JP2004501814A - リムシート下に組付部を備えた車両ホイール - Google Patents
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Abstract
自動車用ホイールにおいて、シート金属ディスクとホイールリムとの組付けをリムの外側シート下で円筒形嵌合により行う。リムの輪郭は流れスピニング法により得られる。
【選択図】図2
【選択図】図2
Description
【0001】
(技術分野)
本発明の目的はディスクと、シート金属製のリムとよりなり、外側リムシート下に組付けられる自動車用ホイールである。
【0002】
(背景技術)
特許第EP9464449号は外側および内側リムフランジを備えたシート金属リムと、半径方向外側の截頭円錐形壁部を備えた外側リムシートおよび内側リムシートと、取付け溝と、ハブ支持面を備えたディスクと、リムと組付けられるようになっている半径方向外側縁部と、連結帯域とよりなるホイールを提供しており、リムとディスクとの組付けは外側リムシートの半径方向内側壁部とディスクの半径方向外側壁部と間で行われる。このホイールは、ディスクとリムとの連結が半径方向外側におけるディスクとリムとの間の連続溶接ビードよりなり、且つ溶接ビードの表面状態によりディスクとリムとの間の形状の視覚的連続性を確保するように溶接ビードが材料の除去により仕上げ操作を受けたようなものである。ホイールが与える視覚印象は、ディスクがリムの外側リムフランジまで連続している「フルフェース」ホイールのものと同様である。このような「フルフェース」ホイールが例えばWO99/33594号の図11に示されている。
【0003】
このようなホイールのディスクとリムとの組付けは2つの円錐形帯域、すなわち、外側リムシートの半径方向内側壁部とディスクの組付け縁部の半径方向外側壁部とを嵌合することにより行われる。ディスクとリムとの良好な接合強さを確保するのに、ディスクとリムとの間の締付け力を制御することが重要である。「締付け力」は接触している2つの壁部の変化直系に因り、ディスクおよびリムの接触部分間に生じる力の複合を意味している。
【0004】
この組付けは円錐形構成要素間で行われるので、締付けはリムが偏心する量、すなわち、リムの中央平面の軸方向位置とディスクの支持面との間の距離の直接関数である。その結果、円錐形嵌合によれば、リムが偏心する量および締付度をともに同時に且つ工業的製造条件下で制御するのが複雑になる。
【0005】
(発明の開示)
本発明の目的は、外側リムフランジおよび内側リムフランジを備えたシート金属リムと、ホイールの回転軸線に対して角度αで傾斜された半径方向外側の截頭円錐形壁部と備えた外側リムシートおよび内側リムシートと、取付け溝と、ハブ支持面、上記リムと組付けられるようになっている半径方向外縁部および連結帯域を備えたシート金属ディスクとよりなる自動車ホイールであり、リムとディスクとの組付けは外側リムシートの半径方向内側壁部とディスクの縁部の半径方向外側壁部との間で行われる。このホイールは、ディスクの半径方向外側縁部が円筒形であり、上記リムの外側シートの半径方向内側縁部も円筒形であることを特徴としている。
【0006】
このホイールは、ディスクとリムとの間の締付け強さがリムが偏心する量と無関係であるように、ディスクとリムとの組付けがリムおよびディスクの2つの円筒形壁部間で外側リムシート下で起こると言う利点を有している。従って、このようなホイールの工業的製造条件のわたって有利な制御を行うのがより容易である。
有利には、ディスクの半径方向外側縁部は外側リムシートの軸方向幅と本質的に同じ距離、軸方向に延びている。これにより、接合の良好な耐久性が得られる。
【0007】
有利な実施例によれば、外側リムシートが安全ボスまたはハンプに隣接している場合、ディスクの半径方向外側縁部は安全ハンプの軸方向幅の全体または一部だけ増大した外側リムシートの軸方向幅と本質的に等しい距離、軸方向に延びている。
【0008】
リムがまた取付け溝の半径方向外側の側壁部と安全ハンプとの間に円筒形変化部を有している場合、ディスクとリムとの間の接触帯域は円筒形変化部の半径方向内壁部の全体または一部にわたってリムシートを越えて軸方向に延びている。これらの2つの実施例では、ディスクとリムとの間の接触帯域の軸方向長さを増大して接合の疲労強度を高めている。
ディスクの外側縁部の湾曲がリムの内側または外側に向けて軸方向に向けられいる。
【0009】
本発明によるホイールは型押し成型により鋼またはアルミニウムシートから製造されたディスクを有する。2つの円筒形帯域間で嵌合が行われるので、ディスクを製造する方法は円錐形嵌合帯域を得るために以前必要とされていた機械加工操作がもはや必要でないと言う点で簡単化される。
ディスクとリムと接合は円周方向に一定の間隔で且つ本質的に外側リムシートの中間で軸方向に配置された箇所におけるスポット溶接により行われる。
【0010】
本発明のなお一層の目的は、内側から外方に軸方向に、内側ホイールフランジ、内側シート、取付け溝およびホイール回転軸線に対して角度αで傾斜された半径方向外側の截頭円錐形壁部を備えた外側シートの少なくとも一部を有するシート金属リムと、ハブ支持面を備えたディスクと、半径方向に外側リムフランジで終わっている変化帯域と、軸方向内方に延びており、半径方向外壁部が外側リムシートの外端部の半径方向内壁部とともにリムを備えたディスクの組付け帯域を構成している肩部とを備えている自動車用「フルフェース」型ホイールにおいて、ディスクおよびリムの2つの組付け面が円筒形幾何形状を有していることを特徴とする「フルフェース」型ホイールである。
【0011】
このホイールは上記リムシート下の組付け部を備えたホイールと同じ利点、すなわち、ディスクとリムとの間の締付けと、リムがディスクに対して軸方向に偏心している量との良好な制御を可能にする円筒形嵌合面を有すると言う利点を有している。
有利には、本発明によるホイールの外側シートまたはリムシートの外側部分の半径方向外側の截頭円錐形壁部と半径方向内側の円筒形壁部との間の厚さの変化が流れスピニング操作により生じる。
【0012】
好ましくは、リムまたはその一部の厚さは取付け溝の外側の側壁部と内側リムフランジとの間の帯域では上記リムの他の部分の厚さと比較して小さく、この厚さの変化は流れスピニング操作により生じる。
【0013】
これらの厚さの変化を有するリムの使用によれば、リムの機械的耐久性を制限することなしにリムの重量をかなり減少させることができる。このようにして、取付け溝下に組付けられるホイールの重量に本質的に匹敵する重量を得ることができる。
【0014】
本発明の更に他の目的は以下の点を特徴とする車両ホイールを製造する方法である。
・下記工程を行うことによりシート金属からホイールリムを製造する:
―シート板を切り取って矩形幾何形状を得る;
―板を曲げて円筒形スリーブを得る;
―スリーブの2つの自由縁部を互いに溶接する;
―少なくとも1回の円筒形流れスピニングを行って、特に外側シートを構成するようになっている帯域に軸方向に対して傾斜角度αを有するスリーブの所定の厚さ分布を得る;
―次いで、スリーブを成形して、特に外側シートの帯域に半径方向内側の円筒形壁部を有し且つリムシートの標準傾斜に対応する角度αで傾斜された半径方向外側の截頭円錐形壁部を有するリムを得る;
―次いで、リムを校正する;
・半径方向外面が円筒形幾何形状を有する組付け縁部を有するディスクを製造する;
・上記リムおよび上記ディスクを互いにリムの外側シート下に嵌合することにより組付ける;
・上記組立体を溶接する。
ディスクは金属板から打ち抜き、外縁部を平らにして円筒形組付け縁部を得ることにより製造される。ディスクを鋳造により製造してもよい。
【0015】
(発明を実施するための最良の形態)
図1は鋼シート製の通常のホイールの部分断面を示している。このホイール1はリム2およびディスク3よりなる。この図はホイールの中央平面、つまり、平面Pを示している。この平面はリムの2つのフランジから等しい距離に位置決めされている。軸方向内側および外側の位置は中央平面Pを基準にして定められる。
【0016】
リムは外側リムフランジ4、外側リムシート5、安全ボスまたはハンプ6、取付け溝7、内側シート9および内側フランジ10を有している。ディスクはハブ支持面11、変化帯域12および組付縁部13よりなる。組付けは取付け溝7下への嵌合により行われる。
図1はまた回転軸線Aおよび偏心距離D、つまり、ハブ支持面11の軸方向内面と中央平面Pとの間の距離を示している。
【0017】
以下の説明において、本発明によるホイールの同様な部品には同じ参照番号を使用する。
図2は本発明によるホイール20の第1実施例の概略部分断面を示している。このホイール20はリム21およびディスク22よりなる。詳細には、リム21は外側フランジ4、外側シート5、安全ボスまたはハンプ6、取付け溝7および溝7の外側側壁部8を有している。シート5は半径方向外側壁部24および半径方向内側壁部25を有している。壁部24はホイールの回転軸線Aに対して角度αで傾斜されており、αはETRTOにより標準化された値、つまり、通常、乗用車の場合では通常5°に相当する。ディスク22は変化帯域11および組付縁部26を有している。ディスク22の組付縁部26およびリム21の半径方向内側壁部25は円筒形である。この形状により、ディスクをリムの外側シート5下に嵌合させる条件を大いに容易にする。ディスク22とリム21との間の良好な密着性を確保するには、組付け前、ディスク22の組付縁部26の半径方向外側壁部の直径はシート5の半径方向内側壁部25の直径よりわずかに大きい。ディスク22とリム21との間の接合の永久性が14で示すようなスポット溶接部により確保される。スポット溶接部14は本質的に外側シート23の中間に軸方向に位置決めされ、円周のまわりに一様に分布されている。
ホイール20のリム21は安全ハンプ6を有しており、ハンプ6の外面はドーナツ形であるが、その半径方向内面はリム21の外側シート5の嵌合面25の延長部において円筒形である。ディスク22の組付縁部26は安全ハンプ6のすべてまたは一部の下に軸方向に延びている。ディスク22とリム21との間の組付けはディスク22の組付縁部26の湾曲がホイール20の内側に向くように行われる。
【0018】
図3はホイール20と同様なホイール25の概略部分断面を示している。ディスク22とホイール25のリム21との接合はシーム溶接部16により確保されている。このシーム溶接部16は連続でも不連続でもよい。
【0019】
図4はリム31およびディスク32よりなるホイール30を示している。取付け溝7の側壁部8と安全ハンプ33との間には、円筒形変化帯域34が設けられている。ディスク32の組付縁部35は変化帯域34のすべてまたは一部にわたって内側で軸方向に延びている。これによりディスクとリムとの組付けの機械的安全性を強化し、かつその使用耐久性を強めている。この実施例では、安全ハンプ33はドーナツ形である半径方向内壁部を有しており、従って本質的に一定の厚さを有している。ホイール30は箇所14でスポット溶接されている。
【0020】
図5はホイール30と同様なホイール36の概略部分断面を示している。ディスク32とホイール30のリム31との接合は溶接シーム部16により確保されている。この溶接シーム部16は連続でも不連続でもよい。
【0021】
図6および図7はホイール40、45の同様な断面を示している。これらのホイール40、45では、ディスク42とリム41との組付けは、組付け後、これらのホイールの組付け縁部43の湾曲がホイールの外側に向くように形成されている。この組付けモードにより、ホイール40、45に特定の外観が与えられており、且つ機械的に最適化されたディスクの輪郭を得ることが可能である。ホイール40は箇所14でスポット溶接されており、ホイール45は16でシーム溶接されている。
【0022】
図8および図9は本発明によるホイールの他の実施例を示している。ホイール50、55は本質的に外側シート53の端部のところで半径方向外側で終わっているリム51を有している。外側リムフランジ54はディスク52の一体部分である。ディスク52は半径方向内側に肩部58を有しており、その半径方向外側壁部59は外側シート53の半径方向内側壁部60と協働するようになっている直径の円筒形であり、半径方向内側壁部60もまた円筒形であって、ディスク52とリム51との間の円筒形嵌合部を構成している。ホイール50,55ともシーム溶接部を有している。シーム溶接部62はホイール50の場合、外側シート53の端部の半径方向外側に形成され、ホイール55の場合、シーム溶接部63は安全ハンプ61の下で肩部58の半径方向内端部の半径方向内側に形成されている。ディスク52は好ましくはアルミニウム合金を鋳造することによって製造される。
【0023】
リム51は可変厚さの金属シートよりなる。外側シート53はその外壁部にETRTO標準に一致する傾斜を与えるために可変の厚さを有しており、一方、その内壁部60は一定の直径のものであり、この直径はディスク52の肩部58の対応壁部59の直径よりわずかに小さい。リム51の横断面はホイールに課せられる種類の応力に適した可変厚さを有している。その厚さは取付け溝7の外側の側壁部8から内側シート56まで漸次増大している。リム51のシート金属の厚さは内側シート56の端部から内側リムフランジ57の端部まで増大している。これらの厚さの変化により、使用中のホイールの耐久性を制限することなしに実質的な重量低減を確保している。
【0024】
本発明によるホイールリムを製造する有利な方法が図17に示されている。まず、鋼、アルミニウムまたはそれらの合金で作られた適当な金属板(図示せず)を曲げて2つの自由縁部を有する概ね円筒形のスリーブ形状70にする。次いで、スリーブ70をアーク溶接、抵抗溶接または他の方法により溶接する。スリーブ70は一定の厚さを有している(図10)。次いで、スリーブ70を図11に示す校正具により伸長することにより校正する。伸長はスリーブ70が嵌合されたセクター71を押し離すカム72を移動させることによって達成される。図12は円筒形流れスピニングによって本発明によるリムに必要とされる平らな輪郭を生じる次の段階を示している。使用した流れスピニング法は逆流スピニングである。スリーブ70をマンドレル81に取付けて壁部82に接触させる。次いで、マンドレル81を回転させ、少なくとも2つのローラ83を、厚さを減少しなければならない領域においてスリーブ70の半径方向外面上に転動させる。ローラ83を軸線Xの方向に軸方向に移動させて材料がローラ83の移動方向と反対の方向Yに流れるように半径方向および接線方向の力を加える。図13は得られた可変輪郭のスリーブ84を概略的に示している。
流れスピニング後、スリーブ84に、本発明によるリムの最終輪郭を与えるための1回以上の転動操作を施す。
【0025】
図14、図15および図16はリムの半径方向外側部分の最終輪郭および対応するスリーブの最終輪郭との関係を示している。
図14aは輪郭が3つの部分を有するスリーブ90の詳細を示している。端部91はリムフランジ4(図14b)の厚さに対応する一定の厚さを有しており、一方、部分93はハンプ6および取付け溝のしく壁部8に対して一定だがより小さい厚さを有しており、中間部分はスリーブの回転軸線に対して5°の傾斜で可変厚さを有している。転動後、この部分92は、半径方向外壁部が5°で傾斜され、半径方向内壁部が円筒形であるリムの外側シート5を構成する。
【0026】
図15aは輪郭が5つの部分を有するスリーブ100の詳細を示している。部分101はリムフランジ4(図15b)に対応する一定の厚さを有している。厚さが内方に減少している部分102は、半径方向内側壁部が円筒形のままであり、半径方向外側壁部がドーナツ形である安全ハンプ6の第1部分6aに対応する。部分104の厚さは減少しており、安全ハンプ6の第2部分6bおよび取付け溝7の側壁部8の基部に相当する。最後に、部分105は取付け溝7の側壁部8の端部の厚さに相当する一定の厚さを有している。このようにして得られたリム21は図2および図3のものに対応する。
【0027】
図16aは輪郭が8つの部分(111〜118)を有するスリーブ110を示している。輪郭の部分116は取付け溝の側壁部8と安全ハンプとの間に位置決めされた一定厚さの円筒形変化部分34(図16b)に相当する。輪郭の部分113、114、115は安全ハンプ6の3つの部分6α、6β、6γに相当する。部分114、6βは一定の厚さを有している。このようにして得られたリム3は図4および図5のものに対応する。
このようにして得られたリム3は再校正され且つ適切なディスクとともに嵌合されている。嵌合は2つの円筒形壁部間、或いは工業生産の模範的許容差内で本質的に円筒形であるものの間で起こるので、ディスクに対するリムの締め付けおよび偏心条件の制御が大いに容易になる。
【0028】
図15はリムの嵌合帯域の機械加工段階よりなる。この段階は任意であり、その目的は敏感性組立体の場合、嵌合帯域の円筒形幾何形状を完全にすることである。いずれの場合にも、円筒形機械加工は円錐形機械加工より簡単且つ低コストで行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】
取付け溝下に組付け部を有する通常のホイールの横断面図である。
【図2】
ディスク/リム嵌合帯域およびスポット溶接を示す本発明の第1実施例の部分横断面図である。
【図3】
シーム溶接部を有する図1のものと同様な断面図である。
【図4】
スポット溶接部を有する本発明の第2実施例の図である。
【図5】
シーム溶接部を有する図4のものと同様な断面図である。
【図6】
スポット溶接部またはシーム溶接部を有する本発明の第3実施例の図である。
【図7】
スポット溶接部またはシーム溶接部を有する本発明の第3実施例の図である。
【図8】
「フルフェース」ホイールの場合の本発明の第4実施例の図である。
【図9】
「フルフェース」ホイールの場合の本発明の第4実施例の図である。
【図10】
本発明によるホイールを流れスピニングで製造する方法における種々の段階を示す図である。
【図11】
本発明によるホイールを流れスピニングで製造する方法における種々の段階を示す図である。
【図12】
本発明によるホイールを流れスピニングで製造する方法における種々の段階を示す図である。
【図13】
本発明によるホイールを流れスピニングで製造する方法における種々の段階を示す図である。
【図14】
本発明によるホイールを流れスピニングで製造する方法における種々の段階を示す図である。
【図15】
本発明によるホイールを流れスピニングで製造する方法における種々の段階を示す図である。
【図16】
本発明によるホイールを流れスピニングで製造する方法における種々の段階を示す図である。
【図17】
本発明によるシート下に組付け部を有するホイールを製造する方法における種々の段階のフローチャートである。
(技術分野)
本発明の目的はディスクと、シート金属製のリムとよりなり、外側リムシート下に組付けられる自動車用ホイールである。
【0002】
(背景技術)
特許第EP9464449号は外側および内側リムフランジを備えたシート金属リムと、半径方向外側の截頭円錐形壁部を備えた外側リムシートおよび内側リムシートと、取付け溝と、ハブ支持面を備えたディスクと、リムと組付けられるようになっている半径方向外側縁部と、連結帯域とよりなるホイールを提供しており、リムとディスクとの組付けは外側リムシートの半径方向内側壁部とディスクの半径方向外側壁部と間で行われる。このホイールは、ディスクとリムとの連結が半径方向外側におけるディスクとリムとの間の連続溶接ビードよりなり、且つ溶接ビードの表面状態によりディスクとリムとの間の形状の視覚的連続性を確保するように溶接ビードが材料の除去により仕上げ操作を受けたようなものである。ホイールが与える視覚印象は、ディスクがリムの外側リムフランジまで連続している「フルフェース」ホイールのものと同様である。このような「フルフェース」ホイールが例えばWO99/33594号の図11に示されている。
【0003】
このようなホイールのディスクとリムとの組付けは2つの円錐形帯域、すなわち、外側リムシートの半径方向内側壁部とディスクの組付け縁部の半径方向外側壁部とを嵌合することにより行われる。ディスクとリムとの良好な接合強さを確保するのに、ディスクとリムとの間の締付け力を制御することが重要である。「締付け力」は接触している2つの壁部の変化直系に因り、ディスクおよびリムの接触部分間に生じる力の複合を意味している。
【0004】
この組付けは円錐形構成要素間で行われるので、締付けはリムが偏心する量、すなわち、リムの中央平面の軸方向位置とディスクの支持面との間の距離の直接関数である。その結果、円錐形嵌合によれば、リムが偏心する量および締付度をともに同時に且つ工業的製造条件下で制御するのが複雑になる。
【0005】
(発明の開示)
本発明の目的は、外側リムフランジおよび内側リムフランジを備えたシート金属リムと、ホイールの回転軸線に対して角度αで傾斜された半径方向外側の截頭円錐形壁部と備えた外側リムシートおよび内側リムシートと、取付け溝と、ハブ支持面、上記リムと組付けられるようになっている半径方向外縁部および連結帯域を備えたシート金属ディスクとよりなる自動車ホイールであり、リムとディスクとの組付けは外側リムシートの半径方向内側壁部とディスクの縁部の半径方向外側壁部との間で行われる。このホイールは、ディスクの半径方向外側縁部が円筒形であり、上記リムの外側シートの半径方向内側縁部も円筒形であることを特徴としている。
【0006】
このホイールは、ディスクとリムとの間の締付け強さがリムが偏心する量と無関係であるように、ディスクとリムとの組付けがリムおよびディスクの2つの円筒形壁部間で外側リムシート下で起こると言う利点を有している。従って、このようなホイールの工業的製造条件のわたって有利な制御を行うのがより容易である。
有利には、ディスクの半径方向外側縁部は外側リムシートの軸方向幅と本質的に同じ距離、軸方向に延びている。これにより、接合の良好な耐久性が得られる。
【0007】
有利な実施例によれば、外側リムシートが安全ボスまたはハンプに隣接している場合、ディスクの半径方向外側縁部は安全ハンプの軸方向幅の全体または一部だけ増大した外側リムシートの軸方向幅と本質的に等しい距離、軸方向に延びている。
【0008】
リムがまた取付け溝の半径方向外側の側壁部と安全ハンプとの間に円筒形変化部を有している場合、ディスクとリムとの間の接触帯域は円筒形変化部の半径方向内壁部の全体または一部にわたってリムシートを越えて軸方向に延びている。これらの2つの実施例では、ディスクとリムとの間の接触帯域の軸方向長さを増大して接合の疲労強度を高めている。
ディスクの外側縁部の湾曲がリムの内側または外側に向けて軸方向に向けられいる。
【0009】
本発明によるホイールは型押し成型により鋼またはアルミニウムシートから製造されたディスクを有する。2つの円筒形帯域間で嵌合が行われるので、ディスクを製造する方法は円錐形嵌合帯域を得るために以前必要とされていた機械加工操作がもはや必要でないと言う点で簡単化される。
ディスクとリムと接合は円周方向に一定の間隔で且つ本質的に外側リムシートの中間で軸方向に配置された箇所におけるスポット溶接により行われる。
【0010】
本発明のなお一層の目的は、内側から外方に軸方向に、内側ホイールフランジ、内側シート、取付け溝およびホイール回転軸線に対して角度αで傾斜された半径方向外側の截頭円錐形壁部を備えた外側シートの少なくとも一部を有するシート金属リムと、ハブ支持面を備えたディスクと、半径方向に外側リムフランジで終わっている変化帯域と、軸方向内方に延びており、半径方向外壁部が外側リムシートの外端部の半径方向内壁部とともにリムを備えたディスクの組付け帯域を構成している肩部とを備えている自動車用「フルフェース」型ホイールにおいて、ディスクおよびリムの2つの組付け面が円筒形幾何形状を有していることを特徴とする「フルフェース」型ホイールである。
【0011】
このホイールは上記リムシート下の組付け部を備えたホイールと同じ利点、すなわち、ディスクとリムとの間の締付けと、リムがディスクに対して軸方向に偏心している量との良好な制御を可能にする円筒形嵌合面を有すると言う利点を有している。
有利には、本発明によるホイールの外側シートまたはリムシートの外側部分の半径方向外側の截頭円錐形壁部と半径方向内側の円筒形壁部との間の厚さの変化が流れスピニング操作により生じる。
【0012】
好ましくは、リムまたはその一部の厚さは取付け溝の外側の側壁部と内側リムフランジとの間の帯域では上記リムの他の部分の厚さと比較して小さく、この厚さの変化は流れスピニング操作により生じる。
【0013】
これらの厚さの変化を有するリムの使用によれば、リムの機械的耐久性を制限することなしにリムの重量をかなり減少させることができる。このようにして、取付け溝下に組付けられるホイールの重量に本質的に匹敵する重量を得ることができる。
【0014】
本発明の更に他の目的は以下の点を特徴とする車両ホイールを製造する方法である。
・下記工程を行うことによりシート金属からホイールリムを製造する:
―シート板を切り取って矩形幾何形状を得る;
―板を曲げて円筒形スリーブを得る;
―スリーブの2つの自由縁部を互いに溶接する;
―少なくとも1回の円筒形流れスピニングを行って、特に外側シートを構成するようになっている帯域に軸方向に対して傾斜角度αを有するスリーブの所定の厚さ分布を得る;
―次いで、スリーブを成形して、特に外側シートの帯域に半径方向内側の円筒形壁部を有し且つリムシートの標準傾斜に対応する角度αで傾斜された半径方向外側の截頭円錐形壁部を有するリムを得る;
―次いで、リムを校正する;
・半径方向外面が円筒形幾何形状を有する組付け縁部を有するディスクを製造する;
・上記リムおよび上記ディスクを互いにリムの外側シート下に嵌合することにより組付ける;
・上記組立体を溶接する。
ディスクは金属板から打ち抜き、外縁部を平らにして円筒形組付け縁部を得ることにより製造される。ディスクを鋳造により製造してもよい。
【0015】
(発明を実施するための最良の形態)
図1は鋼シート製の通常のホイールの部分断面を示している。このホイール1はリム2およびディスク3よりなる。この図はホイールの中央平面、つまり、平面Pを示している。この平面はリムの2つのフランジから等しい距離に位置決めされている。軸方向内側および外側の位置は中央平面Pを基準にして定められる。
【0016】
リムは外側リムフランジ4、外側リムシート5、安全ボスまたはハンプ6、取付け溝7、内側シート9および内側フランジ10を有している。ディスクはハブ支持面11、変化帯域12および組付縁部13よりなる。組付けは取付け溝7下への嵌合により行われる。
図1はまた回転軸線Aおよび偏心距離D、つまり、ハブ支持面11の軸方向内面と中央平面Pとの間の距離を示している。
【0017】
以下の説明において、本発明によるホイールの同様な部品には同じ参照番号を使用する。
図2は本発明によるホイール20の第1実施例の概略部分断面を示している。このホイール20はリム21およびディスク22よりなる。詳細には、リム21は外側フランジ4、外側シート5、安全ボスまたはハンプ6、取付け溝7および溝7の外側側壁部8を有している。シート5は半径方向外側壁部24および半径方向内側壁部25を有している。壁部24はホイールの回転軸線Aに対して角度αで傾斜されており、αはETRTOにより標準化された値、つまり、通常、乗用車の場合では通常5°に相当する。ディスク22は変化帯域11および組付縁部26を有している。ディスク22の組付縁部26およびリム21の半径方向内側壁部25は円筒形である。この形状により、ディスクをリムの外側シート5下に嵌合させる条件を大いに容易にする。ディスク22とリム21との間の良好な密着性を確保するには、組付け前、ディスク22の組付縁部26の半径方向外側壁部の直径はシート5の半径方向内側壁部25の直径よりわずかに大きい。ディスク22とリム21との間の接合の永久性が14で示すようなスポット溶接部により確保される。スポット溶接部14は本質的に外側シート23の中間に軸方向に位置決めされ、円周のまわりに一様に分布されている。
ホイール20のリム21は安全ハンプ6を有しており、ハンプ6の外面はドーナツ形であるが、その半径方向内面はリム21の外側シート5の嵌合面25の延長部において円筒形である。ディスク22の組付縁部26は安全ハンプ6のすべてまたは一部の下に軸方向に延びている。ディスク22とリム21との間の組付けはディスク22の組付縁部26の湾曲がホイール20の内側に向くように行われる。
【0018】
図3はホイール20と同様なホイール25の概略部分断面を示している。ディスク22とホイール25のリム21との接合はシーム溶接部16により確保されている。このシーム溶接部16は連続でも不連続でもよい。
【0019】
図4はリム31およびディスク32よりなるホイール30を示している。取付け溝7の側壁部8と安全ハンプ33との間には、円筒形変化帯域34が設けられている。ディスク32の組付縁部35は変化帯域34のすべてまたは一部にわたって内側で軸方向に延びている。これによりディスクとリムとの組付けの機械的安全性を強化し、かつその使用耐久性を強めている。この実施例では、安全ハンプ33はドーナツ形である半径方向内壁部を有しており、従って本質的に一定の厚さを有している。ホイール30は箇所14でスポット溶接されている。
【0020】
図5はホイール30と同様なホイール36の概略部分断面を示している。ディスク32とホイール30のリム31との接合は溶接シーム部16により確保されている。この溶接シーム部16は連続でも不連続でもよい。
【0021】
図6および図7はホイール40、45の同様な断面を示している。これらのホイール40、45では、ディスク42とリム41との組付けは、組付け後、これらのホイールの組付け縁部43の湾曲がホイールの外側に向くように形成されている。この組付けモードにより、ホイール40、45に特定の外観が与えられており、且つ機械的に最適化されたディスクの輪郭を得ることが可能である。ホイール40は箇所14でスポット溶接されており、ホイール45は16でシーム溶接されている。
【0022】
図8および図9は本発明によるホイールの他の実施例を示している。ホイール50、55は本質的に外側シート53の端部のところで半径方向外側で終わっているリム51を有している。外側リムフランジ54はディスク52の一体部分である。ディスク52は半径方向内側に肩部58を有しており、その半径方向外側壁部59は外側シート53の半径方向内側壁部60と協働するようになっている直径の円筒形であり、半径方向内側壁部60もまた円筒形であって、ディスク52とリム51との間の円筒形嵌合部を構成している。ホイール50,55ともシーム溶接部を有している。シーム溶接部62はホイール50の場合、外側シート53の端部の半径方向外側に形成され、ホイール55の場合、シーム溶接部63は安全ハンプ61の下で肩部58の半径方向内端部の半径方向内側に形成されている。ディスク52は好ましくはアルミニウム合金を鋳造することによって製造される。
【0023】
リム51は可変厚さの金属シートよりなる。外側シート53はその外壁部にETRTO標準に一致する傾斜を与えるために可変の厚さを有しており、一方、その内壁部60は一定の直径のものであり、この直径はディスク52の肩部58の対応壁部59の直径よりわずかに小さい。リム51の横断面はホイールに課せられる種類の応力に適した可変厚さを有している。その厚さは取付け溝7の外側の側壁部8から内側シート56まで漸次増大している。リム51のシート金属の厚さは内側シート56の端部から内側リムフランジ57の端部まで増大している。これらの厚さの変化により、使用中のホイールの耐久性を制限することなしに実質的な重量低減を確保している。
【0024】
本発明によるホイールリムを製造する有利な方法が図17に示されている。まず、鋼、アルミニウムまたはそれらの合金で作られた適当な金属板(図示せず)を曲げて2つの自由縁部を有する概ね円筒形のスリーブ形状70にする。次いで、スリーブ70をアーク溶接、抵抗溶接または他の方法により溶接する。スリーブ70は一定の厚さを有している(図10)。次いで、スリーブ70を図11に示す校正具により伸長することにより校正する。伸長はスリーブ70が嵌合されたセクター71を押し離すカム72を移動させることによって達成される。図12は円筒形流れスピニングによって本発明によるリムに必要とされる平らな輪郭を生じる次の段階を示している。使用した流れスピニング法は逆流スピニングである。スリーブ70をマンドレル81に取付けて壁部82に接触させる。次いで、マンドレル81を回転させ、少なくとも2つのローラ83を、厚さを減少しなければならない領域においてスリーブ70の半径方向外面上に転動させる。ローラ83を軸線Xの方向に軸方向に移動させて材料がローラ83の移動方向と反対の方向Yに流れるように半径方向および接線方向の力を加える。図13は得られた可変輪郭のスリーブ84を概略的に示している。
流れスピニング後、スリーブ84に、本発明によるリムの最終輪郭を与えるための1回以上の転動操作を施す。
【0025】
図14、図15および図16はリムの半径方向外側部分の最終輪郭および対応するスリーブの最終輪郭との関係を示している。
図14aは輪郭が3つの部分を有するスリーブ90の詳細を示している。端部91はリムフランジ4(図14b)の厚さに対応する一定の厚さを有しており、一方、部分93はハンプ6および取付け溝のしく壁部8に対して一定だがより小さい厚さを有しており、中間部分はスリーブの回転軸線に対して5°の傾斜で可変厚さを有している。転動後、この部分92は、半径方向外壁部が5°で傾斜され、半径方向内壁部が円筒形であるリムの外側シート5を構成する。
【0026】
図15aは輪郭が5つの部分を有するスリーブ100の詳細を示している。部分101はリムフランジ4(図15b)に対応する一定の厚さを有している。厚さが内方に減少している部分102は、半径方向内側壁部が円筒形のままであり、半径方向外側壁部がドーナツ形である安全ハンプ6の第1部分6aに対応する。部分104の厚さは減少しており、安全ハンプ6の第2部分6bおよび取付け溝7の側壁部8の基部に相当する。最後に、部分105は取付け溝7の側壁部8の端部の厚さに相当する一定の厚さを有している。このようにして得られたリム21は図2および図3のものに対応する。
【0027】
図16aは輪郭が8つの部分(111〜118)を有するスリーブ110を示している。輪郭の部分116は取付け溝の側壁部8と安全ハンプとの間に位置決めされた一定厚さの円筒形変化部分34(図16b)に相当する。輪郭の部分113、114、115は安全ハンプ6の3つの部分6α、6β、6γに相当する。部分114、6βは一定の厚さを有している。このようにして得られたリム3は図4および図5のものに対応する。
このようにして得られたリム3は再校正され且つ適切なディスクとともに嵌合されている。嵌合は2つの円筒形壁部間、或いは工業生産の模範的許容差内で本質的に円筒形であるものの間で起こるので、ディスクに対するリムの締め付けおよび偏心条件の制御が大いに容易になる。
【0028】
図15はリムの嵌合帯域の機械加工段階よりなる。この段階は任意であり、その目的は敏感性組立体の場合、嵌合帯域の円筒形幾何形状を完全にすることである。いずれの場合にも、円筒形機械加工は円錐形機械加工より簡単且つ低コストで行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】
取付け溝下に組付け部を有する通常のホイールの横断面図である。
【図2】
ディスク/リム嵌合帯域およびスポット溶接を示す本発明の第1実施例の部分横断面図である。
【図3】
シーム溶接部を有する図1のものと同様な断面図である。
【図4】
スポット溶接部を有する本発明の第2実施例の図である。
【図5】
シーム溶接部を有する図4のものと同様な断面図である。
【図6】
スポット溶接部またはシーム溶接部を有する本発明の第3実施例の図である。
【図7】
スポット溶接部またはシーム溶接部を有する本発明の第3実施例の図である。
【図8】
「フルフェース」ホイールの場合の本発明の第4実施例の図である。
【図9】
「フルフェース」ホイールの場合の本発明の第4実施例の図である。
【図10】
本発明によるホイールを流れスピニングで製造する方法における種々の段階を示す図である。
【図11】
本発明によるホイールを流れスピニングで製造する方法における種々の段階を示す図である。
【図12】
本発明によるホイールを流れスピニングで製造する方法における種々の段階を示す図である。
【図13】
本発明によるホイールを流れスピニングで製造する方法における種々の段階を示す図である。
【図14】
本発明によるホイールを流れスピニングで製造する方法における種々の段階を示す図である。
【図15】
本発明によるホイールを流れスピニングで製造する方法における種々の段階を示す図である。
【図16】
本発明によるホイールを流れスピニングで製造する方法における種々の段階を示す図である。
【図17】
本発明によるシート下に組付け部を有するホイールを製造する方法における種々の段階のフローチャートである。
Claims (18)
- 外側リムフランジおよび内側リムフランジを備えたシート金属リムと、ホイール回転軸線に対して角度αで傾斜された半径方向外側の截頭円錐形壁部と備えた外側リムシート、内側リムシートと、取付け溝と、ハブ支持面、上記リムと組付けられるようになっている半径方向外縁部および連結帯域を備えたシート金属ディスクとを備えており、上記リムと上記ディスクとの組付けが上記リムの外側リムシートの半径方向内側壁部と上記ディスクの縁部の半径方向外側壁部との間で行われる自動車ホイールにおいて、
上記ディスクの半径方向外側縁部が円筒形であり、上記リムの外側シートの半径方向内側縁部も円筒形であることを特徴とする自動車ホイール。 - 上記ディスクの半径方向外側縁部が上記リムの外側シートの軸方向幅と本質的に同一の距離、軸方向に延びていることを特徴とする請求項1に記載のホイール。
- 上記リムの外側シートが安全ボスまたはハンプに隣接しており、上記ディスクの半径方向外側縁部が上記安全ハンプの軸方向幅の全体または一部だけ増大した上記リムの上記外側シートの軸方向幅と本質的に同一の距離、軸方向に延びていることを特徴とする請求項1および2のうちのいずれか1項に記載のホイール。
- リムは、取付け溝の外側の側壁部と安全ハンプとの間に位置決めされた円筒形変化帯域を備えており、ディスクとリムとの接触帯域は円筒形変化帯域の半径方向内壁部の全体または一部にわたってシートを超えて軸方向に延びていることを特徴とする請求項1ないし3のうちのいずれか1項に記載のホイール。
- 上記ディスクは金属板製ディスクであり、型押しにより製造されたものであることを特徴とする請求項1ないし4のうちのいずれか1項に記載のホイール。
- 上記ディスクはアルミニウム板であることを特徴とする請求項5に記載のホイール。
- 上記ディスクおよびS上記リムは円周方向に一定の間隔で且つ本質的に外側リムシートの中間で軸方向に配置された箇所におけるスポット溶接により互いに組付けられていることを特徴とする請求項1ないし6のうちのいずれか1項に記載のホイール。
- ディスクの外側縁部の湾曲が軸方向内方に向けられていることを特徴とする請求項1ないし7のうちのいずれか1項に記載のホイール。
- ディスクの外側縁部の湾曲が軸方向外方に向けられていることを特徴とする請求項1ないし7のうちのいずれか1項に記載のホイール。
- 上記ディスクは上記リムと組付けられるようになっている円筒形外縁部で終わっている複数のアームにより半径方向外方に延長されたハブ支持面を備えていることを特徴とする請求項1ないし9のうちのいずれか1項に記載のホイール。
- 内側から外方に軸方向に、内側リムフランジ、内側シート、取付け溝およびホイール回転軸線に対して角度αで傾斜された半径方向外側の截頭円錐形壁部を備えた外側リムシートの少なくとも一部を有するシート金属リムと、ハブ支持面を備えたディスクと、半径方向に外側リムフランジで終わっている変化帯域と、軸方向内方に延びており、半径方向外壁部が外側リムシートの外端部の半径方向内壁部とともにリムを備えたディスクの組付け帯域を構成している肩部とを備えている自動車用「フルフェース」型ホイールにおいて、
ディスクおよびリムの2つの組付け面が円筒形幾何形状を有していることを特徴とする「フルフェース」型ホイール。 - 外側シートまたは外側シートの上記一部の半径方向外側の截頭円錐形壁部と半径方向内側の円筒形壁部との間の厚さの変化が流れスピニング操作により生じることを特徴とする請求項1ないし11のうちのいずれか1項に記載のホイール。
- 上記リムの厚さは取付け溝の外側の側壁部と内側リムフランジとの間に位置決めされた帯域では上記リムの他の部分の厚さと比較して小さく、上記厚さの変化は円筒形流れスピニング操作により生じることを特徴とする請求項1ないし12のうちのいずれか1項に記載のホイール。
- 上記傾斜角度が5°であることを特徴とする請求項1ないし13のうちのいずれか1項に記載のホイール。
- 車両ホイールを製造する方法おいて、
・下記工程を行うことによりシート金属からホイールリムを製造する:
―シート金属板を切り取って矩形幾何形状を得る;
―板を曲げて円筒形スリーブを製造する;
―スリーブの2つの自由縁部を互いに溶接する;
−スリーブを所定の直径に校正する;
―少なくとも1回の円筒形流れスピニングを行って、特に外側シートを構成するようになっている帯域に軸方向に対して傾斜角度αを有するスリーブの所定の厚さ分布を得る;
―次いで、スリーブを成形して、特に外側シートの帯域に半径方向内側の円筒形壁部を有し且つリムシートの標準傾斜に対応する角度αで傾斜された半径方向外側の截頭円錐形壁部を有するリムを得る;
―次いで、リムを校正する;
・半径方向外面が円筒形幾何形状を有する組付け縁部を有するディスクを製造する;
・上記リムおよび上記ディスクを互いにリムの外側シート下に嵌合することにより組付ける;
・上記組立体を溶接する
ことを特徴とする車両ホイールを製造する方法。 - ディスクは金属板から打ち抜き、外縁部を平らにして円筒形組付け縁部を得ることにより製造された金属板であることを特徴とする請求項15に記載の方法。
- ディスクを鋳造により製造することを特徴とする請求項15に記載の方法。
- ディスクをリムにスポット溶接することを特徴とする請求項15ないし17のうちのいずれか1項に記載の方法。
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