JP2004509508A - 電気信号と光信号との間の変換器を備えたネットワーク - Google Patents

電気信号と光信号との間の変換器を備えたネットワーク Download PDF

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Abstract

【課題】中央ユニットと設置コストが比較的低い加入者との間で信号を伝送するためのシステムおよび装置を提供する。
【解決手段】たとえばアパートメントビルにおけるネットワークは、加入者(29)と中央に配置されたスイッチ(3)との間で部分的に情報の光伝送を行い、一端に電気コネクタ(9)を他端に光ファイバへの接続端子(21)を含むコネクタハウジング(9)を有する。電気信号と光信号との間の変換を行う電子変換器は電気コネクタと光接続との間に接続される。電気接続は、着脱可能な電気接続ケーブル(13)によりスイッチの電気コネクタ(17)に結合されうる。コネクタハウジングの変換器は、光伝送が、信号に関して、スイッチからみて電気信号ラインとして動作するように設計される。コネクタハウジングは電気コネクタの幅および厚さと実質的に対応する幅および厚さを有し、それによって高密度配置が可能となり、さらに、スイッチの固定的に配置されたコネクタがコネクタの幅および厚さによって本質的に決定される小さな間隔で互いに配置される場合、コネクタハウジングが直接、あるいは、簡単な端子変換器を通して、スイッチの固定的に配置されたコネクタに接続することが可能となる。コネクタラック(7)のコネクタソケットは、加入者からの光ファイバ(19、1)への光接続を他のものの間で容易にするために設けることができる。変換器の電源は、コネクタ半仁具の外部電気コンタクトエリアを通して、別個のケーブルを通して、あるいは、電気コネクタの未使用ピンを通して供給することができる。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光ファイバ内の信号を電気的導体に結合させることに係り、特に、光ファイバを中央の電気接続ユニットに接続するシステムおよび装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、イーサネット(登録商標以下同じ)型通信ネットワークは急速に拡大を続けており、オフィスだけでなく、特に個人加入者がブロードバンド通信へのアクセスを希望していることで家庭においてもめざましい拡大を見せている。アパートメントビルにおけるアパートメントのような集合住宅では、基本的に、オフィス用に使用されている標準タイプのイーサネット型ローカルネットワークを使用することで解決を図っている。しかしながら、このようなアパートメント用のローカルネットワークは、同じ建物内の各戸間の距離がオフィス内の各部屋間のそれよりも離れているために、オフィス用に設置されたローカルネットワークとは構成を異にしている。さらに、配電、特に共通の接地配線に関して、同じような慎重なやり方がなされていない。ツイストペア(より対線)を用いたイーサネット型ネットワークでは、スイッチなどの接続ノードとそれに接続されるコンピュータとの間の距離は最大100メートルである。このように最大距離が制限されているために、通常、1つの建物のわずかな戸数しか同じスイッチに接続するができない。その結果、スイッチのコストに加えて、ロック可能でおそらく自動温度調節機能を備えた特別な部屋を設ける必要があり、接続された1戸あたりの設置コストが高くつく。また、許容されない干渉を避けるために電気的にシールドされたケーブルを用いることは可能であるが、この可能性は、接地が満足のいくほどに設けられていないことから、しばしば非常に限定される。さらに、電気ケーブルは常に特定の伝送レート(ビットレート)用に設置されているために、そのレートよりかなり高いレートの情報を転送できる可能性は制限される。
【0003】
上記困難および問題点は、ローカルネットワーク内の加入者を光ファイバで接続することにより解消する。光ファイバを使用することで、すべての電磁干渉が回避でき長距離通信が容易に達成されると共に、多くの場合、ファイバに直接接続するコンポーネントを置き換えることで、情報伝送のより高速レートへのアップグレードがかなり容易に可能となる。しかしながら、従来のコンポーネントを使用すると、光信号と電気信号との間の変換コストが高くなる。
【0004】
ネットワーク内の伝達リンクの一部に光ファイバを導入するために今日提案されているシステムは、当の光ファイバに加えて、それぞれが光ファイバあるいは光ファイバペアに接続され電気信号と光信号との変換を行う比較的大きな個別のモジュールを含んでいる。これらモジュールはラック内でスイッチに向けて集められ、比較的短い非シールドあるいはシールドマルチ導電体ケーブルにより、一般にラックの直近でモジュールの近くに置かれたスイッチに接続されている。各モジュールは、電気コネクタおよび光コネクタをその「正面」に有する。さらに、これらモジュールの各々は、完全な電気的イーサネットインタフェースを有するから、最長100メートルまでの長さの電気的接続ケーブルと共に動作可能である。さらに、これらモジュールは、適当な発光ダイオードを点灯して電気的接続および光接続の双方の検証を行うことができる電子回路を備えている。IP(Internet Protocol) のPINGコマンドによりIPアドレスとの接続を検証するタイプのプロトコルを用いる以外のやり方で全リンクを直接検証する可能性は、ほとんど存在しない。
【0005】
光ファイバに直接接続する光ポートを備えたスイッチも使用されるが、電気的出力端子を有する通常の電気的ネットワークスイッチとそれとは別個の変換器モジュールとの組み合わせに比べて、コスト的に有利とはいえない場合がほとんどである。
【0006】
ネットワークの接続を変更するには、一般に、短い接続ケーブルによりスイッチに接続された接続ボードにおいてコネクタを介した周辺ユニット/ネットワーク端末への固定接続を利用することができる。これに対応する接続方法で、電気ケーブルの代わりに光ケーブルを用いたものは、次の理由からかなりの不都合が生じうる。まず、光ケーブルは電気ケーブルに比べて機械的に容易に損傷を受ける。さらに、電気信号と光信号との変換を行う従来の変換器を用いる場合、短い電気接続ケーブルの代わりに、あるいは、電気接続ケーブルに加えて、両端に光コネクタを備えた着脱可能な光ファイバケーブルが必要となる。しかしながら、光コネクタはコストがかかり、かつ、かなり高価な搭載作業を必要とする。したがって、ネットワークにおけるこのようなスイッチング構成は全体として非常に高価なものとなってしまう。
【0007】
ローカルネットワークで電気ケーブルの代わりに使用される光ケーブルは、日本国特許出願10079745に開示されている。このケーブルは、電気信号と光信号との変換のための回路を含むコネクタを両端に備えている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、中央ユニットと設置コストが比較的低い加入者との間で信号を伝送するためのシステムおよび装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
電気信号および光信号の間の変換を行う簡略化された変換器は小型化可能な筐体に配置され、スイッチやハブ等の中央ユニットと加入者との接続に使用される。中央ユニットと加入者との間の長い距離の伝送には光ファイバが使用され、中央ユニットでは、場合によっては加入者においても、短い電気接続ケーブルだけが使用される。変換器は、RJ45コネクタのような標準タイプ電気コネクタのハウジングを拡張したものの中に配置される。ハウジングはこのようなコネクタより多少大きい外部寸法を有し、少なくとも幅および/または厚さに関しては、標準コネクタの対応する寸法からのずれが無視できる程度であることが望ましい。しかしながら、長さに関しては大きくすることができる。変換器は、プロトコル処理回路や発光ダイオードあるいはその他完全性チェック手段を含まない。また、変換器は信号内容の分析や修正を行う回路も含まないが、伝送リンクが中央ユニットにとって全く電気リンクとして現れるように完全に透明に動作する。
【0010】
ツイストペアケーブルと光ケーブルとの間で信号変換を行う市販のメディア変換器には、少なくとも信号の純粋な物理的伝送に関するレベル上の処理を行う回路が含まれる。従って、光ファイバで送信されるべき信号に、光リンクの完全性をチェックするための特別な情報が追加される。受信側で、この情報を取り出して受信信号から除去し、また予想される衝突に関する他の情報も抽出される。抽出された情報を用いて種々の発光ダイオードを励起させ、それによってオペレータは、変換器、光リンクおよび電気リンクの動作も判定することができる。これらの異なる機能が実行される回路は、かなり大きな電力を必要としエネルギを熱としても発散する。提案された変換器は、必要とする電力が現在使われているメディア変換器の10分の1〜20分の1である。
【0011】
一般に、たとえばアパートメントビルのネットワークでは、加入者とスイッチやハブのような中央配置ユニットとの間に光ファイバを用いて、光による情報伝送を部分的に提供している。コネクタハウジング、変換器ハウジング、あるいは、変換器モジュールは、一端に電気コネクタを有し、他端に光ファイバへの光コネクタのような何らかの接続端子を有する。電気信号と光信号との間の変換を行う電子変換器は、電気コネクタと光コネクタとの間に接続され、光伝送がシグナリングに関しておよび中央ユニットあるいはスイッチから見たときに、電気信号伝送ラインとして動作するように設計される。電気コネクタは、着脱可能な電気接続ケーブルにより、あるいは直接、あるいは簡単なコネクタ変換器により、スイッチの電気コネクタと結合されうる。このような接続は、コネクタハウジングの幅および厚さが電気コネクタの幅および厚さと実質的に対応していることから可能である。また、一般に、コネクタハウジングを高密度に配置することも可能である。これらが相互に配置される相対的に小さいあるいは最小の間隔は、主にコネクタの幅および厚さにより決定される。コネクタソケットをコネクタラック内に設けることで、加入者へと延びた光ファイバの端部に光コネクタを保持することができる。コネクタソケットは、コネクタハウジングが接続されていないときに、保持された光コンタクトが、予想される他のコンポーネントへの光接続に、あるいは、着脱可能な光接続ケーブルを通したスイッチの光入力端子への光接続に利用可能となるように設計される。変換器の電源は、コネクタラック内のコネクタバネと協働するコネクタハウジングの外部電気コンタクト面により、別個のケーブルを通して、あるいは、電気コネクタの未使用ピンを通して、供給することができる。
【0012】
異なる光パワーレベルで表現されるデジタル値ストリームの形態の光信号を変換するとき、少なくとも1つの比較器あるいは弁別器を用いて異なる光パワーレベルを検出し、比較器または弁別器の出力端子から光パワーレベルに対応するレベルを有する電気信号を、各電気信号レベルが1つの光信号レベルに対応するように、電気ラインへ供給することができる。電気信号を光信号へ変換するとき、適切にバイアスされた発光ダイオードは電気信号により直接変調されうる。一般に、変換器において、異なる電気的レベルにより表現されるデジタル値ストリームの形態の電気信号と異なる光パワーレベルで表現されるデジタル値ストリームの形態の光信号との間の実質的な直接変換は、電気的レベルが光パワーレベルに直接対応するように行われる。ここで、電気的レベルは異なる符号を持ちうるが、光パワーレベルは常に正である。以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明するが、これらの実施形態は本発明を限定するものではない。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1には、たとえばアパートメントビルにおいて使用されるローカルネットワークが模式的に示されている。このネットワークは、ビルの地階に設置されることが多い中央スイッチ3(ベースメントスイッチ)と、参照番号6で示されるアパートメント(アパートメントビルの各戸)との間の伝送距離の主要部分に光ファイバ束1を使用している。スイッチ3は、イーサネット10Mbあるいは100Mbのような標準に従った信号伝送を行う従来の電気タイプのものであり、本実施形態では、イーサネット10BaseTあるいは100BaseTのようなツイストペアケーブルで信号伝送を行っている。スイッチは高速変換器5を通して外部の光高速ネットワーク4に接続可能である。ここではスイッチングボックスとして描かれたラックあるいはスイッチボード7が中央スイッチ3の近くに置かれている。ラックには保持器を有する箇所があり、光信号を電気信号におよびその逆に変換する複数の光電/電光変換器10のためのハウジングあるいはモジュール9を受け入れる(図2参照)。各ハウジング9は個別のユニットであり、その前面にはRJ45型コネクタのような電気コネクタ11(本実施形態では雌コネクタ)が設けられている。このコネクタ11には、対応するコネクタ15(本実施形態では雄コネクタ)を通して電気ケーブル13(好ましくはツイストペアケーブルタイプのパッチケーブル)が接続されている。パッチケーブルの他方の端は、スイッチ3の電気ポートに、たとえばコネクタハウジング9で使用されるようなある種のコネクタを介して接続されている。各コネクタハウジング9は、ラック内部に向いた、すなわち、後ろ側の後面上で、光ファイバ1本(以下、光ファイバピースという。)19に接続されている。ファイバピース19は変換器に直接接続してもよい。その場合には、変換器10を収容する変換器ハウジング9は「ピグテール(pig−tail)」型か、あるいは、好ましくは、各コネクタハウジングの後面に光標準コネクタ21、たとえばスリーブに搭載されたMT−RJのような雌型のMT(Mechanical Transfer)コネクタが設けられ、そして、各ファイバピースの対応する端にMT−RJの雄型のような対応するコネクタ23が設けられる。各ファイバピース19の他方の端は、ラック7の後部の(参照番号25で示す)空間においてファイバピース束1に統合され、このファイバピース束1が個別のアパートメント6に位置するスイッチあるいはネットワークボードのようなデバイス29まで延びている。あるいは、各ファイバピース19がファイバピース束1の一部となってコネクタハウジング9までずっと延びていてもよい。この場合には、コネクタ23はラック7内のファイバピース束1の端部に直接搭載される。
【0014】
デバイス29の一方の端には、対応するファイバピース1が接続された光コネクタを収容する接続ハウジング27が設けられている。端子ハウジングは、さらに、光信号から電気信号におよびその逆に変換するための変換器(図示せず)を収容し、それらの他端には電気コネクタ(好ましくは雄コネクタ型の)を収容する。端子ハウジング27に内蔵された変換器の電源は、別個に接続された低電圧変圧器すなわち「バッテリ・エリミネータ」により、あるいは、後述するようにたとえばRJ45型の電気コネクタにおける信号伝送用ではないピンを通して、供給される。後者の場合には、これらのピンへ電源を供給するために、電気コネクタが接続するデバイスあるいはスイッチおよび同様のデバイスを特別に設計しなければならない。あるいは、各アパートメントにおけるファイバピース19の端にある端子ユニット27は、中央スイッチ3に向けられたラック7内で使用されるものと同じ変換器ハウジング9により構成され、その変換器ハウジング内の変換器へ電力を供給する手段を含む小さなボックス内に個別に配置される。
【0015】
ラック7内に集中的に配置された変換器ハウジングあるいはコネクタハウジング9は、変換器をスイッチ3へ電気的に接続するための電気コネクタ11、15(たとえば上述したRJ45型)と幅が実質的に一致するように設計される。また、変換器ハウジングの厚さは電気コネクタの厚さと実質的に等しいことが望ましいが、このことが本実施形態において同様に重要であるわけではない。一般に、変換器ハウジングの幅および高さの寸法は電気コネクタの対応する寸法と実質的に一致すべきであるが、いずれにせよ、これらの寸法の少なくとも1つは電気コネクタの対応する寸法と一致すべきである。ここで、コネクタの幅とは、コネクタが通常の向きに搭載された場合、水平方向の寸法を意味し、コネクタの厚さとは垂直方向の寸法を意味する。コネクタハウジング9の幅および厚さも、それらが通常の向きに搭載された電気コネクタに接続された場合には、同様にして、水平方向および垂直方向の寸法がとられる。
【0016】
図2において、電気回路10は、各コネクタハウジング9に設けられ、電気信号から光信号への望ましくは物理的な直接変換および光信号から電気信号への実質的な直接変換を、特に電気レベルと光レベルとが相互に対応するように行う。これら回路は、スイッチ3および接続されたデバイス29の側から見えないように、すなわち、伝送パスの一部が光学的であるとわからないように設計される。これら電気回路は、したがって、直接信号変換機能のみを含み、たとえば送信および受信信号の論理的内容の分析、余分な情報の付加および除去といったプロトコル処理等の特別なシグナリング機能を含まない。その結果、必要な電気回路は比較的単純な構成となり、それにより必要なスペースが比較的小さくなり、コネクタハウジングに収容可能で、且つ、電力の必要量も比較的少なくなる。ツイストペアケーブルで伝送された信号を受信あるいは検出する回路は、このようなラインで伝送され受信された非常に歪んだ信号を処理できるように、そしてこのような信号の情報内容を検出できるように特別に設計されることから、また、上述した実質的に直接且つ非線形的な変換は信号が1本のツイストペアケーブルを通過する際に被る歪みと同様の歪みを与えることから、好ましい事例では簡単な変換が使用可能である。
【0017】
上記回路の電源は、図示されていない別個の配線を通して、あるいは、図2および図3aに示すようなコネクタバネにより得られる。コネクタバネはラック7の保持器に取り付けられ、コネクタハウジング9の外側の所定コンタクト部分に対して接触する。電源は、また、電気コネクタ11、15の未使用ピンあるいはコンタクト部分によっても供給されうる(さらに詳しくは図6参照)。
【0018】
ファイバピース19は、変換器ハウジング9と統合部25との間で、加入者までのパスの主要部分で延びたより長い光ファイバ束1に接続されている。ファイバピース19には、対応する光電変換器10に直接接続されていない場合で説明したように、それらの端部に変換器へ向けたコネクタ23が設けられ、それによりフロント板7で光接続ケーブルへ直接接続することが可能となる。図5に示すように、光電変換を含むコネクタハウジング9に直接光接続可能な構造を有する光コンタクトコネクタ23用のソケット49は、コネクタハウジングがラックの該当箇所に押し込まれるときにプレート7の前面後方にさらに押し込まれるように設けることができる。コネクタハウジング9が交換、修理あるいはアップグレードのために取り出されると、コネクタソケットはそれに伴って動き、コネクタ23が再びフロント板で利用可能になる。あるいは、コネクタを有するファイバピース19の端部は、対応するコネクタハウジング9の接続あるいは取り外しのためにいくぶん引き出される必要があり、それが可能となるようにファイバピースをいくらか長くしておく。
【0019】
変換器ハウジングあるいはコネクタハウジング9のラックへの取り付けの詳細は図2および図3aに示される。変換器ハウジング9は、長方形を引き延ばしたボックス形状を有しシャシ接地を意図した外部シールド金属筐体を有する。このボックスの前面では、ハウジングが雌電気コネクタ11に続いており、雌電気コネクタ11は引き延ばされた変換器ハウジングと同じ断面方向の外形寸法を有する。ハウジング9の上部主表面は、コネクタハウジング9がラックに挿入されると、横断方向に延び水平に配置されたレール形状の支持部材31に連結する。変換器ハウジング9の底面は2つのより低い電気的導体レール33、35に寄りかかっている。これら導体レール33,35も横断方向に延びており、ラック7の前面と平行に且つ水平に配置されている。より低いレールを用いることで、コネクタハウジング9の変換器への電源供給が可能となる。前方の電源レール33は負の電源電圧V−に接続され、後方の電源レール35は正の電源電圧V+に接続されている。電源レールは、上方向に突出したコネクタバネ37、39を有し、これらコネクタバネがモジュールハウジング9の底面上の区切られた電気導体表面エリア41、43と電気的に接触する。これら電気導体表面エリア41、43は、絶縁周辺領域45によってハウジング9の残りの設置部分から電気的に絶縁されている。エリア41、43および表面45は、電気回路ボードにおける導電性平面の部分でありうる。この平面はさらに接地されている。図2および図3aから明らかなように、スナップバネ(snapping springs)45はモジュールハウジングの表面の前方端部に配置されうる。モジュールハウジング9がラックの前面プレート47の開口部を通してラック7内の所定位置へ押し込まれると、スナップバネ45はこれら開口部のエッジと協働して変換器ハウジングをラック内の所定位置に維持する。
【0020】
コネクタハウジング9は、たとえば雄コネクタのような適当なタイプの他の電気コネクタを有するように設計することも可能である。それによって、この他の電気コネクタは、上述したアパートメント側における端子ハウジング27に対するのと同じやり方でスイッチ3のポート17に直接結合することができる。あるいは、上記設計のコネクタハウジング9は、図示されていない端子変換器を結合することにより、適当な電気コネクタが得られるように変換することができる。雄コネクタを有するコネクタハウジングの実施例は図4に示される。この図から明らかなように、この実施例におけるモジュールハウジング9の前方端部は、このコネクタの横断寸法と同じ寸法を有するRJ45型の雄コネクタ11’に続いている。コネクタハウジングの電気回路への電源は、上述したような電気コネクタの未使用ピンを通して、あるいは、モジュールハウジング9の表面に搭載された電源コネクタ47’に標準タイプのコネクタピンを通して接続された外部電気ケーブル(図示せず)により、供給されうる。この場合、電気コネクタケーブル13の代わりに、各端部に光コネクタを有する光ファイバピースすなわちカップリングレングス(coupling lengths)−図示せず−を使用する必要がある。しかしながら、この解決策には、このような着脱可能なファイバレングスは取り扱いに細心の注意が必要であり、また、上述したように光コネクタを用いることからかなり高価になるという問題がある。
【0021】
図5に示される上述したコネクタソケット49は、図3bに示すように、ラック7のコネクタハウジング9に対応して配置された各場所に設けることができる。コネクタソケット49はコネクタハウジング9の横断寸法と同じ外部寸法を有することができ、たとえばMT−RJ型の止めバネ(locking spring)24を有する光コネクタ23が確実に保持される空間すなわちボアを含む。コネクタソケットの左右側面上には、コネクタハウジング上のスナップバネ47と同様の方法でフロント板壁47の開口部のエッジと協働するためのスナップバネ51が設けられている。最初、このようなコネクタソケット47は、スナップバネ51がフロント板壁47の開口部に噛み合った前方位置に据えられているものとする。光コネクタを有するスイッチに接続する場合あるいはコネクタハウジング9に設けられたものとは異なるタイプの光電変換器を用いる場合のような所望の場合に、光ファイバケーブルは使用可能な光コネクタ23に直接結合することができる。図1に示す接続では、コネクタ23を取り付けた光ファイバ19がコネクタハウジング9を通してスイッチ3へ接続される場合、コネクタハウジングは、その後方の光コンタクト21と共に光コネクタ23に対して押しつけられ光学的に接続する。止めバネ24はハウジング上に取り付けられたコネクタ21と連結することで、光コネクタ23、21を互いに保持し、それによってコネクタソケット41をコネクタハウジング9に保持することができる。それから、ハウジング9はラック7の中へさらに押し込められ、コネクタソケット49を押しつけることでそのスナップバネ51はフロント板開口部のエッジとの係合から外れ、コネクタハウジングおよびコネクタソケットが単一のユニットとしてラックの中へさらに移動する。こうして最終的に、コネクタハウジングのスナップバネ45はフロント板開口部と係合し、ハウジングはラック内に挿入され光学的に接続される。電気コネクタケーブル13はコネクタハウジング9とスイッチ3のレセプタクル17との間に取り付けることができる。
【0022】
後に修理などの作業のためにコネクタハウジング9をラック7から取り外す必要が生じた場合、コネクタソケット49は、止めバネ24により生じた2つの光コネクタ23の間の係合によって、その取り外しの動きに随伴する。光ソケットはそのスナップバネ51によりフロント板47に再びパチンと止められる。光コネクタ21、23は適当なツールにより止めバネ34に従うことで互いに取り外すことができ、したがって、コネクタハウジング9はたとえば修理や交換などのためにラック7から取り外されるようになる。コネクタソケット49により保持された光コネクタ23は、コネクタ23への結合に適した光コネクタを有する光ファイバケーブルを通して、コネクタハウジングあるいはその他のデバイスへの新しい接続のために今再び利用可能となる。取り外しの際の光コネクタ23の動きは、光ファイバピース19に適当な長さが与えられていることから許容される。光ファイバピース19は、何らかの理由で必要とされるならば、コネクタソケット49もフロント板47から取り外されるような長さにすることが望ましい。
【0023】
電気コネクタの利用されていない個別のコンタクト部位あるいはコンタクトピンを使用することで電源を供給する場合には、図6に示すように構成することができる。ここでは、標準の10BaseTに従った接続モードにおけるRJ45コネクタを用いた回路図が示されている。RJ45コネクタにおいて、ピン番号4,5,7および8は使用されていない。入信号はピン番号3,6で受信され、出信号はピン番号1および2で出力される。平衡入出信号のコンタクトピンは変圧器Ti、Toの一次巻線の最外端に接続され、その他の巻線はコネクタが取り付けられたデバイスの入力および出力回路(図示せず)にそれぞれ接続されている。変圧器の一次巻線には中央タップが設けられ、コネクタの標準接続のために、両タップは抵抗R1を通して結節点P1の同一中央電圧に接続されている。接続点P1は、標準接続では、互いに同じ抵抗値を有する抵抗R2、R3を含む電気的スターネットワークを通して未使用のコネクタピンにも接続されている。さらに、接続点P1は、AC信号に対しては接地され且つ浮遊DC電位を有するように、かなり大きなキャパシタC1を通して接地されている。
【0024】
電気コネクタを搭載し他のデバイスの電源を必要とするスイッチ17あるいはデバイス29あるいは他のデバイスにおいて、信号伝送用と同じケーブルを通して、信号を運ばないピンは上述したように使用されうる。信号伝送に使用されないピンに電源電圧を印加可能にするために、結節点P1は、大きなカップリング・キャパシタC2を通して互いに接続された2つの接続点PiおよびPoに分割することができる。このような接続点Pi、Poの各々は、抵抗R1の1つを通して各変圧器の一次巻線の中央タップに接続され、抵抗R2を通して抵抗R3を含みピン番号7,8およびピン番号4,5にそれぞれ延びている配線ブランチに接続される。接続点のうちPoだけは、キャパシタC1を通して接地されている。何らかの電圧源(図示せず)からの電源電圧は、インダクタンスS+、S−を通して、信号伝送に使用されないピンの2つに供給される。たとえば、正電圧がピン番号7に、負電圧がピン番号5に供給される。それによって、出信号は電源電圧の負電位側で動作し、入信号は電源電圧の正電位側で動作する。ここで提案されたキャパシタC2は、コネクタピン番号4および5とピン番号7および8との2つのグループ間の、および、電源電圧の正および負電位間のDCアイソレーションを提供する。反対に、結節点Pi、Poは、キャパシタC2の大きなキャパシタンスによりAC信号に対しては互いに接続され、前の結節点Pのように、キャパシタC1によりAC接地される。さらに、インダクタS+、S−は電圧源を予想される高周波成分から分離する。この高周波成分は、電源電圧を供給するために使用されるピンに結合した電気ケーブル内の長い電気導体で生成されうる。
【0025】
コネクタ9において、平衡バイナリ電気信号の変換、すなわち信号が2レベル間で交替し標準方式でツイストペアケーブル61を伝送するシリアルビットストリームからの変換は、図7に示す回路を用いて実行することができる。信号はペアケーブルの2つの部分からカップリング・キャパシタ63に到達し、本質的に影響を受けることなくカップリング・キャパシタ63を通過し、LEDや半導体レーザダイオードのような発光ダイオード65の2つの端子まで到達する。これら発光ダイオードの端子は、さらに、反転した、すなわち反対に接続された整流半導体ダイオード67により互いに接続される。これらの端子の一方は、さらに、抵抗69を通して正の電源電圧V+に接続され、他方の端子は抵抗71を通して負の電源電圧V−に接続される。ダイオード65を通して流れるバイアス電流を適当に選択することで、ツイストペアケーブル61から入力する信号はダイオード65により発する光を変調することができ、歪みが大き過ぎない許容可能な光信号を生成することができる。放出された光は2つの異なるレベルの間で交替し、ツイストペアケーブルで伝送された信号を従来の受信機を用いて後で検出することができる程度に、その歪みを小さくすることができる。ダイオード65により放出された光は変換器ハウジング9に接続された光ファイバへ伝達されるが、途中導波路を通る場合もある。同じ回路を用いて、ペアケーブル61で到達するすべての平衡電気信号を変換することができ、また2レベルより多いレベルの信号に対しても使用することができる。
【0026】
こうして変換された光強度が変化する信号は、ファイバの向こう側に設けられたペアケーブルへ供給するために再度電気信号に変換される必要がある。その際、次のことが観察されうる。10Mb/sのイーサネット標準に従ってツイストペアケーブルにより信号を伝送するライン上には、レストレベルあるいは0−レベル、リンク完全性シグナリングのために使用される正パルスおよびマンチェスタコードで信号を送信する際の正および負レベルが存在する。したがって重要なのは、標準信号と同じ外見を有するように電気ライン上の信号に対してレベル変化だけでない本当のAC信号を得ることである。上記電子回路は、AC電流あるいはAC電圧に直接対応しない光レベル変化を、電気信号のためのライン上のAC電圧へ、および、IEEE標準に準拠した検出器が受容可能な負のオーバシュートが存在する正パルスへ、変換することができるべきである。ツイストペアケーブルによる100Mb/sの伝送に関しては、レストレベルあるいは0−レベルとシグナリングのための正レベルおよび負レベルとが存在する。ここでも重要なのは、電気ライン上にレベル変化だけでない本当のAC電流あるいはAC電圧を得ることである。たとえば上流に接続されたツイストペアケーブルの1本から得られた10MHzの光信号を検出するために使用されうる回路は、図8aに例示されている。光信号は受光ダイオード81により受信され、その2つの端子は増幅器83の端子に直接接続されている。増幅された信号はカップリング・キャパシタ85を通して、非反転および反転出力端子を有する比較器あるいは弁別器87の第1入力端子に供給される。弁別器の第2の入力端子には適切な参照電圧が接続され、その参照電圧は正電源電圧V+と負電源電圧V−との間に接続された適当な大きさの2つの抵抗89、90により形成された分圧器の中点から得られる。分圧器の中点は抵抗88を通して前記第1入力端子にも接続されている。弁別器87からの信号は、その2つの出力端子からカップリング・キャパシタ93を通してツイストペアケーブル91の各部分へ供給される。カップリング・キャパシタ93は、ツイストペア側でさらにキャパシタ95により互いに接続されている。抵抗97は後者のキャパシタと並列に接続されうる。
【0027】
ペアケーブル91との結合は、図8bに示すように、単一の変圧器99を用いて行うことも可能である。
【0028】
適切な標準に従った100MHzのようなより高い周波数あるいは送信レートでは、信号は3レベルでツイストペアケーブル上を伝送する。すなわち、中心レベルはバイナリ値「0」を示し、このレベルのまわりに対称に配置されたレベルはいずれもバイナリ値「1」を示し、図10aに示すように、互いに交互に使用される。ツイストペアケーブルのリンクを通して伝送されると、信号は、図10bに示すような外観を示すようになる。このような電気信号は図7に示す回路を用いて光信号に直接変換することができ、この対応する光信号は図9に示す回路を用いて電気信号に変換することができるために、光レベルは電気レベルに対応するようになる。光信号は、最初、フォトダイオード81によって電気信号に変換され、この電気信号は増幅器83によって増幅され、図8aおよび8bの場合と同じ方法でカップリング・キャパシタ85を通過することができる。得られた信号は2つの比較器101、103の正および負入力端子へそれぞれ供給される。これら比較器の他の2つの入力端子は、はしご形分圧回路から参照電圧を入力する。はしご形分圧回路は正の電源電圧V+と負の電源電圧V−との間に接続され、互いに直列接続された抵抗105、107、109、111を含む。抵抗105、107間の結節点は第1の比較器101の負の入力へ所望の参照電圧を供給する。はしご形分圧回路の他の2つの抵抗109、111間の結節点は第2の比較器103の正の入力端子へ所望の参照電圧を供給する。はしご形分圧回路の中央の結節点は、抵抗107および109の間の接続点であるが、抵抗113を通してカップリング・キャパシタ85の出力側に接続されている。比較器101、103の出力端子は、図8bに従ったカイロと同様の方法で、カップリング・キャパシタ115、117を通して、変圧器99の巻線の各端部に接続され、変圧器99の二次巻線はその端部をツイストペアケーブル91の部分に接続されている。はしご形分圧回路の抵抗の大きさを適切に選択することで、入信号レベルが第1比較器に供給される参照電圧より高いと判別されると正の出力レベルを生成し、第2比較器103に供給される参照電圧より低い負レベルであると判別されると負の出力信号を生成するように、比較器101、103の参照電圧を生成することができる。
【0029】
光信号から電気信号へ変換し、特に上述した3レベル信号に適した変換器の他の実施形態は、図11に示される。光ファイバからの光信号は、最初、フォトダイオード81によって電気信号に変換され、その電気信号は増幅器83によって増幅され、図8a、図8bおよび図9におけるようにカップリング・キャパシタ85を通過する。生成された信号は広帯域増幅器119の1つの入力端子に供給され、その出力端子は変圧器99の一次巻線を通して接地電位に接続されている。また、変圧器99の二次巻線は、上述したように、ペアケーブル91に接続されている。接地電位は電源電圧V+およびV−間の中央に位置するのが望ましい。さらに、増幅器の2つの入力端子は、抵抗121および123を通してそれぞれ接地される。これら抵抗の大きさを適当に選択することで、増幅器119に次のようなゼロポイントバイアスが与えられる。すなわち、入光信号のレストレベルは変圧器99を通してゼロ電流となり、光信号レベルが増加すると変圧器を通して正の電流となり、低下すると変圧器を通して負の電流となる。
【0030】
このように設計された変換器は150mW程度の電力を必要とするが、これは標準イーサネットに準拠した信号伝送のためのユニットが通常必要とする3Wの電力より遙かに小さい。
【0031】
プレートあるいはボードに搭載された変換器ユニットを個別に配置できると次のような利点がある。接続の記述が簡単となり、全体像を掴みやすい。変換器ユニットの取り替えおよびサービスを加入者線ごとに個別に行うことができる。インストールされた加入者線の変換器ユニットのみが提供される必要がある。各ユニットを取り替えるだけで、高速伝送レートへの個別のアップグレードも簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
たとえばアパートメント内の異なる場所をスイッチを中心とした通信ネットワークが構成されるように接続する仕方を示す模式図である。
【図2】
コネクタラック内に配置された拡張コネクタハウジングの模式的斜視図である。
【図3】
図3aはラックに搭載された図2のコネクタハウジングを上から見た図であり、図3bはコネクタソケットが取り付けられたコネクタハウジングを下から見た図である。
【図4】
スイッチ、ハブあるいはネットワークボードのようなデバイスへの直接接続のための拡張コネクタハウジングの斜視図である。
【図5】
透明に描かれたフロント板に保持され、図2,3aおよび3bに示されるコネクタハウジングに使用されるコネクタソケットの模式的斜視図である。
【図6】
電源電圧を供給するために未利用コネクタピンを用いるデバイス内の電気接続の回路図である。
【図7】
ツイストペアケーブル上で伝送された電気信号を光信号に変換する回路の回路図である。
【図8】
図8aは光ファイバで伝送された信号をツイストペアケーブルで伝送するための電気信号に変換する回路の回路図であり、図8bは信号をツイストペアケーブルへ結合するための変圧器を有する図8aと同様の回路図である。
【図9】
光ファイバで伝送された3レベル信号をツイストペアケーブルで伝送するための電気信号に変換する回路の回路図である。
【図10】
図10aはツイストペアケーブルにおける高速伝送で使用される3レベル信号の図であり、図10bはツイストペアケーブルで伝送されることで歪んだ3レベル信号の図10aと同様の図である。
【図11】
光ファイバで伝送された3レベル信号をツイストペアケーブルで伝送するための電気信号に変換する他の回路の回路図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ束
3 スイッチ
4 外部光高速ネットワーク
5 高速変換器
6 アパートメント
7 ラック
9 コンバータハウジング
10 変換器
11 電気コネクタ
13 電気ケーブル
15 電気コネクタ
17 レセプタクル
19 ファイバピース
21 光コネクタ
23 光コネクタ
25 ファイバスラック
27 コネクタハウジング
29 デバイス
31 上部支持部材
33、35 導電体レール
37、39 突出コネクタバネ
49 コネクタソケット

Claims (25)

  1. 中央ユニットと加入者との間の伝送リンクを有し、各伝送リンクは、前記中央ユニット側に設けた電気接続ラインと、前記電気接続ラインに接続された光ファイバと、前記電気接続ラインと前記光ファイバとの結合部に設けられた電気信号と光信号との間の変換を行う変換器と、を有し、前記中央ユニットは電気信号の送受信を行う前記電気接続ラインに接続するためのポートを有する、前記中央ユニットと前記複数の加入者との間で情報を伝送するためのネットワークにおいて、
    一端に電気コネクタを有し他端に光ファイバ接続手段を有するコネクタハウジングを備え、各コネクタハウジングは、前記電気コネクタと前記光ファイバ接続手段との間に接続された前記変換器の1つを収容し、前記電気コネクタは前記電気接続ラインに取り付けられた相補的な電気コネクタと協働するように設計されている、ことを特徴とするネットワーク。
  2. 前記コネクタハウジングに収容された前記変換器は少なくとも1つの比較器あるいは弁別器を有し、異なる光パワーレベルにより表現されたデジタル値ストリームの形態の光信号を、異なる電気レベルにより表現されたデジタル値ストリームの形態の電気信号に変換する際に、前記異なる光パワーレベルを検出し、前記比較器あるいは弁別器の出力端子から前記光パワーレベルに対応したレベルを有する電気信号を電気ラインへ供給する、ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク。
  3. 前記コネクタハウジングに収容された前記変換器は発光ダイオードを有し、異なる電気レベルにより表現されたデジタル値ストリームの形態の電気信号を、異なる光パワーレベルにより表現されたデジタル値ストリームの形態の光信号に変換する際に、前記発光ダイオードを前記電気信号により変調し、その発光された光を光導波路へ出力することを特徴とする請求項1記載のネットワーク。
  4. 前記コネクタハウジングに収容された前記変換器は、異なる電気レベルにより表現されたデジタル値ストリームの形態の電気信号と異なる光パワーレベルにより表現されたデジタル値ストリームの形態の光信号との間の実質的な直接変換を行うように設計され、1つの電気的レベルが1つの光パワーレベルに直接対応していることを特徴とする請求項1記載のネットワーク。
  5. 光信号を電気信号に変換する変換器は、光検出器と非反転出力端子および反転出力端子を有する比較器とを有し、前記光検出器は前記比較器に接続され、前記比較器の前記2つの出力端子が2線ケーブルのそれぞれに接続されていることを特徴とする請求項4記載のネットワーク。
  6. 光信号を電気信号に変換する変換器は、光検出器と2個の比較器とを有し、第1の比較器は正の入力端子で信号を受信し、第2の比較器は負の入力端子で信号を受信することを特徴とする請求項4記載のネットワーク。
  7. 前記2個の比較器は、それぞれ第2の入力端子で参照電圧を入力し、これら参照電圧は前記第1の比較器に供給される第1参照レベルより高い正レベルと前記第2の比較器に供給される第2参照レベルより低い負レベルとを判別できるようにオフセットされていることを特徴とする請求項6記載のネットワーク。
  8. 前記2個の比較器は、変圧器を通して2線ケーブルのそれぞれに接続されていることを特徴とする請求項6記載のネットワーク。
  9. 光信号を電気信号に変換する変換器は、光検出器、広帯域増幅器および変圧器を有し、前記光検出器は前記広帯域増幅器に接続され、前記広帯域増幅器の出力端子は前記変圧器の一次巻線に接続され、前記変圧器の二次巻線は電気伝送ラインに接続されており、前記広帯域増幅器は、入光信号のレストレベルが前記変圧器を通してゼロ電流となり、より高い光信号レベルが前記変圧器を通して正電流を与え、より低い光信号レベルが前記変圧器を通して負電流となるように、ゼロポイントが設定されている、ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク。
  10. 前記コネクタハウジングに収容された前記変換器は、前記伝送リンクの光部分が、前記中央ユニットから見ると、電気信号伝送ラインとして動作するように設計されていることを特徴とする請求項1記載のネットワーク。
  11. 前記コネクタハウジングは、そこに収容された前記電気コネクタの幅および/または厚さにそれぞれ実質的に対応する幅および/厚さを有し、それにより、前記コネクタハウジングは、前記中央ユニットの固定配置されたコネクタが互いに比較的小さいあるいは最小の距離で配置されている場合、当該固定配置されたコネクタに直接あるいは端子変換器を通して結合可能であることを特徴とする請求項1記載のネットワーク。
  12. 前記コネクタハウジングは、RJ45型の電気コネクタを有し、このようなコネクタの幅および/または高さにそれぞれ実質的に対応する幅および/高さを有することを特徴とする請求項1記載のネットワーク。
  13. 前記コネクタハウジングは、そこに収容された前記電気コネクタの幅に実質的に対応する幅を有し、コネクタハウジングのための互いに連続して配列された保持器を有するコネクタラックを設け、前記保持器は、前記コネクタハウジングの電気コネクタの幅に適合した比較的小さいあるいは最小間隔で配置され、前記ラック内に前記コネクタハウジングを高密度に配置可能にすることを特徴とする請求項1記載のネットワーク。
  14. 前記コネクタラック内の前記保持器は、少なくとも2列に平行に配置され、前記コネクタハウジングは、そこに収容された前記電気コネクタの厚さに実質的に対応する厚さまたは高さを有し、それにより、前記コネクタラック内の前記平行列は互いに比較的小さいまたは最小間隔で配置可能であることを特徴とする請求項13記載のネットワーク。
  15. 前記コネクタハウジングの光接続手段は光コネクタを有することを特徴とする請求項1記載のネットワーク。
  16. コネクタラック内に配置され、コネクタハウジングの光コネクタの接続のために前記光コネクタに固定的に取り付けられたコネクタソケットをさらに有し、前記コネクタソケットは弾性手段を有し、前記コネクタソケットがコネクタハウジングを伴って前記コネクタラックから引き抜かれる際、前記コネクタハウジングから外れる時に前記コネクタソケットは前記コネクタションラック内のあるポジションに止まり、そのポジションで外部から利用可能となることで前記コネクタソケットにより保持される前記光コネクタは対応する光コネクタを有する任意の光ユニットへ接続可能となる、ことを特徴とする請求項14記載のネットワーク。
  17. 前記コネクタハウジングの光接続手段は、より長い光ファイバピースへ統合される突出したファイバピースを有することを特徴とする請求項1記載のネットワーク。
  18. 前記コネクタハウジングは、前記コネクタハウジングの前記変換器に電力を提供するために、保持器あるいはコネクタラック内のコンタクトバネと協働する外部電気的接触面を有することを特徴とする請求項1記載のネットワーク。
  19. 前記中央ユニットおよび/または前記加入者側のデバイスは複数のコンタクトを含む電気コネクタを有し、前記複数のコンタクトの第1のコンタクトは信号を送信するために使用され、第2のコンタクトは電源電圧を前記変換器へ供給するために使用され、前記電気接続ラインは、前記第1および第2コンタクトに対応するように、前記信号を送信する第1電気ラインと前記電源電圧のための第2電気ラインとを有する、ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク。
  20. 前記中央ユニットおよび/または前記加入者側のデバイスは、前記信号を受信および送信するためのペアケーブル上で電気的平衡伝送を行う回路を有し、前記受信信号は前記電源電圧の電位のなかの一電位前後の電圧レベルを有し、前記送信信号は前記電源電圧の電位のなかの他の電位前後の電圧レベルを有する、ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク。
  21. 一端に電気コネクタを、他端に光ファイバへの接続手段を有し、さらに、前記電気コネクタと前記光接続手段との間に接続され電気信号と光信号との間の変換を行う変換器を有するコネクタハウジングにおいて、前記変換器は、反対極性を有するレベルも含む異なる電気レベルにより表現されたデジタル値ストリームの形態の電気信号と異なる光パワーレベルにより表現されたデジタル値ストリームの形態の光信号との間の実質的な直接変換を行い、少なくとも光信号から電気信号への変換において、光パワーレベルが反対極性を有するレベルも含む電気レベルに直接対応する、ことを特徴とするコネクタハウジング。
  22. 前記光接続手段は光コネクタを含み、前記コネクタハウジングは、さらに、前記コネクタハウジングの光コネクタへの接続用光コネクタを有するコネクタソケットを有し、前記コネクタソケットは、当該コネクタソケットを着脱可能に保持するための弾性手段を有し、それによって、当該コネクタソケットは、必要時あるいは適時、前記コネクタハウジングの移動に伴って移動し前記コネクタハウジングから取り外すことができる、ことを特徴とする請求項21記載のコネクタハウジング。
  23. 一端に光ファイバへの接続用光コネクタを有するコネクタハウジングと協働するコネクタソケットにおいて、前記コネクタソケットは、前記コネクタハウジングの光コネクタへの接続用光コネクタを有し、前記コネクタソケットは、必要時あるいは適時、前記コネクタハウジングの移動に伴って移動し前記コネクタハウジングから取り外すことができるように、前記コネクタハウジングに着脱可能に保持するための第1弾性手段を有することを特徴とするコネクタソケット。
  24. 前記光コネクタは、前記コネクタソケット内のボアに固定的に取り付けられることを特徴とする請求項23記載のコネクタソケット。
  25. 前記コネクタソケットをその開口部内に着脱可能に保持するための第2弾性手段を有することを特徴とする請求項23記載のコネクタソケット。
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