JP2004339097A - Emulsion type eye makeup cosmetic - Google Patents

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JP2004339097A
JP2004339097A JP2003135195A JP2003135195A JP2004339097A JP 2004339097 A JP2004339097 A JP 2004339097A JP 2003135195 A JP2003135195 A JP 2003135195A JP 2003135195 A JP2003135195 A JP 2003135195A JP 2004339097 A JP2004339097 A JP 2004339097A
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acid
erythritol
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makeup cosmetic
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Naoki Goto
直樹 後藤
Taro Ebara
多朗 江原
Takahiro Mori
隆弘 森
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Nisshin Oillio Group Ltd
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Nisshin Oillio Group Ltd
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an emulsion type eye makeup cosmetic which has excellent temporal stability (free from separation and changed odor), gives a uniform finish film, has a good color and its durability, and can highly smoothly be coated. <P>SOLUTION: This emulsion type eye makeup cosmetic is characterized by containing a component (a). The component (a) is one or more compounds selected from the group consisting of an ester compound of erythritol and / an erythritol condensation product with a fatty acid, a polycondensation product of the ester compound, a polybasic carboxylic acid, and erythritol and / an erythritol condensation product, a polycondensation product of a fatty acid with a polycondensation product of erythritol and / an erythritol condensation product with a polybasic carboxylic acid, and a polycondensation product of a fatty acid, a polybasic carboxylic acid and erythritol and / an erythritol condensation product. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、経時安定性(分離・変臭のなさ)、仕上がり膜の均一性、発色のよさとその持続性、塗布時のなめらかさに優れた乳化型アイメークアップ化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
アイメークアップ化粧料は目のまばたきによる皮膚の動きや、汗や皮脂や涙にさらされるため、化粧効果を維持するのが困難である。そこで、従来、アイメークアップ化粧料においてその化粧もち効果を得る為に、固形油、半固形油、液体油、樹脂、皮膜形成剤等の配合成分の選択や、配合量を変えることについて検討がなされてきた。例えば、外相に水と繊維と水溶性高分子とを含有し、内相に揮発性油分と油溶性樹脂とを含有させることで、耐水性、耐汗性、耐皮脂性、耐油性、使用性(なめらかさ)に優れ、化粧もちに優れた水中油型睫用化粧料を提供する技術(例えば特許文献1)、オキシアルキレン化されたシリコーン誘導体を含有する組成物を用いることで保持力を改善する技術(例えば特許文献2)などが提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−267827号公報
【特許文献2】
特許第3285799号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、外相に水と繊維と水溶性高分子とを含有し、内相に揮発性油分と油溶性樹脂とを含有する化粧料は化粧もちに優れるものの、分離や変臭等の経時安定性や発色のよさとその持続性については十分満足できるものではなかった。また、オキシアルキレン化されたシリコーン誘導体を含有する化粧料は保持力に優れるものの、分離や変臭等の経時安定性や仕上がり膜の均一性については十分満足できるものではなかった。このため、経時安定性(分離・変臭のなさ)、仕上がり膜の均一性、発色のよさとその持続性、塗布時のなめらかさに優れた乳化型アイメークアップ化粧料の開発が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、乳化型アイメークアップ化粧料において特定のエリスリトール及び/又はエリスリトール縮合物の誘導体を含有することによって、経時安定性(分離・変臭のなさ)、仕上がり膜の均一性、発色のよさとその持続性、塗布時のなめらかさに優れた乳化型アイメークアップ化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、成分(a)を含有する乳化型アイメークアップ化粧料を提供するものである。
成分(a)一般式(I)及び/又は(II)で示されるエステル化合物、エリスリトール及び/又はエリスリトール縮合物と該エステル化合物と多価カルボン酸との重縮合物、エリスリトール及び/又はエリスリトール縮合物と多価カルボン酸との重縮合物と脂肪酸との重縮合物、及びエリスリトール及び/又はエリスリトール縮合物と脂肪酸と多価カルボン酸との重縮合物からなる群から選ばれる1種又は2種以上。
【化2】

Figure 2004339097
(式中、R〜Rはそれぞれ独立して水素原子、脂肪酸残基又は多価カルボン酸残基を表し、R及びRはそれぞれ独立して水素原子、脂肪酸残基又は多価カルボン酸残基を表す。)
なお、エリスリトール及び/又はエリスリトール縮合物と多価カルボン酸との重縮合物と脂肪酸との重縮合物とは、エリスリトール及び/又はエリスリトール縮合物と多価カルボン酸との重縮合物と、脂肪酸とのエステル化反応で得られた重縮合物のことを示す。
【0006】
また、本発明は、成分(a)の一般式(I)中のR〜Rの少なくとも1つが水素原子であることを特徴とする乳化型アイメークアップ化粧料を提供するものである。
【0007】
さらに、本発明は、成分(a)の一般式(II)中のR及びRの少なくとも1つが水素原子であることを特徴とする乳化型アイメークアップ化粧料を提供するものである。
【0008】
また、本発明は、成分(b)として被膜形成性ポリマーエマルションを含有することを特徴とする乳化型アイメークアップ化粧料を提供するものである。
【0009】
さらに、本発明は、成分(a)の含有量が乳化型アイメークアップ化粧料全量中0.1〜80質量%であることを特徴とする乳化型アイメークアップ化粧料を提供するものである。
【0010】
さらに、また、本発明は、成分(b)中の固形分の含有量が、乳化型アイメークアップ化粧料全量中0.1〜30質量%であることを特徴とする乳化型アイメークアップ化粧料を提供するものである。
【0011】
また、睫用化粧料として用いることを特徴とする乳化型アイメークアップ化粧料を提供するものである。
【0012】
さらに、本発明は、成分(a)の水酸基価(OHV)が10〜150であることを特徴とする乳化型アイメークアップ化粧料を提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の乳化型アイメークアップ化粧料に使用される成分(a)は、エリスリトール及び/又はエリスリトール縮合物と脂肪酸との下記一般式(I)及び/又は(II)で示されるエステル化合物、エリスリトール及び/又はエリスリトール縮合物と該エステル化合物と多価カルボン酸との重縮合物、エリスリトール及び/又はエリスリトール縮合物と多価カルボン酸との重縮合物と脂肪酸との重縮合物、及びエリスリトール及び/又はエリスリトール縮合物と脂肪酸と多価カルボン酸との重縮合物からなる群から選ばれる1種又は2種以上である。
【化3】
Figure 2004339097
(式中、R〜Rはそれぞれ独立して水素原子、脂肪酸残基又は多価カルボン酸残基を表し、R及びRはそれぞれ独立して水素原子、脂肪酸残基又は多価カルボン酸残基を表す。)
【0014】
成分(a)を形成するための脂肪酸としては、炭素数5〜28の直鎖又は分岐鎖の脂肪酸が好ましく、特に分岐鎖の脂肪酸が好ましい。このような分岐鎖の脂肪酸としては、例えば、ピバリン酸、イソヘプタン酸、4−エチルペンタン酸、イソオクチル酸、2−エチルヘキサン酸、4,5−ジメチルヘキサン酸、4−プロピルペンタン酸、イソノナン酸、2−エチルヘプタン酸、3,5,5−トリメチルヘキサン酸、イソデカン酸、イソドデカン酸、2−メチルデカン酸、3−メチルデカン酸、4−メチルデカン酸、5−メチルデカン酸、6−メチルデカン酸、7−メチルデカン酸、9−メチルデカン酸、6−エチルノナン酸、5−プロピルオクタン酸、イソラウリン酸、3−メチルヘンデカン酸、6−プロピルノナン酸、イソトリデカン酸、2−メチルドデカン酸、3−メチルドデカン酸、4−メチルドデカン酸、5−メチルドデカン酸、11−メチルドデカン酸、7−プロピルデカン酸、イソミリスチン酸、2−メチルトリデカン酸、12−メチルトリデカン酸、イソパルミチン酸、2−ヘキシルデカン酸、14−メチルペンタデカン酸、2−エチルテトラデカン酸、イソステアリン酸、メチル分岐型イソステアリン酸、2−へプチルウンデカン酸、2−イソへプチルイソウンデカン酸、2−エチルヘキサデカン酸、14−エチルヘキサデカン酸、14−メチルヘプタデカン酸、15−メチルヘプタデカン酸、16−メチルヘプタデカン酸、2−ブチルテトラデカン酸、イソアラキン酸、3−メチルノナデカン酸、2−エチルオクタデカン酸、イソヘキサコ酸、24−メチルヘプタコサン酸、2−エチルテトラコサン酸、2−ブチルドコサン酸、2−ヘキシルイコサン酸、2−オクチルオクタデカン酸、2−デシルヘキサデカン酸などが挙げられ、これらを1種又は2種以上を使用することができる。これらのうち炭素数8〜18の脂肪酸、特にイソオクチル酸、ピバリン酸、2−エチルヘキサン酸、2−エチルヘプタン酸、イソパルミチン酸、イソステアリン酸、2−イソヘプチルイソウンデカン酸などが挙げられ、これらを1種又は2種以上を使用することができる。これらのうち炭素数8〜18の脂肪酸、特にイソオクチル酸(さらに好ましくは、2−エチルヘキサン酸、4,5−ジメチルヘキサン酸)、イソノナン酸(さらに好ましくは、2−エチルヘプタン酸、3,5,5−トリメチルヘキサン酸)、イソパルミチン酸、イソトリデカン酸、イソステアリン酸(さらに好ましくは、メチル分岐型イソステアリン酸、2−ヘプチルウンデカン酸、2−イソヘプチルイソウンデカン酸)などの炭素数8〜18の分岐飽和脂肪酸が好ましい。
直鎖脂肪酸とは、炭素数6から炭素数28の直鎖脂肪酸で、例えば、カプロン酸、カプリル酸、オクチル酸、ノニル酸、デカン酸、ドデカン酸、ラウリン酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸などの直鎖飽和脂肪酸、また、カプロレイン酸、ウンデシレン酸、ミリストレイン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、エライジン酸、ゴンドイン酸、エルカ酸、ブラシン酸などの直鎖不飽和脂肪酸が挙げられ、これらを1種又は2種以上を使用することができる。
【0015】
本発明の成分(a)の一般式(I)で示されるエステル化合物は、モノエステル、ジエステル、トリエステル、又はテトラエステルの1種又は2種以上からなるものである。また、一般式(II)で示されるエステル化合物は、モノエステル又はジエステルの1種又は2種からなるものである。また、一般式(I)及び一般式(II)で示されるエステル化合物とは、一般式(I)で示されるエステル化合物と一般式(II)で示されるエステル化合物からそれぞれ選ばれる2種以上の混合物である。
さらに、本発明の成分(a)の一般式(I)中のR〜Rの少なくとも1つが水素原子であることが好ましい。また、一般式(II)中のR及びRの少なくとも1つが水素原子であることが好ましい。
本発明では、さらに、上記一般式(I)を基本骨格とするジエステル、及びトリエステルの合計含有率がエステル化合物中の20〜94質量%、さらには40〜80質量%を占めるものが好ましい。
【0016】
さらに、本発明の成分(a)は、エリスリトール及び/又はエリスリトール縮合物と、イソオクチル酸との一般式(I−1)及び/又は(II−1)で表されるエステル化合物の混合物であって、一般式(I−1)を基本骨格とするモノエステル、ジエステル、トリエステル、テトラエステルの含量がそれぞれ0〜10質量%、0〜30質量%、18〜70質量%及び6〜75質量%であることが好ましく、さらにそれぞれ0〜3質量%、0〜20質量%、13〜70質量%及び8〜60質量%であることがより好ましく、それぞれ0〜3質量%、3〜20質量%、30〜70質量%、8〜40質量%であることが最も好ましい。そして、一般式(II−1)を基本骨格とするモノエステル、ジエステルの含有量はそれぞれ、0〜10質量%、0〜50質量%が好ましく、さらにそれぞれ0〜3質量%、0〜35質量%であることがより好ましく、それぞれ0〜3質量%、5〜35質量%であるのが最も好ましい。
【化4】
Figure 2004339097
(式中、R’〜R’はそれぞれ独立して水素原子又はイソオクチル酸残基を表し、R’及びR’はそれぞれ独立して水素原子又はイソオクチル酸残基を表す。)尚、式中のイソオクチル酸残基としては、‐C(=O)‐(CHCH)CH‐(CH‐CH[2−エチルヘキサン酸]や‐C(=O)‐(CH−(CH)CH‐(CH)CH‐CH[4,5−ジメチルヘキサン酸]があげられる。
【0017】
モノエステル、ジエステル、トリエステル、テトラエステルの含量について、一般式(I−1)の場合を、又、モノエステル、ジエステルの含量について、一般式(II−1)の場合を説明したが、それらが一般式(I)の場合、一般式(II)の場合についても同様である。
【0018】
また、本発明の成分(a)の重縮合物を調製するのに本発明で用いる多価カルボン酸としては、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸やセバシン酸などの炭素数2から炭素数10の2塩基性カルボン酸が好ましく、特に炭素数4〜10の2塩基性飽和カルボン酸が好ましい。これらは1種又は2種以上を使用することができる。
本発明の成分(a)の重縮合物の調製においては、原料として炭素数8〜18の分岐脂肪酸(好ましくは分岐飽和脂肪酸)と炭素数2から炭素数10の2塩基性カルボン酸(好ましくは炭素数4〜10の2塩基性カルボン酸)との混合物や、炭素数8〜18の分岐脂肪酸(好ましくは分岐飽和脂肪酸)及び炭素数8〜18の直鎖脂肪酸(直鎖飽和脂肪酸)と炭素数2から炭素数10の2塩基性カルボン酸(好ましくは炭素数4〜10の2塩基性カルボン酸)との混合物を用いるのが好ましい。この場合、分岐脂肪酸と2塩基性カルボン酸とのモル比(分岐脂肪酸/2塩基性カルボン酸)を、70/30〜95/5で用いるのがよく、分岐脂肪酸及び直鎖脂肪酸と2塩基性カルボン酸とのモル比(分岐脂肪酸及び直鎖脂肪酸/2塩基性カルボン酸)を、70/30〜95/5で用いるのがよい。
【0019】
本発明の成分(a)は、水酸基価(OHV)(以下、単に「OHV」と略す)が10〜150のものが好ましく、OHVが20〜120のものがより好ましく、30〜110のものが最も好ましい。OHVがこのような範囲にあると、他の成分に対する相溶性がより良好となるため、塗布時のなめらかさや仕上がり膜の均一性に優れた効果を発揮できる。ここで、OHVとは、粧原基一般試験法水酸基価測定法により得られた値とする。本発明の成分(a)は、室温で液状であるのが好ましく、粘度(25℃)が100〜30000mPa・sであるのが好ましい。
本発明の成分(a)は、例えば、エリスリトール1当量に対し脂肪酸及び/又は多価カルボン酸を1.5〜3.5当量仕込み、無触媒又は触媒(たとえば塩化スズ)存在下、180〜240℃にてエステル化及び/又は脱水縮合反応を行う。反応終了後は、反応混合物を吸着処理等に付して触媒除去処理を行い、蒸留等により未反応原料など低分子分を除去して、最終製品を得る方法により調製することができる。
【0020】
この成分(a)の配合量は、乳化型アイメークアップ化粧料全量中0.1〜80質量%が好ましく、特に水中油乳化型の場合は、0.1〜10質量%が好ましく、油中水乳化型の場合は10〜80質量%が好ましい。この範囲であれば、経時安定性(分離・変臭のなさ)、仕上がり膜の均一性、発色のよさとその持続性、塗布時のなめらかさという点で満足のいくものが得られる。
【0021】
更に、本発明の乳化型アイメークアップ化粧料は成分(b)の被膜形成性ポリマーエマルションを含有することにより、付着性や持続性、安定性が格段に向上する。使用される被膜形成性ポリマーエマルションとしては、固形又は固形分を含む高分子化合物を水性溶媒に分散してあるもので、通常化粧品に使用されるものであれば特に制限されず、いずれのものも使用することができる。例えば、アクリル酸アルキル共重合体エマルション、メタクリル酸アルキル重合体エマルション、アクリル酸アルキル共重合体エマルション、メタクリル酸アルキル共重合体エマルション、アクリル酸・アクリル酸アルキル共重合体エマルション、メタクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体エマルション、アクリル酸アルキル・スチレン共重合体エマルション、メタクリル酸アルキル・スチレン共重合体エマルション、酢酸ビニル重合体エマルション、ポリ酢酸ビニルエマルション、酢酸ビニル含有共重合体エマルション、ビニルピロリドン・スチレン共重合体エマルション、シリコーン含有重合体エマルション、シリコーン含有共重合体エマルション等が挙げられるが、この中でも酢酸ビニル重合体エマルションが望ましい。これらの被膜形成性ポリマーエマルションは、必要に応じ1種又は2種以上を使用することができる。
【0022】
本発明の成分(b)の被膜形成性ポリマーエマルションの配合量は、特に限定されないが、固形分として、乳化型アイメークアップ化粧料全量中に0.1〜30質量%が好ましく、特に、油中水型では、0.1〜15質量%、水中油型では1〜25質量%が更に好ましい。ここでいう固形分とは、被膜形成性ポリマーエマルション中の高分子化合物のことをいう。この範囲であれば、経時安定性(分離・変臭のなさ)、発色のよさとその持続性の点で満足のいくものが得られる。
【0023】
本発明の乳化型アイメークアップ化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて、前記成分(a)、(b)以外の各種成分、例えば、水性成分、油性成分、界面活性剤、粉体、繊維、紫外線吸収剤、水溶性高分子、保湿剤、褪色防止剤、酸化防止剤、消泡剤、美容成分、防腐剤、香料などを各種の効果を付与するために適宜配合することができる。
【0024】
本発明は、乳化型であるため、水性成分を含有し、その水性成分としては、水及び水に可溶な成分であれば何れでもよく、水の他に、例えば、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコール類、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類、アロエベラ、ウイッチヘーゼル、ハマメリス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ等の植物抽出液が挙げられる。また、水性成分中の水の配合量は50質量%以上が好ましい。
【0025】
油性成分としては、本発明の乳化型アイメークアップ化粧料において成分(a)の他に油中水型では外相を水中油型では内相を形成しうるもので、例えば、動物油、植物油、合成油等の起源、及び、固形油、半固形油、液体油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類、油性ゲル化剤類等が挙げられ、基材やエモリエント成分等として用いられる。具体的には、流動パラフィン、軽質流動イソパラフィン、スクワラン、ワセリン、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、フィッシャートロプシュワックス等の炭化水素類、モクロウ、オリーブ油、ヒマシ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ等のロウ類、ホホバ油、リンゴ酸ジイソステアリル、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル(トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル)、モノステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリベヘン酸グリセリル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コレステロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)等のエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘン酸、イソステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール類、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン、アルコキシ変性ポリシロキサン等のシリコーン類、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体、デキストリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸エステル、12−ヒドロキシステアリン酸、イソステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム等の油性ゲル化剤類等が挙げられる。
【0026】
本発明の乳化型アイメークアップ化粧料の乳化には界面活性剤を用いるが、界面活性剤としては、化粧品一般に用いられている界面活性剤であればよく、ノニオン界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。
ノニオン界面活性剤としては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、プロピレングリコール脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビトールの脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラノリンのアルキレングリコール付加物、ポリオキシアルキレン変性シリコーン、ポリオキシアルキレンアルキル共変性シリコーン等が挙げられる。
アニオン界面活性剤としては、例えば、ステアリン酸、ラウリン酸のような脂肪酸及びそれらの無機及び有機塩、アルキルベンゼン硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、α−スルホン化脂肪酸塩、アシルメチルタウリン塩、N−メチル−N−アルキルタウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩、N−アシルアミノ酸塩、N−アシル−N−アルキルアミノ酸塩、ο−アルキル置換リンゴ酸塩、アルキルスルホコハク酸塩等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアルカノルアミン脂肪酸誘導体、アルキル四級アンモニウム塩、環式四級アンモニウム塩等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、アミノ酸タイプやベタインタイプのカルボン酸型、硫酸エステル型、スルホン酸型、リン酸エステル型のものがあり、例えば、大豆リン脂質、N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシルメチルアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキルアミノアルキレンカルボン酸、N,N,N−トリアルキル−N−スルフォアルキレンアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキル−N,N−ビス(ポリオキシエチレン硫酸)アンモニウムベタイン、2−アルキル−1−ヒドロキシエチル−1−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイン等が挙げられる。
また、これら界面活性剤は、必要に応じて本発明の乳化型アイメークアップ化粧料に1種又は2種以上を用いることができる。
【0027】
粉体としては、主に着色効果を目的に配合されるが、球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、金属粉体類、複合粉体類等が挙げられ感触調整や着色等の目的で用いられる。具体的に例示すれば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔料、酸化鉄、カーボンブラック、酸化クロム、水酸化クロム、紺青、群青等の有色無機顔料、タルク、白雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、合成雲母、絹雲母(セリサイト)、合成セリサイト、カオリン、炭化珪素、ベントナイト、スメクタイト、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化アンチモン、珪ソウ土、ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、窒化ホウ素等の白色体質粉体、二酸化チタン被覆雲母、二酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄雲母チタン、紺青処理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等の光輝性粉体、ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、セルロース系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル共重合体等のコポリマー樹脂、ポリプロピレン系樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等の有機高分子樹脂粉体、ステアリン酸亜鉛、N−アシルリジン等の有機低分子性粉体、澱粉、シルク粉末、セルロース粉末等の天然有機粉体、赤色201号、赤色202号、赤色205号、赤色226号、赤色228号、橙色203号、橙色204号、青色404号、黄色401号等の有機顔料粉体、赤色3号、赤色104号、赤色106号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料粉体あるいは更にアルミニウム粉、金粉、銀粉等の金属粉体、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末のラメ剤等が挙げられ、これら粉体はその1種又は2種以上を用いることができ、更に複合化したものを用いても良い。尚、これら粉体は、フッ素系化合物、シリコーン系化合物、金属石鹸、レシチン、水素添加レシチン、コラーゲン、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、ワックス、ロウ、及び界面活性剤等の1種又は2種以上を用いて表面処理を施してあっても良い。
【0028】
繊維としては、ナイロン、ポリエステル等の合成繊維、セルロース等の天然繊維、アセテート人絹等の半合成繊維等が挙げられ睫を長く見せる効果を付与することができるが、これらは特に限定されるものではなく、必要に応じて1種又は2種以上を用いることができる。また、これらの繊維は本発明の効果を妨げない範囲で一般油剤、シリコーン油、フッ素化合物、界面活性剤等で処理したものも使用することができる。
【0029】
紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン系、PABA系、ケイ皮酸系、サリチル酸系、4−tert−ブチル−4‘−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン等を挙げることができる。
モイスチャー効果や感触が良好にする目的としては、例えば水溶性高分子、タンパク質、ムコ多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラチンや水性成分等が挙げられる。水溶性高分子としては、グアーガム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸、アラビアガム、カラギーナン等の天然系のもの、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の半合成系のもの、カルボキシビニルポリマー等の合成系のものを挙げることができる。
酸化防止剤としては、例えばトコフェロール類、アスコルビン酸等、美容成分としては、例えばビタミン類、消炎剤、生薬等、防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール等が挙げられる。
【0030】
本発明の乳化型アイメークアップ化粧料としては、水中油型や油中水型、これらの複合型であり、固形状、クリーム状、ゲル状、液状の形状をとることができ、マスカラ、アイライナー、アイシャドウ、アイブロウ等が挙げられる。中でもマスカラ等の睫用とすることで効果が顕著に現れるため好ましい。
また、これらの乳化型アイメークアップ化粧料は、通常の化粧料を製造する方法にて製造することができ、特にその製法は限定されない。
【0031】
次に実施例をもって本発明をより詳細に説明する。本発明はこれらにより、何ら限定されるものではない。
【0032】
【実施例】
(製造例1)エリスリトールと2−エチルヘキサン酸のエステル化合物の調製2−エチルヘキサン酸〔協和発酵(株)製、オクチル酸〕178g(1.24モル)とエリスリトール〔日研化学(株)、エリスリトール〕72g(0.59モル)を撹拌機、温度計、窒素ガス吹込管、水分離管を備えた300mlの四つ口フラスコに仕込み、還流溶剤としてキシレンを全仕込み量の5質量%の量で加え、混合物を180〜240℃で20時間撹拌反応させた。反応終了後、還流溶剤であるキシレンを減圧留去し、活性白土を用いて脱色処理を行い、常法にて脱臭・蒸留処理を行い、目的とする水酸基価101のエリスリトールと2−エチルヘキサン酸のエステル化合物142g得た。
このエステルの化合物は、一般式(I−1)を基本骨格とするジエステル、トリエステル、テトラエステル、及び一般式(II−1)を基本骨格とするジエステルの含有量がそれぞれ7.7質量%、41.5質量%、20.4質量%、及び28.9質量%であった。
【0033】
(製造例2)エリスリトールとイソアステアリン酸のエステル化合物の調製
イソステアリン酸〔ユニケマ社製、PRISORIN ISAC3505〕222g(0.78モル)とエリスリトール〔日研化学(株)、エリスリトール〕37g(0.30モル)を撹拌機、温度計、窒素ガス吹込管、水分離管を備えた300mlの四つ口フラスコに仕込み、還流溶剤としてキシレンを全仕込み量の5質量%の量で加え、混合物を180〜240℃で13時間撹拌反応させた。反応終了後、還流溶剤であるキシレンを減圧留去し、活性白土を用いて脱色処理を行い、常法にて脱臭・蒸留処理を行い、目的とする水酸基価50のエリスリトールとイソステアリン酸のエステル化合物204g得た。
【0034】
(製造例3)エリスリトールとイソステアリン酸及びコハク酸の重縮合物の調製
イソステアリン酸〔ユニケマ製、PRISORIN ISAC3505〕185g(0.65モル)とエリスリトール〔日研化学(株)、エリスリトール〕37g(0.30モル)を攪拌機、温度計、窒素ガス吹込管、水分離管を供えた300mlの四つ口フラスコに仕込み、還流溶剤としてキシレンを全仕込量の5質量%の量加え、混合物を180〜210℃で10時間攪拌反応させ冷却、次いで、無水コハク酸〔新日本理化(株)、リカシッドSA〕16g(0.16モル)を追加し、再び120〜230℃で16時間攪拌反応させた。反応終了後、還流溶剤であるキシレンを減圧留去し、活性白土を用いて脱色処理を行ない、常法にて脱臭・蒸留処理を行い、目的とする水酸基価39のエリスリトールとイソステアリン酸及びコハク酸の重縮合物を143g得た。
【0035】
実施例1〜5及び、比較例1〜2 水中油乳化型マスカラ
表1に示す組成のマスカラを調製し、睫に塗布し、経時安定性(分離・変臭のなさ)、仕上がり膜の均一性、発色のよさとその持続性、塗布時のなめらかさについて評価した結果をあわせて表1に示す。
【0036】
【表1】
Figure 2004339097
【0037】
(製造方法)
A.成分1〜11を加熱溶解し、12〜15を加えて均一に混合する。
B.成分16〜24を均一に混合する。
C.A工程で得られた混合物にB工程で得られた混合物を加え、乳化する。
D.C工程で得られた混合物を容器に充填し、製品とする。
【0038】
(評価方法)
下記評価項目について各々評価を行った。
(a)の経時安定性(分離・変臭のなさ)については各試料の40℃で1ヶ月保存の状態を評価し、室温保存品と比較して、下記4段階判定基準により判定した。(b)の仕上がり膜の均一性、(c)の発色のよさとその持続性、(d)塗布時のなめらかさについては、各試料について専門パネル20名による使用テストを行い、パネル各人が下記絶対評価にて7段階に評価し評点を付け、試料ごとにパネル全員の評点合計から、その平均値を算出し、下記4段階判定基準により判定した。尚、(c)の発色のよさとその持続性に関しては、塗布後及び、6時間後の塗布色について評価を行った。
【0039】
(評価項目)
(a)経時安定性(分離・変臭のなさ)
(b)仕上がり膜の均一性
(c)発色のよさとその持続性
(d)塗布時のなめらかさ
【0040】
(経時安定性(分離・変臭のなさ))
(4段階判定基準)
◎:全く変化なく良好
○:ほとんど分離・変臭が認められない
△:分離・変臭が認められる
×:強い分離・変臭が認められる
【0041】
(仕上がり膜の均一性、発色のよさとその持続性、塗布時のなめらかさ)
(絶対評価)
Figure 2004339097
(4段階判定基準)
5点を超える :非常に良い(◎)
3点を超えて5点以下:良好(○)
1点を超えて3点以下:やや不良(△)
1点以下 :不良(×)
【0042】
表1に示すように、本発明は経時安定性(分離・変臭のなさ)、仕上がり膜の均一性、発色のよさとその持続性、塗布時のなめらかさに優れる乳化型アイメークアップ化粧料に関するものであった。それに対し、比較例はいずれも実施例に劣る結果となり、特に、本発明の構成成分である成分(a)のを含まない比較例1は経時安定性(分離・変臭のなさ)と発色のよさとその持続性に特に劣るものであった。本発明の構成成分である成分(a)の替わりにトリオクタン酸グリセリルを配合した比較例2は経時安定性(分離・変臭のなさ)に、に特に劣るものであった。
【0043】
Figure 2004339097
(製造方法)
A.成分1〜5を加熱溶解し均一に混合する。
B.成分6〜11を均一に混合する。
C.A工程で得られた混合物にB工程で得られた混合物を加え、乳化する。
D.C工程で得られた混合物を容器に充填し、製品とする。
以上のようにして得られた油中水乳化型マスカラは、経時安定性(分離・変臭のなさ)、仕上がり膜の均一性、発色のよさとその持続性、塗布時のなめらかさに優れたものであった。
【0044】
Figure 2004339097
(製造方法)
A.成分1〜4を加熱溶解し、5、6を加えて均一に混合する。
B.成分7〜13を均一に混合する。
C.A工程で得られた混合物にB工程で得られた混合物を加え、乳化する。
D.C工程で得られた混合物容器に充填して製品とする。
以上のようにして得られた水中油乳化型アイライナーは、経時安定性(分離・変臭のなさ)、仕上がり膜の均一性、発色のよさとその持続性、塗布時のなめらかさに優れたものであった。
【0045】
Figure 2004339097
(製造方法)
A.成分1〜6を加熱溶解し、7、8を加えて均一に混合する。
B.成分9〜15を均一に混合する。
C.A工程で得られた混合物にB工程で得られた混合物を加え、乳化する。
D.C工程で得られた混合物容器に充填して製品とする。
以上のようにして得られた水中油乳化型アイシャドウは、経時安定性(分離・変臭のなさ)、仕上がり膜の均一性、発色のよさとその持続性、塗布時のなめらかさに優れたものであった。
【0046】
Figure 2004339097
6.ショ糖脂肪酸エステル 1.5
7.黒酸化鉄 1
8.精製水 66.1
9.1,3−ブチレングリコール 5
10.水酸化ナトリウム 0.2
11.ローヤルゼリーエキス 0.1
12.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
13.アクリル酸アルキル共重合体エマルション
(固形分50質量%) 10
合計 100
(製造方法)
A.成分1〜6を加熱溶解し、7を加えて均一に混合する。
B.成分8〜13を均一に混合する。
C.A工程で得られた混合物にB工程で得られた混合物を加え、乳化する。
D.C工程で得られた混合物容器に充填して製品とする。
以上のようにして得られた水中油乳化型アイブロウは、経時安定性(分離・変臭のなさ)、仕上がり膜の均一性、発色のよさとその持続性、塗布時のなめらかさに優れたものであった。
【0047】
【発明の効果】
本発明の乳化型アイメークアップ化粧料は、経時安定性(分離・変臭のなさ)、仕上がり膜の均一性、発色のよさとその持続性、塗布時のなめらかさに優れたものであった。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to an emulsified eye makeup cosmetic which is excellent in stability over time (no separation and no unpleasant odor), uniformity of a finished film, good color development and its persistence, and smoothness during application.
[0002]
[Prior art]
Eye makeup cosmetics are difficult to maintain a cosmetic effect because they are exposed to movement of the skin due to blinking of eyes, sweat, sebum and tears. Therefore, conventionally, in order to obtain the cosmetic moisturizing effect in eye makeup cosmetics, the selection of components such as solid oil, semi-solid oil, liquid oil, resin, a film forming agent, and the changing of the compounding amount have been studied. Have been. For example, water, fiber and water-soluble polymer are contained in the outer phase, and volatile oil and oil-soluble resin are contained in the inner phase, so that water resistance, sweat resistance, sebum resistance, oil resistance, usability Technology for providing oil-in-water type eyelash cosmetics that are excellent in (smoothness) and excellent in cosmetic durability (for example, Patent Document 1), and improve the holding power by using a composition containing an oxyalkylenated silicone derivative. (For example, Patent Document 2).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-7-267827 [Patent Document 2]
Japanese Patent No. 3285799
[Problems to be solved by the invention]
However, cosmetics containing water, fibers, and water-soluble polymers in the outer phase and volatile oils and oil-soluble resins in the inner phase are excellent in make-up, but have long-term stability such as separation and unpleasant odor. The color development and its persistence were not satisfactory. In addition, cosmetics containing an oxyalkylenated silicone derivative have excellent holding power, but are not sufficiently satisfactory with respect to stability over time such as separation or odor and uniformity of a finished film. For this reason, development of an emulsified eye makeup cosmetic excellent in stability over time (no separation / unpleasant odor), uniformity of a finished film, good coloring and its persistence, and smoothness during application has been desired. .
[0005]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, the present inventors have conducted intensive studies to solve the above-mentioned problems, and as a result, by including a specific erythritol and / or a derivative of an erythritol condensate in an emulsified eye makeup cosmetic, the stability over time (separation) -No unpleasant odor), uniformity of the finished film, good color development and its persistence, and found that an emulsified eye makeup cosmetic excellent in smoothness at the time of application can be obtained, and completed the present invention. .
That is, the present invention provides an emulsified eye makeup cosmetic containing the component (a).
Component (a) Ester compound represented by general formula (I) and / or (II), polycondensate of erythritol and / or erythritol condensate with the ester compound and polyvalent carboxylic acid, erythritol and / or erythritol condensate One or more selected from the group consisting of polycondensates of polycondensates of carboxylic acids with polycarboxylic acids and fatty acids, and erythritol and / or polycondensates of erythritol condensates with fatty acids and polycarboxylic acids .
Embedded image
Figure 2004339097
(Wherein, R 1 to R 4 each independently represent a hydrogen atom, a fatty acid residue or a polycarboxylic acid residue, and R 5 and R 6 each independently represent a hydrogen atom, a fatty acid residue or a polyvalent carboxylic acid. Represents an acid residue.)
The polycondensate of erythritol and / or a polycondensate of erythritol condensate with a polyvalent carboxylic acid and a fatty acid is a polycondensate of erythritol and / or an erythritol condensate with a polyvalent carboxylic acid and a fatty acid. Shows the polycondensate obtained by the esterification reaction of
[0006]
Further, the present invention provides an emulsified eye makeup cosmetic, wherein at least one of R 1 to R 4 in the general formula (I) of the component (a) is a hydrogen atom.
[0007]
Further, the present invention provides an emulsified eye makeup cosmetic, wherein at least one of R 5 and R 6 in the general formula (II) of the component (a) is a hydrogen atom.
[0008]
Further, the present invention provides an emulsified eye makeup cosmetic comprising a film-forming polymer emulsion as component (b).
[0009]
Further, the present invention provides an emulsified eye makeup cosmetic characterized in that the content of the component (a) is 0.1 to 80% by mass based on the total amount of the emulsified eye makeup cosmetic.
[0010]
Furthermore, the present invention provides an emulsified eye makeup cosmetic characterized in that the content of the solid component in the component (b) is 0.1 to 30% by mass based on the total amount of the emulsified eye makeup cosmetic. To provide.
[0011]
Another object of the present invention is to provide an emulsified eye makeup cosmetic which is used as a cosmetic for eyelashes.
[0012]
Further, the present invention provides an emulsified eye makeup cosmetic, wherein the component (a) has a hydroxyl value (OHV) of 10 to 150.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail.
The component (a) used in the emulsified eye makeup cosmetic of the present invention is an ester compound of erythritol and / or an erythritol condensate and a fatty acid represented by the following general formulas (I) and / or (II), erythritol and A polycondensate of an erythritol condensate with the ester compound and a polycarboxylic acid, a polycondensate of a polycondensate of erythritol and / or an erythritol condensate with a polycarboxylic acid and a fatty acid, and / or erythritol and / or One or more selected from the group consisting of polycondensates of erythritol condensates, fatty acids and polyvalent carboxylic acids.
Embedded image
Figure 2004339097
(Wherein, R 1 to R 4 each independently represent a hydrogen atom, a fatty acid residue or a polycarboxylic acid residue, and R 5 and R 6 each independently represent a hydrogen atom, a fatty acid residue or a polyvalent carboxylic acid. Represents an acid residue.)
[0014]
The fatty acid for forming the component (a) is preferably a straight-chain or branched-chain fatty acid having 5 to 28 carbon atoms, and particularly preferably a branched-chain fatty acid. Such branched chain fatty acids include, for example, pivalic acid, isoheptanoic acid, 4-ethylpentanoic acid, isooctylic acid, 2-ethylhexanoic acid, 4,5-dimethylhexanoic acid, 4-propylpentanoic acid, isononanoic acid, 2-ethylheptanoic acid, 3,5,5-trimethylhexanoic acid, isodecanoic acid, isododecanoic acid, 2-methyldecanoic acid, 3-methyldecanoic acid, 4-methyldecanoic acid, 5-methyldecanoic acid, 6-methyldecanoic acid, 7-methyldecane Acid, 9-methyldecanoic acid, 6-ethylnonanoic acid, 5-propyloctanoic acid, isolauric acid, 3-methylhendecanoic acid, 6-propylnonanoic acid, isotridecanoic acid, 2-methyldodecanoic acid, 3-methyldodecanoic acid, 4 -Methyldodecanoic acid, 5-methyldodecanoic acid, 11-methyldodecanoic acid, 7-pro Rudecanoic acid, isomyristic acid, 2-methyltridecanoic acid, 12-methyltridecanoic acid, isopalmitic acid, 2-hexyldecanoic acid, 14-methylpentadecanoic acid, 2-ethyltetradecanoic acid, isostearic acid, methyl branched isostearic acid 2-heptylundecanoic acid, 2-isoheptylisoundecanoic acid, 2-ethylhexadecanoic acid, 14-ethylhexadecanoic acid, 14-methylheptadecanoic acid, 15-methylheptadecanoic acid, 16-methylheptadecanoic acid, 2-butyltetradecanoic acid, isoarachinic acid, 3-methylnonadecanoic acid, 2-ethyloctadecanoic acid, isohexanoic acid, 24-methylheptacosanoic acid, 2-ethyltetracosanoic acid, 2-butyldocosanoic acid, 2-hexylicosanoic acid, -Octyl octadecanoic acid, 2-decyl Such as hexadecanoic acid and the like, may be used or these one or. Among these, fatty acids having 8 to 18 carbon atoms, in particular, isooctylic acid, pivalic acid, 2-ethylhexanoic acid, 2-ethylheptanoic acid, isopalmitic acid, isostearic acid, 2-isoheptylisoundecanoic acid, and the like. Can be used alone or in combination of two or more. Among them, fatty acids having 8 to 18 carbon atoms, in particular, isooctylic acid (more preferably, 2-ethylhexanoic acid, 4,5-dimethylhexanoic acid), isononanoic acid (more preferably, 2-ethylheptanoic acid, 3,5 , 5-trimethylhexanoic acid), isopalmitic acid, isotridecanoic acid, isostearic acid (more preferably, methyl branched isostearic acid, 2-heptylundecanoic acid, 2-isoheptylisoundecanoic acid) and the like. Branched saturated fatty acids are preferred.
Straight-chain fatty acids are straight-chain fatty acids having 6 to 28 carbon atoms, such as caproic acid, caprylic acid, octylic acid, nonylic acid, decanoic acid, dodecanoic acid, lauric acid, tridecanoic acid, myristic acid, and palmitic acid. , Straight-chain saturated fatty acids such as stearic acid and behenic acid, and linear unsaturated fatty acids such as caproleic acid, undecylenic acid, myristoleic acid, palmitoleic acid, oleic acid, elaidic acid, gondic acid, erucic acid, and brassic acid. And one or more of these can be used.
[0015]
The ester compound represented by the general formula (I) of the component (a) of the present invention comprises one or more of a monoester, a diester, a triester, and a tetraester. The ester compound represented by the general formula (II) is composed of one or two kinds of monoester or diester. Further, the ester compounds represented by the general formulas (I) and (II) include two or more ester compounds selected from the ester compounds represented by the general formula (I) and the ester compounds represented by the general formula (II), respectively. It is a mixture.
Further, it is preferable that at least one of R 1 to R 4 in the general formula (I) of the component (a) of the present invention is a hydrogen atom. Further, it is preferable that at least one of R 5 and R 6 in the general formula (II) is a hydrogen atom.
In the present invention, it is preferable that the total content of diesters and triesters having the above-mentioned general formula (I) as a basic skeleton accounts for 20 to 94% by mass, more preferably 40 to 80% by mass of the ester compound.
[0016]
Furthermore, the component (a) of the present invention is a mixture of an erythritol and / or an erythritol condensate and an ester compound represented by the general formula (I-1) and / or (II-1) with isooctylic acid. The content of monoester, diester, triester, and tetraester having a general skeleton represented by general formula (I-1) is 0 to 10% by mass, 0 to 30% by mass, 18 to 70% by mass, and 6 to 75% by mass, respectively. And more preferably 0 to 3% by mass, 0 to 20% by mass, 13 to 70% by mass and 8 to 60% by mass, respectively, and more preferably 0 to 3% by mass and 3 to 20% by mass, respectively. , 30 to 70% by mass, and 8 to 40% by mass. The content of the monoester and diester having the general formula (II-1) as a basic skeleton is preferably 0 to 10% by mass and 0 to 50% by mass, respectively, and more preferably 0 to 3% by mass and 0 to 35% by mass, respectively. %, More preferably 0 to 3% by mass, and most preferably 5 to 35% by mass, respectively.
Embedded image
Figure 2004339097
(In the formula, R 1 ′ to R 4 ′ each independently represent a hydrogen atom or an isooctylic acid residue, and R 5 ′ and R 6 ′ each independently represent a hydrogen atom or an isooctylic acid residue.) as isooctyl acid residues in the formula, -C (= O) - ( CH 2 CH 3) CH- (CH 2) 3 -CH 3 [2- ethylhexanoic acid] and -C (= O) - ( CH 2) 2 - is (CH 3) CH- (CH 3 ) CH-CH 3 [4,5- dimethyl-hexanoic acid] and the like.
[0017]
The content of monoester, diester, triester and tetraester is described in the case of general formula (I-1), and the content of monoester and diester is described in the case of general formula (II-1). Is the same in the case of general formula (I) and the case of general formula (II).
[0018]
The polyvalent carboxylic acid used in the present invention for preparing the polycondensate of the component (a) of the present invention includes succinic acid, adipic acid, azelaic acid, sebacic acid and the like having 2 to 10 carbon atoms. Dibasic carboxylic acids are preferred, and dibasic saturated carboxylic acids having 4 to 10 carbon atoms are particularly preferred. These can be used alone or in combination of two or more.
In the preparation of the polycondensate of component (a) of the present invention, a branched fatty acid having 8 to 18 carbon atoms (preferably, a branched saturated fatty acid) and a dibasic carboxylic acid having 2 to 10 carbon atoms (preferably, as raw materials) A mixture with a dibasic carboxylic acid having 4 to 10 carbon atoms, a branched fatty acid having 8 to 18 carbon atoms (preferably a branched saturated fatty acid), and a linear fatty acid having 8 to 18 carbon atoms (linear saturated fatty acid); It is preferable to use a mixture with a dibasic carboxylic acid having 2 to 10 carbon atoms (preferably a dibasic carboxylic acid having 4 to 10 carbon atoms). In this case, the molar ratio between the branched fatty acid and the dibasic carboxylic acid (branched fatty acid / 2 dibasic carboxylic acid) is preferably 70/30 to 95/5. The molar ratio with the carboxylic acid (branched fatty acid and linear fatty acid / 2-basic carboxylic acid) is preferably 70/30 to 95/5.
[0019]
The component (a) of the present invention preferably has a hydroxyl value (OHV) (hereinafter simply referred to as “OHV”) of 10 to 150, more preferably 20 to 120, and more preferably 30 to 110. Most preferred. When the OHV is in such a range, the compatibility with other components is further improved, so that an effect excellent in smoothness at the time of coating and uniformity of a finished film can be exhibited. Here, OHV is defined as a value obtained by a hydroxyl value measurement method in the cosmetic primordium general test method. The component (a) of the present invention is preferably liquid at room temperature, and preferably has a viscosity (25 ° C.) of 100 to 30,000 mPa · s.
The component (a) of the present invention is prepared, for example, by adding 1.5 to 3.5 equivalents of a fatty acid and / or a polycarboxylic acid to 1 equivalent of erythritol, 180 to 240 in the absence of a catalyst or in the presence of a catalyst (for example, tin chloride). The esterification and / or dehydration condensation reaction is performed at ° C. After completion of the reaction, the reaction mixture can be subjected to a catalyst removal treatment by subjecting it to an adsorption treatment or the like, and a low-molecular-weight component such as unreacted raw materials can be removed by distillation or the like to obtain a final product.
[0020]
The compounding amount of this component (a) is preferably 0.1 to 80% by mass based on the total amount of the emulsified eye makeup cosmetics, and particularly preferably 0.1 to 10% by mass for an oil-in-water emulsion type. In the case of an emulsion type, the content is preferably 10 to 80% by mass. Within this range, satisfactory ones can be obtained in terms of stability over time (no separation / odor change), uniformity of a finished film, good color development and its persistence, and smoothness during coating.
[0021]
Furthermore, the emulsion type eye makeup cosmetic of the present invention contains a film-forming polymer emulsion of the component (b), so that the adhesion, the durability and the stability are remarkably improved. The film-forming polymer emulsion used is a solid or a polymer compound containing a solid content dispersed in an aqueous solvent, and is not particularly limited as long as it is generally used in cosmetics. Can be used. For example, alkyl acrylate copolymer emulsion, alkyl methacrylate polymer emulsion, alkyl acrylate copolymer emulsion, alkyl methacrylate copolymer emulsion, acrylic acid / alkyl acrylate copolymer emulsion, methacrylic acid / alkyl methacrylate Copolymer emulsion, alkyl acrylate / styrene copolymer emulsion, alkyl methacrylate / styrene copolymer emulsion, vinyl acetate polymer emulsion, polyvinyl acetate emulsion, vinyl acetate containing copolymer emulsion, vinylpyrrolidone / styrene copolymer Examples thereof include a coalesced emulsion, a silicone-containing polymer emulsion, and a silicone-containing copolymer emulsion. Among them, a vinyl acetate polymer emulsion is preferable. One or more of these film-forming polymer emulsions can be used as necessary.
[0022]
The blending amount of the film-forming polymer emulsion of the component (b) of the present invention is not particularly limited, but is preferably 0.1 to 30% by mass as a solid content in the total amount of the emulsified eye makeup cosmetics, particularly in oil. More preferably, the water type is 0.1 to 15% by mass, and the oil-in-water type is 1 to 25% by mass. The solid content here refers to a polymer compound in a film-forming polymer emulsion. Within this range, satisfactory ones can be obtained in terms of stability over time (no separation or unpleasant odor), good color development and its persistence.
[0023]
The emulsified eye makeup cosmetic of the present invention may contain various components other than the components (a) and (b) as necessary, for example, an aqueous component, an oil component, and an interface as long as the effects of the present invention are not impaired. Activators, powders, fibers, UV absorbers, water-soluble polymers, humectants, anti-fading agents, antioxidants, defoamers, cosmetic ingredients, preservatives, fragrances, etc. as appropriate to impart various effects Can be blended.
[0024]
Since the present invention is an emulsion type, it contains an aqueous component, and the aqueous component may be any of water and water-soluble components. In addition to water, for example, ethyl alcohol, isopropyl alcohol, and the like Alcohols, propylene glycol, 1,3-butylene glycol, glycols such as dipropylene glycol, glycerols such as glycerin, diglycerin, polyglycerin, aloe vera, witch hazel, hamamelis, cucumber, lemon, lavender, rose and the like Plant extracts. The amount of water in the aqueous component is preferably 50% by mass or more.
[0025]
As the oily component, in addition to the component (a) in the emulsified eye makeup cosmetic of the present invention, a water-in-oil type can form an external phase and an oil-in-water type can form an internal phase. For example, animal oils, vegetable oils, and synthetic oils Hydrocarbons, oils and fats, waxes, hardened oils, ester oils, fatty acids, higher alcohols, regardless of their origins, and the properties of solid oil, semi-solid oil, liquid oil, volatile oil, etc. And silicone oils, fluorinated oils, lanolin derivatives, oily gelling agents, and the like, and are used as a base material or an emollient component. Specifically, hydrocarbons such as liquid paraffin, light liquid isoparaffin, squalane, petrolatum, paraffin wax, ceresin wax, microcrystalline wax, polyethylene wax, Fischer-Tropsch wax, mocro, olive oil, castor oil, mink oil, macadamian Fats such as nut oil, waxes such as beeswax, carnauba wax, candelilla wax, gay wax, jojoba oil, diisostearyl malate, cetyl isooctanoate, isopropyl myristate, isopropyl palmitate, octyldodecyl myristate, trioctane Glyceryl (glyceryl tri-2-ethylhexanoate), glyceryl monostearate, polyglyceryl diisostearate, diglyceryl triisostearate, tribehen Esters such as glyceryl, neopentyl glycol dioctanoate, cholesterol fatty acid ester, N-lauroyl-L-glutamic acid di (cholesteryl, behenyl, octyldodecyl), stearic acid, lauric acid, myristic acid, behenic acid, isostearic acid, oleic acid Fatty acids such as stearyl alcohol, cetyl alcohol, lauryl alcohol, oleyl alcohol, isostearyl alcohol, higher alcohols such as behenyl alcohol, dimethylpolysiloxane, methylphenylpolysiloxane, decamethylcyclopentasiloxane, octamethylcyclotetrasiloxane, poly Silicones such as ether-modified organopolysiloxane and alkoxy-modified polysiloxane, perfluorodecane, perfluorooctane, Fluorinated oils such as fluoropolyether, lanolin, lanolin acetate, lanolin fatty acid isopropyl, lanolin derivatives such as lanolin alcohol, dextrin fatty acid ester, sucrose fatty acid ester, starch fatty acid ester, 12-hydroxystearic acid, aluminum isostearate, calcium stearate And other oily gelling agents.
[0026]
A surfactant is used for emulsification of the emulsified eye makeup cosmetic of the present invention. The surfactant may be any surfactant generally used in cosmetics, such as a nonionic surfactant or an anionic surfactant. , A cationic surfactant, an amphoteric surfactant and the like.
Examples of the nonionic surfactant include glycerin fatty acid ester and its alkylene glycol adduct, polyglycerin fatty acid ester and its alkylene glycol adduct, propylene glycol fatty acid ester and its alkylene glycol adduct, sorbitan fatty acid ester and its alkylene glycol adduct , Sorbitol fatty acid ester and its alkylene glycol adduct, polyalkylene glycol fatty acid ester, sucrose fatty acid ester, polyoxyalkylene alkyl ether, glycerin alkyl ether, polyoxyethylene alkyl phenyl ether, polyoxyethylene hydrogenated castor oil, lanolin alkylene glycol Adduct, polyoxyalkylene-modified silicone, polyoxyalkylene alkyl co-modified silicone Corn and the like.
Examples of the anionic surfactant include fatty acids such as stearic acid and lauric acid and their inorganic and organic salts, alkylbenzene sulfates, alkyl sulfonates, α-olefin sulfonates, dialkyl sulfosuccinates, α-sulfones Fatty acid salt, acylmethyl taurine salt, N-methyl-N-alkyl taurine salt, polyoxyethylene alkyl ether sulfate, polyoxyethylene alkyl phenyl ether sulfate, alkyl phosphate, polyoxyethylene alkyl ether phosphate, polyoxy Ethylene alkyl phenyl ether phosphate, N-acyl amino acid salt, N-acyl-N-alkyl amino acid salt, o-alkyl substituted malate, alkyl sulfosuccinate and the like.
Examples of the cationic surfactant include an alkylamine salt, a polyamine and an alkanolamine fatty acid derivative, an alkyl quaternary ammonium salt, and a cyclic quaternary ammonium salt.
Examples of amphoteric surfactants include amino acid type and betaine type carboxylic acid type, sulfate ester type, sulfonic acid type and phosphate ester type. For example, soybean phospholipid, N, N-dimethyl-N-alkyl- N-carboxylmethylammonium betaine, N, N-dialkylaminoalkylenecarboxylic acid, N, N, N-trialkyl-N-sulfoalkyleneammonium betaine, N, N-dialkyl-N, N-bis (polyoxyethylene sulfate ) Ammonium betaine, 2-alkyl-1-hydroxyethyl-1-carboxymethylimidazolinium betaine and the like.
In addition, one or more of these surfactants can be used in the emulsified eye makeup cosmetics of the present invention as needed.
[0027]
As powder, it is mainly blended for the purpose of coloring effect, but it has a spherical, plate-like, needle-like, etc., fume-like, fine particle, particle size such as pigment grade, porous, non-porous etc. particle structure There are no particular restrictions on the use of inorganic powders, glitter powders, organic powders, dye powders, metal powders, composite powders, etc. Can be Specific examples include white inorganic pigments such as titanium oxide, zinc oxide, cerium oxide, and barium sulfate; colored inorganic pigments such as iron oxide, carbon black, chromium oxide, chromium hydroxide, navy blue, and ultramarine blue; talc; Phlogopite, mica, biotite, synthetic mica, sericite (sericite), synthetic sericite, kaolin, silicon carbide, bentonite, smectite, aluminum oxide, magnesium oxide, zirconium oxide, antimony oxide, diatomaceous earth, silica White body powders such as aluminum silicate, magnesium aluminum metasilicate, calcium silicate, barium silicate, magnesium silicate, calcium carbonate, magnesium carbonate, hydroxyapatite, boron nitride, titanium dioxide-coated mica, titanium dioxide-coated bismuth oxychloride, Titanium iron oxide mica, navy blue treated mica , Powders such as carmine treated mica titanium, bismuth oxychloride, fish scale foil, polyamide resin, polyethylene resin, polyacrylic resin, polyester resin, fluorine resin, cellulose resin, polystyrene resin, styrene -Copolymer resins such as acrylic copolymers, organic polymer resin powders such as polypropylene resin, silicone resin, urethane resin, low molecular weight organic powders such as zinc stearate, N-acyl lysine, starch, silk powder, cellulose Organic pigment powders such as natural organic powders such as powders, red 201, red 202, red 205, red 226, red 228, orange 203, orange 204, blue 404, yellow 401, etc. Red No. 3, Red No. 104, Red No. 106, Orange No. 205, Yellow No. 4, Yellow No. 5, Green No. 3, Blue No. 1, etc. Organic pigment powder such as conium, barium or aluminum lake or metal powder such as aluminum powder, gold powder, silver powder, etc., fine particle titanium oxide coated mica titanium, fine particle zinc oxide coated mica titanium, barium sulfate coated mica titanium, titanium dioxide containing titanium oxide Laminated agents such as silicon, composite powder of zinc oxide-containing silicon dioxide, etc., polyethylene terephthalate / aluminum / epoxy laminated powder, polyethylene terephthalate / polyolefin laminated film powder, polyethylene terephthalate / polymethyl methacrylate laminated film powder, and the like. Can be used alone or in combination of two or more. In addition, these powders are one or more of fluorine compounds, silicone compounds, metal soaps, lecithin, hydrogenated lecithin, collagen, hydrocarbons, higher fatty acids, higher alcohols, esters, waxes, waxes, surfactants, and the like. Surface treatment may be performed using two or more kinds.
[0028]
Examples of the fibers include synthetic fibers such as nylon and polyester, natural fibers such as cellulose, and semi-synthetic fibers such as acetate human silk, which can impart an effect of making the eyelashes look longer, but these are particularly limited. Instead, one or more kinds can be used as necessary. These fibers may be those treated with a general oil agent, silicone oil, a fluorine compound, a surfactant or the like as long as the effects of the present invention are not impaired.
[0029]
Examples of the ultraviolet absorber include benzophenone type, PABA type, cinnamic acid type, salicylic acid type, 4-tert-butyl-4′-methoxydibenzoylmethane, oxybenzone and the like.
Examples of the purpose of improving the moisturizing effect and feeling include a water-soluble polymer, protein, mucopolysaccharide, collagen, elastin, keratin, and an aqueous component. Examples of the water-soluble polymer include guar gum, sodium chondroitin sulfate, hyaluronic acid, gum arabic, carrageenan, and other natural types, methyl cellulose, hydroxyethyl cellulose, carboxymethyl cellulose, and other semi-synthetic types, and carboxyvinyl polymers and other synthetic types. Things can be mentioned.
Antioxidants include, for example, tocopherols and ascorbic acid; cosmetics include, for example, vitamins, anti-inflammatory agents, herbal medicines; and preservatives include, for example, paraoxybenzoate, phenoxyethanol, and the like.
[0030]
The emulsified eye makeup cosmetics of the present invention include oil-in-water type and water-in-oil type, and composite types thereof, which can be solid, creamy, gel-like, liquid-like, mascara, eyeliner , Eye shadow, eyebrow and the like. Above all, it is preferable to use it for eyelashes such as mascara because the effect is remarkably exhibited.
In addition, these emulsified eye makeup cosmetics can be produced by a method for producing ordinary cosmetics, and the production method is not particularly limited.
[0031]
Next, the present invention will be described in more detail with reference to examples. The present invention is not limited by these.
[0032]
【Example】
(Production Example 1) Preparation of ester compound of erythritol and 2-ethylhexanoic acid 178 g (1.24 mol) of 2-ethylhexanoic acid [manufactured by Kyowa Hakko Co., Ltd.] and erythritol [Nikken Chemical Co., Ltd. Erythritol] (72 g, 0.59 mol) was charged into a 300 ml four-necked flask equipped with a stirrer, a thermometer, a nitrogen gas injection tube, and a water separation tube, and xylene was used as a reflux solvent in an amount of 5% by mass of the total amount charged. And the mixture was stirred and reacted at 180 to 240 ° C. for 20 hours. After completion of the reaction, xylene as a reflux solvent is distilled off under reduced pressure, decolorization is performed using activated clay, deodorization and distillation are performed in a conventional manner, and erythritol and 2-ethylhexanoic acid having a desired hydroxyl value of 101 are obtained. 142 g of the ester compound was obtained.
The content of the diester, triester, tetraester and diester having the basic skeleton of the general formula (I-1) is 7.7% by mass. , 41.5 mass%, 20.4 mass%, and 28.9 mass%.
[0033]
(Production Example 2) Preparation of ester compound of erythritol and isoastearic acid 222 g (0.78 mol) of isostearic acid [PRIORIN ISAC3505 manufactured by Unichema] and 37 g (0.30 mol of erythritol [Nikken Chemical Co., Ltd., erythritol]) Mol) was charged into a 300 ml four-necked flask equipped with a stirrer, a thermometer, a nitrogen gas inlet tube, and a water separator tube, and xylene was added as a refluxing solvent in an amount of 5% by mass of the total charged amount. The mixture was stirred and reacted at 240 ° C. for 13 hours. After completion of the reaction, xylene as a reflux solvent is distilled off under reduced pressure, decolorization is performed using activated clay, deodorization and distillation are performed in a conventional manner, and an ester compound of erythritol and isostearic acid having a target hydroxyl value of 50 is obtained. 204 g were obtained.
[0034]
(Production Example 3) Preparation of polycondensate of erythritol, isostearic acid, and succinic acid 185 g (0.65 mol) of isostearic acid (manufactured by Unichema, PRIORIN ISAC3505) and 37 g of erythritol (Nikken Chemical Co., Ltd., erythritol) were added. 30 mol) was charged into a 300 ml four-necked flask equipped with a stirrer, a thermometer, a nitrogen gas injection tube, and a water separation tube, and xylene was added as a refluxing solvent in an amount of 5% by mass based on the total charged amount. The mixture was stirred and reacted at 10 ° C. for 10 hours, cooled, and then 16 g (0.16 mol) of succinic anhydride [Shin Nippon Rika Co., Ltd., RIKACID SA] was added, and the mixture was stirred and reacted again at 120 to 230 ° C. for 16 hours. After completion of the reaction, xylene as a reflux solvent is distilled off under reduced pressure, decolorization is performed using activated clay, deodorization and distillation are performed in a conventional manner, and erythritol, isostearic acid and succinic acid having a desired hydroxyl value of 39 are obtained. 143 g of a polycondensate was obtained.
[0035]
Examples 1 to 5 and Comparative Examples 1 to 2 Oil-in-water emulsified mascara Mascara having the composition shown in Table 1 was prepared and applied to eyelashes, and stability with time (no separation or unpleasant odor), uniformity of the finished film Table 1 also shows the results of evaluation of good color development, its persistence, and smoothness during coating.
[0036]
[Table 1]
Figure 2004339097
[0037]
(Production method)
A. Components 1 to 11 are heated and dissolved, and 12 to 15 are added and uniformly mixed.
B. Mix components 16 to 24 uniformly.
C. The mixture obtained in step B is added to the mixture obtained in step A and emulsified.
D. The mixture obtained in the step C is filled in a container to obtain a product.
[0038]
(Evaluation method)
Each of the following evaluation items was evaluated.
With respect to the stability over time (no separation or unpleasant odor) of (a), the condition of each sample stored at 40 ° C. for one month was evaluated, and compared with the product stored at room temperature, and judged according to the following four-step criteria. For the uniformity of the finished film in (b), good color development and persistence in (c), and smoothness during application, (d) use test was conducted by 20 specialized panels for each sample, and each panel member The following absolute ratings were used to evaluate and score on a 7-point scale, and the average value was calculated from the total score of all the panels for each sample, and evaluated according to the following 4-grade criteria. In addition, regarding the good color development and its persistence of (c), the application color after application and after 6 hours was evaluated.
[0039]
(Evaluation item)
(A) Stability over time (no separation or unpleasant odor)
(B) Uniformity of the finished film (c) Good color development and its persistence (d) Smoothness during coating
(Aging stability (no separation / unpleasant odor))
(Four-step criteria)
:: Good without any change :: Almost no separation / unpleasant odor △: Separation / unpleasant odor observed X: Strong separation / unpleasant odor observed
(Uniformity of finished film, good color development and its persistence, smoothness during application)
(Absolute evaluation)
Figure 2004339097
(Four-step criteria)
More than 5 points: very good (◎)
More than 3 points and 5 points or less: good (○)
More than 1 point and 3 points or less: Somewhat poor (△)
1 point or less: defective (×)
[0042]
As shown in Table 1, the present invention relates to an emulsified eye make-up cosmetic which is excellent in stability over time (no separation or unpleasant odor), uniformity of a finished film, good coloring and its persistence, and smoothness during application. Was something. On the other hand, the results of the comparative examples were inferior to those of the examples. In particular, the comparative example 1 containing no component (a), which is a component of the present invention, showed stability over time (no separation / unpleasant odor) and color development. It was particularly inferior in its goodness and its sustainability. Comparative Example 2 in which glyceryl trioctanoate was blended in place of component (a), which is a component of the present invention, was particularly inferior in stability over time (no separation and no odor).
[0043]
Figure 2004339097
(Production method)
A. Components 1 to 5 are dissolved by heating and mixed uniformly.
B. Mix components 6-11 evenly.
C. The mixture obtained in step B is added to the mixture obtained in step A and emulsified.
D. The mixture obtained in the step C is filled in a container to obtain a product.
The water-in-oil emulsified mascara obtained as described above is excellent in stability over time (no separation and no odor), uniformity of the finished film, good color development and its persistence, and smoothness during application. Was something.
[0044]
Figure 2004339097
(Production method)
A. Components 1 to 4 are heated and dissolved, and 5 and 6 are added and mixed uniformly.
B. Mix components 7-13 uniformly.
C. The mixture obtained in step B is added to the mixture obtained in step A and emulsified.
D. Fill the mixture container obtained in step C to obtain a product.
The oil-in-water emulsified eyeliner obtained as described above has excellent stability over time (no separation and no odor), uniformity of the finished film, good color development and its persistence, and smoothness during application. Was something.
[0045]
Figure 2004339097
(Production method)
A. Components 1 to 6 are dissolved by heating, and 7, 8 are added and mixed uniformly.
B. Mix components 9-15 uniformly.
C. The mixture obtained in step B is added to the mixture obtained in step A and emulsified.
D. Fill the mixture container obtained in step C to obtain a product.
The oil-in-water emulsified eyeshadow obtained as described above has excellent stability over time (no separation and no odor), uniformity of the finished film, good color development and its persistence, and smoothness during application. Was something.
[0046]
Figure 2004339097
6. Sucrose fatty acid ester 1.5
7. Black iron oxide 1
8. Purified water 66.1
9. 1,3-butylene glycol 5
10. Sodium hydroxide 0.2
11. Royal jelly extract 0.1
12. Methyl paraoxybenzoate 0.1
13. Alkyl acrylate copolymer emulsion
(Solid content 50% by mass) 10
Total 100
(Production method)
A. Components 1 to 6 are heated and dissolved, and 7 is added and mixed uniformly.
B. Mix components 8-13 uniformly.
C. The mixture obtained in step B is added to the mixture obtained in step A and emulsified.
D. Fill the mixture container obtained in step C to obtain a product.
The oil-in-water emulsified eyebrow obtained as described above is excellent in stability over time (no separation or unpleasant odor), uniformity of the finished film, good color development and its persistence, and smoothness during application. Met.
[0047]
【The invention's effect】
The emulsified eye makeup cosmetics of the present invention were excellent in stability over time (no separation and no odor), uniformity of the finished film, good color development and persistence, and smoothness during application.

Claims (8)

次の成分(a)を含有すること特徴とする乳化型アイメークアップ化粧料。
(a)エリスリトール及び/又はエリスリトール縮合物と脂肪酸との下記一般式(I)及び/又は(II)で示されるエステル化合物、エリスリトール及び/又はエリスリトール縮合物と該エステル化合物と多価カルボン酸との重縮合物、エリスリトール及び/又はエリスリトール縮合物と多価カルボン酸との重縮合物と脂肪酸との重縮合物、及びエリスリトール及び/又はエリスリトール縮合物と脂肪酸と多価カルボン酸との重縮合物からなる群から選ばれる1種又は2種以上。
Figure 2004339097
(式中、R〜Rはそれぞれ独立して水素原子、脂肪酸残基又は多価カルボン酸残基を表し、R及びRはそれぞれ独立して水素原子、脂肪酸残基又は多価カルボン酸残基を表す。)
An emulsifying eye makeup cosmetic comprising the following component (a):
(A) an ester compound of erythritol and / or erythritol condensate with a fatty acid represented by the following general formula (I) and / or (II); Polycondensates, erythritol and / or polycondensates of erythritol condensates with polycarboxylic acids and polycondensates of fatty acids, and erythritol and / or polycondensates of erythritol condensates with fatty acids and polycarboxylic acids. One or more selected from the group consisting of:
Figure 2004339097
(Wherein, R 1 to R 4 each independently represent a hydrogen atom, a fatty acid residue or a polycarboxylic acid residue, and R 5 and R 6 each independently represent a hydrogen atom, a fatty acid residue or a polyvalent carboxylic acid. Represents an acid residue.)
上記一般式(I)中のR〜Rの少なくとも1つが水素原子である請求項1記載の乳化型アイメークアップ化粧料。The emulsified eye makeup cosmetic according to claim 1, wherein at least one of R 1 to R 4 in the general formula (I) is a hydrogen atom. 上記一般式(II)中のR及びRの少なくとも1つが水素原子である請求項1又は2に乳化型アイメークアップ化粧料。At least one emulsifying eye makeup cosmetics to claim 1 or 2 is a hydrogen atom of R 5 and R 6 in the general formula (II). さらに、成分(b)被膜形成性ポリマーエマルションを含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の乳化型アイメークアップ化粧料。The emulsion eye makeup cosmetic according to any one of claims 1 to 3, further comprising a component (b) a film-forming polymer emulsion. 前記成分(a)を乳化型アイメークアップ化粧料全量中0.1〜80質量%含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の乳化型アイメークアップ化粧料。The emulsified eye makeup cosmetic according to any one of claims 1 to 4, wherein the component (a) is contained in an amount of 0.1 to 80% by mass based on the total amount of the emulsified eye makeup cosmetic. 前記成分(b)中の固形分が、乳化型アイメークアップ化粧料全量中0.1〜30質量%含有することを特徴とする請求項4又は5に記載の乳化型アイメークアップ化粧料。The emulsified eye make-up cosmetic according to claim 4 or 5, wherein the solid content in the component (b) is 0.1 to 30% by mass based on the total amount of the emulsified eye make-up cosmetic. 睫用化粧料として用いることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の乳化型アイメークアップ化粧料。The emulsified eye makeup cosmetic according to any one of claims 1 to 6, which is used as a cosmetic for eyelashes. 前記成分(a)の水酸基価(OHV)が10〜150である請求項1〜7のいずれか1項に記載の乳化型アイメークアップ化粧料。The emulsified eye makeup cosmetic according to any one of claims 1 to 7, wherein the component (a) has a hydroxyl value (OHV) of 10 to 150.
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