【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はコ−ヒ−パック飲料であって、なかでも、コ−ヒ−粉を主成分とする配合物を、飲むときに必要な量づつのパック袋に収納密封し、飲むときには熱湯中に浸漬しこのパック袋を介してコ−ヒ−飲料を浸出させて飲むコ−ヒ−パック飲料であって、この配合物としてコ−ヒ−粉のほかに乾燥したアロエと緑茶の粉又は細片とともに陳皮の粉又は細片を配合し、ダイエット効果を高める一方、コ−ヒ−飲料としての芳香を失なわず、しかも、アロエの苦味を大巾に軽減、緩和したコ−ヒ−パック飲料を提案する。
【0002】
なお、ここでコ−ヒ−粉そのほかの配合物は好適な粉又は粉末を中心として説明するが、粉末や粉以外に細片、微粒子、さらに、これ以外のものでも、乾燥されたものはことごとく含まれる。
【0003】
【従来の技術】
現在、家庭ではもちろんオフィスでも、今やコ−ヒ−は欠かせないものとなっている。会議のときなど、以前はよく緑茶が出されたが、最近はコ−ヒ−の登場もめずらしいことではない。会社などの廊下に、コ−ヒ−の自動販売機が置かれている光景もよく見かけられる。
【0004】
また、最近では、「現代人の血液は酸性に傾いております。当店独自のアルカリブレンドのコ−ヒ−で中和させ、健康を保ってください。」などとメニュ−に書かれた喫茶店もあらわれている。食生活が以前にも増して欧米化されている現在飲料としてコ−ヒ−の果たす役割はますます大きくなって、体調を整えるという意味合いからコ−ヒ−そのものに健康飲料として役割を持たせる改善が望まれている。
【0005】
いずれにしても、現在コ−ヒ−はレギュラ−、インスタントを問わず、自然な飲み物として、人々の生活に浸透し、日本でも日常にも欠かせない飲み物となっている。いれたてのコ−ヒ−がかもしだす芳香やカフェインによる興奮作用をもつ飲料がほかに見当らない。すなわち、朝、起きぬけに飲む一杯のコ−ヒ−は、1日の始まりを活気づけ、仕事の合い間のコ−ヒ−・タイムは、張りつめた気持ちにゆとりをもたらし、このような飲料がほかに見当らない。
【0006】
一方、近時、健康の維持や増進のために、種々の健康食品が開発され、多くの人々の利用するところとなっている。この中で古くから薬効が認められているユリ科のキダチアロエやアロエベラなどを利用したコ−ヒ−飲料、すなわち、いわゆるアロエコ−ヒ−と称される健康飲料も提案され、コ−ヒ−飲料の分野でも、アロエによる、いわゆるダイエット効果を利用することが行なわれている。
【0007】
しかし、古くから苦味健胃薬や下剤として利用されているもので、この薬効成分のバルバロイン(アロエの主成分の一つのアロインからの抽出成分)そのものが苦く、苦味などの緩和又は解消が不十分であると、かえってコ−ヒ−のもつ風味や香り、さらに味も失なわれ、コ−ヒ−飲料として飲めないものとなる。このため、コ−ヒ−飲料としての特性を失なわずにアロエコ−ヒ−として飲めるものが望まれている。
【0008】
我が国では、薬剤やその処方、品質などの標準は日本薬局方によって与えられている。この日本薬局方の制定当初からアロエは記録されている生薬の一つである。すなわち、日本薬局方によると、アロエには「アロインとアロエエモジンという、成分が含まれてこの成分によって下痢、健胃剤、通経剤の作用などの薬効がある」と認められている。このため、現在提案されているアロエコ−ヒ−も、このような成分と薬効を利用し、健胃作用や瀉下作用によってダイエット効果が達成できるものとしている。しかし、アロエによってダイエット効果を達成するのには、どうしてもアロエ成分中のバルバロインによる弊害、つまり、激しい苦さを本質的に除去する必要がある。しかしながら、このような弊害を本質的に除去したものは未だ提案されていない。何故ならば、俗に「良薬口に苦し」といわれるとおり、アロエの薬効を達成するにはどうしても激しい苦味のあるバルバロインを所定量配合しなければならないからである。
【0009】
更にくわしく説明すると、日本薬局方にアロエが記録されたのは、その設定されたとき(明治19年、1886年)である。その内容は現在まで変ることなく先にのべたとおりである。その後、アロエの研究はいちぢるしく進み、成分は、「アロインとアロエエモジン」であったが、このほかに薬効成分として、アロエチン、アロエウルシン、アロミナンなどが含まれていることがわかった。また、設定当初の成分のアロインをさらに精製すると、バルバロインが得られることがわかり、バルバロインが下剤健胃剤、通経剤などの薬効をもつこともわかり、アロエが苦いといわれるのはバルバロインが非常に苦いこともわかった。
【0010】
さらに、アロエは、例えば、アロエベラ、キダチアロエ又はケ−プアロエのいずれであっても、緑の皮の部分とゼリ−状部分とから成って、バルバロインはほとんど緑の皮の部分に含まれていることもわかった。
【0011】
例えば、アロエの葉を折ると、緑の皮の部分から黄色い液汁が出るが、これをちょっとなめただけでも非常に苦い。この苦味成分がバルバロインであって、日本薬局方では現在でもアロインと規定されているが、このバルバロインそのものが下剤、健胃剤、通経剤として認められるものであって、アメリカなどの諸外国の薬局方でも同様に医薬品として認められている。
【0012】
このため、アロエをダイエットのための健康飲料の配合剤として利用するときには、どうしても飲料そのものがきわめてにがくなり、とくにコ−ヒ−液などに配合すると、コ−ヒ−そのもの個有の風味、味、香りまでが損なわれ、コ−ヒ−飲料として通用しないものになる。
【0013】
このため、コ−ヒ−飲料のほかに、広く現在提案又は市販されている飲食物をみても、ほとんどのものが苦味の強い緑の皮部分を配合せずに主としてゼリ−部分を配合したものである。したがって、このようなアロエ入りのものはアロエ本来の薬効を利用してないものであって、瀉下や健胃などの薬効にもとずくダイエット効果が本格的に達成できない。
【0014】
換言すると、現在販売又は提案されているアロエ入り健康食品や飲料は、アロエの成分のバルバロインを利用しないものであり、多糖類からなるゼリ−部分を利用したものであるため、日本薬局方で規定される薬効、ちなみに、下剤健胃剤や通経剤(下剤)などの薬効を本格的に利用していないものであって、目的とするダイエット効果も少なくとも不十分にしか達成できないものである。
【0015】
なお、つけ加えるならば、このところから、このようなアロエ入り健康食品や飲料では、アメリカではバルバロインを除去したものであることを表示することが求められている。
【0016】
このようなところから、最近、バルバロインが含まれる緑の皮部分も利用する処理方法は提案され、その一例として、特開平10−30483号公報には、アロエ抽出液に茶類(主として緑茶)の抽出液を混合し、この混合液をコ−ヒ−抽出液などの飲料液に混合する方法が提案されている。すなわち、この方法は、コ−ヒ−粉末からの抽出液に対しアロエ成分抽出液と茶類の抽出液とを混合し、さらに、この混合液に自然水を混ぜて沸騰させてコ−ヒ−飲料を製造する方法である。
【0017】
この方法は、コ−ヒ−豆を炒って挽かれたコ−ヒ−粉末からコ−ヒ−抽出液を抽出し、このコ−ヒ−抽出液にアロエ成分抽出液と緑茶などの抽出液の混合液を混合し、この混合液をさらに自然水で希釈してアロエ入りコ−ヒ−飲料を製造する方法である。
【0018】
この方法においては、アロエ抽出液はバルバロインをほとんど含まないゼリ−状部分から調製し、アロエ抽出液を加えてもコ−ヒ−液は苦くなく飲み易いようにするか、又は苦い皮の部分を含めてアロエ抽出液を調製しても、これにタンニンなどのカテキン類を多く含む茶の抽出液を加えるとともに水で希釈し、アロエの苦味、厳格にいうとバルバロインの苦味を緩和するようにしている。
【0019】
しかしながら、前者のアロエ液の調製では、健胃剤や下剤としての薬効をバルバロインを含まないのにもかかわらず、あたかもアロエのバルバロインによるダイエット効果が達成できるようにみせかけることは品質表示などの点で支障がある。要するに、主たる薬効成分のバルバロインを含まないアロエ抽出液を混合させただけでアロエ入りコ−ヒ−と称することは品質をいつわるものであり、とくに、ダイエット効果に必須のバルバロインがほとんど含まれず、バルバロインによって瀉下および健胃作用によるダイエット効果がほとんど達成できないことが明らかであるのにもかかわらず、これをダイエット健康飲料として消費者に販売するのは好ましくない。
【0020】
また、後者のアロエ抽出液の調製は、水や茶抽出液によってバルバロインを希釈しうすめるのであるから、はげしい苦味はある程度緩和できるが、支障なく飲める程度まで苦味を緩和できない。仮りに飲める程度まで緩和したとすると、バルバロインも希釈され、バルバロインの薬効はほとんど期待できないことになる。
【0021】
さらに、茶抽出液には、含まれるカテキン類の酸化、没食子酸との結び付きによるエステル化、さらに、アミノ酸類とカテキン類との共存によるカッ変物の生成などによって渋味がバルバロインの苦味に加わるようになって、かえって、飲料に適さないものになり易い。
【0022】
さらに加えるならば、コ−ヒ−は入れたときに発生する芳じゅんな香りや風味が持味であり、これがコ−ヒ−飲料としての生命ともいわれている。このコ−ヒ−抽出液の香りは揮発性化合物であって、この香りや風味はコ−ヒ−生豆の焙せんの度合によって左右されるともいわれている。しかし、この香りそのものが揮発性であることから、入れたとき(抽出後)から時間があまり経つと香りや風味が失なわれて好ましくない。
【0023】
また、コ−ヒ−の香りや風味には豆の中に含まれる脂質(通常11〜15%程度)が重要な役割を果すともいわれ、これが焙せんの間に分解されて脂肪酸になり、他の成分と結び付いて香りや風味を引き出すともいわれている。
【0024】
しかしながら、先のとおり、コ−ヒ−抽出液にアロエ抽出液や茶抽出液を加えてから、水を加えてアロエ入りコ−ヒ−飲料を調製すると、焙せんの間に生成した脂肪酸などは酸化して好ましくない。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記欠点を解決することを目的とし、具体的には、コ−ヒ−粉に、緑の皮部分を含めたアロエと緑茶の葉の乾燥細片又は粉を配合するとともに、陳皮の細片を配合し、この配合物を内容物としてフィルタ−袋に収納、パックして成るアロエ入りコ−ヒ−パックを提案する。
【0026】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明に係るアロエ入りコ−ヒ−パックは飲むときに熱湯に浸漬しこのパック袋をコ−ヒ−飲料を浸出させるパック袋に、コ−ヒ−粉を主成分とする配合物を所要量づつ収納密封し、この配合物としてコ−ヒ−粉のほかに乾燥したアロエと緑茶の粉又は細片とともに陳皮の粉又は細片を配合することを特徴とする。
【0027】
また、乾燥アロエをキダチアロエ又はアロエベラ、さらに所望に応じてケ−プアロエとする。
【0028】
また、配合物として、乾燥したクコ葉の粉又は細片を配合する。
【0029】
また、配合されるコ−ヒ−粉を重量で80〜95%とする。
【0030】
また、配合される緑茶の粉又は細片を重量で3〜6%配合とする。
【0031】
また、配合されるアロエの粉又は細片を重量で5〜10%とする。
【0032】
また、配合される陳皮の粉又は細片を重量で2〜5%とする。
【0033】
また、配合されるクコ葉の粉又は細片を重量で2〜5%とする。
【0034】
そこで、これら手段たる構成ならびにその作用について、図1および図2に示す一つの実施例を通じて更に説明すると、つぎのとおりである。
【0035】
なお、図1は本発明の一つの実施例に係るアロエ入りコ−ヒ−パックの平面図である。
【0036】
図2は図1の矢視A−A線上からの横断面図である。
【0037】
まず、図1ならびに図2において符号100は本発明の一つの実施例に係るアロエ入りコ−ヒ−パックを示す。このアロエ入りコ−ヒ−パック100は、後述のとおりコ−ヒ−粉などが配合された配合物102とそれを収納するパック袋101とから成っている。
【0038】
すなわち、パック袋101は熱湯などに浸漬して配合物102からの各成分をフィルタ−として抽出するものであって、湯などの液体が浸透でき配合物102からの成分液を濾過できる材料であれば、いずれの材料からも構成できる。また、パック袋101そのものの形状は、通常いわゆるティ−パックなどとして使用されている形状のものでも良く、いずれのものとしても構成できるが、この形状は本発明の特徴を成すものでない。
【0039】
次に、パック袋101の中にコ−ヒ−粉などが配合された配合物102を収納、パックする。このように構成すると、後にのべるとおり、配合物102はコ−ヒ−粉のほかに主として緑の皮部分から成るアロエ粉や細片と緑茶の葉の粉や細片とが配合されているのにもかかわらず、バルバロインなどにもとずく激しい苦味や緑茶のカテキン類の酸化にもとずく渋味が緩和でき、コ−ヒ−粉からの芳香成分を飛散させて味わうことができる。
【0040】
すなわち、コ−ヒ−を飲むときに入れると、芳じゅんな香りが得られ、ここが入れたてのコ−ヒ−利点である。しかし、通常の缶コ−ヒ−や現在提案されているアロエ入りコ−ヒ−はコ−ヒ−抽出液などを液状でパックしたものは、このコ−ヒ−などの各抽出液を抽出するときにこれらのコ−ヒ−液であると、入れたときのコ−ヒ−などの芳じゅんな香りなどが飛散し、これをとどめておくことは不可能に近い。なお、飲むときにコ−ヒ−の抽出条件、例えば、コ−ヒ−パック飲料を浸漬又は抽出するときの湯の温度、浸漬又は抽出時間のとり方によってコ−ヒ−成分が十分に溶出させることができず、コ−ヒ−液として所望の濃度が得られないこともある。とくに、所謂アイスコ−ヒ−として飲みたいときには好ましくない。この場合には、コ−ヒ−粉の一部をコ−ヒ−抽出液そのもの又は他のコ−ヒ−をフリ−ズドライ加工によって粉体や顆粒状に処理したものを置換することができる。更に、このようにすると、高濃度のコ−ヒ−の粉体や顆粒も加えることができ、所謂味と香の濃いコ−ヒ−も楽しむことができる。
【0041】
また、配合成分の一つとしてのバルバロインなども含むアロエを乾燥し粉末にすると、生のときのくさみや苦味は緩和でき、とくに、バルバロインの溶出量は飲むときに浸漬する熱湯の温度や浸漬時間によって調整できるため飲み易くなる。
【0042】
すなわち、アロエのもつ苦味やバルバロインによる瀉下効果のために、生のアロエを皮の部分を食べると下痢をおこし、このところが問題となる。しかし、上記のとおり配合物が例えば乾燥粉末や細片として配合されると、飲む人の好みや体力に合わせてバルバロインの浸出量を調整できる。
【0043】
次に、パック袋101で濾過される配合物102は、コ−ヒ−、緑茶、アロエの粉末や細片のほかに、陳皮、例えばウンシュウミカンの果皮の細片を配合し、とくに、陳皮を配合するところが本発明の一つの特徴であるが、これらのところについて各配合成分若しくは配合薬剤を通して説明する。
【0044】
コ−ヒ−粉:80〜95wt%
まず、配合物102の一つとしてコ−ヒ−粉末を主成分粉として配合する。これはコ−ヒ−豆を乾燥し、これを粉砕して粉末にしたものであって、このほかに、所望に応じて市販のインスタントコ−ヒ−粉をそのまま配合することもでき、とくに、熱湯を用いることなく、水に浸漬させて徐々に抽出させるときには、インスタントコ−ヒ−粉を一部として配合することができる。
【0045】
すなわち、コ−ヒ−生豆を天日乾燥し、外皮を除去し、その後、例えば、200〜300℃×15〜20分程度の条件で焙せんし、所望の光沢と芳香が付与し、摩砕してコ−ヒ−粉を得る。
【0046】
コ−ヒ−粉は多数の成分が含まれるが、主なものは、タンニン(4.0〜6.0wt%)、カフェイン(カフェオ−ルも含み、1.0〜2.0wt%)、糖分(1〜2.0wt%)、脂肪分(13〜15wt%)、タンパク質(13〜16wt%)、鉱物質(4〜6.0wt%)、粗繊維分(25〜35%)であって、主体はカフェインとタンニンである。
【0047】
これら成分のうちでコ−ヒ−の主成分の一つが含窒素植物塩基のカフェインであって、脳、筋肉などを刺激して興奮作用を起こさせて、利尿、強心などの作用があり、とくに、茶の葉の中に存在するアルカロイド(テオフィリン)に較べてきわめて強い興奮作用や利尿作用をもっている。
【0048】
このところから、ダイエット飲料としてみると、コ−ヒ−粉はなるべく多く配合し、コ−ヒ−飲料としての特性を失なうことなくダイエット効果を高めるのが望ましい。したがって、コ−ヒ−粉は少なくとも80%以上配合する必要がある。これに反し、95%をこえると、ダイエット飲料として必要な他の成分粉や細片の配合量が少なくなって所望のダイエット効果が達成できない。
【0049】
また、コ−ヒ−粉の中に比較的多量に含まれる脂質分は焙せんの間に脂肪酸に分解される。この脂肪酸は他の成分に結び付きコ−ヒ−の風味をつくります。この面からもコ−ヒ−粉は少なくとも80%以上必要である。
【0050】
緑茶:3〜6%
次に、コ−ヒ−粉に対し緑茶を配合する。この緑茶は茶の葉の中に含まれる酸化酵素による発酵をとめて乾燥したものであって、酸化酵素によって発酵させた紅茶や酸化酵素による発酵を途中にとどめるウ−ロン茶などと区別され、いわゆる日本茶といわれるものである。
【0051】
この緑茶であると、紅茶、ウ−ロン茶に較べて茶の葉の成分が酸化されることなく残り、葉の成分としては、有機成分としてポリフェノ−ルオキシダ−ゼなどその他の酸化酵素などを含むタンパク質20〜30%、テアニンなどの有機アミノ酸1〜4%、カフェインその他のアルカロイド類3〜5%、カテキン類(タンニンなど)その他のポリフェノ−ル類20〜35%、ペクチンその他の炭水化物7%前後、有機酸3%以下、脂肪8%以下、クロロフィルなどの色素1%以下およびビタミン類0.6〜1.0%を含有すると共に、無機成分としても水溶性物質2〜4%と不溶性物質1.5〜3%を含有している。
【0052】
このようにポリフェノ−ル類に属するカテキン類を最も多く含み、これに呈味成分としてのテアニンなどのアミノ酸やテオフィリンなどのカフェインアルカロイドが含まれている。このため、緑茶の薬効や性質は、主成分のカテキンの酸化酵素、例えば、ポリフェノ−ルオキシダ−ゼの働きの調整によって左右される。
【0053】
この点で緑茶は製造過程で酸化酵素を死活させているために、カテキン類が酸化されている割合は少ないが、二番葉などに含まれるカテキン類は構成成分の一つとして含まれる没食子酸(gallic acid)に結びついてエステル型、例えば、エピカテキン、エピカテキンガレ−ト、エピガロカテキン、エピガロカテキンガレ−トに移行している。
【0054】
このため、このようなカテキン類として含まれているために渋味がつよい。さらに、根で生成したテアニンなどのアミノ酸類はくきを通って葉に運ばれて日光にあたると酸化されてカテキンに移行するため、甘さや茶特有の滋味も失なわれて強い渋味が残る。
【0055】
しかしながら、このようなカテキン類であるが、すぐれた薬効が認められ、これにともなって緑茶の薬効として覚醒作用、大脳刺激作用、利尿作用、抗酸化作用、脂肪の吸収抑制、コレステロ−ル量のバランス調整、血圧降下作用、血管壁浸透性の維持、抗ガン性などが認められている。
【0056】
このところからすると、ダイエットを目的とする場合、緑茶の配合量をなるべく多くするのが望ましい。しかしながら、上記のとおり、緑茶に含まれる呈味成分のアミノ酸は分解される一方、カテキン類も渋味の多いエステル型が多く、さらにその上に生の茶の苦味が加わる。
【0057】
このため、これをコ−ヒ−粉に配合してコ−ヒ−液を抽出すると、コ−ヒ−本来の味や風味は損なわれ易い。このため、緑茶粉の配合量の上限を6%とし、緑茶中のカテキン類によるダイエット効果を有効に利用するために下限を3%とした。
【0058】
なお、緑茶の中にはコ−ヒ−粉と同様にカフェイン系のアルカロイドが含まれ、むしろ、コ−ヒ−粉よりも多い。しかし、緑茶に含まれるアルカロイドは厳格にはカフェインと区別されているテオフィリンやテオブロミンなどであって、メチル基の数はカフェインよりも少なく1つや2つであり、親油性が弱くなっている。このため、これらアルカロイドは吸収系において血液を介して巡回するときに脳に溶け込む作用が弱くなり、中枢性用(幻覚作用等)も比較的弱い。このところからすると、緑茶はなるべく配合し、そのカテキン類の薬効を利用するのが好ましいといえるが、渋味と苦味がつきまとい、さらに、緑茶の配合が適正量でないと、コ−ヒ−飲料としての特性が失なわれ、むしろ、茶飲料の特性をもつことになって好ましくない。
【0059】
乾燥アロエ粉又は細片:5〜10wt%
次に、コ−ヒ−粉に緑茶を配合すると共に乾燥アロエ粉又は細片を配合し、このアロエの薬効によってまずダイエット効果を達成する。
【0060】
すなわち、アロエにはすでに説明したとおり、下痢、利尿、健胃剤、通経剤のほかに種々の薬効が認められている。これら薬効のうちで主たる、瀉下や通経などの薬効はバルバロイン(又はアロイン)によることも知られている。
【0061】
このところから、本発明は生アロエでなく乾燥アロエを配合する。つまり乾燥の間にゼリ−状部分を除去し緑の皮の部分を配合する。このようにすると、バルバロインによる薬効を充分に発揮できダイエット効果を一層高めることができる。
【0062】
すなわち、アロエ成分は主として緑の皮部分に含まれる植物フェノ−ル系成分(アロイン、バルバロインなど)とゼリ−状部分を中心として含まれる多糖類成分とから成っている。前者の植物フェノ−ル系成分、つまり、バルバロインには鎮静鎮痛、細菌繁殖防止、酸素活性抑制などの作用がある。
【0063】
また、ゼリ−状部分の多糖類系成分には、消化吸収、ケガなどの皮膚組織の再生、血糖値降下、抗ガン、消炎、細胞活性化、殺菌その他の作用がある。
【0064】
このように数多く薬効があるところからアロエは“医者いらず”ともいわれ、日本薬局方制定当初から記録され、消えることなく現在に至っている。
【0065】
この日本薬局方に記録されるアロインのほとんどが緑の皮部分に含まれ、その精製物のバルバロインがきわめて苦い。とくに、アロエというのはアラビア語でずばり「苦い」という意味であることからもわかる。
【0066】
さらに、アロエの葉を折ると、緑の皮の部分から黄色い液汁が出るが、これをちょっとなめただけでも非常に苦いことがわかる。
【0067】
この苦味の成分がバルバロインであり、日本薬局方の規定どおり、下剤、健胃剤、通経剤として認められ、日本以外にアメリカなどの諸外国の薬局方でも認められている。
【0068】
我が国でもこのため、アロエを健康食品や飲料に利用するときには、苦味の強いバルバロインを除去することとなり、緑の皮部分を除去しないときでも多糖類から成るゼリ−部分と一体として利用することとなる。しかしながら、健康食品や飲料でもダイエット効果を目的とする場合にはアロエの本来的薬効を利用する必要がある。
【0069】
本発明では、乾燥することにより有効成分のアロイン(バルバロイン)、アロエシンやそのエステル類を分離してとり出し、これを配合する。このため、乾燥アロエは生のアロエやその抽出液に較べるときわめて苦いものであるから、後記の陳皮の補足又は補薬効果を考慮しても上限は7wt%とし、ダイエット効果を高める上は5wt%以上必要であるから、下限を5wt%とした。
【0070】
陳皮:2〜5wt%
上記のとおり、コ−ヒ−粉に乾燥アロエならびに緑茶の粉又は細片を配合するとともに、陳皮粉又は細片を配合し、さらに、くこ葉又はその粉あるいは細片を配合し、コ−ヒ−を味わすときには、これら配合物から熱湯によりそれぞれの成分を浸出させてコ−ヒ−液をとり出す。このようにコ−ヒ−液をとり出すと、コ−ヒ−、緑茶、アロエの粉又は細片からの各抽出液は陳皮の細片からの抽出液と混合して一体に抽出されるため、とくに、陳皮によってコ−ヒ−、アロエ、緑茶など各成分の薬効は補足されて高められる一方、陳皮そのものの果実的な香りや風味も加えられる。
【0071】
要するに、本発明は、一面において、陳皮がコ−ヒ−、緑茶、アロエに対し補薬的効果を発揮し、それによってダイエット効果をいちぢるしく発揮できることを知見し、それにもとずいて完成したものである。
【0072】
すなわち、陳皮は、我が国ではウンシュウミカンの果皮が用いられ、主成分として精油およびヘスペリジンを含み、このほかにビタミンB1を含んでいる生薬である。精油成分としてはリモネン、テルピネオ−ルと云ったレモン様芳香を発生する精油成分を豊富に含み、胃液の分泌を促して胃腸の動きを強め、腸内ガスを排出させ、さらに、レモン様などの芳香を与えるものである。また、ヘスペリジンはルチンに由来する配糖体であって、それによっての毛細血管収縮作用、毛細血管の抵抗力の向上などがみとめられている。
【0073】
しかし、陳皮はこのような薬効をもっているほかに、コ−ヒ−粉や緑茶、さらにアロエなどにはつぎのとおり補薬的効果をもつ。
【0074】
まず、本発明者は、「四君子湯」は人参、じゅつ(オケラ)、生きょう(ショウガ)、甘草などの生薬が配合されたものであって、この「四君子湯」に陳皮を添加すると、人参の主成分のサポニンに認められる薬効、すなわち、疲労防止および回復、抗ストレス作用、各種機能の低下の抑制などの薬効が一層高められ、じゅつの主成分の精油成分に認められる健胃、利尿などの薬効がさらに高められることに着目した。
【0075】
更に進んで、「二陳湯」は主成分としての半夏、ぶくりょう、甘草、生姜に陳皮を配合されたものである。この「二陳湯」でも主成分の半夏に認められるたんの生滅乃至改善の薬効は、陳皮によってこの薬効は増加することから、「二陳湯」が一切のたん飲、悪心嘔吐、動悸、めまい、胃部のつかえ、消化不良などに適応されている。
【0076】
さらに、胃腸薬として知られる「平胃散」は、びゃくじゅつ、こうぼく、甘草、たいそう、乾きょうが配合されたものであるが、これらの薬湯は陳皮によって高められ強化されている。このため、「平胃散」は胃腸障害、食欲不振、胃部の痞えなどに適用されている。
【0077】
さらに、「ぶくりょう飲」は、ぶくりょう、人参、じゅつ、きじゅつおよび生きょうが生薬として配合され、これに陳皮が配合されたものである。これらも人参などに認められる利水の薬効は陳皮によって強され、たん飲が一切できないときや、胃部膨満して食べることができないときに用いられている。
【0078】
このような陳皮の薬効をみると、陳皮は病気の治りょうに当り病気の本質を見きわめ、主薬の生薬に対し補薬的効果をもって主薬の薬効を一層高めていることがわかった。つまり、ちなみに、瀉薬に対し陳皮を配合すると、瀉薬の瀉下効果はさらに向上し、反対に、升薬に対し陳皮を配合すると、その薬効を高められ、さらに降薬に陳皮を配合すると、降薬の薬効は一層降下する。
【0079】
このところから、本発明者は、コ−ヒ−粉に緑茶やきわめて苦いといわれるアロエの粉末や細片を配合してそれらの利尿、利水、瀉下などの効果によってダイエットを達成しようとするときに、これに陳皮をさらに配合し、陳皮によってこれらの薬効を、ちなみに升薬あるいは降薬に対するものとして充分に発揮できるかどうか研究した。
【0080】
この結果、コ−ヒ−粉や緑茶、さらにアロエなどに対し陳皮が薬効としての作用を充分に発揮できることを確かめた。
【0081】
これに併せて、先にのべたとおり、陳皮自体も芳香性のある精油成分(リモネン、テルピネオ−ル、ピネンなどのテンペン類)によってアロエのバルバロインによる苦味や、緑茶のカテキン類の酸化による渋味なども緩和し、さらに、リモネンなどテンペン類特有な芳香も与えられてコ−ヒ−としてソフトな香りや風味が得られる。
【0082】
なお、陳皮は上記の補薬的効果を達成するのには少なくとも2%は必要であり、あまり多いとコ−ヒ−液としての風味が損なわれるので5%以下とした。
【0083】
くこの葉:2〜5wt%
本発明では、このようにコ−ヒ−粉、アロエ粉および緑茶粉や細片に陳皮を配合し、これら成分の薬効を高める一方、アロエのもつ苦味や緑茶のもつ渋味などを下降させ、ダイエット効果を達成するものであるが、この効果を一層高めるため、くこの葉を配合することもできる。
【0084】
すなわち、クコの葉は切断して陰干し乾燥したもので、その精油成分のルチン、ベタイン、カリウム、カルシウム、ベタイン、ビタミン類などで、血管壁の強化、肝脂肪およびコレストロ−ルの増加抑制、さらに利尿作用などがあって、ダイエット効果促進の上から配合するのは好ましい。
【0085】
ベタインは分子全体として電荷をもたない分子の総称である。これにより、生体内では代謝反応の産物として抗脂肝因子のコリンが産生する。コリンはビタミンに較べると必要量が多く、とくに、ダイエットの上からはなるべく、多く合成され、これによって肝からの脂肪動員を促進するのが好ましい。
【0086】
このところから、本発明ではこのコリンの体内産出に寄与するクコの葉を配合し、併せて利尿作用も高め、ダイエット効果を一層向上させる。
【0087】
また、精油成分のルチンはフラボノ−ル配糖体の一種であり、毛細血管収縮作用および毛細血管の抵抗力を高め、動脈硬化の予防効果を一層向上させる。
【0088】
なお、このようなくこの葉の効果は少なくとも2wt%必要であり、あまり多いと、コ−ヒ−飲料としての特性が損なわれるため、上限を5wt%とした。
【0089】
【発明の効果】
以上のべたとおり、本発明はコ−ヒ−粉を主成分とする配合物を、飲むときの必要な量に分けてパック袋に収納密封し、飲むときには熱湯に浸漬しこのパック袋を介してコ−ヒ−飲料を浸出させて飲むコ−ヒ−パック飲料であって、この配合物としてコ−ヒ−粉のほかに乾燥したアロエと緑茶の粉又は細片を配合し、その上に陳皮の粉又は細片を配合して成るものである。
【0090】
したがって、飲むときにコ−ヒ−液を抽出するため、入れたときの芳じゅんな香りはそのまま保持でき、さらに陳皮の配合によって果実の芳じゅんな香りが加わり、きわめてソフトなものになる。
【0091】
また、陳皮の補薬効果によってアロエの苦味も大巾に緩和でき、コ−ヒ−、アロエ、緑茶の各成分の薬効が高められる。
【0092】
また、アロエとしては乾燥されていることもあって、キダチアロエ又はアロエベラのほかに、薬効の高いケ−プアロエも配合でき、とくに、ダイエット、健胃の薬効の高い緑の皮部分もそのまま配合できる。
【0093】
なお、以上のとおり、混合液に対し、ダイエット、それに伴う利尿、通経その他の目的で所望に応じて上記の成分を混合又は加えることができるが、このほかにも主として利尿、通経などを目的として他に生薬や、植物又は動物の由来物などを、所望に応じて混合又は添加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施例に係るアロエ入りコ−ヒ−パックの平面図である。
【図2】図1の矢視A−A線上からの横断面図である。
【符号の説明】
100 アロエ入りコ−ヒ−パック
101 パック袋
102 配合物[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a coffee pack beverage, in which, in particular, a composition containing coffee powder as a main component is stored and sealed in a pack bag in a quantity necessary for drinking, and is then placed in boiling water for drinking. A coffee-packed beverage which is dipped and drinks by infusing the coffee beverage through the pack bag, wherein the composition comprises, in addition to coffee powder, dried aloe and green tea powder or chips. In addition, a powdered or flaked skin is blended to enhance the diet effect, while losing the aroma of the coffee beverage, and also greatly reducing and alleviating the bitterness of the aloe. suggest.
[0002]
Here, the coffee powder and other compounds will be described mainly with respect to suitable powders or powders. However, besides powders and powders, flakes, fine particles, and even other dry powders can be used. included.
[0003]
[Prior art]
At present, coffee is indispensable at home as well as in offices. In the past, green tea was often served, such as at meetings, but coffee has recently appeared rarely. A scene where coffee vending machines are placed in hallways of companies and the like is often seen.
[0004]
Recently, there is also a coffee shop that states, "Modern people's blood is leaning toward acidity. Neutralize with our original alkaline blended coffee and keep healthy." Has appeared. The role of coffee as a beverage, which has become increasingly westernized with the dietary habits increasing, has become more and more important, and in order to improve physical condition, the coffee itself has a role as a healthy beverage. Is desired.
[0005]
In any case, coffee is now a natural drink, whether regular or instant, permeating people's lives and becoming an indispensable drink in Japan. No other beverage has the aroma or freshness of caffeine produced by fresh coffee. In other words, a cup of coffee to get up in the morning will revitalize the beginning of the day, and coffee time between work will give you a feeling of tightness, and such beverages will be the only alternative. I can't find it.
[0006]
On the other hand, recently, various health foods have been developed for maintenance and promotion of health and are being used by many people. Among them, coffee drinks utilizing the alga and aloe vera of the lily family, for which the medicinal effects have been recognized for a long time, that is, health drinks called so-called aloeco-his have also been proposed. In the field, the so-called diet effect by aloe is used.
[0007]
However, it has long been used as a bitter stomachic and laxative, and its medicinal ingredient barbaroin (a component extracted from one of the main ingredients of aloe) itself is bitter, and bitterness is not sufficiently reduced or eliminated. In this case, the flavor and aroma of the coffee are lost, and the taste is lost, so that the coffee cannot be drunk. For this reason, what can be drunk as aloeco-hi without losing the characteristics as a coffee drink is desired.
[0008]
In Japan, standards such as drugs, their prescriptions, and quality are given by the Japanese Pharmacopoeia. Aloe has been one of the herbal medicines recorded since the establishment of the Japanese Pharmacopoeia. That is, according to the Japanese Pharmacopoeia, aloe is recognized as "aloi and aloe-emodin, which have a medicinal effect such as diarrhea, a stomachic, and a stimulant," which contain components. For this reason, the allo-eco-hi, which is currently proposed, utilizes such components and medicinal effects, and can achieve a diet effect by a stomachic effect and a purgative effect. However, in order to achieve a diet effect by aloe, it is absolutely necessary to essentially remove the adverse effects of barbaloin in the aloe component, that is, severe bitterness. However, there has not yet been proposed any one that essentially eliminates such adverse effects. This is because a certain amount of barbaroin having intense bitterness must be blended in order to achieve the medicinal effects of aloe, as is commonly referred to as "suffering from a good mouth."
[0009]
To explain in more detail, aloe was recorded in the Japanese Pharmacopoeia when it was set (Meiji 19, 1886). Its contents are as stated above without change. After that, research on aloe proceeded to a great extent, and it was found that the ingredients were "aloein and aloe-emodin", but that other medicinal ingredients such as aloetin, aloe-ursin, and arominan were included. In addition, further purification of the initial ingredient, aloin, reveals that barbaroin can be obtained, and that barbaroin has medicinal properties such as laxative stomach medicines and trauma agents. I also found it very bitter.
[0010]
Further, aloe, for example, aloe vera, kidachi aloe or cape aloe, is composed of a green skin part and a jelly-like part, and barbaroin is almost contained in the green skin part. I understood that.
[0011]
For example, when an aloe leaf is folded, a yellow sap comes out from the green skin, but even a little licking it is very bitter. This bitter component is barbaroin, which is currently defined as an aloin in the Japanese Pharmacopoeia, but this barbaroin itself is recognized as a laxative, a stomachic, and a tramenotropic agent. It is also recognized as a drug in the Pharmacopoeia.
[0012]
For this reason, when aloe is used as a compounding agent for a health drink for dieting, the beverage itself becomes absolutely inevitable. Especially when it is mixed with a coffee liquid or the like, the flavor and taste unique to the coffee itself are used. The fragrance is impaired, making it unusable as a coffee beverage.
[0013]
For this reason, besides coffee drinks, even when looking at foods and drinks that are widely proposed or marketed at present, most of them do not contain a strongly bitter green skin part but mainly a jelly part. It is. Therefore, those containing aloe do not utilize the original medicinal effects of aloe, and a diet effect based on the medicinal effects of purging and stomachic cannot be achieved in earnest.
[0014]
In other words, the health foods and beverages containing aloe that are currently sold or proposed do not use the baroloin component of aloe, and use the jelly part composed of polysaccharides. It does not fully utilize the prescribed medicinal effects, by the way, medicinal effects such as laxative stomachic and tramenic (laxative), and the intended dietary effect can be achieved at least inadequately.
[0015]
It should be noted that, from this point of view, in the United States, such health foods and drinks containing aloe are required to indicate that barbaroin has been removed in the United States.
[0016]
Under such circumstances, a processing method using a green skin portion containing barbaroin has recently been proposed. As one example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-30483 discloses that aloe extract contains teas (mainly green tea). A method has been proposed in which the extract is mixed with a beverage such as a coffee extract. That is, in this method, an aloe component extract and a tea extract are mixed with an extract from a coffee powder, and then the mixture is mixed with natural water and boiled to obtain a coffee. A method for producing a beverage.
[0017]
In this method, a coffee extract is extracted from roasted coffee powder by roasting coffee beans, and an aloe component extract and an extract such as green tea are added to the coffee extract. In this method, a mixed liquid is mixed, and the mixed liquid is further diluted with natural water to produce a coffee beverage containing aloe.
[0018]
In this method, the aloe extract is prepared from a jelly-like portion containing almost no barbaroin, and the coffee solution is made bitter and easy to drink even with the addition of the aloe extract, or the portion of the bitter skin is removed. Even if an aloe extract is prepared, the tea extract containing a large amount of catechins such as tannin is added to the extract and diluted with water to reduce the bitterness of aloe, strictly speaking, the bitterness of barbaroin. I have to.
[0019]
However, in the former preparation of aloe solution, despite the fact that it does not contain barbaloin as a stomachic or laxative, it seems as if the aloe barbaroin achieves a diet effect as if it were a quality label. There is a problem. In short, what is referred to as aloe-containing coffee simply by mixing an aloe extract containing no barbalin, which is the main medicinal ingredient, changes the quality, and in particular, hardly contains barbaroin, which is essential for the diet effect. Despite the fact that barbaroin makes it possible to achieve almost no dietary effect due to purgative and gastric effects, it is not preferred to sell it to consumers as a dietary health drink.
[0020]
Further, in the latter preparation of the aloe extract, barbaroin is diluted with water or tea extract to reduce the bitterness, but the bitterness cannot be reduced to a level that can be drunk without hindrance. If it were to be relaxed enough to be taken, barbaroin would also be diluted, and barbaroin would hardly have any medicinal properties.
[0021]
In addition, the tea extract contains catechins that are oxidized, esterified by binding to gallic acid, and astringent taste is produced by the coexistence of amino acids and catechins, causing astringency to become barbaroin bitterness. When they join, they tend to be unsuitable for beverages.
[0022]
If added, the coffee has a savory aroma and flavor generated when it is added, which is also called life as a coffee beverage. It is said that the scent of the coffee extract is a volatile compound, and the scent and flavor are influenced by the degree of roasting of the green coffee beans. However, since the scent itself is volatile, the scent and flavor are undesirably lost if too much time passes from the time of putting (after extraction).
[0023]
It is also said that the lipid (usually about 11 to 15%) contained in beans plays an important role in the aroma and flavor of coffee, and this is decomposed during roasting to become fatty acids. It is also said to bring out the scent and flavor in combination with the ingredients.
[0024]
However, as described above, when an aloe extract or a tea extract is added to the coffee extract, and then water is added to prepare a coffee drink containing aloe, the fatty acids and the like generated during roasting are reduced. Oxidation is not preferred.
[0025]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention aims to solve the above-mentioned drawbacks. Specifically, while adding aloe and green tea leaf dry flakes or powder including green peel to powdered coffee, The present invention proposes a coffee pack containing aloe, which is prepared by mixing small pieces, storing this composition as a content in a filter bag, and packing.
[0026]
[Means for Solving the Problems]
That is, the aloe-containing coffee pack according to the present invention is immersed in hot water at the time of drinking, and the pack bag is immersed in hot water. The required amount is stored and sealed, and in addition to the coffee powder, dry aloe and green tea powder or small pieces are mixed with flour or small pieces as the composition.
[0027]
Further, the dried aloe is referred to as kid aloe or aloe vera, and if necessary, cap aloe.
[0028]
In addition, dry wolfberry leaf powder or flakes are blended as a blend.
[0029]
The content of the coffee powder to be blended is 80 to 95% by weight.
[0030]
In addition, the green tea powder or the small pieces to be blended is blended by 3 to 6% by weight.
[0031]
The aloe powder or flakes to be blended is 5 to 10% by weight.
[0032]
In addition, the powder or flakes of the skin to be blended is 2 to 5% by weight.
[0033]
In addition, the weight or the weight of the wolfberry leaf to be blended is 2 to 5% by weight.
[0034]
The configuration and operation of these means will be further described below with reference to one embodiment shown in FIGS.
[0035]
FIG. 1 is a plan view of a coffee pack containing aloe according to one embodiment of the present invention.
[0036]
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA of FIG.
[0037]
First, in FIGS. 1 and 2, reference numeral 100 indicates a coffee pack containing aloe according to one embodiment of the present invention. The aloe-containing coffee pack 100 comprises a composition 102 containing coffee powder and the like and a pack bag 101 for accommodating the same, as described later.
[0038]
That is, the pack bag 101 is immersed in hot water or the like to extract each component from the composition 102 as a filter, and any material that can penetrate liquid such as hot water and filter component liquid from the composition 102 can be used. It can be made of any material. Further, the shape of the pack bag 101 itself may be a shape usually used as a so-called tea pack or the like, and any shape may be employed, but this shape does not constitute a feature of the present invention.
[0039]
Next, a compound 102 containing coffee powder and the like is stored in a pack bag 101 and packed. With this configuration, as will be described later, the blend 102 contains, in addition to the coffee powder, aloe powder and small pieces mainly composed of green skin portions and green tea leaf powder and small pieces. Nevertheless, the intense bitterness based on barbaloin or the like and the astringency based on the oxidation of catechins in green tea can be alleviated, and the flavor components can be scattered from the coffee powder to taste.
[0040]
That is, when the coffee is added when drinking it, a savory aroma is obtained, which is the advantage of the freshly added coffee. However, the usual canned coffee or the currently proposed aloe-containing coffee, which is obtained by packing a coffee extract or the like in a liquid form, extracts each extract such as the coffee. Sometimes, when these coffee liquids are used, a fragrant fragrance such as coffee when scattered is scattered, and it is almost impossible to keep them. It should be noted that the coffee component should be sufficiently eluted depending on the coffee extraction conditions at the time of drinking, for example, the temperature of hot water at the time of immersing or extracting the coffee pack beverage, and the immersion or extraction time. In some cases, and the desired concentration of the coffee solution may not be obtained. Particularly, it is not preferable when it is desired to drink as so-called iced coffee. In this case, a part of the coffee powder can be replaced with a coffee extract itself or another coffee that has been processed into powder or granules by freeze-drying. Further, in this way, high-concentration coffee powder and granules can be added, and so-called high-tasting and aromatic coffee can be enjoyed.
[0041]
In addition, by drying aloe containing barbaloin as one of the ingredients, it can reduce the bulkiness and bitterness when raw, and the amount of barbaroin eluted can be reduced by the temperature of hot water soaked when drinking. Easy to drink because it can be adjusted by immersion time.
[0042]
In other words, due to the bitterness of aloe and the scavenging effect of barbaroin, eating raw aloe on the skin causes diarrhea, which is a problem. However, as described above, when the composition is formulated as, for example, a dry powder or a strip, the amount of barbaroin leached can be adjusted according to the taste and physical strength of the drinker.
[0043]
Next, the compound 102 filtered by the pack bag 101 is mixed with powder of skin, green tea, aloe powder and fines, as well as finesse of pericarp of unshiu mandarin. The compounding is one feature of the present invention, and these will be described through each compounding component or compounding agent.
[0044]
Coffee powder: 80-95 wt%
First, coffee powder is blended as one of the blends 102 as a main component powder. This is obtained by drying the coffee beans and pulverizing the dried coffee beans. In addition to the above, commercially available instant coffee powders can be blended as needed. When immersing in water and extracting gradually without using hot water, instant coffee powder can be partially incorporated.
[0045]
That is, the raw coffee beans are dried in the sun, the outer skin is removed, and then, for example, roasting is performed at about 200 to 300 ° C. for about 15 to 20 minutes to impart desired gloss and aroma, and milled. To obtain coffee powder.
[0046]
Coffee powder contains a large number of components, but the main components are tannin (4.0 to 6.0 wt%), caffeine (including caffeol, 1.0 to 2.0 wt%), Sugar (1 to 2.0 wt%), fat (13 to 15 wt%), protein (13 to 16 wt%), mineral matter (4 to 6.0 wt%), crude fiber (25 to 35%) The main constituent is caffeine and tannin.
[0047]
Among these components, one of the main components of coffee is caffeine, a nitrogen-containing plant base, which stimulates the brain, muscles and the like to cause an excitatory effect, and has effects such as diuresis and intense heart. In particular, it has an extremely strong stimulating effect and diuretic effect compared to alkaloids (theophylline) present in tea leaves.
[0048]
From this point of view, as a diet beverage, it is desirable to mix as much coffee powder as possible to enhance the diet effect without losing the characteristics of the coffee beverage. Therefore, it is necessary to mix the coffee powder with at least 80% or more. On the other hand, when the content exceeds 95%, the amount of other component powders and small pieces required as a diet beverage becomes small, so that a desired diet effect cannot be achieved.
[0049]
Also, a relatively large amount of lipid content in the coffee powder is broken down into fatty acids during roasting. This fatty acid combines with other ingredients to create a coffee flavor. From this viewpoint, the coffee powder must be at least 80% or more.
[0050]
Green tea: 3-6%
Next, green tea is mixed with the coffee powder. This green tea is dried by stopping the fermentation by the oxidase contained in the tea leaves, and is distinguished from black tea fermented by the oxidase or U-long tea that stops fermentation by the oxidase in the middle, This is called Japanese tea.
[0051]
In the case of this green tea, the components of the tea leaves remain without being oxidized as compared with black tea and Wurong tea, and the leaf components include other oxidizing enzymes such as polyphenol oxidase as organic components. 20-30% protein, 1-4% organic amino acids such as theanine, 3-5% caffeine and other alkaloids, 20-35% catechins (such as tannins) and other polyphenols, 7% pectin and other carbohydrates Before and after, containing 3% or less of organic acid, 8% or less of fat, 1% or less of pigments such as chlorophyll, and 0.6 to 1.0% of vitamins, and 2 to 4% of a water-soluble substance and an insoluble substance as inorganic components Contains 1.5-3%.
[0052]
As described above, catechins belonging to polyphenols are the most abundant, and include amino acids such as theanine and caffeine alkaloids such as theophylline as taste components. For this reason, the medicinal properties and properties of green tea are influenced by the adjustment of the action of the catechin oxidase, for example, polyphenol oxidase.
[0053]
In this regard, green tea inactivates oxidases during the manufacturing process, so the percentage of catechins oxidized is low, but catechins contained in second leaves etc. are gallic acid contained as one of the constituents (E.g., epicatechin, epicatechin gallate, epigallocatechin, epigallocatechin gallate) in association with (gallic acid).
[0054]
For this reason, since it is contained as such a catechin, astringency is good. Furthermore, amino acids such as theanine produced in the roots are carried to leaves through the stakes and oxidized to catechin when exposed to sunlight, so that the sweetness and the unique taste of tea are lost, leaving a strong astringency.
[0055]
However, although such catechins have excellent medicinal effects, green tea has the medicinal effects of wakefulness, cerebral stimulation, diuresis, antioxidation, suppression of fat absorption, and reduction of cholesterol. Balance adjustment, blood pressure lowering action, maintenance of vascular wall permeability, anticancer properties, etc. are recognized.
[0056]
From this viewpoint, it is desirable to increase the amount of green tea as much as possible when dieting is intended. However, as described above, while the amino acids of the taste components contained in green tea are decomposed, catechins are often ester-type with a lot of astringency, and the bitterness of raw tea is further added thereto.
[0057]
For this reason, when this is mixed with coffee powder to extract the coffee liquid, the original taste and flavor of the coffee are easily impaired. For this reason, the upper limit of the blending amount of green tea powder was set to 6%, and the lower limit was set to 3% in order to effectively use the diet effect of catechins in green tea.
[0058]
In addition, green tea contains caffeine-based alkaloids as well as coffee powder, but rather more than coffee powder. However, alkaloids contained in green tea are strictly distinguished from caffeine, such as theophylline and theobromine, and the number of methyl groups is one or two less than caffeine, and lipophilicity is weakened . For this reason, these alkaloids have a weak effect of dissolving in the brain when circulating through the blood in the absorption system, and have relatively weak central use (such as hallucinations). From this point of view, it can be said that it is preferable to mix green tea as much as possible and to utilize the medicinal properties of the catechins, but it has astringent and bitter tastes. Is lost, and rather has the properties of a tea beverage, which is not preferred.
[0059]
Dried aloe powder or flakes: 5-10 wt%
Next, green tea is blended with the coffee powder and dried aloe flour or flakes are blended, and a diet effect is first achieved by the medicinal effect of the aloe.
[0060]
That is, as described above, aloe has various medicinal effects in addition to diarrhea, diuresis, a stomachic, and a rectifier. It is also known that the main effects of these drugs, such as purgation and menstruation, are due to barbaroin (or aloin).
[0061]
From this point, the present invention incorporates dry aloe rather than raw aloe. That is, the jelly-like portion is removed during drying, and the green skin portion is blended. By doing so, the medicinal effects of barbaroin can be sufficiently exerted, and the diet effect can be further enhanced.
[0062]
That is, the aloe component is mainly composed of a plant phenol-based component (aloi, barbaroin, etc.) contained in the green skin portion and a polysaccharide component mainly contained in the jelly-like portion. The former plant phenolic component, ie, barbaloin, has effects such as sedation and analgesia, prevention of bacterial growth, and suppression of oxygen activity.
[0063]
In addition, the polysaccharide-based component in the jelly-like portion has effects such as digestion and absorption, regeneration of skin tissue such as injuries, blood sugar level lowering, anticancer, anti-inflammation, cell activation, sterilization and the like.
[0064]
Aloe is said to be "doctor-free" because of its many medicinal properties, and has been recorded since the establishment of the Japanese Pharmacopoeia, and has remained unchanged.
[0065]
Most of the aloin recorded in the Japanese Pharmacopoeia is contained in the green skin, and its purified barbaroin is extremely bitter. In particular, it can be seen that aloe means "bitter" in Arabic.
[0066]
Furthermore, when the aloe leaf is broken, a yellow sap comes out from the green skin, and it can be seen that even a slight lick of this sap is very bitter.
[0067]
The component of this bitterness is barbaroin, which is recognized as a laxative, a stomachic, and a laxative as prescribed by the Japanese Pharmacopoeia, and is also recognized in pharmacopeias other than Japan, such as the United States.
[0068]
For this reason, even in Japan, when aloe is used in health foods and beverages, it is necessary to remove the highly bitter barbaroin, and to use the aloe as a jelly part composed of polysaccharides even when the green skin is not removed. Become. However, in the case of health foods and beverages, if it is intended to achieve a diet effect, it is necessary to utilize the inherent medicinal effects of aloe.
[0069]
In the present invention, the active ingredients aloin (barbaroin), aloesin and its esters are separated and taken out by drying, and then mixed. For this reason, dry aloe is extremely bitter compared to raw aloe or its extract, so the upper limit is 7 wt% even in consideration of the supplementation or supplementary effect of the skin as described below, and 5 wt% is required to enhance the diet effect. % Is required, so the lower limit was set to 5 wt%.
[0070]
Chen: 2-5 wt%
As described above, the dry aloe and green tea powder or fine pieces are mixed with the coffee powder, the skin powder or fine pieces are further mixed, and the koko leaf or its powder or fine pieces are further mixed. When taste is tasted, coffee components are leached from these blends with boiling water to take out a coffee solution. When the coffee liquid is taken out in this way, the respective extracts from the coffee, green tea, aloe powder or flakes are mixed with the extract from the rind flakes to be integrally extracted. In particular, while the medicinal properties of each component such as coffee, aloe and green tea are supplemented and enhanced by the skin, the fruity aroma and flavor of the skin itself are also added.
[0071]
In short, the present invention, on the one hand, has found that Chen has an adjuvant effect on coffee, green tea, and aloe, thereby achieving a great dieting effect. It was done.
[0072]
In other words, in Japan, the skin of Japanese persimmon is used as the skin, containing essential oils and hesperidin as the main components, and vitamin B 1 It is a crude drug that contains. The essential oils are rich in essential oils such as limonene and terpineol, which generate lemon-like fragrances, promote secretion of gastric juice, enhance gastrointestinal movements, discharge gas in the intestines, It gives fragrance. In addition, hesperidin is a glycoside derived from rutin, and it has been found that it has a capillary-constricting action and an improvement in the resistance of capillaries.
[0073]
However, in addition to having such a medicinal effect, Chen has an adjuvant effect for coffee powder, green tea, and aloe as follows.
[0074]
First, the inventor of the present invention states that "Shikunshiyu" is a mixture of crude drugs such as ginseng, jutsu (okera), livelihood (ginger), and licorice. The medicinal effects observed in saponin, the main component of ginseng, are further enhanced, such as anti-fatigue and recovery, anti-stress effects, and suppression of various functions, and the stomach and diuresis found in the essential oil components of the main component. We focused on that the medicinal effects such as can be further enhanced.
[0075]
Going further, "Nicheng-yu" is a mixture of Chen-chi, a half-summer, bakuryo, licorice, and ginger as the main components. The medicinal effects of the death or improvement of sputum, which is also recognized in the midsummer of the main component in this "Nishin-to", is because this medicinal effect is increased by the skin, so that "Nichin-to" can be used for any kind of drinking, nausea and vomiting, palpitations, It is indicated for dizziness, stomach stomach, and indigestion.
[0076]
In addition, "Hiragasan", which is known as a gastrointestinal drug, contains a mixture of syrup, liquorice, licorice, rosacea, and dried syrup, and these hot springs are enhanced and strengthened by skin. For this reason, "Hiragasan" is applied to gastrointestinal disorders, anorexia, burning of the stomach, and the like.
[0077]
Further, "Bukuryo Drink" is a product in which Bakuryo, carrot, jujube, kijutsu, and gyoza are blended as crude drugs, and this is blended with skin. The medicinal properties of water used in ginseng are also enhanced by the skin, and are used when it is not possible to drink at all or when the stomach is swollen and cannot be eaten.
[0078]
Examining the medicinal properties of such skin, it was found that Chen skin was able to cure the disease, determine the essence of the disease, and further enhance the efficacy of the main drug with an adjuvant effect on the crude drug. In other words, if you add a skin to a diarrhea, the laxative effect of the diarrhea will be further improved. Conversely, if you add a skin to a shochu, you can increase its medicinal effect. The medicinal effect of is further reduced.
[0079]
From this point of view, the inventor of the present invention has tried to achieve a diet by mixing green tea or aloe powder or flakes, which are said to be extremely bitter, with the coffee powder and effecting such diuresis, water use, and scavenging. It was further studied whether or not these drugs could be fully used as a drug for escalating or dispensing drugs by adding skin to them.
[0080]
As a result, it was confirmed that the skin could sufficiently exert a medicinal effect on coffee powder, green tea, and aloe.
[0081]
At the same time, as mentioned earlier, the skin itself is also bitter due to aloe barbaroin due to aromatic essential oil components (tempenes such as limonene, terpineol, and pinene), and the astringency due to oxidation of catechins in green tea. Taste and the like are alleviated, and aroma peculiar to tenpenes such as limonene is also given, so that a soft aroma and flavor can be obtained as coffee.
[0082]
In order to achieve the above-mentioned adjuvant effect, the skin must be at least 2%. If the amount is too large, the flavor of the coffee liquid is impaired.
[0083]
Mushroom leaf: 2-5 wt%
In the present invention, coffee flour, aloe powder, green tea powder and green tea powder are mixed with skin as described above to enhance the medicinal effects of these components, while reducing the bitterness of aloe and the astringency of green tea, A diet effect is achieved, but to further enhance the effect, citrus leaves can be added.
[0084]
In other words, wolfberry leaves are cut and dried in the shade, and the essential oil components rutin, betaine, potassium, calcium, betaine, vitamins, etc. are used to strengthen the vascular wall, suppress increase in hepatic fat and cholesterol, and It has a diuretic effect and is preferably added in view of promoting the diet effect.
[0085]
Betaine is a generic term for molecules that have no charge as a whole molecule. As a result, in vivo, choline, an anti-fatty liver factor, is produced as a product of a metabolic reaction. Choline is required in a larger amount than vitamins, and it is particularly preferable that choline is synthesized as much as possible on a diet, thereby promoting fat mobilization from the liver.
[0086]
In view of this, in the present invention, wolfberry leaves that contribute to the production of choline in the body are added, the diuretic effect is also increased, and the diet effect is further improved.
[0087]
Rutin, an essential oil component, is a kind of flavonol glycoside and enhances the capillary contraction action and the resistance of the capillaries, further improving the effect of preventing arteriosclerosis.
[0088]
In addition, the effect of this leaf is required at least 2 wt%, and if it is too much, the characteristics as a coffee beverage are impaired. Therefore, the upper limit is set to 5 wt%.
[0089]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the composition containing coffee powder as a main component is stored in a pack bag and sealed in a necessary amount for drinking, immersed in hot water for drinking, and passed through the pack bag. A coffee-packed beverage in which a coffee beverage is infused to be drunk, wherein the composition contains, in addition to coffee powder, dried aloe and green tea powder or small pieces, and a skin on it. And fine particles of the same.
[0090]
Therefore, since the coffee liquid is extracted at the time of drinking, the fragrant scent when it is added can be kept as it is, and the fragrance of the fruit is added by the addition of the skin to make it very soft.
[0091]
In addition, the bitterness of aloe can be greatly reduced by the supplementary effect of the skin, and the medicinal effects of the components of coffee, aloe and green tea can be enhanced.
[0092]
Also, since the aloe is dried, in addition to Kidachi aloe or aloe vera, highly medicinal cap aloe can be blended, and in particular, a highly medicinal green skin portion of diet and stomachic can be blended as it is.
[0093]
In addition, as described above, the above components can be mixed or added to the mixed solution as desired for diet, accompanying diuresis, transit, and other purposes. For the purpose, a crude drug, a plant or animal-derived product or the like can be mixed or added as desired.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a coffee pack containing aloe according to one embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA of FIG.
[Explanation of symbols]
100 Coffee Pack with Aloe
101 pack bag
102 Formulation