JP2004503353A - フィルタエレメント組立体 - Google Patents
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Abstract
Description
[関連出願へのクロスリファレンス]
本願は、1997年9月2日出願の仮出願第60/057,759号と、1998年7月14日出願の特許出願第09/115,118号の優先権を主張し、前記出願の内容は、引用することにより本願明細書の一部を成すものとする。
【0002】
[発明の分野]
本発明は一般に、液体ろ過装置の分野に関連し、より詳細には、バグフィルタとして知られているフィルタエレメントおよびフィルタエレメント組立体に関する。特に、本発明は、一端で入口端部プレートにより接続され、他端で終端端部プレートにより接続されている少なくとも2つの同心に配置されたフィルタ媒体スリーブを有し、略円筒形フィルタハウジング内に配置され、バグフィルタシステムで使用するフィルタエレメント組立体に関する。
【0003】
[発明の背景]
液体ろ過用バグフィルタシステムは、当技術分野で良く知られており、一般に、通常は一端で閉じ、他端には取外し可能または開放可能なキャップを有する円筒形フィルタ容器を備えている。入口導管および出口導管はフィルタ容器に接続され、ろ過する液体をフィルタ容器に供給し、ろ過された液体をフィルタ容器から排出させている。交換可能なバグフィルタは円筒形容器内に配置され、フィルタ容器に流入する液体をろ過している。通常、バグフィルタは、開放上端と閉鎖底部を有するフィルタ媒体から構成されている。フィルタバグは、通常、ハウジング内に懸吊されている開放メッシュ管状バスケットまたはケージ内のフィルタ容器内で支持されている。バスケットは、フィルタバグの媒体を支持し、バグに液体が充満した場合に破裂するのを阻止するものである。このような良く知られているフィルタバグ配置の1つの例は、米国特許第4,285,814号および米国特許第4,669,167号に示されている。
【0004】
フィルタバグ配置は、例えばカートリッジなどを含む他のフィルタ装置に比して多数の利点を有している。このような利点の1つは、ろ過する液体がフィルタバグの開放端でフィルタバグに流入し、これにより前記液体はバグの多孔性側壁を通過でき、ろ過された液体はバグ外面とフィルタ容器の内壁との間のスペースからフィルタ容器を出ることが可能となる。このようにして、汚物あるいは不純物はバグ内に留められ、フィルタ容器を開くと容易に取除き、清潔なフィルタバグとの交換を行うことが可能となる。しかし、この典型的な配置すなわちフィルタバグ配置は、ある特定の用途にとってバグフィルタを使用できなくする多数の厳しい制限をもたらす。これらの制限は、バグフィルタ容器が通常カートリッジハウジングよりも大きいが、バグフィルタエレメントは能動的ろ過表面領域が制限され、寿命も制限されているという事実に関連している。また、バグフィルタは、バグの密閉容積内に大容積の液体を有している。バグフィルタの底部の輪郭および形状が、保持バスケットの輪郭および形状と正確に一致しないと、フィルタバグは、フィルタバグが収容する大容量の液体に起因して破裂するという傾向を有することになる。その結果、大抵のバグフィルタ媒体は、液体フィルタバグ内で通常使用されるより粗のフィルタ媒体に比して通常はより繊細である高効率ろ過媒体から製造することができない。また、典型的フィルタバグは、開放上端に位置することもある止め輪以外にいかなる剛性構造体も有しないから、フィルタ容器内に挿入することも、フィルタ容器から取出すことも困難である。フィルタバグは、稀に開放上端に弾性シール部材が形成されている場合にしか、高信頼性バイパスシールが得られない。
【0005】
フィルタバグは大容量の液体を保持するので、使用済バグの取除きはかなり困難である。何故ならば、バグは通常、液体が充填しており、バグは重く、危険物質を収容することもあるからである。この状況を緩和するために、排出バルーンがしばしば、液体保持能力を低下させるためにバグ内で使用されている。しかし、このようなバルーンの取扱いは煩雑であり、通常はこの問題を克服し得ない。「#2」と呼ばれる良く知られている従来のフィルタバグは、16.3リットルキログラム(4.3ガロン)の液体保持能力を有している。バグ内の液体の比重に依存して、充満したバグは、13.6キログラム(30ポンド)以上の重さになることもある。このようなバグは、フィルタ容器からの取除きが困難であり、フィルタ容器からこのようなバグを取除くには通常、フィルタ容器の側壁と接触しなければならないので、取除く間にバグが破損することが稀ではない。これにより必然的に、フィルタ容器の周りの領域が汚染されることになる。
【0006】
典型的なバグが円筒形あるいは円錐形バスケット内に挿入される場合、バグの底部は、バグが平形媒体すなわち2次元媒体から製造されるときでも、3次元でバスケットの形状に適合することが要求される。その結果、フィルタバグは稀にしか、バスケットの底部内に正しく嵌合しない。この問題を克服するために、製造業者は通常、バスケットより長い過大寸法のバグを製造し、バグの底部表面をバスケットの全輪郭内に強制的に挿入できるようにしている。その結果、大量のフィルタ媒体がそれ自身の上に折重なり、大量のフィルタ表面が使用不可能となる。フィルタ媒体がバスケット内に完全に着座されていない場合、通常、底部表面に加わる液体圧力に起因してバグの底部に沿ってバグが破裂することになる。
【0007】
ろ過表面領域を増加させながら、液体保持能力を最小化するため、バグフィルタの変形を設計する多数の試みが行われた。このような設計の1つが、Smithの特許第4,081,379号に示されている。Smith特許において、フィルタバグの設計は異なる直径の2つのリングを有している。外側リングはフィルタ容器のボディの頂部に固定され、一方、内側リングは外側リング内に着座されており、一般に、外側リングから内側リングに連続している環状フィルタバグを形成するため、外側リングの下方の平面上に位置している。環状フィルタバグの特定の形状は、従来のフィルタバグに比してよりも広い利用可能な領域が得られるが、製造は困難である。何故ならば、このようなフィルタバグは、複雑な形状の製造が要求され、バスケット内でろ過媒体の確実な支持がなされない。Smithの設計は通常、スリーブが単一部品の材料から形成され、このスリーブは内方へ折返されて、内側フィルタが形成されている。この結果、バスケット内に挿入するのを困難にする比較的鋭角の角が形成されることになる。Smithのバグは、保持バスケット内で確実に支持されず、破裂する傾向も有している。このタイプのバグをフィルタ容器内に挿入するためには、特別のツールを使用しなければならないことも稀ではない。
【0008】
この設計の他の変形例は、三角形フィルタを提案する米国特許第4,749,485号と、底部端保持キャップを含む円筒形フィルタバグを開示する米国特許第5,484,529号に示されている。これは、フィルタバグをバスケット内に嵌合する問題を克服しようとするものであるが、フィルタのろ過領域を全く増加させていない。
【0009】
したがって、本発明の1つの一般的な目的は、先行技術の欠点を克服しようとするものであるフィルタバグおよびフィルタバグ組立体を提供することにある。
【0010】
本発明の1つのより特定的な目的は、少なくとも2つの円筒形で同心に配置されているフィルタスリーブを有するフィルタエレメント組立体であって、各フィルタスリーブは、フィルタスリーブの一端で入口プレートに接続され、入口プレートは、ろ過する液体がフィルタスリーブの間の環状スペース内に流入できるようにする手段を有するフィルタエレメント組立体を提供することにある。各スリーブは、スリーブの他端で端部閉プレートに接続されており、ろ過されない液体が、フィルタスリーブの間の環状スペースから流出するのを阻止し、液体がフィルタスリーブの多孔性媒体を通過するのを強制してろ過を行っている。
【0011】
本発明のさらに別の1つの目的は、汚物保持能力およびろ過表面を増加させており、一方、液体保持能力を最小化しているフィルタ組立体を提供することにある。
【0012】
本発明のさらに別の1つの目的は、同一のハウジング内で第2段階フィルタエレメントを使用できるようにするバグフィルタタイプの容器内で使用できる液体ろ過エレメントを提供することにある。
【0013】
本発明のさらなる1つの目的は、バグフィルタシステム内で使用する液体フィルタ組立体を提供することにあり、カートリッジシステム内で通常使用するものなどを含むインライン入口導管およびインライン出口導管を設け得るようにすることにある。
【0014】
前述の目的、特徴および利点と、他の目的、特徴および利点とが、以下により詳細に説明する添付図面と組合せて、本発明の詳細な説明からより明らかになる。
【0015】
(発明の概要)
本発明は、バグタイプフィルタシステムで使用する改善された液体フィルタエレメントに関する。
【0016】
本発明のフィルタエレメント組立体は、多孔性フィルタ媒体から成る少なくとも2つの同心に配置されている円筒形フィルタスリーブを含み、フィルタスリーブは、フィルタスリーブの一端で入口プレートに接続され、フィルタスリーブの他端で終端プレートすなわち端部プレートに接続されている。入口プレートは入口穴を有し、これにより液体は、同心に配置されている円筒形体と円筒形体との間の環状スペースに流入できるので、液体内の汚染物のろ過は、液体が外側円筒形体を通過し、外側スリーブとフィルタ容器の内壁との間のスペース内に入り、内側円筒形体を通過し、内側円筒形体の中央領域内の内側スペース内に入る際に行われる。終端プレートは単一の中央開口を有し、この中央開口は内側円筒形体の直径よりも小さい直径を有している。汚染された液体は、入口プレート内の孔を通過してフィルタバグ組立体に入る。このようにして、汚染された物質は、同心に配置されている円筒形体と、入口プレートおよび終端プレートとの間に形成されているスペース内に入ったままとなる。ろ過する液体は、多孔性円筒形体壁を通過することになる。前述の組立体は、多孔性円筒形体壁またはワイヤメッシュを有するバスケット内で支持され、これにより、円筒形フィルタ壁が破裂するのを阻止する一方、液体はバスケットを通過することが可能となる。したがって、フィルタバグ組立体およびバスケットは、入口導管および出口導管と、ろ過されない液体がフィルタ組立体の周りを迂回するのを完全に阻止するために、フィルタ容器内のバグフィルタ組立体を密閉する手段とを有する典型的な円筒形フィルタ容器内に配置可能となる。
【0017】
本発明の前述のおよび他の特徴は、次の添付図面を参照してより詳細に説明される。
【0018】
[発明の説明]
図1において、本発明のフィルタ組立体の1つの好ましい実施形態が示されている。この実施形態のフィルタ10は、環状支持バスケット10aと、支持バスケット10aにより担持されるインサートあるいはエレメント10bとを含み、インサート10bは、円筒形外側スリーブ11と、該外側スリーブ11内に同心に配置されている円筒形外側スリーブ11と円筒形内側スリーブ12とを有している。外側スリーブ11および内側スリーブ12は、様々な多孔性フィルタ媒体物質から成ることが可能であり、ろ過する液体は、汚染物をろ過するために当該フィルタ媒体を通過できるようになっている。このような物質には、ナイロン、ポリプロピレン、ニードルパンチドフェルトおよび他のこのような類似の媒体が含まれている。スリーブ11および12は、一端で入口プレート13に接続され、他端で終端プレート20に接続されている。入口プレート13は、図2で詳細に示され、液体を受入れる平面状表面15で不可欠に形成される環状シールリング14を含んでいる。表面15は、一連の穴または開口16を有し、当該穴16は、矢印「A」により示されているように、ろ過する液体がこれらを通過して、同心に配置されているスリーブ11と12との間に形成されている環状スペース内に流入するように配置されている。また、表面15は領域15’を有しており、領域15’は穴を有せず、液体がスリーブ12の内側に位置するスペース内に流入するのを阻止するように配置されている。円筒形フランジ8は表面15から懸吊し、内側スリーブ12を取付けるための表面を形成している。環状フランジ17はリング14から懸吊し、外側スリーブ11を取付けるための表面を形成している。したがって、外側スリーブ11および内側スリーブ12は、それぞれ対応して吊設環状フランジ17および18で入口プレート13に接続されている。取付けは、様々な手段により行うことが可能であり、最も効率的な手段は超音波溶接である。
【0019】
入口プレートは、例えばポリプロピレンなどの重合体物質の注入成形などにより単一形構造体として形成可能である。外側スリーブ11および内側スリーブ12も同様に、例えばポリプロピレンなどの重合体物質から形成でき、したがって領域17および18における接続を超音波溶接により容易に行い得る。例えば適切な接着剤の使用によるなど、入口プレートに外側スリーブおよび内側スリーブを接続する他の適切な手段も使用できる。
【0020】
また、図3に詳細に示されている終端プレート20は、好ましくは、例えばポリプロピレンなどの重合体物質から注入成形プロセスにより形成され、スリーブ11と12との間の環状スペースの底部に位置する閉表面21を含んでいる。フランジ22の吊設環状壁は、表面21の外側周辺端に位置し、終端プレートにスリーブ11の底部を接続するための表面領域を形成している。上方へ延びる円筒形壁すなわちフランジ23は、終端プレート20にスリーブ12の底部を接続するための表面を形成するように配置されている。したがって、外側スリーブ11および内側スリーブ12は、それぞれ対応して領域22および23で終端プレート20に接続されている。開口24は、終端プレート20の中央領域に位置している。
【0021】
外側スリーブ11と内側スリーブ12との間の環状スペースの底部が表面21により閉じられている場合、参照文字「A」により表わされている矢印に示されているように、入口プレート13内の開口16を通過して、スリーブ11と12との間の環状スペースに流入しながら、ろ過する液体は、スリーブ11の多孔性フィルタ媒体を通過する(矢印「B」)かまたは内側スリーブ12を通過する(矢印「C」)ように強制され、組立体10の外側に位置する領域へ到達するか、または円筒形スリーブ12の内部の底部に位置する終端プレート20内の開口24を通過することになる。
【0022】
流体流の圧力に抗してスリーブを支持するために、エレメント10bは、バスケット10aにより支持されている。バスケット10aは、剛性メッシュ円筒形外側スクリーン60と、剛性メッシュ円筒形内側スクリーン61と、剛性メッシュ底部円形スクリーン62とを含んでいる。円筒形外側スクリーン60は、スリーブ11の下流に位置し、スリーブ11に対して同心で外側に位置すると共に、スリーブ11に隣接して位置している。一方、円筒形内側スクリーン61は、スリーブ12の下流に位置し、スリーブ12に同心で内側に位置すると共に、スリーブ12に隣接して位置している。
【0023】
組立体10が、図4に示されているように、フィルタ容器30の内側に配置されている場合、ろ過する液体は、入口31を通過してフィルタ容器30に流入し、入口導管32を経て、フィルタ容器30の開放可能頂部カバー33を通過し、フィルタエレメント10bのプレート15上に到達する。次いで、液体は、開口16を通過してスリーブ11と12との間の環状スペースに流入する。そして液体は、スリーブ11の媒体を通過し、スクリーン60のメッシュを通過し、フィルタ容器30の内壁51とスリーブ11との間の周辺スペース34内に流入し、フィルタ組立体10を取囲むか、またはスリーブ12とスクリーン61のメッシュを通過し、スリーブ12により形成された内側円筒形スペース35内に流入する。次いで、図1の実施形態では、ろ過された液体が出口36を通過してフィルタ容器30の底部に到達することになる。図4の実施形態において、出口36は、第2段階カートリッジフィルタ37を通過してのみ接近可能であり、カートリッジフィルタ37は、スリーブ12により形成された円筒形スペースの内側に配置され、これにより、周辺スペース34あるいは内側円筒形スペース35に流入しながら、ろ過された液体は、カートリッジフィルタ37を通過してから初めて、出口36から流出可能となる。
【0024】
図4に概略的に示されているメッシュすなわち多孔性バスケット10aは、スリーブ11のフィルタ媒体を支持するため、フィルタ容器30内に配置されている。バスケットの底部は、同様の多孔性材料あるいは閉プレートから形成可能である。フィルタ組立体10は、入口プレートの環状リング14がバスケット10aの支持肩部39上に載ることにより、フィルタ容器30内で支持されることが可能である。バスケット10aは、フィルタ容器30内で支持肩部41上に支持されている。Oリングシール40は、カバー33とフィルタ容器30のサポート41との間に適切なシールを設けるように配置されている。
【0025】
入口プレート13の環状リング14は、周溝14’を支持している。溝14’は、図6に詳細に示されている。溝14’は略V形であり、シール用のOリング42を収容するように配置されている。したがって、リング14は、上部フォーク44と下部フォーク45とに二分岐されている。上部フォーク44は、フィルタ組立体10がフィルタ容器30内に適所に収容されている場合、フィルタ容器30の閉鎖蓋33により係合されている。このようにして、蓋33により引き起こされた(矢印「D」により示されている)圧力によりリング42は、バスケットサポート39の内壁47を押圧する外方圧力を発揮し(矢印「E」により示されている)、これにより、バスケットサポート39の内壁47とのシールがより一層確実となる。
【0026】
図5は、バスケット100aにより支持されたフィルタインサート100bを含むフィルタ組立体100から成る本発明のさらに別の1つの実施形態を示している。フィルタインサート100bは、3つの同心に配置された可撓性フィルタ媒体スリーブ111、112および113を有している。また、この配置では、フィルタインサート100bは入口プレート114、第1の終端プレート120および第2の終端プレート121を有している。入口プレート114は複数の開口または穴116を有し、これにより、(矢印「AA」により示されている)到来流体は、フィルタ媒体スリーブ112と113との間の環状スペースに流入し、支持バスケット100aのスクリーンを通過し得るようになっている。入口プレート114は中央開口117も有し、中央開口117により、(「AAA」により示されている)到来液体は、スリーブ111の内側に位置する円筒形スペースに流入可能となっている。したがって、スリーブ112と113との間の環状スペースに流入する液体は、スリーブ112および113の媒体を通過することによりろ過されることになる。(矢印「BB」により示されている)スリーブ112を通過することによりろ過される液体は、ろ過された後、スリーブ111と112との間に形成されている環状スペース内に流入することになる。フィルタスリーブ113の媒体を通過する液体は、バスケット100aと、フィルタ容器(図5に概略的に示され、参照番号129により示されている)の内壁との間に形成されたペースに流入することになる。スリーブ111内の円筒形スペースと、バスケット100aのスクリーンとに流入する液体「AAA」は、(矢印「BBB」により示されているように)スリーブ111のフィルタ媒体を通過することによりろ過され、スリーブ111と112との間に形成された環状スペースに流入することになる。
【0027】
第1の終端プレート120は、環状閉部分124と中央開口125とを有し、中央開口125は、スリーブ111と112との間の環状スペース内からのろ過された液体「BB」および「BBB」用の出口開口を形成している。環状閉部分124は、液体がスリーブ113と112との間の環状スペースから流出するのを阻止し、このスペース内の液体がスリーブ113および112のろ過媒体を通過するようにしている。第2の終端プレート121も同様に、液体がスリーブ111内の中央内側スペースから流出するのを阻止し、このスペース内のこのような液体がスリーブ111のろ過媒体を通過するようにしている。環状スリーブ113とフィルタ容器の内壁129との間の環状スペースに流入した、ろ過された液体「BB」は、第1の終端プレート120の開口中央部125から流出するろ過された液体と一緒に、フィルタ容器の底部に位置する領域に到達し、出口140を経てフィルタ容器から出ることになる。
【0028】
第1の終端プレート120は、フランジ126および127と共に形成され、フランジ126および127は、スリーブ113および112のそれぞれが、対応して超音波溶接または他の取付け手段により接続できる表面を形成している。第2の終端プレート121は、スリーブ111が同様の手段により接続できる表面を形成するフランジ128を有している。
【0029】
また、入口プレート114も同様に、吊設環状フランジ131、132および133を有し、フランジ131、132および133は、スリーブ113、112および111の頂部が、それぞれ対応して、例えば超音波溶接または他の取付け手段などにより接続できる表面を形成している。
【0030】
したがって、図5の実施形態は、スリーブ111、112および113の円筒形表面領域により形成された累積的表面領域を有するフィルタエレメントを提供することになる。
【0031】
図7は、インライン入口導管およびインライン出口導管をフィルタ容器の底部に配置して使用し得るフィルタ容器の1つの形態を示している。この配置では、入口導管201がフィルタ容器の底部を通過して入り、フィルタ容器の中央領域を通過して上方へ延びている。出口導管202は、フィルタ容器の中央からずれて位置するがフィルタ容器の底部に位置する開口203に接続され、これにより、矢印「X」に示されているように、ろ過された液体を流出させる手段が得られることになる。この配置では、同心に配置されている多孔性円筒形体210および211が支持バスケットを形成しており、該支持バスケットは入口導管201を取囲んで、フィルタ組立体10を支持している。図1、図2および図3に関連して説明されたフィルタ組立体10は、フィルタ容器内に配置され、これにより、スリーブ11および12は、バスケット壁210と211との間の環状スペース内に配置されることになる。
【0032】
図8a、図8bおよび図8cに示されているものを含む他の入口導管および出口導管の配置は、本発明のフィルタ組立体の使用により可能となる。
【0033】
本発明は、本発明の原理を例示的に示すある特定の好ましい実施形態に関連して説明されている。しかし、様々な変更および変化が、当業者に思い浮かぶことは明らかであり、本願明細書に示され説明されている実施形態の構造および動作に本発明を限定しないものとする。したがって、付加的な変更および等価物は、本願明細書のクレームにより定義される本発明の範囲内に入るものとする。
【0034】
独占財産あるいは独占権がクレームされる本発明の実施形態は、請求の範囲に定義されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の1つの実施形態に係るフィルタバグ組立体の部分的に切欠きして示す側面断面図である。
【図2】
図1における入口プレートの部分的に切欠きして断面で示す斜視図である。
【図3】
図1における終端プレートの部分的に切欠きして断面で示す斜視図である。
【図4】
フィルタ容器内で示されている本発明のさらに別の1つの実施形態の断面図である。
【図5】
本発明のさらに別の1つの実施形態の部分的に切欠きして断面で示す側面図である。
【図6】
本発明の密閉機構を示す断面図である。
【図7】
本発明により可能である底部インライン入口導管および底部インライン出口導管を有するフィルタ容器形態の断面図である。
【図8】
a〜cは本発明により可能である入口導管および出口導管の異なる形態を有するバグタイプフィルタ容器の側面図である。
【図9】
図1における終端プレートの平面図である。
Claims (18)
- バグタイプフィルタハウジング内に収容できる液体ろ過システムで使用するためのフィルタエレメント組立体であって、前記フィルタエレメント組立体は、
前記フィルタハウジング内に配置する環状支持バスケットと、前記バスケット内に取除き可能に担持されているコラプシブルフィルタインサートとを備え、
前記バスケットは、剛性で円筒形に形成されていると共に同心に配置され、液体が通過して自由に流れ得る第1および第2のメッシュスクリーンを有し、
前記第1のスクリーンは、前記第2のスクリーンの内側に配置されて、第1の環状スペースが前記第1および第2のスクリーンの間に形成され、
前記円筒形スクリーンは、該円筒形スクリーンの長手方向の一端に配置されている平形円形メッシュスクリーンにより互いに接続され、
前記フィルタインサートは、前記第1の環状スペース内で支持され、可撓性フィルタ媒体から成る第1および第2の円筒形フィルタスリーブを有し、前記第1のフィルタスリーブは、前記第2のフィルタスリーブの横断面直径よりも小さい横断面直径を有し、前記第2のフィルタスリーブ内に同心に配置されて、前記第1および第2のフィルタスリーブの間に位置する第2の環状スペースと、前記第1のフィルタスリーブの内側に位置する円筒形スペースとを形成し、
前記第1および第2のフィルタスリーブ両方の長手方向の一端に接続されている剛性入口プレートと、前記第1および第2のフィルタスリーブの長手方向の他端に接続されている剛性閉プレートとを備え、
前記入口プレートは、液体流がろ過されて前記第2の環状スペース内に流入し得るために、前記第1および第2のフィルタスリーブの間の前記第2の環状スペースと連通すべく設けられた開口を内部に有し、かつ液体流が前記円筒形スペース内に流入させ得る手段を有し、
前記閉プレートすなわち前記終端プレートは、液体流が前記第2の環状スペースから流出して前記終端プレートを貫流するのを阻止する閉表面を有し、前記フィルタインサートはコラプシブルであり、これにより前記入口プレートおよび前記閉プレートは、前記フィルタインサートが前記バスケットの外側に位置する場合に互いへ向かってまたは互いから遠ざかって動くことが可能であり、
前記フィルタインサートが前記バスケット内に担持されている場合に前記入口プレートおよび前記終端プレートは、互いから離れて位置し、前記終端プレートは前記平形円形メッシュスクリーンに隣接して位置し、前記フィルタインサートの前記第1のスリーブは、前記バスケットの前記第1のスクリーンに隣接しかつ同心で外側に位置し、前記フィルタインサートの前記第2のスリーブは、前記バスケットの前記第2のスクリーンに隣接しかつ同心で内側に位置し、これにより前記バスケットの前記円筒形スクリーンは、前記フィルタエレメントすなわち前記フィルタインサートの前記スリーブを液体流の圧力に抗して支持し、前記フィルタエレメント組立体がフィルタハウジング内に配置される場合に前記フィルタインサートの前記入口プレートは、前記フィルタハウジングに流入するろ過する液体を受入れるように向きを決められ、これにより液体は前記開口を通過し、前記第1および第2のフィルタスリーブの間の前記環状スペース内に流入し、まず初めに前記フィルタスリーブと前記バスケットの前記スクリーンとを貫流し、液体から不純物あるいは粒子がろ過されて除去されるフィルタエレメント組立体。 - 前記入口プレートは、ろ過する液体を受入れる平面状表面をさらに備え、前記開口は前記平面状表面を貫通して配置されている請求項1に記載のフィルタエレメント組立体。
- 前記入口プレートは、前記第1および第2のスリーブがそれぞれ対応して接続されている内側吊設フランジおよび外側吊設フランジをさらに備えている請求項2に記載のフィルタエレメント組立体。
- 前記入口プレートと、前記終端プレートと、前記第1および第2のスリーブとが、ポリプロピレンである請求項3に記載のフィルタエレメント組立体。
- 前記第1および第2のスリーブは、前記入口プレートの前記フランジに超音波溶接されている請求項4に記載のフィルタエレメント組立体。
- 前記入口プレートの前記平面状表面は、前記第1のスリーブの内側に形成されているスペースと連通するために閉じられている請求項4に記載のフィルタエレメント組立体。
- 前記終端プレートは、平面状閉表面と、前記平面状表面から懸吊する外側フランジと、前記外側フランジの方向と反対の方向で前記平面状表面から延びている内側フランジとを有する請求項4に記載のフィルタエレメント組立体。
- 前記第1および第2のスリーブは、それぞれ対応して前記終端プレートの前記内側フランジおよび前記外側フランジに超音波溶接されている請求項7に記載のフィルタエレメント組立体。
- 前記ハウジング内の前記フィルタエレメント組立体を支持する手段をさらに備えている請求項1に記載のフィルタエレメント組立体。
- 前記ハウジング内の前記フィルタエレメント組立体を支持する前記手段は、前記入口プレートと一体的に形成されている環状リングと、前記リングを支持するために前記バスケット上に形成されている肩部とを備え、前記肩部は、前記ハウジングにより支持されるように配置されている請求項9に記載のフィルタエレメント組立体。
- 前記入口プレートの前記リングは、V形溝を支持し、該V形溝の開放端は、前記フィルタエレメント組立体の長手軸に対して垂直な方向に面し、前記溝内に担持されているOリングをさらに備え、前記フィルタインサートが前記バスケット内で支持されている場合に、前記Oリングは前記バスケットの側壁表面と係合している請求項10に記載のフィルタエレメント組立体。
- 前記V形溝は上部フォークおよび下部フォークを備え、前記組立体がハウジング内で担持されている場合に前記上部フォークは、前記ハウジングのカバープレートに押圧されるように位置決めされて前記Oリングを圧縮し、これにより前記Oリングは前記バスケットの前記側壁表面を押圧する力を発揮し、流体シールが形成される請求項11に記載のフィルタエレメント組立体。
- 前記組立体により担持され、前記バスケットの前記第1のスクリーンの内側に位置する第2段階カートリッジフィルタをさらに備えている請求項12に記載のフィルタエレメント組立体。
- バグタイプろ過システムで使用するコラプシブルフィルタエレメントであって、
可撓性フィルタ媒体から成る第1および第2の円筒形フィルタスリーブを備え、前記第1のフィルタスリーブは、前記第2のフィルタスリーブの横断面直径よりも小さい横断面直径を有し、前記第2のフィルタスリーブ内で同心に配置されて、前記第1および第2のフィルタスリーブの間に環状スペースを形成し、
前記第1および第2のフィルタスリーブ両方の長手方向の一端に接続されている剛性入口プレートと、前記第1および第2のフィルタスリーブ両方の長手方向の他端に接続されている剛性終端閉プレートとを備え、
前記入口プレートは、液体流がろ過されて前記環状スペース内に流入できるように、前記第1および第2のフィルタスリーブの間の前記環状スペースと連通すべく設けられた開口を内部に有し、
前記終端プレートは閉表面を有し、液体流が前記環状スペースから流出して該終端プレートを貫流するのを阻止し、前記フィルタエレメントはコラプシブルであり、これにより前記入口プレートおよび前記終端プレートは、前記フィルタエレメントが前記ろ過システの外側に位置する場合に互いへ向かってまたは互いから遠ざかって動くことが可能であり、
前記フィルタエレメントは、これが前記ろ過システム内に位置する場合に支持バスケット内で担持され、前記入口プレートおよび前記終端プレートは、前記フィルタエレメントがろ過システム内で担持されている場合に互いから離れて位置し、前記フィルタエレメントが前記ろ過システム内に位置する場合に前記入口プレートは、ろ過される液体を受入れるように向きが決められ、これにより液体は前記開口を貫流し、前記第1および第2のフィルタスリーブの間の前記環状スペース内に流入し、前記フィルタスリーブを通過し、液体から不純物あるいは粒子がろ過されて除去されるコラプシブルフィルタエレメント。 - 円筒形スペースが前記第1のフィルタスリーブの内側に形成され、前記入口プレートはろ過する液体を受入れる平面状表面を備え、前記開口は前記平面状表面を貫通して配置され、前記入口プレートの前記平面状表面は前記円筒形スペースと連通するために閉じられている請求項14に記載のフィルタエレメント組立体。
- 前記第1および第2のスリーブは、前記入口プレートの前記フランジに超音波溶接されている請求項15に記載のフィルタエレメント組立体。
- 前記終端プレートは、平面状閉表面と、前記平面状表面から懸吊する外側フランジと、前記外側フランジの方向と反対の方向で前記平面状表面から延びる内側フランジとを有し、前記第1および第2のスリーブは、それぞれ対応して前記内側フランジおよび前記外側フランジに超音波溶接されている請求項16に記載のフィルタエレメント組立体。
- 液体ろ過システムで使用し、バグタイプフィルタハウジング内に収容できるコラプシブルフィルタエレメントであって、前記フィルタエレメントは、
可撓性フィルタ媒体から成る第1、第2および第3の円筒形フィルタスリーブを備え、前記第2のフィルタスリーブは、前記第3のフィルタスリーブの横断面直径よりも小さい横断面直径を有し、前記第3のフィルタスリーブ内で同心に配置されて、前記第2および第3のフィルタスリーブの間に環状スペースを形成し、前記第1のフィルタスリーブは、前記第2のフィルタスリーブの横断面直径よりも小さい横断面直径を有し、前記第2のフィルタスリーブの内側で同心に配置されて、前記第1のフィルタスリーブの内側に円筒形内側スペースを形成し、
前記第1、第2および第3のフィルタスリーブの長手方向の一端に接続されている剛性入口プレートと、前記第1、第2および前記第3のフィルタスリーブの長手方向の他端に接続されている剛性端部閉プレートとを備え、
前記入口プレートは、液体流がろ過されて前記環状スペース内に流入できるように、前記第2および第3のフィルタスリーブの間の前記環状スペースと連通すべく設けられた複数の開口を内部に有し、前記入口プレートは、前記円筒形内側スペースと連通すべく設けられた中央開口を内部に有し、
前記終端プレートは閉表面を有し、液体流が前記終端プレートを貫流して前記環状スペースと、前記第1のスリーブの前記円筒形内側スペースとから流出するのを阻止し、前記フィルタエレメントはコラプシブルであり、これにより前記入口プレートおよび前記閉プレートは、前記フィルタエレメントが前記ハウジングの外側に位置する場合に互いへ向かっておよび互いから遠ざかって動くことが可能であり、
前記フィルタエレメントがフィルタハウジング内に位置する場合に前記入口プレートは、前記フィルタハウジングに流入するろ過する液体を受入れるように向きを決められ、これにより液体は前記複数の開口を貫流して前記環状スペース内に流入し、前記第2および第3のフィルタスリーブを通過し、前記中央開口を通過し、前記第1のスリーブの前記円筒形内側スペース内に流入し、前記第1のスリーブを通過し、不純物および粒子が液体からろ過されて除去されるコラプシブルフィルタエレメント。
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