JP2004500735A - データ・パケットを使用するためのシステムおよび方法 - Google Patents

Abstract

例えば、オーディオ、ビデオ、テキスト等のようなデータ・パケットを（例えば、演奏のように）使用するためのシステムおよび方法。上記システムのサーバ装置は、上記データ・パケットを上記システムのユーザの計算装置に供給する。上記ユーザの計算装置の記憶デバイスは、上記データ・パケットを記憶する。上記データ・パケットは、上記サーバ装置および／または上記ユーザの計算装置により、所定の順序に配列される。ユーザの計算装置は、所定の順序でデータ・パケットを使用するために、一組の命令を実行する。ユーザの計算装置のユーザは、上記所定の順序を変更することはできない。

Description

【０００１】
＜参考文献＞
１９９８年３月２日付の、「エージェントをベースとするオンライン情報検索オンライン閲覧システム」という名称の米国特許出願第０９／０３４，７７３号を引用によって本明細書の記載に援用する。
【０００２】
（技術分野）
本発明は、例えば、オーディオ・データ、ビデオ・データおよびその他のデータを含むことができるデータ・パケットの使用分野に関する。
【０００３】
（背景情報）
ここ数年の間に、「インターネット無線」という名称のシステムが、ますます広く使用されるようになってきた。インターネット無線を使用すれば、ユーザは、リアルタイムで、自分が聞きたいオーディオの内容の流れを受信することができる。上記オーディオの内容および流れをユーザが記憶することができる方法は、ユーザのインターネット接続により異なる。ユーザの接続が悪いと、ユーザは質の悪いオーディオを受信することになる。
【０００４】
もう一つのシステムは、「ジュークボックス・オンリー」システムと呼ばれる。ジュークボックスを使用すると、合法性および消費者の経験の領域で問題が起こる。歌および歌の録音著作権所有者に、全部の著作権料を支払わない限りは、「聞きたい場合に、直ちに音楽を供給する」システムを手に入れることはできない。さらに、上記著作権は、相手方が同意しない限りは入手することができない。すなわち、レコード会社は、上記著作権の使用許可を与えることを拒否することができる。ユーザの経験については、ユーザにとって、デジタル音楽を購入して、任意の好きな方法で、それに対して支払いをすることができるということは有利ではあるが、このような制御をいつでも行うことができるわけではない。ある種のユーザの場合には、演奏するレコードを選択するということは、楽しいことというよりは、厄介なことである。それ故、従来技術の上記およびその他の欠点を取り除くことができるようなシステムの出現が待望されている。
【０００５】
本発明は、例えば、オーディオ・データ、音楽データ、ビデオ・データ、宣伝データ、情報データのようなデータ・パケットを使用（例えば、演奏）するためのシステムおよび方法に関する。サーバ装置は、ユーザの計算装置にデータ・パケットを供給する。ユーザの計算装置の記憶デバイスは、データ・パケットを記憶する。データ・パケットは、サーバ装置および／またはユーザの計算装置により所定の順序に配列される。ユーザの計算装置は、所定の順序に配列されたデータ・パケットを使用するために、一組の命令を実行する。ユーザの計算装置のユーザは、上記所定の順序を変更することはできない。
【０００６】
（詳細な説明）
本発明は、概して、ユーザの計算装置（「ＵＣＡ」）により、データ・パケットを（例えば、閲覧、聴取、視聴、読取り等のような方法で）使用することができるユーザに、所定のグループのデータ・パケットを供給するためにシステムおよび方法に関する。上記データ・パケットは、取り外すことができる記憶デバイス（「ＲＳＤ」）を使用して、通信ネットワーク（例えば、インターネット）または郵便により、サーバ装置からユーザの計算装置（「ＵＣＡ」）に供給することができる。データ・パケットが、通信ネットワークを通して送信される場合には、（例えば、サーバ装置とＵＣＡとの間が接続されている間は、中断なしで）連続的、または（例えば、サーバ装置が、２時間毎に、ＵＣＡにデータ・パケットを供給するというように）周期的に行われる。
【０００７】
各データ・パケットは、歌、宣伝等のような一つの要素／品目を含むことができる。上記一つの要素は、複数のサブパケットに分割することができる。例えば、データ・パケットを送信する場合には、複数の各サブパケットは、相互に分離されている状態で送信される。ＵＣＡがサブパケットを受信した場合には、これらサブパケットは、データ・パケットに「アセンブル」される。
【０００８】
ユーザは、予め指定した方法で、データ・パケットを使用することができる。ユーザは、データ・パケットが使用される順序に対しては、ある程度の制御しかできない。ユーザは、（例えば、一つの品目をスキップするというように）データ・パケットの使用順序をある程度制御することができるが、データ・パケットを再生したり、巻戻したりすることもできないし、またユーザは、次に再生するデータ・パケットを選択することもできない。
【０００９】
データ・パケットは、例えば、情報データ（例えば、宣伝等）、娯楽情報（例えば、ビデオ表示）、教育情報（例えば、テキストブック）のような特定のデータを含むことができる。本発明を使用すれば、ユーザは、例えば、ユーザが従来のラジオおよびテレビにより放送を視聴しているかのように、このようなデータ・パケットを閲覧することができる。また、本発明のシステムおよび方法を使用すれば、ユーザは、従来のラジオまたはテレビを使用する場合よりも、データをよりよく制御することができる。また、本発明のシステムおよび方法を使用すれば、ユーザは、そうしたい場合には、（例えば、対応するサブパケットをスキップすることによって）、ある種のデータの全部または一部をスキップすることができる。また、ユーザは、データを閲覧中、またはデータの閲覧後に、データを同時に購入することもできる。
【００１０】
図１は、本発明のシステム１の例示としての実施形態である。システムは、サーバ装置１０、複数のＵＣＡ（例えば、ＵＣＡ２０、ＵＣＡ３０、ＵＣＡ４０）、および通信ネットワーク５０を含むことができる。ネットワーク５０は、情報交換のためのノードおよび接続ブランチの装置であってもよい。また、ネットワーク５０は、インターネットでも、ローカル・エリア・ネットワークでも、コンピュータ・ネットワークでも、イントラネットでも、ローカル・エリア・ネットワークでも、ワイド・エリア・ネットワークでも、エクストラネットでも、仮想専用ネットワークでも、メトロポリタンエリア・ネットワークでも、無線ネットワークでも、衛星ネットワークでも、または情報交換用のノードおよび接続ブランチからなる任意の装置であってもよい。
【００１１】
（他の要素の中で）サーバ装置１０は、サーバまたはメモリ記憶デバイス７５を含む計算装置であってもよい。図２ａは、サーバ装置１０のメモリ記憶デバイス７５の例示としての実施形態である。メモリ記憶デバイス７５は、例えば、第一のデータベース６０、第二のデータベース８０、および第三のデータベース９０のような複数のデータベースを含むことができる。また、メモリ記憶デバイス７５は、ユーザにより、データ・パケットが使用される順序を決定する第一のソフトウェア・アプリケーション７０を記憶することができる。
【００１２】
第一データベース６０は、データ・パケットを収集し、記憶する。例えば、第一のデータベース６０は、オーディオ・データ、ビデオ・データ、宣伝データ、情報データ等を記憶することができる。情報データは、オーディオ、ビデオおよび／または宣伝に関連づけることができる。情報データは、タイトル、アーチスト、叙情詩の作者、アルバム名、購入情報等のような、特定のオーディオについての情報であってもよい。オーディオが演奏された時、またはその前後の任意の時間に、情報データにアクセスすることができる。情報データおよび宣伝データは、テキストでも、オーディオでも、ビデオであってもよい。第二のデータベース８０は、例えば、ユーザ識別、住所、クレジット・カード情報等のユーザ・データを記憶することができる。第三のデータベース９０は、例えば、ユーザが好きな音楽のタイプ、特定の歌をユーザが聞いた回数、特定の歌にユーザが支払った料金等のような、ユーザの好みのデータを記憶することができる。図２ｂは、ユーザが、特定のデータ・パケットを購入しやすくする、第二のソフトウェア・アプリケーション１００を含むメモリ記憶デバイス７５の他の例示としての実施形態である。
【００１３】
図３は、ＵＣＡ２０の例示としての実施形態である。この実施形態は、コンピュータでも、「ダム・ターミナル」、または任意の他の自立型マイクロプロセッサをベースとするデバイスであってもよい。ＵＣＡ２０は、プロセッサ１１０、第一の記憶デバイス１２０（例えば、ＲＡＭ）、第二の記憶デバイス１３０（例えば、ハード・ドライブ）、出力装置１４０、入力装置１５０、および通信デバイス１６０を含むことができる。出力装置１４０は、モニタ、オーディオ・スピーカ、プリンタ、ディスク・ドライブ等を含むことができる。入力装置１５０は、キーボード、マウス、タッチ・スクリーン、音声認識デバイス、ディスク・ドライブ等を含むことができる。入力装置１５０および／または出力装置１４０は、ＵＣＡ２０に物理的に接続することもできるし、または（例えば、赤外線接続により）無線で接続することもできる。通信デバイス１６０は、（電話モデム、ケーブル・モデム、無線モデムのような）モデムであっても、または信号を変調および復調できる任意の他の通信デバイスであってもよい。第二の記憶デバイス１３０は、それにより、ユーザがデータ・パケットを記憶および／または使用することができるデータベースおよびソフトウェア・アプリケーションを記憶することができる。データ・パケットは、複数のパラメータに基づいて分類することができる。第一の記憶デバイス１２０は、（例えば、データ・パケットを受信した時、またはデータ・パケットを使用している時）データ・パケットを一時的に記憶することができる。
【００１４】
図４ａおよび図４ｂは、ポータブル・ユーザ装置１７０（ＰＵＡ）と通信中のＵＣＡ２０を示す。ＰＵＡ１７０は、ＵＣＡ２０に物理的に接続することもできるし、無線でＣＵＡ２０に対してインターフェースとしての働きをすることもできる。ＰＵＡ１７０は、ＵＣＡ２０の機能と類似の機能を実行することができる。何故なら、これらは本発明と関連しているからである。図４ｂは、ＰＵＡ１７０の例示としての実施形態である。ＰＵＡ１７０は、入力装置１７５、出力装置１８０、プロセッサ１９０、記憶デバイス１９５、および通信デバイス１９６を含むことができる。記憶デバイス１９５は、データ・パケットおよびそれによりデータ・パケットを閲覧することができるソフトウェア・アプリケーションを記憶する。出力装置１８０としては、ポータブル・モニタ、ポータブル・オーディオ・スピーカ、ポータブル・プリンタ、ポータブル・ディスク・ドライブ等使用することができる。入力装置１７５は、キーボード、マウス、タッチ・スクリーン等を含むことができる。通信デバイス１９６により、ネットワーク５０および／またはＵＣＡ２０と接続することができる。
【００１５】
図５は、本発明の方法の例示としての実施形態である。ステップ２０５においては、例えば、ネットワーク５０を通して、サーバ装置１０と、ＵＣＡ２０との間に接続が行われる。サーバ装置１０は、ＵＣＡ２０と、継続的に、または周期的に接続することができる。
【００１６】
接続が行われた後で、サーバ装置１０は、第二のデータベース８０を確認することにより、ユーザが従来のユーザなのか、または新規のユーザなのかを判断する（ステップ２１０）。ユーザが新規なユーザである場合には、（すなわち、ユーザの識別が、第二のデータベース８０で発見できない場合には）、サーバ装置１０は、第二のデータベース８０にユーザ情報を追加し、第三のデータベース９０にユーザの好みを追加する（ステップ２１５）。
【００１７】
ステップ２２０においては、サーバ装置１０は、ＵＣＡ２０に送信するデータ・パケットの所定のグループを発生する。データ・パケットは暗号化され、その結果、ユーザは、データ・パケットを制御することができない。ＵＣＡ２０に記憶しているソフトウェア・アプリケーションにより、データ・パケットが解読された後でだけ、ある制限下でデータ・パケットを使用することができる。データ・パケットのグループは、特定のユーザに送信するために、第三のデータベース９０に記憶したユーザの好みに基づいて発生することができる。別の方法としては、データベースでのグループを発生して、ユーザ（例えば、クラシック音楽のリスナー）のあるグループに、（例えば、放送のような手段で）送信することもできる。
【００１８】
サーバ装置１０は、ＵＣＡ２０にデータ・パケットを供給する（ステップ２２５）。データ・パケットは、ネットワーク５０を通して、直接送信によりＵＣＡ２０に送信される。別の方法としては、データ・パケットを、（図６に示すように、下記の方法により）ＲＳＤを使用して、（例えば、郵便局のような）郵送手段により間接的に送信することができる。
【００１９】
ＵＣＡ２０がデータ・パケットを受信すると、ユーザは、下記の選択を行うことができる。すなわち、データ・パケットを第一の記憶デバイス１２０に記憶し、ユーザは、それを直ちに「一度に１データ・パケット」ずつ使用することができる（ステップ２３０ａ−選択肢Ａ）。例えば、ＵＣＡ２０がサーバ装置１０からオーディオを受信している最中に、そのオーディオは、ユーザに対して演奏される。別の方法としては、またはさらに、データ・パケットをＵＣＡ２０の第二の記憶デバイス１３０に記憶することができる。ＵＣＡ２０に記憶しているソフトウェア・アプリケーション、および／またはサーバ装置１０の第一のソフトウェア・アプリケーション７０は、ユーザがデータ・パケットを使用する順序を決定することができる（ステップ２３０ｂ−選択肢Ｂ）。
【００２０】
その後で、ユーザは、予め指定した順番で、記憶しているデータ・パケットにアクセスすることにより、個々に各データ・パケットのデータを利用することができる（ステップ２３５）。上記所定の順序は、サーバ装置１０および／またはＵＣＡ２０により設定することができる。例えば、予め指定した順番を下記のようにすることもできる。すなわち、最初に歌、二番目に歌、三番目に宣伝、四番目に歌等である。
【００２１】
ユーザは、出力装置１４０を通して、データ・パケットを使用する。特定のデータ・パケットのデータを使用しながら、ユーザは、全データ・パケットを使用することもできるし、および／または現在のデータ・パケットをスキップし、その後のデータ・パケットを選択することもできる。本発明の別の例示としての実施形態の場合には、ユーザは、（例えば、対応するデータ・パケットのサブパケットの中の、いくつかをスキップすることにより）データ・パケットの一部をスキップすることができる。例えば、ユーザは、ある歌を１５秒だけスキップすることができる。ユーザが特定のデータ・パケットをスキップすると決めた場合には、ユーザはすぐにはスキップしたデータ・パケットまたはスキップしたサブパケットに戻ることはできない。（しかし、サーバ装置１０および／またはＵＣＡ２０により、後で再び演奏するために、スキップしたデータ・パケットを選択することはできる。）
データ・パケットを使用している間、ソフトウェア・アプリケーションは、第二の記憶デバイス１３０上に閲覧データベースを生成することができる。閲覧データベースは、閲覧したデータベースのリストを含むことができる。ユーザは、これらの閲覧したデータ・パケットにアクセスし、（例えば、最初の１０個のサブパケットのような）、閲覧したデータ・パケットの短い一部を閲覧することができる。この限定された閲覧機能によりユーザは、（例えば、購入する前にデータ・パケットを確認するために）、閲覧したデータ・パケットの内容を再度見ることができる。
【００２２】
本発明のシステムおよび方法は、各データ・パケットに関連する料金システムを含むことができる。第一のソフトウェア・アプリケーション７０は、各データ・パケットに対する料金を設定し、第二の記憶デバイス１３０上に記憶した料金データベースに料金情報を記憶する。特定のデータ・パケットの料金は、例えば、ユーザが特定のデータ・パケットを使用するときに発生する。例えば、ユーザが特定のデータ・パケットをスキップした場合、またはユーザがあるデータ・パケット全体を使用した場合、ソフトウェア・アプリケーションは、所定の基準により、そのデータ・パケットの料金を調整する。また、ユーザは、料金決定手順で、使用中、または使用後に、そのデータ・パケットの料金を直接決めることができる。料金決定手順は、「サムアップ」または「サムダウン」のような簡単な手順であってもよいし、例えば、１から９９までのスライド・スケール料金制度のような、もっと複雑な手順であってもよい。
【００２３】
サーバ装置１０は、また、ＵＣＡ２０の料金データベースを含むこともできる。サーバ装置１０は、第三のデータベース９０に各ユーザ用の料金情報を記憶する。サーバ装置１０は、例えば、そのユーザおよび／または同じような好みを持つ複数のユーザに、送信するかもしれないデータ・パケットの、将来のグループ分けを決定するために、料金情報を使用することができる。サーバ装置１０は、また、そのデータ・パケットのあるグループから、何時特定のデータ・パケットを除去するのかを決定するために、料金情報を使用することができる。データ・パケットが、所定の数値より低い料金を達成した場合には、サーバ装置１０は、上記データ・パケットのグループからそのデータ・パケットを削除して、その場所に他のデータ・パケットを挿入することができる。
【００２４】
ユーザは、任意のデータ・パケットを購入して、それを無制限に使用することができる。購入プロセスは、データ・パケットの解読、解読したデータ・パケットの第二の記憶デバイス１３０への記憶、およびこのデータに対するユーザの支払いの受領を含む。支払いはいろいろな方法で行われる。例えば、ユーザは、前払いを選択することができる。その場合、残高が残っている限り、ソフトウェア・アプリケーションは、データ・パケットを解読し、解読したデータ・パケットをユーザに供給する。
【００２５】
ユーザは、また、「即時払い」を選択することもできる。この即時払いを使用することにより、ユーザはデータ・パケットを購入し、その都度支払いを行うことができる。例えば、ユーザがあるデータ・パケットを購入することを決めた場合、ソフトウェア・アプリケーションは、閲覧データベース内の購入対象のデータ・パケットにマークをつける。サーバ装置１０は、ＵＣＡ２０が自分に接続している場合には、直ちに購入マーク表示を受け取る。しかし、ＵＣＡ２０が自分に接続されていない場合には、データ・パケットには購入用のマークがつけられたままになり、サーバ装置１０は、ＵＣＡ２０が後で自分に接続された場合に、購入マーク表示を受け取る。サーバ装置１０が購入マークを受け取った場合には、サーバ装置１０は、データ・パケットを解読するように要求し、そのデータ・パケットをユーザに供給する。その後で、ユーザは、購入したデータ・パケットに、アクセスして、無制限に使用することができ、完全に制御することができ、それにより、ユーザは、購入したデータ・パケットを自由に再生、巻戻し、一時停止することができる。
【００２６】
特定のデータ・パケットを使用しながら、ユーザは、また特定のデータ・パケットに関連する情報データを要求することができる。例えば、オーディオを聞きながら、ユーザは、オーディオのビデオ・クリップまたはオーディオに関連する情報等を要求することができる。
【００２７】
すでに説明したように、データ・パケットの予め指定した順番を、サーバ装置１０および／またはＵＣＡ２０を使用して設定することができる。例えば、サーバ装置１０は、第一の記憶装置１２０が受信したら、直ちに使用するデータ・パケットの順序を設定する。このような場合、サーバ装置１０は、上記順序を完全に制御するが、ＵＣＡ２０は、上記順番を制御することはできない。ユーザは、現在使用しているデータ・パケットをスキップすることができる。
【００２８】
本発明の他の実施形態の場合には、サーバ装置１０は、データ・パケットをＵＣＡ２０に供給する。サーバ装置２０は、データ・パケットの順番を設定しない。それどころか、データ・パケットが、第二の記憶デバイス１３０に記憶された後で、順番はＵＣＡ２０により局部的に設定される。
【００２９】
本発明のさらに他の実施形態の場合には、順番は、サーバ装置１０およびＵＣＡ２０の両方により設定される。例えば、サーバ装置１０は、（例えば、４０％はロック音楽を、６０％はクラシック音楽を供給し、三番目毎の歌の後に宣伝を挿入しなければならないというように）、ユーザに、どのデータ・パケットを供給するのかを指定する規則を設定する。第二の記憶デバイス１３０にデータ・パケットが記憶されると、データ・パケットの順番が、サーバ装置１０が設定した規則に基づいて、ＵＣＡ２０の、ソフトウェア・アプリケーションにより設定される。
【００３０】
上記システムのもう一つの実施形態は、すでに説明し、また図４ａおよび図４ｂに示すように、ＰＵＡ１７０を含む。ＵＣＡ２０に類似の方法で、機能を実行するＰＵＡ１７０により、ユーザは、データ・パケットに、ポータブル・アクセスすることができる。ＰＵＡ１７０により、ユーザは、何処でも何時でも、データ・パケットを閲覧することができる。例えば、ＰＵＡ１７０は、移動車両の音楽システムに接続することができる。
【００３１】
図６は、上記システム１類似のシステム１’である。システム１’においては、データ・パケットおよび（例えば、料金情報等のような）他のデータは、ネットワークを通して、サーバ装置１０とＵＣＡ２０との間で送信されない。代わりに、取り外すことができる記憶デバイス（「ＲＳＤ」）３００を使用して、郵送により送信が行われる。
【００３２】
ＲＳＤ３００は、米国郵便サービスのような郵便により、ユーザへまたユーザから送信することができる。ＲＳＤ３００としては、コンパクト・ディスク、デジタル汎用（またはビデオ）ディスク、ジップ・ディスク、光学的ディスク等を使用することができる。ＲＳＤ３００は、複数の所定のデータ・パケットおよび／またはデータベースを記憶することができる。暗号化されている、記憶したデータ・パケットは、ユーザに供給される。
【００３３】
さらに、システム１’は、新しいユーザを登録するために使用される。ユーザは、サーバ装置１０に対して口座を開設するために、自分の情報を提供する。そのような情報は、ＲＳＤ３００を使用して郵送することができる。ユーザが、特定のデータ・パケットの購入を決めた場合には、サーバ装置１０により、取引きが決済される。ユーザ購入情報（すなわち、特定のデータ・パケットの識別）、クレジット・カードまたは小切手口座のような購入情報を提供すると、サーバ装置１０は、特定のデータ・パケットの購入を完了するために、許可識別を発行することができるし、上記許可をＲＳＤ３００により郵送することができる。
【００３４】
システム１は、第一の記憶デバイス１２０が、データ・パケットを受け取ったら、すぐにこのデータ・パケットを使用することができるが、本発明の好適な実施形態の場合には、データ・パケットは、最初、第二の記憶デバイス１３０に記憶され、それから使用される。この好適な実施形態の利点は、データ・パケットの使用の質を改善することができることである。例えば、特定のデータ・パケットのサブパケットが、ネットワーク５０により送信された場合、上記サブパケットは、異なる時刻にＵＣＡ２０により受信される。特定のデータ・パケットが、ＵＣＡ２０により受信されたらすぐに使用される場合、またそのサブパケットがＵＣＡ２０により受信されていない場合には、（例えば、オーディオ演奏の飛びのように）、使用の質は低下する。このような問題は、特定のデータ・パケットのすべてのサブパケットを受信し、記憶し、その後で、それらサブパケットを使用することにより防止することができる。さらに、データ・パケットが、第二の記憶デバイス１３０に記憶される場合には、そのデータ・パケットは一回以上使用される。何故なら、第二の記憶デバイス１３０としては、例えば、ハードディスクを使用することができ、第一の記憶デバイス１２０としては、例えば、ＲＡＭを使用することができるからである。
【００３５】
本発明の他の例示としての実施形態の場合には、特定のデータ・パケットの一部だけが、サーバ装置１０により、ＵＣＡ２０に供給される。例えば、上記特定のデータ・パケットのサブパケットの９０％が、予めＵＣＡ２０に供給される。しかし、特定のデータ・パケットは、ＵＣＡ２０が、サブパケットの残りの１０％を受信するまで、使用することができない。この残りのサブパケットは、（例えば、特定のデータ・パケットが実行される直前のような）所定の時間に供給される。この機能により、特定のデータ・パケットが正式の許可なしで、使用されるのを防止することができる。また、特定のデータ・パケットが使用された後で、いくつかのサブパケットを除去しさえすれば、特定のデータ・パケットが、さらに使用されるのを十分に防止することができる。従って、このような機能により、特定のデータ・パケットの大部分をＵＣＡ２０のところに保持することができ、迅速にいくつかの喪失したサブパケットを供給することにより、特定のデータ・パケットを迅速に使用することができる。
【００３６】
本明細書に本発明のいくつかの実施形態を詳細に図示し、および／または説明してきたが、本発明の精神および範囲から逸脱することなしに、上記説明および下記の特許請求の範囲内で本発明を種々に修正および変更できることを理解することができるだろう。
【図面の簡単な説明】
【図１】
本発明のシステムの例示としての実施形態である。
【図２ａ】
本発明のサーバ装置の記憶メモリ・デバイスの例示としての実施形態である。
【図２ｂ】
記憶メモリ・デバイスのもう一つの例示としての実施形態である。
【図３】
本発明のユーザの計算装置の例示としての実施形態である。
【図４ａ】
ポータブル・ユーザ装置と通信するユーザの計算装置である。
【図４ｂ】
本発明のポータブル・ユーザ装置の例示としての実施形態である。
【図５】
本発明の方法の例示としての実施形態である。
【図６】
本発明の取り外すことができる記憶デバイスを使用するシステムの例示としての実施形態である。

Claims (50)

1. サーバ装置からユーザの計算装置にデータ・パケットを供給するステップと、
   前記データ・パケットを前記ユーザの計算装置の記憶デバイス上に記憶するステップと、
   前記サーバ装置および前記ユーザの計算装置の中の少なくとも一方を使用して、前記データ・パケットを所定の順序に配列するステップと、
   ユーザの計算装置のユーザが、前記所定の順序を変更することができない場合に、前記ユーザの計算装置により、所定の順序で前記データ・パケットを使用する一組の命令を実行するステップとを含む方法。
2. 請求項１に記載の方法において、さらに、
   通信ネットワークにより、前記ユーザの計算装置と前記サーバ装置との間を接続するステップと、
   前記ネットワークを通して、前記データ・パケットを前記サーバ装置から前記ユーザの計算装置に送信するステップとを含む方法。
3. 請求項１に記載の方法において、さらに、
   前記データ・パケットを取り外すことができる記憶デバイス上に記憶するステップと、
   前記取り外すことができる記憶デバイスをユーザに提供するステップと、
   前記データ・パケットを前記取り外すことができる記憶デバイスから前記ユーザの計算装置の前記記憶デバイスへ転送するステップとを含む方法。
4. 請求項１に記載の方法において、前記供給ステップが、前記データ・パケットを暗号化するサブステップを含み、この場合、前記実行ステップが、前記データ・パケットを解読するサブステップを含む方法。
5. 請求項１に記載の方法において、さらに、
   前記ユーザから前記データ・パケットの中の少なくとも一つのパケットの購入要求を受信するステップと、
   前記少なくとも一つのパケットに対する、前記ユーザからの支払いを入手するステップと、
   前記少なくとも一つのパケットを解読するステップと、
   前記ユーザが、前記少なくとも一つのパケットを無制限に制御する場合に、前記少なくとも一つのパケットをユーザに供給するステップとを含む方法。
6. 請求項１に記載の方法において、さらに、
   前記使用したデータ・パケットのリストをコンパイルするステップと、
   前記リストを前記記憶デバイス上に記憶するステップとを含む方法。
7. 請求項６に記載の方法において、さらに、
   前記使用したデータ・パケットへ、制限つきでアクセスするステップと、
   ユーザが、前記使用したデータ・パケットの中の少なくとも一つのを購入することができるようにするステップとを含む方法。
8. 請求項７に記載の方法において、制限付きのアクセス中に、所定の数の複数のサブパケットが使用される場合に、前記各データ・パケットが複数のサブパケットを含む方法。
9. 請求項１に記載の方法において、さらに、
   料金データを発生するために、データ・パケットの料金を決めるステップと、
   前記記憶デバイス内に設けられる料金決定データベースに前記料金決定データを記憶するステップとを含む方法。
10. 請求項９に記載の方法において、さらに、
    前記サーバ装置に前記料金決定データを供給するステップを含む方法。
11. 請求項９に記載の方法において、さらに、
    ユーザによる料金決定の関数として前記料金決定データを発生するステップを含む方法。
12. 請求項９に記載の方法において、さらに、
    前記データ・パケットの使用中または使用後に、前記ユーザの行動の関数として、料金決定データを発生するステップを含む方法。
13. 請求項９に記載の方法において、さらに、
    前記料金決定データを使用して、複数のユーザの間の類似性の一致を判断するステップを含む方法。
14. 請求項９に記載の方法において、さらに、
    前記料金決定データの関数として、前記サーバ装置が供給する前記データ・パケットを選択するステップを含む方法。
15. 請求項１に記載の方法において、さらに、
    ユーザが前記データ・パケットの現在使用中のデータ・パケットをスキップすることができるようにするステップを含む方法。
16. 請求項１に記載の方法において、前記各データ・パケットが、少なくとも一つのオーディオ・データ、ビデオ・データ、テキスト・データ、宣伝データおよび情報データを含む方法。
17. 請求項１６に記載の方法において、さらに、
    ユーザに、使用中の前記データ・パケットの中の一つのデータ・パケットに関連する前記情報データを供給するステップ含む方法。
18. 請求項１に記載の方法において、前記記憶デバイスが、ランダム・アクセス・メモリを含む場合に、前記各データ・パケットが、複数のサブパケットを含み、さらに、複数のサブパケットが、前記ランダム・アクセス・メモリに記憶されたらすぐに、前記特定のデータ・パケットを使用するステップを含む方法。
19. 請求項１に記載の方法において、ユーザが、現在使用しているデータ・パケットを再生できないようにするステップを含む方法。
20. サーバ装置により、それぞれが複数のサブパケットを含む、各データ・パケットを所定の順序に配列するステップと、
    サーバ装置からユーザの計算装置へ前記データ・パケットを供給するステップと、
    前記ユーザの計算装置により、前記ユーザの計算装置が、対応するサブパケットを受信したら、すぐに、所定の順序で、前記各データ・パケットを使用する、一組の命令を実行するステップと、
    前記ユーザの計算装置が、前記データ・パケットの中の第一のデータ・パケットをスキップすることができるようにして、その結果、前記ユーザの計算装置が、前記データ・パケットの中の第二のデータ・パケットを使用することができるステップであって、その場合、前記第一のデータ・パケットが、前記ユーザの計算装置により現在使用中であり、またその場合、前記ユーザの計算装置が、前記第一のデータ・パケットの直後で、前記第二のデータ・パケットを受信しているステップとを含む方法。
21. サーバ装置からユーザの計算装置にデータ・パケットを供給するステップと、
    前記データ・パケットを前記ユーザの計算装置の記憶デバイス上に記憶するステップと、
    前記ユーザの計算装置を使用して、前記サーバ装置が指定する規則の関数として、前記データ・パケットを所定の順序に配列するステップと、
    前記ユーザの計算装置により、所定の順序で、前記データ・パケットを使用する一組の命令を実行するステップであって、その場合、前記ユーザの計算装置のユーザが、前記所定の順序を変更することができないステップとを含む方法。
22. （ａ）サーバ装置からユーザの計算装置に、それぞれが、少なくとも一つの第一のサブパケットと、第二のサブパケットを持つデータ・パケットの中の少なくとも一つの第一のパケットを供給するステップと、
    （ｂ）前記第一のサブパケットを前記ユーザの計算装置の記憶デバイス上に記憶するステップと、
    （ｃ）前記サーバ装置および前記ユーザの計算装置の中の少なくとも一方を使用して、前記データ・パケットを所定の順序に配列するステップと、
    （ｄ）ステップ（ａ）および（ｂ）の後で、前記サーバ装置から前記ユーザの計算装置へ前記第二のサブパケットを供給するステップと、
    （ｅ）ステップ（ａ）、（ｂ）および（ｃ）の後で、前記第二のサブパケットを前記記憶デバイス上に記憶するステップと、
    （ｆ）前記ユーザの計算装置により、所定の順序で、前記データ・パケットを使用する一組の命令を実行するステップであって、その場合、前記ユーザの計算装置のユーザが、前記所定の順序を変更することができないステップとを含む方法。
23. 請求項２２に記載の方法において、さらに、
    （ｇ）ステップ（ｆ）の後で、前記記憶装置から前記第二のサブパケットを除去するステップを含む方法。
24. データ・パケットを供給するサーバ装置と、
    前記データ・パケットを受信し、記憶し、所定の順序で、前記データ・パケットを使用する一組の命令を実行するユーザの計算装置あって、その場合、前記ユーザの計算装置のユーザが、少なくとも一つのサーバ装置および前記ユーザの計算装置が決定した、前記所定の順序を変更することができないユーザの計算装置を備えるシステム。
25. 請求項２４に記載のシステムにおいて、前記各データ・パケットが、少なくとも一つのオーディオ・データ、ビデオ・データ、テキスト・データ、宣伝データおよび情報データを含むシステム。
26. 請求項２４に記載のシステムにおいて、前記各データ・パケットが、複数のサブパケットを含むシステム。
27. 請求項２４に記載のシステムにおいて、前記サーバ装置が、所定の順序で、前記データ・パケットを発生するシステム。
28. 請求項２４に記載のシステムにおいて、前記サーバ装置が、通信ネットワークを通して、前記ユーザの計算装置に、前記データ・パケットを供給するするシステム。
29. 請求項２４に記載のシステムにおいて、前記サーバ装置が、取り外すことができる記憶デバイス上に前記データ・パケットを記憶し、前記取り外すことができる記憶デバイスを郵送により、前記ユーザの計算装置に供給するシステム。
30. 請求項２４に記載のシステムにおいて、前記ユーザの計算装置に、前記データ・パケットが供給される前に、前記サーバ装置が、前記データ・パケットを暗号化し、前記ユーザの計算装置が、所定の順序で使用される前記データ・パケットを解読するシステム。
31. 請求項３０に記載のシステムにおいて、前記データ・パケットの所定の順序が、料金決定データの関数として決定されるシステム。
32. 請求項３１に記載のシステムにおいて、ユーザが、所定のパラメータにより、前記料金決定データを発生するシステム。
33. 請求項３２に記載のシステムにおいて、前記料金決定データが、前記データ・パケットの使用に対応するユーザの行動の関数として発生するシステム。
34. 請求項３３に記載のシステムにおいて、前記ユーザの計算装置が、ポータブル計算デバイスを含むシステム。
35. 請求項３４に記載のシステムにおいて、前記ユーザが、前記データ・パケットの現在使用中のデータ・パケットに関連する前記情報データの供給を受けるシステム。
36. 少なくとも一つの第一のサブパケットと、第二のサブパケットを含むデータ・パケットを送信し、所定の時刻に送信中の前記第二のサブパケットの前に、前記少なくとも一つの第一のサブパケットを送信するサーバ装置と、
    前記第二のサブパケットの前に、前記少なくとも一つの第一のサブパケットを受信し、所定の順序で前記データ・パケットを使用する一組の命令を実行し、その場合、前記ユーザの計算装置のユーザが、少なくとも一つのサーバ装置、および前記ユーザの計算装置が決定した前記所定の順序を変更することができないユーザの計算装置とを備えるシステム。
37. データ・パケットを供給するサーバ装置と、
    前記データ・パケットを受信し、一時的に記憶し、所定の順序で前記データ・パケットを使用する一組の命令を実行するユーザの計算装置であって、その場合、前記ユーザの計算装置のユーザが、前記サーバ装置および前記ユーザの計算装置の中の少なくとも一方が決定した前記所定の順序を変更することができないが、前記データ・パケットの現在使用中のデータ・パケットをスキップすることができるユーザの計算装置とを備えるシステム。
38. データ・パケットを供給するサーバ装置と、
    前記データ・パケットを受信し、一時的に記憶し、所定の順序で前記データ・パケットを使用する一組の命令を実行するユーザの計算装置であって、その場合、前記所定の順序が、料金決定データベースの一部を使用して、前記サーバ装置により設定され、また前記ユーザの計算装置のユーザが、前記所定の順序を変更することができないが、前記ユーザが、前記料金決定データベースを発生するために、前記データパケットの料金を決定するユーザの計算装置とを備えるシステム。
39. ユーザの計算装置であって、
    サーバ装置により供給されるデータ・パケットを受信する入力装置と、
    前記データ・パケットを記憶する記憶デバイスと、
    所定の順序で前記データ・パケットを使用する一組の命令を実行するプロセッサとを備え、
    前記所定の順序が、前記サーバ装置および前記ユーザの計算装置の中の、少なくとも一方により決定され、またユーザが、前記所定の順序を変更することができない装置。
40. コンピュータが読むことができる記憶媒体であって、
    サーバ装置から、ユーザの計算装置に、データ・パケットを供給するステップと、
    前記データ・パケットを前記ユーザの計算装置の記憶デバイス上に記憶するステップと、
    前記サーバ装置、および前記ユーザの計算装置の少なくとも一方により、前記データ・パケットを所定の順序に配列するステップと、
    前記ユーザの計算装置により、所定の順序で、前記データ・パケットを使用する一組の命令を実行するステップとを含み、前記ユーザの計算装置のユーザが、前記所定の順序を変更することができない記憶媒体。
41. 搬送波で実施されるコンピュータ・データ信号であって、
    （ａ）サーバ装置からユーザの計算装置へデータ・パケットを供給する第一のソース・コード・セグメントと、
    （ｂ）前記サーバ装置および前記ユーザの計算装置の中の少なくとも一方により、前記データ・パケットの所定の順序を決定する第二のソース・コード・セグメントと、
    （ｃ）データ・パケットを前記ユーザの計算装置の記憶デバイス上に記憶する第三のソース・コード・セグメントと、
    （ｄ）前記ユーザの計算装置のユーザが、前記所定の順序を変更することができない場合に、前記所定の順序で前記データ・パケットを使用する一組の命令を実行する第四のソース・コード・セグメントとを備えるコンピュータ・データ信号。
42. デジタル化したデータを演奏するための方法であって、
    制御コマンドを主コンピュータから、所定の順序で演奏するために配置されている要素を含む前記データを記憶する遠隔コンピュータに送信するステップと、
    ネットワークを通して、主コンピュータにより、所定の順序で遠隔コンピュータによりシーケンシャルに送信され、遠隔コンピュータにより、前記制御コマンドの関数として除外される少なくとも一つの要素を除いて、前記すべての要素を含む前記要素のサブセットを受信するステップと、
    前記主コンピュータのところのメモリ・デバイスに受信した要素のサブセットを記憶するステップと、
    前記主コンピュータにより、前記要素のサブセットを演奏するステップとを含む方法。
43. 請求項４２に記載の方法において、前記制御コマンドがスキップ・コマンドである方法。
44. 請求項４２に記載の方法において、前記記憶ステップが、キャシュ・メモリ・デバイスに受信した要素のサブセットを一時的にバッファするステップを含む方法。
45. 請求項４２に記載の方法において、前記各要素が、少なくとも一つのオーディオ・データ、ビデオ・データ、テキスト・データ、宣伝データおよび情報データを含む方法。
46. デジタル化したオーディオ・データを演奏するための方法であって、
    制御コマンドをユーザのところの主コンピュータから、所定の順序で演奏するために配置されている要素を含む前記データを記憶する遠隔コンピュータに送信するステップと、
    所定の順序で、前記遠隔コンピュータにより、制御コマンドの関数として選択される少なくとも一つの要素を除いて、前記すべての要素を主コンピュータにシーケンシャルに送信するステップと、
    ネットワークを通して、送信された要素を主コンピュータにより受信するステップと、
    前記主コンピュータにより、前記受信した要素を演奏するステップとを含む方法。
47. デジタル化したオーディオ・データを演奏するための方法であって、
    制御コマンドを主コンピュータから、所定の順序で演奏するために配置されている要素を含む前記データを記憶する遠隔コンピュータに送信するステップと、
    ネットワークを通して、主コンピュータにより、所定の順序で遠隔コンピュータによりシーケンシャルに送信され、遠隔コンピュータにより、前記制御コマンドの関数として除外される少なくとも一つの要素を除いて、前記すべての要素を含む前記要素のサブセットを受信するステップと、
    前記主コンピュータのところのメモリ・デバイスに受信した要素のサブセットを記憶するステップと、
    前記主コンピュータにより、前記要素のサブセットを演奏するステップとを含む方法。
48. 請求項４７に記載の方法において、前記制御コマンドがスキップ・コマンドである方法。
49. 請求項４７に記載の方法において、前記記憶ステップが、キャシュ・メモリ・デバイスに受信した要素のサブセットを一時的にバッファするステップを含む方法。
50. デジタル化したオーディオ・データを演奏するための方法であって、
    制御コマンドをユーザのところの主コンピュータから、所定の順序で演奏するために配置されている要素を含む前記データを記憶する遠隔コンピュータに送信するステップと、
    所定の順序で、前記遠隔コンピュータにより、制御コマンドの関数として選択される少なくとも一つの要素を除いて、前記すべての要素を主コンピュータにシーケンシャルに送信するステップと、
    ネットワークを通して、送信された要素を主コンピュータにより受信するステップと、
    前記主コンピュータにより、前記受信した要素を演奏するステップとを含む方法。

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