決済要求を開始するのが好ましい(例えば、図5に示されているような「決済要求を送信」リンクを選択する)。それとは別に、ユーザに対し、あらかじめ定義されている決済要求テンプレートのリストから選択するよう要求することもでき、その場合、決済要求を処理するための新規ペイページが作成される。
【0092】
図17は、選択されたペイページを使用して決済要求を送信するのに使用できるページの例を示している。このページから、支払人(決済要求受信者)のユーザは名前および電子メールアドレスを入力(または個人アドレス帳から選択)することができる。一実施の形態では、新規支払人は、ユーザの個人アドレス帳に自動的に追加される。
【0093】
図17にさらに示されているように、ユーザはオプションの説明とオプションの決済金額を入力することもでき、その両方が、ペイページ内で定義されている説明および決済金額(もしあれば)を書き換える。使用するペイページの種類(テンプレート)に応じて、ユーザに対し、他のペイページフィールドおよびオプション(図示せず)を指定するよう要求することもできる。例えば、決済要求がオークションインボイスのペイページに対応する場合、ユーザ(受取人)に対して、さらに、落札者の名前および取引の詳細(品目番号、落札金額、発送費用など)を入力するよう要求することもできる。
【0094】
図示されている実施の形態では、「決済要求を送信」ページは、決済要求を自動的にするか、または定期的循環にするページ(図に示されていない)へのリンク108も含む。例えば、ユーザは、決済要求を毎月再送するか、またはオークションの完了後に落札者に自動的に送信するかを指定することができる。
【0095】
ユーザが「決済要求を送信」リンクを選択すると、システム66は送信されたフォームデータを格納し、電子メールメッセージを一覧に含まれる支払人のそれぞれに送信する。図18に示されているように、この電子メールメッセージには、選択されたペイページのカスタマイズされたバージョンへのハイパーリンク110が含まれる。このハイパーリンクのURL部分(図示せず)は、ペイページを指しており、ペイページをカスタマイズする1つまたは複数のパラメータを含む。これらのパラメータは、ペイページ所有者が入力した値(例えば、決済金額)を含み、かつ/またはペイページアプリケーション76でテーブルからこのような値を検索するための識別子を含むことができる。ペイページパラメータを渡すURLの使用については以下のセクションIV(「ペイページテンプレートおよびパラメータ」)で説明する。決済要求受信者がハイパーリンクを選択すると、システム66は、図3を参照して上記したようにカスタマイズされたペイページを返す。
【0096】
図19は、イベントと関連する寄付を要求するために使用されるペイページの例を示している。この実施例では、支払人はシステムによって認識され、1−Clickサービスは無効になっている。上記したように、他の種類の決済要求シナリオに使用されるペイページは、他の種類のフィールドを含むことができる。例えば、オークションの落札者に決済を要求するために使用されるペイページは、品目番号、落札額、発送料金、税金、および発送先住所のフィールドを含み、これらのフィールドは、オークションが正常に完了したことに応答してペイページアプリケーション76により自動的に初期値が入力されるか、または売り手側によって入力され得る。
【0097】
IV.ペイページテンプレートおよびパラメータ
ペイページテンプレートでは、ペイページの「ルック&フィール」と動作の両方を指定する。好ましい実施の形態では、すべてのペイページがテンプレートに基づいている。上述のように、テンプレートは、慈善のための寄付、イベント、インボイス、オークション、リベート要求、およびデジタルコンテンツのダウンロードなど、さまざまな決済シナリオについてSPによって提供され得る。
【0098】
それぞれのテンプレートで、ペイページに表示する要素を指定するのが好ましい。以下の表1は、本発明の一実施の形態でテンプレートに含めることができる要素の一覧とその説明である。表1の「種類またはサイズ」というラベルのついている列は、要素の種類またはサイズを示す。「テンプレート上の表示」列は、所有者がペイページの作成/編集プロセスで要素を表示するか否かを示す(「NO」であれば、要素はSPによって指定されたデフォルト値を取る)。「作成者による編集」列では、所有者/作成者がペイページ作成時に要素と関連する値を修正できるか否かを指定する。「支払人による編集」列は、支払人(ペイページビジター)が値を修正できるか否かを示す。「URLで渡す」列は、要素の値をペイページURLとともにパラメータとして渡すことができるか否かを指定する。
【0099】
【表1】
【0100】
好ましくはページタイトル、金額、説明フィールドなどのいくつかの要素がすべてのテンプレートに必要である。他の要素は、テンプレート設計者側が随意に選択できる。
【0101】
テンプレートはさらに、特定の操作を実行するためのページハンドラを参照することもできる。例えば、リベートテンプレートのハンドラは、購入した品目のシリアル番号を抽出し、その番号が有効なシリアル番号のリストに載っているか否かを調べることができる。このハンドラは、データベースを更新してこのシリアル番号に「使用済み」のマークを付けることもできる。さらに、テンプレートに、フィールド確認、計算、またはその他の機能を実行するジャバスクリプト(Javascript)またはその他のコードを含めることもできる。
【0102】
URLで渡すことができる要素については、URL内に含まれるパラメータ値によってペイページの値を指定変更することができる(図3のブロック92を参照)。これらの修正された値は、ペイボックスまたはペイページの他のリンク(例えば、指定変更する提案決済金額)によって指定されるか、上級ユーザによって指定され得る。好ましい実施の形態では、これらのパラメータは名前−値のペアとして渡され、渡す順序は任意である。例えば、数量(amount)、SKU、販売価格(sale price)、税金(tax)、および品目の発送(shipping)を指定するURLは、以下の形式をとることができる。
http://WWW.server.com/bob@antiques.com/?amount=20.00,sku=1234,tax=4.50,shipping=3.50,itemprice=12.00
【0103】
V.ペイボックスおよびSP生成表示オブジェクト
それぞれのペイボックスは、ペイページ所有者によって作成後割り当てられた一意的な識別子を持つのが好ましい。対応するペイページの識別は、この識別子内にエンコードされ、この識別子から判別することができる。この識別子を画像サーバ77(図2)で使用し、コンテンツデータベースから関連するペイボックス指定を検索するのが好ましい。それとは別に、スタイル、色、ペイページ識別子などのペイボックスの指定の一部または全部をペイボックス識別子内にエンコードすることもできる。
【0104】
それぞれのペイボックスに2つのURLを関連付けるのが好ましい。第1のURLは、ペイボックスグラフィックを提供するのに使用され、例えば、以下の形式をとることができる。
http://www.server.com/payboxes/{pay box ID}.gif
第2のURLは、対応するペイページを指しており、ユーザがペイボックスグラフィックをクリックしたときにペイページを取得するのに使用される。このURLは、例えば、次の形式をとることができる。
http://www.server.com/{pay box ID}
上記したように、この第2のURLとともに、1つまたは複数のパラメータ(提案決済金額など)を渡すことができる。ペイボックスIDを第2のURLに入れて、アプリケーション76がペイボックス毎にクリックスルーのイベントを追跡するのが好ましい。ペイボックスグラフィックの要求も、ペイボックスのインプレッションに対するクリックスルーのイベントの比を追跡するために使用することができる。後述するように、インプレッション(つまり、表示イベント)、クリックスルー率、および成功(決済)率に関する履歴データをペイページ所有者に提供することができる。
【0105】
アソシエートホストペイボックスでは、URL形式は、ホスティングアソシエートの識別子を含むことを除き同じである。例えば、URLは以下の形式をとることができる。
http://www.server.com/payboxes/{associate ID}/{pay box ID}.gif
http://www.server.com/{associate ID}/{pay box ID}
アソシエートホストペイボックスが要求される毎に、またペイページがそのペイボックスに要求される毎に、アソシエートIDを記録するのが好ましい。上記したように、アソシエート参照ビジターが決済を行うときに、ペイページアプリケーション76はさらにアソシエートIDを使用して参照アソシエートのアカウントを記入する。
【0106】
上記したように、ペイボックスURLおよび関連HTMLコーディングは、第二者(所有者)または第三者(アソシエート)がホスティング対象となるペイボックスを選択するときにアプリケーション76により自動的に生成される(図10および16を参照)。それとは別に、Webサイト開発者が、手動でHTMLまたはその他のコーディングを生成することによりペイボックスをインストールすることもできる。
【0107】
図20は、一実施の形態において、ユーザ(ビジター)がペイボックスが含まれる外部(第二者または第三者)Webページを要求して表示したときに、発生するイベントの一般的シーケンスを示す図である。この図は、SPサイト側でペイボックス画像以外のカスタマイズされた表示オブジェクトを提供する場合に使用する方法も示している。最初に、ビジターのブラウザ84が、ページの要求を第二者または第三者サイト120に送信する(イベント1)。サイト120は、ペイボックスグラフィック(のURL)を参照して要求されたHTML文書を返すことにより応答する(イベント2)。そのHTML文書を構文解析し、この参照を検出した後、ブラウザはSPサイト66にペイボックスグラフィックを要求する(イベント3)。ビジターが決済サービスの既存のユーザであれば、この要求に、SPサイト側でビジターの名前と1−Click設定を検索するために使用するクッキーを含めることができる。
【0108】
SPサイト66は、図3を参照して説明したように、ペイボックスグラフィックを生成することによってこの要求に応答する(イベント4)。このプロセスの一部として、画像サーバ77は、ペイボックスの指定をペイボックスIDから検索し、かつ/またはデコードする。例えば、これらの指定には、ペイページ所有者によって指定されたペイボックスのサイズ、色、メッセージ、および提案決済金額を含めることができる。さらに、要求に有効なクッキーが含まれていた場合、画像サーバ77はビジターの名前および1−Click設定を検索する。画像サーバを77は、ペイボックス指定およびビジター固有の情報(使用可能な場合)を使用し、ペイボックスグラフィックを生成する。上記したように、グラフィックにはビジターの名前を含めることができ、また1−Clickサービスが有効になっている場合には、1−Click決済ボタン92F(図4)を含めることができる。一実施の形態では支払人は、ペイボックスグラフィックス内に用意されているカスタマイズの種類またはレベルをあらかじめ指定することができる(セクションXIII「外部サイトでの処理に関する支払人の選択」を参照)。
【0109】
画像サーバ77は、グラフィック内、または他の表示オブジェクト内に他の種類の個人化情報を含めることもできる。例えば、グラフィックまたは別の動的生成グラフィックは、ビジターのデフォルトクレジットカードの選択した数字を含むように、カスタマイズされ得る。一実施の形態では、例えば、画像サーバは、同じ外部Webページの最上段に表示される独立のバーを生成し、提供する。このバーには、ビジターの名前(SPサイトで認識されている場合)と、現在の参照セッションで行った決済に関する情報が表示されるのが好ましい。このバーには、直前の決済を取り消したり、表示されている記事をSPによって維持されている個人ライブラリに追加するなどのいくつかの機能を実行するボタンが配置されてもよい。
【0110】
さらに、ペイボックスグラフィックまたはその他の表示オブジェクトには、SPからの購入に使用できる製品またはサービスの個人推奨事項を含めることができる。個人推奨事項は、当技術分野でよく知られている方法を使用して、ユーザの購入履歴、参照履歴、および/または明示的に指定された関心事項に基づいて生成することができる。これらの個人推奨事項および/またはグラフィックのその他の表示属性は、さらにホスティングサイト120の識別に基づいて選択されることもできる。例えば、ホスティングサイト120がオンラインスポーツショップであり、ビジターのプロファイルがサーフィンに関心のあることを示している場合、そのグラフィックは、SPによって販売されるサーフィン関連製品の一覧を表示する。さらに、SPサイトは、カスタマイズしたグラフィックを提供するのではなく、テキストリンクやストリーミングオーディオまたはビデオクリップなどのユーザの識別に基づいて選択またはカスタマイズされた別の種類のオブジェクトを提供することもできる。さらに、個人化されたグラフィック画像またはその他の表示オブジェクトをあらかじめ生成し(要求の前に生成)、および/または動的生成の後にキャッシュして、要求毎にオンザフライ(on−the−fly)で生成しなくてもよいようにできることが理解されるであろう。
【0111】
さらに図20で説明されているように、画像サーバは動的に生成されたペイボックスグラフィックをブラウザに返し(イベント5)、ブラウザにWebページ124内のグラフィック122が表示される。SPサイトでは、グラフィックを直接ビジターのブラウザに送るので、グラフィックに含まれている個人情報は外部Webサイトまたはその運営者に公開されることはない。ビジターがその後ペイボックスを選択した場合(例えば、グラフィックをクリックする)、ブラウザは対応するペイページの要求をSPサイト66(イベント6)に送信する。上記したように、この要求には1つまたは複数のペイページパラメータを含めることができる。
【0112】
上記のことから明らかなように、SPサイトで外部サイトに個人化グラフィックスを表示する方法を、さまざまな非決済関連アプリケーション(例えば、個人推奨事項または関連するコンテンツへのリンクの提供)に対して使用することができる。さらに、この方法を使用して画像以外の個人化されたオブジェクトを提供することもできる。
【0113】
VI.ペイボックスの追跡およびフィードバックレポート
ペイページアプリケーション76は、定期的フィードバックレポートをペイページ所有者および/またはそのアソシエートに送ることができる。所有者のために、フィードバックレポートには、所有者のペイボックスのそれぞれについて別々に示される、(a)ペイボックスインプレッションの数(表示イベント)、(b)ペイボックスのクリックスルーイベントの数、(c)そのようなクリックスルーイベントから生じる決済の数、および(d)その結果生じる委託手数料といった1つまたは複数の基準が含まれ得る。ペイページアソシエートのために、定期的フィードバックレポートに同じ測定基準(a)〜(d)を含めることができるが、データは、そのアソシエートがホストとなるペイボックス毎に別々に提供される。
【0114】
フィードバックレポートを生成するために、ペイページにアプリケーション76は、ビジターのブラウザによってペイボックスが要求されるたび毎に、(a)ペイボックスID、(b)もしあれば、アソシエートID、(c)ビジターがその後ペイボックスをクリック(選択)していったかどうか、(d)クリックスルーイベントの結果、ペイページ所有者に対して決済が行われたかどうか、(e)もしあれば、決済の金額、(f)もしあれば、アソシエート委託手数料の金額、(g)知られている場合、ビジターの素性、および(h)閲覧の日時などの情報をログに記録するのが好ましい。これらの種類及びその他の種類の情報を、よく知られている方法によってサーバアクセスログから抽出することができる。
【0115】
上記の情報に加えて、所有者に対し、サインアップして各ペイボックスのホストとなっているアソシエートの数に関するデータを提供することができる。
【0116】
VII.決済履歴またはその他のユーザ属性に基づくコンテンツへのアクセス制御(図21)
アプリケーション76はさらに、一部または全部の受取人に対する自発的決済履歴に応じて支払人を格付けする機能を含むこともできる。この情報を使用することにより、ペイページ所有者またはその他のコンテンツプロバイダは、「良い」支払人に対して追加コンテンツを提供する(または他の処置を講じる)ことができる。例えば、音楽家は、ボーナストラック、高音質MP3ファイルを決済履歴が適正な人々に提供することができる。
【0117】
格付けを生成するために、アプリケーション76は、支払人毎に、(1)表示されているペイページの数、(2)行われた決済の数、(3)提案金額と比較した決済金額(決済が行われる場合)、および(4)上記データに関して、ペイページの種類(慈善、自己申告システム、ティップ支払など)といった情報を取得することができる。このようなデータを使用することで、アプリケーションは(1)ペイページ表示/決済%、(2)支払額合計/提案額合計(決済が行われたページについて)、および(3)支払済み金額合計/提案額合計(表示された全てのページについて)などの基準のうち1つ以上(および、場合によっては、さらに別の基準)に基づいて、支払人格付けを計算することができる。アプリケーションは、支払人がペイボックスを表示した回数を追跡して格付けに取り込むこともできる。さらに、アプリケーションは、いくつかのペイページの種類毎に別々の支払人格付けを生成することができる。
【0118】
さまざまな方法を用いることで、コンテンツプロバイダは、格付けベースのコンテンツをビジターに提供することができる。このような方法の1つに、SPサイト66を使用して、ビジターを格付けベースの目的サイトにリダイレクトする方法がある。この方法を使用する場合、コンテンツプロバイダはまず最初に、「悪い」、「平均的」、「良い」などの複数の支払人格付けカテゴリのそれぞれについて別々の目標(例えば、各々のURL)を設定する。例えば、コンテンツプロバイダは、「悪い」URLにサンプルバージョンのダウンロード可能ミュージックタイトルをポストし、「平均的」URLに標準バージョンのタイトルをポストし、「良い」URLに高級バージョンのタイトル(例えば、ボーナストラック付き、または高音質オーディオ)をポストすることができる。コンテンツプロバイダサイトから他の方法ではアクセスできないURL(例えば、入るためのリンクまたはその他のリンクが設定されていない)をこの目的のために使用することができる。
【0119】
その後、コンテンツプロバイダは、SPサイト66の「格付けベースのコンテンツ設定」領域にアクセスし、(1)目標のURL、および(2)画像サーバ77によって提供される対応するグラフィックスに表示するメッセージを指定する。上記の例を続けると、メッセージは次のようである。
悪い:「Mobyの最新シングルのサンプルをダウンロードするにはここをクリック」
平均的:「Mobyの最新シングルをダウンロードするにはここをクリック」
良い:「Mobyの最新CDをダウンロードするにはここをクリック」
このようなメッセージがそれぞれ、SPサイト66によって提供されるさまざまなバージョンのグラフィック上に表示される。ペイボックスグラフィックに、(例えば、設定変更可能な「ありがとうございました」ページのURLを介して、)決済機能とコンテンツへのアクセス機能の2つの役割を持たせることができるが、これらのグラフィックスは、ペイボックスグラフィックスと別になっているのが好ましい。次に、SPサイトは、(図10および16のように、)Webページ内にグラフィックをインストールするHTMLまたはその他のコードを生成することができる。ペイボックスの場合と同様に、グラフィックの代わりに、他の種類の表示オブジェクト(アニメーションなど)を使用することもできる。
【0120】
図21は、グラフィックがインストールされているページにビジターがアクセスしたときに発生するイベントのシーケンスを示す図である。最初に、ビジターのブラウザ84が要求されたHTML文書を要求し、コンテンツプロバイダサイト140がそれを返す(イベント1および2)。次に、ブラウザ84は、このHTML文書内で参照されているグラフィックの要求をSPサイト66に送信する(イベント3)。ビジターが決済サービスのユーザである場合、この要求にビジターのクッキーを含めることができる。グラフィックの要求に応答して、SPサイト66(画像サーバ77)は、ビジターの格付けを検索し、対応するバージョンのグラフィックを選択する(イベント4)。ビジターが不明な場合、またはそのビジターに対して格付けが存在していない場合、デフォルトのバージョンのグラフィックが選択される。選択されたグラフィック142は、事前に生成されたものか、または動的に生成されたものであり、ブラウザに返信され(イベント5)、Webページ内に表示される。続いて、ビジターがこのグラフィック142をクリックすると、ブラウザはビジターのクッキーとともにSPサイト66にコンテンツの要求を送信する(イベント6)。SPサイトは、ユーザの格付けおよび対応する目標のURLを検索し(イベント7)、ブラウザをこのURLにリダイレクトする(イベント8および9)ことによってこの要求に応答する。この方法の1つの重要な点は、SPがビジターの素性または格付けをコンテンツプロバイダサイトに明かさないことである。
【0121】
図21に示されている方法を変えることで、SPサイトが、自発的決済履歴以外の何らかのユーザ属性に基づいて目標のURLを選択するようにできる。例えば、SPサイトで、ユーザが特定の品目を購入したかどうかに基づいて目標のURLを選択することも可能である(例えば、特定のCDを購入したユーザはそのCDに関連するボーナストラックにアクセスできるが、それ以外のユーザはそのようなボーナストラックのサンプルにしかアクセスできない)。他の例として、SPサイトが、ユーザがコンテンツプロバイダから購読を購入したか否かに基づいて目標のURLを選択する方法がある。
【0122】
VIII.決済ベースのコンテンツアクセス
外部コンテンツにアクセスする前に、サービスのペイページおよびペイボックスの機能を使用して必要な決済の集金を行うこともできる。このような機能を提供するために、決済サービスでは支払を受け取ったときにコンテンツプロバイダ/受取人に通知するためのプロトコルをサポートする。このようなプロトコルの一実施例を以下に示す。
【0123】
1)各コンテンツプロバイダは、ペイページを設定するときに、コンテンツプロバイダの公開鍵及び1つまたは複数の目的のURLをSPに渡す。例えば、目的のURLは、ダウンロード可能または表示可能なコンテンツへのアクセスを提供する。
2)顧客がそのペイページを使用して決済を行うときに(オプションにより、セクションXで説明している1回操作決済方法を使用して)、販売額、日時、および/またはその他の取引情報(例えば、顧客の電子メールアドレス、要求を出すコンピュータのIPアドレスなど)を文字列にフォーマットし、その文字列をコンテンツプロバイダの公開鍵により暗号化する。
3)暗号化された文字列は、SPサイトによって、リダイレクトメッセージ中の目的のURL中のパラメータとして、最初にビジターのブラウザに渡され、最終的にコンテンツプロバイダサイト140に渡される。この代わりに、この文字列を別の通信方法でコンテンツプロバイダサイトに転送することもできる。
4)コンテンツプロバイダサイトは、その文字列を復号化し、抽出された情報の妥当性に応じてコンピュータへのアクセスを提供する。コンテンツプロバイダは、URLが1回限りのURLとなるように、この文字列の再利用を禁止することができる。この時点では、SPは、かかわっている必要はない、あるいはさらなる情報をコンテンツプロバイダに渡さない。
【0124】
IX.ペイページ内の決済カウンタデータの表示
上述のように、このサービスによって実装できる機能の1つを使い、ペイページ所有者は目標チャートなどのリアルタイム決済カウンタデータをペイページ内に表示することができる。いくつかの種類のペイページ(例えば、慈善および自己申告システムページ)に対して、この機能を有効にすることができ、また決済履歴データをペイページビジターに伝達するのに、この機能を使用することができる。例えば、慈善団体用のペイページには、寄付金集めイベント全体を通して集められる金額を示すチャートを表示することができ、またダウンロード可能作品の作成者は、その作品に対して自己申告システム決済を行ったビジターの人数を表示することができる。両方の場合において、このチャートは、所有者指定の目標に関するリアルタイムの合計を示す目標チャートの形式とすることができる。このカウンタは、特定のペイページ、または所有者によって指定された1組の共同所有のペイページに基づいていてもよい。
【0125】
この機能の一実施態様では、ペイページ所有者に対して、(a)受け取った決済の件数、(b)そのような決済の合計額、または(c)その両方を示すカウンターを表示するオプションが与えられる。さらに、所有者に対して、このカウンタを目標チャートとして表示するオプションを与えてもよいが、その場合、所有者は目標値を指定するように求められる。目標チャートを使用する場合、所有者は、目標に達したときに決済の集金を続けるべきか否かを指定することもできる。一度カウンタが定義されると、アプリケーション76は、決済の受け取り時にカウンタを更新し、カウンタ合計値をペイページ内に表示する。例えば、合計額を棒グラフまたは温度計として表示し、目標に関して受け取った合計額を示すことができる。
【0126】
さまざまな他の種類の履歴データもペイページ内に表示できる。例えば、アプリケーションは、平均決済額、決済を行うビジターの割合、及びペイページのアソシエートが稼いだ平均の合計手数料のうちの1つ以上を表示する機能を提供できる。
【0127】
X.外部サイトからの1−Click決済(図22)
サービスによって実装できる他の機能を使うと、ユーザは外部ホストペイボックスまたはその他の表示オブジェクトから直接1−Click(1回の操作)決済を(即ち、決済プロセスで対応するペイページを表示しないで)行うことができる。この機能を実装するために、各ペイページに、ペイボックスからの1−Click決済が有効か否かを示す「パススルー(PassThru)」プロパティを割り当てることができる。所有者に、ペイページの作成または編集時にそのページのパススルー(PassThru)設定を指定することを許可することができる。パススルー有効化ペイページに対して、SPサイト66が、特別な1−Clickペイボックスを承認された1−Clickビジターに提供する。ビジターが1−Clickペイボックスを選択すると、SPサイトは、即座にそのユーザを所有者(または場合によってはホスティングアソシエート)によってあらかじめ指定されている「ありがとうございました」URLにリダイレクトする。
【0128】
図22は、このプロセスを詳細に示している。図示した例では、ユーザが1−Clickサービスをオンにしていること、且つ要求されたペイボックスに関連するペイページがパススルー有効化されている(PassThruがオンになっている)ことを仮定している。イベント1〜3は、図20と同じものである。ペイボックスグラフィックの要求(イベント3)に応答して、SPサイト66は、ビジターが1−Clickサービスをオンにしており、ペイページがパススルー有効化されていると判断する。したがって、SPサイトは、特別な1−Clickバージョンのグラフィックを生成して返信する(イベント4および5)。このグラフィックには、選択することで取引が完了することを示す1−Clickボタンまたはメッセージが含まれる。さらに、上記したように、ペイボックスグラフィックに、ビジターと受取人の名前が表示され、また取引に使用されるクレジットカード番号の選択された数字などのその他の情報も含むことができる。
【0129】
ペイボックスグラフィックを選択した後、ブラウザ84はユーザのクッキーとともにペイページの要求を送信する(イベント6)。クッキーはユーザが1−Clickユーザであることを示すので、サイト66は、(1)ビジターの1−Click設定に従って取引を実行し(イベント7)、(2)ブラウザを所有者指定の「ありがとうございました」URLにリダイレクトする(イベント8)ことによって、この要求に応答する。例えば、このURLは、ペイページ所有者の外部Webサイトのページとしてもよい。この代りに、ビジターのブラウザを決済が開始された外部ページにリダイレクトで戻すことができ、その場合、このページを決済確認メッセージ(例えば、「ContentProvider.comに1ドル支払ました」)が含まれるSP提供の表示オブジェクトとともに表示することができる。
【0130】
特別の1−Clickバージョンのペイボックスグラフィックは、承認された1−Clickユーザに対して表示されるのが好ましいが(図22のイベント4および5)、その代りに標準のグラフィックまたはその他のリンクをすべてのユーザに対して表示することができる(例えば、「ここをクリックすると25セントを支払います」と表示されているボタン)。このような実施の形態では、承認されたビジターの名前は、オプションとして、SPサイトによって提供される他の何らかの表示オブジェクトに表示され(Webページの最上段にあるバーなど)、同じ外部Webページ内に表示され得る。さらに、上記の例のペイボックスグラフィックスは決済額を示すテキストを含んでいるが、決済額を別の方法で伝達することもできる。例えば、緑色、青色、および赤色の決済ボタンは、それぞれ5セント、10セント、および25セントの支払を表す。さらに、所定の外部Webページは、ビジターが決済額を選択できるように、複数の1−Clickペイボックス(例えば、上記した3色の色分けボタン)を含むことができる。
【0131】
さらに、受取人が、自分のペイページを持たなくても、図22に示し、上記で説明した方法を使用することができる。例えば、SPに登録した後、受取人に、ビジターから外部(第二者および/または第三者)サイトへの支払を受け取るために使用する一意的なURLを与えることができる。このURLは、一意的ペイページURLの代わりになる。承認された1−Clickビジターの場合、このプロセスは図22に示し、上記で説明したのと同じである(即ち、ビジターは即座に「ありがとうございました」ページなどにリダイレクトされる)。承認1−Clickユーザでないビジターの場合には、ペイボックスを選択するとSPサイトがサインインページを返すのが好ましい。そこで、ユーザはサインインし(または、必要ならば登録し)、汎用決済パイプラインを介して決済を完了する。
【0132】
また、このサービスで、外部サイトから行われる決済をすべて1−Click決済にすることを要求することも考えられる(即ち、ユーザに対して、このような決済を行うために、1−Clickサービスのオン、オフの設定を行うオプションを与えない)。このような実施の形態では、承認されたすべてのビジターは、1−Clickユーザとして取り扱われる。
【0133】
XI.コンテンツ配布モデル
上記したように、SPサイト66は、ペイページ所有者のダウンロード可能なコンテンツのホストとなるサービスを実装することができる。ペイページ所有者は、サイトの特別領域を介してこのようなコンテンツを(オプションによって、説明文とともに)サービスプロバイダデータベースにアップロードすることができる。このようなサービスが提供される場合、サイトは、ユーザが、ダウンロード可能なコンテンツを検索し、作成者に対する自発的または要求される決済を行うための機能を備えることができる。例えば、検索エンジンがダウンロード可能な作品の製品詳細ページを返した場合、その詳細ページに自動的には、作成者のペイボックスが表示される。SPサイトは、ペイページ所有者が自分のコンテンツへのリンクを作成し、それらのリンクを自分のペイページ内に埋め込むようにもできる。例えば、小説家のペイページに、SPサイトがホストとなるそれぞれの小説へのリンクを張ることができる。
【0134】
SPサイト66は、Webサイト運営者が、(1)ペイページ所有者によりアップロードされたコンテンツを(例えば、検索エンジンを使用して)見つけ、(2)そのようなコンテンツを、関連するペイページ所有者のペイボックスとともに自分のWebサイトに再発行することができるメカニズムを提供することもできる。Webサイト運営者が、このプログラムに参加するには、対応するペイボックス無しではコンテンツを再発行しないことを、オンライン契約によって要求されてもよい。新しいコンテンツをSPデータベースにアップロードするとき、ペイページ所有者は自分が受け取りたい手数料(もしあれば)を指定することができる。
【0135】
SPサイト66は、他のユーザが、他のユーザのサービスプロバイダホストコンテンツを見つけて、そのようなコンテンツへのリンクを作成し、それらのリンクを自分のWebサイト内に埋め込むメカニズムを提供することもできる。例えば、音楽サイトの運営者は、SPデータベース内で音楽ファイルを検索し、そのようなファイルへの(または作成者のペイページへの)リンクを音楽サイト内に組み込むことができる。アソシエートホストペイボックスの場合と同様に、これらのリンクは、SPサイトによって自動的に生成され、SPが付託の手数料を追跡して支払うことを可能にするアソシエート識別子を設定することができる。ビジターがこのようなリンクを辿ると、常にサイトは、ペイボックス、ペイページ、または決済システムへのその他のエントリポイントとともにコンテンツを表示する。このモデルによれば、このようなリンクのホストとなるユーザは、別のユーザがリンクを辿り、自発的または要求される支払を所有者に対して行うときに、常に手数料を受け取ることができる。
【0136】
XII.外部コンテンツプロバイダサイトへの決済サービスの組み込み
図23〜25は、上記の機能の内のいくつかがどのように使用され、ユーザが、外部コンテンツプロバイダサイトから1−Click、自己申告システム少額決済を行い、他のSPサービスにアクセスすることが可能になるかを示す画面表示例である。これらの例では、サービスプロバイダサイトはAmazon.com Webサイトである。
【0137】
図23は、外部コンテンツプロバイダサイト「Forbe.com」という仮想のWebページの例を示している。外部ページは、2つの決済リンク160および162を含んでおり、それぞれのリンクは対応する記事と関連させて提供されている。これらのリンクは、SPサイトを指しているが、Forbe.comのパススルー有効化ペイページを指すのが好ましい。
【0138】
図24は、承認された1−Clickユーザが、図23において決済リンク160を選択したときに表示されるForbe.comサイトの仮想ページを示している。上記したように、サービスプロバイダアカウントを持つすべてのビジターを、この目的のために1−Clickユーザとして扱うことができる。この例では、SPサイトは、ビジターであるFuMing Youngのアカウントに0.05ドルを課金し、直ちにこのビジターを記事が表示されるページ(「ストーリーページ」)にリダイレクトすることにより、リンクの選択に応答する。この例のストーリーページは、バー166及びディスカッション領域168を含み、これらは、上記の方法に従ってサービスプロバイダサイトによって動的に生成され、提供される。バー166は、ビジターのアカウントに0.05ドル課金されたことを示す決済確認メッセージを表示する。バー166は、さらに、(a)検索を開始するボタン、(b)この記事の対価を支払ったユーザによって普通に購入された品目の一覧を表示するボタン、および(c)関連する製品を表示するボタンの(SPサイトにリンクしている)各ボタンが含まれている。ディスカッション領域ボックス168は、ビジターが記事に関するコメントを表示し追加することを可能にする。ディスカッション領域オブジェクトを介して追加されたコメントは、SPサイトのデータベースに格納される。
【0139】
図25は、他の実施の形態に係るストーリーページを示している。この実施の形態では、バー166は、記事にアクセスするため行った自発的決済を無効にする「決済取消」ボタン167も含む。このボタン167が選択されると、SPサイトは、(1)支払人のクレジットカードがまだ課金されていない場合には取引を取り消し、(2)クレジットカードがすでに課金されている場合にはその取引の返金を行う。このようにして決済の取り消しまたは返金を行う機能も、ユーザが上記のような自発的または自己申告システム決済を行う他の状況において使用される。この機能のいくつかの実施の形態では、支払人は、その決済後の特定の時間内では自発的決済を取り消すことだけができる。それぞれの受取人またはコンテンツプロバイダが、SPサイトを介して、オプションによってはペイページ毎に別々に、この時間を指定するようにできる。
【0140】
さらに、バー166は、ビジターがサービスプロバイダサイトに維持されている個人ライブラリに記事を追加することを可能とする「ライブラリに追加」ボタンを含む。この例では、「ディスカッション領域」ボックス168は、ドロップダウンまたは「展開された」状態で示されているドロップダウンボックスである。
【0141】
図26は、コンテンツプロバイダが手動でHTMLコードを、コンテンツを「決済有効化」するリンクの周りに追加する(つまり、図23に示されている種類の決済リンクを追加する)方法を説明するSPサイトのページの例である。このページは、オプションのディスカッション領域ボックス168を決済リンクと同じ外部Webページ内に挿入する方法についても説明する。
【0142】
図27は、SPサイトで提供される、決済リンクを追加するHTMLまたはその他のコーディングを自動的に生成する「決済リンク作成ツール」フォームを示している。一度ユーザがフォーム(付託追跡に使用されるニックネームを指定する操作を含む)に記入し、送信すると、SPサイトは外部WebページのHTML文書に挿入されるコーディング(図28)を生成して返信する。
【0143】
XIII.外部サイトでの処理に関する支払人の選択
SPサイト66は、支払人が、ペイボックスまたはその他のSPカスタマイズコンテンツのホストになっている外部(第二者および/または第三者)Webサイトを閲覧するときに、SPによって扱われる方法をあらかじめ指定する機能を備えることもできる。例えば、それぞれの支払人は、SPサイトのアカウント設定領域を介して、(a)外部Webサイトのページ内で承認されるか否か、(b)外部Webサイト内で個人的製品/サービス推奨を表示されるか否か、(c)関連するサイトへのリンク、および/または外部サイト内の関連するコンテンツを表示されるか否か、(d)支払人格付けベースのコンテンツへのアクセスを許可されるか否か(上のセクションVIIを参照)、(e)外部サイトから1−Click決済を行えるか否か、(f)外部サイトに行った決済の通算合計を表示されるか否か、(g)外部サイトに行った決済があるしきい値に達したときに通知されるか否かなどの1つ以上の選択を指定するオプションを利用できる。これらおよびその他の選択を「ユーザアカウント」データベース72に格納することができ(図2)、またSPサイトではこの選択を使用して、外部サイト内に表示されるペイボックスグラフィックスおよび/またはその他のコンテンツをカスタマイズすることができる。支払人はさらに、外部サイトから行った1−Clickまたはその他の決済を処理する1つ以上の決済オプションを設定するオプションを利用することができる(例えば、サイトAで行ったすべての1−Click決済をクレジットカードAに課金し、サイトBで行ったすべての1−Click決済をクレジットカードBに課金する)。
【0144】
本発明は、好ましいいくつかの実施の形態として説明されたが、本明細書で述べているすべての特徴および利点を備えているわけではない実施の形態も含めて、当業者には明白である他の実施の形態も、本発明の範囲内に含まれる。そして、本発明の範囲は、付属の請求項によって定義されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユーザを決済サービスに登録し、ペイページを管理し、サービスプロバイダサイトを利用して各種関連操作を実行するプロセスの全体の流れを示す図である。
【図2】決済サービスを実装するために使用される基本Webサイトコンポーネントを示す図である。
【図3】サービスプロバイダサイト側でペイページを表示し、ペイページ取引を処理するプロセスを示す図である。
【図4】ペイページの例を示す図である。
【図5】ユーザがサービスプロバイダサイトを通じてペイページ及びペイボックスを管理する方法を示すWebページの例を示す図である。
【図6】ユーザがサービスプロバイダサイトを通じてペイページ及びペイボックスを管理する方法を示すWebページの例を示す図である。
【図7】ユーザがサービスプロバイダサイトを通じてペイページ及びペイボックスを管理する方法を示すWebページの例を示す図である。
【図8】ユーザがサービスプロバイダサイトを通じてペイページ及びペイボックスを管理する方法を示すWebページの例を示す図である。
【図9】ユーザがサービスプロバイダサイトを通じてペイページ及びペイボックスを管理する方法を示すWebページの例を示す図である。
【図10】ユーザがサービスプロバイダサイトを通じてペイページ及びペイボックスを管理する方法を示すWebページの例を示す図である。
【図11】ユーザがサービスプロバイダサイトを通じてペイページ及びペイボックスを管理する方法を示すWebページの例を示す図である。
【図12】ユーザがサービスプロバイダサイトを通じてペイページ及びペイボックスを管理する方法を示すWebページの例を示す図である。
【図13】ユーザが他のユーザのペイボックスを見つけてインストールし、ペイページアソシエートになる方法を示すWebページの例を示す図である。
【図14】ユーザが他のユーザのペイボックスを見つけてインストールし、ペイページアソシエートになる方法を示すWebページの例を示す図である。
【図15】ユーザが他のユーザのペイボックスを見つけてインストールし、ペイページアソシエートになる方法を示すWebページの例を示す図である。
【図16】ユーザが他のユーザのペイボックスを見つけてインストールし、ペイページアソシエートになる方法を示すWebページの例を示す図である。
【図17】ユーザが既存のペイページのカスタマイズしたバージョンを使って他のユーザに決済を要求するための機能を示す画面表示である。
【図18】ユーザが既存のペイページのカスタマイズしたバージョンを使って他のユーザに決済を要求するための機能を示す画面表示である。
【図19】ユーザが既存のペイページのカスタマイズしたバージョンを使って他のユーザに決済を要求するための機能を示す画面表示である。
【図20】ユーザがペイボックスが含まれるWebページを要求したときに発生するイベントのシーケンスを示す図である。
【図21】ビジターの自発的決済履歴に基づき(通常は、ペイページ所有者の)ユーザを外部コンテンツにリダイレクトするサービスの方法を示す図である。
【図22】1−Clickユーザが外部ホストのペイボックスから直接決済取引を完了するための方法を示す図である。
【図23】(a)サービスプロバイダサイトによって提供されるサービスへのリンク、および(b)サービスプロバイダサイトによって提供される個人化されたコンテンツによって、外部WebサイトのWebページをどのように強化できるかを示す仮説的画面表示である。
【図24】(a)サービスプロバイダサイトによって提供されるサービスへのリンク、および(b)サービスプロバイダサイトによって提供される個人化されたコンテンツによって、外部WebサイトのWebページをどのように強化できるかを示す仮説的画面表示である。
【図25】(a)サービスプロバイダサイトによって提供されるサービスへのリンク、および(b)サービスプロバイダサイトによって提供される個人化されたコンテンツによって、外部WebサイトのWebページをどのように強化できるかを示す仮説的画面表示である。
【図26】決済リンクおよび顧客検討モジュールを外部Webサイトのページに追加するためのインストラクションページを示す図である。
【図27】サービスプロバイダサイトの決済リンク生成ツールを示す図である。
【図28】サービスプロバイダサイトの決済リンク生成ツールを示す図である。[0001]
(Field of the Invention)
The present invention relates to computer-implemented services and user interfaces that a user can use to pay other users. The invention further relates to a method of incorporating the user-to-user payment service into an external website including, but not limited to, a content or service provider website.
[0002]
(Background of the Invention)
Various web-based services have been developed that allow users to collect money from other users. Examples of such services include Qpass and BillPoint. Generally, these services have various deficiencies.
[0003]
One such deficiency is that the payer usually has to perform a significant number of setup steps before the new payee can be paid. As such, existing services are not well-suited for recipients to collect small or one-off payments from many users. For example, such payments may need to be collected when an author, musician, or other content creator wants to ask a consumer of downloadable content to make a donation, or a charity may ask the public for online donations. It is time to want.
[0004]
Also, many existing payment services have the disadvantage that they do not have a simple mechanism for website operators to incorporate the collection process into their website. For this reason, the settlement service of the prior art is not suitable for a small website operator to request a payment and collect money on its own website. For example, this may be necessary when a website operator wants to pay for content hosted by that website from consumers. Still further, existing payment services have the disadvantage that the payee does not have an appropriate mechanism to ask other web site operators to assist in the collection process.
[0005]
Prior art payment services also typically lack the ability to efficiently send customized or personalized payment requests to recipients. Such a request may need to be made, for example, when a seller wants to send a personalized invoice to a buyer, or when an individual wants to request an event-related contribution from a small group of friends.
[0006]
Also, many payment services include mechanisms by which external websites provide content to users, whether or not such users voluntarily or requested pay. Is missing. Further, conventional payment systems typically do not recognize returning customers.
[0007]
(Summary of features of the invention)
The present invention solves the above and other problems by presenting various inventive functions related to inter-user settlement. These functions can be individually implemented in a predetermined payment service, or can be implemented in an appropriate combination. This payment service can be implemented through a payment service provider's website. (As used herein, the term “Web” generally refers to a navigation interface for a user to navigate between pages or documents that use hyperlinks, and “Web sites” refer to such Generally means a networked server system that supports a navigation interface.)
[0008]
One feature of the present invention is the use of a customizable payee-specific pay page to receive payment. In one embodiment, each user of the service can set up one or more pay pages for receiving payments from other users through a set of pay page configuration pages at the service provider site. The pay page can be customized by the payee with textual and graphical content describing the payee and / or the purpose of the pay page. For example, a content creator may create a pay page for collecting self-reported system payments from a user downloading a work, and describe the content creator and / or the work on the pay page. The payee can also specify certain parameters or actions of the pay page, such as a minimum payment amount and a proposed payment amount. Other users may visit the pay page and make a credit card or other payment to the payee. In one embodiment, the user (payer) sets the 1-Click ™ option, activates it, and then activates the pay page to other users with a single operation, such as clicking a mouse. Payment can be made.
[0009]
Another feature of the present invention is to use pay page templates that allow the user to set up customized pay pages for various payment scenarios. Preferably, each template specifies the display elements and actions of the pay page. The service provider provides templates for various payment scenarios, including but not limited to general payments, self-reported system payments, tipping, required payments, charities, auctions, invoice creation, and events. Can be provided by the side.
[0010]
Another feature includes the use of payboxes that allow payers to initiate pay page payments from payee and / or third party websites. Each paybox is used as a link to the corresponding paypage and can be displayed as a banner-type graphic image (or other type of display object) in the host page. Each instance of the paybox may specify one or more paypage parameters that can be preset or passed by Uniform Resource Locator (URL), such as a proposed payment amount, a paypage color, or a text description.
[0011]
In a preferred embodiment, this paybox image is provided at the service provider site and is customized for authorized users of the service (eg, by displaying the user's name). By selecting the paybox, the user's browser may be referred to the corresponding pay page (customized according to the parameters passed) or, in some embodiments, may be settled in a single operation. Run as By using this function, the website operator can request payment on his own website while collecting payment for payment using a service provider. In addition, the website operator can customize the message functions displayed to the payer during and after the payment process.
[0012]
As another function, there is a function of providing an individual display object such as a paybox image personalized in a page of an external Web site (separated from a service provider site and a different Web site). In one embodiment, the reference to the display object is incorporated into the coding of the external web page so that the visitor's browser requests the display object from the service provider site. After receiving such a request from an authorized user / browser, the service provider site personalizes the content of the display object for a particular user and returns the personalized object for display back to the web page. For example, the display object may be (a) the name of the user, (b) a portion of the user's credit card number, (c) a notification that a particular recipient will be paid a particular amount by selecting the object, Personalization can be achieved by displaying one or more of information such as personal recommendations for products and / or services, (e) links to related content, and (f) payment confirmation messages. An important aspect of this feature is that when displaying personalized content in an external web page, we do not disclose such content or other personal information of the user to external web sites or their operators. There is that.
[0013]
Another feature of the invention is that the user of the service hosts another user's paybox or other payment link, preferably in exchange for a fee, bounty payment, or other compensation for submitting the result. There is an associate program that can do it. In one embodiment, the payee (pay page owner) can associate activate the pay page and set up one or more corresponding pay boxes to allow other users to host. Thereafter, other users can install their payboxes on their websites and earn commissions for referrals that result in payments. For example, using this feature, a user can fund a favorite charity (by hosting a paybox). In addition, the author, musician, or other content creator may allow reprints of the downloadable work by other users, provided that the content creator's paybox is displayed with the work.
[0014]
Another feature is the ability to rate individual users based on a voluntary payment history (eg, the frequency of performing a voluntary payment when an option is displayed). These payer ratings can be used to allow content providers (typically pay page owners) to offer special treatment, such as access to bonus content, to serious payers. In one embodiment, the content provider can design the payment service to redirect the visitor's browser to one of a plurality of redirected URLs depending on the visitor's payment history. For example, a user with a poor payment rating may be redirected to a standard version of an audio work, and a user with a good rating may be redirected to a dedicated version of a work. By using this method, when providing rating-based content to a user, the user's identity or payment rating need not be disclosed to the content provider. Another feature, however, is the ability to redirect the visitor's browser as described above, based on some user attribute other than the settlement history. For example, a service provider site may select a redirect URL based on whether a user has made a particular purchase (eg, a user who has purchased a particular CD may have access to bonus tracks associated with that CD). Other users can only access samples of such bonus tracks).
[0015]
Another feature is that the content at the redirect destination URL specified by the pay page owner can be accessed on a payment basis. In one embodiment, when the visitor completes the payment process, the service provider site formats and encrypts the transaction data stream according to specific terms. For example, the transaction data may include one or more of a payment amount, a date, a time, a user's email address, and an IP address of a requesting computer. At the service provider site, the encrypted string is passed to the destination site, preferably with a redirect URL, via a redirect message. The redirect destination site decrypts the character string, checks the validity, and permits or prohibits access to the related content depending on whether the transaction data is valid. In another embodiment, the URL is provided in clear text to the payer in a subsequent settlement.
[0016]
Another feature is a service in which a user sends a customized payment request to another user. To send the payment request, the payee preferably creates or selects an existing pay page and then specifies how to display that page to the payer. For example, an auction seller can specify the item name, winning bid, tax, and shipping charges to be displayed in the pay page. Next, the service sends an e-mail containing a link to the pay page to the payment request recipient. Preferably, the URL portion of the link includes a parameter that specifies how the page is displayed. For example, this feature can be used to send custom invoices to buyers and collect dues and event-related donations from a small group of users.
[0017]
In another service feature, the payee can display a real-time payment counter on his pay page. For example, the counter may be displayed as a target chart showing the number or amount of payments received since commencement, along with a recipient-specified target. This feature can be used on a charity pay page, for example, to display the total amount of money received during a donation collection event in real time. In addition, the creator of the downloadable work can use this feature to indicate the number of visitors who have made a self-reported system payment for a particular work.
[0018]
As another feature, there is a function that prepares a payment link that can be performed in a single operation in an external Web page, and enables a user to access an item of content and perform the payment. For example, a payment link can be inserted into a content provider site for a user to access a particular item and pay for it. When a recognized 1-Click user selects this link, the SP site charges the visitor's account (typically a small payment in the range of 5 cents to 50 cents) and causes the visitor's browser to render the content. Redirect to the included content provider page. In this content page, one or a plurality of display objects prepared on the service provider site side, such as a bar for displaying a payment confirmation message, can be inserted. If the same user makes multiple payments, these payments are aggregated due to the user's credit card payment. The content page may also include links to other services offered by the service provider site, such as a "cancel payment" button or a button for adding a content item to a personal library.
[0019]
The various features of the present invention can be implemented in conventional websites based on HTML (Hyper Text Markup Language), plus HDML (Portable Device Markup Language), XML (Extended Markup Language), and others It can also be implemented in Web sites that use the coding convention of
[0020]
(Detailed description of preferred embodiments)
Computer-implemented payment services that implement various functions of the present invention will be described with reference to the drawings. The service is hosted at a service provider site (also commonly referred to as a "system"), and in the illustrated embodiment is an HTML-based World Wide Web site. As can be seen, the service and its various functions can also be implemented in other types of website and server systems, such as systems with wireless browsing capabilities. The various service functions described herein are preferably implemented in software executed by one or more general-purpose computers, but may be implemented using other types of computing devices. It is.
[0021]
As will be apparent, the various features of the services of the present invention can be implemented differently than described herein. Further, the services implemented may include only a subset of the disclosed features and / or may include additional features that are not disclosed. The following description is illustrative of the invention and is not limiting. The scope of the present invention is defined by the appended claims.
[0022]
The description of the payment service is divided into the following sections and subsections.
I. the term
II. Overview
A. General process flow
B. System components
C. Pay page transaction processing
III. Page and pageflow example
A. Manage pay pages and pay boxes
B. Paybox Associate Hosting
C. Submit payment request
IV. Pay page templates and parameters
V. Paybox and SP generated display object
VI. Paybox tracking and feedback reports
VII. Control access to content based on payment history or other user attributes
VIII. Payment-based content access
IX. Display of payment counter data in pay page
X. 1-Click payment from external site
XI. Content distribution model
XII. Integration of payment services into external content provider sites
XIII. Select payer for processing at external site
[0023]
I. the term
The following terms are used throughout to describe payment services.
[0024]
Pay Page-a custom page or screen for the associated user ("Payee" or Pay Page "Owner") to receive payments from other users. Usually, the pay page contains information about the owner. The paypage is permanent, ie, it can receive many different payments (from the same or different users) using a given paypage over time. In one embodiment, the payee can use various types of payment scenarios, such as general purpose payments, self-assessment system payments, charitable donations, and invoice payments (using corresponding pay page templates). Pay pages can be created.
[0025]
Service Provider or "SP"-Generally, a business entity (or a combination of related entities) that operates a payment service.
[0026]
Service Provider Site (or SP Site)-a networked computer system such as a web-based server system that implements payment services. The system can be accessed through one or more Internet domain names and can include computers that are geographically separated from one another. In the screen display example, amazon. com web site is included. In one embodiment, the SP site is further hosted or linked to other types of e-commerce services such as retail, song download, and online auction services. A different site or page different from the SP site is referred to as "outside." In the described embodiment, it is assumed that all external sites are hosted by computers outside the control of the SP, and such sites are managed by enterprise entities other than the SP.
[0027]
Paybox-a display object that can be incorporated into a page with the ability for a viewer of the page to initiate a payment to a pre-specified recipient. In a preferred embodiment, each paybox contains a graphic image provided by the SP site and provides a link to the corresponding paypage. In one embodiment, the paybox pointing to a particular paypage is stored on the paypage owner's website ("second party site") and / or a third party website ("third party site" or "third party site"). Associate Site "). In the pay box, pay page parameters such as a proposed settlement amount can be optionally specified.
[0028]
Paybox Graphic (or "Paybox Image")-the graphic image portion of the Paybox (e.g., a GIF or JPEG file). When the user displays the page on which the paybox is installed, the user's browser issues a request for a paypage graphic to a service provider (SP) site. In one embodiment, once the user is recognized by the SP site, the graphic is customized for a particular user (eg, by incorporating the user's name into the graphic). The graphic may be similar in size and appearance to a conventional banner ad graphic, but need not be. Alternatively, text links, buttons, or other types of content (Flash, Shockwave, etc.) may be used.
[0029]
Associate-A website owner or operator that hosts (displays) a paybox or other link to another user's pay page, possibly in return for a commission or other compensation. For example, a music download site could host payboxes for related artists and users could make voluntary or mandatory payments for those artists, and the operator of the music download site (associate) would pay fees for such payments. Can receive. Displaying a paybox by a third party using a website is further referred to as "paybox syndication".
[0030]
Self-assessment system payments-Payments where visitors are required to pay a certain amount in exchange for access to content. For example, the user is required to pay $ 1 for each downloaded MP3 file via a paybox provided on a music download site. The content can also be in the form of a computer implemented service (eg, finding the best price for an item). Voluntary payments to access content are also commonly referred to as “tips”.
[0031]
1-Click-A service that allows a customer to complete a transaction with a single operation, such as a single mouse click, using pre-specified information. One embodiment of such a service is described in US Pat. No. 5,960,411.
[0032]
I. Overview
Preferably, the payment service has a function for a user to receive payment from another user via a pay page customized by the payee. In one embodiment, after a user opens an account with the SP, a default pay page is automatically created for the user. In another embodiment, a pay page exists only for a user who has actively created a pay page. In any case, it is preferable that a plurality of pay pages are prepared for each user. For example, a music group may create a separate pay page for each piece of work posted in digital form (see FIG. 7) and use those pay pages to voluntarily pay (tips) from users who download such works. Or self-report system settlement) can be collected. In addition, an individual can create a pay page for personal use and another for business use.
[0033]
In a preferred embodiment, each pay page is based on a template that specifies the layout and behavior of that pay page. Each template describes a default value that can be overwritten by the pay page owner in the pay page setting process. Each pay page is provided with (1) title, (2) pay page "owner" or "payee" identifier, (3) description, and (4) "mandatory" information fields such as amount, Preferably, it can be modified by the payer. Additional fields and options can be defined by specific templates. Different templates can be provided for different types of organizations, such as charities, authors, musicians, other content providers, and individuals. In addition, templates can be prepared for specific types of pay page applications, such as tip payments, self-assessment system settlement, invoice creation, auctions, dues, rebate requests, and settlement required for content access. The types of elements that can be described in a template in one embodiment are described in Section IV ("Pay Page Templates and Parameters") below.
[0034]
It is preferable to set a unique URL (Uniform Resource Locator) for each pay page. The URL of the default page (if used) is preferably based on a naming convention where the user's email address is the only variable (eg, www.paypages.com/<email address> .htm). This allows the user to easily find another user's default pay page. A nickname assigned by the SP or selected by the user may be used in place of the email address. Other types of pay pages may be assigned encoded URLs that are relatively difficult to identify by trial and error. As described below, the service can support various methods for finding and accessing pay pages, such as pay boxes and search engines.
[0035]
In addition to the payee-specified pay page, the service can include a general "remittance" page for remittance to payer-specified payees.
[0036]
Although the websites and pages of the described embodiment use HTML (Hyper Text Markup Language) coding, those skilled in the art will also appreciate that other markup languages can be used. There will be. For example, the functionality of the present invention can be implemented using websites and web pages that use HDML (Portable Device Markup Language), XML (Extensible Markup Language), or other suitable markup languages. . Further, it will be appreciated that the use of a personal pay page provides significant benefits, but allows the recipient to implement many of the features of the present invention without having a pay page.
[0037]
A. General process flow (Figure 1)
FIG. 1 is a diagram showing a basic process flow for registering a user in a service, managing a pay page, and executing various related operations. Each state in FIG. 1 generally corresponds to one or more pages on the SP Web site. As can be seen from the figure numbers shown in FIG. 1, some examples of these Web pages are included in later figures. The process by which a user makes a payment via a pay page is shown in another drawing (FIG. 3).
[0038]
As indicated by the "login" state 30, the user first enters the payment service by logging in using a preselected username and password (or other authentication information). The new user may first register for the service (state 32) and then make or receive payment via the pay page. In the registration process, the user enters various account information such as name, credit card number, password, and email address. Preferably, during or after the registration process, the user can further perform the task of entering and enabling the system's 1-Click ™ service. As will be described later, when the 1-Click service is activated, the user can make a paypage settlement by clicking the mouse once or performing another selection operation once. In one embodiment, the user may also perform a 1-Click payment directly from a paybox provided on an external website. During or after the registration process, the SP site stores a cookie on the user's computer to allow further identification of the user.
[0039]
As shown in state 34, the user may optionally further link the account at the SP to an existing checking account. The bank route number associated with the checking account is based on the information entered by the user from the face value of the check using the process described in U.S. patent application Ser. No. 09 / 517,563, filed Mar. 2, 2000. Can be determined automatically. Once the paypage account is linked to the checking account, the user can initiate a transfer between the two accounts (state 60).
[0040]
As shown in state 36, the service can include a main page (see FIG. 5) or other areas where a user can initiate various operations. Preferably, the main page displays a list of the user's pay pages (if any) so that the user can select a particular pay page on which to perform the operation. As shown in
[0041]
As shown in state 42, the user may further create, edit, or delete payboxes for a particular paypage (see FIGS. 8 to 8 described below in Section III-A). 11 (see page flow example). After the paybox is created, the paypage owner (and in some embodiments, other users) "installs" the paybox in one or more external Web pages and responds to the corresponding paybox. You can set a link to the page. To facilitate this process, the service automatically generates HTML (Hyper Text Markup Language) coding to add to the host Web page (see FIGS. 10 and 16 below). The HTML coding includes a reference to a paybox image (provided on the SP site), and when the page is displayed by the browser, an image request is automatically issued to the SP site. Alternatively, the coding can be generated according to other markup languages or link coding rules. For example, in a wireless environment, appropriate HDML (Portable Device Markup Language) coding can be generated. In addition, the payment service can generate coding that sets other types of links (eg, text links) on the pay page.
[0042]
One particular application of the paybox feature provides a mechanism for compensating digital content creators. For example, a content creator, such as a music group, author, or website operator, may install a paybox on his (second) website to prompt the user for voluntary or mandatory payment. You can also. A user accessing the content can click through the paybox and make a voluntary or mandatory payment to the content creator. The amount of this payment (e.g., $ 1 per download) is offered by the paybox, in which case the amount is displayed in the pay page when the user clicks on it (as described below). Is preferred. If payment is "required", an appropriate mechanism can be used to prohibit access to the content until the user pays for it (see, for example, section VIII entitled "Payment Based Content Access"). .
[0043]
A variation on this model is that the SP itself provides a forum for content creators to post their work in a downloadable format. In this way, the posted work will be displayed with the paybox (eg, on the product detail page) and may seek voluntary (or required) payment. Using this model, a user can post a work to an SP site (whether or not they operate a Web site) and collect money from the user using a payment service. For example, a relatively unknown music group may post songs or albums in MP3 format along with a paybox and request voluntary payment of $ 1 for each download.
[0044]
In one embodiment of the payment service, during the paypage creation or editing process (state 40), the user may "associate activate" a particular paypage. When a pay page is associated and activated, other users may use one or more of their pay boxes on their web page, optionally in exchange for a resulting referral fee or other compensation. Can be installed within. For example, a charity, such as the Red Cross, can associate enable a pay page and create one or more pay boxes for that page. Thereafter, other users (associates) can install these payboxes on their websites and provide a mechanism for other users to find the Red Cross pay page. When the user (a) follows (clicks on) such a pay box and makes a payment on the corresponding pay page, or (b) makes a 1-Click payment in the pay box, if applicable, The associate who created the referral is given a portion of the settlement.
[0045]
To become a paypage associate, the user first retrieves or navigates to the desired associate-enabled paypage (state 46). A search engine can be provided for this purpose. Next, the user selects the corresponding paybox (or, optionally, some other type of link to the paypage) and installs the paybox on one or more third-party sites (state 48). This process is illustrated by the example page flow of FIGS. 13-16 described in Sections III-B below.
[0046]
One particular application of the associate function provides a mechanism to compensate digital content distributors. Third party (associate) distributors of digital content (e.g., music or ebook download sites) can display the paybox of the artist, author, or other content creator along with the associated content. When the user clicks on such a box and makes a voluntary payment to the content creator, a part of the content can be given for each payment as a price for distributing the content to a third party associate. In another particular application, a web site operator may raise funds for a favorite charity while receiving a fee.
[0047]
As shown in state 52, the system further allows a user to generate and send a settlement request to another user. To initiate a payment request, the recipient user specifies one or more recipient email addresses and specifies how to display the recipient's pay page to such recipients. Enter pay page customization data. This customization data can include, for example, the requested payment amount and an associated text description. The system responds by initiating a payment request by sending an email to each recipient with a URL-encoded link to the pay page. The URL portion of this link contains parameters used by the SP website to determine how to display the page. This feature of the system can be used, for example, when sending customized invoices to other users. Other applications for this feature are described in Section III-C ("Sending a Payment Request").
[0048]
As indicated by state 54, the service may further provide an option to set up an automated or periodic payment request. For example, an automatic payment request can be used by an online auction seller to automatically send an invoice (a link to a customized pay page) to the winning bidder. For such a pay page, the image and description of the auction item (displayed in the corresponding auction page) and the winning bid can be automatically input as initial values. A recurring payment request can be used to collect any type of recurring payments, such as subscription fees and group dues.
[0049]
Finally, the service may include various account management pages, as generally indicated by states 56-60. From these pages, the user can perform operations such as viewing pay page transactions (both payee and payer), transferring money between accounts, and updating the user profile. The service can also generate, send, and retain transaction receipts and generate taxable reports (eg, paying charities).
[0050]
B. System components (Figure 2)
FIG. 2 shows a set of components that can be used to implement a payment service at the
[0051]
The web server 68 includes a
[0052]
As shown, a web server 68 communicates with an image server 77 that dynamically generates and provides paybox graphics (and possibly other types of images) for display within an external web page. . Alternatively, other types of object servers may be used, such as a server for animated objects or other executable display objects. In one embodiment, the
[0053]
The web server may further include an
[0054]
The web server also preferably communicates with a
[0055]
As shown in FIG. 2, the
[0056]
The
[0057]
In embodiments where the SP site allows users to post and receive voluntary payments for digital works (as described above), the content database may further include a copy of such works ( Not shown). These works can be found using the site's search engine or other suitable navigation interface.
[0058]
As further shown in FIG. 2, the
[0059]
C. Pay Page Transaction Processing (FIGS. 3 and 4)
FIG. 3 is a diagram showing a basic process used to display a pay page on the
[0060]
If the URL request is from an existing user of the service, the request typically includes a cookie that the system uses to identify the user. The use of cookies for this purpose is well known in the art.
[0061]
As indicated by
[0062]
As further shown in FIG. 4, the pay page also includes an "Amount" field 92E where the visitor can enter a settlement amount and a
[0063]
If the visitor selects the 1-Click version of the payment link 92C, as shown in the "1-Click" path of FIG. 3, the
[0064]
Although a credit card is used in the illustrated embodiment, any suitable method for transferring money between users can be used. Further, it will be appreciated that throughout the various embodiments described herein, the payer's credit card need not actually be charged at the time of the transaction. For example, in embodiments where the user typically makes frequent small payments (less than $ 1) to access articles or other content, the SP site aggregates multiple payments to charge the user's credit card. be able to.
[0065]
As shown in block 100, when a visitor is redirected from a paybox displayed on the associate website to a pay page, the system credits the associate user's account with a commission. The system may additionally or alternatively be configured to credit the associate's account with a bounty settlement (eg, for each referenced user who has set up an account with the SP). An example of a method that can be used to track referrals from associate web sites and determine associate fees is described in US Pat. No. 6,029,141. As indicated at
[0066]
As described in section X below (“1-Click Payment from External Site”), the above process is modified so that a 1-Click visitor simply clicks on a paybox to access an external host. You can execute transactions directly from the paybox. At that moment, the SP site responds to the paybox selection by immediately redirecting the visitor's browser to an external URL specified by the paypage owner (or, in some embodiments, the associate). Therefore, the transaction is completed without the visitor requesting the display of the pay page.
[0067]
The process shown in FIG. 3 further includes an appropriate error handling task (eg, an invalid pay page parameter, an invalid pay page entry (eg, a payment amount less than the minimum payment amount), and other error conditions for handling error conditions. (Not shown).
[0068]
III. Page and pageflow example
FIG. 5 shows an example of the “main page” of the payment service. On this page, the account balance of the user's pay page is displayed, and a list of pay pages currently active in the account is displayed. The page further provides links for the user to perform operations on the selected pay page, such as editing the page, deleting the page, displaying the page, managing the page's paybox, and sending a payment request. The option to send a payment request may be omitted, but may also be used only for certain types of pay pages (eg, a user's default pay page). The main page also provides links for the user to create a new pay page, become a pay page associate, and access other areas of the site.
[0069]
A. Management of pay pages and pay boxes (FIGS. 6 to 12)
The basic process of creating and managing pay pages and associated pay boxes will be described with reference to FIGS. In this example flow, assume that all pay pages are created using the same template. If different templates exist for different types of pay pages, the user attempting to create a new pay page may be required to first select a pay page type.
[0070]
FIG. 6 shows the “
[0071]
The first setting category is message transmission related to pay pages. The message transmission includes a description of the pay page displayed on the pay page, a “thank you” message displayed to the payer after settlement, and a “thank you” message sent to the payer by e-mail. Also, the pay page owner may be provided with an option to upload an audio or video clip that can be played within the pay page.
[0072]
The second category is the title and color scheme of the pay page. For example, the color scheme may be selected to be similar to the owner's reference site.
[0073]
The third category is optional images to be displayed in the pay page. This can be used, for example, to display a picture of the pay page owner or to display an image associated with the downloadable content to which the pay page corresponds.
[0074]
The fourth category is a payment setting of a pay page. The settings include the default settlement amount (the amount that will be remitted if the payer does not modify the amount field) and the minimum settlement amount.
[0075]
The fifth category is a detailed setting of the pay page. By editing the detailed settings, the user can specify whether to associate-enable the page and, if so, the commission rate to be paid to the referral. In addition, the user can specify the location and email address to be displayed in the pay page, and specify the URL of the "Thank You" page to be displayed after the payment process is completed.
[0076]
The sixth category uses an optional payment counter. Use this function to display optional charts on the pay page. When this feature is enabled, a counter is set on the pay page that indicates in real time the amount of money received and / or the number of payments received, via the pay page or a collection of co-owned pay pages specified by the owner. This counter may optionally be displayed as a goal chart showing the total settlement amount for the owner specified goal. For example, the payment counter feature can be used to display real-time donation collection data for a charity. An example implementation of this feature is described in section IX below, entitled "Displaying Payment Counter Data in Pay Pages".
[0077]
After finishing customizing the pay page settings, the user can select the “Continue” button to access the “
[0078]
In step 3 (FIG. 8), the user can select a paybox style to use on the paypage. Alternatively, the user can select the "pay page management" link to return to the main page (FIG. 5). In the example shown, each style corresponds to a particular paybox size. Although a rectangular paybox is used in this example, other shapes of paybox may be used.
[0079]
In step 4 (FIG. 9), the user can create a paybox with a style already selected. In particular, the user can specify a greeting and a message to be displayed in the paybox, and select a frame color for the paybox. Further, the user can specify a proposed settlement amount (for example, $ 1) to be used in the pay box.
[0080]
When the proposed amount is specified, it is preferable that the amount is passed by URL as a parameter and displayed on the pay page when the user accesses the pay page through the pay box. If the same pay page has a different pay box, the proposed payment amount (or other pay page parameters) may be different. Although only one type of pay page parameter (payment amount) is shown in FIG. 9, the creator of the pay box is requested to specify other types of parameters such as the display color of the pay page and other text fields. You can also. In this way, pay pages can be customized (displayed) differently for different pay boxes. The use of parameters to specify pay page display attributes is described in Section IV ("Pay Page Templates and Parameters"). If the user selects the "Continue" button and proceeds to step 5, the paybox settings are stored in the
[0081]
In step 5 (FIG. 10), when the paybox is displayed to the user, the HTML code for installing the paybox on the Web site is also displayed. The paypage owner can install a paybox in any number of webpages by copying blocks of HTML code into the HTML coding of such webpages. Advanced users can also manually add additional parameters to the pay page URL to control other display attributes of the pay page.
[0082]
As shown in FIG. 10, the HTML code includes a reference to a paybox graphic provided by the SP site. Thus, when the user / browser retrieves the HTML document with the paybox installed, the browser automatically requests the paybox graphics from the SP site. If the request includes a cookie for the SP site to identify the user, the SP site preferably incorporates the identified user's name into the paybox graphic, as shown. Upon selecting the “Continue” button on the “
[0083]
As shown in FIG. 5, the user displays a paybox associated with a particular paypage by selecting a corresponding link titled "Manage payboxes for this paypage." And manage it. FIG. 11 shows an example of a “manage paybox” page displayed when this link is selected.
[0084]
The payboxes shown in FIGS. 8-11 differ in size and include text content, but alternatively, a "standard" paybox that does not include text content may be used. For example, as described below, standard buttons or icons may be used where the payment amount is represented in a particular color (e.g., green, blue, representing 5 cents, 10 cents, and 25 cents of payment, respectively). And red payment button). This is useful, for example, when making small, frequent, 1-Click or other payments from external content provider sites using payboxes (see Section X “1-Click Payment from External Sites”). reference).
[0085]
FIG. 12 shows a simplified web form that can be used to create a pay page. In this example, the pay page creator can specify a commission (rate) for the pay associate.
[0086]
B. Paybox Associate Hosting (Figures 13-16)
The process of registering as a paypage associate involves finding an associate-enabled paypage, selecting a paybox associated with the paypage, and installing the paybox in one or more Web pages. Thereafter, when a visitor to such a Web page clicks a pay box and makes a payment, the associate usually receives a commission. There is no limit on the number of associates that can be set for a given pay page. Further, a given user may be associated with different pay pages and pay page owners.
[0087]
FIG. 13 shows a page that can be used to search for an associate-enabled pay page. As shown, a user can search for pay pages based on one or more of name / description, city, and state. Various other navigation tools for finding associated enabled pay pages may be provided, such as a reference tree in which the pay pages are arranged by category.
[0088]
FIG. 14 shows an example of a page of the search result for the search “Name or description = Animal Society”. On this page, a list of matching pay pages is displayed, and a link displaying the pay page and its associated pay box is displayed. If multiple commission rates are supported, this page can indicate the commission rates offered by the owner.
[0089]
FIG. 15 is an example of a page that displays a list of payboxes defined for a paypage titled “The Animal Society in Seattle WA” (Sea Animal in Seattle, WA). From this page, the user can select the style of the provided paybox. When the "Continue" button is selected, the SP site returns a page in which the style of the selected pay box is set and an HTML sequence for installing the pay box (FIG. 16). This HTML sequence is similar in format to the sequence of FIG. 10, but includes the unique identifier of the associate (assigned by the
[0090]
In some embodiments, the associate is provided with an option (not shown) that defines pay page parameters for use with the paybox's associate host instance. For example, the associate may be allowed to enter a proposed payment amount, an associate name or logo associated with the pay page, and / or a post-payment redirect URL. Some or all of these parameters automatically rewrite the owner-specified parameters associated with the paybox.
[0091]
C. Transmission of settlement request (Figs. 17-19)
As described above, the payment service may provide a service in which a user transmits a payment request to another user via a customized pay page. Preferably, the user initiates the payment request by selecting a pay page to use for the request (eg, selecting a “send payment request” link as shown in FIG. 5). Alternatively, the user can be requested to select from a list of predefined payment request templates, in which case a new pay page is created to process the payment request.
[0092]
FIG. 17 shows an example of a page that can be used to send a payment request using the selected pay page. From this page, the payer (payment request recipient) user can enter a name and email address (or select from a personal address book). In one embodiment, the new payer is automatically added to the user's personal address book.
[0093]
As further shown in FIG. 17, the user may also enter an optional description and an optional payment amount, both of which may be associated with the description and payment amount (if any) defined within the pay page. rewrite. Depending on the type of pay page used (template), the user may be required to specify other pay page fields and options (not shown). For example, if the payment request corresponds to the pay page of the auction invoice, the user (recipient) is further required to input the name of the successful bidder and details of the transaction (item number, successful bid amount, shipping cost, etc.). You can also request.
[0094]
In the illustrated embodiment, the “send payment request” page also includes a link 108 to a page (not shown) that automates or periodically cycles the payment request. For example, the user can specify whether to resend the settlement request monthly or automatically send to the winning bidder after the auction is completed.
[0095]
When the user selects the "Send Payment Request" link,
[0096]
FIG. 19 shows an example of a pay page used to request a donation associated with an event. In this embodiment, the payer is recognized by the system and the 1-Click service has been disabled. As described above, pay pages used for other types of payment request scenarios can include other types of fields. For example, a pay page used to request settlement from an auction winner will include fields for item number, winning bid, shipping fee, tax, and shipping address, which will indicate that the auction completed successfully. Initial values may be automatically entered by the
[0097]
IV. Pay page templates and parameters
The pay page template specifies both the "look and feel" and the behavior of the pay page. In the preferred embodiment, all pay pages are based on templates. As described above, templates may be provided by the SP for various payment scenarios, such as donations for charity, events, invoices, auctions, rebate requests, and downloading digital content.
[0098]
Preferably, each template specifies an element to be displayed on the pay page. Table 1 below lists and describes the elements that can be included in the template in one embodiment of the present invention. The column labeled "Type or Size" in Table 1 indicates the type or size of the element. The "display on template" column indicates whether the owner displays the element in the pay page creation / editing process (if "NO", the element takes the default value specified by the SP). The "edit by creator" column specifies whether the owner / creator can modify the value associated with the element when creating the pay page. The "edit by payer" column indicates whether the payer (pay page visitor) can modify the value. The “pass by URL” column specifies whether the value of the element can be passed as a parameter with the pay page URL.
[0099]
[Table 1]
[0100]
Preferably, some elements such as page title, amount, description field, etc. are required for all templates. Other elements can be freely selected by the template designer.
[0101]
Templates can also reference page handlers to perform specific operations. For example, the rebate template handler can extract the serial number of the purchased item and check if the number is on the list of valid serial numbers. This handler can also update the database to mark this serial number as "used". In addition, the template can include Javascript or other code that performs field validation, calculations, or other functions.
[0102]
For elements that can be passed in a URL, the value of the pay page can be overridden by the parameter values contained in the URL (see
http: // WWW. server. com / bob @ antiques. com /? Amount = 20.00, sku = 1234, tax = 4.50, shipping = 3.50, item = 12.00
[0103]
V. Paybox and SP generated display object
Each paybox preferably has a unique identifier assigned after creation by the paypage owner. The identity of the corresponding pay page is encoded in this identifier and can be determined from this identifier. This identifier is preferably used by the image server 77 (FIG. 2) to retrieve the relevant paybox designation from the content database. Alternatively, some or all of the paybox designations, such as style, color, paypage identifier, etc., may be encoded within the paybox identifier.
[0104]
Preferably, two URLs are associated with each paybox. The first URL is used to provide paybox graphics and can take the following form, for example:
http: // www. server. com / payboxes / {pay box ID}. gif
The second URL points to the corresponding pay page and is used to get the pay page when the user clicks on the pay box graphic. This URL can take, for example, the following format:
http: // www. server. com / {pay box ID}
As described above, one or more parameters (such as the proposed settlement amount) can be passed along with this second URL. Preferably, the paybox ID is included in the second URL so that the
[0105]
For the Associate Host Paybox, the URL format is the same, except that it contains the identifier of the hosting associate. For example, a URL can take the following form:
http: // www. server. com / payboxes / {associate ID} / {pay box ID}. gif
http: // www. server. com / {associate ID} / {pay box ID}
Preferably, an Associate ID is recorded each time an Associate Host paybox is requested and each time a pay page is requested for that paybox. As described above, when the associate reference visitor makes a payment, the
[0106]
As mentioned above, the paybox URL and the associated HTML coding are automatically generated by the
[0107]
FIG. 20 shows a general sequence of events that occur when a user (visitor) requests and displays an external (second or third party) Web page that includes a paybox in one embodiment. FIG. This figure also shows a method used when the SP site provides a customized display object other than the paybox image. First, the visitor's
[0108]
The
[0109]
The image server 77 may also include other types of personalization information in graphics or other display objects. For example, the graphic or another dynamically generated graphic may be customized to include a selected number of the visitor's default credit card. In one embodiment, for example, the image server generates and provides a separate bar displayed at the top of the same external Web page. This bar preferably displays the visitor's name (if recognized at the SP site) and information about the payment made in the current reference session. The bar may have buttons that perform some functions, such as canceling the last payment or adding the displayed article to the personal library maintained by the SP.
[0110]
In addition, paybox graphics or other display objects may include personal recommendations for products or services available for purchase from the SP. Personal recommendations can be generated based on the user's purchase history, reference history, and / or explicitly specified interests, using methods well known in the art. These personal recommendations and / or other display attributes of the graphic may also be selected based on the identity of the hosting
[0111]
As further described in FIG. 20, the image server returns the dynamically generated paybox graphic to the browser (event 5), and the graphic 122 in the web page 124 is displayed on the browser. In the SP site, the graphic is sent directly to the visitor's browser, so the personal information included in the graphic is not disclosed to an external Web site or its operator. If the visitor subsequently selects a paybox (eg, clicks on a graphic), the browser sends a request for the corresponding paypage to SP site 66 (event 6). As mentioned above, the request may include one or more pay page parameters.
[0112]
As can be seen from the above, the method of displaying personalized graphics on external sites on the SP site has been changed for various non-payment related applications (eg providing personal recommendations or links to related content). Can be used. In addition, the method can be used to provide personalized objects other than images.
[0113]
VI. Paybox tracking and feedback reports
The
[0114]
To generate a feedback report, the
[0115]
In addition to the above information, the owner can be provided with data on the number of associates hosting each paybox by signing up.
[0116]
VII. Control access to content based on payment history or other user attributes (Figure 21)
[0117]
To generate a rating,
[0118]
Using various methods, a content provider can provide rating-based content to visitors. One such method is to use the
[0119]
Thereafter, the content provider accesses the "Rating-based content settings" area of the
Bad: "Click here to download a sample of Moby's latest single."
Average: "Click here to download Moby's latest single"
Good: "Click here to download the latest Moby CD"
Each such message is displayed on various versions of graphics provided by
[0120]
FIG. 21 is a diagram showing a sequence of events that occur when a visitor accesses a page on which a graphic is installed. Initially, the visitor's
[0121]
By changing the method shown in FIG. 21, the SP site can select the target URL based on some user attribute other than the voluntary settlement history. For example, at the SP site, it is also possible to select a target URL based on whether the user has purchased a particular item (eg, a user who has purchased a particular CD will have access to bonus tracks associated with that CD). Yes, but other users can only access samples of such bonus tracks). As another example, there is a method in which an SP site selects a target URL based on whether a user has purchased a subscription from a content provider.
[0122]
VIII. Payment-based content access
Prior to accessing the external content, the required payment may be collected using the pay page and pay box functions of the service. To provide such functionality, payment services support a protocol for notifying a content provider / recipient when a payment is received. One embodiment of such a protocol is described below.
[0123]
1) Each content provider passes the content provider's public key and one or more target URLs to the SP when setting up the paypage. For example, the target URL provides access to downloadable or displayable content.
2) When the customer makes a payment using the pay page (optionally using the one-time payment method described in Section X), the sale amount, date and time, and / or other transaction information (Eg, the customer's email address, the IP address of the computer making the request, etc.) is formatted into a character string, and the character string is encrypted with the public key of the content provider.
3) The encrypted string is first passed by the SP site to the visitor's browser and finally to the
4) The content provider site decrypts the string and provides access to the computer according to the validity of the extracted information. The content provider can prohibit reuse of this character string so that the URL is a one-time URL. At this point, the SP does not need to be involved or pass any further information to the content provider.
[0124]
IX. Display of payment counter data in pay page
As described above, using one of the functions that can be implemented by this service, the pay page owner can display real-time payment counter data, such as a target chart, in the pay page. This feature can be enabled for some types of pay pages (eg, charitable and self-reported system pages) and is used to communicate payment history data to pay page visitors be able to. For example, a charity pay page could display a chart showing the amount of money collected throughout the donation event, and the creator of the downloadable work could make a self-reported system payment for the work. You can display the number of visitors. In both cases, the chart may be in the form of a goal chart showing real-time totals for owner-specified goals. This counter may be based on a particular pay page or a set of co-owned pay pages specified by the owner.
[0125]
In one embodiment of this feature, the pay page owner has the option of displaying a counter indicating (a) the number of payments received, (b) the total amount of such payments, or (c) both. Given. In addition, the owner may be given the option to display this counter as a target chart, in which case the owner will be asked to specify a target value. If a goal chart is used, the owner can also specify whether to continue collecting payments when the goal is reached. Once the counter is defined, the
[0126]
Various other types of historical data can also be displayed within the pay page. For example, the application can provide a function to display one or more of an average payment amount, a percentage of visitors making payments, and an average total commission earned by the pay page associate.
[0127]
X. 1-Click payment from external site (Fig. 22)
With other features that can be implemented by the service, the user can make a 1-Click (one operation) payment directly from an external host paybox or other display object (ie, without displaying the corresponding pay page in the payment process). It can be carried out. To implement this function, a “PassThru” property indicating whether 1-Click payment from the paybox is valid can be assigned to each pay page. The owner can be allowed to specify pass-through (PassThru) settings for a pay page when creating or editing the page. For the pass-through enabled pay page, the
[0128]
FIG. 22 illustrates this process in detail. In the example shown, it is assumed that the user has turned on the 1-Click service and that the pay page associated with the requested paybox is pass-through enabled (PassThru is on). I have.
[0129]
After selecting the paybox graphic,
[0130]
A special 1-Click version of the paybox graphics is preferably displayed to authorized 1-Click users (
[0131]
In addition, the method shown in FIG. 22 and described above can be used without the payee having his own pay page. For example, after registering with the SP, the recipient can be given a unique URL used to receive payment from the visitor to external (second and / or third party) sites. This URL takes the place of the unique pay page URL. For an approved 1-Click visitor, the process is the same as shown in FIG. 22 and described above (i.e., the visitor is immediately redirected to a "Thank You" page, etc.). Approval 1-For visitors who are not a Click user, the SP site preferably returns a sign-in page when the paybox is selected. There, the user signs in (or registers if necessary) and completes the payment through the general purpose payment pipeline.
[0132]
It is also conceivable that this service requires that all payments made from external sites be 1-Click payments (that is, in order to make such payments to the user, the 1-Click service is required). Do not give the option to set on, off). In such an embodiment, all authorized visitors are treated as 1-Click users.
[0133]
XI. Content distribution model
As described above, the
[0134]
The
[0135]
The
[0136]
XII. Integration of payment services into external content provider sites
Figures 23-25 show how some of the above functions can be used to allow a user to make 1-Click, self-report system micropayments and access other SP services from an external content provider site. It is a screen display example which shows whether it becomes possible. In these examples, the service provider site is Amazon. com web site.
[0137]
FIG. 23 shows an example of a virtual Web page called an external content provider site “Forbe.com”. The external page includes two
[0138]
FIG. 24 is a diagram showing Forbe. Displayed when an authorized 1-Click user selects the
[0139]
FIG. 25 shows a story page according to another embodiment. In this embodiment, bar 166 also includes a “cancel payment” button 167 that overrides voluntary payments made to access the article. When this button 167 is selected, the SP site will (1) cancel the transaction if the payer's credit card has not yet been charged, or (2) cancel the transaction if the credit card has already been charged. Make a refund. The ability to cancel or refund a payment in this manner is also used in other situations where a user makes a voluntary or self-reported system payment as described above. In some embodiments of this feature, the payer can only cancel the voluntary payment within a certain time after the payment. Each recipient or content provider can specify this time via the SP site, and optionally separately for each pay page.
[0140]
In addition,
[0141]
FIG. 26 illustrates a method by which a content provider manually adds HTML code around links that “payment enable” content (ie, adds a payment link of the type shown in FIG. 23). It is an example of a page of a site. This page also describes how to insert an optional
[0142]
FIG. 27 shows a “payment link creation tool” form provided at the SP site that automatically generates HTML or other coding to add a payment link. Once the user fills out and submits the form (including the operation to specify the nickname used for recruitment tracking), the SP site generates and replies the coding (FIG. 28) that is inserted into the HTML document of the external web page .
[0143]
XIII. Select payer for processing at external site
The
[0144]
Although the present invention has been described in terms of several preferred embodiments, it will be apparent to those skilled in the art, including those embodiments that do not provide all of the features and advantages described herein. Other embodiments are also within the scope of the present invention. And the scope of the present invention is defined by the appended claims.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing an overall flow of a process for registering a user in a settlement service, managing a pay page, and executing various related operations using a service provider site.
FIG. 2 illustrates a basic website component used to implement a payment service.
FIG. 3 is a diagram showing a process of displaying a pay page on a service provider site side and processing a pay page transaction.
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of a pay page.
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of a Web page showing a method for a user to manage a pay page and a pay box through a service provider site.
FIG. 6 is a diagram illustrating an example of a Web page showing a method for a user to manage a pay page and a pay box through a service provider site.
FIG. 7 is a diagram illustrating an example of a Web page illustrating a method for a user to manage a pay page and a pay box through a service provider site.
FIG. 8 is a diagram illustrating an example of a Web page showing a method for a user to manage a pay page and a pay box through a service provider site.
FIG. 9 is a diagram illustrating an example of a Web page showing a method for a user to manage a pay page and a pay box through a service provider site.
FIG. 10 is a diagram illustrating an example of a Web page showing a method for a user to manage a pay page and a pay box through a service provider site.
FIG. 11 is a diagram illustrating an example of a Web page showing a method for a user to manage a pay page and a pay box through a service provider site.
FIG. 12 is a diagram illustrating an example of a Web page illustrating a method for a user to manage a pay page and a pay box through a service provider site.
FIG. 13 is a diagram illustrating an example of a Web page showing a method in which a user finds and installs another user's pay box and becomes a pay page associate.
FIG. 14 is a diagram showing an example of a Web page showing a method in which a user finds and installs another user's pay box and becomes a pay page associate.
FIG. 15 is a diagram illustrating an example of a Web page showing a method in which a user finds and installs another user's pay box and becomes a pay page associate.
FIG. 16 is a diagram showing an example of a Web page showing a method in which a user finds and installs another user's pay box and becomes a pay page associate.
FIG. 17 is a screen display showing a function for a user to request payment from another user using a customized version of an existing pay page.
FIG. 18 is a screen display showing a function for a user to request payment from another user using a customized version of an existing pay page.
FIG. 19 is a screen display showing a function for a user to request payment from another user using a customized version of an existing pay page.
FIG. 20 is a diagram showing a sequence of events that occur when a user requests a Web page including a pay box.
FIG. 21 illustrates a method of service for redirecting a user (usually a paypage owner) to external content based on a visitor's voluntary payment history.
FIG. 22 illustrates a method for a 1-Click user to complete a payment transaction directly from a paybox of an external host.
FIG. 23 shows how (a) links to services provided by the service provider site and (b) personalized content provided by the service provider site can enhance the web pages of external web sites. FIG.
FIG. 24 shows how (a) links to services provided by the service provider site and (b) personalized content provided by the service provider site can enhance the web pages of external websites. FIG.
FIG. 25 shows how (a) links to services provided by the service provider site and (b) personalized content provided by the service provider site can enhance web pages on external websites. FIG.
FIG. 26 is a diagram showing an instruction page for adding a payment link and a customer review module to a page of an external website.
FIG. 27 is a diagram showing a payment link generation tool of a service provider site.
FIG. 28 is a diagram showing a payment link generation tool of a service provider site.
Claims (96)
他のユーザから決済を受け取るために受取人が自分のペイページを生成する機能を提供するペイページ生成モジュールと、
前記ペイページ生成モジュールを使用して生成される受取人固有のペイページのリポジトリと、ここで、前記ペイページは、ペイページビジターが決済金額を入力し、且つ対応する受取人への支払を開始することを可能とする機能を備えており、
ペイページへのビジターによって、該ビジターから前記ペイページに関連する受取人に送金することによって開始される決済要求に対応する取引処理モジュールを備えているサーバシステム。A server system for providing a settlement service between users,
A pay page generation module that provides a function for a payee to generate his or her own pay page in order to receive payment from another user;
A repository of payee-specific paypages generated using the paypage generation module, wherein the paypages allow a paypage visitor to enter a payment amount and initiate payment to a corresponding payee Has a function that allows you to
A server system comprising a transaction processing module responsive to a settlement request initiated by a remittance by a visitor to a pay page from the visitor to a payee associated with the pay page.
前記電子メールメッセージが前記受取人のペイページへのリンクを含み、前記支払人が前記ペイページをカスタマイズする方法を指定する少なくとも1つのパラメータを含む請求項1に記載のシステム。A payment request module that provides a function of generating and transmitting a payment request e-mail message in response to the payment request information input by the recipient;
The system of claim 1, wherein the email message includes a link to the payee's pay page and includes at least one parameter that specifies how the payer customizes the pay page.
それぞれのペイページテンプレートがペイページのレイアウトおよび動作を指定する請求項1に記載のシステム。Further comprising a plurality of pay page templates used to generate pay pages by the pay page generation module;
The system of claim 1, wherein each pay page template specifies a pay page layout and behavior.
前記ペイボックスがインストールされる外部Webページ内に表示するための表示オブジェクトを動的に生成及び提供し、且つ承認されたビジターの識別に応じて前記表示オブジェクトのコンテンツをカスタマイズするオブジェクトサーバとをさらに備えている請求項1に記載のシステム。A paybox generation module that is modified to be installed in an external Web page to describe a link to the paypage of the payee, and that provides a function for generating a paybox that includes a display object. When,
An object server for dynamically generating and providing a display object for display in an external Web page on which the paybox is installed, and customizing the content of the display object according to the identification of an approved visitor. The system of claim 1 comprising:
ユーザが、カスタマイズされた受取人固有のペイページを設定し、他のユーザから決済を受け取れるようにするオンラインサービスを提供するステップと、
前記サービスを使用して生成された受取人固有のペイページを識別するページ要求を、ビジターのブラウザから受け取るステップと、
前記ビジターへの表示のために、前記ペイページに関連する受取人に対する決済を開始するためのリンクを含み、前記ビジターが決済の金額を指定するためのフィールドを含む前記ブラウザにペイページを返すステップとを含む方法。A method for performing network-based user-to-user payment, comprising:
Providing an online service that allows the user to set up a customized payee specific pay page and receive payment from other users;
Receiving, from a visitor's browser, a page request identifying a payee-specific pay page generated using the service;
Returning a pay page to the browser including a link for initiating a payment to a payee associated with the pay page for display to the visitor and the visitor including a field for specifying a payment amount; And a method including:
他のユーザから支払を受け取るために受取人がカスタマイズされたペイページを生成するサービスを提供するステップと、
前記サービスを通じて前記受取人が指定したペイページ設定に従って受取人固有のペイページを生成及び格納するステップと、
前記受取人に支払をするために前記ペイページ内で前記ビジターによって実行される1回操作を示す前記ペイページのカスタマイズされたバージョンをビジターに対して表示するステップと、
少なくとも、(a)決済を開始し、(b)前記ビジターのブラウザを、前記受取人によってあらかじめ指定されている外部ページにリダイレクトすることにより、前記ビジターによる1回操作の実行に対して応答するステップとを含む方法。A computer-implemented method for performing user-to-user payments, comprising:
Providing a service for the payee to generate a customized pay page to receive payment from another user;
Generating and storing a pay page specific to the payee according to the pay page settings specified by the payee through the service;
Displaying to the visitor a customized version of the pay page indicating a one-time operation performed by the visitor within the pay page to pay the payee;
At least: (a) initiating a settlement, and (b) responding to the visitor's execution of a single operation by redirecting the visitor's browser to an external page previously specified by the recipient. And a method comprising:
他のユーザから決済を受け取るために受取人がペイページをリモートで生成する機能を提供するペイページ生成モジュールと、
該ペイページ生成モジュールを使用して生成された受取人固有のペイページのリポジトリと、
ペイページ要求メッセージ内に含まれるパラメータに従って前記ペイページの表示をカスタマイズするペイページ表示モジュールと、
受取人が、特定の支払人用にペイページをカスタマイズし、前記ペイページへのリンクを含む電子メールメッセージの支払人への送信を開始する機能を提供する決済要求モジュールと、ここで前記リンクは、前記ペイページ表示モジュールによって前記支払人に合わせて前記ペイページをカスタマイズする方法を指定する1つ以上のパラメータを含んでおり、
ペイページ決済取引を処理する取引処理モジュールとを備えるサーバシステム。A server system for providing a settlement service between users,
A pay page generation module that provides a function for a payee to remotely generate a pay page to receive payment from another user;
A repository of payee-specific paypages generated using the paypage generation module;
A pay page display module that customizes the display of the pay page according to parameters included in the pay page request message;
A payment request module that provides the ability for the payee to customize the pay page for a particular payer and start sending an e-mail message containing a link to the pay page to the payer, wherein the link is Including one or more parameters that specify how the pay page display module customizes the pay page for the payer;
A server system comprising: a transaction processing module that processes a pay page settlement transaction.
ユーザが他のユーザから決済を受け取るためにカスタマイズされたペイページを作成するサービスを提供し、ペイページビジターからペイページ所有者に送金を行うユーザ間決済サービスを実行するサービスプロバイダサイトと、
前記サービスプロバイダサイトがホストとなり、前記作品の前記作成者と関連する説明コンテンツを含むペイページと、
前記ペイページへのリンクとともに前記作品のホストとなり、前記作品の消費者が前記作品の前記作成者に対して自発的決済を行えるようにする外部コンテンツプロバイダWebサイトとを備えるシステム。A system for compensating the creator of the work,
A service provider site that provides a service for a user to create a customized pay page to receive payment from another user, and performs a user-to-user payment service for remittance from a pay page visitor to a pay page owner;
A pay page hosted by the service provider site and containing descriptive content associated with the creator of the work;
An external content provider website that hosts the work with a link to the pay page and allows a consumer of the work to make a voluntary payment to the creator of the work.
ビジターが前記リンクを辿ったときに前記ペイページ内に表示される提案決済金額とともにエンコードされる請求項31に記載のシステム。A link is communicated to the service provider site,
32. The system of claim 31, wherein the system is encoded with a proposed payment amount displayed within the pay page when the visitor follows the link.
前記ペイボックスが、前記ペイボックスがインストールされている外部Webページをビジターが表示したときに前記サービスプロバイダサイトによって提供される表示オブジェクトを含む請求項31に記載のシステム。A link is placed in a paybox associated with the creator of the work,
32. The system of claim 31, wherein the paybox includes a display object provided by the service provider site when a visitor displays an external web page on which the paybox is installed.
ユーザが前記作成者のアソシエートとして前記作品を見つけて再発行するためのサービスを提供する請求項31に記載のシステム。The service provider site stores a copy of the work;
32. The system of claim 31, wherein a service is provided for a user to find and republish the work as an associate of the creator.
それによってビジターが1回操作を実行して前記作成者に支払うことができる請求項31に記載のシステム。A transaction processing module that responds to the selection of the link by remittance to the creator;
32. The system of claim 31, whereby a visitor can perform the operation once and pay the creator.
受取人が、他のユーザから決済を受け取るためにカスタマイズされたペイページをリモートで作成する機能を提供するペイページ生成モジュールと、
受取人が、外部Webページから自分のペイページにリンクを設定するペイボックスをリモートで作成する機能を提供するペイボックス生成モジュールと、
前記ペイページおよび受取人によって作成された関連する前記ペイボックスの説明を格納するデータリポジトリと、
ペイページをビジターに表示するペイページ表示モジュールと、
ペイページのビジターによって開始された決済要求に対して、前記ビジターから前記ペイページに関連する受取人に送金することによって、応答する取引処理モジュールとを備えるサーバシステム。A server system for providing a network-based settlement service between users,
A pay page generation module that provides a payee with the ability to remotely create a customized pay page to receive payments from other users;
A pay box generation module for providing a function for a payee to remotely create a pay box for setting a link to an own pay page from an external web page;
A data repository for storing the pay page and the associated pay box description created by the payee;
A pay page display module for displaying a pay page to a visitor;
A server system comprising: a transaction processing module that responds to a payment request initiated by a pay page visitor by remitting the visitor to a payee associated with the pay page.
前記取引処理モジュールが、前記識別子を使用して、その結果生じる対応するペイページへのビジターの付託を追跡する請求項40に記載のサーバシステム。The paybox generation module includes a user identifier in the coding;
41. The server system of claim 40, wherein the transaction processing module uses the identifier to track a resulting referral of a visitor to a corresponding pay page.
該オブジェクトサーバが、承認されたビジター用に前記ペイボックス表示オブジェクトをカスタマイズする請求項37に記載のサーバシステム。Furthermore, an object server is provided for generating and providing a paybox display object to be displayed in an external Web page,
38. The server system of claim 37, wherein the object server customizes the paybox display object for approved visitors.
前記ビジターが、前記1回操作を実行することで対応するペイページを表示することなく前記受取人に対する決済を完了することができる請求項43に記載のサーバシステム。The object server generates and provides a display object for instructing an authorized visitor to perform a single operation performed to complete payment for the payee,
44. The server system according to claim 43, wherein the visitor can complete the payment to the payee by displaying the corresponding pay page by performing the one-time operation.
受取人のペイページのホストとなり、前記ペイページへのビジターが前記受取人への決済を行う機能を提供するサービスプロバイダサイトと、
該サービスプロバイダサイトから分離されており、前記サービスプロバイダサイトによって提供される表示オブジェクトのホストとなるWebページを備えているアソシエートWebサイトとを備え、
前記表示オブジェクトが、前記ペイページへの選択可能なリンクと関連して提供され、
前記サービスプロバイダサイトが、ビジターが前記リンクを選択して前記受取人に対する決済を行うときに、前記アソシエートWebサイトの運営者を補償する機能を備えているシステム。A system for collecting payments,
A service provider site that hosts a pay page of a payee and provides a function for a visitor to the pay page to make a payment to the payee;
An associated Web site that is separate from the service provider site and that includes a Web page that hosts a display object provided by the service provider site;
The display object is provided in connection with a selectable link to the pay page;
A system wherein the service provider site has a function of compensating an operator of the associate web site when a visitor selects the link and makes a payment to the payee.
前記サービスプロバイダサイトが、ビジターにさらに操作を行うことを要求することなく前記受取人への決済を完了することによって、前記1回操作の実行に応答する請求項49に記載のシステム。The service provider site customizes the content of the display object to the visitor by displaying a message indicating the one-time operation to be performed by the visitor to complete the payment to the payee. And
50. The system of claim 49, wherein the service provider site responds to performing the single operation by completing payment to the payee without requiring a visitor to perform additional operations.
前記サービスプロバイダサイトが、前記パラメータに従って前記ペイページの表示をカスタマイズする請求項49に記載のシステム。The link includes at least one pay page parameter passed to the service provider site when a visitor selects the link;
50. The system of claim 49, wherein the service provider site customizes the display of the pay page according to the parameters.
受取人に、他のユーザから決済を受け取るためにカスタマイズされたペイページを作成する機能を提供するペイページ生成モジュールと、
受取人が、対応するペイページへのリンクを提供するペイボックスを作成し、該ペイボックスをペイページアソシエートとしてホストとなる他のユーザから利用できるようにする機能を提供するペイボックス生成モジュールと、
ユーザに、受取人によって作成されたペイページおよび関連するペイボックスを参照し、外部Webページ内にインストールするペイボックスを選択する機能を提供するアソシエートホスティングモジュールとを備えるサービスプロバイダサイト。A service provider site,
A pay page generation module that provides the payee with the ability to create a customized pay page to receive payments from other users;
A pay box generation module that provides a function for a payee to create a pay box providing a link to a corresponding pay page and to make the pay box available to other host users as a pay page associate;
An associative hosting module that provides a user with a function of referring to a pay page and an associated pay box created by a payee and selecting a pay box to be installed in an external Web page.
該リンク生成モジュールが、アソシエート識別子を前記コードシーケンス内に組み込んで、サービスプロバイダサイトがビジターのアソシエート付託を追跡できるようにする請求項56に記載のサービスプロバイダサイト。A link generation module for facilitating associate installation of payboxes by generating a paybox code sequence that the associate incorporates into web page coding;
57. The service provider site of claim 56, wherein the link generation module incorporates an associate identifier into the code sequence to enable the service provider site to track a visitor's associate recruitment.
該取引処理モジュールが、ペイページへのビジターのアソシエート付託を追跡し、少なくともいくつかの付託についてアソシエートに対して補償を提供する請求項56に記載のサービスプロバイダサイト。In addition, a transaction processing module for executing a remittance started from the pay page is provided,
57. The service provider site of claim 56, wherein the transaction processing module tracks visitor associate submissions to pay pages and provides compensation to associates for at least some submissions.
該画像サーバが、承認されたビジターの名前を前記ペイボックス表示オブジェクトに組み込む請求項56に記載のサービスプロバイダサイト。Further, an image server for generating and providing a paybox display object to be displayed in the associate Web page is provided.
57. The service provider site of claim 56, wherein the image server incorporates an approved visitor name into the paybox display object.
外部サイトのページから開始された1回操作の決済を含み、ユーザからの決済の集金を行う機能を備えるサービスプロバイダサイトと、
前記サービスプロバイダサイトの外部にある前記コンテンツプロバイダサイトがホストとなるWebページとを備え、
該Webページが、ユーザに前記コンテンツプロバイダサイト上に提供されるコンテンツの対価を支払うことを許可するように、前記サービスプロバイダサイトへの参照を含む決済リンクを含み、
前記サービスプロバイダサイトが、1回操作取引として前記ビジターのアカウントに記録することによって、承認されたビジターによる前記リンクの選択に応答し、
前記ビジターが、前記コンテンツプロバイダサイトから直接に1回操作決済を行うことができるシステム。A system for collecting payment from a visitor to a content provider site,
A service provider site including a one-time operation settlement started from a page of an external site and having a function of collecting payment from a user;
A web page hosted by the content provider site outside the service provider site,
The web page includes a payment link that includes a reference to the service provider site to allow a user to pay for content provided on the content provider site;
The service provider site responds to the selection of the link by an authorized visitor by recording the visitor's account as a one-time transaction;
A system in which the visitor can perform one-time operation settlement directly from the content provider site.
前記決済リンクが、前記ビジターに1回選択操作でコンテンツページの対価を支払うとともにアクセスすることを許可する請求項62に記載のシステム。The service provider site is further responsive to the selection of the payment link by redirecting the visitor's browser to a content page of the content provider site;
63. The system of claim 62, wherein the payment link allows the visitor to pay and access a content page with a single selection operation.
前記サービスプロバイダサイトが、承認されたビジターに対して前記表示オブジェクトのコンテンツを個人化する請求項63に記載のシステム。The content page includes a display object provided by the service provider site;
64. The system of claim 63, wherein the service provider site personalizes the content of the display object to authorized visitors.
外部サイトのページから開始された1回操作決済を含む、ユーザからの決済の集金を行うサービスプロバイダサイトと、
該サービスプロバイダサイトの外部にあり、コンテンツページを備えており、該コンテンツページへの選択可能なリンクを含む追加ページを含み、前記リンクが前記サービスプロバイダサイトに決済の集金を許可する、前記サービスプロバイダサイトへの参照を含むコンテンツプロバイダサイトとを備え、
前記サービスプロバイダサイトに登録したビジターが前記リンクを選択すると、サービスプロバイダサイトが、前記コンテンツページへのアクセス手数料を前記ビジターに課金し、前記コンテンツページを前記ビジターのブラウザに表示し、
前記ビジターが、対価を支払い、1回操作で前記コンテンツページにアクセスすることができるシステム。A system that provides fee-based access to content,
A service provider site that collects payments from users, including one-time payments initiated from a page on an external site,
The service provider external to the service provider site, comprising a content page, including an additional page including a selectable link to the content page, wherein the link allows the service provider site to collect payments; A content provider site that contains a reference to the site,
When the visitor registered on the service provider site selects the link, the service provider site charges the visitor a fee for accessing the content page, displays the content page on the visitor's browser,
A system that allows the visitor to pay for and access the content page in a single operation.
Webページのコーディングに前記サービスプロバイダサイトによって提供される表示オブジェクトへの参照を組み込み、ビジターが前記Webページを表示したときに、前記表示オブジェクトが前記サービスプロバイダサイトから要求され、前記Webページ内に表示されるステップと、
サービスプロバイダサイトにおいて、承認されたビジターのブラウザからの前記表示オブジェクトの要求に、対応する受取人への1回操作の決済を行う前記ビジターによって選択されるように改造された前記表示オブジェクトのカスタマイズバージョンを返すことによって、応答するステップと、
前記ビジターによる前記表示オブジェクトの前記カスタマイズバージョンの選択への応答として、前記ビジターがさらに操作を実行することを要求することなく、前記ビジターから前記受取人へ決済を実行するステップとを含む方法。A method for providing a one-time payment function within a Web page outside a service provider site for collecting the payment,
Incorporate a reference to a display object provided by the service provider site in the coding of the web page, and when the visitor displays the web page, the display object is requested from the service provider site and displayed in the web page Steps to be performed,
At a service provider site, a customized version of the display object adapted to be selected by the visitor to make a one-time payment to a corresponding recipient in response to a request for the display object from an authorized visitor's browser. Responding by returning
Performing a payment from the visitor to the recipient without requiring the visitor to perform further operations in response to the visitor selecting the customized version of the display object.
前記WebサイトのWebページのコーディングに、前記Webサイトとは別のサーバによって提供されるオブジェクトへの参照を組み込み、ユーザが前記Webページを表示したときにオブジェクトがサーバから要求されるようにするステップと、
前記サーバで、前記WebサイトからのWebページコーディングの検索の応答として、ビジターのブラウザによって生成される、前記オブジェクトの要求を受け取るステップと、
前記サーバで、少なくとも、(a)前記ビジターを識別するステップ、(b)個人化されたオブジェクトを生成するために、少なくとも前記ビジターの素性に基づく前記オブジェクトをカスタマイズするステップ、(c)前記ビジターへの出力として、前記個人化されたオブジェクトを前記ビジターのブラウザに返信するステップによって、前記要求に応答するステップとを含む方法。A method for providing personalized content to a website visitor without revealing the identity of the visitor to the website operator,
Incorporating a reference to an object provided by a server separate from the Web site in the coding of the Web page of the Web site so that the object is requested from the server when a user displays the Web page. When,
Receiving, at the server, a request for the object, generated by a visitor's browser, in response to a web page coding search from the web site;
At the server, at least (a) identifying the visitor; (b) customizing the object based on at least the visitor's identity to create a personalized object; (c) to the visitor Responding to the request by returning the personalized object to the visitor's browser as an output of the request.
(a)外部サイトにあるコンテンツにアクセスするユーザから自発的決済の集金を行い、(b)ユーザの格付けを生成するサービスプロバイダサイトと、
デジタル作品のホストとなり、前記デジタル作品にアクセスするユーザから決済の集金を行うために、前記サービスプロバイダサイトを使用する外部コンテンツプロバイダサイトとを備え、
前記コンテンツプロバイダサイトが、複数の格付けベースのリダイレクト先を含み、それぞれの格付けベースの目標がそれぞれのユーザ格付けに対応し、それぞれのユーザ格付けと関連するコンテンツへのアクセスを提供し、
前記コンテンツプロバイダサイトがさらに、それぞれの格付けと関連する格付けベースの目標にアクセスするために、ユーザが選択可能なナビゲーションリンクを含み、前記リンクが前記サービスプロバイダサイトを指し、
前記サービスプロバイダサイトが、ユーザの格付けを決定し、前記格付けに対応する目標を選択し、前記ユーザのブラウザを前記選択された目標にリダイレクトすることによって、ユーザによるリンクの選択に応答し、
前記コンテンツプロバイダサイトの運営者にユーザの素性をまたは格付けを明かさずに、前記ユーザが、前記コンテンツプロバイダサイト上のコンテンツへの格付けベースのアクセスを提供されるシステム。A system for distributing content to users,
(A) a service provider site that collects voluntary payments from a user accessing content on an external site and (b) generates a user rating;
An external content provider site that uses the service provider site to host a digital work and collect payment from a user accessing the digital work,
The content provider site includes a plurality of rating-based redirects, each rating-based goal corresponding to a respective user rating, and providing access to content associated with the respective user rating;
The content provider site further includes a user selectable navigation link to access a rating-based goal associated with each rating, wherein the link points to the service provider site;
The service provider site is responsive to the user's selection of a link by determining a user rating, selecting a goal corresponding to the rating, and redirecting the user's browser to the selected goal;
A system wherein the user is provided with rating-based access to content on the content provider site without disclosing the identity or rating of the user to the operator of the content provider site.
前記サービスプロバイダサイトが、ユーザの格付けに基づいて前記表示オブジェクトに表示するメッセージを選択し、
前記メッセージが、前記コンテンツプロバイダサイトの運営者によって前記サービスプロバイダサイトに対してあらかじめ指定された複数のメッセージのうちの1つである請求項84に記載の方法。The link includes a selectable display object provided by the service provider site;
The service provider site selects a message to display on the display object based on a user's rating;
85. The method of claim 84, wherein the message is one of a plurality of messages pre-specified for the service provider site by an operator of the content provider site.
各目標がそれぞれのユーザ格付けに対応し、それぞれのユーザ格付けと関連するコンテンツへのアクセスを提供するように、コンテンツプロバイダサイト上に複数の目標を設定するステップと、
目標への格付けベースのアクセスを許可するように、前記コンテンツプロバイダサイトのWebページに、前記サービスプロバイダサイトへのリンクを組み込むステップと、
ユーザが前記リンクを選択したことに対する応答として、前記ユーザの格付けを決定し、前記格付けに対応する目標を選択し、前記ユーザのブラウザを前記目標にリダイレクトするステップとを含み、
前記サービスプロバイダサイトが、前記コンテンツプロバイダサイトおよびその他の外部Webサイトのユーザから決済の集金を行い、前記ユーザの格付けを生成し、
前記コンテンツプロバイダサイトの運営者に前記ユーザの素性をまたは前記格付けを明かさずに、前記ユーザが前記コンテンツプロバイダサイト上のコンテンツへの格付けベースのアクセスを許可される方法。A method for controlling user access to content, comprising:
Setting a plurality of goals on the content provider site such that each goal corresponds to a respective user rating and provides access to content associated with the respective user rating;
Incorporating a link to the service provider site on a web page of the content provider site to allow rating-based access to goals;
Determining a rating for the user, selecting a goal corresponding to the rating, and redirecting the user's browser to the goal in response to the user selecting the link;
The service provider site collects payment from a user of the content provider site and other external websites, generates a rating of the user,
A method wherein the user is granted rating-based access to content on the content provider site without disclosing the identity of the user or the rating to the operator of the content provider site.
前記サービスプロバイダが、前記ユーザの格付けに基づいて前記表示オブジェクトに表示するメッセージを選択し、
前記メッセージが、前記コンテンツプロバイダサイトの運営者によってあらかじめ指定されている複数のメッセージのうちの1つである請求項89に記載の方法。The link includes a selectable display object provided by the service provider site;
The service provider selects a message to display on the display object based on the rating of the user;
The method of claim 89, wherein the message is one of a plurality of messages pre-specified by an operator of the content provider site.
決済サービスプロバイダサイトへのリンクと関連してコンテンツプロバイダサイト上の作品のホストになるステップと、
前記決済サービスプロバイダサイト上で、ユーザによる前記リンクの選択への応答として、(a)前記ユーザから決済の集金を行うステップ、(b)前記決済と関連する取引情報を含む文字列を生成するステップ、及び(c)前記文字列が目標URLと共に前記コンテンツプロバイダサイトに渡されるように、前記ユーザのブラウザを前記コンテンツプロバイダサイト上の目標にリダイレクトするステップと、
前記コンテンツプロバイダサイト上で、前記ユーザが前記作品にアクセスする権限を有しているか否かを判別するために、目標URLとともに渡された文字列が有効であるか否かを決定するステップとを含む方法。A method for providing payment-based access to digital works,
Hosting the work on the content provider site in connection with the link to the payment service provider site;
(A) collecting payment from the user on the payment service provider site in response to the user selecting the link; and (b) generating a character string including transaction information associated with the payment. And (c) redirecting the user's browser to a target on the content provider site so that the string is passed to the content provider site along with a target URL;
Determining whether the string passed with the target URL is valid on the content provider site to determine whether the user has authority to access the work. Including methods.
前記ユーザが、前記決済サービスプロバイダサイトを表示することなく決済を完了する請求項93に記載の方法。The link is a one-operation payment link that, when selected, (a) completes the payment and (b) immediately redirects the user's browser to the target;
94. The method of claim 93, wherein the user completes a payment without displaying the payment service provider site.
Applications Claiming Priority (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US24435700P | 2000-10-30 | 2000-10-30 | |
US25143700P | 2000-12-05 | 2000-12-05 | |
US09/928,982 US7536351B2 (en) | 2000-10-30 | 2001-08-13 | User-to-user payment service with payee-specific pay pages |
US09/928,977 US7542943B2 (en) | 2000-10-30 | 2001-08-13 | Computer services and methods for collecting payments from and providing content to web users |
US09/928,970 US7356507B2 (en) | 2000-10-30 | 2001-08-13 | Network based user-to-user payment service |
PCT/US2001/049767 WO2002037233A2 (en) | 2000-10-30 | 2001-10-22 | Network-based user-to-user payment service |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004513422A true JP2004513422A (en) | 2004-04-30 |
JP2004513422A5 JP2004513422A5 (en) | 2005-04-21 |
Family
ID=27540196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002539921A Pending JP2004513422A (en) | 2000-10-30 | 2001-10-22 | Network-based payment service between users |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1330759A4 (en) |
JP (1) | JP2004513422A (en) |
AU (1) | AU2002234078A1 (en) |
WO (1) | WO2002037233A2 (en) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012146257A (en) * | 2011-01-14 | 2012-08-02 | Profield Co Ltd | Electronic book processor, electronic book processing method and program |
JP5496398B1 (en) * | 2013-08-08 | 2014-05-21 | 株式会社 ディー・エヌ・エー | Payment apparatus, payment program, and EC server |
KR102013269B1 (en) * | 2018-12-05 | 2019-08-22 | 이트너스 주식회사 | A method and apparatus for providing online shopping malls specialized in purchasing and shipping between countries |
KR102155012B1 (en) * | 2019-08-14 | 2020-09-11 | 이트너스 주식회사 | A method and apparatus for providing online welfare malls specialized in b2b clients |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7610244B2 (en) | 2001-01-17 | 2009-10-27 | Xprt Ventures, Llc | System and method for effecting payment for an item offered for an electronic auction sale |
US7483856B2 (en) | 2001-01-17 | 2009-01-27 | Xprt Ventures, Llc | System and method for effecting payment for an electronic auction commerce transaction |
US7567937B2 (en) | 2001-01-17 | 2009-07-28 | Xprt Ventures, Llc | System and method for automatically effecting payment for a user of an electronic auction system |
US7599856B2 (en) | 2002-11-19 | 2009-10-06 | Amazon Technologies, Inc. | Detection of fraudulent attempts to initiate transactions using modified display objects |
US7383231B2 (en) | 2004-07-19 | 2008-06-03 | Amazon Technologies, Inc. | Performing automatically authorized programmatic transactions |
US7324976B2 (en) | 2004-07-19 | 2008-01-29 | Amazon Technologies, Inc. | Automatic authorization of programmatic transactions |
US7502760B1 (en) | 2004-07-19 | 2009-03-10 | Amazon Technologies, Inc. | Providing payments automatically in accordance with predefined instructions |
US8347078B2 (en) | 2004-10-18 | 2013-01-01 | Microsoft Corporation | Device certificate individualization |
US8336085B2 (en) | 2004-11-15 | 2012-12-18 | Microsoft Corporation | Tuning product policy using observed evidence of customer behavior |
US9524496B2 (en) * | 2007-03-19 | 2016-12-20 | Hugo Olliphant | Micro payments |
US8126778B2 (en) | 2007-03-19 | 2012-02-28 | Ebay Inc. | Network reputation and payment service |
US20120096048A1 (en) * | 2010-10-19 | 2012-04-19 | Microsoft Corporation | Personalized Object Dimension |
US20170011397A1 (en) * | 2015-07-08 | 2017-01-12 | Mastercard International Incorporated | Method and system for person to person payments using a controlled payment number |
FR3065308A1 (en) * | 2017-04-13 | 2018-10-19 | Sas Affily One | SYSTEM AND METHOD FOR ELECTRONIC PAYMENT OPTIMIZED |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6330575B1 (en) * | 1998-03-31 | 2001-12-11 | International Business Machines Corporation | Web commerce tool kit for distributed payment processing |
AU4501600A (en) * | 1999-04-30 | 2000-11-17 | X.Com Corporation | System and method for electronically exchanging value among distributed users |
AU2001273334A1 (en) * | 2000-07-11 | 2002-01-21 | Paypal, Inc | System and method for third-party payment processing |
JP2002092351A (en) * | 2000-09-20 | 2002-03-29 | Media Factory:Kk | Information service device |
US7483856B2 (en) * | 2001-01-17 | 2009-01-27 | Xprt Ventures, Llc | System and method for effecting payment for an electronic auction commerce transaction |
-
2001
- 2001-10-22 AU AU2002234078A patent/AU2002234078A1/en not_active Abandoned
- 2001-10-22 WO PCT/US2001/049767 patent/WO2002037233A2/en active Application Filing
- 2001-10-22 EP EP01985094A patent/EP1330759A4/en not_active Withdrawn
- 2001-10-22 JP JP2002539921A patent/JP2004513422A/en active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012146257A (en) * | 2011-01-14 | 2012-08-02 | Profield Co Ltd | Electronic book processor, electronic book processing method and program |
JP5496398B1 (en) * | 2013-08-08 | 2014-05-21 | 株式会社 ディー・エヌ・エー | Payment apparatus, payment program, and EC server |
JP2015035100A (en) * | 2013-08-08 | 2015-02-19 | 株式会社 ディー・エヌ・エー | Settlement device, settlement program, and ec server |
KR102013269B1 (en) * | 2018-12-05 | 2019-08-22 | 이트너스 주식회사 | A method and apparatus for providing online shopping malls specialized in purchasing and shipping between countries |
KR102155012B1 (en) * | 2019-08-14 | 2020-09-11 | 이트너스 주식회사 | A method and apparatus for providing online welfare malls specialized in b2b clients |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2002037233A2 (en) | 2002-05-10 |
WO2002037233A3 (en) | 2003-01-30 |
EP1330759A2 (en) | 2003-07-30 |
EP1330759A4 (en) | 2008-01-23 |
AU2002234078A1 (en) | 2002-05-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7542943B2 (en) | Computer services and methods for collecting payments from and providing content to web users | |
US7356507B2 (en) | Network based user-to-user payment service | |
US7536351B2 (en) | User-to-user payment service with payee-specific pay pages | |
US7599856B2 (en) | Detection of fraudulent attempts to initiate transactions using modified display objects | |
US7640193B2 (en) | Distributed electronic commerce system with centralized virtual shopping carts | |
US8473364B2 (en) | Network reputation and payment service | |
TWI488049B (en) | Point of presence distribution mechanism for digital content objects | |
US8055552B2 (en) | Social network commerce model | |
JP2004513422A (en) | Network-based payment service between users | |
US20040267561A1 (en) | System, method and apparatus for an online sports auction | |
US20100180186A1 (en) | System and Method for Storage and Distribution of Electronic Publications by Content Creators and Online Publishers with Referral-Based Commissions | |
US20060161484A1 (en) | Method and system for operating an internet accessible multi-merchant universal compilation of items | |
JP2003501729A (en) | Method and system for influencing positions on a search result list generated by a computer network search engine | |
JP2004513422A5 (en) | ||
US20080270286A1 (en) | Product exchange systems and methods | |
JPH11296587A (en) | Electronic mall server, electronic mall client, electronic mall system and storing medium | |
US20100274864A1 (en) | System and Method for Distribution and Redistribution of Electronic Content | |
JP5196730B2 (en) | Electronic shopping mall system | |
US20170070570A1 (en) | System and method for improving the distribution and redistribution of electronic content | |
KR20010077123A (en) | A package payment and delivery method using a common shopping cart in a computer network shopping | |
KR20100094302A (en) | System and method for intermediating on-line advertisement | |
KR100915467B1 (en) | System of providing interactive shopping file and method thereof | |
KR20090001796A (en) | Electronic commercial system and method thereof | |
KR101005928B1 (en) | Method and Apparatus for accumulating online reward using web-browser login | |
CA2390714A1 (en) | Method and apparatus for facilitating electronic commerce via an itemized statement |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040715 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061213 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070313 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070815 |