JP2004511138A - Catvシステム - Google Patents
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Abstract
本発明によるCATVシステム(8)は、一次局(2)及び二次局(4)を有する。CATVシステム(8)は、実質的に等しい間隔及びサイズをもつ複数の周波数チャネル(10)をもつ周波数帯域(12)を有する。CATVシステム(8)は、一次局(2)から二次局(4)に周波数チャネルのうち少なくとも一部分においてデータ信号を伝送する。二次局(4)は、データ信号のうち少なくとも一部分が伝送される周波数チャネル(10)を取得する取得手段を有する。取得手段は、開始周波数からデータ信号を伝える周波数チャネル(10)が見つかるまで周波数チャネル(10)のサイズと実質的に等しい周波数ステップで周波数帯域(12)を走査する。このようにして、かなり速く周波数チャネル(10)を得ることが可能になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一次局及び二次局を有するCATVシステムであって、前記CATVシステムが、実質的に等しい間隔及びサイズをもつ複数の周波数チャネルを有する周波数帯域を備えるとともに、一次局から二次局に周波数チャネルのうち少なくとも一部分においてデータ信号を伝送し、前記二次局が、データ信号のうち少なくとも一部分が伝送される周波数チャネルを取得する取得手段を有し、前記取得手段が、開始周波数から、データ信号を伝える周波数チャネルが見つかるまで、周波数帯域を周波数ステップで走査するCATVシステムに関する。
【0002】
更に、本発明は、一次局から周波数帯域においてデータ信号を受信する二次局であって、前記周波数帯域が、実質的に等しい間隔及びサイズをもつ複数の周波数チャネルを有し、前記データ信号が、周波数チャネルのうち少なくとも一部分において受信され、前記二次局が、データ信号のうち少なくとも一部分を伝える周波数チャネルを取得する取得手段を有し、前記取得手段が、開始周波数から、データ信号を伝える周波数チャネルが見つかるまで、周波数帯域を周波数ステップで走査する二次局に関する。
【0003】
他に、本発明は、データ信号を伝える周波数チャネルを取得する方法であって、前記周波数チャネルが、実質的に等しい間隔及びサイズをもつ複数の周波数チャネルを有する周波数帯域に含まれており、前記方法が、開始周波数から、データ信号を伝える周波数チャネルが見つかるまで、周波数帯域を周波数ステップで走査するステップを有する方法に関する。
【0004】
【従来の技術】
前述によるCATVシステムは、「Data−Over−Cable Service Interface Specifications, Radio Frequency Interface Specifications, SP−RFIv1.1−W01−981008」と題された文書から知られている。この文書は、一次局(の一部分)としてのケーブルモデムターミネーションシステム(CMTS)と、二次局(の一部分)としてのケーブルモデム(CM)とを有する、いわゆるDOCSIS規格準拠のCATVシステムを説明する。ケーブルモデムは、例えば、ケーブルテレビジョン(CATV)ネットワークを介してインターネットなどへの高速データアクセスを可能にする装置である。ある点においてはこれまでのアナログモデムと似ている一方で、ケーブルモデムは、それよりもっと非常に強力であり、約500倍高速にデータを送出することが可能である。28.8−、33.6−、又は56−kbpsモデムを介する現行のインターネットアクセスは、ボイスバンドモデム技術と呼ばれている。ボイスバンドモデムのように、ケーブルモデムは、データ信号を変調及び復調する。しかしながら、ケーブルモデムは、今日の高速インターネットサービスに適したより多くの機能を組み込む。CATVシステムにおいて、CATVネットワークからユーザへのデータは、ダウンストリームと呼ばれるのに対して、ユーザからCATVネットワークへのデータは、アップストリームと呼ばれる。ユーザの観点から、DOCSIS規格準拠のケーブルモデムは、1つの6−MHzケーブルチャネルにおいて30乃至40Mbpsまでのデータを送出することが可能な64/256QAM RFレシーバである。これは56−kbpsモデムよりも約500倍高速である。ユーザからネットワークへのデータは、ヘッドエンド又は一次局の制御の下で、柔軟且つプログラム可能なシステムにおいて送信される。320kbpsから10MbpsまでのデータレートをもつQPSK/16QAMトランスミッタを用いて、該データが変調される。
【0005】
いくつかのケーブルネットワークは、ブロードキャストテレビジョンサービスに適するので、ケーブルモデムは、ユーザの位置からネットワークまでデータアップストリームを伝送するために、双方向のケーブルシステムを介して標準の電話回線又はQPSK/16QAMモデムの何れかを用いることができる。電話回線が、一方向のブロードキャストネットワークに関連して用いられるとき、そのケーブルデータシステムは、テレフォニーリターンインターフェース(TRI)システムと呼ばれる。このモードにおいて、衛星又はワイヤレスケーブルテレビジョンネットワークが、データネットワークとして機能することもできる。
【0006】
ケーブルヘッドエンドにおいて、個別のユーザからのデータは、ケーブルモデムターミネーションシステム(CMTS)による他の処理のために、アップストリーム復調器(又は適宜にテレフォンリターンシステム)によってフィルタをかけられる。CMTSは、多重化されたネットワークインターフェースを介して多くのケーブルモデムユーザからのデータをルーティングするように特に設計されるデータ切り換えシステムである。同様にして、CMTSは、インターネットからデータを受信し、ケーブルモデムユーザにデータをルーティングするのに必要なデータ切り換えを供給する。ネットワークからユーザグループへのデータは、64/256QAM変調器へ送信される。この結果が、1つの6−MHzチャネルに変調されたユーザデータであり、これはユーザ全てにブロードキャストするためのABC、NBC又はTBS放送局のようなケーブルテレビジョンチャネルに関して割り当てられるスペクトルである。
【0007】
ケーブルヘッドエンドは、ダウンストリームデータチャネルを、テレビジョン加入者によって受信されるビデオ、従量料金制(ペイパービュー)、オーディオ及びローカルスポンサー番組と組み合わせる。この組み合わされた信号は、ケーブル配信ネットワークを介して伝送される。ユーザの位置では、テレビジョン信号が、セットトップボックスにより受信される一方で、ユーザデータが、ケーブルモデムボックスによって別個に受信され、PCへ送信される。
【0008】
既知のCATVシステムは、ダウンストリームの方向において、実質的に等しい間隔及びサイズ(6MHz)をもつ複数の周波数チャネルを有する周波数通過帯域(パスバンド)を備える。この周波数帯域は、50MHzと54MHzとの間の低域エッジ部分と、実施(インプリメーテンション)に依存するけれども一般に300MHz乃至864MHzの範囲にある高域エッジ部分とを有する。前記周波数帯域内では、(NTSC)アナログテレビジョン信号と同様に、他の狭帯域及び広帯域ディジタル信号が存在する可能性がある。これら全ての信号は、6−MHz周波数チャネルで伝送される。これら周波数チャネルの中には、二次局にとって関心のあるデータ信号を伝えるものもありうる。初期化に際し、又は信号損失の後で、二次局は、このようなダウンストリーム周波数チャネルを取得しなければならない。この目的のために、二次局は、(最後に使用されたダウンストリーム周波数チャネルに関連する)最後の動作パラメータが記憶される不揮発性記憶装置(non−volatile storage)をもつ取得手段であって、このダウンストリーム周波数チャネル(開始周波数)を最初に再取得しようとする取得手段を有する。これが失敗する場合、前記取得手段は、有効なダウンストリーム周波数チャネルを見つけるまで、ダウンストリーム周波数帯域を連続的に走査し始めなければならない。有効なダウンストリーム周波数チャネルとは、ダウンストリームデータ信号を伝えるダウンストリーム周波数チャネルであり、かかるチャネルについて二次局は、QAMシンボルタイミングを同期させ、FECフレーミングを同期させ、MPEGパケット化を同期させ、SYNCダウンストリームMACメッセージを認識することが可能である。有効なダウンストリーム周波数チャネルが見つかるまでダウンストリーム周波数帯域を走査するこの処理には、かなりの時間、例えば、1時間より多くの時間がかかる可能性がある。既知のCATVシステムは、相対的に非効率であり時間のかかるやり方で、ダウンストリーム周波数チャネルを取得する処理を扱う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、もっと効率的であり時間も有効に用いるやり方で、ダウンストリーム周波数チャネルを取得する処理に対応するCATVシステムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的は、周波数ステップが周波数チャネルの帯域と実質的に等しいことを特徴とする本発明によるCATVシステムにおいて実現される。本発明は、(例えば、200乃至250kHzの)比較的小さな周波数ステップで周波数帯域を走査することによってダウンストリーム周波数チャネルを取得する既知の処理が、以下の理由のために非常に時間がかかるという認識に基づいている。図3は、400MHzの中央周波数を中央とする周波数チャネル10を示す。6MHzのサイズのこの周波数チャネル10の低域エッジ部分は、約397MHzに位置し、この周波数チャネル10の高域エッジ部分は、約403MHzに位置する。周波数チャネル10は、3つの異なる領域20、22及び24に分割され、これら領域は、中央周波数に関して対称的に位置される。領域20は周波数チャネル10の低域及び高域エッジ部分の近傍に位置し、領域24は中央周波数の近傍に位置し、領域22は領域20と24との間に位置する。周波数チャネル10内の信号の品質は、周波数に依存する。データ信号の品質は、領域24内で良好なので、この領域24内において、取得手段は、比較的速く周波数チャネル10を取得することが可能である。更に、領域20のデータ信号の品質は非常に劣るので、取得手段は、周波数チャネルを取得することが不可能であることを迅速に決定することができる。領域22内において、データ信号の品質は、取得手段が周波数チャネルを取得するのに十分なほど良好ではないが、取得手段がこの周波数に固定(ロックオン)することが不可能であると迅速に決定を下すことができないほど悪くもない。領域22内の周波数に関して、この周波数において周波数チャネル10を取得することができないと取得手段が気づく前に、30分間かかりうるということを実験は示した。周波数チャネル10の帯域幅と実質的に等しい周波数ステップを用いることによって、領域22内の周波数において周波数チャネル10を取得するために時間がかかる努力を省いて、取得手段は、周波数チャネル10内の領域22を避けることができる。通常、開始周波数は、周波数チャネル10の領域24内に位置付けられる。この開始周波数は、最終的に既知の良好な周波数、又は予めプログラムされた周波数であってよい。開始周波数において周波数チャネル10を取得することができない場合、取得手段は、開始周波数に6MHzを加えたものに等しい周波数において周波数チャネル10を取得するように試みることもできる。周波数チャネル10は、通常、周波数帯域12(図2参照)において互いに非常に近接して位置付けられる。従って、周波数チャネル10の帯域幅と実質的に等しい周波数ステップ(例えば、既知のCATVシステムの場合、6MHz)で周波数帯域12をステップすることによって、取得手段は、領域22を避けながら、最初の周波数チャネル10の領域24から別の周波数チャネル10の領域24へステップする可能性が高い。
【0011】
本発明によるCATVシステムの実施例は、データ信号を伝える周波数チャネルが見つからない場合、取得手段が、周波数ステップのサイズを減少させることを特徴とする。(例えば、開始周波数が周波数チャネルの領域24内に位置づけられなかったために)上述されたように比較的大きな周波数ステップで周波数帯域をステップすることによって周波数チャネルを取得することができない場合、例えば、200乃至250kHzなどの比較的小さな周波数ステップで周波数帯域を走査することによって、周波数チャネルを位置づけ取得することがなお可能である。
【0012】
本発明によるCATVシステムの実施例は、一次局がケーブルモデムターミネーションシステムを有し、二次局がケーブルモデムを有することを特徴とする。本発明は、ケーブルモデムの使用をサポートするCATVシステムにおいて有利に用いられてもよい。このようなシステムにおいて、一次局は、ケーブルモデムターミネーションシステムを有するヘッドエンドであり、二次局は、スタンドアロンのケーブルモデム又は集積されたケーブルモデムを有するセットトップボックス及びテレビジョン受信機でありうる。ケーブルモデム及びケーブルモデムターミネーションシステムは、(上記の文書に説明されたような)DOCSIS規格、いわゆるEURO−DOCSIS規格、又はDVB−RC規格に準拠するものであってもよい。
【0013】
本発明の上記の目的及び特徴は、図面を参照する好ましい実施例の以下の説明から、より明らかになるであろう。
【0014】
図面において、同一の部分には同じ参照符号が付されている。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1によるCATVシステム8は、一次局又はヘッドエンド2と、複数の二次局又はネットワークターミネーション4とを有する。一次局2及び二次局4は、CATVネットワーク6を介して相互接続される。CATVネットワークは、ハイブリッドファイバー/同軸ネットワークすなわちHFCネットワークでありうる。一次局2は、ケーブルモデムターミネーションシステム(CMTS)を有し、二次局4は、ケーブルモデム(CM)を有しうる。CMTS及びCMは、DOCSIS、EURO−DOCSIS又はDVB−RC規格に準拠するものでありうる。CATVシステム8は、ダウンストリーム方向において、実質的に等しい間隔及びサイズ(6MHz)をもつ複数の周波数チャネル10を有する周波数通過帯域12を備える(394、400及び406MHzを中心とする3つの周波数チャネル10を示す図2参照)。この周波数帯域12は、50MHzの低域エッジ部分と、864MHzの高域エッジ部分とをもつ。該周波数帯域12内において、(NTSC)アナログテレビジョン信号と同様に、他の狭帯域及び広帯域のディジタル信号が存在しうる。これら全ての信号は、6−MHz周波数チャネルで伝送される。これら周波数チャネルの中には、一次局2から二次局4(の少なくとも一部分)へ伝送されるデータ信号を伝えうる周波数チャネルもある。
【0016】
初期化に際し、又は信号損失の後に、二次局4は、このようなダウンストリーム周波数チャネルを取得しなければならない。この目的のために、二次局は、(最後に用いられたダウンストリーム周波数チャネル又は予めプログラムされた周波数に関連する)最後の動作パラメータが記憶されている不揮発性記憶装置を有する取得手段(図示せず)であって、最初にこのダウンストリーム周波数チャネル(開始周波数)を再取得しようと試みる取得手段(図示せず)を有する。これが失敗する場合、この取得手段は、有効なダウンストリーム周波数チャネルを見つけるまで、ダウンストリーム周波数帯域を連続的に走査し始めなければならない。有効なダウンストリーム周波数チャネルとは、ダウンストリームデータ信号を伝えるダウンストリーム周波数チャネルであり、かかる周波数チャネルについて、二次局はQAMシンボルタイミングを同期させ、FECフレーミングを同期させ、MPEGパケット化を同期させ、SYNCダウンストリームMACメッセージを認識することが可能である。
【0017】
取得手段は、開始周波数からデータ信号を伝える周波数チャネルが見つかるまで周波数チャネルの帯域幅、すなわち、本例では6MHzと実質的に等しい周波数ステップで周波数帯域12を走査する。本発明によるCATVシステムの他の実施(インプリメンテーション)において、周波数チャネルの帯域幅は異なってもよく、すなわち8MHzであってもよく、これに応じて周波数ステップは異なる値をもつ。
【0018】
(例えば、開始周波数が周波数チャネルの領域24内に位置づけられなかったなどの理由のため)上述されたように比較的大きな周波数ステップで周波数帯域12をステップすることによって周波数チャネル10を取得することが不可能な場合、例えば、200乃至250kHzなどの比較的小さな周波数ステップで該周波数帯域を走査することによって、周波数チャネル10を位置づけ取得することがなお可能である。従って、データ信号を伝える周波数チャネルが見つからない場合、取得手段は、周波数ステップのサイズを減少させる。
【0019】
本発明の見地は、明確に開示された実施例に限定されるものではない。本発明は、それぞれの新しい特徴及び特徴の組み合わせの各々において実現される。何れの参照符号も請求項の見地を限定しない。動詞「有する(comprising)」は、請求項に記載されるもの以外の他の構成要素又はステップの存在を除外するものではない。構成要素に先行する冠詞「a」又は「an」は、このような構成要素が複数存在することを除外するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるCATVシステムの実施例のブロック図を示す。
【図2】複数の周波数チャネルを有する周波数帯域を概略的に示す。
【図3】周波数チャネルを概略的に示す。
【発明の属する技術分野】
本発明は、一次局及び二次局を有するCATVシステムであって、前記CATVシステムが、実質的に等しい間隔及びサイズをもつ複数の周波数チャネルを有する周波数帯域を備えるとともに、一次局から二次局に周波数チャネルのうち少なくとも一部分においてデータ信号を伝送し、前記二次局が、データ信号のうち少なくとも一部分が伝送される周波数チャネルを取得する取得手段を有し、前記取得手段が、開始周波数から、データ信号を伝える周波数チャネルが見つかるまで、周波数帯域を周波数ステップで走査するCATVシステムに関する。
【0002】
更に、本発明は、一次局から周波数帯域においてデータ信号を受信する二次局であって、前記周波数帯域が、実質的に等しい間隔及びサイズをもつ複数の周波数チャネルを有し、前記データ信号が、周波数チャネルのうち少なくとも一部分において受信され、前記二次局が、データ信号のうち少なくとも一部分を伝える周波数チャネルを取得する取得手段を有し、前記取得手段が、開始周波数から、データ信号を伝える周波数チャネルが見つかるまで、周波数帯域を周波数ステップで走査する二次局に関する。
【0003】
他に、本発明は、データ信号を伝える周波数チャネルを取得する方法であって、前記周波数チャネルが、実質的に等しい間隔及びサイズをもつ複数の周波数チャネルを有する周波数帯域に含まれており、前記方法が、開始周波数から、データ信号を伝える周波数チャネルが見つかるまで、周波数帯域を周波数ステップで走査するステップを有する方法に関する。
【0004】
【従来の技術】
前述によるCATVシステムは、「Data−Over−Cable Service Interface Specifications, Radio Frequency Interface Specifications, SP−RFIv1.1−W01−981008」と題された文書から知られている。この文書は、一次局(の一部分)としてのケーブルモデムターミネーションシステム(CMTS)と、二次局(の一部分)としてのケーブルモデム(CM)とを有する、いわゆるDOCSIS規格準拠のCATVシステムを説明する。ケーブルモデムは、例えば、ケーブルテレビジョン(CATV)ネットワークを介してインターネットなどへの高速データアクセスを可能にする装置である。ある点においてはこれまでのアナログモデムと似ている一方で、ケーブルモデムは、それよりもっと非常に強力であり、約500倍高速にデータを送出することが可能である。28.8−、33.6−、又は56−kbpsモデムを介する現行のインターネットアクセスは、ボイスバンドモデム技術と呼ばれている。ボイスバンドモデムのように、ケーブルモデムは、データ信号を変調及び復調する。しかしながら、ケーブルモデムは、今日の高速インターネットサービスに適したより多くの機能を組み込む。CATVシステムにおいて、CATVネットワークからユーザへのデータは、ダウンストリームと呼ばれるのに対して、ユーザからCATVネットワークへのデータは、アップストリームと呼ばれる。ユーザの観点から、DOCSIS規格準拠のケーブルモデムは、1つの6−MHzケーブルチャネルにおいて30乃至40Mbpsまでのデータを送出することが可能な64/256QAM RFレシーバである。これは56−kbpsモデムよりも約500倍高速である。ユーザからネットワークへのデータは、ヘッドエンド又は一次局の制御の下で、柔軟且つプログラム可能なシステムにおいて送信される。320kbpsから10MbpsまでのデータレートをもつQPSK/16QAMトランスミッタを用いて、該データが変調される。
【0005】
いくつかのケーブルネットワークは、ブロードキャストテレビジョンサービスに適するので、ケーブルモデムは、ユーザの位置からネットワークまでデータアップストリームを伝送するために、双方向のケーブルシステムを介して標準の電話回線又はQPSK/16QAMモデムの何れかを用いることができる。電話回線が、一方向のブロードキャストネットワークに関連して用いられるとき、そのケーブルデータシステムは、テレフォニーリターンインターフェース(TRI)システムと呼ばれる。このモードにおいて、衛星又はワイヤレスケーブルテレビジョンネットワークが、データネットワークとして機能することもできる。
【0006】
ケーブルヘッドエンドにおいて、個別のユーザからのデータは、ケーブルモデムターミネーションシステム(CMTS)による他の処理のために、アップストリーム復調器(又は適宜にテレフォンリターンシステム)によってフィルタをかけられる。CMTSは、多重化されたネットワークインターフェースを介して多くのケーブルモデムユーザからのデータをルーティングするように特に設計されるデータ切り換えシステムである。同様にして、CMTSは、インターネットからデータを受信し、ケーブルモデムユーザにデータをルーティングするのに必要なデータ切り換えを供給する。ネットワークからユーザグループへのデータは、64/256QAM変調器へ送信される。この結果が、1つの6−MHzチャネルに変調されたユーザデータであり、これはユーザ全てにブロードキャストするためのABC、NBC又はTBS放送局のようなケーブルテレビジョンチャネルに関して割り当てられるスペクトルである。
【0007】
ケーブルヘッドエンドは、ダウンストリームデータチャネルを、テレビジョン加入者によって受信されるビデオ、従量料金制(ペイパービュー)、オーディオ及びローカルスポンサー番組と組み合わせる。この組み合わされた信号は、ケーブル配信ネットワークを介して伝送される。ユーザの位置では、テレビジョン信号が、セットトップボックスにより受信される一方で、ユーザデータが、ケーブルモデムボックスによって別個に受信され、PCへ送信される。
【0008】
既知のCATVシステムは、ダウンストリームの方向において、実質的に等しい間隔及びサイズ(6MHz)をもつ複数の周波数チャネルを有する周波数通過帯域(パスバンド)を備える。この周波数帯域は、50MHzと54MHzとの間の低域エッジ部分と、実施(インプリメーテンション)に依存するけれども一般に300MHz乃至864MHzの範囲にある高域エッジ部分とを有する。前記周波数帯域内では、(NTSC)アナログテレビジョン信号と同様に、他の狭帯域及び広帯域ディジタル信号が存在する可能性がある。これら全ての信号は、6−MHz周波数チャネルで伝送される。これら周波数チャネルの中には、二次局にとって関心のあるデータ信号を伝えるものもありうる。初期化に際し、又は信号損失の後で、二次局は、このようなダウンストリーム周波数チャネルを取得しなければならない。この目的のために、二次局は、(最後に使用されたダウンストリーム周波数チャネルに関連する)最後の動作パラメータが記憶される不揮発性記憶装置(non−volatile storage)をもつ取得手段であって、このダウンストリーム周波数チャネル(開始周波数)を最初に再取得しようとする取得手段を有する。これが失敗する場合、前記取得手段は、有効なダウンストリーム周波数チャネルを見つけるまで、ダウンストリーム周波数帯域を連続的に走査し始めなければならない。有効なダウンストリーム周波数チャネルとは、ダウンストリームデータ信号を伝えるダウンストリーム周波数チャネルであり、かかるチャネルについて二次局は、QAMシンボルタイミングを同期させ、FECフレーミングを同期させ、MPEGパケット化を同期させ、SYNCダウンストリームMACメッセージを認識することが可能である。有効なダウンストリーム周波数チャネルが見つかるまでダウンストリーム周波数帯域を走査するこの処理には、かなりの時間、例えば、1時間より多くの時間がかかる可能性がある。既知のCATVシステムは、相対的に非効率であり時間のかかるやり方で、ダウンストリーム周波数チャネルを取得する処理を扱う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、もっと効率的であり時間も有効に用いるやり方で、ダウンストリーム周波数チャネルを取得する処理に対応するCATVシステムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的は、周波数ステップが周波数チャネルの帯域と実質的に等しいことを特徴とする本発明によるCATVシステムにおいて実現される。本発明は、(例えば、200乃至250kHzの)比較的小さな周波数ステップで周波数帯域を走査することによってダウンストリーム周波数チャネルを取得する既知の処理が、以下の理由のために非常に時間がかかるという認識に基づいている。図3は、400MHzの中央周波数を中央とする周波数チャネル10を示す。6MHzのサイズのこの周波数チャネル10の低域エッジ部分は、約397MHzに位置し、この周波数チャネル10の高域エッジ部分は、約403MHzに位置する。周波数チャネル10は、3つの異なる領域20、22及び24に分割され、これら領域は、中央周波数に関して対称的に位置される。領域20は周波数チャネル10の低域及び高域エッジ部分の近傍に位置し、領域24は中央周波数の近傍に位置し、領域22は領域20と24との間に位置する。周波数チャネル10内の信号の品質は、周波数に依存する。データ信号の品質は、領域24内で良好なので、この領域24内において、取得手段は、比較的速く周波数チャネル10を取得することが可能である。更に、領域20のデータ信号の品質は非常に劣るので、取得手段は、周波数チャネルを取得することが不可能であることを迅速に決定することができる。領域22内において、データ信号の品質は、取得手段が周波数チャネルを取得するのに十分なほど良好ではないが、取得手段がこの周波数に固定(ロックオン)することが不可能であると迅速に決定を下すことができないほど悪くもない。領域22内の周波数に関して、この周波数において周波数チャネル10を取得することができないと取得手段が気づく前に、30分間かかりうるということを実験は示した。周波数チャネル10の帯域幅と実質的に等しい周波数ステップを用いることによって、領域22内の周波数において周波数チャネル10を取得するために時間がかかる努力を省いて、取得手段は、周波数チャネル10内の領域22を避けることができる。通常、開始周波数は、周波数チャネル10の領域24内に位置付けられる。この開始周波数は、最終的に既知の良好な周波数、又は予めプログラムされた周波数であってよい。開始周波数において周波数チャネル10を取得することができない場合、取得手段は、開始周波数に6MHzを加えたものに等しい周波数において周波数チャネル10を取得するように試みることもできる。周波数チャネル10は、通常、周波数帯域12(図2参照)において互いに非常に近接して位置付けられる。従って、周波数チャネル10の帯域幅と実質的に等しい周波数ステップ(例えば、既知のCATVシステムの場合、6MHz)で周波数帯域12をステップすることによって、取得手段は、領域22を避けながら、最初の周波数チャネル10の領域24から別の周波数チャネル10の領域24へステップする可能性が高い。
【0011】
本発明によるCATVシステムの実施例は、データ信号を伝える周波数チャネルが見つからない場合、取得手段が、周波数ステップのサイズを減少させることを特徴とする。(例えば、開始周波数が周波数チャネルの領域24内に位置づけられなかったために)上述されたように比較的大きな周波数ステップで周波数帯域をステップすることによって周波数チャネルを取得することができない場合、例えば、200乃至250kHzなどの比較的小さな周波数ステップで周波数帯域を走査することによって、周波数チャネルを位置づけ取得することがなお可能である。
【0012】
本発明によるCATVシステムの実施例は、一次局がケーブルモデムターミネーションシステムを有し、二次局がケーブルモデムを有することを特徴とする。本発明は、ケーブルモデムの使用をサポートするCATVシステムにおいて有利に用いられてもよい。このようなシステムにおいて、一次局は、ケーブルモデムターミネーションシステムを有するヘッドエンドであり、二次局は、スタンドアロンのケーブルモデム又は集積されたケーブルモデムを有するセットトップボックス及びテレビジョン受信機でありうる。ケーブルモデム及びケーブルモデムターミネーションシステムは、(上記の文書に説明されたような)DOCSIS規格、いわゆるEURO−DOCSIS規格、又はDVB−RC規格に準拠するものであってもよい。
【0013】
本発明の上記の目的及び特徴は、図面を参照する好ましい実施例の以下の説明から、より明らかになるであろう。
【0014】
図面において、同一の部分には同じ参照符号が付されている。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1によるCATVシステム8は、一次局又はヘッドエンド2と、複数の二次局又はネットワークターミネーション4とを有する。一次局2及び二次局4は、CATVネットワーク6を介して相互接続される。CATVネットワークは、ハイブリッドファイバー/同軸ネットワークすなわちHFCネットワークでありうる。一次局2は、ケーブルモデムターミネーションシステム(CMTS)を有し、二次局4は、ケーブルモデム(CM)を有しうる。CMTS及びCMは、DOCSIS、EURO−DOCSIS又はDVB−RC規格に準拠するものでありうる。CATVシステム8は、ダウンストリーム方向において、実質的に等しい間隔及びサイズ(6MHz)をもつ複数の周波数チャネル10を有する周波数通過帯域12を備える(394、400及び406MHzを中心とする3つの周波数チャネル10を示す図2参照)。この周波数帯域12は、50MHzの低域エッジ部分と、864MHzの高域エッジ部分とをもつ。該周波数帯域12内において、(NTSC)アナログテレビジョン信号と同様に、他の狭帯域及び広帯域のディジタル信号が存在しうる。これら全ての信号は、6−MHz周波数チャネルで伝送される。これら周波数チャネルの中には、一次局2から二次局4(の少なくとも一部分)へ伝送されるデータ信号を伝えうる周波数チャネルもある。
【0016】
初期化に際し、又は信号損失の後に、二次局4は、このようなダウンストリーム周波数チャネルを取得しなければならない。この目的のために、二次局は、(最後に用いられたダウンストリーム周波数チャネル又は予めプログラムされた周波数に関連する)最後の動作パラメータが記憶されている不揮発性記憶装置を有する取得手段(図示せず)であって、最初にこのダウンストリーム周波数チャネル(開始周波数)を再取得しようと試みる取得手段(図示せず)を有する。これが失敗する場合、この取得手段は、有効なダウンストリーム周波数チャネルを見つけるまで、ダウンストリーム周波数帯域を連続的に走査し始めなければならない。有効なダウンストリーム周波数チャネルとは、ダウンストリームデータ信号を伝えるダウンストリーム周波数チャネルであり、かかる周波数チャネルについて、二次局はQAMシンボルタイミングを同期させ、FECフレーミングを同期させ、MPEGパケット化を同期させ、SYNCダウンストリームMACメッセージを認識することが可能である。
【0017】
取得手段は、開始周波数からデータ信号を伝える周波数チャネルが見つかるまで周波数チャネルの帯域幅、すなわち、本例では6MHzと実質的に等しい周波数ステップで周波数帯域12を走査する。本発明によるCATVシステムの他の実施(インプリメンテーション)において、周波数チャネルの帯域幅は異なってもよく、すなわち8MHzであってもよく、これに応じて周波数ステップは異なる値をもつ。
【0018】
(例えば、開始周波数が周波数チャネルの領域24内に位置づけられなかったなどの理由のため)上述されたように比較的大きな周波数ステップで周波数帯域12をステップすることによって周波数チャネル10を取得することが不可能な場合、例えば、200乃至250kHzなどの比較的小さな周波数ステップで該周波数帯域を走査することによって、周波数チャネル10を位置づけ取得することがなお可能である。従って、データ信号を伝える周波数チャネルが見つからない場合、取得手段は、周波数ステップのサイズを減少させる。
【0019】
本発明の見地は、明確に開示された実施例に限定されるものではない。本発明は、それぞれの新しい特徴及び特徴の組み合わせの各々において実現される。何れの参照符号も請求項の見地を限定しない。動詞「有する(comprising)」は、請求項に記載されるもの以外の他の構成要素又はステップの存在を除外するものではない。構成要素に先行する冠詞「a」又は「an」は、このような構成要素が複数存在することを除外するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるCATVシステムの実施例のブロック図を示す。
【図2】複数の周波数チャネルを有する周波数帯域を概略的に示す。
【図3】周波数チャネルを概略的に示す。
Claims (10)
- 一次局及び二次局を有するCATVシステムであって、前記CATVシステムが、実質的に等しい間隔及びサイズをもつ複数の周波数チャネルを有する周波数帯域を備えるとともに、前記一次局から前記二次局に前記周波数チャネルのうち少なくとも一部分においてデータ信号を伝送し、前記二次局が、前記データ信号の少なくとも一部分が伝送される周波数チャネルを取得する取得手段を有し、前記取得手段が、開始周波数から、データ信号を伝える周波数チャネルが見つかるまで、前記周波数帯域を周波数ステップで走査するCATVシステムであって、前記周波数ステップが、前記周波数チャネルの帯域幅と実質的に等しいことを特徴とするCATVシステム。
- データ信号を伝える周波数チャネルが見つからない場合、前記取得手段が、前記周波数ステップのサイズを減少させることを特徴とする、請求項1に記載のCATVシステム。
- 前記一次局が、ケーブルモデムターミネーションシステムを有し、前記二次局が、ケーブルモデムを有することを特徴とする、請求項1又は2に記載のCATVシステム。
- 前記ケーブルモデムターミネーションシステム及び前記ケーブルモデムが、DOCSIS規格に準拠していることを特徴とする、請求項3に記載のCATVシステム。
- 一次局から周波数帯域においてデータ信号を受信する二次局であって、前記周波数帯域が、実質的に等しい間隔及びサイズをもつ複数の周波数チャネルを有し、前記データ信号が、前記周波数チャネルのうち少なくとも一部分において受信され、前記二次局が、前記データ信号のうち少なくとも一部分を伝える周波数チャネルを取得する取得手段を有し、前記取得手段が、開始周波数から、データ信号を伝える周波数チャネルが見つかるまで、前記周波数帯域を周波数ステップで走査する二次局であって、前記周波数ステップが、前記周波数チャネルの帯域幅と実質的に等しいことを特徴とする二次局。
- データ信号を伝える周波数チャネルが見つからない場合、前記取得手段が、前記周波数ステップのサイズを減少させることを特徴とする、請求項5に記載の二次局。
- 前記二次局が、ケーブルモデムを有することを特徴とする、請求項5又は6に記載の二次局。
- 前記ケーブルモデムが、DOCSIS規格準拠のケーブルモデムであることを特徴とする、請求項7に記載の二次局。
- データ信号を伝える周波数チャネルを取得する方法であって、実質的に等しい間隔及びサイズをもつ複数の周波数チャネルを有する周波数帯域に前記周波数チャネルが含まれており、前記方法が、開始周波数から、データ信号を伝える周波数チャネルが見つかるまで、前記周波数帯域を周波数ステップで走査するステップを有する方法であって、前記周波数ステップが、前記周波数チャネルの帯域幅と実質的に等しいことを特徴とする方法。
- データ信号を伝える周波数チャネルが見つからない場合、前記周波数ステップのサイズを減少させるステップを更に含むことを特徴とする、請求項9に記載の方法。
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