JP2004349855A - 符号化装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】符号化装置はメモリ1、フレーム間の差分を求める差分器2、メモリ1の出力と差分器2の出力を選択するセレクタ3、DCT演算器4、量子化処理を行う量子化器5、可変長符号化部6、可変長符号化されたデータを保存するバッファ7、逆量子化処理を行う逆量子化器8、逆DCT演算器9、フレーム間の加算を行うフレーム加算器10、逆DCT演算器9の出力とフレーム加算器10の出力を選択するセレクタ11、イントラ符号化かインター符号化の判定を行うイントラ/インター判定部12、動き補償予測を行う動き補償予測部13、参照画像を保持するフレームメモリ14、バッファ7のバッファ量に応じて量子化器5を制御する量子化制御部15、フレームベクトル優先判定部16を備える。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像の符号化における動き予測ベクトルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の情報機器は、膨大な画像情報を扱うことが多くなってきており、これに伴いそれらの画像データを処理する、より高速で大規模な回路や大容量のメモリを必要としている。この膨大な画像情報の処理負担を低減するための手段として符号化技術、画像圧縮技術が活用されており、その代表的なものとして例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)がある。また、それら符号化技術、画像圧縮技術に関する技術的提案、実用化は種々なされているところである(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
さて、MPEGのひとつであるMPEG−2による符号化においては、動きベクトル情報量とDCT(Discrete Cosine Transform)係数情報量が情報量の大部分を占める。IピクチャではDCT係数に関する情報量のみであり、Pピクチャ、Bピクチャは動きベクトルに関する情報量とDCT係数に関する情報量の両者が存在する。また、一般的にはBピクチャは両方向予測を行うためにベクトルの本数が多くなり、Pピクチャに比べて動きベクトルに関する情報量は多い。
【0004】
MPEG−2においてフレーム構造で符号化を行うときは、フレーム動き補償予測、フィールド動き補償予測、デュアルプライム予測の3種類をマクロブロックごとに選択することができる。フレーム動き補償予測においては、伝送されるベクトルの1つの符号化ブロック(MPEG−2では「マクロブロック」と称す)につき予測方向あたり1つである。また、フィールド動き補償予測では、伝送されるベクトルの1つのマクロブロックにつき予測方向あたり2つである。デュアルプライム予測では、伝送されるベクトルは1つのマクロブロックにつき基本ベクトルが1つとビット数の少ないデュアルプライムベクトルが1つである。
【0005】
また、フィールド構造で符号化を行うとき、フィールド動き補償予測、16×8動き補償予測、デュアルプライム予測の3種類をマクロブロックごとに選択することができる。フィールド動き補償予測においては、伝送されるベクトルは1つのマクロブロックにつき予測方向あたり1つである。16×8動き補償予測では、伝送されるベクトルは1つのマクロブロックにつき予測方向あたり2つである。デュアルプライム予測では、伝送されるベクトルは1つのマクロブロックにつき基本ベクトルが1つとビット数の少ないデュアルプライムベクトルが1つである。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−10270号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
同じ画像を同じピクチャの符号化タイプで符号化した場合、動きベクトル情報量は伝送レートが変わってもそれほど変化はしない。また、一般的な符号化においては、DCT係数情報量は、そのフレームに割り当てられる情報量から動きベクトル情報量を差し引いたものになる。従って、動きベクトル情報量とDCT係数情報量の割合は、伝送レートが低ければ低いほど、動きベクトル情報量は相対的に大きくなる。即ち、低い伝送レートのときには、DCT係数に割り当てることのできる情報量は非常に小さくなり、これがBピクチャの場合にはさらに小さくなる。従って、画像によっては画質の劣化を招くことになるという課題があった。
【0008】
また、Bピクチャを使用することができる符号化において、画像に応じてPピクチャまたはIピクチャの間隔を適応的に変更し、Bピクチャをあえて使用しないで符号化を行うことは、DCT係数に割り当てることのできる情報量を増加させ、一連の画像全体の符号化効率を向上させるという点において有効な方法である。しかしながら、さらに伝送レートが低くなった場合、Bピクチャを使用しない符号化、即ち、IピクチャとPピクチャのみの符号化においても、Pピクチャの情報量のなかで動きベクトル情報量の占める割合は大きくなる。その結果、DCT係数に割り当てることのできる情報量が不足し、やはり画質の劣化を招くことになり、また、IピクチャはPピクチャよりも非常に多くの情報量を必要とするため、Iピクチャのみを使用した符号化でもやはり画質の劣化を招くことになるという課題があった。
【0009】
この発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、動きベクトル情報量に基づき、動き補償予測のモードの優先的な選択を行うことにより、動きベクトルに費やされる情報量を小さくし、画質の劣化を防ぐ符号化装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る符号化装置は、入力された画像の全ての符号化ブロックについて、フレーム内符号化を行うIピクチャ、入力された画像の各符号化ブロックごとにフレーム内符号化と前方向予測の符号化を選択できるPピクチャ、入力された画像の各符号化ブロックごとにフレーム内符号化と前方向予測、後方向予測、両方向予測の符号化を選択できるBピクチャのいずれかにより符号化を行い、またPピクチャにおける前方向予測、Bピクチャにおける前方向予測、後方向予測、両方向予測のいずれの予測においてもフレームベースの予測、フィールドベースの予測、符号化ブロックを分割した小ブロックによる予測を、符号化ブロックごとに選択できるモードを有する符号化方式の符号化装置において、符号化ブロックごとに選択できるモードのなかで、所定のモードを優先して選択することができるモード選択手段を備えたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明に係る符号化装置の実施の一形態について説明する。
実施の形態1.
実施の形態1に係る符号化装置について図1および図2を参照して説明する。なお、図1は実施の形態1に係る符号化装置の構成を示すブロック図であり、図2はこの符号化装置のフレームベクトル優先/非優先制御についての概要を示す図である。
【0012】
この符号化装置は、入力された画像に対して1回のみの符号化を行う符号化装置についての例であり、符号化ストラクチャはフレームの場合である。また、バッファと動き補償予測部から動きベクトル情報量とフレーム当たりの総発生情報量が入力されるものとする。
【0013】
実施の形態1に係る符号化装置は図1に示すように、メモリ1、フレーム間の差分を求める差分器2、メモリ1の出力と差分器2の出力を選択するセレクタ3、離散コサイン変換を行うDCT演算器4、量子化処理を行う量子化器5、量子化結果などを可変長符号に変換する可変長符号化部6、可変長符号化されたビットストリームデータを一時的に保存するバッファ7、逆量子化処理を行う逆量子化器8、離散コサイン変換を行う逆DCT演算器9、フレーム間の加算を行うフレーム加算器10、逆DCT演算器9の出力とフレーム加算器10の出力を選択するセレクタ11、イントラ(フレーム内)符号化かインター(フレーム間)符号化の判定を行うイントラ/インター判定部12、動き補償予測を行う動き補償予測部13、動き補償予測のための参照画像を保持するフレームメモリ14、バッファ7のバッファ量に応じて量子化器5を制御する量子化制御部15、フレームベクトル優先判定部16を備えて構成される。
【0014】
イントラ/インター判定部12において、動き補償予測された結果と、入力符号化ブロックとを比較してイントラ(フレーム内)符号化か、インター(フレーム間)符号化かの判定を行う。符号化対象ピクチャがIピクチャの場合はイントラ符号化を選択する。イントラ/インター判定部12による判定結果に基づき、差分器2でフレーム間差分された画像か、メモリ1からの入力符号化ブロックそのものかをセレクタ3で選択する。セレクタ3の出力はDCT演算器4でDCT係数に変換され、量子化器5で量子化処理が行われる。
【0015】
量子化された結果は可変長符号化部6で可変長符号に変換されバッファ7に保持される。バッファ7から外部にはビットストリームを出力する。また、量子化された結果は逆量子化器8で逆量子化処理が行われ、逆DCT演算器9で逆DCT演算が行われる。セレクタ11はイントラ/インター判定部12の結果により、逆DCT演算器9の出力およびフレーム加算器10でフレーム加算された結果出力とから何れか一方の出力を選択する。セレクタ11により選択された出力はフレームメモリ14に保持され、つぎの符号化フレームの動き補償予測の参照画像として使用される。
【0016】
量子化制御部15はバッファ7に保持されているバッファ量に応じて、量子化器5を制御することにより、バッファ量がオーバーフローやアンダーフローを起こさないようにしている。
【0017】
フレームベクトル優先判定部16は入力された動きベクトル情報量とフレーム当たりの総発生情報量との割合からフレームベクトル優先の指示を動き補償予測部13に対して出力する。動き補償予測部13はフレームベクトル優先指示が入力された場合、例えば、動き補償予測の各モードの評価値による最適ベクトルの選択を行う場合に、フレームベクトルの評価値から所定値を減算するなどの操作を行い、フレームベクトルが選択されやすくする。動き補償予測の各モードの評価値としては、符号化ブロックと参照ブロックとの画素間の差分絶対値和、差分二乗和などが一般的である。
【0018】
つぎにフレームごとのフレームベクトル優先/非優先の制御について説明する。図2に示すように、第1フレームから第6のフレームまでがフレームベクトル優先制御を行わなかったときに、動きベクトル情報量が多い期間であり、第7フレームから第12フレームまでがフレームベクトル優先制御を行わなかったとしても、動きベクトル情報量が少ない期間である。フレーム番号の下はピクチャコーディングタイプを表している。
【0019】
第2フレームにおける符号化が終了した時点で、第2フレーム全体の発生情報量に対する動きベクトル情報量の占める割合が予め決めた閾値αよりも大きかった場合、フレームベクトル優先判定部16はフレームベクトル優先の指示を動き補償予測部13に対して出力する。フレームベクトル優先を行うとフレーム全体の発生情報量に占める動きベクトル情報量の割合は下がる。
【0020】
フレームベクトル優先制御を継続したままで、動きベクトル情報量の少ない第7フレームの符号化を行ったときには、第7フレーム全体の発生情報量に対する動きベクトル情報量の占める割合はさらに低下することになる。このときの割合が所定の閾値βよりも小さくなったときに、フレームベクトル優先判定部16はフレームベクトル優先の指示の解除を動き補償予測部13に対して出力する。その結果、第8フレーム以降は通常の制御に戻ることになる。
【0021】
このように、動きベクトル情報量のフレーム全体の情報量に占める割合をもとに、フレームベクトル優先制御を行い、伝送するベクトルの数を減らすことで、ベクトルに費やされる情報量を低減することができる。また、低減した情報量を他の部分に割り振ることで、全体として画質の向上が期待できる。また、この実施の形態1における制御はフレーム間予測を行うPピクチャ、Bピクチャの両者に適用することが可能となるものである。
【0022】
Bピクチャの場合には、フレームベクトル優先による動きベクトル情報量の削減以外に、両方向予測の制限、即ち、前方向予測あるいは後方向予測を優先的に選択することで動きベクトル情報量の削減も可能である。
【0023】
また、この実施の形態1ではフレームストラクチャによる符号化の例を示したが、フィールドストラクチャによる符号化にも適用可能である。その場合には、フィールドベクトルを優先させる制御を行うことにより、同じ効果が得られるものである。
【0024】
実施の形態2.
実施の形態2に係る符号化装置について図3を参照して説明する。なお、図3は実施の形態2に係る符号化装置の構成を示すブロック図である。
【0025】
この実施の形態2は入力された画像に対して符号化を2回行う符号化装置についての例であって、1回目の符号化は2回目の符号化を行うときの制御用の情報を得ることを目的としたものである。また、符号化ストラクチャはフレームの場合である。なお、この実施の形態2の符号化装置は1次符号化部20と2次符号化部21からなり、各構成要素の符号1から符号16までは実施の形態1で説明したことと同様であり、これらに関する説明は省略する。
【0026】
1次符号化部20におけるバッファ7から外部に対してビットストリームは出力せず、また、1次符号化部20では動き補償予測においてフレームベクトル優先制御を行わない通常の制御を行う。1次符号化部20と2次符号化部21に同一の画像が入力されるが、2次符号化部21における符号化は1次符号化部20において符号化が終了した画像に対して行うものである。即ち、2次符号化部21に同一の画像が入力されるが、2次符号化部21における符号化は1次符号化部20において符号化が終了した画像に対して行う。
【0027】
2次符号化部21におけるメモリ1の遅延量を1次符号化部20のメモリ1の遅延量よりも大きくすることにより、同一フレームに対する符号化を2次符号化部21よりも先に1次符号化部20で行うことになる。その結果、2次符号化部21において所定のフレームの符号化を行うときには、そのフレームに対してフレームベクトル優先を行わないで符号化を行ったときの動きベクトル情報量などの情報は1次符号化部20から得られることになる。
【0028】
図3では、1次符号化部20のバッファ7からの出力と、動き補償予測部13から出力される動きベクトル情報量およびフレーム全体の総情報量が2次符号化部21のフレームベクトル優先判定部16に入力される。フレームベクトル優先判定部16ではフレームベクトル優先を行うか否かを判定する。判定の方法については実施の形態1で説明したことと同様である。実施の形態1においては、フレームベクトル優先が判定されたフレームの次のフレームから適用されるのに対し、実施の形態2においては、判定されたフレーム自体に適用することが可能となる。
【0029】
上述したことはフレーム間予測を行うPピクチャとBピクチャの両方に適用が可能である。また、Bピクチャにおいてはフレーム優先以外に予測方向の限定が行え、さらに、実施の形態2の符合化はフィールドストラクチャにも適用できるものである。
【0030】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、動きベクトル情報量のフレーム全体の情報量に占める割合に基づき、フレームベクトル優先制御を行い、伝送するベクトルの数を減らすことで、ベクトルに費やされる情報量を低減することができる。また、低減した情報量を他の部分に割り振ることで、全体として画質の向上を図ることが可能となる。また、この実施の形態1における制御はフレーム間予測を行うPピクチャ、Bピクチャの両者に適用することも可能となるものである。
【0031】
また、Bピクチャの場合には、フレームベクトル優先による動きベクトル情報量の削減以外に、両方向予測の制限、即ち、前方向予測あるいは後方向予測を優先的に選択することで動きベクトル情報量の削減も可能となるものである。
【0032】
さらに、フレームストラクチャによる符号化に限らず、フィールドストラクチャによる符号化にも適用可能である。その場合には、フィールドベクトルを優先させる制御を行うことにより、フレームストラクチャによる符号化と同様の効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る画像符号化装置の構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1の画像符号化装置のフレームベクトル優先/非優先制御についての概要を示す図である。
【図3】この発明の実施の形態2に係る画像符号化装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 メモリ、2 差分器、3,11 セレクタ(モード選択手段)、4 DCT演算器、5 量子化器、6 可変長符号化部、7 バッファ、8 逆量子化器、9 逆DCT演算器、10 加算器、12 イントラ/インター判定部(モード決定手段)、13 動き補償予測部、14 フレームメモリ、15 量子化制御部、16 フレームベクトル優先判定部、20 1次符号化部、21 2次符号化部。
Claims (13)
- 入力された画像の全ての符号化ブロックについて、フレーム内符号化を行うIピクチャ、入力された画像の各符号化ブロックごとにフレーム内符号化と前方向予測の符号化を選択できるPピクチャ、入力された画像の各符号化ブロックごとにフレーム内符号化と前方向予測、後方向予測、両方向予測の符号化を選択できるBピクチャのいずれかにより符号化を行い、またPピクチャにおける前方向予測、Bピクチャにおける前方向予測、後方向予測、両方向予測のいずれの予測においてもフレームベースの予測、フィールドベースの予測、符号化ブロックを分割した小ブロックによる予測を、符号化ブロックごとに選択できるモードを有する符号化装置において、
前記符号化ブロックごとに選択できるモードのなかで、所定のモードを優先して選択することができるモード選択手段を備えたことを特徴とする符号化装置。 - 符号化ブロックごとに所定のモードを優先して選択するためのパラメータを入力するパラメータ入力手段を備えることを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
- パラメータ入力手段は、符号化を行った結果の動きベクトルに要した情報量に基づく入力手段であることを特徴とする請求項2記載の符号化装置。
- 入力された画像に対して1回の符号化のみを行う符号化装置であって、既に符号化の終了したピクチャの動きベクトルに要した情報量とピクチャあたりの総情報量とに基づき、動き補償予測におけるモードの優先を決定するモード決定手段を備えることを特徴とする請求項2記載の符号化装置。
- フレームストラクチャで符号化を行っている場合に、動き補償予測において優先されるモードはフレームベクトルであることを特徴とする請求項4記載の符号化装置。
- フィールドストラクチャで符号化を行っている場合に、動き補償予測において優先されるモードがフィールドベクトルであることを特徴とする請求項4記載の符号化装置。
- Bピクチャの符号化を行う場合に、動き補償予測において優先されるモードが前方向予測であることを特徴とする請求項4記載の符号化装置。
- Bピクチャの符号化を行う場合に、動き補償予測において優先されるモードが後方向予測であることを特徴とする請求項4記載の符号化装置。
- 入力された画像に対して1回目の符号化を行い、所定時間の後に同一画像に対して2回目の符号化を行う符号化装置であって、1回目の符号化によって得られるピクチャ単位の動きベクトルに費やされる情報量と動きベクトルに費やされる情報量を含む全体の情報量に基づき、2回目の符号化における動き補償予測のモードの優先を決定するモード決定手段を備えることを特徴とする請求項2記載の符号化装置。
- 2回目の符号化は、フレームストラクチャで符号化を行っている場合に、動き補償予測において優先されるモードはフレームベクトルであることを特徴とする請求項9記載の符号化装置。
- 2回目の符号化は、フィールドストラクチャで符号化を行っている場合に、動き補償予測において優先されるモードはフィールドベクトルであることを特徴とする請求項9記載の符号化装置。
- 2回目の符号化でBピクチャの符号化を行う場合に、動き補償予測において優先されるモードは前方向予測であることを特徴とする請求項9記載の符号化装置。
- 2回目の符号化でBピクチャの符号化を行う場合に、動き補償予測において優先されるモードは後方向予測であることを特徴とする請求項9記載の符号化装置。
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2003
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