JP2004354390A - クライオスタットの洗浄及び/又は滅菌装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 クライオスタット内部における洗浄及び/又は滅菌プロセスを改善し、エッジ(角)部分ないしアクセス困難ないし不能な場所であっても完全ないし確実な洗浄ないし滅菌を保証すること。
【解決手段】 ミクロトームを受容するための受容装置と、該受容装置を閉鎖する可透視蓋部材と、該受容装置内に洗浄剤及び/又は滅菌剤を放散するための少なくとも1つの噴射ノズルとポンプを有する洗浄及び/又は滅菌装置と、該ポンプを制御するための制御ユニットとを含むクライオスタットにおいて、前記噴射ノズルの少なくとも1つは、360°の噴射角度を有する回動ノズル(4)として構成されることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 ミクロトームを受容するための受容装置と、該受容装置を閉鎖する可透視蓋部材と、該受容装置内に洗浄剤及び/又は滅菌剤を放散するための少なくとも1つの噴射ノズルとポンプを有する洗浄及び/又は滅菌装置と、該ポンプを制御するための制御ユニットとを含むクライオスタットにおいて、前記噴射ノズルの少なくとも1つは、360°の噴射角度を有する回動ノズル(4)として構成されることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、クライオスタットに関し、特に、ミクロトームを受容するための受容装置と、該受容装置を閉鎖する可透視蓋部材と、該受容装置内に洗浄及び/又は滅菌剤を撒布するための少なくとも1つの噴射ノズル装置及び(1つの)ポンプ装置を有する洗浄及び/又は滅菌装置と、該ポンプ装置を制御するための制御ユニットとを含むクライオスタットに関する。
クライオスタット−ミクロトームは、切断されるべき試料を予め設定された所定の温度に冷却するよう構成される。そのような温度は、通常、−10℃〜−50℃にある。温度を一定に維持するために、ミクロトームは、大掛かりなカプセル密閉筐体内に配される。そのような筐体の内部には、ミクロトームを受容するための特殊鋼製受容容器が配される。クライオスタットは、更に、利用者による受容用器ないし内部空間へアクセスに媒介する閉鎖可能な可透視蓋を有する。
ミクロトームの作動中、切削屑も必然的に生じるが、これらは、クライオスタットから時々除去しなければならない。そのような切削屑もまた生物学的又は化学的に汚染されていることもあり得るので、クライオスタットの洗浄の際には、筐体内部の滅菌も行われる。
このような洗浄ないし滅菌は、従来は、手作業で行われており、その際、例えば、洗浄及び/又は滅菌剤は、噴霧器でクライオスタットの内部空間に撒布されていた。このような手作業による方法は、有効ではあるが、当然のことながら非常に時間がかかる。
滅菌剤を充填した切削屑槽を有するクライオスタットは、上掲特許文献1から既知である。しかしながら、この切削屑槽は、クライオスタットの内部の小さな範囲に亘ってしか延在しないので、完全な洗浄及び/又は滅菌は不可能である。
また、クライオスタットのための自動滅菌システムも、上掲非特許文献1から既知である。このクライオスタットでは、1つのポンプと接続し、洗浄ないし滅菌剤をクライオスタットの内部にプログラム制御されて噴射する2つの噴射ノズルが配される。
しかしながら、実際上、ノズルの構造・配置及び噴射方法は、内部空間全体に亘って洗浄ないし滅菌剤でむらなく湿潤するためには不適であり、そのため噴霧器を用いた手作業による後処理が必須であることが分かった。
それゆえ、本発明の課題は、クライオスタット内部における洗浄及び/又は滅菌プロセスを改善し、エッジ(角)部分ないしアクセス困難ないし不能な場所であっても完全ないし確実な洗浄ないし滅菌を保証することである。
上記の課題を解決するために、本発明の一視点により、ミクロトームを受容するための受容装置と、該受容装置を閉鎖する可透視蓋部材と、該受容装置内に洗浄及び/又は滅菌剤を撒布するための少なくとも1つの噴射ノズル装置及び(1つの)ポンプ装置を有する洗浄及び/又は滅菌装置と、該ポンプ装置を制御するための制御ユニット(回路)とを含むクライオスタットが提供される。このクライオスタットにおいて、前記噴射ノズル装置の少なくとも1つは、360°の撒布角度を有する全方向撒布装置ないしノズル(Drallduese)として構成されることを特徴とする(形態1・基本構成)。
本発明の独立請求項1により、上記課題に対応する効果が上述の通り達成される。即ち、本発明のクライオスタットにより、クライオスタット内部における洗浄及び/又は滅菌プロセスが改善され、エッジ(角)部分ないしアクセス困難ないし不能な場所であっても完全ないし確実な洗浄ないし滅菌が保証される(基本構成)。
更に、各従属請求項により、付加的な効果が後述の通りそれぞれ達成される。
更に、各従属請求項により、付加的な効果が後述の通りそれぞれ達成される。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を示すが、これらは従属請求項の対象でもある。なお、形態1については上述の通りである。
(2)上記のクライオスタットにおいて、前記全方向撒布装置ないしノズルは、180°屈曲されたパイプ部材を有し、該パイプ部材の開放端は、プレートに指向されると共に、該パイプ部材の内径は、凡そ0.1mmであることが好ましい(形態2)。
(3)上記のクライオスタットにおいて、前記制御ユニットは、自動時間制御装置を有すること、前記閉鎖可能な可透視蓋部材には、前記制御ユニットと電気的に接続する安全スイッチが配されること、前記受容装置には、前記制御ユニットと電気的に接続する温度センサが配されること、及び前記洗浄及び/又は滅菌剤の残量を表示するための、前記制御ユニットと電気的に接続する充填レベル表示器を有することが好ましい(形態3)。
(4)上記のクライオスタットにおいて、前記ポンプ装置には、前記洗浄及び/又は滅菌剤を濾過するためのフィルタ装置が配されること、該洗浄及び/又は滅菌(処理)は、前記安全スイッチが反応した場合及び/又は予め選択された温度に達した場合及び/又は予め選択された温度範囲から逸脱した場合及び/又は予め選択された充填レベルを下回った場合に、前記制御ユニットによって、不活性化されること、及び前記自動洗浄及び/又は滅菌(処理)に先立って(前置して)、自動除霜ないし除氷(処理)が実行されることが好ましい(形態4)。
(5)上記のクライオスタットにおいて、前記受容装置の2つの前縁角部にそれぞれ1つの全方向撒布装置が配され、及び該受容装置(容器)の後壁部に少なくとも1つの更なる全方向撒布装置が配されることが好ましい(形態5)。
(2)上記のクライオスタットにおいて、前記全方向撒布装置ないしノズルは、180°屈曲されたパイプ部材を有し、該パイプ部材の開放端は、プレートに指向されると共に、該パイプ部材の内径は、凡そ0.1mmであることが好ましい(形態2)。
(3)上記のクライオスタットにおいて、前記制御ユニットは、自動時間制御装置を有すること、前記閉鎖可能な可透視蓋部材には、前記制御ユニットと電気的に接続する安全スイッチが配されること、前記受容装置には、前記制御ユニットと電気的に接続する温度センサが配されること、及び前記洗浄及び/又は滅菌剤の残量を表示するための、前記制御ユニットと電気的に接続する充填レベル表示器を有することが好ましい(形態3)。
(4)上記のクライオスタットにおいて、前記ポンプ装置には、前記洗浄及び/又は滅菌剤を濾過するためのフィルタ装置が配されること、該洗浄及び/又は滅菌(処理)は、前記安全スイッチが反応した場合及び/又は予め選択された温度に達した場合及び/又は予め選択された温度範囲から逸脱した場合及び/又は予め選択された充填レベルを下回った場合に、前記制御ユニットによって、不活性化されること、及び前記自動洗浄及び/又は滅菌(処理)に先立って(前置して)、自動除霜ないし除氷(処理)が実行されることが好ましい(形態4)。
(5)上記のクライオスタットにおいて、前記受容装置の2つの前縁角部にそれぞれ1つの全方向撒布装置が配され、及び該受容装置(容器)の後壁部に少なくとも1つの更なる全方向撒布装置が配されることが好ましい(形態5)。
本発明は、クライオスタットの内部に配されるノズル装置が360°の撒布角度を有する全方向撒布装置ないしノズル(Drallduese)として構成されることを特徴とする。このため、洗浄及び/又は滅菌剤をクライオスタットの内部空間全体に亘って一様に(むらなく)分配することが達成される。
本発明の一展開形態では、全方向撒布装置は、180°屈曲されたパイプ部材を有する。全方向撒布装置では、パイプ部材の開放端は、プレートに指向されるため、液剤は、例えば15バール(bar)の高圧で、プレートに向けて噴射され、該プレートに反射してあらゆる方向に向けて一様に飛散する。
本発明の更なる一実施形態では、パイプ部材は、凡そ0.1mmの内径を有する。このため、極細の噴流のみがプレートに導かれ、該プレートで細かく分散され噴霧ないし撒布されることが達成される。
本発明の一展開形態では、ポンプ部材は、洗浄及び/又は滅菌剤を濾過するためのフィルタ装置が配される。このため、洗浄ないし滅菌剤中に存在する浮遊物質ないし汚染物質が濾過除去される。このことは、非常に細いノズルが詰まるのを防ぐために必要である。
本発明の更なる一実施形態では、制御ユニットは、自動時間制御装置が配される。このため、手作業で行われる洗浄及び/又は滅菌(処理)に加えて、時間的に制御され監視が不要な自動洗浄及び/又は滅菌(処理)の実行が可能となる。
本発明の一展開形態では、閉鎖可能な可透視蓋部材(Sichtscheibe)に、制御ユニットと電気的に接続(結合)される安全スイッチが配される。このため、洗浄ないし滅菌(処理)が、クライオスタットが閉鎖されている場合にのみ実行可能であることが保証される。さもなければ、洗浄ないし滅菌剤が装置から飛び出し、利用者に傷害を与えるという危険が生じてしまう。洗浄ないし滅菌剤は、大抵、室温で易可燃性であり、そのため、発火ないし爆発の危険が生じる。
本発明の更なる一実施形態では、受容装置(容器)内に、制御ユニットと電気的に接続する温度センサが配される。温度センサによって、受容装置(容器)内の温度が測定され、洗浄ないし滅菌プロセスは、所定の最低温度を超過していない場合及び/又は下回っていない場合にのみ実行される。種々異なる洗浄ないし滅菌剤は、所定の温度範囲内でのみ適正な洗浄ないし滅菌作用を有する。この適正な作用温度は、例えば、0℃〜−20℃である。温度が−20℃未満では、洗浄ないし滅菌作用はごく限られたものとなり、また0℃を超過すると、当該剤は燃焼の危険が生じ得る。
本発明の一展開形態では、洗浄及び/又は滅菌剤の残量を表示するための充填レベル表示器が配される。充填レベル表示器は、制御ユニットと電気的に接続される。このため、ポンプ装置は、洗浄・滅菌剤の剤量が十分にある場合にのみ活性化され、相応の音響的及び/又は光学的シグナルが発せられることないし相応の表示が制御されることが達成される。
本発明の更なる一実施形態では、洗浄及び/又は滅菌(処理)は、安全スイッチが反応した場合及び/又は予め選択された温度に到達した場合及び/又は予め選択された温度範囲を超過した場合及び/又は予め選択された充填レベルを下回った場合、制御ユニットによって不活性化(停止)され、以ってクライオスタットの安全(確実)かつ効果的な洗浄及び/又は滅菌(処理)が保証される。
本発明の一展開形態では、受容装置(容器)の2つの前縁角部に、それぞれ1つの全方向撒布装置が配される。受容装置(容器)の後壁部には、少なくとも1つの更なる全方向撒布装置が配される。このため、液剤による内部容器全体に亘る確実な撒布の分散が保証される。
本発明の一実施形態では、自動洗浄及び/又は滅菌(処理)に先立って、クライオスタットの自動除霜(処理)が行われる。これは、生成した氷を除去し、以って容器内における例えば気化装置等の通常凍結が起こる部分の効果的な洗浄を可能にするために、必要である。
以下に、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例は、発明の理解の容易化のためのものであり、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において当業者により実施可能な付加・置換等を施すことを排除することは意図しない。また、特許請求の範囲に付した図面参照符号も発明の理解の容易化のためのものであって、本発明を図示の態様に限定することは意図しない。なお、これらの点に関しては、補正・訂正後においても同様である。
図1に、受容容器(受容装置)2と、該受容容器2を閉鎖可能に構成された可透視蓋部材3を有するクライオスタット1の一例の外観を示した(部分的に内部の様子も示した)。受容容器2には、導管18を介してポンプ装置5、前置フィルタ装置10及び液剤容器16と接続する洗浄及び/又は滅菌装置の全方向撒布(ノズル)装置4が配される。
クライオスタットには、制御盤15と、電気エネルギ供給装置14と接続される制御ユニット(回路)6が配される。制御ユニット6は、ポンプ装置5と電気的に接続する。そのため、ポンプ装置5は、制御ユニット6によって活性化(作動開始)され、次いで洗浄及び/又は滅菌剤は、液剤容器16から汲み上げられ、フィルタ装置10及び導管18を介して全方向撒布装置4へ供給可能となる。全方向撒布装置4によって、液剤は、受容容器2内に一様に(むらなく)撒布される。
可透視蓋部材3には、可透視蓋部材3の開閉を検出する安全スイッチ11が配される。安全スイッチ11は、制御ユニット6と電気的に接続する。安全スイッチ11の信号は、制御ユニット6で評価され、ポンプ装置5は、可透視蓋部材3が開いていると、不活性化(作動停止ないしオフ切替)される。
液剤容器16には、制御ユニット6と電気的に接続する充填レベル表示器13が配される。液剤の(充填)レベルが余りにも低いと、ポンプ装置5は、制御ユニット6によってオフ切替される。
更に、クライオスタット1の受容容器2には、制御ユニット6と電気的に接続する温度センサ12が配される。温度センサ12によって測定されたクライオスタット1の内部温度は、制御ユニット6において、最少及び最大許容温度に関して評価され、当該温度範囲外であると評価されると、ポンプ装置5は不活性化される。このことは、各種剤の何等の問題も伴わない洗浄ないし滅菌作用はある一定の温度(範囲)に限られるので、必須である。このような温度、例えば−20℃を下回ると、全方向撒布装置4に氷の形成(氷結)が生じ得る。洗浄及び/又は滅菌剤は、大抵、可燃物質を含有するので、クライオスタット1の内部の最大許容温度は超過されてはならない。さもなければ、火災の危険が生じる。
このような温度範囲は、当然のことながら、使用する剤によって異なるので、温度範囲は、制御盤15によって個別に選択可能とされる。従って、危険性のない(unkritisch)剤を使用する場合は、温度の上限を予め設定しないで済ますことも勿論可能である。
時間的に制御される自動洗浄ないし滅菌(処理)又は手作業で行われる即時的洗浄ないし滅菌(処理)は、制御盤15を介して(任意に)選択することができる。時間的に制御される自動洗浄ないし滅菌(処理)は、クライオスタットの通常の作動時間外に行われ、かつ生成した氷の除霜ないし除氷を行った後に実行されることが好ましい。このため、例えばクライオスタットの通常氷で覆われる冷却管ないしフィンのようなアクセス不能な部位をも確実に洗浄ないし滅菌されることが保証される。
図2に、台座17に配された(複数の)全方向撒布装置4を有する受容容器2の一例の外観を示した。受容容器2では、台座17の高さないし位置は、撒布剤の適正な分配が可能となるよう選択される。なお、図2には、全方向撒布装置4は1つのみ示したが、紙面左側の台座17にも全方向撒布装置4が配されている(その様子は図1から明確に見出すことができる)。また、同様に図示していないが、後壁部(2つの台座17が配されている前端部と対向する部分)に、少なくとも1つの更なる全方向撒布装置4が配されている(その様子も図1から明確に見出すことができる)。
図3に、180°屈曲されたパイプ部材7を有する全方向撒布装置4の一例の外観を示した。この全方向撒布装置4では、パイプ部材7の開放端部8は、プレート9に向けられているため、高圧下で噴射された液剤は、プレート9によって反射され方向転換され(360°に亘る全方向に)一様に撒布される。洗浄ないし滅菌のための通常の剤量は、凡そ10mlであるが、この量の剤が、例えば、凡そ15秒の時間内に、凡そ15バール(bar)の圧力で、凡そ0.1mm大(内径)のパイプ部材を通って(プレート9に向かって)噴射される。なお、図示のプレート(反射面)9は、平坦面から構成されているが、洗浄ないし滅菌剤を、全方向、即ち360°に亘って撒布可能にするものであれば、凹面、凸面、凹凸面等任意の形状に構成しうる。
1 クライオスタット
2 受容装置(容器)
3 可透視蓋部材(透明蓋)
4 全方向撒布装置
5 ポンプ装置
6 制御ユニット(回路)
7 パイプ部材
8 パイプ(開放)端部
9 プレート(反射面)
10 フィルタ装置
11 安全スイッチ
12 温度センサ
13 充填レベル表示器
14 電気エネルギ供給装置
15 制御盤
16 液剤容器
17 台座
18 導管
2 受容装置(容器)
3 可透視蓋部材(透明蓋)
4 全方向撒布装置
5 ポンプ装置
6 制御ユニット(回路)
7 パイプ部材
8 パイプ(開放)端部
9 プレート(反射面)
10 フィルタ装置
11 安全スイッチ
12 温度センサ
13 充填レベル表示器
14 電気エネルギ供給装置
15 制御盤
16 液剤容器
17 台座
18 導管
Claims (5)
- ミクロトームを受容するための受容装置と、該受容装置を閉鎖する可透視蓋部材と、該受容装置内に洗浄及び/又は滅菌剤を撒布するための少なくとも1つの噴射ノズル装置及びポンプ装置を有する洗浄及び/又は滅菌装置と、該ポンプ装置を制御するための制御ユニットとを含むクライオスタットにおいて、
前記噴射ノズル装置の少なくとも1つは、360°の撒布角度を有する全方向撒布装置(4)として構成されること
を特徴とするクライオスタット。 - 前記全方向撒布装置(4)は、180°屈曲されたパイプ部材(7)を有し、該パイプ部材(7)の開放端(8)は、プレート(9)に指向されると共に、該パイプ部材(7)の内径は、凡そ0.1mmであること
を特徴とする請求項1に記載のクライオスタット。 - 前記制御ユニット(6)は、自動時間制御装置を有すること、
前記閉鎖可能な可透視蓋部材(3)には、前記制御ユニット(6)と電気的に接続する安全スイッチ(11)が配されること、
前記受容装置(2)には、前記制御ユニット(6)と電気的に接続する温度センサ(12)が配されること、及び
前記洗浄及び/又は滅菌剤の残量を表示するための、前記制御ユニット(6)と電気的に接続する充填レベル表示器(13)を有すること
を特徴とする請求項1に記載のクライオスタット。 - 前記ポンプ装置(5)には、前記洗浄及び/又は滅菌剤を濾過するためのフィルタ装置(10)が配されること、
該洗浄及び/又は滅菌は、前記安全スイッチ(11)が反応した場合及び/又は予め選択された温度に達した場合及び/又は予め選択された温度範囲から逸脱した場合及び/又は予め選択された充填レベルを下回った場合に、前記制御ユニット(6)によって、不活性化されること、及び
前記自動洗浄及び/又は滅菌に先立って、自動除霜が行われること
を特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のクライオスタット。 - 前記受容装置(2)の2つの前縁角部にそれぞれ1つの全方向撒布装置(4)が配され、及び該受容装置(2)の後壁部に少なくとも1つの更なる全方向撒布装置(4)が配されること
を特徴とする請求項1に記載のクライオスタット。
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