JP2004323965A - ラジカル発生方法及び同装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】イオンによる膜と基板へのダメージを抑制する反応性スパッタにおけるラジカル発生方法及び同装置を得る。
【解決手段】チャンバー101内の空気を排出する真空排気口107と放電ガスを供給するガス導入管102とを備え、カソード104にはバッキングプレート105とターゲット106が取り付けられている。カソード104に電源110が印加され、シールド103はカソード104を取り囲む。永久磁石112とヨーク111から構成される磁気回路が、マグネトロン磁場を形成する。基板ホルダー114へ基板113が設置され、ラジカル発生装置115は反応性ガスをラジカル化してチャンバー内に導入する。高周波電源116はラジカル発生装置に電力を供給し、密閉された金属容器と絶縁された電極を誘電体で完全に被覆し、ガス導入部から反応性ガスを含むガスを導入し、金属容器と電極間に高周波電力を印加して放電を起こし、放電によって生じた反応性ガスのラジカルを放出可能とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラジカル発生方法及び同装置に関し、より詳細には、半導体製造プロセスや薄膜等の製造工程に使用する反応性スパッタにおけるラジカル(遊離基)発生方法及び同装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、反応性スパッタリング装置は、たとえば、図8に示すように構成される。反応性スパッタリング装置は、通常のスパッタリング装置において使用するアルゴンガス等の放電ガスに窒素ガス等の反応性ガスを付加することにより、反応性ガスとターゲット材より放出されるスパッタ粒子との反応によって、化合物薄膜を生成するものである。反応性スパッタリング装置は、通常のスパッタリング装置に反応性ガスを付加するだけで容易に種々の化合物薄膜を形成できる。このため、半導体製造プロセスや光学薄膜等の製造工程に使用されている。
【0003】
初めに、従来の反応性スパッタリング装置について図面を参照して説明する。図8は、従来の反応性スパッタリング装置の構成図である。本図8において、従来の反応性スパッタリング装置は、チャンバー101、該チャンバー101内の空気を排出するための真空排気口102、及び放電ガスをチャンバー101内に供給するガス導入管107、反応性ガスをチャンバー101内に供給するガス導入管108を有している。
【0004】
また、ターゲット106は、バッキングプレート105に取り付けられ、このバッキングプレート105は、カソード104に取り付けられている。電源110は、カソード104に電力を印加する電源である。スペーサー109は、カソードとチャンバー101を絶縁する。シールド103は、カソード104を取り囲むシールドである。永久磁石112およびヨーク111は、磁気回路でありマグネトロン磁場を形成する。基板ホルダー114は、基板113を設置するためのホルダーである。
【0005】
以上の構成からなる従来のスパッタリング装置の動作例を、図面を参照して説明する。まず、チャンバー101内を真空排気口102から真空ポンプ(図示せず)により高真空(10−7〔Torr〕程度)まで排気する。つぎに、チャンバー101に接続されたガス導入管107より放電ガスを、またガス導入管108より反応性ガスを混入して、チャンバー101に導入する。ここで、チャンバー101内の圧力は、10−3〜10−2〔Torr〕程度に保つ。そして、カソード104にバッキングプレート105を介して固定されたターゲット106に、電源110により負の電圧を印加する。
【0006】
カソード104内に設置された磁石102及びヨーク111による磁場と、電源110による電場との作用によって、ターゲット106表面近傍にマグネトロン放電によるプラズマが発生し、ターゲット106から放出されたスパッタ粒子とガス導入管108から導入された反応性ガスとの反応により、基板ホルダー114に設置された基板113上に化合物薄膜が形成される。
【公開文献1】
特開平05−065642号公報
【公開文献2】
特開平06−041733号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の反応性スパッタリング装置は、放電ガスと反応性ガスを共通のガス導入管よりチャンバー内に供給している。このため、プラズマ中で反応性ガスが反応種であるラジカルを生成するのと同時に反応に関与しないイオンも生成し、このイオンが膜や基板にダメージを与えると言う問題点を有している。
【0008】
本発明は、上記従来の問題点を解決するものであり、イオンによる膜と基板へのダメージを抑制する反応性スパッタにおけるラジカル発生方法及び同装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、本発明のラジカル発生方法及び同装置は、密閉された金属容器内に誘電体で被覆された電極を前記金属容器とは絶縁状態に載置し、ガス導入部から前記金属容器内に反応性ガスを含むガスを導入し、金属容器と電極間に高周波電力を印加して放電を起こし、放電によって生じた反応性ガスのラジカルを放出可能としている。
【0010】
これは、反応性ガスを直接チャンバーに導入せず、ラジカルを生成した後にチャンバーに導入するものであり、反応性ガス導入管内部で放電を起こしてラジカルを生成し、導入管に開けられた小孔からラジカルをチャンバーに導入するように構成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明によるラジカル発生方法及び同装置の実施の形態を詳細に説明する。図1から図7を参照すると、本発明の反応性スパッタにおけるラジカル発生方法及び同装置の一実施形態が示されている。
【0012】
(実施例1)
以下、本発明の一実施例の反応性スパッタリング装置を、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施例の反応性スパッタリング装置の構成図である。
図1において、チャンバー101があり、このチャンバー101内の空気を排出するための真空排気口107は、放電ガスをチャンバー101内に供給するガス導入管102を備えている。ターゲット106はバッキングプレート105に取り付けられ、このバッキングプレート105はカソード104に取り付けられている。電源110は、カソード104に電力を印加する電源部である。スペーサー109は、カソードとチャンバー101を絶縁するためのスペーサーである。シールド103は、カソード104を取り囲むシールドである。永久磁石112およびヨーク111は、永久磁石112とヨーク111から構成される磁気回路においてマグネトロン磁場を形成する。基板ホルダー114は、基板113を設置するためのホルダーである。ラジカル発生装置115は、反応性ガスをラジカル化してチャンバー内に導入する部分である。高周波電源116は、ラジカル発生装置に電力を供給するための電源部である。
【0013】
ラジカル発生装置115の詳細について、図2を参照しながら説明する。図2において、ラジカル発生装置115は、金属管201、金属線電極202、誘電体チューブ203を有する。突起204は、誘電体チューブの突起部であり、金属管201内に誘電体チューブ203を保持するために設けられている。ガス導入路205、ラジカル流出孔206は、プラズマのデバイ長のオーダーである半径0.1ミリメートル程度の小孔である。デバイ長は、以下の式で定義される。
【0014】
λD={(ε0・K・Te/2)1/2}×ne
但し、λD:デバイ長、 ε0:真空の誘電率、 K:ボルツマン常数
Te:電子温度、 ne:電子密度
金属管201は、チャンバー101に接地し、金属線電極202には高周波電源116が接続されている。
【0015】
以上の構成からなる反応性スパッタリング装置の動作例を、図面を参照して説明する。図1において、チャンバー101内を真空排気口102から真空ポンプ(図示せず)により高真空(10−7〔Torr〕程度)まで排気する。つぎに、前記チャンバー101に接続されたガス導入管107より放電ガスを導入し、ラジカル発生装置115から反応種であるラジカルを導入する。ラジカル発生装置115の動作例については後述する。ここで、チャンバー101内の圧力は、10−3〜10−2〔Torr〕程度に保つ。そして、カソード104にバッキングプレート105を介して固定されたターゲット106に、電源110により負の電圧を印加する。
【0016】
カソード104内に設置された磁石102及びヨーク111による磁場と、電源110による電場との作用によって、ターゲット106表面近傍にマグネトロン放電によるプラズマが発生し、ターゲット106から放出されたスパッタ粒子とラジカル発生装置115から導入された反応種との反応により、基板ホルダー114に設置された基板113上に化合物薄膜が形成される。
【0017】
次に、ラジカル発生装置115の動作例について、図面を参照しながら説明する。図2において、反応性ガスを、金属管201と誘電体チューブの突起204に保持された誘電体チューブ203に囲まれたガス導入路205へ導入する。金属線電極202と金属管201の間には、高周波電源116によって高周波電力が印加され、誘電体チューブ203を介して反応性ガスが容量結合プラズマ(CCP)放電する。この放電により、反応性ガスから反応種であるラジカル、イオン、電子が生成され、ラジカル放出孔206からの放出作用が働く。しかし、ラジカル放出孔206は、プラズマのデバイ長のオーダーである。このため、イオンや電子は通過することができず、ラジカルや中性粒子のみが通過し、放出される。
【0018】
例えば、反応性ガスとしてフッ素(F)とアルゴン(Ar)の混合ガスを導入した場合、容量結合プラズマ放電により、アルゴンイオン(Ar)、フッ素ラジカル(F・)、フッ素負イオン(F)、フッ素正イオン(F )、電子(e)が生成される。アルゴンイオン(Ar)、フッ素負イオン(F)、フッ素正イオン(F )、電子(e)は、ラジカル放出孔206を通過できない。このため、チャンバー内へ効率的にフッ素ラジカル(F)が導入される。
【0019】
従来の方法では、図8に示すように、反応性ガス導入管108から反応性ガスを導入する。このため、例えば、フッ素の場合、フッ素負イオン(F)、フッ素正イオン(F )がチャンバー内で生成し、成膜された膜や基板113にダメージを与えることがある。しかし、本発明の構成では反応性ガスから生成したイオンは遮断されるため、ダメージの少ない高品質な膜を形成することができる。
【0020】
本発明では、放電ガスとしてアルゴン、反応性ガスとしてフッ素の例を示したが、放電ガスには、ヘリウム、ネオンなどの不活性ガスを用いることも可能である。
【0021】
反応性ガスには、フッ素以外に、酸素、窒素、塩素、水素などを用いることも可能である。その場合には、それぞれ酸素ラジカル、窒素ラジカル、塩素ラジカル、水素ラジカルが生成される。
【0022】
(実施例2)
次に、管の形状を変えた第2の実施例について図を用いて説明する。
図3において、本実施例のラジカル発生装置は、金属管211、金属線電極212、誘電体チューブ213を有する。誘電体チューブの突起214は、金属管211内に誘電体チューブ213を保持するために設けられている。ガス導入路215は反応性ガスの導入路である。ラジカル流出孔216は、半径0.1ミリメートル程度(プラズマのデバイ長のオーダー)の小孔である。金属線217は、金属線電極212に接続されている。
【0023】
次にラジカル発生装置の動作について、図面を参照しながら説明する。図3において、反応性ガスをガス導入路215に導入する。金属線217には、高周波電源(図示せず)によって高周波電力が印加される。金属線217は、金属線電極212に接続されているため、金属線電極212と金属管211の間には、誘電体チューブ213を介して反応性ガスが容量結合プラズマ(CCP)放電する。この放電により、反応性ガスから反応種であるラジカル、イオン、電子が生成し、ラジカル放出孔216から放出される。しかし、ラジカル放出孔216はプラズマのデバイ長のオーダーであるため、イオンや電子は通過することができずラジカルや中性粒子のみが通過し、放出される。
【0024】
(実施例3)
次に第3の実施例について図を用いて説明する。
図4および図5において、第3の実施例のラジカル発生装置は、金属板電極301、誘電体302、金属容器303、バルブ305、ガス導入口306を有する。ラジカル放出孔304は、金属容器303に開けられた半径0.1ミリメートル程度(プラズマのデバイ長のオーダー)の小孔である。金属線307は、金属板電極301に接続されている。
【0025】
次にラジカル発生装置の動作について、図面を参照しながら説明する。図5において、反応性ガスをガス導入口306からバルブ305で減圧し、金属容器303に導入する。金属線307には、高周波電源(図示せず)によって高周波電力が印加される。この金属線307は、金属板電極301に接続されているため、金属板電極301と金属容器303の間には、誘電体302を介して反応性ガスが容量結合プラズマ(CCP)放電する。放電により、反応性ガスから反応種であるラジカル、イオン、電子が生成し、ラジカル放出孔304から放出される。しかし、ラジカル放出孔304はプラズマのデバイ長のオーダーであるため、イオンや電子は通過することができずラジカルや中性粒子のみが通過し、放出される。
【0026】
(実施例4)
次に第4の実施例について図を用いて説明する。
図6および図7において、金属線電極401、誘電体402、金属容器403である。ラジカル放出孔404は、金属容器403に開けられた半径0.1ミリメートル程度(プラズマのデバイ長のオーダー)の小孔である。バルブ405、ガス導入口406である。
【0027】
次にラジカル発生装置の動作例について、図面を参照しながら説明する。図6および図7において、反応性ガスをガス導入口406からバルブ405で減圧し、金属容器403に導入する。金属線電極401には高周波電源(図示せず)によって高周波電力が印加され、金属板電極401と金属容器403の間には、誘電体402を介して反応性ガスが容量結合プラズマ(CCP)放電する。この放電により、反応性ガスから反応種であるラジカル、イオン、電子が生成し、ラジカル放出孔404から放出される。しかし、ラジカル放出孔404はプラズマのデバイ長のオーダーであるため、イオンや電子は通過することができず、ラジカルや中性粒子のみが通過し、放出される。
【0028】
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例である。ただし、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。
【0029】
(各種の変化例)
多様化の構成例およびそれに付随する効果例を以下に列挙する。
ラジカル発生の方法として、ガスは、ヘリウム、アルゴン、ネオンなどの放電ガスと、窒素、酸素、塩素、フッ素、水素などの反応性ガスとを適当な比率で混合して供給するとよい。
【0030】
ラジカル発生装置のラジカルは、所定のガス放出孔から放出させるとよい。
また、ガスは、ヘリウム、アルゴン、ネオンなどの放電ガスと、窒素、酸素、塩素、フッ素、水素などの反応性ガスとを適当な比率で混合して供給するとよい。
【0031】
さらに、金属容器はU字形状の金属管であり、電極は金属線であり、電極を被覆する誘電体と、該誘電体を金属体内部に支持するための突起とを有し、金属管の一方または両方の端部からガスを導入するとよい。
【0032】
なお、上記の金属容器は棒状の金属管であり、電極は金属線であり、電極を被覆する誘電体を有し、誘電体を金属管内部に支持するための突起を有し、金属管へガスを導入するための第2の金属管をさらに有するとよい。
【0033】
また、上記の金属容器は円柱形状であり、電極は金属板であり、金属板電極を被覆する誘電体と円柱状金属容器へガスを導入するための金属管とをさらに有し、この金属容器は円柱形状であり、電極は渦巻き状の金属線であり、金属線電極を被覆する誘電体と円柱状金属容器へガスを導入するための金属管とをさらに有するとよい。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明のラジカル発生方法及び同装置は、放電ガスの供給とは別に、反応性ガスから放電によって反応種であるラジカルやイオンを生成し、反応種であるラジカルを選択的にガス導入管の小孔を通してチャンバー内に供給するように構成されているために、イオンによる膜および基板へのダメージを抑えることができる。
【0035】
その結果、イオンダメージによる膜及び基板へのダメージが少ない、高品質な膜を形成できる反応性スパッタリング装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラジカル発生方法及び同装置の実施形態における第1の実施例を示した図である。
【図2】第1の実施例におけるラジカル発生装置の詳細を示した図である。
【図3】第2の実施例におけるラジカル発生装置の詳細を示した図である。
【図4】第3の実施例におけるラジカル発生装置の詳細を示した平面図である。
【図5】第3の実施例におけるラジカル発生装置の詳細を示した側面図である。
【図6】第4の実施例におけるラジカル発生装置の詳細を示した平面図である。
【図7】第4の実施例におけるラジカル発生装置の詳細を示した側面図である。
【図8】従来の反応性スパッタリング装置の構成例を示した図である。
【符号の説明】
101 チャンバー
102 真空排気口
103 シールド
104 カソード
105 バッキングプレート
106 ターゲット
107 放電ガス導入管
108 反応性ガス導入管
109 絶縁スペーサー
110 電源
111 ヨーク
112 永久磁石
113 基板
114 基板ホルダー
115 ラジカル発生装置
116 高周波電源
201、211 金属管
202、212 金属線電極
203、213 誘電体チューブ
204、214 誘電体チューブの突起
205、215 ガス導入路
206、216 ラジカル流出孔
217、307、401 金属線
301 金属板電極
302、402 誘電体
303、403 金属容器
304、404 ラジカル放出孔
305、405 バルブ
306、406 ガス導入管

Claims (4)

  1. 密閉された金属容器内に誘電体で被覆された電極を前記金属容器とは絶縁状態に載置し、
    ガス導入部から前記金属容器内に反応性ガスを含むガスを導入し、
    前記金属容器と前記電極間に高周波電力を印加して放電を起こし、
    放電によって生じた
    前記反応性ガスのラジカルを放出可能としたことを特徴とするラジカル発生方法。
  2. 密閉された金属容器と、
    前記金属容器内に前記金属容器とは絶縁状態に載置された誘電体で被覆された電極と、
    前記金属容器に反応性ガスを導入するガス導入部と
    を有し、
    前記ガス導入部から前記反応性ガスを含むガスを導入し、前記金属容器と前記電極間に高周波電力を印加して放電を起こし、前記金属容器に設けたガス放出口から前記反応性ガスのラジカルを放出可能としたことを特徴とするラジカル発生装置。
  3. 請求項1記載のラジカル発生方法によりラジカルを発生させて反応性スパッタを行う事を特徴とする反応性スパッタリング装置
  4. 請求項3記載の反応性スパッタリング装置により膜を形成する事を特徴とする反応性スパッタリング成膜方法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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