JP2004326385A - ユーザ情報バックアップシステム、ユーザ情報バックアップ装置、ユーザ情報バックアップ方法、ユーザ情報記憶装置 - Google Patents

ユーザ情報バックアップシステム、ユーザ情報バックアップ装置、ユーザ情報バックアップ方法、ユーザ情報記憶装置 Download PDF

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Abstract

【課題】他の通信によりユーザ情報の送信を中断されることなく、ユーザ情報のバックアップ処理を行う。
【解決手段】通話回線106を介して情報端末装置102と通信可能であって、ユーザ情報を受け取り、これを記憶するユーザ情報記憶装置101と、通話回線106を介して前記ユーザ情報記憶装置101と通信可能な情報端末装置102と、前記情報端末装置102と通信可能であって、前記ユーザ情報を受け取り、このユーザ情報を通話回線送信により可能な信号に変換し、前記信号を情報端末装置102に渡して、前記ユーザ情報記憶装置101に送信させるユーザ情報バックアップ装置103とを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話器などの情報端末装置に記憶されているユーザ情報をバックアップするためのユーザ情報バックアップシステム、ユーザ情報バックアップ装置、ユーザ情報バックアップ方法、ユーザ情報記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年における通信インフラの充実、および半導体装置の高性能化、小型化などに伴って、携帯電話器、PDA(Personal Data Assistant)などの通信機能を有する情報処理装置(以下、「情報端末装置」という)が一般ユーザに広く普及するようになってきた。
【0003】
この情報端末装置は、徐々に高機能化、多機能化してきており、さまざまな情報を蓄積・利用を行うようになっている。例えば、情報端末装置の一形態である、携帯電話器においては、友人、取引先などの連絡先の電話番号などの一覧情報であるアドレス帳、会議・打ち合わせなどのスケジュールを格納するスケジュール帳、およびメモ帳などを電子情報として記憶し、必要に応じてこれらの情報の閲覧、記入、変更、保存など行えるようになっている。
【0004】
上記のような、情報端末装置に格納されている情報(以下、「ユーザ情報」という)は、ユーザにとって非常に重要な情報であるが、何らかの事情、たとえば情報端末装置の紛失、故障などのトラブルによって、ユーザはこの重要な情報を失ってしまい、ユーザが個人的にメモにとっておくなどの予防手段を講じていない限り、回復することが不可能であった。そこで、かかるユーザ情報の喪失に備えて、ユーザ情報を情報端末装置から通信回線を介して情報記録機能を有するデータバックアップ装置に送信し、そこに保存させ、必要に応じて保存したデータをユーザに提供してユーザ情報の回復を図るという方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このようなユーザ情報を情報端末装置からユーザ情報を保存する装置に通信回線を介して送信する場合、一般にデータ通信網を介して送信される。
【0006】
情報端末装置として携帯電話器を用いる場合、携帯電話器は音声信号を送信する音声通信回線と、これとは別のデータ送信のためのデータ通信回線の双方を利用できるようになっている。データ通信回線を利用している間に着信があると携帯電話器はデータ回線による通信を中断して音声通信回線の処理を優先するようになっている。
【0007】
上記のような携帯電話器において、データ通信回線を用いてユーザ情報のバックアップ処理若しくは回復処理を行う場合、これら処理を実行している間に音声回線からの着信があると、携帯電話器はユーザ情報の送受信を一時中断し、音声回線を介した通話処理を優先して行い、通話の終了後、中断したユーザ情報の送受信をデータ回線を通じて行う。
【0008】
かかるユーザ情報の送受信の中断が生じると、データバックアップ装置側の処理をかかる中断に対処するよう設計する必要があり、データバックアップ処理が複雑となる問題点がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決することを主たる目的としてなされたものであり、以下のような手段を用いることを特徴とする。
【0010】
本発明の第1の態様は、情報端末装置に記憶されたユーザ情報のバックアップ情報を作成するためのユーザ情報バックアップシステムである。
【0011】
このユーザ情報バックアップシステムは、ユーザ情報記憶装置と、情報端末装置と、ユーザ情報バックアップ装置とにより構成される。
ユーザ情報記憶装置は、たとえばユーザ情報をバックアップするためのデータセンタとして使用され、情報端末装置と所定の通信回線によって接続可能となっている。ユーザ情報バックアップ装置は、情報端末装置とデータ交換可能に接続可能である。この接続には、コネクタ、通信ケーブルなどを用いた物理的な接続であっても良いし、赤外線通信、無線通信(Bluetooth,ワイヤレスLANなど)などの通信手段を情報端末装置、ユーザ情報バックアップ装置の双方に設けて接続しても良い。
【0012】
ユーザ情報記憶装置は、通話回線を介して情報端末装置と通信可能であって、情報端末装置から送信されたユーザ情報を通話回線を介して受け取り、これを記憶する。
【0013】
情報端末装置は、ユーザによって入力され蓄積されていくユーザ情報を記憶でき、少なくとも通話回線を介して前記ユーザ情報記憶装置と通信可能である。
【0014】
ユーザ情報バックアップ装置は、前記情報端末装置と通信可能で有り、ユーザ情報のバックアップを行う場合、前記情報端末装置から前記ユーザ情報を受け取り、このユーザ情報を通話回線送信可能な信号に変換し、前記信号を情報端末装置に渡して、前記ユーザ情報記憶装置に送信させる。例えば、デジタルデータ信号であるユーザ情報を音声信号と同等の信号に変換し、これを情報端末装置の変調機能を用いて無線信号に変え、ユーザ情報記憶装置に送信する。ユーザ情報記憶装置は、受信した信号をデジタルデータに逆変換しユーザ情報を得、これを記憶しユーザからの要求に備えるようになっている。
【0015】
本発明の第2の態様は、情報端末装置に格納されたユーザ情報をバックアップするためのユーザ情報バックアップ装置として成立する。
このユーザ情報バックアップ装置は、情報端末装置からユーザ情報を取得し、情報端末装置の機能を利用して通話回線を介してユーザ情報をユーザ情報記憶装置に送信させるように機能する。
ユーザ情報バックアップ装置は、通信手段と、ユーザ情報保持手段と、ユーザ情報変換手段とを有している。
通信手段はユーザ情報バックアップ装置が情報端末装置からユーザ情報を受け取り、また情報端末装置にユーザ情報を変換した信号やユーザ情報記憶装置への送信要求命令などを渡すための手段であって、コネクタ、通信ケーブルなどを用いた物理的な接続による通信手段であっても良いし、赤外線通信、無線通信(Bluetooth,ワイヤレスLANなど)などの直接の接触を必要としない通信手段であっても良い。
【0016】
ユーザ情報保持手段は、ユーザ情報を後の変換処理のために保持する機能を有し、ユーザ情報をユーザ情報記憶装置に送信した後も保持するようにして良いし、送信後これを消去するようにしても良い。
【0017】
ユーザ情報変換手段は、デジタルデータであるユーザ情報を通話回線を用いて送信できるように、デジタルデータであるユーザ情報を音声信号と同等の信号に変換する。例えば、ユーザ情報変換手段は、モデムのようにデジタル信号を、音声帯域を使用するアナログ回線で送受信するようにデータを変調することできる手段である。
【0018】
前記ユーザ情報変換手段によって変調された信号は、前記通信手段を介して情報端末装置に渡される。情報端末装置は、受け取った信号を無線送信するためにさらに所定の形式で変調し、無線信号に変換して送信する。なお、ユーザ情報記憶装置との接続処理(発呼、切断など)は情報端末装置の通話機能を利用して行う。
【0019】
本発明の第3の態様は、情報端末装置に格納されたユーザ情報をバックアップするためのユーザ情報バックアップ装置として成立する。このユーザ情報バックアップ装置は、ユーザ情報記憶装置に記憶されたユーザ情報を情報端末装置にダウンロードさせる機能を有する。
【0020】
ユーザ情報バックアップ装置は、情報端末装置からデータを受け取り、情報端末装置にデータを送るための通信手段と、前記通信手段を介して、情報端末装置が通話回線を介して受信した信号を受け取り、これを逆変換してユーザ情報を得るユーザ情報逆変換手段と、前記ユーザ情報逆変換手段からユーザ情報を受け取り、これを保持するユーザ情報保持手段と、前記ユーザ情報保持手段から前記ユーザ情報を前記通信手段を介して情報端末装置に渡し、情報端末装置に記憶させる制御部とを有することを特徴とする。
【0021】
本発明の第4の態様は、情報端末装置に格納されたユーザ情報をバックアップするためのユーザ情報のバックアップ方法として成立する。
【0022】
ユーザ情報を受け取るステップと、前記ユーザ情報を変換して、通話回線を介して送信するための信号を生成するステップと、前記送信信号を通話回線を介して送信させるステップと、を有することを特徴とする。
【0023】
本発明の第5の態様は、情報端末装置に格納されたユーザ情報をバックアップするためのユーザ情報のバックアップ方法として成立する。
【0024】
このユーザ情報のバックアップ方法は、ユーザ認証情報をデータ専用回線を介して受け取るステップと、ユーザ認証情報を記憶するステップと、ユーザ情報を受け取った場合前記ユーザ認証情報を参照してユーザ認証を行うステップと、を有することを特徴としている。ユーザ認証情報は、例えば、電話番号、暗証番号などユーザの識別を可能とする情報である。ユーザ情報バックアップ装置にキーボードエミュレーション機能を与え、情報端末装置の入力機能、とデータ通信機能を利用してユーザ認証情報をユーザ情報記憶装置に送信させ、ユーザ情報記憶装置は、ユーザにバックアップサービスを提供する際にこのユーザ認証情報を本人認証のために用いたり、あるいは課金・決済のための情報としても利用することができる。
【0025】
本発明の第6の態様は、ユーザ情報のバックアップを行うためのユーザ情報記憶装置として成立する。
【0026】
このユーザ情報記憶装置は、通話回線を介して送信された信号を受信し、これを逆変換(若しくは復調)してユーザ情報を得るユーザ情報送受信手段と、前記ユーザ情報を記憶するユーザ情報蓄積手段と、データ通信回線を介してユーザ認証情報を受け取るデータ処理手段と、データ処理手段からユーザ認証情報を受け取り、これを記憶する認証情報記憶手段と、通話回線を介して送信された信号を受信した場合、その信号を発信した情報端末装置の発信番号と認証情報記憶手段に記憶されたユーザ認証情報を照合する制御手段とを有することを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
[1.ユーザ情報バックアップシステムの構成例]
図1は、本発明の実施の形態にかかるユーザ情報バックアップシステムの全体構成を示すブロック図である。
【0028】
このユーザ情報バックアップシステムは、ユーザ情報記憶装置101と、情報端末装置102と、ユーザ情報バックアップ装置103とを有している。
【0029】
ユーザ情報記憶装置101と情報端末装置102は、通話回線106およびデータ通信回線107とにより接続可能となっている。
【0030】
ここで、通話回線106は、データ通信回線107に対して優先される回線である。ここで「優先」とは、情報端末装置102がデータ通信回線107を介して通信を行っているときに、情報端末装置102に通話回線106を介して着信通知がなされると、前記データ通信回線107を介した通信を中断し、通話回線を介した通信を開始するように処理し、逆に情報端末装置102が通話通信回線106を介して通信を行っているときに、この情報端末装置102にデータ通信回線107を介した着信通知がなされても、前記通話回線106を介した通信の中断はされないことを言う。
【0031】
次に、ユーザ情報記憶装置101、情報端末装置102、ユーザ情報バックアップ装置103それぞれの構成例について説明する。
【0032】
[1.1.ユーザ情報記憶装置101の構成例]
図2は、ユーザ情報記憶装置101の構成例を示すブロック図である。ユーザ情報記憶装置101は、通話回線106を介して情報端末装置102から、ユーザ情報を受け取り、これを記憶する機能を有する。また、ユーザ情報記憶装置101は、データ通信回線を介してユーザ認証情報を受け取り、これを記憶し、このユーザ認証情報を参照して、ユーザ情報のバックアップ要求を受けた場合のユーザの本人認証、決済処理などを行う機能を有する。なお、ユーザ情報記憶装置101に記憶されたユーザ情報は、通信回線106,あるいはデータ通信回線107を介して情報端末装置102にダウンロードさせるようにしても良いし、あるいは携帯電話販売会社などに設置されたコンピュータ端末に送信させても良いし、ユーザ情報をある記憶媒体(メモリなど)に格納してこの記憶媒体をユーザに提供するようにしても良いし、その他任意の方法によってユーザ情報をユーザに渡すようにして良い。
【0033】
ユーザ情報記憶装置101は、たとえばコンピュータ、ワークステーションなどの情報処理装置であって、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)、ハードディスク装置等の外部記憶装置を具備している装置で構成されている。前記ROM、もしくは外部記憶装置などに情報処理装置をユーザ情報記憶装置101として機能させるためのプログラム、もしくはユーザ情報バックアップ方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが記憶されており、該プログラムを主メモリ上に載せ、CPUがこれを実行することによりユーザ情報記憶装置101が実現され、若しくはユーザ情報バックアップ方法が実行される。また、上記プログラムはからなずしも当該装置内の記憶装置に記憶されていなくともよく、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Video Disc)などのコンピュータ読み取り可能なプロクラム記録媒体や、外部の装置(例えば、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダのサーバなど)から提供され、これを主メモリに乗せる構成であっても良い。
【0034】
ユーザ情報記憶装置101は、制御手段201と、ユーザ情報蓄積手段202と、ユーザ情報送受信手段203と、認証情報記憶手段204と、Web制御手段205とを有している。
【0035】
ユーザ情報蓄積手段202と、ユーザ情報送受信手段203と、認証情報記憶手段204と、Web制御手段205とはそれぞれ制御手段201に接続されている。またユーザ情報送受信手段203は通話回線106に接続されており、Web制御手段205は、データ通信回線107に接続されている。
【0036】
上記手段はCPU、RAM、ROM、I/O、外部記憶装置のいずれか若しくはこれらの少なくとも2以上の組み合わせとプログラムによって構成され、それぞれが物理的に独立したハードウエアによって構成される必要はない。また、上記各部は必ずしも物理的に単一の装置内に集められている必要はなく、例えば相互にネットワークで接続された複数のコンピュータに上記各手段を分散して配置して構成してもかまわない。なお、上記各部が「接続されている」とは、データの受け渡しが可能であることを意味し、必ずしも物理的な接続がされていることを必要とするものではない。
【0037】
次に各手段の機能について説明する。
制御手段201は、各手段間のデータの受け渡しの制御、ユーザの本人認証、決済処理を実行する。
ユーザ情報蓄積手段202は、ユーザ情報を読み出し可能に記憶する機能を有する。ユーザ情報はあるユーザを一意に特定できる情報(ユーザID、電話番号など)と関連づけられて記憶され、管理される。
ユーザ情報送受信手段203は、通信回線を介した通信を行うためのプロトコルを実行し、情報端末装置102から送信された信号であって、ユーザ情報を変換して生成された信号を受信し、これを逆変換してユーザ信号を生成し、制御手段201に渡す機能を有する。
認証情報記憶手段204は、ユーザ認証情報を記憶する機能を有する。
Web制御手段205は、データ通信回線107を介した通信を行うためのプロトコルを実行し、情報端末装置102からとユーザ情報記憶装置101との接続を確立し、両装置間でのデータの送受信を行う。さらに、情報端末装置102から送信されたユーザ認証情報を受信し、これを制御手段201に渡す機能を有する。制御手段201は、ユーザ認証情報を受け取ると、これを認証情報記憶手段204に渡して記憶させる。
【0038】
[1.2.情報端末装置102の構成例]
次に、情報端末装置102の構成例について、図3を参照しながら説明する。図3は、情報端末装置102の構成例を示すブロック図である。
【0039】
情報端末装置102は、通信回線106及びデータ通信回線107を介してユーザ情報記憶装置101と接続可能であり、ユーザ情報記憶装置101に音声データ若しくはデジタルデータを送信することが可能な装置である。またユーザ情報を記憶する機能も有している。
【0040】
情報端末装置102において、アンテナ309は無線電波の送受信を行い、アンテナ309より受信した電波はスイッチ310を介して通話送受信系308で信号処理される。通話送受信系308で周波数変換処理、復調処理等の信号処理をされた信号は音声処理部304に伝送され、音声処理部304は伝送された信号の音声処理を行って音声信号を再生し、これをレシーバ306に与え、レシーバ306から音声を放射させる。
【0041】
また、マイクロフォン305は音声信号を受け、音声信号を音声処理部304に与える。音声処理部304はマイクロフォン305からの音声を信号処理して通話送受信系308に伝送する。通話送受信系308は音声処理部34より得た信号を無線送信可能にするため、変調処理、周波数変換処理等の信号処理した後、スイッチ310を介してアンテナ309からの電波として送信する。
データ通信送受信系307は、プロセッサ301から送信対象となるデータを受け取り、これを所定の形式(データパケットなど)に変換し、さらに無線送信可能な信号に変換し、周波数変換してスイッチ310を介してアンテナ309に供給し、アンテナ309はこれを電波として送信する。
【0042】
また、データ通信送受信系307は、アンテナ309が受信した信号をスイッチ310を介して受信し、これを周波数変換、復調して元のデータを再生し、これをプロセッサ301に渡す。
【0043】
スイッチ310、通話送受信系308、データ通信送受信系307及び音声処理部304はプロセッサ301からの回路制御信号によって制御される。プロセッサ301はクロック信号に基づき動作し、回路制御信号SCを出力するとともに、表示部311の表示制御、入力部312からの入力の受理、記憶部302に対する読み書き等を行う。
【0044】
表示部311は、入力部312からの入力や受信電界強度などの情報を表示し、入力部312は電話番号入力等、パスワード入力を受けこれをプロセッサ301に渡す。記憶部302は電話番号等のユーザ情報303や、携帯情報機器1固有の識別(ID)情報などを記憶している。
また、プロセッサ301は、ユーザ情報バックアップ装置103から通信手段104を介してユーザ情報通信要求を受け取ると、記憶部302からユーザ情報を読み出し、通信手段104を介してユーザ情報バックアップ装置103に送る。また、プロセッサ301は、ユーザ情報バックアップ装置103からユーザ情報を変換して得られた信号を通信手段104を介して受け取り、これを通話送受信系に渡し、ユーザ情報記憶装置101に宛てて送信させる。
【0045】
また、プロセッサ301は、キーボードエミュレーション機能を有するユーザ情報バックアップ装置103または入力部312から入力を受け付けた場合、入力されたデータを、通信手段104を介してユーザ情報バックアップ装置103に渡す。
【0046】
上述のような構成により、情報端末装置102は、ユーザ情報バックアップ装置103と協働することにより、通話回線を介したユーザ情報の送信装置として機能すると共に、ユーザ認証情報の入力装置、データ通信回線を介したユーザ情報の送信装置として機能する。
【0047】
[1.3.ユーザ情報バックアップ装置103の構成例]
次に、ユーザ情報バックアップ装置103の構成例について、図4を参照しながら説明する。図4は、ユーザ情報バックアップ装置103の構成例を示すブロック図である。
【0048】
ユーザ情報バックアップ装置103は、前記ユーザ情報を受け取り、前記ユーザ情報を通話回線を介して送信可能な信号に変換し、前記信号を情報端末装置102に渡して、前記ユーザ情報記憶装置101に送信させる機能を有する。
【0049】
ユーザ情報バックアップ装置103は、制御手段401と、通信手段105と、ユーザ情報保持手段403と、ユーザ情報変換手段405と、入力手段404とを有している。通信手段105、ユーザ情報保持手段403、ユーザ情報変換手段405、入力手段404はそれぞれ制御手段401に接続されている。
【0050】
ユーザ情報保持手段403は、ユーザ情報402を記憶可能であると共に、記憶したユーザ情報を要求に応じて渡す。ユーザ情報保持手段403は、たとえばメモリ等の記憶装置及びその記憶装置の制御装置によって構成される。
【0051】
通信手段105は、情報端末装置102とユーザ情報バックアップ装置103との間でユーザ情報402、ユーザ情報読み出し命令、ユーザ情報を変換した信号を送受信させる機能を有する。通信手段105は、例えば通信ケーブル、あるいは赤外線通信装置や無線LANカードなどの通信装置によって構成され得る。
【0052】
ユーザ情報変換手段405は、ユーザ情報保持手段403に格納されたユーザ情報を、情報端末装置102の音声処理部304若しくは通話送受信系308により処理可能な信号に変換して出力する機能を有する。
【0053】
入力手段404は、ユーザからの入力を信号に変換して、制御手段401にバックアップ処理を行う命令を伝えたり、ユーザ認証情報の送信処理の開始を伝えたりする機能を有する。入力手段404としては、ユーザ情報バックアップ装置103を小型化する上でスイッチ、ボタンなどの簡単な構成のものを用いることが好ましいが、その他の入力装置、例えばキーボード、テンキー、ポインティングデバイス等を入力手段404として用いることも可能である。
【0054】
制御手段401は、通信手段105、ユーザ情報保持手段403、ユーザ情報変換手段405に制御信号を送り、制御を行う。
【0055】
制御手段401は、入力手段404からユーザ情報のバックアップ処理開始の命令を受け取ると、通信手段105を介して情報端末装置102にユーザ情報送信の要求を行う。情報端末装置102から通信手段105を介してユーザ情報402を受け取ると、制御手段401は、これをユーザ情報保持手段403に記憶させる。次に、制御手段401は、通信手段105を介して情報端末装置102に、通話回線106を介してユーザ情報記憶装置101に接続するように要求する。情報端末装置102から接続が確立した通知を受け付けると、制御手段401は、ユーザ情報402をユーザ情報変換手段405に渡し、ユーザ情報402の変換を行わせる。変換された信号を制御手段401は受け取り、これを通信手段105を介して情報端末装置102のプロセッサ301に渡し、この信号を通話回線106を介して送信するように要求する。プロセッサ301は受け取った信号を音声処理部304または通話送受信系308に送り、音声処理部304または通話送受信系308はこの信号を通常の音声信号を処理する場合と同様に処理してアンテナ309より送信させる。
【0056】
[2.ユーザ情報バックアップシステムの動作例]
次に、上記ユーザ情報バックアップシステムの動作例について説明する。
【0057】
[2.1.ユーザ登録、およびユーザ情報バックアップ処理時の動作例] まず、図5を参照しながらユーザ登録、およびユーザ情報バックアップ処理時の動作例を説明する。図5は、上記処理時におけるユーザ情報バックアップシステムのシーケンス図である。
【0058】
まず、ユーザはユーザ情報バックアップ装置103と情報端末装置102とをそれぞれの通信手段105,104を用いて接続しておく。つぎにユーザ情報バックアップ装置103の入力手段404からユーザ登録処理要求を入力する。
【0059】
ユーザ情報バックアップ装置103の制御手段401は、ユーザ登録処理要求を受け付けると、情報端末装置102にユーザ登録処理を行うよう要求する(ステップS101)。すると、情報端末装置102は、装置内に記憶されている機器情報とユーザからの入力による入力情報を合わせてユーザを一意に識別できるユーザ認証情報を作成する。この機器情報には、情報端末装置の個体識別番号、若しくはユーザ情報バックアップ装置103の個体識別番号などユーザが直接操作できない情報が用いられる。また、上記入力情報には、情報端末装置の電話番号と数字列によるパスワードなどのようにユーザ自身しか知り得ない情報を用いてもよい。このとき、ユーザ情報バックアップ装置103の制御手段401はキーボードエミュレーションを実行し、情報端末装置102に上記入力情報を入力してもよい(ステップS102)。
【0060】
機器情報を含むユーザ認証情報を情報端末装置102が受け付けると、情報端末装置102のプロセッサ301は、これらの情報をデータ通信送受信系307を用いてユーザ情報記憶装置101に転送する(ステップS103)。
【0061】
上記情報はデータ通信回線107を介してユーザ情報記憶装置101に送信され、ユーザ情報記憶装置101はWeb制御手段205によりこれら情報を受け取り、その制御手段201は、これら情報を認証情報記憶手段204に記憶させる(ステップS104)。
【0062】
以上でユーザ登録処理が完了し、この後ユーザはユーザ情報のバックアップ処理をユーザ情報記憶装置に要求することが可能となる。
【0063】
次に、ユーザからユーザ情報のバックアップをユーザ情報記憶装置101に要求した場合の処理について説明する。
まず、ユーザはあらかじめユーザ情報バックアップ装置103と情報端末装置102とをそれぞれの通信手段105,104を用いて接続しておく。接続が完了した後、ユーザ情報バックアップ装置103の入力手段404からユーザ情報バックアップ処理要求を入力する。例えば、ユーザ情報バックアップ装置103に設けられた、ユーザ情報バックアップ処理に割り当てられたボタンを押下する。
【0064】
ユーザ情報バックアップ装置103の制御手段401は、ユーザ情報バックアップ処理要求を入力手段404から受け付けると、情報端末装置102にユーザ情報の送信を行うよう要求する(ステップS105)。
【0065】
この要求を受け取った情報端末装置102のプロセッサ301は、その記憶部302からユーザ情報303のデータを読み出し、これを通信手段104を介してユーザ情報バックアップ装置103に送信する(ステップS106)。
【0066】
送信されたユーザ情報303のデータは、通信手段105を介してユーザ情報バックアップ装置103の制御手段401が受け取り、制御手段401はこのユーザ情報303のデータをユーザ情報保持手段403に記憶させる。また、制御手段401は、情報端末装置102に通話送受信系308により、ユーザ情報記憶装置との接続を通話回線106を介して確立するように要求する。通話回線106を介した接続が確立すると、制御部401は、ユーザ情報変換手段405にユーザ情報のデータを渡し、これを変換処理するよう要求し、ユーザ情報変換手段405は所定の変換を行い、この変換により得られた信号を制御部401に渡す(ステップS107)。
【0067】
次に、制御部401は、通信手段105,104を介して情報端末装置102のプロセッサ301に前記信号を渡し、これをユーザ情報記憶装置101に送信するよう要求する(ステップS108)。
【0068】
この信号を受け取った情報端末装置102のプロセッサ301は、この信号を音声処理部304,もしくは通話送受信系308に渡し、これら信号の処理を行わせる(ステップS109)。この信号処理はマイク305からの音声信号若しくは音声処理部304から受け取った信号を処理する場合と同様の処理となる。
【0069】
音声処理部304及び通話送受信系308によって処理された信号は無線信号となって放射され、通話回線106を介してユーザ情報記憶装置101に送信される(ステップS110)。
【0070】
上記送信された信号は通話回線106を介してユーザ情報記憶装置101に送信され、ユーザ情報記憶装置101はユーザ情報送受信手段203によりこれら信号を受け取り、この信号を逆変換してユーザ情報を再生する。再生されたユーザ情報は制御手段201に渡され、制御手段201はこのユーザ情報をユーザ情報蓄積手段202に記憶させる(ステップS111)。
【0071】
なお、制御部201は、この信号を受信した際に情報端末装置102の発信番号などをチェックし、これと一致するユーザ認証情報が認証情報記憶手段204に格納されているか否かを調べ、一致するユーザ認証情報を発見できた場合のみ、このユーザ情報をユーザ情報蓄積手段202に記憶させるなどして、登録されたユーザからのバックアップ処理を行うようにしても良い。
【0072】
以上により、情報端末装置102に格納されていたユーザ情報のバックアップ情報(ユーザ情報の複製)をユーザ情報記憶装置101に保管する処理が完了する。
【0073】
[2.2.ユーザ情報記憶装置が自動的にユーザ情報バックアップ処理を要求する場合]
次に、ユーザ情報記憶装置101が自動的にユーザ情報バックアップ処理を要求する場合の本システムの動作について図6を参照しながら説明する。図6は、ユーザ情報記憶装置101が自動的にユーザ情報バックアップ処理の要求を発する場合のシーケンス図である。
【0074】
まず、ユーザ情報記憶装置101の制御手段201は所定のタイミングが到来したか否かをチェックする(ステップS201)。ここで用いる所定のタイミングは、どのようなタイミングであってもよく、例えば一日一回所定時間(例えば午前6時、最近のユーザ情報のバックアップが行われてから所定期間が経過した場合など)が到来したタイミングで情報端末装置102にユーザ情報バックアップ処理を要求する(ステップS202)。この要求は通話回線106又はデータ通信回線107を用いて送信される。但し、以下の理由によりこの要求は通話回線106を用いた送信が好ましい。すなわち、前記要求をデータ通信回線107を用いて送信する場合、他の通話などにより通話回線106が使用中であるときには、ユーザ情報バックアップ装置103はユーザ情報のバックアップ処理を行なおうとするが、通話回線106がふさがっているので、ユーザ情報の送信ができず、通話回線106が開くまでユーザ情報の送信を待機するなどの制御を行う(ステップS203)必要が生じる。一方、前記要求を通話回線106を用いて送信する場合は、他の通話などにより通話回線106が使用中であるときは、この要求は情報端末装置102に到達せず、ユーザ情報バックアップ装置103がユーザ情報のバックアップ処理を行なうことはない。したがって通信回線106が開くまでユーザ情報の送信を待機するなどの制御を行うことなく、通話回線106がふさがっているにもかかわらずユーザ情報のバックアップ処理を行ってしまうという不都合を回避できることになる。
【0075】
かかる要求を受け取った情報端末装置102のプロセッサ301は、その通信手段104を介してユーザ情報バックアップ装置103にバックアップ処理開始要求を送信する(ステップS204)。情報端末装置102とユーザ情報バックアップ装置103とが接続されている場合は、ユーザ情報バックアップ装置103の制御手段401は、図5に示すステップ105と同様に、ユーザ情報要求を情報端末装置102に送る(ステップS205)。以降図5に示すステップS106からS111と同様の処理が実行される(ステップS206〜S211)。これにより、ユーザ情報のバックアップ処理が完了する。
【0076】
なお、情報端末装置102とユーザ情報バックアップ装置103とが接続されていない場合は、情報端末装置102は、ユーザ情報要求(ステップS205)を受け取ることはないので、以降の処理は行わない。
【0077】
[3.利点]
本実施の態様によれば、情報端末装置102そのもの若しくは情報端末装置102に格納されたユーザ情報の一部若しくは全部を失った場合でも、ユーザ情報の回復を容易に行うことが可能である。
【0078】
他の通信回線に優先される通話回線を用いてユーザ情報の送信を行うので、他の回線による割り込みによりユーザ情報の伝送を中断されることがなく、中断が生じた場合のユーザ情報を扱うための複雑な処理をユーザ情報記憶装置101側若しくはユーザ情報バックアップ装置103側のいずれにも設ける必要がなくなり、システムの構成を簡単化することが可能となる。
【0079】
また、ユーザ情報の送信を情報端末装置102の送信機能の一部又は全部を用いて行うので、ユーザ情報バックアップ装置103の構成を簡単なものとし、小型化、低価格化を図ることができる。
【0080】
また、本システムにおけるユーザ登録処理をiモード(携帯電話データ専用通信)を利用して有料番組契約を行えば、別途システムに課金手段を設けることなく、本システムの利用料の収集が可能となる。
【0081】
[3.課金サーバ若しくは料金サーバを有するユーザ情報バックアップシステム]
上記のようなユーザ情報バックアップのサービスを有料でユーザに提供することも可能である。有料でユーザ情報バックアップのサービスを提供する場合の、ユーザ情報バックアップシステムの構成例を図7に示す。
【0082】
図7に示す構成例は、図1に示すユーザ情報バックアップシステムとほぼ同様の構成であるが、ユーザ情報記憶装置101に接続された料金請求処理装置701をさらに有している点が異なっている。
【0083】
ユーザ情報記憶装置101の制御部201は情報端末装置102から通話回線106を介して着信がありユーザ情報を受信したことを検出し、その情報端末装置102のユーザを特定する情報を料金請求処理装置701に知らせる。ユーザを特定する情報は、たとえば発信番号であっても良いし、ユーザIDでも良いし、クレジットカード番号でも良い。
【0084】
料金請求処理装置701は、さらに決済機関(銀行、クレジット会社など)の決済システム(図略)と接続されており、この決済システムにユーザを特定する情報及び、ユーザ情報バックアップサービスの利用料請求処理要求を送信する。これを受けた決済システムはそのユーザの口座から所定の利用料の引き落とし等の決済処理を実行する。
【0085】
上記の説明では、通話回線106を使用した場合に料金請求をする構成としたが、本発明では、これに限られることなくデータ通信回線107を利用した場合にユーザ情報記憶装置101の制御部201が情報端末装置102からデータ通信回線107を介して着信があったときに、その情報端末装置102のユーザを特定する情報を料金請求処理装置701に知らせるようにしてもよい。
【0086】
また、この有料でユーザ情報バックアップのサービスを提供する場合の、ユーザ情報バックアップシステムの別の構成例としては、通話回線106又はデータ通信回線107を提供する通信事業者の課金システムを料金請求処理装置701として用いる構成としても良い。この場合料金請求処理装置701として機能する課金システムは、情報端末装置102からユーザ情報記憶装置101への接続がなされた場合、この情報端末装置102のユーザに対して通常の通話料、パケット通信料など通常一般ユーザに請求する料金に加えてユーザ情報バックアップのサービスの利用量をユーザに課金するようにあらかじめプログラムされていればよい。
【0087】
かかる構成により、ユーザ情報バックアップのサービスを提供することにより、サービス提供者は利益を上げることが可能となる。
【0088】
【発明の効果】
情報端末装置に対する他の通信によりユーザ情報の送信を中断されることなく、ユーザ情報のバックアップ処理を行うことのできるユーザ情報バックアップシステム、ユーザ情報バックアップ装置、ユーザ情報バックアップ方法、ユーザ情報記憶装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるユーザ情報バックアップシステムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】ユーザ情報記憶装置の構成例を示すブロック図である。
【図3】情報端末装置の構成例を示すブロック図である。
【図4】ユーザ情報バックアップ装置の構成例を示すブロック図である。
【図5】ユーザ情報バックアップシステムのシーケンス図である。
【図6】ユーザ情報バックアップシステムのシーケンス図である。
【図7】有料でユーザ情報バックアップのサービスを提供する場合の、ユーザ情報バックアップシステムの構成例を示す図である。
【符号の説明】
101 … ユーザ情報記憶装置
102 … 情報端末装置
103 … ユーザ情報バックアップ装置
106 … 通話回線
107 … データ通信回線
401 … 制御手段
402 … 通信手段
403 … ユーザ情報保持手段
405 … ユーザ情報変換手段

Claims (8)

  1. 情報端末装置に記憶されたユーザ情報のバックアップ情報を作成するためのユーザ情報バックアップシステムにおいて、
    通話回線を介して情報端末装置と通信可能であって、ユーザ情報を受け取り、これを記憶するユーザ情報記憶装置と、
    通話回線を介して前記ユーザ情報記憶装置と通信可能な情報端末装置と、
    前記情報端末装置と通信可能であって、前記ユーザ情報を受け取り、このユーザ情報を通話回線送信可能な信号に変換し、前記信号を情報端末装置に渡して、前記ユーザ情報記憶装置に送信させるユーザ情報バックアップ装置とを有することを特徴とするユーザ情報バックアップシステム。
  2. 請求項1に記載のユーザ情報バックアップシステムにおいて、
    前記ユーザ情報バックアップ装置は、情報端末装置にユーザ認証情報をユーザ情報記憶装置にデータ専用回線を介して送信させ、
    前記ユーザ情報記憶装置は、ユーザ認証情報を記憶し、ユーザ情報を受け取った場合このユーザ認証情報を参照してユーザ認証を行うことを特徴とするユーザ情報バックアップシステム。
  3. 情報端末装置に格納されたユーザ情報をバックアップするためのユーザ情報バックアップ装置において、
    情報端末装置からデータを受け取り、情報端末装置にデータを送るための通信手段と、
    前記通信手段を介してユーザ情報を受け取り、これを保持するユーザ情報保持手段と、
    前記ユーザ情報を変換して、通話回線を介して送信するための信号を生成するユーザ情報変換手段と、
    前記送信信号を前記通信手段を介して情報端末装置に渡し、情報端末装置に通話回線を介して送信させる制御部と、を有することを特徴とするユーザ情報バックアップ装置。
  4. 情報端末装置に格納されたユーザ情報をバックアップするためのユーザ情報バックアップ装置において、
    情報端末装置からデータを受け取り、情報端末装置にデータを送るための通信手段と、
    前記通信手段を介して、情報端末装置が通話回線を介して受信した信号を受け取り、これを逆変換してユーザ情報を得るユーザ情報逆変換手段と、
    前記ユーザ情報逆変換手段からユーザ情報を受け取り、これを保持するユーザ情報保持手段と、
    前記ユーザ情報保持手段から前記ユーザ情報を前記通信手段を介して情報端末装置に渡し、情報端末装置に記憶させる制御部と、を有することを特徴とするユーザ情報バックアップ装置。
  5. 情報端末装置に格納されたユーザ情報をバックアップするためのユーザ情報のバックアップ方法において、
    ユーザ情報を受け取るステップと、
    前記ユーザ情報を変換して、通話回線を介して送信するための信号を生成するステップと、
    前記送信信号を通話回線を介して送信させるステップと、を有することを特徴とするユーザ情報のバックアップ方法。
  6. 情報端末装置に格納されたユーザ情報をバックアップするためのユーザ情報のバックアップ方法において、
    ユーザ認証情報をデータ専用回線を介して受け取るステップと、
    ユーザ認証情報を記憶するステップと、
    ユーザ情報を受け取った場合前記ユーザ認証情報を参照してユーザ認証を行うステップと、を有することを特徴とするユーザ情報バックアップ方法。
  7. ユーザ情報のバックアップを行うためのユーザ情報記憶装置において、
    通話回線を介して送信された信号を受信し、これを復調してユーザ情報を得るユーザ情報送受信手段と、
    前記ユーザ情報を記憶するユーザ情報蓄積手段と、
    データ通信回線を介してユーザ認証情報を受け取るデータ処理手段と、
    データ処理手段からユーザ認証情報を受け取り、これを記憶する認証情報記憶手段と、
    通話回線を介して送信された信号を受信した場合、その信号を発信した情報端末装置の発信番号と認証情報記憶手段に記憶されたユーザ認証情報を照合する制御手段と、を有することを特徴とするユーザ情報記憶装置。
  8. 請求項1又は2に記載のユーザ情報バックアップシステムにおいて、前記システムはさらに料金処理装置を有し、この料金処理装置はユーザ情報記憶装置に接続されており、ユーザ情報記憶装置からの料金処理要求をうけてユーザに対する料金処理を行うことを特徴とする、ユーザ情報バックアップシステム。
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