JP2004341963A - Exhaust gas charging system for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用の排気ガス課金システムに関し、詳しくは、自動車等のアイドリング時における排気ガスの排出に対して自動課金すると共に、車載機の正常動作を監視可能としているシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の内燃機関を有する車両の排気ガスは、COやNOxなどの大気汚染の原因となる有害物質を含有している。自動車等においては、排気ガス中の有害物質を除去すべく通常は触媒を通して有害物質等を除去した後に大気へ放出しているが、この触媒によっても排気ガス中の有害物質を100%取り除くことは難しいのが現状である。
また、この触媒により十分な浄化作用を得るためには、排気ガスが高温の活性温度以上でなければならないため、触媒を通過した排気ガスは非常に高温となっている。このように高温で、かつ、汚染物質やCO2等を含有する排気ガスが大気へ放出されることで、環境や地球温暖化に非常に大きな影響を及ぼす問題がある。
【0003】
京都議定書への調印にもあるように、我が国もCO2等の削減に向けて大幅な努力が必要となっており、産業部門では徐々にCO2削減の成果を上げているが、民生部門や運輸部門ではあまり成果があがっていないのが現状である。運輸部門では、低燃費車両の導入により排気ガスの排出量の削減を図ろうとしているが、現行車両から低燃費車両への置き換えはすぐには進まず、当面は現行車両が多く走行することになる。この為、現行車両に対し、排気ガスを削減することが重要な課題となる。
【0004】
例えば、図11に示す特開2001−319252号公報では、道路の交差点付近に測定器1および電光掲示板2を設置しており、測定器101で計測されたCO2等の濃度の測定値がネットワークを介して制御用計算機3に転送され、該測定値と所定の上限値とが比較される。そして、上限値を超えた場合には、汚染物質の排出量が多いディーゼル車等の特定車種がゲートを通過する際に課金を開始すると共に、課金状況を電光掲示板2に表示している。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−319252号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図11に示すシステムによると、上記ゲートを通過する特定車種の全てに一律に課金するため、例えば、ある時点で課金対象となったディーゼル車は、ゲート通過後のエリア内でエンジンを停止して排気ガスが排出されていない状態となったとしても課金対象なってしまう等、車両毎の走行状況に応じた課金管理が困難となる問題がある。
また、排気ガスの排出量削減のためには、経済速度で走行する、走行距離を削減する等の各種対策が考えられるが、特に、長距離移動ドライバー等が夜間に駐車場にて睡眠をとる際等に、エアコンを作動させるためアイドリング状態として燃料を消費し排気ガスを排出している点が環境上問題となっており、無駄なアイドリングを極力無くすことが望まれる。
【0007】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、車両毎のアイドリング時の排気ガス排出状況を管理して排気ガスの排出量低減を促すシステムを提供すると共に、車両側に搭載される車載機の非正常動作の監視を図ることを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、車両のアイドリング状態を検出するアイドリング検出手段と通信ネットワークに接続する無線通信手段とを有する車載機と、
上記車載機で検出されたアイドリング情報を上記通信ネットワークを介して受信し、車両から排出される排気ガスに対する課金を行う管理ユニットと、
上記車載機と上記通信ネットワークを介して通信し車載機の正常動作を監視する移動可能な検査装置とを備え、
上記検査装置は車両IDを上記通信ネットワークを介して上記管理ユニットに送信し、該管理ユニットは受信した車両IDを元に上記車載機との通信用コネクションIDを上記検査装置に送信し、該検査装置は該コネクションIDを元に上記車載機との通信を確立して車載機の正常動作を監視することを特徴とする車両用の排気ガス課金システムを提供している。
【0009】
上記構成とすると、車両が走行していないにも関わらず排気ガスを排出しているアイドリング状態に対して自動課金を行うことができ、車両の運転者に対して無駄なアイドリングを可能な限りしないようにする意識を植え付けることができ、CO2排出削減、汚染物質の排出削減、消費燃料の削減などに貢献することができる。
かつ、例えば、パトロールする警察官等が上記検査装置を携帯して使用することにより車両のアイドリング状態を検出する車載機の正常動作を監視できるので、車載機を不正に停止している場合や故障している場合等を摘発することができる。
【0010】
また、検査装置が管理ユニットに車両ID(車両ナンバーあるいは車載機ID等)を元に問い合わせることで、車載機と無線通信するためのコネクションIDを取得するようにしているので、検査装置は任意の車両と無線通信して車載機の正常動作を監視することができる。しかも、管理ユニットに問い合わせて通信ネットワークを介したコネクションを確立するようにしているので、検査装置が車両から離れた位置にあっても構わない利点がある。
なお、車載機IDを元に問い合わせる場合には、検査装置側が車載機IDを知ることができるように、車両外部に明示されていることが必要である。
【0011】
また、本発明は、車両のアイドリング状態を検出するアイドリング検出手段と、通信ネットワークに接続する無線通信手段と、通信ネットワークを介さない短距離無線通信手段とを有する車載機と、
上記車載機で検出されたアイドリング情報を上記通信ネットワークを介して受信し、車両から排出される排気ガスに対する課金を行う管理ユニットと、
上記車載機と短距離無線通信により通信接続して車載機の正常動作を監視する移動可能な検査装置とを備え、
上記検査装置は短距離無線通信により上記車両から通信可能エリア内で上記車載機と直接通信して車載機の正常動作を監視することを特徴とする車両用の排気ガス課金システムを提供している。
【0012】
上記構成とすると、検査装置は車両の近傍で車載機と直接に通信するようにしているので、通信ネットワークや管理ユニットを介さずに済み、通信コストが低減できると共に、通信エリア圏外ということが無く一定の距離範囲にさえ入れば必ず通信を確立することができる利点がある。
なお、上記短距離無線通信としては、例えば、赤外線通信、無線LAN、Bluetooth、UWB(Ultra Wide Band)などを使用すると好ましく、特に、通信距離が短く、かつ、指向性が高い赤外線通信を用いると、他の車載機との誤信がないと共にコストも安いのでより好ましい。
【0013】
上記検査装置により上記車載機が正常動作していないことが確認された場合には、上記車両の管理者に対して罰金あるいは/および免許証減点を含むペナルティを課す設定としている。
【0014】
上記構成とすると、車載機が正常動作していないと車両の管理者に罰金や免許証減点を科せられるので、管理者が車載機を不正に停止させたり、故障のまま放置したりするのを防ぐ抑止力となる。
【0015】
上記車両には表示手段を備え、
上記車両へ課金する金額は、上記管理ユニットより上記通信ネットワークを介して上記車両へ送信され、上記表示手段に課金額を表示させる。
【0016】
上記構成とすると、課金された金額を運転者に知らせることができるので、無駄なアイドリングを無くす意識を与えることができ、運転者の環境意識を向上させることができる。なお、音声手段等を備えて音声による警告を行っても好適である。
【0017】
上記課金額は、上記車両の管理者が特定する口座から引き落とされる一方、該口座の残高不足により引き落とし不可能の場合には管理ユニットから上記通信ネットワークを通じて上記車載機に通知し、上記表示手段に警告を表示させる。
【0018】
上記課金額は、車両管理者が特定する口座から引き落とされるようにすれば、本システムの運用に当たって管理者に労力負担をかけなくて済む。また、残高不足の場合には表示手段に警告を表示させるので口座への入金を促すことができる。
料金は管理者個人の口座から引き落としてもよいが、管理者に予め開設した専用の口座に事前に振込ませておいて引き落とすようにしてもよい。またクレジットカード会社と連携してカードから引き落とすようにしてもよい。
【0019】
上記口座の残高不足のため引き落とし不可能の場合には、割増金額を設定すると好適である。
こうすると、課金対象となった車両の管理者は、通常は割増料金を徴収されることは避けたいので、入金を徹底させることが可能となる。
【0020】
上記アイドリング検出手段は、エンジンの停止/駆動を検出するエンジン動作状態検出手段と、車両が停止状態にあることを検出する走行停止検出手段とを備え、
上記エンジン動作状態検出手段から検出されるエンジン駆動情報と、上記走行停止検出手段から検出される車両停止情報とからアイドリング状態を認識している。
【0021】
上記構成とすると、エンジン駆動情報と車両停止情報に基づいて車両停止時にエンジンが駆動しているアイドリング状態を認識することができる。また、アイドリング時間の算出は、エンジン駆動時間と車両走行時間との差から求めたり、あるいは、車両停止時間とエンジン非駆動時間との差から求めることができる。
この際、車両は、信号待ち、走行開始時の暖気運転若しくは渋滞等により車両が走行停止したアイドリング状態となることは多々あり得るので、一定時間以上(例えば10分以上)アイドリング状態で車両が停止する場合のみを課金対象として判断することが望ましい。
なお、このアイドリング時間の算出は、上記管理ユニット側で算出してもよいし、あるいは、上記車両側で算出してから管理ユニットに送信してもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1に示すように、車両用の排気ガス課金システム10は、車両11と管理ユニット15と検査装置30とを通信ネットワークNで接続している。
車両11には、車載機100として、メイン装置12と、エンジンEに接続されたエンジン回転数を検出するエンジン回転数センサ(エンジン動作状態検出手段)14と、車速センサ(走行停止検出手段)13とを備え、エンジン回転数センサ14と車速センサ13とを併せてアイドリング検出手段29としている。
【0023】
管理ユニット15は、通信ネットワークNへのインターフェースとなる通信手段16と、演算手段17と、データベース18とを備え、銀行27やカード会社28とネットワーク接続されている。データベース18は、各車両11の車両ナンバーと、各メイン装置12に固有の車載機IDと、該車両ナンバー(および車載機ID)に対応した管理者と、該車両ナンバー(および車載機ID)に対応したエンジン排気量と、車載機IDと対応した通信用のコネクションIDとを記憶させている。
【0024】
メイン装置12は、図2に示すように、CPU(中央演算処理装置)20と、記憶手段21と、通信ネットワークNへのインターフェースとなる無線通信手段22と、検査装置30との赤外線通信に使用される赤外線通信手段(短距離通信手段)23と、モニタ(表示手段)24と、スピーカ25と、メイン装置12の正常・異常を知らせる動作ランプ26とを備えている。なお、無線通信手段22による無線通信としては携帯電話網などを用いると好ましい。
【0025】
検査装置30は、図3に示すように、CPU(中央演算処理装置)31と、記憶装置32と、通信ネットワークNへのインターフェースとなる無線通信手段33と、メイン装置12との赤外線通信に使用される赤外線通信手段34と、モニタ35とを備えている。
【0026】
次に、車両11側の処理手順を図4を用いて説明する。
車両11がキーによりACC(アクセサリ)がON状態とされており、かつ、車速センサ13により車両11が停止状態である車両停止情報が検出されると(S1)、メイン装置12の記憶手段21においてアイドリング開始時刻を設定し(S2)、エンジン回転数センサ14によりエンジンEが駆動状態であるエンジン駆動情報が検出されると(S3)アイドリング状態とみなされる。そして、エンジン回転数センサ14によりエンジンEが停止状態であることが検出されるか、若しくは、車速センサ13により車両11が移動(走行)した場合に(S4)、アイドリング終了時刻を設定する(S5)。
車載機ID、アイドリング開始時刻およびアイドリング終了時刻を有するパケットデータを無線通信手段22および通信ネットワークNを介して、管理ユニット15へ送信する(S6)。
【0027】
上記パケットデータを受信した管理ユニット15側では、後述する所定の課金処理が為され、管理ユニット15から通信ネットワークNを介して送信された課金内容を車両11側で受信する(S7)。車両11では、受信した課金内容をモニタ24に表示して(S8)、課金された金額を車両運転者に知らせる。
【0028】
次に、管理ユニット15側の処理手順を図5を用いて説明する。
メイン装置12から送信されたパケットデータを通信ネットワークNを介して通信手段16で受信し、車載機ID、アイドリング開始時刻およびアイドリング終了時刻を取得する(S20)。
取得されたアイドリング開始時刻およびアイドリング終了時刻からアイドリング時間を算出し(S21)、取得された車載機IDを元にデータベース18を参照して取得した車両11のエンジン排気量を考慮してアイドリング時間に応じた課金額を決定する(S22)。つまり、同じアイドリング時間でも、例えば、エンジン排気量の大きいトラックの方がエンジン排気量の小さい普通自動車よりも課金額が大きくなるようにする。
【0029】
そして、車載機IDより車両管理者の課金の引き落とし口座番号を銀行27(あるいはクレジットカード会社28)から取得し(S23)、口座番号より残高を確認する(S24)。この残高が課金額に対して十分である場合には、口座番号より課金額の引き落としを行う(S26)。一方、残高が課金額に対して不十分である場合には、課金額のうち引き落とし可能な額だけ引き落とし(S27)、引き落とすことの出来なかった借金分と課金時刻とをデータベース18の割増課金リストに追加する(S28)。そして、残高不足である旨と不足金額とを有するパケットデータを通信ネットワークNを介してメイン装置12に送信する(S29)。
【0030】
また、管理ユニット15は、残高不足のために課金額の全てを引き落とすことができなかった場合の再課金のためのバッチ処理を定期的に行う。詳しくは、図6に示すように、データベース18の割増課金リストを参照し(S30)、課金時刻から一定時間が経過している件を探す(S31)。一定時間が経過している件は口座に追加入金が為されていると考えられるので、借金分にペナルティの割増料金を加算して再度、口座から引き落とし処理を行う(S32)。そして、引き落としに成功した場合には、割増課金リストから消去する(S33)。なお、残高が未だ不足で引き落としが出来ない場合には、割増課金リストから消去しない。
【0031】
以下、検査装置30によりメイン装置12の正常動作の監視を行う手順を説明する。
先ず、検査装置30での処理を図7を用いて説明する。
検査装置30は、公道をパトロールする警察官等により所持されており、メイン装置12との通信接続のために必要なコネクションIDを問い合わせるべく、該警察官は車両11のナンバープレートを見て車両ナンバー情報を検査装置30から無線通信手段33および通信ネットワークNを介して管理ユニット15に送信する(S40)。
そして、検査装置30は、管理ユニット15より車両ナンバーに対応するメイン装置12との通信を確立するためのコネクションIDを受信し(S41)、該コネクションIDを用いてメイン装置12との通信ネットワークNを介した通信接続を図る(S42)。
【0032】
メイン装置12との通信のコネクションが確立できなかった場合には(S43)、メイン装置12の動作異常であると検査装置30のモニタ35に表示する(S48)。メイン装置12の無線通信手段22が通信エリア圏外である可能性もあるが、その場合には、車両11の外部から見易い位置に設置したメイン装置12の動作ランプ26により通信エリア圏外である旨を表示してメイン装置12の異常動作であると誤った判断をされないようにし、メイン装置12が管理ユニット15にアイドリング情報を送信する際には、通信エリア圏内に入るまで繰り返しデータ送信するリトライ機能を設けているとよい。
なお、検査装置30側でのメイン装置12の通信エリア圏外であるか否かの判断は、上記以外にも、警察官がメイン装置12の無線通信手段22と同様のものを用いて通信エリア圏外であるか否かを確認しても構わない。
【0033】
一方、コネクションが確立できた場合には(S43)、車両11のアイドリング情報(アイドリング開始時刻、アイドリング終了時刻)と車載機IDの送信を要求する(S44)。
メイン装置12からアイドリング情報を通信ネットワークNおよび無線通信手段33を介して受信する(S45)。そして、アイドリング情報が正常にログされていない場合には、メイン装置12の動作異常である旨を検査装置30のモニタ35に表示する(S49)。一方、アイドリング情報が正常にログされている場合には、車載機IDとアイドリング情報を記憶手段32に保存しておく。
【0034】
なお、このようにして記憶手段32に保存された複数の車両についての情報は、後に一括して管理ユニット15に送信し、課金が正常に行われたか否かをチェックするとよい。これにより、ドライバーがアイドリング停止状態を終了した際に、メイン装置12を停止させて管理ユニット15へのアイドリング情報の送信を不正に妨げた場合でも、当該不正行為を摘発することができる。なお、この不正行為の発覚時には、交通違反と同様に罰金や免許証減点などのペナルティを課すようにする。
【0035】
また、検査装置30側でメイン装置12の動作異常が検出された場合(S48、S49)、車両管理者がメイン装置12を故意に不正停止させているのではなく、単に故障しているだけの場合が考えられるが、故障の場合は、メイン装置12の交換や修理を即座にできるとは限らないため、故障が原因である場合に限り、車両管理者が予め管理ユニット15に故障である旨を通常の電話回線やインターネット等で通知しておくことで、一定の課金猶予期間を与えるようにするとよい。そして、検査装置30側では管理ユニット15と通信して上記猶予期間を認識できるようにすればよい。
【0036】
管理ユニット15での処理を図8を用いて説明する。
管理ユニット15は通信ネットワークNを介して検査装置30から車両ナンバー情報を受信し(S50)、データベース18よりメイン装置12との通信接続を確立するためのコネクションIDを検索し(S51)、検索結果の該当コネクションIDを通信ネットワークNを介して検査装置30に送信する(S52)。
【0037】
メイン装置12での処理を図9を用いて説明する。
メイン装置12は通信ネットワークNを介して検査装置30からアイドリング情報(アイドリング開始時刻、アイドリング終了時刻)と車載機IDの送信要求を受信し(S60)、それに応答してアイドリング情報(アイドリング開始時刻、アイドリング終了時刻)と車載機IDを検査装置30に送信する(S61)。
【0038】
次に、検査装置30によるメイン装置12の動作チェックに赤外線通信を用いる場合について説明する。
図10に示すように、検査装置30は、通信ネットワークNを介して管理ユニット15に問い合わせをすること無く、車両11の近傍に検査装置30を配置して、検査装置30の赤外線通信手段34とメイン装置12の赤外線通信手段23との間で直接に赤外線通信を行うことによりメイン装置12の正常動作をチェックするようにする。
【0039】
このように、検査装置30が車両11の近傍でメイン装置12と直接に短距離通信することで、通信ネットワークNや管理ユニット15を介さずに済むので、通信コストが低減できると共に、通信エリア圏外ということが無く一定の距離範囲にさえ入れば必ず通信を確立することができる。また、赤外線通信は、通信距離が短く指向性も高いので、近くの別の車両の車載機との誤通信を防ぐことができると共に装置コストも安い利点がある。
なお、短距離無線通信の種類としては、上記赤外線通信の他、無線LAN、Bluetooth、UWB(Ultra Wide Band)などを用いても好適である。また、通信内容は上述した通信ネットワークNを介したものと同様であるため説明を省略する。
【0040】
また、車両11が走行停止状態であることの検出は車速センサ13により行っているが、GPS(全地球測位システム)衛星19により検出される車両11の絶対位置座標を基にして、車両11が停止していることを検出してもよい。
あるいは、車両走行中は道路の凹凸等により必ず振動が発生するので、加速度センサを用いて振動情報が一定値以上であれば車両走行状態であると判断し、一定値以下であれば車両停止状態と判断することで、車速センサなしで走行停止状態を把握してもよい。この加速度センサを用いた場合には設置場所が限定されないのでメイン装置12に内蔵することができ、接続用ケーブルや接続インターフェイスの削減でき車両側に設ける構成が簡素化されコストダウンできる。
【0041】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、アイドリング状態に対して自動課金を行うことができ、車両の運転者に対して無駄なアイドリングしないようにする意識を植え付けることができ、CO2排出削減、汚染物質の排出削減、消費燃料の削減などに貢献できる。かつ、上記検査装置を使用することにより車両のアイドリング状態を検出する車載機の正常動作を監視できるので、車載機の不正停止による課金徴収逃れの摘発や車載機の故障などの発見を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の車両用の排気ガス課金システムの全体図である。
【図2】メイン装置のブロック図である。
【図3】検査装置のブロック図である。
【図4】課金処理における車載機の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】課金処理における管理ユニットの処理手順を示すフローチャートである。
【図6】管理ユニットのバッチ処理を示すフローチャートである。
【図7】監視処理における検査装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】監視処理における管理ユニットの処理手順を示すフローチャートである。
【図9】監視処理における車載機の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】赤外線通信による監視を表した図面である。
【図11】従来例を示す図面である。
【符号の説明】
10 排気ガス課金システム
11 車両
12 メイン装置
13 車速センサ(走行停止検出手段)
14 エンジン回転数センサ(エンジン動作状態検出手段)
15 管理ユニット
16 通信手段
17 演算手段
18 データベース
22、33 無線通信手段
23、34 赤外線通信手段(短距離無線通信手段)
24 モニタ(表示手段)
25 スピーカ
26 動作ランプ
27 銀行
28 クレジットカード会社
30 検査装置
100 車載機
E エンジン
N 通信ネットワーク[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an exhaust gas billing system for a vehicle, and more particularly, to a system that automatically charges for exhaust gas emission during idling of a vehicle or the like and enables normal operation of a vehicle-mounted device to be monitored.
[0002]
[Prior art]
BACKGROUND ART Exhaust gas from a vehicle having an internal combustion engine such as an automobile contains harmful substances that cause air pollution, such as CO and NOx. In automobiles, etc., the harmful substances in the exhaust gas are usually removed by removing the harmful substances through a catalyst and then released to the atmosphere. However, even with this catalyst, it is possible to remove 100% of the harmful substances in the exhaust gas. It is difficult at present.
Also, in order to obtain a sufficient purifying action by this catalyst, the exhaust gas must be at a high activation temperature or higher, so that the exhaust gas passing through the catalyst has a very high temperature. The emission of the exhaust gas containing the pollutants, CO 2 , and the like at a high temperature in this manner has a problem that greatly affects the environment and global warming by being released to the atmosphere.
[0003]
As is also the signing of the Kyoto Protocol, Japan has also become necessary significant efforts to reduce such as CO 2, but has gradually increased the results of the CO 2 reduction in the business sector, the civilian sector Ya At present, the transport sector has not achieved much success. In the transportation sector, efforts are being made to reduce exhaust gas emissions by introducing fuel-efficient vehicles.However, the replacement of current vehicles with fuel-efficient vehicles will not proceed immediately. Become. For this reason, it is an important issue to reduce the exhaust gas for the current vehicle.
[0004]
For example, in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-319252 shown in FIG. 11, a measuring device 1 and an
[0005]
[Patent Document 1]
JP 2001-319252 A
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the system shown in FIG. 11, since all the specific types of vehicles passing through the gate are charged uniformly, for example, a diesel vehicle charged at a certain point in time stops the engine in the area after passing through the gate. Even if the exhaust gas is not exhausted, the vehicle may be charged, and there is a problem in that it is difficult to perform charging management according to the running situation of each vehicle.
In addition, in order to reduce the emission of exhaust gas, various measures such as running at economic speed and reducing the traveling distance can be considered. In particular, long-distance traveling drivers sleep in the parking lot at night. In some cases, it is an environmental problem that fuel is consumed and exhaust gas is discharged in an idling state to operate the air conditioner, and it is desired to eliminate useless idling as much as possible.
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above problems, and provides a system for managing an exhaust gas emission state at the time of idling for each vehicle to promote a reduction in exhaust gas emission, and an in-vehicle device mounted on the vehicle side It is an object of the present invention to monitor the abnormal operation of the device.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention provides an in-vehicle device including an idling detection unit that detects an idling state of a vehicle and a wireless communication unit that connects to a communication network.
A management unit that receives idling information detected by the on-vehicle device via the communication network, and charges for exhaust gas discharged from the vehicle;
A movable inspection device that communicates with the in-vehicle device via the communication network and monitors a normal operation of the in-vehicle device,
The inspection device transmits a vehicle ID to the management unit via the communication network, and the management unit transmits a connection ID for communication with the on-vehicle device to the inspection device based on the received vehicle ID. The apparatus provides a vehicle exhaust gas billing system characterized by establishing communication with the on-vehicle device based on the connection ID and monitoring normal operation of the on-vehicle device.
[0009]
With the above configuration, it is possible to automatically charge for an idling state in which exhaust gas is exhausted even when the vehicle is not running, and useless idling is minimized for the driver of the vehicle. This can contribute to reducing CO 2 emissions, reducing pollutant emissions, and reducing fuel consumption.
In addition, for example, a patrol officer or the like can carry on the above inspection device and use it to monitor the normal operation of the in-vehicle device that detects the idling state of the vehicle. Can be caught.
[0010]
In addition, the inspection device obtains a connection ID for wireless communication with the on-vehicle device by inquiring the management unit based on the vehicle ID (vehicle number or on-vehicle device ID, etc.). The normal operation of the vehicle-mounted device can be monitored by wireless communication with the vehicle. In addition, since the connection is established via the communication network by inquiring of the management unit, there is an advantage that the inspection device may be located at a position distant from the vehicle.
When inquiring based on the in-vehicle device ID, it is necessary that the in-vehicle device ID be specified outside the vehicle so that the inspection device can know the in-vehicle device ID.
[0011]
Also, the present invention provides an on-board unit having an idling detection unit that detects an idling state of a vehicle, a wireless communication unit that connects to a communication network, and a short-range wireless communication unit that does not pass through a communication network.
A management unit that receives idling information detected by the on-vehicle device via the communication network, and charges for exhaust gas discharged from the vehicle;
A movable inspection device for monitoring the normal operation of the in-vehicle device by communicating with the in-vehicle device by short-range wireless communication,
The inspection apparatus provides an exhaust gas billing system for a vehicle, wherein the inspection apparatus directly communicates with the in-vehicle device in an area communicable from the vehicle by short-range wireless communication to monitor a normal operation of the in-vehicle device. .
[0012]
With the above configuration, the inspection device communicates directly with the in-vehicle device in the vicinity of the vehicle, so that the inspection device does not need to go through a communication network or a management unit, and communication costs can be reduced. There is an advantage that communication can always be established as long as the user enters a certain distance range.
As the short-range wireless communication, for example, it is preferable to use infrared communication, wireless LAN, Bluetooth, UWB (Ultra Wide Band), or the like. In particular, it is preferable to use infrared communication with a short communication distance and high directivity. This is more preferable because there is no miscommunication with other in-vehicle devices and the cost is low.
[0013]
If the inspection device confirms that the in-vehicle device is not operating normally, a penalty including fines and / or license deductions is imposed on the manager of the vehicle.
[0014]
With the above configuration, if the in-vehicle device is not operating properly, the vehicle administrator can be fined and the driver deducted the license, so that the administrator can stop the in-vehicle device improperly or leave it as a failure. It is a deterrent to prevent.
[0015]
The vehicle has a display means,
The amount charged to the vehicle is transmitted from the management unit to the vehicle via the communication network, and the display unit displays the charged amount.
[0016]
With the above configuration, the driver can be notified of the charged amount, so that the driver can be conscious of eliminating unnecessary idling and the driver's environmental awareness can be improved. Note that it is also preferable to provide a warning by voice by providing voice means or the like.
[0017]
The billing amount is withdrawn from the account specified by the manager of the vehicle, and when the balance cannot be withdrawn due to insufficient balance of the account, the management unit notifies the in-vehicle device through the communication network, and the display means. Display a warning.
[0018]
If the charging amount is deducted from the account specified by the vehicle manager, the administrator does not have to put a burden on the operation of the present system. Further, when the balance is insufficient, a warning is displayed on the display means, so that payment to the account can be prompted.
The fee may be debited from the administrator's personal account, or may be debited by being previously transferred to a dedicated account established in advance by the administrator. Also, the credit card may be debited in cooperation with a credit card company.
[0019]
If the account cannot be debited due to insufficient balance, it is preferable to set a surcharge.
In this case, the manager of the vehicle to be charged usually wants to avoid collecting the extra fee, so that it is possible to make the payment thorough.
[0020]
The idling detection unit includes an engine operation state detection unit that detects stop / drive of the engine, and a travel stop detection unit that detects that the vehicle is in a stop state,
The idling state is recognized from the engine drive information detected by the engine operation state detection means and the vehicle stop information detected by the travel stop detection means.
[0021]
With this configuration, it is possible to recognize the idling state in which the engine is driven when the vehicle is stopped based on the engine drive information and the vehicle stop information. Further, the idling time can be calculated from the difference between the engine driving time and the vehicle running time, or from the difference between the vehicle stopping time and the engine non-driving time.
At this time, the vehicle may be in an idling state in which the vehicle stops running due to a signal waiting, a warm-up operation at the start of driving, traffic congestion, or the like. It is desirable to judge only the case in which charging is to be performed.
The calculation of the idling time may be calculated on the management unit side, or may be calculated on the vehicle side and then transmitted to the management unit.
[0022]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, a vehicle exhaust
In the
[0023]
The
[0024]
As shown in FIG. 2, the
[0025]
As shown in FIG. 3, the
[0026]
Next, a processing procedure on the
When the ACC (accessory) of the
The packet data having the vehicle-mounted device ID, the idling start time and the idling end time is transmitted to the
[0027]
The
[0028]
Next, a processing procedure on the
The
An idling time is calculated from the acquired idling start time and idling end time (S21), and the idling time is calculated by taking into account the engine displacement of the
[0029]
Then, the debit account number of the vehicle manager is acquired from the bank 27 (or the credit card company 28) from the on-board device ID (S23), and the balance is confirmed from the account number (S24). If the balance is sufficient for the charge, the charge is deducted from the account number (S26). On the other hand, if the balance is not enough for the charge amount, the charge amount is deducted by the deductible amount (S27), and the debt that could not be debited and the charging time are added to the charge list in the
[0030]
In addition, the
[0031]
Hereinafter, a procedure for monitoring the normal operation of the
First, the processing in the
The
Then, the
[0032]
When the communication connection with the
It should be noted that the
[0033]
On the other hand, when the connection has been established (S43), transmission of the idling information (idling start time and idling end time) of the
The idling information is received from the
[0034]
It should be noted that the information on the plurality of vehicles stored in the
[0035]
When the
[0036]
The processing in the
The
[0037]
The processing in the
The
[0038]
Next, a case where infrared communication is used for checking the operation of the
As shown in FIG. 10, the
[0039]
As described above, since the
In addition, as a type of the short-range wireless communication, a wireless LAN, Bluetooth, UWB (Ultra Wide Band), or the like is preferably used in addition to the infrared communication. Further, the communication contents are the same as those via the above-described communication network N, and thus the description is omitted.
[0040]
Although the
Alternatively, since the vibration always occurs due to the unevenness of the road while the vehicle is running, it is determined that the vehicle is in the running state when the vibration information is equal to or more than a certain value using the acceleration sensor, and the vehicle is in the stopped state when the vibration information is equal to or less than the certain value. By judging that, the traveling stop state may be grasped without the vehicle speed sensor. When this acceleration sensor is used, since the installation place is not limited, the acceleration sensor can be built in the
[0041]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, according to the present invention, automatic billing can be performed for the idling state, and the driver of the vehicle can be instilled in a sense of avoiding useless idling. 2 It can contribute to emission reduction, reduction of pollutant emission, and reduction of fuel consumption. In addition, since the normal operation of the in-vehicle device that detects the idling state of the vehicle can be monitored by using the above-described inspection device, it is possible to detect a charge collection escape due to an improper stop of the in-vehicle device and to discover a failure of the in-vehicle device. it can.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall view of an exhaust gas billing system for a vehicle according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram of a main device.
FIG. 3 is a block diagram of an inspection device.
FIG. 4 is a flowchart illustrating a processing procedure of an on-vehicle device in a charging process.
FIG. 5 is a flowchart illustrating a processing procedure of a management unit in a charging process.
FIG. 6 is a flowchart illustrating batch processing of a management unit.
FIG. 7 is a flowchart showing a processing procedure of the inspection apparatus in the monitoring processing.
FIG. 8 is a flowchart illustrating a processing procedure of a management unit in a monitoring process.
FIG. 9 is a flowchart illustrating a processing procedure of the vehicle-mounted device in the monitoring process.
FIG. 10 is a diagram showing monitoring by infrared communication.
FIG. 11 is a drawing showing a conventional example.
[Explanation of symbols]
10 Exhaust
14. Engine speed sensor (engine operating state detecting means)
15
24 monitor (display means)
25
Claims (7)
上記車載機で検出されたアイドリング情報を上記通信ネットワークを介して受信し、車両から排出される排気ガスに対する課金を行う管理ユニットと、
上記車載機と上記通信ネットワークを介して通信し車載機の正常動作を監視する移動可能な検査装置とを備え、
上記検査装置は車両IDを上記通信ネットワークを介して上記管理ユニットに送信し、該管理ユニットは受信した車両IDを元に上記車載機との通信用コネクションIDを上記検査装置に送信し、該検査装置は該コネクションIDを元に上記車載機との通信を確立して車載機の正常動作を監視することを特徴とする車両用の排気ガス課金システム。An in-vehicle device having an idling detection unit that detects an idling state of the vehicle and a wireless communication unit that connects to a communication network;
A management unit that receives idling information detected by the on-vehicle device via the communication network, and charges for exhaust gas discharged from the vehicle;
A movable inspection device that communicates with the in-vehicle device via the communication network and monitors a normal operation of the in-vehicle device,
The inspection device transmits a vehicle ID to the management unit via the communication network, and the management unit transmits a connection ID for communication with the on-vehicle device to the inspection device based on the received vehicle ID. An exhaust gas billing system for a vehicle, wherein the device establishes communication with the on-vehicle device based on the connection ID and monitors normal operation of the on-vehicle device.
上記車載機で検出されたアイドリング情報を上記通信ネットワークを介して受信し、車両から排出される排気ガスに対する課金を行う管理ユニットと、
上記車載機と短距離無線通信により通信接続して車載機の正常動作を監視する移動可能な検査装置とを備え、
上記検査装置は短距離無線通信により上記車両から通信可能エリア内で上記車載機と直接通信して車載機の正常動作を監視することを特徴とする車両用の排気ガス課金システム。An on-board unit having an idling detection unit that detects an idling state of a vehicle, a wireless communication unit that connects to a communication network, and a short-range wireless communication unit that does not pass through a communication network;
A management unit that receives idling information detected by the on-vehicle device via the communication network, and charges for exhaust gas discharged from the vehicle;
A movable inspection device for monitoring the normal operation of the in-vehicle device by communicating with the in-vehicle device by short-range wireless communication,
An exhaust gas billing system for a vehicle, wherein the inspection device directly communicates with the in-vehicle device within an area communicable with the vehicle by short-range wireless communication to monitor a normal operation of the in-vehicle device.
上記車両へ課金する金額は、上記管理ユニットより上記通信ネットワークを介して上記車両へ送信され、上記表示手段に課金額を表示させる請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の車両用の排気ガス課金システム。The vehicle has a display means,
The vehicle according to any one of claims 1 to 3, wherein the amount charged to the vehicle is transmitted from the management unit to the vehicle via the communication network, and the display unit displays the charged amount. Exhaust gas billing system.
上記エンジン動作状態検出手段から検出されるエンジン駆動情報と、上記走行停止検出手段から検出される車両停止情報とからアイドリング状態を認識している請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の車両用の排気ガス課金システム。The idling detection unit includes an engine operation state detection unit that detects stop / drive of the engine, and a travel stop detection unit that detects that the vehicle is in a stop state,
7. The engine according to claim 1, wherein an idling state is recognized based on engine drive information detected by the engine operation state detection unit and vehicle stop information detected by the travel stop detection unit. Exhaust gas billing system for vehicles.
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JP2021157741A (en) * | 2020-03-30 | 2021-10-07 | 株式会社Nttドコモ | Charge computation system |
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