JP2004348880A - Optical recording medium - Google Patents

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徹 八代
Tatsuo Kenjo
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a single-sided two layered recording and reproducing type optical recording medium wherein satisfactory recording signal characteristics are obtained also from a second recording layer. <P>SOLUTION: In the optical recording medium wherein a first substrate formed by successively forming a first recording layer consisting essentially of organic dye and a first reflection layer on the surface thereof and having a guide groove, and a second substrate formed by successively forming a second reflection layer, a second recording layer consisting essentially of organic dye and an inorganic protective layer on the surface thereof and having a guide groove, are stuck to each other via an organic transparent intermediate layer so that the surfaces of the substrates face outside and recording and reproduction of signal information formed in the first and the second recording layers are performed from the side of the surface of the first substrate, the guide groove of the second substrate has 200 to 600 Å depth, the light absorption spectrum of the second recording layer has 580 to 620 nm maximum absorption wavelength and absorbance at the maximum absorption wavelength is 1.5 to 2.0. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、片面2層記録再生タイプの光記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
読み出し専用のDVD(デジタルバーサタイルディスク)などの光記録媒体に加えて、記録可能なDVD(DVD+RW、DVD+R、DVD−R、DVD−RW、DVD−RAMなど)が実用化されている。このDVD+R、DVD+RWなどは、従来の記録可能なCD−R、CD−RW(記録型コンパクトディスク)技術の延長線上に位置するもので、再生専用DVDとの再生互換性を確保するために、記録密度(トラックピッチ、信号マーク長)と基板の厚さがCD条件からDVD条件に合うように設計されている。例えばDVD+Rでは、CD−Rと同様に、基板上に色素をスピンコーティングして光記録層を設け、その背後に金属反射層を設けた情報記録用基板を、貼り合せ材を介して同形状の基板と貼り合せるという構成が採用されている。この場合、光記録層としては色素系材料が用いられる。CD−RはCDの規格を満足する高反射率(65%)を有することが特徴の一つであるが、上記構成において高反射率を得るためには、光記録層が記録再生光波長で特定の複素屈折率を満足する必要があり、色素の光吸収特性が適していたからである。これはDVDでも同様である。
【0003】
ところで、読み出し専用DVDでは、記録容量を増大させるために2層の記録層を有するものが提案されている。図2は、このような2層の記録層を有するDVDの層構造を示す断面図である。第1の基板1と第2の基板2は、紫外線硬化樹脂から形成された透明中間層5′を挟むことにより貼り合わされている。第1の基板の内側の面には、第1の記録層3が形成されており、第2の基板の内側の面には第2の記録層4が形成されている。第1の記録層は誘電体膜を用いて半透明膜として形成されている。第2の記録層は金属膜などからなり反射膜として形成されている。第1の記録層には凸凹状の記録マークが形成され、再生用レーザー光を反射・干渉する効果により記録信号を読み取る。2つの記録層から信号を読み取るため、最大8.5GB程度の記憶容量が得られる。また、第1、第2の基板の厚みはそれぞれ約0.6mmであり、透明中間層の厚みは約50μmである。第1の記録層となる半透明膜は、その反射率が30%程度となるように形成されており、第2の記録層を再生するために照射されるレーザー光は第1の記録層で全光量の約30%が反射して減衰したのち、第2の記録層の反射膜で反射し、更に第1の記録層で減衰を受けた後、ディスクから出ていく。再生光であるレーザー光を第1の記録層又は第2の記録層上に焦点が来るように絞り、反射光を検出すれば、それぞれの記録層の信号を再生することができる。なお、DVDの場合の記録再生に用いるレーザー光波長は約650nmである。
【0004】
しかし、上記の記録可能なDVD、DVD+R、DVD−R、DVD+RWなどでは、片面から読み取れる記録層が一層のものしかなく、これらの光記録媒体でより大きな記憶容量を得るためには、両面から再生する構造にする必要があった。その理由は、片面2層記録再生タイプの光記録媒体は、記録層が2層あるため、奥の記録層に焦点を結ぶように光学ピックアップから書き込み用レーザ光を照射して信号を記録するとき、第1の記録層がレーザー光を減衰させるために、第2の記録層の記録に必要な光吸収と光反射が両立できないという問題があったからである。
また、特許文献1には、記録時に有機色素からなる2つの記録層に光記録媒体の片面から書き込みを行い、再生時にも2つの記録層に光記録媒体の片面から読み込みを行うことを目的とする発明が提案されている。しかし、この発明は従来の基板面入射記録構成と記録膜面入射構成の2種の基板を貼り付ける構成に留まっている上に、実際に2つの記録層に記録再生を行ったデータは示されていない。本発明者等の検討によれば、上記構成を採用しても実用可能な記録再生を行うことはできず、前述の第2の記録層の光吸収・反射に関する問題を解決できない。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−66622号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点を解消した、第2の記録層からも良好な記録信号特性が得られる、片面2層記録再生タイプの光記録媒体の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、次の1)〜4)の発明によって解決される。
1) 表面に有機色素を主成分とする第1の記録層、第1の反射層を順次形成した案内溝を有する第1の基板と、表面に第2の反射層、有機色素を主成分とする第2の記録層、無機保護層を順次形成した案内溝を有する第2の基板とを、有機透明中間層を介して、基板表面を外側にして貼り合わせ、第1の基板表面側から、第1及び第2の記録層に形成した信号情報の記録再生を行う光記録媒体であって、第2の基板の案内溝の深さが200〜600Åであり、第2の記録層の光吸収スペクトルの最大吸収波長が580〜620nm、最大吸収波長での吸光度(Absorption)が1.5〜2.0であることを特徴とする光記録媒体。
2) 第2の記録層の膜厚を第1の記録層の膜厚の1.5〜2.5倍としたことを特徴とする1)記載の光記録媒体。
3) 第2の反射層の膜厚を第1の反射層の膜厚の5倍以上としたことを特徴とする1)又は2)記載の光記録媒体。
4) 第2の反射層の熱伝導度を第1の反射層の熱伝導度よりも高くしたことを特徴とする1)又は2)記載の光記録媒体。
【0008】
以下、上記本発明について詳しく説明する。
本発明は、少なくともDVD用レーザー光波長(約650nm)において記録再生を行うことができるように、第2の記録層の光吸収スペクトルの最大吸収波長が580〜620nmの範囲内に来るような記録材料を選択し、第2の記録層の膜厚を、該最大吸収波長での吸光度が1.5〜2.0となるように制御し、第2の記録層を変形し難い無機材料からなる層(第2の反射層と無機保護層)の間に配置して記録マーク形状を整えると共に、第2の基板の案内溝の深さを200〜600Åとすることにより、片面2層記録再生を可能にした点に特徴がある。吸光度が1.5未満では、良好な変調度が得られず、2.0を超えるとジッタが悪くなってしまうので問題がある。
本発明の光記録媒体の構成例を図3に示す。
図3において、1は第1の基板、2は第2の基板、3は第1の記録層、4は第2の記録層、5は有機透明中間層、6は第1の反射層、7は第2の反射層、8は無機保護層であり、第1の基板面側から光により記録再生が行われる。
なお、説明の都合上、第1の基板、第1の記録層、第1の反射層を併せた構成を第1の情報基板、第2の基板、第2の記録層、第2の反射層、無機保護層を併せた構成を第2の情報基板と言うことにする。
また、上記層構成は一例であって、必要に応じて下引き層、Ag反射層の硫化防止層、平滑化層、酸化防止層等を設けてもよい。
【0009】
<動作>
本発明では、第1の記録層を有する第1の情報基板については、第1の基板上に形成する第1の記録層、第1の反射層を第2の基板と貼り合わせた従来の単一記録層媒体(DVD+Rなど)と同様の構成とすることにより、第1の記録層両界面の多重干渉効果とマーク形成時の基板変形により反射率と記録信号変調度(コントラスト)を得る。
更に、第2の記録層を有する第2の情報基板については、基板溝形状と第2の記録層の光吸収特性により、反射率と記録信号変調度(コントラスト)を得ると共に、第2の記録層を変形し難い無機材料からなる層(第2の反射層と無機保護層)の間に配置することで記録マーク形状を整える。
このような効果を得るためには、第2の記録層の膜厚を第1の記録層の膜厚の1.5〜2.5倍にすることが好ましい。記録層の膜厚差がこの範囲を外れると、記録マークの広がり易さが異なることにより、同じ記録ストラテジ(記録レーザーの発光パルスパターン)で2つの記録層に記録することが容易でなくなる。
なお、記録層の成膜方法は、塗布溶媒に溶解した色素をスピンコートする方法が一般的であり、案内溝を形成した基板上に成膜した場合は、溝部と溝間部で色素膜厚差が生じる。本発明における色素膜厚とは溝部と溝間部トータルでの色素膜厚を言う。その値は吸光度(Absorption)と吸光係数から容易に換算できる。
【0010】
案内溝を形成した第1の基板上の層構成を図4に示す。第1の記録層に形成される記録マーク9は、第1の基板の溝部10に形成される。
一方、案内溝を形成した第2の基板上の層構成を図5に示す。第2の記録層に形成される記録マーク9は、第2の基板の溝間部11に形成される。
更に好ましいのは、第2の反射層の反射強度を高くする目的で、第2の反射層膜厚を、第1の反射層膜厚に対して5倍以上とする構成である。色素膜厚が厚いと熱伝導が悪くなり記録マークが広がり難くなる。例えば前記のように、第2の記録層の膜厚を、第1の記録層の膜厚の1.5〜2.5倍とした場合、第2の記録層では第1の記録層に比べて記録マークが広がり難い。そこで、第2の記録層に接する第2の反射層の膜厚を第1の反射層の膜厚よりも厚くすることにより、第1と第2の記録層のマークの広がりを揃えることができる。なお、上記倍率の上限は特に無いが、ある程度以上厚くなると反射強度が飽和状態になるので、5倍以上で且つ製造上の無駄を生じないような適度の倍率を選択すればよい。
また、第2の反射層の熱伝導度を第1の反射層の熱伝導度よりも高くすること、即ち、第2の反射層材料として第1の反射層材料よりも熱伝導度の高い材料を用いることによっても同様の効果が得られる。
【0011】
本発明の光記録媒体への記録方法としては、従来のDVD+R、DVD−Rと同様のマーク長変調記録が採用できるが、マークを形成するための記録ストラテジ、即ち、記録レーザーの発光パルスは、第2の記録層と第1の記録層で変えることが好ましい。前述のようにマークの広がりが各記録層で異なるためである。具体的には、同一長さの信号マークを形成するための記録レーザー発光パルス時間を、以下の関係とすることが好ましい。
Ws2>Ws1
Ws2:第2の記録層に最短マーク長の信号を形成するための記録レーザー発光パルス時間
Ws1:第1の記録層に最短マーク長の信号を形成するための記録レーザー発光パルス時間
【0012】
更に、DVD+Rでは14Tなど特に長い信号マークについて、1つの信号マークを複数個の発光パルスで記録レーザー照射する、いわゆるマルチパルス記録ストラテジが採用されており、本発明でもこの方法を用いることが好ましい。マルチパルス記録を行う場合には、第2の記録層に記録する際のマルチパルス幅を、第1の記録層に記録する際のマルチパルス幅よりも短くすることが好ましい。
また、これらの記録条件に関する情報を予め案内溝に記録しておくことにより、ドライブでの記録条件設定が容易となる。即ち、ドライブで媒体に記録する際に前記記録条件情報を読み出し、記録条件設定することにより、記録条件ずれによるエラーのない記録が可能となる。
【0013】
なお、図4、図5に示したように、第1と第2の基板に形成する溝形状は同一ではない。4.7GB、0.74μmピッチのDVD+R、DVD−Rの場合、第1の基板溝形状は、溝深さ1000〜2000Å、溝幅(底幅)0.2〜0.3μmが好ましい。図4に示したようにスピンコート成膜の場合には溝内に色素が充填される傾向があるために、色素記録層と反射層の界面形状はこの充填量と基板溝形状により決定され、界面反射を利用するには、上記の範囲が適しているからである。
一方、第2の基板溝形状は、溝深さ200〜600Åとする必要があり、溝幅は0.2〜0.4μmが好ましい。図5に示したように色素記録層と反射層の界面形状は基板溝形状で決定され、界面反射を利用するには、上記の範囲が適しているからである。
第1、第2の基板の何れも、上記溝形状範囲よりも溝深さが深いと反射率が低下し易く、また、上記溝形状範囲よりも溝深さが浅いか、又は溝幅が上記溝形状範囲を外れると形成する記録マークの形状が揃い難くなり、ジッターが増加し易い。
好ましい色素膜厚は、第1の記録層(溝部)で400〜1000Åであり、第2の記録層(溝間部)で600〜2500Åである。色素膜厚がこの範囲よりも薄いと信号変調度(コントラスト)を得難く、反対に厚いとマークの形状が揃い難くなり、ジッターが増加し易いためである。
【0014】
<構成>
以下、本発明の光記録媒体に用いる材料について具体的に説明する。
本発明の光記録媒体は、DVD+R、CD−Rと同様に記録層両界面の多重干渉効果により、高反射率を得る構成となっており、記録層としては記録再生波長において屈折率nが大きく、吸収係数kが比較的小さい光学特性が必要である。好ましい範囲は、n>2、0.03<k<0.2である。このような光学特性は色素膜の光吸収帯の長波長端部の特性を利用することにより得られる。
図1に色素記録層の光吸収スペクトルを示す。
第1、第2の記録層として用いることができる材料の例としては、シアニン系色素、フタロシアニン系色素、ピリリウム系・チオピリリウム系色素、アズレニウム系色素、スクアリリウム系色素、アゾ系色素、ホルマザンキレート系色素、Ni、Crなどの金属錯塩系色素、ナフトキノン系・アントラキノン系色素、インドフェノール系色素、インドアニリン系色素、トリフェニルメタン系色素、トリアリルメタン系色素、アミニウム系・ジインモニウム系色素及びニトロソ化合物を挙げることができる。
中でも、膜の光吸収スペクトルの最大吸収波長が580〜620nmにあり、DVD用レーザー光波長(約650nm)において所望の光学特性が得易い色素化合物としては、溶剤塗布による成膜性、光学特性の調整のし易さから、テトラアザポルフィラジン色素、シアニン色素、アゾ色素、スクアリリウム色素から選ばれる少なくとも1種が好ましい。
なお、有機色素を主成分とするとは、良好な記録再生特性を確保するのに十分な量の色素を用いることを意味するが、通常は必要に応じて添加するバインダーや安定剤などの添加剤を除き、色素のみからなる記録層とする。
【0015】
本発明において使用する基板の材料は、従来の光記録媒体の基板に用いられている各種の材料から任意に選択することができる。
材料の例としては、ポリメチルメタクリレートのようなアクリル樹脂、ポリ塩化ビニルや塩化ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、アモルファスポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ソーダ石灰ガラス等のガラス及びセラミックスを挙げることができる。中でも、寸法安定性、透明性及び平面性などの点から、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂、アモルファスポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂及びガラスなどが好ましく、特に成形のし易さからポリカーボネート樹脂が最も好ましい。
【0016】
本発明の第1、第2の反射層材料には、レーザー光波長に対する反射率が高い物質が用いられ、その例としては、Mg、Se、Y、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Re、Fe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Ir、Pt、Cu、Ag、Au、Zn、Cd、Al、Ca、In、Si、Ge、Te、Pb、Po、Sn、Si、SiCなどの金属及び半金属を挙げることができる。中でも好ましいのは反射率の高いAu、Ag、Alである。これらは単独で用いても、二種以上の組合せで或いは合金として用いてもよい。
第1の反射層の層厚は50〜1000Å、第2の反射層の膜厚は1000〜5000Åの範囲が好ましい。第1と第2の反射層材料が同一の場合は、前述したように膜厚差を付けることが好ましい。更に、第1の記録層の上に反射層を形成する場合は、光透過率が40%以上になるように膜厚を調整する必要がある。
また反射層の化学的・物理的保護のために保護層を設けても良い。保護層材料としては紫外線硬化樹脂などを用いることができる。
【0017】
第2の記録層と有機透明中間層の間には、第2の記録層を化学的及び物理的に保護する目的で無機保護層が設けられる。
無機保護層に用いられる材料の例としては、SiO、SiO、MgF、SnO、ZnS、ZnS−SiO等の光透過性が高い無機物質を挙げることができる。特に好ましいのは、結晶性が低く屈折率が高いZnS−SiOである。
保護層の層厚は100Å〜2000μmの範囲とする
有機透明中間層は接着層を兼ねることが好ましく、既存のアクリレート系、エポキシ系、ウレタン系の紫外線硬化型又は熱硬化型接着剤等が使用できる。更に、透明シートにより貼り合わせる方法でも良い。
【0018】
次に、本発明の光記録媒体の製造方法について説明する。
表面にグルーブ及び/又はピットが形成された第1の基板上に第1の記録層を塗布成膜手段により形成し、更にその上に反射層を真空成膜手段により設けて第1の情報基板を製造する。次に、表面にグルーブ及び/又はピットが形成された第2の基板上に反射層を真空成膜手段により形成し、更にその上に第2の記録層を塗布成膜手段により形成した後、無機保護層を真空成膜手段により形成して第2の情報基板を製造する。次いで、第1、第2の情報基板を接着剤からなる有機透明中間層を介して貼り合わせることにより容易に製造できる。
即ち、上記製造方法は、次の(イ)〜(ヘ)の工程からなる。
<第1の情報基板の製造>
(イ) 表面にグルーブ及び/又はピットが形成されている第1の基板上に、色素を主成分とする第1の記録層を塗布成膜手段により設ける工程。
(ロ) 第1の記録層上に反射層を真空成膜手段により設ける工程。
<第2の情報基板の製造>
(ハ) 表面にグルーブ及び/又はピットが形成されている第2の基板上に、反射層を真空成膜手段により設ける工程。
(ニ) 反射層上に色素を主成分とする第2の記録層を塗布成膜手段により設ける工程。
(ホ) 第2の記録層上に無機保護層を真空成膜手段により設ける工程。
<貼り合わせ工程>
(ヘ) 第1の情報基板と第2の情報基板を接着層を介して貼り合せる工程。
【0019】
<記録層形成工程>
本発明では、通常、色素化合物を主成分とする記録層を塗布成膜手段により設ける。即ち、前述した有機色素化合物を溶媒に溶解した塗布液を基板上にコートすることにより記録層を形成する。この塗布液を調整するための溶媒としては、公知の有機溶媒(例えばアルコール、セロソルブ、ハロゲン化炭素、ケトン、エーテル等)を使用することができる。また、コート方法としては、光吸収層の濃度、粘度、溶剤の乾燥温度を調節することにより膜厚を制御できるため、スピンコート法が望ましい。
<反射層形成工程>
本発明では、通常、反射層を真空成膜手段により設ける。即ち、前述した光反射性物質を、例えば蒸着、スパッタリング又はイオンプレーティングすることにより反射層を形成する。
<無機保護層形成工程>
本発明では、通常、第2の記録層上に無機保護層を真空成膜手段により設ける。即ち、前述した無機保護層材料を、例えば蒸着、スパッタリング又はイオンプレーティングすることにより無機保護層を形成する。
<貼り合わせ工程>
本発明では、第1と第2の情報基板を、接着層を介して貼り合わせる。即ち、前述した無機保護層の表面に接着剤を滴下し、第1の情報基板を上から被せると共に接着剤を均一に広げた後、紫外線照射により硬化させる。
【0020】
【実施例】
以下、実施例及び比較例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
【0021】
<実施例1>
深さ約1500Å、溝幅約0.25μm、トラックピッチ0.74μmの案内溝凸凹パターンを有する直径120mm、厚さ0.58mmのポリカーボネート基板(第1の基板)上に、下記〔化1〕で表される構造式のスクアリリウム色素化合物を2,2,3,3−テトラフルオルプロパノールに溶解した塗布液をスピンコートすることにより、膜厚約600Åの第1の記録層を設けた。
この第1の記録層の光吸収スペクトルは図6に示す通りであり、最大吸収波長は609nm、最大吸収波長での吸光度(Abs)は0.9であった。
次に、第1の記録層の上に、Arをスパッタガスとしてスパッタ法によりAgを約200Åの厚さに設けて第1の反射層を形成し、第1の情報基板を得た。
一方、深さ約200Å、溝幅約0.25μm、トラックピッチ0.74μmの案内溝凸凹パターンを有する直径120mm、厚さ0.58mmのポリカーボネート基板(第2の基板)上に、Arをスパッタガスとして、スパッタ法によりAgを約1200Åの厚さに設け第2の反射層を形成した。
次に、この反射層上に、下記〔化1〕で表される構造式のスクアリリウム色素化合物を吸光度が1.6となるように膜厚を調製しつつスピンコート成膜し(最大吸収波長は609nm)、更にその上にArをスパッタガスとして、スパッタ法によりZnS−SiOを約1500Åの厚さに設けて無機保護層を形成し、第2の情報基板を得た。
次いで、第1の情報基板と第2の情報基板を、紫外線硬化型接着剤(日本化薬製 KARAYAD DVD003)で貼り合わせ、図3に示す層構成の光記録媒体を得た。
【化1】

Figure 2004348880
上記光記録媒体に対し、DVD用評価装置(パルステック社製DDU1000、波長:657nm、NA:0.65)を用いて、線速度8.5m/sの条件でDVD(8−16)信号を記録し、3.49m/sの線速度で再生評価を行ったところ、DVD−ROM規格を満足する結果が得られた(表1参照)。
なお、記録ストラテジは(n−2)Tのマルチパルス方式とし、マルチパルス幅を10/16とした。
【表1】
Figure 2004348880
【0022】
<実施例2>
色素を、下記〔化2〕で表される構造式のスクアリリウム色素化合物に変えた点以外は、実施例1と同様にして本発明の光記録媒体を作成し、実施例1と同様な評価を行ったところ、実施例1と同様に良好な結果が得られた(表2参照)。
この光記録媒体の記録層の光吸収スペクトルは図7に示す通りであり、最大吸収波長は600nmであった。
【化2】
Figure 2004348880
【表2】
Figure 2004348880
【0023】
<実施例3>
第2の記録層の吸光度(Abs)が、1.4〜2.1となるように膜厚を変更した点以外は、実施例1と同様にして本発明の光記録媒体を作成し、実施例1と同様にして第2の記録層の変調度を評価したところ、図8に示すように、1.5以上の吸光度において60%以上の良好な変調度が得られた。
【0024】
<実施例4>
第2の基板の溝深さを600Åとした点以外は、実施例1と同様にして本発明の光記録媒体を作成し、実施例1と同様にして第2の記録層の反射率を評価したところ、18%であった。
【0025】
<実施例5>
第2の基板の溝深さを200Åとした点以外は、実施例1と同様にして本発明の光記録媒体を作成し、実施例1と同様にして第2の記録層のジッターを評価したところ、8%であった。
【0026】
<比較例1>
色素を、上記〔化2〕で表される構造式のスクアリリウム色素化合物に変え、第2の基板の溝深さを800Åとした点以外は実施例1と同様にして光記録媒体を作成し、実施例1と同様にして第2の記録層の反射率を評価したところ、15%であった。
【0027】
【発明の効果】
本発明1によれば、片面側から第1、第2の記録層の記録再生が可能な光記録媒体を提供できる。
本発明2〜4によれば、第1の記録層と第2の記録層を同様の記録ストラテジパターンで記録することが可能な光記録媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】色素記録層の光吸収スペクトルを示す図。
【図2】2層の記録層を有する読み出し専用DVDの構造を示す断面図。
【図3】本発明の光記録媒体の構成例を示す図。
【図4】案内溝を形成した第1の基板上での層構成を示す図。
【図5】案内溝を形成した第2の基板上での層構成を示す図。
【図6】実施例1の記録層の光吸収スペクトルを示す図。
【図7】実施例2の記録層の光吸収スペクトルを示す図。
【図8】実施例3の第2の記録層の変調度を示す図。
【符号の説明】
1 第1の基板
2 第2の基板
3 第1の記録層
4 第2の記録層
5 有機透明中間層
5′ 透明中間層
6 第1の反射層
7 第2の反射層
8 無機保護層
9 記録マーク
10 基板の溝部
11 基板の溝間部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical recording medium of a single-sided, dual-layer recording / reproducing type.
[0002]
[Prior art]
In addition to optical recording media such as read-only DVDs (digital versatile discs), recordable DVDs (DVD + RW, DVD + R, DVD-R, DVD-RW, DVD-RAM, etc.) have been put to practical use. The DVD + R, DVD + RW, and the like are located on an extension of the conventional recordable CD-R and CD-RW (recordable compact disc) technology, and have a recording function to ensure reproduction compatibility with a read-only DVD. The density (track pitch, signal mark length) and the thickness of the substrate are designed so as to meet the requirements of CD to DVD. For example, in the case of DVD + R, as in the case of CD-R, an optical recording layer is provided by spin coating a dye on a substrate, and an information recording substrate having a metal reflection layer provided behind the substrate is bonded to a substrate having the same shape via a bonding material. A configuration of bonding to a substrate is employed. In this case, a dye-based material is used for the optical recording layer. One of the features of the CD-R is that it has a high reflectance (65%) that satisfies the standard of the CD. This is because it is necessary to satisfy a specific complex refractive index, and the light absorption characteristics of the dye are suitable. This is the same for DVDs.
[0003]
By the way, a read-only DVD having two recording layers has been proposed in order to increase the recording capacity. FIG. 2 is a sectional view showing a layer structure of a DVD having such two recording layers. The first substrate 1 and the second substrate 2 are bonded together by sandwiching a transparent intermediate layer 5 'formed of an ultraviolet curable resin. The first recording layer 3 is formed on the inner surface of the first substrate, and the second recording layer 4 is formed on the inner surface of the second substrate. The first recording layer is formed as a translucent film using a dielectric film. The second recording layer is made of a metal film or the like and is formed as a reflection film. An irregular recording mark is formed on the first recording layer, and a recording signal is read by the effect of reflecting and interfering with a reproduction laser beam. Since signals are read from the two recording layers, a storage capacity of about 8.5 GB can be obtained at the maximum. The thickness of each of the first and second substrates is about 0.6 mm, and the thickness of the transparent intermediate layer is about 50 μm. The translucent film serving as the first recording layer is formed so that its reflectivity is about 30%, and the laser beam irradiated to reproduce the second recording layer is applied to the first recording layer. After about 30% of the total light amount is reflected and attenuated, the light is reflected by the reflection film of the second recording layer, further attenuated by the first recording layer, and then exits the disk. If the laser beam, which is the reproduction light, is focused so as to be focused on the first recording layer or the second recording layer, and the reflected light is detected, the signal of each recording layer can be reproduced. The wavelength of the laser beam used for recording and reproduction in the case of DVD is about 650 nm.
[0004]
However, in the above-mentioned recordable DVD, DVD + R, DVD-R, DVD + RW, etc., only one recording layer can be read from one side, and in order to obtain a larger storage capacity with these optical recording media, reproduction from both sides is required. It was necessary to make the structure to be. The reason is that an optical recording medium of a single-sided, dual-layer recording / reproducing type has two recording layers, so that when recording a signal by irradiating a writing laser beam from an optical pickup so as to focus on a deeper recording layer. This is because the first recording layer attenuates the laser beam, so that there is a problem that light absorption and light reflection required for recording of the second recording layer cannot be compatible.
Also, Patent Document 1 aims to write data from two surfaces of an optical recording medium to one recording medium on one side of an optical recording medium during recording and read data from one surface of the optical recording medium to two recording layers during reproduction. Have been proposed. However, the present invention is limited to a conventional configuration in which two types of substrates, a substrate surface incident recording configuration and a recording film surface incident configuration, are adhered to each other, and data actually recorded and reproduced on two recording layers is shown. Not. According to the study by the present inventors, even if the above configuration is adopted, practical recording / reproduction cannot be performed, and the above-mentioned problem relating to light absorption / reflection of the second recording layer cannot be solved.
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-11-66622
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide an optical recording medium of a single-sided, dual-layer recording / reproducing type which solves the above-mentioned problems and can obtain good recording signal characteristics even from the second recording layer.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The above problems are solved by the following inventions 1) to 4).
1) A first substrate having a guide groove on which a first recording layer mainly composed of an organic dye and a first reflective layer are sequentially formed on the surface, a second reflective layer on the surface and a mainly composed of the organic dye A second recording layer to be formed and a second substrate having a guide groove in which an inorganic protective layer is sequentially formed are bonded together with an organic transparent intermediate layer with the substrate surface outside, and from the first substrate surface side, An optical recording medium for recording and reproducing signal information formed in a first and a second recording layer, wherein a depth of a guide groove of a second substrate is 200 to 600 °, and a light absorption of the second recording layer. An optical recording medium having a maximum absorption wavelength of a spectrum of 580 to 620 nm and an absorbance (Absorption) at the maximum absorption wavelength of 1.5 to 2.0.
2) The optical recording medium according to 1), wherein the thickness of the second recording layer is 1.5 to 2.5 times the thickness of the first recording layer.
3) The optical recording medium according to 1) or 2), wherein the thickness of the second reflective layer is at least five times the thickness of the first reflective layer.
4) The optical recording medium according to 1) or 2), wherein the thermal conductivity of the second reflective layer is higher than the thermal conductivity of the first reflective layer.
[0008]
Hereinafter, the present invention will be described in detail.
According to the present invention, the recording is performed such that the maximum absorption wavelength of the light absorption spectrum of the second recording layer falls within the range of 580 to 620 nm so that recording and reproduction can be performed at least at the laser beam wavelength for DVD (about 650 nm). The material is selected, and the thickness of the second recording layer is controlled so that the absorbance at the maximum absorption wavelength is 1.5 to 2.0, and the second recording layer is made of an inorganic material that is not easily deformed. By arranging the recording marks between the layers (the second reflective layer and the inorganic protective layer) to adjust the shape of the recording mark and setting the depth of the guide groove of the second substrate to 200 to 600 °, single-sided dual-layer recording / reproducing can be performed. The feature is that it is made possible. If the absorbance is less than 1.5, a good degree of modulation cannot be obtained, and if it exceeds 2.0, there is a problem in that the jitter deteriorates.
FIG. 3 shows a configuration example of the optical recording medium of the present invention.
In FIG. 3, 1 is a first substrate, 2 is a second substrate, 3 is a first recording layer, 4 is a second recording layer, 5 is an organic transparent intermediate layer, 6 is a first reflective layer, 7 Is a second reflective layer, 8 is an inorganic protective layer, and recording and reproduction are performed by light from the first substrate surface side.
For convenience of explanation, the structure combining the first substrate, the first recording layer, and the first reflection layer is referred to as a first information substrate, a second substrate, a second recording layer, and a second reflection layer. The configuration including the inorganic protective layer is referred to as a second information substrate.
Further, the above-mentioned layer configuration is an example, and an undercoat layer, an anti-sulfuration layer of an Ag reflection layer, a smoothing layer, an anti-oxidation layer, and the like may be provided as necessary.
[0009]
<Operation>
In the present invention, as for the first information substrate having the first recording layer, a conventional single unit in which the first recording layer and the first reflective layer formed on the first substrate are bonded to the second substrate is used. By adopting a configuration similar to that of a single recording layer medium (such as DVD + R), the reflectance and the recording signal modulation (contrast) can be obtained by the multiple interference effect at both interfaces of the first recording layer and the deformation of the substrate during mark formation.
Further, with respect to the second information substrate having the second recording layer, the reflectance and the recording signal modulation (contrast) are obtained and the second recording is performed by the substrate groove shape and the light absorption characteristics of the second recording layer. By arranging the layer between a layer made of an inorganic material that is difficult to deform (the second reflective layer and the inorganic protective layer), the shape of the recording mark is adjusted.
In order to obtain such an effect, it is preferable that the thickness of the second recording layer be 1.5 to 2.5 times the thickness of the first recording layer. If the thickness difference of the recording layers is out of this range, it is not easy to record on the two recording layers with the same recording strategy (emission pulse pattern of the recording laser) because the spread of the recording marks is different.
In general, the recording layer is formed by spin-coating a dye dissolved in a coating solvent. When the recording layer is formed on a substrate on which a guide groove is formed, the dye film thickness is formed between the groove and the groove. There is a difference. The dye film thickness in the present invention refers to the dye film thickness in the groove portion and the inter-groove portion in total. The value can be easily converted from the absorbance (Absorption) and the extinction coefficient.
[0010]
FIG. 4 shows a layer configuration on the first substrate in which the guide grooves are formed. The recording mark 9 formed on the first recording layer is formed in the groove 10 of the first substrate.
On the other hand, FIG. 5 shows a layer configuration on the second substrate on which the guide groove is formed. The recording mark 9 formed on the second recording layer is formed in the inter-groove portion 11 of the second substrate.
More preferably, in order to increase the reflection intensity of the second reflection layer, the thickness of the second reflection layer is set to be five times or more the thickness of the first reflection layer. If the dye film thickness is large, the heat conduction becomes poor, and the recording mark becomes difficult to spread. For example, as described above, when the film thickness of the second recording layer is 1.5 to 2.5 times the film thickness of the first recording layer, the second recording layer has a larger thickness than the first recording layer. Recording marks are difficult to spread. Therefore, by making the thickness of the second reflective layer in contact with the second recording layer larger than the thickness of the first reflective layer, the spread of the marks on the first and second recording layers can be made uniform. . The upper limit of the magnification is not particularly limited. However, if the thickness exceeds a certain level, the reflection intensity becomes saturated. Therefore, an appropriate magnification which is 5 times or more and does not cause waste in production may be selected.
Further, the thermal conductivity of the second reflective layer is made higher than the thermal conductivity of the first reflective layer, that is, a material having a higher thermal conductivity than the material of the first reflective layer as the material of the second reflective layer. The same effect can be obtained by using.
[0011]
As a recording method on the optical recording medium of the present invention, the same mark length modulation recording as that of the conventional DVD + R and DVD-R can be adopted. However, the recording strategy for forming the mark, that is, the light emission pulse of the recording laser is It is preferable to change between the second recording layer and the first recording layer. This is because the spread of the mark differs in each recording layer as described above. Specifically, it is preferable that the recording laser emission pulse times for forming signal marks of the same length have the following relationship.
Ws2> Ws1
Ws2: Recording laser emission pulse time for forming a shortest mark length signal on the second recording layer Ws1: Recording laser emission pulse time for forming a shortest mark length signal on the first recording layer
Further, DVD + R employs a so-called multi-pulse recording strategy in which one signal mark is irradiated with a recording laser with a plurality of emission pulses for a particularly long signal mark such as 14T, and this method is also preferably used in the present invention. When performing multi-pulse recording, it is preferable that the multi-pulse width when recording on the second recording layer is shorter than the multi-pulse width when recording on the first recording layer.
Also, by recording information on these recording conditions in the guide grooves in advance, it becomes easy to set recording conditions in the drive. That is, when the drive records information on the medium, the recording condition information is read out and the recording condition is set, thereby enabling error-free recording due to the deviation of the recording condition.
[0013]
Note that, as shown in FIGS. 4 and 5, the shapes of the grooves formed in the first and second substrates are not the same. In the case of a 4.7 GB, 0.74 μm pitch DVD + R or DVD-R, the first substrate groove shape preferably has a groove depth of 1000 to 2000 ° and a groove width (bottom width) of 0.2 to 0.3 μm. As shown in FIG. 4, in the case of spin coating film formation, the grooves tend to be filled with the dye, so that the interface shape between the dye recording layer and the reflective layer is determined by this filling amount and the substrate groove shape. This is because the above range is suitable for utilizing interfacial reflection.
On the other hand, the second substrate groove shape needs to have a groove depth of 200 to 600 °, and the groove width is preferably 0.2 to 0.4 μm. As shown in FIG. 5, the interface shape between the dye recording layer and the reflective layer is determined by the groove shape of the substrate, and the above range is suitable for utilizing the interface reflection.
In any of the first and second substrates, if the groove depth is deeper than the groove shape range, the reflectivity tends to decrease, and the groove depth is shallower than the groove shape range or the groove width is smaller than the above. If the groove shape is out of the range, it becomes difficult to form the recording marks to be formed, and jitter tends to increase.
The preferred dye film thickness is 400 to 1000 ° for the first recording layer (groove) and 600 to 2500 ° for the second recording layer (inter-groove). If the dye film thickness is thinner than this range, it is difficult to obtain a signal modulation degree (contrast), and if the dye film thickness is thicker, it is difficult to make the mark shapes uniform and jitter tends to increase.
[0014]
<Structure>
Hereinafter, the materials used for the optical recording medium of the present invention will be specifically described.
The optical recording medium of the present invention is configured to obtain a high reflectance by the multiple interference effect at both interfaces of the recording layer as in the case of DVD + R and CD-R, and the recording layer has a large refractive index n at the recording / reproducing wavelength. , An optical characteristic having a relatively small absorption coefficient k is required. Preferred ranges are n> 2, 0.03 <k <0.2. Such optical characteristics can be obtained by utilizing the characteristics of the long wavelength end of the light absorption band of the dye film.
FIG. 1 shows a light absorption spectrum of the dye recording layer.
Examples of materials that can be used for the first and second recording layers include cyanine dyes, phthalocyanine dyes, pyrylium / thiopyrylium dyes, azurenium dyes, squarylium dyes, azo dyes, and formazan chelate dyes , Ni, Cr and other metal complex salt dyes, naphthoquinone / anthraquinone dyes, indophenol dyes, indoaniline dyes, triphenylmethane dyes, triallylmethane dyes, aminium / diimmonium dyes and nitroso compounds Can be mentioned.
Above all, a dye compound having a maximum absorption wavelength of a light absorption spectrum of a film at 580 to 620 nm and easily obtaining desired optical characteristics at a DVD laser light wavelength (about 650 nm) includes film-forming properties by solvent coating and optical characteristics. From the viewpoint of easy adjustment, at least one selected from a tetraazaporphyrazine dye, a cyanine dye, an azo dye, and a squarylium dye is preferable.
It should be noted that, when the organic dye is used as a main component, it means that a sufficient amount of the dye is used to secure good recording / reproducing characteristics, but usually, an additive such as a binder or a stabilizer is added as needed. , Except that the recording layer is composed of only a dye.
[0015]
The material of the substrate used in the present invention can be arbitrarily selected from various materials used for the substrate of the conventional optical recording medium.
Examples of materials include acrylic resins such as polymethyl methacrylate, vinyl chloride resins such as polyvinyl chloride and vinyl chloride copolymer, epoxy resins, polycarbonate resins, amorphous polyolefin resins, polyester resins, and glass such as soda-lime glass. And ceramics. Among them, from the viewpoints of dimensional stability, transparency and flatness, polymethyl methacrylate resin, polycarbonate resin, epoxy resin, amorphous polyolefin resin, polyester resin, glass and the like are preferable. preferable.
[0016]
As the first and second reflective layer materials of the present invention, a substance having a high reflectance with respect to the wavelength of laser light is used, and examples thereof include Mg, Se, Y, Ti, Zr, Hf, V, Nb, and Ta. , Cr, Mo, W, Mn, Re, Fe, Co, Ni, Ru, Rh, Pd, Ir, Pt, Cu, Ag, Au, Zn, Cd, Al, Ca, In, Si, Ge, Te, Pb , Po, Sn, Si, SiC, and other metals and metalloids. Among them, Au, Ag, and Al having high reflectivity are preferable. These may be used alone, in combination of two or more, or as an alloy.
The first reflective layer preferably has a thickness of 50 to 1000 °, and the second reflective layer preferably has a thickness of 1000 to 5000 °. When the first and second reflective layer materials are the same, it is preferable to make the film thickness difference as described above. Further, when a reflective layer is formed on the first recording layer, it is necessary to adjust the film thickness so that the light transmittance becomes 40% or more.
A protective layer may be provided for chemical and physical protection of the reflective layer. As a material for the protective layer, an ultraviolet curable resin or the like can be used.
[0017]
An inorganic protective layer is provided between the second recording layer and the organic transparent intermediate layer for the purpose of chemically and physically protecting the second recording layer.
Examples of the material used for the inorganic protective layer include inorganic substances having high light transmittance, such as SiO, SiO 2 , MgF 2 , SnO 2 , ZnS, and ZnS—SiO 2 . Particularly preferred is ZnS—SiO 2 having a low crystallinity and a high refractive index.
The thickness of the protective layer is preferably in the range of 100 to 2000 μm. The organic transparent intermediate layer preferably also functions as an adhesive layer, and an existing acrylate, epoxy, urethane-based UV-curable or thermosetting adhesive can be used. . Further, a method of bonding with a transparent sheet may be used.
[0018]
Next, a method for manufacturing the optical recording medium of the present invention will be described.
Forming a first recording layer on a first substrate having grooves and / or pits formed on a surface thereof by a coating film forming means, and further providing a reflective layer thereon by a vacuum film forming means; To manufacture. Next, a reflective layer is formed on the second substrate having grooves and / or pits formed on the surface by a vacuum film forming means, and a second recording layer is further formed thereon by a coating film forming means. The second information substrate is manufactured by forming the inorganic protective layer by vacuum film forming means. Then, the first and second information substrates can be easily manufactured by bonding them together via an organic transparent intermediate layer made of an adhesive.
That is, the production method includes the following steps (a) to (f).
<Manufacture of first information board>
(A) A step of providing a first recording layer containing a dye as a main component on a first substrate having grooves and / or pits formed on a surface by a coating film forming means.
(B) A step of providing a reflective layer on the first recording layer by means of a vacuum film forming means.
<Manufacture of second information board>
(C) a step of providing a reflective layer by vacuum film forming means on the second substrate having grooves and / or pits formed on the surface.
(D) a step of providing a second recording layer containing a dye as a main component on the reflective layer by a coating film forming means;
(E) a step of providing an inorganic protective layer on the second recording layer by vacuum film forming means.
<Lamination process>
(F) A step of bonding the first information substrate and the second information substrate via an adhesive layer.
[0019]
<Recording layer forming step>
In the present invention, a recording layer containing a dye compound as a main component is usually provided by a coating film forming means. That is, a recording layer is formed by coating a coating solution obtained by dissolving the above-described organic dye compound in a solvent on a substrate. As a solvent for preparing the coating liquid, a known organic solvent (for example, alcohol, cellosolve, halogenated carbon, ketone, ether, etc.) can be used. As a coating method, a spin coating method is preferable because the film thickness can be controlled by adjusting the concentration, viscosity, and drying temperature of the solvent of the light absorbing layer.
<Reflective layer forming step>
In the present invention, the reflective layer is usually provided by vacuum film forming means. That is, the reflection layer is formed by, for example, vapor deposition, sputtering, or ion plating of the above-described light reflective substance.
<Inorganic protective layer forming step>
In the present invention, usually, an inorganic protective layer is provided on the second recording layer by a vacuum film forming means. That is, the inorganic protective layer material is formed, for example, by vapor deposition, sputtering, or ion plating to form the inorganic protective layer.
<Lamination process>
In the present invention, the first and second information substrates are bonded via an adhesive layer. That is, an adhesive is dropped on the surface of the above-mentioned inorganic protective layer, the first information substrate is covered from above and the adhesive is spread uniformly, and then cured by irradiation with ultraviolet rays.
[0020]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described more specifically with reference to Examples and Comparative Examples, but the present invention is not limited to these Examples.
[0021]
<Example 1>
On a polycarbonate substrate (first substrate) having a depth of about 1500 mm, a groove width of about 0.25 μm, a guide groove with a track pitch of 0.74 μm and a guide groove uneven pattern of 120 mm in diameter and 0.58 mm in thickness, A first recording layer having a film thickness of about 600 ° was provided by spin-coating a coating solution in which a squarylium dye compound having the structural formula shown in 2,2,3,3-tetrafluoropropanol was dissolved.
The light absorption spectrum of this first recording layer was as shown in FIG. 6, the maximum absorption wavelength was 609 nm, and the absorbance (Abs) at the maximum absorption wavelength was 0.9.
Next, on the first recording layer, Ag was provided to a thickness of about 200 ° by sputtering using Ar as a sputtering gas to form a first reflective layer, thereby obtaining a first information substrate.
On the other hand, Ar was sputtered onto a polycarbonate substrate (second substrate) having a depth of about 200 mm, a groove width of about 0.25 μm, a guide groove with a track pitch of 0.74 μm, a guide groove with a concave and convex pattern of 120 mm in diameter and 0.58 mm in thickness. Then, Ag was provided to a thickness of about 1200 ° by a sputtering method to form a second reflective layer.
Next, a squarylium dye compound having a structural formula represented by the following chemical formula 1 is spin-coated on the reflective layer while adjusting the film thickness so that the absorbance is 1.6 (the maximum absorption wavelength is 609 nm), as further sputtering gas Ar thereon, provided ZnS-SiO 2 to a thickness of about 1500Å to form the inorganic protective layer by a sputtering method to obtain a second information substrate.
Next, the first information substrate and the second information substrate were bonded together with an ultraviolet curable adhesive (KARAYAD DVD003 manufactured by Nippon Kayaku) to obtain an optical recording medium having a layer configuration shown in FIG.
Embedded image
Figure 2004348880
A DVD (8-16) signal was applied to the optical recording medium at a linear velocity of 8.5 m / s using a DVD evaluation device (DDU1000 manufactured by Pulstec, wavelength: 657 nm, NA: 0.65). Recording and reproduction evaluation at a linear velocity of 3.49 m / s yielded results satisfying the DVD-ROM standard (see Table 1).
The recording strategy was a (n-2) T multi-pulse system, and the multi-pulse width was 10/16.
[Table 1]
Figure 2004348880
[0022]
<Example 2>
An optical recording medium of the present invention was prepared in the same manner as in Example 1 except that the dye was changed to a squarylium dye compound having a structural formula represented by the following chemical formula 2, and evaluated in the same manner as in Example 1. As a result, good results were obtained as in Example 1 (see Table 2).
The light absorption spectrum of the recording layer of this optical recording medium was as shown in FIG. 7, and the maximum absorption wavelength was 600 nm.
Embedded image
Figure 2004348880
[Table 2]
Figure 2004348880
[0023]
<Example 3>
An optical recording medium of the present invention was prepared and implemented in the same manner as in Example 1, except that the film thickness was changed so that the absorbance (Abs) of the second recording layer was 1.4 to 2.1. When the modulation degree of the second recording layer was evaluated in the same manner as in Example 1, as shown in FIG. 8, a good modulation degree of 60% or more was obtained at an absorbance of 1.5 or more.
[0024]
<Example 4>
An optical recording medium of the present invention was prepared in the same manner as in Example 1 except that the groove depth of the second substrate was set to 600 °, and the reflectance of the second recording layer was evaluated in the same manner as in Example 1. As a result, it was 18%.
[0025]
<Example 5>
An optical recording medium of the present invention was prepared in the same manner as in Example 1 except that the groove depth of the second substrate was set to 200 °, and the jitter of the second recording layer was evaluated in the same manner as in Example 1. However, it was 8%.
[0026]
<Comparative Example 1>
An optical recording medium was prepared in the same manner as in Example 1, except that the dye was changed to a squarylium dye compound having the structural formula represented by the above chemical formula 2, and the groove depth of the second substrate was set to 800 °. When the reflectance of the second recording layer was evaluated in the same manner as in Example 1, it was 15%.
[0027]
【The invention's effect】
According to the first aspect, it is possible to provide an optical recording medium capable of recording and reproducing the first and second recording layers from one side.
According to the second to fourth aspects of the invention, it is possible to provide an optical recording medium capable of recording the first recording layer and the second recording layer with the same recording strategy pattern.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a light absorption spectrum of a dye recording layer.
FIG. 2 is a sectional view showing the structure of a read-only DVD having two recording layers.
FIG. 3 is a diagram showing a configuration example of an optical recording medium of the present invention.
FIG. 4 is a diagram showing a layer configuration on a first substrate on which a guide groove is formed.
FIG. 5 is a diagram showing a layer configuration on a second substrate on which a guide groove is formed.
FIG. 6 is a view showing a light absorption spectrum of a recording layer of Example 1.
FIG. 7 is a view showing a light absorption spectrum of a recording layer of Example 2.
FIG. 8 is a diagram illustrating a modulation degree of a second recording layer according to the third embodiment.
[Explanation of symbols]
REFERENCE SIGNS LIST 1 first substrate 2 second substrate 3 first recording layer 4 second recording layer 5 organic transparent intermediate layer 5 ′ transparent intermediate layer 6 first reflective layer 7 second reflective layer 8 inorganic protective layer 9 recording Mark 10 Substrate groove 11 Substrate groove

Claims (4)

表面に有機色素を主成分とする第1の記録層、第1の反射層を順次形成した案内溝を有する第1の基板と、表面に第2の反射層、有機色素を主成分とする第2の記録層、無機保護層を順次形成した案内溝を有する第2の基板とを、有機透明中間層を介して、基板表面を外側にして貼り合わせ、第1の基板表面側から、第1及び第2の記録層に形成した信号情報の記録再生を行う光記録媒体であって、第2の基板の案内溝の深さが200〜600Åであり、第2の記録層の光吸収スペクトルの最大吸収波長が580〜620nm、最大吸収波長での吸光度(Absorption)が1.5〜2.0であることを特徴とする光記録媒体。A first recording layer having an organic dye as a main component on its surface, a first substrate having a guide groove in which a first reflective layer is sequentially formed; a second reflective layer on its surface, a first substrate having an organic dye as a main component; No. 2 recording layer and a second substrate having a guide groove in which an inorganic protective layer is sequentially formed are bonded together with an organic transparent intermediate layer, with the substrate surface facing outside. An optical recording medium for recording and reproducing signal information formed in the second recording layer, wherein the depth of the guide groove of the second substrate is 200 to 600 ° and the optical absorption spectrum of the second recording layer is An optical recording medium having a maximum absorption wavelength of 580 to 620 nm and an absorbance at the maximum absorption wavelength (Absorption) of 1.5 to 2.0. 第2の記録層の膜厚を第1の記録層の膜厚の1.5〜2.5倍としたことを特徴とする請求項1記載の光記録媒体。2. The optical recording medium according to claim 1, wherein the thickness of the second recording layer is 1.5 to 2.5 times the thickness of the first recording layer. 第2の反射層の膜厚を第1の反射層の膜厚の5倍以上としたことを特徴とする請求項1又は2記載の光記録媒体。3. The optical recording medium according to claim 1, wherein the thickness of the second reflective layer is at least five times the thickness of the first reflective layer. 第2の反射層の熱伝導度を第1の反射層の熱伝導度よりも高くしたことを特徴とする請求項1又は2記載の光記録媒体。3. The optical recording medium according to claim 1, wherein the thermal conductivity of the second reflective layer is higher than the thermal conductivity of the first reflective layer.
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