JP2004348311A

JP2004348311A - Institution reservation managing method, institution reservation management system using the same, and institution reservation management program

Info

Publication number: JP2004348311A
Application number: JP2003142876A
Authority: JP
Inventors: Masato Tazawa; 政人田澤
Original assignee: Hitachi Software Engineering Co Ltd
Current assignee: Hitachi Software Engineering Co Ltd
Priority date: 2003-05-21
Filing date: 2003-05-21
Publication date: 2004-12-09

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an institute reservation managing method and system and its program for accepting the strength of a desire in election(that is, the priority of the use of an institute) for each application for reservation from a use applicant, and for changing the election probability of each application according to the strength(that is, priority) of the desire in election. <P>SOLUTION: Each of use applicants is permitted to designate high priority to make election probability higher than usual with respect to a portion of lottery dates selected by the applicant from among a plurality of predetermined lottery dates, and when any use applicant designates the high priority with respect to any lottery date, priority information showing the high priority is stored in a priority information storing means corresponding to the use applicant and the lottery date. Then, lottery to decide a use reserver for an institution is performed for each of those plurality of use applicants for the same institution on each lottery date depending on whether or not the priority information is stored in the priority information storing means with respect to the lottery date in configurations that the probability of election of the use applicant is made high or lower than high election probability. In this case, the election probability may be temporarily changed for each user according to a facility reservation operation rule. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、公共施設等の施設の利用予約者を所定の日毎に抽選で決める施設予約管理方法、それを使用する施設予約管理システム及び施設予約管理プログラムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
公共施設（例えば、体育館や屋外のテニスコートなどの公共の運動施設）を一般の市民等が利用可能にするために、市役所等の一部門である施設予約管理部門は、あらかじめ施設運用スケジュールを定め、公表する。この施設運用スケジュールでは、利用可能な施設、利用可能な日時、時間帯毎に利用可能な運動種目、例えば、バレーボール、卓球等を指定している。施設の利用を希望する者は、施設利用申込を施設予約管理部門に対して行う。施設予約管理部門は、通常、定期的に抽選を行う。例えば、各施設について、１〜２カ月先の一月のうちの各利用可能日の各利用可能時間帯について、利用申込みを受け付け、前月又は前々月の月初めに予約者を決定する。同じ施設、同じ曜日、同じ時間帯に対して利用申込者が複数いる場合、施設予約管理者は、コンピュータによる抽選を行い、利用申込者から利用予約者を決定している。施設予約管理部門は、抽選結果を利用申込者に通知する。当選した利用申込者は、代金を事前に納付する等の手続を行う場合もある。
【０００３】
施設予約の管理に関しては、いろいろな工夫あるいは改善が提案されている。例えば、利用者の申込み情報に基づいて抽選を行い結果を出力するための施設予約専用装置も提案されている（例えば、特許文献１参照）。更に、施設の利用時間の空きを減らすように予約を管理する工夫も提案されている（例えば、特許文献２参照）。
【０００４】
利用可能な公共施設の数が限られている状況下で、当選率が低いという問題が生じている。冬季では屋外の施設が利用できず、室内施設への利用申込者が増え、当選率が更に低くなるというように、季節によっては当選率が更に低下するという問題もある。
【０００５】
当選率に関する工夫の例として、過去の当選実績に基づいて申込者を順位付けをし（例えば、当選回数が少ない申込者の順位を高くし）、当選回数の少ない利用申込者が当選しやすくするということも提案されている（例えば、特許文献３参照）。
【０００６】
【特許文献１】
特開昭６２−１６３１６５号公報
【特許文献２】
特開２００２−３１２６５３号公報
【特許文献３】
特開２０００−２７６５３６号公報
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
従来の施設予約管理方法では、定期的に、例えば、毎月の所定の抽選日毎に、例えば２カ月後の月に対する複数の利用申込みに対する抽選をあらかじめ決められた手順で行われている。利用者の希望は抽選には反映されていない。しかし、利用者によっては、同じ施設でも、利用したい又は抽選に当選したいという施設利用の希望の強さあるいは当選の希望の強さは、申込み毎に異なることがある。例えば、自己の仕事のスケジュールからみて比較的時間的に余裕がある時期に施設利用を申込むときには、施設利用に対する希望あるいは当選希望が強くなることがある。あるいは季節によっても、当選希望が強くなることがある。あるいは、特別に親しいメンバー等の特別のメンバーと一緒に施設を利用する予定の場合も同様である。
【０００８】
当選の希望が強い時の申込みが当選したときには、利用申込者の喜びはそうでないときより大きく、逆に、当選の希望が強い時の申込みが落選となったときには、利用申込者の落胆はそうでないときより強くなる。
【０００９】
したがって、利用申込者の満足を増大させるには、利用申込者の申込み毎の当選希望の強さ（すなわち施設利用の優先度）を受け付け、その強さ（優先度の高さ）に応じてその申込みの当選の確率を変えられるようにすることが望ましいと考えられる。
【００１０】
なお、年間を通して施設を利用する申込者が、毎回の申込時に強い当選希望を示すことを許すと、その申込者の当選確率がいずれの抽選日でも高くなり、他の申込者に対して不公平である。したがって、同じ申込者が、強い当選確率を希望できる回数を、年間の全抽選回数のうちの一部の所定数以下の抽選回数に制限すべきであると考えられる。
【００１１】
更に、年間を通して施設を継続的に使用したいと希望する利用希望者もいると考えられ、そのような利用希望者は、特別の抽選日に対して強い当選希望を示さないで、年間を通して同じ当選希望を示すことを望む可能性がある。このような利用希望者が強い当選希望を示さなかった場合には、このような利用希望者は、強い当選希望を示す利用希望者より抽選において不利になる恐れがある。そこで、強い当選希望を示さない利用希望者が年間を通して不利とならないように、強い当選希望を示さない利用希望者に対する当選確率を調整するかあるいは、強い当選希望を示した利用希望者が強い当選希望を示した抽選日以外の抽選日における当該利用希望者の当選確率を調整することが望ましいと考えられる。
【００１２】
一方、別の問題に対する対策として、利用希望者別に一時的に当選確率を変えることが望ましいと考えられる場合がある。例えば、施設の運用上の問題が発生した場合である。その一つの例は、施設予約管理者のミスに起因して利用申込者に不利益を与えたという場合である。例えば、受け付けた申込みを施設予約管理用のコンピュータに施設予約管理者が入力する施設予約管理システムでは、施設予約管理者が間違った申込み情報を入力したために、本来の申込みが間違って処理されるという管理上の問題が生じることが起こりうる。例えば、施設予約管理者が、申込者の希望と異なる日時あるいは種目を間違えてコンピュータに入力した場合である。このような申込みに対して得られた抽選結果が当選であっても、申込者の望むところではない。あるいは、別の場合として、抽選の結果、当選した申込みに対する当選通知の宛先が間違ってコンピュータに入力されたために、申込者に当選通知が通知されないということも生じ得る。
【００１３】
このような施設予約管理者側のミスにより申込者に対して不利益を与えた場合、施設予約管理者の立場では、上記不利益に対する補償として、当該申込者に対して、次の申込み時に当選の確率を高くするように施設予約運用規則を定めておき、実際に同じ申込者から次回に申込みがあったときには、当選の確率を一時的に高くするように抽選を行えることが望ましいと考えられる。
【００１４】
施設管理上の問題としては、利用者の不適切な行動に起因して生じる問題もある。例えば、当選した申込者が利用日になって申し込んだ施設を使用しないで放置する場合も時々発生する。利用日当日に使用しなかった申込者は、利用日前に使用料を支払っていても、このような施設の未使用状態が発生することは、施設の有効利用の点で望ましくない。申込者が事前に施設予約管理者に申込のキャンセルを連絡すれば、同じ施設を他の希望者に使用させることも可能である。したがって、当日使用しなかった申込者から、後日罰金を徴収することも考えられるが、罰金を徴収しても、施設が有効に利用されなかったという不利益が発生したことには変わりはない。
【００１５】
更に、利用者の中には、使用中に器物を破損させるものもいる。このような利用者には、破損した器物の修理あるいは代替品の購入代金を支払って貰うようにすることもできるし、更には、罰金も徴収することも考えられるが、破損した機器は、修理されるまであるいは代替品が納入されるまでの間、使用できないという不利益が発生していることには変わりはない。
【００１６】
このように施設に不利益を与えた利用者に対して、施設予約管理者の立場では、施設の有効利用の促進という観点で、罰金とは別の懲罰として、当該申込者が後日に施設の利用を申込んだとき、当該申込に対する抽選の当選確率を一時的に低くすることも望ましいと考えられる場合がある。
【００１７】
以上から、特定の申込者に関して施設運用に関連する問題が発生したときに、当該申込者のその後の申し込みに対する抽選の当選確率を一時的に変更することが望ましいと考えられる。
【００１８】
したがって、本発明の第１の目的は、利用申込者からの予約申し込み毎に当選希望の強さ（すなわち施設利用の優先度）を受け付け、その当選希望の強さ（すなわち優先度）に応じてそれぞれの申込みの当選確率を変更可能にする施設予約管理方法、施設予約管理システム及び施設予約管理プログラムを提供することである。
【００１９】
本発明の第２の目的は、あらかじめ施設予約運用規則で定めた、施設管理に関連する問題が発生した特定の利用申込者について、その利用申込者からの後日の施設の利用申込に対する抽選の当選確率を一時的に変更可能にする施設予約管理方法、施設予約管理システム及び施設予約管理プログラムを提供することである。
【００２０】
【課題を解決するための手段】
上記第１の目的を達成するために、請求項１に記載の本願発明は、あらかじめ定められた複数の抽選日の各々毎に、施設の利用を希望する複数の利用申込者から抽選により利用予約者を決定するためのコンピュータにより実行される施設予約管理方法であって、利用申込者毎に、前記複数の抽選日のうちの当該利用申込者が選んだ一部の抽選日に対して当選確率を通常よりも高くするための高い優先度を指定することが許されるものである。
更に、本施設予約管理方法は、いずれかの抽選日に対して、いずれかの利用申込者が前記高い優先度を指定した場合、当該利用申込者と当該抽選日に対応して当該高い優先度を示す第１の優先度情報を優先度情報記憶手段に記憶し、各抽選日において、同じ施設に対する複数の利用申込者のそれぞれについて、当該抽選日に対して前記第１の優先度情報が前記優先度情報記憶手段に記憶されているか否かに依存して当該利用申込者の当選の確率を高くするか又は当該高い当選確率より低くする態様で、当該施設に対する利用予約者を決定する抽選を行う、ステップを含むことを特徴とするものである。
【００２１】
これにより、利用者は、当選希望が高い抽選日に対して高い優先度を指定することが可能になり、その指定を行うと、当選確率を高くして抽選を受けることができる。
【００２２】
本発明のより望ましい態様は、請求項１に記載の発明において、いずれかの利用申込者がいずれかの抽選日に対して前記高い優先度を指定した場合、その代償として、当該高い優先度を指定した抽選日以外の他の複数の抽選日のうちの所定数の抽選日に対して当選確率を通常よりも低くするための低い優先度を指定することが要求されるものである。前記施設予約管理方法は、いずれかの抽選日に対して、いずれかの利用申込者が前記低い優先度を指定した場合、当該抽選日と当該利用申込者に対応して当該低い優先度を示す第２の優先度情報を前記優先度情報記憶手段に記憶する、ステップを更に含み、前記抽選ステップは、各抽選日に抽選を行うに当たり、同じ施設に対する複数の利用申込者のそれぞれについて、当該抽選日に対して前記第１、第２の優先度情報のいずれかが記憶されているか及び第１、第２の優先度情報のいずれもが記憶されていないかに依存して当該利用申込者の当選の確率を高くするか、低くするか又は中間にする態様で前記抽選を行う、ものである。
【００２３】
これにより、いずれかの抽選日に対して高い優先度を指定した申込者は、その代償として、他の抽選日に対して低い優先度を指定することを求められ、高い優先度を指定しない利用申込者は中間の優先度で抽選を受けることができる。その結果、いずれかの抽選日に対して高い優先度を指定した申込者がいる場合には、高い優先度を指定しない利用申込者の当選確率は、その者より低くなるが、他の抽選日に対しては、前記先の抽選日で高い優先度を指定し当該他の抽選日で低い優先度を指定した利用申込者より高くなる。
【００２４】
上記第２の目的を達成するために、請求項３に記載の本願発明は、あらかじめ定められた複数の抽選日の各々毎に、施設の利用を希望する複数の利用申込者から利用予約者を抽選で決定するためのコンピュータにより実行される施設予約管理方法であって、いずれかの抽選日で当選しなかった又は当選した利用申込者に関連してあらかじめ定められた施設運用上の問題が発生した場合に、その後の抽選日に当該利用申込者が利用申込みをしたときの当選確率を通常よりも高くするための高い優先度と当選確率を通常よりも低くするための低い優先度の少なくとも一方を指定することがあらかじめ施設予約運用規則で定められているものである。
更に、本施設予約管理方法は、いずれかの抽選日で当選しなかった又は当選した利用申込者に関連してその後に上記問題が発生したために、施設予約管理者により当該利用申込者に対応して当選確率を高くするための高い優先度を示す第１の優先度情報度又は当選確率を低くするための低い優先度を示す第２の優先度情報のいずれか一方が入力された場合、前記入力された第１又は第２の優先度情報を当該利用申込者に対応して優先度情報記憶手段に記憶し、その後のいずれかの抽選日に抽選を行うに当たり、同じ施設に対する複数の利用申込者のそれぞれについて前記第１又は第２の優先度情報が記憶されているか否かを判別し、それらの利用申込者のいずれかについて前記第１又は第２の優先度情報が記憶されている場合、当該利用申込者の当選確率を一時的に通常より高くするか又は低くする態様で、当該施設に対する利用予約者を決定する抽選を行うステップを含むものである。
【００２５】
これにより、いずれかの抽選日で当選しなかった又は当選した利用申込者に関連してその後に上記問題が発生したために、施設予約管理者が当該利用申込者に対応して当選確率を高くするための高い優先度を示す第１の優先度情報度又は当選確率を低くするための低い優先度を示す第２の優先度情報のいずれか一方を入力することが可能になり、その後のいずれかの抽選日に抽選を行うに当たり、同じ施設に対する複数の利用申込者のうちのいずれかに対応して前記第１又は第２の優先度情報が記憶されている場合、当該利用申込者の当選確率を通常より一時的に高くするか又は低くすることが可能になる。
【００２６】
例えば、施設予約管理者のミスにより利用申込者に不利益を与えた場合には、施設予約管理者は、施設予約運用規則にしたがって、当該利用申込者に対応して、その後の抽選に対して一時的に高い優先度を指定し、当該利用申込者が次回申し込んだ時に高い当選確率で抽選を受けることを可能にし、それでもって、当該不利益に対する代償にすることができる。あるいは、利用者が施設管理に関連する不利益を与えた場合には、施設予約管理者は、施設予約運用規則にしたがって、当該利用申込者に対応して、その後の抽選に対して一時的に低い優先度を指定し、当該利用申込者が次回申し込んだ時に低い当選確率で抽選を受けさせ、それでもって、金銭的な懲罰と異なる不利益を当該利用申込者に与えることができ、施設管理上の不利益を与えることの防止に役立たせることができる。
【００２７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る施設予約管理方法及びそれを用いた施設予約管理システムを、図面に示したいくつかの実施の形態を参照して更に詳細に説明する。なお、以下においては、同じ参照番号は同じもの若しくは類似のものを表わすものとする。また、発明の第２の実施の形態以降においては、発明の第１の実施の形態との相違点を主に説明するに止める。
【００２８】
＜発明の実施の形態１＞
図１は、本発明に係る施設予約管理システムの一つの実施形態の概略ブロック図であり、このシステムにおいて本発明に係る施設予約管理方法の一つの実施形態が使用される。図において、１は、施設予約管理システムであり、１０は施設予約情報の管理を行う施設予約サーバ装置であり、２０は施設予約データベース記憶装置であり、３０は、施設予約サーバ装置１０に接続され、施設予約管理者が操作する端末装置である。施設予約サーバ装置１０は、例えばワークステーションあるいはパソコンにより実現される。端末装置３０は、施設予約サーバ装置１０に接続された情報処理端末であればよく、例えば、表示装置３１と処理装置３２と入力装置３３とを有するいわゆるパソコンでもよい。端末装置３０は、施設予約サーバ装置１０に直接接続されていてもよく、あるいはＬＡＮ等の局所的なネットワーク又はインターネットのような広域のネットワークを介して接続されていてもよい。
【００２９】
施設予約サーバ装置１０には、施設予約処理部１００が設けられ、施設予約処理部１００には、施設情報・施設運用スケジュール情報管理部１１、利用者登録部１２、施設予約受付部１３、優先度調整情報管理部１４、抽選処理部１５とが設けられている。施設予約処理部１００及びその内部に設けられた処理部は、施設予約サーバ装置１０に備えられる機能ブロックを例示するものであり、各処理部の実現方法は、いろいろあり得る。
【００３０】
例えば、施設予約処理部１００は、施設予約サーバ装置１０内部のハードウエア回路と施設予約サーバ装置１０で実行される施設予約管理のためのプログラムとにより実現される。この場合、このプログラムが本発明に係る施設予約管理プログラムの一つの実施の形態を実現する。施設予約処理部１００の内部の複数の機能ブロックは、施設予約サーバ装置１０内部のハードウエア回路とこのプログラム内に設けられた複数のプログラムルーチンにより実現される。しかし、施設予約処理部１００及びその内部の各処理部は、専用の論理回路により実現されてもよく、更には、施設予約サーバ装置１０内のハードウエア回路と施設予約サーバ装置１０で実行される施設予約管理用のプログラムと専用の論理回路とを組み合わせて実現してもよい。施設予約サーバ装置１０は、単一のサーバ装置により構成されていてもよく複数のサーバ装置により構成されていてもよい。
【００３１】
施設予約データベース記憶装置２０には、後に説明するように、施設情報２１、施設運用スケジュール情報２２、利用者登録情報２３、利用申込情報２４、利用者別優先度情報２５等が記憶される。なお、施設予約データベース記憶装置２０は、本実施の形態では施設予約サーバ装置１０に直結されているが、そうでなくてもよい。例えば施設予約サーバ装置１０とは異なる、図示しない他のサーバ装置に接続され、当該他のサーバ装置を介して施設予約サーバ装置１０からアクセスできるものでもよい。
【００３２】
図２は、施設予約データベース記憶装置に記憶される施設情報２１の一例を示す図である。施設情報２１は、管理対象の施設、例えば市町村等の公共団体が市町村民の利用に供する体育館、運動場等のスポーツ施設に関する情報であって、施設の利用の予約に使用される情報を含むものである。図２に示す例では、施設情報２１には、利用可能な複数の施設の各々に対して、当該施設に割り当てられた施設識別用の施設コード２１１、施設名２１２、当該施設で実施可能な運動の種目名２１３、当該種目のために同時に使用可能な運動区域（面）の数２１４が含まれている。面数が１より大きい場合には、単一の申込者に予約される運動区域は全体の一部であり、例えば面数が２、４のときには、全体の運動領域の１／２あるいは１／４の領域が同一の申込者に予約される。図２の例では、例えば、体育館Ａにおいては、バドミントンには２面が同時に使用可能であり、それらの２面がそれぞれ異なる申込者に対して予約される。卓球には４面が同時に使用可能であり、それらの４面がそれぞれ異なる申込者に対して予約される。
【００３３】
施設情報２１は、図２に限定されるのものではなく、他の情報、例えば、同時に使用可能な人数（定員）を各区画に対して定めていてもよい。あるいは、同じ区画が、異なる種目のスポーツに切り替えて使用できる場合でも、同じ区画に関してそのような切り替え可能な複数の種目に関する情報が登録されればよい。
【００３４】
図３は、施設予約データベース記憶装置２０に記憶される施設運用スケジュール情報２２の一例を示す図である。施設運用スケジュール情報２２は、管理対象の複数の施設の各々に対して利用可能な日時を種目別に示すスケジュール情報を含むものであり、図３の例には限定されるものではない。図３の例では、施設コード２２１、施設名２２２、年月２２３、曜日２２４、時間帯２２５、利用可能な種目２２６が示され、利用可能な種目２２６は、異なる時間帯２２５のそれぞれに対して利用可能であるか（○印）、あるいは利用できない（×印）かが定められている。同じ区画を同じ時間帯に複数の種目のいずれか一つに切り替えて利用することが可能である場合には、そのことを示す情報が施設運用スケジュール情報２２に含まれていればよい。
【００３５】
なお、休館日あるいは特別行事日等により使用禁止する日あるいは時間帯に関する予約禁止時間帯情報も施設運用スケジュール情報２２に含まれるべきであるが、図３では簡単化のためにそのような使用禁止時間帯情報は示されていない。施設運用スケジュール情報２２には、あらかじめ決定された抽選日が含まれていてもよいが、図３の例では、その抽選日は例示していない。以下では、抽選日は、毎月の決まった日（例えば、月初めの日あるいは毎月の最初の月曜日とかあるいは毎月の１５日とか）に、翌月一月分に対する利用申込に対する抽選を行い、予約者を決定するとする。したがって、毎月１回抽選が行われ、年間で１２回抽選が行われることになる。抽選は、先の抽選日より後に今回の抽選日までに提出された利用申込に対して行われる。
【００３６】
施設情報２１と施設運用スケジュール情報２２は、施設情報・施設運用スケジュール情報管理部１１により施設予約データベース記憶装置２０内に記憶させることができる。例えば、施設予約管理者が端末装置３０より施設情報・施設運用スケジュール情報管理部１１を起動してこれらの情報をそれぞれ入力するための画面を表示させ、それらの画面に施設情報と施設運用スケジュール情報を入力して、施設情報・施設運用スケジュール情報管理部１１がこれらの情報を施設予約データベース記憶装置２０内に記憶させればよい。これらの情報を更新するときも同様である。
【００３７】
より具体的には、例えば、次の方法を採ることができる。施設予約管理者は、施設情報２１と施設運用スケジュール情報２２を新規に施設予約データベース記憶装置２０内に登録するとき、又は登録後に変更するときに、端末装置３０より施設情報・施設運用スケジュール情報管理部１１を起動する。施設情報・施設運用スケジュール情報管理部１１は、起動されると、施設に関する、施設情報２１として利用可能な情報を入力させるための第１の画面と、施設運用スケジュール情報２２として利用可能な情報を入力させるための第２の画面を、操作者（施設予約管理者）の指示により切り替えて表示可能に構成されているとする。
【００３８】
施設予約管理者は、施設情報２１を登録するとき、施設情報・施設運用スケジュール情報管理部１１に対して、施設に関する情報を入力するための第１の画面の表示を要求する。施設情報・施設運用スケジュール情報管理部１１は、この要求に応答して、施設に関する、施設情報２１として利用可能な情報を入力させるための第１の画面を端末装置３０内の表示装置３１に表示させ、その第１の画面を用いて施設予約管理者が施設に関する情報を入力する。施設情報・施設運用スケジュール情報管理部１１は、入力された施設に関する情報を施設情報２１として施設予約データベース記憶装置２０内に記憶させる。入力済みの施設情報２１を更新するときには、施設予約管理者は、同じ第１の画面の表示を要求する。施設情報・施設運用スケジュール情報管理部１１は、既に施設情報２１が記憶されているときには、その情報を上記第１の画面内に表示させる。施設予約管理者は、表示された第１の画面内の情報を変更すれば、施設情報・施設運用スケジュール情報管理部１１は、第１の画面に入力された変更後の情報から新たに施設情報２１を施設予約データベース記憶装置２０に記憶する。これにより、記憶済みの施設情報２１を更新することができる。
【００３９】
更に、施設予約管理者が、施設運用スケジュール情報２２を施設予約データベース記憶装置２０に登録したいときには、施設情報・施設運用スケジュール情報管理部１１に対してスケジュール情報を入力するための第２の画面の表示を要求し、施設情報・施設運用スケジュール情報管理部１１は、この要求に応答して上記第２の画面を表示する。施設予約管理者が第２の画面に施設運用スケジュールに関する情報を入力すると、施設情報・施設運用スケジュール情報管理部１１は、入力された情報を施設運用スケジュール情報２２として施設予約データベース記憶装置２０内に記憶させる。こうして、新規に施設運用スケジュール情報２２が登録される。登録後に施設運用スケジュール情報２２を更新する場合も、施設情報２１の更新の場合と同様に行えばよい。
【００４０】
施設予約管理者は、施設の利用申込を受け付ける前に、施設の利用を希望する者に関する情報を利用者登録情報２３として登録する。このため施設利用希望者は、施設利用申込前あるいはその時に、例えば利用者登録申込書を記載して利用者としての登録を施設予約管理者に対して申し込む。
【００４１】
図４（ａ）は、利用者登録申込書に記載する事項の例を示し、ここでは、氏名、住所又は勤務先住所及び連絡先電話番号が記載されるようになっている。施設予約管理者は、利用者申込書に記載された事項を施設予約サーバ装置１０に登録するために、利用者登録部１２を起動する。利用者登録部１２は、起動されると、利用者登録申請書に記載された事項を入力するための画面を端末装置３０に表示させ、施設予約管理者が利用者登録申請書に記載された事項を画面内に入力すると、利用者登録部１２は、当該利用者に対して利用者識別情報を割り当て、入力された情報と利用者識別情報を利用者登録情報２３として施設予約データベース記憶装置２０記憶させる。
【００４２】
図４（ｂ）は、利用者登録情報２３の例を示す図である。ここでは、氏名２３１、住所又は勤務先住所２３２、連絡先電話番号２３３、利用者識別情報２３４とが含まれている。なお、利用者登録部１２は、決定した利用者識別情報を画面に表示させ、施設予約管理者は、決定された利用者識別情報を印刷した利用者登録カードを作成し利用者に手渡すようにすることができる。
【００４３】
なお、利用者の登録は他の方法により行ってもよい。例えば、利用者登録申請書と利用申込書とを兼ねるようにしてもよい。すなわち、施設の予約を最初に申し込むときのみ、氏名、住所又は勤務先住所、連絡先電話番号を利用申込書に記載するようにし、その利用申込書内の情報を利用者登録情報に使用してもよい。この場合、施設予約管理者は、利用申込者に対して決定された利用者識別情報を利用申込者に通知し、同じ利用者が２度目以降に施設の予約を申込むときには、利用申込書に氏名と利用者識別情報のみを記載するようにして、住所又は勤務先の住所及び連絡先電話番号を利用申込書に記載しなくてもよいようにしてもよい。
【００４４】
更に、利用者の登録は、利用者登録申請書という書面で行う代わりに、電子メールで申請書ファイルを送信してもよいようにし、施設予約管理者は、受信した申請書ファイルに基づき、利用者登録を行い、当該申込者に対して利用者登録部１２で決定された利用者識別情報を電子メールで登録申請者に通知するようにしてもよい。更に、利用者がインターネットを介して施設予約サーバ装置１０にアクセスして、利用者登録部１２が利用申込者が使用している情報処理端末に利用者登録申請用の画面を表示させ、利用者がこの画面に利用者登録に必要な情報を入力させ、利用者登録部１２は、入力された利用者に関して利用者識別情報を決定したときには、入力された情報と決定された利用者識別情報とを利用者登録情報２３として記憶するとともに、利用者識別情報を、利用者が使用中の情報処理端末の画面に表示して、利用者に通知するようにしてもよい。
【００４５】
図５は、利用申込書の例を示す図である。利用申込書は、利用希望者が実際に施設の利用をしたいときに提出する書類であり、利用を希望する施設の名称、希望日時等の情報が含まれている。図５の例では、氏名、利用者識別情報、希望施設名、希望種目、希望月日、希望時間帯が含まれている。
【００４６】
更に、図５の利用申込書には利用者指定の優先度情報を指定する欄が含まれている。本実施の形態では、抽選日毎に、同じ利用者からの利用申込に対して当選の確率に関連して、利用者が希望する抽選日に当選の確率を通常より高くする“優先”を優先度情報として指定可能になっている。但し、同じ利用者が“優先”を指定できるのは、年間の全抽選日のうちの一部の抽選日に対してのみである。例えば利用者は年間の全抽選回数の半分の回数６回だけ、“優先”を指定することができるようにしてもよい。あるいは、年間の全抽選回数の１／３に当たる４回のみ“優先”を指定できるように施設予約運用規則で定めることができる。利用者が“優先”を指定できる回数を制限するのは、全利用者がいつでも何回でも“優先”を指定することができるとするならば、全利用者がいつも“優先”を指定することになり、“優先”を指定する意義がなくなるからである。
【００４７】
利用者は、自分が抽選の当選確率を高くしたい月の場合に、利用者指定の優先度を“優先”とする。他の月の抽選日に対しては、当選の確率は通常の確率となるように、利用者指定の優先度は“普通”の優先度が指定されてもよい。しかし、年間を通して継続的に使用したい人は、一部の月の抽選日に対して“優先”を指定することを好まない場合もあり得る。このような人の希望に合致させるには、“優先”を指定した利用者は、“優先”を指定した回数に比例した回数だけ、その代償として、当選の確率が通常よりは低くなる“非優先”の抽選日を指定するようにすることが有効である。例えば、“優先”を指定した回数と同じ回数だけ、“非優先”を指定する必要があり、“非優先”をその回数だけ指定しないで代わりに“普通”を指定できないと施設予約運用規則で定めることができる。
【００４８】
本実施の形態では、施設予約運用規則には、利用者指定の優先度情報として、“優先”、“非優先”、“普通”という優先度を利用者が指定可能であり、“優先”を指定可能な回数は制限されており、各利用者は“優先”を指定した抽選回数と同じ回数だけ“非優先”を指定する必要があると定められているとする。図５に例示した利用申込書では、利用者指定優先度情報として、“優先”、“非優先”、“普通”の３つの優先度の欄が記載されており、利用者は利用申込時にそれらの一つの欄に丸印を付けるようになっている。
【００４９】
施設予約管理者は、利用申込書を受け付けると、施設予約サーバ装置１０内の施設予約受付部１３を起動する。施設予約受付部１３は、起動されると、利用申込書の内容を入力させるための画面を端末装置３０の表示装置３１に表示させる。施設予約管理者は、利用申込書に記載された事項を上記画面に入力する。施設予約受付部１３は、利用申込が新たに入力されるごとに、受付番号を決定し、当該受付番号と一緒に、入力された利用申込書内の情報を、次の抽選日に対する利用申込情報２４に登録する。
【００５０】
図６は、施設予約データベース記憶装置２０に記憶される利用申込情報２４の一例を示す図である。この例では、利用申込情報２４には、受付番号２４１、申込者の氏名２４２、利用者識別情報２４３、希望施設名２４４、希望種目２４５、希望月日２４６、希望時間帯２４７とが含まれている。更に、乱数格納エリア２４８及び抽選結果格納エリア２４９も含まれている。最後の二つのエリアには後に抽選を行うとき及び抽選後に情報が書込まれる。
【００５１】
なお、施設予約受付部１３は、入力された利用申込情報を利用申込情報２４に追加する前に、以下のチェックを行う。まず、入力された氏名と利用者識別情報との組が利用者登録情報２３に登録された情報に合致するか否かをチェックし、更に、利用申込書に記載された希望条件が、施設情報２１、施設運用スケジュール情報２２に矛盾しないかをチェックする。もし、入力された利用申込情報が上記二つのチェックのいずれかに合格しないときには、合格していない情報を入力画面上で点滅して表示させるかあるいは色を変えて表示させ、施設予約管理者に入力情報の間違いを通知する。間違いは、利用申込情報の記載内容に間違いがある場合と、施設予約管理者が入力ミスをした場合とがあり得る。いずれの場合にも、施設予約管理者が訂正入力を行う。
【００５２】
施設予約受付部１３は、入力された利用申込情報が上記二つのチェックに合格したときには、優先度調整情報管理部１４を起動する。優先度調整情報管理部１４は、利用者別優先度情報２５を生成し、その更新を行う。より具体的には、利用申込として入力された利用者指定の優先度が施設予約運用規則に違反しているか否かのチェックを行い、違反していないときには、利用者別優先度情報２５に新規の利用申込で指定された優先度を追加し、更に、当該指定された優先度が施設予約運用規則違反でないことを施設予約受付部１３に通知する。
【００５３】
図７は、施設予約データベース記憶装置２０に記憶される利用者別優先度情報２５の例を示す図である。利用者別優先度情報２５は、本実施の形態では、利用者が過去に指定した優先度情報を利用者別に含む。図の場合には、利用者別優先度情報２５には、利用者識別情報２５１、利用者の氏名２５２、年度２５３、月別優先度情報２５４、累計データ２５５とが含まれている。月別優先度情報２５４には、月々の抽選日に対して利用者が指定した優先度を識別する優先度コード（例えば、“優先”の場合には２、“非優先”の場合には０、“普通”の場合は１）が記憶されている。図において、現時点が５月であり、６月の利用日に対する利用申込を受け付けていて、６月分の利用申込に対する抽選をまだ行っていないと仮定する。図の例では、月別優先度情報２５４には、５月以前には利用者が指定した優先度を示す優先度コードが格納されている。
【００５４】
なお、本実施の形態では、利用者が利用申込をしなかった抽選月に対する優先度は、“非優先”を利用者が指定した場合と同じであるとする。６月利用のための新規の利用申込を利用者が行った場合には、月別優先度情報２５４のうち６月に対する部分に利用申込者が指定した優先度を示す優先度コードが格納される。図では、６月分以降に対しては括弧内に優先度コードが記載されている。これらは、６月利用分以降に対して、各利用者が指定した優先度を示す優先度コードの変化の例を示すために図示されている。
【００５５】
利用者別優先度情報２５のうちの累計データ２５５には、現時点までに利用者が“優先”、“非優先”、“普通”という３つの優先度のそれぞれを指定した回数をそれぞれの優先度別に格納される。図の例では、５月利用分までの利用申込に対する累計が格納されている。なお、本実施の形態では、利用者が利用申込を行わなかった月に対しては、“非優先”として申し込まれた場合と同じ扱いにするが、利用を申し込まなかった月に対しては、利用者指定の優先度を“非優先”とはしないで、申込なしのケースとして別に処理するようにしてもよい。
【００５６】
翌月での利用のための利用申込時に“優先”が指定された場合に、累計データ内の“優先”指定回数が＋１増大され、増大後の累計が、施設予約運用規則で定まる限界値、例えば６を越えるときには、優先度調整情報管理部１４は、端末装置３０の画面に、優先度“優先”の回数が制限値を越えたという施設予約運用規則違反メッセージを出すようになっていて、施設予約管理者は、このメッセージが表示されたときには、利用申込者に対して優先度の変更を求め、利用申込者が選んだ変更後の優先度を入力する。更に、“優先”という優先度を指定した回数に応じた回数、具体的には、“優先”を指定した回数と同じ回数以上の“非優先”を指定しないといけないという施設予約運用規則が適用されると仮定している場合には、新規利用申込において、“優先”を指定した場合には、累計データ２５５内の更新後の“優先”指定回数と“非優先”指定回数の差をチェックし、差が正である場合には、残りの月において、この差を０にするだけの回数だけ“非優先”を指定可能であるかを判別し、指定可能でないときには、“優先”指定回数が限界を超え施設予約運用規則に違反する旨のメッセージを端末装置３０の表示画面に表示させ、施設予約管理者はこのメッセージを見て利用者に優先度情報の変更を求め、変更後の優先度を入力する。
【００５７】
新規利用申込において、“普通”を指定した場合も、同様に、累計データ２５５内の“優先”指定回数と“非優先”指定回数の差をチェックし、差が正である場合には、残りの月において、この差を０にするだけの回数だけ“非優先”を指定可能であるかを判別し、指定可能でないときには、“優先”指定回数が限界を超え、施設予約運用規則違反である旨のメッセージを端末装置３０の表示画面に表示させ、施設予約管理者はこのメッセージを見て利用者に優先度情報を“非優先”へ変更することを求め、変更後の優先度を入力する。
【００５８】
優先度調整情報管理部１４は、新規利用申込により指定された優先度情報が施設予約運用規則に違反していないときあるいは違反しない優先度に変更されたときに、新規予約の優先度情報を利用者別優先度情報２５内の利用月（今の例では６月）に対応して追加して記憶し、更に施設予約受付部１３に優先度情報が施設予約運用規則に違反していない旨を通知する。
【００５９】
施設予約受付部１３は、既に述べたように、新規申し込み情報が、施設情報及び施設運用スケジュールに関する二つのチェックに合格していると判断し、かつ、優先度調整情報管理部１４により利用者指定の優先度情報が施設予約運用規則に違反していないと判断された場合に、新規申し込み情報内の利用者指定優先度以外の情報を、利用申込情報２４に追加する。こうして、新規申し込みの受け付けが終了する。
【００６０】
抽選日になると、施設予約管理者は、抽選を行うために抽選処理部１５を起動する。
図８は、抽選処理部１５の概略フローチャートである。抽選処理部１５は、起動されると、利用申込情報２４（図６）から未読み出しの申込情報を一人分読み出す（ステップＳ１５１）。申込情報の読み出しに失敗した（読み出し対象情報が存在しなくなった）とステップＳ１５２で判断されるまで、以下の処理を繰り返す。まず、利用者指定の優先度を利用者別優先度情報２５から検索する（ステップＳ１５３）。すなわち、利用申込情報２４に登録された新規申込者の利用者識別情報を用いて、利用者別優先度情報２５から利用月（今の例では６月）に関する同じ利用者に関する月別優先度情報２５４を検索する。
【００６１】
検索で得られた優先度情報が、“優先”、“非優先”、“普通”であるかが判断され（ステップＳ１５４）、優先度情報に応じて、異なる数値範囲に属する乱数を発生させる。まず優先度情報が“優先”の場合は、例えば、数値範囲０〜２０，０００内の範囲で乱数を発生する（ステップＳ１５５）。本実施の形態では、競合する申込の間では、発生された乱数の値が小さいものが当選とされる。優先度情報が“普通”の場合は、例えば、数値範囲０〜４０，０００内の範囲で乱数を発生する（ステップＳ１５６）。優先度情報が“非優先”の場合は、例えば、数値範囲４０，００１〜６０，０００内の範囲で乱数を発生する（ステップＳ１５７）。ステップＳ１５５〜Ｓ１５７で発生された乱数を、利用申込情報２４内の当該利用者に対する乱数格納エリア２４８（図６）に格納する（ステップＳ１５８）。
【００６２】
利用申込情報２４からの未読み出しの申込情報の読み出しに失敗した（読み出し対象情報が存在しなくなった）とステップＳ１５２で判断されたときには、抽選を行う（ステップ１５９）。抽選では、希望施設、希望種目、希望月日、希望時時間帯が競合する複数の申込があるか否かを、利用申込情報２４から判断し、競合する複数の申込に対しては、乱数の小さいほうを当選とする。もちろん、競合する他の申込情報がない場合には、当選となる。各利用申込に対する抽選結果格納エリア２４９に当該申込に関する当選又は落選を示す抽選結果を格納する（ステップＳ１６０）。図９は、乱数及び抽選結果情報が追加された後の利用申込情報２４の例を示す図である。その後、申込者に抽選結果を通知する情報を生成する（ステップＳ１６１）。例えば、抽選結果を通知するハガキを印刷してもよい。ハガキの送付先の情報は、利用者登録情報２３から取得することができる。あるいは、電話で通知するようにしてもよい。あるいは電子メールで通知するようにしてもよい。あるいは当選の受付番号と落選の受付番号を掲示版に掲示するかあるいはインターネット上の関連するホームページに掲載してもよい。
【００６３】
以上の抽選方法により、優先度が“優先”の場合には、当選確率が、優先度が“普通”の場合よりも高くなることが分かる。一方、優先度が“非優先”の場合には、当選確率は、優先度が“優先”及び“普通”のいずれの場合よりも低くなることが分かる。
【００６４】
より詳細には、優先度が“普通”の場合には、発生する乱数の範囲は、優先度が“優先”の場合に発生する乱数の範囲を含み、それより広い範囲から発生される。したがって、優先度が“普通”の申込が、優先度が“優先”の申込と競合するときでも、優先度“普通”に対して発生される乱数が、優先度“優先”に対して発生される乱数より小さくなる可能性があり、優先度“普通”の申込が当選となる可能性が残っている。もちろん、優先度“普通”の申込に対して発生される乱数の数値範囲が、優先度“優先”に対して発生される乱数の範囲より広いので、平均的には、優先度“普通”の申込が当選する確率は、優先度“優先”の申込の当選確率より低い。
【００６５】
更に、優先度“非優先”の申込に対して発生される乱数は、以上の例では、優先度“普通”の申込に対して発生される乱数より大きい値である。したがって、優先度“普通”の申込と優先度“非優先”の申込とが競合するときには、優先度“普通”の申込が確実に当選する。したがって、優先度“普通”の申込の当選率は、優先度“非優先”の申込より高いことになる。優先度が“非優先”の申込は、他に競合する申込がない場合のみ、当選となりうる。
【００６６】
以上の第１の実施の形態で示したように、本願第１の発明によれば、同じ申込者が申し込み毎に当選希望の強さ（すなわち施設利用の優先度）を指定でき、その結果、当選希望の強さ（すなわち優先度）を申込み者の当選確率に反映するすることができ、利用者の希望をより適格に反映して施設予約を運用できる。
【００６７】
なお、以上の実施の形態では、利用者は、利用申込毎に優先度を指定したが、これに代えて年間の全抽選日に対してあらかじめまとめて優先度を指定するようにしてもよい。この場合には、優先度調整情報管理部１４は、複数の抽選日に対してまとめて指定された複数の優先度について、上記実施の形態で示したような施設予約運用規則違反がないかをチェックして違反でないときに、利用者別優先度情報２５（図５）を記憶することは、上記実施の形態と同じである。
【００６８】
＜発明の実施の形態２＞
本実施の形態では、あらかじめ施設予約運用規則で定めた、施設管理に関連する問題が発生した特定の利用申込者について、その利用申込者からの後日の施設の利用申込に対する抽選の当選確率を一時的に変更可能にする施設予約管理方法、それを用いる施設予約管理システム及び施設予約管理プログラムの一つの実施の形態を示す。
【００６９】
本実施の形態では、利用者毎の優先度を利用者が指定するのではなく、施設予約管理者が指定する点で第１の実施の形態と異なる。施設予約管理者が特定の利用者に関して優先度を指定するのは、例えば、施設の運用上の問題が発生した場合である。その一つの例は、施設予約管理者のミスに起因して利用申込者に不利益を与えた場合である。例えば、受け付けた申込みを施設予約管理者が施設予約サーバ装置１０に入力するときに、施設予約管理者が間違った申込み情報を入力したために、本来の申込みが間違って処理されるという管理上の問題が生じることが起こった場合である。より具体的には、施設予約管理者が、申込者の希望と異なる日時あるいは種目を間違えて入力した場合である。このような申込みに対して得られた抽選結果が当選であっても、申込者の望むところではない。あるいは、別の場合として、抽選の結果、当選した申込みに対する当選通知の宛先が間違ってコンピュータに入力されたために、申込者に当選通知が通知されないということも生じ得る。
【００７０】
このような施設予約管理者側のミスにより申込者に対して不利益を与えた場合、施設予約管理者の立場では、上記不利益に対する補償として、当該申込者に対して、次の申込み時に当選の確率を高くするように施設予約運用規則を定めておき、実際に同じ申込者から次回に申込みがあったときには、当選の確率を一時的に高くするように抽選を行えることが望ましいと考えられる。
【００７１】
施設管理上の問題としては、利用者の不適切な行動に起因して生じる問題もある。例えば、当選した申込者が利用日になって申し込んだ施設を使用しないで放置する場合も時々発生する。利用日当日に使用しなかった申込者は、利用日前に使用料を支払っていても、このような施設の未使用状態が発生することは、施設の有効利用の点で望ましくない。申込者が事前に施設予約管理者に申込のキャンセルを連絡すれば、同じ施設を他の希望者に使用させることも可能である。したがって、当日使用しなかった申込者から、後日罰金を徴収することも考えられるが、罰金を徴収しても、施設が有効に利用されなかったという不利益が発生したことには変わりはない。
【００７２】
更に、利用者の中には、使用中に器物を破損させるものもいる。このような利用者には、破損した器物の修理あるいは代替品の購入代金を支払って貰うようにすることもできるし、更には、罰金も徴収することも考えられるが、破損した機器は、修理されるまであるいは代替品が納入されるまでの間、使用できないという不利益が発生していることには変わりはない。
【００７３】
このように施設に不利益を与えた利用者に対して、施設予約管理者の立場では、施設の有効利用の促進という観点で、罰金とは別の懲罰として、当該申込者が後日に施設の利用を申込んだとき、当該申込に対する抽選の当選確率を一時的に低くすることが望ましいと考える場合がある。
【００７４】
このような目的のために、本実施の形態では、図１において、施設予約管理者が、優先度調整情報管理部１４を起動できるようになっている。優先度調整情報管理部１４は、起動されると、優先度を一時的に変更すべき利用者を登録するための画面を端末装置３０の表示装置３１に表示させるようになっている。
【００７５】
図１０（ａ）は、施設予約管理者指定の優先度を入力するための画面の例を示す図である。施設予約管理者は、利用者識別情報を入力するためのフィールド１４１に、優先度を一時的に変更すべき利用者の識別情報を入力すると、優先度調整情報管理部１４は、対応する氏名を利用者登録情報２３から検索して氏名表示フィールド１４２に表示させる。
【００７６】
施設予約管理者は、その氏名の正しさを確認した後に、優先度を最優先にするためのボタン１４３又は最低にするためのボタン１４４のいずれかを選択できるようになっている。施設予約管理者側が利用者に不利益を与えた場合には、最優先ボタン１４３を選択し、利用者が施設に対して不利益を与えたときには、最低ボタン１４４を選択するように、施設予約運用規則が定まっているとする。ボタン１４３，１４４のいずれかの選択が終了した後に、施設予約管理者が図示しない登録ボタンを押すと、上記入力画面での入力にしたがって、当該利用者に関する優先度情報が利用者別優先度情報２５に登録される。
【００７７】
図１０（ｂ）は、本実施の形態で使用される利用者別優先度情報２５の例を示す図である。本実施の形態では、利用者別優先度情報２５には、利用者識別情報２５６、氏名２５７に対応して、施設予約管理者指定優先度情報２５８が記憶されるようになっている。施設予約管理者指定優先度情報２５８は、最優先を指定する最優先指定フラグ２５８Ａと最低の優先度を指定する最低指定フラグ２５８Ｂとのいずれか一方を記憶可能になっている。
【００７８】
図１１は、本実施の形態での抽選処理部１５の処理のフローチャートである。図において、図８と同じ参照番号は同じ処理を示す。第１の実施の形態と相違する点は、まず、ステップＳ１５３Ａでは、利用者別優先度情報２５から、ステップＳ１５１で読み出した利用申込情報を提出した利用申込者に対して登録された施設予約管理者指定の優先度情報が検索されることである。ステップＳ１５４Ａにおいて、このような優先度情報が検索されたか否か、検索された場合には、記憶された優先度情報が指定する優先度が“最優先”か“最低”かが判別される。
【００７９】
利用申込者に対応する優先度情報が検索され、検索された優先度情報が“最優先”を指定する優先度情報であるときには、小さい数値の範囲、例えば０〜１０，０００に属する乱数を発生する（ステップＳ１５５Ａ）。利用申込者に対応する優先度情報が検索されなかった場合には、ステップＳ１５６においては、“普通”の優先度に対応する数値範囲、例えば第１の実施の形態と同じく、数値範囲０〜４０，０００に属する乱数を発生する（ステップＳ１５６）。利用申込者に対応する優先度情報が検索され、検索された優先度情報が“最低”を指定する優先度情報であるときには、大きな数値の範囲、例えば６０，０００〜８０，０００に属する乱数を発生する（ステップＳ１５７Ａ）。利用者に対応する優先度情報が検索され、ステップＳ１５５Ａ又はＳ１５７Ａにおいて乱数が発生された後は、利用者別優先度情報２５内の対応する利用者に関する管理者指定の優先度情報はリセットされる（ステップＳ１５５Ｂ）。
【００８０】
したがって、抽選ステップＳ１５９においては、管理者により“最優先”として指定された優先度を有する利用者に対して発生される乱数は、小さい数値範囲０〜１０，０００に属し、“普通”の優先度の利用者に対して発生される乱数の数値範囲は、０〜４０，０００と大きい数値の範囲に属するので、“最優先”を指定された利用申込者と“普通”の優先度の利用申込者の利用要求が競合する場合、“最優先”と指定された利用申込者に対して発生される乱数が“普通”の優先度の利用申込者に対して発生される乱数より小さくなる確率が高く、したがって、前者の利用申込者のほうが当選確率が高くなる。
【００８１】
一方、“最低”の優先度を指定された利用申込者に対しては、“普通”の優先度の利用申込者に対して発生される乱数の数値より大きな数値になるので、最低の優先度を指定された利用申込者は、競合する利用申込がある場合には、当選することはなく、競合する利用申込者がいない場合のみ当選する。
【００８２】
なお、利用申込者に対応する優先度情報が検索されなかった場合には、ステップＳ１５６においては、“普通”の優先度に対応する数値範囲として、第１の実施の形態と異なり、“最優先”の優先度に対してステップＳ１５５Ａで発生される乱数の数値範囲０〜１０，０００を除いた数値範囲１０，００１〜４０，０００に属する乱数を発生するようにすると、“最優先”と指定された利用申込者と“普通”の優先度の利用申込者の利用要求が競合する場合でも、“最優先”と指定された利用申込者に対して発生される乱数が“普通”の優先度の利用申込者に対して発生される乱数より必ず小さくなるので、必ず“最優先”の利用申込者が当選することになる。
【００８３】
以上のようにして、特定の申込者に関して施設運用に関連する問題が発生したときに、当該申込者のその後の申し込みに対する抽選の当選確率を一時的に変更することが可能になる。なお、以上の第２の実施の形態では、優先度を“最優先”と“最低”の二つを登録できるようにしたが、一方のみを登録するように運用してもよいことは言うまでもない。
【００８４】
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されないことは言うまでもない。発明の要旨を変更しない範囲で、上記の実施の形態を変更あるいは修正をしてもよいことは言うまでもない。例えば、第１の実施の形態に使用した、利用申込者が指定した優先度情報と、第２の実施の形態に使用した、施設予約管理者が指定した特定の利用者に対する優先度情報との両方を合わせて使用するようにすることもできる。その場合には、施設予約管理者が指定した優先度情報の有無を検索し、その優先度情報が検索されたときには、その優先度情報に対応する当選確率となるように、第２の実施の形態で例示したように、その優先度情報に対応する数値範囲に属する乱数を発生し、その優先度情報が検索されなかったときには、第１の実施の形態で使用された、利用申込者指定の優先度情報に対応する当選確率となるように、第１の実施の形態で例示したように、その優先度情報に対応する数値範囲に属する乱数を発生するようにすればよい。
【００８５】
施設予約管理者が“最優先”を指定した場合に対して発生される乱数の範囲は、第２の実施の形態では数値範囲０〜１０，０００の範囲であり、利用者が“優先”を指定した場合に第１の実施の形態で発生される乱数は、数値範囲０〜２０，０００に属するものであるので、“最優先”を指定された利用者のほうが、当選確率が高くなることがわかる。逆に、施設予約管理者が“最低”を指定した場合に対して第２の実施の形態で発生される乱数の範囲は、数値範囲６０，０００〜８０，０００の範囲であり、利用者が“非優先”を指定した場合に第１の実施の形態で発生される乱数は、数値範囲４０，０００〜６０，０００の範囲に属するものであるので、“非優先”を指定した利用者の利用申込と“最低”を指定された利用者の利用申込とが競合する場合には、前者の申込が当選することがわかる。
【００８６】
【発明の効果】
以上で説明したように、本願第１の発明によれば、施設の同じ利用申込者に関して申し込み毎に当選希望の強さ（すなわち施設利用の優先度）を受け付け、その当選希望の強さ（すなわち優先度）に応じてそれぞれの申込みの当選確率を変更可能になる。
【００８７】
更に、本願第２の発明によれば、あらかじめ施設予約運用規則で定めた、施設管理に関連する問題が発生した特定の利用者について、その利用申込者からの後日の施設の利用申込に対する抽選の当選確率を一時的に変更可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る施設予約管理システムの一実施形態の概略ブロック図である。
【図２】施設予約データベース記憶装置に記憶される施設情報の例を示す図である。
【図３】施設予約データベース記憶装置に記憶される施設運用スケジュール情報の例を示す図である。
【図４】（ａ）は利用者登録申込書に記載する事項の例を示す図であり、（ｂ）は施設予約データベース記憶装置に記憶される利用者登録情報の例を示す図である。
【図５】利用申込書の例を示す図である。
【図６】施設予約データベース記憶装置に記憶される利用申込情報の一例を示す図である。
【図７】施設予約データベース記憶装置に記憶される利用者別優先度情報の例を示す図である。
【図８】抽選処理部の概略フローチャートである。
【図９】乱数及び抽選結果が追加して格納された後の利用申込情報の例を示す図である。
【図１０】（ａ）は、第２の実施の形態において、施設予約管理者指定の優先度を入力するための画面の例を示す図である。（ｂ）は、利用者別優先度情報の例を示す図である。
【図１１】第２の実施の形態における抽選処理部の概略フローチャートである。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a facility reservation management method in which a user who uses a facility such as a public facility is determined by lot every predetermined day, a facility reservation management system using the method, and a facility reservation management program.
[0002]
[Prior art]
In order to make public facilities (for example, public sports facilities such as gymnasiums and outdoor tennis courts) available to the general public, the facility reservation management section, which is a division of the city hall, sets a facility operation schedule in advance. ,announce. In the facility operation schedule, available facilities, available dates and times, and available exercise types for each time period, such as volleyball and table tennis, are specified. A person who wishes to use the facility makes a facility use application to the facility reservation management section. The facility reservation management section usually performs a lottery on a regular basis. For example, for each facility, a use application is accepted for each available time zone of each available day in a month one to two months ahead, and a reservation person is determined at the beginning of the previous month or two months before the previous month. When there are a plurality of use applicants for the same facility, the same day of the week, and the same time slot, the facility reservation manager performs a lottery using a computer and determines the use reservation person from the use applicants. The facility reservation management section notifies the use applicant of the lottery result. In some cases, the winning applicant may perform procedures such as paying the price in advance.
[0003]
Regarding the management of facility reservation, various ideas or improvements have been proposed. For example, a device dedicated to facility reservation for performing a lottery based on application information of a user and outputting a result has been proposed (for example, see Patent Document 1). Further, there has been proposed a device for managing a reservation so as to reduce a vacant use time of a facility (for example, see Patent Document 2).
[0004]
Under the situation where the number of available public facilities is limited, there is a problem that the winning rate is low. In winter, outdoor facilities cannot be used, and the number of applicants for indoor facilities increases, and the winning rate further decreases. For example, there is a problem that the winning rate further decreases depending on the season.
[0005]
As an example of a device related to the winning rate, the applicants are ranked based on the past winning results (for example, the order of the applicants with a small number of wins is made higher), and the use applicants with a small number of wins are more likely to win. It has also been proposed (see, for example, Patent Document 3).
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-62-163165
[Patent Document 2]
JP 2002-312653 A
[Patent Document 3]
JP 2000-276536 A
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional facility reservation management method, a lottery for a plurality of use applications for a month two months later is performed periodically, for example, on a predetermined lottery day every month according to a predetermined procedure. User preferences are not reflected in the lottery. However, depending on the user, the strength of desire to use the facility or the desire to win a lottery may differ for each application even for the same facility. For example, when applying for facility use at a time when there is relatively enough time in view of the work schedule of one's own work, there is a case where a desire for facility use or a request for winning is increased. Or, depending on the season, the desire for winning may increase. Alternatively, the same applies when the facility is to be used together with a special member such as a special close member.
[0008]
When an application for which there is a strong request for winning is won, the joy of the user is greater than when it is not. On the other hand, when an application for which the request for winning is strong is lost, the disappointment of the user is so. Is stronger than when not.
[0009]
Therefore, in order to increase the satisfaction of the use applicant, the strength of the winning request (that is, the priority of facility use) for each application of the use applicant is accepted, and the strength is determined according to the strength (high priority). It would be desirable to be able to change the probability of winning the application.
[0010]
In addition, if an applicant who uses the facility throughout the year is allowed to show a strong winning request at each application, the winning probability of that applicant will increase on any lottery day, and it will be unfair to other applicants It is. Therefore, it is considered that the number of times that the same applicant can desire a strong winning probability should be limited to a predetermined number or less of a part of the total number of lotteries in the year.
[0011]
In addition, some applicants may wish to use the facility continuously throughout the year, and such applicants will not be shown a strong desire to win on a special lottery date and will receive the same election throughout the year. You may want to show your hope. If such a use applicant does not show a strong winning request, such a user may be disadvantaged in the lottery from a user who shows a strong winning request. Therefore, in order to avoid disadvantages for users who do not show strong election hope throughout the year, adjust the winning probability for those who do not show strong election hope, or if users who show strong election hope have strong election, It is considered desirable to adjust the winning probability of the use applicant on a lottery day other than the lottery day indicating the request.
[0012]
On the other hand, as a countermeasure against another problem, there are cases in which it is desirable to temporarily change the winning probability for each desired user. For example, when a problem occurs in the operation of the facility. One example is a case where a disadvantage has been given to the use applicant due to a mistake of the facility reservation manager. For example, in a facility reservation management system in which a facility reservation manager inputs a received application to a computer for facility reservation management, the original application is incorrectly processed because the facility reservation manager inputs wrong application information. Management problems can arise. For example, there is a case where the facility reservation manager inputs a wrong date and time or an item to the computer different from the applicant's request. Even if the lottery result obtained for such an application is a winning, it is not what the applicant wants. Alternatively, as another example, as a result of the lottery, the winning notification may not be notified to the applicant because the address of the winning notification for the winning application is incorrectly input to the computer.
[0013]
If a disadvantage is given to the applicant due to such a mistake of the facility reservation manager, the facility reservation manager wins the applicant at the next application as compensation for the disadvantage. It is considered that it is desirable to set up a facility reservation operation rule so that the probability of winning will be high, and that when the same applicant applies the next time, the lottery can be performed to temporarily increase the probability of winning .
[0014]
As a problem in facility management, there is a problem caused by improper behavior of a user. For example, it sometimes happens that the winning applicant leaves the facility that he / she has applied for on the use date without using it. Even if the applicant who did not use the facility on the day of use pays the fee before the use, it is not desirable that such an unused state of the facility occurs in terms of effective use of the facility. If the applicant notifies the facility reservation manager of the cancellation of the application in advance, the same facility can be used by another applicant. Therefore, it is conceivable to collect a fine at a later date from an applicant who did not use it on the day. However, even if the fine is collected, there is still a disadvantage that the facility was not used effectively.
[0015]
In addition, some users may damage equipment during use. Such users may be required to pay for the repair of damaged equipment or the purchase of a replacement, and may also be fined. Until they are delivered or the replacement is delivered, there is still the disadvantage that they cannot be used.
[0016]
From the viewpoint of promoting effective use of facilities, the applicant who has disadvantaged the facilities in this way, as a separate penalty from the viewpoint of promoting effective use of the facilities, will receive When applying for use, it may be desirable to temporarily lower the winning probability of the lottery for the application.
[0017]
From the above, it is considered that when a problem related to facility operation occurs for a specific applicant, it is desirable to temporarily change the winning probability of the lottery for the subsequent application of the applicant.
[0018]
Therefore, a first object of the present invention is to receive the strength of a winning request (ie, the priority of facility use) for each reservation application from a use applicant, and to respond to the strength of the winning request (ie, a priority). An object of the present invention is to provide a facility reservation management method, a facility reservation management system, and a facility reservation management program that enable the winning probability of each application to be changed.
[0019]
A second object of the present invention is to win a lottery for a specific use applicant having a problem related to facility management, which has been determined in advance in the facility reservation operation rules, for a later use application of the facility from the use applicant. An object of the present invention is to provide a facility reservation management method, a facility reservation management system, and a facility reservation management program that can change the probability temporarily.
[0020]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the first object, the present invention according to claim 1 uses a lottery reservation from a plurality of use applicants who wish to use the facility for each of a plurality of predetermined lottery dates. A facility reservation management method executed by a computer for determining a user, wherein a winning probability is determined for each of the plurality of lottery dates with respect to a part of the plurality of lottery dates selected by the user. It is allowed to specify a higher priority to make a higher than usual.
Further, the facility reservation management method is such that, when one of the use applicants designates the high priority for any one of the lottery dates, the high priority corresponding to the use applicant and the lottery date is applied. Is stored in the priority information storage means, and on each lottery date, for each of a plurality of use applicants for the same facility, the first priority information is A lottery for determining the use reservation person for the facility in a mode of increasing the winning probability of the use applicant or lowering the winning probability depending on whether or not it is stored in the priority information storage means. Performing, including steps.
[0021]
As a result, the user can designate a high priority for a lottery date having a high winning request, and when the designation is performed, the lottery probability can be increased and a lottery can be received.
[0022]
A more desirable aspect of the present invention is that, in the invention according to claim 1, when any one of the use applicants designates the high priority for any lottery date, the high priority is given as a compensation. It is required to designate a low priority for lowering the winning probability than usual for a predetermined number of lottery dates out of a plurality of lottery dates other than the designated lottery date. The facility reservation management method, when any one of the use applicants specifies the low priority for any one of the lottery dates, indicates the low priority corresponding to the lottery date and the use applicant. Storing the second priority information in the priority information storage means, wherein the lottery step is performed for each of a plurality of use applicants for the same facility when performing the lottery on each lottery day. The winning of the use applicant depends on whether any of the first and second priority information is stored with respect to the day and neither of the first and second priority information is stored. The lottery is performed in such a manner that the probability is increased, decreased, or set in the middle.
[0023]
As a result, an applicant who has specified a higher priority for one of the lottery dates will be required to specify a lower priority for the other lottery dates as a price. Applicants can receive lotteries with medium priority. As a result, if there is an applicant who specified a higher priority for any of the lottery dates, the winning probability of a user who does not specify a higher priority will be lower than that person, but the other lottery dates , The priority is higher than that of a user who specified a higher priority on the previous lottery date and specified a lower priority on the other lottery date.
[0024]
In order to achieve the second object, the present invention according to claim 3, according to the present invention, for each of a plurality of predetermined lottery dates, a plurality of use applicants who wish to use the facility from a plurality of use applicants. A facility reservation management method executed by a computer to be determined by lottery, and a predetermined facility operation problem related to a user who did not win or was won on any of the lottery dates occurred In this case, at least one of a high priority for raising the probability of winning when the user applies for a use on the subsequent lottery day and a lower priority for lowering the probability of winning than usual Is specified in advance in the facility reservation operation rules.
In addition, the facility reservation management method requires the facility reservation manager to respond to the user who did not win on any of the lottery dates or because the above-mentioned problem occurred later in connection with the winning user. When either one of the first priority information degree indicating a high priority for increasing the winning probability and the second priority information indicating a low priority for decreasing the winning probability is input, The input first or second priority information is stored in the priority information storage means corresponding to the use applicant, and when performing a lottery on any subsequent lottery date, a plurality of use applications for the same facility It is determined whether or not the first or second priority information is stored for each of the users, and the first or second priority information is stored for any of those use applicants. , The use application In the winning probability temporarily manner to or lower to higher than normal, it is intended to include the step of performing a lottery to determine the use reserver for the facility.
[0025]
As a result, the facility reservation manager raises the probability of winning in response to the user who did not win on any of the lottery dates or because the above-mentioned problem occurred later in connection with the winning applicant. One of the first priority information level indicating a high priority for the second priority information and the second priority information indicating a low priority for lowering the winning probability can be input. When the lottery is performed on the lottery date, if the first or second priority information is stored corresponding to any of a plurality of use applicants for the same facility, the winning probability of the use applicant Can be temporarily higher or lower than usual.
[0026]
For example, if the facility reservation manager gives a disadvantage to the use applicant due to a mistake, the facility reservation manager responds to the use applicant in accordance with the facility reservation operation rules and By temporarily specifying a high priority, it becomes possible for the use applicant to receive a lottery with a high probability of winning the next time the application is made, thereby making it possible to compensate for the disadvantage. Alternatively, if the user gives disadvantages related to facility management, the facility reservation manager will temporarily respond to the use applicant in accordance with the facility reservation operation rules and Designate a low priority and allow the user to apply for a lottery with a low probability of winning the next time they apply, thereby giving the user a disadvantage different from monetary punishment. Can be prevented from being disadvantaged.
[0027]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a facility reservation management method according to the present invention and a facility reservation management system using the same will be described in more detail with reference to some embodiments shown in the drawings. In the following, the same reference numerals represent the same or similar ones. Further, in the second and subsequent embodiments of the invention, only the differences from the first embodiment of the invention will be mainly described.
[0028]
<First Embodiment of the Invention>
FIG. 1 is a schematic block diagram of one embodiment of a facility reservation management system according to the present invention, in which one embodiment of a facility reservation management method according to the present invention is used. In the figure, 1 is a facility reservation management system, 10 is a facility reservation server device for managing facility reservation information, 20 is a facility reservation database storage device, and 30 is connected to the facility reservation server device 10. , A terminal device operated by the facility reservation manager. The facility reservation server device 10 is realized by, for example, a workstation or a personal computer. The terminal device 30 may be any information processing terminal connected to the facility reservation server device 10, and may be, for example, a so-called personal computer having a display device 31, a processing device 32, and an input device 33. The terminal device 30 may be directly connected to the facility reservation server device 10, or may be connected via a local network such as a LAN or a wide area network such as the Internet.
[0029]
The facility reservation server device 10 is provided with a facility reservation processing unit 100. The facility reservation processing unit 100 includes a facility information / facility operation schedule information management unit 11, a user registration unit 12, a facility reservation reception unit 13, An adjustment information management unit 14 and a lottery processing unit 15 are provided. The facility reservation processing unit 100 and the processing unit provided therein exemplify the functional blocks provided in the facility reservation server device 10, and there may be various implementation methods of each processing unit.
[0030]
For example, the facility reservation processing unit 100 is realized by a hardware circuit inside the facility reservation server device 10 and a program for facility reservation management executed by the facility reservation server device 10. In this case, this program implements one embodiment of the facility reservation management program according to the present invention. A plurality of functional blocks inside the facility reservation processing unit 100 are realized by a hardware circuit inside the facility reservation server device 10 and a plurality of program routines provided in the program. However, the facility reservation processing unit 100 and each processing unit therein may be realized by a dedicated logic circuit, and further executed by the hardware circuit in the facility reservation server device 10 and the facility reservation server device 10. It may be realized by combining a program for facility reservation management and a dedicated logic circuit. The facility reservation server device 10 may be configured by a single server device or may be configured by a plurality of server devices.
[0031]
As will be described later, the facility reservation database storage device 20 stores facility information 21, facility operation schedule information 22, user registration information 23, use application information 24, user-specific priority information 25, and the like. Although the facility reservation database storage device 20 is directly connected to the facility reservation server device 10 in the present embodiment, it does not have to be so. For example, the server may be connected to another server device (not shown) different from the facility reservation server device 10 and can be accessed from the facility reservation server device 10 via the other server device.
[0032]
FIG. 2 is a diagram showing an example of the facility information 21 stored in the facility reservation database storage device. The facility information 21 is information on sports facilities such as a gymnasium, a sports ground, and the like that are used by the municipalities by public facilities such as municipalities, for example, and includes information used for reservation of use of the facilities. In the example shown in FIG. 2, the facility information 21 includes, for each of a plurality of available facilities, a facility code 211 for facility identification assigned to the facility, a facility name 212, and an exercise that can be performed at the facility. And the number 214 of exercise areas (planes) that can be used simultaneously for the event. If the number of faces is greater than one, the exercise area reserved for a single applicant is a part of the whole. For example, when the number of faces is two or four, half or one-third of the entire exercise area is used. Area 4 is reserved for the same applicant. In the example of FIG. 2, for example, in gymnasium A, two screens can be used simultaneously for badminton, and those two screens are reserved for different applicants. Four sides of table tennis can be used at the same time, and these four sides are reserved for different applicants.
[0033]
The facility information 21 is not limited to FIG. 2, and other information, for example, the number of persons (capacity) that can be used simultaneously may be defined for each section. Alternatively, even when the same section can be used by switching to a different sport, information regarding a plurality of such switchable events may be registered for the same section.
[0034]
FIG. 3 is a diagram showing an example of the facility operation schedule information 22 stored in the facility reservation database storage device 20. The facility operation schedule information 22 includes schedule information indicating the date and time available for each of the plurality of facilities to be managed for each event, and is not limited to the example of FIG. In the example of FIG. 3, a facility code 221, a facility name 222, a year and month 223, a day of the week 224, a time slot 225, and an available event 226 are shown. The available events 226 correspond to different time zones 225. It is determined whether it can be used (marked with ○) or cannot be used (marked with ×). When it is possible to use the same section by switching to any one of a plurality of events in the same time zone, it is sufficient that information indicating that fact is included in the facility operation schedule information 22.
[0035]
It should be noted that the information on the reservation prohibition time zone relating to the days or time zones for which use is prohibited due to closed days or special event days should also be included in the facility operation schedule information 22, but in FIG. 3, such use is prohibited for simplicity. Time zone information is not shown. The facility operation schedule information 22 may include a predetermined lottery date, but the example of FIG. 3 does not illustrate the lottery date. In the following, the lottery date is determined on a fixed day of each month (for example, on the first day of the month or on the first Monday of each month, or on the 15th of each month) by performing a lottery for the application for the next month in January. Suppose you decide. Therefore, the lottery is performed once a month, and the lottery is performed 12 times a year. The lottery is performed for the use application submitted before the current lottery date after the previous lottery date.
[0036]
The facility information 21 and the facility operation schedule information 22 can be stored in the facility reservation database storage device 20 by the facility information / facility operation schedule information management unit 11. For example, the facility reservation manager activates the facility information / facility operation schedule information management unit 11 from the terminal device 30 to display screens for inputting these pieces of information, and displays the facility information and the facility operation schedule information on those screens. And the facility information / facility operation schedule information management unit 11 may store these information in the facility reservation database storage device 20. The same applies when updating these information.
[0037]
More specifically, for example, the following method can be adopted. The facility reservation manager manages the facility information / facility operation schedule information from the terminal device 30 when newly registering the facility information 21 and the facility operation schedule information 22 in the facility reservation database storage device 20 or changing it after the registration. The unit 11 is started. When activated, the facility information / facility operation schedule information management unit 11 displays a first screen for allowing the user to input information usable as the facility information 21 and information usable as the facility operation schedule information 22. It is assumed that the second screen for inputting can be switched and displayed according to an instruction of an operator (facility reservation manager).
[0038]
When registering the facility information 21, the facility reservation manager requests the facility information / facility operation schedule information management unit 11 to display a first screen for inputting information about the facility. In response to the request, the facility information / facility operation schedule information management unit 11 displays a first screen on the display device 31 in the terminal device 30 for inputting information relating to the facility and usable as the facility information 21. Then, the facility reservation manager inputs information about the facility using the first screen. The facility information / facility operation schedule information management unit 11 stores the input information about the facility in the facility reservation database storage device 20 as the facility information 21. When updating the input facility information 21, the facility reservation manager requests the same first screen to be displayed. When the facility information 21 is already stored, the facility information / facility operation schedule information management unit 11 displays the information on the first screen. If the facility reservation manager changes the information in the displayed first screen, the facility information / facility operation schedule information management unit 11 newly sets the facility information from the changed information input in the first screen. 21 is stored in the facility reservation database storage device 20. Thus, the stored facility information 21 can be updated.
[0039]
Further, when the facility reservation manager wants to register the facility operation schedule information 22 in the facility reservation database storage device 20, a second screen for inputting schedule information to the facility information / facility operation schedule information management unit 11 is displayed. The display is requested, and the facility information / facility operation schedule information management unit 11 displays the second screen in response to the request. When the facility reservation manager inputs information related to the facility operation schedule on the second screen, the facility information / facility operation schedule information management unit 11 stores the input information as facility operation schedule information 22 in the facility reservation database storage device 20. Remember. Thus, the facility operation schedule information 22 is newly registered. Updating the facility operation schedule information 22 after registration may be performed in the same manner as updating the facility information 21.
[0040]
The facility reservation manager registers information on a person who wants to use the facility as user registration information 23 before accepting a facility use application. For this reason, the facility use applicant applies a user registration application to the facility reservation manager before or at the facility use application, for example, by describing a user registration application form.
[0041]
FIG. 4A shows an example of items described in the user registration application, in which a name, an address or a work address, and a contact telephone number are described. The facility reservation manager activates the user registration unit 12 in order to register the items described in the user application form in the facility reservation server device 10. When activated, the user registration unit 12 causes the terminal device 30 to display a screen for inputting the items described in the user registration application, and the facility reservation manager is described in the user registration application. When the items are entered on the screen, the user registration unit 12 assigns user identification information to the user, and uses the input information and the user identification information as user registration information 23 as a facility reservation database storage device 20. Remember.
[0042]
FIG. 4B is a diagram illustrating an example of the user registration information 23. Here, a name 231, an address or work address 232, a contact telephone number 233, and user identification information 234 are included. The user registration unit 12 displays the determined user identification information on a screen, and the facility reservation manager creates a user registration card on which the determined user identification information is printed and hands it to the user. can do.
[0043]
The registration of the user may be performed by another method. For example, a user registration application form and a use application form may be combined. That is, only when first applying for a facility reservation, the name, address or work address, and contact telephone number should be described in the use application, and the information in the use application will be used for user registration information. Is also good. In this case, the facility reservation manager notifies the use applicant of the user identification information determined for the use applicant, and when the same user applies for a facility reservation for the second time or later, the name of the user is entered in the use application form. And only the user identification information may be described, and the address or the work address and the contact telephone number may not be described in the use application form.
[0044]
In addition, instead of performing user registration in writing as a user registration application form, an application file may be sent by e-mail, and the facility reservation manager will use the received application form file based on the received application form file. User registration may be performed, and user identification information determined by the user registration unit 12 may be notified to the applicant by e-mail. Further, the user accesses the facility reservation server device 10 via the Internet, and the user registration unit 12 displays a user registration application screen on the information processing terminal used by the use applicant, Prompts the user to enter information necessary for user registration on this screen. When the user registration unit 12 determines the user identification information for the input user, the user registration unit 12 determines the input information and the determined user identification information. May be stored as the user registration information 23, and the user identification information may be displayed on the screen of the information processing terminal being used by the user to notify the user.
[0045]
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of a use application form. The use application is a document that is submitted when a user wishes to actually use the facility, and includes information such as the name of the facility desired to be used and the desired date and time. In the example of FIG. 5, a name, user identification information, desired facility name, desired item, desired month and date, and desired time zone are included.
[0046]
Further, the use application form of FIG. 5 includes a column for designating priority information designated by the user. In the present embodiment, priority is given to "priority", which is higher than usual for a lottery date desired by a user in relation to the probability of winning for a use application from the same user for each lottery date. It can be specified as information. However, the same user can designate “priority” only for some of the lottery dates of the year. For example, the user may be able to designate “priority” only six times, which is half of the total number of lotteries per year. Alternatively, the facility reservation operation rule can be set so that “priority” can be designated only four times, which is one third of the total number of lotteries in a year. The limitation on the number of times a user can specify “priority” is that if all users can specify “priority” any number of times, all users must always specify “priority”. This is because there is no significance in designating “priority”.
[0047]
The user sets the priority specified by the user to “priority” when the user wants to increase the winning probability of the lottery. For other lottery dates, the priority of the user may be set to “normal” so that the probability of winning is the normal probability. However, those who wish to use the system continuously throughout the year may not like to designate "priority" for some lottery dates. In order to meet such a person's wishes, the user who designates “priority” is compensated by the number of times that is proportional to the number of times that “priority” is designated. It is effective to specify a lottery date of “priority”. For example, it is necessary to specify “non-priority” as many times as the number of times that “priority” is specified, and if “non-priority” is not specified that many times and “normal” cannot be specified instead, the facility reservation operation rules Can be determined.
[0048]
In the present embodiment, the facility reservation operation rule allows the user to specify the priority “priority”, “non-priority”, or “normal” as the priority information specified by the user. The number of times that can be specified is limited, and it is assumed that each user needs to specify “non-priority” as many times as the number of times of lottery specifying “priority”. In the use application form illustrated in FIG. 5, three priority columns of “priority”, “non-priority”, and “normal” are described as user-specified priority information, and the user can specify the priority at the time of use application. One of the columns is marked with a circle.
[0049]
Upon receiving the use application, the facility reservation manager activates the facility reservation receiving unit 13 in the facility reservation server device 10. When activated, the facility reservation receiving unit 13 causes the display device 31 of the terminal device 30 to display a screen for inputting the contents of the use application. The facility reservation manager inputs the items described in the use application form on the above screen. The facility reservation reception unit 13 determines a reception number every time a use application is newly input, and, together with the reception number, converts the information in the input use application form into use application information for the next lottery date. Register at 24.
[0050]
FIG. 6 is a diagram showing an example of the use application information 24 stored in the facility reservation database storage device 20. In this example, the use application information 24 includes a reception number 241, an applicant's name 242, user identification information 243, a desired facility name 244, a desired item 245, a desired date 246, and a desired time zone 247. I have. Further, a random number storage area 248 and a lottery result storage area 249 are also included. Information is written in the last two areas when a lottery is performed later and after the lottery.
[0051]
Note that the facility reservation receiving unit 13 performs the following check before adding the input use application information to the use application information 24. First, it is checked whether or not the set of the input name and user identification information matches the information registered in the user registration information 23. Further, the desired condition described in the use application is determined by the facility information. 21. Check if there is no inconsistency in the facility operation schedule information 22. If the entered application information does not pass either of the above two checks, the information that has not passed will be displayed on the input screen by flashing or changing the color and displayed to the facility reservation manager. Notify incorrect input information. The mistake may be in the case where there is an error in the description contents of the use application information or in the case where the facility reservation manager has made an input error. In any case, the facility reservation manager performs correction input.
[0052]
The facility reservation receiving unit 13 activates the priority adjustment information management unit 14 when the input application information passes the above two checks. The priority adjustment information management unit 14 generates user-specific priority information 25 and updates it. More specifically, it is checked whether or not the priority specified by the user input as a use application violates the facility reservation operation rule, and if not, the priority information 25 for each user is newly added. , And notifies the facility reservation receiving unit 13 that the specified priority is not a violation of the facility reservation operation rule.
[0053]
FIG. 7 is a diagram illustrating an example of the user-specific priority information 25 stored in the facility reservation database storage device 20. In this embodiment, the user-specific priority information 25 includes priority information specified by the user in the past for each user. In the case of the figure, the user-specific priority information 25 includes user identification information 251, user name 252, year 253, monthly priority information 254, and cumulative data 255. The monthly priority information 254 includes a priority code (for example, 2 for “priority”, 0 for “non-priority”) that identifies the priority specified by the user with respect to the monthly lottery date. In the case of “normal”, 1) is stored. In the figure, it is assumed that the current time is May, a use application for the use date in June has been received, and a lottery for the use application for June has not yet been made. In the example of the figure, the priority code indicating the priority specified by the user before May is stored in the monthly priority information 254.
[0054]
In the present embodiment, it is assumed that the priority for the lottery month for which the user has not applied is the same as when the user designates “non-priority”. When the user has made a new use application for use in June, a priority code indicating the priority designated by the use applicant is stored in the portion of the monthly priority information 254 for June. In the figure, the priority code is described in parentheses for June and thereafter. These are shown in order to show an example of a change in the priority code indicating the priority specified by each user for the usage after June.
[0055]
The cumulative data 255 of the user-specific priority information 25 includes the number of times the user has designated each of the three priorities “priority”, “non-priority”, and “normal” up to the present time. Stored separately. In the example of the figure, the cumulative total for the use application up to May use is stored. In this embodiment, the month in which the user has not applied for use is treated the same as the case in which the user has applied for “non-priority”. However, for the month in which the user has not applied for use, Instead of setting the priority specified by the user as “non-priority”, it may be processed separately as a case without application.
[0056]
When "priority" is designated at the time of use application for use in the following month, the number of "priority" designations in the accumulated data is increased by +1 and the accumulated total is a limit value determined by the facility reservation operation rule, for example, When the number exceeds 6, the priority adjustment information management unit 14 issues a facility reservation operation rule violation message on the screen of the terminal device 30 indicating that the number of times of priority “priority” has exceeded the limit value. When this message is displayed, the reservation manager requests the user to change the priority, and inputs the changed priority selected by the user. Furthermore, the facility reservation operation rule that the number of times corresponding to the number of times that the priority of "priority" is specified, specifically, "non-priority" must be specified at least as many times as the number of times that "priority" has been specified. If "priority" is specified in the new usage application, the difference between the updated "priority" specification number and the "non-priority" specification number in the cumulative data 255 is checked. If the difference is positive, it is determined whether “non-priority” can be specified in the remaining months only by the number of times that the difference is set to 0. Is displayed on the display screen of the terminal device 30, and the facility reservation manager requests the user to change the priority information by seeing this message, and the changed priority information is displayed. Enter the degree.
[0057]
Similarly, when "normal" is specified in the new use application, similarly, the difference between the number of "priority" designations and the number of "non-priority" designations in the cumulative data 255 is checked, and if the difference is positive, the remaining In this month, it is determined whether "non-priority" can be designated by the number of times that makes the difference 0, and if not, the number of "priority" designations exceeds the limit and the facility reservation operation rule is violated. A message to the effect is displayed on the display screen of the terminal device 30, and the facility reservation manager sees this message and requests the user to change the priority information to “non-priority”, and inputs the changed priority. .
[0058]
The priority adjustment information management unit 14 uses the priority information of the new reservation when the priority information specified by the new use application does not violate the facility reservation operation rule or is changed to a priority that does not violate the facility reservation operation rule. In addition to the use month (June in the present example) in the individual priority information 25, the information is additionally stored, and the facility reservation receiving unit 13 is informed that the priority information does not violate the facility reservation operation rule. Notice.
[0059]
As described above, the facility reservation receiving unit 13 determines that the new application information has passed the two checks related to the facility information and the facility operation schedule, and specifies the user by the priority adjustment information management unit 14. If it is determined that the priority information does not violate the facility reservation operation rules, information other than the user-specified priority in the new application information is added to the usage application information 24. Thus, the acceptance of the new application ends.
[0060]
When the lottery day comes, the facility reservation manager activates the lottery processing unit 15 to perform the lottery.
FIG. 8 is a schematic flowchart of the lottery processing unit 15. When activated, the lottery processing unit 15 reads unread application information for one person from the use application information 24 (FIG. 6) (step S151). The following processing is repeated until it is determined in step S152 that the reading of the application information has failed (the information to be read no longer exists). First, the user-specified priority is searched from the user-specific priority information 25 (step S153). That is, using the user identification information of the new applicant registered in the use application information 24, the user-based priority information 25 is used to extract monthly priority information 254 for the same user for the usage month (June in this example) for the same user. Search for.
[0061]
It is determined whether the priority information obtained by the search is “priority”, “non-priority”, or “normal” (step S154), and a random number belonging to a different numerical range is generated according to the priority information. First, when the priority information is “priority”, for example, a random number is generated within a numerical range of 0 to 20,000 (step S155). In the present embodiment, between competing applications, the one with the smaller value of the generated random number is won. If the priority information is “normal”, for example, a random number is generated within a numerical range of 0 to 40,000 (step S156). If the priority information is “non-priority”, for example, a random number is generated within a numerical value range of 40,001 to 60,000 (step S157). The random number generated in steps S155 to S157 is stored in the random number storage area 248 (FIG. 6) for the user in the application information 24 (step S158).
[0062]
When it is determined in step S152 that the reading of the unread application information from the use application information 24 has failed (the information to be read no longer exists), a lottery is performed (step 159). In the lottery, it is determined from the application information 24 whether or not there is a plurality of applications competing for a desired facility, a desired event, a desired month, and a desired time zone. The smaller one is elected. Of course, if there is no other competing application information, the winner will be won. In the lottery result storage area 249 for each use application, a lottery result indicating a win or a failure in the application is stored (step S160). FIG. 9 is a diagram illustrating an example of the use application information 24 after the random number and the lottery result information are added. Thereafter, information for notifying the applicant of the lottery result is generated (step S161). For example, a postcard notifying the lottery result may be printed. Information on the destination of the postcard can be obtained from the user registration information 23. Or you may make it notify by telephone. Alternatively, the notification may be made by e-mail. Alternatively, the winning number and the winning number may be displayed on a bulletin board or posted on a related homepage on the Internet.
[0063]
According to the lottery method described above, it can be seen that the winning probability is higher when the priority is “priority” than when the priority is “normal”. On the other hand, when the priority is “non-priority”, it is understood that the winning probability is lower than when the priority is “priority” or “normal”.
[0064]
More specifically, when the priority is “normal”, the range of random numbers generated includes the range of random numbers generated when the priority is “priority” and is generated from a wider range. Therefore, even when an application with the priority “normal” conflicts with an application with the priority “priority”, a random number generated for the priority “normal” is generated for the priority “priority”. It may be smaller than a random number, and there is a possibility that an application with a priority of “normal” will be won. Of course, the range of random numbers generated for an application of priority "normal" is wider than the range of random numbers generated for priority "priority," so that, on average, priority "normal" The probability of winning the application is lower than the probability of winning the application having the priority “priority”.
[0065]
Further, in the above example, the random number generated for the application with the priority “non-priority” is larger than the random number generated for the application with the priority “normal”. Therefore, when the application of the priority “normal” and the application of the priority “non-priority” compete with each other, the application of the priority “normal” is reliably won. Therefore, the winning rate of the application of the priority “normal” is higher than the application of the priority “non-priority”. An application with a priority of “non-priority” can be won only when there is no other competing application.
[0066]
As described in the first embodiment above, according to the first invention of the present application, the same applicant can specify the strength of the winning request (that is, the priority of facility use) for each application, and as a result, The strength (ie, priority) of the winning request can be reflected in the winning probability of the applicant, and the facility reservation can be operated by reflecting the user's request more appropriately.
[0067]
In the above embodiment, the user designates the priority for each use application. Instead, the user may designate the priorities collectively in advance for all lottery dates of the year. In this case, the priority adjustment information management unit 14 determines whether or not there is a violation of the facility reservation operation rule as described in the above embodiment for a plurality of priorities designated collectively for a plurality of lottery dates. Storing the user-specific priority information 25 (FIG. 5) when the check indicates that there is no violation is the same as in the above embodiment.
[0068]
<Second Embodiment of the Invention>
In the present embodiment, for a specific user who has a problem related to facility management, which is determined in advance in the facility reservation operation rule, the winning probability of a lottery for a later use application of the facility from that user is temporarily determined. 1 shows an embodiment of a facility reservation management method, a facility reservation management system and a facility reservation management program using the method.
[0069]
This embodiment is different from the first embodiment in that the priority for each user is not specified by the user but is specified by the facility reservation manager. The facility reservation manager designates the priority for a specific user when, for example, a problem occurs in the operation of the facility. One example is a case where a disadvantage has been given to the use applicant due to a mistake of the facility reservation manager. For example, when the facility reservation manager inputs the accepted application into the facility reservation server device 10, the original application is incorrectly processed because the facility reservation manager inputs the wrong application information. Is the case where More specifically, this is the case where the facility reservation manager inputs the date and time different from the applicant's request by mistake. Even if the lottery result obtained for such an application is a winning, it is not what the applicant wants. Alternatively, as another example, as a result of the lottery, the winning notification may not be notified to the applicant because the address of the winning notification for the winning application is incorrectly input to the computer.
[0070]
If a disadvantage is given to the applicant due to such a mistake of the facility reservation manager, the facility reservation manager wins the applicant at the next application as compensation for the disadvantage. It is considered that it is desirable to set up a facility reservation operation rule so that the probability of winning will be high, and that when the same applicant applies the next time, the lottery can be performed to temporarily increase the probability of winning .
[0071]
As a problem in facility management, there is a problem caused by improper behavior of a user. For example, it sometimes happens that the winning applicant leaves the facility that he / she has applied for on the use date without using it. Even if the applicant who did not use the facility on the day of use pays the fee before the use, it is not desirable that such an unused state of the facility occurs in terms of effective use of the facility. If the applicant notifies the facility reservation manager of the cancellation of the application in advance, the same facility can be used by another applicant. Therefore, it is conceivable to collect a fine at a later date from an applicant who did not use it on the day. However, even if the fine is collected, there is still a disadvantage that the facility was not used effectively.
[0072]
In addition, some users may damage equipment during use. Such users may be required to pay for the repair of damaged equipment or the purchase of a replacement, and may also be fined. Until they are delivered or the replacement is delivered, there is still the disadvantage that they cannot be used.
[0073]
From the viewpoint of promoting effective use of facilities, the applicant who has disadvantaged the facilities in this way, as a separate penalty from the viewpoint of promoting effective use of the facilities, will receive When an application is made, it may be desirable to temporarily lower the winning probability of the lottery for the application.
[0074]
For this purpose, in the present embodiment, the facility reservation manager can start the priority adjustment information management unit 14 in FIG. When activated, the priority adjustment information management unit 14 causes the display device 31 of the terminal device 30 to display a screen for registering a user whose priority is to be temporarily changed.
[0075]
FIG. 10A is a diagram showing an example of a screen for inputting the priority designated by the facility reservation manager. When the facility reservation manager inputs the identification information of the user whose priority is to be temporarily changed in the field 141 for inputting the user identification information, the priority adjustment information management unit 14 enters the corresponding name. The information is retrieved from the user registration information 23 and displayed in the name display field 142.
[0076]
After confirming the correctness of the name, the facility reservation manager can select either the button 143 for giving the highest priority or the button 144 for giving the lowest priority. The facility reservation manager selects the top priority button 143 when the user is disadvantaged, and selects the lowest button 144 when the user is disadvantaged to the facility. It is assumed that operational rules have been set. After the selection of any of the buttons 143 and 144 is completed, when the facility reservation manager presses a registration button (not shown), the priority information on the user is changed according to the input on the input screen by the user. 25 is registered.
[0077]
FIG. 10B is a diagram illustrating an example of the user-specific priority information 25 used in the present embodiment. In the present embodiment, the facility-specific priority information 258 is stored in the user-specific priority information 25 in association with the user identification information 256 and the name 257. The facility reservation manager-designated priority information 258 can store one of a highest-priority designation flag 258A for designating the highest priority and a lowest designation flag 258B for designating the lowest priority.
[0078]
FIG. 11 is a flowchart of the process of the lottery processing unit 15 in the present embodiment. In the figure, the same reference numerals as those in FIG. 8 indicate the same processes. The first embodiment differs from the first embodiment in that in step S153A, facility reservation management registered for the user who submitted the application information read out in step S151 from the user-specific priority information 25. The priority information specified by the user is searched. In step S154A, it is determined whether or not such priority information is searched. If the priority information is searched, it is determined whether the priority specified by the stored priority information is “highest priority” or “lowest”.
[0079]
Priority information corresponding to the use applicant is searched, and when the searched priority information is the priority information designating “highest priority”, a random number belonging to a small numerical range, for example, 0 to 10,000 is generated. (Step S155A). If the priority information corresponding to the use applicant has not been retrieved, in step S156, a numerical range corresponding to the “normal” priority, for example, a numerical range 0 to 40 as in the first embodiment. , 000 (step S156). The priority information corresponding to the use applicant is searched, and when the searched priority information is the priority information designating “lowest”, a random number belonging to a large numerical range, for example, 60,000 to 80,000 is entered. Occurs (step S157A). After the priority information corresponding to the user is searched and a random number is generated in step S155A or S157A, the priority information specified by the administrator for the corresponding user in the user-specific priority information 25 is reset. (Step S155B).
[0080]
Therefore, in the lottery step S159, the random number generated for the user having the priority designated as “highest priority” by the administrator belongs to the small numerical value range 0 to 10,000, and the “normal” priority The value range of the random number generated for the user of the degree belongs to a large value range of 0 to 40,000, so that the use applicant designated as “highest priority” and the use of “normal” priority Probability that the random number generated for a user who is designated as "highest priority" will be lower than the random number generated for a user with "normal" priority when the use requests of applicants conflict. Therefore, the former user has a higher winning probability.
[0081]
On the other hand, for users who have been assigned the “lowest” priority, the number will be larger than the random number generated for those who have the “normal” priority. If there is a conflicting use application, the user who has designated will not win, and will only win if there is no conflicting user.
[0082]
If the priority information corresponding to the use applicant is not found, in step S156, unlike the first embodiment, the numerical range corresponding to the “normal” priority is “highest priority”. If a random number belonging to the numerical range of 10,000 to 40,000 excluding the numerical range of 0 to 10,000 of the random number generated in step S155A is generated for the priority of “ Even if the use request of the designated user and the use request of the “normal” priority conflict with each other, the random number generated for the user designated as “highest priority” is “normal” priority. Is always smaller than the random number generated for the use applicant, so that the "highest priority" use applicant will always win.
[0083]
As described above, when a problem relating to facility operation occurs for a specific applicant, it becomes possible to temporarily change the winning probability of the lottery for the subsequent application of the applicant. In the above-described second embodiment, two priority levels, "highest priority" and "lowest priority", can be registered. However, it goes without saying that only one of the priorities may be registered. .
[0084]
It goes without saying that the present invention is not limited to the above embodiment. It goes without saying that the above embodiments may be changed or modified without changing the gist of the invention. For example, the priority information specified by the use applicant used in the first embodiment and the priority information for a specific user specified by the facility reservation manager used in the second embodiment are used. Both can be used together. In that case, the presence or absence of the priority information designated by the facility reservation manager is searched, and when the priority information is searched, the second implementation is performed so that the winning probability corresponding to the priority information is obtained. As exemplified in the embodiment, a random number belonging to a numerical range corresponding to the priority information is generated, and if the priority information is not searched, the random number specified by the use applicant used in the first embodiment is used. As exemplified in the first embodiment, a random number belonging to a numerical range corresponding to the priority information may be generated so that the winning probability corresponding to the priority information is obtained.
[0085]
The range of random numbers generated when the facility reservation manager specifies "highest priority" is a numerical value range of 0 to 10,000 in the second embodiment. Since the random number generated in the first embodiment when specified is in the numerical value range of 0 to 20,000, the user designated as “highest priority” has a higher winning probability. I understand. Conversely, the range of random numbers generated in the second embodiment for the case where the facility reservation manager specifies "minimum" is a numerical value range of 60,000 to 80,000. Since the random number generated in the first embodiment when “non-priority” is specified belongs to the numerical value range of 40,000 to 60,000, the random number of the user who specifies “non-priority” When the usage application and the usage application of the user designated as “minimum” conflict, it is understood that the former application is won.
[0086]
【The invention's effect】
As described above, according to the first invention of the present application, the strength of the winning request (that is, the priority of facility use) is accepted for each application for the same use applicant of the facility, and the strength of the winning request (that is, the strength of the winning request) is determined. (Priority), the winning probability of each application can be changed.
[0087]
Further, according to the second invention of the present application, for a specific user who has a problem related to facility management, which has been determined in advance in the facility reservation operation rule, a lottery for a facility application at a later date from the use applicant is requested. The winning probability can be changed temporarily.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic block diagram of an embodiment of a facility reservation management system according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing an example of facility information stored in a facility reservation database storage device.
FIG. 3 is a diagram showing an example of facility operation schedule information stored in a facility reservation database storage device.
FIG. 4A is a diagram illustrating an example of items described in a user registration application, and FIG. 4B is a diagram illustrating an example of user registration information stored in a facility reservation database storage device.
FIG. 5 is a diagram showing an example of a use application form.
FIG. 6 is a diagram showing an example of use application information stored in a facility reservation database storage device.
FIG. 7 is a diagram showing an example of user-specific priority information stored in a facility reservation database storage device.
FIG. 8 is a schematic flowchart of a lottery processing unit.
FIG. 9 is a diagram illustrating an example of use application information after a random number and a lottery result are additionally stored.
FIG. 10A is a diagram showing an example of a screen for inputting a priority designated by a facility reservation manager in the second embodiment. (B) is a diagram showing an example of user-specific priority information.
FIG. 11 is a schematic flowchart of a lottery processing unit according to the second embodiment.

Claims

For each of a plurality of predetermined lottery dates, a facility reservation management method executed by a computer for determining a use reservation person by lottery from a plurality of use applicants wishing to use the facility,
For each use applicant, it is allowed to designate a high priority for making the winning probability higher than usual for some of the plurality of lottery dates selected by the use applicant,
The facility reservation management method,
When any of the use applicants designates the high priority for any of the lottery dates, the first priority information indicating the high priority corresponding to the use applicant and the lottery date is provided. Stored in the priority information storage means,
On each lottery day, for each of a plurality of use applicants for the same facility, the use depends on whether or not the first priority information is stored in the priority information storage means for the lottery day. Performing a lottery to determine the reservation user for the facility in a manner that increases the probability of the applicant's winning or lowers the high winning probability,
A facility reservation management method comprising a step.

If any of the applicants designates the high priority for any of the lottery dates, the price will be a predetermined number of lottery dates other than the lottery date of the higher priority. Is required to specify a lower priority to lower the winning probability than usual for the lottery date of,
The facility reservation management method,
If any of the use applicants designates the low priority for any of the lottery dates, the second priority information indicating the low priority corresponding to the lottery date and the use applicant is provided. Storing in the priority information storage means, further comprising:
In the lottery step, when performing a lottery on each lottery day, for each of a plurality of use applicants for the same facility, is any one of the first and second priority information stored for the lottery day? And performing the lottery in such a manner that the probability of winning of the use applicant is increased, lowered or intermediate depending on whether none of the first and second priority information is stored,
The facility reservation management method according to claim 1, wherein:

For each of a plurality of predetermined lottery dates, a facility reservation management method executed by a computer for determining a use reservation person by lottery from a plurality of use applicants who wish to use the facility,
In the event that a user did not win on any of the lottery dates or a predetermined facility operation problem occurred in connection with the winning user, and the user applied for use on the subsequent lottery day It is predetermined in the facility reservation operation rules to specify at least one of a high priority for making the winning probability higher than usual and a low priority for making the winning probability lower than usual,
The facility reservation management method,
Due to the above-mentioned problem not being won on any of the lottery dates or in connection with the user who was elected afterwards, the facility reservation manager has set a high probability of increasing the probability of winning in response to the user. When either one of the first priority information indicating the priority or the second priority information indicating the low priority for lowering the winning probability is input, the input first or second input is performed. Storing the priority information in the priority information storage means corresponding to the use applicant;
In performing a lottery on any of the subsequent lottery dates, it is determined whether the first or second priority information is stored for each of a plurality of use applicants for the same facility,
When the first or second priority information is stored for any of those use applicants, the facility is set in such a manner that the winning probability of the use applicant temporarily becomes higher or lower than usual. Conduct a lottery to determine the reservation user for
A facility reservation management method comprising a step.

A facility reservation management system executed by a computer for determining a use reservation person by lottery from a plurality of use applicants wishing to use the facility for each of a plurality of predetermined lottery dates,
For each use applicant, it is allowed to designate a high priority for making the winning probability higher than usual for some of the plurality of lottery dates selected by the use applicant,
The facility reservation management system,
When any of the use applicants designates the high priority for any of the lottery dates, the first priority information indicating the high priority corresponding to the use applicant and the lottery date is provided. Priority information storage means for storing;
On each lottery day, for each of a plurality of use applicants for the same facility, the use depends on whether or not the first priority information is stored in the priority information storage means for the lottery day. Lottery means for performing a lottery to determine the use reservation person for the facility in a manner to increase the probability of the applicant's winning or lower than the high winning probability,
A facility reservation management system comprising:

If any of the applicants designates the high priority for any of the lottery dates, the price will be a predetermined number of lottery dates other than the lottery date of the higher priority. Is required to specify a lower priority to lower the winning probability than usual for the lottery date of,
The priority information storage means,
If any of the use applicants designates the low priority for any of the lottery dates, the second priority information indicating the low priority corresponding to the lottery date and the use applicant is provided. Remember more,
In performing the lottery on each lottery day, the lottery means stores, for each of a plurality of use applicants for the same facility, which of the first and second priority information is stored for the lottery day Alternatively, the lottery is performed in such a manner that the probability of winning of the use applicant is increased, lowered, or intermediate depending on whether neither the first priority information nor the second priority information is stored. ,
The facility reservation management system according to claim 4, wherein:

A facility reservation management system for determining a use reservation person by lottery from a plurality of use applicants who wish to use the facility for each of a plurality of predetermined lottery dates,
In the event that a user did not win on any of the lottery dates or a predetermined facility operation problem occurred in connection with the winning user, and the user applied for use on the subsequent lottery day It is predetermined in the facility reservation operation rules to specify at least one of a high priority for making the winning probability higher than usual and a low priority for making the winning probability lower than usual,
The facility reservation management system,
Due to the above-mentioned problem not being won on any of the lottery dates or in connection with the user who was elected afterwards, the facility reservation manager has set a high probability of increasing the probability of winning in response to the user. When either one of the first priority information indicating the priority or the second priority information indicating the low priority for lowering the winning probability is input, the input first or second input is performed. Priority information storage means for storing priority information corresponding to the use applicant;
Determining means for determining whether or not the first or second priority information is stored for each of a plurality of use applicants for the same facility when performing a lottery on any of the subsequent lottery dates;
When the first or second priority information is stored in the priority information storage means for any of those use applicants, the winning probability of the use applicant is temporarily set higher than usual, or Lottery means for performing a lottery to determine a use reservation person for the facility,
A facility reservation management system comprising:

A facility reservation management program for determining a use reservation person by lottery from a plurality of use applicants who wish to use the facility for each of a plurality of predetermined lottery dates,
For each use applicant, it is allowed to designate a high priority for making the winning probability higher than usual for some of the plurality of lottery dates selected by the use applicant,
The facility reservation management program,
When any of the use applicants designates the high priority for any of the lottery dates, the first priority information indicating the high priority corresponding to the use applicant and the lottery date is provided. Stored in the priority information storage means,
On each lottery day, for each of a plurality of use applicants for the same facility, the use depends on whether or not the first priority information is stored in the priority information storage means for the lottery day. Performing a lottery to determine the reservation user for the facility in a manner that increases the probability of the applicant's winning or lowers the high winning probability,
A facility reservation management program, which is a program for causing a computer to execute steps.

If any of the applicants designates the high priority for any of the lottery dates, the price will be a predetermined number of lottery dates other than the lottery date of the higher priority. Is required to specify a lower priority to lower the winning probability than usual for the lottery date of,
The facility reservation management program,
If any of the use applicants designates the low priority for any of the lottery dates, the second priority information indicating the low priority corresponding to the lottery date and the use applicant is provided. Storing in the priority information storage means, further causing the computer to execute the steps,
In the lottery step, when performing a lottery on each lottery day, for each of a plurality of use applicants for the same facility, is any one of the first and second priority information stored for the lottery day? And performing the lottery in such a manner that the probability of winning of the use applicant is increased, lowered or intermediate depending on whether none of the first and second priority information is stored,
The facility reservation management program according to claim 8, wherein:

For each of a plurality of predetermined lottery dates, a facility reservation management program for determining the use reservation person by lottery from a plurality of use applicants who wish to use the facility,
In the event that a user did not win on any of the lottery dates or a predetermined facility operation problem occurred in connection with the winning user, and the user applied for use on the subsequent lottery day It is predetermined in the facility reservation operation rules to specify at least one of a high priority for making the winning probability higher than usual and a low priority for making the winning probability lower than usual,
The facility reservation management program,
Due to the above-mentioned problem not being won on any of the lottery dates or in connection with the user who was elected afterwards, the facility reservation manager has set a high probability of increasing the probability of winning in response to the user. When either one of the first priority information indicating the priority or the second priority information indicating the low priority for lowering the winning probability is input, the input first or second input is performed. Storing the priority information in the priority information storage means corresponding to the use applicant;
In performing a lottery on any of the subsequent lottery dates, it is determined whether the first or second priority information is stored for each of a plurality of use applicants for the same facility,
When the first or second priority information is stored for any of those use applicants, the facility is set in such a manner that the winning probability of the use applicant temporarily becomes higher or lower than usual. Conduct a lottery to determine the reservation user for
A facility reservation management program, which is a program for causing a computer to execute steps.