JP2004318309A - 請求書発行装置と発行方法、請求書受取装置と受取方法、請求書システムと処理方法、記録媒体とプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】暗号化部103は、電子請求書生成出力部101が生成した電子請求書と認証情報生成部102が生成した認証情報とのそれぞれを秘密鍵格納部14aに格納されている電子請求書発行元の秘密鍵によって暗号化して電子請求書暗号文と認証情報暗号文とを生成する。暗号化部103は、電子請求書暗号文と認証情報暗号文とをネットワークインターフェース15に出力する。ネットワークインターフェース15は、暗号化部103が出力する電子請求書暗号文および認証情報暗号文とを、通信ネットワーク4を介して、電子請求書の宛先であるエンドユーザ端末2に送信する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求書発行装置、請求書発行方法、請求書受取装置、請求書受取方法、請求書システム、請求書処理方法、記録媒体およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、紙の請求書を発行する場合、請求書の発行者は請求書に承認印を押下し、承認印を押下した請求書を配達によって契約先のエンドユーザへ送付していた。
【0003】
配達にて請求書を発送する場合、契約先のエンドユーザへ請求書が届くのに時間がかかるという問題と、請求書の発行者は請求書がいつエンドユーザに到着したか分からないという問題と、請求書が他の郵便物に紛れてしまいエンドユーザが請求処理を延滞してしまう可能性があるという問題があった。
【0004】
特許文献1(特開2002−269476号公報)には、紙の請求書を配達するのではなく、電子的な方法で記述された電子請求書を発行し、発行した電子請求書をインターネットを介して顧客へ送信する請求書発行装置が記載されている。
【0005】
特許文献1に記載の請求書発行装置は、電子請求書の秘匿性を図るために、電子請求書を暗号化し、暗号化した電子請求書を顧客側の端末へ送信している。
【0006】
具体的には、電子請求書を顧客の公開鍵で暗号化して電子請求書の暗号文を生成し、生成した電子請求書の暗号文を顧客側の端末に送信している。
【0007】
顧客側の端末は、受信した電子請求書の暗号文を顧客自身の秘密鍵を用いて復号化して電子請求書を取得する。
【0008】
また、電子請求書の正当性を証明するために、暗号化した電子請求書に電子署名をつけ、電子署名がつけられた電子請求書の暗号文を顧客側の端末に送信している。
【0009】
具体的には、ハッシュ関数を用いて電子請求書の回復不能文を生成し、生成した回復不能文を販売店自身の秘密鍵を用いて暗号化して回復不能文の暗号文を生成する。この回復不能文の暗号文が電子署名となる。特許文献1に記載の請求書発行装置は、この電子署名を電子請求書の暗号文とともに顧客側の端末に送信する。
【0010】
顧客側の端末は、受信した電子署名を販売店の公開鍵を用いて復号化して回復不能文を取得する。続いて、顧客側の端末は、顧客自身の秘密鍵を用いて復号化して取得した電子請求書に対してハッシュ関数を使用して電子請求書の回復不能文を生成し、生成した回復不能文と取得した回復不能文とを比較する。
【0011】
生成した回復不能文と取得した回復不能文が同一のものであれば、顧客側の端末は、取得した請求書が販売元から発行され、かつ改竄されていない本物の請求書であると判断する。
【0012】
【特許文献1】
特開2002−269476号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
配達にて紙の請求書を発送する場合、契約先エンドユーザへ請求書が届くのに時間がかかるという問題と、請求書の発行者は請求書がいつエンドユーザに到着したか分からないという問題と、請求書が他の郵便物に紛れてしまいエンドユーザが請求処理を延滞してしまう可能性があるという問題があった。
【0014】
特許文献1に記載の請求書発行装置は、インターネットを介して電子請求書を発行するので、配達に起因する問題を回避できる。
【0015】
しかしながら、特許文献1に記載の請求書発行装置は、電子請求書を暗号化する際には顧客の公開鍵を用い、認証情報を暗号化して電子署名とする際には顧客の公開鍵と異なる販売店の秘密鍵を用いるので、暗号化に用いる鍵が2種類必要となり、暗号化の処理が複雑になるという問題点を有していた。
【0016】
また、特許文献1に記載の請求書発行装置から送信された電子請求書の暗号文および電子署名を受信する顧客側の端末も、復号化のために、顧客の秘密鍵と販売店の公開鍵という2種類の鍵が必要となり、復号化の処理が複雑になるという問題点を有していた。
【0017】
本発明の第1の目的は、電子請求書と電子署名との暗号化処理を簡略化することが可能な請求書発行装置、請求書発行方法、請求書システムおよび請求書処理方法を提供することである。
【0018】
また、本発明の第2の目的は、電子請求書と電子署名とを受信する側が行う復号化処理を簡略化することが可能な請求書発行装置、請求書発行方法、請求書受取装置、請求書受取方法、請求書システムおよび請求書処理方法を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求書発行装置、請求書発行方法、請求書システムおよび請求書処理方法は、認証情報と電子請求書との暗号化を電子請求書発行元の秘密鍵によって行うので、認証情報の暗号化用の鍵と電子請求書の暗号化用の鍵とが異なる場合に比べて、暗号化用の鍵の共通化が図れ、電子請求書と電子署名との暗号化処理を簡略化することが可能となる。
【0020】
また、請求書発行装置から送信された電子請求書暗号文および認証情報暗号文とを受信する請求書受取装置は、受信した電子請求書暗号文および認証情報暗号文のそれぞれを電子請求書発行元の秘密鍵に対応する公開鍵によって復号化して電子請求書と認証情報とを取得できるので、電子請求書の復号化用の鍵と認証情報の復号化用の鍵とが異なる場合に比べて、復号化用の鍵の共通化が図れ、電子請求書と電子署名との復号化処理を簡略化することが可能となる。
【0021】
また、本発明の請求書発行装置、請求書発行方法、請求書システムおよび請求書処理方法は、請求書発行装置が送信した電子請求書暗号文および認証情報暗号文を請求書受取装置が受信した際に請求書受取装置が送信する送達確認信号を受信し、受信した送達確認信号を格納するので、発行した電子請求書が請求書受取装置に送達されたか否かを容易に確認および再確認可能となる。
【0022】
また、本発明の請求書発行装置、請求書発行方法、請求書システムおよび請求書処理方法は、秘密鍵格納手段が、電子請求書発行元の秘密鍵として、認証局から発行された秘密鍵を格納することが望ましい。
【0023】
また、本発明の請求書受取装置、請求書受取方法、請求書システムおよび請求書処理方法は、受信した電子請求書暗号文および認証情報暗号文のそれぞれを電子請求書発行元の秘密鍵に対応する公開鍵によって復号化して電子請求書と認証情報とを取得するので、電子請求書の復号化用の鍵と認証情報の復号化用の鍵とが異なる場合に比べて、復号化用の鍵の共通化が図れ、電子請求書と電子署名との復号化処理を簡略化することが可能となる。
【0024】
また、本発明の請求書受取装置、請求書受取方法、請求書システムおよび請求書処理方法は、電子請求書暗号文および認証情報暗号文を受信した際に送達確認信号を送信するので、電子請求書暗号文および認証情報暗号文を受信したことを知らせることが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に示す一実施例に基づき説明する。
【0026】
図1は、本発明の一実施例の請求書システムを示したブロック図である。
【0027】
図1において、本実施例の請求書システムは、請求書発行端末1とエンドユーザ端末2と認証局装置3とを含み、請求書発行端末1とエンドユーザ端末2と認証局装置3とは、インターネットなどの通信ネットワーク4により相互に接続してある。
【0028】
なお、本実施例の請求書システムは、請求書発行端末1とエンドユーザ端末2とを含み、これらが通信ネットワーク4により相互に接続してあるシステムでもよい。
【0029】
図1では、請求書発行端末1が1つのみ示されているが、請求書発行端末1は複数でもよい。また、図1では、エンドユーザ端末2が1つのみ示されているが、エンドユーザ端末2は複数でもよい。また、図1では、認証局装置3が1つのみ示されているが、認証局装置3は複数でもよい。
【0030】
請求書発行装置としての請求書発行端末1は、メモリ等を有するコンピュータにより構成される。請求書発行端末1は、電子請求書の発行者側に設けられる。
【0031】
請求書発行端末1は、電子請求書の発行者の操作により、所望の顧客に対する電子請求書を生成する。請求書発行端末1は、電子請求書に対して所定の変換動作を実行して認証情報を生成し、電子請求書に認証情報を添付する。
【0032】
請求書発行端末1は、電子請求書と認証情報とを電子請求書発行元の秘密鍵によって暗号化して電子請求書暗号文と認証情報暗号文とを生成し、生成した電子請求書暗号文および認証情報暗号文とを所望の顧客に対応するエンドユーザ端末2に送信する。
【0033】
請求書受取装置としてのエンドユーザ端末2は、メモリ等を有するコンピュータにより構成される。エンドユーザ端末2は、電子請求書の受取者側としての顧客側に設けられる。
【0034】
エンドユーザ端末2は、請求書発行端末1が送信した電子請求書暗号文および認証情報暗号文を受信する。エンドユーザ端末2は、電子請求書発行元の秘密鍵に対応する公開鍵を取得する。エンドユーザ端末2は、取得した公開鍵を内部に格納する。
【0035】
エンドユーザ端末2は、受信した電子請求書暗号文および認証情報暗号文のそれぞれを内部に格納した公開鍵によって復号化して電子請求書と認証情報とを取得する。
【0036】
エンドユーザ端末2は、取得した電子請求書に対して所定の変換動作を実行して認証情報を生成する。エンドユーザ端末2は、生成した認証情報と取得した認証情報とを比較し、その比較結果に基づき、取得した電子請求書が本物であるか否かを確認する。
【0037】
図2は、請求書発行端末1とエンドユーザ端末2の一例を示したブロック図である。
【0038】
図2において、請求書発行端末1は、情報処理装置10と、ハードディスク等の格納部14と、ネットワークインターフェース15と、入力部16と、入出力インターフェース18とを含む。
【0039】
格納部14は、秘密鍵格納部14aと、電子請求書雛型格納部14bと、電子請求書格納部14cおよび送達確認情報格納部14dとを備える。
【0040】
秘密鍵格納手段としての秘密鍵格納部14aは、認証局から発行された秘密鍵を格納する。例えば、認証局から発行された秘密鍵は、認証局側に設けてある認証局装置3から通信ネットワーク4を介して請求書発行端末1に送信され、請求書発行端末1は受信した秘密鍵を秘密鍵格納部14aに格納する。なお、請求書発行端末1のユーザが、認証局から発行された秘密鍵を秘密鍵格納部14aに格納するようにしてもよい。
【0041】
電子請求書雛型格納部14bは、電子請求書の雛型を示す雛型情報を格納している。電子請求書格納部14cは、請求書発行端末1が発行した請求書を格納する。
【0042】
送達確認格納手段としての送達確認情報格納部14dは、請求書発行端末1が送信した電子請求書暗号文および認証情報暗号文をエンドユーザ端末2が受信した際にエンドユーザ端末2が送信する送達確認信号を格納する。
【0043】
ネットワークインターフェース15は、通信ネットワーク4と接続する。入力部16は、キーボード等の入力装置からなり、請求書発行端末1のユーザにより操作される。入出力インターフェース18は、例えば請求書の印刷を行うプリンタと接続するためのインターフェースである。
【0044】
情報処理装置10は、複数の機能部を備える。例えば、情報処理装置10は、電子請求書生成出力部101と、認証情報生成部102と、暗号化部103と、受信処理部104とを備える。
【0045】
電子請求書生成手段としての電子請求書生成出力部101は、請求書発行端末1のユーザがエンドユーザ端末2のユーザに対して電子請求書を生成するように入力部16を操作した際に、入力部16からの入力に基づき電子請求書を生成する。
【0046】
なお、電子請求書生成出力部101は、電子請求書を生成する際、電子請求書雛型格納部14bに格納されている電子請求書の雛型を利用して電子請求書を生成すると、電子請求書の生成が容易になる。
【0047】
電子請求書生成出力部101は、生成した電子請求書を電子請求書格納部14cに格納する。また、電子請求書生成部101は、生成した電子請求書を暗号化部103に出力する。
【0048】
発行装置側認証情報生成手段としての認証情報生成部102は、電子請求書生成出力部101が生成した電子請求書に対して所定の変換動作を実行して認証情報を生成する。認証情報は、電子署名用の情報である。認証情報生成部102は、生成した認証情報を暗号化部103に出力する。
【0049】
本実施例では、認証情報生成部102が行う所定の変換動作として、ハッシュ関数を用いた変換を用いる。ハッシュ関数による変換は、変換された情報から変換前の情報に復元することが不可能な一方向の変換を行う。したがって、本実施例の場合、生成した認証情報から電子請求書を復元することは不可能となる。
【0050】
暗号化手段としての暗号化部103は、電子請求書生成出力部101が生成した電子請求書と認証情報生成部102が生成した認証情報とのそれぞれを秘密鍵格納部14aに格納されている電子請求書発行元の秘密鍵によって暗号化して電子請求書暗号文と認証情報暗号文とを生成する。
【0051】
暗号化部103は、電子請求書暗号文と認証情報暗号文とをネットワークインターフェース15に出力する。
【0052】
暗号文送信手段としてのネットワークインターフェース15は、暗号化部103が出力する電子請求書暗号文および認証情報暗号文とを、通信ネットワーク4を介して、電子請求書の宛先であるエンドユーザ端末2に送信する。
【0053】
本実施例は、電子署名用の認証情報と電子請求書とのそれぞれを電子請求書発行元の秘密鍵によって暗号化して認証情報暗号文(電子署名)と電子請求書暗号文とを生成するので、認証情報の暗号化用の鍵と電子請求書の暗号化用の鍵とが異なる場合に比べて、暗号化用の鍵の共通化が図れ、電子請求書と電子署名との暗号化処理を簡略化することが可能となる。
【0054】
また、本実施例では、電子請求書を暗号化して送信しているので、電子請求書を暗号化せずに送る場合に比べて、電子請求書の秘匿性は高くなる。
【0055】
送達確認信号受信手段としての受信処理部104は、ネットワークインターフェース15が送信した電子請求書暗号文および認証情報暗号文をエンドユーザ端末2が受信した際にエンドユーザ端末2が送信する送達確認信号をネットワークインターフェース15を介して受信する。
【0056】
受信処理部104は、通信ネットワーク4からネットワークインターフェース15を介して受信する情報等の信号を処理する。例えば、エンドユーザ端末2から送信された送達確認信号を受信した場合、受信した送達確認信号を送達確認情報格納部14dに格納する。
【0057】
エンドユーザ端末2は、情報処理装置20と、ハードディスク等の格納部24と、ネットワークインターフェース25とを含む。
【0058】
格納部24は、公開鍵格納部24aと電子請求書格納部24bとを備える。
【0059】
公開鍵格納手段としての公開鍵格納部24aは、電子請求書発行元の秘密鍵に対応する公開鍵を格納する。電子請求書格納部24bは、請求書発行端末1から送信された電子請求書暗号文を復号化して得た電子請求書を格納する。
【0060】
暗号文受信手段としてのネットワークインターフェース25は、請求書発行端末1のネットワークインターフェース15から送信された電子請求書暗号文および認証情報暗号文を受信する。
【0061】
情報処理装置20は、複数の機能部を備える。例えば、情報処理装置20は、公開鍵入手処理部201と、復号化部202と、電子請求書記憶部203と、認証情報生成部204と、認証情報記憶部205と、比較部206と、確認部207および送達確認通知部208とを備える。
【0062】
公開鍵取得手段としての公開鍵入手処理部201は、電子請求書発行元の秘密鍵に対応する公開鍵を取得する。
【0063】
例えば、電子請求書暗号文と認証情報暗号文とをネットワークインターフェース25が受信した際に、公開鍵入手処理部201は、受信した電子請求書暗号文および認証情報暗号文を送信した請求発行端末1の秘密鍵格納部14aに格納されている秘密鍵に対応する公開鍵を公開している認証局装置3から電子請求書発行元の秘密鍵に対応する公開鍵を取得する。
【0064】
公開鍵入手処理部201は、取得した公開鍵を公開鍵格納部24aに格納する。
【0065】
復号化手段としての復号化部202は、ネットワークインターフェース25が受信した電子請求書暗号文および認証情報暗号文のそれぞれを公開鍵格納部24aに格納された公開鍵によって復号化して電子請求書と認証情報とを取得する。
【0066】
本実施例は、電子請求書暗号文および認証情報暗号文のそれぞれを公開鍵格納部24aに格納された公開鍵によって復号化して電子請求書と認証情報とを取得するので、電子請求書の復号化用の鍵と認証情報の復号化用の鍵とが異なる場合に比べて、復号化用の鍵の共通化が図れ、電子請求書と電子署名との復号化処理を簡略化することが可能となる。
【0067】
復号化部202は、復号化して取得した電子請求書を電子請求書記憶部203に格納する。また、復号化部202は、復号化して取得した認証情報を認証情報記憶部205に格納する。
【0068】
請求書受取装置側認証情報生成手段としての認証情報生成部204は、復号化部202が取得した電子請求書に対して所定の変換動作を実行して認証情報を生成する。具体的には、認証情報生成部204は、復号化部202が取得した電子請求書を電子請求書記憶部203から読み出し、読み出した電子請求書に対して所定の変換動作を実行して認証情報を生成する。
【0069】
本実施例では、認証情報生成部204が行う所定の変換動作として、ハッシュ関数を用いた変換を用いる。したがって、エンドユーザ端末2の認証情報生成部204が行う所定の変換動作と請求書発行端末1の認証情報生成部102が行う所定の変換動作とは、ともにハッシュ関数を用いた変換となり、同一の変換動作となる。
【0070】
比較手段としての比較部206は、認証情報生成部204が生成した認証情報と復号化部202が取得した認証情報とを比較する。具体的には、比較部206は、復号化部202が取得した認証情報を認証情報記憶部205から読み出し、読み出した認証情報と認証情報生成部204が生成した認証情報とを比較する。
【0071】
比較部206は、認証情報生成部204が生成した認証情報と復号化部202が取得した認証情報との比較結果を確認部207に出力する。
【0072】
確認手段としての確認部207は、比較部206の比較結果に基づき、復号化部202が取得した電子請求書が本物であるか否かを確認する。
【0073】
具体的には、認証情報生成部204が生成した認証情報と復号化部202が取得した認証情報とが同一であるという比較結果を比較部206が出力した場合、確認部207は、復号化部202が取得した電子請求書が本物であると確認する。認証情報生成部204が生成した認証情報と復号化部202が取得した認証情報とが異なるという比較結果を比較部206が出力した場合、確認部207は、復号化部202が取得した電子請求書が本物でないと確認する。
【0074】
復号化部202が取得した電子請求書が本物でないと確認部207が確認した場合、確認部207は、電子請求書記憶部203に格納してある電子請求書を削除する。
【0075】
復号化部202が取得した電子請求書が本物であると確認部207が確認した場合、確認部207は、電子請求書記憶部203に格納してある電子請求書を読み出し、読み出した電子請求書を電子請求書格納部24bに格納する。
【0076】
復号化部202が取得した電子請求書が本物であると確認部207が確認した場合、確認部207は、送達確認通知部208に動作信号を出力する。
【0077】
送達確認送信手段としての送達確認通知部208はネットワークインターフェース25が電子請求書暗号文および認証情報暗号文を受信した際に送達確認信号を送信する。本実施例では、確認部207が動作信号を出力した際に、送達確認通知部208は、ネットワークインターフェース25と通信ネットワーク4とを介して送達確認信号を請求書発行端末1に送信する。
【0078】
なお、送達確認通知部208は、確認部207が出力する動作信号によらず、出力ネットワークインターフェース25が電子請求書暗号文および認証情報暗号文を受信した際に送達確認信号を送信するようにしてもよい。
【0079】
請求書発行端末1は、受信した送達確認信号を送達確認情報格納部14dに格納する。
【0080】
図3は、請求書発行端末1のハードウェア構成例を示すブロック図である。なお、図3において、図2と同一構成のものには同一符号を附してある。
【0081】
図3において、請求書発行端末1は、情報処理装置10と、格納部14と、ネットワークインターフェース15と、入力部16と、表示部17と、入出力インターフェース18とおよび読込み装置19とを含む。情報処理装置10は、CPU11と、ROM12とRAM13とを含む。
【0082】
記録媒体19aは、CD−ROM等の光ディスクである。なお、記録媒体19aは、光ディスクに限らず、適宜変更可能である。記録媒体19aには、請求書発行端末1の処理手順を示すプログラムおよび種々のデータが、コンピュータが読み取り実行可能な状態で記録されている。読取り装置19は、記録媒体19aに記録されたプログラムおよびデータを読み出す。
【0083】
記録媒体19aに記録されたプログラムおよびデータは、情報処理装置10の制御により読取り装置19を介して格納部14のプログラム・データ格納部14eにインストールされる。その後、格納部14のプログラム・データ格納部14eインストールされたプログラムおよびデータはRAM13に読み込まれる。
【0084】
RAM13に読み込まれたプログラムおよびデータをCPU11が処理することにより、図3に示した情報処理装置10は、図2のブロック図で示したような複数の機能部を有する情報処理装置10として動作する。
【0085】
図4は、エンドユーザ端末2のハードウェア構成例を示すブロック図である。なお、図4において、図2と同一構成のものには同一符号を附してある。
【0086】
図4において、エンドユーザ端末2は、情報処理装置20と、格納部24と、ネットワークインターフェース25と、入力部26と、表示部27と、入出力インターフェース28および読込み装置29とを含む。情報処理装置20は、CPU21と、ROM22とRAM23とを含む。
【0087】
記録媒体29aは、CD−ROM等の光ディスクである。なお、記録媒体29aは、光ディスクに限らず、適宜変更可能である。記録媒体29aには、エンドユーザ端末2の処理手順を示すプログラムおよび種々のデータが、コンピュータが読み取り実行可能な状態で記録されている。読取り装置29は、記録媒体29aに記録されたプログラムおよびデータを読み出す。
【0088】
記録媒体29aに記録されたプログラムおよびデータは、情報処理装置20の制御により読取り装置29を介して格納部24のプログラム・データ格納部24cにインストールされる。その後、プログラム・データ格納部24cにインストールされたプログラムおよびデータはRAM23に読み込まれる。
【0089】
RAM23に読み込まれたプログラムおよびデータをCPU21が処理することにより、図4に示した情報処理装置20は、図2のブロック図で示したような複数の機能部を有する情報処理装置20として動作する。
【0090】
なお、図4に示した記録媒体29aに記録されているプログラムおよびデータを図3に示した記録媒体19aにさらに記録し、読取り装置29が、記録媒体19aにさらに記録されたプログラムおよびデータを読み出すようにしてもよい。
【0091】
記録媒体19aにさらに記録されたプログラムおよびデータは、情報処理装置20の制御により読取り装置29を介して格納部24にインストールされる。その後、インストールされたプログラムおよびデータは格納部24からRAM23に読み込まれる。
【0092】
RAM23に読み込まれたプログラムおよびデータをCPU21が処理することにより、図4に示した情報処理装置20は、図2のブロック図で示したような複数の機能部を有する情報処理装置20として動作する。
【0093】
次に、動作を説明する。
【0094】
図5は、請求書システムの動作を説明するための説明図である。以下、図5を参照して動作を説明する。
【0095】
請求書発行端末1のユーザは、認証局に対して電子証明書の発行依頼を行う。例えば、請求書発行端末1のユーザが行う電子証明書の発行依頼は、請求書発行端末1から通信ネットワーク4を介して認証局装置3へ行うようにしてもよい。
【0096】
認証局は、電子証明書の発行依頼に応じて、電子証明書と秘密鍵と公開鍵とを請求書発行端末1のユーザに送る。例えば、認証局装置3は、電子証明書の発行依頼に応じて、電子証明書と秘密鍵と公開鍵とを請求書発行端末1に送信する。また、認証局装置3は、請求書発行端末1に対して発行した公開鍵を電子請求書発行元の秘密鍵に対応した公開鍵として公開する。
【0097】
請求書発行端末1のネットワークインターフェース15が、電子証明書と秘密鍵と公開鍵とを受信すると、受信処理部104は、電子証明書と秘密鍵と公開鍵とを秘密鍵格納部14aに格納する。秘密鍵格納部14aに格納された秘密鍵は、電子請求書発行元の秘密鍵となる。秘密鍵格納部14aに格納された公開鍵は、電子請求書発行元の秘密鍵に対応した公開鍵となる。
【0098】
請求書発行端末1のユーザが入力部16を用いてエンドユーザ端末2のユーザに対して電子請求書を生成するための入力を行うと、電子請求書生成出力部101は、入力部16からの入力に基づき電子請求書を生成する(ステップ5a)。
【0099】
なお、電子請求書を生成する際、電子請求書雛型格納部14bに格納されている電子請求書の雛型を利用して電子請求書を生成すると、電子請求書の生成が容易になる。
【0100】
請求書発行端末1のユーザが、生成した電子請求書を印刷するための入力を入力部16を用いて行うと、電子請求書生成出力部101は、入力部16からの入力に基づき、生成した電子請求書を入出力インターフェース18を介してプリンタに出力し、生成した電子請求書の印刷を実行させる。
【0101】
請求書発行端末1のユーザが、生成した電子請求書を保存するための入力を入力部16を用いて行うと、電子請求書生成出力部101は、入力部16からの入力に基づき、生成した電子請求書を電子請求書格納部14cに格納する。
【0102】
請求書発行端末1のユーザが、生成した電子請求書をエンドユーザ端末2に送信するための入力を入力部16を用いて行うと、電子請求書生成出力部101は、入力部16からの入力に基づき、電子請求書生成部101は、生成した電子請求書を暗号化部103に出力するとともに生成した電子請求書を認証情報生成部102に出力する。
【0103】
認証情報生成部102は、電子請求書生成出力部101が生成した電子請求書に対して所定の変換動作を実行して認証情報を生成する。具体的には、認証情報生成部102は、ハッシュ関数を用いて電子請求書を変換して認証情報を生成する(ステップ5b、5c)。
【0104】
暗号化部103は、電子請求書生成出力部101が生成した電子請求書と認証情報生成部102が生成した認証情報とのそれぞれを秘密鍵格納部14aに格納されている電子請求書発行元の秘密鍵によって暗号化して電子請求書暗号文と認証情報暗号文とを生成する(ステップ5d、5e、5f、5g)。
【0105】
本実施例は、電子署名用の認証情報と電子請求書とのそれぞれを電子請求書発行元の秘密鍵によって暗号化して認証情報暗号文(電子署名)と電子請求書暗号文とを生成するので、認証情報の暗号化用の鍵と電子請求書の暗号化用の鍵とが異なる場合に比べて、暗号化用の鍵の共通化が図れ、電子請求書と電子署名との暗号化処理を簡略化することが可能となる。
【0106】
なお、図5では、電子請求書の暗号化(ステップ5d)と認証情報の暗号化(ステップ5e)とを分けているが、電子請求書の暗号化処理と認証情報の暗号化処理とは、ともに電子請求書発行元の秘密鍵を用いた暗号化処理なので、これらの暗号化処理を1つの暗号化処理で実行してもよい。
【0107】
電子請求書の暗号化処理と認証情報の暗号化処理とを1つの暗号化処理で行う場合、暗号化処理の簡略化が図れる。
【0108】
暗号化部103は、電子請求書暗号文と認証情報暗号文とをネットワークインターフェース15に出力する。ネットワークインターフェース15は、暗号化部103が出力する電子請求書暗号文および認証情報暗号文とを、通信ネットワーク4を介して、電子請求書の宛先であるエンドユーザ端末2に送信する(ステップ5h)。
【0109】
エンドユーザ端末2のネットワークインターフェース25は、請求書発行端末1のネットワークインターフェース15から送信された電子請求書暗号文および認証情報暗号文を受信する(ステップ5i)。
【0110】
電子請求書暗号文と認証情報暗号文とをネットワークインターフェース25が受信すると、公開鍵入手処理部201は、受信した電子請求書暗号文および認証情報暗号文を送信した請求発行端末1の秘密鍵格納部14aに格納されている秘密鍵に対応する公開鍵を公開している認証局装置3から電子請求書発行元の秘密鍵に対応する公開鍵を取得する。公開鍵入手処理部201は、取得した公開鍵を公開鍵格納部24aに格納する。
【0111】
復号化部202は、ネットワークインターフェース25が受信した電子請求書暗号文および認証情報暗号文のそれぞれを公開鍵格納部24aに格納された公開鍵によって復号化して電子請求書と認証情報とを取得する(ステップ5j、5k、5l、5m)。
【0112】
本実施例は、電子請求書暗号文および認証情報暗号文のそれぞれを公開鍵格納部24aに格納された公開鍵によって復号化して電子請求書と認証情報とを取得するので、電子請求書の復号化用の鍵と認証情報の復号化用の鍵とが異なる場合に比べて、復号化用の鍵の共通化が図れ、電子請求書と電子署名との復号化処理を簡略化することが可能となる。
【0113】
なお、図5では、電子請求書暗号文の復号化(ステップ5j)と認証情報暗号文の復号化(ステップ5k)と分けているが、電子請求書暗号文の復号化処理と認証情報暗号文の復号化処理とは、ともに電子請求書発行元の公開鍵を用いた復号化処理なので、これらの復号化処理を1つの復号化処理で実行してもよい。
【0114】
電子請求書暗号文の復号化処理と認証情報暗号文の復号化処理とを1つの復号化処理で行う場合、復号化処理の簡略化が図れる。
【0115】
復号化部202は、復号化して取得した電子請求書を電子請求書記憶部203に格納する。また、復号化部202は、復号化して取得した認証情報を認証情報記憶部205に格納する。
【0116】
認証情報生成部204は、復号化部202が取得した電子請求書に対して所定の変換動作を実行して認証情報を生成する。具体的には、復号化部202が取得した電子請求書を電子請求書記憶部203から読み出し、読み出した電子請求書に対して所定の変換動作を実行して認証情報を生成する(ステップ5n、5o)。
【0117】
比較部206は、認証情報生成部204が生成した認証情報と復号化部202が取得した認証情報とを比較する。具体的には、比較部206は、復号化部202が取得した認証情報を認証情報記憶部205から読み出し、読み出した認証情報と認証情報生成部204が生成した認証情報とを比較する(ステップ5p)。
【0118】
比較部206は、認証情報生成部204が生成した認証情報と復号化部202が取得した認証情報とを比較結果を確認部207に出力する。
【0119】
確認部207は、比較部206の比較結果に基づき、復号化部202が取得した電子請求書が本物であるか否かを確認する(ステップ5q)。
【0120】
具体的には、認証情報生成部204が生成した認証情報と復号化部202が取得した認証情報とが同一であるという比較結果を比較部206が出力した場合、確認部207は、復号化部202が取得した電子請求書が本物であると確認する。認証情報生成部204が生成した認証情報と復号化部202が取得した認証情報とが異なるという比較結果を比較部206が出力した場合、確認部207は、復号化部202が取得した電子請求書が本物でないと確認する。
【0121】
復号化部202が取得した電子請求書が本物でないと確認部207が確認した場合、確認部207は、電子請求書記憶部203に格納してある電子請求書を削除する(ステップ5r)。
【0122】
復号化部202が取得した電子請求書が本物であると確認部207が確認した場合、確認部207は、電子請求書記憶部203に格納してある電子請求書を読み出し、読み出した電子請求書を電子請求書格納部24bに格納する(ステップ5s)。
【0123】
復号化部202が取得した電子請求書が本物であると確認部207が確認した場合、確認部207は、送達確認通知部208に動作信号を出力する。
【0124】
送達確認通知部208はネットワークインターフェース25が電子請求書暗号文および認証情報暗号文を受信した際に送達確認信号を送信する。本実施例では、確認部207が動作信号を出力した際に、送達確認通知部208は、ネットワークインターフェース25と通信ネットワーク4とを介して送達確認信号を請求書発行端末1に送信する(ステップ5t)。
【0125】
本実施例は、エンドユーザ端末2が電子請求書暗号文および認証情報暗号文を受信した際に送達確認信号を送信するので、電子請求書暗号文および認証情報暗号文を受信したことを請求書発行端末1に知らせることが可能となる。
【0126】
請求書発行端末1の受信処理部104は、通信ネットワーク4からネットワークインターフェース15を介して送達確認信号を受信した場合、受信した送達確認信号を送達確認情報格納部14dに格納する(ステップ5u)。
【0127】
本実施例は、電子請求書暗号文および認証情報暗号文をエンドユーザ端末2が受信した際にエンドユーザ端末2が送信する送達確認信号を請求書発行端末1が受信し、受信した送達確認信号を請求書発行端末1内に格納するので、発行した電子請求書がエンドユーザ端末2に送達されたか否かを容易に確認および再確認可能となる。
【0128】
なお、ステップ5aからステップ5hおよびステップ5uは、請求書発行端末1が行う動作である。さらに言えば、請求書発行端末1が行うステップ5aからステップ5hおよびステップ5uの動作は、記録媒体19aに記録されたプログラムを読み込んだ請求書発行端末1が、読み込んだプログラムにしたがって実行する動作である。
【0129】
また、ステップ5iからステップ5tは、エンドユーザ端末2が行う動作である。さらに言えば、エンドユーザ端末2が行うステップ5iからステップ5tの動作は、記録媒体29aに記録されたプログラムを読み込んだエンドユーザ端末2が、読み込んだプログラムにしたがって実行する動作である。
【0130】
以上説明した実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
【0131】
【発明の効果】
本発明によれば、請求書発行装置が、認証情報と電子請求書との暗号化を電子請求書発行元の秘密鍵によって行うので、認証情報の暗号化用の鍵と電子請求書の暗号化用の鍵とが異なる場合に比べて、暗号化用の鍵の共通化が図れ、電子請求書と電子署名との暗号化処理を簡略化することが可能となる。
【0132】
また、本発明によれば、電子請求書暗号文および認証情報暗号文を請求書受取装置が受信した際に請求書受取装置が送信する送達確認信号を受信し、受信した送達確認信号を格納するので、発行した電子請求書が請求書受取装置に送達されたか否かを容易に確認および再確認可能となる。
【0133】
また、請求書受取装置は、受信した電子請求書暗号文および認証情報暗号文のそれぞれを電子請求書発行元の秘密鍵に対応する公開鍵によって復号化して電子請求書と認証情報とを取得するので、電子請求書の復号化用の鍵と認証情報の復号化用の鍵とが異なる場合に比べて、復号化用の鍵の共通化が図れ、電子請求書と電子署名との復号化処理を簡略化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の請求書システムを示したブロック図である。
【図2】図1に示した請求書システムの一例を示したブロック図である。
【図3】図1に示した請求書発行端末1の構成を示したブロック図である。
【図4】図1に示したエンドユーザ端末21の構成を示したブロック図である。
【図5】本実施例の請求書システムの動作を説明するための説明図。
【符号の説明】
1 請求書発行端末
10 情報処理装置
101 電子請求書生成出力部
102 認証情報生成部
103 暗号化部
104 受信処理部
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 格納部
14a 秘密鍵格納部
14b 電子請求書雛型格納部
14c 電子請求書格納部
14d 送達確認情報格納部
15 ネットワークインターフェース
16 入力部
17 表示部
18 入出力インターフェース
19 読込み装置
19a 記録媒体
2 エンドユーザ端末
20 情報処理装置
201 公開鍵入手処理部
202 復号化部
203 電子請求書記憶部
204 認証情報生成部
205 認証情報記憶部
206 比較部
207 確認部
208 送達確認通知部
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 格納部
24a 公開鍵格納部
24b 電子請求書格納部
25 ネットワークインターフェース
26 入力部
27 表示部
28 入出力インターフェース
29 読込み装置
29a 記録媒体
3 認証局装置
4 通信ネットワーク
Claims (16)
- 顧客側に設けられた請求書受取装置と通信ネットワークを介して接続する請求書発行装置であって、
電子請求書発行元の秘密鍵を格納する秘密鍵格納手段と、
電子請求書を生成する電子請求書生成手段と、
前記電子請求書生成手段が生成した電子請求書に対して所定の変換動作を実行して認証情報を生成する発行装置側認証情報生成手段と、
前記電子請求書生成手段によって生成された電子請求書と前記発行装置側認証情報生成手段によって生成された認証情報とのそれぞれを前記秘密鍵格納手段に格納されている電子請求書発行元の秘密鍵によって暗号化して電子請求書暗号文と認証情報暗号文とを生成する暗号化手段と、
前記暗号化手段によって生成された電子請求書暗号文および認証情報暗号文とを前記請求書受取装置に送信する暗号文送信手段とを含むことを特徴とする請求書発行装置。 - 請求項1に記載の請求書発行装置において、
前記暗号文送信手段が送信した電子請求書暗号文および認証情報暗号文を前記請求書受取装置が受信した際に前記請求書受取装置が送信する送達確認信号を受信する送達確認信号受信手段と、
前記送達確認信号受信手段が受信した送達確認信号を格納する送達確認格納手段とをさらに含むことを特徴とする請求書発行装置。 - 請求項1または2に記載の電子請求書発行装置において、
前記秘密鍵格納手段は、前記電子請求書発行元の秘密鍵として、認証局から発行された秘密鍵を格納することを特徴とする請求書発行装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の請求書発行装置と通信ネットワークを介して接続する請求書受取装置であって、
前記請求書発行装置の送信手段が送信した電子請求書暗号文および認証情報暗号文を受信する暗号文受信手段と、
前記電子請求書発行元の秘密鍵に対応する公開鍵を取得する公開鍵取得手段と、
前記公開鍵取得手段が取得した公開鍵を格納する公開鍵格納手段と、
前記暗号文受信手段が受信した電子請求書暗号文および認証情報暗号文のそれぞれを前記公開鍵格納手段に格納された公開鍵によって復号化して前記電子請求書と前記認証情報とを取得する復号化手段と、
前記復号化手段が取得した電子請求書に対して前記所定の変換動作を実行して認証情報を生成する請求書受取装置側認証情報生成手段と、
前記請求書受取装置側認証情報生成手段が生成した認証情報と前記復号化手段が取得した認証情報とを比較する比較手段と、
前記比較手段の比較結果に基づき、前記復号化手段が取得した電子請求書が本物であるか否かを確認する確認手段とを含むことを特徴とする請求書受取装置。 - 請求項4に記載の請求書受取装置において、
前記暗号文受信手段が電子請求書暗号文および認証情報暗号文を受信した際に送達確認信号を送信する送達確認送信手段とをさらに含むことを特徴とする請求書受取装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の請求書発行装置と、請求項4または5に記載の請求書受取装置とを含むことを特徴とする請求書システム。
- 顧客側に設けられた請求書受取装置と通信ネットワークを介して接続する請求書発行装置が行う請求書発行方法であって、
前記請求書発行装置に、電子請求書発行元の秘密鍵を格納する秘密鍵格納手段を設け、
電子請求書を生成する第1のステップと、
前記第1のステップで生成した電子請求書に対して所定の変換動作を実行して認証情報を生成する第2のステップと、
前記第1のステップで生成した電子請求書と前記第2のステップで生成した認証情報とのそれぞれを前記秘密鍵格納手段に格納されている電子請求書発行元の秘密鍵によって暗号化して電子請求書暗号文と認証情報暗号文とを生成する第3のステップと、
前記第3のステップで生成した電子請求書暗号文および認証情報暗号文とを前記請求書受取装置に送信する第4のステップとを含むことを特徴とする請求書発行方法。 - 請求項7に記載の請求書発行方法において、
前記請求書発行装置に、前記第4のステップで送信した電子請求書暗号文および認証情報暗号文を前記請求書受取装置が受信した際に前記請求書受取装置が送信する送達確認信号を格納するための送達確認格納手段を設け、
前記請求書受取装置が送信する送達確認信号を受信する第5のステップと、
前記第5のステップで受信した送達確認信号を前記送達確認格納手段に格納する第6のステップとをさらに含むことを特徴とする請求書発行方法。 - 請求項7または8に記載の電子請求書発行方法において、
前記秘密鍵格納手段は、前記電子請求書発行元の秘密鍵として、認証局から発行された秘密鍵を格納することを特徴とする請求書発行方法。 - 顧客側に設けてあり、請求項1ないし3のいずれかに記載の請求書発行装置と通信ネットワークを介して接続する請求書受取装置が行う請求書受取方法であって、
前記請求書受取装置に、前記電子請求書発行元の秘密鍵に対応する公開鍵を格納するための公開鍵格納手段を設け、
前記請求書発行装置が送信した電子請求書暗号文および認証情報暗号文を受信する第7のステップと、
前記電子請求書発行元の秘密鍵に対応する公開鍵を取得する第8のステップと、
前記第8のステップで取得した公開鍵を前記公開鍵格納手段に格納する第9のステップと、
前記第7のステップで受信した電子請求書暗号文および認証情報暗号文のそれぞれを前記第9のステップで公開鍵格納手段に格納された公開鍵によって復号化して前記電子請求書と前記認証情報とを取得する第10のステップと、
前記第9のステップでが取得した電子請求書に対して前記所定の変換動作を実行して認証情報を生成する第11のステップと、
前記第11のステップで生成した認証情報と前記第10のステップで取得した認証情報とを比較する第12のステップと、
前記第12のステップの比較結果に基づき、前記第10のステップで取得した電子請求書が本物であるか否かを確認する第13のステップとを含むことを特徴とする請求書受取方法。 - 請求項10に記載の請求書受取方法において、
前記第7のステップで電子請求書暗号文および認証情報暗号文を受信した際に送達確認信号を送信する第14のステップをさらに含むことを特徴とする請求書受取方法。 - 請求項7ないし9のいずれかに記載の請求書発行方法と、請求項10または11に記載の請求書受取方法とを含むことを特徴とする請求書処理方法。
- 請求項7ないし9のいずれかに記載された請求書発行方法をコンピュータに実行させるプログラムおよび/または請求項10または11に記載された請求書受取方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録してあることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 請求項7ないし9のいずれかに記載された請求書発行方法をコンピュータに実行させるプログラム。
- 請求項10または11に記載された請求書受取方法をコンピュータに実行させるプログラム。
- 請求項12に記載された請求書処理方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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-
2003
- 2003-04-14 JP JP2003108915A patent/JP2004318309A/ja not_active Withdrawn
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