JP2004511095A - 線形誘導流体レベルセンサ - Google Patents
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Abstract
【選択図】図7
Description
関連出願
本出願は、参照により本明細書に組み込まれる2000年10月5日出願の米国仮特許出願第60/238180号の利益を主張するものである。
技術分野
本開示は、流体レベルセンサに関し、詳細には、いくつかの千鳥状巻線をその中に有する誘導コイルに関する。
背景
現在の自動車燃料レベルセンサは可変抵抗器またはポテンシオメータをつくり出すためのセラミック基板上の抵抗性インクから構成される。浮上装置およびフロートアームが、抵抗性インクに沿って乗る電気接点を有するワイパに取り付けられる。回路の抵抗値は、接点が抵抗性インクに沿って動く際に変化し、燃料レベルを示す。
【0002】
しかしながら、回路の抵抗値はインクと接点との境界面における酸化のために増大することがある。酸化の可能性はインク組成、接点組成、接点負荷力、接点幾何形状、接点の両端間の電位、燃料組成、温度および含水量を含むファクタの組合せによって決まる。
【0003】
将来の燃料調合物の不確実性およびそれらが酸化形成に及ぼす影響のために、長期耐久性を有する接点なし燃料レベルセンサを提供することが望ましい。
発明の概要
本開示では、自動車燃料タンク中の燃料レベルを測定するために誘導コイルを利用する。回路を駆動するための電子回路は燃料タンクの外側にある。これにより巻上げプロセスが簡単化されるが、コイル内の磁気コアの位置が変化した際に誘導センサのインダクタンスに非線形変化が生じる。燃料タンク内のセンサに必要とされる空間を最小化するために弧状コイルが利用される。しかしながら、本発明は直線コイルに同様に適用されるであろう。千鳥状(スタッガ)コイル設計を使用することによって、コイル内のコア位置が変化した際のコイルセンサのインダクタンスの変化を線形化することができる。これにより、信号を実際に使用するために線形化するための信号処理が不要となるので実効インダクタンスを読み取る回路を簡単化することが可能になる。千鳥状コイルはより多くの巻線を使用し、コアが最初にコイルに入り、それによってコイルセンサの実効インダクタンスを増大させ、実効インダクタンスが非線形になる挿入距離を小さくすることができる。これにはコイルの全長を短縮するという追加の利益がある。約140度の全行程で、約80度の線形出力が望ましい出力である。
【0004】
ボビンとボビンを囲むコイルとを備える誘導コイルが開示される。ボビンを囲むコイルは、ボビンの第1の部分にわたって延びるコイルの少なくとも1つの層を画定する。コイルの少なくとも1つの他の層はボビンの第1の部分未満にわたって延びる。ボビンを備えるコイルセンサを構成する方法は、ボビン上の第1の位置から開始して、ボビンをコイルで囲み、それによってボビンの第1の部分にわたって延びるコイルの少なくとも1つの層を画定することを含み、コイルの少なくとも1つの他の層がボビンの第1の部分未満のボビンの第2の部分にわたって延びる。
発明の簡単な説明
図1を参照すると、コイルセンサが全体的に100で示されている。誘導コイル300は、磁気コア400が誘導コイル300の内側の弧402に沿って動く際に得られるコイルセンサ100の実効インダクタンスを測定することによって容器中の燃料レベルを決定するために使用される。コア400が誘導コイル300中にさらに挿入されるほど実効インダクタンスは大きくなる。この実効インダクタンスを測定することによって、誘導コイル300内のコア400の相対位置を決定することができる。コア400は、1つの軸における浮上装置の位置を決定するためにフロートアーム404を介して浮上装置(図示せず)に機械的に接続される。燃料中に浮上装置をもつフロートアーム404は誘導コイル300の内側を通じてコア400を作動させる。燃料のレベルが増大すると、コア400は誘導コイル300中にさらに動き、実効インダクタンスを増加させ、燃料レベルが減少すると、コア400は誘導コイル300外にさらに動き、実効インダクタンスを減少させる。
【0005】
図3に、誘導コイル300を駆動するため、および実効インダクタンスを測定するために使用される燃料制御ユニット中の回路を示す。コイルセンサ100は電子回路から遠隔に位置し、配線ハーネスによってそれに接続される。実効インダクタンスは、直列抵抗器110を介して方形波をもつ電圧源を切り替えることによって誘導コイル300を最初に励起することによって決定される。次いで誘導コイル300はこれに応答して電流を制限し、図2に示されるものと同様の電圧波形204、206、208をつくり出す。電圧波形の曲線204、206の下の領域は誘導コイル300を充電することに対応する。電圧波形の曲線208の下の領域は誘導コイル300を通る電流の指数関数的減衰に対応する。減衰は回路時定数τLによって制御される。誘導回路の場合、時定数はインダクタンスを抵抗で割った値(L/R)によって与えられる。前述のインダクタンスは誘導コイル300の可変インダクタンスであり、抵抗は放電抵抗器144の抵抗とコイル自体の抵抗との和である(Rcoil128、図3)。実効インダクタンスを読み取る方法は、曲線208の下の領域をDC電圧レベルVop中に統合することである。その場合、このDC電圧レベルは燃料制御ユニットが使用するか、または車両中の他の装置に送ることができる。
【0006】
方形波202が誘導コイル300を励起する。方形波202は(図3のVpulseとして示される)方形波発振器回路120またはマイクロプロセッサ出力ピンによって提供される。トランジスタQ1112は方形波202を増幅し、誘導コイル300を駆動する。抵抗器110は充電中に誘導コイル300を通る電流を制限する。また、抵抗器110は、Rcoilの温度変化を無視することができるようにRcoil128よりもはるかに大きくなるように選択される。これにより、燃料レベルを決定するためにコイルの実効インダクタンスを決定する際にコイルの抵抗を無視することが可能になる。ダイオードD1は回路がVcoil波形の負の部分208を分析することを可能にする。正の電圧204、206ではなく負の電圧208が使用されるのは、電気接点か電池電圧への配線ハーネスのショートによりオペアンプ134にゼロ出力が生じるからである。抵抗器144はダイオード140を流れる電流を前述の放電抵抗を提供し、誘導コイル(Lcoil/R144)とともに指数関数的減衰に対する時定数を決定する。オペアンプ134は、マイクロプロセッサ(図示せず)によって読み取られる燃料レベルに対応するアナログ電圧出力Vopを提供するための積分器として作用する。
【0007】
抵抗器146とコンデンサ148の組合せでローパスフィルタができる。抵抗器146および132は積分器入力抵抗である。抵抗器138は積分器利得をR138/(R146+R132)として設定する。抵抗器150は積分器134へのオフセット電圧を設定するために使用される。
【0008】
Rcoilを測定する方法は、コイルVcoilの両端間の電圧を測定することである。Vcoilは、図2にVcoilで示されるようなコイル300を通る指数関数的充電および放電電圧である。Vcoiを測定するために、実効インダクタンスを測定するために使用される方形波202は一時的に停止され、図3中のQ1はコイル300が十分に充電されるまで「オン」のままである。Vpulse上の8.2kHzの方形波は停止され、Q1をオンにするためにVpulseが5ボルトに設定される。ひとたびコイルが十分に充電されると、コイルの両端間の電圧は、図3に示されるように
【0009】
【数1】
によって与えられる。抵抗器110およびVccが温度とともに変化しない場合、Rcoilは唯一の温度依存変数となるであろう。抵抗器110は、炭素抵抗器では普通のように低温係数をもつ個別抵抗器となるように選択される。VccとVinの間の電圧差はQ1を流れる電流が低い場合には無視できる。Vccは温度とともにいくぶん変化することがあるが、これはACDもVccによって電力供給される場合には無視することができる。
【0010】
図2および図3に見られるように、Vinは110aで、マイクロコントローラ120によって発生する0ボルトおよびVccボルトの値を有する8.2kHzの方形波パルスVpulse202によって交互に通電および遮断される。Vpulseがゼロ(Q1がオン)のとき、インダクタ126は充電し、Vcoilは204に見られるように指数関数的に減衰する。206に見られるように、コイルセンサ300の(抵抗器110によって設定される)充電時定数に応じて、Vcoilは規定の時間間隔t0後に実質的に一定の値VLまで減衰する。Vpulseが正(Q1がオフ)のとき、図2の208に見られるようにコイルを通る電流が指数関数的に減衰するにつれてVcoilは指数関数的に増大する。電流の指数関数的減少は時定数τLによって制御される。図13および図14から、コア400が誘導コイル300に出入りする際に、コイルセンサ100の時定数τLが変化し、指数関数的減少が変化することが認められよう。したがって、図13は、コア400が実質的に誘導コイル300の外にあるときに充電しているセンサ100を表し、図14は、コア400がより完全に誘導コイル300によって囲まれているときに充電しているセンサ100を表す。
【0011】
センサ100を駆動する図3の電子回路は、最初に燃料タンク中に設置されたときにセンサを空状態およびフル状態で較正する。空読取りはユニットがタンク中に設置された後で行われる。次いでタンクは反転し、フル読取りが行われる。この較正によりコイルおよびコアの変化による出力信号の変化が減少することになる。また、空状態でタンク底部に静止するように浮上装置を設定することが可能になり、フロートを底部タンクから引き上げるために必要とされる燃料の量によって、測定不能な燃料が決定されることになる。
【0012】
次に図4、図7、図8および図9を参照すると、千鳥状誘導コイル300は、その中に画定された空洞304を含むボビン302を備える。ボビン302は成形プラスチックなどの非磁性材料を備える。図1のコア400は参照番号308で示される誘導コイル300の端部で空洞304に入る。ワイヤ306は、310から開始して誘導コイル300の対向する端部308まで延びるか、または反対に308から開始して310まで延びる規定のピッチPoでボビン302の周りに連続的にラッピングまたはスプーリングされる。ボビン302の周りのワイヤのそのようなラッピングは、ボビン302の第1の部分にわたって延びるワイヤ306の少なくとも1つの層が生じるようなものである。分かりやすいように、巻きはワイヤ306によるボビン302の周りの1回の完全回転であり、コイルの層はボビン302の規定の部分に沿って延びるボビン302の周りのワイヤ306の多数の隣接する巻きに起因して生じることを理解すべきである。ピッチはボビン302に沿った単位長さ当たりの巻き数である。誘導コイル300の第1の部分は、310で終端することによってボビン320の全長にわたって延びるか、または例えば312で終端するボビン302の全長未満の部分にわたって延びることができる。ワイヤ306の第1の層のラッピングの端部で、ラッピングは継続し、第2の層を生じるラッピングの開始点に戻る。開始点へのラッピングの戻りは、前述の規定のピッチpoか、またはpoよりも小さいまたは大きい値を有する第2のピッチprとすることができる。例えば、開始点へのラッピングの戻りは急速移動戻りとすることができ、prはpoよりもはるかに小さい。ボビン302の周りのワイヤ306のラッピングはまださらに点312までまたは点314まで継続し、それによってワイヤ306は前の層未満にまたがる第2の部分にわたってボビン302を囲む。ボビン302の周りのワイヤ306の前述のラッピングは複数の繰り返しの間継続することができ、図7、図8、図9および図10の千鳥状(スタッガ)誘導コイル300を生じる。図7および図10から最もよく理解できるように、312、314および316での誘導コイル300の周りのワイヤ306の後続のラッピングの終端間の角度スパン312a、314a、316aは、千鳥状コイルが実質的に切頭円錐のプロファイルをとるように段々小さくなるようにすることができる。
【0013】
千鳥状巻き誘導コイル300中の層の角度スパンに応じたワイヤ306の層の数を図4の212に示す。ボビン302の範囲にわたる一定数(例えば10個)の層が直線巻きコイルについて210に示されている。ワイヤ306の前述の巻きは、最初に千鳥状のワイヤ巻線を実現する前に規定の一定数の層を巻くことによって達成できることが認められよう。一例として、図4は、千鳥状巻線を実現する前に誘導コイル300の範囲にわたって最初に巻かれた7つの層を示す。また、ワイヤ306の2つまたはそれ以上の一定層を2つの千鳥状層間に実現できることも認められよう。
【0014】
したがって、千鳥状誘導コイル300は、コア400が最初に空洞304に入る誘導コイル300の端部でワイヤ306のより多い数の巻きを使用し、誘導コイル300の長さに沿って動く際にワイヤ306の徐々に少なくなる数の巻きを使用し、ボビン302(図10)の周りに巻かれたワイヤ306の円錐類似(または切頭円錐類似)構成が生じる。これによりコイルセンサ100の実効インダクタンスが増大する。コア400が最初に空洞304中に入る点は図1および図7に参照番号308で示されている。図10では、コイルの連続的な層は308とそれの共通の少なくとも1つの境界を含むことが分かる。
【0015】
図11および図12は不均一コイル巻線を利用する弧状コイルの表現である。図7および図8には弧状誘導コイル300が示されているが、本発明の方法および装置は直線誘導コイル300にも等しく適用可能である。図7および図11に示される誘導コイル300の弧は限定としてではなく例示として約140度である。
【0016】
千鳥状コイル対直線コイルについての実効インダクタンスの直線性の改善は実際のテスト結果で分かる。図5は、同じ巻き総数に対する214の千鳥状巻きコイルおよび216の直線巻きコイルのセンサ回路からの出力電圧Vopを示す。
【0017】
図6は、センサ100の動作範囲である図5の30〜110回転度のデータ範囲についての千鳥状コイルおよび直線コイル内の出力電圧対コア400の位置の直線性の改善を示す。図6において、千鳥状コイルについては(例えば最小自乗フィッテイングによる)出力電圧の線形化が214aに見られ、直線の式:
【0018】
【数2】
を生じ、残差はR2=0.9963であり、直線コイルについては216に見られ、直線の式:
【0019】
【数3】
を生じ、残差はR2=0.9757であり、yはセンサ100の出力電圧Vopであり、θは誘導コイル300の空洞304内のコア400の角度位置である。
【0020】
以上、好ましい実施形態を図示し説明したが、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなくそれの様々な修正および代用を行うことができる。したがって、本発明は例示として説明したものにすぎず、本明細書に開示したそのような例示および実施形態は特許請求の範囲を限定するものと解釈すべきではないことを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】
線形誘導燃料センサの三次元透視図である。
【図2】
方形波駆動パルス電圧Vpulseとコイルセンサの両端間の合成電圧Vcoilとの相対的タイミングを示す図式表現である。
【図3】
コイルセンサのモデルを含む容器中の燃料レベルを決定するための電気回路の例示的な実施形態の概略図である。
【図4】
直線巻きコイルおよび千鳥状巻きコイル中の弧状コイル内のコアの角度位置に応じた線形誘導燃料センサ中のコイルの層の数の図式表現である。
【図5】
直線巻きコイルおよび千鳥状巻きコイル中の弧状コイル内のコアの角度位置に応じた線形誘導燃料センサの出力電圧の図式表現である。
【図6】
直線巻きコイルおよび千鳥状巻きコイルの図5の線形誘導燃料センサの出力電圧の線形化の図式表現である。
【図7】
千鳥状コイル巻線を利用する弧状コイルの表現である。
【図8】
図7の弧状コイルの断面端面図である。
【図9】
図7の弧状コイルの断面端面図である。
【図10】
図7の弧状コイルの断面図である。
【図11】
不均一コイル巻線を利用する弧状コイルの表現である。
【図12】
不均一コイル巻線を利用する弧状コイルの表現である。
【図13】
コイルセンサのコアがコイル中に挿入されてないVcoilの指数関数的減衰の図式表現である。
【図14】
コイルセンサのコアがコイル中に完全に挿入されているVcoilの指数関数的減衰の図式表現である。
Claims (31)
- ボビン(302)と、
ボビン(302)を囲み、それによってボビン(302)の第1の部分にわたって延びるコイルの少なくとも1つの層を画定するコイル(306)と、
を備え、
コイル(306)の少なくとも1つの他の層がボビン(302)の第1の部分未満のボビン(302)の第2の部分にわたって延びる、
誘導コイル要素(300)。 - 前記ボビン(302)は非磁性材料を備える、請求項1に記載の誘導コイル要素(300)。
- 前記ボビン(302)は、磁気コア(400)をその中に受容する空洞(304)を画定する、請求項1に記載の誘導コイル要素(300)。
- 前記コイル(306)はワイヤを備える、請求項1に記載の誘導コイル要素(300)。
- 前記空洞(304)はエアコアを備える、請求項1に記載の誘導コイル要素(300)。
- 前記ボビン(302)の第1の部分はボビン(302)の範囲にわたって延びる、請求項1に記載の誘導コイル要素(300)。
- 前記コイル(306)の第2の層はボビン(302)の範囲にわたって延びる、請求項6に記載の誘導コイル要素(300)。
- ボビン(302)内に画定された空洞(304)内の磁気コア(400)の位置に対する、ボビン(302)を含む誘導コイル要素(300)の実効インダクタンスの変化を線形化する方法であって、
ボビン(302)をコイル(306)で囲むステップであって、それによってボビン(302)の第1の部分にわたって延びるコイルの少なくとも1つの層を画定する、該ステップを含み、コイルの少なくとも1つの他の層がボビン(302)の第1の部分未満にわたって延びる、
誘導コイル要素の実効インダクタンスの変化を線形化する方法。 - 前記ボビン(302)をコイルで囲むステップは、ボビン(302)をワイヤ(306)で囲むステップを含む、請求項8に記載の方法。
- ボビン(302)上の第1の位置(308)から開始して、ボビン(302)をコイル(306)で囲み、それによってボビン(302)の第1の部分にわたって延びるコイルの少なくとも1つの層を画定するステップを含み、
コイルの少なくとも1つの他の層がボビン(302)の第1の部分未満のボビン(302)の第2の部分にわたって延びる、
ボビン(302)を備える誘導コイル要素(300)を構成する方法。 - 前記ボビン(302)をコイル(306)で囲むステップは、ボビン(302)をワイヤで囲むステップを含む、請求項10に記載の方法。
- 前記ボビン(302)をコイルで囲むステップは、ボビン(302)をコイル(306)で第1のピッチで囲むステップを含む、請求項10に記載の方法。
- さらに、
前記ボビン(302)上の第2の位置でボビン(302)を第1のピッチで囲むステップを終わらせるステップと、
ボビン(302)を第2のピッチで囲むステップとを含む、請求項12に記載の方法。 - 前記ボビン(302)を囲むステップは、ボビン(302)上の第2の位置(312)から開始して、ボビン(302)をコイル(306)で囲み、それによってボビン(302)の第1の部分にわたって延びるコイルの少なくとも1つの層を画定するステップを含み、
コイルの少なくとも1つの他の層がボビン(302)の第1の部分未満のボビン(302)の第2の部分にわたって延びる、請求項13に記載の方法。 - 容器中の流体にリンクされたコアをその中に受容する空洞(304)を有するボビン(302)と、ボビン(302)を囲み、それによってボビン(302)の第1の部分にわたって延びるコイル(306)の少なくとも1つの層を画定するコイル(306)とを含む誘導コイル要素(300)を備える流体レベルセンサであって、
コイル(306)の少なくとも1つの他の層がボビン(302)の第1の部分未満のボビン(302)の第2の部分にわたって延び、
誘導コイル要素(300)に接続され、誘導コイル要素(300)を交互に充電および放電し、それによって容器中の流体のレベルを示す信号を発生するための手段を含む回路と、
を備える流体レベルセンサ。 - 前記ボビン(302)は非磁性材料を備える請求項15に記載の誘導コイル要素(300)。
- 前記ボビン(302)は、磁気コア(400)をその中に受容する空洞(304)を画定する、請求項15に記載の誘導コイル要素(300)。
- 前記コイル(306)はワイヤを備える、請求項15に記載の誘導コイル要素(300)。
- 前記空洞(304)はエアコアを備える、請求項15に記載の誘導コイル要素(300)。
- 前記ボビン(302)の第1の部分はボビン(302)の範囲にわたって延びる、請求項15に記載の誘導コイル要素(300)。
- 前記コイル(306)の第2の層はボビン(302)の範囲にわたって延びる、請求項20に記載の誘導コイル要素(300)。
- ボビン(302)と、
ボビン(302)を囲み、それによってボビン(302)の第1の部分にわたって延びるコイルの少なくとも1つの層を画定するコイル(306)と、
を備え、
コイルの少なくとも1つの他の層が第1の層の上に重なり、ボビン(302)の第1の部分未満のボビン(302)の第2の部分にわたって延び、
コイル(306)の少なくとも1つの層とコイル(306)の少なくとも1つの他の層とがそれの共通の少なくとも1つの境界を含む、
誘導コイル要素(300)。 - 前記ボビン(302)は非磁性材料を備える、請求項22に記載の誘導コイル要素(300)。
- 前記ボビン(302)は、磁気コア(400)をその中に受容する空洞(304)を画定する、請求項22に記載の誘導コイル要素(300)。
- 前記コイルはワイヤを備える、請求項22に記載の誘導コイル要素(300)。
- 前記空洞(304)はエアコアを備える、請求項22に記載の誘導コイル要素(300)。
- 前記ボビン(302)の第1の部分はボビン(302)の範囲にわたって延びる、請求項22に記載の誘導コイル要素(300)。
- 前記コイルの第2の層はボビン(302)の範囲にわたって延びる、請求項27に記載の誘導コイル要素(300)。
- 前記コイルの少なくとも1つの他の層は第1の層の上に重なる、請求項1に記載の誘導コイル要素(300)。
- 前記コイルの少なくとも1つの層と前記コイルの少なくとも1つの他の層とはそれの共通の少なくとも1つの境界を含む、請求項1に記載の誘導コイル要素(300)。
- 前記コイル(306)の少なくとも1つの他の層はコイルの第1の層の上に重なり、前記コイルの少なくとも1つの層と前記コイルの少なくとも1つの他の層とはそれの共通の少なくとも1つの境界を含む、請求項10に記載の方法。
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