JP2004341492A - バックライト、液晶表示装置及びその動作方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エネルギー効率を改善した液晶表示装置用バックライトを提供する。
【解決手段】 光導波路を複数の、好ましくは2つの領域に分割し、各領域に、分離した独自の光源を与える。LCD表示装置は、この光導波路を有するバックライトと、この光導波路の領域に対応する部分に分割したLCDパネルとを有する。本発明によるバックライト及びLCD表示装置は、動きアーチファクトを抑圧するとともに、汎用性と、電力節約動作とを達成する。本発明の液晶表示装置動作方法では、当該時点でアドレスされていないLCDパネルの部分に対応する光導波路の領域のみを照射する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光源と、この光源により光導波路のエッジから照射される当該光導波路とを具える液晶表示装置用バックライトであって、前記光導波路は、液晶パネルの対応部分を照射する複数の隣接領域を有している当該バックライトに関するものである。
本発明は、このようなバックライトを有する液晶表示装置にも関するものである。
本発明は更に、このような液晶表示装置であって、光導波路がn個の領域を有し、液晶パネルが光導波路の前記n個の領域に対応するn個の部分を有し、n≧2とした当該液晶表示装置の動作方法にも関するものである。
米国特許出願公開第2002/0003522号明細書には、動きアーチファクトを低減させる液晶表示方法が開示されている。この方法では、複数の領域に分割された照射部分を有し、その各々の照射/非照射を制御しうるようにした液晶表示装置を用いている。この目的のために、各領域をエレクトロルミネッセンス照射することによる直接照射を用いるか、領域の照射をバックライト部分と液晶パネルとの間に配置した液晶シャッタにより制御するようにしている。後者の場合には、液晶シャッタが、例えば4つの光ストライプに分割されている。各ストライプは、バックライトの照射部分により生ぜしめられる光に対し透過性にしたり、非透過性にしたりすることができる。この場合、光はバックライトの光導波路のエッジに設けられた1つの光源から生ぜしめられる。
米国特許出願公開第2002/0003522号
この液晶表示装置の欠点は、全ての照射部分に同時に1つのみの光源しか用いていないという事実にある。このことは、1つ以上のシャッタ部分が非透過性にある場合に多量の光が失われることを意味する。その結果、エネルギー効率が不所望に低くなる。
本発明の目的は、エネルギー効率を改善した液晶表示装置用バックライトを提供することにある。
この目的は、光源と、この光源により光導波路のエッジから照射される当該光導波路とを具える液晶表示装置用バックライトであって、前記光導波路は、液晶パネルの対応部分を照射する複数の隣接領域を有している当該バックライトにおいて、前記領域の各々に、ほぼ当該領域を照射するための独立制御可能な光源が設けられていることを特徴とするバックライトにより達成する。
光導波路の各領域に対し独立して制御しうる光源を存在させることにより、照射する必要がある領域のみを照射しうるようになる。本発明によるこのバックライトによれば、エネルギー消費量が最小となる。これにより、特に、動きアーチファクトを減少させるのに有効な方法の場合に大きな利点を提供するものである。このことは後に説明する。
本発明によるバックライトの他の利点は、必要に応じ又は望ましい場合に光導波路の特定の領域に対する光源を交換することができるということである。
前記の米国特許出願公開明細書によれば、光導波路の各領域に対し別々の光源を用いる可能性が提供されている。しかし、この場合、エレクトロルミネッセンス光源をバックライト自体に導入する必要がある。このことは、組込み式の光源を有するバックライトを製造する方法が複雑となるという点で不利なことである。更に、光源を後に交換できない。これに対し、本発明によるバックライトには、光導波路の側部からこの光導波路を照射する、いわゆるエッジ照射技術を用いた光源が設けられている。この技術は極めて簡単でより融通性のある技術である為、上述したバックライトの構成を考慮したものである。
前記複数の隣接領域は、互いに共通エッジを有する第1領域及び第2領域をもって構成するのが好ましい。この構成は本発明によるバックライトの最も簡単な構成であるが、本発明によるあらゆる利点を依然として有するものである。従って、この構成のバックライトは可能な最も簡単な方法で製造且つ動作しうる。更に、一方の領域のみを、他方の領域が暗い際に照射するように、又はその逆となるように、バックライトを動作させる場合には、平均電力消費量をほぼ一定にできるとともに、出力密度を、2つよりも多い領域がある場合よりも低くしうる。
2つの領域の各々の光源は、前記共通エッジとは反対側のエッジに設けるのが有利である。これにより、より多くの設計の可能性を提供するばかりではなく、特に、寸法が最大である、又は共通エッジまでの距離が最短である、又はこれらの双方が達成されたエッジに光源を設けることができるようになる。これにより、光源の出力密度をできるだけ低く保つことができる。更に、多くのエッジで光源を冷却することができる。
本発明によるバックライトの光源においては、少なくとも1つの光源がLED(発光ダイオード)を有するか、又はLEDを主体とする光源を有するようにするのが好ましいが、本発明はこれに限定されるものではない。発光ダイオードの立上り及び立下り時間は極めて短く、10n秒程度である。これにより、制御信号に対する応答が極めて迅速となり、平均照射レベルが高くなる。更に、照射すべき領域を多くの小さい副領域に分割し、これら副領域が極めて短い時間の間だけ照射されるようにすることができる。この場合、照射の立上り及び立下りを極めて迅速にする必要がある。更に、LEDでは、エネルギー効率が高く、照射密度が高く、寿命が極めて長く、且つこれらLEDは多くのオン/オフスイッチング動作に耐える。
LEDを主体とする光源には、パッケージに入れていないLEDや、種々のパッケージに入れたLED、例えば単一パッケージLED及びストリップラインLEDが含まれる。後者のパッケージによれば、透明なチューブに入れられたライン状の多数のLEDが得られる。この種類のLEDを主体とする光源は、特に、本発明によるバックライトに用いるのに理想的に適している。この明細書全体に亙って、LEDという言葉はLEDを主体とする光源をも含むものである。
しかし、陰極蛍光光源のような他の光源を排除するものではない。多くの場合、特に、スイッチング周波数等が低い場合、これらの種類の光源により、照射密度を高く且つ寸法を極めて小さくする。
本発明は、液晶パネルと、この液晶パネル用であって本発明によるバックライトとを具えている液晶表示装置にも関するものである。このような液晶表示装置は、汎用性を有するとともに本発明により電力の経済性が与えられるコンパクトな表示手段である。
液晶表示装置は更に、画像データを液晶パネルに書込む第1手段と、バックライトによる前記隣接領域の照射を独立的に制御する第2手段とを具えているようにするのが有利である。液晶表示装置にはこれらの第1手段及び第2手段の双方又はいずれか一方を必ずしも存在させる必要はないが、コンパクトでほぼ独立型のユニットを得るには装置の機能を組合せるのが有利である。しかし、表示装置に設けられていない他の手段により、液晶パネルと1つ以上の光源との双方又はいずれか一方を制御するようにすることもできる。
画像データを液晶パネルに書込む第1手段は、例えば、複数の走査ラインと、これらに対し垂直な信号ラインとに接続された制御回路をもって構成することができる。走査ラインと信号ラインとの交点には、これらの交点に対応する複数の画素が配置されている。これら画素に対応するスイッチング素子が設けられており、これらスイッチング素子は、適切な信号を受けた際に、各画素と関連する液晶の透過率を切換える。
光導波路の領域の照射を独立的に制御する第2手段は、例えば、光導波路の領域の光源を制御する制御回路を有しうる。第1手段及び第2手段は同時に制御しうるようにするのが有利である。このことは後に更に説明する。
本発明は、光導波路がn個の領域を有する液晶表示装置であって、液晶パネルが光導波路の前記n個の領域に対応するn個の部分を有し、n≧2とした当該液晶表示装置の動作方法において、
‐ 光導波路の領域の1つに対応する液晶パネルの部分の1つを選択する工程と、
‐ この1つの領域を照射せず光導波路の他の領域の少なくとも1つを照射している間にこの選択した部分に画像データを書込む工程と
を繰返し有する液晶表示装置の動作方法にも関するものである。
本発明の動作方法の好適例では、同じ寸法の2つの領域を有する光導波路を選択し、これら領域の一方に対応する液晶パネルの部分の一方に画像データを書込む工程が時間Tを要し、この工程中光導波路の他方の領域が0.8T及びT間の時間中照射されるようにする。
本発明のこの方法によれば、液晶表示装置に動画を表示する場合に、動きアーチファクトを低減させる簡単で的確な方法が得られる。より一般的な感覚では、本発明による方法は、“疑似走査バックライト方法”と称される。
LCDパネルの一部の選択と、これに対応する領域の照射とは厳密には必ずしも同時の動作とする必要はない。しかし、これらの動作は、書込み動作よりも迅速に互いに追従する必要がある。
書込みは、画像がいずれかの所望の順序で変化している1つ又は複数の部分のみで行なうようにしうることに注意すべきである。ある部分で画像が変化しない場合には、この部分に画像データを再書込みする必要はない。この状態では、複数の光源が存在する利点が顕著になること明らかである。その理由は、不変の画像を有する部分を常に適切な強度で照射でき、このことは光源や画像の平滑性にとって有利である為である。しかし、多くのアドレスモードでは、いかに画像が変化しようとも、順次のすべての部分がアドレスされる。この場合、パネルの各部分が順次に選択され、データがそれに書込まれ、他の部分に対応する領域が対応して照射される。
本発明による方法は本発明による液晶表示装置を用い、液晶パネルは、光導波路の異なる領域に対応する複数の部分に分割する。この分割は必ずしも物理的とする必要はなく、画素を幾つかの部分集合に組分けるものとみなすことができる。同様な方法では、光導波路を必ずしも物理的に分離した領域に分割する必要はなく、使用する光源がこれら領域の1つを優先的に照射しうるようにする。この目的のために、光導波路と光源とを、各光源が光導波路の1つの領域を、従って、液晶パネルの対応部分を排他的ではなく優先的に照射するように設計する。ここに、“排他的ではなく”とは、表示における不連続な照射を阻止するための円滑な遷移が行なわれることを意味するものである。
動きアーチファクトは、LCD(液晶ディスプレイ)に基づく表示装置を動きの速い画像及びビデオ情報の双方又はいずれか一方を表示するのに用いる場合のこれら表示装置における周知の問題である。これらの動きアーチファクトは以下の3つの要因の組合せによるものである。
(1)LCD画素のアドレス及び、これに続く新たなアドレス状態へのこれら画素の(遅い)緩和現象のモード;
(2)LCDパネルのバックライティング;
(3)人間の目と人間の脳の視覚中心との特性。
特に、LCDパネルを連続的にバックライティングすると、LCD画素の遅い緩和現象の為に、最初の画像の残像が、次の画像がLCDパネルに書込まれている際に依然として見うるようになってしまう。更に、LCD上の動きを表わす画像は、静止画の連続列より成るのに対し、人間の目及び脳は動きを連続的に追従しうる。
本発明の方法によれば、アドレスしているLCDパネルの部分は照射しない。換言すれば、光導波路の照射と、パネル部分のアドレスとを互いに移相させる。
本発明の実施例を以下に図面につき説明する。しかし、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
図1aは、本発明によるバックライトの平面図を示しており、1a及び1bが2つの光源であり、2a及び2bが、破線で示す分割ライン3で分割されている2つの光導波路領域である。
符号4は、このバックライトと一緒にLCDパネルを用いる必要がある場合に、このようなパネルをアドレスする必要のある方向を表わす。
図面では、光源1a及び1bを2つの別々のユニットとして示してある。しかし、実際には、これら光源を、別々に制御しうる部分を有する1つの大きなユニットとして、例えば、別々に制御しうるLEDより成る1つの大きな群として配置することができる。
光源の寸法は小さくするのが好ましい。その理由は、多くの分野でバックライト全体の寸法が小さくなっている為である。従って、光源1a及び1bは、LED、例えば、白色光LEDか又はカラーLEDの群、例えば、補色のカラーLEDの群を有するようにするのが好ましい。LEDは、細長ラインのLEDの形態で存在させるのが有利である。しかし、陰極蛍光光源又はエレクトロルミネッセンス光源のような他の光源を排除するものではない。
光源1a及び1bは光導波路領域2a及び2bに光結合されている。光導波路は、当該技術分野で既知のいかなる光導波路構造にもすることできる。図中、光導波路は分割ライン3により2部分2a及び2bに分割されている。このラインは、いかなる物理的な分割にも対応させる必要はなく、むしろ、主として光源1aにより照射される領域2aと、主として光源1bにより照射される領域2bとの間の境界を表わすものであることに注意すべきである。
図中の光導波路は2部分2a及び2bに分割されているが、この光導波路は原理的に、互いに平行ないかなる個数の領域にも分割することができることに注意すべきである。この場合、これに応じた個数の多数の光源を存在させる必要がある。これらの光源は、例えば、連続する一列の光源の形態で存在させることができる。隣接する領域の光源は、これら領域の対辺に存在させるのが有利である。この場合、光源の冷却が改善されるという利点が得られる。
領域2a及び2bは、バックライトと一緒に用いるべきLCDパネルにおいて画像を形成する方向4に応じて分割されている。このようにすると、アドレスされるパネル中の各画素ラインは、確実にバックライトの1つの同じ領域内に位置するようになる。
図1bは、光源1a及び1bと、光導波路領域2a及び2bとを他の配置にしたバックライトの平面図である。
光導波路領域2a及び2bは、図1と同じ配置となっている。しかし、この場合、光源1a及び1bは、分割ライン3に位置する光導波路領域2a及び2bの共通エッジを挟んで両側に位置するこれら光導波路領域2a及び2bのエッジ上に、それぞれ配置されている。この配置の場合、光を到達させる最大距離を表わす、光源1a及び1bと分割ライン3との間の距離が、図1aの場合よりも短くなるという利点が得られる。このことは、光源の光度を低くでき、光源を広い範囲のものから選択することができるということを意味する。
図2は、本発明によるバックライトを有する液晶表示装置を示す側面図である。
この液晶表示装置は、分割ライン3で分割された光導波路領域2a及び2bをそれぞれ照射する光源1a及び1bを有する。これら光源1a及び1bは、第1接続ケーブル8によりそれぞれこれら光源に接続された光源制御手段7により制御される。
符号5a及び5bはそれぞれ、他の分割ライン6で分割された、液晶パネルの第1部分及び第2部分である。これらパネル部分5a及び5bは、第2接続ケーブル10によりこれらパネル部分に接続されたパネルアドレス手段9によりアドレスされる。
光導波路領域2aはパネル部分5aを照射するものであり、光導波路領域2bはパネル部分5bを照射するものである。照射が良好に対応して行なわれるようにするために、前記の他の分割ライン6を分割ライン3と整列させる必要がある。分割ライン3及び6の双方に対し、これらを物理的な分割ラインとすることができるが、これらを1つの光導波路又はLCDパネルにおける仮想の境界線とみなすこともできる。
パネルアドレス手段9は、パネル部分5a及び5bの画素又は結晶をアドレスする作用をする。殆どのアドレスモードによれば、画素は順次のラインの形態でアドレスされる。このようなラインは1つのパネル部分内に完全に位置するのが好ましい。この場合、ラインは図面の平面に対し垂直な方向に延在する。順次のラインによるアドレスモードが好ましいが、ランダムアドレスのような他のアドレスモードを排除するものではない。
光源制御手段7は、光源1a及び1bをそれぞれ独立に動作させる作用をする。この目的のために、この光源制御手段7にはエネルギー源、例えば、幹線電源と、スイッチとを設けることができる。このスイッチは、そのスイッチング作動と、パネルのアドレス作動とを同期させうる電子回路を有しうる。好ましくは、光源制御手段7とパネルアドレス手段9とを結合させる。
図3a及び3bは、図2による液晶表示装置の光源1a及び1bに対する制御信号をそれぞれ示す。
図3a及び3bは光源の両端間の電圧を示す。ここで、Vonは光源の照射状態における電圧を表わし、0は光源の非照射状態を表わす。この電圧は、光源の動作原理に応じて電流等に代えることができる。
図3aは光源1aの両端間の信号を示し、図3bは光源1bの両端間の信号を示し、これらの双方の図は同じ時間フレームで示してある。時間t=0とt=Tとの間の時間フレームでは、光源1aがオフ状態にあり、光源1bが照射状態にある。本発明による装置を動作させる方法によれば、この時間フレーム中に、液晶パネル部分5aがアドレスされている。t=Tとt=2Tとの間の時間フレーム中では、第1光源1aが照射状態にあり、第2光源2bがオフ状態にある。この時間フレーム中は液晶パネル部分5bがアドレスされている。時間t=2Tからは、光源を交互に照射状態にするとともにパネル部分を交互にアドレスするこのサイクルが、180°の移相、すなわち、一般には(360°/光導波路領域数)の移相をもって2Tの周期で繰返される。
本発明による方法のこの例では、光源の個数、光導波路領域の個数及びパネル部分の個数は各々2である。本発明による方法は、これらの個数が2よりも多い場合でも採用しうる。重要なことは、液晶表示パネルの特定部分のアドレス中、この部分を照射する光源をオフ状態にし、液晶表示パネルの他の部分の全て又は幾つかをこれらのそれぞれの光源により照射することである。
図3a及び3bでは、各光源のデューティサイクルは50%である。しかし、デューティサイクルは、以下の理由で40〜60%の範囲とするのが有利である。液晶の緩和時間は0ではない。表示画像の精細度を更に改善するには、液晶がその定常状態に緩和された時点からのみパネル部分を照射するのが有利である。例えば、アドレス周波数を60Hzとした殆どの場合、緩和時間を約0.1Tにすれば、すなわち、最小のデューティサイクルを40%とすれば充分である。このことは、各サイクル中に2度、0.1Tにわたる完全に黒色のパネルが生じることを意味し、人間の視覚特性によれば、円滑な画像が知覚されるようになる。
更に、画素の緩和時間が、いかなる問題をも生じない程度に短い場合には、又は表示すべき画像が殆ど或いは全く動きを呈しない場合には、デューティサイクルを60%まで高めることができる。双方の光導波路領域及びパネル部分の照射間にはある程度の重複がある為、得られる画像が更に円滑となる。
しかし、50%までのデューティサイクルが好ましい。その理由は、この場合、バックライトを動作させるピーク電力が平均電力の1〜1.25倍である為である。これにより、バックライトに対するパワーエレクトロニクスを、デューティサイクルが50%よりも多い場合よりも簡単な構成で廉価にする。
本発明によるバックライトの一実施例の平面図である。 本発明によるバックライトの他の実施例の平面図である。 図1bのバックライトを有する液晶表示装置の側面図である。 図1bのバックライトの一方の光源に対する制御電圧を示す波形図である。 図1bのバックライトの他方の光源に対する制御電圧を示す波形図である。
符号の説明
1a、1b 光源
2a、2b 光導波路領域
3、6 分割ライン
4 アドレス方向
5a、5b パネル部分
7 光源制御手段
9 パネルアドレス手段

Claims (9)

  1. 光源と、この光源により光導波路のエッジから照射される当該光導波路とを具える液晶表示装置用バックライトであって、前記光導波路は、液晶パネルの対応部分を照射する複数の隣接領域を有している当該バックライトにおいて、前記領域の各々に、ほぼ当該領域を照射するための独立制御可能な光源が設けられていることを特徴とするバックライト。
  2. 請求項1に記載のバックライトにおいて、前記複数の隣接領域は、互いに共通エッジを有する第1領域及び第2領域より成っていることを特徴とするバックライト。
  3. 請求項2に記載のバックライトにおいて、各領域の光源は、前記共通エッジとは反対側のエッジに設けられていることを特徴とするバックライト。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のバックライトにおいて、少なくとも1つの光源が発光ダイオードを有するか、又は発光ダイオードを主体とする光源を有することを特徴とするバックライト。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のバックライトにおいて、少なくとも1つの光源が陰極蛍光光源を有することを特徴とするバックライト。
  6. 液晶パネルと、この液晶パネル用で請求項1〜5のいずれか一項に記載のバックライトとを具えている液晶表示装置。
  7. 請求項6に記載の液晶表示装置において、この液晶表示装置が更に、画像データを液晶パネルに書込む第1手段と、バックライトによる前記隣接領域の照射を独立的に制御する第2手段とを具えていることを特徴とする液晶表示装置。
  8. 請求項6又は7に記載の液晶表示装置であって、光導波路がn個の領域を有し、液晶パネルが光導波路の前記n個の領域に対応するn個の部分を有し、n≧2とした当該液晶表示装置の動作方法において、
    ‐ 光導波路の領域の1つに対応する液晶パネルの部分の1つを選択する工程と、
    ‐ この1つの領域を照射せず光導波路の他の領域の少なくとも1つを照射している間にこの選択した部分に画像データを書込む工程と
    を繰返し有する液晶表示装置の動作方法。
  9. 請求項8に記載の液晶表示装置の動作方法において、同じ寸法の2つの領域を有する光導波路を選択し、これら領域の一方に対応する液晶パネルの部分の一方に画像データを書込む工程が時間Tを要し、この工程中光導波路の他方の領域が0.8T及びT間の時間中照射されるようにする液晶表示装置の動作方法。
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