【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、手袋を製作するための手形判定用シート、その手形判定用シートを具備する手形判定用シートセット、並びにその手形判定用シート若しくはシートセットを用いた手形判定方法及び手袋の製作方法、特にゴルフ用手袋を着用者の手にフィットさせるように、オーダーメイドの手袋を製作する目的で、着用者の手形を判定するためのシート及びシートセット、並びにそのシート、シートセットを用いて手形を判定する方法及び手袋を製作する方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、ゴルフ用手袋としては種々のものが開発され、市販されているが、いずれも企画寸法に製作された既製品のものがスポーツ用品店やスーパー等で販売され、消費者は自身の手に極力フィットする手袋を選別して購入しているのが実情である。
【０００３】
ところで、このようなゴルフ用手袋は、一般の手袋と異なり、実質的にクラブのグリップを握持せず単に添えるだけの右手には着用されず（着用者が右利きの場合）、クラブのグリップを握持する左手のみに着用されるという特殊性がある。
【０００４】
しかし、ドライバーやスプーン等のウッドクラブ、或いは３番、５番、７番等のアイアンクラブのように、汎用されるクラブをスウィングする場合には左手の手の平にはクラブのグリップ部分と接触する際の摩擦力がかかり、またゴルフクラブのグリップ部分はテニスのラケットや野球のバットに比べると細くて硬い。このため素手でグリップして上記のウッドクラブやアイアンクラブを何度もスウィングすると、手の皮がむける等の損傷が生ずるので、テニスのラケットや野球のバットのように素手でグリップしてスウィングする操作を何度も行うことは困難である。
【０００５】
従って、手袋がゴルフを行う上での必需品であることはいうまでもないが、ゴルフ手袋の重要性はそれにとどまるものでなない。すなわち左手のグリップの技術は重要度が高く、またテークバックからフォロースルーに至る一連のスウィング動作にも影響を及ぼすので、手袋が着用者の手にフィットしているか否かは技術向上の面からも非常に重要な問題である。
【０００６】
一方、パタークラブを使用する場合には、他のクラブを用いる場合のようにクラブのグリップ部分と接触する際の摩擦力が手にさほどかからず、その反面、クラブに接触する手の感触が、パタークラブでプレーする際の打球の強さやコースに微妙に影響し、万一手袋が着用者の手にフィットしていなければプレーする上で致命的となる場合もある。
【０００７】
このため、上級者、特にプロゴルファー等は、パタークラブを使用する場合には手袋を外してグリップを行うのが一般的となっている。このことは、パタークラブを使用する場合には究極的には手とクラブとの一体感が要求されることを意味するものであるが、初心者や経験の浅いプレーヤー、技術の未熟なプレーヤー等にとってはもちろんのこと、プロゴルファーをはじめとする上級者に至らない多くの一般プレーヤーにとっては、わざわざ手袋を外さなくとも、手袋が着用者の手にフィットしていることが、ひいてはパタープレーの技術向上に寄与することは疑う余地がない。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、手袋が着用者の手にフィットしていることはゴルフをプレーする上での種々の技術に重要な影響を及ぼすものであるが、現実には一般に販売されている既製品の手袋の中で、使用者が自身の手にフィットする手袋を探索し、選別するのは容易ではない。従って、一般のプレーヤーの場合には、妥協的に選択して手袋を購入しているのが現状である。
【０００９】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、使用者の手に極力フィットするような手袋を製作するために、使用者の手形を好適に判定することを可能ならしめることを課題とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような課題を解決するために、手袋を製作するための手形判定用シート、その手形判定用シートを具備する手形判定用シートセット、並びにその手形判定用シート若しくはシートセットを用いた手形判定方法及び手袋の製作方法としてなされたもので、手形判定用シートとしての特徴は、手袋の着用者の手形を判定する上で、手の輪郭線における指先の最先端部である中心部分及び指又の最深部である中心部分を特定するための中心部分特定線を付すことを説明書きとして表示してなることである。
【００１１】
また他の手形判定用シートとしての特徴は、手袋の着用者の手形を判定する上で、人差指の付け根と親指の付け根の中間点及び小指の付け根と手首の付け根の中間点を通過する手の周囲の距離を採寸することを説明書きとして表示してなることである。
【００１２】
さらに他の手形判定用シートとしての特徴は、手袋の着用者の手を載置し、載置された手の輪郭を描くための輪郭作成用シートと、作成された手の輪郭線における指先の最先端部である中心部分及び指又の最深部である中心部分を特定するための中心部分特定線を付すことを説明書きとして表示した説明書きシートとからなることである。
【００１３】
また、手形判定用シートセットとしての特徴は、手袋の着用者の手を載置し、載置された手の輪郭を描くための輪郭作成用シートと、人差指の付け根と親指の付け根の中間点及び小指の付け根と手首の付け根の中間点を通過する手の周囲の距離を採寸することを説明書きとして表示した説明書きシートとからなることである。
【００１４】
さらに、他の手形判定用シートセットとしての特徴は、手袋の着用者の手を載置し、載置された手の輪郭を描くための輪郭作成用シートと、作成された手の輪郭線における指先の最先端部である中心部分及び指又の最深部である中心部分を特定するための中心部分特定線を付すこと、並びに人差指の付け根と親指の付け根の中間点及び小指の付け根と手首の付け根の中間点を通過する手の周囲の距離を採寸することを説明書きとして表示した説明書きシートとで、手形判定用シートセットを構成することである。
【００１５】
さらに、他の手形判定用シートセットとしての特徴は、手袋の着用者の手を載置し、載置された手の輪郭を描くための輪郭作成用シートと、作成された手の輪郭線における指先の最先端部である中心部分及び指又の最深部である中心部分を特定するための中心部分特定線を付すこと、並びに人差指の付け根と親指の付け根の中間点及び小指の付け根と手首の付け根の中間点を通過する手の周囲の距離を採寸することを説明書きとして表示した説明書きシートとで、手形判定用シートセットを構成することである。
【００１６】
さらに、他の手形判定用シートセットとしての特徴は、作成された手の輪郭線における指先の最先端部である中心部分及び指又の最深部である中心部分を特定するための中心部分特定線を付すこと、並びに人差指の付け根と親指の付け根の中間点及び小指の付け根と手首の付け根の中間点を通過する手の周囲の距離を採寸することを説明書きとして表示した説明書きシートを、手形判定用シートセットに具備させることである。
【００１７】
上記採寸された人差指の付け根と親指の付け根の中間点及び小指の付け根と手首の付け根の中間点を通過する手の周囲の距離をデータとして記入するデータシートを、上記輪郭作製用シートや説明書きシートの他に具備させることも可能である。
【００１８】
さらに手形判定方法としての特徴は、輪郭作成用シートに手袋の着用者の手を載置し、載置された手の輪郭を描き、作成された手の輪郭線における指先の最先端部である中心部分及び指又の最深部である中心部分を特定するための中心部分特定線を付して、手袋を製作するための手形を判定することである。
【００１９】
また他の手形判定方法としての特徴は、輪郭作成用シートに手袋の着用者の手を載置し、載置された手の輪郭を描き、人差指の付け根と親指の付け根の中間点及び小指の付け根と手首の付け根の中間点を通過する手の周囲の距離を採寸して、手袋を製作するための手形を判定することである。
【００２０】
さらに他の手形判定方法としての特徴は、輪郭作成用シートに手袋の着用者の手を載置し、載置された手の輪郭を描き、作成された手の輪郭線における指先の最先端部である中心部分及び指又の最深部である中心部分を特定するための中心部分特定線を付し、且つ人差指の付け根と親指の付け根の中間点及び小指の付け根と手首の付け根の中間点を通過する手の周囲の距離を採寸して、手袋を製作するための手形を判定することである。
【００２１】
さらに手袋の製作方法としての特徴は、輪郭作成用シートに手袋の着用者の手を載置し、載置された手の輪郭を描き、作成された手の輪郭線における指先の最先端部である中心部分及び指又の最深部である中心部分を特定するための中心部分特定線を付し、且つ人差指の付け根と親指の付け根の中間点及び小指の付け根と手首の付け根の中間点を通過する手の周囲の距離を採寸し、次に前記輪郭作成用シートに表示された輪郭線及び中心部分特定線に基づいて手袋製作用の手形を作成し、その後、前記採寸された人差指の付け根と親指の付け根の中間点及び小指の付け根と手首の付け根の中間点を通過する手の周囲の距離を考慮しつつ、前記手袋製作用の手形に基づいて手袋製作用の手の甲部分の素地及び手のひら部分の素地を形成するとともに、該手の甲部分の素地及び手のひら部分の素地を合体させて製作することである。
【００２２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面に従って説明する。
【００２３】
（実施形態１）
一実施形態としての手形判定用シートセットは、輪郭作成用シート１と、説明書きシート２と、データシート３と、メジャー添付シート４との計４枚のシートからなるものである。これら４枚のシートは、すべて紙製のものである。
【００２４】
輪郭作成用シート１には、図１に示すように、左手を載置するおよその位置を特定する輪郭線５が点線で表示され、さらに該輪郭線５の右下側下部には、各指の位置を特定するための説明書用の輪郭線６が実線で表示されている。この輪郭線６には、５本の指の指先の最先端部である中心部分と、それらの指先間の４箇所の指又の最深部である中心部分とが特定できるように、水平線７と垂直線８とからなる中心部分特定線９が表示されている。
【００２５】
そして、使用者は、この説明書用の輪郭線６に表示された中心部分特定線９を参考にして、前記輪郭線５に自身の手を載置して水平線と垂直線とからなる中心部分特定線を表示することになる。
【００２６】
また、図示しないが、上記輪郭線５に沿って使用者の手の輪郭を表示する方法を説明する説明文が表示されている。具体的には、「輪郭線５に極力沿うように輪郭作成用シート１上に手を載置すること、筆記具を垂直に立てて手の輪郭に沿って線を描くこと、前記説明書用の小輪郭線５や中心部分特定線９を参考にして自身の指の水平線と垂直線とからなる中心部分特定線を描くこと」等が記載されている。
【００２７】
さらに、前記輪郭線５の上部には、製作業者がオーダーメイドとして製作する予定の手袋の品番を記入する品番記入欄１０と、その手袋を着用する消費者の顧客管理番号記入欄１１とが設けられている。
【００２８】
説明書きシート２には、図２に示すように、採寸の方法を表示する採寸方法説明表示部１２が設けられており、さらにその採寸方法説明表示部１２の下側には、輪郭線記載方法説明表示部１３が設けられている。
【００２９】
採寸方法説明表示部１２には、図３に示すように、人差指の親指側の付け根と親指の人差指側の付け根との中間点Ａと、小指の外側の付け根と手首の外側の付け根との中間点Ｂを通過する手の周囲を結んだラインを測定することが、手の表示部１４とともに記載されている。
【００３０】
また、輪郭線記載方法説明表示部１３には、図４に示すように、「筆記具を垂直に立てて手の付け根から付け根までをできるだけ正確になぞること」が、表示部１５とともに表示されている。そして、その表示部１５の下側には、前記輪郭作成用シート１に表示された説明書用の輪郭線６と同様の説明書用の輪郭線１６が表示されている。そして、５本の指の指先の中心部分と、それらの指先間の４箇所の指又の中心部分とが特定できるように、水平線１７と垂直線１８とからなる中心部分特定線１９が表示されている。
【００３１】
また、採寸方法説明表示部１２と輪郭線記載方法説明表示部１３とのそれぞれ左側には、説明文表示欄２０、２１がそれぞれ設けられている。
【００３２】
データシート３は、顧客自身が必要なデータを記載するためのシートであり、そのデータシート３には、図５に示すように、主要なデータを記入する手のデータ記入部２２と、色の種別を記入する注文内容記入部２３と、手袋に入れるネームを記入するネーム記入部２４と、顧客の住所・氏名を記入する住所・氏名記入部２５とが設けられている。また顧客ではなく業者側が記入する業者記入部２６も設けられている。
【００３３】
手のデータ記入部２２には、さらに、現在使用している手袋のサイズを記入する手袋サイズ記入欄２７と、前記採寸方法説明表示部１２で表示されていた説明に基づいて測定された、人差指の親指側の付け根と親指の人差指側の付け根との中間点Ａと、小指の外側の付け根と手首の外側の付け根との中間点Ｂを通過する手の周囲を結んだラインの寸法（手のひら回りのサイズ）を記入する手のひら回りサイズ記入欄２８と、指の太さを記入する指の太さ記入欄２９と、手の甲の厚さを記入する手の甲厚さ記入欄３０と、好みのフィット感を記入する好みのフィット感記入欄３１とが設けられている。
【００３４】
手のデータ記入部２２と手袋サイズ記入欄２７とには、数値のみが記入され、
指の太さ記入欄２９には、太，中，細の３種の文字が○で囲めるように表示されており、手の甲厚さ記入欄３０には、厚，中，薄の３種の文字が○で囲めるように表示されており、好みのフィット感記入欄３１には、「きつめ」及び「ゆったり」の２種の文字が○で囲めるように表示されている。
【００３５】
また、注文内容記入部には、白（ホワイト）と黒（ブラック）の手袋の２種の色のそれぞれの注文枚数２３を記入する注文枚数記入欄３２、３３が設けられている。
【００３６】
さらに、住所・氏名記入部２５には、住所記入欄３４、氏名記入欄３５、電話番号記入欄３６、年齢記入欄３７、性別記入欄３８、及びゴルフ歴記入欄３９がそれぞれ設けられている。
【００３７】
さらに、業者記入部２６には、品番記入欄４０と、顧客管理番号記入欄４１とが設けられている。
【００３８】
メジャー添付シート４には、メジャー４２が具備されており、メジャー添付シート４から切り取ることによって、前記採寸方法説明表示部１２に記載されている人差指の親指側の付け根と親指の人差指側の付け根との中間点Ａと、小指の外側の付け根と手首の外側の付け根との中間点Ｂを通過する手の周囲を結んだラインを測定するために使用できるようにされている。
【００３９】
また、メジャー４２の右側には、宣伝広告説明文表示欄４３と、手袋イメージ表示欄４４が設けられている。
【００４０】
次に、上記のような輪郭作成用シート１と、説明書きシート２と、データシート３と、メジャー添付シート４との計４枚のシートからなる手形判定用シートセットを使用する場合について説明する。
【００４１】
このような手形判定用シートセットの使用の一例としては、このような４組のシートからなるシートセットをオーダーメイドによる手袋の製作や販売を行う業者が作成し、返信用封筒等を同封した往信用封筒に収容して顧客に郵送する。
【００４２】
これを受信した消費者（顧客）は、往信用封筒を開封した後、各シートを取り出し、先ず輪郭作成用シート１に消費者の手を輪郭線５に極力沿うように載置する。この場合、輪郭線５はあくまで一例としての手形であるため、消費者の手形と一致するわけではないが、消費者の手を載置するおよその位置を特定するために有用となる。
【００４３】
次に、載置された手の輪郭に沿って筆記具で輪郭線を描く。この場合、説明書きシート２の輪郭線記載方法説明表示部１３の説明書きにも記載されているように、筆記具（鉛筆）は垂直に立て、手の付け根から付け根までをできるだけ正確になぞるようにして描く。筆記具を垂直に立てて描くことにより、手の輪郭に最も沿った線が描かれることとなる。ここで、使用する筆記具は、直径が芯材に対して過度に太くないものを用いるのが好ましい。過度に太い筆記具を用いると、手の形を正確に垂直に投影して輪郭を写し取ることが困難であるためである。
【００４４】
次に、手の５本の指の指先の最先端部と、各指間の指又の最深部のそれぞれの中心部分を特定するために、中心部分特定線を表示する。この中心部分特定線は、輪郭作成用シート１に表示された説明書用の輪郭線６、及び水平線７と垂直線８とからなる中心部分特定線９の表示に基づいて描くこともできるが、説明書きシート２の輪郭線記載方法説明表示部１３に表示された水平線１７と垂直線１８とからなる中心部分特定線１９に基づいてより容易に行うことができる。
【００４５】
すなわち、手の輪郭線を描き終わった状態で、描かれた輪郭線の５本指の指先の中心と認められる部分に、前記水平線１７の表示を参考にして水平線を描く。この場合、水平線を描く方向を特定するのは必ずしも容易ではないが、指先の円弧に対して正確に接線を描くように、且つ指の方向と極力直交するように描くことで、比較的妥当な水平線を描くことができる。
【００４６】
次に、この水平線に対して直交するように垂直線を描く。この場合も、前記輪郭線記載方法説明表示部１３に表示された垂直線１８を参考にして、指先の円弧に対して正確に法線を描くように、且つ前記水平線に極力直角となるように描く。
【００４７】
このように描かれた水平線と垂直線によって中心部分特定線が形成されることとなり、その水平線と垂直線との交点が指先の中心部分として特定されることとなるのである。
【００４８】
同様にして、描かれた輪郭線の５本の指間の指又部分にも水平線と垂直線とを描き、その水平線と垂直線とによって中心部分特定線を形成する。
【００４９】
この場合も、指又の円弧に対して正確に接線を描くことで比較的妥当な水平線を描くことができ、指又の円弧に対して正確に法線を描くことで比較的妥当な垂直線を描くことができる。このようにして、水平線と垂直線との交点が指先の最深部としての中心部分として特定されることとなる。
【００５０】
以上のようにして、指先と指又の中心部分がすべて特定されることになる。
【００５１】
次に、説明書きシート２の採寸方法説明表示部１２の表示に基づいて、使用者自身の人差指の親指側の付け根と親指の人差指側の付け根との中間点Ａと、小指の外側の付け根と手首の外側の付け根との中間点Ｂを通過する手の周囲を結んだラインを測定する。
【００５２】
この場合、前記メジャー添付シート４に具備されたメジャー４２を切り取り、前記人差指の親指側の付け根と親指の人差指側の付け根との中間点Ａと、小指の外側の付け根と手首の外側の付け根との中間点Ｂを通過する手の周囲を結ぶように、メジャー４２を使用者の手に当て、その寸法を測定する。
【００５３】
この場合、メジャー４２には一般の定規や物差しと同様の寸法の目盛りが付されているため、しかもメジャー４２自体が紙製であるため、手に巻き付けた際に厚み方向の手の輪郭にも容易に沿わせることができ、従って人差指の親指側の付け根と親指の人差指側の付け根との中間点Ａと、小指の外側の付け根と手首の外側の付け根との中間点Ｂを通過する手の周囲を結んだラインの寸法を正確に測定することができるのである。
【００５４】
そして、このようにして測定した人差指の親指側の付け根と親指の人差指側の付け根との中間点Ａと、小指の外側の付け根と手首の外側の付け根との中間点Ｂを通過する手の周囲を結んだラインの寸法は、前記データシート３のデータ記入部２２における手のひら回りサイズ記入欄２８に記入する。
【００５５】
このように最も重要なデータである前記中間点Ａと中間点Ｂを通過する手の周囲を結んだラインの寸法を手のひら回りサイズ記入欄２８に記入した後、手袋サイズ記入欄２７に現在使用している手袋のサイズを記入する。また、使用者の指の太さに応じて指の太さ記入欄２９の太，中，細のいずれかの文字を○で囲み、使用者の手の甲の厚さに応じて、手の甲厚さ記入欄３０の厚，中，薄のいずれかの文字を○で囲み、さらに、好みのフィット感記入欄３１の「きつめ」及び「ゆったり」のいずれかを○で囲む。
【００５６】
この場合、指の太さや手の甲の厚さは、使用者自身で判断して主観的に記入する。
【００５７】
また、注文内容記入部２３の注文枚数記入欄３２、３３には、白黒の手袋の２種の注文枚数を記入し、ネーム記入部２４に使用者のネームを記入する。
さらに住所記入欄３４、氏名記入欄３５、電話番号記入欄３６、年齢記入欄３７、性別記入欄３８、及びゴルフ歴記入欄３９にそれぞれの項目を記入する。
【００５８】
以上のようにして手の輪郭を描き、且つ水平線と垂直線からなる中心部分特定線により５本の指の指先とそれらの指間の指又の中心部分を特定した輪郭作成用シート１と、中間点Ａと中間点Ｂを通過する手の周囲を採寸して手のひら回りサイズを記入するとともに、その他の情報を記入したデータシート３との２枚のシートを、返信用封筒に封入する。
【００５９】
この場合、後述するように、輪郭作成用シート１とデータシート３とに表示、記入すべき種々の事項を、１枚のシートの表裏に記入することも可能であり、別々の２枚のシートを返送するよりも便利となる可能性もある。
【００６０】
一方、このように輪郭作成用シート１とデータシート３とを封入して返信された封筒を受信した送信者である業者は、先ず輪郭作成用シート１の品番記入欄１０及び顧客管理番号記入欄１１にそれぞれ商品の品番と顧客管理番号を記入し、データシート３の業者記入部２６の品番記入欄４０と顧客管理番号記入欄４１とにも品番と顧客管理番号を記入する。この場合、輪郭作成用シート１とデータシート３とには、同じ番号の品番と顧客管理番号が記入されることとなる。
【００６１】
これによって、輪郭作成用シート１とデータシート３とが１対となって、
どの顧客のものであるか、どの品番の商品を注文したかを容易に管理することができる。また、他の顧客のものと紛れても、同じ顧客の輪郭作成用シート１とデータシート３とを容易に照合することができる。
【００６２】
次に、送信者である業者は、受信者である顧客によって輪郭作成用シート１に表示された情報、及びデータシート３に表示された情報に基づいて手袋を製作する。
【００６３】
具体的には、輪郭作成用シート１に表示された輪郭線に基づいて描かれた顧客の手形の輪郭線や、その輪郭線の指先及び指又に付された水平線及び垂直線からなる中心部分特定線によって、さらにはデータシート３に表示された、人差指の付け根と親指の付け根との中間点Ａと小指の付け根と手首の付け根との中間点Ｂを通過する手の周囲の寸法（手のひら回りのサイズ）によって、顧客の手形やサイズを特定する。
【００６４】
このようにして輪郭作成用シート１及びデータシート３から得られた顧客の手形やサイズの情報に基づいて顧客の手にフィットする手袋を作成するのであるが、これらのシートは紙製のものであるので、このシートから直接手袋を製作することはできない。
【００６５】
従って、その前段階として、先ず上記輪郭作成用シート１及びデータシート３に表示された情報に基づいてプラスチック製の手形を作成する。このプラスチック製の手形は、基本的には上記輪郭作成用シート１に表示された顧客の手形の輪郭線に合致させながら、予め準備されたプラスチック製シートを刃物等で裁断することによって製作するのであるが、上記輪郭作成用シート１に表示された手形の輪郭線は、垂直に筆記具を立てて描かれているので比較的正確が期されているとはいえ、顧客自身が描いたものであるため、実際の手の輪郭とはどうしても誤差が生ずることとなる。
【００６６】
そこで、このような顧客自身が描いた輪郭線の誤差を補填するために、上記のような中心部分特定線が利用されることとなる。すなわち、この中心部分特定線は、上述のように指先の先端や指又の底部における円弧線に対して接線となるような水平線と、該円弧線に対して法線となるような垂直線とで構成され、この水平線と垂直線との交点が指先及び指又の頂点として、点座標的に特定されることになる。
【００６７】
このように５箇所の指先及び４箇所の指又の計９箇所の点の位置が特定されることで、顧客のおよその手形及びサイズが特定されることになる。
換言すれば、ヒトの手の輪郭線は、個人差による相違があるものの、その
個人差による相違は、手袋がフィットしているか否かに大きく影響する程のものではない。従って、仮に上記のように顧客自身によって描かれた輪郭線と実際の顧客の手形との間に誤差があったとしても、手袋着用時に大きな違和感を感ずるわけではない。
【００６８】
これに対して、指先や指又の位置においては、実際に手袋を着用した場合に、その指先や指又の位置における手袋と手との間に、寸法誤差もしくは遊び部分としての空間、隙間を体感することが経験上認められている。
特に、着用者の手に合致していない手袋を着用した場合には、指先や指又に大きな間隙や不用意な圧迫感を感じることはだれしも経験するところであり、このような状態はゴルフ用手袋の場合には致命的でむしろ手袋を着用することがプレーする上でのマイナス要因となる。また、指先や指又に大きな間隙や不用意な圧迫感を感じる場合は、手と手袋の指先や指又の位置がずれていることになるので、結果として手の全体の輪郭と手袋の全体の輪郭に位置ずれが生じていることになり、ひいてはこのことが手に違和感や不当な圧迫感を感じさせる場合が多い。
【００６９】
この点、指先や指又において手と手袋との間に大きな寸法間隙や不用意な圧迫感がない場合には、手の全体の輪郭と手袋全体の輪郭との間に位置ずれが生じる可能性が少ない。
このような理由から、上記のように５箇所の指先及び４箇所の指又の計９箇所の位置が、水平線と垂直線からなる中心部分特定線によって点座標的に特定されることで、輪郭作成用シート１に顧客自身によって描かれた輪郭線全体と、実際の手の輪郭全体との間に上下方向及び左右方向への位置ずれがほとんど生じることがなく、従って顧客自身によって描かれた輪郭線と実際の手の輪郭との間に多少の誤差があったとしても、手袋着用時において着用者はほとんど違和感や圧迫感を感ずることがないのである。
【００７０】
上述のようにして、５箇所の指先及び４箇所の指又の計９箇所の点の位置を重視しつつ、輪郭作成用シート１に描かれた輪郭線に沿ってプラスチックシートが裁断されて、プラスチック製の手形が製作されることになる。
【００７１】
尚、このプラスチック製の手形は、製作される手袋の型として直接的に利用されるものであり、平面的な型取りのみでは不十分となるおそれがあることから、手の平の部分と手の甲の部分との２枚が準備されることとなる。このような手の平の部分と手の甲の部分との２枚のプラスチック製の手形は、実際の手の形がそうであるように完全に同じ輪郭のものではない。
【００７２】
従って、手の平の部分と手の甲の部分との２枚のプラスチック製の手形は、厳密には輪郭作成用シート１に描かれた輪郭線に完全に合致させるように裁断して形成されているわけではなく、ヒトの手の立体的な形状を考慮しつつ、革手袋製作職人の経験等に基づいてラインの若干の修正、変更を行いつつ裁断がなされることになる。
【００７３】
この場合、手袋製作の専門職人にとっては、ヒトの手の立体的な形状、ラインはある程度予測ができる場合もあるが、そのラインや手の厚みに個人差があることはいうまでもない。
【００７４】
そこで、上記のようにデータシート３に表示された顧客の手のひら回りのサイズが、その顧客の手の立体的な形状、厚み等を予測する上での有力な情報となる。すなわち、上述のように、人差指の付け根と親指の付け根との中間点Ａと小指の付け根と手首の付け根との中間点Ｂを通過する手の周囲の寸法を測定することで、指を除く手の中心部分である手の平から手の甲に至る周囲の部分、つまり手のひら回りのサイズが特定されるので、手袋製作者にとってその顧客の手の立体的な形状、厚み等を予測することが容易となる。
【００７５】
この場合、データシート３に顧客自身によって記入された手の甲の厚さや指の太さ等も補填的に活用されることとなる。また、顧客が現在使用している手袋サイズ等も参考に供されることとなる。
【００７６】
以上のようにして、手の平の部分と手の甲の部分との２種類のプラスチック製の手形が製作されることとなる。
【００７７】
そして、このようにして製作された２種類のプラスチック製の手形に基づいて手袋となる手の平の部分と手の甲の部分とがそれぞれ製作されることとなる。具体的には、手袋を構成する革素材のシートを準備し、その革素材のシート上に上記プラスチック製の手形を載置し、載置されたプラスチック製の手形の輪郭に沿って革素材のシートを裁断する。
【００７８】
このようにして、２種類のプラスチック製の手形の形状に合致した革素材の手形、つまり革素材の手の平の部分と手の甲の部分とがそれぞれ形成されることとなり、その手の平の部分と手の甲の部分との２枚の革素材の側縁を縫製することによって、ゴルフ用革手袋の製作が完成することとなる。
【００７９】
このようにして製作されたゴルフ用革手袋は、上述のような手の平と甲の２枚のプラスチック製手形に基づいて製作された２枚の革素材を縫製して製作され、さらにその２枚のプラスチック製手形は、上述のように送信者である業者から受信者である顧客に郵送され、受信者において上述のように輪郭作成用シート１及びデータシート３に表示、記入された情報に基づいて製作されたものであるため、受信者である顧客の手にフィットする手袋が提供されることとなる。
【００８０】
尚、手袋製作用の手形として、本実施形態ではプラスチック製の手形を用いたが、材質はこれに限定されるものではない。すなわち、厚紙、ベニヤ板など様々な材質のものが使用できる。要は、この手形を用いて革を裁断するための型として機能すれば良いのである。
【００８１】
すなわち、このように業者と顧客との送受信で伝達された情報、すなわち顧客の手の輪郭線と、その手の輪郭線の指先及び指又における計９箇所の中心部分特定線と、人差指の付け根と親指の付け根との中間点Ａと小指の付け根と手首の付け根との中間点Ｂを通過する手の周囲の寸法との３つの主要な情報に基づいて手袋が製作されているので、顧客の手の輪郭と手袋の輪郭とにほとんど位置ずれがなく、製作された手袋が顧客の手に非常に良くフィットしているのである。
【００８２】
従って、このようにして製作された手袋を着用してゴルフを行う場合、手袋が手にフィットしているので、たとえば汎用されるウッドクラブやアイアンクラブをスウィングする前のグリップを行う場合に、クラブのグリップ部分と手との一体感が好適に生じ、この結果、その後のテークバックからフォロースルーに至る一連の動作もスムーズに行えることとなる。
【００８３】
一方、パタークラブを使用する場合においても、手袋が手にフィットしているのでクラブのグリップ部分と手とに一体感が生じることは、他のクラブの場合と同様であり、しかも手袋が手にフィットしている結果、あたかもパタークラブのグリップ部分を手で直接握持しているような感触が得られ、この結果、パターをプレーする際の打球の強さやコースの微妙な変化も感知し易いことになる。
【００８４】
（実施形態２）
本実施形態では、図７に示すように、左手の輪郭線５のみならず、右手の輪郭線５も輪郭作成用シート１に表示されており、この点で左手の輪郭線５のみが表示されている上記実施形態１の場合と相違する。
【００８５】
ゴルフ用手袋の場合は、上述のように通常は左手のみに着用されるので、上記実施形態１のように左手の輪郭線５のみに基づいて手袋を製作することで、上述のように手にフィットしたゴルフ用手袋を製作する目的に十分合致するが、ゴルフ用以外の手袋は通常両手に着用されるので、本実施形態のように左右両手の輪郭線が表示されていることが望ましい。
【００８６】
また、本実施形態では、手の３箇所の採寸を行うことが説明書きとして表示され、その説明書用の輪郭線６が表示されている。そして、手の輪郭線６に沿って採寸される３箇所の寸法Ａ、Ｂ、Ｃの箇所を示すライン４５、４６、４７と、そのＡ、Ｂ、Ｃの寸法を記入する記入欄４８、４９、５０とが表示されている。
【００８７】
ちなみに、Ａは、上記実施形態１のＡＢ間の寸法と同じ、すなわち人差指の付け根と親指の付け根との中間点Ａと小指の付け根と手首の付け根との中間点Ｂを通過する手の周囲の寸法（手のひら回りのサイズ）である。またＢは、４本の指の付け根、より詳しくは、人差指の付け根と小指の付け根を通過する手の周囲の寸法である。さらにＣは、中指の第２関節と第３関節間の中間部における中指の周囲の寸法である。
【００８８】
このように、本実施形態では、Ａ、Ｂ、Ｃの３箇所の寸法を測定することで、手によりフィットし易い手袋を製作することができるのである。品番記入欄１０や顧客管理番号記入欄１１が設けられている点は、上記実施形態１と同じである。
【００８９】
尚、図示しないが、本実施形態においても、輪郭作成用シート１の他に、説明書きシート２、データシート３、及びメジャー添付シート４がシートセットの構成要素として用いられている。
【００９０】
説明書きシート２には採寸の方法は記載されておらず、この点で実施形態１と相違するが、輪郭線記載方法説明表示部が設けられている点では実施形態１と同様である。すなわち、輪郭線の表示方法とともに、５本の指の指先の中心部分と、それらの指先間の４箇所の指又の中心部分とが特定できるように、水平線と垂直線とからなる中心部分特定線が表示されている。
【００９１】
またデータシート３の表示事項も実施形態１とほぼ同様であるが、本実施形態では、採寸された手の所定部分の寸法が輪郭作成用シート１に記入可能であるので、データシート３においてその記入を省略することもできる。
【００９２】
（その他の実施形態）
尚、上記各実施形態では、輪郭作成用シート１、説明書きシート２、データシート３、及びメジャー添付シート４の計４枚のシートの組み合わせでシートセットが構成されていたが、これらの４種類のシートがすべて本発明に必須のものではない。
【００９３】
たとえば、メジャー添付シート４等はなくてもよく、一般のメジャーを用いることも可能である。ただし、上記実施形態のように業者と顧客間でシートセットが送受信される場合には、受信した顧客が採寸を行うためのメジャーを別途準備し、或いは探索する必要がないため、手袋の注文を受注することが目的の業者にとっては、顧客に負担をかけない分、好都合である。
【００９４】
またメジャー添付シート４として構成されているとはいえ、紙の一部でメジャーを構成しているので、業者にも多大なコストがかかることもなく、紙という柔軟な素材の一部を切り取って用いるので、目的とする箇所の採寸には十分活用することができる。
【００９５】
さらに、上記輪郭線が表示されている輪郭作成用シート１と、指先の位置及び各指間の指又の位置を特定するために該指先の位置及び各指間の指又の位置にそれぞれ水平線及び垂直線を付すことを説明書きとして表示した説明書きシート２との２種のシートのみでシートセットを構成することも可能である。この場合、データシート３に記入されるデータは、輪郭作成用シート１や説明書きシート２に記入されていてもよく、その場合には結果的にデータシートが輪郭作成用シート１や説明書きシート２と兼用されることとなるのである。
【００９６】
また、上記輪郭線が表示されている輪郭作成用シート１と、人差指の付け根と親指の付け根の中間点と小指の付け根と手首の付け根の中間点を通過する手の周囲の距離を採寸することを説明書きとして表示した説明書きシート２との２種のシートのみでシートセットを構成することも可能である。この場合もデータを輪郭作成用シート１や説明書きシート２に記入することできる。
【００９７】
さらに、別の例として、人差指の付け根と親指の付け根の中間点と小指の付け根と手首の付け根の中間点を通過する手の周囲の距離を採寸すること、及び指先の位置及び各指間の指又の位置を特定するために該指先の位置及び各指間の指又の位置にそれぞれ水平線及び垂直線を付すことを説明書きとして表示した説明書きシート２と、採寸された寸法を記入したデータシート３のみでシートセットを構成することも可能である。この場合には顧客の輪郭線が描かれないこととなるが、上記のように、人差指の付け根と親指の付け根の中間点と小指の付け根と手首の付け根の中間点を通過する手の周囲の距離を採寸すること、及び指先及び指又の位置を特定することという重要な２つの情報を利用することで、たとえ輪郭線が描かれていなくとも、手袋着用者の手の形状やサイズをおよそ特定することが可能となるのである。
【００９８】
さらに、説明書きシート２とデータシート３とは、上記実施形態では別々の用紙で構成されていたが、すでに述べたように、説明書きシート２及びデータシート３に表示される情報を、１枚の用紙の表裏面に表示することも可能である。
【００９９】
また、輪郭作成用シート１は、ある程度の大きさの手の輪郭線を描くものであるとともに、説明書きシート２に表示された輪郭線の記載方法等の説明に基づいて描かれることから、本来は説明書きシート２とは別のシートで構成されていることが望ましいが、１枚のシートの表裏面に表示されることを妨げるものではない。
【０１００】
いずれにしても、本発明においては、上述のような特徴的な情報が適宜組み合わせてシートセットが構成されていればよく、本発明に本質的に必要な特徴的な情報が表示されていれば、１枚のシートにすべての情報が表示されていてもよく、このような１枚のシートにすべての情報が表示されたものも、本願発明のシートセットに含む趣旨である。
【０１０１】
さらに、上記実施形態では、指先の最先端部と指又の最深部のそれぞれの中心部分を特定するために、指先の円弧に対して正確に接線を描くように水平線を形成し、その水平線に対して直交するように垂直線を描き、これら指先の位置及び指又の位置にそれぞれ付された水平線及び垂直線によって、中心部分特定線を形成したが、中心部分特定線を形成する手段は該実施形態に限定されるものではなく、他の手段によって中心部分特定線を形成することも可能である。
ただし、上記のように指先の円弧に対して接線を描くような水平線と、それに直交する垂直線を用いれば、指先の最先端部と指又の最深部を比較的容易に特定することができ、中心部分特定線を容易に形成することができる利点がある。
【０１０２】
また、上記実施形態では、人差指の親指側の付け根と親指の人差指側の付け根との中間点を中間点Ａとし、この中間点Ａと上記中間点Ｂを通過する手の周囲を採寸することで、手のひら回りのサイズを測定することも可能である。
要は、人差指の付け根と親指の付け根の中間点及び小指の付け根と手首の付け根の中間点を通過する手の周囲の距離を採寸して手のひら回りのサイズを測定されればよい。
ただし、上記実施形態のように、人差指の親指側の付け根と親指の人差指側の付け根との中間点を一方の通過点とすることで、一層手にフィットする手袋を製作することができるという効果がある。
【０１０３】
さらに、上記実施形態では、各シートが紙で構成されていたが、シートの材質は紙に限定されるものではなく、合成樹脂等の他の素材のものを使用することも可能である。
【０１０４】
ただし、業者や顧客等の送受信者間で送受信する際の便宜や、コスト面を考慮すると、上記実施形態のように紙で構成することが最も好ましい。
【０１０５】
さらに、上記実施形態では、シートセットを業者と顧客間で送受信する場合について説明したが、このような業者と顧客間での送受信を前提としないような用途、たとえば個人的に使用するような場合に用いることも可能である。
【０１０６】
尚、本発明は、上述のようにゴルフ用手袋を製作するために用いることを主眼とするものであるが、ゴルフ用手袋以外の手袋、たとえばボーリング、野球、射撃、弓道等のスポーツ用の手袋の製作のために用いることも可能であり、さらにはスポーツ用の手袋以外の一般の手袋に用いることも可能である。
【０１０７】
【発明の効果】
以上のように、本発明においては、指先の位置及び各指間の指又の位置を特定するために該指先の位置及び各指間の指又の位置にそれぞれ水平線及び垂直線を付すこと、及び人差指の付け根と親指の付け根の中間点と小指の付け根と手首の付け根の中間点を通過する手の周囲の距離を採寸すること等の情報を、載置された手の輪郭を描くための輪郭線等と適宜組み合わせて用いることができるので、着用者にフィットした手袋、特にゴルフ用の手袋を提供できるという効果がある。
【０１０８】
この結果、このようにして製作された手袋を着用してゴルフを行う場合、
手袋が手にフィットしているので、汎用されるウッドクラブやアイアンクラブをスウィングする前のグリップを行う場合に、クラブのグリップ部分と手との一体感が好適に生じ、テークバックからフォロースルーに至る一連の動作もスムーズに行えることとなり、またパタークラブを使用する場合においても、手袋が手にフィットしているのであたかもパタークラブのグリップ部分を手で直接握持しているような感触が得られ、この結果、パターをプレーする際の打球の強さやコースの微妙な変化も感知し易いという効果が得られる。
【０１０９】
また、手袋が手にフィットしていると、スウィングのフォームが適切でない場合に、手袋が消耗、破損する確率が高くなるが、このことで逆に手袋の消耗、破損する位置から、使用者のクラブのグリップやフォームを判断し、適切なグリップやフォームに矯正し易くなるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】一実施形態としてのシートセットを構成する輪郭作成用シートの概略平面図。
【図２】説明書きシートの概略平面図。
【図３】説明書きシートの中の採寸方法説明表示部を示す要部概略平面図。
【図４】説明書きシートの中の輪郭線記載方法説明表示部を示す要部概略平面図。
【図５】データシートの概略平面図。
【図６】メジャー添付シートの概略平面図。
【図７】他の実施形態の輪郭作成用シートの概略平面図。
【符号の説明】
１…輪郭作成用シート ２…説明書きシート
３…データシート ５…輪郭線[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention is a bill determining sheet for manufacturing gloves, a bill determining sheet set including the bill determining sheet, a bill determining method and a glove manufacturing method using the bill determining sheet or sheet set, In particular, in order to fit a golf glove to a wearer's hand, a sheet and a sheet set for judging a wearer's bill, and a bill using the sheet and the sheet set, for the purpose of manufacturing a bespoke glove. The present invention relates to a determination method and a method of manufacturing a glove.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, various types of golf gloves have been developed and marketed, but all of the ready-made golf gloves manufactured to the planned dimensions are sold at sporting goods stores and supermarkets, and consumers have their own hands. The fact is that gloves that fit as much as possible are selected and purchased.
[0003]
By the way, such golf gloves are different from general gloves, and are not worn on the right hand that merely attaches without substantially gripping the grip of the club (when the wearer is right-handed), and the grip of the club is not gripped. Is worn only by the left hand holding the
[0004]
However, when swinging a general-purpose club, such as a wood club such as a driver or a spoon, or an iron club such as a third, fifth, or seventh, the left hand palm contacts the grip portion of the club. And the grip of the golf club is thinner and harder than a tennis racket or baseball bat. For this reason, if you swing the above wood club or iron club many times by gripping with your bare hands, the skin may be damaged, such as peeling of the hands, so you should swing with your bare hands like a tennis racket or baseball bat. It is difficult to perform operations many times.
[0005]
Thus, it goes without saying that gloves are a necessity for playing golf, but the importance of golf gloves is not limited to them. In other words, the skill of the left hand grip is important, and it also affects the series of swing movements from take-back to follow-through.Therefore, whether the glove fits the wearer's hand is also considered from the viewpoint of technical improvement. This is a very important issue.
[0006]
On the other hand, when a putter club is used, the frictional force at the time of contact with the grip portion of the club is not so large as in the case of using other clubs, but the hand feeling of contacting the club is reduced. However, it may have a subtle effect on the strength and course of the ball when playing in a putter club, and if the gloves do not fit the hands of the wearer, it may be fatal in playing.
[0007]
For this reason, it is common for advanced users, especially professional golfers and the like, to remove gloves and perform gripping when using a putter club. This means that the use of a putter club ultimately requires a sense of unity between the hand and the club, but for beginners, inexperienced players, and inexperienced players, etc. Of course, for many general players, even professional golfers and other advanced players, the fact that gloves fit into the wearer's hands without having to remove gloves has led to the improvement of putter play skills. There is no doubt that it will contribute.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, the fact that the glove fits the wearer's hand has a significant effect on various techniques in playing golf, but in reality, it is generally the case of off-the-shelf products that are generally sold. Among gloves, it is not easy for a user to search for and sort out gloves that fit his / her hand. Therefore, at present, general players buy gloves by making a compromise choice.
[0009]
The present invention has been made in order to solve such a problem, and makes it possible to appropriately judge a user's handprint in order to manufacture a glove that fits the hand of the user as much as possible. That is the task.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve such problems, the present invention uses a handprint determination sheet for manufacturing gloves, a handprint determination sheet set including the handprint determination sheet, and a handprint determination sheet or sheet set. The method of determining the type of handprints and the method of manufacturing the gloves was performed. The feature of the sheet for determining the type of handprints is that the central part, which is the foremost part of the fingertip in the outline of the hand, in determining the handprint of the glove wearer. And adding a center part specifying line for specifying the center part which is the deepest part of the finger or the like is displayed as an explanatory note.
[0011]
Another feature of the handprint determination sheet is that the hand passing through the midpoint between the base of the index finger and the base of the thumb and the midpoint between the base of the little finger and the base of the wrist in determining the handprint of the glove wearer. The measurement of the surrounding distance is displayed as an explanatory note.
[0012]
Still another feature as a bill determination sheet is to place a glove wearer's hand, a contour creation sheet for drawing the contour of the placed hand, and a fingertip of the created hand contour line. A description sheet is displayed as a description indicating that a center portion specifying line for specifying the center portion which is the leading end portion and the center portion which is the deepest portion of the finger or the like is added.
[0013]
The features of the bill determination sheet set include a contour creation sheet for placing the glove wearer's hand and drawing the contour of the placed hand, and an intermediate point between the base of the index finger and the base of the thumb. And a description sheet that displays as a description that measuring the distance around the hand passing through the midpoint between the base of the little finger and the base of the wrist.
[0014]
Further, another feature as a bill determination sheet set is to place a glove wearer's hand, a contour creation sheet for drawing a contour of the placed hand, and a contour of the created hand contour. Attach a center part specifying line to specify the center part which is the tip of the fingertip and the center part which is the deepest part of the finger, and the midpoint between the base of the index finger and the base of the thumb and the base of the little finger and the base of the wrist. This is to compose a handprint determination sheet set with an explanation sheet displayed as an explanation that measures the distance around the hand passing through the middle point of the base.
[0015]
Further, another feature as a bill determination sheet set is to place a glove wearer's hand, a contour creation sheet for drawing a contour of the placed hand, and a contour of the created hand contour. Attach a center part specifying line to specify the center part which is the tip of the fingertip and the center part which is the deepest part of the finger, and the midpoint between the base of the index finger and the base of the thumb and the base of the little finger and the base of the wrist. This is to compose a handprint determination sheet set with an explanation sheet displayed as an explanation that measures the distance around the hand passing through the middle point of the base.
[0016]
Further, another characteristic of the sheet set for handprint determination is that a center part identification line for identifying the center part which is the foremost part of the fingertip and the center part which is the deepest part of the finger or finger in the created contour line of the hand. And a measure sheet indicating the measurement of the distance around the hand passing through the middle point between the base of the index finger and the base of the thumb and the middle point between the base of the little finger and the base of the wrist, as a description sheet. That is, the determination sheet set is provided.
[0017]
The data sheet that fills in the distance around the hand passing through the measured midpoint between the base of the forefinger and the base of the thumb and the midpoint between the base of the little finger and the base of the wrist as the data is described in the above-mentioned contour creation sheet and description. It is also possible to provide in addition to the sheet.
[0018]
Further, the feature as the handprint determination method is that the hand of the glove wearer is placed on the contour creation sheet, the contour of the placed hand is drawn, and the leading edge of the fingertip in the created hand contour line. A central part specifying line for specifying the central part and the central part which is the deepest part of the finger or the like is attached, and the handprint for manufacturing the glove is determined.
[0019]
Another feature of the handprint determination method is that the glove wearer's hand is placed on the contour creation sheet, the contour of the placed hand is drawn, and the midpoint between the base of the index finger and the base of the thumb and the middle finger of the little finger are placed. The purpose is to measure the distance around the hand passing through the midpoint between the base of the wrist and the base of the wrist and determine the handprint for manufacturing the glove.
[0020]
Another feature of the handprint determination method is that the hand of the glove wearer is placed on the contour creation sheet, the contour of the placed hand is drawn, and the tip of the fingertip in the created hand contour is drawn. A center part specifying line for specifying the center part which is the deepest part of the finger or the middle part of the finger or the middle point between the base of the index finger and the base of the thumb and the middle point between the base of the little finger and the base of the wrist. The purpose is to measure the distance around the passing hand and determine the handprint for manufacturing the glove.
[0021]
Furthermore, the feature of the glove manufacturing method is that the glove wearer's hand is placed on the contour creation sheet, the contour of the placed hand is drawn, and at the tip of the fingertip in the created hand contour line Attach a center part identification line to identify a certain center part and the center part which is the deepest part of the finger or finger, and pass through the middle point between the base of the index finger and the base of the thumb and the middle point between the base of the little finger and the base of the wrist Measure the distance around the hand to be made, and then create a glove-making handprint based on the contour line and the center part identification line displayed on the contour creation sheet, and then, with the base of the measured index finger The base and palm parts of the back of the hand made of gloves, based on the glove-made bill, taking into account the distance around the hand passing through the middle point of the base of the thumb and the middle point of the base of the little finger and the wrist. To form a base In is to produce coalescing matrix of matrix and palm portion of the instep 該手.
[0022]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0023]
(Embodiment 1)
The bill set sheet set according to one embodiment is composed of a total of four sheets, a contour creation sheet 1, an explanation sheet 2, a data sheet 3, and a measure attached sheet 4. These four sheets are all made of paper.
[0024]
As shown in FIG. 1, a contour line 5 for specifying an approximate position on which the left hand is to be placed is displayed as a dotted line on the contour creation sheet 1. The outline 6 for the instruction for specifying the position of is indicated by a solid line. The contour line 6 includes a horizontal line 7 and a horizontal line 7 so that a center portion, which is the tip of the fingertip of the five fingers, and a center portion, which is the deepest portion of the four fingers between the fingertips, can be specified. A central part specifying line 9 composed of a vertical line 8 is displayed.
[0025]
Then, the user places his / her hand on the contour line 5 with reference to the center portion specifying line 9 displayed on the contour line 6 for the instruction, and the center portion composed of a horizontal line and a vertical line. A specific line will be displayed.
[0026]
Further, although not shown, an explanatory sentence for explaining a method of displaying the outline of the user's hand along the outline 5 is displayed. Specifically, "place a hand on the contour creation sheet 1 so as to follow the contour line 5 as much as possible, stand a writing instrument vertically and draw a line along the contour of the hand, Draw a center part specifying line composed of a horizontal line and a vertical line of the finger with reference to the small outline 5 and the center part specifying line 9 ".
[0027]
Further, above the contour line 5, there are provided a part number entry column 10 for entering a part number of a glove that the manufacturer intends to produce as a custom-made, and a customer management number entry column 11 for a consumer wearing the glove. Have been.
[0028]
As shown in FIG. 2, the explanation sheet 2 is provided with a measurement method explanation display section 12 for displaying a measurement method, and a contour line description method is provided below the measurement method explanation display section 12. An explanation display unit 13 is provided.
[0029]
As shown in FIG. 3, the measuring method explanation display section 12 displays an intermediate point A between the base of the index finger on the thumb side and the base of the index finger on the thumb, and an intermediate point between the base of the outer side of the little finger and the base of the outer side of the wrist. The measurement of a line connecting the periphery of the hand passing through the point B is described together with the display unit 14 of the hand.
[0030]
In addition, as shown in FIG. 4, “displaying the writing implement vertically and tracing the base of the hand as accurately as possible” is displayed on the outline description display section 13 together with the display section 15. . Below the display section 15, a manual outline 16 similar to the manual outline 6 displayed on the outline creation sheet 1 is displayed. Then, a center part specifying line 19 composed of a horizontal line 17 and a vertical line 18 is displayed so that the center part of the fingertips of the five fingers and the center part of the four fingers between the fingertips can be specified. ing.
[0031]
On the left side of the measuring method description display section 12 and the outline description method display section 13, respectively, description display fields 20 and 21 are provided.
[0032]
The data sheet 3 is a sheet for describing data required by the customer himself. As shown in FIG. 5, the data sheet 3 includes a data entry section 22 for entering main data, An order content entry section 23 for entering a type, a name entry section 24 for entering a name to be put in gloves, and an address / name entry section 25 for entering an address / name of a customer are provided. Further, there is also provided a trader entry section 26 in which not the customer but the trader fills in.
[0033]
The hand data entry section 22 further includes a glove size entry column 27 for entering the size of the glove currently in use, and an index finger measured based on the explanation displayed on the measurement method explanation display section 12. Of the line connecting the periphery of the hand passing the midpoint A between the base of the thumb and the base of the index finger of the thumb, and the midpoint B between the base of the little finger and the base of the outside of the wrist (palm of the hand) Size), a finger size entry field 29 to enter the thickness of the finger, a hand thickness entry field 30 to enter the thickness of the back of the hand, and a desired fit. There is provided a fitting fit entry column 31 for filling in.
[0034]
Only numerical values are entered in the hand data entry section 22 and the glove size entry field 27,
In the finger thickness entry field 29, three kinds of characters of thick, medium, and thin are displayed so as to be circled. In the hand back thickness entry field 30, three kinds of letters of thick, medium, and thin are displayed. Are displayed so as to be surrounded by a circle, and two kinds of characters “tight” and “slowly” are displayed so as to be surrounded by a circle in the favorite fit feeling entry column 31.
[0035]
Further, the order content entry section is provided with order quantity entry columns 32 and 33 for entering the order quantity 23 of each of two colors of white (white) and black (black) gloves.
[0036]
Further, the address / name entry section 25 is provided with an address entry section 34, a name entry section 35, a telephone number entry section 36, an age entry section 37, a gender entry section 38, and a golf history entry section 39, respectively.
[0037]
Further, the trader entry section 26 is provided with a part number entry column 40 and a customer management number entry column 41.
[0038]
The measure-attached sheet 4 is provided with a measure 42. By cutting from the measure-attached sheet 4, the base of the forefinger on the thumb side and the base of the forefinger of the thumb described in the measuring method explanation display section 12 are cut. Of the hand passing through a midpoint A of the hand and a midpoint B between the outer base of the little finger and the outer base of the wrist.
[0039]
Further, on the right side of the major 42, an advertisement description display column 43 and a glove image display column 44 are provided.
[0040]
Next, a case will be described in which a sheet set for determining a handprint, which includes a total of four sheets, such as the contour creation sheet 1, the explanation sheet 2, the data sheet 3, and the measure attached sheet 4, is used. .
[0041]
As an example of the use of such a bill determination sheet set, a trader who manufactures and sells gloves made to order creates such a sheet set composed of four sets of sheets, and encloses a reply envelope and the like. Store in credit envelope and mail to customer.
[0042]
The consumer (customer) who has received this, after opening the outgoing credit envelope, takes out each sheet, and first places the consumer's hand on the contour creation sheet 1 so as to follow the contour line 5 as much as possible. In this case, since the outline 5 is merely an example of a bill, it does not coincide with the consumer's bill, but is useful for specifying an approximate position where the consumer's hand is placed.
[0043]
Next, a contour line is drawn with a writing tool along the contour of the placed hand. In this case, as described in the description of the contour line description method display section 13 of the description sheet 2, the writing implement (pencil) stands upright, and traces from the base of the hand to the base as accurately as possible. Draw. By drawing the writing implement upright, the line that most closely follows the outline of the hand will be drawn. Here, it is preferable to use a writing instrument whose diameter is not excessively large with respect to the core material. This is because it is difficult to project the shape of the hand accurately and vertically by using an excessively thick writing instrument.
[0044]
Next, a center part specifying line is displayed in order to specify the tip parts of the five fingertips of the hand and the center parts of the deepest parts of the fingers between the fingers. Although this center part specifying line can be drawn based on the display of the contour line 6 for instructions displayed on the sheet 1 for creating contours and the center part specifying line 9 composed of the horizontal line 7 and the vertical line 8, The method for describing the outline of the description sheet 2 can be performed more easily based on the center portion specifying line 19 composed of the horizontal line 17 and the vertical line 18 displayed on the description display section 13.
[0045]
That is, after the outline of the hand has been drawn, a horizontal line is drawn at a portion recognized as the center of the five fingertips of the drawn outline with reference to the display of the horizontal line 17. In this case, it is not always easy to specify the direction in which the horizontal line is drawn, but it is relatively reasonable to draw the tangent line exactly to the arc of the fingertip and to make the direction as perpendicular to the finger direction as possible. You can draw a horizontal line.
[0046]
Next, a vertical line is drawn so as to be orthogonal to the horizontal line. Also in this case, with reference to the vertical line 18 displayed on the contour line description method display unit 13, the normal line is drawn accurately with respect to the arc of the fingertip, and the right angle to the horizontal line as much as possible. Draw.
[0047]
The center line specifying line is formed by the horizontal line and the vertical line thus drawn, and the intersection of the horizontal line and the vertical line is specified as the center portion of the fingertip.
[0048]
In the same manner, a horizontal line and a vertical line are drawn also on a finger or a portion between the five fingers of the drawn contour line, and the center line specifying line is formed by the horizontal line and the vertical line.
[0049]
Also in this case, a relatively reasonable horizontal line can be drawn by accurately drawing a tangent to the finger or arc, and a relatively reasonable vertical line can be drawn by accurately drawing a normal to the finger or circular arc. Can be drawn. In this way, the intersection of the horizontal line and the vertical line is specified as the central part as the deepest part of the fingertip.
[0050]
As described above, the fingertip and the center of the finger are all specified.
[0051]
Next, based on the display of the measuring method explanation display section 12 of the explanation sheet 2, the midpoint A between the thumb-side base of the user's own index finger and the base of the thumb's index finger, and the outer base of the little finger are displayed. A line connecting the periphery of the hand passing through the midpoint B with the outer base of the wrist is measured.
[0052]
In this case, the measure 42 provided on the measure attachment sheet 4 is cut off, and the midpoint A between the base of the forefinger on the thumb side and the base of the forefinger of the thumb, the base of the outer side of the little finger and the base of the outer side of the wrist, The measure 42 is applied to the user's hand so as to connect around the hand passing through the intermediate point B, and its dimensions are measured.
[0053]
In this case, since the measure 42 is provided with a graduation of the same size as a general ruler or ruler, and since the measure 42 itself is made of paper, when the hand is wound around the hand, the contour of the hand in the thickness direction is also measured. The hand can be easily moved along, so that the hand passes through the midpoint A between the base of the index finger on the thumb side and the base of the index finger of the thumb, and the midpoint B between the base of the outer side of the little finger and the base of the outer side of the wrist. The dimension of the line connecting the perimeters can be accurately measured.
[0054]
Around the hand passing through the midpoint A between the base of the index finger on the thumb side and the base of the index finger of the thumb measured in this way, and the midpoint B between the base of the outer side of the little finger and the base of the outer side of the wrist. Is entered in the palm size entry field 28 in the data entry section 22 of the data sheet 3.
[0055]
As described above, the most important data, the dimension of the line connecting the periphery of the hand passing through the intermediate point A and the intermediate point B, is entered in the palm circumference size entry field 28, and is currently used in the glove size entry field 27. Fill in the size of the gloves you are wearing. In addition, any one of the thick, medium, and fine characters in the finger thickness entry field 29 is circled according to the thickness of the finger of the user, and the thickness of the back of the hand is entered according to the thickness of the back of the user's hand. Any of thick, medium, and thin characters in the column 30 is circled, and any of "tight" and "slow" in the favorite fit entry column 31 is circled.
[0056]
In this case, the thickness of the finger and the thickness of the back of the hand are determined by the user himself, and are subjectively entered.
[0057]
In the order number entry fields 32 and 33 of the order content entry section 23, two types of order quantity of black and white gloves are entered, and the name of the user is entered in the name entry section 24.
Further, the respective items are entered in an address entry column 34, a name entry column 35, a telephone number entry column 36, an age entry column 37, a gender entry column 38, and a golf history entry column 39.
[0058]
A contour creation sheet 1 in which the outline of the hand is drawn as described above, and the fingertips of the five fingers and the center of the fingers or fingers between the fingers are specified by the center part specifying line consisting of the horizontal line and the vertical line; The circumference of the hand passing through the intermediate point A and the intermediate point B is measured, the palm circumference size is entered, and two sheets of the data sheet 3 on which other information is entered are enclosed in a reply envelope.
[0059]
In this case, as will be described later, various items to be displayed and entered on the contour creation sheet 1 and the data sheet 3 can be entered on the front and back of one sheet. May be more convenient than sending back.
[0060]
On the other hand, the trader who has received the returned envelope after enclosing the contour creation sheet 1 and the data sheet 3 first, first enters the part number entry field 10 and the customer management number entry field of the contour creation sheet 1. The product number and customer management number are respectively entered in 11 and the product number and customer management number are also entered in the product number entry column 40 and customer management number entry column 41 of the trader entry section 26 of the data sheet 3. In this case, the part number and the customer management number having the same number are written in the contour creation sheet 1 and the data sheet 3.
[0061]
As a result, the contour creation sheet 1 and the data sheet 3 form a pair,
It is possible to easily manage which customer belongs and which product number is ordered. Further, even if it is mixed with that of another customer, the contour creation sheet 1 and the data sheet 3 of the same customer can be easily collated.
[0062]
Next, the trader who is the sender manufactures gloves based on the information displayed on the contour creation sheet 1 and the information displayed on the data sheet 3 by the customer who is the receiver.
[0063]
Specifically, the outline of the customer's handprint drawn based on the outline displayed on the outline creation sheet 1, and the center portion composed of the horizontal and vertical lines attached to the fingertips and fingers of the outline The dimension around the hand passing through the midpoint A between the base of the index finger and the base of the thumb and the midpoint B between the base of the little finger and the base of the wrist, which is displayed on the data sheet 3 by the specific line (the palm rotation) The size of the customer).
[0064]
In this way, gloves that fit the customer's hand are created based on the customer's bills and size information obtained from the contour creation sheet 1 and the data sheet 3. These sheets are made of paper. Because of this, gloves cannot be made directly from this sheet.
[0065]
Therefore, as a pre-stage, first, a plastic bill is created based on the information displayed on the contour creation sheet 1 and the data sheet 3. This plastic bill is manufactured by cutting a prepared plastic sheet with a blade or the like while basically matching the contour of the customer's bill displayed on the contour creation sheet 1. However, the outline of the handprint displayed on the outline creation sheet 1 is drawn by the customer himself, although the accuracy is relatively high because the writing line is drawn upright with the writing implement standing upright. Therefore, an error is inevitably generated from the actual hand contour.
[0066]
Therefore, in order to compensate for such an error in the contour drawn by the customer himself, the center part specifying line as described above is used. That is, the center portion specifying line is, as described above, a horizontal line that is tangent to the arc line at the tip of the fingertip or the bottom of the finger or a vertical line that is normal to the arc line. The intersection of the horizontal line and the vertical line is specified in point coordinates as the fingertip and the vertex of the finger.
[0067]
By specifying the positions of a total of nine points including five fingertips and four fingertips in this way, the approximate bill and size of the customer are specified.
In other words, although the outline of the human hand is different due to individual differences,
Differences due to individual differences do not significantly affect whether or not gloves are fitted. Therefore, even if there is an error between the outline drawn by the customer and the actual customer's bill as described above, the user does not feel great discomfort when wearing gloves.
[0068]
On the other hand, at the position of the fingertip or finger or finger, when gloves are actually worn, a space or a gap as a dimensional error or a play part is formed between the glove and the hand at the position of the fingertip or finger or finger. Experience has been recognized from experience.
In particular, when wearing gloves that do not match the wearer's hand, everyone experiences a large gap or inadvertent oppression feeling at the fingertips or fingers, and this condition is for golf. In the case of gloves, it is fatal and rather the fact that wearing gloves is a negative factor in playing. If a large gap or inadvertent pressure is felt at the fingertips or fingers, the position of the fingertips or fingers of the hand and the glove is displaced. Is displaced in the outline of the hand, and this often causes the hand to feel uncomfortable or unduly oppressive.
[0069]
In this regard, if there is no large dimensional gap between the hand and the glove at the fingertip or the fingertip or an inadvertent feeling of oppression, there is a possibility that a misalignment may occur between the entire contour of the hand and the entire glove. Less is.
For such a reason, as described above, a total of nine positions of five fingertips and four finger stitches are specified in point coordinates by the center part specifying line composed of the horizontal line and the vertical line, and thus the outline is obtained. There is almost no displacement in the vertical and horizontal directions between the entire contour drawn by the customer on the creation sheet 1 and the entire contour of the actual hand, and therefore, the contour drawn by the customer himself Even if there is a slight error between the line and the actual contour of the hand, the wearer hardly feels discomfort or pressure when wearing gloves.
[0070]
As described above, the plastic sheet is cut along the contour line drawn on the contour creation sheet 1 while emphasizing the positions of a total of nine points of five fingertips and four fingertips, A plastic bill will be produced.
[0071]
This plastic handprint is used directly as a mold for the gloves to be manufactured, and there is a possibility that planar molding alone may not be sufficient. Will be prepared. The two plastic handprints, such as the palm and back of the hand, are not exactly the same contour as the actual hand shape is.
[0072]
Therefore, the two plastic handprints, the palm part and the back part, are not cut and formed to exactly match the contour lines drawn on the contour creation sheet 1 strictly. Instead, the line is cut while slightly modifying or changing the line based on the experience of the leather glove maker, taking into account the three-dimensional shape of the human hand.
[0073]
In this case, a glove-making specialist may be able to predict the three-dimensional shape and line of a human hand to some extent, but it goes without saying that there are individual differences in the line and hand thickness.
[0074]
Thus, the size of the palm of the customer's hand displayed on the data sheet 3 as described above is powerful information for predicting the three-dimensional shape, thickness, and the like of the customer's hand. That is, as described above, by measuring the size around the hand passing through the midpoint A between the base of the index finger and the base of the thumb and the midpoint B between the base of the little finger and the base of the wrist, the hand excluding the finger is measured. Since the size of the part around the palm from the palm, which is the central part of the hand, is specified, that is, the size of the palm, the glove manufacturer can easily predict the three-dimensional shape, thickness, and the like of the customer's hand.
[0075]
In this case, the thickness of the back of the hand, the thickness of the finger, and the like entered by the customer in the data sheet 3 are also used as a supplement. The glove size currently used by the customer is also provided for reference.
[0076]
As described above, two types of plastic bills, the palm part and the back part, are manufactured.
[0077]
Then, based on the two types of plastic bills produced in this manner, a palm portion and a back portion of a glove are produced respectively. Specifically, a sheet of a leather material constituting a glove is prepared, the plastic bill is placed on the leather material sheet, and the leather material is placed along the contour of the placed plastic bill. Cut the sheet.
[0078]
In this way, the handprint of the leather material conforming to the shape of the two types of plastic handprints, that is, the palm portion and the back portion of the leather material are formed, respectively, and the palm portion and the back portion are formed. By sewing the side edges of the two leather materials, the production of the leather gloves for golf is completed.
[0079]
The golf leather glove thus manufactured is manufactured by sewing two leather materials manufactured based on the two plastic bills of the palm and the back as described above. The plastic bill is mailed from the sender, as described above, to the customer, who is the receiver, and is displayed on the contour creation sheet 1 and the data sheet 3 at the receiver as described above, based on the information entered. Since it is manufactured, a glove that fits the hand of the customer who is the recipient will be provided.
[0080]
Note that, in this embodiment, a handprint made of plastic is used as a handprint for glove production, but the material is not limited to this. That is, various materials such as cardboard and plywood can be used. The point is that this bill should function as a mold for cutting leather.
[0081]
That is, the information transmitted / received between the trader and the customer in this manner, that is, the contour line of the customer's hand, a total of nine central part identification lines at the fingertips and fingers of the contour line of the hand, and the base of the index finger The glove is manufactured based on three main information, that is, the midpoint A between the base of the thumb and the base of the thumb passing through the midpoint B between the base of the little finger and the base of the wrist. There is very little misalignment between the contours of the hand and the glove, and the glove made fits the customer's hand very well.
[0082]
Therefore, when playing golf while wearing gloves manufactured in this way, the gloves fit the hands, so when performing grip before swinging a general-purpose wood club or iron club, for example, Thus, a sense of unity between the grip portion and the hand suitably occurs, and as a result, a series of subsequent operations from takeback to follow-through can be smoothly performed.
[0083]
On the other hand, when a putter club is used, the feeling of unity between the grip portion of the club and the hand is the same as in other clubs because the glove fits the hand. As a result of the fit, it feels as if the grip part of the putter club is directly grasped by hand, and as a result, it is easy to sense subtle changes in the strength of the ball and the course when playing the putter Will be.
[0084]
(Embodiment 2)
In the present embodiment, as shown in FIG. 7, not only the contour line 5 of the left hand but also the contour line 5 of the right hand are displayed on the contour creation sheet 1. At this point, only the contour line 5 of the left hand is displayed. This is different from the first embodiment.
[0085]
In the case of golf gloves, since the glove is usually worn only on the left hand as described above, by manufacturing the glove based on only the contour line 5 of the left hand as in the first embodiment, the glove can be worn on the hand as described above. Although this is well suited to the purpose of producing a fitted golf glove, gloves other than golf gloves are usually worn on both hands, and therefore it is desirable that the outlines of both right and left hands are displayed as in this embodiment.
[0086]
In the present embodiment, the measurement of three places of the hand is displayed as an explanation, and the outline 6 for the instruction is displayed. Then, lines 45, 46, and 47 indicating three dimensions A, B, and C measured along the contour line 6 of the hand, and entry fields 48, 49 for entering the dimensions of A, B, and C, respectively. , 50 are displayed.
[0087]
By the way, A is the same as the dimension between AB in the first embodiment, that is, around the midpoint A between the base of the index finger and the base of the thumb and the midpoint B between the base of the little finger and the base of the wrist. Dimensions (size around palm). B is the dimension around the hand passing through the bases of the four fingers, more specifically, the bases of the index finger and the little finger. Further, C is a dimension around the middle finger at an intermediate portion between the second joint and the third joint of the middle finger.
[0088]
As described above, in the present embodiment, gloves that can be more easily fitted to the hand can be manufactured by measuring the dimensions of three points A, B, and C. The point that a part number entry column 10 and a customer management number entry column 11 are provided is the same as in the first embodiment.
[0089]
Although not shown, also in the present embodiment, in addition to the contour creation sheet 1, an explanation sheet 2, a data sheet 3, and a measure attachment sheet 4 are used as constituent elements of the sheet set.
[0090]
Although the measuring sheet is not described in the explanation sheet 2 and is different from the first embodiment in this point, it is the same as the first embodiment in that a contour line description method display section is provided. That is, together with the method of displaying the outline, the center part of the horizontal and vertical lines is specified so that the center part of the five fingertips and the center part of the four fingers between the fingertips can be specified. Lines are displayed.
[0091]
The display items of the data sheet 3 are almost the same as those of the first embodiment. However, in this embodiment, since the dimensions of a predetermined portion of the measured hand can be entered in the contour creation sheet 1, the data sheet 3 has The entry can be omitted.
[0092]
(Other embodiments)
In each of the above embodiments, the sheet set is composed of a combination of a total of four sheets: the contour creation sheet 1, the description sheet 2, the data sheet 3, and the measure attached sheet 4. Are not essential to the present invention.
[0093]
For example, the measure attached sheet 4 or the like may not be provided, and a general measure may be used. However, when the sheet set is transmitted and received between the trader and the customer as in the above-described embodiment, it is not necessary for the received customer to separately prepare or search for a measure for measuring. It is convenient for a trader whose purpose is to receive an order because it does not burden the customer.
[0094]
In addition, although it is configured as the sheet 4 attached to the measure, since the measure is composed of a part of the paper, it does not require a large cost for the trader, and a part of the flexible material called paper is cut out. Since it is used, it can be sufficiently utilized for measuring a target portion.
[0095]
Further, the contour creation sheet 1 on which the contour lines are displayed, and a horizontal line at the fingertip position and the fingertip position between the fingers in order to specify the fingertip position and the fingertip position between the fingers. It is also possible to configure a sheet set with only two types of sheets, namely, a description sheet 2 which displays the addition of a vertical line as a description. In this case, the data to be written in the data sheet 3 may be written in the contour creation sheet 1 or the description sheet 2, and in that case, the data sheet is eventually converted to the contour creation sheet 1 or the description sheet. 2 is also used.
[0096]
In addition, measuring the distance around the contour creating sheet 1 on which the above-mentioned contour is displayed, and the hand around the midpoint between the base of the index finger and the base of the thumb and the midpoint between the base of the little finger and the base of the wrist. It is also possible to configure a sheet set with only two types of sheets, that is, a description sheet 2 which displays the description as a description. In this case as well, data can be written in the contour creation sheet 1 and the description sheet 2.
[0097]
Further, as another example, measuring the distance around the hand passing through the midpoint between the base of the index finger and the base of the thumb, the midpoint between the base of the little finger and the base of the wrist, and the position of the fingertip and the distance between each finger In order to specify the position of the finger or finger, a description sheet 2 indicating that a horizontal line and a vertical line are attached to the position of the fingertip and the position of the finger between the fingers, respectively, and the measured dimensions are entered. It is also possible to configure a sheet set using only the data sheet 3. In this case, the outline of the customer will not be drawn, but as described above, the midpoint between the base of the index finger and the base of the thumb and the midpoint between the base of the little finger and the base of the wrist pass around the hand. By using two important pieces of information: measuring distance and locating fingertips and fingertips, the shape and size of the glove wearer's hand, even if not outlined, can be approximated. It can be specified.
[0098]
Further, in the above embodiment, the explanation sheet 2 and the data sheet 3 are formed of separate sheets. However, as described above, the information displayed on the explanation sheet 2 and the data sheet 3 is one sheet. It is also possible to display on the front and back sides of the paper.
[0099]
In addition, since the contour creation sheet 1 draws a contour line of a hand of a certain size, the contour creation sheet 1 is drawn based on the description of the contour line displayed on the explanation sheet 2 and the like. Is desirably constituted by a sheet different from the explanation sheet 2, but this does not prevent the sheet from being displayed on the front and back surfaces of one sheet.
[0100]
In any case, in the present invention, it is only necessary that the above-described characteristic information is appropriately combined to form a sheet set, as long as characteristic information essentially necessary for the present invention is displayed. All information may be displayed on one sheet, and such a display of all information on one sheet is also included in the sheet set of the present invention.
[0101]
Furthermore, in the above-described embodiment, in order to identify the respective center portions of the tip end portion of the fingertip and the deepest portion of the fingertip, a horizontal line is formed so as to accurately draw a tangent to the arc of the fingertip. A vertical line is drawn so as to be orthogonal to the center line, and the center part specifying line is formed by the horizontal line and the vertical line attached to the position of the fingertip and the position of the finger, respectively. The invention is not limited to the embodiment, and the center portion specifying line can be formed by other means.
However, by using a horizontal line that draws a tangent to the arc of the fingertip as described above and a vertical line that is perpendicular to the horizontal line, it is relatively easy to identify the foremost part of the fingertip and the deepest part of the fingertip. There is an advantage that the center portion specifying line can be easily formed.
[0102]
In the above embodiment, the midpoint between the base of the index finger on the thumb side and the base of the index finger on the thumb is defined as the intermediate point A, and the circumference of the hand passing through the intermediate point A and the intermediate point B is measured. It is also possible to measure the size of the palm.
The point is that the palm circumference can be measured by measuring the distance around the hand passing through the midpoint between the base of the index finger and the base of the thumb and the midpoint between the base of the little finger and the base of the wrist.
However, as in the above-described embodiment, by setting the intermediate point between the base of the index finger on the thumb side and the base of the index finger on the thumb as one of the passing points, it is possible to manufacture a glove that fits the hand even more. There is.
[0103]
Further, in the above embodiment, each sheet is made of paper. However, the material of the sheet is not limited to paper, and other materials such as synthetic resin may be used.
[0104]
However, in consideration of the convenience of transmission and reception between a transmitter and a receiver such as a trader and a customer, and the cost, it is most preferable to configure the paper as in the above embodiment.
[0105]
Further, in the above-described embodiment, the case where the sheet set is transmitted and received between the trader and the customer has been described. Can also be used.
[0106]
Although the present invention is intended to be used for manufacturing golf gloves as described above, gloves other than golf gloves, for example, sports gloves such as bowling, baseball, shooting, archery, etc. It can also be used for manufacturing gloves, and can also be used for general gloves other than sports gloves.
[0107]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, a horizontal line and a vertical line are attached to the position of the fingertip and the position of the finger between the fingers to specify the position of the fingertip and the position of the finger between the fingers, respectively. And information such as measuring the distance around the hand passing through the midpoint between the base of the index finger and the base of the thumb and the midpoint between the base of the little finger and the base of the wrist. Since it can be used in combination with a contour line or the like as appropriate, there is an effect that gloves, particularly golf gloves, fitted to the wearer can be provided.
[0108]
As a result, when playing golf while wearing gloves manufactured in this way,
Since the gloves fit the hand, when gripping a general-purpose wood club or iron club before swinging, a sense of unity between the club grip part and the hand suitably occurs, from takeback to follow-through A series of movements can be performed smoothly, and even when using a putter club, the feeling that the glove fits the hand is as if you were directly gripping the grip part of the putter club with your hand. As a result, it is possible to obtain an effect that it is easy to detect a slight change in the strength of the hit ball and the course when playing the putter.
[0109]
In addition, if the gloves fit the hand, the gloves are more likely to be worn or damaged if the swing form is not appropriate. There is an advantage that it is easy to determine the grip and form of the club and to correct the club to an appropriate grip and form.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic plan view of a contour creation sheet constituting a sheet set as one embodiment.
FIG. 2 is a schematic plan view of a description sheet.
FIG. 3 is a schematic plan view of a main part showing a measuring method explanation display section in an explanation sheet.
FIG. 4 is a schematic plan view of a main part showing a contour line description method description display section in a description sheet.
FIG. 5 is a schematic plan view of a data sheet.
FIG. 6 is a schematic plan view of a sheet attached to a measure.
FIG. 7 is a schematic plan view of a contour creation sheet according to another embodiment.
[Explanation of symbols]
1 ... Contour creation sheet 2 ... Explanation sheet
3. Data sheet 5. Outline line
