JP2004321695A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】位置センサを用いることなく、回転槽の回転をより確実に位置決めして停止させることができる洗濯機を提供する。
【解決手段】洗濯機のドラム10を回転駆動するアウタロータ型のモータ11のロータ18に、斜面58,59の間に凹部60が形成されている係止部55を設け、固定側に、挿入部材62をモータ11の径方向について変位可能に構成される固定装置56を配置して、制御回路は、固定装置56を駆動制御して挿入部材62の先端を係止部55の表面に接触させ、挿入部材62を凹部60に挿入して嵌合させることでロータ18をロックする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗濯物を収容する回転槽を回転駆動するアウタロータ型のモータを備えてなる洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ドラム式洗濯機は、ドラムの回転軸が略水平方向に配置される構成であるため、ドラムに対して洗濯物を出し入れするための開口部も専ら筐体の側面側に設けられるものが主流であった。しかし、そのような構成では、ユーザが洗濯物の出し入れをかがみこんで行わねばならない。そこで、筐体の上面側に開口部を設けた洗濯機が市場に出てきている。
【0003】
ところで、開口部をドラム式洗濯機の筐体上面側に設ける場合は、ドラムの側面に開口部を設けて、ドラムの回転を停止させる際に、その開口部を筐体側の開口部の位置に合わせるように位置決めした上で停止させる必要がある。例えば、特許文献1には、位置検出器によってドラムの回転位置を検出して扉開閉位置に達したと判断すると、モータの回転を停止させると共に機械的にブレーキを動作させて、位置決め停止させる構成が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平3−7200号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の構成では位置検出器が必要であるため、その分コストが上昇する。また、機械的なブレーキを用いているため、使用を繰り返す内に構成部品に磨耗が生じたりすることで、ドラムの停止位置にずれが発生するおそれがある、という問題がある。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、位置センサを用いることなく、回転槽の回転をより確実に位置決めして停止させることができる洗濯機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の洗濯機は、洗濯物を収容する回転槽と、
この回転槽を回転駆動するアウタロータ型のモータと、
前記ロータにおける外周側の一部に配置され、前記ロータの外周面から突出するようになだらかに立ち上がる斜面を両側に備え、それらの斜面の間に凹部が形成されている係止部と、
挿入部材を前記モータの径方向について変位可能に構成され、固定側に配置される固定装置と、
この固定装置を駆動制御して前記挿入部材の先端を前記係止部の表面に接触させ、前記挿入部材を前記係止部の凹部に挿入させることで、前記ロータを固定するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
即ち、係止部は、アウタロータ型モータのロータ外周面より突出するように形成されているので、その係止部の表面に挿入部材の先端が接触した状態になることで係止部の位置を検出することができる。そして、その状態に続いて、挿入部材を係止部の凹部に挿入させればロータが固定されるので、回転槽を確実に位置決めして停止させることができる。
【0009】
この場合、請求項2に記載したように、係止部の凹部を、ロータに配置されているマグネットの位置に一致するように配置し、
固定装置を、挿入部材がステータの磁極位置に一致するように配置し、
制御手段を、ロータを固定する制御を行う場合は、その前段階において、前記ステータの磁極の極性が前記ロータのマグネットの極性と同じになるように、前記ステータのコイルに対する通電を行なうように構成すると良い。
【0010】
即ち、たまたま係止部の凹部の位置が固定装置の挿入部材の位置に一致する状態において、ロータの固定制御を行うために挿入部材を変位させいきなり凹部に挿入させると、夫々に過剰な力が作用するおそれがある。従って、固定制御を開始する場合には、そのような位置関係にある状態を排除することが望ましい。そこで、上記構成において制御手段がステータのコイルに通電を行なえば、ステータの磁極極性がロータグネットの極性と同じになることで両者が反発するので、上記の位置関係にある状態は排除される。
【0011】
また、請求項3に記載したように、固定装置を、挿入部材をロータ側に変位させた状態において、その変位方向にばね付勢力が作用するように構成すると良い。斯様に構成すれば、挿入部材を最大位置まで変位させた状態でその先端が係止部の表面に当接すると、係止部が有する厚みの分だけ挿入部材は押し戻されるが、そこからロータが凹部のある方向に回転すれば、挿入部材はばね付勢力によって当接状態を維持したままになる。そして、凹部が挿入部材の位置に達すれば両者は嵌合する。従って、ロータの固定制御を容易に行うことができる。
【0012】
また、請求項4に記載したように、固定装置を、挿入部材を最大位置まで変位させた場合に、その先端が係止部を除くロータの外周面に接触しないように構成するのが好ましい。斯様に構成すれば、挿入部材とロータの外周面との不要な接触を極力回避することができる。
【0013】
更に、請求項5に記載したように、制御手段を、ロータを固定する制御を行う場合に、モータをステップ駆動させるように構成すると良い。即ち、固定制御を行う場合は、ロータは極力低速で回転させることが好ましいので、ステータコイルに対する通電相の切替えによってモータをステッピングモータのように回転させれば、ロータを低速で回転させることができる。
【0014】
また、請求項6に記載したように、挿入部材が最大位置まで変位したことを検出するための最大位置検出手段を備えると良い。斯様に構成すれば、制御手段は、最大位置検出手段の検出状態に基づいて係止部の位置を検出することができる。
【0015】
この場合、請求項7に記載したように、制御手段を、固定装置の挿入部材を最大位置まで変位させ、最大位置検出手段によって最大位置が検出されなくなったことを以って、挿入部材の先端が係止部に接触したことを検出する構成とすれば良い。即ち、固定装置の挿入部材が最大位置まで変位した状態にあれば、挿入部材の先端は係止部に接触しておらず、その状態から最大位置検出手段が最大位置を検出しなくなれば、制御手段は、その時点で挿入部材の先端が係止部に接触したことを把握することができる。
【0016】
そして、請求項8に記載したように、制御手段を、挿入部材の先端が係止部に接触したことを検出した時点からモータをステップ駆動させるように構成するのが好ましい。斯様に構成すれば、モータをステップ駆動させる期間を極力短くすることができるので、ロータの固定制御に要する時間を大幅に短縮することができる。
【0017】
また、請求項9に記載したように、係止部を、ロータの周方向について、凹部を中心とする位置から両側に、ロータ磁極の1極以上2極未満に相当する幅を有して配置すると良い。斯様に構成すれば、挿入部材の先端が係止部に接触したことを検出した時点から、モータを、ロータ磁極の1極(1磁極ピッチ)程度に相当する範囲でステップ駆動させれば、係止部の凹部が固定装置の挿入部材に対応する位置に一致している可能性が極めて高いため、ロータを略確実に固定することができる。
【0018】
更に、請求項10に記載したように、制御手段を、挿入部材の先端が係止部に接触したことを検出した後に、最大位置検出手段によって最大位置が検出されると、モータに対して直流励磁を行うことでロータを制動するように構成すると良い。
【0019】
即ち、先端が係止部に接触した後に挿入部材の最大変位位置が検出された場合は、挿入部材が凹部に嵌合したことを示している。そして、その場合に、モータに対して直流励磁を行うことでロータを制動させれば(即ち、ステータの磁極の極性と、ロータのマグネットの極性とが異なるように、ステータのコイルに対する通電を行なう)、ロータに対して電気的制動も作用させることでロータをより確実に固定することができる。
【0020】
また、請求項11に記載したように、制御手段を、ロータを固定させた後、ロータの正転と反転とを試みるように構成すると良い。即ち、挿入部材の最大変位位置が検出されたことで、挿入部材が凹部に嵌合したものと制御手段が認識した場合でも、各機構部分が有している遊びなどの影響によって、両者が僅かにずれて完全に嵌合していない場合も想定される。そのような状態においてロータの正転,反転を試みれば、その僅かなずれを修正して両者を完全に嵌合させることが可能となる。
【0021】
この場合、請求項12に記載したように、ロータ側に回転センサを備え、制御手段を、ロータを固定させた後ロータの正転と反転とを試みた場合に、前記回転センサによって出力されるセンサ信号を参照することで、ロータが固定されたことを確認するように構成すると良い。斯様に構成すれば、制御手段は、回転センサのセンサ信号によってロータが実際に固定されているか否かを確実に判定することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1乃至図10を参照して説明する。まず、洗濯機の一部を縦断した側面を示す図2において、洗濯機の外箱1は全体として矩形箱状をなしており、その上面には洗濯物出入口2が設けられている。この洗濯物出入口2は、扉3により開閉されるようになっている。外箱1の内部には、軸方向が前後方向に指向する円筒状をなす水槽4が、サスペンション5により下方から弾性的に支持された状態で設けられている。
【0023】
上記水槽4は胴部6と後板部7と前板部8とを有して構成され、それらは例えば金属板により形成されている。水槽4の内部には、洗濯物が収容されるドラム10が回転自在に設けられている。このドラム(回転槽)10は、胴部11と後面部材12と、前板部13とを接合して構成されている。胴部11の周壁部には多数の孔部11aが形成されている。また、後面部材12は、複数の通気口を有するフレーム部材12aに多孔状の板部材12bを取着して構成されている。
【0024】
また、ドラム10の後面部材12の中心部分には、ドラム軸14が後方に突出するように取り付けられており、当該ドラム軸14は、前記水槽4の後板部7を貫通して取り付けられた鋳造成形品からなる軸受ハウジング15に軸受16を介して回転自在に支承されている。これにより、ドラム10が回転自在に設けられている。
【0025】
上記ドラム10は、アウタロータ形の直流ブラシレスモータからなるモータ17によりダイレクトに回転駆動されるようになっている。すなわち、モータ17の回転軸を構成する前記ドラム軸14の後端部には、永久磁石(ロータマグネット)18aを備えたロータ18が一体回転し得るように取り付けられ、前記軸受ハウジング15に、ステータコア及びコイルを備えたステータ19が、ロータ18の内方に位置するように設けられている。従って、ロータ18が回転されると、ドラム軸14を介してドラム10がダイレクトに回転駆動される。
【0026】
上記水槽4の底部には、排水弁モータ20(図5参照)によって開閉される排水弁21及び排水ホース22が設けられており、排水弁21が開放状態にされると、水槽4内の水が排水ホース22を通じて外部に排出される。また、外箱1の上部には、水槽4内に給水する給水弁23(図5参照)が設けられている。
【0027】
外箱1の前面上部には、前面部に操作パネル24を備えた電子ユニット25が設けられている。操作パネル24には、操作スイッチ26及び表示部27(図5参照)が設けられている。この場合、操作スイッチ26としては、スタートボタン、洗濯条件を設定するための洗濯条件設定ボタン、洗い行程、すすぎ行程、脱水行程及び乾燥行程を個別に設定するための行程別設定ボタンがあり、また、表示部27としては、使用洗剤量及び洗濯時間などの洗濯情報を表示する表示パネル部、設定された洗濯条件などを表示する洗濯条件表示部、洗い行程時の使用水量を表示する水量表示部がある。
【0028】
そして、水槽4の上方には、外箱1の洗濯物出入口2の位置に合わせて水槽側出入口51が形成されており、その水槽側出入口51を開閉するための水槽側扉52が設けられている。更に、図4に示すように、ドラム10にも、ドラム側出入口53が形成されており、そのドラム側出入口53を開閉するためのドラム側扉54が設けられている。
【0029】
従って、洗濯機の運転が停止される場合、ドラム10は、ドラム側扉54の位置が水槽側出入口51の位置に一致するように位置決めされた上で回転が停止されるように構成されている。そのために、モータ11のロータ18には係止部55が形成されており、また、水槽4のモータ11が配置されている側の外部には、固定装置56が配置されている。
尚、図4には、洗濯機の外観を概略的に示す。尚、この図では、水槽4の図示は省略している。
【0030】
図1は、モータ11のロータ18部分と、固定装置56とを中心として示す斜視図である。係止部55は、ロータ18を覆う樹脂モールド57の一部として形成されている。即ち、係止部55は、ロータ18の外周面から突出するようになだらかに立ち上がる斜面58,59を両側に備え、それらの斜面58,59の間に凹部60が形成されることで構成されている。
【0031】
一方、固定装置56は、本体61と、その本体61よりロータ18側に突出する棒状の挿入部材62とを備えており、本体61内部の機構によって挿入部材62をモータ11の径方向に対して変位可能に構成されている。
【0032】
図3は、固定装置56の内部構成を示すものであり、(a)は内部を透視して示す正面図、(b)は縦断側面図、(c)は挿入部材62部分を取り出して示す図である。本体61にはロックモータ63が内蔵されており、ロックモータ63の回転軸64には、外周側に突起部65aを有する円板65が固定されている。従って、ロックモータ63が回転すると円板65の突起部65aが円運動することで突起部65aは上下方向に変位する。
【0033】
挿入部材62は、先端部62aが係止部55の凹部60に対して緩く嵌合するような形状を成している。また、挿入部材62は、一端が本体61側に固定されたばね66によって、常には上方に対する付勢力が作用するようになっている。そして、挿入部材62の本体61側には矩形状の凹部をなす駆動用係止部62bが形成されており、その駆動用係止部62bの内底側が円板65の突起部65aによって係止されている。
【0034】
即ち、ロックモータ63が回転して突起部65aが上方に変位する場合、挿入部材62はばね66の付勢力によって上方に変位し、突起部65aが下方に変位する場合、挿入部材62はばね66の付勢力に抗して下方に変位する。尚、挿入部材62が最大位置まで変位した場合でも、その先端は係止部55を除くロータ18の表面に接することは無く、両者間には例えば1mm程度の空隙が生じるように調整されている。
【0035】
挿入部材62の先端部62aと駆動用係止部62bとの間には、最大変位位置検出用の凹部62cが形成されている。本体61の上方には、マイクロスイッチ67(SW2,最大変位位置検出手段)が配置されている。そして、図3(b)に示すように、円板65の突起部65aが最上点に位置することで挿入部材62の変位位置が最大になると、操作子67aが凹部62cに落ち込むことでマイクロスイッチ67はOFFするようになっている。
【0036】
また、図3(c)に示すように、挿入部材62の図3中右側面側で且つ下方側にも、マイクロスイッチ68(SW1,最小変位位置検出手段)が配置されている。挿入部材62右側面下方には、緩斜面で繋がる段部62dが形成されており、マイクロスイッチ68は、図3(c)に示すように、円板65の突起部65aが最下点に位置することで挿入部材62の変位位置が最小になると、操作子68aが挿入部材62の右側面に押されてOFFするようになっている。
【0037】
再び、図1を参照する。ロータ18の内周部には、24個の永久磁石18aが配置されており、係止部55は、それらの永久磁石18aの内の1つに位置が合うように形成されている。即ち、係止部55(凹部60)の中心は、永久磁石18aの中心に一致しており、その中心から斜面58,59の端までは、夫々永久磁石18aの幅1個(即ち、1磁極ピッチ)強の長さとなっている。尚、前記永久磁石18aの極性はNであるとする。
また、図9に示すように、固定装置56の挿入部材62は、モータ11のステータ19をなす複数のティースの内何れか1つ(例えば、U相をなす極の1つ)に位置が合うように配置されている。
【0038】
次に、図5を参照して電気的構成について説明する。直流電源回路部29は、整流回路30及び平滑コンデンサ31a,31bからなる倍電圧回路と定電圧回路32とから構成される。整流回路30の入力端子には、リアクトル33を直列に介して交流電源34が接続される。
【0039】
整流回路30の出力端子には2本の直流電源線35a,35bが接続され、これらの間には平滑コンデンサ31a,31bが直列に接続されている。これら平滑コンデンサ31a,31bの共通接続点が、整流回路30の入力端子の一方に接続されている。定電圧回路32は、整流回路30の出力端子間に接続され、後述する制御回路(制御手段)36などの制御用の各回路に所定の直流電圧を生成して与える。
【0040】
2本の直流電源線35a,35b間には、インバータ主回路37が接続されている。インバータ主回路37は、三相ブリッジ接続された6個のIGBT38a〜38fと、それぞれに並列に接続されたフリーホイールダイオード39とから構成される。インバータ主回路37の3つの出力端子40a〜40cは、前記モータ17のステータ19における三相のコイル41a〜41cの各端子に接続されている。
【0041】
IGBT38a〜38fの各ゲートは、フォトカプラを介して駆動信号を与える駆動回路42に接続されている。駆動回路42は、前記制御回路36が有するPWM回路36aに接続され、そのPWM回路36aからPWM信号が与えられる。制御回路36は、マイクロコンピュータを主体として構成されるもので、ROM、RAMなどを備えている。
【0042】
インバータ主回路37における下アーム側のIGBT38b,38d,38fのエミッタと直流電源線35bとの間には、相電流Iu,Iv,Iw検出用の抵抗43u,43v,43wが配置されている。そして、相電流Iu,Iv,Iwは電圧信号として制御回路36に与えられ、制御回路36は、その電圧信号をA/D変換して読み込むことで、センサレス方式でモータ11をベクトル制御により駆動する。
【0043】
また、上記直流電源線35a,35b間には、線間電圧をモニタする分圧回路44が接続されている。分圧回路44は、2個の抵抗44a,44bを直列に接続した構成で、それらの共通接続点が出力端子として制御回路36に接続されている。制御回路36には、この他に、前述の操作スイッチ26、表示部27、排水弁モータ20、給水弁23が接続されていると共に、温風生成用のヒータ45、停電検出回路46、水位センサ47、蓋スイッチ48などが接続されている。
【0044】
更に、制御回路36には、固定装置56に配置されているマイクロスイッチ67,68によって出力されるON/OFF信号が与えられており、制御回路36は、そのON/OFF信号に基づいて固定装置56のロックモータ63を制御するようになっている。
【0045】
次に、本実施例の作用について図6乃至図10をも参照して説明する。図6は、制御回路36がロータ18を固定(ロック)してドラム10の回転位置決めをする場合の処理内容を示すフローチャートである。尚、この制御は、モータ11がセンサレス方式によって駆動されるため制御系に回転位置センサが無く、制御回路36はロータ18の回転位置を容易に知ることができない構成であることを前提に考案されたものである。
【0046】
また、図9は、モータ11の通常運転状態における係止部55と挿入部材62との部分を拡大して示すものである。挿入部材62は、最小変位位置にあるため、ロータ18が回転して係止部55が位置した場合でも、その先端は、係止部55に接触することはない。
【0047】
▲1▼<ロータ18のロック解除>
制御回路36は、先ず、固定装置56のスイッチ(SW1)68のON/OFFを確認するが(ステップS1)、既に「OFF」である場合はステップS4に移行してロータ18のロック解除が確認される。また、ステップS1においてスイッチ68が「ON」であった場合は、ロックモータ63を駆動させ、挿入部材62を変位させることでスイッチ68がOFFになったことを確認し(ステップS3)ステップS4に移行する。尚、これらステップS1〜S4の処理によって、図6の処理開始前に例えば停電などが発生し、挿入部材62が途中位置に変位している場合でも確実にロックが解除される。
【0048】
▲2▼<ロック動作前処理>
次に、制御回路36は、ステータ19のU相コイル41aがN極となるようにインバータ回路37を制御して直流励磁を行う(ステップS5)。これは、図7(a)に示すように、たまたま係止部55の凹部60の位置が固定装置56の挿入部材62の位置に一致する状態において、挿入部材62を変位させいきなり凹部60に挿入させると、夫々に過剰な力が作用するおそれがある。従って、そのような位置関係にある状態を排除するためステータ19の磁極極性とロータグネット69の極性とを同じN極にすることで両者を反発させ、上記位置関係にある状態を排除する。
【0049】
続いて、制御回路36は、ロックモータ63を駆動させ、挿入部材62を最大位置まで変位させようとする(ステップS6)。そして、次のステップS7においてスイッチ67のOFFが確認されれば、図7(b)に示す状態にあるので問題は無く、ステップS13に移行する。
【0050】
一方、ステップS7においてスイッチ67がONであった場合は、挿入部材62が最大位置まで変位していないこと、つまり、図7(c)に示すように、挿入部材62の先端が係止部55の斜面58,59の何れかに当接していることを示している。この状態から制御を開始しようとすると以降の制御に支障を来たすため、係止部55の位置を排除する処理を行なう。
【0051】
即ち、制御回路36は、ロックモータ63を再び駆動させ(ステップS8)、スイッチ68のOFF(最小変位位置)を確認すると(ステップS9)、モータ11をステップ駆動してロータ18を機械角180度回転させる(ステップS10。ここで、「ステップ駆動」とは、モータ11をステッピングモータのように駆動することである。モータ11は、24極三相構成であるから、インバータ回路37における1つの通電パターンを1パルスとして、そのパターンを1つ次の状態に変化させると機械角5度分だけステップ的に駆動される。従って、モータ11を36パルス分駆動すると、機械角180度分だけ駆動される。
【0052】
その後、制御回路36は、ロックモータ63を駆動させ(ステップS11)、スイッチ67のOFF(最大変位位置)を確認すると(ステップS12)ステップS13に移行する。尚、ステップS9においてスイッチ68がONである場合、また、ステップS12においてスイッチ68がONである場合は、何れもステップS5に戻る。
【0053】
尚、図8には、挿入部材62のストローク(変位位置,(c))に対する、スイッチ68(SW1,(a)),スイッチ67(SW2,(b))のON/OFFパターンの変化を示す。
【0054】
▲3▼<ロック動作>
制御回路36は、モータ11を10rpmで低速運転させる(ステップS13)。この場合、ロータ18は図7(c)、図10(a)に示す状態にある。それから、スイッチ67がONしたこと、つまり、挿入部材62の先端が係止部55に当接したことを確認すると(ステップS14,図7(d)図10(b))、モータ11を3パルス分だけステップ駆動する(ステップS15)。
【0055】
即ち、係止部55の斜面58,59の長さは、凹部60の中心から1磁極ピッチ程度であるから、挿入部材62の先端が係止部55に当接したことが検出された時点から、1磁極ピッチに相当する3パルス分だけモータ11をステップ駆動すれば、ロータ18側の凹部60の位置は、挿入部材62の位置に一致している可能性が極めて高い。
【0056】
従って、次のステップS16において、スイッチ67がOFFしたことが確認されれば、図7(e),図10(c)に示すように、挿入部材62は凹部60に挿入され、ロータ18はロックされた状態にあるはずである。尚、ステップS14において、スイッチ67のOFFが10秒以上確認された場合、また、ステップS16において、スイッチ67のONが10秒以上確認された場合は、ステップS1に戻る。
【0057】
また、上述のように、ステップS16においてONが確認されればロータ18はロックされた状態にあるはずだが、機構的な遊びの累積などによって、例えば挿入部材62の先端部が凹部60の端部などに引っかかり、完全にロックされていないことも想定される。従って、制御回路36は、モータ11を正反転方向に夫々1パルス分だけステップ駆動させる(ステップS17)。すると、上記のように、挿入部材62が凹部60に完全に挿入されていない場合でも、ずれを修正して完全に挿入させることができる(ステップS18)。
【0058】
以上のように本実施例によれば、ドラム10を回転駆動するアウタロータ型モータ11のロータ18に、斜面58,59の間に凹部60が形成されている係止部55を設け、固定側に、挿入部材62をモータ11の径方向について変位可能に構成される固定装置56を配置した。
【0059】
そして、制御回路36は、固定装置56を駆動制御して挿入部材62の先端62aを係止部55の表面に接触させ、挿入部材62を凹部60に挿入して嵌合させることでロータ18を固定するようにした。従って、洗濯機の運転が停止される場合に、回転位置センサを用いることなく、ドラム10を、ドラム側扉54の位置が水槽側出入口51の位置に一致するように確実に位置決めしてロックさせることができる。
【0060】
そして、係止部55の凹部60を、ロータ18に配置されている永久磁石18aの位置に一致するように配置し、固定装置56を、挿入部材62がステータ19の磁極位置に一致するように配置して、制御回路36は、ロータ18を固定させる場合は、その前段階においてステータ19の磁極の極性がロータ18のマグネットの極性と同じN極になるように、コイル41aに対する通電を行なった。従って、ロータ18が回転している場合に凹部60の位置が挿入部材62の位置に一致する状態で、挿入部材62を変位させいきなり凹部60に挿入させることが無く、夫々に過剰な力が作用することを回避することができる。
【0061】
また、固定装置56を、挿入部材62をロータ18側に変位させた状態において、その変位方向にばね付勢力が作用するように構成した。即ち、挿入部材62を最大位置まで変位させた状態で先端が係止部55の表面に当接すると、挿入部材62は係止部55の厚み分だけ押し戻されるが、そこからロータ18が凹部60のある方向に回転すれば、挿入部材62はばね付勢力により当接状態を維持したままになる。そして、凹部が挿入部材62の位置に達すればばね付勢力によって両者は嵌合するので、ロータ18のロック制御を容易に行うことができる。
【0062】
また、固定装置56を、挿入部材62を最大位置まで変位させた場合に、その先端が係止部55を除くロータ18の外周面に接触しないように構成したので、挿入部材62とロータ18の外周面との不要な接触を回避して、両者の損耗を防止することができる。
【0063】
更に、制御回路36は、ロータ18をロック制御する場合にモータをステップ駆動させるので、ロータ18を極低速で回転させることができ、ロック時の衝撃を緩和することができる。そして、固定装置56にスイッチ67を配置して、挿入部材62が最大位置まで変位したことを検出するようにしたので、制御回路36は、スイッチ67による検出状態に基づいて係止部55の位置を検出することができる。
【0064】
加えて、制御回路36は、固定装置56の挿入部材62を最大位置まで変位させた後、その最大位置が検出されなくなると挿入部材62の先端が係止部55に接触したことを検出するので、係止部55の位置を確実に検出することができる。また、制御回路36は、挿入部材62の先端が係止部55に接触したことを検出した時点からモータ11をステップ駆動させるので、モータ11をステップ駆動させる期間を極力短くすることができ、ロータ18のロック制御に要する時間を大幅に短縮することができる。
【0065】
また、係止部55を、ロータ18の周方向について、凹部60を中心とする位置から両側に、ロータ18の1磁極ピッチを僅かに上回る幅を有して配置したので、係止部55を検出した時点から、モータ11を、1磁極ピッチ程度に相当する範囲でステップ駆動させれば、挿入部材62が凹部60に嵌合してロータ18を略確実に固定することができる。
【0066】
更に、制御回路36は、ロータ18をロックさせた後、ロータ18の正反転を1ステップ駆動分行なうので、挿入部材62と凹部60との嵌合が僅かにずれている場合でも、その僅かなずれを修正して両者を完全に嵌合させることが可能となる。
【0067】
(第2実施例)
図11は本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第2実施例の構成は、基本的に第1実施例と同様であり、制御回路36による制御内容が僅かに異なっている。
【0068】
図11は、第1実施例の図6に示すフローチャートのステップS13〜S18部分即ち、▲3▼<ロック動作>の処理部分を示すものであるが、制御回路36は、ステップS17の実行後に、ステータ19のU相コイル41aがS極となるようにインバータ回路37を制御して直流励磁を行う(ステップS19)。
【0069】
これは、ステップS17までの処理を行なった時点で、係止部55の凹部60の位置が固定装置56の挿入部材62の位置に一致してるはずであるから、ステータ19の磁極極性を、ロータグネット69の極性と逆のS極にすることで両者を吸引させて、上記位置関係がより強固に維持されるようにする。即ち、ステップS5のケースとは逆となる。
【0070】
以上のように第2実施例によれば、制御回路36は、固定装置56によるロック制御を行った後、モータ11に対して直流励磁を行うことでロータ18を制動するようにしたので、ロータ18に対して電気的制動も作用させて、ロータ18をより確実に固定することができる。
【0071】
(第3実施例)
図12及び図13は本発明の第3実施例を示すものである。第3実施例では、図12に示すように、ロータ18の内部にホールIC(回転センサ)70が配置されている。このホールIC70は、ロック制御の終了時に、ロータ18が確実に固定されているか否かを確認するために使用されるもので、そのセンサ信号は、制御回路36に与えられている。
【0072】
次に、第3実施例の作用について説明する。図13は、▲3▼<ロック動作>の処理部分を示すフローチャートであるが、制御回路36は、ステップS17の実行後に、ホールIC70のセンサ信号を参照して、ロータ18の回転が検出されたか否かを判断する(ステップS20)。
【0073】
即ち、固定装置56によってロータ18が完全にロックされていれば、ステップS17において正反転駆動を行なってもホールIC70のセンサ信号は変化しないはずである。従って、この場合は(「NO」)ステップS18に移行する。一方、固定装置56によるロータ18のロックが不完全であれば、ステップS17において正反転駆動を行なうと、ホールIC70がロータ永久磁石18aによる次回の変化を検出するので、センサ信号は変化する。従って、この場合は(ステップS20,「YES」)ステップS17に戻って正反転駆動を再度実行する。
【0074】
以上のように第3実施例によれば、ロータ18側にホールIC70を備え、制御回路36は、ロータ18をロックさせた後ロータ18の正反転を試みた場合に、ホールIC70によって出力されるセンサ信号を参照してロータ18がロックされたことを確認するので、ロータ18が実際にロックされているか否かを確実に判定することができる。
【0075】
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形または拡張が可能である。
ステップS17は、必要に応じて実行すれば良い。
挿入部材の先端は、ロータの外周に対して極めて弱い作用力で常時接していても良い。
ステップS5の処理は、必要に応じて行えば良く、ステップS5の処理を行わない場合、係止部の凹部は、必ずしもロータに配置されているマグネットの位置に一致するように配置する必要はない。
また、ステップS17の処理も必要に応じて行えば良い。
また、例えばステップS15において、モータ11を必ずしもステップ駆動する必要はなく、低速で回転させれば良い。
係止部は、必ずしも凹部を中心とする位置から両側に、ロータ磁極の1極以上2極未満に相当する幅を有して配置する必要はなく、個別の設計に応じて適宜変更すれば良い。
ドラム式洗濯機に限ることなく、縦型洗濯機においても、回転槽を所定位置で停止させる必要がある場合に適用することができる。
【0076】
【発明の効果】
本発明の洗濯機によれば、回転槽を回転駆動するアウタロータ型のモータのロータに、2つの斜面の間に凹部が形成されている係止部を設け、固定側に、挿入部材をモータの径方向について変位可能に構成される固定装置を配置して、制御手段は、固定装置を駆動制御して挿入部材の先端を係止部の表面に接触させ、挿入部材を凹部に挿入して嵌合させることでロータを固定するようにした。
【0077】
従って、制御手段は、係止部の表面に挿入部材の先端が接触した状態になることで係止部の位置を検出することができ、その状態に続いて、挿入部材を係止部の凹部に挿入させればロータが固定されるので、位置センサを用いることなく回転槽を確実に位置決めして停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であり、モータのロータ部分と、固定装置とを中心として示す斜視図
【図2】洗濯機の一部を縦断して示す側面図
【図3】固定装置の内部構成を示すもので、(a)は内部を透視して示す正面図、(b)は縦断側面図、(c)は挿入部材部分を取り出して示す図
【図4】洗濯機の外観を概略的に示す図
【図5】電気的構成を示す図
【図6】制御回路がロータを固定(ロック)してドラムの回転位置決めをする場合の処理内容を示すフローチャート
【図7】図6のフローチャートに基づく制御が行われる場合における、ロータと固定装置との状態変化を概略的に示す図
【図8】挿入部材のストローク(c)に対する、スイッチSW1(a),スイッチSW2(b)のON/OFFパターンの変化を示す図
【図9】モータの通常運転状態における係止部と挿入部材との部分を拡大して示す図
【図10】ロック制御が実行される場合における係止部と挿入部材との部分を拡大して示す図
【図11】本発明の第2実施例であり、図6の一部相当図
【図12】本発明の第3実施例であり、図10(c)相当図
【図13】図11相当図
【符号の説明】
10はドラム(回転槽)、11はブラシレスモータ、18はロータ、18aは永久磁石(ロータマグネット)、19はステータ、36は制御回路(制御手段)、55は係止部、56は固定装置、58,59は斜面、60は凹部、62は挿入部材、66はばね、67はマイクロスイッチ(最大変位位置検出手段)、68はマイクロスイッチ(最小変位位置検出手段)、70はホールIC(回転センサ)を示す。

Claims (12)

  1. 洗濯物を収容する回転槽と、
    この回転槽を回転駆動するアウタロータ型のモータと、
    前記ロータにおける外周側の一部に配置され、前記ロータの外周面から突出するようになだらかに立ち上がる斜面を両側に備え、それらの斜面の間に凹部が形成されている係止部と、
    挿入部材を前記モータの径方向について変位可能に構成され、固定側に配置される固定装置と、
    この固定装置を駆動制御して前記挿入部材の先端を前記係止部の表面に接触させ、前記挿入部材を前記係止部の凹部に挿入させることで前記ロータを固定するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする洗濯機。
  2. 係止部の凹部は、ロータに配置されているマグネットの位置に一致するように配置され、
    固定装置は、挿入部材がステータの磁極位置に一致するように配置されており、
    制御手段は、ロータを固定する制御を行う場合は、その前段階において、前記ステータの磁極の極性が前記ロータのマグネットの極性と同じになるように、前記ステータのコイルに対する通電を行なうことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. 固定装置は、挿入部材をロータ側に変位させた状態において、その変位方向にばね付勢力が作用するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の洗濯機。
  4. 固定装置は、挿入部材を最大位置まで変位させた場合に、その先端が係止部を除くロータの外周面に接触しないように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の洗濯機。
  5. 制御手段は、ロータを固定する制御を行う場合は、モータをステップ駆動させることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の洗濯機。
  6. 挿入部材が最大位置まで変位したことを検出するための最大位置検出手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の洗濯機。
  7. 制御手段は、固定装置の挿入部材を最大位置まで変位させ、最大位置検出手段によって最大位置が検出されなくなったことを以って、挿入部材の先端が係止部に接触したことを検出することを特徴とする請求項6記載の洗濯機。
  8. 制御手段は、挿入部材の先端が係止部に接触したことを検出した時点からモータをステップ駆動させることを特徴とする請求項7記載の洗濯機。
  9. 係止部は、ロータの周方向について、凹部を中心とする位置から両側に、ロータ磁極の1極以上2極未満に相当する幅を有して配置されていることを特徴とする請求項8記載の洗濯機。
  10. 制御手段は、挿入部材の先端が係止部に接触したことを検出した後に、最大位置検出手段によって最大位置が検出されると、モータに対して直流励磁を行うことでロータを制動することを特徴とする請求項7乃至9の何れかに記載の洗濯機。
  11. 制御手段は、ロータを固定させた後、ロータの正転と反転とを試みることを特徴とする請求項7乃至10の何れかに記載の洗濯機。
  12. ロータ側に回転センサを備え、
    制御手段は、ロータを固定させた後、ロータの正転と反転とを試みた場合に、前記回転センサによって出力されるセンサ信号を参照することで、ロータが固定されたことを確認することを特徴とする請求項11記載の洗濯機。
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