JP2004360438A - ブロックタイル - Google Patents
ブロックタイル Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004360438A JP2004360438A JP2003198784A JP2003198784A JP2004360438A JP 2004360438 A JP2004360438 A JP 2004360438A JP 2003198784 A JP2003198784 A JP 2003198784A JP 2003198784 A JP2003198784 A JP 2003198784A JP 2004360438 A JP2004360438 A JP 2004360438A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- block
- tile
- self
- decorative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
【課題】一般的にタイル貼り壁の施工の場合、目地モルタルなどで目地仕上作業を行うが、両面がタイル仕上で自立性のあるタイルブロックを製作し、この製品で自立壁を施工したときに目地モルタルなどの目地仕上作業を不要にすることを課題とする。
【解決手段】片面に化粧仕上を有する、正方形のブロック1の側面に、化粧仕上面の各辺に平行にU字型溝2を設け、裏面の中央部に方形の凹部を設けた2個のブロック1の凹部同志が向き合うように接合したブロックタイル(A)をつくり、U字型溝2に化粧板7を差し込み施工することにより、目地モルタルなどの目地作業を不要にする。
【選択図】 図3
【解決手段】片面に化粧仕上を有する、正方形のブロック1の側面に、化粧仕上面の各辺に平行にU字型溝2を設け、裏面の中央部に方形の凹部を設けた2個のブロック1の凹部同志が向き合うように接合したブロックタイル(A)をつくり、U字型溝2に化粧板7を差し込み施工することにより、目地モルタルなどの目地作業を不要にする。
【選択図】 図3
Description
【0001】
本発明は建築物の壁を構成しているタイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、タイル貼りの壁を施工するには、下地壁を鉄筋コンクリートなどでつくり、下地壁の上にモルタルや接着剤を用いてタイルを貼り、目地モルタルなどで目地仕上の作業を行う。壁の両面にタイル貼りが必要なときは、下地壁の両面にタイル貼りの作業を2度繰り返し行っている。
【0003】
一方、両面がタイル仕上で、自立性のあるブロックタイルを考案し、施工することにより下地壁をつくらず一回の作業工程で両面がタイル仕上の壁をつくることができる。(例えば特願平11−209654)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来、両面がタイル仕上の自立壁を施工する場合、目地モルタルなどで目地仕上作業が必要であるが、本発明のブロックタイルをつかって自立壁を施工するときは目地モルタルなどの目地仕上作業を不要にすることを目的とする。
【0005】
【発明が解決するための手段】
本発明のブロックタイルは片面に化粧仕上面を有する、正方形のブロックの側面に、化粧仕上面の各辺に平行にU字型溝を設け、裏面の中央に方形の凹部を設けたブロック2個の凹部同志が向き合うように接合したものである。
【0006】
上記のブロックタイルをつかって自立壁を施工するときにブロックタイルの側面に設けたU字型溝をつかって化粧板を差し込み施工することにより自立壁の目地仕上作業を不要にする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の二例を図面を参照して説明する。
図1において本発明のブロックタイル(A)は寸法が15cm×15cm×3。7cmのブロック1の化粧面を有する各辺に平行に巾0.6cm×深さ0.7cmのU字型溝2を側面に設け凹部同志が向き合うように横8cm×縦11cmの芯材5(芯材としての強度が期待できるもの)を用いて接合材6で接合したものである。又図3はブロックタイル(A)の完成品の斜視図で、図4はブロックタイル(A)の正面図と側面図である。
【0008】
図2において本発明のブロックタイル(A1)は寸法が15cm×15cm×5cmのブロック3の化粧面を有する各辺に平行に巾0.6cm×深さ0.7cmのU字型溝2と段差4を側面に設け凹部同志が向き合うように横8cm×縦11cmの芯材5A(芯材としての断熱、遮音効果を期待できるもの)を用いて接合材6で接合したものである。
【0009】
以下、本発明のブロックタイルの施工例を図面を参照して説明する。
図5では、従来からの目地仕上工法で目地モルタルなどで目地仕上を行なった状態を示す。
【0010】
図6では、本発明のU字型溝2をつかって厚さ0.3cm×巾2.5cm×長さ100cmの耐水性のある化粧板7を差し込み施工することにより目地仕上作業を不要にしたものである。
【0011】
図7においてブロックタイル(A)を施工するときは、ブロックタイル(A)の寸法に合せてその中心に従筋8を次々にアンカーし、一段目のブロックタイル(A)のセットが完了したら横筋9を従筋8に結束する、次にU字型溝2をつかって化粧板7を差し込みモルタル10を注入する。この作業を繰り返し行い自立壁を完成する。
【0012】
【発明の効果】
本発明のブロックタイル(A)の側面に設けたU字型溝をつかって化粧板を差し込み施工することにより自立壁の目地仕上作業を不要にすることができる。又化粧板の材質や色などを変えることにより、自立壁の意匠上新たな展開が期待いできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロックタイル(A)の断面図である。
【図2】本発明のブロックタイル(A1)の断面図である。
【図3】本発明のブロックタイル(A)の斜視図である。
【図4】本発明のブロックタイル(A)の正面図と側面図である。
【図5】従来からの目地工法で目地仕上をした断面図と正面図である。
【図6】本発明のブロックタイル(A)の目地仕上に化粧板をつかった断面図と正面図である。
【図7】本発明のブロックタイルの施工説明図である。
【符号の説明】
1 ブロック(U字型溝のあるもの)
2 U字型溝
3 ブロック(U字型溝と段差のあるもの)
4 段差
5 芯材
5A 芯材(断熱、遮音効果のあるもの)
6 接合材
7 化粧板
8 従筋
9 横筋
10 モルタル
11 目地モルタル
本発明は建築物の壁を構成しているタイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、タイル貼りの壁を施工するには、下地壁を鉄筋コンクリートなどでつくり、下地壁の上にモルタルや接着剤を用いてタイルを貼り、目地モルタルなどで目地仕上の作業を行う。壁の両面にタイル貼りが必要なときは、下地壁の両面にタイル貼りの作業を2度繰り返し行っている。
【0003】
一方、両面がタイル仕上で、自立性のあるブロックタイルを考案し、施工することにより下地壁をつくらず一回の作業工程で両面がタイル仕上の壁をつくることができる。(例えば特願平11−209654)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来、両面がタイル仕上の自立壁を施工する場合、目地モルタルなどで目地仕上作業が必要であるが、本発明のブロックタイルをつかって自立壁を施工するときは目地モルタルなどの目地仕上作業を不要にすることを目的とする。
【0005】
【発明が解決するための手段】
本発明のブロックタイルは片面に化粧仕上面を有する、正方形のブロックの側面に、化粧仕上面の各辺に平行にU字型溝を設け、裏面の中央に方形の凹部を設けたブロック2個の凹部同志が向き合うように接合したものである。
【0006】
上記のブロックタイルをつかって自立壁を施工するときにブロックタイルの側面に設けたU字型溝をつかって化粧板を差し込み施工することにより自立壁の目地仕上作業を不要にする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の二例を図面を参照して説明する。
図1において本発明のブロックタイル(A)は寸法が15cm×15cm×3。7cmのブロック1の化粧面を有する各辺に平行に巾0.6cm×深さ0.7cmのU字型溝2を側面に設け凹部同志が向き合うように横8cm×縦11cmの芯材5(芯材としての強度が期待できるもの)を用いて接合材6で接合したものである。又図3はブロックタイル(A)の完成品の斜視図で、図4はブロックタイル(A)の正面図と側面図である。
【0008】
図2において本発明のブロックタイル(A1)は寸法が15cm×15cm×5cmのブロック3の化粧面を有する各辺に平行に巾0.6cm×深さ0.7cmのU字型溝2と段差4を側面に設け凹部同志が向き合うように横8cm×縦11cmの芯材5A(芯材としての断熱、遮音効果を期待できるもの)を用いて接合材6で接合したものである。
【0009】
以下、本発明のブロックタイルの施工例を図面を参照して説明する。
図5では、従来からの目地仕上工法で目地モルタルなどで目地仕上を行なった状態を示す。
【0010】
図6では、本発明のU字型溝2をつかって厚さ0.3cm×巾2.5cm×長さ100cmの耐水性のある化粧板7を差し込み施工することにより目地仕上作業を不要にしたものである。
【0011】
図7においてブロックタイル(A)を施工するときは、ブロックタイル(A)の寸法に合せてその中心に従筋8を次々にアンカーし、一段目のブロックタイル(A)のセットが完了したら横筋9を従筋8に結束する、次にU字型溝2をつかって化粧板7を差し込みモルタル10を注入する。この作業を繰り返し行い自立壁を完成する。
【0012】
【発明の効果】
本発明のブロックタイル(A)の側面に設けたU字型溝をつかって化粧板を差し込み施工することにより自立壁の目地仕上作業を不要にすることができる。又化粧板の材質や色などを変えることにより、自立壁の意匠上新たな展開が期待いできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロックタイル(A)の断面図である。
【図2】本発明のブロックタイル(A1)の断面図である。
【図3】本発明のブロックタイル(A)の斜視図である。
【図4】本発明のブロックタイル(A)の正面図と側面図である。
【図5】従来からの目地工法で目地仕上をした断面図と正面図である。
【図6】本発明のブロックタイル(A)の目地仕上に化粧板をつかった断面図と正面図である。
【図7】本発明のブロックタイルの施工説明図である。
【符号の説明】
1 ブロック(U字型溝のあるもの)
2 U字型溝
3 ブロック(U字型溝と段差のあるもの)
4 段差
5 芯材
5A 芯材(断熱、遮音効果のあるもの)
6 接合材
7 化粧板
8 従筋
9 横筋
10 モルタル
11 目地モルタル
Claims (1)
- 片面に化粧仕上面を有する、正方形のブロックの側面に、化粧仕上面の各辺に平行にU字型溝を設け、裏面の中央部に方形の凹部を設けたブロック2個の凹部同志が向き合うように接合したことを特徴とするブロックタイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003198784A JP2004360438A (ja) | 2003-06-02 | 2003-06-02 | ブロックタイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003198784A JP2004360438A (ja) | 2003-06-02 | 2003-06-02 | ブロックタイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004360438A true JP2004360438A (ja) | 2004-12-24 |
Family
ID=34055909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003198784A Pending JP2004360438A (ja) | 2003-06-02 | 2003-06-02 | ブロックタイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004360438A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106894501A (zh) * | 2017-03-14 | 2017-06-27 | 中天建设集团有限公司 | 一种建筑施工砌体结构一次成型系统 |
-
2003
- 2003-06-02 JP JP2003198784A patent/JP2004360438A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106894501A (zh) * | 2017-03-14 | 2017-06-27 | 中天建设集团有限公司 | 一种建筑施工砌体结构一次成型系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN212358731U (zh) | 一种一体式可拆卸的装配式的墙板 | |
US6843034B2 (en) | Masonry block locking device | |
KR20100006159A (ko) | 건축용 결합블록과 그 제조방법 | |
JP2004360438A (ja) | ブロックタイル | |
KR20080025107A (ko) | 개량형 벽돌 및 이를 이용한 시공방법 | |
CN107338934A (zh) | 一种墙面玻化砖粘贴骨架的施工方法 | |
US6796094B1 (en) | Mortarless concrete wall system | |
EP0285538B1 (en) | Partition-panel for interior compartmentation of buildings; procedure and device for its manufacture | |
CN111395587B (zh) | 一种一体式可拆卸的装配式墙体及其安装方法 | |
JP2001003489A (ja) | ブロックタイル | |
JP2008127984A (ja) | 床タイル張り工法 | |
JP2006328921A (ja) | 太柄(だぼ)を含むブロック製品及び同構造体 | |
CN203808288U (zh) | 建筑节能自保温墙体 | |
WO1982003419A1 (en) | Method and device for jointing building stones together | |
CN207079769U (zh) | 无须拆卸的建筑模板 | |
MY140612A (en) | Wall construction method | |
KR20140123791A (ko) | 대리석 가공타일을 부착한 콘크리트 블록 | |
CN217326225U (zh) | 一种折边铝蜂窝复合瓷砖安装结构 | |
CN214498217U (zh) | 一种高效简易的缸砖大理石墙饰面紧固扣件 | |
CN215802659U (zh) | 一种可拼接拆卸的蒸压加气混凝土板 | |
JP2001059325A (ja) | 建築板 | |
CN211473049U (zh) | 一种建筑用砖 | |
RU2431023C2 (ru) | Облегченный изоляционный строительный блок | |
CN211341569U (zh) | 地板边框 | |
KR200246525Y1 (ko) | 단열블록 |