JP2004335295A - Induction heating cooking device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加熱コイルの端子部処理に特徴を有する誘導加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の誘導加熱調理器において、加熱コイルの端子部は、加熱コイルを支持した保持台の一定の位置で保持されていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平05−29072号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では、加熱コイルとインバータ基板とを配線する際、一つのバーナーにおいては、配線しやすい適切な位置に端子部を配置することができるが、他のバーナーあるいは他の機種の機器にこの加熱コイルのユニットを配設させる場合、インバータ基板の形状の違いや内部部品の構成の違い等により、それぞれに対応した適切な位置に端子部を配置することは困難であり、加熱コイルのユニットを機種毎に起こさなければならず、部品の共用化ができないという課題を有していた。
【0005】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、加熱コイルの端子部位置を各バーナーあるいは各機種それぞれにおいて適切な位置に配置できるようにして、組立性がよく、一つの加熱コイルユニットで多機種に適応できるフレキシブルな誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の誘導加熱調理器は、加熱コイルの端子部を保持する端子台の配設位置を変えることができるようにしたものである。
【0007】
これにより、加熱コイルの端子部位置を各バーナーあるいは各機種それぞれにおいて適切な位置に配置できるため、組立性がよく、一つの加熱コイルユニットで多機種に適応できるフレキシブルな誘導加熱調理器が得られるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、加熱コイルと、この加熱コイルを支持する支持体と、前記加熱コイルの端子部を保持する端子台とを備え、前記端子台はその配設位置を変えることができるようにした誘導加熱調理器とすることにより、加熱コイルの端子部位置を各バーナーあるいは各機種それぞれにおいて適切な位置に配置できるため、組立性がよく、一つの加熱コイルユニットで多機種に適応できるフレキシブルな誘導加熱調理器が得られる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、端子台を支持体に対して着脱自在に固定した請求項1に記載の誘導加熱調理器とすることにより、端子台が支持体に確実に固定され、各バーナーあるいは各機種に応じて、より適切な位置に端子台を配置させることができるので、配線がしやすく組立性がよいものである。
【0010】
請求項3に記載の発明は、支持体には、導電体を用いた請求項1または2に記載の誘導加熱調理器とすることにより、加熱コイルユニットを薄くでき、さらに下方の磁力線を吸収できるシールド効果のあるものとすることもできる。
【0011】
請求項4に記載の発明は、加熱コイルと支持体の間に第1の絶縁体を設けた請求項3に記載の誘導加熱調理器とすることにより、加熱コイルと支持体を確実に絶縁できる安全性の高いものとすることができる。
【0012】
請求項5に記載の発明は、支持体を支持する脚を備え、この脚の支持体に対する取り付け位置を変えることができるようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器とすることにより、端子台だけでなく、脚も自由な位置に取り付けることができるため、各バーナーあるいは各機種に応じて、より適切な位置に端子台を配置させることができ、より組立性がよいものとすることができる。
【0013】
請求項6に記載の発明は、加熱コイルの上方には第2の絶縁体を設けた請求項1〜5のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器とすることにより、加熱コイルを確実に絶縁できる安全性の高いものとすることができる。
【0014】
請求項7に記載の発明は、加熱コイルと第2の絶縁体との間には、空隙を設けた請求項6に記載の誘導加熱調理器とすることにより、加熱コイルの冷却性能が優れた信頼性の高いものとすることができる。
【0015】
請求項8に記載の発明は、第2の絶縁体は、耐熱性の弾性体により支持体側に挟着して固定した請求項6または7に記載の誘導加熱調理器とすることにより、加熱コイルの冷却性能が優れ、かつ加熱コイルからの振動のない信頼性の高いものとすることができる。
【0016】
請求項9に記載の発明は、フェライトを加熱コイルの下方に設けた請求項1〜8のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器とすることにより、加熱コイル下方の無駄な加熱や輻射ノイズをより低減できる信頼性の高いものとすることができる。
【0017】
請求項10に記載の発明は、第1の絶縁体と支持体の間には、フェライトと、このフェライトの位置決めを行なうとともに第1の絶縁体と支持体の支持部材となる枠体を設けた請求項9に記載の誘導加熱調理器とすることにより、フェライトを確実な位置に固定でき、かつフェライトに強度の負担のかからない信頼性の高いものとすることができる。
【0018】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図を参照にしながら説明する。
【0019】
(実施例1)
図1、図2は、本発明の実施例1における誘導加熱調理器を示すものである。
【0020】
図において、11は渦巻状に形成された加熱コイル、12は加熱コイル11の下面を支持している支持体、13は加熱コイル11の入口と出口に設けられた端子部、14は端子部13を固定する樹脂等の絶縁物からなる端子台で、加熱コイル11の外周部に位置する支持体12にその配設位置を変えることができるように着脱自在に配設されている。この端子台14の配設位置は予め定めた複数箇所(図1では4箇所)が設定されているものである。
【0021】
また端子台14の配設位置の可変手段としては、種々の手段が考えられるものであり、例えば、ネジ止め、嵌め込み、あるいは係合等、いずれの方式であってもよいが、これらに限定されるものでもない。また、端子台14の配設位置は、例えば、支持体12以外の本体ケースであってもよいものであり、その位置は限られるものではない。15は支持体12を支持している脚で、3ヶ所あるいは4ヶ所設けられ、支持体12と一体で形成されている。16は加熱コイル11を駆動するインバータ基板、17は支持体12やインバータ基板16を支持している基板保持体、18は基板保持体17に設けられた脚支持用ボスで、脚15に対応した数だけあり、脚15を、バネ19を介して支持している。加熱コイル11と支持体12はシリコン等の耐熱性接着剤で接着されて、固定されている。なお、前記の各部品11〜15は加熱コイルユニットを構成しているものである。
【0022】
次に、本実施例における作用について説明する。
【0023】
加熱コイルユニットを他の機種の本体に組み込む場合を考える。インバータ基板16や本体内部の部品構成が違い、また基板保持体17に設けられた脚支持用ボス18の位置は固定され、支持体12の位置が決まってしまうため、これまでは、加熱コイルユニットの端子台14の位置は、ある一つの位置にしか配置させることができなくて、加熱コイル11の端子部13とインバータ基板16上の端子部は配線しやすい近い位置に持ってくることができない。また他の部品との干渉を避けるため、どうしても適切な位置に端子部13を持っていくことができない。
【0024】
ところが、本実施例では、端子部13を固定している端子台14は配設位置を変えることができるように配設されているため、必要に応じ端子台14の位置を変え、加熱コイル11を移動(回転)させることで、設計者の求めるベストな位置に端子部13を持っていくことができる。
【0025】
したがって、加熱コイル11とインバータ基板16の両端子部間をリード線でつなげば、簡単に配線作業ができる。そのことにより、他機種においても、同一の加熱コイルユニットで端子台14の位置を変えるだけで、それぞれの機種に対応でき、各々について加熱コイルユニットを起こす必要がないため、部品を共用化することができる。
【0026】
よって、この構成により、加熱コイルの端子部位置を各バーナーあるいは各機種それぞれにおいて適切な位置に配置できるため、組立性がよく、一つの加熱コイルユニットで多機種に適応できるフレキシブルな誘導加熱調理器が得られるものである。
【0027】
(実施例2)
次に、本発明の実施例2における誘導加熱調理器について説明する。
【0028】
本実施例では、基本的に実施例1と同様であるが、端子台14を支持体12に対してネジ等の固定手段20(図1)で着脱自在に固定したものである。すなわち、端子台14が支持体12に確実に固定され、各バーナーあるいは各機種に応じて、より適切な位置に端子台14を配置させることができるようにして、配線がしやすく組立性がよいものとしている。
【0029】
本実施例では、端子台14が加熱コイル11の外周部の支持体12に、固定手段20で確実に固定され、また端子台14を加熱コイル11の近傍である支持体12に配置させることができるので、より配線がしやすく、組立性がよく、安全性を高くすることができる。
【0030】
(実施例3)
図3は、本発明の実施例3における誘導加熱調理器を示すものである。
【0031】
図において、21は渦巻状に形成された加熱コイル、22は加熱コイル21を支持している支持体で、導電体、すなわち金属、例えば、アルミニウムや銅からなる。23は加熱コイル21の入口と出口に設けられた端子部、24は端子部23を固定する端子台で、樹脂等の絶縁物からなり、加熱コイル21の外周部の支持体22に、ネジ等の固定手段で確実に固定され、着脱自在に配設されている。25は支持体22を支持している脚で、3ヶ所あるいは4ヶ所設けられ、支持体22からバーリング加工、あるいは穴、または別部品から構成されている。26は加熱コイル21を駆動するインバータ基板、27は支持体22やインバータ基板26を支持している基板保持体、28は基板保持体27に設けられた脚支持用ボスで、脚25に対応した数だけあり、脚25を、バネ29を介して支持している。加熱コイル21と支持体22は、シリコン等の耐熱性接着剤で接着されて、固定されている。なお、前記の各部品21〜25は加熱コイルユニットを構成しているものである。
【0032】
次に、本実施例における作用について説明する。
【0033】
実施例1、2と同様の効果に加え、加熱コイル21を支持している支持体22が導電体でできているため、樹脂よりも薄く構成することができる。そのことから、加熱コイルユニットの薄型化が実現できるので、省スペース化がはかれコンパクトな機器を提供できる。その上、加熱コイル21がセンサー等の故障で通電を続け、レアーショートを起こしたときでも、支持体22は燃えることがなく安全な機器をも提供できる。さらに、支持体22がアルミニウムで構成されておれば、加熱コイル21の下方の磁力線を吸収できるシールド効果が期待でき、下方の無駄な加熱を防ぐこともでき、輻射ノイズをも低減させることができる。
【0034】
よって、この構成により、実施例1、2の効果に加え、加熱コイルユニットを薄くでき、さらに下方の磁力線を吸収できるシールド効果のあるものとすることもできる。
【0035】
(実施例4)
図4は、本発明の実施例4における誘導加熱調理器を示すものである。
【0036】
図において、31は渦巻状に形成された加熱コイル、32は加熱コイル31を支持している支持体で、導電体、すなわち金属、例えば、アルミニウムや銅からなる。33は加熱コイル31の入口と出口に設けられた端子部、34は端子部33を固定する端子台で、樹脂等の絶縁物からなり、加熱コイル31の外周部の支持体32に、ネジ等の固定手段で確実に固定され、着脱自在に配設されている。35は加熱コイル31と支持体32との間に挟まれた第1の絶縁体で、耐熱性のマイカ等の材料からなる。36は支持体32を支持している脚で、3ヶ所あるいは4ヶ所設けられて、支持体32からバーリング加工、あるいは穴、または別部品から構成されている。37は加熱コイル31を駆動するインバータ基板、38は支持体32やインバータ基板37を支持している基板保持体、39は基板保持体38に設けられた脚支持用ボスで、脚36に対応した数だけあり、脚36を、バネ40を介して支持している。第1の絶縁体35は、加熱コイル31あるいは支持体32とシリコン等の耐熱性接着剤で接着されて、固定されている。なお、前記の各部品31〜36は加熱コイルユニットを構成しているものである。
【0037】
次に、本実施例における作用について説明する。
【0038】
第1の絶縁体35が加熱コイル31と導電性の支持体32との間に挟まれているため、インバータ基板37駆動時に、加熱コイル31と支持体32を確実に絶縁することができる。そのことから、各部品に対して、ショートや感電を起こさない安全性の高い機器を提供できるし、また、第1の絶縁体35はマイカ等の耐熱性の絶縁体であるため、断熱材としての効果も持ち合わすため、加熱コイル31下部への熱影響を大きく低減することができる。このため、インバータ基板37上にある発熱部品への影響を少なくすることができ、機器の信頼性を向上させることもできる。
【0039】
よって、この構成により、実施例1〜3の効果に加え、加熱コイル31と支持体32を確実に絶縁できる安全性の高いものとすることができる。
【0040】
(実施例5)
図5、図6は、本発明の実施例5における誘導加熱調理器を示すものである。
【0041】
図において、41は渦巻状に形成された加熱コイル、42は加熱コイル41を支持している支持体で、導電体、すなわち金属、例えば、アルミニウムや銅からなる。43は加熱コイル41の入口と出口に設けられた端子部、44は端子部43を固定する端子台で、樹脂等の絶縁物からなり、加熱コイル41の外周部の支持体42に、ネジ等の固定手段で確実に固定され、着脱自在に配設されている。45は加熱コイル41と支持体42との間に挟まれた第1の絶縁体で、耐熱性のマイカ等の材料からなる。46は支持体42を支持している脚で、3ヶ所あるいは4ヶ所設けられて、支持体42とは別部品から構成されている。47は脚46を支持体42にネジや、はめ込み、かしめ等で固定する固定手段で、支持体42上の加熱コイル41周縁部に、ある間隔で併設されている穴、あるいは爪、切り欠き等を用いて、支持体42に対する脚46の取り付け位置を変えることができるようにしている。48は加熱コイル41を駆動するインバータ基板、49は支持体42やインバータ基板48を支持している基板保持体、50は基板保持体49に設けられた脚支持用ボスで、脚46に対応した数だけあり、脚46を、バネを介して支持している。第1の絶縁体45は、加熱コイル41あるいは支持体42とシリコン等の耐熱性接着剤で接着されて、固定されている。なお、前記の各部品41〜47は加熱コイルユニットを構成しているものである。
【0042】
次に、本実施例における作用について説明する。
【0043】
本実施例では、端子部43を固定している端子台44は着脱自在である上に、脚46の取り付け位置も自由自在に変えることができるため、それぞれの機種に合うよう、よりフレキシブルな位置に端子部43を持っていくことができる。したがって、加熱コイルユニットとインバータ基板48の両端子部間をリード線でつなげば、簡単に配線作業ができる。そのことにより、他機種においても、同一の加熱コイルユニットで端子台44や脚46の位置を変えるだけで、それぞれの機種に対応でき、各々加熱コイルユニットを起こす必要がないため、部品を共用化することができる。
【0044】
よって、この構成により、実施例1〜4の効果に加え、各バーナーあるいは各機種に応じて、より適切な位置に端子台を配置させることができ、より組立性のよいものとすることができる。
【0045】
(実施例6)
図7は、本発明の実施例6における誘導加熱調理器を示すものである。
【0046】
図において、51は渦巻状に形成された加熱コイル、52は加熱コイル51を支持している支持体で、導電体、すなわち金属、例えば、アルミニウムや銅からなる。53は加熱コイル51の入口と出口に設けられた端子部、54は端子部53を固定する端子台で、樹脂等の絶縁物からなり、加熱コイル51の外周部の支持体52に、ネジ等の固定手段で確実に固定され、着脱自在に配設されている。55は加熱コイル51と支持体52との間に挟まれた第1の絶縁体で、耐熱性のマイカ等の材料からなる。56は支持体52を支持している脚で、3ヶ所あるいは4ヶ所設けられて、支持体52からバーリング加工、あるいは穴、または別部品から構成されている。57は加熱コイル51上に載置された第2の絶縁体で、加熱コイル51及び端子部53の充電部を全て覆うように配設されている。58は加熱コイル51を駆動するインバータ基板、58は支持体52やインバータ基板58を支持している基板保持体、59は基板保持体58に設けられた脚支持用ボスで、脚56に対応した数だけあり、バネ60を介して脚56を支持している。第1の絶縁体55は、加熱コイル51あるいは支持体52と、第2の絶縁体57は、加熱コイル51とシリコン等の耐熱性接着剤で接着されて、固定されている。なお、前記の各部品51〜57は加熱コイルユニットを構成しているものである。
【0047】
次に、本実施例における作用について説明する。
【0048】
フライパン等の鍋を空焼きさせた場合について考える。鍋の種類によっては、異常に温度が上がり、鍋の底面温度が300度から400度になる場合がある。その際においても、加熱コイル51上方は、第2の絶縁体57で覆われているため、鍋からの輻射熱が断熱され、加熱コイル51への温度上昇は大きく抑えられる。
【0049】
また、そのため、加熱コイル51の変色、絶縁不良等の不具合のない信頼性の高い機器を提供できる。また、第2の絶縁体57は絶縁物としての役割も果たすため、高温時における加熱コイル51と外郭との絶縁を確実に行なうことができ、感電等のない安全性の高い機器を提供できる。
【0050】
よって、この構成により、実施例1〜5の効果に加え、加熱コイル51を確実に絶縁できる安全性の高いものとすることができる。
【0051】
(実施例7)
図8、図9は、本発明の実施例7における誘導加熱調理器を示すものである。
【0052】
図において、61は渦巻状に形成された加熱コイル、62は加熱コイル61を支持している支持体で、導電体、すなわち金属、例えば、アルミニウムや銅からなる。63は加熱コイル61の入口と出口に設けられた端子部、64は端子部63を固定する端子台で、樹脂等の絶縁物からなり、加熱コイル61の外周部の支持体62に、ネジ等の固定手段で確実に固定され、着脱自在に配設されている。65は加熱コイル61と支持体62との間に挟まれた第1の絶縁体で、耐熱性のマイカ等の材料からなる。66は支持体62を支持している脚で、3ヶ所あるいは4ヶ所設けられて、支持体62からバーリング加工、あるいは穴、または別部品から構成されている。67は加熱コイル61を固定するスペーサーで、耐熱性の樹脂で構成され、支持体62に3ヶ所程度、ネジ等の締結手段で固定されている。68は加熱コイル61上のスペーサー67上に載置された第2の絶縁体で、加熱コイル61及び端子部63の充電部を全て覆うように配設されている。本実施例においては、断熱効果が若干落ちるが、この第2の絶縁体68を外した構成でもよい。69は加熱コイル61を駆動するインバータ基板、70は支持体62やインバータ基板69を支持している基板保持体、71は基板保持体70に設けられた脚支持用ボスで、脚66に対応した数だけあり、脚66を、バネ72を介して支持している。73は加熱コイル61と第2の絶縁体68の間にスペーサー67があることにより形成された空隙である。
【0053】
なお、第1の絶縁体65は、加熱コイル61あるいは支持体62と、第2の絶縁体68は、スペーサー67とシリコン等の耐熱性接着剤で接着されて、固定されている。また、前記の各部品61〜68は加熱コイルユニットを構成しているものである。
【0054】
次に、本実施例における作用について説明する。
【0055】
フライパン等の鍋を空焼きさせた場合を考える。加熱コイル61と第2の絶縁体68の間には、スペーサー67があることにより、空隙73が形成されている。空隙73を設けることにより、鍋からの断熱効果が大きくなる上に、その空隙73にファン等による冷却手段で風を流すことにより、加熱コイル61を冷却することができるため、さらに冷却性能が向上し、加熱コイル61の変色、絶縁不良等の不具合のない信頼性の高い機器を提供できる。
【0056】
また、第2の絶縁体68は絶縁物としての役割も果たすため、高温時における加熱コイル61と外郭との絶縁を確実に行なうことができ、感電等のない安全性の高い機器を提供できる。
【0057】
よって、この構成により、実施例6の効果に加え、加熱コイル61の冷却性能が優れた信頼性の高いものとすることができる。
【0058】
(実施例8)
図10、図11は、本発明の実施例8における誘導加熱調理器を示すものである。
【0059】
図において、81は渦巻状に形成された加熱コイル、82は加熱コイル81を支持している支持体で、導電体、すなわち金属、例えば、アルミニウムや銅からなる。83は加熱コイル81の入口と出口に設けられた端子部、84は端子部83を固定する端子台で、樹脂等の絶縁物からなり、加熱コイル81の外周部の支持体82に、ネジ等の固定手段で確実に固定され、着脱自在に配設されている。85は加熱コイル81と支持体82との間に挟まれた第1の絶縁体で、耐熱性のマイカ等の材料からなる。86は支持体82を支持している脚で、3ヶ所あるいは4ヶ所設けられて、支持体82からバーリング加工、あるいは穴、または別部品から構成されている。87は加熱コイル81を固定するスペーサーで、耐熱性の樹脂で構成され、支持体82に3ヶ所程度、ネジ等の締結手段で固定されている。88はフッ素ゴム等でできた略T字状の耐熱性の弾性体、89は加熱コイル81上のスペーサー87上に載置された第2の絶縁体で、加熱コイル81及び端子部83の充電部を全て覆うように配設されている。この第2の絶縁体89は、略T字状の弾性体88を第2の絶縁体89の穴を介してスペーサー87に挿入することで、位置決め固定されているものである。90は加熱コイル81を駆動するインバータ基板、91は支持体82やインバータ基板90を支持している基板保持体、92は基板保持体91に設けられた脚支持用ボスで、脚86に対応した数だけあり、脚86を、バネ93を介して支持している。94は加熱コイル81と第2の絶縁体89の間にスペーサー87があることにより形成された空隙である。なお、第1の絶縁体85は、加熱コイル81あるいは支持体82とシリコン等の耐熱性接着剤で接着されて固定されている。また、前記の各部品81〜89は加熱コイルユニットを構成しているものである。
【0060】
次に、本実施例における作用について説明する。
【0061】
本実施例では、空隙94による加熱コイル81の冷却効果が得られるとともに、第2の絶縁体89は、略T字状の弾性体88を第2の絶縁体89の穴を介してスペーサー87に挿入することで、位置決め固定されているので、第2の絶縁体89とスペーサー87との固定に、接着する必要がなく、第2の絶縁体89を取り外したい場合でも弾性体88をスペーサー87から抜けば、簡単に外すことができるものである。
【0062】
よって、この構成により、実施例7の効果に加え、加熱コイル81からの振動のない信頼性の高いものとすることができる。
【0063】
(実施例9)
図12は、本発明の実施例9における誘導加熱調理器を示すものである。
【0064】
図において、101は渦巻状に形成された加熱コイル、102は加熱コイル101を支持している支持体で、導電体、すなわち金属、例えば、アルミニウムや銅からなる。103は加熱コイル101の入口と出口に設けられた端子部、104は端子部103を固定する端子台で、樹脂等の絶縁物からなり、加熱コイル101の外周部の支持体102に、ネジ等の固定手段で確実に固定され、着脱自在に配設されている。105は加熱コイル101と支持体102との間に挟まれた第1の絶縁体で、耐熱性のマイカ等の材料からなる。106は支持体102を支持している脚で、3ヶ所あるいは4ヶ所設けられて、支持体102からバーリング加工、あるいは穴、または別部品から構成されている。107はフェライトで、第1の絶縁体105と支持体102の間に、放射状に等間隔に8本配置されている。108は加熱コイル101を駆動するインバータ基板、109は支持体102やインバータ基板108を支持している基板保持体、110は基板保持体109に設けられた脚支持用ボスで、脚106に対応した数だけあり、脚106を、バネを介して支持している。第1の絶縁体105は、加熱コイル101あるいはフェライト107とシリコン等の耐熱性接着剤で接着されて、固定されている。なお、前記の各部品101〜107は加熱コイルユニットを構成しているものである。
【0065】
次に、本実施例における作用について説明する。
【0066】
加熱コイル101の下部には、フェライト107が放射状に等間隔に配置されているため、下方への磁力線を吸収して、下方への無駄な加熱を防ぐことができるし、また輻射ノイズを低減することもできる。
【0067】
よって、この構成により、実施例1〜8の効果に加え、加熱コイル101下方の無駄な加熱や輻射ノイズをより低減できる信頼性の高いものとすることができる。なお、本実施例では、フェライト107は第1の絶縁体105の下部に設けているが、支持体102の下部でもよい。
【0068】
(実施例10)
図13、図14は、本発明の実施例10における誘導加熱調理器を示すものである。
【0069】
図において、111は渦巻状に形成された加熱コイル、112は加熱コイル111を支持している支持体で、導電体、すなわち金属、例えば、アルミニウムや銅からなる。113は加熱コイル111の入口と出口に設けられた端子部、114は端子部113を固定する端子台で、樹脂等の絶縁物からなり、加熱コイル111の外周部の支持体112に、ネジ等の固定手段で確実に固定され、着脱自在に配設されている。115は加熱コイル111と支持体112との間に挟まれた第1の絶縁体で、耐熱性のマイカ等の材料からなる。116は支持体112を支持している脚で、3ヶ所あるいは4ヶ所設けられて、支持体112からバーリング加工、あるいは穴、または別部品から構成されている。117はフェライトで、第1の絶縁体115と支持体112の間に、放射状に等間隔で8本配置されている。118は放射状の桟を設けた枠体で、第1の絶縁体115と支持体112の間に位置しフェライト117を位置決め固定するとともに第1の絶縁体115と支持体112の支持部材としている。119は加熱コイル111を駆動するインバータ基板、120は支持体112やインバータ基板119を支持している基板保持体、121は基板保持体120に設けられた脚支持用ボスで、脚116に対応した数だけあり、脚116を、バネ122を介して支持している。第1の絶縁体115は、加熱コイル111、あるいはフェライト117、枠体118とシリコン等の耐熱性接着剤で接着されて、固定されている。なお、前記の各部品111〜118は加熱コイルユニットを構成しているものである。
【0070】
次に、本実施例における作用について説明する。
【0071】
本実施例では、枠体118が支持体112の上に保持され、かつフェライト117がその枠体118の中にきっちりと位置決め固定されるため、固定位置からずれることのない安定した構成となる。さらに、シリコン接着剤で接着すれば、より確実に固定される。
【0072】
また、枠体118はフェライト117の側面をカバーするように配置されているもので、脆いフェライト117が第1の絶縁体115と支持体112に挟まれていても、枠体118が支持部材となり、フェライト117に応力がかからない構成を形成することができる。
【0073】
よって、この構成により、実施例9の効果に加え、フェライト117を確実な位置に固定でき、かつフェライトに強度の負担のかからない信頼性の高いものとすることができる。
【0074】
【発明の効果】
以上のように、本発明の誘導加熱調理器によれば、加熱コイルの端子部を保持する端子台の配設位置を変えることができるようにしたことにより、加熱コイルの端子部位置を各バーナーあるいは各機種それぞれにおいて適切な位置に配置できるため、組立性がよく、一つの加熱コイルユニットで多機種に適応できるフレキシブルな誘導加熱調理器が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1、2における誘導加熱調理器の加熱コイルの上面図
【図2】同誘導加熱調理器の加熱コイル部の断面図
【図3】本発明の実施例3における誘導加熱調理器の加熱コイル部の断面図
【図4】本発明の実施例4における誘導加熱調理器の加熱コイル部の断面図
【図5】本発明の実施例5における誘導加熱調理器の加熱コイルの上面図
【図6】同誘導加熱調理器の加熱コイル部の断面図
【図7】本発明の実施例6における誘導加熱調理器の加熱コイル部の断面図
【図8】本発明の実施例7における誘導加熱調理器の加熱コイルの上面図
【図9】同誘導加熱調理器の加熱コイル部の断面図
【図10】本発明の実施例8における誘導加熱調理器の加熱コイルの上面図
【図11】同誘導加熱調理器の加熱コイル部の断面図
【図12】本発明の実施例9における誘導加熱調理器の加熱コイル部の断面図
【図13】本発明の実施例10における誘導加熱調理器の加熱コイルユニットを、加熱コイルを外して示した上面図
【図14】同誘導加熱調理器の加熱コイル部の断面図
【符号の説明】
11、21、31、41、51、61、81、101、111 加熱コイル
12、22、32、42、52、62、82、102、112 支持体
13、23、33、43、53、63、83、103、113 端子部
14、24、34、44、54、64、84、104、114 端子台
35、45、55、65、85、105、115 第1の絶縁体
46 脚
47 固定手段
57、68、89 第2の絶縁体
67、87 スペーサー
88 弾性体
107、117 フェライト
118 枠体[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to an induction heating cooker characterized by processing a terminal portion of a heating coil.
[0002]
[Prior art]
In a conventional induction heating cooker, a terminal portion of a heating coil is held at a fixed position of a holding table supporting the heating coil (for example, see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP 05-29072 A
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional configuration, when wiring the heating coil and the inverter board, in one burner, the terminal portion can be arranged at an appropriate position where wiring is easy, but in another burner or another model. When disposing the heating coil unit in the equipment, it is difficult to arrange the terminals at appropriate positions corresponding to each of them due to differences in the shape of the inverter board and differences in the configuration of the internal components, etc. The unit must be raised for each model, and there is a problem that parts cannot be shared.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention solves the above-mentioned conventional problems, and enables a terminal portion of a heating coil to be arranged at an appropriate position in each burner or each model. An object of the present invention is to provide a flexible induction heating cooker applicable to a model.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an induction heating cooker according to the present invention is capable of changing an arrangement position of a terminal block holding a terminal portion of a heating coil.
[0007]
As a result, the terminal portion of the heating coil can be arranged at an appropriate position in each burner or each model, so that a flexible induction heating cooker with good assemblability and adaptable to multiple models with one heating coil unit is obtained. Things.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The invention according to
[0009]
According to a second aspect of the present invention, the terminal block is securely fixed to the support by the induction heating cooker according to the first aspect, wherein the terminal block is detachably fixed to the support. Alternatively, the terminal block can be arranged at a more appropriate position according to each model, so that the wiring is easy and the assembling property is good.
[0010]
According to a third aspect of the present invention, by using the induction heating cooker according to the first or second aspect using a conductor as the support, the heating coil unit can be made thinner, and the lower magnetic line of force can be absorbed. It can also have a shielding effect.
[0011]
According to a fourth aspect of the invention, by providing the induction heating cooker according to the third aspect, wherein the first insulator is provided between the heating coil and the support, the heating coil and the support can be reliably insulated. High security can be achieved.
[0012]
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided the induction heating cooking according to any one of the first to fourth aspects, wherein the leg is provided for supporting the support, and the mounting position of the leg with respect to the support can be changed. By using a container, not only the terminal block but also the legs can be attached to any position, so that the terminal block can be arranged at a more appropriate position according to each burner or each model, and it is easier to assemble. Can be better.
[0013]
The invention according to claim 6 is the induction heating cooker according to any one of
[0014]
The invention according to claim 7 provides the induction heating cooker according to claim 6, wherein a gap is provided between the heating coil and the second insulator, whereby the cooling performance of the heating coil is excellent. High reliability can be achieved.
[0015]
The invention according to
[0016]
According to a ninth aspect of the present invention, by using the induction heating cooker according to any one of the first to eighth aspects, wherein the ferrite is provided below the heating coil, wasteful heating and radiation noise below the heating coil are provided. Can be further reduced, and high reliability can be obtained.
[0017]
According to a tenth aspect of the present invention, between the first insulator and the support, there is provided a ferrite, and a frame for positioning the ferrite and serving as a support member for the first insulator and the support. With the induction heating cooker according to the ninth aspect, the ferrite can be fixed at a reliable position and the ferrite can be made highly reliable without imposing a load on strength.
[0018]
【Example】
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0019]
(Example 1)
FIGS. 1 and 2 show an induction heating cooker according to a first embodiment of the present invention.
[0020]
In the drawing, 11 is a heating coil formed in a spiral shape, 12 is a support for supporting the lower surface of the
[0021]
In addition, various means can be considered as the means for changing the arrangement position of the
[0022]
Next, the operation of the present embodiment will be described.
[0023]
Consider a case where the heating coil unit is incorporated in a main body of another model. The components of the
[0024]
However, in this embodiment, since the
[0025]
Therefore, if the
[0026]
Therefore, according to this configuration, the terminal portion of the heating coil can be arranged at an appropriate position in each burner or each model, so that it is easy to assemble and a flexible induction heating cooker that can be applied to various models with one heating coil unit. Is obtained.
[0027]
(Example 2)
Next, an induction heating cooker according to a second embodiment of the present invention will be described.
[0028]
This embodiment is basically the same as the first embodiment, except that the
[0029]
In this embodiment, the
[0030]
(Example 3)
FIG. 3 shows an induction heating cooker according to a third embodiment of the present invention.
[0031]
In the drawing,
[0032]
Next, the operation of the present embodiment will be described.
[0033]
In addition to the effects similar to those of the first and second embodiments, since the
[0034]
Therefore, according to this configuration, in addition to the effects of the first and second embodiments, the heating coil unit can be made thinner, and a shield effect that can absorb the lower magnetic field lines can be obtained.
[0035]
(Example 4)
FIG. 4 shows an induction heating cooker according to a fourth embodiment of the present invention.
[0036]
In the figure, 31 is a spirally formed heating coil, 32 is a support for supporting the
[0037]
Next, the operation of the present embodiment will be described.
[0038]
Since the
[0039]
Therefore, according to this configuration, in addition to the effects of the first to third embodiments, the
[0040]
(Example 5)
5 and 6 show an induction heating cooker according to a fifth embodiment of the present invention.
[0041]
In the figure,
[0042]
Next, the operation of the present embodiment will be described.
[0043]
In the present embodiment, the
[0044]
Therefore, according to this configuration, in addition to the effects of the first to fourth embodiments, the terminal block can be arranged at a more appropriate position according to each burner or each model, and the assembling property can be further improved. .
[0045]
(Example 6)
FIG. 7 shows an induction heating cooker according to a sixth embodiment of the present invention.
[0046]
In the figure,
[0047]
Next, the operation of the present embodiment will be described.
[0048]
Consider a case in which a pan such as a frying pan is baked. Depending on the type of pot, the temperature may rise abnormally, and the bottom surface temperature of the pot may go from 300 degrees to 400 degrees. Also in that case, since the upper part of the
[0049]
Therefore, a highly reliable device free from defects such as discoloration of the
[0050]
Therefore, with this configuration, in addition to the effects of the first to fifth embodiments, the
[0051]
(Example 7)
8 and 9 show an induction heating cooker according to a seventh embodiment of the present invention.
[0052]
In the figure,
[0053]
The
[0054]
Next, the operation of the present embodiment will be described.
[0055]
Consider a case where a pan such as a frying pan is baked. A
[0056]
Further, since the
[0057]
Therefore, with this configuration, in addition to the effects of the sixth embodiment, the cooling performance of the
[0058]
(Example 8)
10 and 11 show an induction heating cooker according to an eighth embodiment of the present invention.
[0059]
In the figure,
[0060]
Next, the operation of the present embodiment will be described.
[0061]
In this embodiment, the cooling effect of the
[0062]
Therefore, according to this configuration, in addition to the effect of the seventh embodiment, it is possible to obtain a highly reliable one without vibration from the
[0063]
(Example 9)
FIG. 12 shows an induction heating cooker according to Embodiment 9 of the present invention.
[0064]
In the drawing,
[0065]
Next, the operation of the present embodiment will be described.
[0066]
Since the
[0067]
Therefore, according to this configuration, in addition to the effects of the first to eighth embodiments, it is possible to obtain a highly reliable device capable of further reducing unnecessary heating and radiation noise below the
[0068]
(Example 10)
FIGS. 13 and 14 show an induction heating cooker according to a tenth embodiment of the present invention.
[0069]
In the figure,
[0070]
Next, the operation of the present embodiment will be described.
[0071]
In the present embodiment, since the
[0072]
Further, the
[0073]
Therefore, with this configuration, in addition to the effect of the ninth embodiment, the
[0074]
【The invention's effect】
As described above, according to the induction heating cooker of the present invention, the position of the terminal block that holds the terminal portion of the heating coil can be changed, so that the position of the terminal portion of the heating coil can be changed by each burner. Alternatively, since each model can be arranged at an appropriate position, it is possible to obtain a flexible induction heating cooker which has good assemblability and can be applied to various models with one heating coil unit.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a top view of a heating coil of an induction heating cooker according to
FIG. 2 is a sectional view of a heating coil portion of the induction heating cooker.
FIG. 3 is a sectional view of a heating coil portion of an induction heating cooker according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a sectional view of a heating coil portion of an induction heating cooker according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a top view of a heating coil of an induction heating cooker according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a sectional view of a heating coil portion of the induction heating cooker.
FIG. 7 is a sectional view of a heating coil portion of an induction heating cooker according to a sixth embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a top view of a heating coil of an induction heating cooker according to a seventh embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a sectional view of a heating coil portion of the induction heating cooker.
FIG. 10 is a top view of a heating coil of the induction heating cooker according to the eighth embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a sectional view of a heating coil portion of the induction heating cooker.
FIG. 12 is a sectional view of a heating coil portion of an induction heating cooker according to a ninth embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a top view showing the heating coil unit of the induction heating cooker according to the tenth embodiment of the present invention with the heating coil removed.
FIG. 14 is a sectional view of a heating coil portion of the induction heating cooker.
[Explanation of symbols]
11, 21, 31, 41, 51, 61, 81, 101, 111 heating coil
12, 22, 32, 42, 52, 62, 82, 102, 112 Support
13, 23, 33, 43, 53, 63, 83, 103, 113 Terminal section
14, 24, 34, 44, 54, 64, 84, 104, 114 terminal block
35, 45, 55, 65, 85, 105, 115 First insulator
46 legs
47 fixing means
57, 68, 89 Second insulator
67, 87 Spacer
88 Elastic body
107, 117 Ferrite
118 frame
Claims (10)
Priority Applications (1)
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JP2003130128A JP2004335295A (en) | 2003-05-08 | 2003-05-08 | Induction heating cooking device |
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---|---|---|---|---|
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- 2003-05-08 JP JP2003130128A patent/JP2004335295A/en active Pending
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