JP2004332817A - Fixed type constant speed universal joint - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、いわゆるプランジングを行わない固定型の等速自在継手に関するもので、自動車や各種産業機械における動力伝達用に利用できる。
【0002】
【従来の技術】
固定型等速自在継手として、従来、ゼッパ型とUF(アンダーカットフリー)型のボールジョイントが知られている(特公平6−25567号公報参照)。それらの特徴は、外輪のトラック溝と内輪のトラック溝が、それぞれ継手の折り曲げ点から軸方向に等距離離れた点を中心とする球の子午線に沿って形成されていることである。図5ないし図7に示すように、従来の固定型等速自在継手は、外輪1と、内輪2と、ケージ3と、ボール4を主要な構成要素としており、外輪1のトラック溝1aと内輪2のトラック溝2aとの間に1個ずつ介在させたボール4が用いられている。図5から分かるように、外輪1のトラック溝1aの曲率中心Ooと内輪2のトラック溝2aの曲率中心Oiは、継手の折り曲げ点つまりジョイント中心Oを挟んで軸方向に互いに逆方向にオフセットしている。その結果、外輪1、内輪2共にトラック溝1a,2aの深さが軸方向で変化している。
【0003】
図5は外輪1と内輪2が同軸状、つまり、折り曲げ角が0度の状態を示し、図7は折り曲げ角θが最大の状態を示している。このように、外輪1の軸線と内輪2の軸線とがなす角θを継手の折り曲げ角または作動角と呼んでいる。継手がある折り曲げ角θをとったとき、角θの二等分線に垂直な平面をジョイント平面Pと称する。継手が折り曲げ角をとったとき、すべてのボールがジョイント平面P上にあれば、ボール中心から外輪1の軸線までの距離とボール中心から内輪2の軸線までの距離が相等しく、したがって、内・外輪間にて等角速度でトルクの伝達が行われる。ジョイント平面Pと内外輪の軸線との交点をジョイント中心Oと称する。固定型等速自在継手では、折り曲げ角に関わりなくジョイント中心Oは固定されている。
【0004】
上述の等速自在継手の改良として、特開2001−153149号公報に記載のものが知られている。その特徴は、従来のUF型ジョイントでは内輪と外輪にアンダーカットフリー部分が軸に平行に設けられているが、このアンダーカットフリー部分を軸に対して傾斜したテーパ状としている。図8および図9に特開2001−153149号公報の等速自在継手を示す。外輪1のトラック溝1aの深さと内輪2のトラック溝2aの深さが軸方向に変化しており、特に外輪1のトラック溝1aにおいて、外輪1の開口側から奥側に向かって、徐々に浅くなっていることがわかる。
【0005】
【特許文献1】
特公平6−25567号公報(第1図、第4図)
【0006】
【特許文献2】
特開2001−153149号公報(段落番号0025、0026、第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来のゼッパ型あるいはUF型の固定型等速自在継手の外輪と内輪のトラック溝は、継手の軸方向で深さが変化している。そこには継手の強度あるいはトルク負荷能力を向上させ、さらにサイズダウンをはかる上で次のような問題がある。図10に示すように、一般にトラック溝1a,2aはボール4をアンギュラーで抱えるが(アンギュラーコンタクト)、その接触角αが大きいほどトルクの負荷能力が高くなる。しかし、接触角αの大きさはトラック溝1a,2aの最も浅い部分で決まり、トルクの負荷能力はその位置のトラック深さで決まる。つまり、トルクを受けたときの乗り上げ強度を考慮した場合、最弱部に合わせた強度対策が必要となるため、最弱部以外のところは設計的な無駄が入ることになる。
【0008】
特開2001−153149号公報の等速自在継手は、上記ゼッパ型あるいはUF型固定型等速自在継手の最大折り曲げ角をさらに大きくするために考案されたものであるが、そのトルク負荷能力には、上記と同様の問題を抱えている。
【0009】
この発明の目的は、従来の固定型等速自在継手よりも、高強度で、高折曲げ角で、さらに低コストである固定側等速自在継手を実現することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明の固定型等速自在継手は、ボール40を案内する複数のトラック溝14をもった外輪10と、ボール40を案内する複数のトラック溝24をもった内輪20と、外輪10のトラック溝14と内輪20のトラック溝24との間に介在してトルクを伝達するボール40と、外輪10と内輪20との間に介在して複数のボール40を継手の折り曲げ角の二等分面上に配置するケージ30から構成される等速自在継手において、
外輪10のトラック溝14の溝底が、外輪10の奥側に位置し継手の折り曲げ点Oを中心とする球の子午線に沿った円弧部14aと、外輪10の開口側に位置し外輪10の開口端部に向かって直線的に拡径したストレート部14bとからなり、
内輪20のトラック溝24の溝底が、外輪10の開口側に位置し継手の折り曲げ点Oを中心とする球の子午線に沿った円弧部24aと、外輪10の奥側に向かって直線的に拡径したストレート部24bとからなることを特徴とするものである。
【0011】
外輪10および内輪20のトラック溝14,24の円弧部14a,24aを、継手の折り曲げ点Oを中心とする球の子午線に沿った円弧とすることにより、トラック溝の円弧部14a,24aは、一定の深さが確保され、継手のトルク負荷能力の下限を上げることができる。その増加したトルク負荷能力を持つ継手に対応するシャフトは径が大きくならざるを得ず、それに伴って折り曲げ角が低下することになる。しかし、この低下分は、外輪10のトラック溝14を開口側に向かって拡径させることによって補うことができる。
【0012】
本発明によれば、外輪10の奥側における外輪10のトラック溝14aの深さおよび外輪10の開口側における内輪20のトラック溝24aの深さは浅くなることがなく一定にできるので、折り曲げ角を大きくとっても接触点が乗り上げることがなく、強度面において有利である。また、トラック溝の深さが一定であることから、ボールのピッチ円直径PCDが小さくでき、これにより外輪10の外径を小さくできるため、コストダウンを図ることができる。そして、外輪10のPCDを小さくすると、継手の最大折り曲げ角は低下するが、これは外輪10のトラック溝14を開口側に向けて拡径させることによって補うことができる。
【0013】
トラックを7本とすることによって、8本と比べ窓柱の幅を確保しながらボール径を大きくすることができ、強度面、トルク負荷能力において有利である。従来の固定型等速自在継手は、トラック数が3、6または8であり、インボード側の継手のトラック数が通常3、6または8であるため、NVH問題の観点から、位相合わせを必要とする。しかし、トラックを7本とすることによって、インボード側の継手のトラック数と互いに素となるため、位相合わせが必要なくなり、NVH特性においても有利である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
【0015】
まず、図1および図2にトラック溝を8本とした実施の形態を示す。この固定型等速自在継手は、外輪10と、内輪20と、ケージ30と、ボール40を主要な構成要素として成り立っており、連結すべき2軸のうちの一方を外輪10に接続し、他方を内輪20に接続することによって、2軸を折り曲げ可能に連結する。継手の折り曲げ点つまりジョイント中心を図1および図2に符号Oで示してある。
【0016】
図1に示すように、外輪10は一端にて開口したカップ状で、部分球形の内周面12を備えている。外輪10の内周面12には、軸方向に走る8本のトラック溝14が円周方向等間隔に形成してある。各トラック溝14は、外輪10の反開口側つまり奥側に位置する円弧部14aと、開口側に位置するストレート部14bとからなる。この実施の形態の場合、図3からよく分かるように、円弧部14aとストレート部14bとの境は、ジョイント平面Pに対して外輪10の奥側に角度βをなす線分と溝底との交点pにある。そして、円弧部14aの曲率中心はジョイント中心Oと一致している。言い換えるならば、円弧部14aは、外輪10の奥側に位置し継手の折り曲げ点Oを中心とする球の子午線に沿った円弧である。ストレート部14bは前記線分に対して直角となるような角度で形成されている。したがって、角度βの大きさによってストレート部14bの拡径の度合いが決まる。角度βの具体例を挙げるならば、0<β<10°が望ましい。βを10°以上にすると拡径度合いが大きくなりすぎ、外輪の外径を拡大しなければならないというデメリットが著しくなる。
【0017】
内輪20は、ここではシャフト5とスプラインによって分離可能に結合される。内輪20は部分球形の外周面22を有し、その外周面22に、軸方向に走る8本のトラック溝24を円周方向等間隔に形成してある。各トラック溝24は、外輪10の開口側に位置する円弧部24aと、外輪の反開口側に位置するストレート部24bとからなる。この実施の形態の場合、図3からよく分かるように、円弧部24aとストレート部24bとの境は、ジョイント平面Pに対して外輪10の開口側に角度βをなす線分と溝底との交点qにある。そして、円弧部24aの曲率中心はジョイント中心Oと一致している。言い換えるならば、円弧部24aは、外輪10の開口側に位置し継手の折り曲げ点Oを中心とする球の子午線に沿った円弧である。ストレート部24bは前記線分に対して直角となるような角度で形成されている。したがって、角度βの大きさによってストレート部24bの拡径の度合いが決まる。ここで、角度βの範囲は外輪に対応して定まり、上述のとおり、具体例を挙げるならば0<β<10°が望ましい。
【0018】
外輪10のトラック溝14と内輪20のトラック溝24とが対をなし、各対に1個のボール40が組み込まれる。ボール40はトラック溝14,24間に介在してトルクを伝達する働きをする。すなわち、回転方向によって、外輪10から内輪20に、または、内輪20から外輪10に、トルクを伝達する。各ボール40は保持器30のポケット36内に収容される。ケージ30は、部分球形の外周面32と、部分球形の内周面34と、円周方向に等配した複数のポケット36を有する。ケージ30は、外輪10の内周面12と内輪20の外周面22との間に介在してボール40を継手の二等分面上に配置する役割を果たす。
【0019】
次に、図3および図4に示す実施の形態は、トラック溝14,24の数を7本とするとともにボール40の数を7個としたもので、それ以外は図1および図2の実施の形態と変わるところはない。この実施の形態は、トラック溝14,24を7本とすることによって、ケージ30の厚みをそのままに、ボール40のサイズを大きくしながらケージ30の窓柱の幅も大きくでき、設計上のムダをなくすこと、つまり、トルクの負荷能力とケージ強度のバランスを保つことができる。
【0020】
【発明の効果】
既に述べたように、一般にトラック溝はボールをアンギュラーで抱え、その接触角が大きいほどトルクの負荷能力が高くなる。しかし、トラック深さが不均一な場合、接触角の大きさはトラックの最も浅い部分によって決まり、深さが均一な場合と比べ、設計的なムダが入る。本発明によれば、内輪の開口側と外輪の奥側それぞれのトラック深さは浅くなることがなく一定にできるので、折り曲げ角を大きくとっても接触点が乗り上げることがなく、強度面において有利である。また、ピッチ円直径PCDが小さくできるため、外輪外径を小さくしてコストダウンを図ることができる。なお、ピッチ円直径PCDを小さくすると継手の最大折り曲げ角が低下する。しかし、外輪のトラック溝を開口側に向けて拡径させたことによってその分を補うことができる。
【0021】
トラックを7本とした場合、8本の場合に比べて、ケージのポケット間寸法つまり柱の幅を減少させることなくボール径を大きくすることができ、強度面、トルク負荷能力において有利である。また、従来の固定型等速自在継手は、トラック数が3,6,8であり、インボード側の継手のトラック数が通常3,6,8であるため、NVH問題の観点から、位相合わせを必要とする。しかし、トラックを7本とすることによって、インボード側の継手のトラック数と互いに素となるため、位相合わせの必要がなく、NVH特性においても有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態を示す固定型等速自在継手の縦断面図である。
【図2】図1の継手の横断面図である。
【図3】トラック溝の線図である。
【図4】別の実施の形態を示す固定型等速自在継手の横断面図である。
【図5】従来の技術を示す固定型等速自在継手の縦断面図である。
【図6】図5の継手の横断面図である。
【図7】継手が折り曲げ角をとった状態を示す図5と類似の縦断面図である。
【図8】別の従来の技術を示す固定型等速自在継手の縦断面図である。
【図9】図8の継手の横断面図である。
【図10】トラック溝とボールの関係を示す断面図である。
【符号の説明】
10 外輪
12 内周面
14 トラック溝
14a 円弧部
14b ストレート部
20 内輪
22 外周面
24 トラック溝
24a 円弧部
24b ストレート部
30 ケージ
32 外周面
34 内周面
36 ポケット
40 ボール
O ジョイント中心(折り曲げ点)
θ 折り曲げ角
α 接触角[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a fixed type constant velocity universal joint that does not perform plunging, and can be used for power transmission in automobiles and various industrial machines.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a fixed type constant velocity universal joint, a ball joint of a Zeppa type and a UF (undercut free) type are known (see Japanese Patent Publication No. 6-25567). Their feature is that the outer groove track groove and the inner ring track groove are respectively formed along meridians of the sphere centered at points equidistant in the axial direction from the bending point of the joint. As shown in FIGS. 5 to 7, the conventional fixed type constant velocity universal joint has an outer ring 1, an
[0003]
FIG. 5 shows a state in which the outer ring 1 and the
[0004]
As an improvement of the above constant velocity universal joint, the one described in JP-A-2001-153149 is known. The feature is that in the conventional UF type joint, an undercut free portion is provided on the inner ring and the outer ring in parallel to the shaft, but the undercut free portion has a tapered shape inclined with respect to the shaft. 8 and 9 show a constant velocity universal joint disclosed in JP-A-2001-153149. The depth of the track groove 1a of the outer ring 1 and the depth of the
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Publication No. 6-25567 (FIGS. 1 and 4)
[0006]
[Patent Document 2]
JP 2001-153149 A (paragraphs 0025 and 0026, FIG. 1)
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The track grooves of the outer race and the inner race of the conventional fixed-type constant velocity universal joint of the Zeppa type or the UF type vary in depth in the axial direction of the joint. There are the following problems in improving the strength or torque load capacity of the joint and further reducing the size. As shown in FIG. 10, the
[0008]
The constant velocity universal joint disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-153149 is designed to further increase the maximum bending angle of the above-mentioned Zeppa-type or UF-type fixed constant-velocity universal joint. Have the same problems as above.
[0009]
An object of the present invention is to realize a fixed-side constant velocity universal joint having higher strength, a higher bending angle, and lower cost than conventional fixed type constant velocity universal joints.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The fixed type constant velocity universal joint according to the present invention includes an
The groove bottom of the
The groove bottom of the
[0011]
By making the
[0012]
According to the present invention, the depth of the
[0013]
By using seven tracks, it is possible to increase the ball diameter while securing the width of the window post as compared with eight tracks, which is advantageous in terms of strength and torque load capacity. The conventional fixed type constant velocity universal joint has 3, 6, or 8 tracks, and the number of tracks of the inboard-side joint is usually 3, 6, or 8. Therefore, phase matching is required from the viewpoint of NVH problem. And However, since the number of tracks is seven, the number of tracks is relatively prime to the number of tracks of the joint on the inboard side, so that phase matching is not required, which is advantageous in NVH characteristics.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0015]
First, FIGS. 1 and 2 show an embodiment having eight track grooves. The fixed type constant velocity universal joint includes an
[0016]
As shown in FIG. 1, the
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
Next, in the embodiment shown in FIGS. 3 and 4, the number of
[0020]
【The invention's effect】
As described above, the track groove generally holds the ball in an angular manner, and the larger the contact angle, the higher the torque load capability. However, when the track depth is non-uniform, the magnitude of the contact angle is determined by the shallowest part of the track, and wastes design compared to the case where the depth is uniform. According to the present invention, since the track depths on the opening side of the inner ring and the rear side of the outer ring can be made constant without becoming shallow, the contact point does not run on even if the bending angle is large, which is advantageous in terms of strength. . Further, since the pitch circle diameter PCD can be reduced, the outer diameter of the outer ring can be reduced to reduce the cost. When the pitch circle diameter PCD is reduced, the maximum bending angle of the joint decreases. However, this can be compensated for by increasing the diameter of the track groove of the outer ring toward the opening side.
[0021]
When the number of tracks is seven, the ball diameter can be increased without reducing the dimension between cage pockets, that is, the width of columns, as compared with the case of eight tracks, which is advantageous in terms of strength and torque load capacity. In addition, the conventional fixed type constant velocity universal joint has 3, 6, 8 tracks, and the number of tracks of the inboard-side joint is usually 3, 6, 8; Need. However, since the number of tracks is seven, the number of tracks is relatively prime to the number of tracks of the joint on the inboard side, so that there is no need for phase matching, which is advantageous in NVH characteristics.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a fixed type constant velocity universal joint according to an embodiment.
FIG. 2 is a cross-sectional view of the joint of FIG.
FIG. 3 is a diagram of a track groove.
FIG. 4 is a cross-sectional view of a fixed type constant velocity universal joint according to another embodiment.
FIG. 5 is a longitudinal sectional view of a fixed type constant velocity universal joint showing a conventional technique.
6 is a cross-sectional view of the joint of FIG.
FIG. 7 is a longitudinal sectional view similar to FIG. 5, showing a state where the joint has a bent angle.
FIG. 8 is a longitudinal sectional view of a fixed type constant velocity universal joint showing another conventional technique.
FIG. 9 is a cross-sectional view of the joint of FIG. 8;
FIG. 10 is a sectional view showing a relationship between a track groove and a ball.
[Explanation of symbols]
θ Bending angle α Contact angle
Claims (2)
外輪のトラック溝の溝底が、外輪の奥側に位置し継手の折り曲げ点を中心とする球の子午線に沿った円弧部と、外輪の開口側に位置し外輪の開口端部に向かって直線的に拡径したストレート部とからなり、
内輪のトラック溝の溝底が、外輪の開口側に位置し継手の折り曲げ点を中心とする球の子午線に沿った円弧部と、外輪の奥側に向かって直線的に拡径したストレート部とからなる
ことを特徴とする固定型等速自在継手。An outer ring having a plurality of track grooves for guiding the ball, an inner ring having a plurality of track grooves for guiding the ball, and a ball interposed between the outer ring track groove and the inner groove track groove to transmit torque. In a constant velocity universal joint comprising a cage interposed between an outer ring and an inner ring and arranging a plurality of balls on a bisecting plane of a bending angle of the joint,
The groove bottom of the outer ring track groove is located on the inner side of the outer ring and along the meridian of the sphere centering on the bending point of the joint, and on the opening side of the outer ring and straight toward the opening end of the outer ring It is composed of a straight part that has expanded in diameter,
The groove bottom of the track groove of the inner ring is located on the opening side of the outer ring, an arc portion along the meridian of the sphere centering on the bending point of the joint, and a straight portion linearly expanding toward the back side of the outer ring A fixed type constant velocity universal joint, comprising:
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