JP2004501755A - 微粒子体を有する空気の濾過のための空気濾過組立体 - Google Patents

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Abstract

導入される汚染空気流中から微粒子体を除去する空気濾過組立体が提供される。この空気濾過組立体は空気入口を有するハウジングと、出口と、汚染空気室と浄化空気室と、汚染空気室内に配置され汚染空気流中から微粒子体を除去するように延設される濾過要素とを含む。本発明の空気濾過組立体では、汚染空気室内における空気速度を低下させる一方で、空気体積分を維持できる。換言すると、本発明の空気濾過組立体は、空気速度を維持しつつより大きな体積分の空気を提供する。汚染空気室は平面的または非平面的な拡張された側壁を有する。また、空気濾過組立体に使用される濾過要素は円筒形状または非円筒形状の濾過要素である。

Description

【0001】
本出願は、米国に所在する企業であるドナルドソン カンパニー, インコーポレイティドを出願人名として、米国を除く全ての指定国を指定して2001年6月29日に、PCT国際出願されたものである。
【0002】
(発明の分野)
本開示は、非平面の側壁を備えたハウジングを有する空気濾過システムに関するものである。
【0003】
(発明の背景)
多くの産業分野において、雰囲気中に分散した微粒子体にしばしば遭遇する。ある産業分野では、この微粒子体は、例えば澱粉のように価値のある製品であることから、このように分散した微粒子体を回収し、処理工程に再導入できれば有益である。例えば、金属または木材加工のような他の分野では、微粒子体は単なる埃であることから、綺麗な作業環境を提供するために微粒子体を空気中から除去することが望ましい。
【0004】
微粒子体を帯びた空気流または他のガス流を綺麗にするためのシステムには、ハウジング中に配置された複数の濾過要素を備えた空気濾過組立体が含まれる。この濾過要素は袋または適度の繊維製またはひだ付きの紙製の大袋であろう。微粒子で汚染されたガス流は、微粒子が濾過要素で捕捉されかつ保持されるようにハウジング中を一般的には通過する。定期的に圧縮空気を濾過要素の内部から吹付けることで濾過要素に逆方向の空気流を発生することで清掃が行われる結果、汚染物質を回収できる。このような濾過組立体は、例えば米国特許番号4、218、227(フレイ)と米国特許番号4、395、269(シューラー)に開示されている。
【0005】
空気流中から埃微粒子を処理するために空気濾過組立体には濾過要素が通常は用いられる。標準的な空気濾過組立体の設計によれば、空気濾過組立体は浄化空気室と汚染空気室を有する。これらの二つの室は、一般に筒シートと呼ばれるシートメタルにより隔離される。この筒シートには濾過要素がそこから揃えるように配置される無数の開口部を有している。濾過体は、筒シートの開口部から角度を成してあるいは角度を成すことなく下方に延設され、汚染空気室に向かう。微粒子を帯びた空気は汚染空気室の内部に導入され、濾過体上に微粒子が集まる。濾過された空気は濾過体を通過し、濾過体の内部に向かい、筒シートの開口部を下方に通過して浄化空気室に入る。この浄化空気室からは、浄化された空気が環境中に排気されるか、または他の使用ために再循環される。例えば米国特許番号4、424、070(ロビンソン)、米国特許番号4、436、536(ロビンソン、米国特許番号4、443、227(ウルベスタッド)、米国特許番号4、445、915(ロビンソン)、米国特許番号5、207、812(トロント他)、米国特許番号4、954、255(ミューラー他)、米国特許番号5、222、488(フォースグレン)と米国特許番号5、211、846(コット他)が従来例として挙げられ、これらにはひだ付きカートリッジ形式の円筒濾過要素が開示されている。
【0006】
非円筒濾過要素は空気流中から埃微粒子を処理し、円筒濾過要素よりも増加された濾過面積をハウジング中において提供できることから時々使用される。例えば、米国特許番号5、730、766(クレメンツ)は、単一の非円筒濾過カートリッジにおいて、埃集合器の多孔体内部芯部の周りにひだ付き濾過媒体を設けた単一構造を有することが開示されている。また、米国特許番号4、661、131(ハウエス)には、非円筒濾過体が同じ寸法の外被体の中に設けた複数の円筒要素よりも大きな浄化空気流を持つことについて開示している。
【0007】
非円筒濾過要素を持つ空気濾過組立体の従来設計例の一つによれば、非円筒濾過要素は単純に円筒濾過要素を置き換えているに過ぎない。隣接する濾過要素の間には少ない空間が存在することになるので、非円筒濾過要素は円筒濾過要素よりもより多くハウジング内に配置される。米国特許番号5、730、766(クレメンツ)は、この種の非円筒濾過要素を用いた事例を開示している。他の非円筒濾過要素を持つ空気濾過組立体の従来設計例では、複数の円筒要素が一つの非円筒濾過要素で置き換えられている。米国特許番号4、661、131(ハウエス)は、この種の非円筒濾過要素を使用することを開示している。残念ならが、上記の各従来設計例に用いられる非円筒濾過要素にはそれぞれ不利な点と欠点とがある。
【0008】
多くの従来のシステムにおいて、埃集塵器として試みた場合には、増加した空気流により空気速度が増加し、濾過体の寿命を短くする結果となった。増加した空気流であって、例えば1分間当たり8315立方フィート(cfm)(約、233m/分)かそれ以上の場合には、高い室内空気・埃速度をもたらす結果、濾過要素またはカートリッジに埃微粒子で摩耗された孔部が発生することになる。この高い室内空気・埃速度はさらに埃微粒子が回収ホッパー内に落下する妨げになる。この結果、濾過体に目詰まりが発生してしまい、埃回収のための空気流の全体的な損失となる。
(開示の要約)
本開示の空気濾過組立体の構成と配置によれば、従来の構成の問題点を解消するのに役立つ。特に、本発明の一つの実施例の組立体に係る構成と配置によれば、従来構成との比較で、少なくとも10%以上多く埃を帯びた空気の処理ができ、通常は少なくとも20%以上多くの埃を帯びた空気の処理が可能となる点を開示している。好ましいシステムでは、本発明の組立体では、濾過体のハウジング装置の全体的なサイズに大幅な変更を加えたり、濾過カートリッジの総数に変化を加えることなく、埃を帯びた空気流を10%以上増加することができ、好ましくは少なくとも20%以上、より好ましくは少なくとも25%増加することができた。この設計では、汚染空気濾過のための濾過媒体の総数をそのままにするか、むしろ濾過媒体を削減することで、空気流の増加を可能にしており、濾過媒体の総数を増やしていない。さらに、この空気濾過組立体の構成と配置によれば濾過体の保持性と気密性をより高めることができ、濾過体のハウジング装置の製造性と濾過体の取り扱い性をより向上できる。
【0009】
他の実施例では、従来構成との比較で、従来の空気濾過組立体により濾過される同じ空気体積の空気速度は、本開示になる空気濾過組立体の構成と配置によれば少なくとも10%以下、好ましくは少なくとも20%以下、より好ましくは少なくとも25%以下の空気速度となった。
【0010】
一面では、本開示は空気濾過組立体を大きな体積の空気流から微粒子を除去するために適用されることを記載している。
【0011】
また、特定の実施例では、本開示は拡張された側壁を有する空気濾過組立体に向けられており、特に空気濾過組立体は、内部に汚染空気の所定体積分を導入する空気入口を含むハウジングと、空気出口と、上記のハウジングを濾過室と浄化空気室とに分離するスペーサ(spacer)壁とを具備している。上記のハウジングは濾過室を形成する複数の側壁を備え、少なくとも一つの側壁は非−直線的な壁であり、第1壁部と、第2壁部とを有している。この「非−直線的」と呼ぶ事項は、壁が非−平面的であることを意味しており、即ち第1壁部と第2壁部とは間に角度を成して位置していることを意味している。濾過構造体は、上記のスペーサ壁の空気流開口部を介して空気が連通するように配置され、この濾過構造体は内部の浄化空気室を規定する濾過媒体の延設部を含んでいる。時には、第3壁部が含まれる。好ましくは、空気濾過組立体のハウジングは、二つの対向する壁を備え、各側壁は第1壁部と第2壁部とにより形成される拡張部を有する。
【0012】
他の実施例によれば、本開示の空気濾過組立体は楕円または長円のような非−円筒濾過要素を使用している。このような構成によれば、同じ濾過面積を有する円筒濾過要素よりも25%以上の空気の処理が可能となり、あるいはより少ない濾過面積で良いこととなる。特に、本開示の空気濾過組立体は、空気入口を含むハウジングと、空気出口と、ハウジングを濾過室と浄化空気室とに分離するスペーサ壁とを具備し、このスペーサ壁において第1空気流開口を含んでいる。空気入口は、汚染空気の体積分を空気濾過組立体の内部に方向性を与えて導入する。空気濾過組立体は、さらに上記のスペーサ壁の第1空気開口と連通するように配置される第1濾過構造体を備え、この第1濾過構造体は、基部側の端部キャップと末梢側の端部キャップとの間に配置される濾過媒体の延設部を含んでいる。この濾過媒体と、基部側の端部キャップと末梢側の端部キャップとは内部の浄化空気室の濾過構造体を規定する。第1濾過構造体は、スペーサ壁の第1空気開口と上記の浄化空気室とが連通するように配置され、第1空気開口に対して平行に断面をとったときにその断面部分は、短軸に対して直交する長軸を有しており、短軸と長軸に沿う幅を有しており、長軸に沿う幅は短軸に沿う幅より大きく、長軸は空気流の方向と平行である。
(好適な実施例の詳細な説明)
図1A、図1Bを参照して、空気濾過システムとその組立体について夫々凡そ10、10’で示されている。これらのシステム10、10’は3つの基本単位またはユニットを隣合うように配置する構成である。この構成は、例えば2m、3m、3m(約6フィート、10フィート、10フィート)の空間内に適合するサイズを有している。図1A、1Bに示した各基本単位は、上方壁板16と、側壁板17、17’を含む概ね箱形である。前面接近ドア13と、第2接近ドア14は、例えば保守点検の目的のために各基本単位の内部に近づけるように設けられている。各基本単位は、さらに汚濁または汚染された空気(即ち、微粒子をその内部に含む空気)を濾過組立体中に受け入れるための導管11を含む。綺麗にされたか浄化された空気を濾過組立体10から排出するための同様の導管12が設けられている。
【0013】
図1A、図1Bに図示のように、螺旋螺子体を駆動するようにモータとチェーン駆動組立体118の標準的構成が底部に設けられている。螺旋体は、集められた微粒子を空気濾過組立体の内部から除去するが、詳しくは後述する。
【0014】
図2を参照して、本図は濾過システムが一方の側壁板17、17’を破断した側面図として図示されており、種々の構成部品の配置について分かり易く示されている。この実施例では、上方壁板16は、空気入口20が上方壁板16との間に位置するようにした内側壁面16’を設けており、埃を帯びた空気乃至他の汚染ガスが下方方向(空気流方向101で参照されている)に向かい、汚染空気室22内に導入する。入ってくる代表的な汚染空気の体積は、一つの円筒濾過要素に対して1分間当たり約500立方フィート(cfm)(約14m/分)であり、この開示では、少なくとも1分間当たり約550立方フィート(cfm)(約15.4m/分)であり、好ましくは少なくとも1分間当たり約600立方フィート(cfm)(約16.8m/分)であり、より好ましくは1分間当たり約625立方フィート(cfm)(約17.5m/分)である。この種の空気濾過組立体が設置される多くの産業では、汚染空気流中に含まれる埃または他の微粒子汚染物質は、1立方フィートの空気当たり約1グレイン(0.0648グラム)である。濾過されたか、または「浄化空気」中には、1立方フィートの空気当たり約0.001グレインの微粒子である。
【0015】
上部入口20を設けることで、空気濾過組立体10中を通過する埃を重力作用で集合範囲に移動できる。汚染空気室22は、ドア13と、上部壁板16と、この上部壁板16から下方に延設される二組の対向する側壁板17、17’と、段差付き筒シート構造28(図2で破線図示される)と、一対の傾斜壁面23、24とから規定される。傾斜壁面23、24は、空気濾過組立体の基部の内部において集合範囲またはホッパー25の一部を規定する。汚染室22は、汚染空気または流体が濾過前に漏洩しない気密室である。底部の基部板または枠26は、側壁板17、17’に対して気密性を維持するように標準的な方法で設けられる。底部の基部板または枠26は、側壁板17、17’に対して気密性を維持するように標準的な方法で設けられる。汚染空気室22の体積は、一般的には176立方フィート以下であり、典型的には約73から121立方フィートであり、一つの一般的な体積は約97立方フィートである。
【0016】
側壁17、17’は、汚染空気室を取り囲み覆う構成である。これらの側壁17、17’は、代表的には例えば金属または樹脂製である。図5A、図5Bにはこれらの側壁17、17’を上から見た平面図が示されている。図5Aは図1A、図3Aに対応する図であるが、本図において、側壁17は平面的なシートまたは壁である。空気濾過システム10の外側から見たときには、側壁板17は二次元的である、即ち平面乃至平らである。側壁板17の内側には、強度を向上するためにレール、棒材、棒材のような一つの補強材29または複数の補強材29が設けられる。汚染空気室22を通過する汚染空気の大きな体積分に余裕を持って対抗するためには、側壁板17自体を補強することはあまり効果がなく、これらの補強材29を設けることが好まれることになる。代表的には、これらの補強材は内側において、上部壁板16から底部板26(図5Aでは図示していない)に垂直に延設されるが、また他の実施例では水平方向の補強材も使用されることもある。
【0017】
依然として図5Aを参照して、濾過要素32と側壁板17の間の距離「a」は、およそ10.4cm(4.1インチ)であり、補強材29と濾過要素32の間の距離「b」は、およそ5.3cm(2.1インチ)である。
【0018】
別実施例を示す図5Bにおいて、図5Aでの補強材29と平面的な側壁板とが除かれており、膨張または拡張された拡張側板17’に置き換えられている。この拡張側板17’は非−直線的な側板または壁である。ハウジングを形成する全ての側壁板を拡張側板として設計しても良く、また場合によっては二つの対向する側壁板を拡張側板として設けると良い。側壁板17’は、濾過要素32から拡張され、傾斜板18と拡張板19とを含む。拡張板19は、平面の側壁板17(図5Aに示すように)が位置する場所から距離「e」分離れた位置に設けられることで、濾過要素32との間において側壁板17’は、距離「c」の最大の距離を提供する。傾斜板18は平面の側壁板17から角度「α」分傾斜している。図5Bから分かるように、側壁板17’の一部は、濾過要素32と平行な状態を維持しており拡張されていない。全体としては、拡張された側壁板17’は汚染空気が下方に流れるように通過する範囲を増加させており、濾過要素32を通過した空気速度を下げることで空気の体積を増加させている。このような側壁板17’に拡張する特徴を備えることで、角度を付けた側壁板17’は十分な強度を有するので、図5Aに示される補強材29または同様の構成により側壁板を補強する必要がなくなる。
【0019】
この拡張した側壁板17’は、傾斜板18と拡張板19のような種々の壁部または部分を含むとともに、平行壁部71も含む場合もある。好ましい実施例によれば、平行壁部71と拡張板19の双方が濾過要素32に対して平行であり、傾斜板18は各壁部71と拡張板19に対してある角度で位置されている。代表的には、傾斜板18は各壁部71との間の角度と傾斜板18と拡張板19との間の角度は同じである。
【0020】
図5Bに示されるように、濾過要素32と平行壁部71との間の距離「a’」は、少なくとも約5cmであり、約30cm以下か、代表的には約5から20cmであり、一例では10cmであって、普通は図5Aに示されるように平面の側壁板17と濾過要素32の間の距離に略等しい。濾過要素32と拡張壁板19の間の距離「c」は、少なくとも約10cmか、約50cm以下であり、代表的には約10から25cmであり、一例では約17cmである。壁部71の全長の「d」は存在する場合には、少なくとも約20cm以下であり、代表的には約10cm以下であり、一例では約8cmである。特定の実施例では「d」は0(ゼロ)cmである。壁部71は、側板17の両側端部または一方に設けられる場合がある。この側板17’の壁部71からの拡張の度合いである「e」は、少なくとも約2cmであり、約20cm以下か、代表的には約5から20cmであり、一例では約6cmである。拡張は壁部71と傾斜板18との間の角度「α」に基づいており、この角度は一般的には2度以上であり、90度以下であり、代表的には約5から20度である。濾過要素32と側板17’の種々の部分の実寸法は全体の空気濾過組立体10における有効利用可能な空間に主に依存する。拡張板19の長さ「f」は、一般的には側板17’の全長と、1つまたは複数の濾過要素要32の長さと、壁部71と傾斜部18の長さに依存する。この長さ「f」は、一般的には少なくとも約150cm以下であり、代表的には約10から100cmであり、一例では約65cmである。ある実施例では、長さ「f」を有する拡張板19が設けられず、二つの傾斜部18が突き当たる三角形の拡張範囲を有する。
【0021】
濾過要素32と拡張側板17’のいずれの部位の間の距離(例えば、濾過要素32と壁部71の間の「a’」と、濾過要素32と拡張部19の間の「c」)は、最小限の測定が達成できるようにすべきである。例えば、測定は濾過要素32に対して垂直であり角度をなすことのないようにすることで最小寸法が測定されるべきである。
【0022】
ある実施例では、濾過要素32と側板17’の端部の間の距離「a」は、およそ10.4cm(4.1インチ)であり、図5Aに示した平面の実施例との距離に略等しい。拡張側板17’を使用した本開示の実施例の距離「a」は、10.4cm(4.1インチ)、「c」は、16.7cm(6.6インチ)、「d」は8.6cm(3.4インチ)、「e」は6.4cm(2.5インチ)、拡張板19の長さである「f」は、66.0cm(26.0インチ)であり、角度「α」は約14.2度である。これらの寸法は、濾過要素32が最大幅(長さ方向に垂直に測定したときの)が約38cm(約15インチ)であり、長さが132.1cm(52.0インチ)の時に望ましい。他の好ましい実施例では、「a」は、11.4cm(4.3インチ)、「c」は、17.3cm(6.8インチ)、「d」は8.6cm(3.4インチ)、「e」と「f」と角度「α」は同じに設定される。このとき濾過要素32は、夫々長さ約66cm(約26インチ)を有するものが二つ積み重ねられる。
【0023】
上記の拡張側板は、特に汚染空気室22において拡張側板のない平面的なハウジングとの比較においてハウジング中において増加した体積部分をもたらす。汚染空気室の増加された体積分は、拡張側板のない汚染空気室との比較において汚染空気の増加された体積分の処理を許容することになり、特に本開示の非−平面的な拡張側板を備える空気濾過組立体は、少なくとも10%、好ましくは少なくとも20%、より好ましくは少なくとも25%の体積分の増加をもたらす。汚染空気室の増加された体積分は、汚染空気室22内を循環するときに平面的な側面を有する汚染空気室との比較において汚染空気の速度の減少をもたらす。より遅くなった空気速度は、微粒子汚染物質が濾過要素に衝突して発生する摩滅を減少できるので濾過要素の寿命を長くする。好ましくは、本開示の非−平面的な拡張側板を使用することで、空気速度を、少なくとも10%、好ましくは少なくとも20%、より好ましくは少なくとも25%小さくできる。
【0024】
拡張側板17’の特定な形状、大きさと格好は、空気濾過組立体10’を配置するために提供される空間に依存する。空気濾過組立体10’に必要となる床面積を最小にすることが望まれるが、しかし汚染空気室22の範囲を増加したほうが好ましい。ある空気濾過組立体の設計では、側壁板17’は長く、薄い拡張板19(即ち、長い「f」と短い「c」)を備えると良い、また短く、厚い板19(即ち、短い「f」と長い「c」)を備えると良く、あるいは均一な複数の拡張板19を備えると良い。また、ある事例では、例えば図3を見て、テーパしたか傾斜した上下部分を拡張板19に設けることが望まれる。拡張板19は、側板17’に対して中央に配置されるか中央から反れて配置するか、垂直または水平に設けてもよい。さらに拡張板19と、傾斜板18と、側板17’の他の特徴部分は、側板17’の高さまたは幅に沿うように種々設定してもよい。
【0025】
空気濾過組立体10、10’の全体を再度参照して、構造枠部材27に対して密閉され側壁板17、17’に沿うようにして個別の濾過要素32の組立体を取り付けるためのスペーサ壁または筒シート構造28が設けられている。この筒シート構造28は、4つの側面全てが汚染空気室22を浄化空気室60に対する密閉状態にして設けられている。浄化空気室60の体積分は、一般的には約35立方フィート(約1m)以下であり、代表的には約19から35立方フィート(約0.5から1m)である。一つの一般的な体積は34.9立方フィート(約1m)である。汚染空気室22とともに、これは約92から211立方フィート(約2.6から約6m)の総室内体積を提供する。
【0026】
図示の実施例では、スペーサ壁または筒シート構造28は、段差付きの設計となっているが、この筒シート構造として他の幾何学形状を有するものを使用できることは言うまでもない。図示の実施例では筒シート構造28は、三段の段差または拡張部分を有している。各段差部分は、上方に延設される背部材30と、この背部材30から直角に延設される脚部材31を含んでいる。筒シート構造28は、好ましくは1枚の鋼板から形成することで、各個別の段差部が隣合う上下関係となるように連続形成するとよい。
【0027】
図2A、図3A、図3Bに示すように構造28に取り付けられる濾過要素32は、一部が重なる関係となるようにして汚染空気室22内において段差状態で設けられる。この濾過要素32は、上方壁板16の水平面に対して鋭角になるようにした概ね下方に向かうように位置される。このように配置することで、傾斜邪魔板50と、側壁板17、17’と、上方壁板の内側面16’と、前面接近ドア13とから規定される分配空間33が、空気濾過組立体10の最上方部分に規定される。傾斜邪魔板50は、入ってくる空気流を汚染空気室22中に分散させるように配置される。入口20から汚染空気が空気濾過組立体10中に導入されるときに、汚染空気は濾過前に分散空間33中に放出される。
【0028】
汚染空気から埃微粒子が濾過要素32により除去される。個別の濾過要素32は代表的には、濾過要素32の長手方向に主に延設されるひだ付けされた濾過媒体35と、この濾過媒体35を物理的な損傷から保護する外側ライナー36とを具備する。これと同様に、濾過媒体35を物理的な損傷から保護し保持する内側ライナー34が位置する。ひだ付き媒体の各端部は端部キャップを有する。本発明の空気濾過組立体10、10’に使用される濾過要素32は円筒または非−円筒形状である。この非円筒形状の濾過要素に関するさらなる詳細については後述する。加えて、この非円筒形状の濾過要素32は、米国特許第4、171、963号(シューラー)に開示されている。
【0029】
濾過媒体35の各端部は、端部キャップ(または、カラー部材)に詰め込まれるか閉じ込められるとよい。ここで、「基部側の端部キャップ」と定義する第1端部キャップ82は、濾過要素32の内部に近づくことを許容する環状の端部キャップである。また、反対側の「末梢側の端部キャップ」44は、濾過媒体35の内部への接近を封鎖する連続したキャップである。この濾過媒体35と端部キャップ82、44は濾過後の浄化空気室(不図示)を規定する。ある実施例では、二つの濾過要素32が軸方向に重ねられたときに、第1の濾過要素32の末梢側の端部キャップ44を環状のキャップとして、二つの重ねられた要素の内部室の間において空気が自由に流れるようにしてもよい。
【0030】
一般的には、端部キャップで覆われる媒体35の部分は端部キャップで密閉されるので空気に対して多孔性ではないものと考えられる。構造28に対して束縛体36を介して取り付けられると、基部側の端部キャップ82は構造28に対して位置される。ある実施例では、この基部側の端部キャップ82と構造28の間においてガスケットが配置されるであろう。構造28に向けて濾過要素32を押圧し、ガスケットを圧縮することで、基部側の端部キャップ82とシート構造28との間において空気漏れを防止する軸方向シールが提供される。
【0031】
円筒または非円筒形状の濾過要素32が、どのようにしてシート構造28において支持されるかについては、米国特許第4,395,269号と第5,562,746号に開示されている。特に、濾過要素を支持する支持組立体は、図4に示される。構造28の背部材部分30は、ベンチュリ要素70(図2で破線で図示される)を配置した開口部(不図示)を有している。このベンチュリ要素70は、筒シート構造28において、浄化空気室60側に位置する位置関係となるように濾過要素32に対して配置される。ベンチュリ要素70から延設されるとともに濾過要素32の中心を通る束縛組立体36は、濾過要素32を支持するために使用される。この束縛組立体36は、構造28から延設されるように取り付けられる(例えば、溶接により)鋼鉄製の棒体を含む。この束縛組立体36は、構造28から汚染空気室22中に延設するように位置される。換言すれば、図示されていないが、束縛組立体36の鋼鉄製の棒体は基部端部側に螺子止めされて、ベンチュリ要素70のフランジの開口部と、ベンチュリのベル取り付け部分のノッチを通過するように延設させることができる。この場合には、棒体は筒シート構造28に対してベンチュリ要素70のフランジとともに浄化空気室側に設けられたナットにより固定できる。この固定は種々の方法で達成可能である。例えば、棒体の基部側の端部においてストッパーとして機能する一体の尾根部分を有することで、筒シート構造28の開口部からナットで固定される棒体の基部側の端部が延設させることもできる。この構成では、ベンチュリ要素70の喉部から棒体が延設されなくなる利点がある。濾過要素を筒シート構造28に保持するための他の実用的な構成は、米国特許第4、218、277(フレイ)に開示された構成に類似する。
【0032】
図4に示した実施例では、各束縛組立体36は構造28に対して実質的に垂直に固定されることで、濾過要素32が水平面に対して鋭角に延びるようにしている。(その上に束縛組立体36が位置する背部材30は、水平に対して角度を有して位置する。)しかし、ある実施例では、背部材30は垂直であり、即ち水平面に対して垂直であり、束縛組立体36は濾過要素32が水平に対して鋭角となすように位置するように構成される。この濾過要素32の好ましい傾斜角度の範囲は、水平面から約15から30度であるが、このシステムはゼロ角度を含む全ての傾斜角度において動作可能ではある。図2、図3A、図3Bに示された実施例では、構造28の各背部材28は水平方向に分離した二つの束縛組立体36を設けている。好ましくは、構造28上の全ての濾過要素32がお互いに平行であるとよい。
【0033】
図2では、各束縛組立体36に一対の濾過要素32が配置される様子が示されており、これらの二つの濾過要素32は軸方向の相対関係となるように配置されている。中央に位置する開口部を有する環状の末梢側の端部キャップ44は、各対の第2の濾過要素の外側端を密閉して覆うように端部板39に対して位置決めされる。この構成により、濾過要素32のガスケット(図2と3では不図示)を軸方向に圧縮し、筒シート構造28との間で密閉状態にするとともに着脱可能なクランプ機構を可能にしている。さらに、特殊ハンドル47を持つ締結ボルト46が端部板39と端部キャップ44の揃えられた開口部から挿入されて二つを固定する。
【0034】
筒シート構造28の直ぐ背後は、空気濾過組立体の背面板62と上方面板16と対向する二つの側板17、17’と段差付きの筒シート構造28の背面側とから規定される浄化空気室60である。背面板62には濾過され浄化された浄化空気をプラント環境中に戻すための導管12に送る浄化空気出口64が設けられている。
【0035】
この開示の前には、上記のような平面的な側板が空気濾過組立体に使用されていた。しかしながら、特定の従来構成システムにおいてこの種の構成の埃集合器を動作させる試みによれば、増加された空気流は空気速度の増加を招き、濾過器の寿命を短くすることが判明していた。例えば、1分間当たり8315立方フィート(cfm)(約233m)か、それ以上の空気流の場合には、高い箱内の空気/埃速度を招き、濾過カートリッジに孔を摩滅発生する。この高い箱内の空気/埃速度は、集合ホッパー中に埃微粒子が落下することの妨げにもなるであろう。この結果、濾過体が目詰まりし、全体的な埃集合のための空気流の損失とある。
【0036】
次に、図6と図7を参照して、非円筒形状の濾過要素32の一実施例について詳細に述べる。非−円筒形状の濾過要素を使用することで、空気流速度を減少して空気体積分の潜在能力を増加できることが判明した。
【0037】
濾過要素32は、濾過媒体35の非円筒形状のスリーブを有しており、この濾過媒体は好ましくはひだ付きであって、基部側の端部キャップ82から末梢側の端部キャップ44側に延設される。代表的には、基部側の端部キャップ82は環状であり、浄化空気または濾過空気室内へ接近可能にしている。末梢側の端部キャップ44は、実施例に応じて環状または連続して形成されるであろう。この開示によれば、「環状端部キャップ」は端部キャップが輪状であって、濾過媒体35の内部に接近可能なものであり、「連続する端部キャップ」は濾過媒体35の全長を横切るように延設されることで濾過媒体35の内部への近接を不可能にするものである。一般的には、二つの重ねられた濾過要素32のためには、末梢側の端部キャップ44は重ねられた第1の濾過要素32のために環状であり、末梢側の端部82は、第2の濾過要素のためのボルトを通過させる中央の開口部を備えた連続するキャップである。中央の開口部(最小のサイズである)は、連続する端部キャップに含まれ、ボルトや他の締結部材を挿通可能にし、濾過要素32を段差付き筒シート28に対して取り付け可能にするが、開口部は締結部材によりしっかりと密閉される。
【0038】
図6において、「x」で示される濾過要素32の全長は、一般的には基部側の端部キャップ82の最も外側の端から抹消側の端部キャップ44の最も外側の端から計ったときに、少なくとも約45.7cm(18インチ)であり、約122cm(48インチ)以下であり、代表的には約55.9から76.2cm(22から30インチ)であり、しばしば約61.0から71.1cm(24から28インチ)であり、好ましくは約66.0cm(26インチ)であり、より長い濾過要素と短い濾過要素とが使用可能である。加えて、例えば複数の濾過要素32は、二つかそれ以上の濾過要素32を軸方向に重ねることでより多くの濾過範囲を得るようにされるであろう。
【0039】
濾過要素32が非円筒形状であることから、濾過媒体35と各端部キャップ82、44もまた非円筒形状であり、濾過媒体35に対する垂直方向から見て各端部キャップは長軸75と短軸76を有する。図7は、長軸75と短軸76を有する基部側の端部キャップ82を表わす。
【0040】
端部キャップの短軸76と端部キャップの長軸75との間の縦横比は、代表的には少なくとも約0.5であり、1.0以下であり、約0.7から0.9が好ましい。あるシステムでは、縦横比の約0.8が好ましい。あるシステムでは、縦横比の約0.8が好ましい。この縦横比が小さくなるほど、空気が汚染空気室22を通過し、濾過要素32の回りに流れ通過する空気速度が小さくなることが判明している。このことは、濾過要素32により少ない損傷を与えるのでより長い要素の寿命を結果としてもたらすことになる。また、縦横比が約0.8である非−円筒形状の濾過要素は、円筒形状の濾過要素に比べて室内の速度を同じに保ちながら約25%の空気速度の増加をもたらす。しかし、非−円筒形状の縦横比が減少するにつれて(すなわち、短軸76が長軸75との関係で短くなると)、空気の波動が通過しなければならない要素が狭くなるので、ぎっしり詰まった微粒子を外すために浄化空気を要素32から戻すように波動させることが困難となる。 長軸75に沿う端部キャップ82(および端部キャップ44も)の外寸法は、少なくとも約15cmか、約60cm以下であり、代表的には約27.9から45.7cm(11から18インチ)であり、好ましくは約33.0から38.1cm(13から15インチ)である。長軸75に沿う端部キャップ82(場合によっては端部キャップ44も)の内寸法は、少なくとも約5cmか、約55cm以下であり、代表的には約20.3から38.1cm(8から15インチ)であり、好ましくは約25.4から30.5cm(10から12インチ)である。短軸76に沿う端部キャップ82(および端部キャップ44も)の内寸法は、少なくとも約10cmか、約55cm以下であり、代表的には約20.3から38.1cm(8から15インチ)であり、好ましくは約25.4から30.5cm(10から12インチ)である。一般的には、短軸76に沿う端部キャップ82(場合によっては端部キャップ44も)の内寸法は、少なくとも約5cmか、約55cm以下であり、代表的には約12.7から30.5cm(5から12インチ)であり、好ましくは約17.8から22.9cm(7から9インチ)である。基部側の端部キャップ82と抹消側の端部キャップ44の寸法は、濾過要素32はテーパ形状ではないのでだいたい同じであるが、テーパ形状のものが望まれる実施例も実際にはある。
【0041】
非円筒形状の濾過要素32の好ましい実施例によれば、長軸75に沿う端部キャップ82、44の外寸法は、37.7cm(14.855インチ)であり、短軸76に沿う寸法は、30.08cm(11.844インチ)である。端部キャップが円環状の場合には、端部キャップ82、44の内寸法は、長軸75に沿う27.88cm(10.976インチ)と、短軸76に沿う20.26cm(7.976インチ)である。濾過要素32の全長は、好ましくは約66.0cm(26インチ)である。このようにして、濾過要素32が重ねられる場合には、濾過要素32の総全長は132.1cm(52インチ)となる。他の好ましい実施例では、長軸75に沿う端部キャップ82と端部キャップ44のどちらの外寸法も36.47cm(14.360インチ)であり、短軸76に沿う28.85cm(11.36インチ)である。
【0042】
本開示における空気濾過組立体によれば、円筒形状の濾過要素と平面的な側壁板を有するハウジングを備える従来の空気濾過組立体よりも、導入される汚染空気流中から微粒子をより大きな比で濾過するように設計される。本開示は、浄化空気を得るために汚染空気を濾過する方法を提供する。特に、微粒子汚染濃度が1立方フィート当り少なくとも1グレンの汚染空気が空気濾過組立体に導入される場合には、非円筒形状の濾過要素を有することが望まれる。導入される汚染空気の体積は、少なくとも550cfm(約15.4m/分)であり、好ましくは少なくとも600cfm(約16.8m)/分)であり、最も好ましくは625cfm(約17.5m)/分)である。空気濾過組立体から排気される浄化空気の汚染濃度は1立方フィート当り0.001グレン以下である。
実験
コンピュータモデルが側壁板の形状の比較のために組まれた、すなわち内部の垂直な補強部材と拡張側板との比較と、円筒形状の濾過体と非−円筒形状の濾過体との比較を行なった。このモデリングは、コンピュータ化された流体力学(CFD)ソフトウエアであってフルエント・インク(ニューハンプシャー州、レバノン)から商品化されたものであり、層流と渦流の問題解析用のものである。ヒューレット・パッカード社の16ビットのVクラスコンピュータがモデリングのために使用された。
【0043】
CFDは、体積(即ち、領域)中の流れを、二つの二次方程式である、
ρ =ρ=一定
を使用して解析する、ここでρは流体濃度、Aは断面積、vは流体速度であり、また運動量保存の方程式の
δ/δt(ρu)+δ/δx(ρu)=−δp/δx+δτ /δx+ρg+F
を使用した、ここでpは静圧力、uは軸方向速度、δτ は応力テンソル(分子速度の関数)、ρgは重力であり、Fは外力である。CFDは、領域内の流れの解析のために標準のk−εモデルも使用する。この標準のk−εモデルは、渦エネルギー(k)とその分散比(ε)による搬送モデルに基づく半経験的なモデルである。この搬送モデルの式kは、正確な方程式から得られ、一方搬送モデルのεは物理的な理論を用いて得られる。このk−εモデルから派生するこのシステムでは、流れは完全に渦流であり分子速度の影響は無視できると推測される。上記の式に基づき、速度、いかなる領域における圧力と渦と流れの通路が予想可能である。
【0044】
種々のモデル(即ち、拡張された側板と平面的な側板と、円筒形状の濾過体と非−円筒形状の濾過体)が、フルエント・インクのCFDを構築しかつメッシュにしたモデルにするためのGAMBITソフトウエアを用いて創造された。各モデルは8つの濾過要素の組を形成するために16個の濾過要素が使用され、16個の濾過体を持つ各モデルは1、457,024Tet/ハイブリッド・セルを使用した。全てのモデルは、直径18インチ(約45.7cm)の標準的なABR(耐摩耗)入口ダクトを備え37インチと20インチ(約94cm×51cm)の矩形出口を有するように設定された。GAMBITからフルエントにモデルを移行した後に、CFDの各構成は下表のように設定された。
【表1】
Figure 2004501755
二つのモデルが上記の非−円筒形状の濾過要素を用い、空気流の9145cfm(約256m)/分)を有するように創造された。このように創造された一方のモデルは、平面的な側壁板を備え他方は拡張した側壁板を使用した。拡張側壁板は、図5Bによるように、「a」が10.4cm(4.1インチ)、「c」は16.7cm(6.6インチ)、「d」が8.6cm(3.4インチ)、「e」が6.4cm(2.5インチ)、「f」が66.0cm(26.0インチ)であり角度αが14.2度に設定された。
【0045】
このモデルでは、非−円筒形状の濾過要素と拡張した側壁板を有するハウジングとの組み合わせにおいて、空気速度の約700フィート/分を得ることができたが、これは非−円筒形状の濾過要素と垂直な内部の補強部材を設けたハウジングとの比較で30%の低下であった。
【0046】
三つ目のモデルは、平らな側板を有するハウジング中に非円筒形状の濾過要素と円筒形状の濾過要素を設ける場合の比較を行なった。円筒形状の濾過要素を持つモデルでは総空気流量は、7315cfm(約205m)/分)であり、非円筒形状の濾過要素を持つモデルでは総空気流量は、9145cfm(約256m)/分)であった。これらのモデル実験から、空気濾過組立体の汚染空気室中において同じような速度分野が、円筒形状の濾過要素を使用するものと非円筒形状の濾過要素を使用するものに存在することを示した。非円筒形状の濾過要素を使用する空気濾過組立体では、円筒形状の濾過要素を使用する空気濾過組立体よりも25%の空気体積が増加した。
【0047】
ここで、上記開示において多くの特徴と利益点について述べたが、これに限定されず種々の構成が可能であり、また図面は単なる説明のためのものであり、詳細部分について変更が可能であり、特に形状と大きさなどについては特許請求の範囲に規定される範囲内において広く解釈されることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明の開示になる平面的な側壁を有する空気濾過システムの一つの動作状態を示す外観斜視図である。
【図1B】本発明の開示になる拡張した側壁と非円筒形状の濾過要素とを有する空気濾過システムの他の動作状態を示す外観斜視図である。
【図2】図1A、図1Bに示す空気濾過システムにおいて、非円筒形状の濾過要素を使用した一実施例について一部を破断して示した側面図である。
【図3A】図1Aに示された空気濾過システムの正面図である。
【図3B】図1Bに示された空気濾過システムの正面図である。
【図4】図1A、図1Bに示された濾過システムの濾過構造体の取付部分の外観斜視図である。
【図5A】本開示における平面的な側壁を空気濾過システムに使用した空気濾過システムの一部を示した平面図である。
【図5B】本開示における拡張した側壁を空気濾過システムに使用した空気濾過システムの一部を示した平面図である。
【図6】本開示の空気濾過システムに用いられる非円筒要素の一実施例を斜め上方から見た外観斜視図である。
【図7】図6に示された本開示の空気濾過システムに用いられる非円筒要素の拡大図である。
【図8】本開示の空気濾過システムに非円筒形状の濾過要素を取り付けた様子を示す端面図である。
【図9】空気濾過システムに一列の非円筒形状の濾過要素を取り付けた様子を示す端面図である。

Claims (23)

  1. 空気濾過組立体であって、
    (a)空気入口と、空気出口と、ハウジングを濾過室と浄化空気室に分離する隔壁とを含む前記ハウジングは、
    (i)濾過室を形成する複数の側壁を具備し、少なくとも一つの前記側壁は第1の角度をその間に設けた第1の壁部と第2の壁部とを有する非−直線的な壁を有し、
    (ii)前記空気入口は、前記空気濾過組立体に対して汚染空気の体積分を導入し、前記汚染空気の体積分は空気流の方向性を有し、そして、
    (b)前記隔壁の空気流開口部に対して空気流が連通するように配置される濾過構造と、前記濾過構造は内部に浄化空気室を規定する濾過媒体の延設部を含み、前記濾過構造は、前記濾過室中に延設されることを特徴とする空気濾過組立体。
  2. 前記角度は、5から20度であることを特徴とする請求項1に記載の空気濾過組立体。
  3. 前記角度は、約14度であることを特徴とする請求項2に記載の空気濾過組立体。
  4. 前記濾過構造は、円筒形状の濾過構造であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の空気濾過組立体。
  5. 前記濾過構造は、非−円筒形状の濾過構造であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の空気濾過組立体。
  6. 前記非−円筒形状の濾過構造は、第1の空気流開口部に対して平行の断面範囲を有し、
    (i)前記非−円筒形状の濾過構造は、前記断面範囲において短軸に垂直な長軸を有し、
    (ii)前記非−円筒形状の濾過構造は、前記長軸に沿う幅と、前記短軸に沿う幅を有し、前記長軸に沿う幅は前記短軸に沿う幅よりも大きく、前記長軸は空気流の方向と平行に位置することを特徴とする特徴とする請求項5に記載の空気濾過組立体。
  7. 空気濾過組立体であって、
    (a)空気入口と、空気出口と、ハウジングを濾過室と浄化空気室に分離する隔壁とを含む前記ハウジングは、
    (i)前記空気入口は、前記空気濾過組立体に対して汚染空気の体積分を導入し、前記汚染空気の体積分は空気流の方向性を有し、
    (b)前記隔壁の空気流開口部に対して空気流が連通するように配置される濾過構造であって、前記濾過構造は基部側の端部キャップと抹消側の端部キャップとの間に配置される濾過媒体の延設部分を含み、前記濾過媒体と前記基部側の端部キャップと前記抹消側の端部キャップとは内部に浄化空気室を規定し、
    (i)前記濾過構造は、前記浄化空気室内において前記隔壁の空気流開口部に対して空気流が連通するように配置され、
    (ii)前記濾過構造は、前記空気開口部に対して平行な断面範囲を有し、前記断面範囲は短軸に垂直な長軸を有し、
    (iii)前記濾過構造は、前記長軸に沿う幅と、前記短軸に沿う幅を有し、前記長軸に沿う幅は前記短軸に沿う幅よりも大きく、前記長軸は空気流の方向と平行に位置することを特徴とする特徴とする空気濾過組立体。
  8. 前記長軸と前記短軸の比は、約2:1から1.1:1の範囲であることを特徴とする請求項6または7に記載の空気濾過組立体。
  9. 前記短軸と前記長軸の比は、約0.8であることを特徴とする請求項8に記載の空気濾過組立体。
  10. 前記ハウジングは、前記濾過室を形成する少なくとも一つの平面的な側壁を具備することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の空気濾過組立体。
  11. 前記ハウジングは、前記濾過室を形成する複数の側壁を具備し、前記側壁の少なくとも一つは第1の角度を間に設けた第1の壁部と第2の壁部とを有する非−直線の壁を有することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の空気濾過組立体。
  12. さらに、前記隔壁の空気流開口部に対して空気流が連通するように配置される第2の濾過構造を具備し、前記濾過構造は内部に浄化空気室を規定する濾過媒体の延設部を含み、前記濾過構造は、前記濾過室中に延設されることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の空気濾過組立体。
  13. さらに少なくとも一つの側壁に対向する第2の側壁を具備し、前記第2の側壁は間に第2の角度を設けた第1の壁部と第2の壁部とを有し、前記濾過構造と前記第2の濾過構造は、前記少なくとも一つの側壁と前記第2の側壁の間において互いに平行に配置されることをことを特徴とする請求項1乃至5、11のいずれか1項に記載の空気濾過組立体。
  14. さらに、前記第1の壁部と前記第2の壁部との間において、第2の角度を持つ第3の壁部を具備することを特徴とする請求項13に記載の空気濾過組立体。
  15. (i)前記第1の壁部は、前記濾過媒体の延設部と平行であり、
    (ii)前記第2の壁部は、前記第1の壁部に対して約5から20度の角度で位置され、
    (iii)前記第3の壁部は、前記濾過媒体の延設部と平行であることを特徴とする請求項14に記載の空気濾過組立体。
  16. さらに、前記第1の壁部と前記濾過媒体の延設部との間に最小の第1の距離と、前記第3の壁部と前記濾過媒体の延設部との間の最小の第2の距離とを有し、前記第2の距離は前記第1の距離よりも大きいことを特徴とする請求項14に記載の空気濾過組立体。
  17. 前記第1の距離は約10cmであり、前記第2の距離は約17cmであることを特徴とする請求項16に記載の空気濾過組立体。
  18. 前記第1の距離は、前記第2の距離よりも約5cm短いことを特徴とする請求項17に記載の空気濾過組立体。
  19. さらに、前記隔壁の空気流開口部において前記第1の濾過構造の内部の浄化空気室に突出するベンチュリ要素を具備することを特徴とする請求項1乃至28のいずれか1項に記載の空気濾過組立体。
  20. (a)請求項1乃至19のいずれかに記載の空気濾過組立体に汚染空気を取り入れる工程と、
    (b)濾過構造を通して汚染空気を濾過する工程と、
    (c)前記空気濾過組立体の前記浄化空気室から浄化空気を空気出口を介して受ける工程と、
    を具備することを特徴とする空気の浄化方法。
  21. 前記空気濾過組立体に汚染空気を入れる工程は、
    (a)前記汚染空気の一部が非−直線的な壁を通過する体積分の前記汚染空気を取り入れることを特徴とする請求項20に記載の空気の浄化方法。
  22. 前記浄化空気室から浄化空気を空気出口を介して受ける工程は、
    (a)前記浄化空気の一部が非−直線的な壁を通過して前記空気浄化室から受けることを特徴とする請求項20に記載の空気の浄化方法。
  23. 容積が6mを越えない濾過室を含むハウジングを提供する工程であって、前記ハウジングは容積が176立方フィートを越えないことを特徴とする請求項20に記載の空気の浄化方法。
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