JP2004355306A - 端末装置、サービス提供サーバ及びrfタグシート - Google Patents
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Abstract
【課題】端末装置にサービスを簡単にインストールできるようにする。
【解決手段】RFタグの識別情報を読み取るRFタグ読み取り手段と、サービスを管理するサーバと通信する通信手段と、RFタグ読み取り手段により読み出したRFタグの識別情報を上記通信手段を用いてサーバに送信する送信手段と、サーバからRFタグの識別情報に対応するサービスに関する情報を受信する受信手段と、上記受信手段により受信したサービス情報に従ってサービスを端末にインストールを設け、RFタグが読み取れる範囲にある場合にRFタグに対応するサービスをインストールするようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】RFタグの識別情報を読み取るRFタグ読み取り手段と、サービスを管理するサーバと通信する通信手段と、RFタグ読み取り手段により読み出したRFタグの識別情報を上記通信手段を用いてサーバに送信する送信手段と、サーバからRFタグの識別情報に対応するサービスに関する情報を受信する受信手段と、上記受信手段により受信したサービス情報に従ってサービスを端末にインストールを設け、RFタグが読み取れる範囲にある場合にRFタグに対応するサービスをインストールするようにする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、端末装置にサービスを提供するための方法、及びサービスを提供される装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、端末装置の高度化が進み、ユーザが必要とする機能を後から組み込むことが可能となっている。現在では、パソコンはいうまでもなく、携帯電話、PDAなどにおいても、機能の追加が可能である。これにより、機器を購入した後で、新たなサービスを受けることができるようになっている。
また、一方で、ユーザがサービスを受けることができるか否かの判断に非接触ICカードを利用する技術がある。その技術では、携帯用の証明書として、非接触ICチップをシート状媒体に貼り付けたものを証明書として利用できるようにしている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−357377号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような従来技術では、ユーザが新しいサービスを利用する場合、ユーザがあらかじめ決められた手順でアプリケーションのインストールや、サービスを受けるための設定を行う必要があり、不慣れなユーザにとっては敷居の高いものとなっている。
また、非接触ICカードを用いた技術では、サービスを受ける権利の正当性を判断するには十分であるが、サービスを受けるための環境を整えることはできない。
そこで、本発明の目的は、ユーザが、簡単に、正当なサービスを受けられる環境を整え、ユーザの利便性の向上を図るとともに、サービスの配布を容易にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、RFタグと呼ばれる通信機付きICに、端末装置との通信手段、および、RFタグを識別するための識別情報(以下識別番号として説明)を管理する識別番号管理手段を設けるようにしている。そして、このRFタグを粘着性のシートの一部に配置して端末装置に貼り付けられるようにして、カードの一部に配置して端末装置または端末装置のカバーに挿入できるようにしている。
そして、本発明では、端末装置に、RFタグを読み取るRFタグ読取手段を設けるようにしている。そして、RFタグが端末装置に貼られて、RFタグが添付されたカードが挿入された場合、RFタグ読み取り手段を用いて、RFタグの識別番号を読み取るようにしている。さらに、本発明では、端末装置に、サーバとの通信手段を設け、読み取ったRFタグの識別情報をサーバに送信するようにしている。
【0006】
また、本発明で使用するサーバでは、RFタグの識別番号とサービスの対応を管理するサービス管理手段を設けるようにしている。さらに、本発明では、サーバに、端末装置との通信手段を設け、端末装置からRFタグの識別番号を受信できるようにしている。そして、サーバでは、端末装置からRFタグの識別番号を受信すると、上記サービス管理手段により、受信したRFタグの識別番号に対応するサービスを検索できるようにしている。さらに、サーバでは、上記通信手段を介して、検索の結果特定されたサービスを端末装置で利用できるようにするために必要な情報(以下、サービス情報)を端末装置に送信するようにしている。
【0007】
端末装置では、端末装置の通信手段により、サーバからサービス情報を受信すると、サービス情報に基づいて、端末装置でサービスを利用できる環境をインストールするようにしている。そして、インストールしたサービスとRFタグの識別番号の対応を管理する導入サービス管理手段を設け、インストールしたサービスとRFタグの対応を管理できるようにしている。また、導入サービス管理手段では、サービスをアンインストールするために必要な情報も管理するようにする。
【0008】
また、端末装置では、サービスを利用できなくするアンインストール手段を設けるようにしている。そして、RFタグが端末装置からはがされたり、あるいは引き抜いたりされたときに、はがされたり引き抜いたりされたRFタグに対応するサービスを導入サービス管理手段を用いて検索し、該RFタグに対応するサービスを、導入サービス管理手段により管理されるアンインストール情報に従って削除するようにしている。
【0009】
上記手段により、本発明では、端末装置にRFタグを貼付、または挿入、またはカバーに挿入することで、端末装置でRFタグに対応したサービスを利用できるようにしている。そして、RFタグをはがしたり、引き抜いたりすることでサービスの利用を終わらせるようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例について、以下図面を用いて説明する。
まず、本発明で使用する端末装置について、図1を用いて説明する。
図中、100は端末装置である。端末装置100の例としては、たとえば、携帯電話、パソコン、セットトップボックス、デジタルカメラ、ハンディカムコーダ、VTRなどがある。図中200は、RF(Radio Frequency)タグである。RFタグは無線通信機能を有するICである。300は、サーバである。
【0011】
端末装置100は、101〜107で構成する。101はCPUであり、周辺部の制御、データの処理や通信に関わる各種プログラムの実行を行う。102は入力制御部であり、キーボード、タッチパッド、テンキー、各種ボタンなどである。103は、記憶部であり、たとえば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、ハードディスクなどである。そして、本実施例で使用する各種プログラムやデータを記憶する。104は出力制御部であり、たとえば、LCD(Liquid Crystal Display)およびLCDを駆動するためのドライバである。なお、出力制御部104は、端末装置100と一体であって、分かれていてもよい。105は通信制御部であり、サーバ300との通信をつかさどる部分であり、プロトコルの制御、通信の物理層の制御を行う。なお、通信制御部105は無線であっても有線であってもよい。106はRFタグ読取制御部であり、RFタグ200と通信を行い、RFタグの情報を取得するのに使用する。
【0012】
次に、RFタグ200について、図2を用いて説明する。
RFタグ200は、無線通信制御201、ID番号管理202、アンテナ203で構成する。無線通信制御201は、端末装置100と間の通信を制御する。ID番号管理202は、RFタグ200に割り当てられた識別番号を記録、保持する。なお、一般的には、RFタグ200毎に異なる識別番号が割り当てられるが、同じ識別番号を有する場合もあってもよい。アンテナ203は、通信制御部201と接続され、無線信号の送信または受信を行う。
【0013】
次に、RFタグ200の使用例について、図3〜5を用いて説明する。
図3は、RFタグ200をシール状にした場合の例である。本例では、粘着部を有するシート210にRFタグ200を配置し、RFタグ200を端末装置100に貼り付けられるようにしている。図3(a)は、端末装置100の一例である携帯電話100aにRFタグ200を含むシート210aを貼り付けた例である。図3(b)は、端末装置100の一例であるパソコン100bにRFタグ200を含むシート210bを貼り付けた例である。
RFタグ200を端末装置100に貼り付ける場所を指定したほうがよい場合、端末装置100において、RFタグを貼り付ける場所を明示するようにすることができる。このようにすることにより、通信の感度をよくするなどの効果がある。
【0014】
図4は、端末装置100において、RFタグ200を貼り付ける場所を指定した例である。図4(a)は、端末装置100の一例である携帯電話100aにRFタグ200を貼り付ける場所110aを点線で示した例である。図4(b)は、端末装置100の一例であるパソコン100bにRFタグ200を貼り付ける場所110bを点線で示した例である。なお、本例では、点線で貼り付ける場所を示すようにしたが、点線ではなく、他の線、あるいは、形状によってRFタグ200を貼り付ける位置をしているようにしてもよい。
【0015】
次に、RFタグ200の別の使用例を図5に示す。図5の例では、RFタグ200は、シール上にするのではなく、カード220に貼り付け、カードを端末装置100のカード入れに挿入するようにした例である。なお、カード入れは、端末装置100に内蔵していても、端末装置100のカバーにあってもよい。
本発明では、上記に示したRFタグ200を含むシール210の添付、あるいはカード220の挿入により、端末装置100でRFタグ200に対応したサービスを受けられるようにするものである。以下では、サービスを実現するためのデータ、および、処理について説明する。
【0016】
まず、RFタグ200のID番号管理202で管理する識別番号と、受けられるサービスの対応関係を管理するサービス管理テーブル400について、図6、7を用いて説明する。なお、サービス管理テーブル400は、サーバ300で管理する。
サービス管理テーブル400は、0個以上のサービス管理レコード410で構成する。各サービス管理レコード400は、ID401、サービス情報402、残利用回数403で構成する。ID401は、RFタグ200のID番号管理202で管理する識別番号であり、RFタグ200を特定するための情報である。サービス情報402は、ID401で特定されるRFタグ200に対応するサービスに関する情報である。残利用回数403は、ID401で特定されるサービスを受けられる残回数であり、たとえば、正の数値、または、無制限であることを示す記号などである。
【0017】
図7にサービス情報402の例を示す。
図中、402aは、サービスがゲームなどのアプリケーションの場合の例である。この場合、サービス情報402として、サービスの名称(図中のNameの行)、サービスの種別(図中のKindの行)、アプリケーションの入手方法(図中のDownloadの行)、アプリケーションの利用回数(図中のCountの行)などの情報が記述される。
図中、402bは、サービスがファイル共有サービスの場合の例である。この場合、サービス情報402として、サービスの名称(図中のNameの行)、サービスの種別(図中のKind行)、共有ファイルが保存されているファイルホルダのありか(図中Shared Addressの行)、共有ファイルに対するアクセス権(図中Accessの行)、アクセスするためのキー(図中AccessKeyの行)などの情報が記述される。なお、アクセス権としては、読み取り専用、読み書きOKなどがある。また、アクセスキーとしては、たとえばユーザIDとパスワードの組み合わせがある。
【0018】
図中、402cは、サービスが映画などのコンテンツ提供サービスの場合の例である。この場合、サービス情報402として、サービスの名称(図中のNameの行)、サービスの種別(図中のKind行)、コンテンツの入手先(図中Downloadの行)、コンテンツの閲覧回数(図中Countの行)などの情報が記述される。
なお、上記はあくまでサービス情報402の例であり、これらの情報をすべて含む必要はない。また、サービスを提供するために必要な別の情報を追加するようにしてもなんら問題はない。また、図7の例では、行単位でサービスに関する情報を記述するようにしているが、XML(eXtensible Markup Language)など他の記述方法を利用してもよいことはいうまでもない。
【0019】
次に、端末装置100において、導入されたサービスを管理するための導入サービス管理テーブル450に関して、図8を用いて説明する。なお、導入サービス管理テーブル450は、端末装置100の記憶部103に保存される。
導入サービス管理テーブル450は、複数の導入サービスレコード460で構成する。各導入サービスレコード460は、ID451、アンインストール情報452、残回数453で構成する。
ID451は、RFタグ200のID番号管理202で管理する識別番号であり、RFタグ200を特定するための情報である。アンインストール情報452は、ID451で特定されるRFタグ200に対応するサービスをアンインストールするために必要な情報である。残回数は、ID451で特定されるRFタグ200に対応するサービスを利用できる回数の残り回数である。
【0020】
次に、端末装置100があらたなRFタグ200を検出したときに実行するサービスインストール処理500、サービス提供処理510について、図9を用いて説明する。なお、サービスインストール処理500は端末装置100で実行され、サービス提供処理510はサーバ300で実行される。
サービスインストール処理500では、まず、新たに検出されたRFタグ200の識別番号をRFタグ200より読取制御部106を用いて読み出す(ステップ501)。次に、ステップ501で読み出した識別番号を、RF情報データ700にセットして、サーバに送信する(ステップ502)。
【0021】
サーバ300では、RF情報データ700を受信すると、サービス提供処理処理510を実行する。サービス提供処理510では、まず、受信したRF情報データ700から、RFタグ200の識別番号を取り出す(ステップ511)。次に、サービス管理テーブル400から、ステップ511で取り出した識別番号と、ID401の識別番号が同じサービス管理レコード410を特定し、そのサービス管理レコード410のサービス情報402を読み出す(ステップ512)。次に、ステップ512で読み出したサービス情報402をサービス情報データ710に設定し、端末装置100に送信する(ステップ513)なお、ステップ512において、サービス管理レコード410が特定できなかった場合、または特定できたが、残利用回数403が0であった場合は、サービス情報402の代わりにエラーであることを示すエラーコードをサービス情報データ710に設定するようにする。次に、ステップ512で特定したサービス管理レコード410の残利用回数403が正の数値であった場合、その値を1減らすようにする(ステップ514)。なお、ステップ514で残利用回数が0になった場合、そのサービス管理レコード410をサービス管理テーブル400から削除してもよい。
【0022】
端末装置100では、ステップ502の後、サーバ300から送信されるサービス情報710を受信する(ステップ503)。そして、受信したサービス情報710にエラーコードが入っていないかをチェックする(ステップ504)。受信したサービス情報710にエラーコードが入っていなかった場合、受信したサービス情報710の内容にしたがって、サービスのインストールを行う。このとき、新たに検出されたRFタグ200の識別番号をID451に、インストールしたサービスをアンインストールするための情報をアンインストール情報452に、受信したサービス情報710に利用回数制限が記述されていればその回数を残回数453に、それぞれ設定した導入サービスレコード460を作成する。そして、作成した導入サービスレコード460を導入サービス管理テーブル450に追加する(ステップ505)。ステップ504において、受信したサービス情報710にエラーコードが入っていた場合、エラーであった旨をユーザに通知する(ステップ506)。ユーザに通知する画面の例を図10に示す。なお、ステップ506の処理は省略しても問題はない。
【0023】
なお、サービスのアンインストールに何も処理が必要でなければ、アンインストール情報452は不要である。また、サービスの利用回数に制限を設けない場合、残回数453は不要である。
また、残回数453は、ユーザがサービスを利用するたびに1ずつ減らすようにし、0になった場合に、そのサービスを利用できなくなるようにする。
【0024】
次に、端末装置100に貼り付けられていたRFタグ200がはがされた、あるいは、挿入されていたRFタグが抜かれた場合に実行するサービス削除処理550について、図11を用いて説明する。なお、サービス削除処理550は、端末装置100で実行される。
サービス削除処理550では、まず、削除されたRFタグ200を特定する(ステップ551)。これは、たとえば、導入サービス管理テーブル450にある導入サービスレコード460のID461の識別情報と、端末装置100で検出できるRFタグ200の識別情報を比較することで検出できる。次に、ステップ551で特定されたRFタグに対応する導入サービスレコード460を特定し、アンインストール情報452を読み出す(ステップ552)。そして、読み出したアンインストール情報452に基づいて、サービスのアンインストールを行う(ステップ553)。次に、ステップ551で特定されたRFタグに対応する導入サービスレコード460を導入サービス管理テーブル450から削除する。
【0025】
なお、RFタグ200の追加または削除の検出は、定期的、あるいは、電源ON時などに実行するようにすることもできる。その場合の処理について、図12を用いて説明する。
図中、560が、サービス追加削除処理である。サービス追加削除処理560では、まず、端末装置100が検出できるRFタグ200をすべて検出し、その識別番号を読み出す(ステップ561)。次に、導入サービス管理テーブル450にある導入サービスレコード460のID461の識別情報とステップ561で読み出した識別番号を比較し、追加、あるいは削除されたRFタグ200があるか否かを判定する(ステップ562)。RFタグの追加・削除のいずれもない場合は、処理を終了する。RFタグ200が追加されている場合は、サービスインストール処理500を実行する。RFタグ200が削除されている場合は、サービス削除処理550を実行する。
【0026】
次に、以上の説明したハードウェア、データ、処理で実現できるサービスの例について、図13〜図15を用いて説明する。
図13は、RFタグ200に対応するサービスがゲームである場合の例である。RFタグ200を端末装置100に貼り付ける前の利用できるゲームの一覧画面の例を801に示す。貼り付けるRFタグ200に対応するサービスがゲーム4の場合、RFタグ200を端末装置100に貼り付けることにより、ゲーム4が利用可能となる。RFタグ200を端末装置100に貼り付けた後の利用できるゲームの一覧画面の例を802に示す。画面802において、ゲーム4を選択することで、ゲーム4を遊ぶことができる。ゲーム4に対応するRFタグをはがせば、ゲーム4は端末装置からアンインストールされる。そのため、画面801のように、利用できるゲーム一覧からも削除される。
【0027】
図14は、RFタグ200に対応するサービスがファイル共有サービスの場合の例である。RFタグ200を貼り付ける前の利用できるホルダの一覧画面の例を810に示す。貼り付けるRFタグ200に対応するサービスが、あるサーバ上のネット1という名前のホルダへのアクセスであった場合、RFタグ200を貼り付けることにより、ネット1へのアクセスが可能となる。RFタグ200を貼り付けた後の利用できるホルダの一覧画面の例を811に示す。ユーザは、ネット1を選択することにより、サーバ上のネット1ホルダへのアクセスが可能となる。ネット1ホルダに写真1〜3が保存されていた場合の画面例を画面812に示す。ネット1に対応するRFタグ200をはがせば、ネット1へのアクセスサービスは端末装置100から削除される。そのため、画面810のように、利用できるホルダ一覧からも削除される。
【0028】
図15は、RFタグ200に対応するサービスが映画などの閲覧回数制限付きコンテンツ閲覧の場合の例である。RFタグ200を貼り付ける前の利用できるコンテンツの一覧画面の例を820に示す。RFタグ200に対応するサービスが映画1の1回の閲覧であった場合、RFタグ200を貼り付けることにより、閲覧できるコンテンツ一覧に映画1が追加される。RFタグ200を貼り付けた後のコンテンツの一覧画面の例を画面821に示す。映画1の閲覧回数が1回に制限されているため、閲覧終了後は、画面820のように、閲覧できるコンテンツの一覧から映画1が削除される。また、映画1に対応するRFタグ200をはがした場合も、コンテンツの一覧から映画1が削除される。
なお、以上、サービスの例では、RFタグ200を貼ったり、はがしたりした場合の例を用いて説明したが、先に説明したカード220型のRFタグの挿入、引き出しであってもよいことはいうまでもない。
【0029】
以上、説明したように、本発明では、RFタグ200を用いて利用できるサービスが異なる。ユーザがサービスを区別しやすくするため、RFタグを含むシートやシールやカードの色や形状を変えたり、文字を入れたりすることにより、ユーザは容易に利用できるサービスを区別することができるようになるという効果がある。色、形などを変更し、サービスを区別できるようにしたシール210の例を図16に示す。
なお、カード220においても同様であることはいうまでもない。
【0030】
以上説明したように、本発明では、端末装置にRFタグを貼り付けたりするだけで、端末装置に特定のサービスを簡単にインストールでき、特定のサービスを受けられるようにすることが可能となる。これにより、ユーザは特定のサービスを受けたい場合は、特定のRFタグを端末装置に貼ったりするだけでよく、非常に簡単にサービスを受けることができるようになる。また、サービスが不要になった場合、RFをはがすだけでよく、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0031】
さらに、本発明では、サービス提供者は、RFタグを配布するだけでサービスを提供できるようになるため、ユーザに提供するサービスを簡単に配布することが可能となる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、端末装置で特定のサービスを簡単に受けることが可能となり、ユーザの利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における端末装置のハードウェア構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の実施例におけるRFタグのハードウェア構成を示したブロック図である。
【図3】本発明の実施例におけるRFタグを端末装置に貼り付けた例を示した説明図である。
【図4】本発明の実施例における端末装置おいて、RFタグを貼付する場所をわかるようにした例を示した説明図である。
【図5】本発明の実施例における端末装置おいて、カード上のRFタグを挿入した例を示した説明図である。
【図6】本発明の実施例におけるサービス管理テーブルのデータ構造を示した説明図である。
【図7】本発明の実施例におけるサービス情報の例を示した説明図である。
【図8】本発明の実施例における導入サービス情報管理テーブルのデータ構造を示した説明図である。
【図9】本発明の実施例におけるサービスインストール処理、およびサービス提供処理を示したフローチャートである。
【図10】本発明の実施例におけるエラー表示画面の例である。
【図11】本発明の実施例におけるサービス削除処理を示したフローチャートである。
【図12】本発明の実施例におけるサービス追加削除処理を示したフローチャートである。
【図13】本発明の実施例における画面の例を示した説明図である。
【図14】本発明の実施例における画面の例を示した説明図である。
【図15】本発明の実施例における画面の例を示した説明図である。
【図16】本発明の実施例におけるRFタグを含むシートの計上の例を説明した説明図である。
【符号の説明】
100 端末装置
200 RFタグ
300 サーバ
400 サービス管理テーブル
450 導入サービス管理テーブル
500 サービスインストール処理
510 サービス提供処理
550 サービス削除処理
560 サービス追加削除処理
【発明の属する技術分野】
本発明は、端末装置にサービスを提供するための方法、及びサービスを提供される装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、端末装置の高度化が進み、ユーザが必要とする機能を後から組み込むことが可能となっている。現在では、パソコンはいうまでもなく、携帯電話、PDAなどにおいても、機能の追加が可能である。これにより、機器を購入した後で、新たなサービスを受けることができるようになっている。
また、一方で、ユーザがサービスを受けることができるか否かの判断に非接触ICカードを利用する技術がある。その技術では、携帯用の証明書として、非接触ICチップをシート状媒体に貼り付けたものを証明書として利用できるようにしている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−357377号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような従来技術では、ユーザが新しいサービスを利用する場合、ユーザがあらかじめ決められた手順でアプリケーションのインストールや、サービスを受けるための設定を行う必要があり、不慣れなユーザにとっては敷居の高いものとなっている。
また、非接触ICカードを用いた技術では、サービスを受ける権利の正当性を判断するには十分であるが、サービスを受けるための環境を整えることはできない。
そこで、本発明の目的は、ユーザが、簡単に、正当なサービスを受けられる環境を整え、ユーザの利便性の向上を図るとともに、サービスの配布を容易にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、RFタグと呼ばれる通信機付きICに、端末装置との通信手段、および、RFタグを識別するための識別情報(以下識別番号として説明)を管理する識別番号管理手段を設けるようにしている。そして、このRFタグを粘着性のシートの一部に配置して端末装置に貼り付けられるようにして、カードの一部に配置して端末装置または端末装置のカバーに挿入できるようにしている。
そして、本発明では、端末装置に、RFタグを読み取るRFタグ読取手段を設けるようにしている。そして、RFタグが端末装置に貼られて、RFタグが添付されたカードが挿入された場合、RFタグ読み取り手段を用いて、RFタグの識別番号を読み取るようにしている。さらに、本発明では、端末装置に、サーバとの通信手段を設け、読み取ったRFタグの識別情報をサーバに送信するようにしている。
【0006】
また、本発明で使用するサーバでは、RFタグの識別番号とサービスの対応を管理するサービス管理手段を設けるようにしている。さらに、本発明では、サーバに、端末装置との通信手段を設け、端末装置からRFタグの識別番号を受信できるようにしている。そして、サーバでは、端末装置からRFタグの識別番号を受信すると、上記サービス管理手段により、受信したRFタグの識別番号に対応するサービスを検索できるようにしている。さらに、サーバでは、上記通信手段を介して、検索の結果特定されたサービスを端末装置で利用できるようにするために必要な情報(以下、サービス情報)を端末装置に送信するようにしている。
【0007】
端末装置では、端末装置の通信手段により、サーバからサービス情報を受信すると、サービス情報に基づいて、端末装置でサービスを利用できる環境をインストールするようにしている。そして、インストールしたサービスとRFタグの識別番号の対応を管理する導入サービス管理手段を設け、インストールしたサービスとRFタグの対応を管理できるようにしている。また、導入サービス管理手段では、サービスをアンインストールするために必要な情報も管理するようにする。
【0008】
また、端末装置では、サービスを利用できなくするアンインストール手段を設けるようにしている。そして、RFタグが端末装置からはがされたり、あるいは引き抜いたりされたときに、はがされたり引き抜いたりされたRFタグに対応するサービスを導入サービス管理手段を用いて検索し、該RFタグに対応するサービスを、導入サービス管理手段により管理されるアンインストール情報に従って削除するようにしている。
【0009】
上記手段により、本発明では、端末装置にRFタグを貼付、または挿入、またはカバーに挿入することで、端末装置でRFタグに対応したサービスを利用できるようにしている。そして、RFタグをはがしたり、引き抜いたりすることでサービスの利用を終わらせるようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例について、以下図面を用いて説明する。
まず、本発明で使用する端末装置について、図1を用いて説明する。
図中、100は端末装置である。端末装置100の例としては、たとえば、携帯電話、パソコン、セットトップボックス、デジタルカメラ、ハンディカムコーダ、VTRなどがある。図中200は、RF(Radio Frequency)タグである。RFタグは無線通信機能を有するICである。300は、サーバである。
【0011】
端末装置100は、101〜107で構成する。101はCPUであり、周辺部の制御、データの処理や通信に関わる各種プログラムの実行を行う。102は入力制御部であり、キーボード、タッチパッド、テンキー、各種ボタンなどである。103は、記憶部であり、たとえば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、ハードディスクなどである。そして、本実施例で使用する各種プログラムやデータを記憶する。104は出力制御部であり、たとえば、LCD(Liquid Crystal Display)およびLCDを駆動するためのドライバである。なお、出力制御部104は、端末装置100と一体であって、分かれていてもよい。105は通信制御部であり、サーバ300との通信をつかさどる部分であり、プロトコルの制御、通信の物理層の制御を行う。なお、通信制御部105は無線であっても有線であってもよい。106はRFタグ読取制御部であり、RFタグ200と通信を行い、RFタグの情報を取得するのに使用する。
【0012】
次に、RFタグ200について、図2を用いて説明する。
RFタグ200は、無線通信制御201、ID番号管理202、アンテナ203で構成する。無線通信制御201は、端末装置100と間の通信を制御する。ID番号管理202は、RFタグ200に割り当てられた識別番号を記録、保持する。なお、一般的には、RFタグ200毎に異なる識別番号が割り当てられるが、同じ識別番号を有する場合もあってもよい。アンテナ203は、通信制御部201と接続され、無線信号の送信または受信を行う。
【0013】
次に、RFタグ200の使用例について、図3〜5を用いて説明する。
図3は、RFタグ200をシール状にした場合の例である。本例では、粘着部を有するシート210にRFタグ200を配置し、RFタグ200を端末装置100に貼り付けられるようにしている。図3(a)は、端末装置100の一例である携帯電話100aにRFタグ200を含むシート210aを貼り付けた例である。図3(b)は、端末装置100の一例であるパソコン100bにRFタグ200を含むシート210bを貼り付けた例である。
RFタグ200を端末装置100に貼り付ける場所を指定したほうがよい場合、端末装置100において、RFタグを貼り付ける場所を明示するようにすることができる。このようにすることにより、通信の感度をよくするなどの効果がある。
【0014】
図4は、端末装置100において、RFタグ200を貼り付ける場所を指定した例である。図4(a)は、端末装置100の一例である携帯電話100aにRFタグ200を貼り付ける場所110aを点線で示した例である。図4(b)は、端末装置100の一例であるパソコン100bにRFタグ200を貼り付ける場所110bを点線で示した例である。なお、本例では、点線で貼り付ける場所を示すようにしたが、点線ではなく、他の線、あるいは、形状によってRFタグ200を貼り付ける位置をしているようにしてもよい。
【0015】
次に、RFタグ200の別の使用例を図5に示す。図5の例では、RFタグ200は、シール上にするのではなく、カード220に貼り付け、カードを端末装置100のカード入れに挿入するようにした例である。なお、カード入れは、端末装置100に内蔵していても、端末装置100のカバーにあってもよい。
本発明では、上記に示したRFタグ200を含むシール210の添付、あるいはカード220の挿入により、端末装置100でRFタグ200に対応したサービスを受けられるようにするものである。以下では、サービスを実現するためのデータ、および、処理について説明する。
【0016】
まず、RFタグ200のID番号管理202で管理する識別番号と、受けられるサービスの対応関係を管理するサービス管理テーブル400について、図6、7を用いて説明する。なお、サービス管理テーブル400は、サーバ300で管理する。
サービス管理テーブル400は、0個以上のサービス管理レコード410で構成する。各サービス管理レコード400は、ID401、サービス情報402、残利用回数403で構成する。ID401は、RFタグ200のID番号管理202で管理する識別番号であり、RFタグ200を特定するための情報である。サービス情報402は、ID401で特定されるRFタグ200に対応するサービスに関する情報である。残利用回数403は、ID401で特定されるサービスを受けられる残回数であり、たとえば、正の数値、または、無制限であることを示す記号などである。
【0017】
図7にサービス情報402の例を示す。
図中、402aは、サービスがゲームなどのアプリケーションの場合の例である。この場合、サービス情報402として、サービスの名称(図中のNameの行)、サービスの種別(図中のKindの行)、アプリケーションの入手方法(図中のDownloadの行)、アプリケーションの利用回数(図中のCountの行)などの情報が記述される。
図中、402bは、サービスがファイル共有サービスの場合の例である。この場合、サービス情報402として、サービスの名称(図中のNameの行)、サービスの種別(図中のKind行)、共有ファイルが保存されているファイルホルダのありか(図中Shared Addressの行)、共有ファイルに対するアクセス権(図中Accessの行)、アクセスするためのキー(図中AccessKeyの行)などの情報が記述される。なお、アクセス権としては、読み取り専用、読み書きOKなどがある。また、アクセスキーとしては、たとえばユーザIDとパスワードの組み合わせがある。
【0018】
図中、402cは、サービスが映画などのコンテンツ提供サービスの場合の例である。この場合、サービス情報402として、サービスの名称(図中のNameの行)、サービスの種別(図中のKind行)、コンテンツの入手先(図中Downloadの行)、コンテンツの閲覧回数(図中Countの行)などの情報が記述される。
なお、上記はあくまでサービス情報402の例であり、これらの情報をすべて含む必要はない。また、サービスを提供するために必要な別の情報を追加するようにしてもなんら問題はない。また、図7の例では、行単位でサービスに関する情報を記述するようにしているが、XML(eXtensible Markup Language)など他の記述方法を利用してもよいことはいうまでもない。
【0019】
次に、端末装置100において、導入されたサービスを管理するための導入サービス管理テーブル450に関して、図8を用いて説明する。なお、導入サービス管理テーブル450は、端末装置100の記憶部103に保存される。
導入サービス管理テーブル450は、複数の導入サービスレコード460で構成する。各導入サービスレコード460は、ID451、アンインストール情報452、残回数453で構成する。
ID451は、RFタグ200のID番号管理202で管理する識別番号であり、RFタグ200を特定するための情報である。アンインストール情報452は、ID451で特定されるRFタグ200に対応するサービスをアンインストールするために必要な情報である。残回数は、ID451で特定されるRFタグ200に対応するサービスを利用できる回数の残り回数である。
【0020】
次に、端末装置100があらたなRFタグ200を検出したときに実行するサービスインストール処理500、サービス提供処理510について、図9を用いて説明する。なお、サービスインストール処理500は端末装置100で実行され、サービス提供処理510はサーバ300で実行される。
サービスインストール処理500では、まず、新たに検出されたRFタグ200の識別番号をRFタグ200より読取制御部106を用いて読み出す(ステップ501)。次に、ステップ501で読み出した識別番号を、RF情報データ700にセットして、サーバに送信する(ステップ502)。
【0021】
サーバ300では、RF情報データ700を受信すると、サービス提供処理処理510を実行する。サービス提供処理510では、まず、受信したRF情報データ700から、RFタグ200の識別番号を取り出す(ステップ511)。次に、サービス管理テーブル400から、ステップ511で取り出した識別番号と、ID401の識別番号が同じサービス管理レコード410を特定し、そのサービス管理レコード410のサービス情報402を読み出す(ステップ512)。次に、ステップ512で読み出したサービス情報402をサービス情報データ710に設定し、端末装置100に送信する(ステップ513)なお、ステップ512において、サービス管理レコード410が特定できなかった場合、または特定できたが、残利用回数403が0であった場合は、サービス情報402の代わりにエラーであることを示すエラーコードをサービス情報データ710に設定するようにする。次に、ステップ512で特定したサービス管理レコード410の残利用回数403が正の数値であった場合、その値を1減らすようにする(ステップ514)。なお、ステップ514で残利用回数が0になった場合、そのサービス管理レコード410をサービス管理テーブル400から削除してもよい。
【0022】
端末装置100では、ステップ502の後、サーバ300から送信されるサービス情報710を受信する(ステップ503)。そして、受信したサービス情報710にエラーコードが入っていないかをチェックする(ステップ504)。受信したサービス情報710にエラーコードが入っていなかった場合、受信したサービス情報710の内容にしたがって、サービスのインストールを行う。このとき、新たに検出されたRFタグ200の識別番号をID451に、インストールしたサービスをアンインストールするための情報をアンインストール情報452に、受信したサービス情報710に利用回数制限が記述されていればその回数を残回数453に、それぞれ設定した導入サービスレコード460を作成する。そして、作成した導入サービスレコード460を導入サービス管理テーブル450に追加する(ステップ505)。ステップ504において、受信したサービス情報710にエラーコードが入っていた場合、エラーであった旨をユーザに通知する(ステップ506)。ユーザに通知する画面の例を図10に示す。なお、ステップ506の処理は省略しても問題はない。
【0023】
なお、サービスのアンインストールに何も処理が必要でなければ、アンインストール情報452は不要である。また、サービスの利用回数に制限を設けない場合、残回数453は不要である。
また、残回数453は、ユーザがサービスを利用するたびに1ずつ減らすようにし、0になった場合に、そのサービスを利用できなくなるようにする。
【0024】
次に、端末装置100に貼り付けられていたRFタグ200がはがされた、あるいは、挿入されていたRFタグが抜かれた場合に実行するサービス削除処理550について、図11を用いて説明する。なお、サービス削除処理550は、端末装置100で実行される。
サービス削除処理550では、まず、削除されたRFタグ200を特定する(ステップ551)。これは、たとえば、導入サービス管理テーブル450にある導入サービスレコード460のID461の識別情報と、端末装置100で検出できるRFタグ200の識別情報を比較することで検出できる。次に、ステップ551で特定されたRFタグに対応する導入サービスレコード460を特定し、アンインストール情報452を読み出す(ステップ552)。そして、読み出したアンインストール情報452に基づいて、サービスのアンインストールを行う(ステップ553)。次に、ステップ551で特定されたRFタグに対応する導入サービスレコード460を導入サービス管理テーブル450から削除する。
【0025】
なお、RFタグ200の追加または削除の検出は、定期的、あるいは、電源ON時などに実行するようにすることもできる。その場合の処理について、図12を用いて説明する。
図中、560が、サービス追加削除処理である。サービス追加削除処理560では、まず、端末装置100が検出できるRFタグ200をすべて検出し、その識別番号を読み出す(ステップ561)。次に、導入サービス管理テーブル450にある導入サービスレコード460のID461の識別情報とステップ561で読み出した識別番号を比較し、追加、あるいは削除されたRFタグ200があるか否かを判定する(ステップ562)。RFタグの追加・削除のいずれもない場合は、処理を終了する。RFタグ200が追加されている場合は、サービスインストール処理500を実行する。RFタグ200が削除されている場合は、サービス削除処理550を実行する。
【0026】
次に、以上の説明したハードウェア、データ、処理で実現できるサービスの例について、図13〜図15を用いて説明する。
図13は、RFタグ200に対応するサービスがゲームである場合の例である。RFタグ200を端末装置100に貼り付ける前の利用できるゲームの一覧画面の例を801に示す。貼り付けるRFタグ200に対応するサービスがゲーム4の場合、RFタグ200を端末装置100に貼り付けることにより、ゲーム4が利用可能となる。RFタグ200を端末装置100に貼り付けた後の利用できるゲームの一覧画面の例を802に示す。画面802において、ゲーム4を選択することで、ゲーム4を遊ぶことができる。ゲーム4に対応するRFタグをはがせば、ゲーム4は端末装置からアンインストールされる。そのため、画面801のように、利用できるゲーム一覧からも削除される。
【0027】
図14は、RFタグ200に対応するサービスがファイル共有サービスの場合の例である。RFタグ200を貼り付ける前の利用できるホルダの一覧画面の例を810に示す。貼り付けるRFタグ200に対応するサービスが、あるサーバ上のネット1という名前のホルダへのアクセスであった場合、RFタグ200を貼り付けることにより、ネット1へのアクセスが可能となる。RFタグ200を貼り付けた後の利用できるホルダの一覧画面の例を811に示す。ユーザは、ネット1を選択することにより、サーバ上のネット1ホルダへのアクセスが可能となる。ネット1ホルダに写真1〜3が保存されていた場合の画面例を画面812に示す。ネット1に対応するRFタグ200をはがせば、ネット1へのアクセスサービスは端末装置100から削除される。そのため、画面810のように、利用できるホルダ一覧からも削除される。
【0028】
図15は、RFタグ200に対応するサービスが映画などの閲覧回数制限付きコンテンツ閲覧の場合の例である。RFタグ200を貼り付ける前の利用できるコンテンツの一覧画面の例を820に示す。RFタグ200に対応するサービスが映画1の1回の閲覧であった場合、RFタグ200を貼り付けることにより、閲覧できるコンテンツ一覧に映画1が追加される。RFタグ200を貼り付けた後のコンテンツの一覧画面の例を画面821に示す。映画1の閲覧回数が1回に制限されているため、閲覧終了後は、画面820のように、閲覧できるコンテンツの一覧から映画1が削除される。また、映画1に対応するRFタグ200をはがした場合も、コンテンツの一覧から映画1が削除される。
なお、以上、サービスの例では、RFタグ200を貼ったり、はがしたりした場合の例を用いて説明したが、先に説明したカード220型のRFタグの挿入、引き出しであってもよいことはいうまでもない。
【0029】
以上、説明したように、本発明では、RFタグ200を用いて利用できるサービスが異なる。ユーザがサービスを区別しやすくするため、RFタグを含むシートやシールやカードの色や形状を変えたり、文字を入れたりすることにより、ユーザは容易に利用できるサービスを区別することができるようになるという効果がある。色、形などを変更し、サービスを区別できるようにしたシール210の例を図16に示す。
なお、カード220においても同様であることはいうまでもない。
【0030】
以上説明したように、本発明では、端末装置にRFタグを貼り付けたりするだけで、端末装置に特定のサービスを簡単にインストールでき、特定のサービスを受けられるようにすることが可能となる。これにより、ユーザは特定のサービスを受けたい場合は、特定のRFタグを端末装置に貼ったりするだけでよく、非常に簡単にサービスを受けることができるようになる。また、サービスが不要になった場合、RFをはがすだけでよく、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0031】
さらに、本発明では、サービス提供者は、RFタグを配布するだけでサービスを提供できるようになるため、ユーザに提供するサービスを簡単に配布することが可能となる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、端末装置で特定のサービスを簡単に受けることが可能となり、ユーザの利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における端末装置のハードウェア構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の実施例におけるRFタグのハードウェア構成を示したブロック図である。
【図3】本発明の実施例におけるRFタグを端末装置に貼り付けた例を示した説明図である。
【図4】本発明の実施例における端末装置おいて、RFタグを貼付する場所をわかるようにした例を示した説明図である。
【図5】本発明の実施例における端末装置おいて、カード上のRFタグを挿入した例を示した説明図である。
【図6】本発明の実施例におけるサービス管理テーブルのデータ構造を示した説明図である。
【図7】本発明の実施例におけるサービス情報の例を示した説明図である。
【図8】本発明の実施例における導入サービス情報管理テーブルのデータ構造を示した説明図である。
【図9】本発明の実施例におけるサービスインストール処理、およびサービス提供処理を示したフローチャートである。
【図10】本発明の実施例におけるエラー表示画面の例である。
【図11】本発明の実施例におけるサービス削除処理を示したフローチャートである。
【図12】本発明の実施例におけるサービス追加削除処理を示したフローチャートである。
【図13】本発明の実施例における画面の例を示した説明図である。
【図14】本発明の実施例における画面の例を示した説明図である。
【図15】本発明の実施例における画面の例を示した説明図である。
【図16】本発明の実施例におけるRFタグを含むシートの計上の例を説明した説明図である。
【符号の説明】
100 端末装置
200 RFタグ
300 サーバ
400 サービス管理テーブル
450 導入サービス管理テーブル
500 サービスインストール処理
510 サービス提供処理
550 サービス削除処理
560 サービス追加削除処理
Claims (12)
- RFタグの識別情報を読み取るRFタグ読み取り手段を有する端末装置であって、
サービスを管理するサーバと通信する通信手段と、
前記RFタグ読み取り手段により読み出したRFタグの識別情報を前記通信手段を用いて前記サーバに送信する送信手段と、
前記サーバからRFタグの識別情報に対応するサービスに関する情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信したサービスに関する情報に従ってRFタグの識別情報に対応するサービスを自分自身にインストールする手段を設けたことを特徴とする端末装置。 - 前記RFタグの識別情報を端末装置で読み取れる距離に置くと、前記RFタグに対応するサービスを利用できるようにすることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
- 前記RFタグの識別情報を端末装置で読み取れるように、前記RFタグを端末装置に貼付することにより、前記RFタグに対応するサービスを利用できるようにすることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
- 前記RFタグを貼付する位置に印をつけたことを特徴とする請求項3記載の端末装置。
- RFタグの識別情報を読み取るRFタグ読み取り手段を有する端末装置であって、
サービスを管理するサーバと通信する通信手段と、
前記RFタグ読み取り手段により読み出したRFタグの識別情報を前記通信手段を用いて前記サーバに送信する送信手段と、
前記サーバからRFタグの識別情報に対応するサービスに関する情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信したサービスに関する情報に従ってRFタグの識別情報に対応するサービスを自分自身にインストールする手段と、
RFタグの識別情報とインストールしたサービスの対応を管理するサービス管理手段とを有し、
RFタグの識別情報が読み取れなくなったときに、前記サービス管理手段により、前記RFタグの識別情報に対応するサービスを利用できないようにすることを特徴とする端末装置。 - 前記サービスを管理するサーバから受信したサービス情報にエラー情報が含まれていた場合、サービスをインストールしないことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の端末装置。
- 前記サービスを管理するサーバから受信したサービス情報にサービスの利用回数に関する制限があった場合、前記利用回数に達したときに前記サービスを利用できないようにすることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の端末装置。
- RFタグの識別情報を読み取るRFタグ読み取り手段を有する端末装置であって、
サービスを管理するサーバと通信する通信手段と、
前記RFタグ読み取り手段により読み出したRFタグの識別情報を前記通信手段を用いて前記サーバに送信する送信手段と、
前記サーバからRFタグの識別情報に対応するサービスに関する情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信したサービスに関する情報に従ってRFタグの識別情報に対応するサービスを自分自身にインストールする手段とを有し、
RFタグを含む粘着シートを端末装置に貼り付けられると、前記RFタグに対応したサービスを利用でき、前記粘着シートをはがされると、前記RFタグの識別情報に対応するサービスを受けられなくなることを特徴とする端末装置。 - RFタグの識別情報を読み取るRFタグ読み取り手段を有する端末装置であって、
サービスを管理するサーバと通信する通信手段と、
前記RFタグ読み取り手段により読み出したRFタグの識別情報を前記通信手段を用いて前記サーバに送信する送信手段と、
前記サーバからRFタグの識別情報に対応するサービスに関する情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信したサービスに関する情報に従ってRFタグの識別情報に対応するサービスを自分自身にインストールする手段とを有し、
RFタグを含むカードが端末装置または端末装置のカバーに挿入されると、前記RFタグに対応したサービスを利用でき、該カードが引き抜かれると、前記RFタグの識別情報に対応するサービスを受けられなくなることを特徴とする端末装置。 - 端末装置からRFタグの識別情報を受信する受信手段と、
RFタグの識別情報とサービスの対応関係を管理するサービス管理手段と、
前記端末装置からRFタグの識別情報を受信したときに、受信した識別情報に対応するサービスに関係する情報を前記端末装置に送信する手段とを設けたことを特徴とするサービス提供サーバ。 - 端末装置からRFタグの識別情報を受信する手段と、
RFタグの識別情報とサービスの対応関係、および前記識別情報で利用できるサービスの利用回数に関する情報を管理するサービス管理手段と、
前記端末装置からRFタグの識別情報を受信したときに、サービス管理手段に受信した識別情報に対応するサービスがない場合、または前記識別情報で利用できるサービスの利用回数が0の場合に、端末装置に特定の情報を送信し、サービスを利用できないようにしたことを特徴とするサービス提供サーバ。 - RFタグの識別情報を読み取ることができる端末装置に用いられるRFタグを含むシートであって、
前記シートに含まれるRFタグの識別情報が前記端末装置からサービスを管理するサーバに送信され、前記サーバからRFタグの識別情報に対応するサービスに関する情報が前記端末装置に受信され、受信されたサービスに関する情報に従ってRFタグの識別情報に対応するサービスが自分自身にインストールされ、インストールされたサービスが、前記シートの色、またはシートの形、またはシート上の文字、またはそれらの組み合わせによって区別できるようにしたことを特徴とするRFタグシート。
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