JP2004500422A - 改良された泡立ち性および湿潤柔軟性を有する実質的に乾燥した洗浄製品 - Google Patents

改良された泡立ち性および湿潤柔軟性を有する実質的に乾燥した洗浄製品 Download PDF

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Abstract

この発明は、湿潤柔軟性を有する実質的に乾燥した使い捨て単回使用製品に関する。この製品は、泡立ち界面活性剤を含む。この製品は任意に、開口織物を含む支持体を含んでいる。好ましくはこの製品は、特有の泡立ち容積係数を有する。

Description

【0001】
本発明は、実質的に乾燥した使い捨て身体洗浄製品に関する。
【0002】
身体洗浄製品は従来、例えば固形石鹸、クリーム、ローション、およびジェルなどの多様な形態において販売されてきた。これらの配合物が、消費者に受入れられるいくつかの基準を満たすよう試みられてきた。これらの基準には、洗浄効果、皮膚の感触、皮膚へのマイルドさ、および泡立ち容積が含まれる。理想的な身体洗浄剤は、穏やかに皮膚または毛髪を洗浄し、ほとんどまたはまったく刺激がなく、頻繁に使用しても皮膚または毛髪を過度に乾燥させないものであるべきである。身体洗浄製品はまた、使用者にとっての利便性を改良するために、水不溶性繊維質支持体と組合わされてきた。
【0003】
一連の許可された特許出願および出願中の特許出願が、プロクター・アンド・ギャンブル社によって公開されているが、これらは前記の実用上の問題点の多くのものに対処する、実質的に乾燥した使い捨て身体洗浄製品について記載している。これらの製品は、織布または不織布上に、界面活性剤、構造化剤(structurant)、皮膚コンディショニング剤、およびその他の性能成分を付着させた実質的に乾燥した製品である。
【0004】
米国特許第5,951,991号(Wagnerら)は、泡立ち界面活性剤から布支持体上に別々に含浸されたコンディショニングエマルジョンを支持体に供給することに焦点を当てている。米国特許第5,980,931号(Fowlerら)は、油溶性コンディショニング剤の含浸について強調している。これらの製品に対する製造プロセスは、どちらもMackeyらの米国特許第5,952,043号および米国特許第5,863,663号において報告されている。
【0005】
残念ながら、先行技術に開示されている実質的に乾燥した使い捨て洗浄製品は一般に、様々な理由から体全体を洗浄するのに適していない。先行技術の使い捨て拭取り紙の1つの弱点は、この拭取り紙が、水で飽和された後、洗浄の間十分にその形状を保持しないということである。この形状記憶の欠如によって、拭取り紙は、使用中に鉛筆のように巻き上がるか、またはくしゃくしゃになって小さい球になる。このことは、体の洗浄用途には特に問題である。もう1つの問題は、先行技術の拭取り紙と共に用いられる時、C12からC24脂肪酸などの非常にマイルドな洗浄剤に見られる泡立ち性の不足である。
【0006】
本発明は、形状記憶または「はね返り」の問題を解決しようと努める。したがって本発明は、意外にも同時に「湿潤柔軟性」も与える、水不溶性支持体、泡立ち界面活性剤、および構造化剤系を含む拭取り紙を提供する。
【0007】
湿潤柔軟性は、本明細書において、界面活性剤含浸拭取り紙が、水で飽和されている間に変形した後、そのもとの形状に戻る能力として規定される。
【0008】
「実質的に乾燥した」とは、本明細書において、支持体に対して約0.15未満の重量比の水含量を有するものとして規定される。
【0009】
本発明の拭取り紙はまた一般に、マイルド洗浄剤の泡立ち能力の不足の問題も解決する。このようなマイルド洗浄剤と開口織物との組合わせが使用中に実質量の泡を供給することが、意外にも観察された。
【0010】
好ましい実施形態において、この乾燥使い捨て洗浄拭取り紙は、湿潤柔軟性、マイルドな泡立ちの界面活性剤、およびC〜C12アルキルジオール構造化剤系を組合わせている。より好ましくはこの拭取り紙は、C〜C12ジオール/泡立ち界面活性剤比1:8から1:1を含むコーティング溶液で処理される。最も好ましくは、この拭取り紙の水不溶性支持体は、少なくとも1つの開口不織布層を有する。
【0011】
この発明は、泡立ち界面活性剤で含浸された少なくとも1つの開口層を有する水不溶性支持体を含み、かつ湿潤柔軟性を有する、良好な泡立ちを伴なって体を洗浄するための実質的に乾燥した使い捨てマイルド洗浄製品に関する。
【0012】
(図面の簡単な説明)
本発明はここで、添付図面を参照してさらに詳しく説明される。
【0013】
図1は、単一層開口水不溶性支持体を有する、本発明の洗浄製品の1つの実施形態の透視図である。
図2は、互いに接着された不溶性支持体の2つの層を有する本発明の洗浄製品のもう1つの実施形態の透視図である。
図4は、図2の線4−4に沿う断面図である。
図5(a)および(b)は、単一層開口水不溶性支持体を有する、本発明の洗浄製品の2つの実施形態によって生成された泡の写真である。
図5(c)は、単一層開口水不溶性支持体を有する、比較洗浄製品の1つの実施形態によって生成された泡の写真である。
図6(a)および(b)は、互いに接着された不溶性支持体の2つの層を有する、本発明の洗浄製品の2つの実施形態によって生成された泡の写真である。
【0014】
ここで図面を参照すると、同様な番号は同様な要素を表わしているが、図1において洗浄製品10は、織物12全体において均一または不均一配列として分配されている開口部14を含む水不溶性支持体または織物12から構成されている。
【0015】
ここで図2を参照すると、洗浄製品20は、界面28に沿って第二層26の上に積層された第一層22を含んでいる。第一層22は、第一層22全体に均一あるいは不均一に分配された開口部24を含んでいる。第二層26は、好ましくは第一層22よりも緻密でない繊維配列を有する非開口織物である。
【0016】
図3において、図1に描かれている横断面2−2に沿って、洗浄製品10が示されている。
【0017】
図4において、図2に描かれている横断面4−4に沿って、洗浄製品20が示されている。第一層22は、界面28に沿って第二層26に積層されている。第一層22はまた、これの全体において均一あるいは不均一に分配された開口部24も含んでいる。
【0018】
図5(a)には、豊かで泡の多い泡が描かれているが、これは、表1に記載されている組成物0.75グラムでコートされた6×8インチ(152.4×203.2mm)開口PGI織物の単一層を含む本発明の拭取り紙によって、下記の泡立て方法にしたがって生成された泡である。
【0019】
図5(b)には、豊かで泡の多い泡が描かれているが、これは、表3に記載されている組成物0.75グラムでコートされた6×8インチ(152.4×203.2mm)開口PGI織物の単一層を含む本発明の拭取り紙によって、下記の泡立て方法にしたがって生成された泡である。
【0020】
図5(c)には、ゆるくて泡の多い泡が描かれているが、これは、表1に記載されている組成物0.75グラムでコートされた6×8インチ(152.4×203.2mm)非開口CLC 062織物の単一層を含む比較拭取り紙を用いて、下記の泡立て方法にしたがって生成された泡である。
【0021】
図6(a)には、クリーム状の泡の多い泡が描かれているが、これは、カーリー(Carlee)高ロフト織物の単一層に接着された、表4に記載されている組成物4.8グラムでコートされた6×8インチ(152.4×203.2mm)開口PGI織物の単一層を含む本発明の拭取り紙を用いて、下記の泡立て方法にしたがって生成された泡である。
【0022】
図6(b)には、クリーム状の泡の多い泡が描かれているが、これは、カーリー高ロフト織物の単一層に接着された、表4に記載されている組成物4.8グラムでコートされた6×8インチ(152.4×203.2mm)開口デュポン(DuPont)8688織物の単一層を含む本発明の拭取り紙を用いて、下記の泡立て方法にしたがって生成された泡である。
【0023】
本発明の拭取り紙の泡は、比較拭取り紙の泡のゆるくて泡の多い、または空気の多い外見に比べて、豊かなまたはクリーム状の外見を特徴とする。豊かなまたはクリーム状の泡立ちの泡の直径分布は狭く、実質的に均一であり、平均の泡直径は、好ましくは約200ミクロン以下である。これに対して、ゆるくて泡の多いまたは空気の多い泡立ちの泡の直径分布は、より幅広く、実質的に不均一であり、平均の泡直径は、約200ミクロン以上であり、一般的には約500ミクロン以上である。本発明の拭取り紙の泡の安定性または持続性も、比較拭取り紙の泡のものよりも実質的に大きい。
【0024】
本発明の乾燥した拭取り紙は、成分として水不溶性支持体を含む。「水不溶性」とは、この支持体が水中に浸漬された時に溶解しないか、あるいは容易にばらばらにならないことを意味する。非常に多様な材料を、支持体として用いることができる。次の非限定的な特徴が望ましい。
【0025】
(i)使用するのに十分な湿潤強さ、
(ii)十分な研磨性(abrasivity)、
(iii)十分なロフトおよび多孔性、
(iv)十分な厚さ、および
(v)適切なサイズ。
【0026】
前記基準を満たす適切な不溶性支持体の非限定的な例には、不織布支持体、織布支持体、ハイドロエンタングル支持体、エアエンタングル支持体等が含まれる。本発明の好ましい実施形態は、不織布支持体を使用するが、それは、これらが経済的であり、多様な材料として容易に入手しうるからである。不織布とは、この層が、織物として織られているのではなくて、むしろシート、特にティシューとして形成されている繊維から構成されているという意味である。これらの繊維はランダムであってもよく(すなわちランダム整合されている)、あるいはカードされていてもよい(すなわち主として一方向に配向されるようにコームされている)。さらには不織布支持体は、ランダム繊維層とカード繊維層との組合わせから構成されていてもよい。
【0027】
不織布支持体は、天然および合成の両方の多様な材料から構成されていてもよい。天然とは、これらの材料が、植物、動物、昆虫、または副産物に由来するという意味である。合成とは、これらの材料が、様々な人工材料から、または通常、普通の合成または天然テキスタイル長さの繊維のあらゆるもの、またはこれらの混合物を含む繊維質ウエブである材料から、主として得られるという意味である。
【0028】
本発明における成分として有用な天然材料の非限定的な例は、絹繊維、ケラチン繊維、およびセルロース繊維である。ケラチン繊維の非限定的な例には、ウール繊維、ラクダの毛の繊維等から選ばれる繊維が含まれる。セルロース繊維の非限定的な例には、木材パルプ繊維、綿繊維、麻繊維、ジュート繊維、亜麻繊維、およびこれらの混合物から成る群から選ばれる繊維が含まれる。木材パルプ繊維が好ましいが、すべての綿繊維(例えば綿パッド)は通常避けられる。
【0029】
本発明における成分として有用な合成材料の非限定的な例は、アセテート繊維、アクリル繊維、セルロースエステル繊維、モダクリル繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維、ポリビニルアルコール繊維、レーヨン繊維、およびこれらの混合物から成る群から選ばれる材料が含まれる。これらの合成材料のいくつかの例には、アクリル、例えばアクリラン(Acrilan)(登録商標)、クレスラン(Creslan)(登録商標)、およびアクリロニトリルベースの繊維、オーロン(Orlon)(登録商標);セルロースエステル繊維、例えばセルロースアセテート、アーネル(Arnel)(登録商標)、およびアセレ(Acele)(登録商標);ポリアミド、例えばナイロン(例えばナイロン6、ナイロン66、ナイロン610等;ポリエステル、例えばフォートレル(Fortrel)(登録商標)、コデル(Kodel)(登録商標)、およびポリエチレンテレフタレート繊維、ダクロン(Dacron)(登録商標);ポリオレフィン、例えばポリプロピレン、ポリエチレン;ポリビニルアセテート繊維、およびこれらの混合物が含まれる。
【0030】
天然材料から製造された不織布支持体は一般的に、これらの繊維の液体懸濁液から細かいワイヤスクリーン上に形成されるのが最も普通であるウエブまたはシートから成っている。本発明において有用な天然材料から製造された支持体は、非常に多様な商品源から得ることができる。
【0031】
本発明において有用な合成材料から製造された不織布支持体もまた、非常に多様な商品源から得ることができる。例えば約50%セルロースと約50%ポリエステルとを含み、かつ1平方ヤードあたり約60gsyまたは2.2ox(0.072kg/m)の坪量を有し、1平方インチあたり約150から160開口部(1cmあたり23.3から24.8開口部)を有する、寸法が約1.5mm×2mmの長方形開口部を有するハイドロエンタングル材料である、デュポン・ケミカル社(Dupont Chemical Corp)から入手しうるソンタロ(Sontaro)(登録商標)8868;PGI社の、1平方インチあたり約40から45開口部(1cmあたり6.2から7.0開口部)を有する、寸法が約2mm×3mmの長方形開口部を有する、2.35oz/平方yd(0.080kg/m)、63%レーヨン/29%PET/8%バインダー織物であるPGIラベット(Lavett)織物;カーリー社(Carlee Corporation)の、2.0oz/平方yd(0.068kg/m)、100%ポリエステル織物であるカーリー高ロフト織物;およびキンバリー・クラーク社(Kimberly Clark Corporation)の、1平方ヤードあたり約2.5oz(0.085kg/m)、100%ポリエステル織物であるKC5A高ロフト織物である。
【0032】
この発明の目的のための支持体として最も好ましいのは、不織布支持体であり、特に10:90から90:10、好ましくは20:80から80:20、最適には40:60から60:40の重量比におけるレーヨン/ポリエステルのブレンドである。最も有用な支持体は、70:30レーヨン/ポリエステル不織布拭取り紙製品である。
【0033】
およそ1から100枚、好ましくは5から50枚の単一拭取り紙が、ディスペンスポーチまたは容器、好ましくは湿分不浸透性ポーチまたは容器の中に保存されてもよい。保存の間およびディスペンスとディスペンスとの間に、このポーチまたは容器は、好ましくは再シール可能である。単一の拭取り紙を含むポーチが使用されてもよい。
【0034】
本発明の乾燥した洗浄拭取り紙は、湿潤柔軟性を有することを特徴とする。換言すれば、この拭取り紙は、使用中に水で飽和されている間に、潰された後で実質的にそのもとの形状に戻る能力を有する。
【0035】
「実質的にそのもとの形状に戻る」とは、本明細書において、下記のような段階的荷重(loading)および荷重除去バルクテストを用いて、そのもとのz軸寸法の少なくとも30パーセント、好ましくは40パーセントまで戻る単一開口織物として規定される。織布および不織布織物に湿潤柔軟性を付与する方法は、当該技術でよく知られている。不織布の湿潤柔軟性を改良するための当該技術において認められている方法には、1)ラテックス、アクリル、またはその他のバインダーのレベルの増加;2)2つまたはそれ以上の織物の互いの積層;3)より長いおよび/またはより堅い繊維の使用;4)より大きい直径の繊維の使用;または5)より堅い織物を形成するために例えばニードルパンチを使用することなどによる製造方法の変更等が含まれる。
【0036】
本発明の乾燥した洗浄拭取り紙は、少なくとも1つの開口織物を含む。この場合、開口部またはホールを取囲む束になった繊維セグメントの網状組織によって;あるいは開口されているか、またはスリットまたはその他の開口部が備えられた連続不織布ウエブとして、1つのパターンが作製されている。1つの好ましい実施形態において、水不溶性材料は、複数の巨視的開口部を有する水不溶性繊維の実質的に連続した網状組織である。巨視的開口部は、水不溶性材料の固有の細孔サイズと比べて大きい開口部として規定される。
【0037】
例えば一般的なスパンボンドまたはボンドカードウエブにおいて、巨視的開口部は、見たところ、隣接繊維間の特徴的細孔というよりは、ウエブの中に故意に導入されたホールまたは空隙であるように見えるであろうし、これは具体的には、約0.1mmから約5mm、またはそれ以上、好ましくは約1mmから約5mmの特徴的な幅を有するであろう。有用な特徴的幅は、開口部の面積を周長で割ったものの4倍として定義することができる。有用な織物開口部の密度は、1平方インチあたり約10から700(1cmあたり約1.6から約108.5)、好ましくは1平方インチあたり約20から500(1cmあたり約3.1から約77.5)である。
【0038】
上で考察されているように、不織布ウエブは、当該技術で既知の合成繊維から製造されてもよく、スパンボンドウエブ、メルトブローンウエブ、ボンドカードウエブ、あるいは当該技術で既知のその他の繊維質不織布構造であってもよい。例えばポリエステル不織布ウエブ、例えば低坪量スパンボンド材料には、下記の方法による開口部が備えられてもよいであろう。すなわち、ピン開口;ウエブのパーフエンボス(perf embossing)および機械的ストレッチング;ウエブの中に開口部またはホールを備えるためのダイパンチングまたはスタンピング;ウエブに1つのパターンを付与する、型押し(patterned)、または模様付き(textured)、または三次元の支持体の上にある時に、水噴射と繊維質ウエブとの相互作用による繊維の再配列によって開口部を付与するためのハイドロエンタングル;ウエブの中に所望の開口部またはホールを切取る水ナイフ;ウエブのいくつかの部分を切取るレーザーカッター;型押し成形技術、例えば巨視的開口部を付与するための、型押し支持体上の合成繊維のエアレイ;繊維を係合および移動させるための、数組の有棘針でのニードルパンチ;および当該技術において既知のその他の方法である。好ましくはこれらの開口部は、この吸収体の外側シートの少なくとも一部分上に規則的パターンとして備えられている。
【0039】
本発明の水不溶性支持体または織物は、2つまたはそれ以上の層を含んでいてもよく、これらの層の各々は、異なるテキスチャーおよび磨耗性を有する。これらの異なるテキスチャーは、材料の異なる組み合わせの使用から、または剥離作用のためのより高い研磨性側と穏やかな洗浄のためのよりソフトな吸収側とを有する支持体の使用の結果生じうる。さらにはこの支持体の別々の層は、異なる色を有し、これによってユーザーがこれらの表面を識別するのを助けるように製造されてもよい。
【0040】
開口織物またはシートは、積層、接着剤、縫合、留め具、またはその他の当該技術で認められた結合方法によって、水不溶性繊維(「第二シート」)の少なくとも1つの他方不織布シートに接着されてもよい。好ましくは第二シートは、積層、接着剤、および関連薬剤を用いて開口シートに付着される。これには、ホットメルト、ラテックス、グルー、デンプン、ワックス等が含まれる。これらは、この開口シートの上部区域を、第二シートの隣接部分と接着または接合させる。好ましくは接着剤は、開口シートと第二シートとの間の接着を実施するために、開口シートの最も高い部分にのみ塗布され、これらの開口部に実質的に接着剤が含まれないようにする。
【0041】
接着剤塗布は、ホットメルトグルーおよび熱可塑性材料のメルトブローン塗布、溶融または溶解接着剤のスプレーまたは渦巻きノズル、接合前の片面または両面への接着剤材料のプリント等によって実施することができる。接着剤が、開口シートと水不溶性物質との接触に先立って、スプレー、ミスト、エーロゾル、または何らかの形態の小滴によって開口シートに直接塗布されるならば、その場合には、目詰まりを避けるために開口部への接着剤の塗布を防ぐためにテンプレートまたは型押しシールドを用いることが望ましい。
【0042】
好ましくは第二シートは、ポリエステルまたはポリエステルとセルロースとのブレンドから構成され、開口部を含まず、1平方ヤードあたり約1から5オンス(約0.034から0.170kg/m)、好ましくは1平方ヤードあたり約2から3オンス(約0.0678から0.1017kg/m)の坪量の高ロフト特徴を有し、任意にはバインダーを含む。有用なバインダーは、この織物の総重量の約5から40重量%、好ましくは約5から25重量%の量で織物に添加されるラテックスまたはアクリル材料を含む。
【0043】
本発明の拭取り紙はまた、泡立ち界面活性剤も含む。「泡立ち界面活性剤」とは、水と組合わされ、機械的に攪拌された時に、フォームまたは泡を発生させる界面活性剤を意味する。好ましくはこれらの泡立ち界面活性剤は、マイルドであるべきである。このことは、これらが十分な洗浄または浄化というメリットを与えなければならないが、皮膚または毛髪を過度に乾燥させないにもかかわらず、上記の泡立ち基準を満たさなければならないということを意味する。
【0044】
本発明の製品は一般的に、支持体に対する泡立ち界面活性剤の重量比が、約0.005〜2、好ましくは約0.05〜1、より好ましくは約0.1〜0.5である。
【0045】
非常に多様な泡立ち界面活性剤が本発明において有用であり、これには、アニオン性、非イオン性、カチオン性、両性、およびこれらの泡立ち界面活性剤混合物が含まれる。
【0046】
本発明において有用なアニオン性泡立ち界面活性剤には、下記の種類を含む次の非限定的な例がある:
(1)直鎖または枝分かれ鎖形状配置において、アルキル基が9から15個の炭素原子、好ましくは11から14個の炭素原子を含むアルキルベンゼンスルホネート。特に好ましくは、アルキル鎖中に約12個の炭素原子を含む線状アルキルベンゼンスルホネートである。
【0047】
(2)8から22個の炭素原子、好ましくは12から16個の炭素原子を有するアルコールを硫酸塩化することによって得られるアルキルスルフェート。これらのアルキルスルフェートは、式ROSO−M(ここにおいてRは、C8〜22アルキル基であり、Mは一価および/または二価カチオンである)を有する。
【0048】
(3)アルキル部分に8から22個の炭素原子、好ましくは12から16個の炭素原子を有するパラフィンスルホネート。これらの界面活性剤は、ヘキスト・セラネーズ社(Hoechst Celanese)からホスタピュア(Hostapur)SASという商品として入手しうる。
【0049】
(4)8から22個の炭素原子、好ましくは12から16個の炭素原子を有するオレフィンスルホネート。最も好ましくは、バイオタージ(Bioterge)AS40(登録商標)として入手しうるナトリウムC14〜C16オレフィンスルホネートである。
【0050】
(5)30モル未満、好ましくは12モル未満の酸化エチレンでエトキシル化された、8から22個の炭素原子、好ましくは12から16個の炭素原子を有するアルコールに由来するアルキルエーテルスルフェート。最も好ましくは、スタンドポル(Standopol)ES−2(登録商標)という商品として入手しうる2モル平均エトキシル化から形成されたナトリウムラウリルエーテルスルフェートである。
【0051】
(6)アルキル部分に8から22個の炭素原子、好ましくは12から16個の炭素原子を有するアルキルグリセリルエーテルスルホネート。
【0052】
(7)式RCH(SO−M)CO(ここにおいて、Rは直鎖または枝分かれC〜C18アルキル、好ましくはC12〜C16であり、Rは直鎖または枝分かれC〜Cアルキル、好ましくはCアルキルであり、Mは一価または二価カチオンを表わす)の脂肪酸エステルスルホネート。
【0053】
(8)6から18個、好ましくは8から16個の炭素原子を有する第二アルコールスルフェート。
【0054】
(9)10から22個の炭素原子を有する脂肪アシルイセチオネート。ココイルイセチオン酸ナトリウムが好ましい。
【0055】
(10)アルキル基が各々3から20個の炭素原子を有するジアルキルスルホスクシネート。
【0056】
(11)式RCON(CH)CHCHCOM(ここにおいて、Rは約10から約20個の炭素原子を有するアルキルまたはアルケニルであり、Mは水溶性カチオン、例えばアンモニウム、ナトリウム、カリウム、およびトリアルカノールアンモニウムである)に対応するアルカノイルサルコシネート。最も好ましくはラウロイルサルコシン酸ナトリウムである。
【0057】
(12)アルキル基が8から18個の炭素原子を有するアルキルラクチレート。パターソン・ケミカル社(Patterson Chemical Company)から入手しうるパチオニック(Pationic)138C(登録商標)として販売されているラウリルラクチル酸ナトリウムが最も好ましい。
【0058】
(13)8から16個の炭素原子を有するタウレート。ココイルメチルタウレートが好ましい。
【0059】
本発明に適した非イオン性泡立ち界面活性剤には、疎水物質1モルあたり2から100モルの酸化エチレンまたは酸化プロピレンで縮合されたC10〜C20脂肪アルコールまたは酸性疎水物;2から20モルの酸化アルキレンで縮合されたC〜C10アルキルフェノール;エチレングリコールのモノ−およびジ−脂肪酸エステル、例えばエチレングリコールジステアレート;脂肪酸モノグリセリド;ソルビタンモノ−およびジ−C〜C20脂肪酸;およびポリソルベート(Polysorbate)80およびツイーン(Tween)80(登録商標)として入手しうるポリオキシエチレンソルビタン、ならびに前記界面活性剤のいずれかの組合わせが含まれる。
【0060】
その他の有用な非イオン性界面活性剤には、アルキルポリグリコシド、サッカライド脂肪アミド(例えばメチルグルコンアミド)、ならびに長鎖第三アミン酸化物が含まれる。後者のカテゴリーの例は、次のとおりである。すなわち、ジメチロドデシルアミン酸化物、オレイルジ(2−ヒドロキシエチル)アミン酸化物、ジメチルオクチルアミン酸化物、ジメチルデシルアミン酸化物、ジメチルテトラデシルアミン酸化物、ジ(20−ヒドロキシエチル)テトラデシルアミン酸化物、3−ジドデシオキシ−2−ヒドロキシプロピルジ(3−ヒドロキシプロピル)アミン酸化物、およびジメチルヘキサデシルアミン酸化物である。
【0061】
本発明に有用な両性泡立ち界面活性剤には、脂肪族第二および第三アミンが含まれる。これらのアミンにおいて、好ましくは窒素がカチオン状態であり、脂肪族基が直鎖または枝分かれ鎖であってもよく、これらの基のうちの1つが、イオン化しうる水可溶化基、例えばカルボキシ、スルホネート、スルフェート、ホスフェート、またはホスホネートを含んでいる。物質の例は、ココアミドプロピルベタイン、ココアンホアセテート、ココアンホジアセテート、ココアンホプロピオネート、ココアンホジプロピオネート、ココアミドプロピルヒドロキシスルタイン、セチルジメチルベタイン、ココアミドプロピルPG−ジモニウム塩化物ホスフェート、ココジメチルカルボキシメチルベタイン、セチルジメチルベタイン、およびこれらの組合わせである。
【0062】
支持体に対する泡立ち界面活性剤の重量比は、一般的に約0.005〜2、好ましくは約0.05〜1、より好ましくは約0.1〜0.5である。
【0063】
湿潤剤が、本発明の組成物中に組込まれてもよい。湿潤剤は通常、ポリオールである。代表的ポリオールには、グリセリン、ジグリセリン、ポリアルキレングリコール、より好ましくはアルキレンポリオール、およびこれらの誘導体が含まれる。これには、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、およびこれらの誘導体、ソルビトール、ヒドロキシプロピルソルビトール、ヘキシレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオール、イソプレングリコール、エトキシル化グリセロール、プロピオキシル化グリセロール、およびこれらの混合物が含まれる。最も好ましくは、アーコ・ケミカル社(Arco Chemical Company)からのMPジオールとして入手しうる2−メチル−1,3−プロパンジオールである。ポリオールの量は、この付着された組成物の約0.5から約95%、好ましくは約1から約50%、より好ましくは約1.5から20%、最適には約3から約10重量%であってもよい。
【0064】
本発明の含浸組成物はまた、揮発性および不揮発性種のシリコーンを含んでいてもよい。一般的な揮発性シリコーンは、ダウコーニング(Dow Corning)244、245、344、および345という商品として入手しうるシクロメチコーンである。線状揮発性ジメチコーンも適切である。不揮発性シリコーンには、2センチストークよりも大きい粘度のポリジメチルシロキサン、および商品源がダウコーニング193であるジメチコーンコポリオールとしても既知であるシリコーンコポリオールが含まれる。これらのシリコーンの量は、この付着された組成物の約0.01から約20、好ましくは約0.5から約3重量%であってもよい。
【0065】
モノマーおよびポリマーカチオン性コンディショニング剤も、この発明の目的のために有用である。これらのポリマーカチオン性コンディショニング剤の例には、下記のものが含まれる。すなわち、カチオン性セルロース誘導体、カチオン性デンプン、ジアリル第四アンモニウム塩とアクリルアミドとのコポリマー、第四級化(quaternized)ビニルピロリドン、ビニルイミダゾールポリマー、ポリグリコールアミン縮合物、第四級化コラーゲンポリペプチド、ポリエチレンイミン、カチオン化シリコーンポリマー(例えばアミドメチコーン)、ダウコーニング929という商標の他の成分との混合物として供給されたカチオン性シリコーンポリマー(カチオン化エマルジョン)、アジピン酸とジメチルアミノヒドロキシプロピルジエチレントリアミンとのコポリマー、カチオン性キチン誘導体、カチオン化グワールガム(例えばセラネーズ社によって製造されているジャグワール(Jaguar)C−B−S、ジャグワールC−17、ジャグワールC−16等)、第四アンモニウム塩ポリマー(例えばローヌ・プーランク社(Rhone Poulenc Company)のミラノール(Miranol)部によって製造されているミラポール(Mirapol)A−15、ミラポールAD−1、ミラポールAZ−1等)である。最も好ましくは、バスフ社(BASF Corporation)によって販売されているルビクワット(Luviquat)(登録商標)PQ11として入手しうるポリクオターニウム−11である。
【0066】
モノマーカチオン性コンディショニング剤の例は、下記一般構造式の塩である:
【0067】
【化1】
Figure 2004500422
式中、Rは、12から22個の炭素原子を有するアルキル基、および12から22個の炭素原子を有する芳香族、アリール、およびアルカリール基から選ばれ;R、R、およびRはそれぞれ独立して、水素、1から22個の炭素原子を有するアルキル基、および12から22個の炭素原子を有する芳香族、アリール、およびアルカリール基から選ばれ;Xは塩化物、臭化物、ヨウ化物、酢酸塩、リン酸塩、硝酸塩、硫酸塩、メチルスルフェート、エチルスルフェート、トシレート、ラクチレート、クエン酸塩、グリコレート、およびこれらの混合物から選ばれるアニオンである。さらにはこれらのアルキル基はまた、エーテル結合、またはヒドロキシまたはアミノ基置換基を含んでいてもよい(例えばこれらのアルキル基は、ポリエチレングリコールおよびポリプロピレングリコール部分を含んでいてもよい)。好ましくはこのアニオンはリン酸塩であり、特に好ましくはは、バスフ社からルビクワット(登録商標)モノCPとして入手しうるヒドロキシエチルセチルジモニウムホスフェートである。
【0068】
アミノシリコーンクワット(quat)も同様に用いることができる。最も好ましくは、シルテック社(Siltech Inc.)から入手しうる、シリコーンクオターニウム(Silicone Quaternium)8としてCTFAによって名付けられているシルクワット(Silquat)ADである。
【0069】
各カチオン剤の量は、この付着された組成物の約0.01から5重量%、好ましくは約0.1から約3重量%、最適には約0.3から約2.5重量%であってもよい。
【0070】
本発明の使い捨て単回使用パーソナルケア洗浄製品は、泡立ち界面活性剤および脂肪酸を、別々にあるいは同時に水不溶性支持体上に添加するかまたはその中に含浸することによって製造される。
【0071】
その結果生じた製品は実質的に乾燥している。「別々に」とは、これらの界面活性剤および脂肪酸が、最初に互いに組合わされずになんらかの順序で順次添加されうることを意味する。「同時に」とは、これらの界面活性剤および脂肪酸が、最初に互いに組合わされて、あるいは組合わされずに、同時に添加されうることを意味する。
【0072】
界面活性剤、脂肪酸、およびあらゆる任意成分が、当業者に既知のあらゆる手段によって、水不溶性支持体上に添加されるか、あるいはその中に含浸されうる。例えば添加は、スプレー、レーザープリント、スプラッシュ、浸漬、ソーキング、またはコーティングによるものであってもよい。
【0073】
水または湿分が、製造プロセス中に用いられるかまたは存在する時、結果として生じる処理済み支持体はついで乾燥され、したがってこれは実質的に水を含まない。この処理済み支持体は、当業者に既知のあらゆる手段で乾燥することができる。既知の乾燥手段の非限定的な例には、熱対流炉、放射熱源、マイクロ波炉、強制空気炉、および加熱ローラー、またはカムが含まれる。乾燥にはまた、周囲環境中に存在するもの以外の熱エネルギーの添加を伴なわない空気乾燥も含まれる。同様に様々な乾燥方法の組合わせを用いることができる。
【0074】
本発明の処理済み乾燥拭取り紙製品は、泡立ち界面活性剤、構造化剤、または揮発性溶剤、および任意に水不溶性機能剤を含む水性液体組成物を、開口シート上に添加するかまたはその中に含浸することによって製造される。
【0075】
開口シートをコートまたは含浸するための方法は、当該技術においてよく知られているので、ここでは詳しく述べない。好ましくは本発明の水性液体組成物は、スプレー、プリント、スプラッシュ、浸漬、ソーキング、または流しコーティング(flood coating)、スプレーコーティング、または計量投与を含むプロセスによってコートされる。より専門化した技術、例えばメイヤーロッド(Meyer Rod)、フローティングナイフ、またはドクターブレードも同様に用いることができる。
【0076】
コーティングまたは含浸、および任意に揮発性溶剤が用いられている場合の乾燥後、支持体に対する泡立ち界面活性剤の重量比は一般的に、約0.005〜2、好ましくは約0.05〜1、より好ましくは約0.1〜0.5である。
【0077】
水性液体組成物の開口シート中への含浸前またはその後、このシートを折畳んで積み重ねてもよい。ついでこのシートは、当該技術において既知の湿分および蒸気不透過性パッケージのどれかに包装される。
【0078】
使用者の皮膚または毛髪の処理のために、この処理済み拭取り紙が水で飽和され、手で操作されて、泡が発生させられ、局所塗布によって表面(例えば皮膚表面)に塗布され、所望の洗浄またはその他の機能を果たすのに有効な量の水性液体組成物が放出または付着される。この拭取り紙から送り出される水不溶性機能成分の量および局所塗布の頻度は、個々の使用者のニーズに応じて幅広く変えることができる。皮膚への個人的用途に関して、このような使用は、例えば毎日1日あたり約1回から約4回、好ましくは毎日1日あたり約2回から約3回である。1回の使用あたり用いられる拭取り紙の数は、1から約4枚の拭取り紙、好ましくは1から約2枚の拭取り紙であってもよい。各拭取り紙上に付着された水不溶性機能成分の量は一般に、拭取り紙1枚あたり約3.5mgから約175mgである。本発明の処理済み拭取り紙はまた、前記の投与方式を用いて、望ましくない皮膚の状態および/または感染に対して守るためあるいはこれを防ぐために、健康な皮膚表面に投与することによって予防的に用いることもできる。
【0079】
操作例および比較例以外、あるいは明らかにほかの指示がなされている場合以外は、材料の量を示すこの明細書におけるすべての数字は、「約」という単語によって修飾されているものと理解すべきである。
【0080】
次の実施例は、この発明の実施形態をより十分に例証する。ここにおいて、および添付クレームにおいて言及されているすべての部、パーセント、および割合は、ほかの記載がなされていなければ重量である。
【0081】
実施例1
本発明による洗浄製品は、表1から3に概略が示されている洗顔組成物を有していてもよい。表3の組成物0.75gを、いくつかの個々の6×8インチ(152.4×203.2mm)開口支持体の上に載せ、乾燥機で乾燥し、動的泡立ち係数を下記のように測定した。評価を目的として、非開口バックアイ(Buckeye)6009のサンプルに開口をつくった。非開口バックアイ6009を、動的泡立ち係数測定のための対照として用いた。
【0082】
【表1】
Figure 2004500422
【0083】
表1から3
表1から3による組成物を、次のように調製した。ヘキシレングリコール、ベタイン、およびポリクオターニウム7を、中程度から激しい攪拌下に互いに混合した。その後、反応器を80℃で攪拌下に加熱しながら溶解するまで、デシルポリグルコシド、サルコシネート、ラクチレート、およびトリグリセリドを別々に添加した。結果として生じた組成物を60℃まで冷却し、その後シリコーン第四アンモニウム塩を、この組成物中にブレンドした。香料および保存料を、組成物が45℃まで冷却された後でこの組成物中に混ぜ込んだ。ついで6インチ×8インチ(152.4×203.2mm)の1gの単一開口シートに、乾燥を行なわずに表1および3の組成物0.75gを加え、表2の組成物1.2グラムを加え、その後乾燥機で乾燥した。
【0084】
表4および5
表4および5による組成物を、次のように調製する。すなわち、ヘキシレングリコール、ポリマーJR400、ヒドロキシメチルセルロース、ナトリウムラウレトスルフェート、およびラウリルアルコールをすべて、中程度から激しい攪拌下に互いに混合する一方、この反応器を80℃に維持した。ついでクエン酸を添加して、pHを5.5に調節した。次にメチルクロロイソチアゾリオンおよびカプリル/カプリントリグリセリドを溶解し、このブレンドを45℃まで冷ましておき、その後香料を添加した。
【0085】
表6
表6による組成物を、次のように調製した。ステアリン酸を160から170°F(71から77℃)まで加熱し、これの5%を水酸化ナトリウムで中和した。ついでこのブレンドを180から200°F(82から94℃)まで加熱し、ナトリウムコシルイセチオネートを攪拌しつつ添加し、次にPEG8000、ベタイン、グリセリン、およびヒマワリ種子油を攪拌しつつ添加した。このブレンドが45℃まで冷却された後で、香料を添加した。
【0086】
表7
表7による組成物を、次のように調製した。すなわちステアリン酸、マルトデキストリン、PEG300、および水を、160から170°F(71から77℃)の温度で互いにブレンドし、ついでナトリウムコシルイソチオネートを、180から200°F(82から94℃)の温度で添加し、ついでPEG8000、次にベタニン、グリセリンを添加し、この混合物を170°F(77℃)以下まで冷ましておき、ついでヒマワリ種子油を添加した。最後に、ブレンドが45℃まで冷却された後で、香料を添加した。
【0087】
実施例2
本発明による洗浄製品は、表4から7に概略が示されている洗浄組成物を含んでいてもよい。次の実施例において、表4による組成物4.8gを、様々な個々の開口水不溶性支持体上に載せ、その後これを、下記のように個々の非開口高ロフト水不溶性支持体に積層した。この製品からの泡生成が枯渇するまで、(A)個々の開口コート織物単独と(B)積層製品との両方についての動的泡立ち係数を、当初泡容積測定の3つの反復実験(replicates)および総泡容積測定の3つの反復実験の平均として測定した。
【0088】
結果
【0089】
【表2】
Figure 2004500422
【0090】
【表3】
Figure 2004500422
【0091】
【表4】
Figure 2004500422
【0092】
実験テスト方法
湿潤柔軟性
次のテスト手順を用いて、含浸支持体の湿潤柔軟性を評価した。すなわち、サンプルを約2秒間水鍋に沈め、このサンプルの両側を吸取り紙と接触させて、過剰水を除去した。ついでサンプルをバルクテスト装置に入れ、サンプルの厚さまたはz軸距離を、0.10から3.0PSI(689.4から20682Nm−2)の漸増インクリメンタル荷重、ついで2.5から0.10PSI(17235から689.4Nm−2)の漸減インクリメンタル荷重で測定した。%湿潤柔軟性(または%z軸回復)は、z軸回復距離をz軸最大圧縮移動距離で割って計算し、ついでこの結果に100を掛けた。z軸回復距離は、非荷重サンプル回復高さと、3.0PSI(20682Nm−2)荷重におけるサンプル高さとの高さの差として得られた。
【0093】
【表5】
Figure 2004500422
【0094】
【表6】
Figure 2004500422
【0095】
【表7】
Figure 2004500422
【0096】
【表8】
Figure 2004500422
【0097】
【表9】
Figure 2004500422
【0098】
【表10】
Figure 2004500422
【0099】
【表11】
Figure 2004500422
【0100】
泡立ち性のテスト方法
図5(a)、(b)、(c);6(a)および(b)に描かれ、かつ表2(A)および(B)に記載されている泡は、流れる温水でサンプルを湿らせ、約3から4秒間繰返しこのサンプルを絞ることによって発生させた。
【0101】
動的泡容積係数は、サンプルの泡容積対実施例1および2についての対照の泡容積の比として計算した。実施例1の対照は、バックアイ6009フラット木材パルプ非開口織物であった。実施例2Aの対照は、フェリックス(Felix)7027フラット非開口織物であり、実施例2Bの対照は、カーリー高ロフト織物で積層された同じフェリックス織物であった。
【0102】
従来の泡容積(漏斗方法)テストを用いた。このテストは、2つの大きいシンク、10.5インチ(266.7mm)直径の測定用漏斗、および底部がきれいに除去されている100mlメスシリンダーを含んでいた。このシリンダーを、0mlマークが漏斗のステム部の上に来るようにはめ込んだ。ついでこのシリンダーを漏斗に密封した。この手順は、この漏斗をシンク#1の底部に配置することを含んでいた。蒸留水を、漏斗の0mlマークまで添加した。水道水を、水レベルが漏斗の0mlマークに達するまで添加した(約120ppmの水の硬度)。ついで95から103°F(35から39.5℃)の所望の温度をセットした。
【0103】
サンプルを、95から103°F(35から39.5℃)で流れる水道水の下に置き、約5秒間浸してサンプルを状態調節した。ついでサンプルを、流水下に両手の間に挟み、10回半回転させて、泡形成を開始した。ついでサンプルを、手で15回半回転させて泡を増やした。ついでサンプルを脇に置き、手を動かして10秒間泡を増加させた。ついで漏斗を手の上に置き、両手をシンク#1の中に入れた。手が十分に浸漬された時、漏斗の下から手を滑らせる。漏斗をシンクの底部まで下げ、泡容積を読取った。記録された値を、当初泡容積と名付けた。このプロセスを繰返し、もう泡が見られなくなるまで泡容積を記録した。ついで総泡容積を合計し、これを枯渇(exhaustion)泡容積と名付けた。
【0104】
前記の説明および実施例は、本発明の選ばれた実施形態を例証している。これに鑑みて、変形例および修正例が当業者に示唆されるが、これらのすべては、この発明の範囲および精神に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
単一層開口水不溶性支持体を有する、本発明の洗浄製品の1つの実施形態の透視図である。
【図2】
互いに接着された不溶性支持体の2つの層を有する本発明の洗浄製品のもう1つの実施形態の透視図である。
【図3】
図1の線2−2に沿う断面図である。
【図4】
図2の線4−4に沿う断面図である。
【図5a】
単一層開口水不溶性支持体を有する、本発明の洗浄製品の2つの実施形態によって生成された泡の写真である。
【図5b】
単一層開口水不溶性支持体を有する、本発明の洗浄製品の2つの実施形態によって生成された泡の写真である。
【図5c】
単一層開口水不溶性支持体を有する、比較洗浄製品の1つの実施形態によって生成された泡の写真である。
【図6a】
互いに接着された不溶性支持体の2つの層を有する、本発明の洗浄製品の2つの実施形態によって生成された泡の写真である。
【図6b】
互いに接着された不溶性支持体の2つの層を有する、本発明の洗浄製品の2つの実施形態によって生成された泡の写真である。

Claims (18)

  1. 使用前は実質的に乾燥しており、少なくとも30%の湿潤柔軟性を有し、かつ
    (I)水不溶性支持体と、
    (II)泡立ち界面活性剤と
    を含む、使い捨て単回使用パーソナルケア洗浄製品。
  2. この水不溶性支持体が、不織布、織布、ハイドロエンタングル、およびエアエンタングル支持体から成る群から選ばれる少なくとも1つのシートを含む、請求項1に記載の製品。
  3. この水不溶性支持体が、少なくとも1つの開口シートを含む、請求項1または2に記載の製品。
  4. 前記開口部は、その長軸に沿う平均直径が、約0.1mmから1.0cmである、請求項3に記載の製品。
  5. 前記開口部の長軸に沿う平均直径が、約1から5mmである、請求項4に記載の製品。
  6. 湿潤柔軟性、および少なくとも約1.4の動的泡立ち容積係数を有する、請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載の製品。
  7. 支持体に対する泡立ち界面活性剤の重量比が、約0.00〜2である、請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載の製品。
  8. 前記重量比が、約0.1〜0.5である、請求項7に記載の製品。
  9. 前記泡立ち界面活性剤が、アニオン性、両性、および非イオン性界面活性剤、およびこれらの混合物から成る群から選ばれる、請求項1〜8のうちのいずれか1項に記載の製品。
  10. 前記泡立ち界面活性剤が、少なくとも1つのベタインと少なくとも1つのサルコシネート界面活性剤とを含む、請求項9に記載の製品。
  11. 水不溶性支持体が、少なくとも1つの開口シートと、少なくとも1つの開口シートに接着された少なくとも1つの非開口シートとを含む、請求項1〜10のうちのいずれか1項に記載の製品。
  12. 前記の少なくとも1つの非開口シートが、支持体に対して約1.0未満の重量比で泡立ち界面活性剤を含む、請求項11に記載の製品。
  13. 前記湿潤柔軟性が、約40%よりも大きい、請求項1〜12のうちのいずれか1項に記載の製品。
  14. (i)支持体に対して約0.005〜約2の泡立ち界面活性剤を含む組成物で、水不溶性支持体を含浸することと、
    (ii)前記洗浄製品が、約0.15未満の水対支持体重量比を含むまで、前記含浸支持体を乾燥させることと
    を含む、請求項1に記載の製品の調製方法。
  15. 前記乾燥支持体が、少なくとも約40%の湿潤柔軟性を有する、請求項14に記載の方法。
  16. 支持体に対する界面活性剤の重量比が、約0.1〜0.5である、請求項14または15に記載の方法。
  17. 請求項1に記載の製品を、皮膚または毛髪に塗布することを含む、皮膚または毛髪の洗浄方法。
  18. 前記身体洗浄製品が、少なくとも1.4の動的泡立ち容積係数を有する、請求項17に記載の方法。
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