JP2004334332A - 多次元データベース参照プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ドリルダウン等のコマンドの実行に関し、従来より高速なレスポンスと、操作性に優れたGUI(Graphical User Interface)とを提供すること。
【解決手段】多次元データベースサーバ400から通信手段を介して、多次元データベース401に格納されているデータと、項目識別子と、当該項目識別子に関連付けられた階層識別子とを取得すると共に、端末装置100の記憶手段に予め格納する。その後、端末装置100は、分析軸選択要求を受けると、予め格納した項目識別子と、階層識別子とに基づいて、項目識別子の階層構造を表示する分析軸選択画面を表示手段に表示する。そして、当該分析軸選択画面から入力手段により入力された項目識別子に基づいて、予め格納した多次元データベース401のデータを演算する。そして、入力された項目識別子と、当該演算の結果とを表示手段に表示する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多次元データベースに格納されたデータを集計し、結果を表示する多次元データベース分析システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の多次元データベース分析システムは、所定の条件で集計された参照用データを予め所定のサーバに用意し、提供していた(例えば、特許文献1参照。)。一方、ユーザは、PC(Personal Computer)等の端末装置から、ドリルダウン、ドリルアップ等のコマンドを実行し、当該コマンドに対応する参照用データを閲覧することができた。これによると、端末装置からドリルダウン等のコマンドが実行される度に、多次元データベースサーバは、多次元データベースのデータを集計する必要がなくなるので、ドリルアップ等のコマンドを実行してから結果を得るまでのレスポンスを速くすることができた。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−194766
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の多次元データベースシステムは、ドリルダウン等に対応するコマンドを実行する度に、当該コマンドに対応する参照用データを所定のサーバから取得するため、通信速度の遅いネットワーク環境では、十分なレスポンスを得ることが出来なかった。また、ドリルダウンに対応するコマンドの実行前に、当該ドリルダウンが可能かどうかを判別することはできなかった。さらに、分析軸の変更及びドリルダウンに対応するコマンドを実行する際のユーザインターフェースに、操作性向上の余地があった。そして、ドリルダウン等のコマンドに対する結果を表示する際に、警告すべき値を自動的に検出し、ユーザに通知する機能の要請もあった。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、ドリルダウン等のコマンドの実行に関し、従来より高速なレスポンスと、操作性に優れたGUI(Graphical User Interface)とを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、情報の記憶手段、多次元データベースを管理する外部の多次元データベースサーバとの通信手段、情報の入力手段、情報の表示手段、及びこれら各手段の動作を制御する情報の処理手段を備えた端末装置に用いられる多次元データベース参照プログラムである。ここで、前記多次元データベースは、当該データベースに格納されているデータの項目を識別する項目識別子と、当該項目識別子の階層を識別する階層識別子とを関連付けて格納している。ここで、階層識別子とは、項目識別子間の階層構造を特定する情報であり、例えば、項目識別子としての、「年」、「月」、「日」において、「月」が「年」の下位の階層に属し、「日」が「月」の下位の階層に属することを識別する。多次元データベース参照プログラムを実行する端末装置の処理手段は、次の処理を行う。端末装置の処理手段は、前記多次元データベースサーバから前記通信手段を介して、前記多次元データベースに格納されているデータと、項目識別子と、当該項目識別子に関連付けられた階層識別子とを取得する。続いて、端末装置の処理手段は、当該取得した前記多次元データベースのデータを前記記憶手段に格納すると共に、前期項目識別子と、当該項目識別子とを前記記憶手段に関連付けて予め格納する。そして、端末装置の処理手段は、分析軸選択要求を受けると、前記予め格納した項目識別子と、階層識別子とに基づいて、項目識別子の階層構造を表示する分析軸選択画面を表示手段に表示する。ここで、分析軸とは、項目識別子のうち、多次元データベースのデータに対する依存性を調べるためにユーザが指定したものをいう。続いて、端末装置の処理手段は、当該分析軸選択画面から前記入力手段により、項目識別子の入力を受け付け、当該入力された項目識別子に基づいて、前記予め格納した多次元データベースのデータの演算を行う。さらに、端末装置の処理手段は、前記入力された項目識別子と、当該演算の結果とを表示手段に表示する。
【0007】
本発明により、分析軸の変更に対応するコマンドに関し、従来より高速なレスポンスと、分析軸の変更が容易に行えるGUIを提供することができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、情報の記憶手段、多次元データベースを管理する外部の多次元データベースサーバとの通信手段、情報の入力手段、情報の表示手段、及びこれら各手段の動作を制御する情報の処理手段を備えた端末装置に用いられる多次元データベース参照プログラムである。ここで、前記多次元データベースは、当該データベースに格納されているデータの項目を識別する項目識別子と、当該項目識別子の階層を識別する階層識別子とを関連付けて格納している。多次元データベース参照プログラムを実行する端末装置の処理手段は、次の処理を行う。端末装置の処理手段は、前記多次元データベースサーバから前記通信手段を介して、前記多次元データベースに格納されているデータと、前記多次元データベースに格納されている項目識別子と、当該項目識別子に関連付けられた階層識別子とを取得する。続いて、端末装置の処理手段は、当該取得した前記多次元データベースのデータを前記記憶手段に格納すると共に、前期項目識別子と、当該項目識別子とを前記記憶手段に関連付けて予め格納する。そして、端末装置の処理手段は、前記入力手段により項目識別子の入力を受け付け、当該入力された項目識別子に基づいて、前記予め格納した多次元データベースのデータの演算を行う。さらに、端末装置の処理手段は、前記予め格納した項目識別子と、階層識別子とに基づいて、入力手段から入力された項目識別子の下位の階層に属する項目識別子の有無を判定する。そして、端末装置の処理手段は、当該判定に基づいて、前記入力手段により入力された項目識別子の表示形式を変えて、当該項目識別子と、前記演算の結果とを表示手段に表示する。
【0009】
本発明により、ドリルダウンの実行前にドリルダウン可能かどうか容易に判別できるGUIを提供することができる。
【0010】
請求項3記載の発明は、情報の記憶手段、多次元データベースを管理する外部の多次元データベースサーバ及び外部装置との通信手段、情報の表示手段、及びこれら各手段の動作を制御する情報の処理手段を備えた端末装置に用いられる多次元データベース参照プログラムである。当該多次元データベース参照プログラムを実行する端末装置の処理手段は、次の処理を行う。端末装置の処理手段は、前記多次元データベースサーバから前記通信手段を介して、前記多次元データベースに格納されているデータを取得する。また、端末装置の処理手段は、前記多次元データベースサーバ、前記外部装置、又は前記端末装置の記憶手段に予め格納されている閾値を取得する。続いて、端末装置の処理手段は、前期取得した多次元データベースのデータと、前記取得した閾値とを前記記憶手段に予め格納する。そして、端末装置の処理手段は、前記予め格納した多次元データベースのデータを演算する。続いて、端末装置の処理手段は、当該演算の結果と、前記予め格納した閾値とに基づいて、表示形式を変えて、当該演算の結果を表示手段に表示する。
【0011】
本発明により、警告すべき値を自動的に検出しユーザに通知するGUIを提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
【0013】
図1は、本実施形態のシステムの全体構成を示すブロック図である。通信ネットワーク700に端末装置100と、グループウェアサーバ200と、中継サーバ300と、多次元データベースサーバ400と、汎用データベースサーバ500と、アクセス制御データベースサーバ600とが接続されている。端末装置100は、多次元データベースサーバ400が管理している多次元データベース401のデータ、又は汎用データベースサーバ500が管理している汎用データベース501のデータを表示することができるようになっている。また、端末装置100は、当該表示したデータを、グループウェアサーバ200に保存することができるようになっている。中継サーバ300は、アクセス制御データベースサーバ600が管理しているアクセス制御データベース601等を参照し、端末装置100と各種データベースの接続等を制御するようになっている。
【0014】
ここで、通信ネットワーク700は、インターネット、イントラネット、LAN、WAN、VPN(Virtual Private Network)、公衆回線等が該当する。また、当該通信ネットワークへの各種機器の接続は、有線接続であるか無線接続であるかを問わない。
【0015】
次に、前述したシステムの構成機器について詳細に説明する。
【0016】
図2は、端末装置100として一般的なPC(Personal Computer)の構成を示している。バス101に対し、入力手段としてのキーボード106及びマウス107、表示手段としてのディスプレイ108、処理手段としてのCPU102、記憶手段としてのRAM103、ROM104、及びHDD109(Hard Disk Drive)、並びに通信手段としてのNIC105(Network Interface Card)が接続されている。I/Fはバスと各種デバイスとのインターフェースを示している。HDD109には、グループウェア110等が記憶されている。CPU102は、HDD109に記憶されたグループウェア110をRAM103に読み出して実行することにより、中継サーバ300を介して、多次元データベースサーバ400が管理している多次元データベース401のデータ、又は汎用データベースサーバ500が管理している汎用データベース501のデータを取得する機能と、当該取得したデータに基づいてディスプレイ108に演算結果を表示する機能と、当該表示したデータをグループウェアサーバ200に保存する機能等とを提供する。
【0017】
図3は、グループウェアサーバ200の構成を示している。バス201に対し、処理手段としてのCPU202、記憶手段としてのRAM203、ROM204、及びHDD206(Hard Disk Drive)、並びに通信手段としてのNIC205(Network Interface Card)が接続されている。I/Fはバスと各種デバイスとのインターフェースを示している。HDD206には、グループウェアデータベース208等が記憶されている。グループウェアデータベースには、端末装置100のグループウェア110の画面に表示するデータが格納されている。グループウェア110の画面に表示するデータとしては、例えば、スケジュール管理の情報、メールの情報等が該当する。また、グループウェアデータベース208には、グループウェア110を利用するユーザのアクセス権限を識別するアクセス権限識別子が格納されている。
【0018】
図4は、中継サーバ300の構成を示している。バス301に対し、処理手段としてのCPU302、記憶手段としてのRAM303、ROM304、及びHDD306(Hard Disk Drive)、並びに通信手段としてのNIC305(Network Interface Card)が接続されている。I/Fはバスと各種デバイスとのインターフェースを示している。HDD306には、命令解析サービスプログラム307、アクセス制御プログラム308、データベース接続制御プログラム309等が記憶されている。CPU302は、HDD306に記憶された命令解析サービスプログラム307をRAM303に読み出して実行することにより、端末装置100からデータベース取得命令を受信する機能等を提供する。また、CPU302は、HDD306に記憶されたアクセス制御プログラム308をRAM303に読み出して実行することにより、アクセス制御データベースサーバ600が管理しているアクセス制御データベース601等を参照する機能等を提供する。また、CPU302は、HDD306に記憶されたデータベース接続制御プログラム309をRAM303に読み出して実行することにより、多次元データベース401、又は汎用データベース501に接続する機能等を提供する。
【0019】
一方、多次元データベースサーバ400、汎用データベースサーバ500、アクセス制御データベースサーバ600は、処理手段、記憶手段、通信手段を備えた一般的な構成をとっている。しかしながら、それぞれの記憶手段に格納されているデータベースに以下のような違いがある。
【0020】
多次元データベースサーバ400の記憶手段には、様々な項目識別子と、これら項目識別子に対応する値とを関連付けて格納する多次元データベース401が格納されている。多次元データベース401に格納される情報としては、例えば、年、月、日、地区、店舗等を項目識別子とする売上などの情報が挙げられる。
【0021】
図5は、多次元データベース401の構造を示している。図5(A)は、多次元データベース401に格納する項目識別子(X1からXN)と、当該項目識別子の組合せに対応する値(Y)とを便宜上2次元的に表したものである。また、図5(B)は、項目識別子が階層構造を識別する階層識別子に関連付けられて多次元データベース401に格納されていることを示している。ここで、多次元データベース401には、項目識別子又は階層識別子を取得するAPI(Application Program Interface)が用意されている。
【0022】
一方、汎用データベースサーバ500の記憶手段には、RDB(Relational Database)等の汎用データベース501が格納されている。汎用データベース501には、様々な情報が2次元的に格納されている。
【0023】
また、アクセス制御データベースサーバ600の記憶手段には、グループウェア110のユーザのアクセス権限を識別するアクセス権限識別子と、データベースを識別するデータベース識別子とが関連付けて格納されている。
【0024】
次に、本実施形態のシステムの動作について説明する。
【0025】
図6は、端末装置100、グループウェアサーバ200、中継サーバ300、多次元データベースサーバ400、汎用データベースサーバ500、及びアクセス制御データベースサーバ600のデータフローを示している。
【0026】
グループウェア110を実行している端末装置100のCPU102は、キーボード106又はマウス107により入力されたデータベース取得命令を中継サーバ300に送信する(S1)。
【0027】
中継サーバ300のCPU302は、命令解析サービスプログラム307のプロセスにより、当該受信したデータベース取得命令から、検索対象となるデータベースのデータベース識別子を取得すると共に、当該取得したデータベース識別子をアクセス制御プログラム308のプロセスに引渡す(S2)。
【0028】
また、中継サーバ300のCPU302は、アクセス制御プログラム308のプロセスにより、グループウェアデータベース208からグループウェア110を利用しているユーザのアクセス権限識別子を取得する(S3)。
【0029】
続いて、中継サーバ300のCPU302は、アクセス制御プログラム308のプロセスにより、S2ステップで引渡されたデータベース識別子と、S3ステップで取得したアクセス権限識別子とがアクセス制御データベース601に関連付けて格納されているか照会する。(S4)
【0030】
そして、中継サーバ300のCPU302は、アクセス制御プログラム308のプロセスにより、前述の照会において、データベース識別子と、アクセス権限識別子とが関連付けて格納されている場合には、「アクセス可」、関連付けて格納されていない場合には「アクセス不可」の照会結果を、命令解析サービスプログラム307のプロセスに引渡す(S5)。
【0031】
また、中継サーバ300のCPU302は、命令解析サービスプログラム307のプロセスにより、当該引渡された照会結果が、「アクセス不可」の場合には空のデータを端末装置100に送信する。引渡された照会結果が「アクセス可」の場合には、中継サーバ300のCPU302は、命令解析サービスプログラム307のプロセスにより、データベース識別子をデータベース接続プログラムのプロセスに引渡す(S6)。
【0032】
続いて、中継サーバ300のCPU302は、データベース接続制御プログラム309のプロセスにより、当該引渡されたデータベース識別子に対応するデータベースに接続し、当該データベースに格納されたデータを取得する。例えば、データベース識別子が多次元データベース401を識別するものであれば、多次元データベース401に格納されたデータを取得すると共に、項目識別子と、当該項目識別子に関連付けられた階層識別子とを取得する(S7)、データベース識別子が汎用データベース501を識別するものであれば、汎用データベース501に格納されたデータを取得する(S8)。
【0033】
ここで、データベースへの接続、特に多次元データベース401への接続は、一般的に同時利用できるユーザの数が予め決められていることが多い。本実施形態では、中継サーバ300のCPU302は、データベース接続制御プログラム309のプロセスにより、一つのデータベースに接続する数を制限し、制限以上のデータベース取得命令が同一のデータベースに対して要求された場合には、順番待ちを行うようになっている。
【0034】
また、中継サーバ300のCPU302は、データベース接続制御プログラム309のプロセスにより、データベースから取得したデータ、項目識別子、又は階層識別子を命令解析サービスプログラム307のプロセスに引渡す(S9)。
【0035】
続いて、中継サーバ300のCPU302は、命令解析サービスプログラム307のプロセスにより、当該引渡されたデータベースのデータ、項目識別子、又は階層識別子を、データベース取得命令を出した端末装置100に送信する(S10)。
【0036】
そして、グループウェア110を実行している端末装置100のCPU102は、当該取得したデータベースのデータ、項目識別子、又は階層識別子を端末装置のHDD109に格納すると共に、グループウェア110の画面に表示する。ここで、端末装置100のCPU102は、グループウェアサーバ200のグループウェアデータベース208に当該データベースのデータ、項目識別子、又は階層識別子をグループウェア110の文書として保存することができるようになっている(S11)。また、端末装置100のCPU102は、グループウェア110のメール機能により、当該保存したデータベースのデータを、メールに添付することで他の端末装置100に配信することができるようになっている。
【0037】
一方、グループウェアサーバ200は、グループウェアデータベース208に格納されたグループウェア110の文書を、WEBコンテンツとして提供することができるようになっている。
【0038】
以上により、端末装置100がグループウェア110のインターフェースからデータベース取得命令を要求し、データベースのデータを表示するので、データベースの参照方法をグループウェア110のワークフローとして構築しやすい。また、ユーザは、グループウェア110で一貫した操作が可能になり、情報検索用のツールを起動する必要がなくなる。
【0039】
また、端末装置100は、グループウェア110の画面に表示されたデータベースのデータを、グループウェアデータベース208に保存し、当該保存したデータをグループウェア110のメール機能により、添付することができるので、プッシュ型配信をすることが可能になる。さらに、データベースのデータをグループウェア110の文書としてグループウェアデータベース208に保存するため、当該データをグループウェア110の画面から容易に参照できる。また、端末装置100は、グループウェアデータベース208から取得したアクセス権限識別子に基づいて、データベースへの接続可否を判断するので、グループウェア110のアクセス権限識別子によるセキュリティ管理が可能となる。
【0040】
次に、端末装置100が多次元データベース401のデータを表示する動作について、詳細に説明する。
【0041】
端末装置100のグループウェア110は、多次元データベース参照プログラムとしてActiveX(R)コントロール等のソフトウェア部品を利用することにより、次のような機能を備えている。
【0042】
〔分析軸の変更機能〕
【0043】
端末装置100のCPU102は、前述したように、多次元データベースサーバ400から、多次元データベース401のデータと、項目識別子と、階層識別子とを予め取得すると共に、端末装置100のHDD109に予め格納している。
【0044】
その後、ユーザがグループウェア110の画面で所定のアイコンをクリックすると、端末装置100のCPU102は、HDD109に格納された項目識別子及び階層識別子に基づいて、分析軸選択画面800をディスプレイ装置に表示する。図7は、分析軸選択画面800の一例である。
【0045】
分析軸選択画面800は、多次元データベース401に格納されている項目識別子の階層構造を表示する階層表示部分801と、検索キーワード入力欄802と、検索ボタン803と、第1軸指定ボタン804と、第1軸入力欄805と、第2軸指定ボタン806と、第2軸入力欄807と、実行ボタン808とを備えている。
【0046】
ユーザは、階層表示部分801に表示されている項目識別子をクリックするか、検索キーワード入力欄802に軸指定したい項目識別子のキーワードを入力し、検索ボタン803を押下することによって、軸指定する項目識別子を指定する。
【0047】
続いて、第1軸指定ボタン804がマウス107により押下されると、端末装置100のCPU102は、階層表示部分801で指定された項目識別子を第1軸入力欄805に設定する。
【0048】
同様にして、ユーザは、第2軸入力欄807に軸指定したい項目識別子を設定する。
【0049】
ここで、ユーザは、第1軸入力欄805又は第2軸入力欄807に軸指定したい項目識別子を直接入力してもよい。
【0050】
第1軸入力欄805及び第2軸入力欄807に項目識別子が設定された後、実行ボタン808がマウス107により押下されると、端末装置100のCPU102は、第1軸入力欄805及び第2軸入力欄807に設定された項目に基づいて、HDD109に予め格納した多次元データベース401のデータに対して集計等の演算を行い、当該演算結果をグループウェア110の画面に表示する。
【0051】
これにより、分析したい切り口、すなわち、多次元データベース401の分析軸を容易に変更できる。
【0052】
図8は、演算の結果を表示する画面の一例である。当該画面は、第1軸入力欄805から設定された項目識別子を表示する第1軸表示欄850と、第2軸入力欄807から設定された項目識別子を表示する第2軸表示欄851と、演算の結果を表示する欄852とを備えている。
【0053】
端末装置100のCPU102は、HDD109に格納された項目識別子及び階層識別子に基づいて、第1軸入力欄又は第2軸入力欄から設定された項目識別子の下位の階層に属する項目識別子の有無を判断する。
【0054】
そして、下位の階層に属する項目識別子がある場合には、第1軸表示欄又は第2軸表示欄の表示形式を変えて当該項目識別子を表示する。表示形式の変更としては、例えば、項目識別子の色若しくはフォントを変更する、又は、所定の文字を当該項目識別子に付加する等が該当する。図8の画面の一例では、第1軸表示欄851に表示されている項目識別子「B」の下位の階層に属する項目識別子が存在することを示すため、「+」文字を付加して表示している。
【0055】
これにより、ドリルダウンに対応するコマンドの実行前に、当該ドリルダウンが可能かどうか判別することができる。
【0056】
〔ドリルダウン・ドリルアップ機能〕
【0057】
端末装置100のCPU102は、前述したように、多次元データベースサーバ400から、多次元データベース401のデータと、項目識別子と、階層識別子とを予め取得すると共に、端末装置100のHDD109に予め格納している。
【0058】
その後、ユーザがグループウェア110の画面で項目識別子を指定し、ドリルダウン又はドリルアップに対応するアイコンをクリックすると、端末装置100のCPU102は、当該項目識別子に関連付けられた、階層識別子をHDD109から取得する。続いて、端末装置100のCPU102は、ドリルダウンに対応するアイコンがマウス107により押下された場合には、当該取得した階層識別子に基づいて、グループウェア110の画面で指定された項目識別子の階層より一つ下位の階層に属する項目識別子をHDD109から取得する。一方、端末装置100のCPU102は、ドリルアップに対応するアイコンがマウス107により押下された場合には、当該取得した階層識別子に基づいて、グループウェア110の画面で指定された項目識別子の階層より一つ上位の階層に属する項目識別子をHDD109から取得する。そして、端末装置100のCPU102は、当該取得した項目の値毎に、HDD109に予め格納した多次元データベース401のデータに対して集計等の演算を行い、当該演算結果をグループウェア110の画面に表示する。
【0059】
さらに、端末装置100のCPU102は、当該演算結果をグラフ表示することができるようになっている。
【0060】
これにより、ドリルダウン又はドリルアップを容易に行うことができる。
【0061】
〔警告機能〕
【0062】
端末装置100のCPU102は、前述したように、多次元データベースサーバ400から、多次元データベース401のデータと、項目識別子と、階層識別子とを予め取得と共に、端末装置100のHDD109に予め格納している。また、端末装置100のCPU102は、多次元データベースサーバ、外部装置、又は端末装置100の記憶手段から、予め格納された項目識別子と、当該項目識別子に関連づけられた閾値とを予め取得すると共に、端末装置100のHDD109に予め格納している。続いて、端末装置100のCPU102は、HDD109に予め格納した項目識別子と、閾値とに基づいて、多次元データベース401のデータの表示形式を変えてグループウェア110の画面に表示する。表示形式の変更としては、例えば、多次元データベース401の項目識別子に対応する値が閾値を越えた場合に色を変える等が該当する。
【0063】
これにより、警告すべき値を自動的に検出し、ユーザに通知することができる。
【0064】
〔ログ機能〕
【0065】
端末装置100のCPU102は、前述したように、多次元データベース401のデータを取得し、グループウェア110の画面に表示する。ここで、端末装置100のCPU102は、中継サーバ300にデータベース検索要求送信してからデータを表示するまでのログを、グループウェアサーバ200等の記憶手段に格納することができるようになっている。
【0066】
これにより、ユーザの利用状況や情報の使用頻度を収集することができるので、ユーザが必要としている情報は何かを分析することができる。
【0067】
【発明の効果】
本発明によれば、ドリルダウン等のコマンドの実行に関し、従来より高速なレスポンスと、操作性に優れたGUI(Graphical User Interface)とを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のシステムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】端末装置の構成を示すブロック図である。
【図3】グループウェアサーバの構成を示すブロック図である。
【図4】中継サーバの構成を示すブロック図である。
【図5】多次元データベースの構造を示す図である。
【図6】本実施形態のシステムのデータフローを示す図である。
【図7】分析軸選択画面の一例を示す図である。
【図8】多次元データベースのデータの演算結果を表示する画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
100 端末装置
101 端末装置のバス
102 端末装置のCPU(処理手段)
103 端末装置のRAM(記憶手段)
104 端末装置のROM(記憶手段)
105 端末装置のNIC(通信手段)
106 端末装置のキーボード(入力手段)
107 端末装置のマウス(入力手段)
108 端末装置のディスプレイ(表示手段)
109 端末装置のHDD(記憶手段)
110 グループウェア
200 グループウェアサーバ
201 グループウェアサーバのバス
202 グループウェアサーバのCPU(処理手段)
203 グループウェアサーバのRAM(記憶手段)
204 グループウェアサーバのROM(記憶手段)
205 グループウェアサーバのNIC(通信手段)
206 グループウェアサーバのHDD(記憶手段)
208 グループウェアデータベース
300 中継サーバ
301 中継サーバのバス
302 中継サーバのCPU(処理手段)
303 中継サーバのRAM(記憶手段)
304 中継サーバのROM(記憶手段)
305 中継サーバのNIC(通信手段)
306 中継サーバのHDD(記憶手段)
307 命令解析サービスプログラム
308 データベース接続制御プログラム
400 多次元データベースサーバ
401 多次元データベース
500 汎用データベースサーバ
501 汎用データベース
600 アクセス制御データベースサーバ
601 アクセス制御データベース
700 通信ネットワーク
800 分析軸選択画面
801 階層表示部分
802 検索キーワード入力欄
803 検索ボタン
804 第1軸指定ボタン
805 第1軸入力欄
806 第2軸指定ボタン
807 第2軸入力欄
808 実行ボタン

Claims (3)

  1. 情報の記憶手段、多次元データベースを管理する外部の多次元データベースサーバとの通信手段、情報の入力手段、情報の表示手段、及びこれら各手段の動作を制御する情報の処理手段を備えた端末装置に用いられる多次元データベース参照プログラムであって、
    前記多次元データベースが、当該データベースに格納されているデータの項目を識別する項目識別子と、当該項目識別子の階層を識別する階層識別子とを関連付けて格納すると共に、
    前記処理手段に、
    a)前記多次元データベースサーバから前記通信手段を介して、前記多次元データベースに格納されているデータと、前記項目識別子と、当該項目識別子に関連付けられた階層識別子とを取得するステップと、
    b)当該取得した前記多次元データベースのデータを前記記憶手段に予め格納すると共に、前期項目識別子と、当該項目識別子とを前記記憶手段に関連付けて予め格納するステップと、
    c)分析軸選択要求を受けると、前記記憶手段に予め格納した項目識別子と、階層識別子とに基づいて、項目識別子の階層構造を表示する分析軸選択画面を表示手段に表示するステップと、
    d)当該分析軸選択画面から前記入力手段により、項目識別子の入力を受け付けるステップと、
    e)当該入力された項目識別子に基づいて、前記記憶手段に予め格納した多次元データベースのデータを演算するステップと、
    f)前記入力された項目識別子と、当該演算の結果とを表示手段に表示するステップと、
    を実行させることを特徴とした多次元データベース参照プログラム。
  2. 情報の記憶手段、多次元データベースを管理する外部の多次元データベースサーバとの通信手段、情報の入力手段、情報の表示手段、及びこれら各手段の動作を制御する情報の処理手段を備えた端末装置に用いられる多次元データベース参照プログラムであって、
    前記多次元データベースが、当該データベースに格納されているデータの項目を識別する項目識別子と、当該項目識別子の階層を識別する階層識別子とを関連付けて格納すると共に、
    前記処理手段に、
    a)前記多次元データベースサーバから前記通信手段を介して、前記多次元データベースに格納されているデータと、前記項目識別子と、当該項目識別子に関連付けられた階層識別子とを取得するステップと、
    b)当該取得した前記多次元データベースのデータを前記記憶手段に格納すると共に、前期項目識別子と、当該項目識別子とを前記記憶手段に関連付けて予め格納するステップと、
    c)前記入力手段により項目識別子の入力を受け付けるステップと、
    d)当該入力された項目識別子に基づいて、前記記憶手段に予め格納した多次元データベースのデータを演算するステップと、
    e)前記bステップで予め格納した項目識別子と、階層識別子とに基づいて、前記cステップで入力された項目識別子の下位の階層に属する項目識別子の有無を判定するステップと、
    f)当該判定に基づいて、前記cステップで入力された項目識別子の表示形式を変えて、当該項目識別子と、前記演算の結果とを表示手段に表示するステップと、
    を実行させることを特徴とした多次元データベース参照プログラム。
  3. 情報の記憶手段、多次元データベースを管理する外部の多次元データベースサーバ及び外部装置との通信手段、情報の表示手段、及びこれら各手段の動作を制御する情報の処理手段を備えた端末装置に用いられる多次元データベース参照プログラムであって、
    前記処理手段に、
    a)前記多次元データベースサーバから前記通信手段を介して、前記多次元データベースに格納されているデータを取得するステップと、
    b)前記多次元データベースサーバ、前記外部装置、又は前記端末装置の記憶手段に格納されている閾値を取得するステップと、
    c)前記aステップで取得した多次元データベースのデータと、前記bステップで取得した閾値とを前記記憶手段に予め格納するステップと、
    d)前記記憶手段に予め格納した多次元データベースのデータを演算するステップと、
    e)当該演算の結果と、前記閾値とに基づいて、表示形式を変えて、当該演算の結果を表示手段に表示するステップと、
    を実行させることを特徴とした多次元データベース参照プログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006172139A (ja) * 2004-12-15 2006-06-29 Shoken Nakahara エクスプローラ形式のデータ階層表示方式、データベースシステム及びプログラム
WO2007027815A1 (en) * 2005-08-30 2007-03-08 Microsoft Corporation Method and computer-readable medium for commanding
JP2007334464A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Toshiba Corp データ生成装置、データ格納装置、そのプログラムおよび方法

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