JP2004339783A - Crossing paving plate structure - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、踏切などにおいて、線路上に道路の路面を形成する必要がある際に、その線路を構成するレールやマクラギに取り付ける踏切舗装板の構造、及びその踏切舗装板の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の踏切舗装板は、特許文献1乃至3等に記載され、例えば、本発明の一実施形態を示す図2に基づき説明すると、平板状の舗装板が線路上に固定して使用され、金属製のレール締結具4でマクラギ2に固定された対のレールR,R間の内側に載置される軌間内舗装板11と、レールR,R間の外側に載置される軌間外舗装板12とからなるゴム製のものである。
【0003】
前記両舗装板11,12は、その上を通過する道路交通の荷重に耐え得る強度を有するよう、且つタイヤ等との摩擦による磨耗が著しくならないように、所定の強度、耐久性、耐磨耗性を有するゴムと、その内部に埋設される鋼管製の芯材とから構成される。
【0004】
その芯材は、図13及び図14に示すように、前記線路方向に並列する上部芯材21と、その並列した上部芯材21に直交し、上部芯材21の線路方向両端部をそれぞれ下方で受ける線路横断方向の下部芯材22とからなる。また、軌間外舗装板12に埋設される芯材は、前記線路方向に並列する上部芯材21のみからなる。
【0005】
舗装板11の線路方向両端部には、図15に示すように、支持部19が設けられ、この支持部19がマクラギ2上面に載置される。マクラギ2には、レールRを固定するための締結具4がレールR側面から舗装板11,12側へそれぞれ突出するように取付られているので、前記支持部19には、舗装板11を線路に取り付けた図14に示す状態において、前記締結具4を避けるように切欠き部15が設けられている。
【0006】
前記下部芯材22は、この支持部19内に2本並べて埋設され、図14に示すように、2本の芯材22のうち外側の芯材22は、前記両側の切欠き部15間を結ぶように位置して、その軸方向両端部の妻面(線路横断方向側面)が、それぞれ前記切欠き部15に収納されているレール締結具4側に面するよう埋設されている。また、内側の芯材22は、前記切欠き部15を避けて舗装板の端部25近くまでの長さを有して、その軸方向両端部の側面(線路方向側面)が、前記レール締結具4側に面するよう埋設されている。
【0007】
しかし、線路には列車等による衝撃が繰り返し加わるため、図15に矢印で示すように、締結具4とレールRが滑ってマクラギ2が線路方向に移動することがある。また、保守作業等によりマクラギ2が、意に反して僅かに移動してしまうこともある。このとき、マクラギ2と舗装板11との位置関係は、線路方向にずれるので、図14及び図15に示すように、この舗装板11の端面、つまり前記切欠き部15の内面が金属製の締結具4側面に当接することがある。
【0008】
一般的に、この舗装板を取り付ける線路の対のレールR,Rには、それぞれ微小な電流が流れており、その電流が信号装置等を制御する軌道回路を構成しているため、前記芯材が、レールRや、そのレールRに導通する締結具4に接触することは望ましくない。
【0009】
そこで、このような場合にも、芯材22が前記締結具4に接触してレールRと導通しないよう、埋設される芯材22を舗装板表面に露出しないようにして、その芯材22を囲むゴム素材には、外力に耐え得る充分な強度を有するものを使用している。
【0010】
【特許文献1】
特公平6−39761号公報
【特許文献2】
特公平7−6163号公報
【特許文献3】
実公平7−6162号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、例えば、図7に示すように、マクラギ2が移動して所定の間隔を有さないようになった状況において、図中の浮いた舗装板11を無理に線路に嵌め込もうとすると、図示するように、前記支持部19に締結具4が当たって、切欠き部15内に締結具4が納まらないことがある。この浮いた状態の舗装板11に道路荷重が加わると、支持部19の端部のゴムに集中して荷重が加わり、図7に鎖線で示すように、そのゴムの表層が破れて、舗装板表面に芯材22が露出してしまうことがある。また、このほか、舗装板11の脱着時等において、無理に脱着しようとして、その舗装板11の一部分に通常想定される力以上の力を加えた場合にも、ゴムの表層が破れる恐れがある。
【0012】
このように、芯材22が舗装板11表面に露出すると、その芯材22と締結具4とが接触しやすくなり、1本の芯材22が左右の対のレールR,Rをそれぞれ保持する締結具4,4に同時に接触して、軌道回路を短絡させてしまう危惧がある。
【0013】
そこで、この発明は、舗装板に埋設された芯材が、対のレール間を短絡させないようにすることを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明は、上記態様の樹脂製踏切舗装板において、線路のレール間内側に載置される軌間内舗装板の、内部に埋め込んだ線路横断方向の芯材を、線路横断方向に離れるように分割し、その分割した芯材の間に絶縁部を設けたのである。このようにすれば、万が一に、舗装板内部の芯材の両端が、それぞれ両側の締結具に同時に触れても、その分割した芯材の間に絶縁部が介在するので、対のレール間を導通させることはない。
【0015】
また、前記分割した芯材は、その分割した一の芯材の分割部を跨いで、他の芯材を沿わせた構成を採用し得る。このようにすれば、前記一の芯材の分割部において並設される他の芯材が線路横断方向の曲げ応力に抗するので、舗装板は、前記曲げ応力に対する所定の強度を確保し得る。
【0016】
この構成の芯材を埋設した樹脂製の踏切舗装板を製造するために使用するプレス成形用型枠において、前記成形用型枠は、その底板上面に前記芯材を支える突起を設けたものであり、その突起が、前記型枠内に配置した芯材下面と前記底板上面とを所定の距離に維持するようにすれば、プレス成形時に上方から下方に向かって圧力を加えた場合に、樹脂原料内に配置された前記芯材が、型枠底板に向かって下方に移動しない。このため、芯材が舗装板の底に露出せず、また表面からの芯材までの所定の樹脂の厚さを確保し得る。
【0017】
この舗装板を取り付ける線路は、マクラギ上面に取り付けた締結具により対のレールをマクラギに固定したものであり、その対のレール間内側に舗装板を載置する場合において、前記締結具の前記舗装板に面する部分を、絶縁カバーで覆ったものとすれば、舗装板の芯材を覆う樹脂が損傷した場合においても、芯材と締結具との間に絶縁カバーが介在して、両者の接触を回避し得る。
【0018】
また、前記レール下方において、隣接するマクラギ間に間隔保持材を嵌め込むことにより、マクラギが線路方向へ移動しないように拘束すれば、前記舗装板端面と締結具との距離を維持できるので、舗装板と締結具が不用意に擦れ合ってゴムが損傷することを防止し、軌道回路の短絡に対する安全性をさらに高めることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
一実施形態を図1乃至図11に示し、この実施形態の踏切舗装板構造は、図1及び図2に示すように、線路のバラスト3上に配置されたマクラギ2に、金属製の板バネと締結ボルト4aからなるレール締結具4を、マクラギ2両端部にそれぞれ2つ1組で対向させて取り付ける。その両端部にそれぞれ取り付けた2つ1組の締結具の間にレールRをそれぞれ挟んで、前記ボルト4aをマクラギ2のボルト穴にねじ込むことにより、前記板バネがレールベース部7の両側縁をマクラギ2側へ押さえつけて、マクラギ2に対のレールR,Rを固定する。
【0020】
そのマクラギ2に固定された対のレールR,R間内側に軌間内舗装板11を載置し、レールR,R間の外側に軌間外舗装板12を載置して踏切10を構成する。
【0021】
前記両舗装板11,12は、ゴム製のものであり、図1に示すように、マクラギ2上に載置されて、両舗装板11,12のそれぞれレールRに面する部分である線路横断方向(図2に矢印Bで示す方向)端部25,26が、それぞれ弾性変形することにより、前記レールRのベース部7と頭部5との間の凹状の腹部6に上方から下方に向かって嵌められて、その舗装板11,12が、レールRに係止されて線路に固定される。
【0022】
このとき、図1に示すように、前記軌間内舗装板11は、その線路横断方向両端に、その上面がレールR上面よりも低い所定幅の輪縁路部28,28を有しており、前記両端部25,25は、その輪縁路部28,28のそれぞれ線路横断方向端縁に位置して、前記対のレールR,Rの腹部6内面に当接し、頭部5内面には当接しないようになっている。このため、その頭部5の軌間内面側方において、舗装板11との間に所定の隙間を確保して、列車の車輪Fが舗装板11に乗り上げないようにしている。
【0023】
また、軌間外舗装板12は、その線路横断方向の一方の端部26がレールRの腹部6外面に当接するとともに、頭部5外面にも隙間なく当接するようになっている。また、軌間外舗装板12のレールRに面しない他方の端部27は、図1に示すように、踏切10に続く道路面Gの舗装材30に当接して、それ以上レールRから離れる方向に動かないように拘束される。
【0024】
この両舗装板11,12は、図6に示すように、それぞれの端部25,26付近において、レールRに沿ってパイプ孔24が設けられており、レールRと平行な線路方向(図2に矢印Aで示す方向)に隣接して固定された舗装板11,11、又は、舗装板12,12同士のそれぞれパイプ孔24を貫通して、1本のパイプPが挿入されて、線路方向に隣接する舗装板11,11又は、12,12同士がそれぞれ線路方向に連結される。その連結した舗装板11,11又は12,12の線路方向端面に当接する当て板(図示せず)を、前記パイプP両端部に設け、その両当て板をパイプP内に挿入した締めつけ具(図示せず)で引き寄せて、連結された舗装板11,11又は12,12同士を強固に固定する。
【0025】
この舗装板11、12は、その上を通過する道路交通の荷重に耐え得る強度を有するよう、且つタイヤ等との摩擦による磨耗が著しくならないように、所定の強度、耐久性、耐磨耗性を有するゴムと、その内部に埋設される鋼管製の芯材とから構成され、前記芯材間及びその芯材周囲にゴムを介在して所定の形状に整え、内部に芯材を埋設した舗装板を形成している。
【0026】
軌間内舗装板11に埋設される芯材は、図2及び図3に示すように、前記線路方向に所定の間隔で並列する上部芯材21と、その並列した上部芯材21に直交し、上部芯材21の線路方向両端部をそれぞれ下方で受ける線路横断方向の下部芯材22,23とからなる。この上部芯材21と下部芯材22、あるいは上部芯材21と下部芯材23とは、所定の間隔をもって、舗装板11内に配置されており、前記下部芯材22と、それに沿う下部芯材23とは、所定の間隔をもって配置されている。また、軌間外舗装板12に埋設される芯材は、前記線路方向に並列する上部芯材21のみからなる。
【0027】
舗装板11の線路方向両端部には、図4及び図5に示すように、それぞれマクラギ2上面に載置される支持部19が設けられ、支持部19は舗装板11の下面から下方に突出するように設けられて、前記下部芯材22は、この支持部19内に所定の被り厚(舗装板の表面から芯材の表面までのゴムの厚さ)のゴムを介して埋設されている。
【0028】
この支持部19には、図3乃至図5に示すように、支持部19がマクラギ2上のレール締結具4に当たらないように、その前記締結具4を避けるように切欠き部15が設けられている。芯材22及び芯材23は、2本並列して埋設されて、その埋設される位置と、この切欠き部15との位置関係によって、それぞれ線路横断方向の長さが異なる。
【0029】
つまり、図6(b)に示すように、舗装板11を線路に取り付けた状態において、この2本の芯材22、23のうち外側の芯材22は、その軸方向両端部の妻面(線路横断方向側面)が、前記切欠き部15に収納されているレール締結具4に面するように舗装板11内に埋設されている。また、図6(a)に示すように、内側の芯材23は、舗装板の端部25近くまでの長さを有して、その軸方向両端部の側面(線路方向側面)が、前記レール締結具4に面するように舗装板11内に埋設されている。
【0030】
芯材23は、図3又は図4に示すように、軌間内中程で2分割されており、その芯材23分割部の相対する分割面間にはゴムによる絶縁部が介在して、両芯材23,23が接触しないようになっている。また、その芯材23分割部の側方には、前記芯材22が沿っており、その平行する芯材22と芯材23との間にもゴムが介在して、両芯材22,23は接触しないようになっている。
【0031】
なお、一般的な線路では、列車の通過の繰り返しによる振動や、補修作業等による施工誤差により、図7に矢印で示すように、レールRと締結具4が滑ることにより、マクラギ2が線路方向に僅かに移動することがある。このようにマクラギ2が移動すると、例えば、図7に示すように、舗装板11の切欠き部15の端面と締結具4とが接触することがある。このとき、芯材23は、舗装板端面から所定の被り厚のゴムを介して埋設されているので、この状態においても締結具4と芯材23とは接触しないようになっている。
【0032】
また、万が一、芯材23を覆うゴムの損傷等により、前記締結具4を介して、一方のレールRと芯材23とが接触し、且つ同時に他方のレールRと芯材23とが接触しても、芯材23,23間には絶縁部が介在しているので、分割した芯材23,23は導通しない。また、その芯材23の分割部を跨いで平行に配置されている芯材22は、芯材23との間にゴムが介在しているので、芯材23とは導通しないようになっている。このため、前記芯材を介して、対のレールR,R間の短絡は生じない。
【0033】
このとき、舗装板11の線路横断方向への曲げ応力に対して両芯材22,23が抗するので、芯材23の分割部の強度低下を芯材22が補うことができる。
【0034】
また、図7に示すように、前記締結具4は、その締結具4の前記舗装板11の切欠き部15に面する部分に、絶縁機能を有するカバー20を覆うようにしている。
【0035】
この絶縁カバー20は、図8に示すように、締結具4が、舗装板11の切欠き部15に面する部分である、前記板バネ上面を覆う天板20a、及び板バネ線路方向側面を覆う側板20bを有し、天板20aには締結ボルト4aが挿通する孔20cを設けている。その素材には、絶縁性のゴムを使用してもよいし、他の絶縁樹脂を用いてもよい。この絶縁カバー20を取り付けることにより、前記芯材23と締結具4との間に介在する絶縁材の厚さが厚くなって、前記芯材23と締結具4との接触をさらに確実に防ぐことができる。
【0036】
また、その絶縁カバー20の側板20bは、前記切欠き15の端面に面的に接触するので、両者が接触した際に発生する接触部の圧力を分散する。このため、締結具4が舗装板11に食い込んでその舗装板11のゴムを損傷することを防ぐことができる。
【0037】
さらに、図7に示すように、マクラギ2が線路方向に移動した際に、そのマクラギ2の位置を元の位置に戻さずに舗装板11を取り付けると、舗装板11の支持部19下面が、締結具4上面に当接する。このとき、締結具4上面に絶縁カバー20が介在することにより、図中に示す舗装板11の正規の取付高さに対する浮き高さhが大きくなるため、舗装板11の取付状態が不完全であることを目視で発見しやすい効果がある。
【0038】
なお、前記絶縁カバー20は、前述のとおり、絶縁性のゴムあるいは絶縁樹脂を使用することが望ましいが、特に、そのカバーに絶縁機能を求めず、舗装板11への締結具4の食い込み防止機能や、舗装板11が前記締結具4に当接して浮いた状態になった際の視認性向上の効果のみを求める場合には、その素材は絶縁性を有さない素材であってもよい。例えば、ステンレスなど金属性のものであってもよい。
【0039】
また、図7に示すように、線路方向に隣接する舗装板11同士が当接するそれぞれ線路方向側面には、一方の側面に凸状のほぞ部16を設け、その一方の側面が当接する他方の側面には、そのほぞ部16が嵌まる凹状のほぞ穴17を設けている。このほぞ部16がほぞ穴17に嵌まることにより、線路方向に隣接する舗装板11同士が確実に嵌まりあって上下方向に動かないよう安定して固定されるので、舗装板のばたつき等を防ぐことができる。このため、舗装板11と締結具4やマクラギ2等との摩擦により、舗装板表面で芯材22,23を覆っているゴムの損傷を防ぐ。このほぞ部16及びほぞ穴17は、舗装板のばたつきを防止するために、必要に応じて設けることができ、軌間内舗装板11のほか、軌間外舗装板12にも設けてもよい。このほぞ部16及びほぞ穴17の効果は、図15に示す従来の段部13,14の噛み合わせと比較して、両舗装板同士の接触面積が大きくなることによる固定強化の効果があるほか、ほぞ部16の上下面がほぞ穴17に当接しているので、舗装板の上方への動きを抑える効果が大きい。
【0040】
なお、上記の構成において、図9に示すように、マクラギ2が線路方向に移動しないよう、その隣接するマクラギ2間に嵌まるマクラギ間隔保持材29を取り付けた構成を採用し得る。
【0041】
この間隔保持材は図10に示すように、舗装板11,12が載置されない部分であるレールRの直下において、隣接するマクラギ2間に嵌まって、その間隔保持材29の線路方向端面29aが、マクラギ2の線路方向側面に当接して、それ以上、マクラギ2同士の間隔が縮小しないようにするものである。この間隔保持材29を、踏切舗装板の取付範囲に亘って連続して取り付けることにより、マクラギ2の線路方向への移動を防止し、舗装板11の支持部19と締結具4との接触の機会を減らすようにしている。なお、間隔保持材29の上面は、レールRのベース部7下面に当接するようにすれば、間隔保持材29がマクラギ2間においてさらにしっかりと固定されるようになるが、図9に示すように、幾分隙間を設けるようにしてもよい。
【0042】
また、舗装板11,12は、マクラギ2上に載置して適宜係止されるため、すべてのマクラギ2上に均等に載置できるよう、図10に示す、隣接するマクラギ2間の所定の間隔w1に対して、その舗装板11,12の線路方向幅寸法w2は、通常は同寸法としている。このとき、前記マクラギ2間隔w1に対して舗装板寸法w2を、その舗装板に許される公差の範囲で若干小さくするようにした構成を採用し得る。例えば、所定のマクラギ2間隔w1が600mmであるのに対して、舗装板幅寸法w2を599mmに設定するような事例が考えられる。このようにすれば、線路方向に隣接する舗装板同士の、線路方向への軽微な位置調整が容易となる。
【0043】
この舗装板を、プレス成形により製造する際には、例えば、図12に示すように、型枠40内に芯材22,23及びゴム原料を所定の位置に配置し、各種加硫材、補強材等を加えるとともに型枠40を高温の状況下において、プレス成形する手法が用いられる。
【0044】
このとき、舗装板は、型枠40内の各種原料を上方から下方に向かってプレスすることにより製造されるので、そのプレスに伴って他のゴム原料とともに、前記芯材22,23が型枠40の下面42に向かって移動する傾向にある。芯材22,23が下面42に近づくように移動すると、舗装板の下面において、芯材22,23を覆うゴムの厚さが薄くなることがある。芯材22,23の舗装板表面からの被り厚が薄くなることは、線路に載置した状態で締結具4に近接する部分においては好ましくない。
【0045】
このため、図12に示すように、型枠40の底板42上面に前記芯材22,23を支える突起41を設け、その突起41が、前記型枠40内に配置した芯材22,23下面と前記底板42上面とを所定の距離に維持するようにしたのである。舗装板が成形されてこの型枠40から外した後は、舗装板裏面に前記突起41を抜いた穴18が残るので、この部分には適宜、ゴム等を充填しておくことが望ましい。
【0046】
踏切舗装板のプレス成形用型枠として、この型枠40は、ゴム製の舗装板製造には限定されず、他の樹脂製の舗装板の製造にも使用できる。
【0047】
なお、上記の実施形態においては、線路横断方向の芯材を、対のレールR,R間中程で2分割するようにしたが、この芯材の分割は、この実施形態以外の態様も採用し得る。例えば、一の芯材23の分割箇所を増やして、3分割以上としてもよい。また、その分割部の横に他の芯材22が沿っている限りにおいては、舗装板の強度を保つことが可能であるので、一の芯材23と他の芯材22とをそれぞれ分割して、その芯材22と芯材23の分割部の位置が同一箇所に並ばないよう相互にずらすようにしてもよい。また、一の支持部19に埋設される芯材の本数は2本には限定されず、3本以上であってもよいし、舗装板の強度が保たれる限りにおいて、1本であってもよい。線路方向に埋設される上部芯材21を併用する場合には、その上部芯材21の埋設形態は自由であるが、上部芯材21と下部芯材22,23との間には、ゴムを介在させて、接触しないようにすることが望ましい。
【0048】
この実施形態では、ボルト穴を有するマクラギ2にレールRを固定する締結具4を取り付け、その締結具4は、板バネと締結ボルト4aから構成されるものを用いたが、この踏切舗装板構造は、実施形態の線路構造には限定されず、使用するマクラギの種別や締結具の種別、レールの種別等は、舗装板の設計寸法の変更等により自由に選択可能である。また、ゴム製以外の樹脂製の舗装板においても、この踏切舗装板構造を採用することができる。
【0049】
【発明の効果】
この発明は、以上のようにしたので、芯材が対のレール間を短絡させず、また、舗装板の製造工程において、あるいは、舗装板使用時の損傷等により、芯材が表面に露出することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の断面図
【図2】舗装板の取付状態を示す斜視図
【図3】同実施形態の軌間内舗装板の敷設状態を示す平面図
【図4】図3の軌間内舗装板の斜視図
【図5】図3の軌間内舗装板の切断正面図で、(a)はC−C断面、(b)はD−D断面、及び図3の軌間内舗装板の切断側面図で、(c)はE−E断面、(d)はF−F断面
【図6】舗装板の取付状態を示す詳細図で、(a)は図3のC−C断面、(b)は図3のD−D断面
【図7】舗装板の取付状態を示す切断側面図
【図8】絶縁カバーの詳細図
【図9】マクラギ移動防止具の取付状態を示す詳細図
【図10】マクラギ移動防止具の取付状態を示す斜視図
【図11】図2の軌間外舗装板を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のG−G断面を示す切断正面図、(c)は(a)のH−H断面を示す切断正面図
【図12】舗装板の成形用型枠の斜視図
【図13】従来例の断面図
【図14】従来例の軌間内舗装板の敷設状態を示す平面図
【図15】従来例の舗装板の取付状態を示す切断側面図
【符号の説明】
2 マクラギ
3 バラスト
4 レール締結具
4a 締結ボルト
5 レール頭部
6 レール腹部
7 レールベース部
8 ボルト
9 舗装板固定具
10 踏切
11 軌間内舗装板
12 軌間外舗装板
13,14 段部
15 切欠き部
16 ほぞ部
17 ほぞ穴
18 充填部
19 支持部
20 絶縁カバー
21 上部芯材
22,23 下部芯材
24 パイプ孔
25,26,27 端部
28 輪縁路部
29 間隔保持材
29a 端面
30 舗装材
40 型枠
41 突起
G 道路面
R レール[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a structure of a railroad crossing pavement plate to be attached to rails and sleepers constituting the railroad when a road surface needs to be formed on the railroad at a railroad crossing, and a mounting structure of the railroad crossing pavement plate. is there.
[0002]
[Prior art]
Conventional railroad crossing pavement boards are described in
[0003]
The
[0004]
As shown in FIG. 13 and FIG. 14, the core material has an
[0005]
As shown in FIG. 15, a
[0006]
Two
[0007]
However, since the impact of a train or the like is repeatedly applied to the track, the
[0008]
Generally, a minute current flows through each pair of rails R, R of the track to which the pavement plate is attached, and the current forms a track circuit for controlling a signal device and the like. However, it is not desirable to come into contact with the rail R or the
[0009]
Therefore, even in such a case, the embedded
[0010]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Publication No. 6-39661 [Patent Document 2]
Japanese Patent Publication No. 7-6163 [Patent Document 3]
Japanese Utility Model Publication No. 7-6162
[Problems to be solved by the invention]
However, for example, as shown in FIG. 7, in a situation where the
[0012]
When the
[0013]
Therefore, an object of the present invention is to prevent a core material buried in a pavement plate from causing a short circuit between a pair of rails.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention provides a resin level crossing pavement plate according to the above aspect, in which a track-side pavement plate placed inside a rail between rails is embedded with a core material in the cross-track direction embedded inside. , And the insulation is provided between the divided cores. By doing so, even if both ends of the core material inside the pavement board simultaneously touch the fasteners on both sides at the same time, the insulating part is interposed between the divided core materials, so the gap between the pair of rails It does not conduct.
[0015]
Further, the divided core material may adopt a configuration in which another divided core material extends along the divided portion of one divided core material. With this configuration, since the other core materials arranged in parallel at the divided portion of the one core material withstand the bending stress in the cross-track direction, the pavement board can secure a predetermined strength against the bending stress. .
[0016]
In a press-molding formwork used for manufacturing a resin level crossing pavement board in which a core material of this configuration is embedded, the forming formwork is provided with a projection for supporting the core material on the bottom plate upper surface. If the projections maintain a predetermined distance between the lower surface of the core material disposed in the mold and the upper surface of the bottom plate, when pressure is applied downward from above during press molding, resin The core material arranged in the raw material does not move downward toward the mold bottom plate. For this reason, the core is not exposed to the bottom of the pavement board, and a predetermined resin thickness from the surface to the core can be ensured.
[0017]
The track to which the pavement plate is attached has a pair of rails fixed to the sleeper with a fastener attached to the upper surface of the sleeper, and when a pavement plate is placed inside the pair of rails, the pavement of the fastener is If the part facing the board is covered with an insulating cover, even if the resin covering the core of the pavement board is damaged, the insulating cover is interposed between the core and the fastener, and the Contact can be avoided.
[0018]
Further, if the sleeper is restrained so as not to move in the direction of the track by inserting a spacing material between adjacent sleepers below the rail, the distance between the end surface of the pavement plate and the fastener can be maintained. It is possible to prevent the rubber from being damaged due to the inadvertent rubbing of the plate and the fastener, and to further increase the safety against short circuit of the track circuit.
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
One embodiment is shown in FIGS. 1 to 11, and a level crossing pavement plate structure of this embodiment is, as shown in FIGS. 1 and 2, attached to a
[0020]
A
[0021]
The both paving
[0022]
At this time, as shown in FIG. 1, the in-
[0023]
In addition, one
[0024]
As shown in FIG. 6, both paving
[0025]
The
[0026]
As shown in FIGS. 2 and 3, the core buried in the
[0027]
As shown in FIGS. 4 and 5, at both ends of the
[0028]
As shown in FIGS. 3 to 5, the
[0029]
That is, as shown in FIG. 6B, in a state where the
[0030]
As shown in FIG. 3 or FIG. 4, the
[0031]
In addition, in a general track, the rail R and the
[0032]
Also, in the unlikely event that the rubber covering the
[0033]
At this time, the
[0034]
As shown in FIG. 7, the
[0035]
As shown in FIG. 8, the insulating
[0036]
Further, since the
[0037]
Further, as shown in FIG. 7, when the
[0038]
As described above, the insulating
[0039]
As shown in FIG. 7, a
[0040]
In the above configuration, as shown in FIG. 9, a configuration may be adopted in which a
[0041]
As shown in FIG. 10, this spacing member is fitted between
[0042]
In addition, since the paving
[0043]
When this pavement plate is manufactured by press molding, for example, as shown in FIG. 12,
[0044]
At this time, since the pavement board is manufactured by pressing various raw materials in the
[0045]
For this purpose, as shown in FIG. 12, a
[0046]
As a formwork for press-molding a railroad crossing pavement plate, the
[0047]
In the above-described embodiment, the core material in the cross-track direction is divided into two in the middle between the pair of rails R, R. However, the division of the core material also employs aspects other than this embodiment. I can do it. For example, the number of divisions of one
[0048]
In this embodiment, a
[0049]
【The invention's effect】
According to the present invention, as described above, the core material does not cause a short circuit between the pair of rails, and the core material is exposed to the surface due to damage during the manufacturing process of the pavement plate or during use of the pavement plate. Can be prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of one embodiment. FIG. 2 is a perspective view showing a mounting state of a pavement plate. FIG. 3 is a plan view showing a laying state of a pavement plate in a rail of the same embodiment. FIG. FIG. 5 is a cutaway front view of the inner pavement plate of FIG. 3, in which (a) is a CC section, (b) is a DD section, and FIG. FIG. 6 (c) is a sectional view taken along line E-E, FIG. 6 (d) is a cross-sectional view taken along line FF. FIG. 6 is a detailed view showing a mounting state of the pavement plate, FIG. b) is a cross section taken along the line DD of FIG. 3 [FIG. 7] A cut-away side view showing an attached state of a pavement plate [FIG. 8] A detailed view of an insulating cover [FIG. 9] A detailed view showing an attached state of a sleeper movement prevention device [FIG. 10 is a perspective view showing the mounting state of the sleeper movement preventing device. FIG. 11 shows the paving plate outside the gauge of FIG. 2, (a) is a plan view, and (b) is a sectional front view showing a GG section of (a). Figure (c) FIG. 12 is a cutaway front view showing an HH cross section of a). FIG. 12 is a perspective view of a molding frame for pavement boards. FIG. 13 is a cross-sectional view of a conventional example. FIG. FIG. 15 is a cut-away side view showing the state of attachment of a conventional pavement board.
2
Claims (5)
前記芯材を線路横断方向に離れるように分割し、その分割した芯材の間に絶縁部を設けたことを特徴とする踏切舗装板構造。A resin level crossing pavement plate which is placed inside the rails R, R of the track and has a core material in the cross direction of the track embedded therein.
A level crossing pavement plate structure, wherein the core material is divided so as to be separated in a cross direction of a track, and an insulating portion is provided between the divided core materials.
前記成形用型枠40は、その底板42上面に前記芯材を支える突起41を設けたものであり、その突起41が、前記型枠40内に配置した芯材下面と前記底板上面とを所定の距離に維持するようにしたことを特徴とする踏切舗装板のプレス成形用型枠。In the press-forming formwork 40 used to manufacture a resin level crossing pavement board with a core material embedded therein,
The molding frame 40 is provided with a projection 41 for supporting the core material on the upper surface of a bottom plate 42. The projection 41 defines the lower surface of the core material and the upper surface of the bottom plate arranged in the mold frame 40 in a predetermined manner. A press-forming formwork for a railroad crossing pavement plate, characterized by being maintained at a distance of:
前記締結具4の前記舗装板に面する部分は、絶縁カバー20で覆われていることを特徴とする踏切舗装板取付構造。A pair of rails R, R are fixed to the sleeper 2 by fasteners 4 attached to the upper surface of the sleeper 2 of the track, and a resin material in which a core material in the cross direction of the track is embedded inside the pair of rails R, R inside. In the mounting structure of the level crossing pavement plate on which the level crossing pavement plate 11 is placed,
A part of the fastener (4) facing the pavement plate is covered with an insulating cover (20).
前記レールR,R下方において、隣接するマクラギ2間に間隔保持材29を嵌め込むことにより、マクラギ2が線路方向へ移動しないように拘束し、前記舗装板11端面と締結具4との距離を維持するようにしたことを特徴とする踏切舗装板の取付構造。A pair of rails R, R are fixed to the sleeper 2 by fasteners 4 attached to the upper surface of the sleeper 2 of the track, and a resin material in which a core material in the cross direction of the track is embedded inside the pair of rails R, R inside. In the mounting structure of the railroad crossing pavement plate on which the railroad crossing pavement plate 11 is placed,
By inserting a spacing member 29 between the adjacent sleepers 2 below the rails R, R, the sleeper 2 is restrained from moving in the line direction, and the distance between the end surface of the pavement plate 11 and the fastener 4 is reduced. A mounting structure for a railroad crossing pavement plate, characterized in that it is maintained.
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KR20160017296A (en) * | 2014-08-04 | 2016-02-16 | 한국철도기술연구원 | A railway crossing structure of Submerged Floating Railway |
-
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- 2003-05-15 JP JP2003137333A patent/JP4011516B2/en not_active Expired - Lifetime
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