JP2004316092A - Hinge - Google Patents

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JP2004316092A
JP2004316092A JP2003107686A JP2003107686A JP2004316092A JP 2004316092 A JP2004316092 A JP 2004316092A JP 2003107686 A JP2003107686 A JP 2003107686A JP 2003107686 A JP2003107686 A JP 2003107686A JP 2004316092 A JP2004316092 A JP 2004316092A
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shaft member
main body
hinge
spring pin
display
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JP2003107686A
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Japanese (ja)
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Haruji Maruyama
春治 丸山
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HIMU ELECTRO KK
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HIMU ELECTRO KK
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a hinge adjustable in strength of friction torque during one opening/closing operation. <P>SOLUTION: This hinge 100 is constituted to generate friction torque by elastically deforming end parts 103a, 103b of a spinning pin 103 to hold a shaft member 101 in between. The shaft member 101 is formed in its lengthwise direction with a cutout surface 111 shorter in distance from an axis than a circumferential surface 101c. Consequently, when the cutout surface 111 is positioned on the end part 103a, 103b side of the spinning pin 103, friction torque becomes weak. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はヒンジに関し、特に、フリクッショントルクを発生させるヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】
ラップトップ型のパーソナルコンピュータにおいて、ディスプレイ本体とキーボード本体とを結合させるために使用されるヒンジは、キーボード本体に対して、ディスプレイ本体を所定の角度に開いた状態で使用することができるようにするため、単に開閉するだけでなく、フリクッショントルクが発生するようにされている(例えば、特許文献1又は2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−42271号公報
【0004】
【特許文献2】
特表2000−501149号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のヒンジでは、フリクッショントルクが一様に発生するようにされているため、例えば、ラップトップ型のパーソナルコンピュータやディスプレイ付属型のDVD(Digital Versatile Disc)プレーヤーのディスプレイ本体を開閉する一動作中のフリクショントルクに強弱をつけることはできなかった。
【0006】
特に、通常、動摩擦係数よりも静止摩擦係数の方が大きいことから、閉じたディスプレイ本体を開き始める際に最も力が必要となるため、スムーズな開閉動作が困難であると共に、ディスプレイ本体を開き始める際に力が入りすぎてヒンジに故障を生ずる原因となることもあった。
【0007】
そこで、本発明は、開閉する一動作中のフリクッショントルクに強弱をつけることができるヒンジを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、本発明は、長手方向の一端に第一の貫通孔が形成され、水平方向に中空部分を有するハウジングと、水平方向に開口する第二の貫通孔を有し、前記第一の貫通孔と前記第二の貫通孔が同心となるように、前記ハウジングの他端を水平方向から連結する支持部材と、前記第一の貫通孔と前記第二の貫通孔に挿入する軸部材と、前記軸部材の一端を前記支持部材に回動可能に結合する結合部材と、弾性部材よりなり、縦断面がC字状に形成され、内部に前記軸部材を挟み込んだ状態で前記中空部分に収納することで、前記軸部材との間でフリクッショントルクが発生するようにしたスプリングピンと、を備え、前記支持部材を第一の本体に固定し、前記軸部材の他端を第二の本体に固定することで、前記第一の本体と前記第二の本体とを回動自在に取り付けるヒンジであって、前記軸部材には、前記軸部材の軸線からの距離が他の円周面よりも短い切り欠き面を長手方向に延びるように形成することにより、前記スプリングピンの内周面に前記切り欠き面が対向する位置であって、前記スプリングピンの相対向している端部の何れか一方の側に前記切り欠き面が位置している場合には、前記フリクッショントルクが弱くなるようにされていることを特徴とするヒンジを提供する。
【0009】
弾性部材によりC字状に形成したスプリングピンの内部に軸部材を挟み込むことにより、軸部材との間でフリクッショントルクが発生するようにした場合には、このスプリングピンの相対向している端部付近が最も弾性変形が大きくなり、この端部付近において最も強いフリクッショントルクが発生するようになる。
【0010】
したがって、軸部材の軸線からの距離が他の円周面よりも短い切り欠き面が、スプリングピンの内周面に対向する位置であって、この端部側に位置する場合には、この端部付近におけるフリクッショントルクが相対的に弱められるため、この端部付近が切り欠き面以外の円周面に接触している場合と比べて、フリクッショントルク全体は弱いものとなる。
【0011】
なお、このように形成されている軸部材には、この軸部材の一端側において軸部材の軸線からその円周面までの距離が長くなるような段差を設けておき、スプリングピンがこの段差に引っかかるようにすることで、このスプリングピンが軸部材から外れてしまうことを防止することができるようになる。
【0012】
また、軸部材の外周面又はスプリングピン内周面の少なくとも何れか一方には、潤滑剤を溜めておくための溝を形成しておくことで、軸部材とスプリングピンとが摩耗してしまうことを防止することができる。
【0013】
軸部材と支持部材とを結合する結合部材は、軸部材の一端側に形成されている雄ネジに螺合するナットを有しており、支持部材とこのナットとの間にスプリングワッシャーを挟み込むことによって、軸部材と支持部材との間でフリクッショントルクを生じさせることができる。
【0014】
以上に記載されたヒンジによって、ラップトップ型パーソナルコンピュータのディスプレイ本体とキーボード本体とを回動自在に取り付けることができ、この場合には、ディスプレイ本体を閉じた状態の際に、スプリングピンの相対向している端部の何れか一方の側に切り欠き面が位置するようにすることで、ディスプレイ本体が閉じた状態からスムーズにこのディスプレイ本体を開くことができるようになる。
【0015】
また、以上に記載されたヒンジによって、ディスプレイ付属型DVDプレーヤーのディスプレイ本体とDVD本体とを回動自在に取り付けることもでき、この場合にも、ディスプレイ本体を閉じた状態の際に、スプリングピンの相対向している端部の何れか一方の側に切り欠き面が位置するようにすることで、ディスプレイ本体が閉じた状態からスムーズにこのディスプレイ本体を開くことができるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第一の実施形態に係るヒンジ100の分解斜視図である。
【0017】
本発明に係るヒンジ100は、軸部材101と、ハウジング102と、スプリングピン103と、支持部材104と、二つのスプリングワッシャー105と、結合部材としてのナット106と、により構成されている。
【0018】
軸部材101の一端101aには、雄ネジ108が形成されており、後述するナット106をネジ込むことができるようにされている。
【0019】
また、軸部材101の他端101bには、このヒンジ100によって回動自在に連結する対象物(例えば、ラップトップ型パーソナルコンピュータのディスプレイ本体等)に固定するための固定部109が設けられている。
【0020】
なお、本実施形態では、固定部109は、連結する対象物に嵌め込むことで固定するように構成しているが、この固定部109については連結する対象物に固定することができるものであればどのような構造のものであってもよく、例えば、図2に表されている軸部材201のように、固定部209を平板状に形成し、この平板状の固定部209にネジを螺合することができるネジ用貫通孔210を設けておくことにより、この軸部材201を固定する対象物にネジ止めすることも可能である。
【0021】
軸部材101には、その長さ方向に延びるように切り欠き面111が設けられている。
【0022】
切り欠き面111は、図3(図1のA−A’線における矢示方向からみた縦断面図。)に表されているように、軸部材101の軸線Bからの距離Cが他の円周面101cまでの距離Dよりも短くなるように形成されている。
【0023】
ここで、本実施形態では、軸線Bから円周面101cまでの距離Dが2.3mmであるのに対して、軸線Bから切り欠き面111までの距離Cの最小値(即ち、軸線Bから切り欠き面111におろした垂線の長さ)が、2.15mm以上2.25mm以下となるように、構成しているが、これに限定されるわけではない。
【0024】
ハウジング102の長手方向の一端102aには、軸部材101を挿入するための第一の貫通孔112が形成されており、他端102bには、後述する支持部材104に連結するための嵌合用凸部113が形成されている。
【0025】
また、図4(ハウジング102の他端102b側から見た側面図。)に表されているように、ハウジング102の内部には、水平方向に中空部分114が形成されている。
【0026】
この中空部分114については、軸部材101及び後述するスプリングピン103とを収納することができる大きさ・形状に形成されており、スプリングピン103がハウジング102の内部で動かないように、スプリングピン103とハウジング102の内周面102cとは接着剤等の適当な手段で固定されている。
【0027】
スプリングピン103は、バネ鋼により形成されており、縦断面がC字状に形成されており、内部に軸部材101を挟み込むことができるようにされている。
【0028】
スプリングピン103の内周面103cは、一部が欠けた円柱状に形成されており、その半径Eは、軸部材101の軸線Bから円周面101cまでの距離Dよりもわずかに短くなるように形成されているため(本実施形態では、半径Eは、2.1mmに形成されている。)、スプリングピン103の内部に軸部材101を挟み込む際には、スプリングピン103の相対向する端部103a、103bの間の間隔Fを広げることにより、軸部材101をスプリングピン103の内部に挟み込むことができるようにされている。
【0029】
したがって、スプリングピン103は軸部材101を挟み込むことができ、軸部材101をその軸線Bを中心として回動させた際には、スプリングピン103の内周面103cと軸部材101の円周面101cとの間でフリクッショントルクが発生することとなるが、弾性変形が大きい端部103a、103b付近において最も強いフリクッショントルクが発生するようになる。
【0030】
なお、スプリングピン103の内周面103cには、軸部材101の円周面101cとの間で適度なフリクッショントルクが発生するように、樹脂等の摩擦部材を取り付けることも可能である。
【0031】
なお、本実施形態においては、相対向する端部103a、103bの間の間隔Fは、スプリングピン103の内周面側の間隔F1が2mm、外周面側の間隔F2が3mmに形成されているが、これに限られるわけではなく、この端部103a、103bにおいて最も強いフリクッショントルクが発生するような間隔であればどのような間隔であってもよい。
【0032】
支持部材104は、このヒンジ100によって回動自在に取り付ける対象物に固定する基台部104aとこの基台部104aから垂直に延びる側壁部104bにより形成されており、側壁部104bには、軸部材101を挿入するための第二の貫通孔116が形成されている。
【0033】
第二の貫通孔116は、軸部材101を挿入することができる大きさ・形状に形成されており、水平方向から軸部材101を挿入するため、水平方向に開口している。
【0034】
なお、第二の貫通孔116は、ハウジング102を支持部材104に連結した際に、ハウジング102に設けられている第一の貫通孔112と同心となるように形成することで、これらの第一の貫通孔112と第二の貫通孔116とに軸部材101を挿入することができるようになる。
【0035】
また、支持部材104の側壁部104bには、水平方向からハウジング102を連結することができるように、嵌合用凹部117が形成されており、ハウジング102に形成されている嵌合用凸部113を水平方向からこの嵌合用凹部117に嵌め込むことで、ハウジング102は支持部材104に連結することができるようにされている。
【0036】
軸部材101は、支持部材104に形成されている第二の貫通孔116に挿入し、その一端に設けられている雄ネジ108にナット106を螺合させることにより、支持部材104に対して回動自在に結合される。
【0037】
なお、支持部材104とナット106との間には、バネ鋼からなるスプリングワッシャー105を介在させることにより、支持部材104と軸部材101との間でもフリクッショントルクを発生させるようにしている。
【0038】
なお、本実施形態では、スプリングワッシャー105を二つ使用しているが、この数については、どの程度のフリクッショントルクを発生させるかを考慮して適時選択することができる。
【0039】
以上のように構成される本実施形態に係るヒンジ100は、図6に表されているように組み立てられ使用される。
【0040】
即ち、図6に表されているように、軸部材101とハウジング102との間にスプリングピン103を介在させた状態で、ハウジング102の嵌合用凸部113を支持部材104の嵌合用凹部117に挿入することで、ハウジング102と支持部材104とが連結され、また、ハウジング102に設けられている第一の貫通孔112と支持部材104に設けられている第二の貫通孔116とに軸部材101が挿入されるようになる。
【0041】
そして、支持部材104から突出した軸部材101にスプリングワッシャー105を二つ挿入した後、ナット106を軸部材の一端101aに設けられている雄ネジ108に螺合させることにより、軸部材101と支持部材104とを回動自在に結合する。
【0042】
このようにして組み立てられたヒンジ100の軸部材101の他端101bに設けられている固定部109をラップトップ型コンピュータのディスプレイ本体120に嵌合等適切な手段で固定し、支持部材104の基台部104aをラップトップ型コンピュータのキーボード本体121に嵌合、接着、螺合その他適切な手段で固定することにより、ラップトップ型コンピュータのディスプレイ本体120とキーボード本体121とを回動自在に取り付けることができるようになる。
【0043】
ここで、ヒンジ100の軸部材101とスプリングピン103との間及び軸部材101と支持部材104との間には、フリクッショントルクが発生するようにされているため、キーボード本体121に対してディスプレイ本体120を所定の角度を保ったまま、静止させておくことができる。
【0044】
この点、上述のように、本実施形態に係るヒンジ100に使用されている軸部材101には、その長さ方向に延びるように切り欠き面111が形成されているため、この切り欠き面111が、軸部材101との間で最も強いフリクッショントルクを発生させるスプリングピン103の端部103a、103bの何れか一方の側にある場合には、この切り欠き面111により、端部103a、103b付近でのフリクッショントルクが弱められ、相対的に全体としてのフリクッショントルクが弱くなる。
【0045】
そして、軸部材101とスプリングピン103との位置関係と、ディスプレイ本体120とキーボード本体121との間の角度と、を(1)乃至(12)の12段階の相関図で表した図7に表されているように、スプリングピン103の一方の端部103a側に切り欠き面111が位置している(1)及び(2)の状態では、フリクッショントルクが相対的に弱くなっており、ディスプレイ本体120とキーボード本体121とを比較的楽な力で開くことができる。
【0046】
なお、図7に表されている角度は、ディスプレイ本体120とキーボード本体121との間の角度である。
【0047】
そして、(2)の角度を超えてディスプレイ本体120とキーボード本体121とを開いていくことで、スプリングピン103の一方の端部103a付近が軸部材101の円周面101cと接触するため、フリクッショントルクが強くなり、ディスプレイ本体120とキーボード本体121とを開く際に、強い力が必要となる。
【0048】
したがって、(3)乃至(11)までの間の角度で、ディスプレイ本体120とキーボード本体121とを安定して静止させることができるようになる。
【0049】
そして、(12)で表された角度までディスプレイ本体120とキーボード本体121とを開いた際には、切り欠き面111がスプリングピン103の他方の端部103b側に位置するため、再びフリクッショントルクが弱くなる。
【0050】
以上のような位置関係となるように、軸部材101とスプリングピン103とを配置することで、ディスプレイ本体120とキーボード本体121とが閉じた状態からこれらを開く際には、相対的に弱い力で、これらが開いた状態の際には、相対的に強い力でフリクッショントルクが働くようにすることができるようになる。
【0051】
なお、以上に記載した軸部材101に代えて、例えば、図8に表されている軸部材301のように、ラセン状の溝322や、図9に表されているリング状の溝422を形成しておくことにより、これらの溝322、422にグリス等の潤滑剤が保持されるようになり、軸部材301、401の円周面301c、401cとスプリングピン103の内周面103cとが摩耗してしまうことを防止することができる。
【0052】
なお、本実施形態では、ラップトップ型コンピュータのディスプレイ本体120とキーボード本体121とをヒンジ100で連結したが、例えば、このディスプレイ本体120の代わりにディスプレイ付属型DVDプレーヤーのディスプレイ本体、キーボード本体121の代わりにDVDプレーヤー本体を用いることで、ディスプレイ付属型DVDプレーヤーにこのヒンジ100を使用することができるようになる。
【0053】
また、図10に表されているスプリングピン203のように、内周面203aに潤滑油を保持することができる溝223を設けることによっても、軸部材101円周面101cとスプリングピン203の内周面203cとが摩耗してしまうことを防止することができる。
【0054】
図11は、本発明の第二の実施形態に係るヒンジ200の分解斜視図である。
【0055】
本実施形態に係るヒンジ200では、軸部材501以外は、第一の実施形態に係るヒンジ100と同様の構成を有しているため、以下、軸部材501に関してのみ説明する。
【0056】
本実施形態に係るヒンジ500に用いられている軸部材501は、一端501a側において、軸部材501の軸線からの距離が長くなる段差部524が設けられている。
【0057】
このような段差部524を設けておくことにより、図12に表されているように、段差部524にスプリングピン103の長さ方向の一端103dが引っかかることにより、このスプリングピン103が軸部材501から外れてしまうことを防止することができる。
【0058】
なお、この段差部524の大きさについては、スプリングピン103が軸部材501から外れてしまうことを防止することができる範囲で適時選択することができる設計事項である。
【0059】
もっとも、段差部524の大きさについては、第一の貫通孔112及び第二の貫通孔116を貫通することができる大きさとする必要がある。
【0060】
【発明の効果】
以上のように本発明を構成したので、開閉する一動作中のフリクッショントルクに強弱をつけることができるヒンジを提供することができる。
【0061】
このことにより、ラップトップ型コンピュータやディスプレイ付属型DVDプレーヤーにこのヒンジを使用する場合において、ディスプレイ本体を閉じた状態の際にフリクッショントルクが弱く働くようにすることで、このディスプレイ本体をスムーズに開くことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施形態に係るヒンジ100の分解斜視図。
【図2】軸部材201の上方斜視図。
【図3】図1のA−A’線における矢示方向から見た縦断面図。
【図4】ハウジング102の側面図。
【図5】スプリングピン103の側面図。
【図6】ヒンジ100の使用例を表す縦断面図。
【図7】軸部材101とスプリングピン103との位置関係と、ディスプレイ本体120とキーボード本体121との間の角度と、の相関関係を表す概念図。
【図8】軸部材301の正面図。
【図9】軸部材401の正面図。
【図10】スプリングピン203の上方斜視図。
【図11】第二の実施形態に係るヒンジ500の分解斜視図。
【図12】軸部材501とスプリングピン103の正面図。
【符号の説明】
100、500 ヒンジ
101、201、301、401、501 軸部材
102 ハウジング
103、203 スプリングピン
104 支持部材
105 スプリングワッシャー
106 ナット
108 雄ネジ
109 固定部
111 切り欠き面
112 第一の貫通孔
116 第二の貫通孔
120 ディスプレイ本体
121 キーボード本体
322、422 溝
223 溝
524 段差部
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a hinge, and more particularly, to a hinge that generates a free cushion torque.
[0002]
[Prior art]
In a laptop personal computer, a hinge used to couple the display body and the keyboard body allows the display body to be used with the display body opened at a predetermined angle with respect to the keyboard body. Therefore, not only opening and closing, but also a free cushion torque is generated (for example, see Patent Document 1 or 2).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-9-42271
[Patent Document 2]
Japanese Unexamined Patent Publication No. 2000-501149
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional hinge, since the free cushion torque is generated uniformly, for example, the display body of a laptop personal computer or a DVD (Digital Versatile Disc) player attached to a display is opened and closed. The friction torque during operation could not be varied.
[0006]
In particular, since the coefficient of static friction is usually larger than the coefficient of kinetic friction, the most force is required when starting to open a closed display body, so it is difficult to smoothly open and close the display body and start opening the display body. In some cases, too much force was applied, which could cause a failure of the hinge.
[0007]
Then, an object of the present invention is to provide a hinge which can give strength to a free cushion torque in one operation of opening and closing.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention has a first through-hole formed at one end in the longitudinal direction, a housing having a hollow portion in the horizontal direction, and a second through-hole that opens in the horizontal direction, A support member for connecting the other end of the housing from a horizontal direction, and the first through hole and the second through hole are inserted into the first and second through holes such that the first and second through holes are concentric. A shaft member, a coupling member that rotatably couples one end of the shaft member to the support member, and an elastic member, a vertical cross section of which is formed in a C-shape, and the shaft member is sandwiched therein. A spring pin configured to generate a free cushion torque with the shaft member by being housed in the hollow portion, wherein the support member is fixed to the first main body, and the other end of the shaft member is fixed to the first body. By fixing to the second body, the first body and A hinge for rotatably attaching the second body to the shaft member, wherein the shaft member extends in a longitudinal direction through a cutout surface having a distance from the axis of the shaft member shorter than other circumferential surfaces. By forming, the notch surface is located at a position where the notch surface is opposed to the inner peripheral surface of the spring pin, and the notch surface is located at one of the opposing ends of the spring pin. In such a case, the hinge is characterized in that the free cushion torque is weakened.
[0009]
When a free cushion torque is generated between the shaft member and the shaft member by sandwiching the shaft member inside a C-shaped spring pin formed by an elastic member, the opposite ends of the spring pin are opposed to each other. The elastic deformation is greatest near the portion, and the strongest free cushion torque is generated near this end.
[0010]
Therefore, when the notch surface whose distance from the axis of the shaft member is shorter than the other circumferential surface is the position facing the inner circumferential surface of the spring pin and is located on this end side, this end Since the free cushion torque in the vicinity of the portion is relatively weakened, the entire free cushion torque is weaker than when the end portion is in contact with a circumferential surface other than the notched surface.
[0011]
The shaft member thus formed is provided with a step at one end of the shaft member so that the distance from the axis of the shaft member to the circumferential surface thereof is long, and the spring pin is provided at the step. By being hooked, the spring pin can be prevented from coming off the shaft member.
[0012]
Also, by forming a groove for storing lubricant on at least one of the outer peripheral surface of the shaft member and the inner peripheral surface of the spring pin, the shaft member and the spring pin are prevented from being worn. Can be prevented.
[0013]
The coupling member that couples the shaft member and the support member has a nut that is screwed into a male screw formed on one end side of the shaft member, and a spring washer is sandwiched between the support member and the nut. Thereby, a free cushion torque can be generated between the shaft member and the support member.
[0014]
With the hinge described above, the display main body and the keyboard main body of the laptop personal computer can be rotatably mounted. In this case, when the display main body is closed, the spring pins face each other. By arranging the cutout surface on either side of the end, the display body can be smoothly opened from the closed state.
[0015]
In addition, the hinge described above allows the display main body of the display-attached DVD player and the DVD main body to be rotatably attached. In this case as well, when the display main body is in the closed state, the spring pin is not used. By arranging the cutout surface on either side of the opposing ends, the display body can be opened smoothly from the closed state.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 is an exploded perspective view of a hinge 100 according to the first embodiment of the present invention.
[0017]
The hinge 100 according to the present invention includes a shaft member 101, a housing 102, a spring pin 103, a support member 104, two spring washers 105, and a nut 106 as a connecting member.
[0018]
A male screw 108 is formed at one end 101a of the shaft member 101 so that a nut 106 to be described later can be screwed into the male screw 108.
[0019]
The other end 101b of the shaft member 101 is provided with a fixing portion 109 for fixing to an object (for example, a display body of a laptop personal computer) rotatably connected by the hinge 100. .
[0020]
In the present embodiment, the fixing portion 109 is configured to be fixed by being fitted to an object to be connected. However, the fixing portion 109 may be one that can be fixed to the object to be connected. Any structure may be used. For example, like the shaft member 201 shown in FIG. 2, the fixing portion 209 is formed in a flat plate shape, and a screw is screwed into the flat fixing portion 209. By providing the screw through-hole 210 that can be combined, the shaft member 201 can be screwed to an object to be fixed.
[0021]
The shaft member 101 is provided with a cutout surface 111 so as to extend in the length direction.
[0022]
As shown in FIG. 3 (a vertical cross-sectional view taken along the line AA ′ in FIG. 1), the notch surface 111 has a distance C from the axis B of the shaft member 101 to another circle. It is formed so as to be shorter than the distance D to the peripheral surface 101c.
[0023]
Here, in the present embodiment, while the distance D from the axis B to the circumferential surface 101c is 2.3 mm, the minimum value of the distance C from the axis B to the notch surface 111 (that is, from the axis B The length (perpendicular to the notch surface 111) is not less than 2.15 mm and not more than 2.25 mm, but is not limited thereto.
[0024]
A first through-hole 112 for inserting the shaft member 101 is formed at one end 102a in the longitudinal direction of the housing 102, and a fitting protrusion for connecting to a support member 104 described later is formed at the other end 102b. A part 113 is formed.
[0025]
Further, as shown in FIG. 4 (a side view as viewed from the other end 102b side of the housing 102), a hollow portion 114 is formed in the housing 102 in a horizontal direction.
[0026]
The hollow portion 114 is formed in a size and a shape capable of accommodating the shaft member 101 and a spring pin 103 described later, and the spring pin 103 is fixed so that the spring pin 103 does not move inside the housing 102. And the inner peripheral surface 102c of the housing 102 are fixed by an appropriate means such as an adhesive.
[0027]
The spring pin 103 is made of spring steel, has a C-shaped longitudinal section, and can hold the shaft member 101 inside.
[0028]
The inner peripheral surface 103c of the spring pin 103 is formed in a partially cut cylindrical shape, and its radius E is slightly shorter than the distance D from the axis B of the shaft member 101 to the peripheral surface 101c. (In this embodiment, the radius E is 2.1 mm.) When the shaft member 101 is sandwiched inside the spring pin 103, the opposite ends of the spring pin 103 face each other. By widening the interval F between the portions 103a and 103b, the shaft member 101 can be sandwiched inside the spring pin 103.
[0029]
Therefore, the spring pin 103 can sandwich the shaft member 101, and when the shaft member 101 is rotated about its axis B, the inner peripheral surface 103c of the spring pin 103 and the circumferential surface 101c of the shaft member 101 are rotated. , The strongest free cushion torque is generated near the ends 103a and 103b where elastic deformation is large.
[0030]
Note that a friction member such as resin can be attached to the inner peripheral surface 103c of the spring pin 103 so that an appropriate free cushion torque is generated between the inner peripheral surface 103c and the circumferential surface 101c of the shaft member 101.
[0031]
In this embodiment, the interval F between the opposing ends 103a and 103b is such that the interval F1 on the inner peripheral surface side of the spring pin 103 is 2 mm and the interval F2 on the outer peripheral surface side is 3 mm. However, the present invention is not limited to this, and any interval may be used as long as the strongest free cushion torque is generated at the ends 103a and 103b.
[0032]
The support member 104 is formed by a base portion 104a fixed to an object rotatably mounted by the hinge 100 and a side wall portion 104b extending perpendicularly from the base portion 104a. The side wall portion 104b includes a shaft member. A second through hole 116 for inserting 101 is formed.
[0033]
The second through-hole 116 is formed in a size and shape that allows the shaft member 101 to be inserted therein, and is opened in the horizontal direction to insert the shaft member 101 from the horizontal direction.
[0034]
The second through-hole 116 is formed so as to be concentric with the first through-hole 112 provided in the housing 102 when the housing 102 is connected to the support member 104, so that these first through-holes 116 are formed. The shaft member 101 can be inserted into the through hole 112 and the second through hole 116.
[0035]
In addition, a fitting recess 117 is formed on the side wall portion 104b of the support member 104 so that the housing 102 can be connected from the horizontal direction. The housing 102 can be connected to the support member 104 by being fitted into the fitting recess 117 from the direction.
[0036]
The shaft member 101 is inserted into a second through hole 116 formed in the support member 104, and a nut 106 is screwed into a male screw 108 provided at one end of the shaft member 101, whereby the shaft member 101 is rotated with respect to the support member 104. It is movably connected.
[0037]
A spring washer 105 made of spring steel is interposed between the support member 104 and the nut 106 to generate a free cushion torque between the support member 104 and the shaft member 101.
[0038]
In the present embodiment, two spring washers 105 are used, but the number can be appropriately selected in consideration of the amount of free cushion torque to be generated.
[0039]
The hinge 100 according to the present embodiment configured as described above is assembled and used as shown in FIG.
[0040]
That is, as shown in FIG. 6, with the spring pin 103 interposed between the shaft member 101 and the housing 102, the fitting projection 113 of the housing 102 is inserted into the fitting recess 117 of the support member 104. By inserting, the housing 102 and the support member 104 are connected, and the shaft member is inserted into the first through hole 112 provided in the housing 102 and the second through hole 116 provided in the support member 104. 101 will be inserted.
[0041]
Then, after inserting two spring washers 105 into the shaft member 101 protruding from the support member 104, the nut 106 is screwed into a male screw 108 provided at one end 101a of the shaft member, thereby supporting the shaft member 101 with the support member 104. The member 104 is rotatably connected.
[0042]
The fixing portion 109 provided at the other end 101b of the shaft member 101 of the hinge 100 assembled in this manner is fixed to the display main body 120 of the laptop computer by appropriate means such as fitting, and the base of the support member 104 is fixed. The display main body 120 and the keyboard main body 121 of the laptop computer are rotatably attached by fitting the base 104a to the keyboard main body 121 of the laptop computer by fitting, bonding, screwing or other appropriate means. Will be able to
[0043]
Here, since a free cushion torque is generated between the shaft member 101 of the hinge 100 and the spring pin 103 and between the shaft member 101 and the support member 104, the display is performed with respect to the keyboard body 121. The main body 120 can be kept stationary while maintaining a predetermined angle.
[0044]
In this regard, as described above, the notch surface 111 is formed in the shaft member 101 used in the hinge 100 according to the present embodiment so as to extend in the length direction. Is located on either side of the ends 103a, 103b of the spring pin 103 that generates the strongest free cushion torque with the shaft member 101, the cutout surface 111 causes the ends 103a, 103b The free cushion torque in the vicinity is reduced, and the overall free cushion torque is relatively reduced.
[0045]
FIG. 7 shows the positional relationship between the shaft member 101 and the spring pin 103 and the angle between the display main body 120 and the keyboard main body 121 in a 12-step correlation diagram of (1) to (12). As described above, in the states (1) and (2) in which the cutout surface 111 is located on the one end 103a side of the spring pin 103, the free cushion torque is relatively weak, and the display is The main body 120 and the keyboard main body 121 can be opened with relatively easy force.
[0046]
The angle shown in FIG. 7 is an angle between the display main body 120 and the keyboard main body 121.
[0047]
By opening the display main body 120 and the keyboard main body 121 beyond the angle of (2), the vicinity of one end 103a of the spring pin 103 comes into contact with the circumferential surface 101c of the shaft member 101. Cushion torque increases, and a strong force is required when opening the display main body 120 and the keyboard main body 121.
[0048]
Therefore, the display main body 120 and the keyboard main body 121 can be stably stopped at angles between (3) to (11).
[0049]
When the display main body 120 and the keyboard main body 121 are opened up to the angle represented by (12), the cutout surface 111 is located on the other end 103b side of the spring pin 103, so that the free cushion torque is again increased. Becomes weaker.
[0050]
By disposing the shaft member 101 and the spring pin 103 so as to have the above positional relationship, when the display main body 120 and the keyboard main body 121 are opened from a closed state, a relatively weak force is applied. Thus, when these are open, the free cushion torque can be applied with a relatively strong force.
[0051]
Note that, instead of the shaft member 101 described above, for example, a spiral groove 322 and a ring-shaped groove 422 shown in FIG. 9 are formed like the shaft member 301 shown in FIG. By doing so, a lubricant such as grease is held in these grooves 322 and 422, and the circumferential surfaces 301c and 401c of the shaft members 301 and 401 and the inner circumferential surface 103c of the spring pin 103 are worn. Can be prevented.
[0052]
In the present embodiment, the display main body 120 of the laptop computer and the keyboard main body 121 are connected by the hinge 100. For example, instead of the display main body 120, the display main body of the display-attached DVD player and the keyboard main body 121 are connected. By using the DVD player body instead, the hinge 100 can be used for a display-attached DVD player.
[0053]
Also, by providing a groove 223 capable of holding lubricating oil on the inner peripheral surface 203a, as in the case of the spring pin 203 shown in FIG. Wear on the peripheral surface 203c can be prevented.
[0054]
FIG. 11 is an exploded perspective view of a hinge 200 according to the second embodiment of the present invention.
[0055]
Since the hinge 200 according to the present embodiment has the same configuration as the hinge 100 according to the first embodiment except for the shaft member 501, only the shaft member 501 will be described below.
[0056]
The shaft member 501 used in the hinge 500 according to the present embodiment is provided with a step portion 524 on the one end 501a side where the distance from the axis of the shaft member 501 is long.
[0057]
By providing such a stepped portion 524, one end 103d of the spring pin 103 in the longitudinal direction is caught on the stepped portion 524 as shown in FIG. Can be prevented from falling off.
[0058]
The size of the step portion 524 is a design item that can be selected as appropriate within a range where the spring pin 103 can be prevented from coming off the shaft member 501.
[0059]
However, the size of the step portion 524 needs to be large enough to penetrate the first through hole 112 and the second through hole 116.
[0060]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, it is possible to provide a hinge capable of increasing or decreasing the free cushion torque during one operation of opening and closing.
[0061]
As a result, when the hinge is used for a laptop computer or a DVD player with a display, the free cushion torque acts weakly when the display is closed, so that the display can be smoothly moved. You can open it.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view of a hinge 100 according to a first embodiment.
FIG. 2 is an upper perspective view of a shaft member 201.
FIG. 3 is a vertical cross-sectional view taken along the line AA 'in FIG. 1;
FIG. 4 is a side view of the housing 102.
FIG. 5 is a side view of the spring pin 103.
FIG. 6 is a longitudinal sectional view illustrating a usage example of the hinge 100.
FIG. 7 is a conceptual diagram showing a correlation between a positional relationship between a shaft member 101 and a spring pin 103 and an angle between a display main body 120 and a keyboard main body 121.
FIG. 8 is a front view of the shaft member 301.
FIG. 9 is a front view of the shaft member 401.
FIG. 10 is an upper perspective view of a spring pin 203;
FIG. 11 is an exploded perspective view of a hinge 500 according to the second embodiment.
FIG. 12 is a front view of a shaft member 501 and a spring pin 103.
[Explanation of symbols]
100, 500 Hinge 101, 201, 301, 401, 501 Shaft member 102 Housing 103, 203 Spring pin 104 Support member 105 Spring washer 106 Nut 108 Male screw 109 Fixing portion 111 Notch surface 112 First through hole 116 Second Through-hole 120 Display body 121 Keyboard body 322, 422 Groove 223 Groove 524 Stepped portion

Claims (8)

長手方向の一端に第一の貫通孔が形成され、水平方向に中空部分を有するハウジングと、
水平方向に開口する第二の貫通孔を有し、前記第一の貫通孔と前記第二の貫通孔が同心となるように、前記ハウジングの他端を水平方向から連結する支持部材と、
前記第一の貫通孔と前記第二の貫通孔に挿入する軸部材と、
前記軸部材の一端を前記支持部材に回動可能に結合する結合部材と、
弾性部材よりなり、縦断面がC字状に形成され、内部に前記軸部材を挟み込んだ状態で前記中空部分に収納することで、前記軸部材との間でフリクッショントルクが発生するようにしたスプリングピンと、を備え、
前記支持部材を第一の本体に固定し、前記軸部材の他端を第二の本体に固定することで、前記第一の本体と前記第二の本体とを回動自在に取り付けるヒンジであって、
前記軸部材には、前記軸部材の軸線からの距離が他の円周面よりも短い切り欠き面を長手方向に延びるように形成することにより、前記スプリングピンの内周面に前記切り欠き面が対向する位置であって、前記スプリングピンの相対向している端部の何れか一方の側に前記切り欠き面が位置している場合には、前記フリクッショントルクが弱くなるようにされていることを特徴とするヒンジ。
A housing having a first through hole formed at one end in the longitudinal direction and having a hollow portion in the horizontal direction,
A support member that has a second through hole that opens in the horizontal direction, and connects the other end of the housing from the horizontal direction so that the first through hole and the second through hole are concentric,
A shaft member inserted into the first through-hole and the second through-hole,
A coupling member that rotatably couples one end of the shaft member to the support member,
It is made of an elastic member, the longitudinal section is formed in a C-shape, and the shaft member is housed in the hollow portion while sandwiching the shaft member inside, so that a free cushion torque is generated between the shaft member and the shaft member. With a spring pin,
A hinge for fixing the first main body and the second main body to be rotatable by fixing the support member to a first main body and fixing the other end of the shaft member to a second main body. hand,
The notch surface is formed on the inner peripheral surface of the spring pin by forming a notch surface in which the distance from the axis of the shaft member is shorter than the other circumferential surface in the shaft member so as to extend in the longitudinal direction. Are opposed to each other, and when the cutout surface is located on either side of the opposed end of the spring pin, the free cushion torque is reduced. Hinge.
前記軸部材には、前記一端側において前記軸線から前記円周面までの距離が長くなるような段差が設けられており、前記スプリングピンが前記段差に引っかかることで、前記スプリングピンが前記軸部材から外れてしまうことを防止したことを特徴とする請求項1に記載のヒンジ。The shaft member is provided with a step on the one end side such that the distance from the axis to the circumferential surface is long, and the spring pin is hooked on the step, so that the spring pin is connected to the shaft member. The hinge according to claim 1, wherein the hinge is prevented from coming off. 前記軸部材の外周面又は前記スプリングピンの内周面の少なくとも何れか一方には、潤滑剤を溜めておくための溝が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のヒンジ。The hinge according to claim 1, wherein a groove for storing a lubricant is formed on at least one of an outer peripheral surface of the shaft member and an inner peripheral surface of the spring pin. 4. . 前記結合部材は、前記一端側に形成されている雄ネジに螺合するナットを有しており、前記支持部材と前記ナットとの間にスプリングワッシャーを挟み込むことにより前記軸部材と前記支持部材との間でフリクッショントルクを生じさせていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のヒンジ。The coupling member has a nut that is screwed into a male screw formed on the one end side, and the shaft member and the support member are formed by sandwiching a spring washer between the support member and the nut. The hinge according to any one of claims 1 to 3, wherein a free cushion torque is generated between the hinges. 請求項1乃至4の何れか一項に記載のヒンジによって、ディスプレイ本体とキーボード本体とを回動自在に取り付けたことを特徴とするラップトップ型パーソナルコンピュータ。A laptop personal computer wherein a display main body and a keyboard main body are rotatably mounted by the hinge according to any one of claims 1 to 4. 前記ディスプレイ本体を閉じた状態の際に、前記端部の何れか一方の側に前記切り欠き面が位置するようにされていることを特徴とする請求項5に記載のラップトップ型パーソナルコンピュータ。6. The laptop personal computer according to claim 5, wherein the cutout surface is located on one side of the end when the display body is closed. 請求項1乃至4の何れか一項に記載のヒンジによって、ディスプレイ本体とDVD本体とを回動自在に取り付けたことを特徴とするディスプレイ付属型DVDプレーヤー。A display-attached DVD player, wherein the display main body and the DVD main body are rotatably mounted by the hinge according to any one of claims 1 to 4. 前記ディスプレイ本体を閉じた状態の際に、前記端部の何れか一方の側に前記切り欠き面が位置するようにされていることを特徴とする請求項7に記載のディスプレイ付属型DVDプレーヤー。8. The display-attached DVD player according to claim 7, wherein when the display main body is closed, the cutout surface is located on one side of the end. 9.
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KR101067893B1 (en) 2009-08-03 2011-09-28 장종복 Free hinge for opening and closing a door

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