JP2004334527A - 不正判定のスコア値算出プログラム、不正判定のスコア値算出方法、及びクレジットカードの不正判定スコア値算出システム - Google Patents

不正判定のスコア値算出プログラム、不正判定のスコア値算出方法、及びクレジットカードの不正判定スコア値算出システム Download PDF

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Abstract

【課題】主としてクレジットカード等の利用にかかる不正判定のスコア値算出で、ベイズ理論に基づき作成されたモデルによるスコア値の算出において、不適当な項目を選択することによる信頼性の低下を防止するのに有効な不正判定のスコア値算出プログラムを提供する。
【解決手段】受信したオーソリデータから不正利用の可能性を判定するスコア値を返信する場合に、ケース選択部112は1件のオーソリデータからスコア値算出のための複数のケースを選択し、スコア値選択部114は複数のケースについて算出されたスコア値からノイズの影響を除去したスコア値を特定する。前者においては、1件のオーソリデータから複数の因子を抽出し、因子の様々な組合せによって複数のケースを選択する。後者においては、算出した複数のスコア値から平均値を求めてもよいし、信頼性の高い一部の数値を採用してもよい。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主としてクレジットカード等の利用にかかる不正判定で、ベイズ理論に基づき作成されたモデルによるスコア値の算出において、不適当な項目を選択することによる信頼性の低下を防止するのに有効な不正判定のスコア値算出プログラム、不正判定のスコア値算出方法、及び前記スコア値算出プログラムを用いたクレジットカードの不正判定スコア値算出システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
クレジットカードの利用時において、例えばカードを拾得した他人が本人になりすまして不正な取引を行うことを防止するために、カードの利用を受け付けた店舗等からは、カード会社に対して与信残高の確認と併せて不正利用についても信用照会を行うことが一般的となっている。このような信用照会のためのシステムにおいては、過去の不正利用のデータ等を利用して、確度の高い判定を行うことが重要な課題となっている。
【0003】
現在カード会社において用いられているのは、オーソリデータ(オーソリゼーションデータ;クレジットカードの所有者や決済を要求する金額など店舗等から送信されたデータ)から不正利用の可能性についてのスコアを自動的に判定するシステムである。これらのシステムにおいては、ニューロ理論を用いたニューラルネットワークを利用したスコアリングシステムでスコアを判定することが一般的になっている(非特許文献1参照)。
【0004】
ニューラルネットワークとは、人間の脳の神経細胞の構造や情報処理機能をモデル化した先端的な技術によるものであり、システムの構築には専門的なノウハウと多額の投資が必要になる。従って、多くのカード会社では自らがスコア判定のための基礎的なシステムを構築するのではなく、ニューラルネットワークにかかる部分は汎用的に作成された外部システムを導入することが一般的である。
【0005】
しかしながら、ニューラルネットワークを用いたスコアリングシステムは、判定のロジックがブラックボックスとなっているために利用するカード会社等には判定の根拠が明確でないこと、またカード会社等の利用者自らがニューラルネットワークを生成するわけではないので自社のオーソリデータから独自の傾向を反映させるのが容易でないこと、といった問題を有している。かかる課題への対応として、ニューラルネットワークに変えて、近年人工知能等の分野で使用されるようになっているベイズ理論を用いたベイジアンネットワークを用いてスコアリングシステムを構築することが考えられる。ベイズ理論においては、ある事象が発生する確率を統計的に予測する出現確率の考え方が基礎となっている。
【0006】
【非特許文献1】浅野陽一朗、須田芳宣、「不正利用検知システムの導入とその効果」、月刊消費者信用、社団法人金融財政事情研究会、2000年5月号、p.16−19
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
クレジットカードについての不正利用の判定をベイズ理論に基づいて行おうとする場合は、クレジットカードの利用態様から時間、金額、店舗などの因子を抽出し、これらの因子を組み合わせることにより様々なケースに分類して、それぞれのケースごとに過去のオーソリデータから不正が生じた確率を算出することにより、出現確率を定めることができる。出現確率を算出するためには、過去のオーソリデータを集めてケース別に分類したモデルを作成する。当該モデルにおいては細かなケースに分類して、それぞれのケースについて多くのオーソリデータを収集することにより、出現確率の信頼度を向上させることが可能である。
【0008】
しかしながら、様々な因子の組合せによってケースが多岐に渡りすぎてしまうと、サンプルとなる母数が少なくなったり、イレギュラーなサンプルの影響を受けたりするために、出現確率の信頼性が低くなるケースが生じてしまうことがある。このようにスコア値として採用するのが適当でないケースについては、いわゆるノイズとして対象から除外されることが好ましい。
【0009】
一方で、特殊な値が算出されたからといって、全てをノイズと判断して排除することも適当ではない。ノイズの影響を抑えた、より信頼度の高いスコア値を算出するためには、判定しようとするオーソリデータに対して、最も信頼度の高いデータを持った因子の組合せのケースを選択することが必要である。
【0010】
本発明は、このような課題に対応して、主としてクレジットカード等の利用にかかる不正判定のスコア値算出で、ベイズ理論に基づき作成されたモデルによるスコア値の算出において、不適当な項目を選択することによる信頼性の低下を防止するのに有効な不正判定のスコア値算出プログラム、不正判定のスコア値算出方法、及び前記スコア値算出プログラムを用いたクレジットカードの不正判定スコア値算出システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決する本発明は、不正判定のスコア値を算出するスコア値算出プログラムであって、コンピュータに、スコア値の算出依頼を受け付けた依頼データに含まれる因子を抽出するステップと、前記因子の組合せによる複数のケースを特定して、各々のケースに対応するサンプル件数を記憶装置から取得するステップと、前記各々のケースについて前記サンプル件数から不正判定のスコア値を算出するステップと、前記各々のケースについて算出されたスコア値から少なくとも一つのスコア値を用いてスコア算出結果を特定するステップと、を実行させるためのスコア値算出プログラムである。
【0012】
この発明においては、依頼データに含まれる因子の組合せから複数のケースに対応したスコア値を算出してスコア算出結果を特定することにより、因子の組合せからケースを一通りに絞る場合に比べて、いわゆるノイズに該当するケースからスコア値を算出してしまうリスクを低減することができる。ここで、少なくとも一つのスコア値を用いてスコア算出結果を特定する方法には、複数のスコア値の中から最適な値を選択する方法や、二以上のスコア値を選択して平均値等を算出する方法、全てのスコア値の平均値等を算出する方法などが含まれる。
【0013】
前記記憶装置には、前記各々のケースに該当するサンプル件数とその中に含まれる不正件数が記憶されており、前記不正判定のスコア値を算出するステップでは、前記サンプル件数と前記不正件数を用いて算出した不正出現確率を用いて前記スコア値を算出することを特徴とすることもできる。
【0014】
データベース等の記憶装置には、このようにサンプル件数とその中に含まれる不正件数をケース毎に記憶させておくことにより、該当するケースについて不正出現確率を容易に算出することが可能であり、このように算出した不正出現確率は、該当するケースで一般的に不正が生じる可能性のスコア値として用いることができる。
【0015】
前記スコア算出結果を特定するステップでは、前記各々のケースについて算出されたスコア値の平均値を用いて前記スコア算出結果を特定することを特徴とすることもできる。
【0016】
このように構成すると、いわゆるノイズに該当するケースを含んでいたとしても、複数のケースとの平均値を求めることにより、その影響を軽減することができる。
【0017】
前記不正判定のスコア値を算出するステップでは、前記サンプル件数又は前記不正件数の情報蓄積状況を反映した情報蓄積にかかる信頼度を用いて前記スコア値を算出し、前記スコア算出結果を特定するステップでは、前記各々のケースについて算出されたスコア値が最大のものを前記スコア算出結果として特定することを特徴とすることもできる。
【0018】
このように、スコア値の判定に際して、スコアを算出する根拠となるサンプル件数等のデータの信頼度を反映することにより、いわゆるノイズに該当する項目は信頼度が低いためにスコア値も低下することになる。従って、複数のケースについて算出したスコア値から最大のスコア値を採用することによって、信頼度の低いケースのスコア値を算出結果から排除することができる。
【0019】
前記不正判定はクレジットカードの不正利用に関する判定であって、前記依頼データはオーソリデータであって、前記記憶装置には過去のクレジットカードの利用事例にかかるオーソリデータが記憶されていて、前記ケースはオーソリデータに含まれる因子により分類されたものであることを特徴とすることもできる。
【0020】
このように構成することにより、本発明にかかるスコア値算出プログラムを、クレジットカードの不正利用の判定に用いることができる。
【0021】
また、これらの発明は、上記のそれぞれの発明にかかる不正判定のスコア値算出プログラムを用いた不正判定のスコア値算出方法として構成することもできる。さらに、それぞれの発明にかかるスコア値算出プログラムを用いたクレジットカードの不正判定スコア値算出システムとして構成することもできる。
【0022】
つまり、本発明は、クレジットカードの不正判定のためのスコア値を算出するシステムであって、過去のクレジットカードの利用にかかるオーソリデータをケース別に分類して各々のケースに含まれるサンプル件数を格納するオーソリデータ格納手段と、不正判定のためのスコア値算出を行うための新規オーソリデータを受け付ける新規オーソリデータ受付手段と、前記新規オーソリデータに含まれる因子を抽出し、前記因子の組合せによる複数のケースを特定して、各々のケースに対応するサンプル件数を前記オーソリデータ格納手段から取得するサンプル件数取得手段と、前記各々のケースについて前記サンプル件数から不正判定のスコア値を算出するスコア値算出手段と、前記各々のケースについて算出されたスコア値から少なくとも一つのスコア値を用いてスコア算出結果を特定するスコア算出結果特定手段と、を備えることを特徴とする不正判定スコア値算出システムとして構成することができる。
【0023】
前記オーソリデータ格納手段には、各々のケースについて該当するサンプル件数とその中に含まれる不正件数が格納されており、前記スコア値算出手段は、前記サンプル件数と前記不正件数を用いて算出した不正出現確率を用いて前記スコア値を算出することを特徴とすることもできる。
【0024】
前記スコア算出結果特定手段は、前記各々のケースについて算出されたスコア値の平均値を用いて前記スコア算出結果を特定することを特徴とすることもできる。前記スコア値算出手段は、前記サンプル件数又は前記不正件数の情報蓄積状況を反映した情報蓄積にかかる信頼度を用いて前記スコア値を算出し、前記スコア算出結果特定手段は、前記各々のケースについて算出されたスコア値が最大のものを前記スコア算出結果として特定することを特徴としてもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図面を用いて以下に詳細に説明する。尚、以下の説明においては、本発明にかかる不正判定のスコア値算出プログラムをクレジットカードの利用を受け付ける際の不正利用可能性の判定に用いる場合について説明するが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。
【0026】
図1は、本発明にかかるクレジットカードの不正判定スコア値算出システムの概要を示す図である。図2は、本発明にかかるクレジットカードの不正判定スコア値算出システムの構成を示すブロック図である。図3は、本発明にかかる不正判定スコア値算出システムの、不正検知モデルデータベースの構成を示す図である。図4、図5、図6は、本発明にかかる不正判定スコア値算出システムの、不正検知モデルデータベースのそれぞれサンプル件数登録テーブル、ケース定義テーブル、因子定義テーブルの一例を示す図である。図7、図8は、本発明にかかる不正判定スコア値算出プログラムにより、それぞれオーソリデータに含まれる因子を特定する一例、オーソリデータに含まれる因子から該当する複数のケースを特定する一例である。図9は、スコア値の算出において、信頼度を反映するスコア値算出式の考え方を示す図である。図10は、スコア値の算出において、信頼度を反映するスコア値算出式の具体例を示す図である。図11は、本発明にかかる不正判定スコア値算出プログラムのフローチャートである。
【0027】
図1において、本発明にかかるスコアリングシステム100は、スコアリングサブシステム110、不正検知モデルデータベース120により構成されており、マニュアルスコア端末130より操作することができる。不正検知モデルデータベース120は、カード会社が管理するカード管理システム200のオーソリデータベース210からオーソリデータを取得する。スコアリングサブシステム110は、店舗端末300からカード利用に際しての照会があると、カード管理システム200を介して受け付けたオーソリデータから不正利用のスコアを判定してカード管理システム200に返信し、カード管理システム200はスコアから判断した照会結果を店舗端末300へ送信する。
【0028】
スコアリングサブシステム110におけるスコアの算出は、不正検知モデルデータベース120を参照して行われる。不正検知モデルデータベース120には、オーソリデータに含まれる時間や金額などの因子をキーに分類されたケースについて、それぞれに該当するサンプル件数と不正件数が登録されており、スコアリングサブシステム110では判定依頼を受け付けたオーソリデータに該当するケースの件数にかかるデータを取得して、スコアを算出する。
【0029】
図2は、本発明にかかるクレジットカードの不正判定スコア値算出システムのさらに詳細な構成を示している。不正検知モデルデータベース120は、カード管理システム200に備えられたオーソリデータベース210のオーソリデータテーブル211から、オーソリデータを取得する。取得したオーソリデータについて、時間や金額等の因子別に該当するケースを判定し、不正検知モデルデータベース120にはサンプル件数が登録される。また、不正検知モデルデータベース120は、カード管理システム200に備えられたオーソリデータベース210の不正利用データテーブル212から、不正利用に該当したオーソリデータを取得する。取得したオーソリデータについて、時間や金額等の因子別に該当するケースを判定し、不正検知モデルデータベース120には不正利用に該当したサンプル件数が登録される。
【0030】
スコアリングサブシステム110は、オーソリデータ受信部111、ケース選択部112、スコア値算出部113、スコア値選択部114及びスコア値送信部115を備えている。オーソリデータ受信部111が判定依頼を受けたオーソリデータを受信すると、ケース選択部112ではオーソリデータに含まれる因子を抽出して当該因子の組合せに対応する複数のケースを特定し、当該ケースに対応するサンプル件数等を不正検知モデルデータベース120で参照する。各々のケースについて、スコア値算出部113では不正検知モデルデータベース120からサンプル件数等を取得してスコア値を算出する。スコア値選択部114では、スコア値算出部113で算出した複数のスコア値から、ノイズの影響を除去するための一定のルールに基づいて最終的なスコア算出結果を特定する。最終的なスコア算出結果として特定されたスコア値は、スコア値送信部115からカード管理システム200に送信される。
【0031】
本発明において特徴的な部分は、1件のオーソリデータからスコア値算出のための複数のケースを選択するケース選択部112と、複数のケースについて算出されたスコア値からノイズの影響を除去したスコア値を特定するスコア値選択部114である。このうち前者においては、1件のオーソリデータから複数の因子を抽出し、因子の様々な組合せによって複数のケースを選択する。
【0032】
後者においては、算出した複数のスコア値から平均値を求めてもよいし、信頼性の高い一部の数値を採用してもよい。例えば、算出した数値の上下一定割合を除いた中間層にある数値の平均値を採用するといった設定を行ってもよい。スコア値自身に、例えば該当するケースのサンプル件数を基礎とした信頼性を反映した値を用いることとすれば、算出した複数のスコア値のうち最も値の高いものを採用することとしてもよい。一般に、サンプル件数が少ないと結果が分散してデータの信頼性に乏しく、またケースを細かく設定してケースの数が増加するほど、一つのケースあたりのサンプル件数が減少してデータの信頼性が低下する傾向にあると考えられるため、不正検知モデルデータベース120に登録されているサンプル件数等から、各々のケースについての信頼度を算出することが可能である。
【0033】
次に、図3〜図6を用いて、不正検知モデルデータベース120における様々なケースの記録方法について説明する。図3は、不正検知モデルデータベース120の構成を示しているが、不正検知モデルデータベース120は、サンプル件数登録テーブル121、ケース定義テーブル122及び因子定義テーブル123を備えている。
【0034】
図4は、サンプル件数登録テーブル121の一例を示している。サンプル件数登録テーブル121においては、ケース毎に設けられたレコードに、各々のケースに対応するオーソリデータのサンプル件数と、そのうち不正利用に該当したサンプルの不正件数が記録されている。
【0035】
図5は、ケース定義テーブル122の一例を示している。ケース定義テーブル122においては、ケース毎に設けられたレコードに、各々のケースに対応する因子の組合せが定義されている。因子の組合せは、因子A〜因子Cの全てが特定される場合に限られず、因子Aのみが特定されてそれ以外の因子は特定されない場合、因子Aと因子Bは特定されるが因子Cは特定されない場合といった、一部の因子のみを特定する組合せも含んでいる。このように設定することで、1件のオーソリデータに対して1件のケースが該当するのではなく、複数のケースが該当することとなる。
【0036】
図6は、因子定義テーブル123の一例を示している。因子定義テーブル123においては、因子の項目毎に設けられたレコードに、各々の項目に対応する因子の内容が定義されている。この例では、因子Aはオーソリデータに含まれる利用金額が該当し、それぞれの項目には利用金額の範囲が定義されている。因子Bはオーソリデータに含まれる利用時間が該当し、それぞれの項目には利用時間の範囲が定義されている。因子Cはオーソリデータに含まれる利用者の性別が該当し、それぞれの項目には性別が定義されている。
【0037】
不正検知モデルデータベース120が図3〜図6の例のように構成されている場合に、図7に示したオーソリデータを受け付けると以下のように処理される。図7では、男性が午前10時に5,000円のクレジットカードの利用を行おうとした例である。この例では、因子Aについては5,000円なのでA−1が、因子Bについては午前10時なのでB−2が、因子Cについては男性なのでC−1が該当することとなる。
【0038】
ここで抽出された因子であるA−1、B−2、C−1については、以下の通り7通りの組合せを設定することができる。
A−1
B−2
C−1
A−1かつB−2
A−1かつC−1
B−2かつC−1
A−1かつB−2かつC−1
いずれも本件オーソリデータが該当するケースであるので、これらの全てについてスコア値を算出して、算出された7件のスコア値を用いて最終的なスコア算出結果を決定する。例えば「A−1かつB−2かつC−1」にたまたま1件の不正利用のサンプルデータが発生していた場合に、このデータだけを用いると極めて高いスコア値が算出される恐れがあるが、例えば7件のスコア値の平均値を用いる、7件の中で最大の値や最小の値を除外する、といった方法を用いることによって、イレギュラーなケースであってスコア値に反映することが好ましくない、いわゆるノイズの影響を除去することが可能になる。
【0039】
図8は、このようにオーソリデータに含まれる因子の組合せについて、ケース定義テーブル122において対応するケースを特定する例を示したものである。上記の7件の組合せは、図8に示したとおり7件のレコードに該当し、サンプル件数登録テーブル121からそれぞれ該当するケースのサンプル件数等を取得することにより、それぞれのスコア値を算出することができる。
【0040】
このように複数のケースについてのスコア値を算出する場合に、スコア値の算出式自体にデータの信頼度を反映するよう設定しておけば、算出された複数のスコア値のうち最大の値を採用すれば、不正の可能性に対して最も保守的であり、かつ信頼性の高いスコア値を決定することができる。
【0041】
スコア値の算出式自体にデータの信頼度を反映するためには、例えば図9のような考え方により、図10の例に示した算出式を用いることができる。図10で用いた記号は、以下の項目を示している。
A:蓄積したデータ件数
B:蓄積したデータのうち、不正利用と判定された件数
C:受け付けたオーソリデータに合致するケースのデータ件数
D:受け付けたオーソリデータに合致するケースに該当する不正利用の件数
α:蓄積したデータに含まれるケースの数
β:蓄積したデータに含まれるケースのうち、不正利用と判定されたものを含むケースの数
X:不正利用の可能性を示すスコア値
【0042】
図9に示したスコア値算出式の考え方のように、スコア値の算出は、不正出現確率に信頼度を乗じることにより行われ、まず不正出現確率の算出が行われる。具体的には、図10の例に示すように、受け付けたオーソリデータに合致するケースに含まれる不正利用の件数を全データ件数で除することにより求められる。尚、出現確率の演算公式として、分母には1が、分子には2分の1が加算される。
【0043】
次に、信頼度の算出が行われる。信頼度には、全データの情報蓄積の経験値を用いてもよいし、不正利用にかかるデータの情報蓄積の経験値を用いてもよい。また、双方を乗じた値を信頼度として用いてもよい。
【0044】
具体的には、図10の例に示すように、蓄積したデータに含まれるケースの数を蓄積した全データのデータ件数で除した値を、又は蓄積したデータに含まれるケースのうち不正利用と判定されたものを含むケースの数を蓄積したデータのうち不正利用と判定された全ての件数で除した値を、1から減じることにより求めることができる。かかる算出式によると、蓄積したデータの件数が増加するほど、またケース1件当たりに含まれるデータ件数が増加するほど、信頼度を高い数値に設定することができる。
【0045】
信頼度に用いる数値は、上記のように算出した全データの情報蓄積の経験値と不正利用にかかるデータの情報蓄積の経験値のいずれか一方を用いてもよいが、より正確な信頼値を算出するためには、両者を乗じた値を用いることが好ましい。
【0046】
図11のフローチャートを用いて、本発明にかかる不正判定スコア値算出プログラムのフローについて説明する。まず、カード会社等のシステムから、不正の確率に関するスコア値を取得したい依頼にかかるオーソリデータを受信する(S01)。受信した当該オーソリデータから、これに含まれる因子を抽出し(S02)、抽出した因子についての組合せを作成する(S03)。
【0047】
次に、作成した組合せに対応するケースを、不正検知モデルにおいて特定する(S04)。該当するケースが特定されると、各々のケースについて、不正検知モデルから該当するケースにかかるデータの件数と、うち不正利用にかかるデータの件数を取得する(S05)。これらの件数データから、各々のケースについてのスコア値を算出する(S06)。スコア値が件数データについての信頼度を反映したものである場合には、最大のスコア値を選択し(S07)、スコア算出結果としてカード会社等のシステムに返信する(S18)。
【0048】
【発明の効果】
この発明により、主としてクレジットカード等の利用にかかる不正判定のスコア値算出で、ベイズ理論に基づき作成されたモデルによるスコア値の算出において、イレギュラーなケースであってスコア値に反映することが好ましくないいわゆるノイズの影響を受けてスコア値を算出してしまうリスクを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるクレジットカードの不正判定スコア値算出システムの概要を示す図である。
【図2】本発明にかかるクレジットカードの不正判定スコア値算出システムの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明にかかる不正判定スコア値算出システムの、不正検知モデルデータベースの構成を示す図である。
【図4】本発明にかかる不正判定スコア値算出システムの、不正検知モデルデータベースのサンプル件数登録テーブルの一例を示す図である。
【図5】本発明にかかる不正判定スコア値算出システムの、不正検知モデルデータベースのケース定義テーブルの一例を示す図である。
【図6】本発明にかかる不正判定スコア値算出システムの、不正検知モデルデータベースの因子定義テーブルの一例を示す図である。
【図7】本発明にかかる不正判定スコア値算出プログラムにより、オーソリデータに含まれる因子を特定する一例である。
【図8】本発明にかかる不正判定スコア値算出プログラムにより、オーソリデータに含まれる因子から、該当する複数のケースを特定する一例である。
【図9】スコア値の算出において、信頼度を反映するスコア値算出式の考え方を示す図である。
【図10】スコア値の算出において、信頼度を反映するスコア値算出式の具体例を示す図である。
【図11】本発明にかかる不正判定スコア値算出プログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
100 スコアリングシステム
110 スコアリングサブシステム
111 オーソリデータ受信部
112 ケース選択部
113 スコア値算出部
114 スコア値選択部
115 スコア値送信部
120 不正検知モデル
121 サンプル件数登録テーブル
122 ケース定義テーブル
123 因子定義テーブル
130 マニュアルスコア端末
200 カード管理システム
210 オーソリデータベース
211 オーソリデータテーブル
212 不正利用データテーブル
300 店舗端末

Claims (10)

  1. 不正判定のスコア値を算出するスコア値算出プログラムであって、コンピュータに、
    スコア値の算出依頼を受け付けた依頼データに含まれる因子を抽出するステップと、
    前記因子の組合せによる複数のケースを特定して、各々のケースに対応するサンプル件数を記憶装置から取得するステップと、
    前記各々のケースについて前記サンプル件数から不正判定のスコア値を算出するステップと、
    前記各々のケースについて算出されたスコア値から少なくとも一つのスコア値を用いてスコア算出結果を特定するステップと、
    を実行させるためのスコア値算出プログラム。
  2. 前記記憶装置には、前記各々のケースに該当するサンプル件数とその中に含まれる不正件数が記憶されており、
    前記不正判定のスコア値を算出するステップでは、前記サンプル件数と前記不正件数を用いて算出した不正出現確率を用いて前記スコア値を算出することを特徴とする請求項1記載のスコア値算出プログラム。
  3. 前記スコア算出結果を特定するステップでは、前記各々のケースについて算出されたスコア値の平均値を用いて前記スコア算出結果を特定することを特徴とする請求項1又は2記載のスコア値算出プログラム。
  4. 前記不正判定のスコア値を算出するステップでは、前記サンプル件数又は前記不正件数の情報蓄積状況を反映した情報蓄積にかかる信頼度を用いて前記スコア値を算出し、
    前記スコア算出結果を特定するステップでは、前記各々のケースについて算出されたスコア値が最大のものを前記スコア算出結果として特定することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のスコア値算出プログラム。
  5. 前記不正判定はクレジットカードの不正利用に関する判定であって、
    前記依頼データはオーソリデータであって、
    前記記憶装置には過去のクレジットカードの利用事例にかかるオーソリデータが記憶されていて、
    前記ケースはオーソリデータに含まれる因子により分類されたものであることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載のスコア値算出プログラム。
  6. 不正判定のスコア値を算出するスコア値算出方法であって、コンピュータが、スコア値の算出依頼を受け付けた依頼データに含まれる因子を抽出するステップと、
    前記コンピュータが、前記因子の組合せによる複数のケースを特定して、各々のケースに対応するサンプル件数を記憶装置から取得するステップと、
    前記コンピュータが、前記各々のケースについて前記サンプル件数から不正判定のスコア値を算出するステップと、
    前記コンピュータが、前記各々のケースについて算出されたスコア値から少なくとも一つのスコア値を用いてスコア算出結果を特定するステップと、
    を有することを特徴とするスコア値算出方法。
  7. クレジットカードの不正判定のためのスコア値を算出するシステムであって、
    過去のクレジットカードの利用にかかるオーソリデータをケース別に分類して各々のケースに含まれるサンプル件数を格納するオーソリデータ格納手段と、
    不正判定のためのスコア値算出を行うための新規オーソリデータを受け付ける新規オーソリデータ受付手段と、
    前記新規オーソリデータに含まれる因子を抽出し、前記因子の組合せによる複数のケースを特定して、各々のケースに対応するサンプル件数を前記オーソリデータ格納手段から取得するサンプル件数取得手段と、
    前記各々のケースについて前記サンプル件数から不正判定のスコア値を算出するスコア値算出手段と、
    前記各々のケースについて算出されたスコア値から少なくとも一つのスコア値を用いてスコア算出結果を特定するスコア算出結果特定手段と、
    を備えることを特徴とする不正判定スコア値算出システム。
  8. 前記オーソリデータ格納手段には、各々のケースについて該当するサンプル件数とその中に含まれる不正件数が格納されており、
    前記スコア値算出手段は、前記サンプル件数と前記不正件数を用いて算出した不正出現確率を用いて前記スコア値を算出することを特徴とする請求項7記載の不正判定スコア値算出システム。
  9. 前記スコア算出結果特定手段は、前記各々のケースについて算出されたスコア値の平均値を用いて前記スコア算出結果を特定することを特徴とする請求項7又は8記載の不正判定スコア値算出システム。
  10. 前記スコア値算出手段は、前記サンプル件数又は前記不正件数の情報蓄積状況を反映した情報蓄積にかかる信頼度を用いて前記スコア値を算出し、
    前記スコア算出結果特定手段は、前記各々のケースについて算出されたスコア値が最大のものを前記スコア算出結果として特定することを特徴とする請求項7乃至9いずれかに記載の不正判定スコア値算出システム。
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