JP2004331169A - Wrap unsealing device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、オーバーラップ包装体を開封するために、オーバーラップ包装体における包材の表面に貼着されるラップ開封具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、カップ入り即席ラーメン等のカップ入り商品やプラスチックシートによって形成された容器に収容された弁当等の商品については、シュリンクフィルムによって形成された包材を用いてオーバーラップ包装を施した状態で販売されているが、こういったオーバーラップ包装体は、シュリンクフィルム等の包材が被包装体に密着しているため、包材を簡単に破断して開封することが難しい。
【0003】
従って、こういったオーバーラップ包装体では、例えば、図15に示すように、予め、包材Sに「V」字状の切目61を形成すると共に、この切目61部分を覆うように、粘着層の形成されていない摘み部71を有する開封用のタックラベル70を包材Sに貼着しておき、オーバーラップ包装体を開封する際は、タックラベル70の摘み部71を摘んで、タックラベル70を包材Sから剥離すると、「V」字状の切目部分だけがタックラベルに貼着されたまま、V字の幅で、包材Sが破断されるようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−342975号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、オーバーラップ包装を施す被包装体が、食品等のように変質するおそれのある商品の場合、包材として、ガスバリア性を有するシュリンクフィルムを使用し、オーバーラップ包装体における包材の内側に酸素が進入しないように、オーバーラップ包装を施す際に、包材と被包装体との間に形成される空間に窒素ガス等を充填することによって、被包装体の変質を防止することが提案されている。
【0006】
従って、こういったガスバリア性を有するシュリンクフィルムを使用したオーバーラップ包装体では、酸素の進入を防止するという観点から、予め、包材に「V」字状の切目を形成することができず、上述したような従来の開封手法を採用することができないといった問題がある。
【0007】
特に、ガスバリア性を有するシュリンクフィルムは、通常、ピンホール等が容易に発生しないように、機械的強度の高いポリアミド樹脂等によって形成された表面層等を有する多層構造であるので、ガスバリア性のないシュリンクフィルムを包材として使用している一般的なオーバーラップ包装体に比べて、さらに開封しにくくなることが予想される。
【0008】
そこで、この発明の課題は、ガスバリア性を有する包材を用いたオーバーラップ包装体を簡単に開封することができるラップ開封具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記の課題を解決するため、請求項1にかかる発明は、オーバーラップ包装体を開封するために、前記オーバーラップ包装体における包材の表面に貼着されるラップ開封具であって、ヒンジを介して相互に連設された一対の剛性片を備え、一方の前記剛性片は、他方の前記剛性片側に張り出す包材破断爪を有し、前記包材破断爪及びその両側部が前記包材に貼着されるように、双方の前記剛性片の裏面には、少なくとも、前記包材破断爪の張出領域に粘着層が形成されていることを特徴とするラップ開封具を提供するものである。
【0010】
以上のように構成されたラップ開封具は、オーバーラップ包装体における包材の表面に貼着された状態で、包材破断爪を有する一方の剛性片の端部を引き上げるようにして、その剛性片を他方の剛性片に対して、ヒンジを支点として起こすと、他方の剛性片側に張り出している包材破断爪が包材に突き刺さり、包材における包材破断爪に貼着されている部分が周囲から一部切り離され、これによって包材に切目が形成される。このとき、他方の剛性片における包材破断爪の両側部が包材に貼着されているので、包材における包材破断爪が突き刺さる部分が逃げにくく、包材破断爪が包材に確実に突き刺さることになる。
【0011】
ここで、一方の剛性片から他方の剛性片に持ち替えて、ラップ開封具を包材の表面から剥離しながら、一方の剛性片側に移動させると、包材破断爪の裏面に貼着された状態で周囲から部分的に切り離されている包材の一部が、包材破断爪から剥離されることなく、包材破断爪に引っ張られて移動するので、それに続いて包材が破断されていくことになる。
【0012】
以上のように、このラップ開封具は、一方の剛性片を起こした後、他方の剛性片に持ち替えてラップ開封具を包材の表面から剥離しながら、一方の剛性片側に移動させるという一連の開封操作を行うことによって、予め、包材に切目を形成することなく、開封しにくいガスバリア性を有する包材を用いたオーバーラップ包装体を簡単に開封することができる。
【0013】
また、請求項2にかかる発明のように、オーバーラップ包装体を開封するために、前記オーバーラップ包装体における包材の表面に貼着されるラップ開封具であって、ヒンジを介して相互に連設された一対の剛性片を備え、それぞれの前記剛性片は、相互に噛み合うように、他方の前記剛性片側に張り出す一または二以上の包材破断爪を有し、それぞれの前記包材破断爪及びその両側部が前記包材に貼着されるように、双方の前記剛性片の裏面には、少なくとも、前記包材破断爪の張出領域に粘着層が形成されているラップ開封具にあっては、二以上の包材破断爪を有している剛性片を起こすことによって、他方の剛性片を起こしたときと同様の切目が包材に形成されるので、起こした剛性片をそのまま他方の剛性片側に移動することによって、剛性片を持ち替えることなく、オーバーラップ包装体を簡単に開封することができる。
【0014】
特に、請求項3にかかる発明のラップ開封具のように、双方の前記剛性片が、それぞれ二以上の包材破断爪を有しているものにあっては、どちらの剛性片を起こしても、剛性片を持ち替えることなく、オーバーラップ包装体を簡単に開封することができる。
【0015】
また、請求項4にかかる発明のラップ開封具のように、前記ヒンジを支点として、いずれか一方の前記剛性片を、他方の前記剛性片に対して起こすと、双方の前記剛性片が相互に分離されるようになっているものにあっては、双方の剛性片が包材破断爪を有しているか否かに拘わらず、包材破断爪を有している剛性片を起こした後、その起こした剛性片を他方の剛性片から離れていく方向に移動させることによって、剛性片を持ち替えることなく、オーバーラップ包装体を簡単に開封することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1〜図4に示すラップ開封具1は、シュリンクフィルムからなる包材を用いて被包装体にオーバーラップ包装を施したオーバーラップ包装体を開封するためのものであり、オーバーラップ包装体における包材の表面に貼着されるようになっている。なお、シュリンクフィルムとしては、ガスバリア性を有するエチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)やポリアミド樹脂等のガスバリア性樹脂を積層したポリプロビレン(PP)やポリエチレン(PE)フィルム(例えば、PP/EVOH/PPの積層フィルム)等またはPPやPEの単層フィルムを使用することができる。
【0017】
このラップ開封具1は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン等のプラスチック材料によって形成された、ある程度の剛性を有する樹脂成形体であり、図1及び図2に示すように、ヒンジ13を介して相互に連設された一対の剛性片11、12を有している。
【0018】
前記剛性片11、12は、0.3〜2.0mm程度の厚みを有しており、相互に噛み合うように対向する、二対の包材破断爪11a、11b、12a、12bをそれぞれ有している。なお、ヒンジ13部分における最小厚みは、0.02〜0.5mmに設定されている。
【0019】
前記剛性片11、12の裏面には、図3(a)、(b)及び図4に示すように、剛性片11、12の全幅にわたって、包材破断爪11a、11b、12a、12bの張出領域に粘着剤を塗布した粘着層14が形成されており、ラップ開封具1を包材に貼着した状態では、包材破断爪11a、11b、12a、12b部分と包材とがある程度の接着強度で接着されるようになっている。なお、図4における網掛け表示部分が粘着層14の形成領域を示している。
【0020】
以上のように構成されたラップ開封具1は、図5に示すように、オーバーラップ包装体における包材Rの表面であって、被包装体と包材Rとの間に空間が形成される部分に貼着される。
【0021】
このように、包材Rの表面に貼着されたラップ開封具1を用いて、オーバーラップ包装体を開封するには、まず、図6(a)、(b)に示すように、剛性片11または剛性片12のいずれか一方を起こすと(以下、剛性片11を起こした場合について説明する。)、包材破断爪11a、11bの先端部が包材Rに突き刺さり、包材Rにおける包材破断爪11a、11bに貼着されている部分が周囲から一部切り離され、これに伴って、包材破断爪12aの外縁に沿って包材RにV字状の切目が形成される。
【0022】
このとき、他方の剛性片12における包材破断爪11a、11bの両側部(包材破断爪12a、12b等)が包材Rに貼着されていることによって、包材Rにおける包材破断爪11a、11bが突き刺さる部分がある程度の緊張状態に保持され、逃げにくくなっているので、包材破断爪11a、11bが包材Rに確実に突き刺さることになる。
【0023】
続いて、図7に矢印で示すように、起こした剛性片11を摘んだ状態で、ラップ開封具1全体を包材Rの表面から剥離しながら、剛性片12側に移動させると、包材破断爪12aの裏面に貼着された状態で周囲から部分的に切り離されている包材Rの一部が、包材破断爪12aから剥離されることなく、包材破断爪12aに引っ張られて移動するので、それに続いて包材Rが帯状に破断されていき、オーバーラップ包装体が開封されることになる。
【0024】
以上のように、このラップ開封具1は、いずれか一方の剛性片11、12を起こすことによって包材Rに切目を形成し、続いて、ラップ開封具1を包材Rの表面から剥離しながら、他方の剛性片12、11側に移動させることによって、オーバーラップ包装体を簡単に開封することができるので、従来のオーバーラップ包装体のように、予め、包材Rに切目を形成しておく必要がない。従って、予め、包材Rに切目を形成することができないガスバリア性を有する包材を用いたオーバーラップ包装体のラップ開封具として、特に有用である。
【0025】
また、このラップ開封具1は、剛性片11、12の双方が相互に噛み合うように対向する二対の包材破断爪11a、11b、12a、12bを有しているので、剛性片11、12のいずれを起こしても、包材Rに同様の切目を形成することができ、しかも、起こした剛性片11、12を摘んだまま、ラップ開封具1を包材Rの表面から剥離しながら移動させればよいので、開封操作が繁雑になることもない。
【0026】
なお、上述した実施形態では、包材Rに貼着した状態で、双方の剛性片11、12の裏面が包材Rに接触するようになっているが、例えば、図8に示すように、包材に切目を形成したり、包材を破断するために操作する剛性片11を上方に屈曲させることで、その先端側を包材から浮かせて、摘みやすくしておくことが望ましい。
【0027】
また、上述した実施形態では、剛性片11、12の双方が相互に噛み合うように対向する二対の包材破断爪11a、11b、12a、12bを有しているが、これに限定されるものではなく、例えば、図9に示すように、ヒンジ23を介して相互に連設されている、一方の剛性片21が一つの包材破断爪21aを有し、他方の剛性片22が包材破断爪21aに噛み合うように対向する二つの包材破断爪22a、22bを有するラップ開封具2を採用することも可能である。
【0028】
ただし、このラップ開封具2によって、包材に対する切目の形成操作と、包材の破断操作とを連続的に行うためには、二つの包材破断爪22a、22bを有する剛性片22を起こす必要があり、一つの包材破断爪21aを有している剛性片21を起こした場合は、他の実施形態について、後で詳細に説明するように、他方の剛性片22に持ち替えて、包材の破断操作を行う必要がある。
【0029】
また、上述した各実施形態では、一対の剛性片のうち、少なくとも、一方の剛性片が、他方の剛性片の包材破断爪に噛み合うように対向する二つの包材破断爪を有しているが、これに限定されるものではなく、例えば、図10に示すように、ヒンジ33を介して相互に連設されている、一方の剛性片31だけが、他方の剛性片32側に張り出す包材破断爪31aを有するラップ開封具3を採用することも可能であり、この場合は、少なくとも、剛性片31の包材破断爪31a部分と、剛性片32における包材破断爪31aの両側部とに粘着層を形成しておく必要がある。
【0030】
ただし、このラップ開封具3を用いてオーバーラップ包装体を開封するには、図11(a)に示すように、ラップ開封具3が包材Rの表面に貼着された状態で、同図(b)に示すように、包材破断爪31aを有する剛性片31を起こすことによって、包材破断爪31aの先端部を包材Rに突き刺して、その外縁に沿って包材RにV字状の切目を形成した後、同図(c)に示すように、剛性片31から剛性片32に持ち替えて、ラップ開封具3全体を包材Rから剥離しながら、剛性片31側に移動させることによって、包材Rを帯状に破断する必要がある。なお、図11において、符号34は粘着層を示している。
【0031】
また、上述した各実施形態では、全体形状が平面四角形の場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、図12に示すラップ開封具4のように、ヒンジ43を介して相互に連設された剛性片41、42のうち、一方の剛性片41が、他方の剛性片42側に張り出す包材破断爪41aを有しているのであれば、全体形状が楕円環状のものであってもよい。
【0032】
また、上述した各実施形態では、一方の剛性片の包材破断爪を他方の剛性片が取り囲んでおり、他方の剛性片における包材破断爪の両側部及び前部を包材に貼着することによって、包材における包材破断爪を突き刺す部分を緊張状態に保持するようにしているが、少なくとも、包材破断爪の両側部間において、包材を緊張状態に保持することができればよく、例えば、図13に示すように、包材破断爪51aを有する剛性片51に、ヒンジ53を介して、連設される剛性片を、包材破断爪51aの両側部に分離した状態で配設された左右一対の分割剛性片52A、52Bによって構成することも可能である。この場合、分割剛性片52A、52Bの裏面全面に粘着層を形成しておかなければならないことはいうまでもない。
【0033】
また、上述した各実施形態では、ヒンジを介して相互に連設された一対の剛性片のうち、一方の剛性片を、他方の剛性片に対してヒンジを支点として起こしても、双方の剛性片が相互に分離しない場合について説明したが、これに限定されるものではなく、一方の剛性片を起こすことによって、ヒンジ部分で破断され、双方の剛性片が相互に分離されるようなラップ開封具を採用することも可能であり、そういったラップ開封具は、硬く、折り曲げにより破断されやすいポリスチレン、アクリロニトリルスチレン共重合体、ポリエチレンテレフタレート、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体等によって形成することができる。
【0034】
そのようなラップ開封具によるオーバーラップ包装体の開封操作について、図10に示す形態のラップ開封具3を、例に挙げて説明すると、図14(a)に示すように、ラップ開封具3が包材Rの表面に貼着された状態で、同図(b)に示すように、包材破断爪31aを有する剛性片31を起こすことによって、包材破断爪31aの先端部を包材Rに突き刺して、その外縁に沿って包材RにV字状の切目を形成すると、その時点で、周囲から部分的に切り離された包材の一部が包材破断爪31aの先端部に貼着された状態で、剛性片31と剛性片32とが相互に分離されるので、同図(c)に示すように、起こした剛性片31を、他方の剛性片32から離れていく方向に移動させると、形成された切目をきっかけとして包材が帯状に破断されることになる。
【0035】
従って、この種のラップ開封具では、図10、図12、図13に示す形態のラップ開封具3、4、5のように、いずれか一方の剛性片だけが包材破断爪を有しているような場合であっても、一方の剛性片を起こした後、他方の剛性片に持ち替えることなく、連続的にオーバーラップ包装体を開封することが可能となる。
【0036】
また、オーバーラップ包装体の包材としては、上述したようなガスバリア性を有するシュリンクフィルムを使用することが好ましいが、他のフィルム、例えば、弾性伸縮性を有するストレッチラップフィルムを使用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるラップ開封具の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】同上のラップ開封具を示す平面図である。
【図3】(a)は図2のX−X線に沿った断面図、(b)は図2のY−Y線に沿った断面図である。
【図4】同上のラップ開封具を示す裏面図である。
【図5】同上のラップ開封具をオーバーラップ包装体における包材の表面に貼着した状態を示す断面図である。
【図6】(a)は剛性片を起こした状態を示す、図2におけるX−X線に沿った断面図、(b)は剛性片を起こした状態を示す、図2におけるZ−Z線に沿った断面図である。
【図7】同上のラップ開封具による包材の破断操作を説明するための説明図(図2におけるZ−Z線に沿った断面図)である。
【図8】同上のラップ開封具の変形例を示す斜視図である。
【図9】他の実施形態であるラップ開封具を示す斜視図である。
【図10】他の実施形態であるラップ開封具を示す斜視図である。
【図11】(a)〜(c)は同上のラップ開封具によるオーバーラップ包装体の開封操作を説明するための説明図である。
【図12】他の実施形態であるラップ開封具を示す斜視図である。
【図13】他の実施形態であるラップ開封具を示す斜視図である。
【図14】(a)〜(c)は他の実施形態であるラップ開封具によるオーバーラップ包装体の開封操作を説明するための説明図である。
【図15】(a)〜(c)はオーバーラップ包装体の一般的な開封手法を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1、2、3、4、5 ラップ開封具
11、12 剛性片
11a、11b、12a、12b 包材破断爪
13 ヒンジ
14 粘着層
21、22 剛性片
21a、22a、22b 包材破断爪
23 ヒンジ
31、32 剛性片
31a 包材破断爪
33 ヒンジ
41、42 剛性片
41a 包材破断爪
43 ヒンジ
51 剛性片
52A、52B 分割剛性片
51a 包材破断爪
53 ヒンジ
R 包材[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for products including cups such as instant noodles in cups and products such as lunchboxes stored in containers formed of plastic sheets, a state in which overlap packaging is performed using a packaging material formed of a shrink film. However, in such an overlapped package, it is difficult to easily break the packaging material and open it because the packaging material such as a shrink film is in close contact with the packaged object.
[0003]
Therefore, in such an overlap package, for example, as shown in FIG. 15, a "V" -
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-11-342975
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in recent years, in the case of a product to be subjected to overlap packaging, which is likely to be degraded such as food, a shrink film having a gas barrier property is used as a packaging material, and the packaging material in the overlap packaging body is used. To prevent deterioration of the packaged object by filling the space formed between the packaging material and the packaged object with nitrogen gas, etc. when performing overlap packaging so that oxygen does not enter inside. Has been proposed.
[0006]
Therefore, in the overlap package using a shrink film having such a gas barrier property, from the viewpoint of preventing oxygen from entering, it is not possible to form a “V” -shaped cut in the packaging material in advance, There is a problem that the conventional opening method as described above cannot be adopted.
[0007]
In particular, shrink films having gas barrier properties usually have a multi-layer structure having a surface layer formed of a polyamide resin or the like having high mechanical strength so that pinholes and the like do not easily occur. It is expected that it will be more difficult to open the package as compared with a general overlap package using a shrink film as a packaging material.
[0008]
Therefore, an object of the present invention is to provide a wrap opening tool that can easily open an overlap package using a packaging material having gas barrier properties.
[0009]
Means for Solving the Problems and Their Effects
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to
[0010]
The wrap opening device configured as described above, in a state where it is attached to the surface of the packaging material in the overlapped package, pulls up the end of one of the rigid pieces having the packaging material breaking claws, and When the piece is raised with the hinge as a fulcrum with respect to the other rigid piece, the packaging material breaking claw projecting to the other rigid one side pierces the packaging material, and the portion of the packaging material attached to the packaging material breaking claw is A part is cut off from the surroundings, thereby forming a cut in the packaging material. At this time, since both sides of the packaging material breaking claw in the other rigid piece are stuck to the packaging material, a portion of the packaging material where the packaging material breaking claw pierces is difficult to escape, and the packaging material breaking claw is securely attached to the packaging material. You will be pierced.
[0011]
Here, by switching from one rigid piece to the other rigid piece and moving the wrap opening tool to one rigid side while peeling off the wrapping opening from the surface of the packaging material, a state in which the wrapper is adhered to the back surface of the packaging material breaking claw The part of the packaging material that is partially separated from the surroundings is pulled by the packaging material breaking claw and moved without being peeled from the packaging material breaking claw, so that the packaging material is subsequently broken Will be.
[0012]
As described above, this wrap-opening device raises one rigid piece, and then moves to one rigid side while peeling off the wrap-opening device from the surface of the packaging material by holding the other rigid piece. By performing the opening operation, it is possible to easily open the overlap package using a gas barrier material that is difficult to open without forming a cut in the packaging material in advance.
[0013]
Further, as in the invention according to
[0014]
In particular, in the case where both of the rigid pieces each have two or more packaging material breaking claws as in the wrap opening device of the invention according to
[0015]
Further, when one of the rigid pieces is raised with respect to the other rigid piece with the hinge as a fulcrum, as in the case of the wrap opening device of the invention according to
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings. The
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
As shown in FIGS. 3 (a), 3 (b) and 4, the back surfaces of the
[0020]
As shown in FIG. 5, the
[0021]
In order to open the overlap package using the
[0022]
At this time, both sides (packaging
[0023]
Subsequently, as shown by an arrow in FIG. 7, the entire
[0024]
As described above, the
[0025]
Further, the
[0026]
In the above-described embodiment, the back surfaces of the
[0027]
Also, in the above-described embodiment, the
[0028]
However, in order to continuously perform the operation of forming a cut in the packaging material and the operation of breaking the packaging material with the
[0029]
In each of the above-described embodiments, at least one of the pair of rigid pieces has two packaging material breaking claws opposed to each other so as to mesh with the packaging material breaking claw of the other rigid piece. However, the present invention is not limited to this. For example, as shown in FIG. 10, only one
[0030]
However, in order to open the overlap package using the
[0031]
Further, in each of the above-described embodiments, the case where the entire shape is a plane quadrangle has been described. However, the present invention is not limited to this. For example, as shown in FIG. If one of the
[0032]
In each of the above-described embodiments, the packaging material breaking claw of one rigid piece is surrounded by the other rigid piece, and both sides and the front portion of the packaging material breaking claw of the other rigid piece are attached to the packaging material. By doing so, the portion of the packaging material that pierces the packaging material breaking claw is kept in a tensioned state, but at least between both sides of the packaging material breaking claw, it is sufficient that the packaging material can be kept in a tensioned state, For example, as shown in FIG. 13, a rigid piece continuously provided on a
[0033]
Further, in each of the above-described embodiments, even if one of the rigid pieces is raised with the hinge as a fulcrum relative to the other rigid piece, the rigid The case in which the pieces are not separated from each other has been described, but the present invention is not limited to this. By opening one of the stiff pieces, the wrap is opened such that the rupture occurs at the hinge portion and the two stiff pieces are separated from each other. It is also possible to adopt a device, and such a wrap opening device can be formed of hard, easily broken polystyrene, acrylonitrile styrene copolymer, polyethylene terephthalate, acrylonitrile butadiene styrene copolymer, or the like.
[0034]
The operation of opening the overlap package with such a wrap opening device will be described by taking the
[0035]
Therefore, in this type of wrap opening device, only one of the rigid pieces has the packaging material breaking claw, as in the
[0036]
In addition, as the packaging material of the overlap package, it is preferable to use a shrink film having gas barrier properties as described above, but it is also possible to use another film, for example, a stretch wrap film having elasticity and elasticity. It is.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of a wrap opening device according to the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing the wrap opening device according to the first embodiment.
3A is a cross-sectional view taken along line XX of FIG. 2, and FIG. 3B is a cross-sectional view taken along line YY of FIG.
FIG. 4 is a rear view showing the wrap opening tool of the above.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a state in which the wrap opening device is attached to a surface of a packaging material in the overlap package.
6A is a cross-sectional view taken along the line XX in FIG. 2 showing a state where a rigid piece is raised, and FIG. 6B is a sectional view taken along a line ZZ in FIG. 2 showing a state where the rigid piece is raised. FIG.
FIG. 7 is an explanatory diagram (a cross-sectional view taken along the line ZZ in FIG. 2) for explaining a breaking operation of the packaging material by the wrap opening tool of the above.
FIG. 8 is a perspective view showing a modification of the above wrap opening device.
FIG. 9 is a perspective view showing a wrap opening device according to another embodiment.
FIG. 10 is a perspective view showing a wrap opening device according to another embodiment.
FIGS. 11 (a) to 11 (c) are explanatory diagrams for explaining an opening operation of the overlap package using the wrap opening device of the above.
FIG. 12 is a perspective view showing a wrap opening device according to another embodiment.
FIG. 13 is a perspective view showing a wrap opening device according to another embodiment.
FIGS. 14A to 14C are explanatory views for explaining an opening operation of an overlap package using a wrap opening tool according to another embodiment.
FIGS. 15A to 15C are explanatory diagrams for explaining a general opening method of the overlapped package.
[Explanation of symbols]
1, 2, 3, 4, 5
Claims (4)
ヒンジを介して相互に連設された一対の剛性片を備え、
一方の前記剛性片は、他方の前記剛性片側に張り出す包材破断爪を有し、
前記包材破断爪及びその両側部が前記包材に貼着されるように、双方の前記剛性片の裏面には、少なくとも、前記包材破断爪の張出領域に粘着層が形成されていることを特徴とするラップ開封具。A wrap opening device attached to a surface of a packaging material in the overlap package to open the overlap package,
With a pair of rigid pieces connected to each other via a hinge,
One of the rigid pieces has a packaging material breaking claw that projects to the other rigid side,
An adhesive layer is formed on at least the overhang region of the packaging material breaking claw on the back surface of both of the rigid pieces so that the packaging material breaking claw and both sides thereof are attached to the packaging material. A wrap opening device characterized by the above-mentioned.
ヒンジを介して相互に連設された一対の剛性片を備え、
それぞれの前記剛性片は、相互に噛み合うように、他方の前記剛性片側に張り出す一または二以上の包材破断爪を有し、
それぞれの前記包材破断爪及びその両側部が前記包材に貼着されるように、双方の前記剛性片の裏面には、少なくとも、前記包材破断爪の張出領域に粘着層が形成されていることを特徴とするラップ開封具。A wrap opening device attached to a surface of a packaging material in the overlap package to open the overlap package,
With a pair of rigid pieces connected to each other via a hinge,
Each of the rigid pieces has one or more packaging material breaking claws projecting toward the other rigid side so as to mesh with each other,
An adhesive layer is formed on at least the overhang region of the packaging material breaking claw on the back surface of both of the rigid pieces so that each of the packaging material breaking claws and both sides thereof are attached to the packaging material. A wrap opening device characterized in that:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003130213A JP2004331169A (en) | 2003-05-08 | 2003-05-08 | Wrap unsealing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003130213A JP2004331169A (en) | 2003-05-08 | 2003-05-08 | Wrap unsealing device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004331169A true JP2004331169A (en) | 2004-11-25 |
Family
ID=33505806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003130213A Pending JP2004331169A (en) | 2003-05-08 | 2003-05-08 | Wrap unsealing device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004331169A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015101370A (en) * | 2013-11-25 | 2015-06-04 | 株式会社開伸 | Breaking/unsealing structure of breaking/unsealing package, breaking/unsealing package, and method for manufacturing breaking/unsealing package |
WO2016163860A1 (en) * | 2015-04-08 | 2016-10-13 | 강신조 | Multi-storage pouch |
-
2003
- 2003-05-08 JP JP2003130213A patent/JP2004331169A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015101370A (en) * | 2013-11-25 | 2015-06-04 | 株式会社開伸 | Breaking/unsealing structure of breaking/unsealing package, breaking/unsealing package, and method for manufacturing breaking/unsealing package |
WO2016163860A1 (en) * | 2015-04-08 | 2016-10-13 | 강신조 | Multi-storage pouch |
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