JP2004362627A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Yoshiaki Kuriki
義明 栗木
Kyoji Kasuga
恭二 春日
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Abstract

【課題】装置全体の薄型化を図ることが可能な光ディスク装置の提供。
【解決手段】光ディスク装置は、装置本体15と、トレイ7と、トレイ搬送駆動機構と、光ディスクドライブ装置20と、クランパー1と、回動支点3bを有するクランパー駆動機構2と、回動支点2b−2b´を有するホルダー部材4と、クランパー姿勢保持アーム3とを具備する。クランパー1がクランパー駆動機構2の回動に伴って第1の位置から第2の位置へと移動した時、クランパー姿勢保持アーム3がクランパー駆動機構2の回動支点3bを中心としてクランパー1の一部を保持しながら回動し、クランパー1の光ディスクメディア13に対する姿勢を変えないように保持する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録又は再生が可能な記録媒体として互換性を備えた光ディスク及び光ディスクを内蔵したカートリッジを光ディスクメディアとして記録・再生する光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、光ディスクや、カートリッジに格納された光ディスクなどの光ディスクメディアを、装置本体の外部に排出された状態から装置本体の内部に装填された状態へと搬送するトレイ搬送方式の光ディスク装置としては、CD(Compact Disc),DVD(Digital Versatile Disk)といったメディアに対応した装置があり、これらの装置では、裸の光ディスクメディアを装着状態に搬送し、唯一、DVD−RAM(Digital Versatile Disk−Random Access Memory)メディアに関しては、光ディスクがカートリッジに内蔵されているため、DVD―RAMカートリッジごと装置本体の内部に搬送し、光学的に情報を記録又は再生するものであり、ターンテーブル側、又は、クランパー側に磁石体部材を具備し、その対応する部材側に磁性体部材を設け、磁気力により光ディスクメディアのチャッキングを行うものが主である。
【0003】
特許文献1で開示された従来例では、裸の光ディスクメディア、及びDVD―RAMカートリッジに対するクランパー機構の薄型化が挙げられており、図10は、従来の光ディスク装置の要部の構成を示す上面図であり、トレイ7は、図示しないトレイ搬送駆動機構により光ディスクメディア、DVD−RAMカートリッジ(図示せず)を搬送するものであり、装置本体の内部上方を覆ったホルダー部材4上に、クランパー1を保持するクランパー駆動機構2の回動支点2b−2b′及び付勢スプリング6が具備され、付勢スプリング6は、クランパー駆動機構2のクランパー保持部2aを光ディスクメディア13の光ディスク13aから離す方向に付勢力を与えるように取り付けられている。
【0004】
図11は、従来の光ディスク装置のクランパーの第1の位置における光ディスクのチャッキング状態を示す側面図、図12は、従来の光ディスク装置のクランパーの第2の位置における光ディスクのチャッキング解放状態を示す側面図である。
図11は、光ディスクメディア13の光ディスク13aがチャッキングされている状態を示しており、トレイ7のトレイカム部7aのカム上にクランパー駆動機構2のクランパー駆動操作部2cが当接し、付勢スプリング6の付勢力に抗した形でクランパー1を第1の位置で回転可能に保持している。
【0005】
図12は、光ディスクメディア13の光ディスク13aがチャッキングされていない状態を示しており、トレイ7のトレイカム部7aは、クランパー駆動機構2のクランパー駆動操作部2cと離れており、クランパー駆動機構2は、付勢スプリング6の付勢力によりクランパー駆動機構2のクランパー保持部2aが上に持ち上げられ、クランパー1は、第2の位置に保持されている。
【0006】
この光ディスク装置では、カートリッジに内蔵された光ディスクメディアとして現在市販されているDVD−RAMカートリッジの開口部分が光ディスク13aの上下に設けられているため、光ディスク13aから離れた位置のクランパー1と光ディスク13aをスピンドルモータ9のターンテーブル上にチャッキングした位置との高さとしての移動距離が小さくなっていることと、クランパー1のフランジ間の距離がクランパー駆動機構2により光ディスクメディア上方保持された時に、クランパー駆動機構2のクランパー保持部2aの傾斜に依存せず、光ディスクメディア13に対して平行になることができる大きさが必要であることが前提である。
【0007】
また、特許文献2に開示された従来例では、クランパー自身を光ディスクに対して平行に近離移動させることにより、装置の薄型化を示しているが、この機構も同様に、カートリッジ前面が開口されていることが条件であり、カートリッジ前面が開口されていない場合、トレイ上のカムがカートリッジ範囲内まで形成されなければならず、クランパーの上下駆動ができないことになる。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−312628号公報
【特許文献2】
特開平11−185341号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、カートリッジに内蔵された光ディスクメディアとして現在市販されているDVD−RAMカートリッジ(図示せず)では、開口部分が光ディスクの上下に設けられ、挿入側もそれに合わせて外周部分が切り欠かれているため、光ディスクから離れた位置のクランパーと光ディスクをターンテーブル上にチャッキングした位置との高さとしての移動距離が小さくすることが可能であるが、光ディスクとピックアップとのワーキングディスタンスが小さくなり、挿入方向のピックアップ側の切り欠きが大きくなると、カートリッジの強度不足の点からクランパー側のカートリッジの外縁部を切り欠くことが困難になり、カートリッジの光ディスク記録面の背面を開口しているにもかかわらず、外縁部はカートリッジの高さ寸法を確保しているディスク背面開放型カートリッジ12が出てきている。
【0010】
このようなディスク背面開放型カートリッジ12の場合、図12に示したように、従来例のクランパー駆動機構2によって第2の位置でクランパー1を上部保持した時、ディスク背面開放型カートリッジ12の側面壁との衝突を回避するため、さらに上方にクランパー1を退避させる必要があるため、クランパー駆動機構2の回動量を増やすか、クランパー1のフランジ間距離を増やさなければならず、装置の薄型化は障害となる。
【0011】
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであり、光ディスクやカートリッジに内蔵された光ディスクなどの光ディスクメディアを操作可能にするため、クランパー駆動機構を具備することが必要であるが、カートリッジサイズの影響によるクランパー駆動機構の駆動量を増加させることなく、クランパーの逃げ量を確保するために、クランパー駆動機構にクランパーを別駆動する補助部材としてクランパー姿勢保持部材を設けてクランパーを光ディスクに対して常に平行に保持することにより、装置全体の薄型化を図ることを可能とした光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の光ディスク装置は、光学的に情報の記録/再生が可能な光ディスクメディアを排出状態から装填状態へと搬送するトレイ搬送方式の光ディスク装置であって、函状体からなる装置本体と、前記装置本体に対して出入自在な前記光ディスクメディアを載置するトレイと、前記装置本体の内部に配設された前記トレイの搬入/搬出を行うためのトレイ搬送駆動機構と、前記光ディスクメディアの光ディスクを載せて回転させるターンテーブルを有するスピンドルモータを備え、前記装置本体の内部に回動可能に配設された前記光ディスクに記録されている情報をピックアップして取り出すための光ディスクドライブ装置と、前記装置本体の内部に前記光ディスクドライブ装置の前記スピンドルモータのターンテーブルに臨んで近接・離間自在に配設された前記光ディスクをクランプするためのクランパーと、前記装置本体の内部に回動可能に配設された前記クランパーを保持するクランパー駆動機構と、前記装置本体の内部に固設された前記クランパー駆動機構の回動支点を有するホルダー部材と、前記クランパー駆動機構に回動可能に配設された前記クランパーの姿勢を前記光ディスクに対して常時変わらないように保持するクランパー姿勢保持部材とを具備し、前記クランパー駆動機構が、前記クランパー姿勢保持部材の回動支点を有し、前記トレイが前記トレイ搬送駆動機構によって前記装置本体の内部に搬入された時、前記光ディスクドライブ装置が前記スピンドルモータのターンテーブルを前記光ディスクに向って近接するように回動されると共に、前記クランパー駆動機構が前記トレイの搬入動作に連動して前記ホルダー部材の回動支点を中心として前記光ディスクドライブ装置と反対方向に回動され、前記クランパーが前記光ディスクを前記スピンドルモータのターンテーブル上にチャッキングする第1の位置に移動し、前記トレイが前記トレイ搬送駆動機構によって前記装置本体の内部から外部へと搬出された時、前記光ディスクドライブ装置が前記スピンドルモータのターンテーブルを前記光ディスクに対して離間するように回動されると共に、前記クランパー駆動機構が前記トレイの搬出動作に連動して前記ホルダー部材の回動支点を中心として前記光ディスクドライブ装置と反対方向に回動され、前記クランパーが前記光ディスクをチャッキングする第1の位置から前記スピンドルモータのターンテーブルから離間した第2の位置に移動し、前記クランパー姿勢保持部材が、前記クランパーが前記クランパー駆動機構の回動に伴って前記第1の位置から前記第2の位置へと移動した時、前記クランパー駆動機構の回動支点を中心として前記クランパーの一部を保持しながら回動し、前記クランパーの前記光ディスクメディアに対する姿勢を変えないように制御することを特徴とする構成を有するものである。
【0013】
本発明の光ディスク装置は、上記クランパー姿勢保持部材により、上記第2の位置で上記クランパーの姿勢を上記光ディスクに対して常時変わらないように保持するために、上記クランパー駆動機構のクランパー保持部の前記クランパー姿勢保持部材側を、前記クランパーのフランジの直径よりも大きく切り欠いてある。
【0014】
本発明の光ディスク装置は、上記装置本体の内部に固設した上記ホルダー部材の一部に、上記クランパーの姿勢を制御する上記クランパー姿勢保持部材の駆動部を設けた。
【0015】
本発明の光ディスク装置は、上記クランパー駆動機構の一部に、上記クランパーが第2の位置に達した時、上記クランパー姿勢保持部材の回動を停止させる回転防止部材を設けた。
【0016】
本発明の光ディスク装置は、上記クランパー姿勢保持部材の上記クランパーのフランジ間に入り込む上記クランパー保持部の厚さを、上記クランパー駆動機構のクランパー保持部の厚さに対して同じか、あるいはそれよりも薄くした。
【0017】
本発明の光ディスク装置は、上記クランパー姿勢保持部材の上記クランパー駆動機構の上記クランパー保持部に当接する当接部を磁性体としてある。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態について、図面に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明の光ディスク装置は、光学的に情報の記録/再生が可能な光ディスクメディア13を排出状態から装填状態へと搬送するトレイ搬送方式の装置である。
【0019】
本発明の光ディスク装置は、函状体からなる装置本体15と、装置本体15に対して出入自在な光ディスクメディア13を載置するトレイ7と、装置本体15の内部に配設されたトレイ7の搬入/搬出を行うためのトレイ搬送駆動機構であるローディング駆動機構(図示せず)と、光ディスクメディア13の光ディスク13aを載せて回転させるターンテーブル9aを有するスピンドルモータ9を備え、装置本体15の内部に回動可能に配設された光ディスク13aに記録されている情報をピックアップして取り出すための光ディスクドライブ装置20と、装置本体15の内部に光ディスクドライブ装置20のスピンドルモータ9のターンテーブル9aに臨んで近接・離間自在に配設された光ディスク13aをクランプするためのクランパー1と、装置本体15の内部に回動可能に配設されたクランパー1を保持するクランパー駆動機構2と、装置本体15の内部に固設されたクランパー駆動機構2のクランパー駆動機構回動支点2b−2b´を有するホルダー部材4と、クランパー駆動機構2に回動可能に配設されたクランパー1の姿勢を光ディスク13aに対して常時変わらないように保持するクランパー姿勢保持部材であるクランパー姿勢保持アーム3とを具備している。
【0020】
本発明の光ディスク装置は、クランパー駆動機構2が、クランパー姿勢保持アーム3のクランパー姿勢保持部材回動支点3bを有し、トレイ7がローディング駆動機構によって装置本体15の内部に搬入された時、光ディスクドライブ装置20がスピンドルモータ9のターンテーブル9aを光ディスク13aに向って近接するように回動されると共に、クランパー駆動機構2がトレイ7の搬入動作に連動してホルダー部材4のクランパー駆動機構回動支点2b−2b´を中心として光ディスクドライブ装置20と反対方向に回動され、クランパー1が光ディスク13aをスピンドルモータ9のターンテーブル9a上にチャッキングする第1の位置に移動し、トレイ7がローディング駆動機構によって装置本体15の内部から外部へと搬出された時、光ディスクドライブ装置20がスピンドルモータ9のターンテーブル9aを光ディスク13aに対して離間するように回動されると共に、クランパー駆動機構2がトレイ7の搬出動作に連動してホルダー部材4のクランパー駆動機構回動支点2b−2b´を中心として光ディスクドライブ装置20と反対方向に回動され、クランパー1が光ディスク13aをチャッキングする第1の位置からスピンドルモータ9のターンテーブル9aから離間した第2の位置に移動し、クランパー姿勢保持アーム3が、クランパー1がクランパー駆動機構2の回動に伴って第1の位置から第2の位置へと移動した時、クランパー駆動機構2のクランパー姿勢保持部材回動支点3bを中心としてクランパー1の一部を保持しながら回動し、クランパー1の光ディスクメディア13に対する姿勢を変えないように制御する。
【0021】
本発明の光ディスク装置は、クランパー姿勢保持アーム3により、第2の位置でクランパー1の姿勢を光ディスク13aに対して常時変わらないように所定の姿勢に保持するために、クランパー駆動機構2のクランパー保持部2aのクランパー姿勢保持アーム3側を、クランパー1の下フランジ1bの直径よりも大きく切り欠いてある。
【0022】
本発明の光ディスク装置は、装置本体15の内部に固設したホルダー部材4の一部に、クランパー1の姿勢を制御するクランパー姿勢保持アーム3のクランパー姿勢保持部材駆動部4aを設けてある。
【0023】
本発明の光ディスク装置は、クランパー駆動機構2の一部に、クランパー1が第2の位置に達した時、クランパー姿勢保持アーム3の回動を停止させる回転防止部材2fを設けてある。
【0024】
本発明の光ディスク装置は、クランパー姿勢保持アーム3のクランパー1の上フランジ1aと下フランジ1bとの間に入り込むクランパー保持部3aの厚さを、クランパー駆動機構2のクランパー保持部2aの厚さに対して同じか、あるいはそれよりも薄くしてある。
【0025】
本発明の光ディスク装置は、クランパー姿勢保持アーム3のクランパー駆動機構2のクランパー保持部2aに当接する当接部であるクランパー姿勢保持部材ストッパー3dを磁石などの磁性体としてある。
【0026】
本発明の光ディスク装置は、記録又は再生が可能な記録媒体としての光ディスク13a,光ディスク13aのチャッキング面の逆側が開口しているカートリッジ内蔵型光ディスクなどの光ディスクメディア13を載置したトレイ7の搬入又は搬出を行うトレイ搬送駆動機構であるローディング駆動機構と、装置本体15の内部に搬入された光ディスク13aをチャッキングするためのターンテーブル9aを有するスピンドルモータ9を備えた光ディスクドライブ装置20と、光ディスク13aを挟んでその相対する方向にクランパー1とクランパー1を光ディスク13aに対して接離可能に保持するクランパー駆動機構2とを具備しており、そのクランパー駆動機構2は、装置本体15の内部に設けられた装置本体15の内部上方を覆うホルダー部材4上にクランパー駆動機構回動支点2b−2b´を有し、ローディング駆動機構によるトレイ7の搬入又は搬出駆動に連動して回動可能に具備され、光ディスク13aあるいはカートリッジが装置本体15の内部に搬入された時、トレイ7の搬入動作に連動してホルダー部材4上のクランパー駆動機構回動支点2b−2b´を中心に回動するクランパー駆動機構2に保持されたクランパー1が移動して、クランパー1が光ディスク13aをスピンドルモータ9のターンテーブル9a上にチャッキングする第1の位置に移動し、光ディスク13aあるいはカートリッジが装置本体15の内部から外部へと搬出される時、トレイ7の搬出動作に連動して前記回動方向と逆方向に回動するクランパー駆動機構2により、クランパー1が第1の位置である光ディスク13aのチャッキング位置から離間し、クランパー1が光ディスク13aあるいはカートリッジから所定距離を有する第2の位置に移動し、第2の位置でクランパー1を保持することを可能とし、クランパー1がクランパー駆動機構2の回動によって、第1の位置から第2の位置へと移動した時、クランパー駆動機構2上にクランパー姿勢保持部材回動支点3bを有し、回動可能に具備されたクランパー姿勢保持アーム3がクランパー駆動機構2の回動に連動して、クランパー1の一部を保持してクランパー1の姿勢を変えないようにすることにより、クランパー1の光ディスク13aあるいはカートリッジに対する姿勢を制御することを可能とした。
【0027】
本発明の光ディスク装置は、クランパー1の姿勢を制御するクランパー姿勢保持アーム3のクランパー姿勢保持部材駆動部4aを、クランパー駆動機構2のクランパー駆動機構回動支点2b−2b´を有する装置本体15の内部上方を覆う固定されたホルダー部材4の一部に設けている。
【0028】
本発明の光ディスク装置は、クランパー1が第2の位置に達した時、クランパー1を所定姿勢に保持するクランパー駆動機構2上にクランパー姿勢保持部材回動支点3bを有するクランパー姿勢保持アーム3の回動を停止させる回転防止部材2fを設けることにより、ホルダー部材4上に設けられたクランパー姿勢保持アーム3のクランパー姿勢保持部材駆動部4aがクランパー姿勢保持アーム3と当接しているために、クランパー姿勢保持アーム3の回動が停止すると、クランパー姿勢保持アーム3がストッパーとなり、ホルダー部材4上にクランパー駆動機構回動支点2b−2b´を有するクランパー駆動機構2の回動も停止させるようになっている。
【0029】
本発明の光ディスク装置は、クランパー1の姿勢を保持するクランパー姿勢保持アーム3のクランパー保持部3aの一部が、クランパー1の上フランジ1aと下フランジ1bとの間に入り込み、クランパー姿勢保持アーム3のクランパー保持部3aの厚さがクランパー駆動機構2のクランパー保持部2aに対して同じ厚さか、あるいはそれよりも薄い厚さとする。
【0030】
本発明の光ディスク装置は、クランパー保持部3aに設けられたクランパー姿勢保持アーム3のクランパー駆動機構2のクランパー保持部2aとの当接部であるクランパー姿勢保持部材ストッパー3dを磁性体とした。
【0031】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図9に示す図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る一実施形態の光ディスク装置の要部の構成を示す上面図である。
クランパー1は、クランパー駆動機構2のクランパー保持部2aとクランパー姿勢保持アーム3のクランパー保持部3aとによって所定円周内に保持されている。
【0032】
クランパー駆動機構2は、外フレーム8の内部に固設したホルダー部材4上に設けられたクランパー駆動機構回動支点2b−2b´を回動支点中心として回動されるようになっており、一方にクランパー保持部2aを有し、他方にクランパー駆動操作部2cを有し、ホルダー部材4上に配設された付勢スプリング6の付勢力により常時一方向に付勢されている。
【0033】
また、クランパー駆動機構2は、クランパー1の下フランジ1bの直径よりも大きく切り欠かれ、クランパー1の外周を受けていない切り欠きをクランパー保持部2aの一部に設けたクランパー保持切り欠き部2dを有し、そのクランパー保持切り欠き部2dにクランパー姿勢保持アーム3を配置するように構成されている。
【0034】
クランパー姿勢保持アーム3は、クランパー駆動機構2にクランパー姿勢保持部材回動支点3bを設けて具備され、付勢スプリング5,5の付勢力によりクランパー駆動機構2のクランパー保持部2aの厚さ内に収まるようにクランパー駆動機構2上に向って付勢され、ホルダー部材4上に設けられたクランパー姿勢保持部材駆動部4aによりクランパー駆動機構2の動きに連動して回動するようになっている。
【0035】
トレイ7は、トレイ搬送駆動機構であるローディング駆動機構(図示せず)によって、光ディスク13aやクランパー内蔵型カートリッジ11やディスク背面開放型カートリッジ12などの光ディスクメディア13を装置本体15の内部に搬入したり、あるいは、装置本体15の外部に搬出したりする。
【0036】
図2は、本発明に係る一実施形態の光ディスク装置のクランパーの第1の位置における光ディスクのチャッキング状態を示す側面図、図3は、本発明に係る一実施形態の光ディスク装置のクランパーの第2の位置における光ディスクのチャッキング解放状態を示す側面図である。
図2は、ディスク背面開放型カートリッジ12がローディング駆動機構によりトレイ7と共に装置本体15の内部に搬入され、光ディスクメディア13の光ディスク13aがチャッキングされた状態のクランパー1の第1の位置を示しており、図3は、ディスク背面開放型カートリッジ12がローディング駆動機構によりトレイ7と共に装置本体15の外部に搬出された状態で、クランパー1の第2の位置にクランパー1がクランパー駆動機構2により保持されていることを示している。
【0037】
図2において、ディスク背面開放型カートリッジ12は、光ディスクドライブ装置20のディスクドライブシャーシ10によりホールドされ、光ディスクメディア13の光ディスク13aが光ディスクドライブ装置20のスピンドルモータ9のターンテーブル9aとクランパー1により回転可能に拘束されている。
【0038】
クランパー駆動機構2は、クランパー駆動操作部2cを有し、搬入移動するトレイ7に設けられたトレイカム部7aがクランパー駆動機構2のクランパー駆動操作部2cに当接し、トレイ7の搬入が完了した時点で、トレイ7のトレイカム部7aによって、クランパー駆動機構2のクランパー駆動操作部2cがクランパー1を光ディスクメディア13の光ディスク13aを拘束可能な第1の位置であるチャッキング位置に保持される。
【0039】
この時、クランパー駆動機構2は、付勢スプリング6の付勢力によりクランパー駆動機構回動支点2b−2b´を中心としてトレイ7のトレイカム部7aの上面に向って付勢されている。
【0040】
また、クランパー姿勢保持アーム3は、クランパー1の回転を妨げることなく、付勢スプリング5,5の付勢力によりクランパー駆動機構2上に向って付勢されている。
【0041】
図3においては、トレイ7がディスク背面開放型カートリッジ12を保持した状態でローディング駆動機構(図示せず)によって装置本体15の外部に搬出されており、トレイ7のトレイカム部7aとクランパー駆動機構2のクランパー駆動操作部2cとは完全に離れている。
この状態で、クランパー駆動機構2は、付勢スプリング6の付勢力によって、光ディスクドライブ装置20のディスクドライブシャーシ10上に具備されたスピンドルモータ9から離れる方向にホルダー部材4のクランパー駆動機構回動支点2b−2b´を中心として回動する。
【0042】
この動きによって、クランパー1は、クランパー駆動機構2のクランパー保持部2aに保持された状態で第1の位置から移動し、クランパー駆動機構2の回動に連動して、クランパー姿勢保持アーム3のクランパー姿勢保持部材駆動操作部3cがホルダー部材4のクランパー姿勢保持部材駆動部4aと当接し、クランパー姿勢保持アーム3が付勢スプリング5,5の付勢力に抗しながらクランパー姿勢保持部材回動支点3bを中心として回動し、クランパー1のクランパー駆動機構2のクランパー保持部2aによる保持部の他端を保持し、クランパー駆動機構2がホルダー部材4のストッパー面に付勢され、クランパー姿勢保持アーム3の回動が停止した時、クランパー1は、クランパー駆動機構2のクランパー保持部2aとクランパー姿勢保持アーム3のクランパー保持部3aによって、第2の位置に保持される。
【0043】
次に、クランパー姿勢保持アーム3の詳細な動作に関して、図4〜図9を用いて説明する。
図4は、本発明に係る一実施形態の光ディスク装置のクランパーの第1の位置における光ディスクのチャッキング状態を詳細に示す側面図、図5は、本発明に係る一実施形態の光ディスク装置のクランパーの第1の位置から第2の位置への移動中間位置における光ディスクのチャッキング解放途中の状態を詳細に示す側面図、図6は、本発明に係る一実施形態の光ディスク装置のクランパーの第2の位置における光ディスクのチャッキング解放状態を詳細に示す側面図である。
図7は、本発明に係る一実施形態の光ディスク装置の要部の構造を詳細に示す上面図である。
図8は、本発明に係る一実施形態の光ディスク装置のクランパーの第1の位置におけるクランパー姿勢保持部材の周辺を詳細に示す側面図である。
図9は、本発明に係る一実施形態の光ディスク装置のクランパーの第2の位置におけるクランパー姿勢保持部材の周辺を詳細に示す側面図である。
図7では、クランパー姿勢保持アーム3の周辺においてクランパー1の第1の位置における上面詳細図を示している。
クランパー1の上フランジ1aの一部を切り欠いて表示することにより、クランパー姿勢保持アーム3のクランパー保持部3aを示した。
【0044】
クランパー姿勢保持アーム3のクランパー保持部3aは、クランパー1のフランジ1a,1b間で、クランパー駆動機構2のクランパー保持部2aの形状が成す円周に接するように先端部が配置されており、クランパー駆動機構2に形成されたクランパー姿勢保持部材支点部2eとクランパー姿勢保持部材回動支点3bにて回動可能に係合され、付勢スプリング5,5によって(図1参照)、クランパー駆動機構2のクランパー保持部2a上にクランパー姿勢保持部材ストッパー3dが当接する形で付勢されている。
【0045】
クランパー1が第1の位置から第2の位置へと移動する過程において、クランパー姿勢保持アーム3のクランパー姿勢保持部材駆動操作部3cとホルダー部材4のクランパー姿勢保持部材駆動部4aが当接し、クランパー姿勢保持部材回動支点3bを中心として、クランパー姿勢保持アーム3が回動し、クランパー姿勢保持アーム3のクランパー保持部3aの端縁がクランパー1の上フランジ1aに当接し、クランパー姿勢保持アーム3はクランパー1の光ディスク13aに対する姿勢が変わらないように所定の姿勢に保持する。
【0046】
図4及び図8は、図2と同様にクランパー1の第1の位置における側面を示した詳細図である。
図2及び図4では、トレイ7のトレイカム部7aとクランパー駆動機構2のクランパー駆動操作部2cが当接しており、クランパー1は第1の位置に保持されている。
【0047】
クランパー姿勢保持アーム3は、付勢スプリング5,5によって、クランパー姿勢保持部材ストッパー3dがクランパー駆動機構2のクランパー保持部2aに当接する形で付勢されることにより、クランパー駆動機構2のクランパー保持部2aの成す所定平面内に保持されており、クランパー1の回転には影響を与えない。
この時点では、図8に示すように、ホルダー部材4に設けられたクランパー姿勢保持部材駆動部4aとクランパー姿勢保持アーム3のクランパー姿勢保持部材駆動操作部3cが明確に離れており、接触することはない。
【0048】
ここで、ディスク背面開放型カートリッジ12を装置本体15の外部に排出する指令を与えると、ローディング駆動機構(図示せず)によって、トレイ7の移動が始まり、図5に示したトレイ7の位置では、クランパー駆動機構2が、クランパー駆動機構2のクランパー駆動操作部2cが付勢スプリング6の付勢力によりトレイ7のトレイカム部7aのカム形状に沿って動き、クランパー駆動機構2がホルダー部材4のクランパー駆動機構回動支点2b−2b´を中心として回動し、クランパー1を第1の位置から持ち上げており、その過程において、クランパー姿勢保持アーム3のクランパー姿勢保持部材駆動操作部3cがホルダー部材4のクランパー姿勢保持部材駆動部4aに当接し、クランパー姿勢保持部材回動支点3bを中心にクランパー姿勢保持アーム3が図8の反時計方向に回動し、図9に示すように、クランパー姿勢保持アーム3のクランパー保持部3aの端縁がクランパー1の上フランジ1aと当接して、クランパー1の姿勢を変わらないように保持している。
この姿勢の保持をしながら、クランパー姿勢保持アーム3が回動し、図6及び図9に示したクランパー1の第2の位置にクランパー1が保持される。
【0049】
図9に示したように、クランパー1は、クランパー姿勢保持アーム3のクランパー保持部3aによって上フランジ1aを保持され、平行な姿勢に保持されている。
この時、クランパー駆動機構2のクランパー保持部2aの破線で示した部分とクランパー1の下フランジ1bが重なってしまうため、クランパー駆動機構2のクランパー保持部2aのクランパー姿勢保持アーム3の保持側をクランパーフランジ径より小さな円で保持せず、図7で示したクランパー駆動機構2のクランパー保持切り欠き部2dを設けることにより、クランパー姿勢保持アーム3の姿勢保持によってクランパー1の下フランジ1bがクランパー駆動機構2のクランパー保持部2a下面と接触することなく、クランパー1を平行な姿勢に保持することができる。
【0050】
また、図9に示すクランパー1の第2の位置において、クランパー姿勢保持アーム3がこの姿勢に回動してきた時点で、これ以上回動することがないようにクランパー駆動機構2に回転防止部材2fを設け、クランパー姿勢保持アーム3がクランパー駆動機構2の回転防止部材2fと当接することにより、クランパー姿勢保持アーム3の回動が阻止されると、クランパー姿勢保持アーム3は、クランパー姿勢保持部材駆動操作部3cにて、装置本体15の内部に固定されているホルダー部材4上に具備されたクランパー姿勢保持部材駆動部4aと当接しており、前述したように、クランパー駆動機構2上に回動支点を設け、係合されているので、クランパー姿勢保持アーム3の動きが完全に停止すると、クランパー駆動機構2の回動も停止するストッパー機能を有することになり、クランパー姿勢保持アーム3によってクランパー1の保持姿勢が制御し易くなる。
【0051】
また、前述したように、クランパー姿勢保持アーム3のクランパー保持部3aがクランパー駆動機構2のクランパー保持部2aの成す所定平面範囲内に保持され、クランパー1の回転運動に影響を与えることがないようにその位置を保つためには、クランパー姿勢保持アーム3のクランパー保持部3aのクランパー1のフランジ1a,1b間内での厚さが前記クランパー駆動機構2のクランパー保持部2aの厚さに対して同じかそれ以下であることが有用である。
【0052】
また、クランパー姿勢保持アーム3のクランパー駆動機構2に当接するクランパー姿勢保持部材ストッパー3dを磁石などの磁性体で構成することにより、クランパー姿勢保持アーム3のクランパー姿勢保持部材ストッパー3dがクランパー駆動機構2のクランパー保持部2aに当接して磁力で吸着されるので、クランパー姿勢保持アーム3を付勢スプリング5,5により当接面に付勢する必要が無くなり、付勢スプリング5,5を具備しなくても機構を構成することが可能となる。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、光ディスクやカートリッジに内蔵された光ディスクなどの光ディスクメディアを操作可能にするため、クランパー駆動機構を具備することが必要であるが、カートリッジサイズの影響によるクランパー駆動機構の駆動量を増加させることなく、クランパーの逃げ量を確保するために、クランパー駆動機構にクランパーを別駆動する補助部材としてクランパー姿勢保持部材を設けてクランパーを光ディスクに対して常に平行に保持することにより、装置全体の薄型化を図ることが可能とした光ディスク装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の光ディスク装置の要部の構成を示す上面図。
【図2】本発明に係る一実施形態の光ディスク装置のクランパーの第1の位置における光ディスクのチャッキング状態を示す側面図。
【図3】本発明に係る一実施形態の光ディスク装置のクランパーの第2の位置における光ディスクのチャッキング解放状態を示す側面図。
【図4】本発明に係る一実施形態の光ディスク装置のクランパーの第1の位置における光ディスクのチャッキング状態を詳細に示す側面図。
【図5】本発明に係る一実施形態の光ディスク装置のクランパーの第1の位置から第2の位置への移動中間位置における光ディスクのチャッキング解放途中の状態を詳細に示す側面図。
【図6】本発明に係る一実施形態の光ディスク装置のクランパーの第2の位置における光ディスクのチャッキング解放状態を詳細に示す側面図。
【図7】本発明に係る一実施形態の光ディスク装置の要部の構造を詳細に示す上面図。
【図8】本発明に係る一実施形態の光ディスク装置のクランパーの第1の位置におけるクランパー姿勢保持部材の周辺を詳細に示す側面図。
【図9】本発明に係る一実施形態の光ディスク装置のクランパーの第2の位置におけるクランパー姿勢保持部材の周辺を詳細に示す側面図。
【図10】従来の光ディスク装置の要部の構成を示す上面図。
【図11】従来の光ディスク装置のクランパーの第1の位置における光ディスクのチャッキング状態を示す側面図。
【図12】従来の光ディスク装置のクランパーの第2の位置における光ディスクのチャッキング解放状態を示す側面図。
【符号の説明】
1 クランパー
1a 上フランジ
1b 下フランジ
2 クランパー駆動機構
2a クランパー保持部
2b−2b´ クランパー駆動機構回動支点
2c クランパー駆動操作部
2d クランパー保持切り欠き部
2e クランパー姿勢保持部材支点部
2f 回転防止部材
3 クランパー姿勢保持アーム(クランパー姿勢保持部材)
3a クランパー保持部
3b クランパー姿勢保持部材回動支点
3c クランパー姿勢保持部材駆動操作部
3d クランパー姿勢保持部材ストッパー
4 ホルダー部材
4a クランパー姿勢保持部材駆動部
5 付勢スプリング
6 付勢スプリング
7 トレイ
7a トレイカム部
8 外フレーム
9 スピンドルモータ
9a ターンテーブル
10 ディスクドライブシャーシ
11 クランパー内蔵密閉型カートリッジ
12 ディスク背面開放型カートリッジ
13 光ディスクメディア
13a 光ディスク
15 装置本体
20 光ディスクドライブ装置

Claims (6)

  1. 光学的に情報の記録/再生が可能な光ディスクメディアを排出状態から装填状態へと搬送するトレイ搬送方式の光ディスク装置であって、
    函状体からなる装置本体と、前記装置本体に対して出入自在な前記光ディスクメディアを載置するトレイと、前記装置本体の内部に配設された前記トレイの搬入/搬出を行うためのトレイ搬送駆動機構と、前記光ディスクメディアの光ディスクを載せて回転させるターンテーブルを有するスピンドルモータを備え、前記装置本体の内部に回動可能に配設された前記光ディスクに記録されている情報をピックアップして取り出すための光ディスクドライブ装置と、前記装置本体の内部に前記光ディスクドライブ装置の前記スピンドルモータのターンテーブルに臨んで近接・離間自在に配設された前記光ディスクをクランプするためのクランパーと、前記装置本体の内部に回動可能に配設された前記クランパーを保持するクランパー駆動機構と、前記装置本体の内部に固設された前記クランパー駆動機構の回動支点を有するホルダー部材と、前記クランパー駆動機構に回動可能に配設された前記クランパーの姿勢を前記光ディスクに対して常時変わらないように保持するクランパー姿勢保持部材とを具備し、前記クランパー駆動機構は、前記クランパー姿勢保持部材の回動支点を有し、前記トレイが前記トレイ搬送駆動機構によって前記装置本体の内部に搬入された時、前記光ディスクドライブ装置が前記スピンドルモータのターンテーブルを前記光ディスクに向って近接するように回動されると共に、前記クランパー駆動機構が前記トレイの搬入動作に連動して前記ホルダー部材の回動支点を中心として前記光ディスクドライブ装置と反対方向に回動され、前記クランパーが前記光ディスクを前記スピンドルモータのターンテーブル上にチャッキングする第1の位置に移動し、前記トレイが前記トレイ搬送駆動機構によって前記装置本体の内部から外部へと搬出された時、前記光ディスクドライブ装置が前記スピンドルモータのターンテーブルを前記光ディスクに対して離間するように回動されると共に、前記クランパー駆動機構が前記トレイの搬出動作に連動して前記ホルダー部材の回動支点を中心として前記光ディスクドライブ装置と反対方向に回動され、前記クランパーが前記光ディスクをチャッキングする第1の位置から前記スピンドルモータのターンテーブルから離間した第2の位置に移動し、前記クランパー姿勢保持部材は、前記クランパーが前記クランパー駆動機構の回動に伴って前記第1の位置から前記第2の位置へと移動した時、前記クランパー駆動機構の回動支点を中心として前記クランパーの一部を保持しながら回動し、前記クランパーの前記光ディスクメディアに対する姿勢を変えないように制御することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 上記クランパー姿勢保持部材により、上記第2の位置で上記クランパーの姿勢を上記光ディスクに対して常時変わらないように保持するために、上記クランパー駆動機構のクランパー保持部の前記クランパー姿勢保持部材側を、前記クランパーのフランジの直径よりも大きく切り欠いた請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 上記装置本体の内部に固設した上記ホルダー部材の一部に、上記クランパーの姿勢を制御する上記クランパー姿勢保持部材の駆動部を設けた請求項1に記載の光ディスク装置。
  4. 上記クランパー駆動機構の一部に、上記クランパーが第2の位置に達した時、上記クランパー姿勢保持部材の回動を停止させる回転防止部材を設けた請求項1に記載の光ディスク装置。
  5. 上記クランパー姿勢保持部材の上記クランパーのフランジ間に入り込む上記クランパー保持部の厚さを、上記クランパー駆動機構のクランパー保持部の厚さに対して同じか、あるいはそれよりも薄くする請求項1に記載の光ディスク装置。
  6. 上記クランパー姿勢保持部材の上記クランパー駆動機構の上記クランパー保持部に当接する当接部を磁性体とした請求項1に記載の光ディスク装置。
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