JP2004354662A - カラーフィルタのカラーセルの配置構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】一部のカラーセル幅の設計を調整し、高解析度下で高開口率を維持できるようにした、カラーフィルムのカラーセルの配置構造を提供する。
【解決手段】第一カラーセル、第二カラーセル、第三カラーセル、および第四カラーセルが順序どおりに配列されることで構成されるカラーセルユニットが複数個連続配列されているカラーフィルタのカラーセルの配置構造。前記第一カラーセル、前記第二カラーセル、および前記第三カラーセルは、それぞれ異なるタイプのカラーセルであり、前記第二カラーセルと前記第四カラーセルは、同じタイプのカラーセルで、寸法も同じである。前記第一カラーセルの有効幅W1、前記第二カラーセルの有効幅W2、および前記第三カラーセルの有効幅W3の関係は、次の関係式のようになる。即ち、W1=A×W2(A=1.7〜2.3)、W3=B×W2(B=1.7〜2.3)
【選択図】 図3−1
【解決手段】第一カラーセル、第二カラーセル、第三カラーセル、および第四カラーセルが順序どおりに配列されることで構成されるカラーセルユニットが複数個連続配列されているカラーフィルタのカラーセルの配置構造。前記第一カラーセル、前記第二カラーセル、および前記第三カラーセルは、それぞれ異なるタイプのカラーセルであり、前記第二カラーセルと前記第四カラーセルは、同じタイプのカラーセルで、寸法も同じである。前記第一カラーセルの有効幅W1、前記第二カラーセルの有効幅W2、および前記第三カラーセルの有効幅W3の関係は、次の関係式のようになる。即ち、W1=A×W2(A=1.7〜2.3)、W3=B×W2(B=1.7〜2.3)
【選択図】 図3−1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラーフィルタ(color filter)技術に関するもので、特にカラーフィルタのカラーセル(color element)の配置構造に関わるものであり、高解析度の設計のもとで開口率を維持することができる。
【0002】
【従来の技術】
科学技術と情報の発達にともない、豊富なカラー情報を得るため、カラーフィルタ(color filter、CF)が、カラー液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、電荷結合素子(Charge Coupled Device)、スキャナ(Scanner)などの視覚情報装置に広く使用されるところとなった。コンパクトで軽量、低消費電力、フルカラー化といった特色を有する液晶ディスプレイについて言えば、STN型(超ねじれ状ネマティック、Super Twisted Nematic)、TFT型(薄膜トランジスタ、Thin Film Transistor)、MIM型(金属−絶縁体−金属、Metal Insulator Metal)を含むカラーディスプレイは、全て赤(R)・緑(G)・青(B)の三原色を含むカラーフィルタを使用しなければならず、元々の単色表示マトリックスのピクセルを3つのサブピクセルに分けることで、赤・緑・青の三原色を表示し、さらに三原色の比例調和によって様々な色彩を創造することになる。したがって、カラーフィルタによって、液晶ディスプレイは、明るく、リアルで、鮮やかな映像を映し出すことができ、その付加価値を高めることができる。
【0003】
液晶ディスプレイの主な構造は、TFTアレイ基板、カラーフィルタ基板、および液晶層からなる。前記カラーフィルタ基板は、ガラス基板の上にR・G・Bの顔料をごく少量塗布して製造するものであり、R・G・Bの顔料の位置はTFTアレイ基板上のそれぞれのピクセルと精確に対応していなければならない。製造コストと品質に基づいて考慮した場合、比較的よく用いられるR・G・Bのカラー層の製造方式には、顔料分散法、染色法、印刷法、および電着塗装が含まれる。顔料分散法によって製造するカラーフィルタは、高い精密度、および比較的優れた耐光性・耐熱性を有するため、顔料分散法は、現在のTFT型カラーフィルタ製造方法の主流となっている。また、初期の頃のカラーフィルタ基板製造工程においては、カラーフィルタのカラーセルの間隙にブラックマトリックス(black matrix)層を作っていたが、これは主に、遮光エリアとして、TFTアレイ基板上のTFT素子を覆い、互いに隣接するピクセルエリアの間に光漏れが生じるのを防ぐために用いられた。しかし、その後に発達したカラーフィルム基板の製造工程では、製造コストを下げるため、ブラックマトリックス層を作らず、ガラス基板上にカラーフィルムを作るのみで、カラーフィルムのカラーセルの重なるエリアを遮光エリアとして利用している。
【0004】
図1−1、図1−2、および図1−3を参照されたい。これらは、公知のカラーフィルムにおける赤(R)・緑(G)・青(B)の3種類のカラーセルの配置図であり、図1−1に示されるストリップ(strip)形式、図1−2に示されるモザイク(mosaic)形式、および図1−3に示されるデルタ(delta)形式がある。このうち、図1−3に示されるデルタ形式は、比較的簡易な駆動法と最高の混色効果を提供することができるため、現在、AV製品のカラーフィルタの設計に広く応用されている。
【0005】
【特許公報1】
特開平7−104115号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図2−1と図2−2を参照されたい。図2−1は、公知のストリップ形式のカラーセルを上から見た図であり、図2−2は、カラーセルを図2−1の1−1線で切ったときの断面図である。カラーフィルタ10は、複数個のストリップ形式配置構造のカラーセル12からなる。カラーセル12は、緑色セル12G、赤色セル12R、および青色セル12Bが順序よく配列されて構成されたものであり、この3つのカラーセル12G、12R、12Bの幅はいずれも等しい。製造工程上の条件によって、互いに隣接するカラーセルの主編部位が重なり、2色の顔料が重なる突起エリア14が形成されるため、ガラス基板上に顔料の厚さのムラが生じて、各ピクセルエリア内の電界強度と液晶分子の方向転換の一致性に影響し、光漏れ、コントラストやカラー純度の低下、混色などの問題が引き起こされる。また、対応位置の誤差の影響を考えた場合、突起エリア14の範囲が広がって、開口率(aperture ratio)が犠牲になることがある。この低開口率の問題は、高解析度の液晶ディスプレイでは更に顕著となる。
【0007】
【発明の解決手段】
上記に鑑み、本発明の目的は、一部のカラーセル幅の設計を調整し、高解析度下で高開口率を維持できるようにした、カラーフィルムのカラーセルの配置構造を提供することにある。
【0008】
前記目的を果たすため、本発明は、第一カラーセル、第二カラーセル、第三カラーセル、および第四カラーセルが順序どおりに配列されることで構成されるカラーセルユニットが複数個連続配列されているカラーフィルタのカラーセル配置構造を提供する。なお、前記第一カラーセル、前記第二カラーセル、および前記第三カラーセルは、それぞれ異なるタイプのカラーセルである。前記第二カラーセルと前記第四カラーセルは、同じタイプのカラーセルであり、寸法も同じである。また、前記第一カラーセルの有効幅W1、前記第二カラーセルの有効幅W2、および前記第三カラーセルの有効幅W3の関係は、次の関係式のようになる。即ち、W1=A×W2 (A=1.7〜2.3)、W3=B×W2 (B=1.7〜2.3)
【0009】
前記目的を果たすため、本発明は、第一カラーセル、第二カラーセル、第三カラーセル、第四カラーセル、および第五カラーセルが順序どおりに配列されることで構成されるカラーセルユニットが複数個連続配列されている、もう一種のカラーフィルタのカラーセル配置構造を提供する。前記第一カラーセル、前記第二カラーセル、および前記第三カラーセルは、それぞれ異なるタイプのカラーセルである。前記第二カラーセルと前記第四カラーセルは、互いに同じタイプ・同じ寸法のカラーセルである。また、前記第三カラーセルと前記第五カラーセルも、互いに同じタイプ・同じ寸法のカラーセルである。前記第一カラーセルの有効幅W1、前記第二カラーセルの有効幅W2、および前記第三カラーセルの有効幅W3の関係は、次の関係式のようになる。即ち、W1=A×W2 (A=1.7〜2.3)、W1=B×W3 (B=1.7〜2.3)
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の前記、およびその他の目的、特徴、および長所を更に分かり易くするため、以下に比較的良好な実施例を挙げ、図面と合わせて、詳細に説明する。
【0011】
(実施例1)
本発明の第一実施例におけるカラーフィルタのカラーセルの赤(R)・緑(G)・青(B)の3種類のカラーセルの配置図については、ストリップ(strip)形式、モザイク(mosaic)形式、またはデルタ(delta)形式を用いることができる。以下、第3A〜3D図に関する記述は、ストリップ形式の配置構造を例として、第一実施例の赤(R)・緑(G)・青(B)の3種類のカラーセルの設計における特徴を説明したものである。
【0012】
図3−1は、本発明の第一実施例におけるカラーフィルタを上から見た図であり、図3−2は、本発明の第一実施例におけるカラーセルユニットを上から見た図であり、図3−3は、本発明の第一実施例におけるカラーセルを図3−2の2−2線で切ったときの断面図であり、図3−4は、本発明の第一実施例における赤(R)・緑(G)・青(B)のカラーセルのストリップ形式の比較的良好な配置を示したものである。
【0013】
図3−1を参照されたい。カラーフィルタ20は、第一カラーセル24、第二カラーセル26、第三カラーセル28、および第四カラーセル26”が順序どおりに配列されることで形成されるカラーセルユニット22が複数個連続配列されることで構成される。第一カラーセル24、第二カラーセル26、および第三カラーセル28は、それぞれ異なるタイプのカラーセルであり、第二カラーセル26および第四カラーセル26”は、互いに同じタイプ・同じ寸法のカラーセルである。製造工程の条件によって、隣接しあうカラーセルの周辺に2つの色が重なるエリアができ、このときの第一カラーセル24の有効幅W1(2つの色が重なるエリアは含まない)、第二カラーセル26の有効幅W2(2つの色が重なるエリアは含まない)、および第三カラーセル28の有効幅W3(2つの色が重なるエリアは含まない)の関係は、次の関係式のようになる。即ち、W1=A×W2(A=1.7〜2.3)、W3=B×W2 (B=1.7〜2.3)
【0014】
図3−2を参照されたい。カラーセルユニット22において、第一カラーセル24は、中心線3−3より左エリア24Aと右エリア24Bに分けられ、第三カラーセル28は、中心線4−4より左エリア28Aと右エリア28Bに分けられている。第一カラーセル24および第三カラーセル28の幅は、第二カラーセル26および第四カラーセル26”の2倍であるため、第一カラーセルの右エリア24B、第二カラーセル26、および第三カラーセルの左エリア28Aは、3種類の同じ寸法のカラーセルであり、第一ピクセル(pixel)30Iを構成する。また、第一カラーセルの左エリア24Aは、左側に隣接する第二ピクセル30Bのサブピクセル(sub−pixel)素子となり、第三カラーセルの右エリア28Bおよび第四カラーセル26”は、右側に隣接する第三ピクセル30Cの2つのサブピクセル(sub−pixel)素子となる。
【0015】
図3−3を参照されたい。製造工程の条件により、隣接しあうカラーセルの周辺部位が重なって、2色の顔料が積み重なる突起エリア32ができる。しかし、本発明の第一実施例では、第一カラーセル24の幅を広くしており、左エリア24Aと右エリア24Bが、それぞれ第二ピクセル30Bと第一ピクセル30Aのサブピクセル素子となるため、第二ピクセル30Bと第一ピクセル30Aの境界部分は、突起エリア32のない平坦な表面になる。同様に、本発明の第一実施例では、第三カラーセル28の幅を広くしており、左エリア28Aと右エリア28Bが、それぞれ第一ピクセル30Aと第三ピクセル30Cのサブピクセル素子となるため、第一ピクセル30Aと第三ピクセル30Cの境界部分は、突起エリア32のない平坦な表面になる。その結果として、カラーフィルム20の突起エリア32を大幅に減らし、顔料の厚さのムラを緩和させることできるので、各ピクセルエリア内の電界強度と液晶分子の方向転換の一致性が改善され、光漏れ、コントラストやカラー純度の低下、混色などの問題を回避することができる。また、突起エリア32の数を減らすことによって、開口率(aperture ratio)を高くすることができ、高解析度設計下で高開口率を維持するという効果が得られる。
【0016】
図3−4を参照されたい。この本発明の第一実施例における赤(R)・緑(G)・青(B)の3種類のカラーセルの比較的良好な配置においては、前記第一カラーセル24を緑色セルG、第二カラーセル26と第四カラーセル26”を青色セルB、第三カラーセル28を赤色セルRとすることによって、比較的良好なカラークオリティが得られる。
【0017】
以上の設計上の特徴に基づき、本発明の第一実施例における緑色セルG、青色セルB、赤色セルRの配置は、モザイク形式(結果は図4−1のとおり)あるいはデルタ形式(結果は図4−1のとおり)においても応用できる。
【0018】
(実施例2)
本発明の第二実施例におけるカラーフィルタのカラーセルの赤(R)・緑(G)・青(B)の3種類のカラーセルの配置には、ストリップ(strip)形式、モザイク(mosaic)形式、またはデルタ(delta)形式を用いることができる。以下、第5A〜5D図に関する記述は、ストリップ形式の配置構造を例として、第二実施例の赤(R)・緑(G)・青(B)の3種類のカラーセルの設計における特徴を説明したものである。
【0019】
図5−1は、本発明の第二実施例におけるカラーフィルタを上から見た図であり、図5−2は、本発明の第二実施例におけるカラーセルユニットを上から見た図であり、図5−3は、本発明の第二実施例におけるカラーセルを図5−2の5−5線で切ったときの断面図であり、図5−4は、本発明の第一実施例における赤(R)・緑(G)・青(B)のカラーセルのストリップ形式の比較的良好な配置を示したものである。
【0020】
図5−1を参照されたい。カラーフィルタ40は、第一カラーセル44、第二カラーセル46、第三カラーセル48、第四カラーセル46”、第五カラーセル48”が順序とおりに配列されることで形成されるカラーセルユニット42が複数個連続配列されることで構成される。第一カラーセル44、第二カラーセル46、および第三カラーセル48は、それぞれ異なるタイプのカラーセルである。第二カラーセル46および第四カラーセル46”は、互いに同じタイプ・同じ寸法のカラーセルであり、第三カラーセル48および第五カラーセル48”もまた互いに同じタイプ・同じ寸法のカラーセルである。製造工程の条件によって、隣接しあうカラーセルの周辺に2つの色が重なるエリアができ、このときの第一カラーセル44の有効幅W1(2つの色が重なるエリアは含まない)、第二カラーセル46の有効幅W2(2つの色が重なるエリアは含まない)、および第三カラーセル48の有効幅W3(2つの色が重なるエリアは含まない)の関係は、次の関係式のようになる。即ち、W1=A×W2 (A=1.7〜2.3)、W1=B×W3 (B=1.7〜2.3)
【0021】
図5−2を参照されたい。カラーセルユニット42において、第一カラーセル44の幅は、第二カラーセル46および第三カラーセル48の幅の2倍であり、第一カラーセル44は、中心線6−6より左エリア44Aと右エリア44Bに分けられている。したがって、第一カラーセルの右エリア44B、第二カラーセル46、および第三カラーセル48は、3種類の同じ寸法のカラーセルであり、第一ピクセル50Aを構成する。第一カラーセルの左エリア44Aは、左側に隣接する第二ピクセルのサブピクセル素子となり、第四カラーセル46”と第五カラーセル48”は、右側に隣接する第三ピクセル50Cの2つのサブピクセルとなる。
【0022】
図5−3を参照されたい。製造工程の条件により、隣接しあうカラーセルの周辺部位が重なって、2色の顔料が積み重なる突起エリア52ができる。しかし、本発明の第二実施例では、第一カラーセル44の幅を広くしており、左エリア44Aと右エリア44Bが、それぞれ第二ピクセル50Bと第一ピクセル50Aのサブピクセル素子となるため、第二ピクセル50Bと第一ピクセル50Aの境界部分は、突起エリア52のない平坦な表面になる。その結果として、カラーフィルム40の突起エリア52を大幅に減らし、顔料の厚さのムラを緩和させることができるので、各ピクセルエリア内の電界強度と液晶分子の方向転換の一致性が改善され、光漏れ、コントラストやカラー純度の低下、混色などの問題を回避することができる。また、突起エリア52の数を減らすことによって、開口率(aperture ratio)を高くすることができ、高解析度設計下で高開口率を維持するという効果が得られる。
【0023】
図5−4を参照されたい。この本発明の第二実施例における赤(R)・緑(G)・青(B)の3種類のカラーセルの比較的良好な配置においては、前記第一カラーセル44を緑色セルG、第二カラーセル46と第四カラーセル46”を青色セルB、第三カラーセル48および第五カラーセル48”を赤色セルRとすることによって、比較的良好なカラークオリティが得られる。
【0024】
以上の設計上の特徴に基づき、本発明の第二実施例における緑色セルG、青色セルB、赤色セルRの配置は、モザイク形式(結果は図6−1のとおり)あるいはデルタ形式(結果は図6−1のとおり)においても応用できる。
【0025】
本発明では、以上の比較的良好な実施例を開示しているが、これは、本発明の特許請求の範囲を限定するために用いるものではない。本技術の当業者は、本発明の精神および範囲を逸脱することなく、若干の変更または修飾を加えることができるため、本発明の特許適用範囲については、後に添付する特許請求の範囲にしたがうものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1−1】公知のカラーフィルタにおける赤(R)・緑(G)・青(B)のカラーセルのストリップ形式配置を示したものである。
【図1−2】公知のカラーフィルタにおける赤(R)・緑(G)・青(B)のカラーセルのモザイク形式配置を示したものである。
【図1−3】公知のカラーフィルタにおける赤(R)・緑(G)・青(B)のカラーセルのデルタ形式配置を示したものである。
【図2−1】公知のストリップ形式のカラーセルを上から見た図である。
【図2−2】カラーセルを図2−1の1−1線で切ったときの断面図である。
【図3−1】本発明の第一実施例におけるカラーフィルタを上から見た図である。
【図3−2】本発明の第一実施例におけるカラーセルユニットを上から見た図である。
【図3−3】本発明の第一実施例におけるカラーセルを第3−2図の2−2線で切ったときの断面図である。
【図3−4】本発明の第一実施例における赤(R)・緑(G)・青(B)のカラーセルのストリップ形式の比較的良好な配置図である。
【図4−1】本発明の第一実施例における赤(R)・緑(G)・青(B)のカラーセルのモザイク形式の比較的良好な配置図である。
【図4−2】本発明の第一実施例における赤(R)・緑(G)・青(B)のカラーセルのデルタ形式の比較的良好な配置図である。
【図5−1】本発明の第二実施例におけるカラーフィルタを上から見た図である。
【図5−2】本発明の第二実施例におけるカラーセルユニットを上から見た図である。
【図5−3】本発明の第二実施例におけるカラーセルを図5−2の5−5線で切ったときの断面図である。
【図5−4】本発明の第二実施例における赤(R)・緑(G)・青(B)のカラーセルのストリップ形式の比較的良好な配置図である。
【図6−1】本発明の第二実施例における赤(R)・緑(G)・青(B)のカラーセルのモザイク形式の比較的良好な配置図である。
【図6−2】本発明の第二実施例における赤(R)・緑(G)・青(B)のカラーセルのデルタ形式の比較的良好な配置図である。
【符号の説明】
10:カラーフィルタ
12:カラーセル
12G:緑色セル
12R:赤色セル
12B:青色セル
14:突起エリア
20:カラーフィルタ
22:カラーセルユニット
24:第一カラーセル
24A:左エリア
24B:右エリア
26:第二カラーセル
28:第三カラーセル
28A:左エリア
28B:右エリア
26”:第四カラーセル
30A:第一ピクセル
30B:第二ピクセル
30C:第三ピクセル
32:突起エリア
40:カラーフィルタ
42:カラーセルユニット
44:第一カラーセル
44A:左エリア
44B:右エリア
46:第二カラーセル、
48:第三カラーセル
46”:第四カラーセル
48”:第五カラーセル
50A:第一ピクセル
50B:第二ピクセル
50C:第三ピクセル
52:突起エリア
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラーフィルタ(color filter)技術に関するもので、特にカラーフィルタのカラーセル(color element)の配置構造に関わるものであり、高解析度の設計のもとで開口率を維持することができる。
【0002】
【従来の技術】
科学技術と情報の発達にともない、豊富なカラー情報を得るため、カラーフィルタ(color filter、CF)が、カラー液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、電荷結合素子(Charge Coupled Device)、スキャナ(Scanner)などの視覚情報装置に広く使用されるところとなった。コンパクトで軽量、低消費電力、フルカラー化といった特色を有する液晶ディスプレイについて言えば、STN型(超ねじれ状ネマティック、Super Twisted Nematic)、TFT型(薄膜トランジスタ、Thin Film Transistor)、MIM型(金属−絶縁体−金属、Metal Insulator Metal)を含むカラーディスプレイは、全て赤(R)・緑(G)・青(B)の三原色を含むカラーフィルタを使用しなければならず、元々の単色表示マトリックスのピクセルを3つのサブピクセルに分けることで、赤・緑・青の三原色を表示し、さらに三原色の比例調和によって様々な色彩を創造することになる。したがって、カラーフィルタによって、液晶ディスプレイは、明るく、リアルで、鮮やかな映像を映し出すことができ、その付加価値を高めることができる。
【0003】
液晶ディスプレイの主な構造は、TFTアレイ基板、カラーフィルタ基板、および液晶層からなる。前記カラーフィルタ基板は、ガラス基板の上にR・G・Bの顔料をごく少量塗布して製造するものであり、R・G・Bの顔料の位置はTFTアレイ基板上のそれぞれのピクセルと精確に対応していなければならない。製造コストと品質に基づいて考慮した場合、比較的よく用いられるR・G・Bのカラー層の製造方式には、顔料分散法、染色法、印刷法、および電着塗装が含まれる。顔料分散法によって製造するカラーフィルタは、高い精密度、および比較的優れた耐光性・耐熱性を有するため、顔料分散法は、現在のTFT型カラーフィルタ製造方法の主流となっている。また、初期の頃のカラーフィルタ基板製造工程においては、カラーフィルタのカラーセルの間隙にブラックマトリックス(black matrix)層を作っていたが、これは主に、遮光エリアとして、TFTアレイ基板上のTFT素子を覆い、互いに隣接するピクセルエリアの間に光漏れが生じるのを防ぐために用いられた。しかし、その後に発達したカラーフィルム基板の製造工程では、製造コストを下げるため、ブラックマトリックス層を作らず、ガラス基板上にカラーフィルムを作るのみで、カラーフィルムのカラーセルの重なるエリアを遮光エリアとして利用している。
【0004】
図1−1、図1−2、および図1−3を参照されたい。これらは、公知のカラーフィルムにおける赤(R)・緑(G)・青(B)の3種類のカラーセルの配置図であり、図1−1に示されるストリップ(strip)形式、図1−2に示されるモザイク(mosaic)形式、および図1−3に示されるデルタ(delta)形式がある。このうち、図1−3に示されるデルタ形式は、比較的簡易な駆動法と最高の混色効果を提供することができるため、現在、AV製品のカラーフィルタの設計に広く応用されている。
【0005】
【特許公報1】
特開平7−104115号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図2−1と図2−2を参照されたい。図2−1は、公知のストリップ形式のカラーセルを上から見た図であり、図2−2は、カラーセルを図2−1の1−1線で切ったときの断面図である。カラーフィルタ10は、複数個のストリップ形式配置構造のカラーセル12からなる。カラーセル12は、緑色セル12G、赤色セル12R、および青色セル12Bが順序よく配列されて構成されたものであり、この3つのカラーセル12G、12R、12Bの幅はいずれも等しい。製造工程上の条件によって、互いに隣接するカラーセルの主編部位が重なり、2色の顔料が重なる突起エリア14が形成されるため、ガラス基板上に顔料の厚さのムラが生じて、各ピクセルエリア内の電界強度と液晶分子の方向転換の一致性に影響し、光漏れ、コントラストやカラー純度の低下、混色などの問題が引き起こされる。また、対応位置の誤差の影響を考えた場合、突起エリア14の範囲が広がって、開口率(aperture ratio)が犠牲になることがある。この低開口率の問題は、高解析度の液晶ディスプレイでは更に顕著となる。
【0007】
【発明の解決手段】
上記に鑑み、本発明の目的は、一部のカラーセル幅の設計を調整し、高解析度下で高開口率を維持できるようにした、カラーフィルムのカラーセルの配置構造を提供することにある。
【0008】
前記目的を果たすため、本発明は、第一カラーセル、第二カラーセル、第三カラーセル、および第四カラーセルが順序どおりに配列されることで構成されるカラーセルユニットが複数個連続配列されているカラーフィルタのカラーセル配置構造を提供する。なお、前記第一カラーセル、前記第二カラーセル、および前記第三カラーセルは、それぞれ異なるタイプのカラーセルである。前記第二カラーセルと前記第四カラーセルは、同じタイプのカラーセルであり、寸法も同じである。また、前記第一カラーセルの有効幅W1、前記第二カラーセルの有効幅W2、および前記第三カラーセルの有効幅W3の関係は、次の関係式のようになる。即ち、W1=A×W2 (A=1.7〜2.3)、W3=B×W2 (B=1.7〜2.3)
【0009】
前記目的を果たすため、本発明は、第一カラーセル、第二カラーセル、第三カラーセル、第四カラーセル、および第五カラーセルが順序どおりに配列されることで構成されるカラーセルユニットが複数個連続配列されている、もう一種のカラーフィルタのカラーセル配置構造を提供する。前記第一カラーセル、前記第二カラーセル、および前記第三カラーセルは、それぞれ異なるタイプのカラーセルである。前記第二カラーセルと前記第四カラーセルは、互いに同じタイプ・同じ寸法のカラーセルである。また、前記第三カラーセルと前記第五カラーセルも、互いに同じタイプ・同じ寸法のカラーセルである。前記第一カラーセルの有効幅W1、前記第二カラーセルの有効幅W2、および前記第三カラーセルの有効幅W3の関係は、次の関係式のようになる。即ち、W1=A×W2 (A=1.7〜2.3)、W1=B×W3 (B=1.7〜2.3)
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の前記、およびその他の目的、特徴、および長所を更に分かり易くするため、以下に比較的良好な実施例を挙げ、図面と合わせて、詳細に説明する。
【0011】
(実施例1)
本発明の第一実施例におけるカラーフィルタのカラーセルの赤(R)・緑(G)・青(B)の3種類のカラーセルの配置図については、ストリップ(strip)形式、モザイク(mosaic)形式、またはデルタ(delta)形式を用いることができる。以下、第3A〜3D図に関する記述は、ストリップ形式の配置構造を例として、第一実施例の赤(R)・緑(G)・青(B)の3種類のカラーセルの設計における特徴を説明したものである。
【0012】
図3−1は、本発明の第一実施例におけるカラーフィルタを上から見た図であり、図3−2は、本発明の第一実施例におけるカラーセルユニットを上から見た図であり、図3−3は、本発明の第一実施例におけるカラーセルを図3−2の2−2線で切ったときの断面図であり、図3−4は、本発明の第一実施例における赤(R)・緑(G)・青(B)のカラーセルのストリップ形式の比較的良好な配置を示したものである。
【0013】
図3−1を参照されたい。カラーフィルタ20は、第一カラーセル24、第二カラーセル26、第三カラーセル28、および第四カラーセル26”が順序どおりに配列されることで形成されるカラーセルユニット22が複数個連続配列されることで構成される。第一カラーセル24、第二カラーセル26、および第三カラーセル28は、それぞれ異なるタイプのカラーセルであり、第二カラーセル26および第四カラーセル26”は、互いに同じタイプ・同じ寸法のカラーセルである。製造工程の条件によって、隣接しあうカラーセルの周辺に2つの色が重なるエリアができ、このときの第一カラーセル24の有効幅W1(2つの色が重なるエリアは含まない)、第二カラーセル26の有効幅W2(2つの色が重なるエリアは含まない)、および第三カラーセル28の有効幅W3(2つの色が重なるエリアは含まない)の関係は、次の関係式のようになる。即ち、W1=A×W2(A=1.7〜2.3)、W3=B×W2 (B=1.7〜2.3)
【0014】
図3−2を参照されたい。カラーセルユニット22において、第一カラーセル24は、中心線3−3より左エリア24Aと右エリア24Bに分けられ、第三カラーセル28は、中心線4−4より左エリア28Aと右エリア28Bに分けられている。第一カラーセル24および第三カラーセル28の幅は、第二カラーセル26および第四カラーセル26”の2倍であるため、第一カラーセルの右エリア24B、第二カラーセル26、および第三カラーセルの左エリア28Aは、3種類の同じ寸法のカラーセルであり、第一ピクセル(pixel)30Iを構成する。また、第一カラーセルの左エリア24Aは、左側に隣接する第二ピクセル30Bのサブピクセル(sub−pixel)素子となり、第三カラーセルの右エリア28Bおよび第四カラーセル26”は、右側に隣接する第三ピクセル30Cの2つのサブピクセル(sub−pixel)素子となる。
【0015】
図3−3を参照されたい。製造工程の条件により、隣接しあうカラーセルの周辺部位が重なって、2色の顔料が積み重なる突起エリア32ができる。しかし、本発明の第一実施例では、第一カラーセル24の幅を広くしており、左エリア24Aと右エリア24Bが、それぞれ第二ピクセル30Bと第一ピクセル30Aのサブピクセル素子となるため、第二ピクセル30Bと第一ピクセル30Aの境界部分は、突起エリア32のない平坦な表面になる。同様に、本発明の第一実施例では、第三カラーセル28の幅を広くしており、左エリア28Aと右エリア28Bが、それぞれ第一ピクセル30Aと第三ピクセル30Cのサブピクセル素子となるため、第一ピクセル30Aと第三ピクセル30Cの境界部分は、突起エリア32のない平坦な表面になる。その結果として、カラーフィルム20の突起エリア32を大幅に減らし、顔料の厚さのムラを緩和させることできるので、各ピクセルエリア内の電界強度と液晶分子の方向転換の一致性が改善され、光漏れ、コントラストやカラー純度の低下、混色などの問題を回避することができる。また、突起エリア32の数を減らすことによって、開口率(aperture ratio)を高くすることができ、高解析度設計下で高開口率を維持するという効果が得られる。
【0016】
図3−4を参照されたい。この本発明の第一実施例における赤(R)・緑(G)・青(B)の3種類のカラーセルの比較的良好な配置においては、前記第一カラーセル24を緑色セルG、第二カラーセル26と第四カラーセル26”を青色セルB、第三カラーセル28を赤色セルRとすることによって、比較的良好なカラークオリティが得られる。
【0017】
以上の設計上の特徴に基づき、本発明の第一実施例における緑色セルG、青色セルB、赤色セルRの配置は、モザイク形式(結果は図4−1のとおり)あるいはデルタ形式(結果は図4−1のとおり)においても応用できる。
【0018】
(実施例2)
本発明の第二実施例におけるカラーフィルタのカラーセルの赤(R)・緑(G)・青(B)の3種類のカラーセルの配置には、ストリップ(strip)形式、モザイク(mosaic)形式、またはデルタ(delta)形式を用いることができる。以下、第5A〜5D図に関する記述は、ストリップ形式の配置構造を例として、第二実施例の赤(R)・緑(G)・青(B)の3種類のカラーセルの設計における特徴を説明したものである。
【0019】
図5−1は、本発明の第二実施例におけるカラーフィルタを上から見た図であり、図5−2は、本発明の第二実施例におけるカラーセルユニットを上から見た図であり、図5−3は、本発明の第二実施例におけるカラーセルを図5−2の5−5線で切ったときの断面図であり、図5−4は、本発明の第一実施例における赤(R)・緑(G)・青(B)のカラーセルのストリップ形式の比較的良好な配置を示したものである。
【0020】
図5−1を参照されたい。カラーフィルタ40は、第一カラーセル44、第二カラーセル46、第三カラーセル48、第四カラーセル46”、第五カラーセル48”が順序とおりに配列されることで形成されるカラーセルユニット42が複数個連続配列されることで構成される。第一カラーセル44、第二カラーセル46、および第三カラーセル48は、それぞれ異なるタイプのカラーセルである。第二カラーセル46および第四カラーセル46”は、互いに同じタイプ・同じ寸法のカラーセルであり、第三カラーセル48および第五カラーセル48”もまた互いに同じタイプ・同じ寸法のカラーセルである。製造工程の条件によって、隣接しあうカラーセルの周辺に2つの色が重なるエリアができ、このときの第一カラーセル44の有効幅W1(2つの色が重なるエリアは含まない)、第二カラーセル46の有効幅W2(2つの色が重なるエリアは含まない)、および第三カラーセル48の有効幅W3(2つの色が重なるエリアは含まない)の関係は、次の関係式のようになる。即ち、W1=A×W2 (A=1.7〜2.3)、W1=B×W3 (B=1.7〜2.3)
【0021】
図5−2を参照されたい。カラーセルユニット42において、第一カラーセル44の幅は、第二カラーセル46および第三カラーセル48の幅の2倍であり、第一カラーセル44は、中心線6−6より左エリア44Aと右エリア44Bに分けられている。したがって、第一カラーセルの右エリア44B、第二カラーセル46、および第三カラーセル48は、3種類の同じ寸法のカラーセルであり、第一ピクセル50Aを構成する。第一カラーセルの左エリア44Aは、左側に隣接する第二ピクセルのサブピクセル素子となり、第四カラーセル46”と第五カラーセル48”は、右側に隣接する第三ピクセル50Cの2つのサブピクセルとなる。
【0022】
図5−3を参照されたい。製造工程の条件により、隣接しあうカラーセルの周辺部位が重なって、2色の顔料が積み重なる突起エリア52ができる。しかし、本発明の第二実施例では、第一カラーセル44の幅を広くしており、左エリア44Aと右エリア44Bが、それぞれ第二ピクセル50Bと第一ピクセル50Aのサブピクセル素子となるため、第二ピクセル50Bと第一ピクセル50Aの境界部分は、突起エリア52のない平坦な表面になる。その結果として、カラーフィルム40の突起エリア52を大幅に減らし、顔料の厚さのムラを緩和させることができるので、各ピクセルエリア内の電界強度と液晶分子の方向転換の一致性が改善され、光漏れ、コントラストやカラー純度の低下、混色などの問題を回避することができる。また、突起エリア52の数を減らすことによって、開口率(aperture ratio)を高くすることができ、高解析度設計下で高開口率を維持するという効果が得られる。
【0023】
図5−4を参照されたい。この本発明の第二実施例における赤(R)・緑(G)・青(B)の3種類のカラーセルの比較的良好な配置においては、前記第一カラーセル44を緑色セルG、第二カラーセル46と第四カラーセル46”を青色セルB、第三カラーセル48および第五カラーセル48”を赤色セルRとすることによって、比較的良好なカラークオリティが得られる。
【0024】
以上の設計上の特徴に基づき、本発明の第二実施例における緑色セルG、青色セルB、赤色セルRの配置は、モザイク形式(結果は図6−1のとおり)あるいはデルタ形式(結果は図6−1のとおり)においても応用できる。
【0025】
本発明では、以上の比較的良好な実施例を開示しているが、これは、本発明の特許請求の範囲を限定するために用いるものではない。本技術の当業者は、本発明の精神および範囲を逸脱することなく、若干の変更または修飾を加えることができるため、本発明の特許適用範囲については、後に添付する特許請求の範囲にしたがうものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1−1】公知のカラーフィルタにおける赤(R)・緑(G)・青(B)のカラーセルのストリップ形式配置を示したものである。
【図1−2】公知のカラーフィルタにおける赤(R)・緑(G)・青(B)のカラーセルのモザイク形式配置を示したものである。
【図1−3】公知のカラーフィルタにおける赤(R)・緑(G)・青(B)のカラーセルのデルタ形式配置を示したものである。
【図2−1】公知のストリップ形式のカラーセルを上から見た図である。
【図2−2】カラーセルを図2−1の1−1線で切ったときの断面図である。
【図3−1】本発明の第一実施例におけるカラーフィルタを上から見た図である。
【図3−2】本発明の第一実施例におけるカラーセルユニットを上から見た図である。
【図3−3】本発明の第一実施例におけるカラーセルを第3−2図の2−2線で切ったときの断面図である。
【図3−4】本発明の第一実施例における赤(R)・緑(G)・青(B)のカラーセルのストリップ形式の比較的良好な配置図である。
【図4−1】本発明の第一実施例における赤(R)・緑(G)・青(B)のカラーセルのモザイク形式の比較的良好な配置図である。
【図4−2】本発明の第一実施例における赤(R)・緑(G)・青(B)のカラーセルのデルタ形式の比較的良好な配置図である。
【図5−1】本発明の第二実施例におけるカラーフィルタを上から見た図である。
【図5−2】本発明の第二実施例におけるカラーセルユニットを上から見た図である。
【図5−3】本発明の第二実施例におけるカラーセルを図5−2の5−5線で切ったときの断面図である。
【図5−4】本発明の第二実施例における赤(R)・緑(G)・青(B)のカラーセルのストリップ形式の比較的良好な配置図である。
【図6−1】本発明の第二実施例における赤(R)・緑(G)・青(B)のカラーセルのモザイク形式の比較的良好な配置図である。
【図6−2】本発明の第二実施例における赤(R)・緑(G)・青(B)のカラーセルのデルタ形式の比較的良好な配置図である。
【符号の説明】
10:カラーフィルタ
12:カラーセル
12G:緑色セル
12R:赤色セル
12B:青色セル
14:突起エリア
20:カラーフィルタ
22:カラーセルユニット
24:第一カラーセル
24A:左エリア
24B:右エリア
26:第二カラーセル
28:第三カラーセル
28A:左エリア
28B:右エリア
26”:第四カラーセル
30A:第一ピクセル
30B:第二ピクセル
30C:第三ピクセル
32:突起エリア
40:カラーフィルタ
42:カラーセルユニット
44:第一カラーセル
44A:左エリア
44B:右エリア
46:第二カラーセル、
48:第三カラーセル
46”:第四カラーセル
48”:第五カラーセル
50A:第一ピクセル
50B:第二ピクセル
50C:第三ピクセル
52:突起エリア
Claims (11)
- 複数個の連続配列されたカラーセルユニットからなり、
各前記カラーセルユニットは、第一カラーセル、第二カラーセル、第三カラーセル、および第四カラーセルが順序どおりに配列されることで形成され、
前記第一カラーセル、前記第二カラーセル、および前記第三カラーセルが、それぞれ異なるカラーセルであり、
前記第二カラーセルと前記第四カラーセルが、同じタイプ・同じ寸法のカラーセルであり、
前記第一カラーセルの有効幅W1、前記第二カラーセルの有効幅W2、および前記第三カラーセルの有効幅W3の関係が、関係式:W1=A×W2(A=1.7〜2.3)、W3=B×W2(B=1.7〜2.3)にあてはまることを特徴とするカラーフィルタのカラーセルの配置構造。 - 前記第一カラーセルが緑色セルであり、前記第二カラーセルと第四カラーセルが青色セルであり、前記第三カラーセルが赤色セルであることを特徴とする、請求項1に記載のカラーフィルタのカラーセルの配置構造。
- 各カラーセルユニットにおいて、前記第一カラーセルが中心線によって左エリアと右エリアに分けられ、前記第三カラーセルが中心線によって左エリアと右エリアに分けられ、前記第一カラーセルの右エリア、前記第二カラーセル、および前記第三カラーセルの左エリアが第一ピクセルを構成することを特徴とする、請求項1に記載のカラーフィルタのカラーセルの配置構造。
- 前記第一カラーセルの左エリアが左側に隣接する第二ピクセルの1つのサブピクセル素子となることを特徴とする請求項3に記載のカラーフィルタのカラーセルの配置構造。
- 前記第三カラーセルの右エリアと前記第四カラーセルが右側に隣接する第三ピクセルの2つのサブピクセル素子になることを特徴とする、請求項3に記載のカラーフィルタのカラーセルの配置構造。
- 複数個の連続配列されたカラーセルユニットからなり、
各前記カラーセルユニットが、第一カラーセル、第二カラーセル、第三カラーセル、第四カラーセル、および第五カラーセルが順序どおりに配列されることで形成され、
前記第一カラーセル、前記第二カラーセル、および前記第三カラーセルが、それぞれ異なるカラーセルであり、
前記第二カラーセルと前記第四カラーセルが、同じタイプ・同じ寸法のカラーセルであり、前記第三カラーセルと前記第五カラーセルが同じタイプ・同じ寸法のカラーセルであり、
前記第一カラーセルの有効幅W1、前記第二カラーセルの有効幅W2、および前記第三カラーセルの有効幅W3の関係が、関係式:W1=A×W2(A=1.7〜2.3)、W1=B×W3(B=1.7〜2.3)にあてはまることを特徴とする、カラーフィルタのカラーセルの配置構造。 - 前記第一カラーセルが緑色セルであり、
前記第二カラーセルと前記第四カラーセルが青色セルであり、前記第三カラーセルと前記第五カラーセルが赤色セルであることを特徴とする、請求項6に記載のカラーフィルタのカラーセルの配置構造。 - 各カラーセルユニットにおいて、前記第一カラーセルが中心線によって左エリアと右エリアに分けられ、前記第一カラーセルの右エリア、前記第二カラーセル、および前記第三カラーセルが第一ピクセルを構成することを特徴とする、請求項6に記載のカラーフィルタのカラーセルの配置構造。
- 前記第一カラーセルの左エリアが左側に隣接する第二ピクセルのサブピクセル素子になることを特徴とする、請求項8に記載のカラーフィルタのカラーセルの配置構造。
- 前記第四カラーセルと前記第五カラーセルが右側に隣接する第三ピクセルの2つのサブピクセル素子になることを特徴とする、請求項8に記載のカラーフィルタのカラーセルの配置構造。
- 前記複数個のカラーセルユニットの配置方式が、ストリップ形式の配置図、モザイク形式の配置図、デルタ形式の配置図から選択されることを特徴とする、請求項1〜6に記載のカラーフィルタのカラーセルの配置構造。
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-
2003
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