JP2004335837A - 半導体基板の製造方法 - Google Patents

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Yoshihiko Kanzawa
好彦 神澤
Toru Saito
徹 齊藤
Junko Iwanaga
順子 岩永
Takahiro Kawashima
孝啓 川島
剛 ▲高▼木
Takeshi Takagi
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】歪Siを厚いSiGe緩和バッファ層無しでウエハの任意の場所に形成する。
【解決手段】(001)表面を有するSi基板にドライエッチングによって開口部103を作製する。この時、側壁は一組の向かい合う{100}を選択する。その後、開口部側壁にSiバッファ層104とSiGe層105を形成する。そして基板を平坦化し、基板表面にSi結晶をエピタキシャルに成長する。これによって、上記SiGe層106上には、歪Si層108が形成できる。
【選択図】 図1g

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歪Si層を有する半導体基板と、歪Siを用いた半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、Si系の半導体デバイスに、バルクSi結晶以外の材料を導入し、デバイス特性の向上をはかろうという試みが盛んに行われている。このような取り組みの一つが、シリコンとゲルマニウム(SiGe)、シリコンとゲルマニウムと炭素の混晶(SiGeC)等のSiよりも大きな移動度を持つ新規材料の利用である。そして、もう一つが、Siをひずませた、いわゆる、歪Si結晶のデバイスへの利用である。これは、Si結晶に歪という新しい要素を加えて、intervalley scatering と呼ばれる電子の散乱を低減し、移動度を向上させようというアプローチである。これらのうち、特に、後者の歪Si結晶は、バルクSi結晶を歪ませるだけで性能向上が図れる上、既存のSiプロセスの技術(例えば、酸化やエッチング工程の技術)を使ってそのままデバイスへの加工ができるため、工業的にも注目を集めている。
【0003】
従来、このような歪Siは、バルクSi結晶基板の上に厚いSiGe結晶層を堆積し、その上にSi結晶を堆積することで作製されている。一般にSiGe結晶はSiよりも大きな格子定数を持つ結晶であるので、Si基板上に、エピタキシャルにSiGe結晶を成長させると、SiGe結晶には、非常に大きな圧縮性の歪が生じる。そして、ある一定以上の膜厚(臨界膜厚)を超えてSiGe結晶を堆積すると、バルクSi結晶基板と、SiGe層の間に転位が発生し、歪が緩和する。その結果、堆積されたSiGeの基板平面内の格子間隔はバルクSi結晶基板の格子間隔よりも大きくなる。そしてこのSiGe結晶の上にSi結晶をエピタキシャルに堆積すると、このSiの平面方向の格子間隔は、緩和したSiGe結晶の格子間隔と一致し、引っ張り応力を受ける形になり、歪Siが作製できる(なお、以下では、上記のSiGe結晶のように、格子緩和を起こし、バルクSi結晶基板よりも大きな格子間隔をもつ結晶層の事を、「緩和バッファ層」と呼ぶ)。
【0004】
ここで、図9を参照して、もう少し詳しく従来の歪Si結晶を実現するための構造について説明する。まず、バルクSi結晶基板901上に臨界膜厚を超える厚い緩和SiGe結晶層からなる緩和バッファ層903を成長する。すると、上述のようにSi基板901とSiGe結晶層903の間には転位902が発生し、SiGe結晶は緩和する。この緩和SiGe層903上にSi結晶層を堆積すると、上述のように緩和SiGe層の格子定数はバルクSi結晶の格子定数より大きいので、このSi結晶層は、図9では紙面の左右に伸張した格好になり、歪Si結晶904となるのである。
【0005】
しかしながら、上記のような単に臨界膜厚より厚いSiGeによる緩和バッファ層903では、図9の905に模式的に示したように貫通転位と呼ばれる大きな欠陥の発生することが知られている。そして状況によっては、この貫通転移が歪Si結晶904の中にまで入り込み、歪Si結晶904にも欠陥を形成する要因となる。当然、このような欠陥は、デバイス特性の向上を妨げる要因となるため、できるだけ避けなければならない。そこで、貫通転位の密度を低減する構造として、SiGe結晶からなる緩和バッファ層903中のGe濃度を階段的、もしくは傾斜的に変化させたに構造が良く用いられているが、いずれの場合も緩和バッファ層903として数μm以上のかなり厚いSiGe結晶を堆積する必要がある。当然ながら、この厚い緩和バッファ層903の製造には、長時間の結晶成長が必要であり、基板製造の低コスト化は難しい。
【0006】
また、通常図9のような構造を作製する場合、基板全面に緩和バッファ層903としてのSiGe結晶を堆積せざるを得ない。つまり、歪Si結晶904を必要とする場所以外にも緩和バッファ層903が堆積されてしまうのである。このような状態では、従来のバルクSi結晶901を使った半導体デバイスと、歪Si結晶904を使った半導体デバイスを混載する場合に、不要なSiGe層からなる緩和バッファ層903が従来の半導体デバイスを作製する時の妨げとなってしまう。
【0007】
【特許文献1】
特開2003−078116号公報
【特許文献2】
特開2002−305293号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、従来の手法では、歪Si結晶904を作製するためには、厚い緩和バッファ層903が必要とされ、基板面内の所望の場所に局所的に歪Si結晶904を製造する事はできなかった。本発明では、これらの従来手法の問題点を解決することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、Si基板に、開口部を形成し、この開口部の側壁に、Siよりも大きな格子定数を持つSiGe結晶やSiGeC結晶を堆積する。そして、これらの堆積結晶上に、Siを堆積して歪Si層を形成する。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
第1の実施の形態として、図1aから図1gを参照して、Si基板面内に局所的に歪Si層を形成する方法のうち、{100}Si基板を使用した最も単純な最も単純な方法について説明する。また、図1hから図1iで、歪Siを使った電界効果トランジスタ(MOSFET)について説明する。なお、各図において−1は−2の点線部分の断面図、−2は平面図である。
【0011】
まず、本実施の形態では、図1aに示すように基板上の方位を定める。すなわち、Si基板101の表面を(001)面とする。次に図1bに示すようにフォトリソグラフィーを使ってレジスト102でパターンニングする。この時、後に続くドライエッチングによって、開口部103の側壁に、結晶成長速度の最も速い{100}面を露出させることができるように、レジスト102のパターンを選択する。なお、レジスト102のパターン形状(ウエハ表面上方からみた形状)は、図1b−2に示すように長方形とする(詳細は後述)。この時図1b−1におけるレジストの間隔としては、例えば、300nm程度としておく。そしてこの状態でドライエッチングによって開口部103を作製する(図1c)。この時、開口部103の深さは、例えば1μm程度にする(深さについても後述する)。
【0012】
そして次に、Si基板101を結晶成長装置、例えば、超高真空化学気相堆積(UHV−CVD)装置に導入し、原料ガスとして、Siを供給して、図1dに示すようにSiバッファ層104を例えば約25nm堆積する(なお、このSiバッファ層104は必ずしも必要ではない)。その後、引き続いて、SiガスとGeHガスを供給して、Ge濃度が例えば20at.%のSiGe層105を堆積する。この時、SiGe結晶105の上部には、{111}ファセット面106が現れ、断面はV字型となる(図1e−1)。また、言うまでもなく、基板表面にも、基板表面結晶成長層107が成長する。
【0013】
なお、ここで結晶成長装置としては、UHV−CVD装置に限られるものではなく、低圧CVD装置等の熱CVD装置であれば良い。また、原料ガスも、上述に限られるものではなく、Siの原料ガスとしては、SiH、SiHCl等を用いても良い。
【0014】
次に、図1eの状態の基板を化学機械研磨(CMP)によって研磨し、図1fのように、基板表面が平坦になるまで研磨を行う。この後、再度、結晶成長装置に基板を導入し、例えば、30nmのSi結晶の成長を行う。すると、SiGe層105の上部には、図1g−2に示す方向に格子が伸長した歪Si層a108と歪Si層b 110が成長し、Si基板101とSiバッファ層104上にはSi層109が成長する(この理由についても後述)。以上のような方法で、緩和バッファ層を用いずに歪Si層108・110を基板表面上に部分的に形成する事ができる。
【0015】
次に、上述の歪Si層の上にMOSFETを引き続いて形成する場合について述べる。まず、図1hのように、表面のSi結晶に熱酸化膜111を形成する。ここで熱酸化は、SiGe層105に欠陥が発生しないように、例えば700から800℃程度の低温で形成するのが望ましい。そして、ポリシリコン層を例えば200nm堆積後、フォトリソグラフィーによってゲート形成部をマスクし、ドライエッチングを行う。これによってポリシリコンゲート112が形成される。そしてこのポリシリコンゲート112をマスクとして砒素を注入する。この注入によってポリシリコンゲート直下以外の領域をn型にすることができる。
【0016】
そして図1iに示すように層間絶縁膜113を例えば500nm程度堆積し、最後にソース電極114、ドレイン電極115、ゲート電極116を形成する。これによって、歪Si層a 108をチャネルとするn型のMOSFETが形成できる。
【0017】
ここで、なぜ上述のような工程で歪Si層108・110が形成できるかの説明を図2を使って行う。図2は、開口部103の側壁に露出したSi層201の側壁にエピタキシャルSiGe層202を堆積した時の格子の状態を示した模式図である。この図のように、通常のSi層201は、0.5431nmの格子定数を持っている。上述の第1の実施形態のように、例えば、Ge濃度が20at.%のエピタキシャルSiGe202層(自由な状態での格子定数はSiよりも大きく、0.5472nmである)をこの側壁Si層201にエピタキシャル成長させる。すると、Ge20at.%のエピタキシャルSiGe層202の結晶成長方向の格子は0.5504nmとなる。この上にSi結晶を成長させると、当然ながら、SiはSiGeの成長方向に引っ張り歪を受けた状態になり、歪Si203となるのである。この時の歪の大きさは、
(0.5504−0.5431)/0.5431×100=1.34%
となる。図1g−2の状態では、図の左右と上下の2つの方向に向かって結晶成長が起こり、これらの結晶成長方向に伸長した2種類の歪Si層108・110が成長するのである。
【0018】
上記の歪Si層108・110の製造方法において、図1bのレジスト102でパターンニングを行う時に、ウエハ上方から見たときのレジスト形状を長方形にすると述べた。この時の形状については注意が必要である。図3aは開口部103の横幅wと奥行きdの関係を説明するための図である。この図は開口部103を形成後、SiGe結晶を成長させた時の状況を、[001]の方向(ウエハ表面上方)から見たものである。上記の実施の形態の場合、4つの側壁は全て{100}からなる長方形の開口部103であるので、各面から同一の成長速度で結晶が図中の矢印の方向に成長する。本実施の形態では、側壁A301と側壁C303から成長した結晶上に形成した歪Siを利用場合について述べた。これを実現するには、側壁A301と側壁C303から成長してきた結晶が、側壁B302と側壁D304から成長してきた結晶よりも早く中心点に到達すればよい。従って、本実施例のように、w<dであればよい。つまり、正方形ではなく長方形であればよいのである。
【0019】
次に、開口部103の深さについて考える。まず、開口部103の深さが浅い場合について図3bを使って考える。図3bのように、Si基板307に開口部308を形成し、Siバッファ層309を堆積後、SiGe層310を堆積した場合のある瞬間の状態を示している。Siバッファ層309とSiGe層310は、言うまでもなく、開口部308の側壁だけでなく底面からも図中の矢印の方向に結晶が成長する。ここでSiGe層310は、Siに対してエピタキシャルに成長している状況を考えているので、格子の歪(格子の伸長)は、成長方向に対してのみ起こる。すなわち、この図3bのように開口部308の底面から成長してきた結晶層は、図の上下方向に歪んでおり、図の左右方向には歪んでいない。この状況で、さらに結晶成長を行うと、少なくとも開口部103の中心部では、図の左右方向には歪んでいないSiGe結晶に成ってしまう。このような状態で、上記の実施の形態に従って、基板を平坦後のSiGe層310上にSi結晶を成長しても、歪Siとはならない。従って、歪Siを形成するには、開口部103にある程度の深さが必要であることがわかる。
【0020】
図3cは、開口部103にどの程度の深さが必要かを説明するための図である。本実施の形態の場合、堆積したSiが歪むには、開口部103の底部から成長してきた結晶が図3cに示した会合点311に到達するよりも早く、側壁から成長してきた結晶が会合点311に到達していればよい。この条件について考える。図3cに示すように、開口部103の幅をw、深さをh、会合点までの深さをa、{111}ファセット面312を含む三角形の高さをbとする。こうすると、歪Siを形成するための条件は、
(h−b)>w/2
となる。ここで{111}ファセット面312の成長速度は非常に遅いので、b〜aとなり、
(h−b)〜(h−a)>w/2
いま、ファセット面312は{111}面であり、側壁は{100}面であるので両者の角度は約54.7°となる。従って、
a=(w/2)/tan54.7°=w/2.82841=0.35355w
となり、結局、h>0.85wとなる。
【0021】
なお上記の実施の形態では、Si基板101に何の処理もせずに、開口部103を形成して、結晶成長を行った。それゆえに、結晶上に、図1e−1に示すように基板表面上にも基板表面結晶成長層107が堆積した。この基板表面結晶成長層107は以下に示すような方法で抑制できる。すなわち、図4のように、Si基板401上に、あらかじめ、熱酸化膜402を形成する。そしてレジストでパターンニングしてドライエッチングによって開口部403を形成する。そして、結晶成長を行うのである。ここで結晶成長装置としては超高真空化学気相堆積(UHV−CVD)装置を用いるのが望ましく、Siの原料ガスとしてはSiHClをGeの原料ガスとしてはGeHガスを用いるのが望ましい。Siの原料ガスとしてSiHClを用いると、SiO上への結晶の堆積を阻止する塩素が含まれているので熱酸化膜層402上には、結晶の成長は非常に起こりにくく、図4に示したように、基板表面結晶成長層のない状態でSiGe層405を堆積できる。この場合、基板表面には結晶成長が起こらないので、CMPによる平坦化を特に行わなくとも、歪Si層を形成する事ができる。
【0022】
なお、ここでは好適な例として、Siの原料ガスとしてはSiHClを用いた場合について述べたが、SiHやSiガスを用いても良い。但しこの場合、連続的もしくは間欠的にClガスを結晶成長装置に供給すれば、SiO以外の面に選択的に結晶成長を行うことができる。
【0023】
また、開口部底部の面方位を工夫することで、低部から成長してくる結晶層の影響を除去することができる。図5は開口部502の底部をエッチングして{100}とは異なる面を露出させた場合の例を示している。図1cで開口部502を形成後、図5aのように側壁酸化膜503を形成する。この状態で、KOH溶液内で開口部502の底部のエッチングを行う。これによって、図5a−2に示すような{111}面からなる底部エッチング面504が開口部502の底部に現れ、エッチングの進行が止まる。なお、エッチング溶液はKOHだけでなく、NaOHや、エチレンジアミン・ピレカテコール、TMAH等の強アルカリ溶液を用いても良い。
【0024】
この後、側壁酸化膜503をフッ酸を含むエッチング液で除去し、図5bのように、Siバッファ層505とSiGe層506を結晶成長装置を用いて形成する。すると、開口部502の底面には、結晶成長があまり起こらず、結果的に開口部502の底部から成長してくる結晶層の影響を小さくできる。これは、開口部502の底面の面方位は{111}であり、結晶の成長速度が、側壁を形作っている{100}面に比べ1/5程度と、非常に遅いためである。以上から分かるように、開口部502の底面に{100}以外の面を露出させると、一般に{100}面以外の面は{100}面より成長速度がかなり遅いため、基板底部からの成長した結晶が歪Si面成長面に与える影響を小さくすることができる。つまり、上述の開口部502の幅と深さの関係、h>0.85wに拘束されることなく、歪Siが形成できるようになる。図5bの後、CMPによって基板の平坦化を行い、その後、Si結晶を成長することで、歪Si層を形成できるのである。なお、この場合も、図4で説明した構造と同じく、基板表面に結晶成長が起こらないように、あらかじめ、Si基板の最表面に熱酸化膜を形成しておいても良い。
【0025】
また、SOI基板を用いても、基板底部からの成長した結晶が歪Si面成長面に与える影響をなくする事ができる。図6のように、Si支持基板601と、埋込酸化膜602と、SOI層603から成るSOI基板に、開口部605を形成する。この時開口部605は、埋め込み酸化膜602に到達するまでSOI層603をエッチングする。この状態で結晶成長装置に基板を導入し、Siバッファ層606とSiGe層607を形成すると、開口部605の底部は、SiOであるため、結晶の成長が起こりにくい。但し、上述のようにSiバッファ層やSiGe層を堆積する場合に、Siの原料ガスとしてSiHClを用いるか、SiHもしくはSiを用いる場合にはClを添加する必要がある。図5b状態の基板をCMPで平坦化し、基板表面にSi結晶を堆積することで、歪Si層が形成可能となる。
【0026】
なお、上述の実施の形態では、側壁にGe濃度20at.%のSiGe結晶を用いる場合について述べたが、これ以外のGe濃度を有するSiGe結晶でも良い。また、Siとは異なる格子定数を有するSiGeCやシリコンカーボン(Si:C)でも良い。なお、Siより小さな格子定数を有するような組成のSiGeCや、組成によらずSiよりも小さな格子定数を有するSi:Cを使った場合に作製できる歪Si層は、上述の場合とは逆に、圧縮製の歪を受けたSi層となる。なお、この場合も、図4で説明した構造と同じく、基板表面に結晶成長が起こらないように、あらかじめ、Si基板の最表面に熱酸化膜を形成しておいても良い。
(第2の実施形態)
第2の実施の形態として、図7aから7fを参照して歪Si層を有する基板の製造方法を説明する。なお、ここでは、{100}ウエハを使用し、開口部703の側壁として、一組の対向する{100}面と、{100}面以外の面を利用する場合について述べる。また、各図において−1は−2の点線部分の断面図、−2は平面図である。
【0027】
まず、ここでも図7aに示すようにSi基板701の面方位を定める。次に図7bに示すようにフォトリソグラフィーを使ってレジスト702でパターンニングする。この時、パターン形状は図7b−2のように、後に続くドライエッチングによって、開口部703の側壁が、(100)面、(−100)面、(1−10)面、(−1−10)面、(−110)面、(110)面によって形成されるようにしておく。これは、結晶成長速度の遅い{110}面を配置することで、この面から成長した結晶層が、{100}面から成長した結晶層に影響を与えないようにするためである。この時対向する{100}面のレジストの間隔としては、例えば、300nm程度としておく。そしてこの状態でドライエッチングによって開口部703を作製する(図7c)。この時、開口部703の深さは、例えば1μm程度にする(第1の実施形態での議論から、300×0.85=255nmの深さが最低限必要である)。
【0028】
そして次に、UHV−CVD装置に基板を導入し、原料ガスとして、Siを供給して、図7d−1に示すようにSiバッファ層704を例えば約25nm堆積する(このSiバッファ層は必ずしも必要ではない)。その後、引き続いてSiガスとGeHガスを供給して、Ge濃度が例えば20at.%のSiGe層705を成長する。図7d−2に示した側壁成長結晶707は、成長速度の遅い{110}面に成長しているため、成長速度が非常に遅く、{100}に成長したSiGe層705に影響を与えない。なおここでも、結晶成長装置としては、UHV−CVD装置に限られるものではなく、熱CVD装置であれば良い。また、原料ガスも、上述に限られるものではなく、Siの原料ガスとしては、SiH、SiHCl等を用いても良い。
【0029】
次に、図7dの状態の基板を化学機械研磨(CMP)によって研磨し、図7eのように、基板表面が平坦になるまで研磨を行う。この後、再度、結晶成長装置に基板を導入し、例えば、30nmのSi結晶の成長を行う。すると、SiGe層705の上部には、歪Si層 708が成長する。格子が伸長している方向は、図の矢印方向である。以上のような工程によって、従来例のような厚い緩和バッファ層を用いる事無く、局所的に歪Siを有する基板が製造できる。
【0030】
この場合も、次に述べる工程によって、例えばMOSFETが形成できる。すなわち、図7gのように、熱酸化膜710を形成する。そして、ポリシリコン層を例えば200nm堆積後、フォトリソグラフィーによってゲート形成部をマスクし、ドライエッチングを行う。これによってポリシリコンからなるゲート711が形成される。そしてこのポリシリコンからなるゲート711をマスクとして砒素を注入する。この注入によってポリシリコンゲート直下以外の領域をn型にすることができる。層間絶縁膜712を例えば500nm程度堆積し、最後にソース電極713、ドレイン電極714、ゲート電極715を形成する。これによって、歪Si層をチャネルとするn型の電界効果トランジスタが形成できる。
【0031】
なおここでも、実施の形態1の図4で説明した構造と同様に、Si基板701の最表面に熱酸化膜を形成し、基板表面への結晶成長を抑制しながら、開口部703側壁への結晶成長を行っても良い(この場合には、CMPによる平坦化は特に必要としない)。また、開口部703底部をエッチングして、{100}面以外の面を露出させたり、SOI基板を用いてSiO層を開口部703底部にする等の方法によって、開口部703底部から成長する結晶層の影響を無力化しても良い。
【0032】
なお、上述の実施の形態2では、SiGe結晶を用いる場合について述べたが、これに限るものではない。Siとは異なる格子定数を有するSiGeCやシリコンカーボン(Si:C)でも良い。なお、Siより小さな格子定数を有するような組成のSiGeCや、Si:Cを使った場合に作製できる歪Si層は、上述の場合とは逆に、圧縮性の歪を受けたSi層となる。
(第3の実施形態)
第3の実施の形態として、図8aから8fを参照して、{110}Si基板を使って歪Si層を形成する場合について述べる。なお、ここでも各図において−1は−2の点線部分の断面図、−2は平面図である。
【0033】
まず、図8aに示すように基板の面方位を定める。つまり基板表面を(0−11)面と規定する。次に図8bに示すようにフォトリソグラフィーを使ってレジスト802でパターンニングする。この時、パターン形状は図8b−2のように、後に続くドライエッチングによって、開口部803の側壁が、(100)面、(01−1)面、(−100)面、(0−11)面によって形成されるような四角形としておく。これによって{110}から成長した結晶層が、{100}面から成長した結晶層に影響を与えないようにするためである。この時対向する{100}面の間隔は、例えば、300nm程度としておく。そしてこの状態でドライエッチングによって開口部803803を作製する(図8c)。開口部803の深さは例えば1μm程度にする。なお、本実施の形態の場合、基板に{110}面のウエハを使っているので、開口部803の底部における結晶成長速度は遅く、実施の形態1で議論した制限を受けない。
【0034】
そして次に、UHV−CVD装置に基板を導入し、原料ガスとして、Siを供給して、図8dに示すようにSiバッファ層804を例えば約25nm堆積する(このSiバッファ層は必ずしも必要ではない)。その後、引き続いてSiガスとGeHガスを供給して、Ge濃度が例えば20at.%のSiGe層805を成長する。なおここでも、結晶成長装置としては、超高真空化学気相堆積装置に限られるものではなく、熱CVD装置であれば良い。また、原料ガスも、上述に限られるものではなく、Siの原料ガスとしては、SiH、SiHCl等を用いても良い。
【0035】
本実施の形態では、基板として{110}基板を使っているので、基板の表面への結晶成長層は、{100}面を有する側壁での成長速度に比べてかなり遅いため、図8d−1に示すように、かなり薄くなる。また、{110}側壁に成長した側壁成長結晶807もかなり薄く、{100}側壁に成長したSiGe層805に影響を与えない。
【0036】
次に、図8dの状態の基板をCMPによって研磨し、図8eのように、基板表面が平坦になるまで研磨を行う。この後、再度、結晶成長装置に基板を導入し、例えば、30nmのSi結晶の成長を行う。すると、SiGe層805の上部には、歪Si層809が成長する。格子が伸長している方向は、図の矢印方向である。以上のような工程によって、従来技術のような厚い緩和バッファ層を用いる事無く、歪Si層を有する基板が形成できる。
【0037】
以下、簡単に上述の歪Siを使って電界効果トランジスタを作製する例について説明する。図8gのように、熱酸化膜811を形成する。そして、ポリシリコン層を例えば200nm堆積後、フォトリソグラフィーによってゲート形成部をマスクし、ドライエッチングを行う。これによってポリシリコンからなるゲート812が形成される。そしてこのポリシリコンからなるゲート812をマスクとして砒素を注入する。この注入によってポリシリコンからなるゲート812の直下以外の領域をn型にすることができる。層間絶縁膜813を例えば500nm程度堆積し、最後にソース電極814、ドレイン電極815を形成する。これによって、歪Si層をチャネルとするn型の電界効果トランジスタが形成できる。
【0038】
なおここでも、実施の形態1と同様に、Si基板801上に熱酸化膜を形成し、基板表面での結晶成長を抑制してもよい(この場合、CMPによる平坦化は特に必要としない)。また、SOI基板を用いてSiO層を開口部803の底部にする等の方法によって、開口部803の底部から成長する結晶層の影響を完全に無くしても良い。
【0039】
なお、上述の実施の形態3では、SiGe結晶を用いる場合について述べたが、これに限るものではない。Siとは異なる格子定数を有するSiGeCやシリコンカーボン(Si:C)でも良い。なお、Siより小さな格子定数を有するような組成のSiGeCや、Si:Cを使った場合に作製できる歪Si層は、上述の場合とは逆に、圧縮性の歪を受けたSi層となる。
【0040】
【発明の効果】
本発明の提案する方法によれば、緩和SiGeバッファ層を用いることなく、基板の限られた領域に歪Si結晶を形成することが可能となり、歪Siを使った半導体装置も製造可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1a】第1の実施形態を説明するための図
【図1b】第1の実施形態を説明するための図
【図1c】第1の実施形態を説明するための図
【図1d】第1の実施形態を説明するための図
【図1e】第1の実施形態を説明するための図
【図1f】第1の実施形態を説明するための図
【図1g】第1の実施形態を説明するための図
【図1h】第1の実施形態を説明するための図
【図1i】第1の実施形態を説明するための図
【図2】歪Si形成のメカニズムを説明する図
【図3a】第1の実施形態を詳しく説明するための補足の図
【図3b】第1の実施形態を詳しく説明するための補足の図
【図3c】第1の実施形態を詳しく説明するための補足の図
【図4】第1の実施形態の説明を補足するための図
【図5a】第1の実施形態の変形例を説明するための図
【図5b】第1の実施形態の変形例を説明するための図
【図6】第1の実施形態の説明を補足するための図
【図7a】第2の実施形態を説明するための図
【図7b】第2の実施形態を説明するための図
【図7c】第2の実施形態を説明するための図
【図7d】第2の実施形態を説明するための図
【図7e】第2の実施形態を説明するための図
【図7f】第2の実施形態を説明するための図
【図7g】第2の実施形態を説明するための図
【図8a】第3の実施形態を説明するための図
【図8b】第3の実施形態を説明するための図
【図8c】第3の実施形態を説明するための図
【図8d】第3の実施形態を説明するための図
【図8e】第3の実施形態を説明するための図
【図8f】第3の実施形態を説明するための図
【図8g】第3の実施形態を説明するための図
【図9】従来の歪Siの製造方法を説明するための図
【符号の説明】
101:Si基板
102:レジスト
103:開口部
104:Siバッファ層
105:SiGe層
106:ファセット面
107:基板表面結晶成長層
108:歪Si層
109:Si層
110:歪Si層
111:熱酸化膜
112:ポリシリコンゲート
113:層間絶縁膜
114:ソース電極
115:ドレイン電極
116:ゲート電極
201:Si層
202:エピタキシャルSiGe層
203:歪Si
301:側壁A
302:側壁B
303:側壁C
304:側壁D
307:Si基板
308:開口部
309:Siバッファ層
310:SiGe層
311:会合点
312:ファセット面
401:Si基板
402:熱酸化膜
403:開口部
405:SiGe層
502:開口部
503:側壁酸化膜
504:底部エッチング面
505:Siバッファ層
506:SiGe層
601:Si支持基板
602:埋込酸化膜
603:SOI層
605:開口部
606:Siバッファ層
607:SiGe層
701:Si基板
702:レジスト
703:開口部
704:Siバッファ層
705:SiGe層
706:ファセット面
707:側壁成長結晶
708:歪Si層
709:Si層
710:熱酸化膜
711:ゲート
712:層間絶縁膜
713:ソース電極
714:ドレイン電極
715:ゲート電極
801:Si基板
802:レジスト
803:開口部
804:Siバッファ層
805:SiGe層
806:ファセット面
807:側壁成長結晶
808:基板表面結晶成長層
809:歪Si層
810:Si層
811:熱酸化膜
812:ゲート
813:層間絶縁膜
814:ソース電極
815:ドレイン電極
816:ゲート電極
901:バルクSi結晶基板
902:転位
903:緩和バッファ層
904:歪Si結晶
905:貫通転位

Claims (16)

  1. {100}面からなる表面を有するシリコン基板に、少なくとも一対の対向する{100}面からなる側壁を有する開口部を形成する工程と、前記{100}面からなる側壁に前記開口部の深さ方向に対して垂直な方向にシリコンとは異なる格子定数を有する結晶層を堆積する工程と、前記シリコン基板の表面を平坦化する工程と、前記シリコン基板表面にシリコン結晶を堆積する工程によって、前記開口部の上部に歪シリコン層を形成する事を特徴とする半導体基板の製造方法。
  2. 前記シリコンとは異なる格子定数を有する結晶層とは、シリコンゲルマニウム、シリコンゲルマニウムカーボン、シリコンカーボンのいずれかの結晶である事を特徴とする請求項1記載の半導体基板の製造方法。
  3. 前記開口部の前記シリコン表面での形状が長方形であり、前記開口部の側壁が4つの異なる{100}面から成っている事を特徴とする請求項1及び2記載の半導体基板の製造方法。
  4. 前記開口部の側壁が一対の対向する{100}面からなる側壁と、{100}面を除く結晶面から構成されていることを特徴とする請求項1及び2記載の半導体基板の製造方法。
  5. 前記開口部の底面は{100}面からなっており、前記開口部の深さをh、前記対向する{100}面の間隔をwとした時、h>0.85Wの条件を満たすことを特徴とする請求項1から4記載の半導体基板の製造方法。
  6. 前記開口部の底面が{100}面を除く結晶面から成っていることを特徴とする請求項1から4記載の半導体基板の製造方法。
  7. {110}面からなる表面を有するシリコン基板に、少なくとも一対の対向する{100}面からなる側壁を有する開口部を形成する工程と、前記{100}面からなる側壁に前記開口部の深さ方向に対して垂直な方向にシリコンよりも大きな格子定数を有する結晶層を堆積する工程と、前記シリコン基板の表面を平坦化する工程と、前記シリコン基板表面にシリコン結晶を堆積する工程によって、前記開口部の上部に歪シリコン層を形成する事を特徴とする半導体基板の製造方法。
  8. 前記シリコンとは異なる格子定数を有する結晶層とは、シリコンゲルマニウム、シリコンゲルマニウムカーボン、シリコンカーボンのいずれかの結晶である事を特徴とする請求項7記載の半導体基板の製造方法。
  9. 前記開口部の側壁が一対の対向する{100}面からなる側壁と、{100}面を除く結晶面からから構成されていることを特徴とする請求項7及び8記載の半導体基板の製造方法。
  10. シリコン基板表面に熱酸化膜を形成する工程と、前記シリコン基板に少なくとも一対の対向する{100}面からなる側壁を有する開口部を形成する工程と、前記{100}面からなる側壁に前記開口部の深さ方向に対して垂直な方向にシリコンよりも大きな格子定数を有する結晶層を堆積する工程と、前記シリコン基板表面にシリコン結晶を堆積する工程によって、前記開口部の上部に歪シリコン層を形成する事を特徴とする半導体基板の製造方法。
  11. 前記シリコンとは異なる格子定数を有する結晶層とは、シリコンゲルマニウム、シリコンゲルマニウムカーボン、シリコンカーボンのいずれかの結晶である事を特徴とする請求項10記載の半導体基板の製造方法。
  12. 前記開口部の前記シリコン表面での形状が長方形であり、前記開口部の側壁が4つの異なる{100}面から成っている事を特徴とする請求項10及び11記載の半導体基板の製造方法。
  13. 前記開口部の側壁が一対の対向する{100}面からなる側壁と、{100}面を除く結晶面から構成されていることを特徴とする請求項10及び11記載の半導体基板の製造方法。
  14. 前記開口部の底面は{100}面からなっており、前記開口部の深さをh、前記対向する{100}面の間隔をwとした時、h>0.85Wの条件を満たすことを特徴とする請求項10から13記載の半導体基板の製造方法。
  15. 前記開口部の底面が{100}面を除く結晶面から成っていることを特徴とする請求項10から13記載の半導体基板の製造方法。
  16. 請求項1から15に記載の半導体基板上に形成された半導体装置。
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