JP2004503225A - 動物の糞を回収する器具 - Google Patents
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Abstract
動物の糞を回収するための器具はバトン(10)から成り、このバトン(10)においては、広がった底端部(10B)に向かい少なくとも底部(10A)が管状をなし、かつ、使い捨てカートリッジ(12)を内部に取り付けた開口端を有する。カートリッジ(12)は、バトン(10)内にある容器(14)と連動する1つのあるいは連続する開口を有する回収手段を備えている。また、使用後に廃棄するため、バトン(10)からカートリッジ(12)を取り出すための手段が設けられている。カートリッジ(12)は、バトン(10)の外部に配置された格納リング(16)を有する。回収手段は、1つのあるいは連続した開口が明確にされているリング部材(18)を備える。リング部材(18)は、糞を持上げる動作最中に格納リング16に対して稼動する。
Description
【0001】
本発明は、特に犬もしくは他の動物と散歩中、あるいは家の庭や遊び場で他の動物が排泄したあとに動物の糞を回収する器具に関するものである。
【0002】
動物の糞を回収するための器具はバトンから成り、このバトンにおいては、広がった底端部に向かって少なくとも底部が管状をなし、かつ、使い捨てカートリッジを内部に取り付けた開口端を有している。カートリッジは、バトン内にある容器と連動する1つのあるいは連続する開口を有する回収手段を備えており、かつ、使用後に廃棄するため、バトンからカートリッジを取り出すための手段が設けられている。カートリッジはバトンの外部に配置された格納リングを有しており、また、回収手段は1つのあるいは連続した開口が明確にされているリング部材を備えている。このリング部材は、糞を持上げる動作の最中に、格納リングに対して稼動する。
好ましくは、回収手段は、リング部材が横断配置された一方の端の管状ボディと、例えばプラスチック素材のバッグといったような容器を有するもう一方の端部と、そして、内部可動式サブアセンブリの低端部に設けられたグリップ手段にてかみ合わせされる取り込み手段とにより構成される。サブアセンブリは、望ましくは、グリップ手段を有する開口低端部と、バトンの最上部にてロッドによりハンドルに連結した閉じた上端部とを有し、かつ、バトンに対して可動式に取り付けされた、円錐台状のコーンから成る。また、バトンの最上部に向かい、2つの対向したガイドウェイが効果的に設けられており、これらガイドウェイは、バトンの縦軸に平行な第一伸長部分、第一部分の最上部にある第二横スライド部分、および、第一伸長部分に平行であり、かつ上方に伸長した、短い第三伸長部分を有する。望ましくはハンドルの内部に、ガイドウェイをトラックする、対向し内部で伸長する2つのガイドを備える。つめ、あるいは移動防止部が第二横スライド部分に効果的に配置され、第一部分と第二部分間における偶発的な動作を防止する。ハンドルは好ましくはバトンからバネ性をバイアスされており、ガイドウェイの第一伸長部分の長さは、格納リングのトップ位置とそのボトム位置間におけるリング部材の動作範囲、すなわちその引き上げ動作範囲を決定する。ハンドルの回転動作により、ガイドが、つめ、あるいは移動防止部を通過して、各ガイドウェイの第二横スライド部分に、かつ第三部分に移動出来ることが望ましい。ハンドルがバネ性バイアスによって作動し、取り出されるカートリッジと取り込み手段とをグリップ手段によって分離させる。ガイドウェイの第三部分の長さによりハンドル動作の限界が決定される。
また望ましくは、格納リングはその上端部に内側に向けられたリップを備えている。また、リング部材の下の管状ボディには外側に向けられたフランジが備わり、リップをかみ合わせる。格納リングは望ましくはその上端部に摩擦により密着するショルダーを備え、バトンの管状壁の低端部とかみ合う。これにより、サブアセンブリの上方への動きによりカートリッジが取り出されようとするとき、カートリッジが上方に動くのを防止することが出来る。望ましくは、キャップが、格納リングの低端部かつ側部に摩擦密着するように装着される。
さらに望ましくは、リング部材はその周囲から内部に伸長する、放射状に連続したフィンガーを備える。8本のフィンガーは連続しており、4本のフィンガーは他の4本のフィンガーよりも長い。長いフィンガーと短いフィンガーとは交互に配置されている。フィンガー全部のそれぞれの内端部は効果的に球状の終端部を有する。
【0003】
本発明の実施の形態を、添付の図面に関して例示の方法により詳細な説明を行う。
図面において、動物の糞を回収するための器具はバトン10から成り、このバトン10においては、広がった底端部10Bに向かい少なくとも底部10Aが管状をなし、かつ、使い捨てカートリッジ12を内部に取り付けた開口端を有している。カートリッジ12は、バトン10内にある容器14と連動する1つのあるいは連続する開口を有する回収手段を備えている。また、使用後に廃棄するため、バトン10からカートリッジ12を取り出すための手段が設けられている。カートリッジ12は、バトン10の外部に配置された格納リング16を有する。回収手段は、1つのあるいは連続した開口が明確にされているリング部材18を備えている。リング部材18は、糞を持上げる動作の最中に格納リング16に対して稼動する。
回収手段の構成は、リング部材18が横断配置された一方の端の管状ボディ20と、例えばプラスチック素材のバッグといったような容器14を有するもう一方の端部と、そして、内部可動式サブアセンブリ24の低端部に設けられたグリップ手段にてかみ合わせされる、連続した、あるいは部分的に連続した末端リブ22の形状の取り込み手段とにより成されている。サブアセンブリ24は、グリップ手段を有する開口低端部と、バトン10の最上部にてロッド28によりハンドル30に連結した閉じた上端部とを有し、かつ、バトン10に対して可動式に取り付けされた、円錐台状のコーン26から成る。また、バトン10の最上部に向かい、2つの対向したガイドウェイ32が設けられており、これらガイドウェイは、バトン10の縦軸に平行な第一伸長部分32A、第一部分32Aの最上部にある第二横スライド部分32B、および、第一伸長部分32Aに平行、かつ上方に伸長した、短い第三伸長部分32Cを有する。ハンドル30の内部には、ガイドウェイ32をトラックする、対向し内部で伸長した2つのガイド34が備わっている。つめ、あるいは移動防止部36が第二横スライド部分32Bに配置され、第一部分32Aと第二部分32C間における偶発的な動作を防止する。ハンドル30は、引張りばね38によりバトン10からバネ性をバイアスされており、ガイドウェイ32の第一伸長部分32Aの長さは、格納リング16のトップ位置とそのボトム位置間におけるリング部材18の動作範囲、すなわちその引き上げ動作範囲を決定する。ハンドル30の回転動作により、ガイド34が、つめ、あるいは移動防止部36を通過して、各ガイドウェイ32の第二横スライド部分32Bに、かつ第三部分32Cに移動することが可能である。ハンドル30がバネ性バイアスによって作動し、取り出されるカートリッジ12と取り込み手段とをグリップ手段によって分離させる。ガイドウェイ32の第三部分32Cの長さによりハンドル動作の限界が決定される。
【0004】
格納リング16はその上端部に内側に向けられたリップ40を備えている。また、リング部材18の下の管状ボディ20には外側に向けられたフランジ42が備わり、リップ40をかみ合わせる。格納リング16はその上端部に摩擦により密着するショルダー44を備え、バトン10の管状壁の低端部46とかみ合う。これにより、サブアセンブリ24の上方への動きによりカートリッジ12が取り出されようとするとき、カートリッジ12が上方に動くのを防止することが出来る。キャップ48が格納リングの低端部かつ側部に摩擦密着するように装着されている。
リング部材18は、その周囲から内部に伸長する、放射状に連続したフィンガー50を備えている。8本のフィンガー50は連続しており、4本のフィンガーは他の4本のフィンガーよりも長い。長いフィンガーと短いフィンガーとは交互に配置されている。フィンガー全部のそれぞれの内端部は、球状の終端部52を有する。
グリップ手段は、コーン26の内部に設けられた連続する、あるいは不連続の溝54であり、リブ22と溝54はかみ合わされている。
使用において、キャップ48が取り除かれ、格納リング16が、持ち上げられる糞に押し入れられる。これは、リング部材18が糞の中に、糞を通って押されるときに、中に入った糞が外側に散乱するのを防ぎ、中に入った糞が全てリング部材18によって保持され得ることに長所を有する。次に糞のまた別の部分を持ち上げるため、再度バトン10を使用する。糞の2回目の部分は1回目の部分を容器内上方に押し上げる。一般的には犬であるような動物のペットといっしょに散歩をしている間、必要な際に、一箇所あるいはいくつかの場所で糞全部を処理する必要があるたびごとに、バトン10はこのように使用される。
ハンドルは、消毒薬、例えば催涙ガスといったような自己防衛、攻撃用の液体を持ち運びするための、もしくはトーチやアラーム装置を収納するための可閉キャビティ(空洞)を配備するように設計することも可能である。キャビティに液体を入れる用途では、スプレーノズルが液体散布用に組み合わされるであろう。
以上、本発明の実施形態を詳細に説明したが、本発明の範囲を逸脱することなく他の方法でも具体化できることは当業者にとって明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】
格納リング上にキャップを装着したバトン10を示した、本発明に基づく器具の断面図である。
【図2】
図2Aはバトンの使用に必要な一連の動作を示したものであり、この中で、キャップを付けた格納リングを示した、バトンの低位部分の断面図である。
図2Bは、 キャップが取り除かれ、持ち上げられる糞の中に押し入れられた格納リングを示した、バトン低位部分の断面図である。
図2Cは、糞の中に押し入れられたリング部材を示した、バトン低位部分の断面図である。
図2Dは、リング部材の別サイドに保持された糞を持ち上げながら糞から引き上げられたバトンを示した、バトン低位部分の断面図である。
【図3】
バトン10の上端部に設けられたガイドの拡大図である。
【図4】
リング部材の拡大図である。
【符号の説明】
10 バトン 10A 底部 10B 底端部
12 カートリッジ 14 容器
16 格納リング 18 リング部材 20 管状ボディ
本発明は、特に犬もしくは他の動物と散歩中、あるいは家の庭や遊び場で他の動物が排泄したあとに動物の糞を回収する器具に関するものである。
【0002】
動物の糞を回収するための器具はバトンから成り、このバトンにおいては、広がった底端部に向かって少なくとも底部が管状をなし、かつ、使い捨てカートリッジを内部に取り付けた開口端を有している。カートリッジは、バトン内にある容器と連動する1つのあるいは連続する開口を有する回収手段を備えており、かつ、使用後に廃棄するため、バトンからカートリッジを取り出すための手段が設けられている。カートリッジはバトンの外部に配置された格納リングを有しており、また、回収手段は1つのあるいは連続した開口が明確にされているリング部材を備えている。このリング部材は、糞を持上げる動作の最中に、格納リングに対して稼動する。
好ましくは、回収手段は、リング部材が横断配置された一方の端の管状ボディと、例えばプラスチック素材のバッグといったような容器を有するもう一方の端部と、そして、内部可動式サブアセンブリの低端部に設けられたグリップ手段にてかみ合わせされる取り込み手段とにより構成される。サブアセンブリは、望ましくは、グリップ手段を有する開口低端部と、バトンの最上部にてロッドによりハンドルに連結した閉じた上端部とを有し、かつ、バトンに対して可動式に取り付けされた、円錐台状のコーンから成る。また、バトンの最上部に向かい、2つの対向したガイドウェイが効果的に設けられており、これらガイドウェイは、バトンの縦軸に平行な第一伸長部分、第一部分の最上部にある第二横スライド部分、および、第一伸長部分に平行であり、かつ上方に伸長した、短い第三伸長部分を有する。望ましくはハンドルの内部に、ガイドウェイをトラックする、対向し内部で伸長する2つのガイドを備える。つめ、あるいは移動防止部が第二横スライド部分に効果的に配置され、第一部分と第二部分間における偶発的な動作を防止する。ハンドルは好ましくはバトンからバネ性をバイアスされており、ガイドウェイの第一伸長部分の長さは、格納リングのトップ位置とそのボトム位置間におけるリング部材の動作範囲、すなわちその引き上げ動作範囲を決定する。ハンドルの回転動作により、ガイドが、つめ、あるいは移動防止部を通過して、各ガイドウェイの第二横スライド部分に、かつ第三部分に移動出来ることが望ましい。ハンドルがバネ性バイアスによって作動し、取り出されるカートリッジと取り込み手段とをグリップ手段によって分離させる。ガイドウェイの第三部分の長さによりハンドル動作の限界が決定される。
また望ましくは、格納リングはその上端部に内側に向けられたリップを備えている。また、リング部材の下の管状ボディには外側に向けられたフランジが備わり、リップをかみ合わせる。格納リングは望ましくはその上端部に摩擦により密着するショルダーを備え、バトンの管状壁の低端部とかみ合う。これにより、サブアセンブリの上方への動きによりカートリッジが取り出されようとするとき、カートリッジが上方に動くのを防止することが出来る。望ましくは、キャップが、格納リングの低端部かつ側部に摩擦密着するように装着される。
さらに望ましくは、リング部材はその周囲から内部に伸長する、放射状に連続したフィンガーを備える。8本のフィンガーは連続しており、4本のフィンガーは他の4本のフィンガーよりも長い。長いフィンガーと短いフィンガーとは交互に配置されている。フィンガー全部のそれぞれの内端部は効果的に球状の終端部を有する。
【0003】
本発明の実施の形態を、添付の図面に関して例示の方法により詳細な説明を行う。
図面において、動物の糞を回収するための器具はバトン10から成り、このバトン10においては、広がった底端部10Bに向かい少なくとも底部10Aが管状をなし、かつ、使い捨てカートリッジ12を内部に取り付けた開口端を有している。カートリッジ12は、バトン10内にある容器14と連動する1つのあるいは連続する開口を有する回収手段を備えている。また、使用後に廃棄するため、バトン10からカートリッジ12を取り出すための手段が設けられている。カートリッジ12は、バトン10の外部に配置された格納リング16を有する。回収手段は、1つのあるいは連続した開口が明確にされているリング部材18を備えている。リング部材18は、糞を持上げる動作の最中に格納リング16に対して稼動する。
回収手段の構成は、リング部材18が横断配置された一方の端の管状ボディ20と、例えばプラスチック素材のバッグといったような容器14を有するもう一方の端部と、そして、内部可動式サブアセンブリ24の低端部に設けられたグリップ手段にてかみ合わせされる、連続した、あるいは部分的に連続した末端リブ22の形状の取り込み手段とにより成されている。サブアセンブリ24は、グリップ手段を有する開口低端部と、バトン10の最上部にてロッド28によりハンドル30に連結した閉じた上端部とを有し、かつ、バトン10に対して可動式に取り付けされた、円錐台状のコーン26から成る。また、バトン10の最上部に向かい、2つの対向したガイドウェイ32が設けられており、これらガイドウェイは、バトン10の縦軸に平行な第一伸長部分32A、第一部分32Aの最上部にある第二横スライド部分32B、および、第一伸長部分32Aに平行、かつ上方に伸長した、短い第三伸長部分32Cを有する。ハンドル30の内部には、ガイドウェイ32をトラックする、対向し内部で伸長した2つのガイド34が備わっている。つめ、あるいは移動防止部36が第二横スライド部分32Bに配置され、第一部分32Aと第二部分32C間における偶発的な動作を防止する。ハンドル30は、引張りばね38によりバトン10からバネ性をバイアスされており、ガイドウェイ32の第一伸長部分32Aの長さは、格納リング16のトップ位置とそのボトム位置間におけるリング部材18の動作範囲、すなわちその引き上げ動作範囲を決定する。ハンドル30の回転動作により、ガイド34が、つめ、あるいは移動防止部36を通過して、各ガイドウェイ32の第二横スライド部分32Bに、かつ第三部分32Cに移動することが可能である。ハンドル30がバネ性バイアスによって作動し、取り出されるカートリッジ12と取り込み手段とをグリップ手段によって分離させる。ガイドウェイ32の第三部分32Cの長さによりハンドル動作の限界が決定される。
【0004】
格納リング16はその上端部に内側に向けられたリップ40を備えている。また、リング部材18の下の管状ボディ20には外側に向けられたフランジ42が備わり、リップ40をかみ合わせる。格納リング16はその上端部に摩擦により密着するショルダー44を備え、バトン10の管状壁の低端部46とかみ合う。これにより、サブアセンブリ24の上方への動きによりカートリッジ12が取り出されようとするとき、カートリッジ12が上方に動くのを防止することが出来る。キャップ48が格納リングの低端部かつ側部に摩擦密着するように装着されている。
リング部材18は、その周囲から内部に伸長する、放射状に連続したフィンガー50を備えている。8本のフィンガー50は連続しており、4本のフィンガーは他の4本のフィンガーよりも長い。長いフィンガーと短いフィンガーとは交互に配置されている。フィンガー全部のそれぞれの内端部は、球状の終端部52を有する。
グリップ手段は、コーン26の内部に設けられた連続する、あるいは不連続の溝54であり、リブ22と溝54はかみ合わされている。
使用において、キャップ48が取り除かれ、格納リング16が、持ち上げられる糞に押し入れられる。これは、リング部材18が糞の中に、糞を通って押されるときに、中に入った糞が外側に散乱するのを防ぎ、中に入った糞が全てリング部材18によって保持され得ることに長所を有する。次に糞のまた別の部分を持ち上げるため、再度バトン10を使用する。糞の2回目の部分は1回目の部分を容器内上方に押し上げる。一般的には犬であるような動物のペットといっしょに散歩をしている間、必要な際に、一箇所あるいはいくつかの場所で糞全部を処理する必要があるたびごとに、バトン10はこのように使用される。
ハンドルは、消毒薬、例えば催涙ガスといったような自己防衛、攻撃用の液体を持ち運びするための、もしくはトーチやアラーム装置を収納するための可閉キャビティ(空洞)を配備するように設計することも可能である。キャビティに液体を入れる用途では、スプレーノズルが液体散布用に組み合わされるであろう。
以上、本発明の実施形態を詳細に説明したが、本発明の範囲を逸脱することなく他の方法でも具体化できることは当業者にとって明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】
格納リング上にキャップを装着したバトン10を示した、本発明に基づく器具の断面図である。
【図2】
図2Aはバトンの使用に必要な一連の動作を示したものであり、この中で、キャップを付けた格納リングを示した、バトンの低位部分の断面図である。
図2Bは、 キャップが取り除かれ、持ち上げられる糞の中に押し入れられた格納リングを示した、バトン低位部分の断面図である。
図2Cは、糞の中に押し入れられたリング部材を示した、バトン低位部分の断面図である。
図2Dは、リング部材の別サイドに保持された糞を持ち上げながら糞から引き上げられたバトンを示した、バトン低位部分の断面図である。
【図3】
バトン10の上端部に設けられたガイドの拡大図である。
【図4】
リング部材の拡大図である。
【符号の説明】
10 バトン 10A 底部 10B 底端部
12 カートリッジ 14 容器
16 格納リング 18 リング部材 20 管状ボディ
Claims (15)
- 広がった底端部に向かって少なくとも底部が管状をなし、かつ、バトン内にある容器と連動する1つのあるいは連続する開口を有する回収手段を備えたカートリッジである使い捨てカートリッジを内部に取り付けた開口端を有するバトンと、使用後に廃棄するため、バトンからカートリッジを取り出す手段とから成る動物の糞を回収する器具であることを特徴とし、ここで、カートリッジはバトンの外部に配置された格納リングを有しており、また、回収手段は1つのあるいは連続した開口が明確にされているリング部材を備えており、このリング部材は、糞を持上げる動作の最中に格納リングに対して稼動することを特徴とする動物の糞を回収する器具。
- 回収手段は、リング部材が横断配置された一方の端の管状ボディと、容器を備えたもう一方の端部と、そして、内部可動式サブアセンブリの低端部に設けられたグリップ手段にてかみ合わせされる取り込み手段とにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の動物の糞を回収する器具。
- サブアセンブリは、グリップ手段を有する開口低端部と、バトンの最上部にてロッドによりハンドルに連結した閉じた上端部とを有し、かつ、バトンに対して可動式に取り付けされた、円錐台状のコーンから成ること特徴とする請求項2に記載の動物の糞を回収する器具。
- バトンの最上部に向かい、2つの対向したガイドウェイが設けられており、これらガイドは、バトンの縦軸に平行な第一伸長部分、第一部分の最上部にある第二横スライド部分、および、第一伸長部分に平行であり、かつ上方に伸長した、短い第三伸長部分を有することを特徴とする請求項1、請求項2、あるいは請求項3に記載の動物の糞を回収する器具。
- ハンドルの内部には、ガイドウェイをトラックする、対向し内部で伸長する2つのガイドが備わっていることを特徴とする請求項4に記載の動物の糞を回収する器具。
- つめ、あるいは移動防止部が第二横スライド部分に効果的に配置されており、第一部分と第三部分間における偶発的な動作を防止することを特徴とする請求項4あるいは請求項5に記載の動物の糞を回収する器具。
- ハンドルはバトンからバネ性をバイアスされており、ガイドウェイの第一伸長部分の長さにより、格納リングのトップ位置とそのボトム位置間におけるリング部材の動作範囲を決定することを特徴とする請求項4、請求項5、あるいは請求項6に記載の動物の糞を回収する器具。
- ハンドルの回転動作により、つめ、あるいは移動防止部を通過し、各ガイドウェイの第二横スライド部分、かつ第三部分にガイドを移動させることを特徴とし、該ハンドルはバネ性バイアスによって作動し、取り出されるカートリッジと取り込み手段とをグリップ手段によって分離させるものとし、また、ガイドウェイの第三部分の長さによりハンドル動作の限界が決定されることを特徴とする請求項4、請求項5、請求項6、および請求項7のいずれか1つに記載の動物の糞を回収する器具。
- 格納リングはその上端部に内側に向けられたリップを備えており、また、リング部材の下の管状ボディには外側に向けられたフランジが備わり、リップをかみ合わせることを特徴とする先行する請求項のうちのいずれか1つに記載の動物の糞を回収する器具。
- 格納リングはその上端部に摩擦により密着するショルダーを備え、バトンの管状壁の低端部とかみ合うことを特徴とする先行する請求項のうちのいずれか1つに記載の動物の糞を回収する器具。
- キャップが、格納リングの低端部かつ側部に摩擦密着するように装着されていることを特徴とする先行する請求項のうちのいずれか1つに記載の動物の糞を回収する器具。
- リング部材はその周囲から内部に伸長する、放射状に連続したフィンガーを備えていることを特徴とする先行する請求項のうちのいずれか1つに記載の動物の糞を回収する器具。
- 8本のフィンガーが連続しており、4本のフィンガーは他の4本のフィンガーよりも長くなっており、長いフィンガーと短いフィンガーとは交互に配置されていることを特徴とする請求項12に記載の動物の糞を回収する器具。
- フィンガー全部のそれぞれの内端部は効果的に球状の終端部を有することを特徴とする請求項12あるいは請求項13に記載の動物の糞を回収する器具。
- 添付の図面に関して説明を行った内容と実質的に同様の動物の糞を回収する器具。
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