JP2004355301A - 広告配信システム及びその方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】顧客の固定観念・検索能力に依存することなく、顧客の趣味趣向に合った広告情報を、メール送信という一方的な配信方法ではないWebサイト閲覧という手段で顧客の見たいときに提供する。
【解決手段】顧客101のWebアクセス情報を蓄積するデータベース102と、各顧客の趣味趣向を分析する統計情報の計算手段103と、この統計情報と広告配信を望む広告メーカ104からの広告情報データベース105から、顧客の趣味趣向に合った広告を抽出する手段106とその抽出した情報から各顧客専用の広告配信用Webサイト作成手段107より広告配信用Webサイト108を提供することにより、メールなどによる一方的な広告配信とは違った広告情報の配信システムを提供するものである。
【選択図】 図1
【解決手段】顧客101のWebアクセス情報を蓄積するデータベース102と、各顧客の趣味趣向を分析する統計情報の計算手段103と、この統計情報と広告配信を望む広告メーカ104からの広告情報データベース105から、顧客の趣味趣向に合った広告を抽出する手段106とその抽出した情報から各顧客専用の広告配信用Webサイト作成手段107より広告配信用Webサイト108を提供することにより、メールなどによる一方的な広告配信とは違った広告情報の配信システムを提供するものである。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット上における広告配信システムに係り、特に顧客が面倒なことを行うことなく、欲しい情報を効率良く配信できるようにした広告配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネット上の広告配信に関し従来においては、顧客はある特定の広告配信メーカと個別に契約を交わし、広告メールを受け取るのが一般的となっている。また、広告配信の手段としてメールが一般的に使用されている。
【0003】
【特許文献】
なし
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記手段の場合、顧客が特定メーカと契約を交わす必要があり手間がかかること、また特定メーカからの情報のみに依存されてしまい、その他のメーカが有効な情報を持っていたとしても気づかず、受け取ることができない懸念があった。また、広告配信の手段としてメールを使用した場合、メールは一方的に配信されるため、顧客の意思とは無関係にメールの受信簿が蓄積され、例えば顧客に時間的余裕のない場合はうっとうしい存在となってしまう可能性が高かった。さらに顧客はメーカに自分の電子メールアドレスを教えなくてはならなかった。
【0005】
本発明では、広告メーカと個別に広告配信の契約を交わすことなく、システムが顧客のWebアクセス情報履歴から顧客への有効情報となる広告を抽出し、配布することを可能としたシステムであり、広告配信の手段としてメールを使用することなく、Webサイト上に情報を集約させることを可能とする、広告情報の配信システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明におけるインターネット上での広告配信システムでは、顧客は予めプロバイダと広告配信の契約を結び、この契約を結んだ顧客に対しプロバイダは、顧客アクセス情報データベースにこの顧客のインターネット上におけるWebアクセスログ情報を蓄積する。次のステップとしてプロバイダはこの顧客アクセス情報データベースから各顧客の趣味趣向を割り出すための統計情報計算手段により、顧客の求めている情報のジャンルを抽出する。一方、プロバイダは予め広告配信を望むメーカと広告配信の契約を結んでおき、この広告配信を望むメーカの広告情報をデータベースに蓄積しておく。次のステップである広告抽出手段では、上記の統計情報計算手段と広告情報データベースより、顧客の求めている情報のジャンルと広告配信を望むメーカとの広告が一致するものを抽出する。最後のステップとして広告Webサイトでは、最終的に顧客へ配信すべき広告情報を各顧客ごとにWebサイト化し、顧客へ情報を配信する。ここで、このWebサイトはプロバイダと契約を結んだ各顧客ごとにサイトを分け、各顧客ごとのログインID番号ならびにログインパスワードの入力により始めて閲覧可能である仕組みとし、各顧客のプライバシーを保護する。上記のような構成とすることにより、顧客は特定メーカと個別に契約を交わすことなく、またメールのような一方的な情報配信方法ではない、Webサイト閲覧という手段で、自分の見たいときに自分の趣味趣向に合った広告情報を閲覧することが可能となる。また上記では、本システムをプロバイダ内のシステムとして位置付けて説明したが、別の方法としてコンピュータ上で実行可能なアプリケーションで実現する方法も考えられる。この場合、顧客アクセス情報データベースおよび統計情報計算手段および広告抽出手段および広告配信用Webサイト作成手段の機能をこのアプリケーション内で実現する。この方法により、プロバイダ内に各顧客ごとのアクセス情報データベースおよび統計情報計算手段および広告抽出手段および広告配信用Webサイト作成手段を持つ必要がなくなるため、プロバイダ内の負荷を抑えたい場合などに有効である。また上記方法により、顧客は広告配信メーカと面倒な契約等を交わすことなく、自分に有効な広告を受けることができるようになるが、その顧客のWebアクセス頻度が低い場合、顧客アクセスデータベースに蓄積されるデータ量が少ないため、配信広告の抽出が十分にできない懸念がある、また顧客によってはWebアクセスの有無に関わらず早く広告情報を得たい場合も考えられる、そこで、顧客から必要な広告情報のキーワードの入力を可能なようにし、広告抽出手段の抽出条件にこのキーワードの条件も加えることで、より欲しい情報の抽出が可能となる。またさらに上記方法の場合、顧客が自発的、周期的に広告配信用Webサイトを閲覧しないとその顧客に有効な広告情報があった場合でも見逃がしてしまう懸念があり、この懸念を排除するために広告配信用Webサイトにその顧客のための広告情報がどれだけ蓄積されているか、という情報を通知するメール送信機能を有することで、顧客が広告情報を見逃すことを抑制することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一例での実施の形態を図1を参照しつつ説明する。
【0008】
先ず本発明による広告情報の配信システムのブロック構成について説明すれば、図1はその一例での構成を示したものである。図の101はプロバイダと広告配信の契約を結んでいる顧客を示しており、102はその契約をしている顧客がインターネット上でアクセスしたWeb情報を蓄えておくデータベースである。ここで、このデータベースはある一定期間、例えば1ヶ月間各顧客のWebアクセス情報の記録を保存し、それ以降は古い順にログを削除していくことで各顧客の趣味趣向にリアルタイムに追従できるようにする。次に103は各顧客の統計情報計算手段であり、各顧客のWeb情報を蓄えたデータベースから各顧客の趣味趣向を割り出す手段を有している。ここで統計情報計算手段は、例えばアクセスしたWeb情報からそのWebがどういうジャンルの情報を提供しているサイトかを割り出し、各ジャンルごとにアクセスランキングを集計する機能を有する。一方、104はプロバイダと予め契約した、広告配信を望むメーカを示しており、105はそのメーカ群からの広告情報を集約しているデータベースを示している。次に106は各顧客の統計情報計算手段と広告情報のデータベースとを比較し、各ジャンルごとのアクセスランキングに合致する広告情報があるかどうかを割り出し、合致する広告情報があった場合次のステップへ通知する広告抽出手段である。107の広告配信用Webサイト作成手段は、広告抽出手段より受信した広告情報をランキング順に並べてWebサイト上に配置し、さらにこのWebサイトは各顧客ごとに分け、各顧客ごとのログインID番号ならびにログインパスワードの入力により始めて閲覧可能である仕組みとし、各顧客のプライバシーを保護する構成とする。
【0009】
さて、上記の102、103、105、106について図2を用いて詳細に説明すれば、201の顧客アクセス情報データベースでは、顧客のWebアクセス情報を元に、そのアクセス日時情報、URL情報、ジャンル情報をデータとして保管しておく、次の工程である、202の各顧客の統計情報計算手段では、201から得た情報を元に各ジャンルごとのアクセスカウント数を計算し、各ジャンルのアクセスランキング表を作成する。一方、203の広告情報データベースでは広告配信の契約を結んでいるメーカ名とそのメーカが提供している広告のジャンルをデータとして保管しておく。本図の最終ステップである204の広告抽出手段では、202から得た上位のジャンルと、203から得たジャンルで一致しているものがあるかを比較し、一致するジャンルがあった場合、これに該当するメーカを表に集計しておく。以上のステップにより、顧客はWebを普通にアクセスしているだけで、自動的に趣味趣向が割り出され、この趣味趣向に合ったメーカが広告配信の契約を結んでいた場合、自動的にそのメーカがピックアップされる仕組みとなっている。
【0010】
次に107の広告配信用Webサイト作成手段について詳細に説明する。
【0011】
図3は広告配信用Webサイトへのアクセス画面を示した一例である。図3の301、302に示すように各顧客がそれぞれのプロバイダと契約しているログインIDとログインパスワード入力により始めて次のステップである図4の各顧客ごとの専用広告一覧画面へと進める仕組みとする。専用広告一覧画面では、図1の107広告抽出手段から抽出された広告一覧を表示している。
【0012】
図4の401では一例として、広告のジャンルとしては上位4位までを、各ジャンルごとの広告情報としては2メーカごとに抽出してある。言うまでもなくこの上位4位は、顧客のWebアクセスで最もアクセス頻度が高かったジャンルである。プロバイダはある一定期間ごとにこの広告配信用Webサイト更新することで、顧客の趣味趣向にリアルタイムに追従する作りとする。402は個別要求キーワード入力フォームを示しており、例えばこの広告配信サービスを利用している顧客のWebアクセス頻度が低い場合、顧客アクセスデータベースに蓄積されるデータ量が少ないため、配信広告の抽出が十分にできない懸念がある、また顧客によってはWebアクセスの有無に関わらず早く広告情報を得たい場合が考えられるため、これに対応するようの本フォームに情報を入力することで、より速く欲しい情報が得ることができる。さらに403はメール通知希望有無確認用の入力フォームであり、顧客が自発的、周期的に広告配信Webサイトを閲覧しないとその顧客に有効な広告情報があった場合でも見逃してしまう懸念があり、この懸念を排除するために広告配信Webサイトにその顧客のための広告情報がどれだけ蓄積されているか、という情報を通知するメール送信機能を有することで、顧客が広告情報を見逃すことを抑制できる。
【0013】
次に図5について詳細に説明する。
【0014】
図5は図1で説明したシステムをプロバイダではなく、コンピュータ上で実行可能なアプリケーションで実施した場合の一例での構成を示したものである。501は顧客がWebアクセス時に使用しているブラウザソフトであり、502はインターネット上でアクセスしたWeb情報を蓄えておくデータベースである。ここで、このデータベースはある一定期間、例えば1ヶ月間Webアクセス情報の記録を保存し、それ以降は古い順にログを削除していくことで顧客の趣味趣向にリアルタイムに追従できるようにする。次に503は各顧客の統計情報計算手段であり、各顧客のWeb情報を蓄えたデータベースから各顧客の趣味趣向を割り出す手段を有している。ここで統計情報計算手段は、例えばアクセスしたWeb情報からそのWebがどういうジャンルの情報を提供しているサイトかを割り出し、各ジャンルごとにアクセスランキングを集計する機能を有する。一方、504はプロバイダと予め契約した、広告配信を望むメーカを示しており、505はそのメーカ群からの広告情報を集約しているデータベースを示している。次に506は各顧客の統計情報計算手段と広告情報のデータベースとを比較し、各ジャンルごとのアクセスランキングに合致する広告情報があるかどうかを割り出し、合致する広告情報があった場合次のステップへ通知する広告抽出手段である。507の広告配信用Webサイト作成手段は、広告抽出手段より受信した広告情報をランキング順に並べてWebサイト上に配置し、さらにこのWebサイトは各顧客ごとに分け、各顧客ごとのログインID番号ならびにログインパスワードの入力により始めて閲覧可能である仕組みとし、各顧客のプライバシーを保護する構成とする。上記のように本方法の場合、顧客アクセス情報データベース502および統計情報計算手段503および広告抽出手段506および広告配信用Webサイト作成手段507の機能をこのアプリケーション内で実現することで、プロバイダ内の負荷を抑えることができる。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、顧客は個人の固定観念・検索能力に捕らわれることなく電子メールとは違うWebサイト閲覧という手段で自分の見たいときに自分の趣味趣向に合った広告情報を得ることができ、また手段として電子メールを使用しないことでユーザは広告配信メーカにメールアドレスを教える必要がないため、プライバシーを保護することができ、またプロバイダは広告配信メーカから広告配信料を得ることができ、さらに広告配信メーカは広告情報を欲しいと思っている人に効率良く配信ができるものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による広告配信システムの一例での要部機能ブロック構成を示す図である。
【図2】本発明による広告配信システムの一例での要部機能の詳細を示す図である。
【図3】本発明による広告配信用Webサイトへのアクセス画面の一例を示す図である。
【図4】本発明による広告Webサイトの画面の一例を示す図である。
【図5】本発明による広告配信システムの一例での要部機能ブロック構成をコンピュータのアプリケーションで実現した場合の図である。
【符号の説明】
101…プロバイダと契約している顧客、102…顧客アクセスデータベース、103…各顧客の統計情報計算手段、104…広告配信メーカ、105…広告情報データベース、106…広告抽出手段、107…広告配信用Webサイト作成手段、108…広告配信用Webサイト、201…顧客アクセス情報データベース、202…各顧客の統計情報計算手段、203…広告情報データベース、204…広告抽出手段、301…LOGINID入力フォーム、302…PASSWORD入力フォーム、401…配信広告一覧、402…個別要求キーワード入力フォーム、403…メール通知希望入力フォーム、501…プロバイダと契約している顧客、502…顧客アクセスデータベース、503…各顧客の統計情報計算手段、504…広告配信メーカ、505…広告情報データベース、506…広告抽出手段、507…広告配信用Webサイト作成手段、508…広告配信用Webサイト。
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット上における広告配信システムに係り、特に顧客が面倒なことを行うことなく、欲しい情報を効率良く配信できるようにした広告配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネット上の広告配信に関し従来においては、顧客はある特定の広告配信メーカと個別に契約を交わし、広告メールを受け取るのが一般的となっている。また、広告配信の手段としてメールが一般的に使用されている。
【0003】
【特許文献】
なし
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記手段の場合、顧客が特定メーカと契約を交わす必要があり手間がかかること、また特定メーカからの情報のみに依存されてしまい、その他のメーカが有効な情報を持っていたとしても気づかず、受け取ることができない懸念があった。また、広告配信の手段としてメールを使用した場合、メールは一方的に配信されるため、顧客の意思とは無関係にメールの受信簿が蓄積され、例えば顧客に時間的余裕のない場合はうっとうしい存在となってしまう可能性が高かった。さらに顧客はメーカに自分の電子メールアドレスを教えなくてはならなかった。
【0005】
本発明では、広告メーカと個別に広告配信の契約を交わすことなく、システムが顧客のWebアクセス情報履歴から顧客への有効情報となる広告を抽出し、配布することを可能としたシステムであり、広告配信の手段としてメールを使用することなく、Webサイト上に情報を集約させることを可能とする、広告情報の配信システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明におけるインターネット上での広告配信システムでは、顧客は予めプロバイダと広告配信の契約を結び、この契約を結んだ顧客に対しプロバイダは、顧客アクセス情報データベースにこの顧客のインターネット上におけるWebアクセスログ情報を蓄積する。次のステップとしてプロバイダはこの顧客アクセス情報データベースから各顧客の趣味趣向を割り出すための統計情報計算手段により、顧客の求めている情報のジャンルを抽出する。一方、プロバイダは予め広告配信を望むメーカと広告配信の契約を結んでおき、この広告配信を望むメーカの広告情報をデータベースに蓄積しておく。次のステップである広告抽出手段では、上記の統計情報計算手段と広告情報データベースより、顧客の求めている情報のジャンルと広告配信を望むメーカとの広告が一致するものを抽出する。最後のステップとして広告Webサイトでは、最終的に顧客へ配信すべき広告情報を各顧客ごとにWebサイト化し、顧客へ情報を配信する。ここで、このWebサイトはプロバイダと契約を結んだ各顧客ごとにサイトを分け、各顧客ごとのログインID番号ならびにログインパスワードの入力により始めて閲覧可能である仕組みとし、各顧客のプライバシーを保護する。上記のような構成とすることにより、顧客は特定メーカと個別に契約を交わすことなく、またメールのような一方的な情報配信方法ではない、Webサイト閲覧という手段で、自分の見たいときに自分の趣味趣向に合った広告情報を閲覧することが可能となる。また上記では、本システムをプロバイダ内のシステムとして位置付けて説明したが、別の方法としてコンピュータ上で実行可能なアプリケーションで実現する方法も考えられる。この場合、顧客アクセス情報データベースおよび統計情報計算手段および広告抽出手段および広告配信用Webサイト作成手段の機能をこのアプリケーション内で実現する。この方法により、プロバイダ内に各顧客ごとのアクセス情報データベースおよび統計情報計算手段および広告抽出手段および広告配信用Webサイト作成手段を持つ必要がなくなるため、プロバイダ内の負荷を抑えたい場合などに有効である。また上記方法により、顧客は広告配信メーカと面倒な契約等を交わすことなく、自分に有効な広告を受けることができるようになるが、その顧客のWebアクセス頻度が低い場合、顧客アクセスデータベースに蓄積されるデータ量が少ないため、配信広告の抽出が十分にできない懸念がある、また顧客によってはWebアクセスの有無に関わらず早く広告情報を得たい場合も考えられる、そこで、顧客から必要な広告情報のキーワードの入力を可能なようにし、広告抽出手段の抽出条件にこのキーワードの条件も加えることで、より欲しい情報の抽出が可能となる。またさらに上記方法の場合、顧客が自発的、周期的に広告配信用Webサイトを閲覧しないとその顧客に有効な広告情報があった場合でも見逃がしてしまう懸念があり、この懸念を排除するために広告配信用Webサイトにその顧客のための広告情報がどれだけ蓄積されているか、という情報を通知するメール送信機能を有することで、顧客が広告情報を見逃すことを抑制することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一例での実施の形態を図1を参照しつつ説明する。
【0008】
先ず本発明による広告情報の配信システムのブロック構成について説明すれば、図1はその一例での構成を示したものである。図の101はプロバイダと広告配信の契約を結んでいる顧客を示しており、102はその契約をしている顧客がインターネット上でアクセスしたWeb情報を蓄えておくデータベースである。ここで、このデータベースはある一定期間、例えば1ヶ月間各顧客のWebアクセス情報の記録を保存し、それ以降は古い順にログを削除していくことで各顧客の趣味趣向にリアルタイムに追従できるようにする。次に103は各顧客の統計情報計算手段であり、各顧客のWeb情報を蓄えたデータベースから各顧客の趣味趣向を割り出す手段を有している。ここで統計情報計算手段は、例えばアクセスしたWeb情報からそのWebがどういうジャンルの情報を提供しているサイトかを割り出し、各ジャンルごとにアクセスランキングを集計する機能を有する。一方、104はプロバイダと予め契約した、広告配信を望むメーカを示しており、105はそのメーカ群からの広告情報を集約しているデータベースを示している。次に106は各顧客の統計情報計算手段と広告情報のデータベースとを比較し、各ジャンルごとのアクセスランキングに合致する広告情報があるかどうかを割り出し、合致する広告情報があった場合次のステップへ通知する広告抽出手段である。107の広告配信用Webサイト作成手段は、広告抽出手段より受信した広告情報をランキング順に並べてWebサイト上に配置し、さらにこのWebサイトは各顧客ごとに分け、各顧客ごとのログインID番号ならびにログインパスワードの入力により始めて閲覧可能である仕組みとし、各顧客のプライバシーを保護する構成とする。
【0009】
さて、上記の102、103、105、106について図2を用いて詳細に説明すれば、201の顧客アクセス情報データベースでは、顧客のWebアクセス情報を元に、そのアクセス日時情報、URL情報、ジャンル情報をデータとして保管しておく、次の工程である、202の各顧客の統計情報計算手段では、201から得た情報を元に各ジャンルごとのアクセスカウント数を計算し、各ジャンルのアクセスランキング表を作成する。一方、203の広告情報データベースでは広告配信の契約を結んでいるメーカ名とそのメーカが提供している広告のジャンルをデータとして保管しておく。本図の最終ステップである204の広告抽出手段では、202から得た上位のジャンルと、203から得たジャンルで一致しているものがあるかを比較し、一致するジャンルがあった場合、これに該当するメーカを表に集計しておく。以上のステップにより、顧客はWebを普通にアクセスしているだけで、自動的に趣味趣向が割り出され、この趣味趣向に合ったメーカが広告配信の契約を結んでいた場合、自動的にそのメーカがピックアップされる仕組みとなっている。
【0010】
次に107の広告配信用Webサイト作成手段について詳細に説明する。
【0011】
図3は広告配信用Webサイトへのアクセス画面を示した一例である。図3の301、302に示すように各顧客がそれぞれのプロバイダと契約しているログインIDとログインパスワード入力により始めて次のステップである図4の各顧客ごとの専用広告一覧画面へと進める仕組みとする。専用広告一覧画面では、図1の107広告抽出手段から抽出された広告一覧を表示している。
【0012】
図4の401では一例として、広告のジャンルとしては上位4位までを、各ジャンルごとの広告情報としては2メーカごとに抽出してある。言うまでもなくこの上位4位は、顧客のWebアクセスで最もアクセス頻度が高かったジャンルである。プロバイダはある一定期間ごとにこの広告配信用Webサイト更新することで、顧客の趣味趣向にリアルタイムに追従する作りとする。402は個別要求キーワード入力フォームを示しており、例えばこの広告配信サービスを利用している顧客のWebアクセス頻度が低い場合、顧客アクセスデータベースに蓄積されるデータ量が少ないため、配信広告の抽出が十分にできない懸念がある、また顧客によってはWebアクセスの有無に関わらず早く広告情報を得たい場合が考えられるため、これに対応するようの本フォームに情報を入力することで、より速く欲しい情報が得ることができる。さらに403はメール通知希望有無確認用の入力フォームであり、顧客が自発的、周期的に広告配信Webサイトを閲覧しないとその顧客に有効な広告情報があった場合でも見逃してしまう懸念があり、この懸念を排除するために広告配信Webサイトにその顧客のための広告情報がどれだけ蓄積されているか、という情報を通知するメール送信機能を有することで、顧客が広告情報を見逃すことを抑制できる。
【0013】
次に図5について詳細に説明する。
【0014】
図5は図1で説明したシステムをプロバイダではなく、コンピュータ上で実行可能なアプリケーションで実施した場合の一例での構成を示したものである。501は顧客がWebアクセス時に使用しているブラウザソフトであり、502はインターネット上でアクセスしたWeb情報を蓄えておくデータベースである。ここで、このデータベースはある一定期間、例えば1ヶ月間Webアクセス情報の記録を保存し、それ以降は古い順にログを削除していくことで顧客の趣味趣向にリアルタイムに追従できるようにする。次に503は各顧客の統計情報計算手段であり、各顧客のWeb情報を蓄えたデータベースから各顧客の趣味趣向を割り出す手段を有している。ここで統計情報計算手段は、例えばアクセスしたWeb情報からそのWebがどういうジャンルの情報を提供しているサイトかを割り出し、各ジャンルごとにアクセスランキングを集計する機能を有する。一方、504はプロバイダと予め契約した、広告配信を望むメーカを示しており、505はそのメーカ群からの広告情報を集約しているデータベースを示している。次に506は各顧客の統計情報計算手段と広告情報のデータベースとを比較し、各ジャンルごとのアクセスランキングに合致する広告情報があるかどうかを割り出し、合致する広告情報があった場合次のステップへ通知する広告抽出手段である。507の広告配信用Webサイト作成手段は、広告抽出手段より受信した広告情報をランキング順に並べてWebサイト上に配置し、さらにこのWebサイトは各顧客ごとに分け、各顧客ごとのログインID番号ならびにログインパスワードの入力により始めて閲覧可能である仕組みとし、各顧客のプライバシーを保護する構成とする。上記のように本方法の場合、顧客アクセス情報データベース502および統計情報計算手段503および広告抽出手段506および広告配信用Webサイト作成手段507の機能をこのアプリケーション内で実現することで、プロバイダ内の負荷を抑えることができる。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、顧客は個人の固定観念・検索能力に捕らわれることなく電子メールとは違うWebサイト閲覧という手段で自分の見たいときに自分の趣味趣向に合った広告情報を得ることができ、また手段として電子メールを使用しないことでユーザは広告配信メーカにメールアドレスを教える必要がないため、プライバシーを保護することができ、またプロバイダは広告配信メーカから広告配信料を得ることができ、さらに広告配信メーカは広告情報を欲しいと思っている人に効率良く配信ができるものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による広告配信システムの一例での要部機能ブロック構成を示す図である。
【図2】本発明による広告配信システムの一例での要部機能の詳細を示す図である。
【図3】本発明による広告配信用Webサイトへのアクセス画面の一例を示す図である。
【図4】本発明による広告Webサイトの画面の一例を示す図である。
【図5】本発明による広告配信システムの一例での要部機能ブロック構成をコンピュータのアプリケーションで実現した場合の図である。
【符号の説明】
101…プロバイダと契約している顧客、102…顧客アクセスデータベース、103…各顧客の統計情報計算手段、104…広告配信メーカ、105…広告情報データベース、106…広告抽出手段、107…広告配信用Webサイト作成手段、108…広告配信用Webサイト、201…顧客アクセス情報データベース、202…各顧客の統計情報計算手段、203…広告情報データベース、204…広告抽出手段、301…LOGINID入力フォーム、302…PASSWORD入力フォーム、401…配信広告一覧、402…個別要求キーワード入力フォーム、403…メール通知希望入力フォーム、501…プロバイダと契約している顧客、502…顧客アクセスデータベース、503…各顧客の統計情報計算手段、504…広告配信メーカ、505…広告情報データベース、506…広告抽出手段、507…広告配信用Webサイト作成手段、508…広告配信用Webサイト。
Claims (4)
- インターネット上で、顧客の固定観念・検索能力に依存することなく、顧客に有効な広告情報を配信するシステムであって、顧客のWebアクセス情報を蓄積するデータベースと、各顧客の趣味趣向を分析する統計情報の計算手段と、この統計情報と広告配信を望む広告メーカからの広告情報データベースから、顧客の趣味趣向に合った広告を抽出する手段とその抽出した情報から各顧客専用の広告配信用Webサイトを提供することにより、メールなどによる一方的な広告配信とは違った情報提供方法を特長とした、広告配信システム及びその方法。
- インターネット上で、顧客の固定観念・検索能力に依存することなく、顧客に有効な広告情報を配信するシステムを実現するためのコンピュータ上で動作するアプリケーションであって、各顧客のコンピュータ上でのWebアクセス情報を蓄積するデータベースと、各顧客の趣味趣向を分析する統計情報の計算手段と、この統計情報と広告配信を望む広告メーカからの広告情報データベースから、顧客の趣味趣向に合った広告を抽出する手段とその抽出した情報から広告配信用Webサイトを提供することにより、メールなどによる一方的な広告配信とは違った情報提供方法を特長とした、広告配信システム及びその方法。
- 請求項1および請求項2で、顧客のWebアクセス情報から各顧客の趣味趣向に合った広告を抽出するだけでなく、統計情報計算手段により選択された広告メーカの中から、より顧客ニーズに合ったものを得られるように顧客からのキーワード情報の入力および抽出する手段を有する広告配信システム及びその方法。
- 請求項1および請求項2で、顧客が自発的、周期的に広告配信用Webサイトを閲覧しないとその顧客に有効な広告情報があった場合でも見逃がしてしまう懸念があり、この懸念を排除するために広告配信用Webサイトにその顧客のための広告情報がどれだけ蓄積されているかという情報を通知するメール送信機能を有した、広告配信システム及びその方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003151782A JP2004355301A (ja) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | 広告配信システム及びその方法 |
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JP2003151782A JP2004355301A (ja) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | 広告配信システム及びその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004355301A true JP2004355301A (ja) | 2004-12-16 |
Family
ID=34047175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003151782A Pending JP2004355301A (ja) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | 広告配信システム及びその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004355301A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010211336A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-24 | Nomura Research Institute Ltd | マーケティング支援システム |
JP2011515754A (ja) * | 2008-03-21 | 2011-05-19 | エヌエイチエヌ ビジネス プラットフォーム コーポレーション | 新規広告可能なurl提供方法およびシステム |
-
2003
- 2003-05-29 JP JP2003151782A patent/JP2004355301A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010211336A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-24 | Nomura Research Institute Ltd | マーケティング支援システム |
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