JP2004350765A

JP2004350765A - Cooker

Info

Publication number: JP2004350765A
Application number: JP2003149547A
Authority: JP
Inventors: Tetsumasa Kubota; 哲正久保田; Kenzo Takahashi; 健三高橋
Original assignee: Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd; Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd; Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 2003-05-27
Filing date: 2003-05-27
Publication date: 2004-12-16
Anticipated expiration: 2023-05-27
Also published as: JP4036265B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a cooker which has excellent handleability and is capable of cooking by using a heated body formed of a ceramic material. <P>SOLUTION: This cooker is provided with: the heated body 16 for cooking which is formed of the ceramic material; a heating means 2; a temperature control means 4 having a detection part 3; a cooker body case 5; and a heat shielding plate 6. The heated body 16 is composed of a bottom part 16a and a peripheral wall part 16b and has a recessed shape opened upwards. The area of the bottom part 16a is formed so as to be 1/2 or more of an opening area at the upper end of the peripheral wall part 16b. When the heated body 16 is placed on the heating means 2, the bottom surface 16a of the heated body 16 is brought into contact with the heating means 2 and the detection part 3 of the temperature adjusting means 4. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は加熱調理器、特に卓上などで食品を調理可能とする加熱調理器の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、卓上などで食品を加熱調理しながら食する加熱調理器としてはホットプレートや電気なべなどが使用されている。（例えば特許文献１または２参照）
【０００３】
【特許文献１】
特開平２−２２４７１７号公報（第２頁‐３頁、第７−８図）
【特許文献２】
特開平８−０５６８３１号公報（第３頁‐４頁、第１図）
【０００４】
図１２は特許文献１に示されるようなホットプレートの従来例を示している。このホットプレートは、本体１００と、本体１００の上部に配置された遮熱板１０１と、遮熱板１０１にヒータ受け金具１０２により固定されたヒータ１０３と、ヒータ１０３の上部に着脱可能に載置される熱伝導率の良好な金属製調理プレート１０４よりなっており、調理プレート１０４は、上面に蓋１０５を用いることも可能である。そして、調理プレート１０４を本体１００上に載置したときに、検知部１０６により調理プレート１０４の温度を検知しながら温度調節器１０７によって温度の検知が可能となる。
【０００５】
このような従来の加熱調理器において、鍋を用いて調理を行う場合は図１３に示すように行われた。即ち、鍋の外周にほぼ沿った遮熱板の外郭１０８が形成されており、この外郭１０８内に鍋を載置することで鍋による調理を可能とするものである。
【０００６】
また、鍋による調理を行う加熱調理器としては特許文献２のように図１４に示すような形態のものも知られている。図１４はヒータ１０３が熱板１０９に鋳込まれている電気コンロの従来例を示している。本体１００と本体１００の上部に配置された遮熱板１０１の上面に熱板１０９を配置させ、ヒータ１０３は熱板１０９の中に鋳込まれ取りつけられ、温度調節器の検知部１０６は熱板１０９の裏面に直接取りつけられている。
【０００７】
また調理に使用されるセラミック材料より形成された鍋として土鍋が知られている。図１５〜１６は土鍋の従来例を示している。この土鍋のようなセラミック材料で形成された被加熱体は、熱伝導率が悪いため直火にかけて加熱を行うことで調理するのが一般的であった。セラミック材料で形成された被加熱体は、このように直火にかけて加熱を行うと、熱伝導率の悪さから一度加熱し温まると逆に冷めにくいという特性を発揮し、煮込み料理などに適している。また、土鍋などは使い込むほどに調理物をおいしく調理できるといわれており、金属製の調理器具が一般的になった今日においても、根強い需要がある。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図１２に示した前述の加熱調理器では、調理を行う被加熱体として金属製の調理プレート１０４などでの調理は可能であったが、土鍋などのセラミック材料で形成された被加熱体は、セラミック材料の熱伝導率の悪さから、十分な加熱を行うことができなかったり、加熱むらが生じやすいなどの問題からヒータ１０３等を用いた加熱調理器に用いられ難いものであった。
【０００９】
つまり従来の加熱調理器は、被加熱体として熱伝導率の良好な金属製のもので構成されており、加熱するヒータ１０３などの加熱手段と被加熱体の間に隙間を有していても加熱手段の輻射熱により被加熱体を調理可能に十分加熱することが可能である。また熱伝導率が良好なことから、金属製の被加熱体は調理面のほぼ全ての部分で同一な温度分布となること、検知部１０６で正確な温度を計測することが比較的容易であることから正確な加熱制御が実現出来た。
【００１０】
これに対し、セラミック材料で形成された被加熱体は熱伝導率が悪いため、輻射熱では加熱調理が可能になる温度に加熱するまでに非常に長い時間がかかってしまう。また被加熱体の実際の調理温度を検知することも難かしく、正確な温度制御も行うことも困難であった。特に従来の土鍋１１０は図１５、１６に示すように、底部１１１の面積が小さく、周壁１１２が曲面で形成されていた。このような構成は、直火による加熱であれば、火が周壁１１２にまわり、底部１１１、周壁１１２を均一にくまなく加熱することが可能であるが、電気による加熱調理器であると、輻射による加熱では非常に加熱効率が悪いことから、このようなセラミック材料で形成された被加熱体を用いることが可能な加熱調理器を得ることを困難とする原因の一つとなっていた。さらに、図１６に示すように、土鍋１１０は底面１１１に糸尻部１１３を有するのが一般的であり、この糸尻部１１３を有すると、底面１１１があっても底面とヒータ１０３との距離をさら引き離す要因となるため、輻射による土鍋等の加熱が不得手な電気による加熱調理器での加熱を困難とさせる更なる原因の一つとなっていた。
【００１１】
また加熱調理器の構成面においても、例えば図１２に示したようにホットプレートに使用されるヒータ１０３にはシーズヒータが多く、このシーズヒータを屈曲させて平面状にして配置しているため、略板状の調理プレート１０４を均一に加熱することには適しているが、底面平面部が小さい土鍋を効率良く加熱することには適していなかった。しかし、ヒータ形状を土鍋の底面形状に合わせると、調理プレートの中央部に熱が集中してしまい均一に加熱することができなくなる。これを解決しようとして被加熱体の中央部の肉厚を厚くして均一に加熱できるよう調整することも考えられるが、肉厚の被加熱体を加熱するために必要となる熱量が大きくなるため、ヒータによる加熱出力のロスが大きくなる上、調理プレート自体の質量が重くなってしまい取扱いが不便である。さらに図１３に示すように、従来の加熱調理器では鍋による調理中は温度調節器の検知部１０６が、鍋配置部の外部に位置し、実質的な温度制御を行うことが出来ず空焚きになる危険も生じる。
【００１２】
また、シーズヒータは加工上必ず管と管の間には空間が生じるため、土鍋を載置したとき安定せず、食材などを取出すなどの操作を行ったときに土鍋がガタツキ、土鍋の中の加熱された食材がこぼれるなどの可能性も考えられる。
【００１３】
また、図１４に示したような特許文献２のヒータが鋳込まれている熱板式では、温度調節器が熱板の温度を検知してコントロールしていることから、実際の土鍋の温度と検知温度が異なってしまう。特に、前述のようにセラミック材料により形成された被加熱体を用いた場合、被加熱体の熱伝導率が非常に悪いにもかかわらず、熱板は熱伝導率の良好な部材で構成されていることから、検知温度と実際の被加熱体の温度差はさらに大きなものとなる。その上、土鍋の底部形状のバラツキや異物により熱板との接触が悪くなると土鍋の温度が上がらないうちに動作してしまうなど、効率良く加熱することができない上、正常な動作も妨げられる可能性がある。また、加熱手段は、一度熱板を加熱し、熱板から被加熱体を加熱する必要が生じるため、やはり加熱のための損失も大きい。
【００１４】
本発明は前記課題に鑑み為されたものであり、セラミック材料で形成された被加熱体を用いて調理可能とする使い勝手の良い加熱調理器を提供することを目的とする。
【００１５】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明にかかる加熱調理器は、セラミック材料によって形成された調理用被加熱体と、電気の導通により発熱し前記調理用被加熱体を加熱する加熱手段と、前記調理用被加熱体の温度を前記調理用被加熱体と接触して検知する検知部を有し、前記加熱手段の加熱出力を制御するための温度調節手段と、前記加熱手段の外周を覆う本体ケースと、前記加熱手段と本体ケースの間に設けられた遮熱板とを備え、前記調理用被加熱体は底部及び周壁部よりなる上方に向かって開口した凹形状であり、前記底部の面積は周壁部上端の開口面積の１／２以上となるように形成され、前記調理用被加熱体を前記加熱手段上に載置した際に、前記調理用被加熱体の底面が前記加熱手段及び前記温度調節手段の検知部に接触することを特徴とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】
実施の形態１．
図１は本発明の一実施形態にかかる加熱調理器の斜視図である。同図に示すように、本実施形態における加熱調理器１は、電気の導通により発熱し調理用被加熱体を加熱する加熱手段としてのシーズヒータ２と、調理用被加熱体の温度を調理用被加熱体と接触して検知する検知部３を有し、シーズヒータ２の加熱出力を設定可能とする温度設定部２２を備え、検知部３により検知した温度と温度設定部２２で設定された温度設定情報に基づいてシーズヒータ２の加熱出力を制御するための温度調節手段４と、シーズヒータ２の外周を覆う本体ケース５と、シーズヒータ２と本体ケース５の間に設けられた遮熱板６とを備えている。温度調節手段４はシーズヒータ２の加熱出力を設定可能とする温度設定部２２を備え、検知部３により検知した温度と温度設定部２２で設定された温度設定情報に基づいてシーズヒータ２の加熱出力を制御するので、使用者は調理物を加熱する加熱温度を、希望する温度に簡単に調整することができる。
【００１７】
図２は本発明の一実施形態である加熱調理器に被加熱体を載置したところを示した図１におけるＡ−Ａ断面図である。図２に示すように、本体ケース５は本実施形態ではプラスチック成形品よりなる上ケース７と下ケース８からなり、その内側に金属によって形成された遮熱板６がシーズヒータ２と本体ケース５の間に設けられている。本体ケース５の上部の略全周には内フランジ７ａが設けられ、その一部が切りかかれてプラグ受け載置部９が形成されている。この内フランジ７ａは、遮熱板６の開口に向かって傾斜しており、その下端内周は遮熱板６の外周より内側となるように構成されている。このため加熱調理器１を使用中に調理物などが上ケース７にはねたりこぼれたりしても、内フランジ７ａを伝って遮熱板６上に落ちるため、遮熱板６の裏側の本体ケース５内部まで調理物が流れ込んで、汚れの除去が困難になることを防止している。
【００１８】
ヒータ２は両端部がプラグ受け部材１０に接続され、そのプラグ受け部材１０は前記プラグ受け載置部９に載置される。またヒータ２にはヒータ受け金具１１が固定されており、このヒータ受け金具１１は遮熱板６の適宜個所に接触しヒータ２を支持する。プラグ受け部材１０の下部には突起１０ａが形成されておりプラグ受け載置部９に設けた穴部９ａに嵌合する。このような構成により、ヒータ２はプラグ受け部材１０と共に加熱調理器１の本体ケース５から着脱可能となっており、調理などで遮熱板６が汚れてしまった際にも、ヒータ２を外して簡単に掃除を行うことが出来る。
【００１９】
また、本実施形態における加熱調理器は、遮熱板６が下面から遮熱板６を強固に支持する支持脚１５により支えられており、前述のように、ヒータ２にはヒータ受け金具１１が固定され、このヒータ受け金具１１が遮熱板６の適宜個所に接触しヒータ２を支持する構成により、ヒータ２上に重量のある被加熱体１３が載置されても、ヒータ２が変形したりすることなく、しっかりと支持することが可能となっている。そして加熱調理器１を使用するときには、プラグ受け部材１０に、温度調節器４をさし込んむことで、温度調節器４に備えられた図１に示す電源コード１２により電源からヒータ２に電力が供給されるようになっている。
【００２０】
また、ヒータ２の上部に着脱可能に設置される調理物を調理するための被加熱体である調理容器１３は、本実施形態の加熱調理器では使用者の好みに応じた調理を可能とするために、形状、大きさの異なる熱伝導性の良好な金属製の被加熱体である調理容器１３を複数備えると共に、それぞれの調理容器１３が同一の加熱調理器１本体に対して互換があり、入れ替えて使用することが出来る。そしてこれら複数の調理容器１３に対して共用できる蓋１４を有している。
【００２１】
本発明の加熱調理器において特徴的なことは、複数備えられた被加熱体である調理物を調理するための調理容器の一つとして、複数の金属製調理容器１３のほかに、耐熱衝撃性セラミック材料により形成された調理容器を有していることである。図３に耐熱衝撃性セラミック材料により形成された被加熱体である調理容器１６を載置した加熱調理器１の断面図を記載する。同図に示すように、本実施形態における耐熱衝撃性セラミック材料により形成された被加熱体である調理容器１６は、底部１６ａ及び周壁部１６ｂよりなる上方に向かって開口した凹形状をしている。従来の土鍋などでは直火にかけることを考慮して、底部は周壁部上端の開口の約半分以下の半径であった。しかし、例えば底部半径が開口半径の半分であると、面積比は半径に２乗の差を有することになり、底部面積は開口面積の約１／４となる。これに対し、本実施形態では底部１６ａの面積が周壁部１６ｂ上端の開口面積の１／２以上となるように形成されている。このように、開口面積に対して、底部１６ａの面積が１／２以上となるよう十分大きな面積を有するため、ヒータ２との接触部分を十分に確保することが出来るため、熱伝導率の悪いセラミック材料によって形成された調理容器であっても、調理可能な温度まで十分加熱することが可能となっている。
【００２２】
さらに本実施形態では、図３に示すように調理用被加熱体である調理容器１６を加熱手段であるヒータ２上に載置した際に、調理容器１６の底面１６ａがヒータ２に接触していることはもちろん、温度調節手段４の検知部３に接触している。このように検知部３が調理容器１６の底部１６ａに接触している構成により、調理容器１６そのものの温度を検知することが可能となっており、熱伝導率の悪いセラミック材料によって形成された調理容器であっても正確な温度検知及び温度制御が可能となる。このように、被加熱体である調理容器１６の形状、及び加熱調理器１のヒータ２及び温度調節手段４が調理容器１６の底部１６ａに接触している構成により従来用いることが困難であったセラミック材料によって形成された調理容器１６によって良好に調理可能な加熱調理器を提供することが可能となっている。
【００２３】
なお、本実施形態におけるセラミック材料によって形成された調理容器１６は、底部１６ａが平面に近いほど、ヒータ２の接触面積を増やすことが出来、良好である。しかし、セラミックは成形の段階で焼成が必要とされ、この焼成の段階では、熱膨張などを起こすことが知られており、底部１６ａを完全に平坦にすることは非常に困難である。しかしセラミック材料によって形成された調理容器の場合、ヒータ２と底部の接触面積はそのまま加熱効率に影響していることがわかっており、さらにヒータ２と底部１６ａとの接触面積の関係は調理容器の平坦さに関係することから、底部の平坦さはＲが大きいほど良好である。
【００２４】
また、調理容器１６の底部１６ａの面積は、加熱調理器の加熱手段であるヒータ２の配置範囲より大きいことが良好である。図４は、ヒータ上に調理容器を載置した際に、調理容器に対してヒータがどのように配置されるかを説明する調理容器下方から見た図である。同図に示すように、調理容器１６の底部１６ａの面積をヒータの配置範囲より大きくすることで、ヒータ２の底部１６ａに接触可能な斜線で示された範囲１７をヒータ２のほぼ全域に設定することが出来る。なお、ヒータ２との接触面積は前述のように、調理容器１６の底面部１６ａの平坦さにも影響を受けるが、底部の平坦さが同じＲで設定されていたとすると、底部面積が大きいほどヒータ２に対する接触面積も大きく出来、結果、加熱効率を向上させることが出来る。
【００２５】
さらに、セラミック材料によって形成された調理容器１６を載置した際に、遮熱板６と、調理容器１６の周壁部１６ｂが接触するように構成されていることが良好である。図３に示すように、調理容器１６がヒータ２上に載置された状態において、調理容器１６の周壁部１６ｂと遮熱板６の上端部分が接触している。このような状態であると、調理容器１６の底部１６ａと遮熱板６によって、ヒータ２を密閉した小さな空間を形成することが可能となる。そして、加熱によってヒータ２の温度が上がって行くと、この密閉された空間内も高温になり、ヒータ２が接触してセラミック材料によって形成された調理容器１６の底部を接触によって加熱することに加え、高温になる空間も調理容器１６の加熱に良好に作用し、更なる加熱効率の向上を図ることが可能となる。また、調理容器１６はセラミック材料の特性である熱伝導率が悪いという特性があるが、空間内の温度は比較的温度が均一化されやすいため、セラミック材料によって形成された調理容器１６の均一な加熱も行い易くなる。
【００２６】
以上説明したように、本実施形態によれば従来用いられ難かったセラミック材料により形成された調理容器によって調理を可能とする加熱調理器を提供することが出来る。なお、セラミック材料により形成された調理容器によって土鍋を構成していることが良好である。従来、セラミック材料により形成された調理容器は用いられ難かったのに加え、従来の加熱調理器は鍋による調理用か或いは鉄板による焼き物調理用かを分けて考えるのが一般的であり、焼き物を行い得る加熱調理器において鍋料理を行える加熱調理器はまれであった。このため、煮込み料理や鍋焼きうどんなど卓上においても加熱が必要であり、土鍋を用いることが一般的な調理物には電気を動力とする加熱調理器が用いられることはなかったが、セラミック材料により形成された調理容器を土鍋形状に形成することで、電気を動力源とする加熱調理器で焼き調理だけでなく土鍋を用いる調理も調理可能とすることが出来、より広いニーズにこたえることの出来る火の使わない安全な加熱調理器を提供することができる。
【００２７】
図５は、本実施形態に用いられるセラミック材料によって形成された調理容器１６の形状を詳しく説明するための断面図である。同図に示すように本実施形態における調理容器では、例えば、調理容器１６の周壁部１６ｂ上端に形成された開口部のＢ寸法に対して、底部１６ａのＡ寸法がＡ≧０．７Ｂであることがよい。このような関係とすることで、調理容器形状が長方形状や正方形状、円形状と、どのような形状であっても開口面積に対する底部１６ａの面積を１／２以上としやすくなり、加熱効率を良好にできる。
【００２８】
また、調理容器１６の底部１６ａと周壁部１６ｂの傾斜角度Ｅは略７０°以上であるのがよい。これより小さいと、周壁部１６ｂの高さが高くなるにつれて開口面積が大きくなっていき、開口面積に対する底部１６ａの面積を１／２以上確保することが難しくなるためである。また、開口面積に対する底部１６ａの面積を１／２以上確保するためには周壁部１６ｂの高さが非常に限定されてしまう。これに対し、周壁部１６ｂと底面１６ａの為す外角Ｅが略７０°以上であれば、比較的簡単に開口面積に対する底部１６ａの面積を１／２以上としやすくなり、加熱効率を良好にできるとともに、調理容器の高さの制限を極力抑えることが出来る。逆に周壁部１６ｂと底面１６ａの為す外角Ｅが略１２０°以下、さらには９０°以下であることが良好である。外角Ｅが９０°をこえると開口が小さくなっていき、１２０°をこえると開口が底部より極端に狭くなり実用に耐えなくなるためである。またセラミック材料により形成された調理容器１６が土鍋である場合、周壁部１６ｂと底面１６ａの為す外角Ｅを略７０°以上１２０°以下とすることにより、実質的に従来の土鍋に備えられていた周壁部の曲面を有する必要がなくなって底部を広く確保でき、電気を動力とする加熱調理器に良好に適用できる土鍋とすることが可能となる。
【００２９】
また、土鍋は比較的重量のあるものであり、土鍋内部に調理物が入れられた場合、その重量はさらに増加するが、本実施形態における加熱調理器は、遮熱板６が下面から遮熱板６を強固に支持する支持脚１５により支えられており、ヒータ２にはヒータ受け金具１１が固定され、このヒータ受け金具１１が遮熱板６の適宜個所に接触しヒータ２を支持する構成により、ヒータ２上に重量のある被加熱体１３、１６が載置されても、ヒータ２が変形したりすることなく、しっかりと支持することが可能となり、調理容器を安定保持できる。
【００３０】
また、図３に示すように調理容器１６が土鍋として使用できる場合、調理容器１６には取っ手２３を有しており、調理容器１６を加熱調理器１に載置したとき、本体ケース５の上端より取っ手２３が上方となるように構成されているのが良い。このように構成することで、比較的重量のある土鍋を持ち上げる際に、使用者は容易に取っ手を持つことが可能となり、持ち上げ動作が楽に行え、使い勝手が向上する。さらに取っ手を有することで加熱した後も持ち運びが可能になり、まず調理容器１６を用いて台所などでガス火によって調理を行っておき、卓上で加熱調理器１を用いて保温するなどの利用も可能となる。
【００３１】
実施の形態２．
図６は本発明における土鍋調理容器の他の実施形態を示した断面図である。同図に示す土鍋調理容器１６は、底部１６ａ、周壁部１６ｂ、及び底部突出部１６ｃを有している。土鍋は成形段階において糸尻部のような突起部が形成される方が、製造が容易になる。しかしこのような突起部１６ｃを有する構成であると、ヒータとの接触が十分図れず、加熱調理が行えないという問題が生ずる。そこで本実施形態では、土鍋調理容器の形状を以下のように構成した。
【００３２】
本実施形態における土鍋調理容器１６は、周壁部上端の開口Ｂ面積に対して、突起部６ｃを含めた底部全面積であるＡ面積が１／２以上であることはもちろん、突起部６ｃ内周内の底部面積であるＣ面積も１／２以上となるように構成されている。このような構成により、実質的にヒータに接触可能な底部を広く確保することが出来るため、セラミック材料により形成された調理容器であっても調理可能な加熱調理器とすることが可能となる。
【００３３】
また、本実施形態においては、ヒータ２が、前述の土鍋調理容器１６の突起部１６ｃの内周底部に広く接触可能とするヒータ２を上方に屈曲させた屈曲部２ａが設けられている。このような屈曲部２ａを有する構成により、突起部１６ｃがあってもヒータ２の接触面積を十分に確保することができ、セラミック材料により形成された調理容器であっても調理可能な加熱調理器とすることが可能となっている。
【００３４】
なお、本実施形態のように突起部１６ｃが底部の外周にあり、ヒータ２の屈曲部２ａにより、ヒータ２が突起部１６ｃの内周内の底部に接触する構成であると、ヒータ２から発生する熱が突起部１６ｃ内周内の底部に溜まり易くなり、底部１６ａを均一に効率良く加熱することが出来る。また、突起部１６ｃ内周内にヒータがはまり込む構成となるため、土鍋調理容器１６のより安定した載置が可能となり、食品の出し入れ時に土鍋１６に触れることがあってもガタツクことが無く安定した状態を保つことができる。
【００３５】
また、本実施形態では温度調節手段４の検知部は、突起部１６ｃに接触していれば、土鍋調理容器１６の温度を検知することが可能となる。しかしさらに温度検知精度を向上させるためにヒータ２と同様に、突起部１６ｃの内周底部に広く接触可能とする上方に屈曲させた屈曲部を設ける構成であってもよい。
【００３６】
実施の形態３．
図７は本発明における土鍋調理容器の他の実施形態を示したものである。同図において、図７（ａ）は本実施形態の断面図を、図７（ｂ）は本実施形態のヒータへの調理容器の載置状態を下面から見たところを示した図である。本実施形態ではヒータ２の形状を変える事のなく突起部１６ｃを有する土鍋調理容器１６にて調理を可能とする加熱調理器を説明するものである。
【００３７】
本実施形態における土鍋調理容器１６は、図７（ａ）に示すように突起部１６ｃの一部に切欠き部１６ｄを少なくとも１つ設けてあり、ヒータ２を切欠き部１６ｄにヒータを配置するようにしている。このように構成することで図７（ｂ）に示すように、加熱調理器１の正常な位置に土鍋調理容器１６を固定することができる上、ヒータ２の曲げ加工を省略することでコストを抑えることが出来ると共に、製造工程の簡易化を図ることができる。
【００３８】
また、図８は図７に示した実施形態の土鍋調理容器の更なる応用例を示したものである。同図においても図７同様、図８（ａ）は土鍋調理容器の断面図を、図８（ｂ）はヒータへの調理容器の載置状態を下面から見たところを示した図である。図８に示した例では切欠き部１６ｄを複数、同図に示した例では４箇所設けている。同図に示すような形態であっても、図７と同様の効果を得ることが出来ると共に、複数ある内の一つの切欠き部１６ｄにヒータ２を配置すればよいため、土鍋調理容器１６の設置が簡単になり使い勝手が向上するという効果を奏する。
【００３９】
実施の形態４．
図９は本発明における加熱調理器において良好に用いられ得るセラミック材料により形成された調理容器の一実施形態について説明するための断面図である。通常、セラミック材料により形成された調理容器は、その表面に釉薬が塗布され焼成されることで、釉薬によるコーティング膜が形成されている。しかし本実施形態では、図９に示すように釉薬１８の形成範囲を調理容器１６の内側から側面１６ｂまでとし、底部１６ａ（突起部１６ｃを有する場合はこれも含む）には塗らないようにしている。釉薬は比較的薄い膜を形成するが、セラミック材料によって形成された調理容器の熱伝導率をさらに悪化させる。このため、少なくとも温度調節器４の検知部３が接触する部位には釉薬を塗布しないことで、セラミック材料によって形成された調理容器の温度応答性を向上させることが可能である。特に検知部３と接触する部位を調理容器の底面とすることで、調理容器自体の美観を損ねることがないため良好である。このように本実施形態では、底面部１６ａの生地に温度調節器４の検知部である感熱棒３が直に当接することでセラミック材料によって形成された調理容器の内側表面温度に対してすばやく検知することができるので、食材や汁の継ぎ足しが行われた場合の応答性が良くなる。
【００４０】
実施の形態５．
図１０は本発明の一実施形態にかかる土鍋調理容器の要部断面図である。本実施形態における土鍋調理容器１６は、内側に段差１９は少なくとも１つ以上で土鍋調理容器１６の内側面部２０に一周するように設けられている。この段差１９を、例えば水５００ｍＬ毎など、一定量ごとに段差を設けておくことで鍋料理時に汁等の分量の目安になる水位目盛りの役目をすることができ使い勝手を向上できる。なお、水位目盛りは段差に限られるものではなく、また内側面部２０内に一周してなくても一部に設けられている構成でも良い。また、耐熱衝撃性セラミックス製の土鍋調理容器１６は生地が白色系であり、釉薬が液体であることから段差１９の端部の釉薬の厚さが薄くなり、釉薬を濃い色にすると段差１９に生地の白色が透過しはっきりと見えるようになり、視認性が向上する。
【００４１】
実施の形態６．
図１１は本発明の一実施形態にかかる土鍋調理容器の更なる応用例を示す図である。図１１（ａ）は本実施形態における土鍋調理容器１６を上方から見た上面図である。本実施形態における土鍋調理容器１６は内側面部２０に蓋の載置する載置部１６ｅを有しており、この載置部１６ｅの一部に少なくとも１つ以上の凹形状切欠き２１が設けられている。例えばこの蓋載置部１６ｅが内側面部２０全周に設けられていると、土鍋調理容器１６内に残った食材等を取り出す場合に前記蓋載置部１６ｅの内側に食材等が残ってしまう。しかし本実施形態のように凹形状切欠き２１が蓋載置部１６ｅの一部に１つ以上設けられていれば、この凹形状切欠き２１が注ぎ口となり、傾けるだけで内部に残った食材を容易に取出すことができるので使い勝手が向上する。また、調理中の沸騰時に蒸気が凹形状切欠き２１より外へ放出されるので、蓋に蒸気逃がし穴を設ける必要がなくなる。蓋に蒸気逃がし穴を有さない構成であれば、調理前の食材をのせるお皿代わりとして蓋を使用しても、蓋の内側表面についた蒸気の露や食材の水分が、蒸気逃がし穴よりテーブルや床などにたれることがなくなる。
【００４２】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかる加熱調理器は、セラミック材料によって形成された被加熱体である調理容器を用いて良好に調理を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態にかかる加熱調理器の斜視図である。
【図２】本発明の一実施形態である加熱調理器に被加熱体を載置したところを示した図１におけるＡ−Ａ断面図である。
【図３】本発明の一実施形態である耐熱衝撃性セラミック材料により形成された被加熱体を載置した加熱調理器の断面図である。
【図４】本発明の一実施形態においてヒータ上に調理容器を載置した際の調理容器下方から見た図である。
【図５】本発明の一実施形態に用いられるセラミック材料によって形成された調理容器の形状を説明するための断面図である。
【図６】本発明の一実施形態における土鍋調理容器を示した断面図である。
【図７】本発明における土鍋調理容器の一実施形態を示したものである。
【図８】本発明における土鍋調理容器の一実施形態を示したものである。
【図９】本発明における調理容器の良好な釉薬塗り範囲を説明するための図である。
【図１０】本発明における土鍋調理容器の一実施形態を示した断面図である。
【図１１】本発明における土鍋調理容器の一実施形態を示した断面図である。
【図１２】従来の加熱調理器を示す斜視図である。
【図１３】従来の加熱調理器における鍋を調理しているところを示す斜視図である。
【図１４】従来の加熱調理器を示す断面図である。
【図１５】従来の土鍋形状を示す断面図である。
【図１６】従来の土鍋形状を示す断面図である。
【符号の説明】
１加熱調理器、２シーズヒータ（加熱手段）、３検知部、４温度調節手段、５本体ケース、６遮熱板、１６調理容器（調理用被加熱体）。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement in a heating cooker, particularly to a heating cooker that can cook food on a table or the like.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a hot plate, an electric pan, or the like has been used as a heating cooker that eats food while cooking it on a table or the like. (For example, refer to Patent Document 1 or 2)
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-2-224717 (Page 2-3, Figure 7-8)
[Patent Document 2]
JP-A-8-056831 (Pages 3-4, FIG. 1)
[0004]
FIG. 12 shows a conventional example of a hot plate as disclosed in Patent Document 1. The hot plate includes a main body 100, a heat shield plate 101 disposed on the upper portion of the main body 100, a heater 103 fixed to the heat shield plate 101 by a heater receiving member 102, and is detachably mounted on the heater 103. The cooking plate 104 is made of a metal plate having good thermal conductivity, and the cooking plate 104 can use a lid 105 on the upper surface. Then, when the cooking plate 104 is placed on the main body 100, the temperature of the cooking plate 104 can be detected by the temperature controller 107 while the temperature of the cooking plate 104 is detected by the detection unit 106.
[0005]
In such a conventional heating cooker, cooking using a pot is performed as shown in FIG. That is, an outer shell 108 of the heat shield plate is formed substantially along the outer periphery of the pan, and the pan can be cooked by placing the pan in the outer shell 108.
[0006]
Further, as a heating cooker that performs cooking using a pot, one having a configuration as shown in FIG. 14 as in Patent Document 2 is also known. FIG. 14 shows a conventional example of an electric stove in which a heater 103 is cast into a hot plate 109. A heating plate 109 is disposed on the upper surface of the main body 100 and a heat shield plate 101 disposed on the upper portion of the main body 100, the heater 103 is cast and mounted in the heating plate 109, and the detection unit 106 of the temperature controller is a heating plate. 109 is directly attached to the back surface.
[0007]
An earthenware pot is also known as a pot made of a ceramic material used for cooking. 15 and 16 show a conventional example of a clay pot. Heated bodies formed of a ceramic material such as an earthenware pot are generally cooked by heating over an open flame due to poor thermal conductivity. The heated body made of a ceramic material, when heated over an open flame in this way, exhibits the characteristic that it is difficult to cool once heated and warmed down due to poor thermal conductivity, and is suitable for stewed dishes etc. . Also, it is said that clay pots and the like can be cooked more deliciously as they are used, and there is a strong demand even today when metal cooking utensils have become popular.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described heating cooker shown in FIG. 12, cooking with a metal cooking plate 104 or the like was possible as a heating target to be cooked, but a heating target formed of a ceramic material such as a clay pot was used. Has been difficult to be used in a heating cooker using the heater 103 or the like because of problems such as insufficient heating and difficulty in uneven heating due to poor thermal conductivity of the ceramic material.
[0009]
In other words, the conventional heating cooker is made of a metal having a good thermal conductivity as the object to be heated, and has a gap between a heating unit such as the heater 103 for heating and the object to be heated. It is possible to sufficiently heat the object to be cooked by the radiant heat of the heating means. In addition, since the heat conductivity is good, the metal heating target has the same temperature distribution in almost all portions of the cooking surface, and it is relatively easy to accurately measure the temperature with the detection unit 106. Therefore, accurate heating control was realized.
[0010]
On the other hand, since the object to be heated formed of a ceramic material has a low thermal conductivity, it takes a very long time to heat to a temperature at which heating and cooking can be performed with radiant heat. Also, it is difficult to detect the actual cooking temperature of the object to be heated, and it is also difficult to perform accurate temperature control. In particular, as shown in FIGS. 15 and 16, the conventional earthenware pot 110 has a small area of the bottom 111 and a peripheral wall 112 formed with a curved surface. With such a configuration, in the case of heating by an open flame, the fire circulates around the peripheral wall 112 and can uniformly heat the bottom 111 and the peripheral wall 112. The heating by the method described above has a very low heating efficiency, which has been one of the causes of making it difficult to obtain a heating cooker that can use a heating target formed of such a ceramic material. Further, as shown in FIG. 16, the earthen pot 110 generally has a thread bottom 113 on the bottom surface 111, and when the bottom 110 has the thread bottom 113, the distance between the bottom surface and the heater 103 is increased. The heating of the earthen pot or the like by radiation is one of the further factors that make it difficult to heat the electric heating cooker with poor electric power.
[0011]
Also, in the configuration of the heating cooker, for example, as shown in FIG. 12, the heater 103 used for the hot plate has many sheathed heaters, and since the sheathed heater is bent and arranged in a planar shape, Although it is suitable for uniformly heating the substantially plate-shaped cooking plate 104, it is not suitable for efficiently heating an earthen pot having a small bottom plane portion. However, if the shape of the heater is adjusted to the shape of the bottom of the earthenware pot, heat will be concentrated at the central portion of the cooking plate, and uniform heating will not be possible. In order to solve this, it is conceivable to increase the thickness of the central part of the heated object so as to be able to uniformly heat it, but since the amount of heat required to heat the thick heated object increases. In addition, the loss of heating output by the heater increases, and the mass of the cooking plate itself increases, which is inconvenient to handle. Further, as shown in FIG. 13, in the conventional heating cooker, during cooking with the pan, the detection unit 106 of the temperature controller is located outside the pan arrangement unit, and it is impossible to perform substantial temperature control, and There is also the danger of becoming
[0012]
In addition, since the seeds heater always has a space between the pipes due to processing, it is not stable when the earthen pot is placed, and when the operation such as taking out the foodstuffs etc. There is also a possibility that the heated food spills.
[0013]
Further, in the hot plate type in which the heater of Patent Document 2 is cast as shown in FIG. 14, since the temperature controller detects and controls the temperature of the hot plate, the actual temperature of the earthen pot and the detected temperature are detected. The temperature will be different. In particular, when a heated body formed of a ceramic material is used as described above, the heat plate is made of a member having a good thermal conductivity, despite the fact that the thermal conductivity of the heated body is very poor. Therefore, the difference between the detected temperature and the actual temperature of the object to be heated is further increased. In addition, if the contact with the hot plate is deteriorated due to variations in the shape of the bottom of the pot or foreign matter, the pot may not be heated efficiently, such as operating before the temperature of the pot rises, and normal operation may be hindered. There is. Further, since the heating means needs to heat the heating plate once and then heat the object to be heated from the heating plate, the loss for heating is also large.
[0014]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above problems, and has as its object to provide an easy-to-use heating cooker that enables cooking using a heating target formed of a ceramic material.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a heating cooker according to the present invention includes a heating target for cooking formed of a ceramic material, heating means for generating heat by conduction of electricity and heating the heating target for cooking, A temperature control unit configured to control a heating output of the heating unit, the detection unit including a detection unit configured to detect a temperature of the heating target for cooking by contacting the heating target, and a main body covering an outer periphery of the heating unit A case, and a heat shield provided between the heating means and the main body case, wherein the object to be heated has a concave shape with a bottom portion and a peripheral wall portion, which is open upward, and an area of the bottom portion. Is formed so as to be 以上 or more of the opening area of the upper end of the peripheral wall portion, and when the object to be cooked is placed on the heating means, the bottom surface of the object to be heated is the heating means and Touching the sensing part of the temperature control means The features.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Embodiment 1 FIG.
FIG. 1 is a perspective view of a heating cooker according to one embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1, a heating cooker 1 according to the present embodiment includes a sheath heater 2 as a heating unit that generates heat due to conduction of electricity and heats a cooking target body, and a cooking target body for controlling the temperature of the cooking target body. It has a detection unit 3 for detecting the contact with the object to be heated, a temperature setting unit 22 for setting the heating output of the sheathed heater 2, and a temperature detected by the detection unit 3 and set by the temperature setting unit 22. Temperature control means 4 for controlling the heating output of the sheathed heater 2 based on the temperature setting information, a main body case 5 covering the outer periphery of the sheathed heater 2, and a heat shield provided between the sheathed heater 2 and the main body case 5. And a plate 6. The temperature adjusting unit 4 includes a temperature setting unit 22 that can set the heating output of the sheathed heater 2, and heats the sheathed heater 2 based on the temperature detected by the detecting unit 3 and the temperature setting information set by the temperature setting unit 22. By controlling the output, the user can easily adjust the heating temperature for heating the food to the desired temperature.
[0017]
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 1 showing a state where the object to be heated is placed on the heating cooker according to one embodiment of the present invention. As shown in FIG. 2, in this embodiment, the main body case 5 includes an upper case 7 and a lower case 8 made of a plastic molded product, and a heat shield plate 6 made of metal is provided inside the upper case 7 and the lower case 8. It is provided between. An inner flange 7 a is provided substantially all around the upper part of the main body case 5, and a part thereof is cut out to form a plug receiving portion 9. The inner flange 7 a is inclined toward the opening of the heat shield plate 6, and the inner periphery at the lower end thereof is located inside the outer periphery of the heat shield plate 6. For this reason, even if the food or the like is splashed or spilled into the upper case 7 while using the cooking device 1, the food falls down on the heat shield plate 6 along the inner flange 7a. This prevents food from flowing into the case 5 and making it difficult to remove dirt.
[0018]
Both ends of the heater 2 are connected to a plug receiving member 10, and the plug receiving member 10 is mounted on the plug receiving mounting portion 9. Further, a heater receiving member 11 is fixed to the heater 2, and the heater receiving member 11 contacts an appropriate portion of the heat shield plate 6 to support the heater 2. A projection 10 a is formed at a lower portion of the plug receiving member 10 and fits into a hole 9 a provided in the plug receiving mounting portion 9. With such a configuration, the heater 2 can be attached to and detached from the main case 5 of the heating cooker 1 together with the plug receiving member 10, and even when the heat shield plate 6 becomes dirty during cooking or the like, the heater 2 can be removed. Cleaning can be done easily.
[0019]
In the heating cooker according to the present embodiment, the heat shield plate 6 is supported from below by the support legs 15 for firmly supporting the heat shield plate 6. As described above, the heater 2 is provided with the heater receiving fitting 11. The heater 2 is deformed even when the heavy object 13 is placed on the heater 2 by the heater receiving member 11 being fixed and supporting the heater 2 by contacting an appropriate portion of the heat shield plate 6. It is possible to support firmly without having to do it. When the heating cooker 1 is used, the temperature controller 4 is inserted into the plug receiving member 10 so that the power is supplied from the power supply to the heater 2 by the power cord 12 shown in FIG. Is supplied.
[0020]
In addition, the cooking container 13 which is a heated object for cooking the food which is detachably installed on the upper part of the heater 2 enables the cooking according to the user's preference in the heating cooker of the present embodiment. For this purpose, a plurality of cooking vessels 13 which are metal objects having good heat conductivity and different shapes and sizes are provided, and each of the cooking vessels 13 is compatible with the same heating cooker 1 body. , Can be used interchangeably. The cooking vessel 13 has a lid 14 that can be used in common.
[0021]
A characteristic of the heating cooker of the present invention is that, in addition to the plurality of metal cooking containers 13, as one of the cooking containers for cooking the plurality of objects to be heated, the heat shock resistance Having a cooking vessel made of ceramic material. FIG. 3 shows a cross-sectional view of the heating cooker 1 on which a cooking vessel 16 which is a body to be heated formed of a thermal shock resistant ceramic material is placed. As shown in the figure, the cooking container 16 which is a heated object formed of the thermal shock resistant ceramic material according to the present embodiment has a concave shape which is open upward and includes a bottom portion 16a and a peripheral wall portion 16b. . In a conventional earthenware pot or the like, the bottom portion has a radius of about half or less of the opening at the upper end of the peripheral wall portion in consideration of direct fire. However, for example, if the bottom radius is half the opening radius, the area ratio will have a square difference in radius, and the bottom area will be about 1/4 of the opening area. On the other hand, in the present embodiment, the area of the bottom 16a is formed to be equal to or more than １／ of the opening area of the upper end of the peripheral wall 16b. As described above, since the bottom 16a has a sufficiently large area so that the area of the bottom 16a is equal to or more than 1/2 with respect to the opening area, a contact portion with the heater 2 can be sufficiently secured, so that the thermal conductivity is poor. Even a cooking container formed of a ceramic material can be sufficiently heated to a temperature at which cooking can be performed.
[0022]
Further, in the present embodiment, when the cooking container 16 which is the object to be heated is placed on the heater 2 which is the heating means as shown in FIG. 3, the bottom surface 16a of the cooking container 16 comes into contact with the heater 2. Of course, it is in contact with the detection unit 3 of the temperature control unit 4. With the configuration in which the detection unit 3 is in contact with the bottom 16a of the cooking vessel 16 in this manner, the temperature of the cooking vessel 16 itself can be detected, and the cooking made of a ceramic material having poor heat conductivity can be performed. Even in a container, accurate temperature detection and temperature control can be performed. As described above, it has been difficult to conventionally use the cooking container 16 as the object to be heated due to the shape of the cooking container 16 and the configuration in which the heater 2 and the temperature control means 4 of the cooking device 1 are in contact with the bottom 16 a of the cooking container 16. With the cooking container 16 formed of a ceramic material, it is possible to provide a heating cooker that can cook well.
[0023]
In addition, the cooking container 16 formed of the ceramic material in the present embodiment is preferable because the contact area of the heater 2 can be increased as the bottom 16a is closer to a plane. However, ceramics need to be fired at the molding stage, and it is known that thermal expansion occurs at this firing stage, and it is very difficult to completely flatten the bottom 16a. However, in the case of a cooking vessel made of a ceramic material, it has been found that the contact area between the heater 2 and the bottom directly affects the heating efficiency, and the relationship between the contact area between the heater 2 and the bottom 16a is the same as that of the cooking vessel. Because of the relationship with flatness, the flatness of the bottom is better as R is larger.
[0024]
Further, it is preferable that the area of the bottom 16a of the cooking vessel 16 is larger than the arrangement range of the heater 2 as the heating means of the heating cooker. FIG. 4 is a diagram illustrating how the heater is arranged with respect to the cooking container when the cooking container is placed on the heater, as viewed from below the cooking container. As shown in the figure, by making the area of the bottom 16 a of the cooking vessel 16 larger than the arrangement range of the heater, the range 17 indicated by oblique lines that can contact the bottom 16 a of the heater 2 is set to almost the entire area of the heater 2. You can do it. As described above, the contact area with the heater 2 is also affected by the flatness of the bottom surface 16a of the cooking vessel 16, but if the flatness of the bottom is set to the same R, the larger the bottom area, the larger the area of the bottom. The contact area with the heater 2 can be increased, and as a result, the heating efficiency can be improved.
[0025]
Further, it is preferable that the heat shield plate 6 and the peripheral wall portion 16b of the cooking container 16 come into contact with each other when the cooking container 16 made of a ceramic material is placed. As shown in FIG. 3, when the cooking container 16 is placed on the heater 2, the peripheral wall portion 16 b of the cooking container 16 is in contact with the upper end portion of the heat shield plate 6. In such a state, a small space in which the heater 2 is sealed can be formed by the bottom portion 16a of the cooking container 16 and the heat shield plate 6. When the temperature of the heater 2 rises due to the heating, the temperature in the enclosed space also rises, and the heater 2 comes into contact with the heater to heat the bottom of the cooking vessel 16 made of a ceramic material by contact. In addition, the space where the temperature becomes high acts well on the heating of the cooking container 16, and the heating efficiency can be further improved. Further, the cooking vessel 16 has a characteristic of poor thermal conductivity, which is a property of the ceramic material. However, since the temperature in the space is relatively easily made uniform, the uniformity of the cooking vessel 16 formed of the ceramic material is reduced. Heating becomes easier.
[0026]
As described above, according to the present embodiment, it is possible to provide a heating cooker that enables cooking using a cooking container formed of a ceramic material that has been difficult to use conventionally. In addition, it is preferable that the earthen pot is constituted by a cooking container formed of a ceramic material. Conventionally, cooking containers made of ceramic materials have been difficult to use, and in addition, conventional heating cookers are generally considered separately for cooking with a pan or for grilling with an iron plate. Among the possible cookers, cookers that can cook pots were rare. For this reason, heating is required for any tabletop, such as stewed dishes and pot-bake, and it is not common to use an earthen pot to cook with electric power. By forming the formed cooking vessel into a clay pot shape, not only baking cooking but also cooking using a clay pot can be cooked with a heating cooker powered by electricity, which can meet a wider range of needs. A safe cooking device that does not use fire can be provided.
[0027]
FIG. 5 is a cross-sectional view for explaining in detail the shape of the cooking container 16 formed of the ceramic material used in the present embodiment. As shown in the drawing, in the cooking container according to the present embodiment, for example, the A size of the bottom portion 16a is A ≧ 0.7B with respect to the B size of the opening formed at the upper end of the peripheral wall portion 16b of the cooking container 16. Good. With such a relationship, the area of the bottom portion 16a with respect to the opening area is easily reduced to 以上 or more, regardless of the shape of the cooking container, such as a rectangular shape, a square shape, and a circular shape, and the heating efficiency is improved. Can be good.
[0028]
The inclination angle E between the bottom 16a and the peripheral wall 16b of the cooking vessel 16 is preferably about 70 ° or more. If the diameter is smaller than this, the opening area increases as the height of the peripheral wall portion 16b increases, and it is difficult to secure the area of the bottom portion 16a to 以上 or more of the opening area. Further, in order to secure the area of the bottom 16a to １／ or more with respect to the opening area, the height of the peripheral wall 16b is very limited. On the other hand, if the outer angle E formed by the peripheral wall portion 16b and the bottom surface 16a is approximately 70 ° or more, the area of the bottom portion 16a relative to the opening area can be relatively easily reduced to 以上 or more, and the heating efficiency can be improved. In addition, the restriction on the height of the cooking container can be minimized. Conversely, it is preferable that the outer angle E formed by the peripheral wall portion 16b and the bottom surface 16a be approximately 120 ° or less, and more preferably 90 ° or less. This is because when the outer angle E exceeds 90 °, the opening becomes smaller, and when it exceeds 120 °, the opening becomes extremely narrower than the bottom portion, which makes it impractical. Further, when the cooking vessel 16 made of a ceramic material is a pot, the outer angle E formed by the peripheral wall portion 16b and the bottom surface 16a is set to approximately 70 ° or more and 120 ° or less, so that the cooking pot 16 is substantially provided in a conventional pot. It is not necessary to have a curved surface of the peripheral wall portion, so that the bottom portion can be widely secured and an earthen pot that can be favorably applied to a heating cooker powered by electricity can be provided.
[0029]
Further, the earthenware pot is relatively heavy, and the weight further increases when the food is put inside the earthenware pot. However, in the heating cooker according to the present embodiment, the heat shield plate 6 has the heat shield from the lower surface. The heater 6 is supported by supporting legs 15 for firmly supporting the plate 6, and a heater receiving member 11 is fixed to the heater 2, and the heater receiving member 11 contacts an appropriate portion of the heat shield plate 6 to support the heater 2. Thereby, even if the heavy objects to be heated 13 and 16 are placed on the heater 2, the heater 2 can be firmly supported without being deformed, and the cooking container can be stably held.
[0030]
When the cooking vessel 16 can be used as an earthen pot as shown in FIG. 3, the cooking vessel 16 has a handle 23. When the cooking vessel 16 is placed on the heating cooker 1, the upper end of the main body case 5 It is preferable that the handle 23 is configured to be higher. With this configuration, when lifting a relatively heavy earthenware pot, the user can easily hold the handle, the lifting operation can be performed easily, and the usability is improved. In addition, it is possible to carry it even after heating by having the handle, and it is also possible to carry out cooking by gas fire in a kitchen or the like using the cooking container 16 first, and to keep the temperature using the heating cooker 1 on the table. It becomes possible.
[0031]
Embodiment 2 FIG.
FIG. 6 is a sectional view showing another embodiment of the clay pot cooking container according to the present invention. The clay pot cooking container 16 shown in the figure has a bottom 16a, a peripheral wall 16b, and a bottom protrusion 16c. It is easier to manufacture the clay pot if a protrusion such as a thread end is formed in the molding step. However, with the configuration having such a projection 16c, there is a problem that the contact with the heater cannot be sufficiently achieved and the heating and cooking cannot be performed. Therefore, in the present embodiment, the shape of the clay pot cooking container is configured as follows.
[0032]
In the earthen pot cooking container 16 in the present embodiment, the area A, which is the total area of the bottom including the projection 6c, is not less than に対して of the area of the opening B at the upper end of the peripheral wall, and the inner periphery of the projection 6c. The C area, which is the bottom area of the inside, is also configured to be 以上 or more. With such a configuration, a wide bottom portion that can substantially contact the heater can be ensured, so that a heating cooker that can cook even a cooking container formed of a ceramic material can be provided.
[0033]
Further, in the present embodiment, a bent portion 2a is formed by bending the heater 2 upward so that the heater 2 can widely contact the inner bottom of the protrusion 16c of the earthenware pot cooking container 16 described above. With such a configuration having the bent portion 2a, a sufficient contact area of the heater 2 can be ensured even with the projection 16c, and a heating cooker that can cook even a cooking container formed of a ceramic material. It is possible to.
[0034]
If the protrusion 16c is located on the outer periphery of the bottom as in the present embodiment and the heater 2 contacts the bottom within the inner periphery of the protrusion 16c by the bent portion 2a of the heater 2, the heater 2 generates The generated heat easily accumulates at the bottom within the inner circumference of the projection 16c, and the bottom 16a can be uniformly and efficiently heated. In addition, since the heater fits into the inner periphery of the projection 16c, the earthen pot cooking container 16 can be placed more stably. Even if the earthen pot 16 is touched when taking food in and out, it is stable without rattling. State can be maintained.
[0035]
Further, in the present embodiment, if the detection unit of the temperature adjusting unit 4 is in contact with the protrusion 16c, it is possible to detect the temperature of the earthenware pot cooking container 16. However, in order to further improve the temperature detection accuracy, similarly to the heater 2, a configuration may be provided in which a bent portion that is bent upward so as to be able to widely contact the inner peripheral bottom portion of the protrusion 16 c is provided.
[0036]
Embodiment 3 FIG.
FIG. 7 shows another embodiment of the clay pot cooking container according to the present invention. 7A is a cross-sectional view of the present embodiment, and FIG. 7B is a diagram illustrating a state where the cooking container is mounted on the heater of the present embodiment as viewed from the lower surface. In the present embodiment, a heating cooker that enables cooking in a clay pot cooking container 16 having a projection 16c without changing the shape of the heater 2 will be described.
[0037]
As shown in FIG. 7A, the earthen pot cooking container 16 in this embodiment has at least one notch 16d provided in a part of the protrusion 16c, and the heater 2 is disposed in the notch 16d. Like that. With this configuration, as shown in FIG. 7B, the earthen pot cooking container 16 can be fixed at a normal position of the heating cooker 1, and the cost can be reduced by omitting the bending of the heater 2. In addition to being able to suppress, the manufacturing process can be simplified.
[0038]
FIG. 8 shows a further application example of the clay pot cooking container of the embodiment shown in FIG. 8A, similarly to FIG. 7, FIG. 8A is a cross-sectional view of the clay pot cooking container, and FIG. 8B is a diagram showing a state where the cooking container is placed on the heater as viewed from below. In the example shown in FIG. 8, a plurality of notches 16d are provided, and in the example shown in FIG. The same effect as that of FIG. 7 can be obtained even in the form as shown in FIG. 7, and the heater 2 may be arranged in one of the plurality of notches 16 d. This has the effect of simplifying installation and improving usability.
[0039]
Embodiment 4 FIG.
FIG. 9 is a cross-sectional view for explaining an embodiment of a cooking container formed of a ceramic material that can be favorably used in the heating cooker according to the present invention. Usually, a glaze is applied to a cooking vessel made of a ceramic material and then baked to form a coating film of the glaze. However, in this embodiment, as shown in FIG. 9, the formation range of the glaze 18 is from the inside of the cooking vessel 16 to the side surface 16 b, and the bottom 16 a (including the protrusion 16 c when this is provided) is not applied. I have. The glaze forms a relatively thin film, but further worsens the thermal conductivity of the cooking vessel formed by the ceramic material. For this reason, it is possible to improve the temperature responsiveness of the cooking container formed of the ceramic material by not applying glaze to at least a portion of the temperature controller 4 where the detection unit 3 contacts. In particular, setting the portion in contact with the detection unit 3 as the bottom surface of the cooking container does not impair the aesthetic appearance of the cooking container itself, which is preferable. As described above, in the present embodiment, the heat sensing rod 3 serving as the detection unit of the temperature controller 4 directly comes into contact with the dough on the bottom surface portion 16a, so that the temperature on the inner surface of the cooking container formed of a ceramic material is quickly detected. Responsiveness when food and juice are added is improved.
[0040]
Embodiment 5 FIG.
FIG. 10 is a cross-sectional view of a main part of the earthen pot cooking container according to one embodiment of the present invention. The clay pot cooking container 16 in the present embodiment is provided so that at least one or more steps 19 are provided around the inner side surface portion 20 of the clay pot cooking container 16 inside. By providing the steps 19 in steps of a predetermined amount, for example, every 500 mL of water, it can serve as a water level scale that serves as a measure of the amount of juice or the like when cooking in a pot, thereby improving usability. Note that the water level scale is not limited to a step, and may be provided in a part of the inside surface part 20 even if it does not make a circuit. In addition, since the dough of the earthen pot cooking container 16 made of thermal shock resistant ceramics is white and the glaze is liquid, the thickness of the glaze at the end of the step 19 becomes thin. The white color of the fabric is transmitted and becomes clearly visible, and the visibility is improved.
[0041]
Embodiment 6 FIG.
FIG. 11 is a diagram showing a further applied example of the clay pot cooking container according to one embodiment of the present invention. FIG. 11A is a top view of the clay pot cooking container 16 in the present embodiment as viewed from above. The earthen pot cooking container 16 in this embodiment has a mounting portion 16e on which a lid is mounted on the inner side surface portion 20, and at least one or more concave cutouts 21 are provided in a part of the mounting portion 16e. ing. For example, if the lid mounting portion 16e is provided on the entire inner surface 20, foods and the like will remain inside the lid mounting portion 16e when the food and the like remaining in the earthenware pot cooking container 16 are taken out. However, if one or more concave cutouts 21 are provided in a part of the lid mounting portion 16e as in the present embodiment, the concave cutouts 21 serve as spouts, and the food material remaining inside only by tilting Can be easily taken out, so that usability is improved. In addition, since steam is released to the outside through the concave notch 21 during boiling during cooking, there is no need to provide a steam release hole in the lid. If the lid does not have a steam release hole, even if the lid is used as a dish to place the ingredients before cooking, steam dew on the inner surface of the lid and moisture of the food will cause the steam release hole. No more leaning on a table or floor.
[0042]
【The invention's effect】
As described above, the heating cooker according to the present invention can perform cooking satisfactorily using the cooking container that is the body to be heated formed of the ceramic material.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a heating cooker according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 1, showing a state in which the object to be heated is placed on the heating cooker according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view of a heating cooker on which an object to be heated formed of a thermal shock resistant ceramic material according to an embodiment of the present invention is placed.
FIG. 4 is a diagram viewed from below the cooking container when the cooking container is placed on the heater in one embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a cross-sectional view illustrating a shape of a cooking container formed of a ceramic material used in one embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a sectional view showing an earthen pot cooking container according to one embodiment of the present invention.
FIG. 7 shows an embodiment of a clay pot cooking container according to the present invention.
FIG. 8 shows an embodiment of a clay pot cooking container according to the present invention.
FIG. 9 is a view for explaining a good glaze coating range of the cooking container according to the present invention.
FIG. 10 is a sectional view showing an embodiment of the clay pot cooking container according to the present invention.
FIG. 11 is a cross-sectional view showing an embodiment of the clay pot cooking container according to the present invention.
FIG. 12 is a perspective view showing a conventional heating cooker.
FIG. 13 is a perspective view showing a cooking pot in a conventional heating cooker.
FIG. 14 is a sectional view showing a conventional heating cooker.
FIG. 15 is a cross-sectional view showing a conventional clay pot shape.
FIG. 16 is a sectional view showing a conventional earthenware pot shape.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Heating cooker, 2 sheathed heaters (heating means), 3 detection parts, 4 temperature adjustment means, 5 main body case, 6 heat shield plates, 16 cooking containers (cooking heated objects).

Claims

A heating target for cooking formed of a ceramic material; heating means for generating heat by conduction of electricity to heat the heating target for cooking; and bringing the temperature of the heating target for cooking into contact with the heating target for cooking. Temperature control means for controlling a heating output of the heating means, a main body case covering an outer periphery of the heating means, and a heat shield provided between the heating means and the main body case. With a board,
The heating target for cooking has a concave shape that is open upward and includes a bottom portion and a peripheral wall portion.
A heating cooker characterized in that when the object to be cooked is placed on the heating means, the bottom surface of the object to be cooked contacts the detectors of the heating means and the temperature adjusting means.