JP2004347250A - High frequency heating device - Google Patents
High frequency heating device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004347250A JP2004347250A JP2003145714A JP2003145714A JP2004347250A JP 2004347250 A JP2004347250 A JP 2004347250A JP 2003145714 A JP2003145714 A JP 2003145714A JP 2003145714 A JP2003145714 A JP 2003145714A JP 2004347250 A JP2004347250 A JP 2004347250A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- heating device
- frequency heating
- receiving portion
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子レンジ及びオーブン電子レンジにおいて、加熱室の下部に電気部品を配置した機械室を設ける構成の高周波加熱装置における、被加熱物から生じる水蒸気の結露対策及び冷却の吸気方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の高周波加熱装置は、被加熱物を収容する加熱室内に高周波を出力する高周波発生手段を備えた高周波加熱装置は、加熱室内の被加熱物に対して、短時間で効率のよい加熱ができるため、食材等の加熱調理機器である電子レンジとして急速に普及した。
【0003】
しかし、高周波加熱による加熱だけでは、加熱調理の幅が限られるなどの不便があった。
【0004】
そこで、加熱室内で発熱する電熱器を追加して、オーブン加熱を可能にした高周波加熱装置が提案され、近年では、更に、加熱室内に加熱蒸気を供給する蒸気供給機構を追加して、高温蒸気による加熱調理も可能にした蒸気発生機能付き高周波加熱装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
しかしながら、従来装置はもちろんこの高周波加熱装置においても、加熱した後の庫内結露の発生があった。したがって使用者はスチーム加熱後、毎回庫内の結露を拭い取る作業を行っていた。そして結露を拭かないで扉を閉めたままにしておくといつまでも結露状態が続くので、次に扉を開いたときに庫内がベタベタに濡れたままなので何となく気持ちが悪いという苦情があった。また、扉についた水滴は、庫内側ガラス面等をつたい加熱室庫外に滴下する。
【0006】
そこで、従来のこの種の対策としては図8・図9に記載されているようなものが一般的であった。図8・図9は従来例の高周波加熱装置の斜視図と扉と水受け部の要部断面図である。図8に示すように、高周波加熱装置本体1の内部には加熱室2が、また、その前面には開閉可能な扉3が設けられている。図8に示すように、扉3は、金属製の構造体4、樹脂製の外装部5、加熱室内2を見るためのガラス製のスクリーン6から構成されている。一方、加熱室2を構成する前板7の下部には、本体の底面を構成する底板8が設けられている。そして、被加熱物から発生した水蒸気が、前記扉3を構成する金属製の構造体4に結露し下部へ滴下する際、構造体4の下部に設けられた凹部9の端面より結露水を滴下させて、前記樹脂製の外装部5に伝わらないようにしながら、前記底板8に設けられた水受け部10により受けるようになっていた(例えば、特許文献2参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開昭54−115448号公報
【特許文献2】
実開平3−115318号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来装置はもちろんこの高周波加熱装置においても、特にスチーム加熱した後の庫内結露量の発生はひどいものであり、扉についた水滴は、庫内側ガラス面等をつたい加熱室庫外に大量に滴下してしまう。
【0009】
しかし、従来の構造では水受け部10は本体を構成する底板8より構成しているため、取り外すことが出来ないので水受け部10に溜まった被加熱物より発生する結露水及び屑を清掃する際、手が容易に届かなく使い勝手が悪いという課題があった。さらに、清掃性を高めるために扉の樹脂製の外装部5と水受け部10の隙間を広げた場合、手を入れて清掃する際誤って扉が閉まった場合、手・指を詰めるという安全上の問題が発生するという課題があった。
【0010】
また、扉についた水滴が庫内側ガラス面等をつたい加熱室庫外に大量に滴下してしまうために、従来の高周波加熱装置の冷却構造においては以下のような課題があった。図10・図11は従来例の高周波加熱装置の縦断面図と横断面図を示す。図10は同高周波加熱装置の底板を取り外した状態での底面図である。
【0011】
図10に示すように、加熱室2の上壁面11には管状の管ヒーター12が、底壁面13には面状の面ヒーター14を設けている。高周波発生手段の電源部であるインバータ電源15と高周波加熱装置の動作を制御する制御基板16は、逆U字型の箱形状の電気部品取付板17に設けられた17a・17b部により宙吊り状態で配置している。電気部品取付板17は、加熱室後壁面18より下方に延出したフランジ19部と加熱室前壁面20より下方に延出したフランジ21部に加熱室底壁面13部を外側から覆うように載置している。ターンテーブル22を駆動させるモーター23は、面ヒーター14からの熱伝導を避けるために取付板24を介して電気部品取付板17に取り付けている。底板25に設けられた吸気口25a(図11記載)から送風機(後述)により吸気され、そして送風される冷却風は、インバータ電源15・制御基板16・モーター23を冷却後、加熱室後壁面18の下部に設けられた排気口26より排気される。
【0012】
図11は、同高周波加熱装置の前部の横断面図である。図11において、電気部品取付板17の右側には、遠心式送風機であるシロッコファン27と渦巻きケーシング28と隈取り型モータ29を、宙吊り状態に設置している。送風機の側方には、インバータ電源15があり、送風機により冷却される。送風機とインバータ電源15間には、効率よく冷却するため、整流ガイド30を設けている。インバータ電源15を通過した冷却風は、電気部品取付板17の側壁に設けられた開口を経て、加熱室左側壁31とキャビネット32間を通り、本体裏板より排気する。また、加熱室右側壁33とキャビネット32間には断熱板34が設置されており、送風機より発生する送風の一部が、加熱室右側壁33と断熱板34間を通り、加熱室右側壁33に設けられた開口部(図示せず)より加熱室2内に送風する構成である。
【0013】
図12は、底板を取り外した状態での底面図であり、送風機による冷却風の流れを示している。図12において、本体の前方右側には送風機があり、その側方にはインバータ電源15、後方にはマグネトロン35と加熱室2へ送風するためのガイド36が、また、中央部にはモーター23、そして、本体の後方には制御基板16が設置されている。送風機による冷却風は、整流ガイド30に設けられた第1の整流部30aと第2の整流部30bにより、インバータ電源15とマグネトロン35に分流し、各々冷却している。また、第2の整流部30bにより分流された冷却風の一部は、制御基板16とモーター23を冷却する構成である。整流ガイド30は、冷却性能を向上させるために、吸気と排気を分離させるための仕切り部30cを設けている。
【0014】
このような構成、つまり送風装置を電気部品取付板の前側に配置する構成としたので、左右方向や後方及び上方の壁に近接して設置された場合でも、本体より排気された高温の空気を、再度送風装置により吸気する、いわゆるショートサーキット現象を防ぐことができるため十分な冷却を行うことが可能となる。このように加熱室の下方に機械室を設け、さらに送風装置を前側に配置することにによる利点である冷却性能を活かし高周波加熱装置本体を壁と近接して設置できる高周波加熱装置を実現していた。
【0015】
しかしながら上記従来の高周波加熱装置の構成では、送風装置の吸気口は高周波加熱装置本体を設置する床面と対向する底板25面にしかなく、しかも効率よく冷却するために整流ガイド30に設けた吸気と排気を分離させるための仕切り部30cがあるため、床面に柔軟な例えばビニールシートのようなものが敷かれた場合、送風装置であるシロッコファン27と渦巻きケーシング28と隈取り型モータ29による吸引力により、柔軟な敷物が吸い上げられ、吸気口25aを塞ぐという現象が生じる。
【0016】
吸気口25aが塞がれると、低温の空気が取り込めなくなるので、インバータ電源15やマグネトロン35・制御基板16・モーター23などの冷却が不十分になり、これらの部品の寿命や性能に悪影響を及ぼすという大きな課題があった。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、開口部を有し被加熱物を加熱する加熱室と、前記加熱室の開口部を開閉する扉と、前記高周波加熱装置本体の前面下部に水蒸気が結露して前記扉に付着した水滴が床に滴下するのを防止する水滴受け部とを備え、前記水滴受け部には水滴を受ける凹形状の溝を設け、かつ前記高周波加熱装置本体より着脱可能な構成としたものである。
【0018】
上記発明によれば、水滴受け部が高周波加熱装置本体より取り外しが可能となるため、水受け部に溜まった被加熱物より発生する結露水及び屑を容易に取り除くことができると同時に、従来例のように手を入れて清掃する際誤って扉が閉まった場合、手・指を詰めるという安全上の問題を防止することができる。
【0019】
また、本発明の高周波加装置の冷却構造は、上記2つ目の課題を解決するため加熱室の下部に高周波加熱装置本体を駆動する電気部品を有する機械室と、装置本体の底面を覆う底板より構成し、前記機械室内には前記電気部品を冷却する送風装置を設け、装置本体を設置する床面と対向する前記底板部分に設けた主たる吸気口と、前記高周波加熱装置本体の前面下部に設けられた第二の吸気口とを備え、前記第二の吸気口は、結露水の水滴を吸気口から浸入しないように水滴受け部で覆い、かつ前期水滴受け部の床面側に吸気用の孔または吸気ガイドを設ける構成としたものである。
【0020】
このような構成にすることにより、床面に柔軟な例えばビニールシートのようなものが敷かれた場合、送風装置であるシロッコファン27と渦巻きケーシング28と隈取り型モータ29による吸引力により、柔軟な敷物が吸い上げられ、主たる吸気口25aが塞がれたとしても、第二の吸気口が設けられているので低温の空気を取り込むことができるので、冷却が不十分になる事態を防止することができ、インバータ電源15やマグネトロン35・制御基板16・モーター23など、これらの部品の寿命や性能に悪影響を及ぼすことを未然に防ぐことができる。
【0021】
また、前記第二の吸気口は、結露水の水滴を吸気口から浸入しないように水滴受け部で覆い、かつ前期水滴受け部の床面側に吸気用の孔または吸気ガイドを設ける構成としているため、加熱室に発生した水蒸気が結露した水が滴下しても、機械室内に侵入し電気部品等を短絡するような故障を防止することができるとともに、水滴受け部の床面側に設けた吸気ガイドを底板と間隔を開けて並列に設けることにより、容易に吸気口に吸い付けられる柔軟なビニールシートでも、底板と吸気ガイドで構成される逆U字形状により、ビニールシートには床面方向へ力が加わるため床面と並行な本体の部分に設けられた第二の吸気口は塞がることが無く低温の空気を確実に取り込むことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1にかかる高周波加熱装置は、開口部を有し被加熱物を加熱する加熱室と、前記加熱室の開口部を開閉する扉と、前記高周波加熱装置本体の前面下部に水蒸気が結露して前記扉に付着した水滴が床に滴下するのを防止する水滴受け部を有する。そして前記水滴受け部には水滴を受ける凹形状の溝を設け、かつ前記高周波加熱装置本体より着脱可能な構成となっているため、水受け部に溜まった被加熱物より発生する結露水及び屑を容易に取り除くことができると同時に、水受け部に手を入れて清掃する際、誤って扉が閉まった場合、手・指を詰めるという安全上の問題を防止することができる。
【0023】
本発明の請求項2にかかる高周波加熱装置本体は、加熱室の下部に高周波加熱装置本体を駆動する電気部品を有する機械室と、装置本体の底面を覆う底板より構成し、前記機械室内には前記電気部品を冷却する送風装置を設け、装置本体を設置する床面と対向する前記底板部分に設けた主たる吸気口と、前記高周波加熱装置本体の前面下部に設けられた第二の吸気口とを有する。そして前記第二の吸気口は、結露水の水滴を吸気口から浸入しないように水滴受け部で覆い、かつ前記水滴受け部の床面側に吸気用の孔または吸気ガイドを設ける構成となっているため、床面に柔軟な例えばビニールシートのようなものが敷かれた場合にも、送風装置であるシロッコファンと渦巻きケーシングと隈取り型モータによる吸引力により、柔軟な敷物が吸い上げられ、主たる吸気口が塞がれたとしても、第二の吸気口が設けられているので低温の空気を取り込むことができるので、冷却が不十分になる事態を防止することができ、インバータ電源やマグネトロン・制御基板・モーターなど、これらの部品の寿命や性能に悪影響を及ぼすことを未然に防ぐことができる。
【0024】
本発明の請求項3にかかる高周波加熱装置は、底板には支柱部と、水滴受け部にはツメ部とを設け、前記支柱部とツメ部とを勘合させることで、前期水滴受け部が床面と平行に装着する構成となっているため、使用者が水受け部を取り扱う際、水滴受け部が床面と平行に装着できるので、水受け部に溜まった結露水をこぼすことなく取り外しが可能となり使い勝を向上することができる。
【0025】
このように、水受け部を設けることにより結露水が床面に滴下する課題を解決するとともに、加熱室の下部に機械室を設けた高周波加熱装置の冷却構造の不利な点を合わせて解決できるという効果を有する。
【0026】
【実施例】
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施の形態に係る蒸気発生機能付き高周波加熱装置を詳細に説明する。
【0027】
図13及び図14は、本発明に係る蒸気発生機能付き高周波加熱装置の一実施の形態の外観図である。
【0028】
この一実施の形態の蒸気発生機能付き高周波加熱装置100は、食材の加熱調理に高周波加熱及び加熱蒸気による加熱が可能な電子レンジとして使用されるもので、食材等の被加熱物を収容する加熱室103内に高周波を出力する高周波発生手段(マグネトロン)105と、加熱室103内に加熱蒸気を供給する蒸気供給機構107とを備え、高周波と加熱蒸気との少なくともいずれかを加熱室103に供給して加熱室103内の被加熱物を加熱処理する。
【0029】
加熱室103は、前面開放の箱形の本体ケース110内部に形成されており、本体ケース110の前面に、加熱室103の被加熱物取出口を開閉する透光窓113a付きの開閉扉113が設けられている。開閉扉113は、下端が本体ケース110の下縁にヒンジ結合されることで、上下方向に開閉可能となっており、上部に装備された取っ手113bを掴んで手前に引くことによって、図14に示す開いた状態にすることができる。
【0030】
加熱室103と本体ケース110との壁面間には所定の断熱空間が確保されており、必要に応じてその空間には断熱材が装填されている。
【0031】
特に加熱室103の背後の空間は、加熱室103内の雰囲気を攪拌する循環ファン及びその駆動モータ(図示略)を収容した循環ファン室となっており、加熱室103の後面の壁が、加熱室103と循環ファン室とを画成する仕切壁となっている。
【0032】
図示はしていないが、加熱室103の後面壁である仕切壁115には、加熱室103側から循環ファン室側への吸気を行う吸気用通風孔と、循環ファン室側から加熱室103側への送風を行う送風用通風口とが形成エリアを区別して設けられている。各通風孔は、多数のパンチ孔として形成されている。
【0033】
本実施の形態の場合、図14に示すように、高周波発生手段(マグネトロン)105は、加熱室103の下側の空間に配置されており、この高周波加熱装置5から発生した高周波を受ける位置にはスタラー羽根117が設けられている。そして、高周波発生手段105からの高周波を、回転するスタラー羽根117に照射することにより、該スタラー羽根117によって高周波を加熱室103内に撹拌しながら供給するようになっている。なお、高周波発生手段105やスタラー羽根117は、加熱室103の底部に限らず、加熱室103の上面や側面側に設けることもできる。
【0034】
蒸気供給機構107は、図15に示すように、装置本体に着脱可能に装備される1基の貯水タンク121と、加熱室103内に装備される2つの給水受け皿125と、これらの給水受け皿125を加熱して給水受け皿125上の水を蒸発させる加熱手段127と、貯水タンク121の水を加熱手段127による加熱域を経由して給水受け皿125に導く2系統の給水路129と、貯水タンク121と各給水路129との接続部に装備されて貯水タンク121の取り外し時に貯水タンク及び給水路内の水の漏れ出しを防止するタンク側の止水弁133及び給水路側の止水弁145と、給水路側の止水弁145よりも下流に配置されて給水路129から貯水タンク121への水の逆流を防止する逆止弁147とを備えて構成される。
【0035】
上記した2系統よりなる給水路129の特長的構成は、後で詳述するが、各加熱手段127による加熱域から給水路先端の水吹出し口129eまでの距離が等距離に設定されていることにある。
【0036】
なお、蒸気供給機構7は、図16に示すように、1系統の給水路129から一つの給水受け皿125に水を供給して蒸気を発生させる構成とすることもできる。
【0037】
本実施の形態において、貯水タンク121は、取り扱い性に優れる偏平な直方体状のカートリッジ式で、装置本体(本体ケース110)に対して着脱が容易にでき、しかも、加熱室103内の加熱によって熱的なダメージを受けにくいように、図13にも示すように、本体ケース110の側面に組み付けられたタンク収納部135に差込装着される。 つぎに、本発明の一実施例における冷却構造について図面を用いて説明する。
【0038】
図3は、本発明の一実施例の高周波加熱装置の斜視図であり、図4・図5・図6は、図3における高周波加熱装置の断面AーA・断面BーB・断面CーCある。また、図7は、同高周波加熱装置の底板を取り外した状態での底面図である。
【0039】
図3において、加熱室2の前面には、被加熱物を出し入れするためのドア37を設けている。なお、ドア37の下部には操作部38をドアと一体に形成している。加熱室2の上面と左右側面にはキャビネット32を設けている。キャビネット32は、壁などに近接して設置せれても壁の表面が過加熱されないように排気口は設けていない。次に、図4・図5・図6を用いて内部構成について説明する。図4において、上壁面11には管状の管ヒーター12が、底壁面13には面状の面ヒーター14を設けている。高周波発生手段の電源部であるインバータ電源15と高周波加熱装置の動作を制御する制御基板16は、逆U字型の箱形状の電気部品取付板17と、取付板39と電気部品取付板17を切り起して設けられた17a・17bにより宙吊り状態で配置している。電気部品取付板17は、加熱室後壁面18より下方に延出したフランジ19部と加熱室前壁面20より下方に延出したフランジ21部に加熱室底壁面13部を外側から覆うように載置している。ターンテーブル22を駆動させるモーター23は、面ヒーター14からの熱伝導を避けるために取付板24を介して電気部品取付板17に取り付けている。底板25に設けられた吸気口25a(図5に記載)から送風機(後述)により吸気され、そして送風される冷却風は、インバータ電源15・制御基板16・モーター23を冷却後、加熱室後壁面18の下部に設けられた排気口26より排気される。
【0040】
図5は、同高周波加熱装置の前部の横断面図である。図5において、電気部品取付板17の右側には、遠心式送風機であるシロッコファン27と渦巻きケーシング28と隈取り型モータ29を、宙吊り状態に設置している。送風機の側方には、インバータ電源15があり、送風機により冷却される。送風機とインバータ電源15間には、効率よく冷却するため、整流ガイド30を設けている。インバータ電源15を通過した冷却風は、電気部品取付板17の側壁に設けられた開口を経て、加熱室左側壁31とキャビネット32間を通り、本体裏板より排気する。また、加熱室右側壁33とキャビネット32間には断熱板34が設置されており、送風機より発生する送風の一部が、加熱室右側壁33と断熱板34間を通り、加熱室右側壁に設けられた開口部(図示せず)より加熱室2内に送風する構成である。
【0041】
図6は、同高周波加熱装置の中央部の横断面図である。図6において、高周波発生手段のマグネトロン35は、加熱室右側面33と当接しているマグネトロン取付板40と導波管41に取り付けられている。マグネトロン35より照射された高周波は、導波管41から加熱室2に導かれる。モーター23の側方には、面ヒーター14のリード線42を固定する絶縁板43が、電気部品取付板17を切り起して設けられた取付部に取付られている。送風機による冷却風の流れは、図5と同様に、電気部品取付板17の側壁に設けられた開口を経て、加熱室左側壁31とキャビネット32間を通り、本体裏板より排気される。
【0042】
図7は、底板を取り外した状態での底面図であり、送風機による冷却風の流れを示している。図7において、本体の前方右側には送風機があり、その側方にはインバータ電源15、後方にはマグネトロン35と加熱室2へ送風するためのガイド36が、また、中央部にはモーター23、そして、本体の後方には制御基板16が設置されている。送風機による冷却風は、整流ガイド30に設けられた第1の整流部30aと第2の整流部30bにより、インバータ電源15とマグネトロン35に分流し、各々冷却している。また、第2の整流部30bにより分流された冷却風の一部は、制御基板16とモーター23を冷却する構成である。整流ガイド30は、冷却性能を向上させるために、吸気と排気を分離させるための仕切り部30cを設けている。
【0043】
図1は、本発明の一実施例の高周波加熱装置の要部縦断面図である。図1において電気部品取付板17の高周波加熱装置本体の前側には、遠心式送風機であるシロッコファン27と渦巻きケーシング28と隈取り型モータ29を、宙吊り状態に設置している。前述した隈取り型モータ29の下方には機械室を構成する底板25があり、隈取り型モータ29周辺に主たる吸気口25aを設けている。また、ドア37の下方には底板の一部の形状を変えて第二の吸気口25bを形成している。ドア37の下部には水受け部47が設けられている。水受け部47は、底板25に設けられたフランジ部25cに沿うように設けられた溝部47aを挿入して高周波加熱装置本体に取付けられるように構成している。また、水受け部47と底板25に設けられたフランジ部25cには、吸気ガイド部47b・47c及び開口部25dが設けられており、前述した第二の吸気口25bへ外気が導かれるよう構成されている。
【0044】
ここで、送風装置の吸気の経路について説明する。通常は送風装置(シロッコファン27)による吸気は、主に主たる吸気口25aより吸気されるとともに、第二の吸気口25bからも吸気される。いま高周波加熱装置本体を設置する床面45に、柔軟な例えばビニールシート46のようなものが敷かれた場合には、送風装置(シロッコファン27)の吸引力によりビニールシート46は主たる吸気口25aを塞いでしまう。さらに送風装置の吸引力によりビニールシート46は底板25に吸い付けられるが、吸気ガイド部47cと底板25の段差部25eにて構成される逆U字型部によりビニールシート46を床面45に向ける力(F)が加わるため、これから先は底板25に吸い付けられることはなく、確実に第二の吸気口25bより低温の空気を吸気することができる。第二の吸気口25b部周辺をこのように構成することにより、確実に低温の空気を取り込むことができるので、冷却が不十分になる事態を防止することができ、インバータ電源15やマグネトロン35・制御基板16・モーター23など、これらの部品の寿命や性能に悪影響を及ぼすことを未然に防ぐことができる。
【0045】
次に、加熱室2内で被加熱物を加熱した際に発生する水蒸気がドア37に結露した水の動きについて図面を用いて説明する。
【0046】
前述した図1において、ドア37の加熱室2側には、被加熱物の加熱状況を確認するためのガラス製のスクリーン48があり、そしてその下部にはスクリーン48の保持と高周波加熱源であるマグネトロン35から照射された電波をシールする電波減衰部を備えた金属製の保持部49が設けられている。保持部49とドア37の外郭を構成する外枠部50の間には、樹脂製の内枠部51が設けられている。加熱室2内の被加熱物が加熱されることにより発生する水蒸気は加熱室2内の壁面に結露するとともにドア37の内側であるスクリーン48にも結露する。このスクリーン48に結露した結露水が成長し滴下する経路は、まず加熱室2を構成する加熱室前壁面20とドア37を構成する内枠部51に伝わった後、そのまま加熱室前壁面20を伝わり滴下する分と、内枠部51に設けられた突起部51aにより内枠部51から離れて垂直に滴下する分に別れる。加熱室前壁面20に伝わった結露水は水受け部47の吸気ガイド部47bに伝わり、そして水滴を受ける凹形状の溝部47cに溜まる。一方、突起部47aにより内枠部51から離れて垂直に滴下する分は直接前述した水滴を受ける凹形状の溝部47cに溜まる。前述した吸気ガイド部47bは、加熱室前壁面20の垂直面よりも奥側にすることで、またドア37を構成する内枠部51には突起部51aに設けることにより垂直に滴下させ確実に結露水を水受け部47で受ける構成となっている。また使用者が水受け部47に溜まった結露水や被加熱物から生じる屑を清掃する際に、水受け部47を取り外すときに水受け部47が傾いて結露水がこぼれないように、水受け部47に設けた溝部47aを、底板25に設けたフランジ部25cに挿入することにより水受け部47の動きが規制され水平方向のみ取り外せる構成となっている。
【0047】
図2(a)・図2(b)は、水受け部47と底板25要部を表側及び裏側から見たときの斜視図である。底板25には前述した第二の吸気口25bとフランジ部25c及び開口部25dが設けられている。一方、水受け部47には前述した溝部47aと吸気ガイド部47b及び吸気ガイド部47cが設けられている。また、底板25には高周波加熱装置本体を安定して設置するための支柱52(足ゴム)が設けられ、一方の水受け部47にはツメ部53が設けられており、支柱52にツメ部53を勘合させて水受け部47を高周波加熱装置本体に装着する構成となっているため、装着・取り外しが容易で、ツメ勘合のため勘合力をツメの肉厚及び支柱の径を操作することで最適な勘合にすることができるという効果がある。
【0048】
このように、水受け部47を設けることにより結露水が床面に滴下する課題を解決するとともに、加熱室2の下部に機械室を設けた高周波加熱装置の冷却構造の不利な点を合わせて解決できるという相乗効果を有し、さらに水受け部47を取扱い易すくした使い勝手の良い高周波加熱装置を提供することができる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように高周波加熱装置は、前記高周波加熱装置本体の前面下部に水蒸気が結露して前記扉に付着した水滴が床に滴下するのを防止する水滴受け部を配し、水滴受け部には水滴を受ける凹形状の溝を設け、かつ前記高周波加熱装置本体より着脱可能な構成となっているため、床面に結露水が滴下するという品位を損なう課題を防止することが可能となるとともに、水受け部を取り外せるため結露水及び屑を容易に取り除くことができ、さらに、水受け部に手を入れて清掃する際、誤って扉が閉まった場合、手・指を詰めるという安全上の問題を防止することができるという効果を有するものである。
【0050】
また、装置本体を設置する床面と対向する前記底板部分に設けた主たる吸気口と、前記高周波加熱装置本体の前面下部に設けられた第二の吸気口設けて、前記第二の吸気口は、結露水の水滴を吸気口から浸入しないように水滴受け部で覆い、かつ前記水滴受け部の床面側に吸気用の孔または吸気ガイドを設ける構成となっているため、床面に柔軟な例えばビニールシートのようなものが敷かれた場合にも、送風装置であるシロッコファンと渦巻きケーシングと隈取り型モータによる吸引力により、柔軟な敷物が吸い上げられ、主たる吸気口が塞がれたとしても、第二の吸気口が設けられているので低温の空気を取り込むことができるので、冷却が不十分になる事態を防止することができ、インバータ電源やマグネトロン・制御基板・モーターなど、これらの部品の寿命や性能に悪影響を及ぼすことを未然に防ぐことができる。
【0051】
このように、水受け部を設けることにより結露水が床面に滴下する課題を解決するとともに、加熱室の下部に機械室を設けた高周波加熱装置の冷却構造の不利な点を合わせて解決できるという相乗効果を有し、さらに水受け部を取扱い易すくした使い勝手の良い高周波加熱装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における高周波加熱装置の要部縦断面図
【図2】(a)本発明の他の一実施例における要部の表側斜視図
(b)本発明の他の一実施例における要部の裏側斜視図
【図3】本発明の一実施例における高周波加熱装置の斜視図
【図4】同高周波加熱装置の縦断面図(断面A−A)
【図5】同高周波加熱装置の横断面図(断面B−B)
【図6】同高周波加熱装置の横断面図(断面C−C)
【図7】同高周波加熱装置の底面図
【図8】従来例の高周波加熱装置の斜視図
【図9】従来例の高周波加熱装置の要部縦断面図
【図10】従来例の高周波加熱装置の縦断面図
【図11】同高周波加熱装置の前部横断面図
【図12】同高周波加熱装置の底面図
【図13】本発明に係る蒸気発生機能付き高周波加熱装置の一実施の形態の外観斜視図
【図14】図13に示した蒸気発生機能付き高周波加熱装置の加熱室の開閉扉を開いた状態で、加熱室内を前面から見た時の概略構成図
【図15】図13に示した蒸気発生機能付き高周波加熱装置における蒸気供給機構の概略構成図
【図16】給水受け皿が一つの場合の蒸気供給機構の概略構成図
【符号の説明】
2 加熱室
25 底板
25a 主たる吸気口
25b 第二の吸気口
25c フランジ部
25d 開口部
25e 段差部
47 水受け部
47a 溝部
47b 吸気ガイド
47c 吸気ガイド[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a countermeasure against dew condensation of water vapor generated from an object to be heated and a cooling air suction method in a high-frequency heating apparatus having a mechanical chamber in which electric components are arranged below a heating chamber in a microwave oven and a microwave oven. .
[0002]
[Prior art]
A conventional high-frequency heating device has a high-frequency heating device that includes a high-frequency generating unit that outputs a high-frequency wave into a heating chamber that accommodates an object to be heated. Therefore, it has rapidly spread as a microwave oven which is a cooking device for cooking foods and the like.
[0003]
However, heating by high-frequency heating alone has inconveniences such as a limited range of cooking.
[0004]
Therefore, a high-frequency heating device that enables oven heating by adding an electric heater that generates heat in the heating chamber has been proposed. In recent years, a steam supply mechanism that supplies heating steam into the heating chamber has been added, and high-temperature steam has been added. There has been proposed a high-frequency heating device with a steam generation function that also enables heating cooking by using a heating method (see, for example, Patent Document 1).
[0005]
However, in the high-frequency heating device as well as the conventional device, dew condensation in the refrigerator after heating occurred. Therefore, the user has always performed the operation of wiping the dew inside the refrigerator after the steam heating. If you leave the door closed without wiping off the condensation, the dew condensation will continue forever, so the next time you open the door, the interior will be wet and sticky, so there is a complaint that you feel uncomfortable. In addition, the water droplets attached to the door are dropped to the outside of the heating chamber storage where the inside glass surface or the like is to be connected.
[0006]
Therefore, as a conventional countermeasure of this kind, a countermeasure as shown in FIGS. 8 and 9 is generally used. 8 and 9 are a perspective view of a conventional high-frequency heating device and a cross-sectional view of a main part of a door and a water receiving portion. As shown in FIG. 8, a
[0007]
[Patent Document 1]
JP-A-54-115448
[Patent Document 2]
Japanese Utility Model Publication No. 3-115318
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, in this high-frequency heating device as well as in the conventional device, the amount of dew condensation in the refrigerator, especially after steam heating, is terrible, and water droplets attached to the door are discharged to the outside of the heating chamber, where the glass surface inside the refrigerator, etc. Drops in large quantities.
[0009]
However, in the conventional structure, since the
[0010]
In addition, since a large amount of water droplets attached to the door drip outside of the heating chamber where the inside glass surface or the like is damaged, the cooling structure of the conventional high-frequency heating device has the following problems. 10 and 11 show a longitudinal section and a transverse section of a conventional high-frequency heating apparatus. FIG. 10 is a bottom view of the high-frequency heating device with the bottom plate removed.
[0011]
As shown in FIG. 10, a
[0012]
FIG. 11 is a cross-sectional view of a front part of the high-frequency heating device. In FIG. 11, a
[0013]
FIG. 12 is a bottom view with the bottom plate removed, showing the flow of cooling air from the blower. In FIG. 12, a blower is provided on the front right side of the main body, an
[0014]
Such a configuration, that is, a configuration in which the blower is disposed in front of the electric component mounting plate, so that even when installed close to the left, right, rear, and upper walls, high-temperature air exhausted from the main body is removed. Further, since a so-called short circuit phenomenon, in which air is taken in again by the air blower, can be prevented, sufficient cooling can be performed. By providing the machine room below the heating chamber and arranging the blower on the front side, the high-frequency heating device can be installed close to the wall, taking advantage of the cooling performance. Was.
[0015]
However, in the configuration of the above-described conventional high-frequency heating device, the air inlet of the blower is located only on the
[0016]
When the intake port 25a is closed, low-temperature air cannot be taken in, so that the cooling of the
[0017]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention has a heating chamber having an opening for heating an object to be heated, a door for opening and closing the opening of the heating chamber, and water vapor condensing on a lower front part of the high frequency heating device main body. A water droplet receiving portion for preventing water droplets attached to the door from dropping onto the floor, wherein the water droplet receiving portion is provided with a concave groove for receiving water droplets, and is detachable from the high frequency heating device main body. It is what it was.
[0018]
According to the above invention, since the water droplet receiving portion can be removed from the high frequency heating device main body, dew condensation water and debris generated from the heated object accumulated in the water receiving portion can be easily removed, and at the same time, the conventional example When the door is closed accidentally when cleaning by inserting a hand as in the above, it is possible to prevent a safety problem of squeezing hands and fingers.
[0019]
Further, in order to solve the second problem, the cooling structure of the high-frequency heating device according to the present invention includes a machine room having an electric component for driving the high-frequency heating device main body below the heating chamber, and a bottom plate covering the bottom surface of the device main body A blower that cools the electrical components is provided in the machine room, and a main intake port provided in the bottom plate portion facing a floor surface on which the device main body is installed, and a lower front surface of the high-frequency heating device main body. A second intake port provided, the second intake port is covered with a water droplet receiving portion so that water droplets of dew condensation water do not enter from the air intake port, and a suction surface is provided on the floor side of the water droplet receiving portion. Holes or intake guides.
[0020]
With such a configuration, when a flexible material such as a vinyl sheet is laid on the floor surface, the
[0021]
Further, the second intake port is configured to cover the water droplets of the dew condensation water with a water droplet receiving portion so as not to enter from the intake port, and to provide an intake hole or an intake guide on the floor side of the water droplet receiving portion. Therefore, even if water condensed by water vapor generated in the heating chamber drops, it is possible to prevent a failure such as intrusion into the machine chamber and short-circuiting of electrical components and the like, and the water drop receiving part is provided on the floor side. By installing the suction guide in parallel with the bottom plate at an interval, even if it is a flexible vinyl sheet that can be easily sucked into the suction port, the inverted U shape consisting of the bottom plate and the suction guide allows the vinyl sheet to face the floor. Since the second force is applied, the second air inlet provided in the portion of the main body parallel to the floor is not blocked, and low-temperature air can be reliably taken in.
[0022]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
A high-frequency heating apparatus according to
[0023]
The high-frequency heating device main body according to
[0024]
The high-frequency heating device according to
[0025]
As described above, by providing the water receiving portion, it is possible to solve the problem that the condensed water drops on the floor surface, and also to solve the disadvantage of the cooling structure of the high-frequency heating device in which the machine room is provided below the heating room. This has the effect.
[0026]
【Example】
Hereinafter, a high-frequency heating device with a steam generating function according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0027]
FIGS. 13 and 14 are external views of an embodiment of the high-frequency heating device with a steam generating function according to the present invention.
[0028]
The high-
[0029]
The
[0030]
A predetermined heat insulating space is secured between the wall surfaces of the
[0031]
In particular, the space behind the
[0032]
Although not shown, a
[0033]
In the case of the present embodiment, as shown in FIG. 14, the high-frequency generating means (magnetron) 105 is arranged in a space below the
[0034]
As shown in FIG. 15, the
[0035]
The characteristic configuration of the
[0036]
In addition, as shown in FIG. 16, the
[0037]
In the present embodiment, the
[0038]
FIG. 3 is a perspective view of a high-frequency heating device according to one embodiment of the present invention, and FIGS. 4, 5, and 6 show cross sections AA, BB, and C-C of the high-frequency heating device in FIG. There is C. FIG. 7 is a bottom view of the high-frequency heating device with the bottom plate removed.
[0039]
In FIG. 3, a
[0040]
FIG. 5 is a cross-sectional view of a front part of the high-frequency heating device. In FIG. 5, a
[0041]
FIG. 6 is a cross-sectional view of a central portion of the high-frequency heating device. In FIG. 6, the
[0042]
FIG. 7 is a bottom view with the bottom plate removed, showing the flow of cooling air from the blower. In FIG. 7, there is a blower on the front right side of the main body, an
[0043]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a main part of a high-frequency heating device according to one embodiment of the present invention. 1, a
[0044]
Here, the intake path of the blower will be described. Normally, the intake air from the blower (sirocco fan 27) is mainly taken in from main intake port 25a and also from
[0045]
Next, a description will be given of the movement of water that is condensed on the
[0046]
In FIG. 1 described above, on the
[0047]
FIGS. 2A and 2B are perspective views of the
[0048]
As described above, the provision of the
[0049]
【The invention's effect】
As described above, the high-frequency heating device is provided with a water droplet receiving portion for preventing water droplets condensing on the door and causing water droplets attached to the door to drop on the floor at the lower front portion of the high frequency heating device main body. Is provided with a concave groove for receiving water droplets, and is configured to be detachable from the high-frequency heating device main body, so that it is possible to prevent a problem of deteriorating the quality of dew condensation water dripping on the floor surface, and Because the water receiver can be removed, dew condensation and debris can be easily removed.Furthermore, when putting the hand in the water receiver and cleaning it, if the door is closed accidentally, the hands and fingers may be packed. This has the effect that the problem can be prevented.
[0050]
Further, a main air inlet provided in the bottom plate portion facing the floor surface on which the apparatus main body is installed, and a second air inlet provided in a lower front part of the high frequency heating device main body, the second air inlet is provided. Since the configuration is such that the water droplets of the dew condensation water are covered with a water droplet receiving portion so as not to enter from the air inlet, and a hole for air suction or a suction guide is provided on the floor side of the water droplet receiving portion, the floor surface is flexible. For example, even if something like a vinyl sheet is laid, even if the flexible rug is sucked up by the suction force of the sirocco fan, the spiral casing and the shading type motor that is a blower, even if the main intake port is closed , A second intake port is provided so that low-temperature air can be taken in, preventing inadequate cooling, inverter power supply, magnetron, control board, motor Etc., it is possible to prevent that adversely affect the life and performance of these components.
[0051]
As described above, by providing the water receiving portion, it is possible to solve the problem that the condensed water drops on the floor surface, and also to solve the disadvantage of the cooling structure of the high-frequency heating device in which the machine room is provided below the heating room. It is possible to provide an easy-to-use high-frequency heating device having a synergistic effect of making the water receiving portion easy to handle.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a main part of a high-frequency heating device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2A is a front perspective view of a main part according to another embodiment of the present invention.
(B) A back perspective view of a main part in another embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view of a high-frequency heating device according to one embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view of the high-frequency heating device (section AA).
FIG. 5 is a cross-sectional view of the high-frequency heating device (cross-section BB).
FIG. 6 is a cross-sectional view of the high-frequency heating device (cross-section CC).
FIG. 7 is a bottom view of the high-frequency heating device.
FIG. 8 is a perspective view of a conventional high-frequency heating device.
FIG. 9 is a longitudinal sectional view of a main part of a conventional high-frequency heating device.
FIG. 10 is a longitudinal sectional view of a conventional high-frequency heating device.
FIG. 11 is a front cross-sectional view of the high-frequency heating device.
FIG. 12 is a bottom view of the high-frequency heating device.
FIG. 13 is an external perspective view of one embodiment of a high-frequency heating device with a steam generating function according to the present invention.
FIG. 14 is a schematic configuration diagram of the high-frequency heating apparatus with a steam generating function shown in FIG. 13 when the opening and closing door of the heating chamber is opened and the heating chamber is viewed from the front.
15 is a schematic configuration diagram of a steam supply mechanism in the high-frequency heating device with a steam generation function shown in FIG.
FIG. 16 is a schematic configuration diagram of a steam supply mechanism when one water supply tray is provided.
[Explanation of symbols]
2 heating room
25 bottom plate
25a Main air inlet
25b Second inlet
25c flange
25d opening
25e step
47 Water receiver
47a Groove
47b Suction guide
47c intake guide
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003145714A JP3841066B2 (en) | 2003-05-23 | 2003-05-23 | High frequency heating device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003145714A JP3841066B2 (en) | 2003-05-23 | 2003-05-23 | High frequency heating device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004347250A true JP2004347250A (en) | 2004-12-09 |
JP3841066B2 JP3841066B2 (en) | 2006-11-01 |
Family
ID=33532777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003145714A Expired - Fee Related JP3841066B2 (en) | 2003-05-23 | 2003-05-23 | High frequency heating device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3841066B2 (en) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007093091A (en) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Toshiba Corp | Heating cooker |
JP2007205688A (en) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | High-frequency heating device |
JP2008039307A (en) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Mitsubishi Electric Corp | Heat cooker |
JP2018058053A (en) * | 2016-10-07 | 2018-04-12 | 株式会社広島メタル&マシナリー | Dispersion method and pulverization method for slurry middle grains |
CN113558464A (en) * | 2021-07-02 | 2021-10-29 | 广东格兰仕集团有限公司 | A drainage structure and cooking equipment for cooking equipment |
-
2003
- 2003-05-23 JP JP2003145714A patent/JP3841066B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007093091A (en) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Toshiba Corp | Heating cooker |
JP4599267B2 (en) * | 2005-09-28 | 2010-12-15 | 株式会社東芝 | Cooker |
JP2007205688A (en) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | High-frequency heating device |
JP2008039307A (en) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Mitsubishi Electric Corp | Heat cooker |
JP4489061B2 (en) * | 2006-08-08 | 2010-06-23 | 三菱電機株式会社 | Cooker |
JP2018058053A (en) * | 2016-10-07 | 2018-04-12 | 株式会社広島メタル&マシナリー | Dispersion method and pulverization method for slurry middle grains |
CN113558464A (en) * | 2021-07-02 | 2021-10-29 | 广东格兰仕集团有限公司 | A drainage structure and cooking equipment for cooking equipment |
CN113558464B (en) * | 2021-07-02 | 2022-07-08 | 广东格兰仕集团有限公司 | A drainage structure and cooking equipment for cooking equipment |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3841066B2 (en) | 2006-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1783432B1 (en) | Cooling apparatus of cooking appliance | |
JP3741677B2 (en) | Wall-mounted microwave oven | |
JP5243608B2 (en) | Cooker | |
KR101535304B1 (en) | Microwave oven having hood | |
KR100229138B1 (en) | A filter in microwave oven | |
JP4903889B2 (en) | Cooker | |
CN101258776A (en) | Induction cooking device | |
US20120285437A1 (en) | Door of electric oven | |
WO2004111542A1 (en) | Heating cooker capable of being used for buit-in application | |
RU2139644C1 (en) | Microwave oven | |
EP1437925B1 (en) | Wall-mounted type microwave oven | |
JP2004347250A (en) | High frequency heating device | |
US20040031791A1 (en) | Microwave oven having a projecting door which extends a cooking chamber of the microwave oven | |
CN112741500B (en) | Air duct assembly and cooking appliance | |
JP3696048B2 (en) | Cooker | |
KR20210082346A (en) | Cooking appartus | |
JP2005127622A (en) | High frequency heating device | |
JP4342221B2 (en) | Built-in cooker | |
US6750434B1 (en) | Microwave oven | |
CN1882812B (en) | Air flow passage of microwave oven | |
CN117190256A (en) | Cooking box and cooking utensil | |
KR100600743B1 (en) | Cooling system of cooker | |
JP2002276949A (en) | High frequency wave heating apparatus | |
KR100239521B1 (en) | Microwave oven with air purification system | |
KR200143553Y1 (en) | Apparatus for fixing the mini-manual for a microwave oven |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050708 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051206 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060418 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060614 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060718 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060731 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 3841066 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090818 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100818 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110818 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110818 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120818 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130818 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |