JP2004360421A - 太陽電池を備えた引戸 - Google Patents

Abstract

【課題】太陽電池を取付けた引戸及びドアを提供する。
【解決手段】引戸及びドアの枠体１に太陽電池本体３をはめ込みさらにコンセント又は出力コネクタ端子５を具備した電源コントローラー４を設ける。
【選択図】 図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、太陽電池を具備した引戸やドアに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、建築物の屋根など屋外に太陽電池を取付けて使用する例はあったが、引戸やドアに取付て使用する例はなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来太陽電池を取付ける際、次のような課題があった。
（イ） 太陽電池を取付けるときに専用の架台や金具を使用する必要があった。
（ロ） 屋外に設置するには屋根などの様に大きな設置スペースを必要とした。
（ハ） 太陽電池で発電した電気を電気器具などに使用するには、電圧を調整したり、交流の電気に変換する装置や蓄電装置などを別途設置して接続する必要があるため設置場所に制限があった。
この発明は、以上の課題を解決するためのものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
引戸及びドアの枠体（１）に太陽電池本体（３）をはめ込みさらにコンセント又は出力コネクタ端子（５）を具備した電源コントローラー（４）を設ける。
【０００５】
【発明の実施形態】
引戸及びドアの枠体（１）にあるガラス又はアルミ板など（２）の一部分、若しくは全ての部分を太陽電池（３）で置き換えるように設置する。太陽電池（３）で発電された直流電力を調整する機能を有する電源コントローラー（４）を太陽電池本体（３）に設ける。電源コントローラー（４）で調整された電力はコンセント又は出力コネクタ端子（５）より直流、交流問わずさまざまな電気器具など（６）に使用できる。既に建築物に設置されている引戸及び枠体（１）にあるガラス又はアルミ板など（２）と太陽電池（３）を交換して設置することもできる。
【０００６】
【発明の効果】
（イ）本発明を使用することで、大掛かりな設置工事を施すことなく、予め組み込まれた太陽電池によって、引戸等より電力を得ることが出来る。
（ロ）（イ）により得られた電力を引戸等に組み込まれた電源コントローラ（４）とコンセント又は出力コネクター端子（５）により直接さまざまな電気機器に使用できるため、他に付帯設備を設置することなく、引戸取付後、即使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の電気器具などへの利用実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
１ 枠体
２ ガラス又はアルミ板など
３ 太陽電池
４ 電源コントローラー
５ コンセント又は出力コネクタ端子
６ 電気器具など

Claims (2)

1. 太陽電池を枠内に具備したことを特徴とする引戸及びドア
2. 請求項１の引戸で、電力調整器、電力変換器、及び出力コンセントを具備した引戸及びドア

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