JP2004347758A

JP2004347758A - Lyric writing and composing system and program

Info

Publication number: JP2004347758A
Application number: JP2003143190A
Authority: JP
Inventors: Eiichiro Aoki; 栄一郎青木; Kazufumi Matsumoto; 一史松本
Original assignee: Yamaha Corp
Current assignee: Yamaha Corp
Priority date: 2003-05-21
Filing date: 2003-05-21
Publication date: 2004-12-09

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a song in which lyrics are well matched even though "wording first" or "music first" is selected. <P>SOLUTION: A melody template Mt and a lyrics template Lt which are used to select for writing lyrics and composing for a music are specified by a corresponding table CT which corresponds mutually matched templates Mt and Lt. (1) In the case of the "music first", when a desired melody template Mt "a summer ballade" is selected from a music generating DB, the lyrics template Lt "encounter and love" is extracted from a lyrics generation DB corresponding to the melody template "a summer ballade" by the corresponding table CT and a desired lyrics "love" is selected. (2) In the case of the "wording first", when a lyrics template Lt "love" is selected from the lyrics generating DB, a corresponding melody template Mt "twilight and a summer ballade" is extracted from a music generating DB by the corresponding table CT and a desired melody template "a summer ballade" is selected. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、互いに整合性がとれたメロディ及び歌詞を生成することができる作詞作曲装置及びプログラムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、予め作成された歌詞との関連を考慮して自動的に作曲するものが知られており、例えば、特許文献１や特許文献２には、入力した歌詞を分析して分析結果に基づいて曲を生成する方法が提案されている。また、特許文献３には、曲生成用データに基づいて歌詞データとメロディデータを生成し、メロディデータの音符数に合うように歌詞データの音節数を増減して歌詞データを修正し、メロディと歌詞との整合性をとる方法が提案されており、この音節数増減の具体策として、所定区間における音符数の範囲を表わす音符数多少データを用いてその範囲内で音節数を決定することが開示されている。
【０００３】
【特許文献１】
特開平９−５０２７８号公報
【特許文献２】
特開２０００−３１５０８１号公報
【特許文献３】
特開２００２−２７８５４８号公報
【０００４】
しかしながら、特許文献１や特許文献２の方法は、歌詞を分析するための複雑な手段が必要である。また、特許文献３の方法では、生成音符数と生成音節数の相違があまり大きいと増減処理が困難になるので、前述のように、所定区間ごとに音符数多少データを設けてこの中で音節数を決定し、歌詞データを生成する手法を採っている。この手法は、所定区間ごとに音符数多少データから決められる音節数の全ての組み合わせに応じてストーリー性のある歌詞データを生成しなければならず、そのために膨大なデータ量と制作労力を必要とする。
【０００５】
また、これらの方法は、１つのシステムで、歌詞データを先に生成してからこれに合うメロディを作成していく「詞先」とするか、或いは、メロディデータを先に生成してからこれに合う歌詞を作成していく「曲先」とするかが予め定められているので、何れの方法においても、「詞先」及び「曲先」の両方を使い分けて作詞作曲することはできない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、このような従来技術の問題点に鑑み、メロディと歌詞がうまくマッチした歌曲データを容易に生成することができ、しかも、「詞先」及び「曲先」の何れによっても歌曲データを作成することができる作詞作曲システムを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
この発明の主たる特徴に従うと、複数のメロディ生成用テンプレート（Ｍｔ）、複数の歌詞生成用テンプレート（Ｌｔ）、並びに、これらメロディ生成用及び歌詞生成用テンプレートについて、互いに整合するメロディ生成用テンプレートと歌詞生成用テンプレートとを対応付ける曲詞対応テーブル（ＣＴ）を記憶する記憶手段（３，４）と、曲詞対応テーブル（ＣＴ）により対応付けられたメロディ生成用テンプレート（Ｍｔ）及び歌詞生成用テンプレート（Ｌｔ）に基づいて作詞作曲処理を実行する処理手段（図５）とを具備する作詞作曲装置（請求項１）が提供される。なお、括弧書きは、理解の便のために、後で詳述する実施例において用いられる対応記号等であり、以下においても同様である。
【０００８】
この発明による作詞作曲装置においては、処理手段（図５）は、複数のメロディ生成用又は歌詞生成用テンプレート（Ｍｔ／Ｌｔ）からメロディ生成用又は歌詞生成用テンプレート（Ｍｔ／Ｌｔ）を選択する第１選択手段（ａ１／ｂ２）と、曲詞対応テーブル（ＣＴ）に基づいて、第１選択手段（ａ１／ｂ２）で選択されたメロディ生成用又は歌詞生成用テンプレート（Ｍｔ／Ｌｔ）に対応する歌詞生成用又はメロディ生成用テンプレート（Ｌｔ／Ｍｔ）を選択する第２選択手段（ｂ１／ａ２）と、第１選択手段（ａ１／ｂ２）で選択されたメロディ生成用又は歌詞生成用テンプレート（Ｍｔ／Ｌｔ）、及び、第２選択手段（ｂ１／ａ２）で選択された歌詞生成用又はメロディ生成用テンプレート（Ｌｔ／Ｍｔ）に基づいて、メロディデータ及び歌詞データを生成する歌曲生成手段（ｃ１／ｃ２）とを有する（請求項２）ように構成することができる。
【０００９】
この発明によると、複数のメロディ生成用テンプレート（Ｍｔ）、複数の歌詞生成用テンプレート（Ｌｔ）、並びに、これらメロディ生成用及び歌詞生成用テンプレートについて、互いに整合するメロディ生成用テンプレートと歌詞生成用テンプレートとを対応付ける曲詞対応テーブル（ＣＴ）を記憶する記憶手段（３，４）を具備する情報処理装置に対して、複数のメロディ生成用又は歌詞生成用テンプレート（Ｍｔ／Ｌｔ）からメロディ生成用又は歌詞生成用テンプレート（Ｍｔ／Ｌｔ）を選択する第１選択ステップ（ａ１／ｂ２）と、曲詞対応テーブル（ＣＴ）に基づいて、第１選択ステップ（ａ１／ｂ２）で選択されたメロディ生成用又は歌詞生成用テンプレート（Ｍｔ／Ｌｔ）に対応する歌詞生成用又はメロディ生成用テンプレート（Ｌｔ／Ｍｔ）を選択する第２選択ステップ（ｂ１／ａ２）と、第１選択ステップ（ａ１／ｂ２）で選択されたメロディ生成用又は歌詞生成用テンプレート（Ｍｔ／Ｌｔ）、及び、第２選択ステップ（ｂ１／ａ２）で選択された歌詞生成用又はメロディ生成用テンプレート（Ｌｔ／Ｍｔ）に基づいて、メロディデータ及び歌詞データを生成するステップ（ｃ１／ｃ２）とから成る手順を実行させるための作詞作曲プログラム（請求項３）が提供される。
【００１０】
〔発明の作用〕
この発明による作詞作曲システムでは、記憶手段乃至データベース（３，４）に、予め、複数のメロディ生成用テンプレート（Ｍｔ）及び複数の歌詞生成用テンプレート（Ｌｔ）を用意しておくと共に、曲詞対応テーブル（ＣＴ）を設けて、これらメロディ生成用テンプレート（Ｍｔ）と歌詞生成用テンプレート（Ｌｔ）とを対応付けておく。この対応テーブル（ＣＴ）は、複数のメロディ生成用テンプレートと複数の歌詞生成用テンプレートとの間で、例えば、曲構成が一致し、音符数と音節数が近似して生成することできるというような整合関係にあるものを、両者テンプレートの組合せとして対応付けたものである。そして、曲詞対応テーブル（ＣＴ）を参照して、メロディ生成用テンプレート（Ｍｔ）と歌詞生成用テンプレート（Ｌｔ）の組合せを抽出し、抽出されたメロディ生成用テンプレート（Ｍｔ）及び歌詞生成用テンプレート（Ｌｔ）に従って作詞作曲を行う。
【００１１】
従って、メロディと歌詞の間で曲構成や音符数及び音節数などが不自然なく対応付けられた歌曲〔歌詞のついたメロディ（曲）という意味〕を簡単に作成することができる。また、メロディ生成用テンプレート（Ｍｔ）には、商品として、既に数多く提供されているものを利用すれば、当該メロディ生成用テンプレートに対応する歌詞生成用テンプレート（Ｌｔ）を用意し、対応テーブルを作成するだけで、データ量も多くはならず、完成度の高い歌詞生成機能を提供することができる。このように、この発明によると、メロディの音符数と歌詞の音節数の対応がよく且つストーリー性のあるメロディ及び歌詞データから成る歌曲を、少ないデータ量と制作労力で、容易に生成することができる。
【００１２】
さらに、歌曲の生成を「曲先」でするか「詞先」でするかに応じて、一方のテンプレート（Ｍｔ／Ｌｔ）を選択した後、曲詞対応テーブル（ＣＴ）を参照して他方のテンプレート（Ｌｔ／Ｍｔ）を抽出して作詞作曲するようにしているのて、「曲先」及び「詞先」の両方による歌曲の作成が容易に可能となる。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の好適な実施例を詳述する。なお、以下の実施例は単なる一例であって、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【００１４】
〔ハードウエア構成〕
図１は、この発明の一実施例による作詞作曲システムのハードウエア構成ブロック図である。この例のシステムは、中央処理装置（ＣＰＵ）１、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）２、読出専用メモリ（ＲＯＭ）３、外部記憶装置４、第１及び第２の検出回路５，６、表示回路７などの外に、音源回路８及び効果回路９などを備え、これら装置１〜９は、バス１０を介して互いに接続されている。
【００１５】
システム全体を制御するＣＰＵ１は、所定のソフトウエア制御プログラムに従いタイマ１１のクロックを利用して種々の制御を行い、特に作詞作曲処理を中心的に遂行する。ＲＡＭ２は、各種処理に際して必要なデータやパラメータを記憶し、また、処理中の各種データ等を一時記憶するワーク領域として用いられる。ＲＯＭ３には、このシステムを制御するための所定の制御プログラム（基本的な楽音情報処理や作詞作曲処理のためのプログラムなど）並びに各種テーブルやデータ〔メロディ生成用テンプレートＭｔ、歌詞生成用テンプレートＬｔ、両テンプレートＭｔ，Ｌｔを対応付ける曲詞対応テーブルＣＴ等〕が記憶されている。
【００１６】
外部記憶装置４は、ハードディスク（ＨＤ）や、コンパクトディスク・リード・オンリィ・メモリ（ＣＤ−ＲＯＭ）、フレキシブルディスク（ＦＤ）、光磁気（ＭＯ）ディスク、ディジタル多目的ディスク（ＤＶＤ）、半導体メモリ等が用いられ、各種制御プログラムや各種データを記憶することができる。従って、作詞作曲などに必要なプログラムや各種テーブル及びデータは、ＲＯＭ３を利用するだけでなく、外部記憶装置４からＲＡＭ２内に読み込むことができる。例えば、曲生成用データベース（ＤＢ）及び詞生成用データベース（ＤＢ）を構築して各ＤＢにメロディ生成用テンプレートＭｔ及び歌詞生成用テンプレートＬｔを蓄積したり、曲詞対応テーブルＣＴを記憶することができる。また、必要に応じて、各種処理結果を外部記憶装置４に記録しておくこともできる。
【００１７】
第１の検出回路５には、演奏操作を行うために鍵盤などの演奏操作子を備えた演奏操作子装置１２が接続される。第２の検出回路６には、スイッチ等の各種設定用操作子を備えたパネル操作子装置１３が接続され、これらの設定用操作子（パネル操作子と呼ばれる）は作詞作曲などの処理のために各種設定を行うのに用いられる。また、表示回路７は、作詞作曲処理などに必要な各種情報を表示乃至指示するディスプレイ１４や各種インジケータに接続される。また、音源回路８には、ＤＳＰ等で構成される効果回路９が接続され、効果回路９にはスピーカを含むサウンドシステム１５が接続される。
【００１８】
バス１０には、また、ＭＩＤＩインターフェース（Ｉ／Ｆ）１６を介して、電子楽器、音源、鍵盤などの他のＭＩＤＩ情報処理装置１７が接続されており、このシステムとの間で演奏データなどを授受することができる。バス１０には、さらに、通信インターフェース（Ｉ／Ｆ）１８が接続され、通信Ｉ／Ｆ１８には、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）やインターネット、電話回線等の通信ネットワーク１９を介してサーバコンピュータ２０等と交信可能に接続することができる。従って、サーバコンピュータ２０等から制御プログラムや各種データを外部記憶装置４にストアすることもできる。
【００１９】
なお、図１のシステムは、専用の演奏操作子やパネル操作子を備える電子楽器の形態の情報処理装置で実施することができるが、パーソナルコンピュータ（ＰＣ）を用いたり、或いは、他の同等のデータ処理機能を有する情報処理装置を用いて、作詞作曲システムを構成してもよい。
【００２０】
〔曲生成用及び詞生成用データベース（ＤＢ）〕
歌曲即ち歌詞（単に「詞」ともいう）が付いたメロディ（単に「曲」ともいう）には構成があり、歌曲のメロディ及び歌詞は、互いに整合し両者の構成が一致したものでなければならない。この発明の一実施例による作詞作曲システムでは、互いに整合性のあるメロディ生成用テンプレートＭｔ（以下、「メロディテンプレート」という。）及び歌詞生成用テンプレートＬｔ（以下、「歌詞テンプレート」という。）Ｌｔを選択し、選択されたテンプレートＭｔ，Ｌｔをメロディ及び歌詞の母体として歌曲が作成される。このため、ＲＯＭ３乃至外部記憶装置４に、複数のメロディテンプレートＭｔ及び複数の歌詞テンプレートＬｔを蓄積した曲生成用データベース（ＤＢ）及び詞生成用データベース（ＤＢ）を構築し、曲詞対応テーブル（「（曲詞）対応表」ともいう。）ＣＴを記録しておく。なお、以下の具体例では、図１に示すように、外部憶装置４に曲生成用ＤＢ及び詞生成用ＤＢを設ける場合について説明する。
【００２１】
（１）曲生成用データベース（ＤＢ）
曲生成用データベース（ＤＢ）には、曲ジャンルＭｊ別に複数歌曲分のメロディテンプレートＭｔが夫々固有の名称を付けられて蓄積されている。各メロディテンプレートＭｔは、当該曲ジャンルＭｊに対応しその名称に相応しい曲生成パラメータで構成される。また、メロディテンプレートＭｔを構成する曲生成パラメータには、曲構成データ、指定音符数データ、基本音長やシンコペーションの有無情報などを表わすデータ、音域やダイナミクス等のピッチ特徴データ、コード進行データ等がある。例えば、曲構成データは、１歌曲分のメロディを構成する楽節構成やフレーズ数などの曲構成を表わし、指定音符数データは、各フレーズ毎に予め指定される音符数（範囲）を表わす。
【００２２】
（２）詞生成用データベース（ＤＢ）
詞生成用データベース（ＤＢ）には、詞ジャンルＬｊ別に複数歌曲分の歌詞テンプレートＬｔが夫々固有の名称を付けられて蓄積されている。各歌詞テンプレートＬｔは、当該曲ジャンルＭｊに対応しその名称に相応しいに詞生成パラメータで構成される。また、歌詞テンプレートＬｔを構成する詞生成パラメータは、曲構成データや、指定音節数データ、文章データなどを含む。曲構成データは、文章データが想定している曲構成（楽節、フレーズ数、小節などの構成）を表わし、指定音節数データは、楽節、フレーズ又は小節という曲構成の単位毎に、予め指定される音節数（範囲）を表わす。文章データは、当該曲構成データ及び指定音節数データで表わされる曲構成及び指定音符数に対応する１歌曲分の歌詞を表わすデータである。例えば、指定音節数データが各フレーズ毎の指定音節数を表わす場合、文章データは、各フレーズ毎に、その指定音節数データが表わしている範囲内の音節数を有する。また、文章データは、楽節、フレーズ又は小節などの曲構成の単位毎に、部分的に入れ替え可能な複数の語句が用意されている。
【００２３】
（３）曲詞の近似対応関係
或る歌曲を作成しようとする場合、前述したように、当該歌曲の曲構成に応じて歌曲のメロディ及び歌詞は互いに整合させる必要がある。例えば、静かな曲部分では穏やかな歌詞が付けられ、動きの早い曲部分では快活な歌詞が付けられ、また、曲の音符数と歌詞の音節数は近似して作られる。そうでない場合、例えば、１つの音符に５音節を割り当てたり５つの音符に１音節を割り当てると、不自然で歌いにくいものになる。そこで、この発明の一実施例による作詞作曲においては、メロディ及び歌詞の整合性を表わすのに、上述した曲構成データ、指定音符数データ及び指定音節数データが用いられる。
【００２４】
図２は、音符数と音節数が近似している歌曲の曲構成データ、指定音符数データ及び指定音節数データを説明するための図である。ここに例示される歌曲は、図２第１欄の曲構成データで示すように、２ブロック４楽節の曲構成を有し、“Ａメロ”と通称される前半ブロックと“Ｂメロ”と通称される後半ブロックから成り、前後半各ブロックは、夫々２つのフレーズから成る２楽節Ａ，Ａ’；Ｂ，Ｂ’を備え、各楽節は２フレーズから成る。従って、全体としては、４つの楽節Ａ−Ａ’−Ｂ−Ｂ’と、８つのフレーズで構成される。
【００２５】
また、メロディ音符数及び歌詞音節数については、図２第２及び第３欄の指定音符数データ及び指定音節数データで示すように、前半ブロック（Ａメロ）の２楽節Ａ，Ａ’の第１及び第２フレーズについては、メロディの指定音符数データ（第２欄）により指定される中範囲の音符数“６”〜“１０”に対し、歌詞の指定音節数データ（第３欄）による音節数範囲“７”〜“９”が近似し整合することを示している。さらに、後半ブロック（Ｂメロ）の２楽節Ｂ，Ｂ’の第１及び第２フレーズについては、メロディ指定音符数データ（第２欄）による少範囲の音符数“３”〜“７”に対し、歌詞の指定音節数データ（第３欄）による範囲“４”〜“６”の音節数が近似し整合することを示している。図２の第４欄は、歌詞テンプレートＬｔにおいて、この指定音節数範囲に属する歌詞を表わす文章データの具体例である。
【００２６】
このように、曲構成だけでなく、各フレーズ毎に、音符数と音節数を近似したものを用意しておくと、後で音符に歌詞を割り付けたり或いは歌詞に音符を割り付ける作業が容易になり自然なものとなる。ここで、音符数及び音節数データ（第２，３欄）の数値を範囲で指定するようにしたのは、メロディ及び歌詞のバリエーションを得るためであり、この必要が無ければ、固定した１つの値であっても構わない。
【００２７】
曲生成用ＤＢの各メロディテンプレートＭｔは、このような歌曲の曲構成（図２第１欄）を表わす曲構成データや、フレーズなどの曲構成単位毎の指定音符数範囲（図２第２欄）を表わす指定音符数データなどを含む曲生成パラメータで構成され、その曲ジャンルや曲生成パラメータの内容に相応しいメロディテンプレート名称が付けられる。また、詞生成用ＤＢの各歌詞テンプレートＬｔは、上述のような曲構成データや、曲構成単位毎の歌詞の指定音節数範囲（図２第３欄）を表わす指定音節数データ、当該指定音節数範囲内の歌詞（図２第４欄）を表わす文章データなどを含む詞生成パラメータで構成され、その詞ジャンルや詞生成パラメータに相応しい歌詞テンプレート名称が付けられる。
【００２８】
〔対応テーブルの利用〕
この発明の一実施例による作詞作曲システムは、さらに、別の歌曲制作の要素として「曲先」と「詞先」を自由に選択することができるように構成され、ユーザにとってたいへん有用な仕組みを提供する。この仕組みによって、詞心を持ったユーザは歌曲の製作を作詞から始め、或いは、曲のイメージを持ったユーザは作曲から始めることができ、また、そのときの気分で「曲先」と「詞先」の何方からでも選択することができるという利点を得ることができる。
【００２９】
すなわち、このシステムの記憶手段３，４には、上述のように、複数のメロディテンプレートＭｔ及び複数の歌詞テンプレートＬｔが用意されるだけでなく、さらに、図３に例示されるように、両テンプレートＭｔ，Ｌｔを対応付ける曲詞対応テーブルＣＴが用意され、この対応テーブルＣＴを利用することにより、「曲先」及び「詞先」の何れからでも作詞作曲を行うことができる。
【００３０】
対応テーブルＣＴは、システムに用意された複数のメロディテンプレートＭＴ及び歌詞テンプレートＬｔの夫々の生成パラメータを調べて、これらのテンプレートＭｔ，Ｌｔ中から、図２のように、フレーズ数などの曲構成が一致し（図２第１欄）、且つ、メロディ音符数と歌詞音節数が整合する近似関係（図２第２欄及び第３欄）にあるメロディテンプレートＭＴと歌詞テンプレートＬｔを抽出し、抽出された両テンプレートＭｔ，Ｌｔ同士を、図３の“○”印で示すように、曲ジャンルＭｊ及び詞ジャンルＬｊを含めて対応付けたものである。
【００３１】
メロディテンプレートＭｔ及び歌詞テンプレートＬｔは、前述したように、それぞれ曲ジャンルＭｊ及び詞ジャンルＬｊで“ジャンル分け”されている。図３の例では、メロディテンプレートＭｔは、同図左側のように、「バラード」、「ロック」、…などの曲ジャンルＭｊで分けられ、曲ジャンルＭｊ＝「バラード」には、「たそがれ」、「夏のバラード」、「旅の途中」、…などの名称を持つメロディテンプレートが含まれる。また、歌詞テンプレートＬｔは、同図上側のように、「ラブソング」、「悲恋」、…などの詞ジャンルＬｊで分けられ、詞ジャンルＬｊ＝「ラブソング」には、「出会い」、「慕情」、…などの名称を持つ歌詞テンプレートが含まれる。
【００３２】
また、両テンプレートＭｔ，Ｌｔ間の対応関係の一例を説明すると、曲ジャンルＭｊ＝「バラード」のメロディテンプレートＭｔ＝「たそがれ」については、当該メロディの曲構成及び指定音符数データに対応する歌詞の曲構成及び指定音節数データに基づいて、詞ジャンルＬｊ＝「ラブソング」の「慕情」及び詞ジャンルＬｊ＝「悲恋」の「旅立ち」という歌詞テンプレートＬｔが対応付けられる。このとき、対応付けられる歌詞テンプレートＬｔ（「慕情」と「旅立ち）は、同じ音節数である必要はなく、当該メロディテンプレートＭｔ（「たそがれ」）の指定音符数データ（例えば、図２第２欄）に対応する指定音節数データの範囲（例えば、図２第３欄）内にあれば、異なっていてもよい。この関係は、「たそがれ」から下の各行におけるメロディテンプレートＭｔ（「夏のバラード」以下）についても同様である。また、同様の関係は、同一の歌詞テンプレートＬｔ（例：「出会い」）に対応付けられる複数のメロディテンプレートＭｔ（例：「夏のバラード」、「旅の途中」及び「恋の爆弾」）の音符数についても成り立つ。
【００３３】
この発明の一実施例による作詞作曲システムでは、歌曲作成の母体として選択されるメロディ又は歌詞テンプレートＭｔ，Ｌｔが、互いに整合するメロディ及び歌詞テンプレートＭｔ，Ｌｔ間を対応付ける対応テーブルＣＴにより指定される。図４は、この作詞作曲システムで「曲先」及び「詞先」でテンプレートを選択する場合の具体的な選択例を表わす機能ブロック図である。
【００３４】
図４において、（１）「曲先」の場合は、曲生成用ＤＢから所望のメロディテンプレートＭｔ〔夏のバラード〕を選択すると、対応テーブルＣＴにより、当該テンプレートに対応する歌詞テンプレートＬｔ〔出会い、慕情〕が詞生成ＤＢから抽出されるので、この中から所望の歌詞テンプレート〔慕情〕を選択することができる。（２）「詞先」の場合には、詞生成用ＤＢから歌詞テンプレートＬｔ〔慕情〕を選択すると、対応テーブルＣＴにより曲生成ＤＢから対応メロディテンプレートＭｔ〔たそがれ、夏のバラード〕抽出されるので、この中から所望のメロディテンプレート〔夏のバラード〕を選択することができる。
【００３５】
〔作詞作曲処理の例〕
図５は、この発明の一実施例による作詞作曲処理の一例を表わすフローチャートである。以下、図５の作詞作曲処理フローについて、図４のテンプレート選択例を付記しつつ説明する。この作詞作曲処理フローが開始すると、ＣＰＵ１は、まず、歌曲作成を「曲先」で行うか否かをユーザに打診する（ステップＳ１）。ここで、パネル操作子１３のユーザ操作で「曲先」を選択的に指示すると（Ｓ１→ＹＥＳ）ステップＳ２〜Ｓ１３により（１）「曲先」で作詞作曲を行い、「詞先」を指示すると（Ｓ１→ＮＯ）ステップＳ１４〜Ｓ２５により（２）「詞先」で作詞作曲を行う（以下、参照記号“Ｓ…”のみで処理ステップを表わす。）。
【００３６】
（１）「曲先」で作詞作曲
「曲先」で作詞作曲を行う場合は、図４（１）のように、曲生成ＤＢの曲ジャンルＭｊを利用して第１メロディテンプレート選択処理ａ１（Ｓ２〜Ｓ５）を行い、対応テーブルＣＴの対応関係を利用して第１歌詞テンプレート選択処理ｂ１（Ｓ６〜Ｓ９）を行った後、第１歌曲作成処理ｃ１（Ｓ１０〜Ｓ１３）に進む。
【００３７】
第１メロディテンプレート選択処理ａ１では、ＣＰＵ１は、まず、外部記憶装置４から曲生成データベース（ＤＢ）を呼び出して、ディスプレイ１４上に曲ジャンルＭｊ〔バラード、ロック、…〕を提示し（Ｓ２）、これに対し、ユーザ操作により所望の曲ジャンルＭｊ〔バラード〕を選択的に指示する（Ｓ３）。次いで、指示された曲ジャンルＭｊに属するメロディテンプレートＭｔ〔たそがれ、夏のバラード、旅の途中、…〕を提示し（Ｓ４）、ユーザ操作で所望のメロディテンプレートＭｔ〔夏のバラード〕を選択的に指示すると（Ｓ５）、第１歌詞テンプレート選択処理ｂ１に進む。この場合、選択されたメロディテンプレートＭｔの曲生成パラメータに基づき、ディスプレイ１４の表示などにより、当該テンプレートＭｔの曲構成や音符数範囲をユーザに知らせることができる。
【００３８】
第１歌詞テンプレート選択処理ｂ１では、ＣＰＵ１は、対応テーブルＣＴに従い、まず、選択処理ａ１で指示されたメロディテンプレートＭｔ〔夏のバラード〕に対応する詞ジャンルＬｊ〔ラブソング、悲恋、…〕のみを詞生成用ＤＢから呼び出してディスプレイ１４上に候補ジャンルとして表示する（Ｓ６）。ユーザ操作により所望の詞ジャンルＬｊ〔ラブソング〕を選択的に指示すると（Ｓ７）、当該詞ジャンルＬｊに属する歌詞テンプレートＬｔのうち、対応テーブルＣＴにより当該メロディテンプレートＭｔ〔夏のバラード〕に対応付けられたテンプレート〔出会い、慕情〕のみを提示する（Ｓ８）。そこで、ユーザ操作により所望の歌詞テンプレートＬｔ〔慕情〕を選択的に指示すると（Ｓ９）、第１歌曲作成処理ｃ１に進む。この場合、選択された歌詞テンプレートＬｔの詞生成パラメータに基づいて、ディスプレイ１４の表示などにより、当該テンプレートＬｔの曲構成や音節数範囲をユーザに知らせることができる。
【００３９】
第１歌曲作成処理ｃ１では、まず、選択されたメロディテンプレートＭｔ〔夏のバラード〕に基づき“作曲エンジン”と呼ばれるメロディデータ生成プログラムに従ってメロディデータを生成する（Ｓ１０）。次に、選択された歌詞テンプレートＬｔ〔慕情〕に基づいて、その文章データに従った歌詞データを生成する（Ｓ１１）。
【００４０】
歌詞テンプレートＬｔには複数の文章データが用意されており、歌詞データの生成（Ｓ１１）に当っては、例えば、歌詞データ生成段階の当初には第１候補の文章データが採用され、当該文章データをディスプレイ１４の表示などでユーザに知らせる。ユーザは、第１候補が気に入らない場合、当該文章データ中の一部の語句を、プルダウン方式で予め用意された第２候補以下の他の類語から選択したり新規に書き込むなどの手法で、ユーザ所望の語句に変更し、当初値からアレンジした歌詞データを生成することができる。なお、上述の方法に代えて、歌詞データ生成段階当初に、文章データの代替可能な部分を穴あきにしておき、この穴あき部分を同様の手法で補充するように構成してもよい。
【００４１】
そして、この歌詞データを修正し（Ｓ１２）、生成したメロディデータ（夏のバラード）に修正した歌詞データ（慕情）を割り当てる（Ｓ１３）。この歌詞データの修正及び割当て（割付け）処理（Ｓ１２，Ｓ１３）では、生成された歌詞データの音節をメロディデータの音符に合うように歌詞データを修正して、メロディ音符に歌詞音節を割り付ける。図６は、第１歌曲作成処理ｃ１における具体的な歌詞データの割付け処理の一例を示す。図６において、※ａ〜※ｅは、歌詞データにおける１つの音節“の”，“よ”，“ぱ”，“と”，“ぱ”に長音“ー”を加えて歌詞データを修正し、メロディデータの複数の音符に割り当てた部分であり、※１〜※３は、メロディデータの１つの音符に詞データの複数の音節“えた”，“つい”，“たこ”を割り当てた部分である。
【００４２】
（２）「詞先」で作詞作曲
「詞先」で作詞作曲を行う場合は、図４（２）に示すように、詞生成ＤＢの詞ジャンルＬｊを利用して第２歌詞テンプレート選択処理ｂ２（Ｓ１４〜Ｓ１７）を行い、対応テーブルＣＴによる対応関係を利用して第２メロディテンプレート選択処理ａ２（Ｓ１８〜Ｓ２１）を行った後、第２歌曲作成処理ｃ２（Ｓ２２〜Ｓ２５）に進む。
【００４３】
第２歌詞テンプレート選択処理ｂ２では、ＣＰＵ１は、まず、外部記憶装置４から曲生成データベース（ＤＢ）を呼び出して、ディスプレイ１４上に詞ジャンルＬｊ〔ラブソング、悲恋、…〕を提示する（Ｓ１４）。次いで、ユーザ操作により、提示された中から所望の詞ジャンルＬｊ〔ラブソング〕を選択的に指示すると（Ｓ１５）、指示された詞ジャンルＬｊに属するメロディテンプレートＬｔ〔出会い、慕情、…〕を提示するので（Ｓ１６）、ユーザ操作により所望の歌詞テンプレートＬｔ〔慕情〕を選択的に指示すると（Ｓ１７）、第２メロディテンプレート選択処理ａ２に進む。
【００４４】
第２メロディテンプレート選択処理ａ２では、ＣＰＵ１は、対応テーブルＣＴに従って、まず、指示された歌詞テンプレートＬｔ〔慕情〕に対応する曲ジャンルＭｊ〔バラード、ロック、…〕のみを曲生成用ＤＢから呼び出してディスプレイ１４上に候補ジャンルとして表示する（Ｓ１８）。次いで、ユーザ操作により所望の曲ジャンルＭｊ〔バラード〕を選択的に指示すると（Ｓ１９）、対応テーブルＣＴを参照して、指示された曲ジャンルＭｊに属するメロディテンプレートＭｔのうち、当該歌詞テンプレートＬｔ〔慕情〕に対応付けられたテンプレート〔たそがれ、夏のバラード〕のみを提示する（Ｓ２０）。そこで、ユーザ操作により所望の歌詞テンプレートＬｔ〔夏のバラード〕を選択的に指示すると（Ｓ２１）、第２歌曲作成処理ｃ２に進む。
【００４５】
第２歌曲作成処理ｃ２では、第１歌曲作成処理ｃ１の歌詞及びメロディ生成ステップＳ１１，Ｓ１０と同様に、まず、選択された歌詞テンプレートＬｔ〔慕情〕に従って歌詞データを生成し（Ｓ２２）、続いて、選択されたメロディテンプレートＭｔ〔夏のバラード〕に従ってメロディデータを生成する（Ｓ２３）。そして、このメロディデータ（夏のバラード）を修正し（Ｓ２４）、生成した歌詞データ（慕情）に修正したメロディデータ（夏のバラード）を割り当てる（Ｓ２５）。このメロディデータの割付け処理（Ｓ２４，Ｓ２５）には、例えば、特許文献３に開示された音符増減法（図６，図９）を適用することができる。
【００４６】
このように、この作詞作曲システムでは、テンプレート選択ステップＳ５，Ｓ９；Ｓ１７，Ｓ２１においてユーザにより選択される候補になるメロディ及び歌詞テンプレートＭｔ，Ｌｔは、対応テーブルＣＴによって、既に音符数と音節数とを近似したものが指定されるので、メロディ及び歌詞生成ステップＳ１０，Ｓ１１；Ｓ２２，Ｓ２３では、音符数と音節数とが近似したメロディデータ及び歌詞データが生成され、割付けステップＳ１２，Ｓ１３；Ｓ２４，Ｓ２５におけるメロディ及び歌詞データの修正及び割当ては容易且つ自然になされる。なお、生成したメロディ音符への歌詞音節の割付け（Ｓ１２，Ｓ１３）或いは歌詞音節へのメロディ音符の割付け（Ｓ２４，Ｓ２５）には、特許文献３の音節数増減方法（図１３）や音符数増減法（図６，図９）を用いる等、他の任意の方法を適用することができる。
【００４７】
〔種々の実施態様〕
以上、この発明による作詞作曲について具体的な実施例に従って説明してきたが、実施態様は例示したものに限らない。例えば、実施例では、メロディテンプレートＭｔには、曲構成データや音符数データの外に、基本音長やシンコペーションの有無情報などを表わすデータ、音域やダイナミクス等のピッチ特徴データ、コード進行データ等などの他のパラメータを含む曲生成パラメータを用い、これらの曲生成パラメータに基づいてメロディデータ生成プログラム（作曲エンジン）によりメロディデータを生成するようにしたが、これら他のパラメータに代えて、歌詞テンプレートＬｔの文章データと同様に、予め、曲ジャンルや上述の曲生成パラメータに従って作成された１曲分のメロディパターンを用意するようにしてもよい。
【００４８】
この場合も、楽節、フレーズ又は小節などの曲構成の単位毎に、部分的にメロディパターンを変更することができるように、複数の部分パターンを用意しておくことが好ましい。例えば、メロディデータの生成（Ｓ１０，Ｓ２３）に当っては、歌詞生成（Ｓ１１，Ｓ２２）と同様に、メロディテンプレートＭｔにおけるメロディパターンに従って、第１候補パターンを当初のメロディデータとし、その一部の音符（列）を他の変更可能な部分パターンの音符（列）に変更するなどによって、当初値からアレンジしたメロディデータを生成することができる。
【００４９】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、整合関係にあるメロディ生成用テンプレート及び歌詞生成用テンプレートを対応付けた曲詞対応テーブルにより、メロディ生成用テンプレート及び歌詞生成用テンプレートを抽出し、抽出された両テンプレートに従って作詞作曲を行うようにしているので、メロディと歌詞が不自然なく対応付けられてうまくマッチした歌曲を容易に作成することができる。さらに、「曲先」又は「詞先」の選択に応じて一方のテンプレートを選択し、曲詞対応テーブルに従って他方のテンプレートを抽出して作詞作曲するようにしているので、「曲先」でも「詞先」でも容易に作詞作曲ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、この発明の一実施例による作詞作曲システムのハードウエア構成を示すブロック図である。
【図２】図２は、音符数と音節数が近似している歌曲の指定音符数データ及び指定音節数データを説明するための図である。
【図３】図３は、この発明の一実施例による曲詞対応テーブルの一例である。
【図４】図４は、この発明の一実施例による「曲先」及び「詞先」によるテンプレート選択の具体例を表わす機能ブロック図である。
【図５】図５は、この発明の一実施例による作詞作曲処理の一例を表わすフローチャートである。
【図６】図６は、この発明の一実施例による歌詞データの割付けの一例である。
【符号の説明】
Ｍｔ，Ｌｔメロディ及び歌詞（生成用）テンプレート、
ＣＴ（曲詞）対応テーブル〔（曲詞）対応表〕、
ａ１，ａ２（第１及び第２）メロディテンプレート選択処理工程、
ｂ１，ｂ２（第１及び第２）歌詞テンプレート選択処理工程、
ｃ１，ｃ２（第１及び第２）歌曲作成処理工程。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a lyric composer and a program capable of generating melodies and lyrics that are consistent with each other.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there has been known a method of automatically composing a song in consideration of a relationship with lyrics created in advance. For example, Patent Documents 1 and 2 disclose input lyrics and analyze the lyrics based on an analysis result. There has been proposed a method of generating a song by using the following method. Japanese Patent Application Laid-Open No. H10-163,199 discloses that lyrics data and melody data are generated based on music generation data, the number of syllables in the lyrics data is increased or decreased to match the number of notes in the melody data, and the lyrics data is corrected. A method of matching the lyrics has been proposed, and as a specific measure for increasing or decreasing the number of syllables, it is necessary to determine the number of syllables within the range by using data of the number of notes representing a range of the number of notes in a predetermined section. It has been disclosed.
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-9-50278
[Patent Document 2]
JP 2000-315081 A
[Patent Document 3]
JP 2002-278548 A
[0004]
However, the methods of Patent Literature 1 and Patent Literature 2 require complicated means for analyzing lyrics. Further, in the method of Patent Document 3, if the difference between the number of generated notes and the number of generated syllables is too large, it is difficult to increase or decrease the number of notes. A technique of determining the number and generating lyrics data is employed. This method requires the generation of lyrics data with a storyline in accordance with all combinations of the number of syllables determined from the number of notes and the number of notes in each predetermined section, which requires a huge amount of data and production labor. I do.
[0005]
In addition, these methods use a single system to generate lyric data first and then create a melody that matches the lyric data, or to generate melody data first and then It is determined in advance whether to use a “song ahead” to create lyrics that match the song, and it is not possible to compose a song by using both the “song ahead” and the “song ahead” in either method.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above-described problems of the related art, and can easily generate song data in which the melody and the lyrics are well matched. The purpose of the present invention is to provide a songwriting system that can create a songwriting system.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
According to the main features of the present invention, a plurality of melody generating templates (Mt), a plurality of lyrics generating templates (Lt), and a melody generating template and lyrics matching with each other for the melody generating and lyrics generating templates. Storage means (3, 4) for storing a lyric correspondence table (CT) for associating with a generation template; a melody generation template (Mt) and a lyric generation template (Mt) associated by the lyric correspondence table (CT) (Lt), and a processing unit (FIG. 5) for executing a songwriting process based on Lt). The parentheses are corresponding symbols used in the embodiments described in detail below for the sake of easy understanding, and the same applies to the following.
[0008]
In the songwriting device according to the present invention, the processing means (FIG. 5) selects a melody generating or lyrics generating template (Mt / Lt) from a plurality of melody generating or lyrics generating templates (Mt / Lt). Based on the first selecting means (a1 / b2) and the lyric correspondence table (CT), it corresponds to the melody generating or lyrics generating template (Mt / Lt) selected by the first selecting means (a1 / b2). A second selection means (b1 / a2) for selecting a lyrics generation or melody generation template (Lt / Mt), and a melody generation or lyrics generation template (Mt) selected by the first selection means (a1 / b2) / Lt) and the lyrics generation or melody generation template (Lt / Mt) selected by the second selection means (b1 / a2). Song generating means for generating a fine lyric data and a (c1 / c2) can be configured (claim 2) as.
[0009]
According to the present invention, a plurality of melody generation templates (Mt), a plurality of lyrics generation templates (Lt), and a melody generation template and a lyrics generation template that match each other for the melody generation and lyrics generation templates For a melody generation from a plurality of melody generation or lyrics generation templates (Mt / Lt) for an information processing apparatus having storage means (3, 4) for storing a lyric correspondence table (CT) for A first selection step (a1 / b2) for selecting a lyrics generation template (Mt / Lt), and a melody generation selected in the first selection step (a1 / b2) based on a lyric correspondence table (CT). Or a template for generating lyrics or a melody corresponding to a template for generating lyrics (Mt / Lt) A second selection step (b1 / a2) for selecting (Lt / Mt); a melody generation or lyrics generation template (Mt / Lt) selected in the first selection step (a1 / b2); A step (c1 / c2) of generating melody data and lyric data based on the template for lyric generation or melody generation (Lt / Mt) selected in the selection step (b1 / a2). (Claim 3) is provided.
[0010]
[Function of the Invention]
In the songwriting system according to the present invention, a plurality of melody generating templates (Mt) and a plurality of lyric generating templates (Lt) are prepared in advance in the storage means or the databases (3, 4). A table (CT) is provided, and the melody generation template (Mt) and the lyrics generation template (Lt) are associated with each other. This correspondence table (CT) can be generated such that, for example, the melody generation template and the lyrics generation template have the same music composition and the number of notes and the number of syllables are approximated. Those in a matching relationship are associated as a combination of both templates. Then, the combination of the melody generating template (Mt) and the lyrics generating template (Lt) is extracted with reference to the lyric correspondence table (CT), and the extracted melody generating template (Mt) and lyrics generating template are extracted. (Lt) compose a song.
[0011]
Accordingly, it is possible to easily create a song (meaning a melody (song) with lyrics) in which the melody and the lyrics are unnaturally associated with the song composition, the number of notes, the number of syllables, and the like. If a number of melody generation templates (Mt) that are already provided as products are used, a lyrics generation template (Lt) corresponding to the melody generation template is prepared and a correspondence table is created. By doing so, the data amount does not increase and a lyrics generation function with a high degree of perfection can be provided. As described above, according to the present invention, it is possible to easily generate a song composed of a melody and lyrics data having a good storyline and a good correspondence between the number of notes of the melody and the number of syllables of the lyrics with a small amount of data and production effort. it can.
[0012]
Further, one template (Mt / Lt) is selected depending on whether the song is generated at the “song ahead” or the “song ahead”, and then the other is referred to the song correspondence table (CT). Since the song is composed by extracting the template (Lt / Mt), it is possible to easily create a song based on both the “song start” and the “song end”.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a preferred embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. The following embodiments are merely examples, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention.
[0014]
[Hardware configuration]
FIG. 1 is a block diagram showing a hardware configuration of a songwriting system according to an embodiment of the present invention. The system of this example includes a central processing unit (CPU) 1, a random access memory (RAM) 2, a read-only memory (ROM) 3, an external storage device 4, first and second detection circuits 5, 6, and a display circuit 7. In addition to the above, a sound source circuit 8 and an effect circuit 9 are provided, and these devices 1 to 9 are connected to each other via a bus 10.
[0015]
The CPU 1, which controls the entire system, performs various controls using the clock of the timer 11 in accordance with a predetermined software control program, and performs mainly the songwriting process. The RAM 2 is used as a work area for storing data and parameters necessary for various processes and for temporarily storing various data and the like being processed. The ROM 3 stores a predetermined control program (a program for basic tone information processing and songwriting processing) for controlling the system, various tables and data [melody generating template Mt, lyrics generating template Lt, Song correspondence table CT for associating both templates Mt and Lt, etc.] are stored.
[0016]
The external storage device 4 includes a hard disk (HD), a compact disk read only memory (CD-ROM), a flexible disk (FD), a magneto-optical (MO) disk, a digital multipurpose disk (DVD), a semiconductor memory, and the like. Used to store various control programs and various data. Therefore, programs, various tables and data necessary for songwriting can be read from the external storage device 4 into the RAM 2 as well as using the ROM 3. For example, it is possible to construct a music generation database (DB) and a lyrics generation database (DB) to accumulate a melody generation template Mt and a lyrics generation template Lt in each DB, and to store a music word correspondence table CT. it can. Further, various processing results can be recorded in the external storage device 4 as necessary.
[0017]
To the first detection circuit 5, a performance operator device 12 having a performance operator such as a keyboard for performing a performance operation is connected. The second detection circuit 6 is connected to a panel operator device 13 having various setting operators such as switches, and these setting operators (referred to as panel operators) are used for processing such as songwriting. Are used to make various settings. The display circuit 7 is connected to a display 14 and various indicators for displaying and indicating various information necessary for songwriting and the like. An effect circuit 9 including a DSP or the like is connected to the sound source circuit 8, and a sound system 15 including a speaker is connected to the effect circuit 9.
[0018]
Further, another MIDI information processing device 17 such as an electronic musical instrument, a sound source, and a keyboard is connected to the bus 10 via a MIDI interface (I / F) 16, and performance data and the like are exchanged with the system. Can be exchanged. A communication interface (I / F) 18 is further connected to the bus 10. The communication I / F 18 is connected to a server computer 20 and the like via a communication network 19 such as a local area network (LAN), the Internet, and a telephone line. Can be connected so that communication is possible. Therefore, the control program and various data can be stored in the external storage device 4 from the server computer 20 or the like.
[0019]
The system shown in FIG. 1 can be implemented by an information processing apparatus in the form of an electronic musical instrument having dedicated performance operators and panel operators. However, the system shown in FIG. 1 uses a personal computer (PC) or another equivalent computer. A songwriting system may be configured using an information processing device having a data processing function.
[0020]
[Database for song generation and lyrics generation (DB)]
Songs, or melody with lyrics (also simply called "lyrics"), have a composition, and the melody and lyrics of the song must be consistent with each other and have the same composition. . In the songwriting system according to an embodiment of the present invention, a melody generating template Mt (hereinafter, referred to as a “melody template”) and a lyrics generating template Lt (hereinafter, referred to as a “lyric template”) Lt, which are mutually compatible. A song is created using the selected templates Mt and Lt as the base of the melody and lyrics. For this reason, a song generation database (DB) and a lyrics generation database (DB) in which a plurality of melody templates Mt and a plurality of lyrics templates Lt are stored are constructed in the ROM 3 or the external storage device 4, and a song correspondence table (" (It is also referred to as "(lyrics) correspondence table.") CT is recorded. In the following specific example, a case will be described in which the external storage device 4 is provided with a music generation DB and a lyrics generation DB as shown in FIG.
[0021]
(1) Music generation database (DB)
A melody template Mt for a plurality of songs for each song genre Mj is stored in the song generation database (DB) with a unique name. Each melody template Mt is composed of music generation parameters corresponding to the music genre Mj and corresponding to the name. The song generation parameters that make up the melody template Mt include song configuration data, designated note number data, data representing basic pitch, presence / absence information of syncopation, pitch characteristic data such as a sound range and dynamics, chord progression data, and the like. is there. For example, the music composition data represents the music composition such as the phrase composition and the number of phrases constituting a melody for one song, and the designated note number data represents the number of notes (range) designated in advance for each phrase.
[0022]
(2) Verb generation database (DB)
The lyrics generation database (DB) stores lyrics templates Lt for a plurality of songs for each of the lyrics genres Lj with unique names. Each lyric template Lt corresponds to the song genre Mj and is composed of a lyric generation parameter appropriate to its name. Further, the lyrics generation parameters constituting the lyrics template Lt include music composition data, designated syllable number data, sentence data, and the like. The music composition data represents the music composition (structure such as passages, phrases, and bars) assumed by the sentence data, and the designated syllable number data is specified in advance for each music composition unit such as a passage, phrase, or bar. Syllable number (range). The sentence data is data representing the song composition represented by the song composition data and the designated syllable number data and the lyrics of one song corresponding to the designated note number. For example, when the designated syllable number data indicates the designated syllable number for each phrase, the sentence data has, for each phrase, the syllable number within the range represented by the designated syllable number data. The sentence data is prepared with a plurality of words that can be partially replaced for each unit of the music composition such as a phrase, a phrase, or a bar.
[0023]
(3) Approximate correspondence between lyrics
When attempting to create a certain song, as described above, the melody and lyrics of the song need to match each other according to the song configuration of the song. For example, calm lyrics are attached to a quiet song portion, cheerful lyrics are attached to a fast-moving song portion, and the number of notes in the song and the number of syllables in the lyrics are approximated. Otherwise, if, for example, five syllables are assigned to one note or one syllable is assigned to five notes, it becomes unnatural and difficult to sing. Therefore, in the songwriting according to one embodiment of the present invention, the above-mentioned music composition data, designated note number data, and designated syllable number data are used to indicate the consistency between the melody and the lyrics.
[0024]
FIG. 2 is a diagram for explaining music composition data, designated note number data, and designated syllable number data of a song in which the number of notes and the number of syllables are similar. The song illustrated here has a song configuration of 2 blocks and 4 passages, as shown by the song configuration data in the first column of FIG. 2, and includes a first half block commonly called "A melody" and a common name "B melody". Each block includes two phrases A and A '; B and B' each composed of two phrases, and each phrase is composed of two phrases. Therefore, as a whole, it is composed of four phrases AA'-BB 'and eight phrases.
[0025]
As shown in the designated note number data and the designated syllable number data in the second and third columns of FIG. 2, the number of melody notes and the number of syllable syllables are shown in the first half block (A melody). For the first and second phrases, the number of notes in the middle range "6" to "10" specified by the specified note number data of the melody (second column) is based on the specified syllable number data of the lyrics (third column). This indicates that the syllable number ranges “7” to “9” are approximated and matched. Further, for the first and second phrases of the two passages B and B 'of the latter half block (B melody), a small range of the number of notes "3" to "7" according to the melody designated note number data (second column) Indicates that the number of syllables in the range “4” to “6” according to the specified syllable number data (third column) of the lyrics approximate and match. The fourth column in FIG. 2 is a specific example of text data representing lyrics belonging to the specified syllable number range in the lyrics template Lt.
[0026]
In this way, if you prepare not only the song composition but also the approximate number of notes and syllables for each phrase, it will be easier to assign lyrics to notes later or assign notes to lyrics. It will be natural. Here, the numerical values of the number of notes and the number of syllables (columns 2 and 3) are specified in a range in order to obtain variations in the melody and lyrics. It can be a value.
[0027]
Each melody template Mt of the song generation DB includes song configuration data representing the song configuration of such a song (the first column in FIG. 2) and a designated note number range for each song configuration unit such as a phrase (the second column in FIG. 2). ), And is composed of music generation parameters including designated note number data, and a melody template name appropriate to the music genre and the contents of the music generation parameters is given. Further, each lyrics template Lt of the lyrics generation DB includes the above-described song composition data, designated syllable number data representing the designated syllable number range (the third column in FIG. 2) of the lyrics for each song composition unit, and the designated syllable. It is composed of a lyrics generation parameter including sentence data representing lyrics in the number range (the fourth column in FIG. 2), and a lyrics template name appropriate to the lyrics genre and the lyrics generation parameter is given.
[0028]
[Use of correspondence table]
The songwriting system according to one embodiment of the present invention is further configured so that “song tip” and “song tip” can be freely selected as elements of another song production, and a very useful mechanism for the user is provided. provide. With this mechanism, a user with a lyrical mind can start producing a song from a lyric, or a user with an image of a tune can start a musical composition. The advantage is that the user can select from any of the "forward".
[0029]
That is, in the storage means 3 and 4 of this system, not only a plurality of melody templates Mt and a plurality of lyrics templates Lt are prepared as described above, but also, as illustrated in FIG. A song word correspondence table CT for associating Mt and Lt is prepared, and by using this correspondence table CT, it is possible to compose a song from any of the “song ahead” and the “song ahead”.
[0030]
The correspondence table CT examines the respective generation parameters of a plurality of melody templates MT and lyrics templates Lt prepared in the system, and as shown in FIG. The melody template MT and the lyrics template Lt that match (the first column in FIG. 2) and have an approximate relationship (the second and third columns in FIG. 2) in which the number of melody notes matches the number of lyric syllables are extracted and extracted. The two templates Mt and Lt are associated with each other including the song genre Mj and the lyric genre Lj, as indicated by “O” marks in FIG.
[0031]
As described above, the melody template Mt and the lyrics template Lt are "categorized" by the music genre Mj and the lyrics genre Lj, respectively. In the example of FIG. 3, the melody template Mt is divided into song genres Mj such as “ballad”, “rock”,... As shown on the left side of FIG. 3, and song genre Mj = “ballad” includes “twilight”, Includes melody templates with names such as "Summer Ballad", "During the Trip", ... The lyrics template Lt is divided into lyrics genres Lj such as “love song”, “sad love”,... As shown in the upper part of the figure, and the lyrics genre Lj = “love song” includes “encounter”, “longing”, .., Etc. are included.
[0032]
An example of the correspondence between the templates Mt and Lt will be described. For the melody template Mt = “twilight” of the music genre Mj = “ballad”, the lyrics of the melody corresponding to the music composition and the designated note number data of the melody On the basis of the music composition and the specified syllable number data, the lyrics genre Lj = the lyrics template Lt of “love” of the “love song” and the lyrics genre Lj = “the departure” of the “sad love” are associated. At this time, the associated lyric template Lt (“longing” and “departure”) does not need to have the same syllable number, and the designated note number data of the melody template Mt (“twilight”) (for example, the second column in FIG. 2). ) May be different as long as it is within the range of the designated syllable number data corresponding to () (for example, the third column in FIG. 2). This relationship is the same for the melody template Mt (“summer ballad” and below) in each row below “twilight”. Further, a similar relationship is established between a plurality of melody templates Mt (eg, “summer ballad”, “on the way”, and “love bomb”) associated with the same lyrics template Lt (eg, “encounter”). The same holds for the number of notes.
[0033]
In the songwriting system according to one embodiment of the present invention, the melody or the lyrics templates Mt and Lt selected as the base of the song creation are specified by the correspondence table CT that associates the melody and the lyrics templates Mt and Lt that match each other. FIG. 4 is a functional block diagram showing a specific example of selection in the case where a template is selected by "tune ahead" and "word ahead" in the songwriting system.
[0034]
In FIG. 4, in the case of (1) “tune ahead”, when a desired melody template Mt [summer ballad] is selected from the song generation DB, a lyrics template Lt [encounter, Is extracted from the lyrics generation DB, so that a desired lyric template [affection] can be selected from these. (2) In the case of “lyric destination”, when the lyrics template Lt [affection] is selected from the lyrics generation DB, the corresponding melody template Mt [twilight, summer ballad] is extracted from the music generation DB by the correspondence table CT. From these, a desired melody template [summer ballad] can be selected.
[0035]
[Example of songwriting]
FIG. 5 is a flowchart showing an example of the songwriting process according to an embodiment of the present invention. Hereinafter, the songwriting process flow of FIG. 5 will be described with reference to the template selection example of FIG. 4. When the songwriting process flow starts, the CPU 1 first asks the user whether or not to create a song at the "song destination" (step S1). Here, when the user designates “song ahead” by the user operation of the panel operator 13 (S1 → YES), the steps S2 to S13 perform (1) songwriting with “song ahead” and designate “song ahead”. Then (S1 → NO), at steps S14 to S25, (2) the songwriting is performed with “the lyric destination” (hereinafter, the processing steps are represented only by reference symbols “S...”).
[0036]
(1) Lyrics and composition at "Song destination"
In the case of performing songwriting at the "song destination", as shown in FIG. 4A, the first melody template selection process a1 (S2 to S5) is performed using the song genre Mj of the song generation DB, and the correspondence table CT After performing the first lyric template selection process b1 (S6 to S9) using the corresponding relationship, the process proceeds to the first song creation process c1 (S10 to S13).
[0037]
In the first melody template selection process a1, the CPU 1 first calls a song generation database (DB) from the external storage device 4, and presents the song genre Mj [ballad, rock, ...] on the display 14 (S2), In response to this, a desired music genre Mj [ballad] is selectively instructed by a user operation (S3). Next, a melody template Mt belonging to the designated music genre Mj [twilight, summer ballad, during the journey, ...] is presented (S4), and a desired melody template Mt [summer ballad] is selectively operated by the user. When instructed (S5), the process proceeds to the first lyrics template selection process b1. In this case, based on the music generation parameters of the selected melody template Mt, the user can be notified of the music composition and the number range of notes of the template Mt by displaying on the display 14 or the like.
[0038]
In the first lyric template selection process b1, the CPU 1 first determines only the lyrics genre Lj [love song, sad love, ...] corresponding to the melody template Mt [summer ballad] specified in the selection process a1 according to the correspondence table CT. It is called from the generation DB and displayed as a candidate genre on the display 14 (S6). When a desired lyrics genre Lj [love song] is selectively designated by a user operation (S7), the lyrics template Lt belonging to the lyrics genre Lj is associated with the melody template Mt [summer ballad] by the correspondence table CT. Only the template [encounter, affection] is presented (S8). Then, when a desired lyrics template Lt [affection] is selectively designated by a user operation (S9), the process proceeds to the first song creating process c1. In this case, based on the lyrics generation parameters of the selected lyrics template Lt, the user can be informed of the music composition and the syllable number range of the template Lt by displaying on the display 14 or the like.
[0039]
In the first song creating process c1, first, melody data is generated based on the selected melody template Mt (summer ballad) according to a melody data generating program called a "composition engine" (S10). Next, based on the selected lyrics template Lt [affection], lyrics data is generated in accordance with the sentence data (S11).
[0040]
A plurality of text data is prepared in the lyrics template Lt. In the generation of the lyrics data (S11), for example, the text data of the first candidate is adopted at the beginning of the lyrics data generation stage, and the text data is generated. Is notified to the user on the display 14 or the like. If the user does not like the first candidate, the user may select some words in the sentence data from other synonyms below the second candidate prepared in advance by a pull-down method, or write a new word. Lyrics data changed to a desired word and arranged from the initial value can be generated. Instead of the above-described method, the replaceable portion of the text data may be perforated at the beginning of the lyrics data generation stage, and the perforated portion may be supplemented by a similar method.
[0041]
Then, the lyrics data is modified (S12), and the modified lyrics data (affection) is assigned to the generated melody data (summer ballad) (S13). In the lyrics data modification and assignment (assignment) processing (S12, S13), the lyrics data is modified so that the syllables of the generated lyrics data match the notes of the melody data, and the lyrics syllables are assigned to the melody notes. FIG. 6 shows an example of a specific lyrics data allocation process in the first song creation process c1. In FIG. 6, * a to * e indicate that one syllable “no”, “yo”, “ぱ”, “to”, and “ぱ” in the lyrics data is modified by adding a long sound “-” to the lyrics data, This is a portion assigned to a plurality of notes of the melody data, and * 1 to * 3 are portions to which a plurality of syllables “eta”, “tsu”, and “octopus” of the lyrics data are assigned to one note of the melody data. .
[0042]
(2) Lyrics and composition with "lyric ahead"
In the case of performing songwriting with “lyric destination”, as shown in FIG. 4 (2), the second lyrics template selection processing b2 (S14 to S17) is performed using the lyrics genre Lj of the lyrics generation DB, and the correspondence table After performing the second melody template selection process a2 (S18 to S21) using the correspondence by CT, the process proceeds to the second song creation process c2 (S22 to S25).
[0043]
In the second lyrics template selection process b2, the CPU 1 first calls up a song generation database (DB) from the external storage device 4, and presents the genre Lj [love song, sad love, ...] on the display 14 (S14). Next, when a desired lyrics genre Lj [love song] is selectively designated from among the presented lyrics by a user operation (S15), a melody template Lt [encounter, affection, ...] belonging to the designated lyrics genre Lj is presented. Therefore, when a desired lyrics template Lt [affection] is selectively designated by a user operation (S17), the process proceeds to the second melody template selection process a2.
[0044]
In the second melody template selection process a2, the CPU 1 first calls only the song genre Mj [ballad, rock, ...] corresponding to the designated lyrics template Lt [affection] from the song generation DB according to the correspondence table CT. It is displayed as a candidate genre on the display 14 (S18). Next, when a desired song genre Mj [ballad] is selectively designated by a user operation (S19), the lyric template Lt [of the melody templates Mt belonging to the designated song genre Mj is referred to with reference to the correspondence table CT. Only the template [twilight, summer ballad] associated with [maturity] is presented (S20). Then, when a desired lyrics template Lt [summer ballad] is selectively instructed by a user operation (S21), the process proceeds to the second song creating process c2.
[0045]
In the second song creating process c2, as in the lyrics and melody creating steps S11 and S10 of the first song creating process c1, first, lyrics data is created in accordance with the selected lyrics template Lt [affection] (S22). Then, melody data is generated according to the selected melody template Mt (summer ballad) (S23). Then, the melody data (summer ballad) is corrected (S24), and the corrected melody data (summer ballad) is assigned to the generated lyrics data (affection) (S25). For the melody data allocation processing (S24, S25), for example, the note increasing / decreasing method (FIGS. 6 and 9) disclosed in Patent Document 3 can be applied.
[0046]
As described above, in this songwriting system, the melody and the lyrics templates Mt and Lt that are candidates to be selected by the user in the template selection steps S5 and S9; Is specified, so that in melody and lyrics generation steps S10 and S11; S22 and S23, melody data and lyrics data in which the number of notes and the number of syllables are approximated are generated, and allocation steps S12 and S13; The modification and assignment of the melody and lyrics data in S25 are easily and naturally performed. It should be noted that the lyric syllable allocation to the generated melody notes (S12, S13) or the melody note allocation to the lyric syllables (S24, S25) includes the method of increasing or decreasing the number of syllables described in Patent Document 3 (FIG. 13) and the method of increasing or decreasing the number of notes. Other arbitrary methods, such as using the method (FIGS. 6 and 9), can be applied.
[0047]
(Various embodiments)
Although the songwriting according to the present invention has been described with reference to the specific embodiments, the embodiments are not limited to those illustrated. For example, in the embodiment, the melody template Mt includes, in addition to the music composition data and the number of note data, data representing basic pitch, information on presence / absence of syncopation, pitch characteristic data such as a sound range and dynamics, chord progression data, and the like. Melody data is generated by a melody data generation program (composition engine) based on these tune generation parameters using the tune generation parameters including other parameters, but instead of these other parameters, the lyrics template Lt Similarly to the above sentence data, a melody pattern for one song created according to the song genre or the song creation parameter described above may be prepared in advance.
[0048]
Also in this case, it is preferable to prepare a plurality of partial patterns so that the melody pattern can be partially changed for each music composition unit such as a phrase, a phrase, or a bar. For example, when generating the melody data (S10, S23), the first candidate pattern is set as the initial melody data in accordance with the melody pattern in the melody template Mt, similarly to the lyrics generation (S11, S22), and a part of the melody data is used. By changing a note (row) to a note (row) of another changeable partial pattern, melody data arranged from an initial value can be generated.
[0049]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the melody generation template and the lyrics generation template are extracted and extracted by the lyric correspondence table in which the melody generation templates and the lyrics generation templates having the matching relationship are associated. Since the songwriting is performed in accordance with the two templates, the melody and the lyrics are unnaturally associated with each other, and a song that matches well can be easily created. Furthermore, one of the templates is selected in accordance with the selection of the "song ahead" or the "song ahead", and the other template is extracted according to the song / song correspondence table to compose the lyrics. Lyrics can be composed easily even with the lyric.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a hardware configuration of a songwriting system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram for explaining designated note number data and designated syllable number data of a song in which the number of notes and the number of syllables are similar.
FIG. 3 is an example of a lyrics correspondence table according to an embodiment of the present invention;
FIG. 4 is a functional block diagram showing a specific example of template selection based on “tune ahead” and “lyric ahead” according to one embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a flowchart illustrating an example of a songwriting process according to an embodiment of the present invention.
FIG. 6 is an example of lyrics data allocation according to an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
Mt, Lt melody and lyrics (for generation) template,
CT (songs) correspondence table [(songs) correspondence table],
a1, a2 (first and second) melody template selection processing steps,
b1, b2 (first and second) lyrics template selection processing steps,
c1, c2 (first and second) song creation processing steps.

Claims

A storage for storing a plurality of melody generation templates, a plurality of lyrics generation templates, and a lyric generation correspondence table for associating the melody generation templates and the lyrics generation templates with the melody generation templates and the lyrics generation templates. Means,
A songwriting device comprising: a processing unit for executing a songwriting process based on a melody generating template and a lyrics generating template associated by a song correspondence table.

The processing means includes:
First selecting means for selecting a melody generating or lyrics generating template from the plurality of melody generating or lyrics generating templates;
A second selection unit that selects a lyrics generation or melody generation template corresponding to the melody generation or lyrics generation template selected by the first selection unit based on the song correspondence table;
Song generating means for generating melody data and lyrics data based on the melody generating or lyrics generating template selected by the first selecting means and the lyrics generating or melody generating template selected by the second selecting means 2. The songwriting device according to claim 1, comprising:

A storage for storing a plurality of melody generation templates, a plurality of lyrics generation templates, and a lyric generation correspondence table for associating the melody generation templates and the lyrics generation templates with the melody generation templates and the lyrics generation templates. For an information processing apparatus having means,
A first selection step of selecting a melody generation or lyrics generation template from the plurality of melody generation or lyrics generation templates;
A second selection step of selecting a lyrics generation or melody generation template corresponding to the melody generation or lyrics generation template selected in the first selection step based on the lyric correspondence table;
Generating melody data and lyrics data based on the melody generation or lyrics generation template selected in the first selection step and the lyrics generation or melody generation template selected in the second selection step. A songwriting program that allows you to perform a sequence of steps.