JP2004334470A - 防犯監視装置およびそのプログラム - Google Patents

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JP2004334470A JP2003128741A JP2003128741A JP2004334470A JP 2004334470 A JP2004334470 A JP 2004334470A JP 2003128741 A JP2003128741 A JP 2003128741A JP 2003128741 A JP2003128741 A JP 2003128741A JP 2004334470 A JP2004334470 A JP 2004334470A
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桂子 野田
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Abstract

【課題】侵入報知までの短時間内にテンキー等の複数スイッチを押す順序が長すぎると覚えられず誤報となり、順序が短すぎると、侵入者に容易に解除されるという課題を有していた。
【解決手段】制御手段2と防犯モード設定手段3と計時手段4とセンサや機器の状態検知手段(5と10a〜10f)と防犯モード状態を解除するためのセンサや機器状態を登録する防犯モード解除条件登録手段6とを有し、防犯モード入以降の状態検知手段(5と10a〜10f)で検知した状態変化から所定時間内に、前記防犯モード解除条件登録手段6に登録された機器状態にならなければ侵入判定することで、センサの他に機器状態変化でも侵入者に気づかれず侵入報知準備でき、しかも他人にはわかりにくい機器動作を行うだけで防犯解除できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外出時等に外部からの侵入を監視する防犯監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の防犯監視装置は、例えば外出モードの時には家人が帰宅した際には侵入警報を発生せずに侵入者には警報を発するように、異常検出後所定時間だけ警報を発生を遅らせ、その間に複数のスイッチを所定の順序で操作した時に警報解除できるものであった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−132765号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では、防犯センサのついた扉を開けて帰宅した使用者が侵入報知されるまでの短時間内に防犯監視状態を解除するためにテンキー等の複数のスイッチを押す場合、押す順序が長すぎると使用者が覚えられず誤報となり使用しにくく、また順序が短すぎると、侵入者に容易に解除されるという課題を有していた。
【0005】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、使用者にとっては、生活習慣として慣れた機器動作で、しかも他人にはわかりにくい機器動作を行うだけで防犯解除でき、また防犯モード中の防犯用センサだけで侵入判定へのトリガーをかけるだけでなく機器の状態変化でもトリガーをかけるため、侵入者に気づかれず防犯を行うことができる防犯監視装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、制御手段と、防犯の監視状態にする防犯モードに入るための防犯モード設定手段と、所定時間を計時する計時手段と、センサまたは機器の状態を検知する状態検知手段と、防犯モード状態を解除するためのセンサまたは機器の状態を登録する防犯モード解除条件登録手段とを有し、前記制御手段は、防犯モード入以降の状態検知手段で検知したセンサまたは機器の状態変化から所定時間内に、前記防犯モード解除条件登録手段に登録された機器状態になれば防犯モードを解除し、そうでなければ侵入と判定する防犯監視装置としたものである。これによって、防犯モード中の防犯用センサだけで侵入判定へのトリガーをかけるだけでなく機器の状態変化でもトリガーをかけるため、侵入者に気づかれず防犯を行うことができ、しかも家人にとっては、生活習慣として慣れた機器動作で、しかも他人にはわかりにくい機器動作を行うだけで防犯解除できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、制御手段と、防犯の監視状態にする防犯モードに入るための防犯モード設定手段と、所定時間を計時する計時手段と、センサまたは機器の状態を検知する状態検知手段と、防犯モード状態を解除するためのセンサまたは機器の状態を登録する防犯モード解除条件登録手段とを有し、前記制御手段は、防犯モード入以降の状態検知手段で検知したセンサまたは機器の状態変化から所定時間内に、前記防犯モード解除条件登録手段に登録された機器状態になれば防犯モードを解除し、そうでなければ侵入と判定する防犯監視装置としたものである。これによって、防犯モード中の防犯用センサだけで侵入判定へのトリガーをかけるだけでなく機器の状態変化でもトリガーをかけるため、侵入者に気づかれず防犯を行うことができ、しかも家人にとっては、生活習慣として慣れた機器動作で、しかも他人にはわかりにくい機器動作を行うだけで防犯解除できる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、特に、請求項1に記載の防犯監視装置において、防犯モード解除条件選択手段を備え、防犯モード解除条件登録手段は、複数の解除条件につき各々制限時間を登録し、制御手段は、前記防犯モード解除条件登録手段に登録された複数の解除条件うち前記防犯モード解除条件選択手段で選択された条件を解除条件として採用することにより、使用者は、防犯モード解除条件選択手段で、短時間不在か長期不在か等の様に用途に応じ、防犯解除条件選択して使い分けることができる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、特に、請求項2に記載の防犯監視装置において、防犯モード入中の時間を計時する防犯モード入時間計時手段を備え、制御手段は、前記防犯モード入時間計時手段で計時した時間に応じて、防犯モード解除条件登録手段で登録された複数の解除条件の1つを防犯モード解除条件選択手段で解除条件として選択することにより、使用者は、防犯モード解除条件選択手段で選択しなくても、または選択し忘れても不在時間に応じて自動的に防犯解除条件選択して使い分けることができる。
【0010】
請求項4に記載の発明は、特に、請求項1〜3のいずれか1項に記載の防犯監視装置において、通報手段と、通報先登録手段を備え、防犯モード入中のいずれかのセンサまたは機器状態変化時、または侵入判定時に前記通報先登録手段に登録した連絡先に通報を行うことにより、センサだけでなく機器の動作状態変化までとらえて別の場所から防犯監視することができる。
【0011】
請求項5に記載の発明は、特に、請求項1〜4のいずれか1項に記載の防犯監視装置において、対象機器とその機器の動作を登録できる威嚇動作登録手段と、接続した機器を直接制御または通信手段を介して機器を制御する機器制御手段を備え、制御手段は、侵入と判定した時には、前記機器制御手段により前記威嚇動作登録手段に登録された動作を行うことにより、登録した音声の再生、あるいは照明の点灯や点滅等で侵入者を威嚇することができる。
【0012】
請求項6に記載の発明は、特に、請求項1〜5のいずれか1項に記載の防犯監視装置において、時刻計時手段と、対象機器とその機器を動作する時間帯を登録するための居留守動作登録手段と、接続した機器を直接制御または通信手段を介して機器を制御する機器制御手段を備え、制御手段は、防犯モード入中は前記居留守動作登録手段で登録された動作に前記機器制御手段で機器を制御することにより、居留守を使って防犯することができる。
【0013】
請求項7に記載の発明は、特に、請求項6に記載の防犯監視装置において、季節判定手段を備え、制御手段は、前記季節判定手段の判定内容に応じて居留守動作登録手段で登録された複数の内容のうちその季節に該当する内容を採用することにより、季節に応じた機器制御を行って居留守を使うことができる。
【0014】
請求項8に記載の発明は、特に、請求項6に記載の防犯監視装置において、季節判定手段と、照明動作時間シフト手段を備え、制御手段は、前記季節判定手段の判定内容に応じて前記照明動作時間シフト手段で居留守動作登録手段で登録された照明の動作時間をシフトすることにより、使用者は1種類の居留守動作を登録するだけで、その動作を季節に応じて時間帯シフトさせて居留守を使うことができる。
【0015】
請求項9に記載の発明は、特に、請求項6に記載の防犯監視装置において、防犯モード解除状態の時に状態検知手段から検知される機器の動作状態を動作時間帯と共に学習する機器動作状態学習手段を備え、前記機器動作学習手段で学習した内容を居留守動作登録手段に登録可能とすることにより、より自然な居留守を使うことができる。
【0016】
請求項10に記載の発明は、特に、請求項1〜9のいずれか1項に記載の防犯監視装置において、受信手段と、暗証番号登録手段を備え、防犯モード設定手段の設定または、防犯モード解除条件登録手段または威嚇動作登録手段または通報先登録手段または居留守動作登録手段または暗証番号登録手段の登録内容は、前記暗証番号操作手段で操作された暗証番号または前記受信手段で受信した暗証番号が前記暗証番号登録手段に登録された暗証番号と一致する時に確認または書き換え可能とすることにより、外出先から防犯に関する登録や変更を行えて便利で、しかも急な外出にも対応して防犯監視を行うことができる。
【0017】
請求項11に記載の発明は、特に、請求項10に記載の防犯監視装置において、発生日時を計測するカレンダー手段と、記憶手段を備え、制御手段は、防犯モード中に状態検知手段で検知したセンサまたは機器の状態を前記発生日時と共に前記記憶手段に記憶し、受信手段で受信した暗証番号が暗証番号登録手段に登録された暗証番号と一致する時に前記記憶手段の記憶内容を確認可能とすることにより、外出先からも防犯監視が行えて安心な防犯監視装置を提供することができる。
【0018】
請求項12に記載した発明は、コンピュータを請求項1〜11のいずれか1項記載の防犯監視装置の少なくとも一部として機能させるためのプログラムとする構成として、コンピュータを防犯監視装置の少なくとも一部として機能させることで、汎用コンピュータやサーバーを用いて本発明の防犯監視装置の全てもしくは一部を容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布やインストール作業が簡単にできる。
【0019】
【実施例】
以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0020】
(実施例1)
図1は本発明の第1の実施例における防犯監視装置の構成を示すブロック図である。1は防犯監視装置、2は制御手段、3は防犯モードに入るための防犯モード設定手段である防犯モード入/切スイッチ、4は計時手段、5はセンサまたは機器の状態を検知する状態検知手段を構成する状態受信部、6は防犯モード解除条件登録手段で、操作部7と記憶部8とを有している。9aは玄関ドアに取り付けた開閉センサ、9bはベランダのガラス戸に取り付けた開閉センサ、9cは居間暖房カーペット、9dは廊下照明、9eは暖房便座、9fは浴室照明で、10a、10b、10c、10d、10e、10fは各々の状態送信部で、状態受信部5と共にセンサまたは機器の状態を検知する状態検知手段を構成する。
【0021】
また、図2は本発明の第1の実施例の動作の流れを示すフローチャートである。
【0022】
以下、本実施例の動作について図1および図2を用いて説明する。まず、使用者は、予め防犯モード解除条件登録手段6の操作部7で防犯モードを解除する条件を記憶部8に登録しておく。即ち、防犯モード入中にセンサまたは機器のいずれかの状態変化で侵入判定のトリガーがかかった場合の防犯モード解除条件として、例えば3分以内に、玄関ドアに取り付けた開閉センサ9aとベランダのガラス戸に取り付けた開閉センサ9bは閉、居間暖房カーペット9cと廊下照明9dと浴室照明9fと暖房便座9eをONにすることを解除条件として記憶部8に記憶させて登録しておく(ステップ1)。
【0023】
使用者は、外出の際に、例えばベランダのガラス戸を閉め開閉センサ9bを閉状態にし、居間暖房カーペット9c、廊下照明9d、暖房便座9e、浴室照明9f等の機器をOFFして、防犯モード入/切スイッチ3で防犯モードを入にする。制御手段2は、防犯モード入/切スイッチ3で防犯モードを入にされると、計時手段4での計時を開始し、一定時間後(本実施例では5分後)に防犯監視装置1を防犯監視に入れる。使用者は、防犯モード入/切スイッチ3で防犯モードを入にしてこの5分以内に出かければ、開閉センサ9aが開いても侵入判定へのトリガーとはならない。また、使用者が誤って防犯モード入/切スイッチ3で防犯モードを入にしてしまった場合は、5分以内に限って防犯モード入/切スイッチ3で防犯モードを即切にすることができる(ステップ2〜5)。
【0024】
防犯モード入/切スイッチ3で防犯モードを入にして5分経過後以降に、もし侵入者があり、玄関ドアが開けられたとすると、開閉センサ9aが開となり作動し、制御手段2は、計時手段4で計時を開始し、侵入判定へのトリガーをかける。侵入者は、予め防犯モード解除条件登録手段6に登録された条件を知らないので、3分間以内に登録された機器の状態を登録された状態にすることができず、3分間が経過し、制御手段2は侵入判定を下す(ステップ6、7、8、9、11)。
【0025】
一方、防犯モード入/切スイッチ3で防犯モードを入にして5分経過後以降に、使用者が帰宅した場合には、侵入者同様、玄関ドアを開けて開閉センサ9aが開となり作動した時点で、制御手段2は、計時手段4で計時を開始し、侵入判定へのトリガーをかける。使用者は、予め防犯モード解除条件登録手段6に登録された条件を知っているので、3分間以内に玄関ドアを閉めて開閉センサ9aを閉にして登録された機器の状態を登録された状態、即ち居間暖房カーペット9cと廊下照明9dと浴室照明9fと暖房便座9eをONにする。この時点で予め防犯モード解除条件登録手段6に登録された条件が満たされ防犯モードが解除され、侵入とは判定されない(ステップ6、7、8、9、10)。
【0026】
また、侵入者がベランダのガラス戸を割って侵入して取り付けた開閉センサ9bを開にしなかった場合で、衝撃センサや人体センサを取り付けていなかった場合でも、制御手段2は、侵入者が例えば廊下照明9dをONする等で状態検知手段を構成する状態送信部10d等でセンサまたは機器の状態変化を送信すると、状態受信部5で受信し、侵入者に気づかれずに計時手段4で計時を開始し、侵入判定へのトリガーをかける。
【0027】
尚、本実施例では、状態検知手段を、センサや機器の状態送信部から無線送信されるデータを状態受信部5で受信することによってセンサまたは機器の状態を検知する構成としたが、有線で通信することで行なってもかまわないし、防犯監視装置1から直接有線で情報を検知するようにしてもかまわない。さらに、防犯モード解除条件として機器の状態をON、OFFのいずれかを登録するようにしたが、照明なら半灯や豆球点灯、エアコンなら除湿運転等の運転モードや運転レベルを指定するようにしてもかまわないし、ガスの元栓やガスメータ遮断弁の開閉によって指定するようにしても構わない。また、センサや機器のすべてに登録する必要はなく、対象とするセンサや機器のみ登録を行うようにして良いものである。また、本実施例では3分間以内にセンサや機器が登録した状態であれば良いようにしたが、例えばON状態が登録状態であれば、いずれもOFFからONになる等の変化後にその状態になるように登録できるようにしてもかまわない。
【0028】
以上のように本実施例によれば、防犯モード中の防犯用センサだけで侵入判定へのトリガーをかけるだけでなく機器の状態変化でもトリガーをかけるため、侵入者に気づかれず防犯を行うことができ、しかも家人にとっては生活習慣として慣れた機器動作でしかも他人にはわかりにくい機器動作を行うだけで防犯解除できる。
【0029】
(実施例2)
図3は、本発明の第2の実施例における防犯監視装置の構成を示すブロック図である。図1の構成に加えて、防犯モード解除条件選択手段11を備えている。
【0030】
以下、本実施例の動作について図3を用いて説明する。使用者は、予め防犯モード解除条件登録手段6で、まず1番目の解除条件を記憶部8に登録する。例えば、短時間の外出用に2分以内に、玄関ドアに取り付けた開閉センサ9aとベランダのガラス戸に取り付けた開閉センサ9bは閉、浴室照明9fはON、他は無視することを解除条件として記憶部8に記憶させて登録しておく。次に、2番目の解除条件として、例えば、長時間の外出用に、実施例1で示した、3分以内に、玄関ドアに取り付けた開閉センサ9aとベランダのガラス戸に取り付けた開閉センサ9bは閉、居間暖房カーペット9cと廊下照明9dと浴室照明9fはON、暖房便座9eはOFFにすることを解除条件として登録する。
【0031】
使用者は、短時間の外出の際には、防犯モード解除条件選択手段11で1番目の防犯解除条件を選択して、防犯モード入/切スイッチ3で防犯モードを入にして出かける。この際、仮に暖房カーペット9cや暖房便座9eはONのままで出かけても、実施例1と同様の防犯監視は行なわれる上に、帰って来た時に、2分以内に浴室照明9fさえONすれば防犯モードを解除できる。また、使用者は、長時間の外出の際には、防犯モード解除条件選択手段11で2番目の防犯解除条件を選択して、防犯モード入/切スイッチ3で防犯モードを入にして出かけると、実施例1同様の防犯管理が行なわれ、解除も同様に行なわれる。
【0032】
尚、本実施例では、防犯モード解除条件登録手段6に登録する条件を2つとして、防犯モード解除条件選択手段11でこれらのいずれかを選択できるようにしたが、任意の条件数としてかまわない。また、不在時間の長短での使い分けの例を示したが、例えば夏場はある窓は少し開けて外出するが、それ以外の季節ではその窓も閉めておく場合はその窓の開閉センサを対象とするか否かを変更したり、冬は暖房機器を対象に入れたり等、季節で使用するセンサや機器を使い分けてもかまわない。
【0033】
以上のように本実施例によれば、使用者は、防犯モード解除条件選択手段で、短時間不在か長期不在か等の様に用途に応じ、防犯解除条件選択して使い分けることができる。
【0034】
(実施例3)
図4は、本発明の第3の実施例における防犯監視装置の構成を示すブロック図である。図3の構成に加えて、防犯モード入時間計時手段12を備えている。
【0035】
以下、本実施例の動作について説明する。まず、使用者が、防犯モード解除条件登録手段6に短時間外出用と長時間外出用として防犯モード解除条件を登録するのは、実施例2と同様である。但し、短時間外出用は登録条件1として登録されたもので実施例2で示した内容に登録し、長時間外出用は登録条件2として登録されたもので、同じく実施例2で示した内容に登録するものとする。
【0036】
まず、使用者は、短時間の外出のつもりで、仮に暖房カーペット9cと暖房便座9eはONのままで、防犯モード解除条件選択手段11で1番目の短時間外出用の防犯解除条件を選択して、防犯モード入/切スイッチ3で防犯モードを入にして出かけたとする。制御手段2は、使用者が、防犯モード入/切スイッチ3で防犯モードを入にした時点で、防犯モード入時間計時手段12での計時を開始する。短時間の外出のつもりが、長時間になり所定時間(本実施例では30分)以上になると、制御手段2は、防犯モード解除条件選択手段11で2番目の長時間外出用の防犯解除条件を選択しなおす。
【0037】
もし、防犯モード入時間計時手段12での計時が30分未満である時に、例えば玄関ドアを開けて開閉センサ9aが開にした侵入者があれば、侵入者が2分以内に玄関ドアを閉め、開閉センサ9aを閉にし、浴室照明をONしなければ、制御手段2は侵入判定を下す。
【0038】
もし、防犯モード入時間計時手段12での計時が30分以上である時に、例えば玄関ドアを開けて開閉センサ9aが開にした侵入者があれば、侵入者が3分以内に玄関ドアを閉めて開閉センサ9aを閉にして登録された機器の状態を登録された状態、即ち居間暖房カーペット9cと廊下照明9dと浴室照明9fだけをONにし、暖房便座9eをOFFしなければ、制御手段2は侵入判定を下す。
【0039】
使用者が、長時間の外出のつもりで、防犯モード解除条件選択手段11で2番目の長時間外出用の防犯解除条件を選択して、防犯モード入/切スイッチ3で防犯モードを入にして出かけた場合は、仮に30分以内に、侵入者あるあるいは使用者が帰宅し、侵入のトリガーがかかったとしても、制御手段2は、防犯モード解除条件選択手段11で1番目の短時間外出用の防犯解除条件を選択しなおすことはしない。制御手段2は、常に安全側に動作するように防犯監視を行なう。
【0040】
尚、本実施例では、短時間外出用は登録条件1として登録されたもの、長時間外出用は登録条件2として登録されたものとしたが、複数の登録条件の内、例えば登録条件毎に用途を指定するようにして、指定された用途から、防犯モード入時間計時手段12での計時に応じて短時間外出用と長時間外出用を抽出するようにしてもかまわない。また、本実施例では、制御手段2が、防犯モード解除条件選択手段11で2番目の長時間外出用の防犯解除条件を選択しなおす制限時間を30分としたが、使用者が設定できるようにしてもかまわない。
【0041】
以上のように本実施例によれば、使用者は、わざわざ防犯モード解除条件選択手段で選択しなくても、または選択し忘れても不在時間に応じて自動的に防犯解除条件選択して使い分けることができる。
【0042】
(実施例4)
図5は、本発明の第4の実施例における防犯監視装置の構成を示すブロック図である。図4の構成に加えて、電話をかけて予め用意された音声で通報を行うまたは、アドレス宛に予め用意された文字をメール送信する通報手段13と、通報先登録手段14を備え、通報手段13は公衆電話回線に接続している。
【0043】
以下、本実施例の動作について説明する。
【0044】
まず、使用者が、防犯モード解除条件登録手段6に短時間外出用と長時間外出用等の用途に分けて防犯モード解除条件を登録するのは、実施例3と同様である。さらに使用者は、通報先登録手段14で、防犯モード入中のいずれかのセンサまたは機器状態変化時と、侵入判定時の各々について、通報するか否かの通報の有無と、通報有りの場合の通報先の電話番号または電子メールアドレスを登録しておく。
【0045】
使用者は、解除条件選択手段11で防犯モード解除条件登録手段6で登録したいずれかの防犯解除条件を選択して、防犯モード入/切スイッチ3で防犯モードを入にして出かける。制御手段2は、防犯モード入中に、侵入者が侵入するまたは家族等を含めた使用者が帰宅し、いずれかのセンサまたは機器9a〜9fの状態送信部10a〜10fから状態変化が送信され、状態受信部5で受信すると、通報先登録手段14に防犯モード入中のいずれかのセンサまたは機器状態変化時の条件について通報有りが登録され通報先が登録されている場合は、その通報先へ通報手段13により通報する。また、その後侵入判定が下された時には、侵入条件について通報有りが登録され通報先が登録されている場合は、その通報先へ通報手段13により通報を行なう。この際に、通報先に電話番号が登録されている場合には、その番号に電話をかけ、予め用意された音声で通報を行い、通報先にメールアドレスが登録されている場合には、そのアドレス宛に予め用意された文字をメール送信する。
【0046】
尚、本実施例では、通報手段13の接続を公衆電話回線15への有線接続としたが、無線で接続してもかまわないし、ローカルエリアネットワークを介して間接的に外部への回線に接続してもかまわないし、ローカルエリアネットワーク内での別の場所に通報するようにしてもかまわない。また、本実施例では、宅外への通信線として公衆電話回線15としたが、高速電灯線等や光ファイバーの他の宅外との通信としてもかまわない。
【0047】
以上のように本実施例によれば、センサだけでなく機器の動作状態変化までとらえて別の場所から携帯電話等で防犯監視することができる。
【0048】
(実施例5)
図6は、本発明の第5の実施例における防犯監視装置の構成を示すブロック図である。16は威嚇動作登録手段、17はセンサや機器の状態検知手段の構成要素であり、かつ機器制御手段の構成要素である送受信部、18dは廊下照明9dの状態検知手段の構成要素で、かつ機器制御手段の構成要素である送受信部、19dは廊下照明9dの機器制御手段の構成要素である機器制御部、20は音声発生手段である。
【0049】
以下、本実施例の動作について説明する。まず、使用者が、防犯モード解除条件登録手段6に防犯モード解除条件を登録し、通報先登録手段14で、防犯モード入中のいずれかのセンサまたは機器状態変化時と、侵入判定時の各々について、通報するか否かの通報の有無と、通報有りの場合の通報先の電話番号または電子メールアドレスを登録するのは実施例4と同様である。さらに使用者は、威嚇動作登録手段16で、制御手段2が侵入判定を下した時に侵入者を威嚇するための動作を登録する。即ち、音声発生手段20での「侵入者がありました」の発生と廊下照明9dを点滅させることを登録しておく。
【0050】
制御手段2は、侵入判定を下した時には、威嚇動作登録手段16に登録されている動作を行なう。即ち、音声発生手段20での「侵入者がありました」を繰り返し発生させると同時に、送受信部17で廊下照明9dを点滅させる命令を送信する。この点滅命令を送受信部18dを介して受信した廊下照明9dの機器制御部19dは、廊下照明9dを点滅し、送受信部18dを介して点滅したことを送信する。制御手段2は、防犯モード解除条件登録手段6に登録している解除条件が成立すれば、威嚇動作をやめる。
【0051】
尚、本実施例では、威嚇動作登録手段16では1つの機器のみ対象としたが、送受信部及び機器制御部を設けた機器の内から任意に複数登録してもかまわない。
【0052】
以上のように本実施例によれば、登録した音声の再生、あるいは照明の点灯や点滅等で侵入者を威嚇することができる。
【0053】
(実施例6)
図7は、本発明の第6の実施例における防犯監視装置の構成を示すブロック図である。図6の構成に加えて、時刻計時手段21と、居留守動作登録手段22を備えている。9gは居間照明、18gは居間照明9gに接続する送受信部、19gは居間照明9gを制御するための機器制御部である。
【0054】
以下、本実施例の動作について説明する。まず、使用者が、防犯モード解除条件登録手段6に防犯モード解除条件を登録し、通報先登録手段14で、防犯モード入中のいずれかのセンサまたは機器状態変化時と、侵入判定時の各々について、通報するか否かの通報の有無と、通報有りの場合の通報先、さらに威嚇動作登録手段16で、制御手段2が侵入判定を下した時に侵入者を威嚇するための動作を登録するのは、実施例5と同様である。さらに、使用者は、居留守動作登録手段22に、防犯モード入中に動作させたい対象機器とその時間帯を登録する。即ち、例えば居間照明9gを、18:00〜24:00までONするよう登録しておく。
【0055】
使用者は、外出の際に、例えばベランダのガラス戸を閉め開閉センサ9bを閉状態にし、居間暖房カーペット9c、廊下照明9d、暖房便座9e、浴室照明9f、居間照明9f等の機器をOFFして、防犯モード入/切スイッチ3で防犯モードを入にする。制御手段2は、防犯モード入/切スイッチ3で防犯モードを入にされると、計時手段4での計時を開始し、一定時間後(本実施例では5分後)に防犯監視装置1を防犯監視に入れる。
【0056】
制御手段2は、時刻計時手段21で居留守動作登録手段22に登録された18:00になったことを計時すると、居間照明9gをONする命令を送受信部17で送信し、このON命令を送受信部18gを介して受信した居間照明9gの機器制御部19gは、居間照明9gをONし、送受信部18gを介してONしたことを送信する。また、制御手段2は、時刻計時手段21で24:00になったことを計時すると、居間照明9gをOFFする命令を送受信部17で送信し、このOFF命令を送受信部18gを介して受信した居間照明9gの機器制御部19gは、居間照明9gをOFFし、送受信部18gを介してOFFしたことを送信する。この際、制御手段2は、送受信部17で送信して制御した結果として、居間照明9gが状態変化したことを検知した場合には、侵入のトリガーとはしない。
【0057】
尚、本実施例では、居間照明9gだけを開始時刻と終了時刻を設定して、その時間帯だけONするようにしたが、玄関外灯や窓側の照明等の複数の機器を制御するようにしてもかまわないし、開始時刻だけ設定して動作させる時間幅を登録するようにしてもかまわない。
【0058】
以上のように本実施例によれば、居留守を使って防犯することができる。
【0059】
(実施例7)
図8は、本発明の第7の実施例における防犯監視装置の構成を示すブロック図である。図7の構成に加えて、季節判定手段であるカレンダー手段23を備えている。
【0060】
以下、本実施例の動作について説明する。まず、使用者が、防犯モード解除条件登録手段6に防犯モード解除条件を登録し、通報先登録手段14で、防犯モード入中のいずれかのセンサまたは機器状態変化時と、侵入判定時の各々について、通報するか否かの通報の有無と、通報有りの場合の通報先、さらに威嚇動作登録手段16で、制御手段2が侵入判定を下した時に侵入者を威嚇するための動作を登録するのは、実施例5、実施例6と同様である。使用者は、居留守動作登録手段22に、防犯モード入中に動作させたい対象機器とその時間帯を複数グループ登録することが可能である。仮に登録の1番目を春用、2番目を夏用、3番目を秋用、4番目を冬用として登録する。例えば、冬なら日の入りが早いので照明は18:00〜8:00の間ONするようにして、夏なら20:00〜6:00の間ONするように登録する。
【0061】
使用者が防犯モード入/切スイッチ3で防犯モードを入にして防犯監視装置1が防犯監視に入った後、季節判定手段であるカレンダー手段23により、現在が3月〜5月であれば、1番目の春用に登録された内容に従い、6月〜8月であれば、2番目の夏用に登録された内容に従い、9月〜11月であれば、3番目の秋用に登録された内容に従い、12月〜2月であれば、4番目の冬用に登録された内容に従い、登録された時刻になれば、登録された機器を動作させる。機器の動作方法は、実施例6と同様である。
【0062】
尚、本実施例では、季節判定手段をカレンダー手段23としたが、外気温度検知手段でもかまわないし、外気照度検知手段と時刻計時手段で日の入り時刻を検知するもので実現してもかまわない。また、登録の1番目を春用、2番目を夏用、3番目を秋用、4番目を冬用として登録するようにしたが、登録内容1つ当たりに、春、夏、秋、冬のうち複数の季節について選択可能としてもかまわない。
【0063】
以上のように本実施例によれば、季節に応じた機器制御を行って居留守を使うことができる。
【0064】
(実施例8)
図9は本実施例の第8の実施例における防犯監視装置の構成を示すブロック図である。図8の構成に加えて、照明動作時間シフト手段24を備えている。
【0065】
以下、本実施例の動作について説明する。まず、使用者が、防犯モード解除条件登録手段6に防犯モード解除条件を登録し、通報先登録手段14で、防犯モード入中のいずれかのセンサまたは機器状態変化時と、侵入判定時の各々について、通報するか否かの通報の有無と、通報有りの場合の通報先、さらに威嚇動作登録手段16で、制御手段2が侵入判定を下した時に侵入者を威嚇するための動作を登録するのは、実施例5、実施例6、実施例7と同様である。使用者は、居留守動作登録手段22に、防犯モード入中に動作させたい対象機器とその時間帯を1種類だけ登録する。仮に居間照明9gを19:00〜7:00の間ONするように登録する。
【0066】
使用者が防犯モード入/切スイッチ3で防犯モードを入にして防犯監視装置1が防犯監視に入った後、季節判定手段であるカレンダー手段23により、現在が3月〜5月または9月〜11月であれば、照明動作時間シフト手段24は何も作用せず、制御手段2は、居留守動作登録手段22に登録された動作どおりに機器を動作させる。機器の動作方法は、実施例6、実施例7と同様である。季節判定手段であるカレンダー手段23により、6月〜8月であれば、制御手段2は、居留守動作登録手段22に登録された動作の中に対象機器として照明があれば、照明動作時間シフト手段24により、そのONする時間を1時間遅くシフトさせ、かつOFFする時間を1時間早くシフトさせ20:00〜6:00の間動作させる。また、季節判定手段であるカレンダー手段23により、12月〜2月であれば、制御手段2は、居留守動作登録手段22に登録された動作の中に対象機器として照明があれば、照明動作時間シフト手段24により、そのONする時間を1時間早くシフトさせ、かつOFFする時間を1時間遅くシフトさせ18:00〜8:00の間動作させる。尚、本実施例では照明動作時間シフト手段24でシフトする時間はON、OFF共に1時間としたが、シフトする時間は任意の時間としてかまわないし、ON、OFFでシフトする時間を変えてもかまわない。シフトする時間を使用者が設定できるようにしてもかまわない。
【0067】
以上のように本実施例によれば、居留守動作登録手段22に季節個別に動作を登録する必要がなく、1種類の動作を登録するだけで、その動作を季節に応じて時間帯シフトさせて居留守を使うことができる。
【0068】
(実施例9)
図10は、本発明の第9の実施例における防犯監視装置の構成を示すブロック図である。図9の構成に加えて、機器動作状態学習手段25を備えている。
【0069】
まず、使用者が、防犯モード解除条件登録手段6に防犯モード解除条件を登録し、通報先の登録、さらに威嚇動作登録手段16で、制御手段2が侵入判定を下した時に侵入者を威嚇するための動作を登録するのは、実施例5〜実施例8と同様である。
【0070】
制御手段2は、使用者が防犯モード入/切スイッチ3で防犯モードを入にしていない防犯の解除状態である時に、機器から送信される状態を送受信部17で受信して、時刻計時手段21でその時刻を計時し、機器動作状態学習手段25により機器の動作状態を学習する。即ち、例えば、居間照明9gがONされている時間帯を学習するために、1時間単位でONされていたかOFFされていたかを所定期間(本実施例では最新1週間)監視し、その1時間がONされていた割合が所定値(本実施例では0.7)以上ならONすべき1時間とし、それ以外ならOFFすべき1時間として学習する。機器動作状態学習手段25では、送受信部17で受信する全ての機器のうち、任意の機器(本実施例では最大3つ)の状態を学習することができる。
【0071】
使用者は、居留守動作登録手段22に、防犯モード入中に動作させたい対象機器を選択すると、その時間帯をONする時刻とOFFする時刻を直接指定するか、その機器が機器動作状態学習手段25で学習したものである場合は学習時間帯を指定するか選択して登録することができる。機器動作状態学習手段25で学習した時間帯を指定して登録すると、 使用者が防犯モード入/切スイッチ3で防犯モードを入にして防犯監視装置1を防犯監視に入った後、居留守動作登録手段22に登録された機器を、機器動作状態学習手段25で学習した時間帯に動作させる。
【0072】
尚、本実施例では機器動作状態学習手段25で機器の状態を学習する時間単位を1時間としたが、任意の時間単位としてもかまわないし、ONすべき時間単位と判断する割合を0.7としたが、任意の割合としてもかまわない。
【0073】
以上のように本実施例によれば、より自然な居留守を使うことができる。
【0074】
(実施例10)
図11は、本発明の第10の実施例における防犯監視装置の構成を示すブロック図である。図9の構成の通報手段13に替えて電話回線送受信手段26を備え、さらに暗証番号登録手段27、操作手段28、リモコン送信機29を備えている。
【0075】
以下、本実施例の動作について説明する。まず、制御手段2は、防犯監視装置1で直接内容を確認または登録変更する場合は、防犯モード解除状態である時に限り、操作手段28またはリモコン送信機29から送受信部17を介して入力される暗証番号(未登録なら初期値、例えば「1、2、3、4」)との一致で登録の確認や変更ができる状態とする。使用者は、防犯モード解除状態で、暗証番号を入力して、防犯モード解除条件登録手段6に防犯モード解除条件を登録し、通報先登録手段14で、防犯モード入中のいずれかのセンサまたは機器状態変化時と、侵入判定時の各々について、通報するか否かの通報の有無と、通報有りの場合の通報先、さらに威嚇動作登録手段16で、制御手段2が侵入判定を下した時に侵入者を威嚇するための動作を登録し、居留守動作登録手段22に、防犯モード入中に動作させたい対象機器とその時間帯を登録する。さらに暗証番号登録手段27に暗証番号を登録する。この際、暗証番号登録手段27に登録できるのは数字だけでなく文字の組み合わせを含む最大10桁とする。
【0076】
防犯監視装置1に直接登録する場合で、防犯モード解除状態でない場合には、実施例1で示したとおりに防犯モード解除条件登録手段6に登録した防犯モード解除条件を成立させ、防犯モードを解除してから行なう。
【0077】
一方、宅外からであれば、まず使用者は自宅に電話をかける。制御手段2は、電話回線送受信手段で受信する。使用者は、続いて暗証番号(本実施例では4桁)を入力する。制御手段2は、入力された番号が暗証番号登録手段27に登録された番号と一致すれば、防犯モードの解除状態か否かに関わらず、防犯モード解除条件登録手段または通報先登録手段または威嚇動作登録手段16または居留守動作登録手段22または暗証番号登録手段27の内容を、確認または登録変更可能状態とする。使用者は必要に応じて確認または登録変更を行なう。また、防犯モードの入操作も行なうことができる。
【0078】
以上のように本実施例によれば、外出先から居留守動作等の防犯に関する登録や変更を行えて便利で、しかも急な外出にも対応して防犯監視を行うことができる
(実施例11)
図12は、本発明の第11の実施例における防犯監視装置の構成を示すブロック図である。図11の構成に加えて、記憶手段30を備えている。また、現在の日付けは、カレンダー手段23から、現在時刻は時刻計時手段21により、制御手段2に入力されている。
【0079】
以下、本実施例の動作について説明する。防犯監視装置1で直接、または宅外から、確認や登録変更登録する場合の動作は、実施例10と同様である。
【0080】
使用者が、防犯モード入/切スイッチ3で防犯モードを入にして5分経過時に、制御手段2は、防犯モード入状態にし、防犯モード入状態になったことをその日時と共に記憶手段30に記憶する。また、防犯モード入状態になってから、侵入者または使用者の帰宅により、玄関ドアが開けられたとすると、開閉センサ9aが開となり状態送信部10aから送信されたこの情報を、送受信部17で受信した時点で、開閉センサ9aが開になったことをその日時と共に記憶手段30に記憶する。制御手段2は、防犯モード入状態の時に送受信部17で受信したセンサまたは機器の状態変化があれば、全てその日時と共に記憶手段30に記憶する。
【0081】
一方、宅外から、まず使用者は自宅に電話をかける。制御手段2は、電話回線送受信手段で受信する。使用者は、続いて暗証番号(本実施例では4桁)を入力する。制御手段2は、入力された番号が暗証番号登録手段27に登録された番号と一致すれば、防犯モードの解除状態か否かに関わらず、防犯モード解除条件登録手段または通報先登録手段または威嚇動作登録手段16または居留守動作登録手段22または暗証番号登録手段27の内容を、確認または登録変更可能状態とすると共に、記憶手段30の記憶内容を出力可能とする。使用者は必要に応じてこの記憶手段30の記憶内容を確認する。
【0082】
以上のように本実施例によれば、外出先からも防犯監視が行えて安心な防犯監視装置を提供することができる。
【0083】
(実施例12)
次に本発明の第12の実施例について図1を用いて説明する。本実施例は、コンピュータを、制御手段2の全てもしくは一部として機能させるためのプログラムとする構成として、コンピュータを全てもしくは一部として機能させるものである。
【0084】
以上のように本実施例によれば、汎用コンピュータやサーバーを用いて本発明の防犯監視装置の全てもしくは一部を容易に実現することができる。
【0085】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、制御手段と、防犯の監視状態にする防犯モードに入るための防犯モード設定手段と、計時手段と、センサまたは機器の状態を検知する状態検知手段と、防犯モード状態を解除するためのセンサまたは機器の状態を登録する防犯モード解除条件登録手段とを有し、前記制御手段は、防犯モード入以降の状態検知手段で検知したセンサまたは機器の状態変化から所定時間内に、前記防犯モード解除条件登録手段に登録された機器が全て所定の状態になれば防犯モードを解除し、そうでなければ侵入と判定することで、防犯モード中の防犯用センサだけで侵入判定へのトリガーをかけるだけでなく機器の状態変化でもトリガーをかけるため、侵入者に気づかれず防犯を行うことができ、しかも家人にとっては自然でしかも他人にはわかりにくい機器動作を行うだけで防犯解除できる。また、季節に応じた機器制御や在宅時の機器使用状態の学習による機器制御を防犯モード入中に行うことによって、より自然な居留守を使い防犯を行うことができる。さらに外出先から登録内容の変更や確認を可能にすることによって、使用者が便利で安心できる防犯監視装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施例における防犯監視装置の構成を示すブロック図
【図2】同第1の実施例の動作の流れを示すフローチャート
【図3】同第2の実施例における防犯監視装置の構成を示すブロック図
【図4】同第3の実施例における防犯監視装置の構成を示すブロック図
【図5】同第4の実施例における防犯監視装置の構成を示すブロック図
【図6】同第5の実施例における防犯監視装置の構成を示すブロック図
【図7】同第6の実施例における防犯監視装置の構成を示すブロック図
【図8】同第7の実施例における防犯監視装置の構成を示すブロック図
【図9】同第8の実施例における防犯監視装置の構成を示すブロック図
【図10】同第9の実施例における防犯監視装置の構成を示すブロック図
【図11】同第10の実施例における防犯監視装置の構成を示すブロック図
【図12】同第11の実施例における防犯監視装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 防犯監視装置
2 制御手段
3 防犯モード入/切スイッチ(防犯モード設定手段)
4 計時手段
5 状態受信部(状態検知手段の構成要素)
6 防犯モード解除条件登録手段
10a〜10f 状態送信部(状態検知手段の構成要素)
11 防犯モード解除条件選択手段
12 防犯モード入時間計時手段
13 通報手段
14 通報先登録手段
16 威嚇動作登録手段
17 送受信部
18d 送受信部
19d 機器制御部
20 音声発生手段
21 時刻計時手段
22 居留守動作登録手段
23 カレンダー手段(季節判定手段)
24 照明動作時間シフト手段
25 機器動作状態学習手段
26 電話回線送受信手段(受信手段)
27 暗証番号登録手段
30 記憶手段

Claims (12)

  1. 制御手段と、防犯の監視状態にする防犯モードに入るための防犯モード設定手段と、所定時間を計時する計時手段と、センサまたは機器の状態を検知する状態検知手段と、防犯モード状態を解除するためのセンサまたは機器の状態を登録する防犯モード解除条件登録手段とを有し、前記制御手段は、防犯モード入以降の前記状態検知手段で検知したセンサまたは機器の状態変化から前記所定時間内に、前記防犯モード解除条件登録手段に登録された機器状態になれば防犯モードを解除し、そうでなければ侵入と判定する防犯監視装置。
  2. 防犯モード解除条件選択手段を備え、防犯モード解除条件登録手段は、複数の解除条件につき各々制限時間を登録し、制御手段は、前記防犯モード解除条件登録手段に登録された複数の解除条件うち前記防犯モード解除条件選択手段で選択された条件を解除条件として採用する請求項1記載の防犯監視装置。
  3. 防犯モード入中の時間を計時する防犯モード入時間計時手段を備え、制御手段は、前記防犯モード入時間計時手段で計時した時間に応じて、防犯モード解除条件登録手段で登録された複数の解除条件の1つを防犯モード解除条件選択手段で解除条件として選択する請求項2記載の防犯監視装置。
  4. 通報手段と、通報先登録手段を備え、防犯モード入中のいずれかのセンサまたは機器状態変化時、または侵入判定時に前記通報先登録手段に登録した連絡先に通報を行う請求項1〜3のいずれか1項記載の防犯監視装置。
  5. 対象機器とその機器の動作を登録できる威嚇動作登録手段と、接続した機器を直接制御または通信手段を介して機器を制御する機器制御手段を備え、制御手段は、侵入と判定した時には、前記機器制御手段により前記威嚇動作登録手段に登録された動作を行わせる請求項1〜4のいずれか1項記載の防犯監視装置。
  6. 時刻計時手段と、対象機器とその機器を動作させる時間帯を登録するための居留守動作登録手段と、接続した機器を直接制御または通信手段を介して機器を制御する機器制御手段を備え、制御手段は、防犯モード入中は前記居留守動作登録手段で登録された動作に前記機器制御手段で機器を制御する請求項1〜5のいずれか1項記載の防犯監視装置。
  7. 季節判定手段を備え、制御手段は、前記季節判定手段の判定内容に応じて居留守動作登録手段で登録された複数の内容のうちその季節に該当する内容を採用する請求項6記載の防犯監視装置。
  8. 季節判定手段と、照明動作時間シフト手段を備え、制御手段は、前記季節判定手段の判定内容に応じて前記照明動作時間シフト手段で居留守動作登録手段で登録された照明の動作時間をシフトする請求項6記載の防犯監視装置。
  9. 防犯モード解除状態の時に状態検知手段から検知される機器の動作状態を動作時間帯と共に学習する機器動作状態学習手段を備え、前記機器動作学習手段で学習した内容を居留守動作登録手段に登録可能な請求項6記載の防犯監視装置。
  10. 受信手段と、暗証番号登録手段を備え、防犯モード設定手段の設定または、防犯モード解除条件登録手段または威嚇動作登録手段または通報先登録手段または居留守動作登録手段または暗証番号登録手段の登録内容は、前記暗証番号操作手段で操作された暗証番号または前記受信手段で受信した暗証番号が前記暗証番号登録手段に登録された暗証番号と一致する時に確認または書き換え可能な請求項1〜9のいずれか1項記載記載の防犯監視装置。
  11. 発生日時を計測するカレンダー手段と、記憶手段を備え、制御手段は、防犯モード中に状態検知手段で検知したセンサまたは機器の状態を前記発生日時と共に前記記憶手段に記憶し、受信手段で受信した暗証番号が暗証番号登録手段に登録された暗証番号と一致する時に前記記憶手段の記憶内容を確認可能な請求項10記載の防犯監視装置。
  12. コンピュータを請求項1〜11のいずれか1項記載の防犯監視装置の少なくとも一部として機能させるためのプログラム。
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