JP2004325349A

JP2004325349A - Supply amount excess/deficiency correcting device for batch process system

Info

Publication number: JP2004325349A
Application number: JP2003122581A
Authority: JP
Inventors: Noriki Morita; 典樹森田
Original assignee: Nitto Seiko Co Ltd
Current assignee: Nitto Seiko Co Ltd
Priority date: 2003-04-25
Filing date: 2003-04-25
Publication date: 2004-11-18

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To easily stabilize the repeated supply of a constant amount, by using a previous excess/deficiency information as a correction value. <P>SOLUTION: In a supply amount excess/deficiency correcting device for a batch process system, an actual supply amount is integrated with a flow rate signal from a flowmeter 4 when a fluid passes, and the excess/deficiency between the actual supply amount and a set value is predicted in advance for inputting/adding a corrective value at a first constant amount supply operation. In a second constant amount supply operation, a difference between a previous approximate meterage value which occurs at a previous constant amount supply operation and a set value is added to the previous correction value, to acquire a new corrective value. At a next constant amount supply operation on, a new corrective value calculated and processed each time is automatically added to the actual supply amount. Even if the back pressure or the like of a supply pump changes, a meterage value corresponding to it is acquired properly, and the error from the set value is significantly reduced. Since no data collection is required in advance, a batch process operation requires no long time, and processing is made easy. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、あらかじめ設定された所定量の流体を得るために供給量を演算するバッチ処理システムにおいて、その処理システム上での実供給量と設定値との誤差をできるだけ少なくするようにした供給量過不足補正装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、供給元から各充填容器にあらかじめ設定された所定量の流体を供給したりあるいは主流体に対して副流体を所定の混合比で混合する場合、これらの処理には通常、バッチ処理システムが採用されている。このようなバッチ処理システムを使用して設定された設定値を目標値として流体を充填容器に供給する際には、常時目標とする設定値と実供給量とが一致することはほとんどなく、ある程度の過不足供給量を経験上予測して開閉バルブを速くあるいは遅く閉めたりして目標値にできるだけ近づけるようにしている。また、このような人為的操作によるのではなく、自動化により供給量の過不足を補うようにしたものもあり、この場合は、あらかじめその補正値を試験的に求め、設定値に基づき供給された供給量に対してその都度、この一定の補正値を自動的に加算して目標値に近づけるようにしているのが現状である。
【０００３】
このような一定量での補正で過不足供給量を補償する方法は、例えば、常時５０Ｌの流体が供給された時に開閉バルブが閉鎖されると、常時１Ｌの流体過剰供給が生じることが既に明らかになっている場合には、供給された流体の実供給量４９Ｌと予測した１Ｌとの和が設定値となるように、４９Ｌに達した時に開閉バルブに閉鎖信号を出力する制御とすることで、比較的容易に補正することができる。しかし、この補正方法は流体の流量や性質を含む全ての条件が常に一定である場合にのみ有効となるものであり、この条件が変化する通常の供給システムでは依然として過不足の供給が生じている。これを解消することを目的として発明された方法として、例えば、特許第３２９６５６８号がある。これは、所定量の流体の充填を行う実際の生産バッチ処理を開始する前に、このバッチ処理の試行を複数回行うようにしたものであり、この試行バッチは生産バッチを処理するために後で使用する過剰充填情報を正確に推定できるようにするためのデータ情報を求める方法である。そして、この試行バッチで得られた流量やその他のデータ情報を蓄積し、この過剰充填情報のデータを実際の生産バッチ処理に使用するようになっている（例えば、特許文献１参照）。
【０００４】
【特許文献１】
特許第３２９６５６８号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
このようなバッチ処理システムにおいて、あらかじめ、その過不足充填量を経験上から求めた予測値により設定した場合は、前記述べたように流体の流量や性質を含む全ての条件が一定であることが必要であるが、供給元の貯蔵タンク内の流体が減少する毎にその圧力も減少するから当然に過不足量も変化することになり、一定量の充填量が正確に得られていない。また、あらかじめ試行バッチ処理を複数回行い、このデータを使用して作業バッチ処理を行うようにした場合においては、作業を開始する前に必ずこの試行処理を行い、必要なデータを収集しなければならず、このため、バッチ処理作業に時間が多くかかるとともにその処理が複雑になっている。更に、様々なデータをあらかじめ収集し、これを制御装置で演算処理して生産処理時に必要な情報を得るようにしているから、高度な制御装置も必要になり、この制御装置自体が高価になる等の課題が生じている。
【０００６】
本発明の目的は、このような課題を解消するとともに、前回の過不足情報を補正値として使用して繰り返し行われる定量供給の安定化が簡単に得られるようにすることである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、設定値に供給量が達した時に供給ポンプ３及び開閉バルブ５を停止及び閉鎖して流体を定量供給するバッチ処理システムにおいて、供給される流体の通過時に流量計４からの流量信号により実供給量を積算し、この実供給量にこれと前記設定値との間で生じる供給量の過不足量を初回の定量供給作業時にはあらかじめ予測して補正値として入力加算し、二回目の定量供給作業時から前回の定量供給作業時において生じた前回の近似計量値と設定値との差を前回補正値に加算して新たな補正値を得るようにし、次回の定量供給作業時から都度演算処理した新たな補正値を実供給量に自動加算するようにした供給量過不足補正装置を提供することで達成される。しかも、実供給量は設定値から前回補正値を差し引いた量となった供給量過不足補正装置である。
【０００８】
また、この目的は、前記構成に加えて、設定値は前回までの設定値での定量供給作業後に前回の設定値から所定量だけ加算あるいは減算して設定することが可能であり、これが変更されると、自動的に前回の実供給量から今回変更された設定値との差を加算あるいは減算してこれに相当する実供給量を設定する構成とすることで達成され、設定値が作業途中で変更されても、それに簡単に対応することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図１乃至図３に基づき説明する。図３において、１０は液体、気体あるいは蒸気等の流体を供給するバッチ処理システムの総積算計測供給量と計量毎の単位積算計測供給量と設定値とを表示するとともにこの設定値に対する供給出力信号を制御するバッチ処理操作制御ユニット１１を内蔵するカウンタケースである。このカウンタケース１０の前面の上部には総積算計測供給量と計量毎の単位積算計測供給量と設定値を夫々表示する表示部が設けられている。この表示部のトータル表示部１２は供給される流体の総積算量を表示しており、図１に示す流体供給経路の配管中に配置された流量計４から流体が通過する毎に出力される計測信号を受けて総計測供給量を積算表示するようになっている。その下には流量計４による計量毎の積算供給量を表示するバッチ表示部１３が設けてあり、これらの下部にはバッチ量をあらかじめ設定するための設定表示部１４が設けられている。
【００１０】
更に、繰り返される定量供給作業の途中で設定値を変更することも可能であり、このように設定値を変更する場合は、定量供給作業毎のバッチ処理が終了後に設定値をクリアしてからあるいはバッチ処理の途中において一時中断してから、新たな設定値を入力することで可能となる。一方、この設定表示部の下にはバッチ処理時に異常が発生すると、この異常により流体の供給が停止したことを示す自動停止表示灯１６が設けられている。これら設定量及び各種の操作は下部にある操作キー１５で入力設定するようになっている。
【００１１】
また、図１には流体を所定量づつ供給する流体供給経路が示してあり、供給される流体を貯蔵する貯蔵タンク１からは第１供給管２を介して供給ポンプ３が接続されている。この供給ポンプ３にはこれから圧送される流体の供給量を計測する流量計４が接続してあり、これには流量経路を開閉する開閉バルブ５が接続されている。この開閉バルブ５には先端に供給端を有する第２供給管６が接続してあり、これの供給端は設定値の流体が貯まる充填容器７に挿入されている。
【００１２】
更に、前記供給ポンプ３と開閉バルブ５にはバッチ処理操作制御ユニット１１を内蔵するカウンタケース１０が電気接続してあり、これら供給ポンプ３及び開閉バルブ５はバッチ処理操作制御ユニット１１からの操作信号により操作されるようになっている。このバッチ処理操作制御ユニット１１は供給量に相当する設定値を設定する設定部と流量計４からの計測信号による計測流量が設定部で入力された設定値に達すると、供給ポンプ３と開閉バルブ５とに夫々供給停止信号を出力するバッチ処理部とこのバッチ処理部にバッチ処理開始信号を出力するとともにスタートスイッチ１７を含むスタート操作部とから構成されている。
【００１３】
このバッチ処理操作制御ユニット１１は前記カウンタケース１０の前面に設けられている操作キー１５で設定値が設定されると、これを記憶したり、流量計４からの計測信号を処理してこれを表示するバッチ表示部１３に信号を送ったり、供給作業中の全供給量を表示するトータル表示部１２に信号を送ったり、定量供給作業開始時及び繰り返し定量供給作業開始時の夫々の過不足補正値を実供給量に定量供給作業の都度、加算する信号を送ったり、その他の必要処理信号を送るための処理を行うようになっている。しかも、これらの制御に加えて、この制御ユニット１１はスタート信号入力後に、流量計４からの計測信号が所定時間内に入力されないと異常が発生したと判定し、この信号により、前記供給ポンプ３及び開閉バルブ５を停止及び閉鎖操作する信号を出力するようになっている。
【００１４】
一方、前記過不足補正値の加算処理はあらかじめ設定された設定値に対して供給される流体の通過時において、流量計４からの流量信号により実供給量が積算計数されるが、現実にはこの実供給量が設定値に常時一致するとは限らず、設定値に対して過不足が生じる。この現状の供給量誤差を可能な限り少なくするために行われるもので、あらかじめその補正値を定量供給作業の都度、加算するようになっている。このため、この実供給量に前記設定値との間で生じる供給量の過不足量を作業開始時の初回の定量供給作業時には作業者があらかじめ予測して過不足量を補正値として入力加算し、初回の定量供給作業が行われるようになっている。この時の実供給量は設定値から前回補正値を差し引いた量となっている。この初回定量供給作業が終了すると、初回の近似計量値が得られ、この時の設定値と近似計量値との差（過不足量）が得られるようになっている。そして、この差の全てあるいは半分が前回補正値に加算され、記憶部に新たな補正値として書き換えられ、記憶されるようになっており、二回目の定量供給作業時の実供給量は設定値から新たな補正値を差し引いた量となり、これにより定量供給が制御されて、二回目の近似計量値が得られるようになっている。このような演算処理を定量供給作業毎に都度行い、新たな補正値を取得して、これを実供給量に自動加算して設定値との誤差を少なくする構成となっている。
【００１５】
更に、開閉バルブ５は供給開始時及び供給満了時に急激に開閉すると、水撃作用が生じ、供給経路を破壊する等の恐れがあったり、実供給量のバラツキが大きくなる傾向があることから、これらを解消する目的で通常はこの開閉動作が二段階になっており、この開閉バルブ５はスタート時には半開状態であり、続いて全開状態となるように設定されている。そして、設定値より少ない所定供給量に達すると、開閉バルブ５は全開状態から半開状態となり、滑らかな閉鎖動作が得られるようになっている。この動作は流体の定量供給におけるバッチ処理作業においては従来から行われている動作である。
【００１６】
このような構成において、流体の設定量の定量供給をバッチ処理制御により行う場合は、図２及び図３において、あらかじめ、設定値を入力し、続いて初回の補正値も入力する（ステップＳ１・ステップＳ２）。この後、カウンタケース１０のスタートスイッチ１７をＯＮ状態にする（ステップＳ３）。これによりバッチ処理が開始され、供給ポンプ３の駆動が開始されるとともに開閉バルブ５は開状態となり（ステップＳ４）、貯蔵タンク１からの流体は供給ポンプ３により圧送されて流量計４に計測されながら充填容器７に供給される。この動作中、バッチ処理が続行されて実供給量は積算されており（ステップＳ５）、流量計４からの計測信号はバッチ処理操作制御ユニット１１に連続して出力されている（ステップＳ６：ＮＯ）。このようにして流量計４からの連続した計測信号が演算処理されてその近似計量値が設定値にほぼ等しい所定範囲（下限≦設定値≦上限）に達すると（ステップＳ６：ＹＥＳ）、バッチ処理が終了し、供給ポンプ３及び開閉バルブ５は停止及び閉鎖される（ステップＳ７）。
【００１７】
そして、充填容器７には設定量の流体が供給されたことになり、定量供給１サイクルの供給作業が終了する。この時、設定値と前記近似計量値との間において、これらが等しいか否かが判定され、等しければ（ステップＳ８：ＮＯ）、次回の定量供給作業時の補正値はそのまま継続され、処理が終了する。一方、前記設定値と前記近似計量値との間において、これらが一致せずに過不足誤差が生じている場合は（ステップＳ８：ＹＥＳ）、設定値と近似計量値との間におけるこの誤差が算出され（ステップＳ９）、これを前回補正値に加算して次の新たな補正値となり、前回補正値から書き換え取得されて記憶される（ステップＳ１０）ことになる。
【００１８】
このようにして、初回の流体定量供給作業のバッチ処理が終了すると、次回に用いる補正値が読み込まれることになり、即ち、前回のバッチ処理時において、設定値と近似計量値が等しかった場合は、同じ補正値が読み込まれ、これに対して設定値と近似計量値との間に差が生じていた場合は、新たな補正値が読み込まれている。この後、スタートスイッチ１７がＯＮ状態になると、二回目の定量供給作業のバッチ処理が開始されて、以上の動作が繰り返される。そして、三回目以降もこの動作が繰り返されることになり、このため、この補正値は必要に応じて変更されることになる。
【００１９】
一方、同一設定値での流体定量供給が所定回数繰り返された後、この設定値を変更する場合には、例えば、表１に示すように、５０００Ｌでの定量供給が所定回数繰り返されて後、これを３０００Ｌに変更した場合、この間に２０００Ｌの差が生じることになる。この時、今までの設定値５０００Ｌにおける実供給量は次回補正値が１３Ｌであるため、４９８７Ｌとなるところが、設定値が３０００Ｌに変更されたことから、実供給量が連動して自動的に２０００Ｌ減算されることになる。しかも、前回までの補正値はそのまま使用されることになるから、減算した設定値を入力するだけで新たな設定値に応じた計量値が得られることになる。
【００２０】
【表１】

【００２１】
尚、この実施の形態では、設定値が減算された場合を説明したが、これとは反対に設定値が増加した場合においても、この増加量を加算処理するだけでよい。一方、この計量前にこれら新たな設定値が入力されると、この設定値が有効か否かの判定が行われ、無効と判定されれば、計量作業は行われないようになっている。これは、例えば、バッチ処理を途中で中断し、設定値が変更された場合、その時点での実供給量が新たな設定値における実供給量より少ない場合にのみ、変更後の計量作業が有効と判定されることになる。
【００２２】
【発明の効果】
本発明は以上説明した実施の形態から明らかなように、設定値に供給量が達した時に供給ポンプ３及び開閉バルブ５を停止及び閉鎖して流体を定量供給するバッチ処理システムにおいて、流体の通過時に流量計４からの流量信号により実供給量を積算し、実供給量にこれと設定値との間で生じる供給量の過不足量を初回の定量供給作業時にはあらかじめ予測して補正値を入力加算し、二回目の定量供給作業時から前回の定量供給作業時において生じた前回の近似計量値と設定値との差を前回補正値に加算して新たな補正値を得るようにし、次回の定量供給作業時から都度演算処理した新たな補正値を実供給量に自動加算するようにした供給量過不足補正装置であり、しかも、実供給量は設定値から前回補正値を差し引いた量である。
【００２３】
このため、供給元の内圧が変化するような場合、例えば、背の高い貯蔵タンク内から流体が供給される際には、その貯蔵タンク内の貯蔵量の減少に連れて内圧が徐々に低下するので、供給圧力が低下し、そのため、時間当たりの供給量も徐々に少なくなるという現象が生じるが、本発明を用いることで、補正値をそれに合わせて変更でき、その結果、設定値に対応する近似計量値が適宜得られる。また、供給ポンプの背圧や流体の流量や性質等の条件が変化しても、これに応じた計量値が適正に得られ、設定値に対する誤差を極力減少させることができる。更に、従来のように、あらかじめ試行バッチ処理を複数回行い、このデータを使用して作業バッチ処理を行う場合に比べて、あらかじめデータを収集する必要がなく、このため、バッチ処理作業に時間がかからず、処理も簡単になる。しかも、これらデータを制御装置で演算処理して生産処理時に必要な情報を得るようにする等の高度な制御装置も不要になり、安価な装置が提供できる。
【００２４】
また、設定値は前回までの設定値での定量供給作業後に前回の設定値から所定量だけ加算あるいは減算して新たに設定することが可能であり、これが変更されると、自動的に前回の実供給量から今回変更された設定値との差を加算あるいは減算してこれに相当する実供給量を設定する構成となっているので、設定値が作業途中で変更されても、それに迅速に対応することができ、設定値の変更による操作間違いも減少する等の特有の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態を示す概略構成図である。
【図２】本発明を示すフローチャート図である。
【図３】本発明を使用したカウンタの前面図である。
【符号の説明】
１貯蔵タンク
２第１供給管
３供給ポンプ
４流量計
５開閉バルブ
６第２供給管
７充填容器
１０カウンタケース
１１バッチ処理制御ユニット
１２トータル表示部
１３バッチ表示部
１４設定表示部
１５操作キー
１６自動停止表示灯
１７スタートスイッチ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a batch processing system for calculating a supply amount in order to obtain a predetermined amount of fluid set in advance, and a supply amount which minimizes an error between an actual supply amount and a set value on the processing system. The present invention relates to an excess / deficiency correction device.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when a predetermined amount of fluid set in advance is supplied from a supply source to each filling container or when a sub-fluid is mixed with a main fluid at a predetermined mixing ratio, a batch processing system is usually used for these processes. Has been adopted. When supplying a fluid to a filling container with a set value set using such a batch processing system as a target value, the target set value and the actual supply amount rarely coincide with each other, and to some extent The excess or deficiency supply amount is empirically predicted, and the opening / closing valve is closed quickly or slowly so as to approach the target value as much as possible. Also, instead of using such an artificial operation, there is also a configuration in which the excess or deficiency of the supply amount is compensated for by automation.In this case, the correction value is obtained experimentally in advance, and the correction value is supplied based on the set value. At present, the constant correction value is automatically added to the supply amount to approach the target value.
[0003]
The method of compensating for the excess / deficient supply amount by such a correction with a constant amount is already clear that, for example, if the opening / closing valve is closed when 50 L of fluid is always supplied, an excessive supply of 1 L of fluid always occurs. In the case of, the control is such that a closing signal is output to the opening / closing valve when it reaches 49L so that the sum of the actual supply amount 49L of the supplied fluid and the predicted 1L becomes the set value. Can be corrected relatively easily. However, this correction method is effective only when all conditions including the flow rate and properties of the fluid are always constant, and in a normal supply system in which this condition changes, excess and deficiency supply still occurs. . As a method invented to solve this problem, for example, there is Japanese Patent No. 3296568. This is such that, before starting the actual production batch processing for filling a predetermined amount of fluid, this batch processing trial is performed a plurality of times, and this trial batch is performed later to process the production batch. This is a method of obtaining data information for enabling accurate estimation of the overfill information used in the method. Then, the flow rate and other data information obtained in the trial batch are accumulated, and the data of the overfill information is used for actual production batch processing (for example, see Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 3296568 [0005]
[Problems to be solved by the invention]
In such a batch processing system, if the excess or deficiency filling amount is set in advance by a predicted value obtained from experience, all conditions including the flow rate and properties of the fluid may be constant as described above. Although it is necessary, the pressure decreases as the fluid in the storage tank of the supply source decreases, so that the excess or deficiency naturally changes, and a fixed amount of filling is not accurately obtained. In addition, if trial batch processing is performed multiple times in advance and work batch processing is performed using this data, be sure to perform this trial processing before starting work and collect necessary data However, this requires a lot of time for the batch processing operation and complicates the processing. Furthermore, since various data are collected in advance and are processed by a control device to obtain necessary information at the time of production processing, an advanced control device is also required, and the control device itself becomes expensive. And other issues have arisen.
[0006]
An object of the present invention is to solve such a problem and to easily obtain a stable quantitative supply that is repeatedly performed using the previous excess / deficiency information as a correction value.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
An object of the present invention is to provide a batch processing system for supplying a fixed amount of fluid by stopping and closing a supply pump 3 and an opening / closing valve 5 when a supply amount reaches a set value. The actual supply amount is integrated by the flow rate signal, and the excess or deficiency amount of the supply amount generated between the actual supply amount and the set value is predicted and input as a correction value in advance during the first quantitative supply operation. The difference between the previous approximate weighing value and the set value that occurred during the previous fixed-amount supply operation from the first fixed-amount supply operation is added to the previous correction value to obtain a new correction value. This is achieved by providing a supply amount excess / deficiency correction device that automatically adds a new correction value calculated every time to the actual supply amount. In addition, the actual supply amount is a supply amount excess / deficiency correction device in which the previous correction value is subtracted from the set value.
[0008]
In addition, for this purpose, in addition to the above-described configuration, the set value can be set by adding or subtracting a predetermined amount from the previous set value after the quantitative supply operation at the previous set value, which is changed. This is achieved by automatically adding or subtracting the difference between the previous actual supply amount and the currently changed set value to set the actual supply amount equivalent to the difference. Even if it is changed, it can easily respond to it.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In FIG. 3, reference numeral 10 denotes a total integrated measured supply amount, a unit integrated measured supply amount for each measurement, and a set value of a batch processing system for supplying a fluid such as liquid, gas, or vapor, and a supply output signal corresponding to the set value. Is a counter case that incorporates a batch processing operation control unit 11 for controlling the operation. A display unit for displaying the total integrated measurement supply amount, the unit integrated measurement supply amount for each measurement, and the set value is provided at an upper portion of the front surface of the counter case 10. The total display section 12 of the display section displays the total integrated amount of the supplied fluid, and is output every time the fluid passes from the flow meter 4 disposed in the pipe of the fluid supply path shown in FIG. Upon receiving the measurement signal, the total measured supply amount is integrated and displayed. Below this, there is provided a batch display unit 13 for displaying the integrated supply amount for each measurement by the flow meter 4, and below these, there is provided a setting display unit 14 for presetting the batch amount.
[0010]
Further, it is also possible to change the set value in the middle of the repeated quantitative supply work, and to change the set value in this way, after the batch processing for each quantitative supply work is completed, clear the set value or It becomes possible by temporarily interrupting the batch processing and then inputting a new set value. On the other hand, below the setting display section, an automatic stop indicator light 16 is provided to indicate that when an abnormality occurs during batch processing, the supply of fluid is stopped due to the abnormality. These set amounts and various operations are input and set by operation keys 15 provided below.
[0011]
FIG. 1 shows a fluid supply path for supplying a predetermined amount of fluid, and a supply pump 3 is connected via a first supply pipe 2 from a storage tank 1 for storing the supplied fluid. The supply pump 3 is connected to a flow meter 4 for measuring a supply amount of a fluid to be pressure-fed, and an open / close valve 5 for opening and closing a flow path is connected to the flow meter 4. A second supply pipe 6 having a supply end at the end is connected to the opening / closing valve 5, and the supply end is inserted into a filling container 7 for storing a set value of fluid.
[0012]
Further, a counter case 10 having a built-in batch processing operation control unit 11 is electrically connected to the supply pump 3 and the opening / closing valve 5, and the supply pump 3 and the opening / closing valve 5 operate signals from the batch processing operation control unit 11. Is to be operated. The batch processing operation control unit 11 sets the supply pump 3 and the opening / closing valve when the measured flow rate by the measurement signal from the setting unit and the flow meter 4 reaches the set value input by the setting unit. 5 and a start operation unit including a start switch 17 and a batch processing start signal for outputting a batch processing start signal to the batch processing unit.
[0013]
When a set value is set by an operation key 15 provided on the front surface of the counter case 10, the batch processing operation control unit 11 stores the set value or processes a measurement signal from the flow meter 4 to process the set value. A signal is sent to the batch display unit 13 for display, a signal is sent to the total display unit 12 for displaying the total supply amount during the supply operation, and excess / deficiency correction at the start of the quantitative supply operation and at the start of the repeated quantitative supply operation, respectively. Each time a fixed amount supply operation is performed, a signal to be added to the actual supply amount is sent, or a process for sending other necessary processing signals is performed. Moreover, in addition to these controls, after inputting the start signal, the control unit 11 determines that an abnormality has occurred unless the measurement signal from the flow meter 4 is input within a predetermined time. Also, a signal for stopping and closing the opening / closing valve 5 is output.
[0014]
On the other hand, in the process of adding the excess / deficiency correction value, the actual supply amount is integrated and counted by the flow signal from the flow meter 4 when the fluid supplied to the preset value is passed. The actual supply amount does not always coincide with the set value, and the set value may be excessive or insufficient. This correction is performed in order to reduce the current supply amount error as much as possible, and the correction value is added in advance each time a fixed amount supply operation is performed. For this reason, the operator predicts in advance the amount of excess or deficiency of the supply amount generated between the actual supply amount and the set value at the time of the first fixed-quantity supply work at the start of the work, and inputs and adds the excess or deficiency amount as a correction value. Then, the first quantitative supply operation is performed. The actual supply amount at this time is an amount obtained by subtracting the previous correction value from the set value. When this first fixed-quantity supply operation is completed, the first approximate measured value is obtained, and the difference between the set value at this time and the approximate measured value (excess or deficient amount) is obtained. Then, all or half of this difference is added to the previous correction value, rewritten as a new correction value in the storage unit and stored, and the actual supply amount at the time of the second fixed-quantity supply operation is the set value. Is obtained by subtracting a new correction value from, so that the quantitative supply is controlled, and a second approximate weighed value is obtained. Such a calculation process is performed each time a fixed-quantity supply operation is performed, a new correction value is acquired, and this is automatically added to the actual supply amount to reduce the error from the set value.
[0015]
Further, if the opening and closing valve 5 is rapidly opened and closed at the start of supply and at the end of supply, a water hammer action occurs, which may break the supply path, or the variation in the actual supply amount tends to increase. In order to solve these problems, the opening / closing operation is normally performed in two stages, and the opening / closing valve 5 is set so as to be in a half-open state at the start, and then to be in a fully-open state. Then, when a predetermined supply amount smaller than the set value is reached, the opening / closing valve 5 changes from the fully open state to the half open state, so that a smooth closing operation can be obtained. This operation is an operation that has been conventionally performed in a batch processing operation in the constant supply of the fluid.
[0016]
In such a configuration, when a fixed amount of the set amount of fluid is to be supplied by batch processing control, a set value is input in advance in FIG. 2 and FIG. 3, and then an initial correction value is also input (step S1). Step S2). Thereafter, the start switch 17 of the counter case 10 is turned on (step S3). As a result, the batch process is started, the drive of the supply pump 3 is started, and the opening / closing valve 5 is opened (step S4). The fluid from the storage tank 1 is pumped by the supply pump 3 and measured by the flow meter 4. While being supplied to the filling container 7. During this operation, the batch processing is continued and the actual supply amount is integrated (step S5), and the measurement signal from the flow meter 4 is continuously output to the batch processing operation control unit 11 (step S6: NO) ). In this way, when the continuous measurement signal from the flow meter 4 is processed and the approximate weighed value reaches a predetermined range (lower limit ≦ set value ≦ upper limit) almost equal to the set value (step S6: YES), the batch process is performed. Is completed, the supply pump 3 and the opening / closing valve 5 are stopped and closed (step S7).
[0017]
Then, the set amount of fluid has been supplied to the filling container 7, and the supply operation of one cycle of the quantitative supply is completed. At this time, it is determined whether or not the set value and the approximate weighing value are equal. If they are equal (step S8: NO), the correction value at the next quantitative supply operation is continued as it is, and the process is continued. finish. On the other hand, if the set value and the approximate metric value do not match and an excess / deficiency error occurs (step S8: YES), the error between the set value and the approximate metric value is determined. It is calculated (step S9) and added to the previous correction value to become the next new correction value, which is rewritten and acquired from the previous correction value and stored (step S10).
[0018]
In this way, when the batch processing of the first fluid fixed-quantity supply operation is completed, the correction value to be used next time is read, that is, when the set value and the approximate weighing value were equal in the previous batch processing, , The same correction value is read, and if there is a difference between the set value and the approximate metric value, a new correction value is read. Thereafter, when the start switch 17 is turned on, the second batch processing of the quantitative supply operation is started, and the above operation is repeated. This operation is repeated for the third time and thereafter, and therefore, this correction value is changed as necessary.
[0019]
On the other hand, when the set value is changed after the fluid fixed-rate supply at the same set value is repeated a predetermined number of times, for example, as shown in Table 1, after the fixed-rate supply at 5000 L is repeated a predetermined number of times, If this is changed to 3000L, there will be a 2000L difference during this time. At this time, the actual supply amount at the current set value of 5000 L is 4987 L because the next correction value is 13 L, but since the set value has been changed to 3000 L, the actual supply amount is automatically changed to 2000 L automatically. Will be subtracted. Moreover, since the correction value up to the previous time is used as it is, a weighing value corresponding to a new set value can be obtained only by inputting the subtracted set value.
[0020]
[Table 1]

[0021]
In this embodiment, the case where the set value has been subtracted has been described. On the contrary, even when the set value is increased, it is only necessary to add the increase. On the other hand, if these new set values are input before the weighing, it is determined whether or not the set values are valid. If it is determined that the set values are invalid, the weighing operation is not performed. This is because, for example, when the batch processing is interrupted and the set value is changed, the weighing work after the change is effective only when the actual supply amount at that time is smaller than the actual supply amount at the new set value. Will be determined.
[0022]
【The invention's effect】
As is apparent from the above-described embodiment, the present invention provides a batch processing system in which the supply pump 3 and the opening / closing valve 5 are stopped and closed to supply a fixed amount of fluid when the supply amount reaches the set value. At times, the actual supply amount is integrated by the flow signal from the flow meter 4, and the amount of excess or deficiency of the supply amount occurring between the actual supply amount and the set value is predicted in advance during the first quantitative supply operation and a correction value is input. The difference between the previous approximate weighing value and the set value that occurred during the previous quantitative supply operation from the second quantitative supply operation and the set value is added to the previous correction value to obtain a new correction value. This is a supply amount excess / deficiency correction device that automatically adds a new correction value calculated each time from the fixed supply operation to the actual supply amount, and the actual supply amount is the amount obtained by subtracting the previous correction value from the set value. is there.
[0023]
For this reason, when the internal pressure of the supply source changes, for example, when the fluid is supplied from a tall storage tank, the internal pressure gradually decreases as the storage amount in the storage tank decreases. Therefore, the supply pressure is reduced, and therefore, a phenomenon occurs in which the supply amount per time gradually decreases. However, by using the present invention, the correction value can be changed accordingly, and as a result, the correction value corresponds to the set value. An approximate metric value is obtained as appropriate. Further, even if conditions such as the back pressure of the supply pump, the flow rate of the fluid, and the properties of the fluid change, a measured value corresponding to the change is appropriately obtained, and an error with respect to the set value can be reduced as much as possible. Furthermore, unlike the conventional case where the trial batch processing is performed a plurality of times in advance and the work batch processing is performed using the data, there is no need to collect the data in advance, and therefore, the batch processing work requires time. No processing is required, and processing is simplified. In addition, an advanced control device, such as a device that performs arithmetic processing on these data to obtain necessary information during the production process, is not required, and an inexpensive device can be provided.
[0024]
Also, the set value can be newly set by adding or subtracting a predetermined amount from the previous set value after the fixed amount supply operation at the previous set value, and when this is changed, the previous set value is automatically set. Since the difference between the actual supply amount and the set value changed this time is added or subtracted to set the actual supply amount equivalent to this, even if the set value is changed during the work, It is possible to cope with the problem and to obtain a special effect such as a reduction in operation errors due to a change in the set value.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart illustrating the present invention.
FIG. 3 is a front view of a counter using the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Storage tank 2 1st supply pipe 3 Supply pump 4 Flow meter 5 Opening / closing valve 6 2nd supply pipe 7 Filling container 10 Counter case 11 Batch processing control unit 12 Total display unit 13 Batch display unit 14 Setting display unit 15 Operation key 16 Automatic Stop indicator light 17 Start switch

Claims

In a batch processing system for supplying a fixed amount of fluid by stopping and closing the supply pump (3) and the on-off valve (5) when the supply amount reaches the set value,
When the supplied fluid passes, the actual supply amount is integrated by the flow signal from the flow meter (4), and the excess / deficiency amount of the supply amount generated between the actual supply amount and the set value is supplied to the first fixed supply. At the time of work, it is predicted and input as a correction value in advance and added, and the difference between the previous approximate weighing value and the set value that occurred during the previous quantitative supply operation from the second quantitative supply operation is added to the previous correction value and newly added. And a correction unit for automatically adding a new correction value calculated every time from the next fixed-quantity supply operation to the actual supply amount.

2. The supply amount excess / deficiency correction device according to claim 1, wherein the actual supply amount is an amount obtained by subtracting a previous correction value from a set value.

The set value can be set by adding or subtracting a predetermined amount from the previous set value after the fixed amount supply operation with the previous set value, and if this is changed, it will automatically be changed from the previous actual supply amount 3. The excess / deficiency correcting device according to claim 1, wherein an actual supply amount is set by adding or subtracting a difference from the set value changed this time.