JP2004317270A - 漏洩箇所特定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来技術では、漏洩発生箇所の特定は作業者による漏洩痕跡の目視点検により行っていた。しかし、漏洩量が少ない場合、漏洩痕跡等の確認ができないため漏洩箇所の特定が困難であった。本発明の目的は、漏洩量が少ない場合でも漏洩痕跡を明確にし、原子力発電プラント内の配管及び機器で発生した漏洩の発生箇所を特定することができる漏洩発生箇所特定装置を提供する。
【解決手段】漏洩箇所特定装置は、ドレン流量計のデータを取り込むデータ入力装置とトレーサ注入時間及びトレーサ注入量を制御する制御装置と原子炉に接続される配管にトレーサを注入する注入タンクとを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】漏洩箇所特定装置は、ドレン流量計のデータを取り込むデータ入力装置とトレーサ注入時間及びトレーサ注入量を制御する制御装置と原子炉に接続される配管にトレーサを注入する注入タンクとを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原子力発電プラント内の配管及び機器で発生した漏洩の発生箇所を特定する漏洩発生箇所特定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、格納容器内で発生した配管等からの漏洩は、格納容器外へ排出されるドレン流量の増加や露点温度上昇,格納容器内に設置されている除湿装置からの凝縮水発生量の増加により検知していた。そして、漏洩箇所の特定は、ドレン水の分析結果及びドレン系統に流入する配管を目安として、作業者による漏洩痕跡の目視点検にて行っていた。
【0003】
漏洩箇所を特定する方法として、格納容器内雰囲気中のトリチウム濃度から一次系水の漏洩発生を監視し、漏洩箇所を確認する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−68793号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術では、漏洩発生箇所の特定は作業者による漏洩痕跡の目視点検により行っていた。しかし、漏洩量が少ない場合、漏洩痕跡等の確認ができず、漏洩箇所の特定が困難となる場合があった。
【0006】
本発明の目的は、漏洩量が少ない場合でも漏洩痕跡を明確にし、原子力発電プラント内の配管及び機器で発生した漏洩の発生箇所を特定することができる漏洩発生箇所特定装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の漏洩箇所特定装置は、ドレン流量計のデータを取り込むデータ入力装置とトレーサ注入時間及びトレーサ注入量を制御する制御装置と原子炉に接続される配管にトレーサを注入する注入タンクとを備える。
【0008】
これにより、漏洩量が少ない場合でも漏洩痕跡を明確にし、原子力発電プラント内の配管及び機器で発生した漏洩の発生箇所を特定することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図1を用いて説明する。
【0010】
図1は本発明の漏洩箇所特定装置を示しており、格納容器内のプロセス計器データを取込むデータ入力装置1,入力されたデータからトレーサの注入時間及び注入量を決定し注入ポンプ2のトレーサ注入量・起動時間を制御する制御装置3、及びトレーサ注入タンク4を備えている。本漏洩箇所特定装置は給水系サンプリング配管15に接続し、給水系サンプリング配管15から系統内にトレーサを注入する。
【0011】
格納容器12内に収納された原子炉13及び原子炉に接続される原子炉浄化系11や給水系14等の配管及び機器から漏洩が発生した場合、漏洩水がドレン系統に流入する。各ドレン系統の流量計(床ドレン流量計5,冷却機凝縮水ドレン流量計6,ブリードオフドレン流量計7,機器ドレン流量計8)の指示値等の変化から、漏洩を検知する。
【0012】
漏洩が発生した場合、漏洩箇所特定装置によりトレーサを系統内に注入する。つまり、格納容器内12の各ドレン流量計5〜8のデータをデータ入力装置1で受信し、当該データをもとに得られた漏洩量等からトレーサの注入量及び注入時間を決定し、制御装置3により注入ポンプ2を制御して系統内にトレーサを注入する。
【0013】
制御装置3で実行するトレーサ注入量及び注入時間の決定を、トレーサとして放射性核種を使用し、給水系から漏洩が発生した場合を例として下記に示す。
【0014】
給水系から漏洩した水は大部分がフラッシュし蒸気となるが、腐食生成核種は揮発性ではないため大部分が漏洩箇所に付着する。そこで、漏洩量の全てが漏洩箇所に付着すると仮定すると、漏洩箇所の付着放射能量Γは(1)式で表される。
【0015】
【数1】
【0016】
原子炉持込放射能濃度αは、給水系14及び原子炉浄化系11から流入する放射能の和である。従ってαは(2)式で表される。
【0017】
【数2】
【0018】
また、原子炉浄化系11の原子炉浄化系除去率ηは1に近いことから、αは
(3)式となる。
【0019】
【数3】
【0020】
α:原子炉持込放射能濃度(Bq/ml)、Fd:漏洩量(ml/hr)、
S:付着箇所(cm2)、Γ:漏洩箇所付着放射能量(Bq/cm2)、
λ:壊変定数(1/h)、Cf:給水放射能濃度(Bq/ml)、
Cx:炉水放射能濃度(Bq/ml)、V:原子炉保有水量(t)、
Fcuw:給水流量(t/h)、Fcuw:原子炉浄化系流量(t/h)、
η:原子炉浄化系除去率(−)
ここで、(1)式をt=0のとき、Γ=0として展開すると、(4)式となる。
【0021】
【数4】
【0022】
(4)式によると、原子炉持込放射能濃度αを一定に保つことにより、図2に示すように付着放射能濃度Γが一定時間後に平衡状態に到達する。
【0023】
(4)式を使用して付着放射能量Γを測定可能な値(検出下限値)以上となるように、原子炉持込放射能濃度α及びトレーサ注入時間tを求める。
【0024】
更に、給水放射能濃度Cfは、(5)式で定義されることから、トレーサ注入タンクの放射能濃度を一定として、トレーサ注入流量Finjが計算できる。
【0025】
【数5】
【0026】
Cf:給水放射能濃度(Bq/ml)、Ffw:給水流量(t/h)、
Cinj:トレーサ注入タンク放射能濃度(Bq/ml)、
Finj:注入流量(t/h)
具体的には、トレーサにCr−51を使用して、付着放射能量Γ=1.0(Bq/cm2),漏洩量Fd=25000(ml/h),給水流量Ffw=6400(m3/h),付着箇所S=10000(cm2)と仮定すると、壊変定数λ=0.0015(1/h)であることから、原子炉持込放射能濃度αを0.05(Bq/ml)とすれば、(4)式よりトレーサ注入時間は9時間以上となる。
【0027】
ここで、原子炉浄化系11を全停止することにより、炉内濃縮のため炉水放射能濃度Cxが上昇し、式(2)でFcuw=0 となることから、少ないトレーサ注入量でも漏洩箇所での放射能の検出が可能となる。
【0028】
また、トレーサとして使用する放射性核種は、被ばく低減の観点から半減期が数十日程度のCr−51,Na−24等の短半減期核種を使用する。着色染料としては、ローダミン等を使用する。トレーサとして、放射性核種や着色染料を用いることにより漏洩痕跡を明確にすることができる。
【0029】
本実施例では、給水系サンプリング配管15からレーサを注入したが、原子炉浄化系出口サンプリング配管9や復水出口サンプリング配管10から注入しても同様の効果を得ることができる。
【0030】
本実施例によれば、付着放射能量Γを測定可能な値(検出下限値)以上となるように決定したトレーサ注入時間,トレーサ注入量でトレーサを注入することにより、少ない漏洩量でも漏洩痕跡を明確にでき、漏洩箇所の特定が可能となる。
【0031】
また、目視点検ができるのはプラント停止後の格納容器大気解放後のため、従来の漏洩箇所特定方法では、漏洩箇所の乾燥により漏洩箇所の判別が困難であった。本実施例によれば、漏洩が発生している配管や機器表面にトレーサが付着するため、漏洩箇所が乾燥していても、トレーサとして放射性核種を使用している場合は配管表面の放射能測定により、着色料を使用している場合は目視点検により、漏洩箇所の特定が可能となる。
【0032】
【発明の効果】
本発明の漏洩箇所特定装置では、漏洩量が少ない場合でも漏洩痕跡を明確にでき、原子力発電プラント内の配管及び機器で発生した漏洩の発生箇所を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例である漏洩箇所特定装置適用例。
【図2】本発明の一例である給水放射能濃度と付着放射能量の経時変化模式図。
【符号の説明】
1…データ入力装置、2…注入ポンプ、3…制御装置、4…トレーサ注入タンク、5〜8…ドレン流量計、9…原子炉浄化系出口サンプリング配管、10…復水浄化系出口サンプリング配管、11…原子炉浄化系、12…格納容器、13…原子炉、14…給水系、15…給水系サンプリング配管。
【発明の属する技術分野】
本発明は、原子力発電プラント内の配管及び機器で発生した漏洩の発生箇所を特定する漏洩発生箇所特定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、格納容器内で発生した配管等からの漏洩は、格納容器外へ排出されるドレン流量の増加や露点温度上昇,格納容器内に設置されている除湿装置からの凝縮水発生量の増加により検知していた。そして、漏洩箇所の特定は、ドレン水の分析結果及びドレン系統に流入する配管を目安として、作業者による漏洩痕跡の目視点検にて行っていた。
【0003】
漏洩箇所を特定する方法として、格納容器内雰囲気中のトリチウム濃度から一次系水の漏洩発生を監視し、漏洩箇所を確認する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−68793号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術では、漏洩発生箇所の特定は作業者による漏洩痕跡の目視点検により行っていた。しかし、漏洩量が少ない場合、漏洩痕跡等の確認ができず、漏洩箇所の特定が困難となる場合があった。
【0006】
本発明の目的は、漏洩量が少ない場合でも漏洩痕跡を明確にし、原子力発電プラント内の配管及び機器で発生した漏洩の発生箇所を特定することができる漏洩発生箇所特定装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の漏洩箇所特定装置は、ドレン流量計のデータを取り込むデータ入力装置とトレーサ注入時間及びトレーサ注入量を制御する制御装置と原子炉に接続される配管にトレーサを注入する注入タンクとを備える。
【0008】
これにより、漏洩量が少ない場合でも漏洩痕跡を明確にし、原子力発電プラント内の配管及び機器で発生した漏洩の発生箇所を特定することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図1を用いて説明する。
【0010】
図1は本発明の漏洩箇所特定装置を示しており、格納容器内のプロセス計器データを取込むデータ入力装置1,入力されたデータからトレーサの注入時間及び注入量を決定し注入ポンプ2のトレーサ注入量・起動時間を制御する制御装置3、及びトレーサ注入タンク4を備えている。本漏洩箇所特定装置は給水系サンプリング配管15に接続し、給水系サンプリング配管15から系統内にトレーサを注入する。
【0011】
格納容器12内に収納された原子炉13及び原子炉に接続される原子炉浄化系11や給水系14等の配管及び機器から漏洩が発生した場合、漏洩水がドレン系統に流入する。各ドレン系統の流量計(床ドレン流量計5,冷却機凝縮水ドレン流量計6,ブリードオフドレン流量計7,機器ドレン流量計8)の指示値等の変化から、漏洩を検知する。
【0012】
漏洩が発生した場合、漏洩箇所特定装置によりトレーサを系統内に注入する。つまり、格納容器内12の各ドレン流量計5〜8のデータをデータ入力装置1で受信し、当該データをもとに得られた漏洩量等からトレーサの注入量及び注入時間を決定し、制御装置3により注入ポンプ2を制御して系統内にトレーサを注入する。
【0013】
制御装置3で実行するトレーサ注入量及び注入時間の決定を、トレーサとして放射性核種を使用し、給水系から漏洩が発生した場合を例として下記に示す。
【0014】
給水系から漏洩した水は大部分がフラッシュし蒸気となるが、腐食生成核種は揮発性ではないため大部分が漏洩箇所に付着する。そこで、漏洩量の全てが漏洩箇所に付着すると仮定すると、漏洩箇所の付着放射能量Γは(1)式で表される。
【0015】
【数1】
【0016】
原子炉持込放射能濃度αは、給水系14及び原子炉浄化系11から流入する放射能の和である。従ってαは(2)式で表される。
【0017】
【数2】
【0018】
また、原子炉浄化系11の原子炉浄化系除去率ηは1に近いことから、αは
(3)式となる。
【0019】
【数3】
【0020】
α:原子炉持込放射能濃度(Bq/ml)、Fd:漏洩量(ml/hr)、
S:付着箇所(cm2)、Γ:漏洩箇所付着放射能量(Bq/cm2)、
λ:壊変定数(1/h)、Cf:給水放射能濃度(Bq/ml)、
Cx:炉水放射能濃度(Bq/ml)、V:原子炉保有水量(t)、
Fcuw:給水流量(t/h)、Fcuw:原子炉浄化系流量(t/h)、
η:原子炉浄化系除去率(−)
ここで、(1)式をt=0のとき、Γ=0として展開すると、(4)式となる。
【0021】
【数4】
【0022】
(4)式によると、原子炉持込放射能濃度αを一定に保つことにより、図2に示すように付着放射能濃度Γが一定時間後に平衡状態に到達する。
【0023】
(4)式を使用して付着放射能量Γを測定可能な値(検出下限値)以上となるように、原子炉持込放射能濃度α及びトレーサ注入時間tを求める。
【0024】
更に、給水放射能濃度Cfは、(5)式で定義されることから、トレーサ注入タンクの放射能濃度を一定として、トレーサ注入流量Finjが計算できる。
【0025】
【数5】
【0026】
Cf:給水放射能濃度(Bq/ml)、Ffw:給水流量(t/h)、
Cinj:トレーサ注入タンク放射能濃度(Bq/ml)、
Finj:注入流量(t/h)
具体的には、トレーサにCr−51を使用して、付着放射能量Γ=1.0(Bq/cm2),漏洩量Fd=25000(ml/h),給水流量Ffw=6400(m3/h),付着箇所S=10000(cm2)と仮定すると、壊変定数λ=0.0015(1/h)であることから、原子炉持込放射能濃度αを0.05(Bq/ml)とすれば、(4)式よりトレーサ注入時間は9時間以上となる。
【0027】
ここで、原子炉浄化系11を全停止することにより、炉内濃縮のため炉水放射能濃度Cxが上昇し、式(2)でFcuw=0 となることから、少ないトレーサ注入量でも漏洩箇所での放射能の検出が可能となる。
【0028】
また、トレーサとして使用する放射性核種は、被ばく低減の観点から半減期が数十日程度のCr−51,Na−24等の短半減期核種を使用する。着色染料としては、ローダミン等を使用する。トレーサとして、放射性核種や着色染料を用いることにより漏洩痕跡を明確にすることができる。
【0029】
本実施例では、給水系サンプリング配管15からレーサを注入したが、原子炉浄化系出口サンプリング配管9や復水出口サンプリング配管10から注入しても同様の効果を得ることができる。
【0030】
本実施例によれば、付着放射能量Γを測定可能な値(検出下限値)以上となるように決定したトレーサ注入時間,トレーサ注入量でトレーサを注入することにより、少ない漏洩量でも漏洩痕跡を明確にでき、漏洩箇所の特定が可能となる。
【0031】
また、目視点検ができるのはプラント停止後の格納容器大気解放後のため、従来の漏洩箇所特定方法では、漏洩箇所の乾燥により漏洩箇所の判別が困難であった。本実施例によれば、漏洩が発生している配管や機器表面にトレーサが付着するため、漏洩箇所が乾燥していても、トレーサとして放射性核種を使用している場合は配管表面の放射能測定により、着色料を使用している場合は目視点検により、漏洩箇所の特定が可能となる。
【0032】
【発明の効果】
本発明の漏洩箇所特定装置では、漏洩量が少ない場合でも漏洩痕跡を明確にでき、原子力発電プラント内の配管及び機器で発生した漏洩の発生箇所を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例である漏洩箇所特定装置適用例。
【図2】本発明の一例である給水放射能濃度と付着放射能量の経時変化模式図。
【符号の説明】
1…データ入力装置、2…注入ポンプ、3…制御装置、4…トレーサ注入タンク、5〜8…ドレン流量計、9…原子炉浄化系出口サンプリング配管、10…復水浄化系出口サンプリング配管、11…原子炉浄化系、12…格納容器、13…原子炉、14…給水系、15…給水系サンプリング配管。
Claims (5)
- ドレン流量計のデータを取り込むデータ入力装置と、トレーサの注入時間及び注入量を制御する制御装置と、原子炉に接続される配管にトレーサを注入する注入タンクと、を備える漏洩箇所特定装置。
- 原子炉に接続されている配管にトレーサを注入する注入タンクと、ドレン流量計のデータを取り込むデータ入力装置と、前記データに基づいて決定されたトレーサの注入時間及び注入量に従って前記注入タンクから注入するトレーサの注入時間及び注入量を制御する制御装置と、を備える漏洩箇所特定装置。
- 請求項2において、前記トレーサの注入時間及び注入量は、漏洩箇所付着放射能量が検出下限値以上となるように前記データに基づいて決定されることを特徴とする漏洩箇所特定装置。
- 請求項1乃至請求項3の何れかにおいて、前記トレーサは放射性核種であることを特徴とする格納容器内漏洩箇所特定装置。
- 請求項1乃至請求項3の何れかにおいて、前記トレーサは着色染料であることを特徴とする格納容器内漏洩箇所特定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003110982A JP2004317270A (ja) | 2003-04-16 | 2003-04-16 | 漏洩箇所特定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003110982A JP2004317270A (ja) | 2003-04-16 | 2003-04-16 | 漏洩箇所特定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004317270A true JP2004317270A (ja) | 2004-11-11 |
Family
ID=33471658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003110982A Pending JP2004317270A (ja) | 2003-04-16 | 2003-04-16 | 漏洩箇所特定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004317270A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115875613A (zh) * | 2021-09-28 | 2023-03-31 | 中核核电运行管理有限公司 | 一种电厂冷却水管道渗漏点化学示踪剂查漏方法 |
-
2003
- 2003-04-16 JP JP2003110982A patent/JP2004317270A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115875613A (zh) * | 2021-09-28 | 2023-03-31 | 中核核电运行管理有限公司 | 一种电厂冷却水管道渗漏点化学示踪剂查漏方法 |
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